◆
能勢誠議員 郷土芸能フェスティバルに関してですが、今回、
実施主体は
郷土芸能連合会ですか、ここがこれまでこういった事業をやられた実績があるのか。連合会なので、それぞれの保存会の方々が8団体ぐらいが入っているんだと思いますけれども、実施について、
教育委員会と協働でやるんだと思うんですけれども、そこあたりのもうちょっと踏み込んだ説明をお願いします。
◎
日高智子教育委員会教育部長 これまで
郷土芸能フェスティバルは、3年に1回開催をしているところです。これは、
実施主体は
社会教育課ということなんですけれども、平成25年に第6回を開催いたしまして、令和2年度には国文祭・芸文祭に併せて計画をしていたところです。 しかし、
新型コロナウイルス感染症の影響によりそれが延期になったということもあって、それ以後、令和3年度、令和4年度も開催を断念し、今年、6年ぶりの開催を予定しております。 今回の補助金については、これまで市が主体となっていたんですが、補助金ということで、
郷土芸能保存会に
実施主体としてやっていただくということになっております。
郷土芸能保存会は、連合会に加盟団体が9団体ありますので、そこの団体がこの
郷土芸能フェスティバルに参加をぜひしたいということを、今後、募集を募って実施をしていくと考えているところでございます。 6年ぶりということもありますので、えびの市、高原町、ここからも保存会に参加を呼びかけて一緒に実施をしていきたいと考えているところです。
○
吉藤洋子議長 次に、
鎌田豊数議員の質疑を許します。
◆
鎌田豊数議員 予算書の25ページ、健幸の
まちづくり拠点施設整備事業費について、お聞かせください。 8条資料、頂きました。近年の
物価高騰等への対応と円滑な
事業推進のために、前金払いの割合を見直して、委託料を増額補正すると記載してあります。見込額が9億7,600万円から予算現額が9億6,858万7,000円を引いて、補正額が741万3,000円という説明でございました。
継続費総額は49億1,440万円ということでございますが、現段階での総事業費、補助金、地方債、及び
一般財源実質負担額というのは、変わらないのかどうか、お聞かせください。
◎
柿木博敬建設課長 それでは、予算書25ページの健幸の
まちづくり拠点施設整備事業費について、お答えいたします。 今質疑があった内容ですが、全体の予算額については当初予算で3か年の継続費で計上させていただいているんですが、その内容で変わりございません。今回の補正に関しては、単年度の支出割合が若干変わったことでの補正となっております。
地方債単独費の持ち出しの分も今まで説明させていただいた内容と変更ございません。
◆
鎌田豊数議員 全協で説明のあった資料で、
ストック効果向上のところで、
オープンスペースとの連携が課題とありますけれども、これは何なのか。それから、
施設利用者数の目標をどう設定したのか、お聞かせください。
◎
柿木博敬建設課長 オープンスペースの使い方ということなんですが、いろんな今度の拠点施設に関係する設計の中で、ロビーとかそういったところの使い方、そういったところでいかに人を集める形での使い方ができるのかというところの課題ということが、今後、評価の中で考えていったほうがいいんじゃないかという指摘をいただいているところです。 あと、市民への説明についてということですが、市民への周知については、今、広報紙に毎月
特設ページをいただいて掲載しているところです。事あるごとに
ホームページについても更新をかけて周知をしているところです。
◆
鎌田豊数議員 令和4年12月21日の
概算事業費、変わっていなければ結構ですが、変わっていれば、教えてください。 それから、DXの推進についても説明がございましたが、この費用と駐車場の追加予算についてはどこで計上するのか、また、どのくらい見込んでいるか、分かっていれば教えてください。 そして、市民が利用しやすい施設及び市民に建設の概要が十分理解されることが重要と考えますが、このことについて、お聞かせください。
◎
柿木博敬建設課長 全体予算額については、先ほど申し上げたとおり、変更は今のところございません。 あと、DXの推進と、
あと駐車場の整備費用ということなんですが、これについても、この全体予算の中で含まれているところでございます。 詳細については、説明でも申し上げたとおり、施設内のウェブカメラであったり、あと警備をするための
ロボット活用とか、そういったところを今、計画の中で上げているところでございます。 市民への周知についても、今先ほど説明させていただいたとおり、広報紙で、毎月枠を設けて説明させていただいているというところと、あと、
ホームページについても、常時掲載を変更しておりますので、今後の進め方についても同じように対応していきたいと考えております。 (「駐車場の拡幅」と呼ぶ者あり。) これも、先ほど申し上げたとおり、駐車場の拡幅工事についても、今提示させていただいている予算の中で進めていく方針でございます。
○
吉藤洋子議長 次に、
永野雅己議員の質疑を許します。
◆
永野雅己議員 私からは、先ほど
能勢議員からも御質疑あった件なんですけれども、議案第42号の21ページ、
畜産競争力強化整備事業費の内容について、御質疑させていただきます。 先ほど
能勢議員からも質疑されたんで、若干同じ内容になっているんで、分かった部分については省かせていただきます。それ以外でちょっとお聞きしたい部分としまして、今回、
クラスター事業を展開しようとしている養鶏場の現在の規模はどれぐらいなのかを教えていただけないでしょうか。
◎神之
薗寿畜産課長 取組主体の
株式会社ソンタ養鶏でございますけれども、令和3年の実績といたしましては27万5,400羽を飼養されております。
◆
永野雅己議員 次に、今、先般、かなり防疫に対しての、疾病に対しての問題がありますけれども、
