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06月01日-01号

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  1. 日向市議会 2007-06-01
    06月01日-01号


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    平成19年  6月 定例会(第3回) 議事日程(第1号)                    平成19年6月1日午前10時00分開会日程第1 会期の決定(議会運営委員長報告、質疑、採決)日程第2 市長提出報告第2号~第11号及び市長提出議案第57号~第71号審議(上程、市長提案理由説明総務部長補足説明)日程第3 市長提出議案第57号~第62号審議(質疑、討論、採決)---------------------------------------本日の会議に付した事件 1、会議録署名議員の指名 2、諸般の報告 3、会期の決定 4、市長提出報告第2号~第11号及び市長提出議案第57号~第71号---------------------------------------出席議員(26名)     1番  甲斐敏彦        2番  柏田公和     3番  日高博之        4番  黒木高広     5番  黒木円治        6番  木田吉信     7番  田原千春        8番  松葉通明     9番  片田正人       10番  畝原幸裕    11番  岩切 裕       12番  海野誓生    13番  西村豪武       14番  鈴木富士男    15番  溝口 孝       16番  黒木末人    17番  日高一直       18番  新名敏文    19番  鈴木三郎       20番  坂口英治    21番  江並 孝       22番  甲斐善重郎    23番  田中 守       24番  荻原紘一    25番  那須和代       26番  黒木万治---------------------------------------説明のための当局出席者 市長         黒木健二     副市長        京野邦生 東郷町地域            黒木正一     教育長        宮副正克 自治区長 総務部長       黒木久典     企画部長       林 雄治 生活環境部長     土工冨志夫    市民福祉部長     黒木英一 産業経済部長     鈴木一治     建設部長       壹岐良徳 消防長        甲斐若治     会計管理者      中田レイ子 総務課長       矢野 続     教育次長       寺町 晃 東郷町地域 自治センター     山口佐知男 地域振興課長---------------------------------------議会事務局出席者 局長         日高利夫     局長補佐       武仲重則 局長補佐       大久保雅登    主査         東原留美子 主査         堀田浩一     主事         寺田雅彦--------------------------------------- △開会 午前10時00分 ○議長(甲斐敏彦) おはようございます。 ただいまから平成19年第3回日向市議会定例会を開会します。 直ちに、本日の会議を開きます。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(甲斐敏彦) 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に3番日高博之議員と25番那須和代議員を指名します。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(甲斐敏彦) 日程に入る前に報告します。 まず、5月15日、延岡市において、九州横断自動車道延岡線建設促進沿線議会期成会理事会が開催されました。副議長が出席しました。 次に、5月22日、延岡市において、宮崎県北地方拠点都市地域整備推進協議会一般国道10号整備促進期成会沿岸北部広域営農団地農道整備事業促進協議会東九州自動車道建設促進宮崎央北部期成会九州横断自動車道延岡線建設促進期成会の各総会が開催されました。 次に、5月24日、都城市において、平成19年度第1回宮崎県市議会議長会定期総会が開催されました。諸議題を協議の後、知事及び県選出国会議員に対する要望事項について取りまとめをし、東九州自動車道早期整備について外9件を採択しました。さらに、役員改正では、今年度、本市が全国市議会議長会地方財政委員会委員に就任することになりました。 次に、5月29日、西都市において、平成19年度県道東郷西都線整備促進期成同盟会総会が開催されました。黒木円治建設水道常任委員長とともに出席しました。 次に、5月30日、本市において、日向市・東臼杵郡南部町村議会議員協議会第1回理事会が開催されました。5月14日の初議会終了後開催された全員協議会で確認いただきました従来の議員協議会を平成18年度限りで廃止し、19年度からは議長連絡会に改めることが承認をされました。