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12月21日-07号

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  1. 日向市議会 2018-12-21
    12月21日-07号


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    平成30年 12月 定例会(第4回) 議事日程(第7号)                   平成30年12月21日午後1時00分開議日程第1 市長提出報告第12号~第13号及び議案第73号、議案第79号~第99号審議     (委員長報告、質疑、討論、採決)日程第2 請願等審議(委員長報告、質疑、討論、採決)日程第3 委員会提出議案第6号審議(上程、提案理由説明、質疑、討論、採決)追加日程第4 委員会の所管事務調査申し出について日程第5 議員派遣について---------------------------------------本日の会議に付した事件 1、市長提出報告第12号~第13号及び議案第73号、議案第79号~第99号 2、請願等審議 3、委員会提出議案第6号 4、委員会の所管事務調査申し出について 5、議員派遣について---------------------------------------出席議員(20名)     1番  甲斐敏彦        2番  松葉進一     3番  若杉盛二        4番  森腰英信     5番  友石 司        6番  治田修司     7番  谷口美春        8番  黒木高広     9番  黒木金喜       10番  近藤勝久    11番  日高和広       12番  三樹喜久代    13番  富井寿一       14番  海野誓生    15番  (欠員)       16番  (欠員)    17番  畝原幸裕       18番  岩切 裕    19番  木田吉信       20番  溝口 孝    21番  柏田公和       22番  西村豪武---------------------------------------説明のための当局出席者 市長         十屋幸平     副市長        黒木秀樹 教育長        今村卓也     産業集積・物流担当理事                                甲斐 敏 総合政策部長兼東郷総合支所長      総務部長       門脇功郎            大石真一 健康福祉部長     柏田武浩     商工観光部長     福田幸一 農林水産部長     海野雅彦     市民環境部長     柏田淳一 建設部長       中島克彦     教育部長       塩月勝比呂 消防長        吉村 博     上下水道局長     中城慎一郎 会計管理者      稲田利文     監査委員       成合 学 総務課長       黒木升男---------------------------------------議会事務局出席者 局長         吉野千草     局長補佐       小坂公人 係長         井戸礼子     主査         後藤 仁 主任主事       長友麻奈美    主任主事       黒木一義--------------------------------------- △開議 午後1時00分 ○議長(甲斐敏彦) ただいまから本日の会議を開きます。 この後の日程は、お手元に配付しております議事日程により進めることにします。--------------------------------------- △日程第1 市長提出報告第12号~第13号及び議案第73号、議案第79号~第99号審議(委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(甲斐敏彦) 日程第1、市長提出報告第12号から第13号及び市長提出議案第73号並びに議案第79号から第99号までの24件を一括して議題とします。 ただいまの案件に対する委員会審査について、各常任委員長の報告を求めます。 まず、総務政策常任委員長、12番三樹喜久代議員。 ◆12番(三樹喜久代) 〔登壇〕総務政策委員会委員長報告を行います。 本定例会において、12月14日に総務政策委員会に付託された案件は、報告1件、条例2件、事件決議1件、補正予算1件の計5件です。 委員会において、去る12月17日、所管部局長等の出席を求め慎重に審査しましたので、委員会における審査の結果及び概要について報告します。 まず、結果について報告します。 報告第12号専決処分の承認について(平成30年度日向市一般会計補正予算(第6号))中総務政策委員会付託部分について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。 次に、議案第79号日向市の議会の議員及び長の選挙における選挙活動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例、議案第82号工事請負契約の締結について、議案第93号平成30年度日向市一般会計補正予算(第7号)中総務政策委員会付託部分について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第73号日向市全ての人の人権が尊重されるまちづくり条例について、委員会としては採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、審査の概要について、その主なものを報告します。 消防本部所管では、補正予算中、非常備消防の活動に要する経費の補正に関して、補正の理由である公務災害の概要と補償に至る経緯等について質疑がありました。これに対して、平成27年6月の消防操法訓練中、指揮者が車両の助手席に乗り込むときに、ドアの縁に頭をぶつけて頸椎を損傷し、手術を行い1年ほど療養した。しかし、その後もしびれが残っているとして障害補償給付の請求を行い、障害等級の第11級第7号に該当するとして、障害補償一時金など約230万円が支払われることになったと答弁がありました。 次に、総合政策課所管では、繰越明許費の業務システム運用事業732万円の内容について質疑がありました。これに対して、元号改正に伴うシステム改修費用で、本年末には新しい元号が事前公表されると判断していたが、来年4月11日ぐらいという状況になってきている。年度内改修を見込んで当初予算に計上したが、新元号が発表されても一定の期間が必要で、確実に繰り越しが見込まれることから繰越明許費として予算計上しているとの答弁がありました。 次に、地域コミュニティ課所管では、議案第73号の日向市全ての人の人権が尊重されるまちづくり条例について、次のように多くの質問がありました。 第1条で、外国人に対するヘイトスピーチや訪日外国人の増加が予想される中、外国人を明記せずにあらゆる差別に含めた理由、第4条で相談体制の「整備」ではなく「充実」とした理由、第7条で実態調査を明記し、その結果どうするのか条文がないのはなぜか。人権・市民等について意味を定義しなかったのはなぜか。また、この条文について、部落差別の解消の推進に関する法律からの引用が多いが、それはなぜか。第1条で、「部落差別をはじめ」と、部落差別が障がい者、性的少数者の前に書かれているが、なぜ一番初めでなければならないのか。そもそも人権は誰もが持っているもので、差別を受けている人だけの問題ではない、その点が条文上明確でない気がするが、どうか。第7条の実態調査は、それ自体が人権侵害になる可能性もあるが、どう理解しているか。第9条に必要な事項は市長が別に定めるとあるが、どういうものが予測できるのか。この条例は、市長の意向で検討が始まったのかなどの質問がありました。 これらの質問に対し、当局からおおむね次のような答弁がありました。 条例をつくるに当たっては教育委員会や法制担当経験者などを含めたワーキングチームで検討してきた。外国人については、今年度特に啓発に取り組んでいる性的少数者は市民の理解を深めたいということで明記したが、高齢者、子どもの人権等いろいろ議論はあったが、あらゆる差別という言葉で整理した。相談体制については、現在、人権問題に対する相談はそれぞれの担当窓口でお互い適切に連携を図りながら行っている。まず、そういう相談体制の充実を図り、市民に知ってもらうことが必要だということで「充実」とした。相談センターを設置するなど相談体制の整備は、また別の問題になる。言葉の定義については、参考にした他市の先例でもほとんどなかったので行わなかった。条文の類似については、この条例提案は、平成28年に施行された障害者差別解消法ヘイトスピーチ解消法部落差別解消推進法の三つの法律の制定がきっかけになっている。その他、男女共同参画推進法とか関連法律、他市の条例等を参考にして、本市の考え方、取り組みにマッチするような条例を目指して検討した結果、たまたま部落差別解消推進法と同じような言葉遣いになった。「部落差別をはじめ」という表現については、本市では人権問題に取り組むきっかけが部落問題、同和問題だったということで、この表現をあらゆる文書等で使っている。今回の条例でもそれを踏襲している。人権と差別解消は違うということについては、基本的人権を尊重することが最も重要で、人権意識の高揚が図られれば結果的に差別が解消する。したがって、人権と差別解消が同じ関係にあるわけではないと理解している。調査すること自体が差別を招くのではという点については、部落差別解消推進法の中に実態調査という項目があって、これについて法律の制定段階で同様の議論があり、差別を広めることがないよう十分配慮した調査を行わなければならないとなっており、十分配慮した調査を行っていきたいと考えている。市長が別に定める内容については、直ちには規則制定等考えていないが、将来的には例えば人権問題を解決するための審議会等の設置が考えられると想定している。この条例の検討が始まったのは、もちろん市長、副市長、教育長を含めて協議する中で、他市の条例等説明し、本市においても、全ての人の人権が尊重される人権条例が必要だということで、市長の意向を踏まえて提案に至っているとの答弁がありました。 以上のような質疑応答を踏まえ、委員から次のような意見が出されたことを報告しておきます。 これまでの議論で明らかなとおり、この条例は問題なく完成しているとはとても言えない。多くの課題があるので、今後よりよい条例として進化させていくことが必要だと思う。 次に、総務課所管では、補正予算中、債務負担行為に係る日向市マイクロバス運行業務委託料に関して、これまでの経緯等について質疑がありました。これに対して、平成24年度から民間委託を行っており、長期継続契約で委託業者を選定している。ここ一、二年では年間おおよそ1,700時間程度運行している。契約の相手方は、道路運送法に基づく一般乗り合い旅客自動車運送事業者及び一般貸し切り旅客自動車運送事業者による公募型の競争入札で決定しており、日向交通協同組合宮交タクシー株式会社宮児タクシー株式会社、ハッコートラベル株式会社などが対象となるとの答弁がありました。 次に、防災推進課所管では、議案第82号の工事請負契約の締結に関し、施設の概要について説明がありました。それによると、津波避難タワー(往還区2号)の建設予定地は財光寺の国道10号線にかかる歩道橋の西側で、民有地を買収している。タワーの海面からの高さは、1層目が10メートル、2層目が13メートルで、収容可能人数は2,430名、完成は平成32年1月を予定している。津波避難対策緊急事業計画で整備予定の16施設のうち、平成29年度末までに12施設、率にして75%、特定避難困難者数では累計で7,790人分の収容場所を確保できた。これに今回の往還区2号を加えると1万220人となり、率は91%。残りがあと1,060人となるが、これは200人規模の平岩地区の避難タワーと松原地区の避難山の二つの施設で、収容者数、施設数ともに100%になるとの答弁がありました。 次に、討論について報告します。 討論については、議案第73号日向市全ての人の人権が尊重されるまちづくり条例について、第1条の条文で、「部落差別をはじめ」以下明記のある具体的な差別とそれに続く「あらゆる差別」とがきちんと整理されていない感じがする。もう少し深く考えて、条文を練り直してほしいという反対討論と、問題点は多くあるが、だからといってこれに反対するには、条例が持つ意味が大き過ぎる。LGBTの人とか障がい者、外国人など、さまざまな生きづらさを抱えている人が多い中で、行政が差別をとめようと明確に意思表示する意味は大きい。そんな基本が大事だと思う。また、人権というのは当然内容も幅広いし、時代とともに変化するものだと思う。全てを個別的に明示するのはなかなか難しい。だから「あらゆる」というくくり方は妥当だと思う。今後ありとあらゆる問題が人権にかかわってくると思うので、この条例はこれでよいと思うという賛成討論がありました。 最後に、10月24日に行った所管事務調査について報告します。 東郷まちづくり協議会の活動状況、今後の課題、行政とのかかわり、交通弱者に対する対策についての説明を東郷まちづくり協議会地域コミュニティ課東郷地域振興課から受け、主に縦割りではない総合的な中山間地対策の必要性について、多面的に意見交換を行いました。 