鳥インフルに対しての対策、防止策等の考え方について、ちょっと教えていただければと思います。
◎神之
薗寿畜産課長 今回建設をする鶏舎につきましても、
バイオセキュリティー機能の高い
ウインドーレス鶏舎というところでございます。 そして、小林市としましても、昨年度は2回において養鶏農家の皆さんに消石灰と薬剤の配布もしまして、防疫の強化に努めているところでございます。
◆
永野雅己議員 今回、
クラスター事業を展開されて
規模拡大ということになるんですけれども、そうした場合に、この
クラスター事業を行った場合の成果としてどういうことをお考えなのか、当局として、また、生産者としてどういう捉え方をされて、成果をどういうふうに持っていきたいのか、その辺があれば、教えていただければと思います。
◎神之
薗寿畜産課長 今回のこの事業においても、事業後の見込みが38万700羽ということで、10万5,300羽ほどの増羽になります。しっかりと
規模拡大が図られるところでございまして、この
クラスター事業でこれまでに15件の養鶏農家の方が取り組んでおります。この事業によりまして、小林市の養鶏業の
規模拡大が大きく図られましたので、今後とも国・県と連携をしまして、しっかりと本市の畜産振興に寄与していきたいと考えております。
○
吉藤洋子議長 次に、
竹内龍一郎議員の質疑を許します。
◆
竹内龍一郎議員 それでは、議案第42号の予算書21ページ、
畜産競争力強化整備事業費についてですが、今、2人の方が質疑されましたので、それを除いて伺いたいと思います。 まず、規模は大体分かりましたので、今後も実際、養鶏業者の件数、何社といいますか、何軒ぐらい営まれているのか、そして、今後もそういう計画があるのか、さらに、
クラスター事業に対して選定基準があるのかを、お示しください。 それから、続いて、23ページから25ページにおける
社会資本整備総合交付金事業費についてであります。 これを見ますと、23ページの
測量設計委託料が1,100万円ほど減額になっております。一方の25ページにおいて、今度は
橋りょう長寿命化修繕計画策定業務委託料が発生しておりますので、この委託料が変更になった理由をお示しください。 それから、同じく27ページであります
社会教育振興事業費(臨時)、これ先ほど
能勢議員の質疑がありましたので、ほとんど大体私が聞くべきところはありませんが、強いて言えば、団体が9団体ということで、今から計画されていく、どのような内容をされていくのか、時期はいつを大体予定されているのか、この2点をお示しください。
◎神之
薗寿畜産課長 まず、21ページの
畜産競争力強化整備事業費について、お答えします。 今現在の市内の
養鶏農家戸数ということでございますけれども、37軒ございます。 そして、今後、この事業で建設する要望があるのかというところでございますけれども、現時点ではほかの要望する農家はおりません。 なお、もう一点、選定基準でございますけれども、これにつきましては、この協議会全構成員に対しまして施設建設等の要望調査をまず行います。そして、要望のある事業者に対しまして、
事業内容の精査等を行ってまいりまして、十分内容を精査した後、県のヒアリング等を受けることになります。同時に並行しまして、この事業主体がこういう規模でこういう経営をしたいというところを盛り込んでいきましたクラスター計画を県へ提出しまして、県の承認を得るという流れになっているところでございます。
◎
柿木博敬建設課長 私からは、予算書23ページから25ページの
社会資本整備総合交付金事業費についてのところを説明させていただきます。 今回の補正内容としましては、令和5年度の当初予算計上後に、道路パトロール時点で橋梁の損傷を確認しております。その損傷の内容を確認したところ、放置すると交通に支障を来すおそれがあるというところで、今年度対象工事としないといけないというところが発生しております。それを含めた予算の再編成を、今回、行ったところでございます。それを踏まえて、今回、
測量設計委託料について、当初予算では3橋の橋梁の詳細設計を計画していたんですが、2橋を次年度以降というところで減額をしているところでございます。 そして、
橋りょう長寿命化修繕計画策定業務委託料の増額部分ですが、これについても当初予算で計上していたんですが、毎年行われる労務費の改定による単価の変動がありましたので、その分の増額で、今回、補正をお願いしているところでございます。
◎
日高智子教育委員会教育部長 予算書27ページ、
社会教育振興事業費(臨時)、
郷土芸能フェスティバルについてなんですが、小林市の各地域に長年継承されてきた郷土芸能を披露すること、これによって伝統文化の次代への継承を目的にすること、それから、郷土芸能を披露し、郷土芸能のすばらしさを周知するということを目的に、今回、実施をすることにしております。 開催の時期は、令和5年11月12日日曜日でございますが、小林市文化会館の大ホールでの開催を予定しているところです。
◆
竹内龍一郎議員 それでは、先ほどの畜産の関係ですが、今のいろいろ選定基準もあるということで、予算書の中にもあったんですが、いろいろな前回の繰越明許とか非常に出ているわけですが、いろんな事業が、水道事業を含め。今回、この畜産の事業で養鶏場を造ると。整備計画は、大体間違いなくこの繰越しにならないようにというような目的でされていると思うんですが、大体今後いつぐらいに完成見込み、着工はどれぐらいで、いつぐらいにはもう完成できるという見込みがあるのか。今の段階でいいです、分かっているだけで教えてください。 それから、2番目の
社会資本整備総合交付金事業費についてですが、今回、橋梁ということで、工事の内容、それから橋梁の何か所、2か所ですか、場所が分かればこれをお示しください。
◎神之