したがって、今日まで総会に提案していた要望事項については、各市町村の事項を持ち寄り、議長連絡会取りまとめをして、実行活動を行うことになりました。なお、議長連絡会の会長に本市が選出されました。 次に、5月31日、延岡市において、平成19年度九州横断自動車道延岡線建設促進沿線議会期成会熊本宮崎合同理事会が開催されました。 次に、市長から、平成18年度繰越明許費繰越計算書等調書について、平成18年度日向市水道事業会計予算繰越について、日向市議会の議会に付すべき契約以外の建設工事について、それぞれ報告がありましたので、その写しをお手元に配付しております。 さらに、6月1日付で、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分した事項について報告がありましたので、その写しもお手元に配付済みであります。 以上で報告を終わります。--------------------------------------- △日程第1 会期の決定 ○議長(甲斐敏彦) 日程第1、会期の決定を議題とします。 この定例会の会期及び議事日程について、議会運営委員会の審査の経過並びに結果の報告を委員長に求めます。5番黒木円治議員。 ◆5番(黒木円治) 〔登壇〕おはようございます。 それでは、御報告申し上げます。 本日招集されました平成19年第3回日向市議会定例会の会期及び議事日程について、去る5月25日、議会運営委員会を開催いたしましたので、委員会における審査の経過並びに結果について申し上げます。 本定例会に提案されます議案は、報告10件、人事案件6件、条例3件、事件決議3件、補正予算3件の計25件であります。以上の議案について、当局の関係部長から概要の説明を受け、審査しました結果、会期を本日6月1日から6月21日までの21日間とし、議事日程については、お手元に配付してあります案のとおり決定いたしました。 それでは、議事日程の内容について、その概要を申し上げます。 まず、一般質問であります。 一般質問は6月11日から14日までの4日間を予定しております。質問順位は、先例によりまして、本日の会議終了後、抽せんで決定することになります。 なお、一般質問通告書提出期限は、日程案にも記載してありますとおり、6月4日の午前10時となっておりますので、議会事務局へ提出願います。 次に、各議案の審議要領について申し上げます。 まず、議案第57号から第62号までの人事案件6件につきましては、本日の日程第3として委員会付託を省略し、一審議で採決まで行うことにしております。 なお、本案審議に当たりましては、先例によりまして、議題にした後休憩し、全員協議会を開催することにしております。 次に、報告第2号から第11号及び議案第63号から第71号までの各議案については、15日の本会議において質疑の後、それぞれの所管の各常任委員会に付託の予定となっております。 なお、議案質疑通告書提出期限は6月14日の午後3時となっておりますので、議会事務局へ提出願います。 次に、各議案及び請願等の委員会審査は、6月18日から20日までの3日間を予定しております。 次に、選挙管理委員会委員長から任期満了の通知がありました選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙、市長から推薦依頼のありました国民健康保険運営協議会委員につきましては、本会期最終日に決定する日程となっております。 最後に、意見書、請願書等提出期限について申し上げます。 日程案にも記載してありますとおり、提出期限は6月12日の午後5時となっておりますので、議会事務局へ提出願います。 以上、本定例会の会期及び議事日程について、その概要を申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(甲斐敏彦) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 質疑を終わります。 お諮りします。 この定例会の会期は、本日6月1日から6月21日までの21日間とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。したがって、会期は21日間と決定しました。--------------------------------------- △日程第2 市長提出報告第2号~第11号及び市長提出議案第57号~第71号審議(上程、市長提案理由説明総務部長補足説明) ○議長(甲斐敏彦) 次は、日程第2、市長提出報告第2号から第11号まで及び市長提出議案第57号から第71号までの25件を一括して議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。 ◎市長(黒木健二) 〔登壇〕おはようございます。 緑も一段と深みを増し、さわやかな季節を迎えております。 議員各位におかれましては、平成19年第3回日向市議会に御参集いただき、まことに御苦労さまでございます。 それでは、議案の説明に入ります前に、最近の市政の動きにつきまして、4点ほど、御報告を申し上げます。 まず、「八興運輸株式会社」のフェリーターミナル跡地への移転についてであります。 