以上で、総務政策委員会の報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、文教福祉環境常任委員長、2番松葉進一議員。 ◆2番(松葉進一) 〔登壇〕文教福祉環境委員会委員長報告をいたします。議案です。 本定例会において、12月14日に文教福祉環境委員会に付託された議案は、報告1件、事件決議7件、補正予算5件の計13件です。 委員会において、去る12月17日、現地調査の実施及び所管部長等の出席を求め慎重に審査しましたので、委員会における審査の結果及び概要について報告します。 まず、結果について報告します。 報告第12号専決処分の承認について(平成30年度日向市一般会計補正予算(第6号))中文教福祉環境委員会付託部分について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり承認すべきものと決定しました。 次に、議案第83号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第85号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第86号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第87号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第88号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第89号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第90号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第93号平成30年度日向市一般会計補正予算(第7号)中文教福祉環境委員会付託部分、議案第95号平成30年度日向市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第96号平成30年度日向市介護保険事業特別会計(保険事業勘定)補正予算(第2号)、議案第97号平成30年度日向市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第99号平成30年度日向市病院事業会計補正予算(第2号)について、委員会としては採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、審査の概要について、その主なものを報告します。 東郷病院所管では、非常勤医師が退職された理由と現在の医師の現状についての質疑がありました。 所管課からは、12月4日に退職された非常勤医師は、以前の職場で最新医療や救急救命の現場で仕事をされてきた方で、一身上の都合により退職された。退職後の東郷病院の診療体制は、非常勤医師が担当していた患者については常勤医師が引き継ぎ、宿日直については常勤医師と外部の非常勤医師とで継続していくとの答弁がありました。 また、現状のままでは医師の疲弊の問題が出てくると思うが、今後の医師の確保についてどう取り組んでいくのか、地域住民への状況説明等はどうしていくのかという質疑があり、所管課からは、医師確保については、市のホームページ利用のほか、専門の業者や各関係機関からの情報提供などを利用していきたい。また、宮崎大学医学部とのつながりの中での医師確保も目指していきたい。東郷地域の住民に対しては、毎月の区長会に出席させていただき、いろいろ御意見等をいただく中で、状況説明もさせてもらっている。区長会からは、東郷地域の住民に対し、病院の利活用について呼びかけていきたいというお言葉をいただいたとの答弁がありました。 また、平成30年度の補正予算で、一般会計から1億1,000万円の繰り入れがされているが、いつまで一般会計からの繰り入れを続けていくつもりなのか。また、設備投資のあり方等を含めた今後の方針についてはという質疑がありました。 これに対し、所管課からは、経営面からの詳細な分析が終わっていないので、分析が終わり次第、持続可能な病院経営の可能性も含め、今後の方向性を検討していきたい。また、今後の設備投資のあり方については、実際これだけの繰入金が出されている中で、どこまでできるかということも課題である。この設備投資については、医師から意見もいただいているが、今後、病院の経営状態がどのように安定してくるかという状況等全体を見ながら検討しなければならない事項と考えている。入院を再開したが、入院・外来ともに当初見込みをかなり下回っている。このことを踏まえ、まず、経営的な部分を安定させていろいろな課題について並行して検討していきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、福祉課所管では、平成29年度決算の成果説明書の移動支援事業の利用人数と12月の補正予算での利用人数に違いがあるのはなぜか。また、資料は内容を詳細に示すべきであるのではとの質疑が出されました。 所管課からは、指摘のとおり各事業の中にはさらに詳細な積算項目があるので、今後は内容がわかるような記述に改めていきたいとの答弁がありました。 また、ガイドヘルパーの利用がふえた要因はとの質疑がありました。 所管課からは、総合支援法等のサービスが開始され、制度自体の周知度が上がってきていることや、移動が困難な状況にある障がい者の高齢化のため、利用がふえてきていることが要因ではないかと分析している。こういった状況から、今後もさらに増加するのではないかと予想されるとの答弁がありました。 次に、高齢者あんしん課所管では、委員から、日向市老人福祉センターの利用人数が多いようだが、利用目的は。また、美々津老人福祉センター、平岩ふれあい館の利用目的と3施設の管理運営費の算定基準の根拠はとの質疑がありました。 所管課からは、具体的な利用目的は、ストレッチ教室、ヨガ教室、カラオケ教室などの健康の維持向上を目的としたものや、講師を招いての介護教室、防犯講座、詐欺等の被害防止のための勉強を目的とした教室等がある。管理運営費については、各センターで年間の計画を立てた内容に基づき金額が算定されている。多少のばらつきはあるが、経費の大半は人件費となっている。なお、美々津の老人福祉センターは石並区が指定管理を受けており、人員体制はローテーションを組むなどしているため人件費が140万円となっているとの答弁がありました。 また、ひまわり寮や鈴峰園などの養護老人ホームについて、この施設を維持していくため、ファシリティーマネジメントの中で公共施設の位置づけから見た場合、指定管理でいくのか、整理していくのかという質疑がありました。 所管課からは、5年間はこれまで同様指定管理者としてお願いするが、施設の老朽化も進んでいるので、今後5年間で検討していきたいとの答弁がありました。 最後に、環境政策課所管では、10月専決補正予算一般廃棄物埋立処分場(第4)管理運営費事業で、さきの台風24号により被災した日向市一般廃棄物最終処分場のフェンス及び汚水処理施設の送水ポンプの災害復旧の現場を視察しました。 フェンス破損の原因は、台風での倒木によるものだが、委員からは、当処理場のフェンス上に多くの樹木が覆いかぶさっていることで、今後も同様の被害があるのではないかという質疑が出されました。 所管課からは、山肌が岩質で、そこに自生している樹木も老木化しており、何らかの手を打ちたいという答弁がありました。 また、ポンプ場の送水ポンプ被害は、台風等のたび重なる豪雨等で送水ポンプの処理能力を超えたのが原因ではないかと推測している。送水ポンプ場の浸水により、送水ポンプが浸水し破損したため、取りかえ修理したものであるとの説明がありました。 委員からは、大雨等で浸水したら、同様の被害が起きるのではないか、対処方法はという質疑があり、所管課からは、浸水した場合に備えて排水対策をするとの答弁がありました。 次に、討論について報告します。 議案第83号から第90号日向市公の施設の指定管理者の指定について、指定管理者を判断する材料となる資料が全くなく審査の過程も見えない中で判断しづらい。事業所の応募が1カ所であってもしっかりとした審査の過程を示すことをお願いして賛成とするとの賛成討論が出されました。 次に、議案第99号平成30年度日向市病院事業会計補正予算(第2号)について、今回の補正で一般会計からの繰り出しが1億1,000万円となっており、本年度の一般会計からの総額は、補助金を含め約2億8,000万円になっている。財源を一般会計から繰り出してまでも病院事業を続けていかなければならない状況の中で、今後の病院運営について明確な方針も出されていないし、改善もされていない。東郷地区住民による病院の利用率も低下していることを踏まえれば、明確な方向転換が必要ではないか、今回の繰り出しは今後も続くと予想されるので、病院経営についてはしっかりと検討する時期に来ているのではないかとの反対討論がありました。 また、以前から、入院体制が整えば収益が改善され安定するということであったが、現在は厳しい状況となっている。しかし、医師の確保に全力を投入すると言っているので、賛成する。一般会計における経費負担の基本的な考え方ということで、東郷病院の新改革プランにもある地方公営企業法に基づき地方公共団体が経営する病院事業は、本来独立採算性が基本であるが、地域住民の医療を確保するため、立地条件など採算性をとることが困難である場合、地域に医療体制を置かなければならないという公立病院の役割を考慮し、一般会計からの繰り出しが認められていることを踏まえて賛成する。今回の12月補正の1億1,000万円を繰り入れなければ、病院は破綻してしまうということになる。病院事業についての市長の決断、東郷地域住民の病院に対する意識の向上、経営形態の見直しでの収益向上策等をクリアにすることを条件として賛成するとの賛成討論がありました。 最後に、審査を踏まえ、次の点を委員会として付言しますので、適切な対応を求めます。 今回提案された議案第99号平成30年度日向市病院事業会計補正予算(第2号)は、日向市立東郷病院の運営経費として一般会計から1億1,000万円を支出し、医業外収益として計上するものである。 東郷病院については、常勤医師の退職により平成27年7月から入院病棟を閉鎖し診療体制を縮小していたが、本年3月までに医師・看護師等の人的体制が整ったことで、同年4月2日から入院診療、休日・時間外救急診療を再開した。 再開に伴い、平成30年度日向市病院事業会計予算で、一般会計からの補助金、負担金として約1億7,000万円を医業外収益として計上し病院運営に当たってきたが、東郷地区住民の病院利用頻度は以前のように高くなく、肝心の医業収益が伸び悩み、7カ月経過した現在、健全な病院運営が維持できなくなり、再び一般会計からの多額の繰出金が必要になった。 補助金を含め総額約2億8,000万円に及ぶ税金を投入しても東郷病院が健全に運営できる具体的な取り組みの説明は何もなく、経営状況の分析自体もめどが立っていない中では、病院事業に多額の税金を投入することについて、市民の理解を得ることは厳しいと言わざるを得ない。早急にこの現実を日向市民に情報発信し、アンケート調査等により市民が望んでいる東郷病院のあるべき姿を把握するとともに、人口減少、厳しい財政状況を踏まえた上での持続可能な病院経営を目指し、十分な協議を重ねること。 以上で、文教福祉環境委員会の報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、産業建設水道常任委員長、14番海野誓生議員。 ◆14番(海野誓生) 〔登壇〕それでは、産業建設水道委員会委員長報告を行います。 本定例会において、12月14日に産業建設水道委員会に付託された議案は、報告2件、条例2件、事件決議3件、補正予算3件の計10件であります。 委員会において、去る12月17日、所管部長等の出席を求め慎重に審査しましたので、委員会における審査の結果及び概要について報告します。 まず、結果について報告します。 報告第12号専決処分の承認について(平成30年度日向市一般会計補正予算(第6号))中産業建設水道委員会付託部分、報告第13号専決処分の承認について(平成30年度日向市公営住宅事業特別会計補正予算(第2号))について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり承認すべきものと決定しました。 次に、議案第80号日向市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例、議案第81号日向市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例、議案第84号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第91号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第92号日向市公の施設の指定管理者の指定について、議案第94号平成30年度日向市公営住宅事業特別会計補正予算(第3号)、議案第98号平成30年度日向市下水道事業会計補正予算(第1号)について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第93号平成30年度日向市一般会計補正予算(第7号)中産業建設水道委員会付託部分について、委員会としては採決の結果、全員一致で原案を否決すべきものと決定しました。 