薗寿畜産課長 完成の時期でございますけれども、繰越しとかあるということでございましたけれども、今回、事前に業者に聞き取りをしております。慢性的な半導体の品薄等はありますけれども、しっかりと計画的に発注をして、期限内の完成は十分可能であるというような返答を受けております。令和6年3月31日の期限内に完成を目指しております。
◎
柿木博敬建設課長 それでは、私から、工事の内容と工事の場所について、説明させていただきます。 工事の内容なんですが、橋と道路の間に伸縮装置という部品が使われております。というのが、橋がやっぱり動いたり、収縮したり、膨張したりする関係で、そこに隙間があります。そこの中に、隙間に充填させているゴムみたいな板が、今回、劣化によって浮き上がっているような状態がありますので、それを取り替えるという工事内容になる部分で補正をお願いしたところです。 橋梁の工事箇所については、今年度4橋を計画しております。 小林地区でいくと、久津原橋、あと轟木1号橋、あと北きりしま大橋、今回、これが補正をお願いした部分の橋になります。あと、須木地区については、上軍谷橋というところが今回の工事対象となっております。
○
吉藤洋子議長 次に、
大迫みどり議員の質疑を許します。
◆
大迫みどり議員 予算書21ページ、
地域おこし協力隊事業費について、お伺いいたします。
地域おこし協力隊起業支援補助の内容について、それから、この補助を受けるに当たっての条件があれば、お聞かせいただきたいと思います。それから、この起業する隊員のこれまでの活動内容について、お伺いします。 次に、同じく21ページ、自治会活動推進事業費について。 自治会活動、コミュニティ活動をしていく上で非常にいい
補助事業だと思うんですけれども、この
補助事業の申請の状況と、この内容の周知について、伺いたいと思います。 今回は、このコミュニティ活動補助ということで、1団体が受けられるようですが、自治会活動推進事業費の中には、コミュニティ、そのほかにも防災とかそういった内容もありますので、そこも説明いただきたいと思います。
◎
松田和弘地方創生課長 まず、予算書21ページの
地域おこし協力隊事業費の
地域おこし協力隊起業支援補助金の内容ということで、先ほども申しましたとおり、
地域おこし協力隊の起業を支援するとともに、市への定住及び市の活性化を図るため、市内で起業する
地域おこし協力隊に対し補助金を交付するものです。 こちらの主なものなんですけれども、補助金額といたしましては上限を100万円としております。補助対象経費を合算した額の10分の10、これ全て補助するという形でございます。こちらが、
地域おこし協力隊が、任期終了の日から起算しまして前後1年の間に、市内での定住及び起業する者に対して補助金を交付するものとなっているところでございます。 そして、今回の隊員の活動ということでよろしかったですかね。今までの、全体のということでよろしいですか。 (何事か発言する者あり。) それでは、今回の補助金の対応なんですけれども、先ほど答弁しましたおがくず製造の販売、配達などの事業をするんですけれども、そちらの設備投資としてフォークリフト等の購入等に充てるというふうにしております。 (何事か発言する者あり。) 今回活用する隊員の活動内容なんですけれども、実際、おがくず製造の事業承継なんかをメインに炭化事業を新規に立ち上げるというところで来られていました。そして、西小林のほうで、そちらで新しい生ごみの処理なんかをしたりとか、そういったところの取組をずっとされていたというところです。そして、今回が、その中でもおがくずの販売等を実施するというところになっております。 続きまして、コミュニティ活動補助ですけれども、申請状況なんですけれども、これにつきましては、大体8月に県から募集が来ます。これが次年度のものになりますので、今回実施する分が、昨年度申請があった分というところでございます。 周知につきましては、8月、応募があった以降に市の
ホームページであるとか、あと、区とかの情報もしますし、広報紙等を使って8月下旬ぐらいに市民の方に周知をかけていくというところでございます。 今回のコミュニティ活動の部分なんですけれども、コミュニティ活動の補助金につきましては、様々な一般コミュニティ事業であるとか、コミュニティセンターの建設であるとか、地域防災とか様々な取組に対して実施するという部分がありますので、申請をする団体といたしましては、やはり自治会であるとか、あと郷土芸能なんかを実施する、伝統芸能を継承するための活動なんかで、いろいろな応募が、申請が上がるという状況でございます。
◆
大迫みどり議員 地域おこし協力隊なんですけれども、隊員の業務というか、募集の仕方が変わってきているのかなと思います。 当初ですと、小林市を、都会から来て違う視点で、地域に溶け込んで活動してもらって、その中から自分のやりたい仕事というのを見つけて起業していくという形だったと思うんですけれども、今説明を受けたところによりますと、もう隊員として入隊するときに、おがくずのそういった会社を立ち上げたいということで応募をされて、この間活動されたということですかね。それはちょっと確認です。 それから、現在、8条資料を頂きましたが、2人の隊員募集をしているけれども、まだ隊員が決まっていないということです。この募集の方法ですが、現在、以前の募集の仕方と変わって、今回募集されている隊員の中身も、地域ブランドのPRや農林業の従事等を業務内容としてという条件があるんですけれども、こういった形に変更をしてしまったのか、それとも従来での形での隊員も募集しているのかどうか。なぜこういう形に変えたのかというところもお聞かせ願いたいと思います。 それから、自治会活動推進事業費ですけれども、申請の状況といたしまして、お聞きしたかったのは、毎年どのぐらいの団体が申請をしていて、今回は1つの団体だったんですけれども、県で全県から来る団体の中からも選ばれると思うんですけれども、本市としては、状況としてといいますか、1団体は必ずという状況があるのか、県の選考の仕方といいますか、そういった状況も、分かればお願いしたいと思います。 あと、周知の方法ですが、やはり、答弁いただきましたように、非常に今、自治会活動、コミュニティの活動、公民館活動とか、非常に苦慮されているところもありますし、こういった使える制度というのがあるのであれば、やはりもっと広く知らせてほしい、周知してほしいというのがありますので、あらゆる団体を使ったりして、
