日向市議会 > 2020-02-25 >
02月25日-06号

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  1. 日向市議会 2020-02-25
    02月25日-06号


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    令和 2年  2月 定例会(第1回) 議事日程(第6号)                     令和2年2月25日午後1時00分開議日程第1 市長提出報告第1号及び市長提出議案第2号~第37号審議(委員長報告、質疑、討論、採決)追加日程第2 市長提出議案第38号審議(上程、提案理由説明、質疑、議案第38号審査特別委員会設置・付託)追加日程第3 市長提出議案第38号審議(委員長報告、質疑、討論、採決)日程第4 議員派遣について---------------------------------------本日の会議に付した事件 1、市長提出報告第1号及び市長提出議案第2号~第37号 2、市長提出議案第38号 3、議員派遣について---------------------------------------出席議員(19名)     1番  黒木高広        2番  黒木万治     4番  三樹喜久代       5番  富井寿一     6番  三輪邦彦        7番  徳永幸治     8番  海野誓生        9番  若杉盛二    10番  松葉進一       11番  柏田公和    12番  西村豪武       13番  黒木金喜    14番  近藤勝久       15番  黒木英和    16番  友石 司       17番  森腰英信    18番  日高和広       19番  畝原幸裕    20番  小林隆洋---------------------------------------欠席議員(1名)     3番  治田修司---------------------------------------説明のための当局出席者 市長         十屋幸平     副市長        黒木秀樹 教育長        今村卓也     地域共生地域医療推進担当理事                                長倉芳照 総合政策部長東郷総合支所長      総務部長       田中藤男            塩月勝比呂 健康福祉部長     柏田武浩     商工観光部長     福田幸一 農林水産部長     児玉 貴     市民環境部長     甲斐伸次郎 建設部長       中島克彦     教育部長       稲田利文 消防長        吉村 博     上下水道局長     中城慎一郎 会計管理者      植野浩人     監査委員       成合 学 総務課長       長友正博---------------------------------------議会事務局出席者 局長         門脇功郎     局長補佐       小坂公人 係長         井戸礼子     主査         後藤 仁 主査         宮田有紀     主任主事       黒木一義--------------------------------------- △開議 午後1時00分 ○議長(黒木高広) ただいまから本日の会議を開きます。 日程に入る前に、当局から市長提出議案第16号市道の路線の認定について、議案の一部訂正の申出がありましたので、これを許可します。 建設部長。 ◎建設部長中島克彦) 議長のお許しを頂きまして、議案の訂正をお願いいたします。 議案第16号市道の路線の認定についての議案の一部に誤りがありました。訂正の内容は配付しております資料にお示しのとおりであります。おわびして訂正をお願いいたします。 ○議長(黒木高広) お諮りします。 ただいまの議案の一部訂正については、会議規則第19条第1項の規定に基づき、これを承認したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの議案の一部訂正は承認することに決定しました。 次に、市長から平成30年度決算に基づく日向市財務書類報告書の提出がありましたので、その写しを配付しております。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程により進めることにします。--------------------------------------- △日程第1 市長提出報告第1号及び市長提出議案第2号~第37号審議(委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(黒木高広) 日程第1、市長提出報告第1号及び議案第2号から第37号までの37件を一括して議題とします。 ただいまの案件に対する委員会審査について、各常任委員長の報告を求めます。 まず、総務政策常任委員長、14番近藤勝久議員。 ◆14番(近藤勝久) 〔登壇〕それでは、総務政策委員会委員長報告を行います。 本定例会において、2月17日に総務政策委員会に付託された議案は、条例4件、事件決議1件、補正予算1件、令和2年度当初予算1件の計7件です。 委員会において、去る2月18日、19日の2日間、現地調査の実施及び所管部長等の出席を求め、慎重に審査しましたので、委員会における審査の結果及び概要について報告します。 まず、結果について報告します。 議案第2号日向市固定資産評価審査委員会条例等の一部を改正する条例、議案第3号日向市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例、議案第4号日向市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例、議案第5号日向市手数料条例の一部を改正する条例、議案第11号広瀬鵜戸木辺地に係る総合整備計画の策定について、議案第17号令和元年度日向一般会計補正予算(第7号)中総務政策委員会付託部分、議案第24号令和2年度日向一般会計予算総務政策委員会付託部分について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、審査の概要について、その主なものを報告します。 まず、消防本部所管では、令和2年度当初予算について、救急救命士の需要が高まっていると思うが、隊員の中での割合はどのくらいなのかとの質疑があり、近々、救急救命士国家資格試験が予定されているが、令和元年度で養成している者が合格するという前提で数に含めると、有資格者は28名となる。