次に、審査の概要について、その主なものを報告します。 まず、都市政策課所管では、議案第91号日向市公の施設の指定管理者の指定について、指定管理者の応募の状況や月決めの駐車場スペースについての質疑があり、応募は日向市社会福祉協議会の1者であった。現在の駐車場は121台の駐車枠があり、そのうち月決めの契約台数が9割強である。一般駐車場を含む日ごろの利用状況は6割から7割であり、月決め駐車枠については、今現在が最大限と考えている。また、管理者の監視体制については、毎年モニタリングと現地調査を行っており、現在のところ問題なく進んでいるとの答弁がありました。 次に、建設課所管では、議案第80号日向市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について、料金設定の根拠についての質疑があり、料金は全国が5級地に区分されているが、本市は4級地という区分になっている。これまでは対象数量を小数点以下1位で申請を受け付けていたが、今回小数点以下2位までが料金計算の基礎数量となった。また、設置物と設置目的によって、有料無料があり、営利目的で設置するものは基本的に有料となるとの答弁がありました。 次に、建築住宅課所管では、議案第92号日向市公の施設の指定管理者の指定について、延岡日向宅建協同組合に委託するということで、個人情報の流出に対する担保、利用者、応募者にとってどのように変わるのかとの質疑があり、個人情報保護条例に基づき必要な措置を協定書の中に定めている。利用者にとっては、高齢者の見守り対応や早期の故障の修繕対応等により、入居者への住民サービスの提供と安全・安心感の向上が図られ、事務の効率化による収納率の向上にもつながると考えている。大規模な修繕、入居者決定、家賃の決定等のいわゆる意思の決定を伴う部分については従来どおり市で行うことになる。また、指定管理者の業務としては、施設の保守点検、小規模な修繕、入居申請書の受理、家賃の納付、納付指導、入居者からの要望や苦情相談の対応などを考えているとの答弁がありました。 次に、市街地整備課所管では、報告第12号専決処分の承認について(平成30年度日向市一般会計補正予算(第6号))について、補正額140万円に対する積算のあり方についての質疑があり、春原公園と若宮近隣公園については、利用者の安全性を考慮して直営で安全対策を実施し、シルバー人材センターと緊急施工で随意契約を行ったところである。また、大王谷遊歩道と大王谷運動公園内は、3業者から見積りを徴収し、標準歩掛けを用いた経費で積算を行い、5者による競争入札を行ったとの答弁がありました。 次に、水道課所管では、議案第81号日向市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例について、簡易水道事業を公営企業会計へ移行することに伴う固定資産等の評価の進捗状況について質疑があり、現在行っている資産の評価は、東郷地区簡易水道事業の公営企業会計化に伴うもので、委託業者による資産調査は終了しており、その資産を会計システムに登録する段階であるとの答弁がありました。 次に、下水道課所管では、議案第98号平成30年度日向市下水道事業会計補正予算(第1号)については、下水道事業は将来的には使用料単価を値上げしない限り一般財源からの繰出金が続くのではないかとの質疑に対し、下水道事業は汚水処理だけではなく雨水の処理も同時に行っているという関係もあって、基本的には雨水は公費という原則もあり、市の持ち出しは出てくるものとの答弁がありました。 次に、農業畜産課所管では、議案第93号平成30年度日向市一般会計補正予算(第7号)について、防災重点ため池の指定や今後の耐震補強工事についての質疑があり、現在のところ、市内にはため池が16カ所あるが6カ所が防災重点ため池に指定されており、このうち1カ所が耐震診断を受けている。あとの5カ所は、現在、耐震診断を実施しており、その結果によっては耐震補強工事をすることになるが、未定である。本年7月豪雨等を踏まえた国のため池対策の見直しがあり、来年度に予定していた調査を今年度に前倒したものであるとの答弁がありました。 次に、林業水産課所管では、林道開設の施工対策についての質疑があり、切り土や盛り土により地表面があらわれると、そこに雨水が流れて土砂が流れ出るということになるので、災害に強い林道をつくるには、できる限り切り土、盛り土を少なくすることが基本になる。また、路面には敷き砂利や舗装を、のり面には緑化やモルタル吹きつけなどを行い、雨水に洗われないように被覆する必要があるとの答弁がありました。 最後に、観光交流課所管では、議案第93号平成30年度日向市一般会計補正予算(第7号)について、サーフタウン基本構想の考え方についての質疑があり、サーフタウン構想は平成28年に策定したものであるが、サーフタウン向上プロジェクトなど四つのリーディングプロジェクトを掲載し、これまでソフト事業を中心とした関係施策を実施してきた。ハード事業に関しては、増加したサーファー客に対応するため、新たなビーチスポットをつくるなどの検討は行っているが、そのときの予算状況などを考慮した上で基本設計を策定し、議会にお諮りするときがあるかもしれない。そういった検討をしている段階であるとの答弁がありました。 次に、討論について報告します。 討論については、いずれの議案についてもありませんでした。 最後に、審査を踏まえ、次の点を委員会として付言しますので、適切な対応を求めます。 1、市街地整備課の専決処分に係る都市公園管理運営費については、台風による倒木処理という緊急性、重機による作業については理解するが、積算のあり方については、地域性を考慮して積算するよう努力すること。 2、建築住宅課の指定管理者制度の導入については、入居者の不安解消のため、国の通知や個人情報保護条例等の遵守と相談体制の充実等を図り、入居者の安心確保に努めること。 以上で、産業建設水道委員会の報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(甲斐敏彦) 以上で、各常任委員長の報告を終わります。   〔「議長、動議」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 14番海野誓生議員。 ◆14番(海野誓生) 議案第93号平成30年度日向市一般会計補正予算(第7号)に対する修正動議を提出したいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(甲斐敏彦) ただいまの修正動議は、前もって6人の発議者の連署で議長宛てに修正案を添えて提出をされています。 したがって、動議として成立しておりますので、これを直ちに議題とします。 ただいまから、議案第93号平成30年度日向市一般会計補正予算(第7号)に対する修正案を配付しますので、しばらくお待ちください。 ここでしばらく休憩します。 △休憩 午後1時48分--------------------------------------- △開議 午後1時50分 ○議長(甲斐敏彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。 それでは、提出者の説明を求めます。 14番海野誓生議員。 ◆14番(海野誓生) 〔登壇〕それでは、提案理由の説明を行います。 サーフタウン日向構想の推進を図るため、ビーチイベント実行委員会(仮称)ヒュー!日向ミュージック・マルシェ実行委員会に対する事前準備に要する経費の助成として400万円の補正予算と平成31年度の債務負担行為として2,300万円が計上されております。庁内での十分な熟議の上での提案ということについては理解するわけですけれども、これまで議会に対し事業説明も行われていない中での予算計上は、唐突であり議会軽視と受けとめざるを得ません。 本事業は、平成29年度から国の地方創生推進交付金を活用しているものでありますけれども、31年度をもってこの交付金が終了するとの説明もされております。その後、この基本構想に基づく事業を推進していくには多額の予算が必要であると思われ、他の補助金等を当てにしても一般財源の持ち出しは避けられず、さらなる財源の負担が膨らむことを多くの市民が理解できるとは到底思えません。よって、本事業の計画を、長期的な視点に立ち議会や多くの市民の理解が得られるようにするために、現段階においては減額するものであります。 最後に、この修正動議については委員会で全員一致で否決され、委員会での提案ということを模索いたしましたが、提出の時期、あるいは提出の要件を満たすことができないために、産業建設水道委員会委員全員で議員提案としたものであることを申し上げ、このことを重く受けとめてほしいということを申し上げて、提案理由の説明といたします。〔降壇〕 ○議長(甲斐敏彦) ここで、修正案熟読のため、しばらく休憩します。 △休憩 午後1時53分---------------------------------------
    △開議 午後2時05分 ○議長(甲斐敏彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。 各常任委員長報告の質疑に入る前に、議案第93号について修正の動議が出されましたので、まず、修正案に対する質疑を先に行います。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 質疑を終わります。 次に、各常任委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 22番西村豪武議員。 ◆22番(西村豪武) それでは、文教福祉環境委員会の委員長報告に対してお尋ねをいたします。 まず、平成30年度の病院会計なんですけれども、経営面からの詳細な分析が終わっていないので、分析が終わり次第というような表現があっておりましたけれども、いつごろまでに終わるのか、その辺どういう論議がなされたのか。 それと、入院・外来とも当初見込みがかなり下回っていると、このことを踏まえ経営的な部分を安定させてというような表現でも報告がなされておりますけれども、非常に状況がつかめないんです。もうずるずると来ているような状況が否めないんですけれども、この検討を素人集団でやっているんじゃないかと、民間ではとてもじゃないが考えられない状況であるものですから、外部の第三者委員会等の設置をして、そういう調査等の関係はどのように論議されたのかということ。 それと、あと、指定管理者の関係なんですけれども、高齢者あんしん課の所管の中で、今後5年間で検討していきたいというような説明もありましたけれども、その辺のところ5年もかかるのかと、他市ではマイナス入札という方法も今、物件でやられているんです、入札の方法は。そういうことも当局はどのように考えておられるのかという論議はあったのかないのか、その辺をお尋ねしておきます。 ◆2番(松葉進一) 最初の質問なんですが、分析をやってということで、いつまでに分析をしたいというお話はありませんでした。ただ、いろいろその状況を詳細にわたってやっていかないとちょっと見えない部分があるということの話で、期間を定めて、我々としてはいつごろまでやるという話はできないのかという話ししたんですけれども、その辺まではちょっと答えはできないという結論でございました。 それから、入院・外来の絡みなんですが、経営を安定させるということの条件として、医師が1人やめられておりますから、やっぱり医師確保をまず最優先的に取り組んでいって、それからいわゆるメーンである入院病棟の万全化を図っていきたいという部分で、そういうことをやりながら経営の安定化を目指していきたいという話を、事務局のほうからは話を受けております。 それから、ひまわり寮と鈴峰園の5年間の件なんですが、この件につきましては、私、報告しましたように、もう非常に厳しいので民間委託を含めて云々という話があったんですけれども、契約をしたばかりなんで--5年間ですね--ですから、その5年間でということは、契約の期間中に次の段階を考えていきたいということで、結論を言うわけじゃないんですけれども、その中で検討したいという話がありました。 ◆22番(西村豪武) やっぱり医師の確保というのが大前提なんです。過去から見ますと、非常にハードルが高過ぎると、その辺やっぱり委員会でも厳しい意見は出たと思うんですけれども、その辺はやっぱり委員長の采配を振るわれて、もう少し深く方向性が出るような形で、論議を今後も進めていただきたいというふうに思っております。 それと、鈴峰園とひまわり寮、これもかなり老朽化が進んでおります。そういうことからしますと、早目に、先ほど申し上げましたマイナス入札と、市がお金を何千万円か差し上げて、あと運営をしていただくような手法もありますので、その辺の論議も今後進めていただきたいということを申し上げて終わります。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、19番木田吉信議員。 ◆19番(木田吉信) 文教福祉環境委員長に質問します。 まず最初は、12月4日に退職された非常勤医師は一身上の都合ということですが、もう少し中身を詳細に教えてください。 