ホームページなんかでしているということですけれども、各団体、こういったことが申請できるような団体に対してもやはり説明をしていただくと、もっと応募する団体が増えてくるかなと思います。
◎
松田和弘地方創生課長 協力隊の募集の仕方なんですけれども、今までの募集の仕方としては、やはり小林市のほうにというところに、地域の資源等を活用してと、結構広い範囲のところで活動のところを求めていたところであります。 やはり協力隊であると、やっぱり山間部なので、農業とかというところで目的で来るんですけれども、結局活動してみると非常に難しい部分もあります。そこで、やはり地域の課題、そういったところに焦点を当てて募集をしていくというような方向に転換したほうが、協力隊も、しっかりとそれに対応して目的を持って初めから着任できるんではないかなというところで、令和5年度2名の隊員を募集しているんですけれども、1名、今募集しているのが、やはり須木地区、これ須木地区の栗であったり、あとすきむらんどの観光なんかに特化したところで活動しませんかというところで、今、募集をかけているところでございます。 あと1名につきましては、今、関係団体である野尻のほうであるとか、あちらのほうで、今、調整を図って、どういった人材が欲しいかというようなところで募集をかけていこうと考えているところでございます。 自治会なんですけれども、こちら選考の仕方としまして、令和5年度、今回該当したのが1件でありますが、これが募集におきまして、令和4年度になりますと3件ありました。これが全部該当したところなんですけれども、申請があって、これ県内で採択されますので、その中で小林市としては申請があった部分に対しては全て県、そして自治総合センターに申請は上げているところでございます。ただ、県内で採択をされますので、そちらでもし採択されなかったら、また次年度にその団体の方も含めて次年度の事業として募集をかけたりしているというところでございます。 やはり広く周知をしてはどうかということなんですけれども、募集方法につきましては、
ホームページであったりとか、広報こばやしもありますけれども、これ、もちろん自治会、区の区長さん方ですね、そして、きずな協働体、あと市民活動支援センターも通じて案内等をかけているところでございますけれども、これに関してもしっかりと周知ができるように、いろんな手を考えていきたいとは思っているところでございます。
◆
大迫みどり議員 理解しました。1つだけ、今、採用されなかった団体、また次の年に申請するという形でしていると。今現在、採用されていない団体というのがあれば、どのぐらいあるのか、なければなしでお願いします。
◎
松田和弘地方創生課長 現在のところはない状況です(同日141ページ発言訂正あり)。今年度8月にまた、今度8月に募集をかけますので、そちらで募集をかけてどうなるかというところになります。
○
吉藤洋子議長 次に、原勝信議員の質疑を許します。
◆原勝信議員 私からは、予算書21ページ、
農産物消費拡大推進事業費について、お尋ねいたします。 こちらにつきましては、
農産物応援消費推進事業費補助になりますが、農産物消費拡大につきましては、これまでコロナ禍の中、例えばドライブスルー事業をやったりして、応援消費、消費拡大、消費喚起につなげてきたところもございます。コロナが落ち着いてまいりました。これからますます仕掛けていかないといけない重要な分野だと思いますが、心配するところは、物価高騰及び原材料高騰の部分でございます。これを含めまして、農産物の消費拡大、応援消費及び消費喚起につきましては、販売促進を含めどのような展開を考えているのか、確認します。 同じく21ページ、
畜産競争力強化整備事業費について、お尋ねいたします。 こちらにつきましては、先ほど一部、竹内議員の質疑と重複するところがございますが、この
畜産競争力強化整備事業費につきましては、別日程にはなりますが、令和4年度小林市一般会計事故繰越し繰越計算書にも、
畜産競争力強化整備事業費が報告、提出をされております。冷静に考えれば、この事故繰越し繰越計算書で上がっている、
畜産競争力強化整備事業費、これ令和3年度の3月補正予算の部分なんですよね。それを考えたときに、今回も畜産競争力強化整備事業として上がっていますので、半導体等を含め、予定どおり予算が可決された場合については、整備及び展開ができるのかを心配します。その辺につきましてどのように考えているのか、確認します。 続きまして、25ページ、健幸の
まちづくり拠点施設整備事業費について、お尋ねいたします。 こちらにつきましては、先ほどの鎌田議員の質疑である程度理解をしたところはございますが、これまで議会や全員協議会で度々御説明をいただいておりますスケジュールに関しまして、これまでの説明のとおりに進むのか確認します。
◎
高津佐正吾農業振興課長 予算書21ページ、農産物消費拡大推進事業の今後の展開というようなことでございますが、
新型コロナウイルス感染症により、農産物にも価格低迷、需要の低下ということで農家が価格転嫁もできないというような状況も続いておりますので、市内で生産される農産物の消費喚起という観点から、今後、ブランド認証制度の確立や、あとフードビジネス事業の展開等も関係機関、関係課と連携しながら取り組んでいきたいと考えております。