職員数83名に対して28名の有資格者なので、割合としては約30%である。バランスが取れるよう毎年1名を養成しているが、近年、有資格者が複数退職し、割合的には低下傾向と感じている。職員課とも協議し、救急救命士枠として有資格者を雇用する手法も検討しているとの答弁がありました。 また、消防署南分遣所が新しくなり、本署の人員が不足し、職員の負担感が増すのではないかとの質疑もあり、南分遣所については、以前は2名体制であったが、現在は3名体制で運用している。職員が急に病気になったときなど、活動ができなくなった場合の人員補充を考えると、弾力的な人員配置ではないため、運用後、若干苦しい面もしばしばあるものと考えているが、活動の支障を来さないよう本署から隊員を補充する体制で臨みたいと考えているとの答弁がありました。 次に、選挙管理委員会事務局所管では、市民の選挙や政治への関心を高めるための選挙啓発について質疑があり、啓発については、選挙期間中の臨時啓発と選挙期間中以外の常時啓発とがあるが、常時啓発としては、これまで日向ひまわり支援学校日向工業高校に出前講座に行き、選挙に関する講演や模擬投票を行った。自分が投票をすることで、やはり変えられることがあるということを実感してもらう必要があると考えている。また、県においては、ボーターズ・ゼミと題して高校生や20代の若者を対象に、政治家や報道関係者を講師に招いたセミナーを開催しているので、県とも協力できる部分があれば、そういったセミナーにも参加する機会をつくっていく必要があると考えているとの答弁がありました。 次に、総合政策課所管では、高校魅力向上支援事業について、議案質疑の中で、令和2年度は個別に各学校の課題を整理したいとの回答であったが、具体的な課題を把握しているのかとの質疑があり、例えば、日向高校学力向上日向工業高校は職業系の取組や企業とのコーディネートが必要といったように、学校によってそれぞれ特徴が違うため、各学校に状況をお聴きしながら対策を講じる必要があると考えているとの答弁がありました。 また、同事業の中で、市内高校の定員割れの現況を調査していくとあるが、市内在住の中学生の約4割が市外の高校に進学している実態についてどう考えているのかとの質疑もあり、3月中に、日向入郷圏域の中学校3年生を対象にした進路希望や、その進路を選んだ理由などについてのアンケートを実施することとしている。その結果をまとめて分析をしていきたいとの答弁がありました。 また、各種統計調査における調査員の確保が厳しくなっているのではないかとの質疑もあり、令和2年度には国勢調査があり、調査員300名、指導員50名が必要となるが、以前から従事していただいている調査員さんも高齢化しており、確保が非常に厳しい状況にある。前回、前々回に従事していただいた方や登録調査員意向調査を行い、現時点では約100名を確保できているが、今後は区長公民館長連合会にも推薦をお願いし、確保していきたい。それでも充足できない分については、市職員への協力をお願いする形になるとの答弁がありました。 次に、秘書広報課所管では、市ホームページでのバナー広告収入や新しく始めた広報ひゅうがでの広告収入について質疑があり、市ホームページについては、令和2年度では月額1万6,500円で12か月分を5件、歳入として予算計上している。現状では、6枠のうち3枠が残っているが、ホームページで随時募集をかけているほか、ふるさと納税返礼品取扱業者に対しても働きかけを行っている。広報ひゅうがについては、月額2万2,000円で12か月分を2件、予算計上している。2月号から2枠の募集をかけたところ、すぐに反応があり2枠とも1年間の広告企業が決定しているとの答弁がありました。 また、メディアやネット環境を含めた広報のあり方についての質疑もあり、市の情報発信部署として非常に重要な位置づけであると認識している。情報発信については、多重化を重視しており、紙媒体だけでなく、市ホームページフェイスブックケーブルテレビFMラジオなどの広報媒体で、いつ、どのタイミングで発信するかを各課と調整しながら情報発信している。また、記者クラブ情報提供を行った内容をまとめて毎週提供するなど、市の情報の積極的な発信を行っているとの答弁がありました。 次に、地域コミュニティ課所管では、行政文書配布に伴う委託料について、令和2年度から区長宅への配布方法が変わるのかとの質疑があり、今回、見直しを行い、来年度からは、シルバー人材センターからの人材派遣方式により、市に人材を派遣していただいて、市の公用車を活用して各区長さん宅まで配布するという形で実施する予定である。金額的にもかなり安価に実施できるとの答弁がありました。 また、新しい地域コミュニティ組織制度の今後についての質疑もあり、細島、平岩、塩見の各まち協が今年で10年を経過し、東郷については8年が経過することとなるが、今年度と来年度、庁内の検討委員会や各まち協の役員さん等との意見交換を行いながら、どういった支援が必要かといった内容をお聴きし、交付金の額を含め、各地区の現状に合った形を見いだしながら進めていきたいとの答弁がありました。 次に、資産経営課所管では、令和2年度当初予算の普通財産管理に要する経費の維持補修工事の内容についての質疑があり、平成29年度末に市が遺贈を受けた建物について、来年度、市街地整備課当該部分土地区画整理事業を事業執行していくに当たり、解体に要する経費を資産経営課で予算計上しているとの答弁がありました。 また、公共施設マネジメント推進事業に関連し、東郷地域屋根つき運動広場についての質疑があり、公共施設としての位置づけはあるものの、建設当時の取決めによって維持管理地元負担となっており、その負担についても地区ごとに対応がまちまちであるなど課題も散見されるとの答弁に対し、委員からは、施設の老朽化も進んでおり、地元負担も重くなってきていることから、早急に地元との協議の場をつくってほしいとの意見がありました。 次に、職員課所管では、人事評価制度について、現在の状況と今後の課題に関する質疑があり、人事評価については、今後において処遇等へ反映するよう国から通知が来ているが、宮崎県全体としても、全国的に見てその取組が遅れている状況である。処遇等への反映に当たっては、公正・公平な面が担保されないと難しいことから、当面は、評価の基準が公正・公平となるように、年2回程度の研修を重ねながら制度の充実を図っていきたいとの答弁がありました。 次に、防災推進課所管では、審査に入る前に津波対応型救命艇の寄贈について、熊本県に本社がある味岡株式会社から、宮崎県を通じて寄贈の打診があり、以前から津波避難に対しての相談を受けていた白浜学園に寄贈することで進めている。