それから、東郷病院は病院として東郷町では必要な病院だと思いますけれども、先ほど委員長の報告のように、約2億8,000万円の一般会計からの繰出金を出しているということは、これは市民の理解はなかなか得にくい、得られないというふうに思うんです。この前の新聞を見た市民の方から市県民税が上がるんじゃないかというふうに心配されている方もおられます。 そこで、委員会の中で、東郷病院は今、地方公営企業の一部適用ということでやられていると思いますが、そのために行政の長が経営責任者ということでやっているということになりますね。そのための看護師だとか、いろんなやつは行政主導でやられているのが現状だと思います。私は、この公営企業法の一部適用を撤回して、いわゆる医院長が経営責任者として今後経営していくほうが、今のような一部適用の市長以下関係している人の当事者意識がだんだん低いような気がするんです。だから、一部適用を外して民間と同じような医院長が経営責任者ということで…… ○議長(甲斐敏彦) 質疑をお願いします。質疑で。 ◆19番(木田吉信) 人件費だとかそこらあたりの話が、恐らく大きなコストダウンになると思いますが、そこあたりの質疑はなかったのか。 それから、もう一つ、3番目、公の施設の指定管理者の件ですが、いろいろ老朽化もありまして、ファシリティーマネジメントがどこ辺まで議論されているのか、そこあたりが確認されているのかというのを聞くのと同時に、ひまわり寮、鈴峰園はもうそろそろ財産処分したほうがいいんじゃないかなということで、先ほど議論もあったみたいなんですが、5年間に本当に具体的に何をやるのかということまで議論が踏み込んでやられたかどうか、ここあたりをちょっとお聞かせください。 ◆2番(松葉進一) 非常勤医師がやめられた理由の中で、委員長報告の中では一身上の都合ということで記載しましたけれども、これはあくまでも事務局長の推測の域なんで、これが確定とは私は言い切れないんですが、この医師の方は、都会にいらして緊急医療とかを一生懸命やられていたみたいなんです。それが東郷病院に入ってきて、今まで自分がやった仕事と今度の部分で少しかみ違いがあったんじゃないかなということで、やめられたのかなということで、これは確定の話じゃございません、あくまでも推測でそんな感じかなという部分を事務局長が話されておりました。 いろいろ議論の中には、設備が悪いから云々とかいろいろあった、そういうことじゃなくて、今言ったようなことで、少し自分の考えと合わないという部分があるのかなという部分です。あくまでも推測の話をされていました。 それから、今の2番目のいわゆる地方公営企業の絡みなんですが、この件につきましては、一切そういう議論はございませんでした。 それから、3番目のひまわり寮と鈴峰園の絡みなんですが、やはり委員長報告で、私、申し上げましたように、やはりもう先方の事情もわかっている委員の方もいらっしゃるし、非常に古いと、それでおまけにどんどん実績が下がってきているということを踏まえて、そういう中で、今、木田議員がおっしゃったような、もうちょっと考えたほうがいいんじゃないかという話があったんですが、先ほどから申し上げましたように、まだ契約をしたばかりなんで、マイナス入札があるなんて私は知らなかったんですけれども、契約したばかりなんで、その5年間の中で、今までに委員のほうからいろいろ提案あった分を踏まえてちょっと検討させてくださいということで、結論は出ませんでしたけれども、そういうことを所管課のほうから話されております。 ◆19番(木田吉信) 病院の退職された先生のことですが、一身上の都合、また、今、委員長から報告があったような中身は理解できました。ただ、短い期間でこのようにすぐ退職され、優秀なところの病院におられた先生と私は聞いているんですが、そういう先生がやめられたということは、これから医師を確保しなければならない中で大きなマイナス印象を与えてしまうような気がしてならないんです。そこあたりも含めて、委員会でも今後またいろいろ検討していただきたい。 それから、病院経営は、私は地方公営企業法の一部適用を撤回しない限り東郷病院の生きる道はないなと思いますので、これも委員会でまた機会があったら検討していただきたいということで、終わります。 ○議長(甲斐敏彦) 18番岩切裕議員。 ◆18番(岩切裕) 文教福祉環境常任委員長と、それから産業建設水道常任委員長にもちょっと共通してお尋ねします。 今回の指定管理者の事案ですけれども。すみません、正確に、議案第83号から議案第92号までの日向市の公の施設の指定管理者に関する指定についてに係ることなんですが、特に文教の所管している今回の指定管理の施設は、非常に古いものが多いです。ですから、これはいわばもう議会でもいつも議論しているファシリティーマネジメントの非常に大きな問題だと思うんです。そういう関係で、ちょっと委員長報告の中にもやりとりはあったんですけれども、具体的にどういうやりとりがあったのかと、もしあれば少し詳しくお聞かせ願いたい。 それから、もう一点は、もう固定化しているんです。そして、競争性が働いているのかという、これは産業経済のほうもそうなんですが、そこらあたりの議論というのがあったのかなかったのか、あればその内容をお知らせ願いたい。 ◆2番(松葉進一) 最初の古いものが多いということで、いわゆる公共施設の絡みのいろんな質疑応答があったのかという部分なんですが、この場においてはそういう部分の話はありませんでした。いわゆるどこどこは古いからもうやめたほうがいいんじゃないか、変えたほうがいいんじゃないかとか、そういう話はちょっと出ておりません。 それから、固定化しているという部分なんですが、やはり応募を制限しなくて出しているんだけれども、来ないと。ですから、今までやっている人が1者しか応募しなかったら、その中身を精査して問題がなかったら指定管理にするというような段取りを組んでおりますということで、別にその中身については、行政側もタッチできない部分があるので詳しいことは申し上げられないという部分もあったんですが、我々としてはいろんなやはり業者に提案を出してもらって、その中でいろいろ詮索しながら、いい悪いということじゃないんですけれども、どの業者がどういうことを提案するのかというのを含めて選んだほうがいいんじゃないかなということで、中には1者しかないという部分があって、それはもうその部分については素直に認めるのかという話も出たんですけれども、1者しかないし中身が別におかしいものではないので、継続してやってもらっているという話が出ました。 ◆14番(海野誓生) まず、公の施設の指定管理の件なんですが、一つは、都市政策課所管の駅前の駐車場の関係なんですが、ここはやっぱり応募が1者しかなかったということでお聞きしました。これがずっとそういう形になっているのが、固定化ということなのかということになると、応募がいなかったということで、競争性が云々ということになるかもしれませんけれども、現実的にはそういう状況でした。 それから、もう一つは、建築住宅課所管ではこれは新たに指定管理になりましたけれども、先ほども言いましたように、例えば個人情報の保護だとかについては、やっぱり十分対応していくということでした。 それから、公共施設マネジメントとの公営住宅の関係ですが、これ、今、建築住宅課のほうでは、公営住宅の長寿命化計画がつくってあるわけですけれども、これに基づいて整備をしているということがありました。しかし、全体的な公共施設マネジメントとの整合性を図りながら検討していく必要があるということは、答弁であっております。そういうことです。 ◆18番(岩切裕) 文教の委員長、今お尋ねしたというのは、ファシリティーマネジメントの関係というのは、つまり一応総合計画みたいなのをつくって進めているわけで、それとの連関の中、関連性の中で考えられているという感じがやりとりの中であったのかどうなのかというのはどうなんでしょうか。 ◆2番(松葉進一) その件はありませんでした。 それから、ちょっと追加をしたいんですけれども、先ほどの私の発言の中で、ちょっと抜けていたんですが、あくまでも指定管理の選定委員というのがいらっしゃいますので、そこからの選定ということで、中身がなかなか見えない部分もあるという話も出ました。ですから、行政が決めるんじゃなくて、行政は結果を聞いて所管課は決めて、それで我々に報告した限りなんですが、ほとんどはもう選定委員の方が全てを全部、内容を見て決めるという話がありました。 ○議長(甲斐敏彦) ほか、ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 質疑を終わります。 討論に入ります。 ただいま議題となっております案件の討論を許します。 まず、議案第93号の修正案に対する討論を許します。 討論交互の原則によって、修正案に反対する討論はありませんか。 11番日高和広議員。 ◆11番(日高和広) それでは、議案第93号中産業建設水道常任委員会付託部分についての修正案についての反対討論いたします。 修正案では、地方創生交付金の50%の補助を使って行う事業を全て一度なしにするという形の修正案だと思うんですが、これまでに職員の方がこの事業に関して年度をわたって苦労してこられた努力と、それと今まで培ってきた中央省庁との信頼関係、それと今回のイベントに関して公式的ではないにしろ民間団体の方たちへの内々の打診というのはもちろんあって、内諾はいただいてのこの提案だと思いますので、もちろん予算に上限を設けてのそれ以内での事業ということですので、予算内はもちろんのこと、できる限りの圧縮を図り、また、来年度以降の方向性、ここが一番問題だと思うんですが、及び費用対効果について、きちんと市長の責任で市民にわかりやすく示すことを前提にするという私の考え方ですので、この意見をもって、修正案についての反対討論といたします。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、修正案に賛成する討論はありませんか。 21番柏田公和議員。 ◆21番(柏田公和) それでは、議案第93号平成30年度日向市一般会計補正予算(第7号)の修正動議に対する賛成討論を行います。 今回、債務負担行為で12月補正予算に計上されたビーチイベント補助金及びサーフタウン日向推進事業ビーチイベント実行委員会補助金については、議案質疑で詳細を尋ねても形のある返事はなかったというふうに理解をしております。 わかったのは、予算が可決されたら実行委員会を立ち上げて形をつくっていく、国の地方創生に関する補助金なので事業申請段階において二つのイベントを合わせて2,300万円、それからイベントの実行委員会補助金400万円の数字が表に出てきたというふうに理解をしているんですけれども、通常であれば、事業を組み立てる段階から議論をし、目的や全体枠をつくり、それぞれの詳細な部分にまで目配り気配りしながら必要経費を積み上げていき、予算案として提案するのが常套手段だと考えております。今回のように、金額が先に提示され、その事業の全体像さえ見えない中では審査のしようがない、これを議会としては可とするわけにはいかないというふうに考えております。 映画監督の上田慎一郎さんが新聞記事に、事業に係る予算は単に積み上げただけなのか、それとも試行錯誤や工夫を凝らし、たどり着いた金額なのか、ここが非常に大事であると、お金があると知恵を絞ることを怠ってしまうリスクがあるということが書いてありました。 今回のビーチを活用したイベントの主役は誰なのか、その主役が納得するような事業展開を一度原点に戻り、しっかりと考えてもらいたいことを申し上げて、賛成討論といたします。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、修正案に反対する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、修正案に賛成する討論はありませんか。 19番木田吉信議員。 ◆19番(木田吉信) 修正案について、賛成の立場で討論します。 そもそもサーフィンについては、2020年度の東京オリンピックの競技開催をお倉ヶ浜に誘致したいと、そういうことで前市長が文化交流センターで行った第1回決起大会がスタートだったと私は記憶しております。その後、サーフィン競技は千葉県に決定し、日向での開催はなくなりました。その後、十屋市長は、オリンピックの強化練習用として奮闘されてきましたけれども、その道も今ではほぼ閉ざされているような感じがします。そのような中で、サーフィンをまちづくりと位置づけていますが、構想が市民から遊離し、さらにサーフィンを核としたまちづくりは無理だ、また、基本計画が理解されていないなど、多くの市民の声が聞こえてきます。 今回の議案についても、計画性、実効性、そして、その成果などの説明もなく、議会で審議してほしいというようなことになっておりますけれども、二元代表制の一翼を担う我が市議会にそのような内容での審査をしろということは、議会を軽視している証拠だと思っております。 そのため、青果市場、東郷病院、お舟出の湯などの経営状況に対して正確な判断がおくれ、一般会計からの多額の繰出金を投入しなければならないのが、今、日向市の状況だと思います。 そこで、今までの行政の事業を一旦踏みとどまり、今後の日向市、これからの日向市にとって何が必要で、どこに資金を投入すべきか、優先順位を決めて一つずつ議論を深め、一つずつ成果を確認しながら市民、そして職員とのコンセンサスを得ながら前に進めるような方向転換することが必要ではないかと思います。 