◎神之
薗寿畜産課長 畜産競争力強化整備事業、年度内に完成できるかということでございます。 別途報告をすることになりますけれども、昨年度の事業につきましては、報告のとおりインバーターの入荷の遅延、そして何より
新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、6か月ほど十分な人員が確保できなかったというような要因がございます。 今回につきましては、先ほども申し上げましたとおり、インバーターにつきましては、若干の品薄はありますけれども、しっかりと納入できるというような、確約ではございませんけれども確認は取れているところでございます。年度内の完成に向けまして、しっかりと連携しながら進めてまいりたいと思います。
◎
柿木博敬建設課長 私からは、予算書25ページの健幸の
まちづくり拠点施設整備事業費について、説明させていただきます。 これまで説明させていただいたスケジュールについて、順調なのかというところでございますが、前年度の予算でも計上させていただいたアドバイザリー業務委託、そういったところとうまく連携を取りながら、今、お示ししていただいているスケジュールどおり順調な形で推移していますので、また、そういったところどころで変化がございましたら、その都度また説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆原勝信議員 それでは、
農産物消費拡大推進事業費について、お尋ねいたします。 先ほど、コロナ禍の間の事業について質疑をしましたけれども、そのコロナ禍の間、この消費拡大、応援消費につきましては、農畜産物消費拡大推進事業として展開をされておりました。 今回のこの事業、農産物ということになっております。畜産物につきましては、消費拡大、応援消費についてはどのように考えているのか、確認します。
◎神之
薗寿畜産課長 今ございましたとおり、農畜産物消費拡大
推進協議会としましても、しっかりと市内産の畜産物、市内、市外、そして県外、しっかりと目的を持って取り組んでまいります。
○
吉藤洋子議長 以上で、議案第42号の質疑は終わります。 ここで、10分程度休憩します。 午前10時58分 休憩 午前11時08分 開議
○
吉藤洋子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで、
地方創生課長から、先ほどの大迫議員の質疑に対する答弁について、訂正の申出があります。
◎
松田和弘地方創生課長 発言の訂正をお願いしたいと思います。 先ほど、大迫議員の質疑の中で、コミュニティ助成事業の申請の部分で、件数がないとお答えしたんですけれども、昨年度、申請が2件ありまして、1件が採択されております。その1件につきましては、今年度、申請分と一緒に申請をさせていただきたいと思います。 訂正をお願いしたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。
○
吉藤洋子議長 ただいまの発言のとおりであります。御了承願います。 次に、議案第43号令和5年度小林市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第44号令和5年度小林市下水道事業会計補正予算(第1号)について、質疑を許します。 まず、
能勢誠議員の質疑を許します。
◆
能勢誠議員 それでは、議案第44号、5ページの下水道事業計画変更業務委託料について、質疑いたします。 まず、この下水道事業計画というものがどういったものなのか、小林市下水道事業経営戦略とは異なるのかということですね、あと、その変更の内容について、お聞かせください。
◎深見順一
上下水道課長 まず、下水道事業計画とは、経営戦略とは別物であるかどうかということでございますけれども、その点に関しては別物となっております。 小林市公共下水道事業計画につきましては、汚水と雨水の処理機能によって、分流式で管理をしております。その中で計画等を立てておるところでございます。 今回、事業計画の変更の内容でございますが、現在の仲町地区雨水管渠整備事業に加えまして、その先の西ノ原雨水管渠バイパス整備をするものを含めた計画期間の変更と計画面積の変更となっております。
◆
能勢誠議員 今、仲町と西ノ原の雨水の排水の下水ということですけれども、汚水、雨水は、今、仲町が……。私、聞き間違えて、汚水だったか雨水だったか分かりませんが、汚水については、今、市内の都市計画区域内のどれぐらいの整備率といいますか、どれぐらいが整備できているかということと、雨水に関しては、大雨が降ったときの排水とかの関係だと思いますが、これから、計画がされている中で実施する予定の箇所があれば、教えてください。
◎深見順一
上下水道課長 小林市公共下水道事業計画と、汚水の部分でございますけれども、これにつきましては、全体計画が390ヘクタールということで計画しておりまして、現在、面整備について鋭意取り組んでおるところでございます。 現在、事業計画のほぼ100%に近いところまで整備が、汚水については完了しているところでございます。 それから、雨水事業に関しましてでございますが、現在取り組んでいるのが、仲町地区の雨水管渠整備でございますけれども、先ほど答弁で申し上げましたとおり、小林原近辺、西ノ原地区というのがありますけれども、そこのバイパス、雨水幹線というものを、この先、計画をしているところでございます。
◆
能勢誠議員 汚水については、坂元地区はもう計画に入っていないと思うんですけれども、これちょっと生活環境課になってしまうのかもしれませんが、その補完のための浄化槽の整備の繰替えというか、そこあたりの進捗状況というか、浄化槽に切り替えないといけないところがあるかと思うんですけれども、そこあたりの状況について、教えてください。