3月9日からしばらくは市庁舎で展示し、受入れ準備が整い次第、白浜学園に設置する予定である、との報告がありました。 審査の中では、災害予防対策事業の備蓄品の整備に関して、来年度からは新しい消防署南分遣所も動き出すが、南部地区には備蓄品の保管場所がないのではないかとの質疑があり、確かに現在は南部方面の備蓄施設がない状況であり、防災推進課としては、各校区単位で備蓄倉庫を整備したいと考えているが、全体的な予算もあることから今後の課題と捉えている。6月以降の補正予算等で説明できる部分があれば、明らかにしていきたいとの答弁がありました。 次に、討論について報告します。 討論については、いずれの議案についてもありませんでした。 最後に、審査を踏まえ、次の点を委員会として付言しますので、適切な対応を求めます。 消防職員人員体制について、近年、救急車の出場件数が増加していることに加え、消防署南分遣所の稼働によりさらなる救急隊員の負担増が懸念される。以前から救急対応の限界が指摘されていることに鑑み、市民の安全・安心を確保するためにも、必要な人員の確保に努めること。 以上で、総務政策委員会の報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(黒木高広) 次に、文教福祉環境常任委員長、5番富井寿一議員。 ◆5番(富井寿一) 〔登壇〕それでは、文教福祉環境委員会委員長報告を行います。 本定例会において、2月17日に文教福祉環境委員会に付託された議案は、条例3件、事件決議1件、補正予算3件、当初予算7件の計14件です。 委員会において、去る2月18日から19日までの2日間、所管部局長等の出席を求め、慎重に審査しましたので、委員会における審査の結果及び概要について報告します。 まず、結果について報告します。 議案第6号日向市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例、議案第7号日向市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例、議案第8号日向市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第12号第2次日向市環境基本計画の改定について、議案第17号令和元年度日向一般会計補正予算(第7号)中文教福祉環境委員会付託部分、議案第21号令和元年度日向国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第22号令和元年度日向介護保険事業特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)、議案第24号令和2年度日向一般会計予算文教福祉環境委員会付託部分、議案第27号令和2年度日向城山墓園事業特別会計予算、議案第31号令和2年度日向入郷地域介護認定審査事業特別会計予算、議案第37号令和2年度日向病院事業会計予算について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第29号令和2年度日向国民健康保険事業特別会計予算、議案第30号令和2年度日向介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算、議案第32号令和2年度日向後期高齢者医療事業特別会計予算について、委員会としては採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、審査の概要について報告します。 東郷病院所管では、議案第37号令和2年度日向病院事業会計予算について、委員からは、訪問看護の人員が2名から5名になるが、入院休止により余剰人員ができたため移行したのか。もしくは、訪問看護の充実のために人員を増やしたのか。また、入院が再開する場合、人員が当然必要になってくるが5名体制でやっていけるのかとの質疑がありました。 所管課からは、入院休止の時期に訪問看護部門の人員増を行ったが、今後、地域包括ケアシステムを構築していくために、訪問看護の充実は必要であると考えている。また、病院体制がどのようになるか現時点では見えていないが、今後、体制に応じた人員配置を行っていきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、福祉課所管では、議案第24号令和2年度日向一般会計予算について、委員からは、子供の未来応援地域ネットワーク形成支援事業にある、まなびスペースの状況と運営方法、また、拡充についてどのように考えているのかとの質疑がありました。 所管課からは、まなびスペースは中学校区単位で設置を検討しており、現在2か所に委託をしている。1か所は、社会福祉協議会が切島山1区公民館を拠点に、学習支援員である九保大の学生が協力して、自らの体験談を語る人生寺子屋や九保大オープンキャンパスへの受入れ等を行っている。もう一か所は、フードバンク日向が、隠れカフェニコを拠点に、毎週第3土曜日に子どもカフェに併せて塾の講師等から学習支援を行っていただいている。今後は3か所目を検討しており、子ども食堂社会福祉法人とタイアップし、中学校区単位での設置を推進していきたいとの答弁がありました。 次に、高齢者あんしん課所管では、議案第30号令和2年度日向介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算について、委員からは、大王谷地域包括支援センターを現在受託している法人が今期限りと聞いている、今後どのようにしていくのか。また、ケアマネジャーの退職が相次いでいることによる人材不足についてどう考えているのかとの質疑がありました。 所管課からは、法人から、大王谷地域包括支援センターの次年度以降の受託は難しいという回答を頂いており、新たな受託先については現在、協議を行っているところ。現時点で報告できる段階ではないが、利用者の方に迷惑がかからないような形で対応していきたいと考えている。また、介護支援専門員の退職等による人材不足の現状は把握し認識している。今後は、介護支援専門員協会と協議をしながら、行政として何か支援できないか等についても考えていきたいとの答弁がありました。 次に、学校教育課所管では、議案第24号令和2年度日向一般会計予算について、委員からは、小・中学校のICT環境整備事業で、本年度何人当たり1台のタブレットが整備されるのか。また、プログラミング教育において、国は1人1台という構想も抱いている。タブレットが足りない場合に支障がないのかとの質疑がありました。 所管課からは、市内の小・中学生の生徒数は約5,000人で、現在タブレット導入の数が約600台となっているため、約8.5人に1台という状況にある。