以上のことから、今回の修正動議については正しい判断だと思います。市民のための市民による行政運営を今後方向転換するようなことにはよい機会であるというふうに思い、修正動議に賛成します。 最後に、昨日、新聞発表後、市民の皆さんから最大の評価を上げたということで、産業経済水道常任委員会の勇気ある結論を大いに私は評価したいというふうに思います。 以上で終わります。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、修正案に反対する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、修正案に賛成する討論はありませんか。 18番岩切裕議員。 ◆18番(岩切裕) 重複する部分があるかもしれませんが、少し整理させていただきます。 議案第93号平成30年度日向市一般会計補正予算(第7号)に対する修正動議に賛成の討論を行います。 先日の本会議の議案質疑の中でも、私は過去を振り返ってということでちょっと数字を上げさせていただきました。平成27年から地方創生交付金のお金を受けているわけですが、今年度までで、この今回のお金を入れなくて1億2,255万7,673円というお金が、要するにサーフプロモーション、サーフタウン関係の予算として投入されています。この内訳のうち、何と9,988万8,000円が全て補助金です。その補助金の内訳は、国が加速化交付金4,600万円、地方創生交付金1,600万円、スポーツ振興くじ助成金400万円、県から299万円、ふるさと応援寄附金の繰入金が2,200万円、地域振興基金繰入金が850万円ということです。純粋な持ち出しはと言うと2,341万3,673円、これに今回の金額が加わっていくわけです。 私は、総務政策委員会にいて、サーフタウン関係の予算は部分的に審議にかかわってきています。ただ、何か疑問がずっとありながら今まで認めてきたというのが正直な感想で、今回出されたのを見て、もう一回ちょっと洗い直してみる必要があると思って、全部決算書を振り返って今の数字をはじき出しました。 やっぱり全体から見てみると、これはもう本当にこのままでいいのかという根源的な疑問を持たざるを得ない。私は本会議の中でも市長に問いましたけれども、これが持ち出しの金だったらこんな事業をやりますかというのが本筋だと思うんです。本当にお金がない、お金がないと言う中で、こういう事業に本当につぎ込めるのかと、それが本当に持続可能な日向市の地域創生につながるのかという細かい観点の議論というのをやっていったときに、私は今回、これ、いただきましたが、(仮称)ヒュー!日向ミュージック・マルシェという、これ、正直もう別世界の話だと思うんです。日向市という環境の中で、有名な人を呼んでおいしいものを食べて、それがどうして将来的な地域の振興あるいは持続可能な日向市の将来につながるのかと、全くわかりません。 ですから、ここは、今のお二方も言われましたけれども、もう一回、地方創生とは何ぞやという原点に立ち返って、国からもらっているお金の範囲はあるでしょうけれども、その中でできることをもう一回本当に腰を据えて考えるということが、この時期必要じゃないかというふうに思いましたので、そういう思いを込めてこの修正動議に賛成させていただきます。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、修正案に反対する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、修正案に賛成する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、報告第12号から第13号及び議案第73号並びに議案第79号から第99号までの24件について一括して討論を許します。 討論交互の原則によって、原案に反対する討論はありませんか。 21番柏田公和議員。 ◆21番(柏田公和) それでは、議案第99号平成30年度日向市病院事業会計補正予算(第2号)について、委員会では原案が可決されておりますが、それに反対する討論を行います。 この討論を行うに当たって、東郷病院に現在入院及び通院されている患者さんがいるということを重々承知の上で討論を行いたいと思います。 今回提案された議案第99号平成30年度日向市病院事業会計補正予算(第2号)は、日向市立東郷病院の運営経費として、一般会計から1億1,000万円を支出し医業外収益として計上するものです。東郷病院については、一時期の黒字経営の立て役者になっていた人気のある常勤医師が退職し、同じ町内の民間医療機関に勤務するなどの経緯により、平成27年7月から入院病棟を閉鎖し診療体制を縮小していたんですけれども、本年3月末日までに医師・看護師等の人的体制が整ったことで、同年4月2日から入院診療・休日時間外救急診療を再開しております。 再開に至るまでには、入院病棟閉鎖に伴う医業収益の落ち込みで、一般会計からの繰入金で運営を賄う事態が続き、東郷病院の業務全体を見直すべきではないかという議員の意見にも、黒字経営当時の病院運営体制の確立が先で、健全経営に戻した後に検討するという答弁に終始してきたと思います。 入院病棟を閉鎖し診療体制が縮小していた期間に、東郷地域の住民の病院に対する意識の変化があったのか、今回の委員会審査の中でも、東郷病院はどうにかしろという意見が地元から出ていることを聞いております。 そのことを裏づけるように、東郷地区住民の病院利用頻度は以前のようには高くなく、肝心の医業的収入が伸び悩み7カ月経過した現在、健全な病院運営ができなくなり再び一般会計からの多額の繰出金が必要になった、このような状態になっても当局からの返答は、検討していくという言葉だけで、何を、どう、いつまでにと、具体的な部分に及ぶ発言というのは一切されていません。約2億8,000万円に近いたび重なる高額の税金を投入している東郷病院の現状に、市民の理解が得られるかは非常に厳しいと言わざるを得ないと考えております。 さらに、直近になって医師1名が退職するという事態まで発生している中で、目標とする健全な病院経営の形ができるとは思えない。早急に人口減少、厳しい財政状況を踏まえた病院のあり方を協議し、進むべき方向性を明示すべきだということを申し上げたいと思います。 31年度の当初予算段階でも同じ形態が繰り返されぬように、緊急かつ丁寧な議論が展開されることを切に願って反対討論といたします。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、原案に賛成する討論はありませんか。 9番黒木金喜議員。 ◆9番(黒木金喜) 議案第99号平成30年度日向市病院事業会計補正予算(第2号)について賛成討論をいたします。 市立東郷病院につきましては、平成27年7月から入院が休止となり、平成30年4月から2年7カ月ぶりに入院再開となりました。その間、医師の確保の問題やその休止に伴い、入院をされていました患者や外来患者の皆さんは他の病院に転院を余儀なくされたわけであります。その後、ことし4月に入院再開となりましたが、転院した患者さんはすぐには戻れない環境に置かれ、当局が予想した患者数が下回ったものと推測されます。 一方、東郷病院は、平成18年日向市と東郷町の合併の際に、調整項目で地域医療の中心医療機関として存続するということになっております。また、地方公営企業法に基づき地方公共団体が運営する病院事業は、本来独立採算制が基本でありますけれども、地域住民の医療を確保するため、立地条件等採算性を考慮し一般会計からの繰り出しが決められております。現在も入院や外来の患者さんもおられるわけであります。この方々等の対処等も踏まえ、原案についての賛成討論といたします。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、原案に反対する討論はありませんか。 22番西村豪武議員。 ◆22番(西村豪武) 議案第99号平成30年度日向市病院事業会計補正予算(第2号)について反対討論をいたします。 委員長報告にもあったとおり、一般会計からの今回の補正予算の1億1,000万円の繰り入れについて、年間総額2億8,000万円、これからも限りなく繰り入れを行うことになるのか、また、医師3人体制の不確実性の中、さらには経営面からの詳細な分析が終わっていないとした上で、今後の方向性を検討していきたいとの説明もあっておりますが、ずるずると繰り入れをすることについては問題が多過ぎます。 地域医療を担う病院として訪問介護等を中心とする診療所として対応することも考慮に入れ検討すべきであるなど、しっかりとした方針を早急に出すべきことを述べて反対討論といたします。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、原案に賛成する討論はありませんか。 17番畝原幸裕議員。 ◆17番(畝原幸裕) 議案第99号平成30年度日向市病院事業会計補正予算(第2号)について賛成討論を行います。 現在の病院事業の運営状況は大変厳しいことは十分認識をいたしております。しかし、東郷病院は東郷地域住民の地域医療の核としてなくてはならない大事な病院であります。これからもますます高齢化が進む中、病院の今後のあり方をしっかりと検証していただきながら、市長におかれましては、前向きな取り組み、行動をとっていただくことを期待申し上げ、賛成討論といたします。〔拍手〕 ○議長(甲斐敏彦) 拍手はやめてください。 次に、原案に反対する討論はありませんか。 7番谷口美春議員。 ◆7番(谷口美春) 私は、議案第73号について、日向市全ての人の人権が尊重されるまちづくり条例についての反対討論をさせていただきます。 総務委員会内でも発言をさせていただきましたが、人権条例を制定することには賛成であります。ただ、条文の内容が不備である点で、この議案に反対する立場で発言をいたします。 まず、この条文には日本国憲法が文言で入れられておりますが、日本国憲法が保障している生活と権利の面から考えてみても、今問題になっている外国人労働者を含む労働者の生活と権利、女性への差別の問題、子どもの貧困など、どの分野をとっても深刻で、その解決が求められております。生存権の保障、勤労の権利などを生かすことがこの条文では軽視されていること。 次に、第二に、この条例には部落差別を初め、障がい者、性的少数者等への差別などあらゆる差別をなくしという表現になっていますが、人権といえば「部落差別はじめ」が常に掲げられているのは、市民の現在の実態ともかけ離れているのではないかと私は思います。日向市では今日、部落差別が甚だしい、一番ひどいというようには私には感じられません。 第三に、この条例の文言、条項は、部落差別の解消の推進に関する法律からの引用が多く見られております。ということは、これを何よりも重視するものになっていると感じられます。 これらの三つの点から、私はこの条例の文言、条項は再考するべきとの思いで、反対討論といたします。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、原案に賛成する討論はありませんか。 14番海野誓生議員。 ◆14番(海野誓生) 議案第73号全ての人の人権が尊重されるまちづくり条例に賛成討論を行います。 今回の条例は、国の人権にかかわる法整備の3法が制定されたことを受けて、部落差別を初め、障がい者、性的少数者などへのあらゆる差別をなくし、人権を守るために必要な事項を定めることにより、全ての人の人権が尊重され、もって互いに認め合い、それぞれの個性を生かしたまちづくりを目指すとともに、あらゆる差別のない誰もが幸せに暮らすことができる地域社会の実現に寄与するということが目的であります。 私たち議会は、平成9年9月18日に、基本的人権の大切さを認識すること、日常的にそれを尊重して活動すること、人権を守り自由かつ公正で明るい住みよい日向市を実現するため、あらゆる差別を撤廃し、人権尊重都市とすることを宣言いたしております。 さらに、平成26年12月19日、4年前のこの12月議会で、いま一度過去の決議の内容を確認するとともに、人権を尊重する責任ある活動を行う決意を再度表明し、人権を守り、自由かつ公正で誰もが安心して暮らせる日向市を目指して努力することを決議しています。 今後とも、あらゆる差別をなくすため人権講座に積極的に参加する決意を申し上げ、また、全会一致で可決されることをお願いし、全ての人の人権が尊重されるまちづくりの賛成討論といたします。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、原案に反対する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、原案に賛成する討論はありませんか。 19番木田吉信議員。 ◆19番(木田吉信) 議案第99号平成30年度病院事業会計に賛成する立場で討論します。 まず、現状の状況を説明しながら賛成討論します。 年間患者数が予定よりも約50%減少するなど、また、1日の通院患者が60人、医師3名で計算しますと1人当たり20名というような病院経営で、今あります。これは民間開業医と比較しますとかなり少ないように私は思います。全国的にも公立病院は約6割が赤字経営で、大きな問題になっております。このような状況の中、今後とも医師の確保はほとんど難しいんじゃないかなということを考えています。