平成17年6月でカーフェリー川崎航路が休止(その後廃止)となり、閉鎖された「旧マリンエキスプレスフェリーターミナル」につきましては、株式会社マリンエキスプレスから「港湾施設として有効活用し、地域振興に役立ててほしい」との申し出があり、同年12月、土地及び建物について、本市に無償譲渡されたところであります。 その後、本市といたしましては、寄附の趣旨に沿った活用策を模索してまいりましたが、このたび、地元企業である「八興運輸株式会社」から、海陸一貫輸送の拠点化を図る目的で、ここに市内4カ所にある本社・事業所を集約して使用したいとの申し出があり、同社に貸し付けることといたしました。 建物は同社により改装され、去る5月7日に移転し、業務が開始されております。 なお、商業港を利用していた同社のRORO(ローロー)船、「はっこう21」も、同所に移ることにより、操船が容易になることから、現在の週3便運航から、将来、毎日運航に拡大した場合にも対応できることとなり、八興運輸株式会社には物流の効率化と細島港のさらなる振興に寄与していただけるものと期待しているところであります。 次に、平成18年度部局経営方針部局マニフェスト)についてであります。 平成18年度において、部局経営方針として公表した46事業のうち、達成及びおおむね達成(達成率80%以上)した事業は、34事業、達成率73.9%でありました。しかし、46事業のうち、検討及び調査中として達成率が積算できない事業が、7事業あり、それを除くと達成率は87.2%になります。 各部局共通の私からの指示項目につきましては、各部局から、「合併を生かした新たな地域づくり事業」で11事業、「子育て支援対策」で5事業、「民間活力の導入」で3事業と3つの項目を合わせて、19事業の提案がありました。 このうち、「新しい日向市総合計画」の重点プロジェクトとして、今年度、予算化したものを申し上げますと、まず、「産業“元気”プロジェクト」としましては、「日向入郷ブランドの確立による攻めの農林水産業」の項目として、「農林水産業振興計画策定業務」の1事業を、次に、「地域の宝“きらり”プロジェクト」としましては、「若山牧水を活かしたまちづくり事業」と「『牧水のふるさと』観光のまちづくり事業」の2事業を、次に、「みんなで育む“ひゅうがっ子プロジェクト」としましては、「新たな子育て支援体制の確立と充実」の項目として、「子育てアドバイザーの設置」と「つどいの広場開設」と「ファミリーサポートセンターの開設」の3事業を、以上、3つの重点プロジェクトにおいて、計6事業を予算化いたしました。 今後は、部局経営方針によって、「新しい日向市総合計画」の重点プロジェクト進行管理を行ってまいりたいと考えております。 次に、平成19年度宮崎市総合防災訓練についてであります。 去る5月27日、本市のほか、延岡市、門川町において、宮崎県総合防災訓練が開催されました。 この訓練は、昨年度策定された「宮崎県防災対策推進条例」に基づき、5月第4日曜日が「宮崎県防災の日」と定められたことにあわせ、開催されたものであり、東国原知事も出席されたところであります。 当日は、お倉ヶ浜総合公園市内沿岸部の堀一方、細島、幡浦、長江地区において、自主防災会を中心に、災害時における地域の役割を確認しながら、指定された場所への避難訓練などを行っていただいたところであります。 また、特に今回は、昨年度に策定いたしました「日向市国民保護計画」に基づく、テロ対策訓練が県内で初めて実施されることとなり、有事の際に備え、県や海上保安署、警察、自衛隊などの関係機関と連携して訓練に臨んだところであります。 近い将来に発生が懸念されている日向灘地震や東南海・南海地震を初め、台風等の風水害などに備え、今後とも、防災体制を一層強化してまいりたいと考えております。 次に、契約事務に関する不適切な取り扱いに伴う職員の懲戒処分についてであります。 これは、平成17年9月4日に発生した「台風14号」による災害復旧工事に係る測量設計業務について、市内の業者に委託した後、業務が完了し、成果品の納入があったにもかかわらず、今日に至るまで、委託費用295万500円を支払っていないというものであります。 ことしの5月初めに報告を受け、直ちに「日向市事務適正化調査委員会」を設置し、同様の事例の有無など、詳細な調査を行うとともに、問題点や今後の対応策等の検討を指示したところであります。 先般、同委員会より、調査の結果、他に同様の事例はないとの報告を受けましたが、担当者の不適切な事務処理はもとより、管理、監督者の立場にある上司の指導の不徹底、課全体としてのチェック体制の欠如がこのような事態に陥った原因であると受けとめたところであります。 今回の件に深く関係のあった3人の職員に対しましては、「日向市職員の懲戒処分に関する指針」に基づき、減給という懲戒処分を行ったところでありますが、今回の事態を重く受けとめ、課内のチェック体制の再整備を図るとともに、課内あるいは関係部署間の「報告、連絡、相談」を的確に行うなど、再発防止に向けた取り組みを強化するよう、またあわせて、職員倫理の確立や法令遵守(コンプライアンス)を一層徹底するよう通知したところであります。 なお、未払いとなっております委託費用につきましては、本定例市議会補正予算として計上しておりますので、議決をいただいた後、速やかに業者に支払うこととしているところであります。 このような事態を招いたことに深くおわびを申し上げる次第であります。 以上、御報告を終わりまして、引き続き、各議案の提案理由につきまして、その概要を御説明申し上げます。 