国の目標値が3人に1台で、地方財政措置の中で整備をしなければならない。あと1,000台程度の整備が必要となる。また、ギガスクールということで、国は1人1台と打ち出しているが、補助事業の内容が明確に示されていないので、現段階では市町村としても決めづらいところがある。1人1台の整備に向けて国の制度事業を活用できることを期待しているとの答弁がありました。 次に、環境政策課所管では、議案第24号令和2年度日向一般会計予算について、委員からは、ごみ処理事業において、指名型のプロポーザルだったが、何社を指名し入札に至ったのか経緯を説明してほしい。また、単純に民間の業務量が倍近くになると思うが、なぜ3社ではなく2社としたのか。また、民間委託をすることで、4月からの環境政策課の人員、配置についての考えはどうかとの質疑がありました。 所管課からは、指名型プロポーザルについては今回、北部地区南部地区それぞれ5社を指名した。5社は同じ業者である。その中でそれぞれに指名した5社のうち、2社は辞退し、3社での審査となった。民間委託先が3社でなかったことについては、市内全域で1社ということも考えたが、危機管理体制の問題もあったので2社とした。また、ごみ収集では、貼り紙啓発を実施することにより、ごみの減量化や資源化を推進することも目標として行っている。今回、全面委託を実施することにより、できる限り収集日程を変更せずに収集エリアの調整を考えたところ、二つの区域に分けることが望ましく、このように区域を分けた。これからの環境政策課人員体制については、啓発のための破袋調査は市職員が行うため、それなりの人員は必要であるが、具体的に現時点で把握はできていないとの答弁がありました。 次に、討論について報告します。 討論については、いずれの議案についてもありませんでした。 最後に、審査を踏まえ、次の点を委員会として付言しますので、適切な対応を求めます。 1、地域包括ケアシステムの構築について、これまで利用者のために多くの支援やメニューを提示し、担当課としての努力は十分されている。しかし、大王谷地域包括支援センターの受託難やケアマネジャーの退職等、現場は危機的状況にある。持続可能な介護保険制度を維持するためにも、現場に寄り添った環境整備を早急に図ること。 2、ごみ処理事業について、令和2年4月からごみ収集運搬業務を全面民間委託するが、費用対効果については具体的に示されていない。人員体制を含め、関係課と協議を行いその根拠を示されたい。 以上で、文教福祉環境委員会の報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(黒木高広) 次に、産業建設水道常任委員長、9番若杉盛二議員。 ◆9番(若杉盛二) 〔登壇〕それでは、産業建設水道委員会委員長の御報告をいたします。 本定例会において、2月17日に産業建設水道委員会に付託された議案は、報告1件、条例2件、事件決議4件、令和元年度補正予算5件、令和2年度当初予算8件の計20件であります。 委員会において、去る2月18日及び19日の2日間、現地調査の実施及び所管部長等の出席を求め、慎重に審査しましたので、委員会における審査の結果及び概要について報告します。 まず、結果について報告します。 報告第1号専決処分の承認について(令和元年度日向一般会計補正予算(第6号))について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり承認すべきものと決定しました。 次に、議案第9号日向市農村シルバーセンター条例を廃止する条例、議案第10号日向市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例、議案第13号財産の処分について、議案第14号財産の処分について、議案第15号市道の路線の廃止について、議案第16号市道の路線の認定について、議案第17号令和元年度日向一般会計補正予算(第7号)中産業建設水道委員会付託部分、議案第18号令和元年度日向公営住宅事業特別会計補正予算(第2号)、議案第19号令和元年度日向財光寺南土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、議案第20号令和元年度日向農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第23号令和元年度日向簡易水道事業会計補正予算(第1号)、議案第24号令和2年度日向一般会計予算産業建設水道委員会付託部分、議案第25号令和2年度日向市公営住宅事業特別会計予算、議案第26号令和2年度日向市財光寺南土地区画整理事業特別会計予算、議案第28号令和2年度日向市簡易給水施設特別会計予算、議案第33号令和2年度日向市水道事業会計予算、議案第34号令和2年度日向市簡易水道事業会計予算、議案第35号令和2年度日向市下水道事業会計予算、議案第36号令和2年度日向市農業集落排水事業会計予算について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、審査の概要について、その主なものを報告します。 まず、水道課所管では、議案第33号の配水管布設費について、対象地域や距離等について質疑があり、老朽化が進み漏水が多発している路線から優先的に更新を行っている。現在は、水道の普及が最も早かった市街地の布設替えを重点的に行っている。平成30年度の更新率は、総延長390キロメートルに対して約1.5%、距離にして約6キロメートル程度の布設替え工事を行っており、全ての管路が60年から70年で入れ替わるとの答弁がありました。 次に、商工港湾課及び観光交流課所管では、議案第24号について、外国船やクルーズ船の入港に際しての新型コロナウイルスの水際対策や市民への周知等に関する質疑があり、福岡検疫所宮崎空港出張所が、入港する貨物船の船長に対し、船員の前2週間の滞在履歴を確認するよう指示しており、感染が疑われる船員がいた場合は同出張所が立入検査を行うと伺っている。また、クルーズ船については、3月に飛鳥Ⅱ、4月に外国船籍が入ることとなっている。飛鳥Ⅱに関しては日本船籍でもあり、現在のところ予定どおり入港すると聞いている。外国船籍については、今後の動静を見守りながら対応する。市民への周知については、市のホームページに掲載しているが、所管のいきいき健康課とも連携しながら効果的な周知の方法について協議したいとの答弁がありました。 次に、観光交流課所管では、議案第17号及び第24号の日向サンパーク温泉管理運営費について、経費節減の視点から既設のバイオマスボイラーを修繕する考えはないのかどうか。