◎深見順一
上下水道課長 議員も御指摘のとおり、合併浄化槽につきましては、公共下水道と事業としては全く別物でございますので、この場での答弁につきましては、ちょっとできかねますけれども、そもそも公共下水道は、計画面積を定めた上で実施しておるものでございます。それ以外の区域につきましては、いわゆる合併浄化槽等による浄化ということになっていきます。
○
吉藤洋子議長 次に、原勝信議員の質疑を許します。
◆原勝信議員 私からは、同じく5ページ、下水道事業計画変更業務委託料について、お尋ねいたします。 こちらにつきましては、今回の変更による下水道事業の運営、下水道工事、下水道利用料金等に変更、影響等は出ないのか、確認をします。 2点目です。 仲町地区の雨量につきまして、排水処理能力並びに雨量計算はどのように算定をされているのか、確認します。
◎深見順一
上下水道課長 まず、1点目、今回の計画変更によって、いわゆる下水道事業の運営に影響はないのかということでございます。 先ほど
能勢議員の質疑のお答えとかぶりますけれども、雨水と汚水は分流式でございますので、基本的には影響はないものと考えております。 また、工事につきましても、先ほどとかぶりますけれども、面整備がもうほぼ完了するといったところでございますので、直接的にはここも影響はないものと考えております。 また、料金につきましてでございますが、こちらにつきましては、雨水の処理に関しましては下水道料金への反映はないと考えております。 それからあと、排水流量の計算についてということでございますけれども、これにつきましては、7年確率の降雨強度式というものを使用しておりまして、いわゆる平均流量を求める公式であるマニングの公式により計画流量を算出しまして、断面ごとに通水量を満足する計算として設計をしておりますので、十分対応できるものと考えております。
○
吉藤洋子議長 以上で、議案第43号及び議案第44号の質疑は終わります。 次に、議案第45号小林市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正についてから議案第50号小林市景観条例の一部改正についてまで、以上、議案6件についての質疑を許します。 まず、
大迫みどり議員の質疑を許します。
◆
大迫みどり議員 議案第45号小林市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正について、伺います。 内容を分かりやすく説明していただきたいと思います。 それから、マイナンバーカードの件では、現在、いろいろな問題が起こっております。市内におきましては、そのようなトラブル、問題は発生していないか、そのことをお聞かせください。
◎鸙野裕一
市民生活部長 今回の条例の一部改正につきましては、印鑑登録証明書における本人確認の手段として、電子証明書を搭載したスマートフォンを追加するため、電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。つまり、マイナンバーカードの代わりとしてスマートフォンで本人確認ができる状況にするということでございます。 それから、問題点等は小林市内でなかったのかということでございますけれども、小林市内におきましては、現在、補助等は行っておりますけれども、基本的には本人が操作するということになっておりますので、今のところ問題点としては出ておりません。
◆
大迫みどり議員 つまり、内容ですけれども、マイナンバーカードで証明するのをスマートフォンでもできるように追加をするという内容ですよね。そのことによって、このスマートフォンの中の情報がそっちに漏れていくといいますか、そういう危険はないんでしょうか。
◎鸙野裕一
市民生活部長 マイナンバーカードもそうなんですけれども、基本的に、いろんな情報を引き出すための鍵だと思っていただけるといいのかなと考えております。ですから、その中には多少の個人情報は含まれますけれども、保険情報であるとか、ほかのそれにひもづく情報、そういった部分に関しては漏れないということになっております。
◆
大迫みどり議員 確認したいのは、マイナンバーカードにひもづけされている情報が漏れる云々というのが、今、問題になっています。スマホでということなので、スマホの中にある個人の、マイナンバーカードとは別の情報が出されるという危険はないのかと、その点です。
◎税所將晃市民課長 情報の漏えいということの心配だと思いますが、スマホに登載される情報につきましては、ICチップの中に、公的個人認証アプリ、券面アプリ、券面事項入力補助アプリ、住基アプリの4種類があるんですが、その中の一つの公的個人認証アプリ、このものについてだけ搭載されるというサービスが始まるということでございます。
○
吉藤洋子議長 次に、原勝信議員の質疑を許します。
◆原勝信議員 私からは、議案第46号小林市安全で住みよいまちづくり条例等の一部改正について、まず、お尋ねいたします。 今回の条例改正については、令和4年12月定例会で可決された小林市の政策推進における組織及びその任務に関する条例の一部改正、つまり、令和5年4月の組織改編を踏まえての条例改正となっております。これに関する条例の一部改正につきましては、去る3月定例会においても提案されたところでございますが、そしてまた、議案の訂正もされたところでもございます。 それを踏まえての今回の条例改正ということになっております。組織改編を時代に即した形で行うことについては、もちろんそれを否定するわけではございませんが、それに伴った事務処理等についても、しっかり庁内全体で情報共有した上で行うべきと考えるところでございます。 以上のことを踏まえまして、市長にお伺いいたします。 今後の部局の再編等を伴う組織改編に対する基本的な考え方について、どういった方針を持って行われるお考えか、お聞かせください。 続きまして、議案第48号でございます。 こちらにつきましては、こども家庭庁設置に伴います所要の改正ということになります。この条例改正の中で、厚生労働大臣を