合併後から市長を初め、関係者、医師不足に対していろいろの活動をされておりますが、医師不足は今後も大きな課題だろうというふうに認識しております。 東郷町には、青柳病院がありますが、患者数は東郷病院の1.5倍というふうに聞いております。また、西郷病院や日向市の開業医にも通院・入院している人がかなりいることも医療関係者から聞いております。今回、約2億8,000万円の一般会計からの繰入金を予定していますが、恐らく次年度は3億円を超すんじゃないかなという感じもいたします。 このような状況を続けて、東郷病院が、日向市民もしくは東郷町民の人の幸せになるのかということを考えますと非常に心が痛むんですが、そこで、市長初め関係会社、もしくは院長初め医療スタッフが、今後、訪問介護、また在宅医療、これらを取り込んで血の出るような努力をしていただきたい。そして、安定した東郷病院の経営を今後続けていかれることを私は強く強く希望して、今回、病院の予算に対しては賛成をしたいと思います。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、原案に反対する討論はありませんか。 18番岩切裕議員。 ◆18番(岩切裕) 原案がいろいろあって、いや、討論するつもりなかったんですけれども、先ほど東郷病院について大事なことを言われたのでちょっと明確にしておきたいと思うんですけれども、確かに合併のときに東郷病院は継続するというか、とにかく残すというのはそうだったんです、そうです、確かに記憶はあります。ただ経営形態は考えるという一項目がついていた、これ間違いないと思います。ですから、どういうふうにするのかというのは、だから、病院としては残すということであったにしても、中身は変えますよということだったというのはあると思うんです。 その議論がずっときちんとされないままに、今、現状に至っているわけです。それで、私も、これまでいろんな条件をつけながら賛成ということで、やむを得ないなというように考えてきたんですけれども、やっぱり経営形態を安定して、そこから、じゃ、今後どうしますかと考えるというのは、そこで来ていますよね、ずっと。とにかくお医者さん3人にして、入院患者さんをふやして、それで経営を安定させてから今後を考えようという、私もそうなのかなとずっとそれは認めてきたんですけれども、やっぱり冷静にずっと見ると、この人口規模、それからこの間ずっと閉院が続いた、入院できなったというさまざまな状況を考えると、これは同じような形で、フルタイムでベッドを押さえて、3人の先生たちをきちっと回るような病院経営は、私、どう考えても無理だと思うんです。これはいろんな他市の事例を見れば、もうはっきりしています。 だから、ここは一度、もし地域医療のかなめとするならば、そういう中身の形態も本当に考えるという時期に来ているということを、きちんとやっぱり認識してほしいというふうに思いまして、そういう思いを込めて、今回はもうあえて断腸の思いですが反対させていただくということにいたします。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、原案に賛成する討論はありませんか。 18番岩切裕議員。 ◆18番(岩切裕) これ、やっぱりちょっと一言述べておきたいと思います。議案第73号日向市全ての人の人権が尊重されるまちづくり条例です。 谷口議員からさまざまな問題点の指摘がありました。それは私、当たっている部分も結構あると思います。例えば委員会の中でも議論があって、そして、これがきちんと密度が高く、20年、30年続くような形の条例としてつくられているのかと問われると、私もちょっと問題だというか、そこはちょっとやらなきゃいけないんじゃないかと。だから、ある委員さんが進化させていくべきだと言われたのも、非常に僕、妥当というふうに感じているんですけれども。 でも、そういう状況であるにしても、今私たちが生きている例えばこの社会状況を考えると、本当にもうヘイトスピーチということが日常茶飯事に言われているし、障がい者に対する差別もひどいし、それからLGBTに対する認識も今やっと広がり始めたわけです。 日向市の場合、やっぱり部落差別の問題というのは、ずっと以前にいろんなひどい状況があって、そこで日向市はそこを抑えて、一丁目一番地にしてこの人権問題をやってきているんです。だから、私は今の時代にきちっとそれが合致しているかというと、そうじゃないなという御指摘の部分も実は理解があります。 だけど、それはその問題だから、では、全体がというと本末転倒になってしまうんじゃないかなという思いがあって、とにかく今さまざまな形で苦しんでいる人たちがいて、生きづらさを抱えている人たちがいる中で、日向市という小さな自治体がこれはやっぱりやめていきましょうよという人権感覚を大事にするということを、全ての人が平等に生きていこうということをやっぱり呼びかけるという意味は、この時点であって、中身いろいろあるかもしれないけれども、十分に基本は見て、そこはやっぱり抑えた形で何かみんなで納得をして、制定していきたいなというふうに思っています。そういうことの思いを込めて賛成討論させていただきます。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、原案に反対する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、原案に賛成する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 以上で、討論を終わります。 採決します。 市長提出報告第12号から第13号及び市長提出議案第73号並びに議案第79号から第99号までの24件のうち、まず、報告第12号から第13号及び議案第79号から第92号までの16件について採決をします。わかりましたか。繰り返しましょうか。 まず、報告第12号から第13号及び議案第79号から第92号までの16件について採決します。 ただいまの案件について、各常任委員長の報告はいずれも原案承認及び可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり承認及び可決されました。 次に、議案第73号日向市全ての人の人権が尊重されるまちづくり条例について、押しボタンにより採決をします。 ただいまの案件について、委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) ないものと認めます。 賛成多数。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第93号平成30年度日向市一般会計補正予算(第7号)について採決します。 採決は、修正案と原案がある場合には、先に修正案を採決することになっております。 したがって、議案第93号に対する海野誓生議員以下6人から提出されました修正案について、押しボタンにより採決をします。 ただいまの修正案について、賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) ないものと認めます。 賛成多数。 したがって、ただいまの修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決をした部分を除く原案について押しボタンにより採決します。 修正部分を除くそのほかの部分について、原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 繰り返しましょうか。議案第93号について、修正部分を除くそのほかの部分について、原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違えはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) ないものと認めます。 賛成多数。 したがって、修正部分を除くそのほかの部分は原案のとおり可決されました。 次に、議案第94号から第98号までの5件について採決します。 ただいまの案件について、関係常任委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決されました。 最後に、議案第99号平成30年度日向市病院事業会計補正予算(第2号)について、押しボタンにより採決をします。 ただいまの案件について、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) ないものと認めます。 賛成多数。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第2 請願等審議(委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(甲斐敏彦) 次は、日程第2、請願等審議であります。 今回提出されました陳情第15号及び第16号並びに継続審査中の請願第16号及び陳情第12号、第14号の計5件を一括して議題とします。 ただいまの請願等に対する委員会審査について、関係委員長の報告を求めます。 文教福祉環境常任委員長、2番松葉進一議員。 ◆2番(松葉進一) 〔登壇〕文教福祉環境委員会委員長報告(請願等)。 本定例会において付託された陳情2件について、慎重に審査しましたので、委員会における審査の概要及びその結果について報告します。 陳情第15号介護従事者を確保するために実効性のある対策を講じることを求める意見書を国に提出することを求める陳情について。 陳情者は、宮崎市和知川原2丁目25-1、宮崎県社会保障推進協議会会長、山田秀一さんです。 陳情の要旨は、介護現場の人手不足を解決するために、介護従事者の賃金・労働条件を大幅に改善し、介護の担い手確保のために実効性のある対策を講じることを求める意見書を国に提出してほしいというものです。 審査の中で、委員からは、介護従事者の処遇改善は非常に大切な部分と理解しているとの意見や、趣旨は理解できるし、実状もよくわかるが、本陳情が提出された後の12月12日に厚生労働省が、来年10月の消費税増税時に介護現場で働く人の処遇改善案を示した。改善案の主な内容は、ベテラン介護福祉士の賃金を他産業と遜色ない水準に引き上げるというものであった。こういった状況の変化や不明瞭な点も多いので、時間をかけて3月議会で結論を出したほうがよいのではないかとの意見があり、継続審査の動議が出され、継続審査について採決した結果、賛成少数で動議は否決されました。その後、採決を行った結果、全員一致で不採択とすべきものと決定しました。 次に、陳情第16号国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情書。 陳情者は、日向市原町4丁目9-3、日向民主商工会会長、勇英寛さんです。 陳情の要旨は、消費税は所得の少ない人ほど負担が重い税制であり、私たちはその負担に苦しんでいる。住民の暮らし、地域経済、地方自治体に深刻な打撃を与える消費税率10%への増税を中止することを強く求める。2019年の消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書を政府に提出してほしいというものです。 審査の中で、委員からは、消費税率を10%に上げるということに疑問を持っており、ポイント還元という方策をしてまで上げないといけないものなのか、前回から社会保障に使うと言っていたが、何に使われたかが明確でないし、今回の消費税率2%アップも使途不明なところもある。消費税増税自体は反対するものではないが、増税の時期は今ではないという意見、増税をしないと持続可能な社会福祉政策がとれない。債券等で国自体の評価も下がっていることを踏まえると増税はやむを得ない。公約もあるし、社会保障費が増加していく中で、財源の確保も必要であるといった意見が出されました。 委員会では以上のような議論を踏まえ、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定しました。 以上で、文教福祉環境委員会に付託された陳情審査の報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、産業建設水道常任委員長、14番海野誓生議員。 ◆14番(海野誓生) 〔登壇〕それでは、請願等について、産業建設水道委員会委員長報告を行います。 閉会中の継続審査となっていた請願1件及び陳情1件について、委員会における審査の概要及びその結果について報告します。 まず、請願第16号小水力発電所の建設に関する請願書。 請願者は、日向市美々津町5983番地、黒木美光さんです。 請願の要旨は、田の原区では水田に水を供給する水路として、山の中腹から用水パイプで約1,000メートルを設置しており、これを活用して小水力発電を行い、電力会社への売電や、街灯、電気柵、イルミネーションなどへの利用など、いろいろな用途に活用することによって、地域の活性化に寄与することが期待できるので、本事業の実現のため、多面的な支援や協力をお願いしたいというものです。 委員会では、10月24日に関係者から意見聴取を行い、10月30日に小水力発電所の整備計画地の現地調査を実施しました。また、11月9日には請願者が例示していた日之影町の下小原発電所において、稼働に必要な水量や高低差について、視察を行いました。 