加えて、現行の毎日換水を改めることはできないのかなどの質疑があり、バイオマスボイラーはこれまで修理を重ねてきたが、故障が多い上、設置して10年が経過して劣化している。環境に優しい電気ボイラー等も含め更新に向けて検討しており、安定した稼働、経費節減につなげたい。毎日換水については、安全・安心の温泉施設という側面もあることから、今後、慎重に検討するとの答弁がありました。 次に、ブランド推進課所管では、報告第1号のふるさと応援寄附金事業について、寄附金が大幅にアップした背景としての補正と思われるが、人件費も含まれるのかという質疑があり、人件費は含まれておらず、寄附金が増えたことに伴う返礼品や寄附証明の郵送料等が増えたことによるものであるとの答弁がありました。 また、議案第24号について、同寄附金事業の目標額に関する質疑があり、制度自体が安定していないことを考慮して、例年どおりの目標額とした。本年度同様、目標額を上回るよう努力するとの答弁がありました。 さらに、薬草の里づくり事業について、薬草の商品化や販路拡大の見通し及び熊本大学との連携に関する質疑があり、薬草の生産量や製品数も増やしていかなければならない状況である。薬膳料理については、道の駅とうごうで試験的に100食程度販売し、すぐに完売した実績はあるが、常時販売を行うには人員体制の整備などの課題を解決する必要がある。熊本大学との薬学研究等に係る業務委託は、令和2年度をもって終了する予定ではあるが、連携協定に基づく協力関係は以降も継続するとの答弁がありました。 次に、林業水産課所管では、議案第17号及び第24号について、森林経営管理制度事業における森林環境譲与税の使途に関する質疑があり、原則、森林整備に使うこととなっている。来年度6月から9月にかけて、森林関係者の意見も取り入れながら、森林資源の調査や森林整備に係る事業を具体化していきたいとの答弁がありました。 次に、建築住宅課所管では、議案第10号について、保証人の確保が困難な入居者にあっては、債務保証業者の活用が予定されているのかどうかという質疑があり、債務保証業者の活用については、県内に業者がいないことや県及び県内自治体も活用事例がないこと、入居者の保証料の負担等を鑑みて活用しないこととした。今後は、県や県内自治体の動向を注視しながら調査研究したいとの答弁がありました。 また、保証人が債務保証する限度額を12か月とした根拠や、条例改正の諸規定は現在入居している居住者の保証人にも適用されるのかどうかという質疑もあり、債務保証の限度額を12か月とした根拠については、県の方針を参考に妥当であると判断した。今回の改正は既住入居者の保証人には適用せず、条例の施行日である本年4月1日以降の入居者から適用になるとの答弁がありました。 次に、市街地整備課所管では、議案第24号について、児童遊園及び都市公園の和式トイレから高齢者に優しい洋式トイレへの転換に関する質疑があり、公園における洋式トイレへの転換については、今後、状況に応じて整備するとの答弁がありました。 また、議案第26号について、財光寺南土地区画整理事業は令和4年度で家屋移転は終了するのかとの質疑があり、家屋移転については、予算等の条件が整えば令和4年度に移転終了となる見込みであるとの答弁がありました。 次に、討論について報告します。 討論については、いずれの議案についてもありませんでした。 最後に、審査を踏まえ、次の点を委員会として付言しますので、適切な対応を求めます。 1、議案第10号に関して、改正条例の内容については、現在の入居者のみならず、広く市民に対して十分な周知を図ること。 2、議案第13号及び第14号に関して、雇用する従業員については、地元住民を優先して雇用するよう進出企業に対し重ねて要望すること。 以上で、産業建設水道委員会の報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(黒木高広) 以上で各常任委員長の報告を終わります。 ただいまの各常任委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 12番西村豪武議員。 ◆12番(西村豪武) 今の二つの委員会の報告の中身については問題ないんですが、先ほど議案第16号市道の路線の認定について、訂正ということで承認がありました。 ただ、委員会において審査の中でこれが分かったのかどうか、産業建設水道委員長のほうに、要するに、終点が大字財光寺というのが大字幸脇というふうに、今、本会議場で指摘を受けて修正したんですけれども、当然これは事前に修正をするというのが、ルールブックを持ってきていないから何とも言いようがないんですが、そこ辺の慎重なる議案の提示ですから、事前に。そこ辺のところが知りたいものですから、あえてこの際、委員長のほうに伺っておきます。 ◆9番(若杉盛二) 審査の中ではこの件に関しての指摘はございませんでした。審査終了後、部長から訂正の申出があったということでございます。 ◆12番(西村豪武) よく考えてみれば、後で修正ということは、委員会が終了した後で、今日の本会議でそれを修正するということは、この当初、第16号で66ページになっておりますが、これを基に審査した結果、全員異議なしということで処理をなされているというところの取扱い、そこ辺、ちょっと私も今ぽっと思いつかないですけれども、そこ辺の取扱い、どのように考えていいのかなという部分があります。委員会ではそこまで、今日の訂正を基にということであれば、一事不再議ということも考えれば、もうちょっと慎重なる対応が望まれるのかなと。 特に、当局にあっては、市長におかれましては、当然ながらそれぞれの部局から出されたもの、当然議会に出しておるわけですから、判こ行政、これの弊害もあるのかなというふうに考えますので、結果的には、もう後、取扱いについてはルールがどういうふうになるのかというのは僕も承知していない部分がありますので、一応そういう発言だけして終わります。 ○議長(黒木高広) ほか、ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 以上で質疑を終わります。 討論に入ります。 ただいま議題となっております案件について、一括して討論を許します。 討論交互の原則によって、まず、委員長報告に対する反対の討論はありませんか。 2番黒木万治議員。 ◆2番(黒木万治) 私は、簡潔に反対討論を行います。 まず、議案第29号令和2年度日向国民健康保険事業特別会計予算についてであります。 高過ぎる国民健康保険料は、本市の実情を見ても、滞納額、現年度分が2,351世帯、1億1,750万円、過年度分が2,351世帯、3億2,050万円、資格証の発行も195世帯、短期保険証の発行は602世帯と説明を受けております。