内閣総理大臣にというふうに変わることになります。以前、子ども・子育て支援制度が新制度に切り替わるとき、つまり、幼稚園は文部科学省の所管、保育園は厚生労働省の所管、これを
内閣府が行うということで新制度に切り替わったときにも、国からなかなかこちらに情報が入ってこないということで、担当部局がばたばたしていたのを今でも記憶しております。今回この一部改正をすることによって、本市に影響はないのか、確認をいたします。 続きまして、議案第49号小林市介護保険条例の一部改正についてでございます。 こちらにつきましては、令和5年4月1日以降に普通徴収の納期限が到来する令和4年度以前の年度分の介護保険料についても、減免措置を行うということになります。どこまで遡るのか、詳細な説明をよろしくお願いします。 続きまして、議案第50号小林市景観条例の一部改正についてでございます。 こちらにつきましては、強靱かつ持続可能な電気供給体制の確立を図るための所要改正ということになりますが、奇抜なものになる条例改正とならないのか、影響が心配されるところでございます。この内容について、確認をいたします。
◎宮原義久市長 議案第46号小林市安全で住みよいまちづくり条例等の一部改正についてでありますが、組織改編の考え方という部分でありますけれども、3点ありまして、1点が、目標と戦略を明確にするために、総合計画後期基本計画の施策体系を基本に整合性を図り、より実効性の高い組織としていくということであります。2点目に、多様化する市民ニーズや社会情勢に機敏に対応できる柔軟な組織としていくということであります。3点目、職員各自が行政とは何のためにあり、何をすべきかを意識して、やりがいのある働きやすい組織としていく。 いずれにしましても、行政評価、人事評価等を見据え、職員の能力が最大限に発揮でき、市民へのサービス向上などを含め、自治体としての持続可能な組織としていきたいということを考えております。
◎安楽究
健康福祉部長 私からは、議案第48号について、説明をさせていただきます。 こちらにつきましては、厚生労働大臣を
内閣総理大臣に改めたことに伴います改正も一部入っておりますが、ここにつきましては、今回の改正で市民及び本市にどんな影響が及ぶかということでございますけれども、この一部改正に伴いまして、本市並びに市民等への影響についてですけれども、こども家庭庁の設置に伴います本条例の一部改正等につきまして、国・県・市の行政間の手続においては、所管の変更によります申請先の変更などが生じるものを除いては、市民でありますとか関係機関等に直接影響が及ぶものはないと思っているところでございます。 ただ、先日閣議決定されましたこども未来戦略方針などを踏まえまして、市民の皆様等に直接影響が生じる変更等がある場合には、その場合、速やかに周知を図るなどして、異常なきよう対応してまいる考えでございます。 あと、議案第49号でございますが、介護保険条例の一部改正につきましては、こちらは、令和2年度から
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したことによります介護保険料の減免措置を実施しておりましたが、今般、5類感染症に移行したことを受けまして、この減免措置については令和4年度をもって終了となりました。 ただ、その令和4年度以前の年度分の介護保険料で、令和5年4月以降に普通徴収の納期限が到来する場合においては、この減免措置を実施するために改正を行うものでございますが、これをどこまで遡るのかということでございますけれども、収入が減少したこと等によります介護保険料の減免につきましては、令和2年度からの措置ですので、令和2年度まで遡ることができます。 なお、この減免については、国の財政支援を受けることとなっております。
◎
柿木博敬建設課長 私からは、議案第50号小林市景観条例の一部改正について、説明させていただきます。 今回の主な改正の内容としましては、条文に引用している関係法の名称が変わったことによるものでございます。 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法が、今回、再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法と改正されたことによる文面の改正でございます。色彩に関しての制限が変わるのかということなんですが、それについては、今までどおりの規定のままということで、中身については変わってございません。文言が変わっただけということでございます。よろしくお願いします。
○
吉藤洋子議長 以上で、議案第45号から議案第50号までの質疑は終わります。 次に、議案第51号財産の取得について、質疑を許します。 まず、
能勢誠議員の質疑を許します。
◆
能勢誠議員 私から、議案第51号財産の取得についての件で、条件付一般競争入札となっております。この条件付一般競争入札、仮契約までの流れについてお尋ねしたいということと、今回、条件付一般競争入札の方法を選定した理由をお聞かせください。
◎