今議会におきまして、御審議をお願いいたします議案は、報告10件、人事案件6件、条例3件、事件決議3件、補正予算3件の計25件であります。 まず、報告第2号から第11号までの専決処分10件についてでありますが、これらは、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定により議会の承認を求めるものであります。 まず、報告第2号日向市税賦課徴収条例の一部を改正する条例であります。 これは、本年3月30日に公布された地方税法の一部を改正する法律等により、日向市税賦課徴収条例の一部を改正し、本年4月1日から施行すべき規定があったため、専決処分したものであり、上場株式等の配当等及び譲渡所得等に対する税率の特例措置適用期限の延長、住宅のバリアフリー改修に伴う固定資産税減額措置の創設等に伴う改正が主なものであります。 次に、報告第3号日向市国民健康保険税条例の一部を改正する条例であります。 これも、報告第2号と同様に、本年3月30日に公布された地方税法の一部を改正する法律等により、日向市国民健康保険税条例の一部を改正し、本年4月1日から施行すべき規定があったため、専決処分したものであり、基礎課税額に係る課税限度額を引き上げるものであります。 次に、報告第4号宮崎県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてであります。 現在、本市を含む県内すべての市町村において、「宮崎県自治会館」の管理運営等について、地方自治法第284条第2項の規定に基づき、「宮崎県自治会館管理組合」で共同処理を行っているところであります。 本年3月31日の北川町と延岡市の合併に伴い、「宮崎県自治会館管理組合」を組織する地方公共団体の数の減少について、また、地方自治法の一部を改正する法律の施行により、規約の変更を行う必要が生じたことから、関係市町村と協議することについて専決処分したものであります。 次に、報告第5号は、平成18年度日向市一般会計補正予算(第9号)でありまして、公営住宅事業特別会計を初め、各特別会計への繰出金について、実績に基づき増、減額の補正を行ったほか、港湾整備事業鉄道高架推進事業県営事業負担金の確定に伴う補正等を行ったところであります。 また、事業費の確定に伴い、国県支出金、市債等に変更が生じましたので財源の更正をあわせて行ったものであります。 次に、報告第6号平成18年度日向市公営住宅事業特別会計補正予算(第3号)から報告第11号平成18年度日向市介護保険事業特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)までの各特別会計につきましては、それぞれの事業実績等に基づき歳入組み替え、財源更正等を行ったものであります。 次に、人事案件について申し上げます。 まず、議案第57号から議案第59号固定資産評価審査委員会委員の選任についてであります。 固定資産評価審査委員会委員3名の方の任期が、来る6月7日をもって満了となりますので、次期審査委員会委員として、梶田良春さん、黒木幹夫さんのお二方には次期も引き続きお願いいたしたく、また、平成14年12月から4年余り、本市税務行政の遂行に多大な御尽力をいただきました兒玉幸吉さんの後任としましては、新たに黒木康夫さんを選任したいと考え、御提案申し上げるものであります。 梶田良春さんは、本市職員として40年にわたり勤務され、その間、会計課や税務課等財務部門の業務に従事されており、その経験から税務行政にも精通され、あわせて、中央公民館長及び水道課長等の管理職の経験から、その識見も豊かであります。 黒木幹夫さんは、日向農業協同組合に39年余り勤務され、金融関係部署、各支店長として、不動産関係融資審査決定事務等に従事されており、不動産価格など固定資産の評価に精通されております。 黒木康夫さんは、自営業の傍ら、東郷町消防団副団長や交通指導員を務められており、地域住民安全安心のために御尽力いただいているほか、旧東郷町において、9年近く固定資産評価審査委員会委員を歴任され、評価審査事務に精通されております。 3名の方々におかれましては、役職歴が示しますように、豊富な経験と知識をお持ちでございますので、本市の税務行政にぜひ生かしていただきたいと考えているところであります。 次に、議案第60号から議案第62号人権擁護委員候補者の推薦についてであります。 人権擁護委員は、国民に保障されている基本的人権を擁護し、自由人権思想普及高揚を図る目的で設置されており、市町村長が議会の意見を聞いて候補者を推薦し、法務大臣が委嘱することになっております。 本市では現在10名の方に御苦労をいただいているところでありますが、そのうち、海野俊男さんの任期が6月30日をもって、津曲俊郎さん並びに塩月智惠子さんの任期が9月30日をもって満了となります。 これまで長きにわたり、御貢献いただきました海野さんと津曲さんの後任として、それぞれ新たに、三浦正教さんと後藤大成さんを、また、塩月さんには、次期も引き続きお願いいたしたく、3名の方々を候補者として推薦したいと考え、御提案申し上げるものであります。 三浦正教さんは、39年間にわたり、旧東郷町役場職員として、農林、福祉、病院等の職場に勤務され、豊富な行政経験と知識を兼ね備えており、また、東郷町立坪谷中学校PTA会長を歴任されるなど、積極的に地域における活動に取り組まれております。 