現役世代の暮らしを圧迫している保険料の改善は、どうしても全国知事会、市長会で要求している国からの1兆円規模の補助が必要であります。この点を強く指摘して反対するものです。 次に、議案第30号令和2年度日向介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算についてであります。 事業として、地域支援事業、介護予防・日常生活支援事業が発展させられてきておりますが、20年前この介護保険事業が導入されたときに比べると、保険料が約2.5倍となっています。一つの例として挙げますと、2月で12万9,187円の年金から毎月6,556円が介護掛金の名目で口座から引き落とされています。1月の年金の1割が保険料であります。今の公費50%、保険料50%の財源の比率ではもう限界であります。国の25%負担の比率を引き上げ、思い切った財源繰入れを強く要求し、反対するものであります。 次に、議案第32号令和2年度日向後期高齢者医療事業特別会計予算であります。 この医療制度は、75歳以上の高齢者差別の医療制度として創設され、市町村の広域連合という住民から離れた組織によって運営されていることも問題であります。この医療制度そのものに反対の立場であります。
    ○議長(黒木高広) 次に、委員長報告に賛成する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 次に、委員長報告に反対する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 以上で討論を終わります。 採決します。 まず、報告について採決します。 報告第1号について採決します。 ただいまの案件について、常任委員長の報告は原案承認であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり承認されました。 次に、条例について採決します。 議案第2号から第10号までの条例9件を一括して採決します。 ただいまの案件について、各常任委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決されました。 次に、事件決議について採決します。 議案第11号から第16号までの事件決議6件を一括して採決します。 ただいまの案件について、各常任委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決されました。 次に、補正予算について採決します。 議案第17号から第23号までの補正予算7件を一括して採決します。 ただいまの案件について、各常任委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決されました。 次に、当初予算について採決します。 議案第24号から第37号までの当初予算14件のうち、議案第29号、議案第30号及び議案第32号の3件を除く11件について一括して採決します。 ただいまの案件について、各常任委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号令和2年度日向国民健康保険事業特別会計予算について、押しボタンにより採決します。 ただいまの案件について、常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) ないものと認めます。 賛成多数であります。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号令和2年度日向介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算について、押しボタンにより採決します。 ただいまの案件について、常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) ないものと認めます。 賛成多数であります。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号令和2年度日向後期高齢者医療事業特別会計予算について、押しボタンにより採決します。 ただいまの案件について、常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) ないものと認めます。 賛成多数であります。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決されました。 ここでしばらく休憩します。 △休憩 午後1時49分--------------------------------------- △開議 午後2時20分 ○議長(黒木高広) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りします。 ただいま市長から議案第38号令和元年度日向一般会計補正予算(第8号)の1件の議案が提出されました。 この際、これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 よって、市長提出議案第38号の1件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 この後の日程は、お手元に配付しております議事日程により進めることにします。---------------------------------------追加日程第2 市長提出議案第38号審議(上程、提案理由説明、質疑、議案第38号審査特別委員会設置・付託) ○議長(黒木高広) 追加日程第2、市長提出議案第38号を議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(十屋幸平) 〔登壇〕本会期中にぜひとも御審議頂きたい案件がありますので、追加提案をさせていただきますが、議案の説明に入ります前に3点ほど御報告を申し上げます。 まず、新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒本部の設置についてであります。 新聞、テレビ等の報道で御存じのように、国内での新型コロナウイルスによる感染が拡大している状況にあります。これまで本市では、ホームページで感染予防についての啓発を行うとともに、部局間で情報共有を図っており、明日、26日水曜日には新型インフルエンザ等対策行動計画に準じ、警戒本部を立ち上げることにしております。 今後とも、適切な初動態勢の下、関係機関との情報共有や連絡調整を行うとともに、市民の皆さんへの情報提供等に努めてまいりたいと考えております。 