○議長(
甲斐敏彦) 次は、日程第3、
市長提出議案第57号から62号までの6件を一括して議題とします。 ここでしばらく休憩します。
△休憩 午前10時45分
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△開議 午前10時48分
○議長(
甲斐敏彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまから、議案第57号から第62号までの6件について、一括して質疑を許します。質疑はありませんか。24番
荻原紘一議員。
◆24番(
荻原紘一) それでは、議案第60号から第62号の
人権擁護委員候補者の推薦について、関連して今回もお聞きしておきたいと思います。 市長の方から、
人権擁護委員の役割ということでは、基本的な人権等についても触れられております。 私がお聞きしておきたいのは、いつものとおりなんですけれども、特に今日、市民の置かれている生活実態、こういうものから人権そのものをいかにして擁護しなきゃいけないかということが切実な課題となっております。この点から、
人権擁護委員の皆さん方の方で取り扱われている人権にかかわる実態、こういうことについてまずお聞きをしておきたいわけであります。 ここ数年ということについて、前回もお聞きしておりましたが、今回、新しい段階でのそういう実態ということについては、きちんと反映させておいていただきたいと思うわけであります。
◎
市民福祉部長(
黒木英一) 市長の答弁に補足をさせていただきます。
人権擁護委員の実態等についてどうなのかという御質問だと思いますが、平成18年度、全部で相談件数が357件でございました。その中で、職員等が受けたものが97件、
人権擁護委員の先生方が受けられたものが260件でございます。260件の内訳でございますが、その中で特設相談をやっておるわけですけれども、それが60件、常設相談が33件、自宅で先生たちがお受けされたのが167件、締めて357件というふうになっております。 それから、中身についてどうなのかということでございますが、やっぱり従来どおり住居とか、生活の安全の問題とか、近隣の問題とか、そういう地域における生活課題等が201件で一番多うございます。次に多いのが労働問題でございまして、リストラとかいろんな課題でございまして、11件ほどございます。それから、セクハラとかストーカーとか、こういう問題もあるわけですけれども、5件ほど相談を受けております。それに、暴行とか虐待とか、そういうのもございまして、それが3件、差別待遇が1件、交通事故の問題が1件ということで、締めて357件ということになりますが、その他にいろんな人権の相談がございまして、135件ございますものですから、合わせると357件というような数字でございます。 以上でございます。
◆24番(
荻原紘一) ただいま平成18年度ということで357件ということです。一番多いのが住居の、生活の安全にかかわるということですけども、例えばこの中で公害ですね、公の公害の問題、こういうようなことも起こっていると思うんですけども、このことについてはどのように掌握しておられるか、情報を認識しておられるかということについてもお聞きしておきたいと思います。 この357件の内訳で、件数が少ないからどうとか、そういうことではもちろんございませんし、やっぱり今起こっている労働関係でも、リストラとか言われましたけど、労働基準法にかかわる、そういういろんな問題ですね、こういうことも今非常に切実になってきている状況であります。いま少し、そういうような中身について、細かなところまで答弁を求めているものではありませんけれども、もう少しここのところを補足説明しておいていただけますか。 市長の方にもお聞きしておきますけれども、
人権擁護委員の皆さんが果たしておられる役割が非常に重大になってきておりますので、本日も人権相談というのが行われるという、そういう予定になっていると思いますけれども、こういうような点がどういう状況で今取り組まれているかというようなことについても最後にお聞きして終わります。
◎市長(
黒木健二) お答えいたします。 細部にわたりましては担当部長にお願いしたいと思いますけれども、先ほど部長がお話ししましたけれども、最近の人権擁護の実績といいますか、そういった状況につきましては、平成15年度からですけれども、大体横ばいの状態で、推移をしてるなと思いますが、ただ、中身を見ますと、やっぱり60%近くが不動産関係、それから議員がおっしゃった公害の関係といったものが大半を占めておる、そういう生活の安全あるいは住居の問題が大半を占めておるというような実態でございます。 本当に
人権擁護委員の方々には、これは本当にボランティア活動として、現在10名、日向市の中にいらっしゃいますけれども、ボランティア活動として本当に真剣に取り組んでいただいておりまして、高い評価をしているところでございます。我々行政当局とも、あるいは法務局とも十分に連携をしながら、いろんな研修等も含めまして、遺漏のないようにやっていきたいというふうに思っております。 以上であります。
◎
市民福祉部長(
黒木英一) 市長の答弁に補足させていただきます。 先ほどのお尋ねの中で、内容につきまして、公害の問題についてはどうかということでございましたが、ほとんどの公害問題については、近隣住民の方の騒音とかそういう問題がほとんどでございまして、市内の事業所がございますけれども、そういうのも何件か寄せられております。そういう傾向でございます。 それから、労働関係でございますけれども、突然の解雇とか賃金未払いとか、そういうものが相談として寄せられてきておるというのが実態でございます。 以上でございます。
○議長(
甲斐敏彦) 質疑を終わります。 お諮りします。 議案第57号から第62号までの6件については、
委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐敏彦) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 討論に入ります。 議案第57号から第62号までの6件について、一括して討論を許します。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐敏彦) 討論を終わります。 採決します。 まず、議案第57
号固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第57号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第58
号固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第58号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第59
号固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第59号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第60
号人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第60号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第61
号人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第61号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第62
号人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第62号は原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。 あす6月2日から6月10日までの9日間は、議案熟読のため休会したいと思います。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
甲斐敏彦) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 次の本会議は6月11日午前10時に開き、
一般質問を行います。
一般質問の順番は、本日の
会議終了後、抽せんで決定します。
一般質問発言通告書は6月4日月曜日の午前10時までに
議会事務局に提出を願います。 これで本日の日程はすべて終わりました。 本日はこれで散会します。
△散会 午前10時59分...