後藤大成さんは、38年間にわたり、県内中学校に勤務され、子ども、保護者からの相談等を受けてこられており、教育者として、長年にわたり、子どもの人権擁護活動に取り組んでこられたところであります。 塩月智惠子さんは、平成9年12月から人権擁護委員として務められており、長年にわたる保育園での業務を通じて、特に女性からの信頼・信望が厚く、現在も人権擁護委員協議会副会長として積極的に人権擁護活動に取り組まれております。 3名の方々それぞれに、人格識見高く、広く社会の実情に通じておられ、あらゆる人権問題に対しても、市民の立場に立って、きめ細やかに適切に対応いただけるものと期待されることから、人権擁護委員として適任でありますので、推薦したいとするものであります。 よろしく御同意を賜りますようお願いを申し上げます。 次に、条例について申し上げます。 まず、議案第63号日向市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の改正により選挙執行経費の基準額が改められましたので、本市における選挙長、投票管理者開票管理者投票立会人等の報酬の額を改正するものであります。 次に、議案第64号日向市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正を受けまして、配偶者以外の扶養親族についての補償基礎額の加算額を引き上げるものであります。 次に、議案第65号日向市防災会議条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、防災会議の委員の定数及び任期について、水防協議会及び国民保護協議会の委員との均衡を図るため、所要の改正を行うものであります。 次に、事件決議について申し上げます。 まず、議案第66号宮崎県北部広域行政事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてであります。 市町村の廃置分合に伴い、本年3月31日に北川町が延岡市と合併したため、宮崎県北部広域行政事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、及び、同組合の規約の変更について、地方自治法の定めるところにより、関係市町村と協議するものであります。 次に、議案第67号宮崎県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少についてであります。 本案につきましても、県内すべての市町村が加入する「宮崎県後期高齢者医療広域連合」について、市町村の廃置分合に伴い、組織する地方公共団体の数の減少について、地方自治法の定めるところにより、関係市町村と協議するものであります。 次に、議案第68号字の区域の変更についてであります。 東郷町山陰地区において、国土調査法の規定に基づく地籍調査を行った結果、字の区域が入り組んでおり、その境界も不明確な位置であったことから、今回字界の明確化を図ることとしたものであり、字界を変更するに当たりまして、地方自治法の定めるところにより、議決をお願いするものであります。 次に、一般会計及び特別会計補正予算3件について御説明を申し上げます。 まず、議案第69号平成19年度日向市一般会計補正予算(第1号)についてであります。 まず、民生費でありますが、今回提案しております老人保健事業特別会計補正予算に係る財源不足を補うための繰出金であります。 次に、農林水産業費でありますが、鳥インフルエンザの発生及び防疫措置により損失をこうむった養鶏農家に対し、この損失のうち家畜伝染病予防法の対象とならない部分について、本市独自の支援事業としてその一部を助成することとしたものであります。 内容といたしましては、市内在住の30戸の養鶏農家を対象とし、移動制限により出荷がおくれたことに伴い、増加した光熱費などの諸経費、及びひなの導入がおくれたために生じた損失の一部を助成するものであります。 他の自治体では、今のところ類似する支援事業は予定されていないようでありますが、国・県の支援事業では対象とされない被害について、養鶏農家から支援要望が多くあり、今後の養鶏振興のために必要であると判断いたしまして、市が独自に取り組むこととしたものであります。 次に、消防費でありますが、平岩横断歩道橋下国道10号の交差点改良に伴い防火水槽を撤去するものであります。 次に、教育費については、コミュニティ助成事業及び自治公民館屋外放送設備修繕に対して、自治公民館建設費補助金交付要綱に基づきその一部を助成するものであります。 また、災害復旧費については、平成17年度災害復旧事業に係る設計委託料の未払い金について、過年度支出として所要の経費を計上したものであります。 次に、議案第70号平成19年度日向市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、実績見込みにより保険給付費の増減額補正を行い、また、老人保健拠出金、介護給付費納付金の決定に伴う増減額補正をあわせて行うものであります。 また、本年度におきましても、医療費増見込みによる保険税の税率改定を行わず、その一部を国民健康保険基金から繰り入れることとしております。 