次に、第26回日向ひょっとこマラソンIN日向岬の中止決定についてであります。 大会は、県外からの106名を含む1,462名の参加申込みの下、3月8日日曜日の開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、中止することを決定いたしました。 このことにつきましては、大会に協力頂くこととなっておりました市民ボランティアの皆さんからも大会開催を不安視する声が寄せられておりましたので、感染防止・予防と併せまして、参加者や市民の皆さんの不安を払拭するために、やむを得ず中止の判断をしたものであります。参加者の皆さんに対しましては、一人一人に丁寧に大会中止の連絡を行うなど、誠心誠意対応してまいりたいと考えております。 また、このほか、開催延期または中止となったイベント等が出てきておりますが、市民の皆さんに対しまして適切に情報発信を行っておりますので、御理解、御協力をよろしくお願いを申し上げます。 最後に、本市の国際的な友好都市であるい坊市においても、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、市が保有しているマスクの一部、3,000枚と早期の終息を祈念する激励のメッセージを2月21日に送付しましたので、報告させていただきます。 以上、報告を終わりまして、引き続き、議案の提案理由につきまして説明申し上げます。 議案第38号令和元年度日向一般会計補正予算(第8号)についてであります。 本年1月30日に成立した国の補正予算におきましては、安心と成長の未来を拓く総合経済対策として、災害からの復旧・復興と安全・安心の確保を中心に、一般会計総額で約4兆4,700億円の財政支出が計上されております。 これを受けまして、本市におきましても、地震・津波防災施設整備事業や土地区画整理事業を中心に予算を計上するものであります。 また、今定例会の冒頭に報告いたしました市道南日向・日の平線改良工事の控訴審に係る弁護士費用につきましても、併せて計上するものであります。補正額は5億7,915万2,000円の増額となっております。 以上、議案の概要を説明いたしましたが、担当部長に補足させますので、よろしく御審議頂きますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(黒木高広) 次に、総務部長。 ◎総務部長(田中藤男) それでは、市長の提案理由に補足して説明いたします。 配付いたしております議案書及び補正予算説明資料で説明いたします。 まず、議案書の4ページを御覧ください。第2表繰越明許費補正についてであります。 本補正における国補正関連の事業につきましては、翌年度にかけての事業執行となりますことから、繰越明許費の設定を行うものであります。 次に、5ページ、第3表地方債補正についてであります。 今回補正計上しております普通建設事業におきまして、国庫支出金を除く市負担分につきましては、地方債により対応したところであります。また、本補正に係る一般財源につきましては、前年度繰越金により調整しております。 次に、総務部所管の事業について説明いたします。 国補正に伴い、追加補正を行うものであります。 予算説明資料の1ページ左を御覧ください。地震・津波防災施設整備事業についてであります。 令和2年度に予定している同事業のうち、松原避難山のあずまや、照明設備等の整備を行うものであります。 次に、1ページ右を御覧ください。PFI等導入調査事業についてであります。 令和2年度におきまして、総合体育館整備に係るPFI等導入可能性調査を予定しているところでありますが、全額国庫補助が活用できる見込みとなり、内示がなされたことから、前倒しで予算計上するものであります。 ○議長(黒木高広) 次に、商工観光部長。 ◎商工観光部長(福田幸一) 次に、商工観光部所管の案件について説明いたします。 国補正予算に伴い、追加補正を行うものであります。 予算説明資料の2ページ左を御覧ください。 重要港湾等整備事業につきましては、国直轄港湾整備事業として、国土交通省により南沖防波堤の整備が進められているところであり、今回の補正によりケーソン据付け等の進捗が図られるものであります。 ○議長(黒木高広) 次に、農林水産部長。 ◎農林水産部長(児玉貴) 次に、農林水産部所管の案件について説明いたします。 国補正に伴い、追加補正を行うものであります。 予算説明資料の2ページ右を御覧ください。農業地域防災減災事業についてであります。 平成30年度に実施いたしました日向市ため池耐震診断の結果に基づき、内の口ため池の改修工事に係る事業計画策定に必要な測量及び設計業務委託を行うものであります。 次に、3ページ左の地籍調査事業につきましては、公共事業の円滑化、迅速な災害復旧、課税の公平化等を目的として行うものであり、今回は美々津町の調査を行うこととしております。 ○議長(黒木高広) 次に、建設部長。 ◎建設部長中島克彦) 次に、建設部所管の案件について説明いたします。 予算説明資料の3ページ右を御覧ください。 まず、建設土木一般事務費につきましては、南日向・日の平線道路改良工事の訴訟案件に係る第2審の判決に伴い、弁護士への成功報酬を計上するものであります。 次に、4ページ左から7ページ左の各事業につきましては、国の補正に伴い追加補正を行うものであります。 主なものとしましては、4ページ右から5ページ右の財光寺南土地区画整理事業につきましては、家屋移転の進捗に伴い、建物調査や道路設計の委託及び宅地造成や道路築造等の工事を行うものであります。 6ページ左右の駅周辺土地区画整理事業につきましては、旭通り区の仮換地指定に伴い、建物調査や減価補償に伴う用地買収及び道路の舗装工事を行うものであります。 7ページ左の高砂通線改良事業につきましては、JR日豊本線から天神山通線の延長106メートルの区間の改良工事を行い、令和2年度の供用開始を図るものであります。 ○議長(黒木高広) 以上で提案理由の説明を終わります。 ここで、議案熟読のためしばらく休憩します。 △休憩 午後2時31分--------------------------------------- △開議 午後2時45分 ○議長(黒木高広) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまから質疑に入りますが、この案件につきましては、この後、議長を除く全員で構成する議案第38号審査特別委員会を設置して審査する予定でありますので、お含みの上、質疑をお願いいたします。 質疑はありませんか。 12番西村豪武議員。 ◆12番(西村豪武) それでは、説明資料のほうの1ページ右側なんですけれども、体育館のPFI等導入調査事業ということで700万円が計上されております。