審査の中では、請願の趣旨には賛同するが、宮崎県企業局が行う小水力発電の可能性調査がまだ実施されていない状況であり、その結果を見て判断すべきであるとの継続審査を求める動議が出され、動議について採決の結果、全員一致で閉会中の継続審査にすべきものと決定しました。 次に、陳情第14号日向市塩見権現原区の土地原状回復に関するお願い。 陳情者は、日向市大字塩見14383、松木久己さん外4名です。 陳情の要旨は、昭和28年の水害により農業用水路が崩壊した際、当時土地は道路と同じ高さであったが、崩壊した水路を補修するためたびたび近隣の山や畑の土地を使用し補修した。そのため該当の土地は低くなり現在に至っている。近年利用するにも機械が入りづらいなど不自由である。土地を昭和28年当時の畑の状況に戻してほしいというものです。 委員会では、10月24日に陳情者からの意見聴取を行い、10月30日に現地調査を実施しました。 審査の中では、昭和28年の農業用水路(富島幹線用水路)の補修に伴い、道路下部の農地の掘削が行われ、昭和42年の改修工事の際にも重機で掘削したという陳情者の説明であったが、陳情者は当時の書類等を保管しておらず、また市当局でも確認ができない状態であり、現在の土地の形状から推察しても、当時のことをはかり知ることが困難な状況であるとの意見が出されました。 また、市当局において、他の工事などでの残土が出た場合、埋め土として対応できる可能性があるとの説明もあったことから、採決の結果、全員一致で不採択すべきものと決定しました。 以上、報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、議員定数に関する調査特別委員会委員長、9番黒木金喜議員。 ◆9番(黒木金喜) 〔登壇〕議員定数に関する調査特別委員会の委員長報告を行います。 閉会中の継続審査となっておりました陳情第12号日向市議会議員の定数削減を求める陳情書について、議員定数に関する調査特別委員会における審査の経過及び結果を報告します。 陳情者は、日向市大字財光寺7113-5、日向市区長公民館長連合会会長、沖田實美さん及び日向市上町3番15号、日向市経済団体代表世話人、日向商工会議所会頭、三輪純司さんです。 陳情の要旨は、市議会議員の定数について、市議会は少子・高齢化や厳しい財政状況及び苦しい市民生活に鑑み、さらなる議員の資質の向上に努めながら合理化を断行する必要があることから、定数22人を18人に削減し、来春の市議会議員選挙より実施することというものであります。 本委員会では、計7回にわたり審査を実施し、10月15日の第4回の委員会では、参考人として陳情者から意見等を聴取しました。また、区長公民館長連合会との意見交換会を10月15日と11月6日の2回にわたり実施し、それらの結果も踏まえながら審査を行いました。 審査の中では、少数精鋭で臨むべき、定数削減には賛成という賛成意見や、まずは議会のあり方について議論すべき、議員定数の削減は議会力の低下を招くため認められないという反対意見、また、民意を受けとめ削減すべきだが、18人は抵抗があるなどの意見も出されました。 議論中、趣旨採択にすべきとの動議が出され、先に動議について採決を行った結果、動議は賛成少数で否決となりました。 その後、陳情第12号について採決を行い、賛成少数で不採択とすべきものと決定しました。 なお、議員定数については、議会改革特別委員会で議論を重ねてきていることや、今回、削減の必要性を認める意見もあったことから、本委員会で引き続き審査を行いました。 その結果、本委員会で定数を20人とすることに決定したことから、この後、委員会提出議案として日向市議会議員定数条例の一部を改正する条例を提案する予定ですので、申し添えます。 以上、報告を終わります。〔降壇〕 ○議長(甲斐敏彦) 以上で、関係委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 質疑を終わります。 討論に入ります。 ただいま議題となっております請願等の5件のうち、まず、請願第16号について討論を許します。 討論交互の原則によって、まず、委員長報告に反対する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、委員長報告に賛成する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、陳情第12号及び第14号から第16号の4件について一括して討論を許します。 討論交互の原則によって、まず、原案に賛成する討論はありませんか。 7番谷口美春議員。 ◆7番(谷口美春) まず、陳情第15号介護従事者を確保するために実効性のある対策を講じることを求める意見書を国に提出することを求める陳情について、賛成討論を行います。賛成の発言をさせていただきます。 この内容で、この団体が一番言いたいことは、介護従事者を確保するために実効性のある対策を講じることを求めてとあります。これが一番の趣旨です。このことについては、議会でもこれまで多くの議員が地域包括ケアセンターを含むいろんな介護従事する方々の人員不足を問題視した発言を多数行っております。これを否決するということは、日向市内の介護従事者に対する人員不足等は、市だけでは行えない、国からの助けがないと行えないということを理解していないものと捉えられますが、そんなことはないと思いますので、この方々の十分な内容、または来年の10月消費税増税時に介護現場で働く人の処遇改善を国が示しているとありますが、このことを理由にこれを否決するのは、では、来年の10月まで日向市は待てる状況なのか、それを継続して審査も行わず、調査も行わないというこの委員会の否決ということに対することをどうも納得ができませんので、私は賛成をいたします。 次に、陳情第16号国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情書に対する賛成を行います。 消費税はもう常に私、言っておりますが、消費税導入以来の税収、消費税導入してからもう20年ぐらいたちますが、それからの税収は大企業向け法人3税、もうあえてこの場で説明させていただきますが、法人税、法人住民税、法人事業税、ほか地方法人特別税、地方法人税、復興特別法人税、この他の法人税の減収に匹敵をします。つまり、消費税を上げながら法人税は減収をさせております。輸出大企業には輸出戻し税という税で多額の消費税が還付されております。税率が10%になればさらに巨額の還付金が金額になります。 一方、この消費税の引き上げが強行されれば、景気悪化は必至であり、中小業者、低所得者層の生活を根底から破壊します。消費税は低所得者ほど重く、高額所得者ほど軽い逆進的な不公平税制であり、憲法の応能負担原則に反します。政府は社会保障費のためと言いますが、所得の少ない人にも今まで以上の負担を押しつける消費税増税には、社会保障財源に最もふさわしくない税だと私は考えております。市民生活、今の現状が一番わかっている日向市議会として、この消費税10%増税中止を否決するということに私は反対ですので、私はこのことに賛成をさせていただきます。 討論を終わります。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、原案に反対する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、原案に賛成する討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 以上で討論を終わります。 採決をします。 まず、請願第16号小水力発電所の建設に関する請願書について採決します。 ただいまの案件について、委員長の報告は閉会中の継続審査の申し出であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、請願第16号は閉会中の継続審査とすることに決定しました。 次に、陳情第12号日向市議会議員の定数削減を求める陳情書について採決します。 ただいまの案件について、委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について押しボタンにより採決をします。 原案について、採択することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。押し間違いがあれば、もう一度押し直してください。 陳情の原案について採択することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) ないものと認めます。 賛成少数であります。 したがって、陳情第12号は不採択とすることに決定しました。 次に、陳情第14号日向市塩見権現原区の土地原状回復に関するお願いについて採決します。 ただいまの案件について、委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について押しボタンにより採決をします。 原案について、採択することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) ないものと認めます。 賛成少数。 したがって、陳情第14号は不採択とすることに決定しました。 次に、陳情第15号介護従事者を確保するために実効性のある対策を講じることを求める意見書を国に提出することを求める陳情について採決します。 ただいまの案件について、委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について押しボタンにより採決します。 原案について、採択することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) ないものと認めます。 賛成少数。 したがって、陳情第15号は不採択とすることに決定しました。 次に、陳情第16号国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情書について採決します。 ただいまの案件について、委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について押しボタンにより採決をします。 原案について、採択することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) ないものと認めます。 賛成少数。 したがって、陳情第16号は不採択とすることに決定をしました。 ここでしばらく休憩します。 △休憩 午後3時25分--------------------------------------- △開議 午後3時50分 ○議長(甲斐敏彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りします。 ただいま文教福祉環境常任委員会から、委員会の所管事務調査申し出が提出されました。この際、これを日程に追加したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 よって、委員会の所管事務調査申し出についてを日程に追加し、議題とすることに決定しました。 この後の日程は、お手元に配付しております議事日程により進めることにします。--------------------------------------- △日程第3 委員会提出議案第6号(上程、提案理由説明、質疑、討論、採決) ○議長(甲斐敏彦) 日程第3、委員会提出議案第6号日日向市議会議員定数条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 それでは、提案理由の説明を求めます。 議員定数に関する調査特別委員長、9番黒木金喜議員。 ◆9番(黒木金喜) 日向市議会議員定数条例の一部を改正する条例について、議員定数に関する調査特別委員会での審査の経過を報告し、提案理由を説明します。 さきの9月定例会に定数削減に関する陳情第12号が提出され、先ほどの日程第2、請願等審議において報告しましたとおり、本委員会では採決の結果、陳情については賛成少数で不採択とすべきものとしたところでありますが、議員定数については議会改革特別委員会で議論を重ねてきていることや、削減の必要性を認める意見もあったことから、本委員会において引き続き審査を行いました。 その審査の経過と結果につきましては、議員定数について記名投票により採決することとなり、採決の結果、議員定数を22名とする者9名、20名とする者9名となり、委員長裁決により議員定数を20人とすることに決定したものであります。 したがって、この結果をもとに現行の議員定数22人を20人とする日向市議会議員定数条例の一部を改正する条例を提案するものであります。 以上、提案理由の説明を終わります。 ○議長(甲斐敏彦) 以上で、提案理由の説明を終わります。 質疑を行います。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 質疑を終わります。 討論に入ります。 討論交互の原則によって、まず、原案に反対の討論はありませんか。 7番谷口美春議員。 ◆7番(谷口美春) 原案について反対をします。 