議案第71号平成19年度日向市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、これにつきましては、平成18年度の事業実績に基づき県費医療費負担金等の超過受入額を精算により返還するものであります。 また、平成20年4月からの制度創設に伴います、後期高齢者医療制度システム開発委託料等所要の経費を計上するものであります。 以上、25件につきまして、その概要を御説明申し上げましたが、詳細につきましては、担当部長に説明させますので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。〔降壇〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、提案理由の補足説明を関係部長に求めます。 ◎総務部長黒木久典) それでは、報告第2号から第11号までの報告10件、議案第63号から第65号までの条例3件、議案第66号から第68号までの事件決議3件、議案第69号から第71号までの補正予算3件につきまして、市長の提案理由に補足して御説明を申し上げます。 お配りしております議案参考にて御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 まず、報告第2号日向市税賦課徴収条例の一部を改正する条例についてであります。 議案参考は1ページからでありますが、主要な改正部分について御説明申し上げます。 3ページをお開きください。 下の方の附則第10条の2の規定の改正でありますが、住宅のバリアフリー改修に伴う固定資産税減額措置の創設に伴い、条例に規定の追加を行うものであります。 これは、一定要件を有する住宅において、バリアフリー改修が行われ、かつ高齢者等が居住しているものについて適用されるものであります。 当該住宅について、固定資産税の税額を100平米までを限度として、3分の1を減額するものであります。 次に、議案参考7ページをお開きください。 中ほどの附則第19条の3の規定の改正であります。 上場株式等の譲渡に係る市民税の課税の特例について、特例が1年延長されたことに伴う改正であります。 内容につきましては、税率を1.8%に据え置くことにするものであり、その期間を、配当については平成21年3月31日まで、譲渡益については平成20年12月31日までとしております。 次に、報告第3号日向市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 議案参考10ページをお開きください。 上の方の第2条第2項についての改正でありますが、国民健康保険税の医療分の賦課限度額について、平成19年度分から「53万円」を「56万円」に引き上げるものであります。 これは、国民健康保険税の医療分について、中間所得層への過度な負担とならないよう所得の動向等を勘案し、限度額の見直しを行うものであり、平成9年度以来の改正となるところでございます。 次に、報告第4号宮崎県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてであります。 議案参考11ページをお開きください。 変更する規約の新旧対照表を掲載しておりますので、御参照をお願いいたします。 次に、報告第5号日向市一般会計補正予算(第9号)から報告第11号平成18年度日向市介護保険事業特別会計保険事業勘定補正予算(第4号)までは、市長が提案理由で御説明申し上げたとおりでありますので、補足説明は省略させていただきます。 詳細につきましては、配付しております予算参考資料3月専決に記載しているとおりでございますので、よろしくお願いいたします。 次に、議案第63号日向市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 議案参考は18ページをお開きください。 改正内容についてでありますが、別表中の選挙長や投票管理者など8つの職について、すべて100円減額することとしたところであります。 施行日は公布の日からとしており、実質的には、本年7月に執行されます参議院議員通常選挙に係る報酬から適用されることとなります。 次に、議案第64号日向市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 議案参考19ページをお開きください。 改正内容につきましては、配偶者以外の扶養親族についての補償基礎額の加算額をすべて200円とするものであります。 施行日は公布の日とし、平成19年4月1日から適用するものであります。 次に、議案第65号日向市防災会議条例の一部を改正する条例についてであります。 議案参考20ページをお開きください。 防災会議委員の定数を40人以内に改めるほか、所要の改正を行うものであります。施行は公布の日からとしております。 次に、議案第66号宮崎県北部広域行政事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてであります。 議案参考21ページをお開きください。 変更する規約の新旧対照表を掲載しておりますので御参照ください。 次に、議案第67号宮崎県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少についてでありますが、これは市長が提案理由で申し上げたとおりでございます。 次に、議案第68号字の区域の変更についてであります。 