これにつきましては、当然ながら設置場所は大王谷を前提として調査すると思われるんですけれども、この委託先をどういうふうにされるのかというのが一つと、当然財源については国庫支出金というふうにあっております。このことで、事業方式がBTOとかBOTとかいろいろ役所のほうで平成30年10月につくられたガイドライン、これにのっかってやっておられるというふうに思うんですけれども、そこ辺の関係がどういうふうになるのか。 それと、あるいはまた、日向市の先ほどのガイドライン、これについて、当然大王谷という前提もさることながら、我々、議会で取ったアンケートの中にも街なかにというものもあるものですから、そこ辺、PFIあるいはPPPということで対応されるということであれば、そういう調査も中に含められるのかどうか、その点についてお尋ねしておきたいと思います。 それと、もう一か所、3ページの右側ですが、その他の委託料と。これも南日向・日の平線の改良工事と。この前から市長のほうからも説明資料を頂いておりますが、第2審の判決に伴う弁護費用ということなんですけれども、これ、当然ながら恐らく次もまた出てくるのかなと、最高裁までですね。となりますと、今まで弁護士費用として支払ったものと、日向市が損害賠償で出しているものに近い数字が出てくるんですよね。だから、権利といいますか、自分たちの正当性を裏づけるためにはもう当然ながら裁判ということなんですけれども、そこ辺については、うーんと金額的に莫大な金額が出てくる、これまでにどれくらい、この400万円以外に出されておるものなのか、あえてこの場で伺っておきたいと思います。 ○議長(黒木高広) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。 ◎総務部長(田中藤男) 予算説明書1ページ右側のPFI等導入調査事業についてであります。 1点目の委託先の選定をどうするのかということでありますが、今のところ、競争入札でこれまでの経験とか実績等も見ながら考えていきたいと考えております。 それと、BTOとかBOTとかどうするのかということですが、そちらの事業スキームにつきましても、今回の委託の中で精査を考えているところであります。 それと、場所についての調査を今回の委託に加えるのかということでありますが、今回の委託につきましては、基本構想を基に大王谷の場所ということで委託をするという考えでおります。 ◎建設部長中島克彦) 本件の裁判における弁護士費用の今までの総額ということですが、弁護士へ支払いを行った費用の総額は882万1,951円であります。 ○議長(黒木高広) 西村議員いいですか。 ほかに質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 以上で質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております案件につきましては、議長を除く全員で構成する議案第38号審査特別委員会を設置して、これに付託したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 なお、本特別委員会は、申合せにより副議長を委員長に、総務政策常任委員長を副委員長とします。 ここで、委員会審査のためしばらく休憩します。 △休憩 午後2時50分--------------------------------------- △開議 午後3時11分 ○議長(黒木高広) 休憩前に引き続き本会議を開きます。---------------------------------------追加日程第3 市長提出議案第38号審議(委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(黒木高広) 追加日程第3、市長提出議案第38号を議題とします。 お諮りします。 議案第38号審査特別委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により省略したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 討論に入ります。 ただいま議題となっております市長提出議案第38号について討論を許します。 ただいまの案件について、特別委員会の決定は原案可決であります。討論交互の原則によって、まず、原案に対する反対討論はありませんか。 12番西村豪武議員。 ◆12番(西村豪武) 特別委員会では意思表示をしませんでしたけれども、先ほどから大王谷に特定という総合体育館、このことに関して、私たち議会も市民に対するアンケートを聴取して、そのまとめにかかっております。その中で、当然ながら街なかにとか、あるいはまた、現在の物件を改修とかいうような意見が出ております。 この大王谷に特定するということで議決をしますと、せっかく我々が汗を流してアンケートをまとめつつあるものが、先に答えが出てしまうということで、議案不可分の原則をもって反対とするものであります。 ○議長(黒木高広) 次に、賛成する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 次に、反対する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 以上で討論を終わります。 採決します。 議案第38号令和元年度日向一般会計補正予算(第8号)について押しボタンにより採決します。 ただいまの案件について、特別委員会の決定は原案可決であります。特別委員会の決定のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) ないものと認めます。 賛成多数であります。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第4 議員派遣について ○議長(黒木高広) 次は、日程第4、議員派遣についてを議題とします。 お諮りします。 議員派遣については、お手元に配付の議員派遣一覧表のとおり派遣することにしたいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、議員派遣一覧表のとおり派遣することに決定しました。 以上をもちまして、今定例会における議事日程の全てを終了しました。 これをもちまして、令和2年第1回日向市議会定例会を閉会します。 △閉会 午後3時15分 署名者         日向市議会議長   黒木高広         日向市議会議員   三輪邦彦         日向市議会議員   友石 司...