もちろん陳情を受けての特別委員会での結論でこの条例が出てきたことは重々承知しておりますが、まず、基本的に、現在欠員2名の20名で議会を運営しておりますが、この定数の問題につきましては、来年の4月、22人定数がそろった時点でそのときの会派構成がどうであろうとそれにかかわらず、その時点で正しく議論されるべきことであって、今現状20人の定数の状態でこの結論を出すのには私はなじまないと思いますので、このことを反対いたします。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、賛成討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、反対討論はありませんか。 18番岩切裕議員。 ◆18番(岩切裕) 今、谷口議員が言われたこと、3点の観点でちょっと反対をさせていただきます。 私も、これは後から気づいたことなんですが、今、我々は、日向市議会は22名で市民の負託を受けてきて審議をやってきたわけです。でも、いろんな事情があって20名ということで後半はやってきているわけですけれども、そもそも22名で負託を受けている中で、自治体を運営する議会のあり方の人数という根幹を変えるということを、要するに20名という状況で決めてよかったのかというのは、本当に僕は後から気づきました。 さきの特別委員会の中では、多様性が必要なんだからやっぱり22人が必要なんだということを言わせていただいて、実際に日本共産党市議団が2人いないという現実があったわけですが、実際このお2人がおられたらこの結果になっていないんです。だから、22名というのは、今、谷口議員も言われたように、物すごいやっぱり大事だったんじゃないか、つまり我々は22名で機関議会として機能しているんだから、22名の状況で基本的に考えるべきだったんじゃないかと、まず1点目です。 それから、2点目です。会議原則というのがあります。つまり、長い議事機関、代議機関の議事を進めていく中で、一番安定的に運営するという方法というのが、慣習法的に積み重ねられてきて、あるものは規則になり、あるものは規則になっていないものがあります。規則になっているもので言うと、議事公開の原則、過半数議決の原則、定足数の原則、一事不再議の原則と、こういうものがあります。 でも一方で、縛りが緩やかだということで、あえて規則になっていないというのも幾つもあります。その中で、現状維持の原則というのがあるんです。この現状維持の原則というのは、この議会でも何回か経験があって、でも守られたことが一回もないんですけれども、現状の維持の原則というのは何かと言うと、要するに今回の議案のように9対9になったときに、委員長はどういう判断すべきかという考え方です。つまり9対9ということは、非常に問題が拮抗している、非常に難しい。だから、急激に変えるべきじゃないという立場です。だから、その場合には、現状維持ということで委員長は判断すべき、これが現状維持の原則という会議原則のやっぱり非常に重要な部分です。もちろん規約にはなっておりませんから、法的な縛りはないんですけれども、長年の代議制の歴史の中からつくられてきた現状維持の原則というのは、非常にやっぱり大きな意味を持っているんじゃないかと。その点もチェックとしてかかるべきだったんだけれども、そこもできなかったということは、やっぱり非常に残念だなというふうに思っています。 それから、3番目です。これは私何度も言ってきました。いろいろ考えてきました。二元代表制というのは、本当に繰り返し言いますけれども、いわゆる独任の首長と合議機関である議会のお互い切磋琢磨しながら、そして要するに地方自治法に述べられた市民の福利厚生の増進を図るということが目的です。その合議機関の人数を減らすということは、これはどんな理屈を立てても力落ちるんです。だから、これを減らすということについて、慎重にも慎重にならなきゃいけないと私は思います。それが、要するに自治体運営の住民の代表として送られている我々の責務だと思います。それを非常に踏まえないとなかなか判断ができないんじゃないかという点です。 そういうふうに考えていくと、我々が受けている負託というのは、要するに今の二元代表制のシステムの中で、議会がいかに重要で大きな課題を持っていると、ある面の専門性というものも含めた形の我々が判断をするという形、そこも含めて負託を受けているんじゃないかなという感じがして、その結果で考えると、どう見ても今の段階で、例えば小林市の例と比べてわかりますけれども、今度19名になりました。小林市が19名です。日向市が20名というのは、そこと比べてもどうなのかという問題がありますし、もし人数だけで言うなら、東京都議会1,000万人で127名と、じゃ、日向は何人だという話になるわけです。ですから、要するに議会の重要性をきちんと踏まえた上でやっぱり判断すべきだったんじゃないかなということです。 これは非常に誤解を受けるかもしれませんが、私は、議会が市民の要請だということで判断をして、人数を減らしたとしたら、ある面、逆に私は住民に対する責任を果たせなかったことになるんじゃないかという面も持っているんじゃないかというふうに思います。 私は何度も言いました。非常に難しくなってきています。一つ一つの議題が専門性を本当に問われるようになっている。もう職員さんたちもアップアップです。それは皆さん全部理解しているはずです。我々もアップアップです。その我々もアップアップの中で、一人でも二人でもとにかく欲しい、そういう状況の中であれば、本当に慎重にも慎重に考えて、減らすということは考えるべきでありますし、どうしても減らさなきゃいけないのであれば、そのときはそのときでやっぱり考えなきゃいけないんだろうというように思います。 私は、そういう市民の負託に応えて、よりよい自治体を運営するために議会の一員として仕事とするという、その市民の負託をいわば自分の矜持として仕事をしてきました。だから、その仕事を減らせと言われると、それは違うという感じが直感的にします。 では、いつまでもこの人数でいいのかというと、そうでもないと思います。でも、それは、例えば人口が5万人切った、4万人切った、そういうときになってきちんと議論しても遅くはないし、それまでに、要するに代議制の議員が減る分、どのように補おうかという議論もしながらやっていけばいいことでありますので、今回はとにかくもとに戻して、そして22名で頑張って、その間また議論していくということを考えればいいのではないかというふうに思いますので、反対させていただきます。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、賛成討論はありませんか。 19番木田吉信議員。 ◆19番(木田吉信) 確かに22名が今20名で、22名で議論しないといけないやないか。もう少し現実的に考えましょう、皆さん。今20名でやっているんだけれども、どこに問題がありますか。何か大きな問題、課題がありましたか。私は、22名のときと20名のときと私の感覚では、そんな大きく問題はないように、今回の議会も進めてこられた。特に今回は予算に対して修正の動議まで出る、こういうふうなことはかつて日向市の議会ではなかったことです。しかも委員会全員一致の否決ですから、ここあたりは、私は皆さんそれぞれ考えられてやっていることだと思う。今、岩切議員が言われましたように、どうしてもどうしても減らすときが来たら、時期が来たら減らしましょうと。もうその時期が今来ていると私は思っているんです。 それで、20名で今やっていることを考えますと、先ほどから、この議会から市長に対して金の使い方がどうだということを言いながら、やっぱり議会の我々も現実路線で物事を考えていくというような器量が必要だと思います。そのためには、皆さんそれぞれが勉強してスキルアップすることが必要だというふうに考えます。 そういうことを踏まえて、20名は、僕は18名なんですけれども、とりあえず20名で私は賛成ということにします。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、反対討論はありませんか。 21番柏田公和議員。 ◆21番(柏田公和) 議員定数を減らすことに反対する討論を行いたいと思います。 区長さんたちとの意見交換会の中でも申し上げたと思うんですけれども、今回出された一番の要因になったのが、区長さんからの言葉の中で、市民の総意であるというような言葉が発せられたと思います。ですけども、いろんな人にちょっと話を聞いたところ、それぞれの区で、今回そういう議員定数削減に対する話し合いとかいろんなものが末端までおりて、その結果、やっぱり議員を減らすべきだという、その市民の意向が区長、公民館長のほうで取りまとめて上がってきたということであれば、これは市民の総意ですので、何ら減らすということについては反対するものではないんですけれども、中にはやっぱり末端までそういう議論がなされていないという状況の中で、どこをよりどころにして議員定数を減らしていくのかといったときの根拠になるものというのが非常に薄いというふうに思わざるを得ません。 それと、先ほどから出ていますように、やはり2名欠けたということが非常に大きな日向市議会の損失になっているというふうに思います。特に委員会審査の中では、多様性のある議論が交わされてしかるべきだというふうに思います。それが1人いない、2人いないということで、その多様性が失われたという面もありますので、その辺を考えますと、やはりもとの現状の22人に戻して、再度議会をやっていくという形のほうがベストと思いますので、反対討論といたします。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、賛成討論はありませんか。 22番西村豪武議員。 ◆22番(西村豪武) 私は、この議員定数については、区長会のほうからも出ましたけれども、それ以下でも私はいいというふうに、急先鋒で以前から考えて発言をしておりました。 しかし、今回、諸般の事情で20名の定数削減の条例を改正するということなんですけれども、それについては、当然議員がそれぞれスキルを上げる、スキルアップを図ることによって十分対応できると。それはどういうことかと言いますと、以前から申し上げておりますが、委員会の構成を予算・決算特別委員会、そういうものをつくることで、平常の、通常の9月議会であるとか、あるいは2月、3月議会であるとかいうもののほかの委員会、その中ではもう人数の構成が十分な対応ができるというふうに思っております。 そして、なおかつ二元代表制ということですから、我々チェックをする立場にあります。それをやっぱりふだんから委員会活動の中で、皆さんどしどし発言をしていただいて必要な住民の負託に応えるような立場になってほしいということから、過去から16名でもいいじゃないかということを申し上げております。 また、欠員があって、現在20名という状況であります。そういうことからすれば、22が現在20名と、もちろん条例改正では20名ということですから、何ら今までと変わらない状況であると。後はもう一生懸命皆さん日向市勢発展のために頑張って、この20名を通していただきたいというふうに賛成をいたしたいと思います。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、反対討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 賛成討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(甲斐敏彦) 討論を終わります。 採決します。 委員会提出議案第6号日向市議会議員定数条例の一部を改正する条例について、押しボタンにより採決をします。 ただいまの案件について、原案のとおり可決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し間違いはありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) ないものと認めます。 賛成多数。 したがって、ただいまの案件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △追加日程第4 委員会の所管事務調査申し出について ○議長(甲斐敏彦) 次は、日程第4、委員会の所管事務調査申し出についてを議題とします。 文教福祉環境常任委員長から、お手元に配付の通知書のとおり、閉会中に所管事務調査を実施したいとの申し出がありました。 通知書のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議ありませんので、そのように決定しました。--------------------------------------- △日程第5 議員派遣について ○議長(甲斐敏彦) 次は、日程第5、議員派遣についてを議題とします。 お諮りします。 議員派遣については、お手元に配付の議員派遣一覧表のとおり派遣することにしたいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議員派遣一覧表のとおり派遣することに決定しました。 以上をもちまして、今定例会における議事日程の全てを終了しました。 これをもちまして、平成30年第4回日向市議会を閉会します。お疲れさまでした。 △閉会 午後4時10分 署名者         日向市議会議長   甲斐敏彦         日向市議会議員   黒木金喜         日向市議会議員   富井寿一...