議案参考22ページから位置図を掲載しておりますので、御参照ください。 次に、議案第69号から第71号までの平成19年度日向市一般会計補正予算(第1号)及び各特別会計補正予算について御説明をいたします。 配付しております予算参考資料の「6月補正」によりまして、その主なものを御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 平成19年度の当初予算が「通年予算」として編成されたこともありまして、今回の補正予算は緊急やむを得ないもの及び特定財源の確定したものなどに限っているところでございます。 それでは、1ページをお開きください。 表の左端に行番号が記載されておりますが、その4行目であります。 「老人保健事業特別会計への繰出金」につきましては、平成20年4月からの制度創設に伴います後期高齢者医療制度システム開発委託料に対する経費のための繰出金であります。 続いて、8行目の「家畜防疫推進事業」1,300万円は、鳥インフルエンザ発生に伴います本市独自の支援事業に対する経費であります。 続いて、12行目の「常備消防施設等の整備に要する経費」、16行目の「自治公民館の整備助成」につきましては、市長が提案理由で御説明申し上げたとおりでございます。 20行目の「農地・農業用施設災害復旧事業」でございますが、この災害復旧事業につきましては、先ほど市長が御説明を申し上げましたが、平成17年度災害復旧事業に係る設計委託料の未払い金について、過年度支出として所要の経費を計上したものでございます。支出の根拠といたしましては、地方自治法施行令第165条の8に基づくものでございます。 以上の結果、今回の補正総額は3,706万2,000円で、補正後の一般会計予算総額は253億5,406万2,000円となるものでございます。 2ページから3ページにつきましては、各特別会計の補正状況となっておりまして、市長が提案理由の説明で申し上げたとおりであります。 4ページ以降につきましては、今回の補正額を総合計画に沿ってお示ししておりますので、参考にしていただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(甲斐敏彦) 以上で提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △日程第3 市長提出議案第57号~第62号審議(質疑、討論、採決)
    ○議長(甲斐敏彦) 次は、日程第3、市長提出議案第57号から62号までの6件を一括して議題とします。 ここでしばらく休憩します。 △休憩 午前10時45分--------------------------------------- △開議 午前10時48分 ○議長(甲斐敏彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまから、議案第57号から第62号までの6件について、一括して質疑を許します。質疑はありませんか。24番荻原紘一議員。 ◆24番(荻原紘一) それでは、議案第60号から第62号の人権擁護委員候補者の推薦について、関連して今回もお聞きしておきたいと思います。 市長の方から、人権擁護委員の役割ということでは、基本的な人権等についても触れられております。 私がお聞きしておきたいのは、いつものとおりなんですけれども、特に今日、市民の置かれている生活実態、こういうものから人権そのものをいかにして擁護しなきゃいけないかということが切実な課題となっております。この点から、人権擁護委員の皆さん方の方で取り扱われている人権にかかわる実態、こういうことについてまずお聞きをしておきたいわけであります。 ここ数年ということについて、前回もお聞きしておりましたが、今回、新しい段階でのそういう実態ということについては、きちんと反映させておいていただきたいと思うわけであります。 ◎市民福祉部長黒木英一) 市長の答弁に補足をさせていただきます。 人権擁護委員の実態等についてどうなのかという御質問だと思いますが、平成18年度、全部で相談件数が357件でございました。その中で、職員等が受けたものが97件、人権擁護委員の先生方が受けられたものが260件でございます。260件の内訳でございますが、その中で特設相談をやっておるわけですけれども、それが60件、常設相談が33件、自宅で先生たちがお受けされたのが167件、締めて357件というふうになっております。 それから、中身についてどうなのかということでございますが、やっぱり従来どおり住居とか、生活の安全の問題とか、近隣の問題とか、そういう地域における生活課題等が201件で一番多うございます。次に多いのが労働問題でございまして、リストラとかいろんな課題でございまして、11件ほどございます。それから、セクハラとかストーカーとか、こういう問題もあるわけですけれども、5件ほど相談を受けております。それに、暴行とか虐待とか、そういうのもございまして、それが3件、差別待遇が1件、交通事故の問題が1件ということで、締めて357件ということになりますが、その他にいろんな人権の相談がございまして、135件ございますものですから、合わせると357件というような数字でございます。 以上でございます。 ◆24番(荻原紘一) ただいま平成18年度ということで357件ということです。一番多いのが住居の、生活の安全にかかわるということですけども、例えばこの中で公害ですね、公の公害の問題、こういうようなことも起こっていると思うんですけども、このことについてはどのように掌握しておられるか、情報を認識しておられるかということについてもお聞きしておきたいと思います。 この357件の内訳で、件数が少ないからどうとか、そういうことではもちろんございませんし、やっぱり今起こっている労働関係でも、リストラとか言われましたけど、労働基準法にかかわる、そういういろんな問題ですね、こういうことも今非常に切実になってきている状況であります。いま少し、そういうような中身について、細かなところまで答弁を求めているものではありませんけれども、もう少しここのところを補足説明しておいていただけますか。 市長の方にもお聞きしておきますけれども、人権擁護委員の皆さんが果たしておられる役割が非常に重大になってきておりますので、本日も人権相談というのが行われるという、そういう予定になっていると思いますけれども、こういうような点がどういう状況で今取り組まれているかというようなことについても最後にお聞きして終わります。 ◎市長(黒木健二) お答えいたします。 細部にわたりましては担当部長にお願いしたいと思いますけれども、先ほど部長がお話ししましたけれども、最近の人権擁護の実績といいますか、そういった状況につきましては、平成15年度からですけれども、大体横ばいの状態で、推移をしてるなと思いますが、ただ、中身を見ますと、やっぱり60%近くが不動産関係、それから議員がおっしゃった公害の関係といったものが大半を占めておる、そういう生活の安全あるいは住居の問題が大半を占めておるというような実態でございます。 本当に人権擁護委員の方々には、これは本当にボランティア活動として、現在10名、日向市の中にいらっしゃいますけれども、ボランティア活動として本当に真剣に取り組んでいただいておりまして、高い評価をしているところでございます。我々行政当局とも、あるいは法務局とも十分に連携をしながら、いろんな研修等も含めまして、遺漏のないようにやっていきたいというふうに思っております。 以上であります。 ◎市民福祉部長黒木英一) 市長の答弁に補足させていただきます。 先ほどのお尋ねの中で、内容につきまして、公害の問題についてはどうかということでございましたが、ほとんどの公害問題については、近隣住民の方の騒音とかそういう問題がほとんどでございまして、市内の事業所がございますけれども、そういうのも何件か寄せられております。そういう傾向でございます。 それから、労働関係でございますけれども、突然の解雇とか賃金未払いとか、そういうものが相談として寄せられてきておるというのが実態でございます。 以上でございます。 ○議長(甲斐敏彦) 質疑を終わります。 お諮りします。 議案第57号から第62号までの6件については、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 討論に入ります。 議案第57号から第62号までの6件について、一括して討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 討論を終わります。 採決します。 まず、議案第57号固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第57号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第58号固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第58号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第59号固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第59号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第60号人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第60号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第61号人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第61号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第62号人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第62号は原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。 あす6月2日から6月10日までの9日間は、議案熟読のため休会したいと思います。御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 次の本会議は6月11日午前10時に開き、一般質問を行います。 一般質問の順番は、本日の会議終了後、抽せんで決定します。一般質問発言通告書は6月4日月曜日の午前10時までに議会事務局に提出を願います。 これで本日の日程はすべて終わりました。 本日はこれで散会します。 △散会 午前10時59分...