日高智子教育委員会教育部長 今回の業者選定までの流れを、まず、お答えいたします。 令和5年1月中旬に、学校現場の要望に沿ったものに使ってほしいという寄附者の強い意向がある旨の連絡をいただきまして、3月1日に寄附を頂きました。令和4年度の3月議会に補正予算として上程をし、議決をいただきまして、令和5年度に予算の繰越しをしたところです。 令和5年5月10日に入札の公告をし、5月19日に入札を実施しました。5月25日には、仮契約を締結しまして、今回の6月議会に上程をしたところでございます。今回、議会の議決をいただけましたら、業者発注を8月から9月中にかけて、納品、その後、供用開始をする予定にしておるところです。 また、その一般入札にした理由、その条件ということなんですが、今回の入札にした条件でございますけれども、小林市に指名願を提出している業者であること、それから小林市内に本社、支店、営業所を有する業者であることとしております。
◆
能勢誠議員 入札に関しての応札が何者だったかということと、募集期間が10日の間で、どのような公告方法を取ったかを、教えてください。
◎
日高智子教育委員会教育部長 まず、入札参加者数でございますが、1者の参加でございました。 それから、その公告から入札までの期間でございますけれども、学校からの要望に基づきまして、改めて4月に仕様などの確認をする必要があったということから、公告が5月10日ということになりました。入札につきましては、小林市財務規則の第96条に、少なくとも該当入札の期日前7日までに、掲示その他の方法により公告しなければならないとなっておりますので、これに基づきまして、公告から7日以上の5月19日に入札を実施したところでございます。
◆
能勢誠議員 あとは、委員会で聞いていただければ、審査していただければいいかなと思いますので、以上で終わります。
○
吉藤洋子議長 次に、
竹内龍一郎議員の質疑を許します。
◆
竹内龍一郎議員 同じく、議案第51号であります。 先ほどの
能勢議員とほとんど、私と内容は大体分かりましたので、1点だけお答えいただきたい。 契約保証金について、これ免除になっているということがありました。普通の事業であれば、ある程度の契約保証金というのは事業に対してあるんですが、この場合、免除になっている理由を教えてください。
◎
日高智子教育委員会教育部長 契約保証金を免除した理由でございますけれども、今回、小林市財務規則の第114条の第8項、この契約保証金の免除に係る規定というもので、それを根拠としたんですが、今回の契約相手方におきましては、これまでのICT機器や事務機器等の本市との契約履行状況を確認しましたところ、全て誠実に履行していることから、信用に値すると判断をいたしまして、契約保証金を免除したところでございます。
◆
竹内龍一郎議員 金額として5,000万円を超える金額なので、そして納期限もいっぱいいっぱいあると思います。せっかく頂いた寄附を有効に、そして誰一人、児童に少しでも早く教育材料として使っていただくように、納期のところについては、しっかり市で確認なり、状況なりをつかんでいただくように、これは気持ちとしてお願いしたいと思っています。 以上で終わります。
○
吉藤洋子議長 以上で、日程第1、議案第42号令和5年度小林市
一般会計補正予算(第4号)から議案第51号財産の取得についてまでの質疑は終結します。 これから各号議案を委員会に付託します。 議案第42号を除き、各号議案は配付してあります議案付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託します。 お諮りします。 議案第42号は、議長を除く全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
吉藤洋子議長 異議なしと認めます。したがって、議案第42号は、議長を除く全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 この際、お諮りします。 ただいま設置されました予算審査特別委員会の正副委員長は、委員会条例により互選することになっていますが、この手続を省略し、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり。)
○
吉藤洋子議長 異議なしと認めます。したがって、互選の手続を省略し、議長において指名することに決しました。 それでは、指名します。 予算審査特別委員長に
鎌田豊数議員、副委員長に押領司剛議員を指名します。
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△日程第2 報告案件について(質疑、終了)
○
吉藤洋子議長 日程第2、報告案件についてを議題とします。 報告案件は、令和4年度小林市一般会計繰越明許費繰越計算書、令和4年度小林市水道事業会計予算繰越計算書、令和4年度小林市下水道事業会計予算繰越計算書、令和4年度小林市一般会計事故繰越し繰越計算書、有限会社のじり農産加工センター、ハーメックのじり株式会社及び株式会社のじりアグリサービスの3法人に係る令和5年度事業の計画及び令和4年度決算に関する書類、以上7件であります。 質疑の通告がありますので、これを許可します。 まず、
能勢誠議員の質疑を許します。
◆
能勢誠議員 それでは、私からお聞きします。 報告書類4の令和4年度小林市一般会計事故繰越し繰越計算書について、この内容について、お聞きいたします。 続いて、報告書類5の有限会社のじり農産加工センターの令和4年度実績における雑収入について、お伺いします。 ハーメックのじり株式会社の令和5年度委託料の内容について、お聞きいたします。 続いて、株式会社のじりアグリサービスの令和5年度指定管理料が増額になっている根拠をお示しください。
◎神之
薗寿畜産課長 報告書類4、令和4年度小林市一般会計事故繰越し繰越計算書についての説明でございます。 この事業につきましては、国の令和3年度の補正予算を受けまして、令和3年度3月補正で予算計上した事業でございます。
クラスター事業を利活用しまして肥育豚舎等の施設を建設するというところで、繰越明許によりまして令和5年3月31日までの事業計画を、明許を前提としまして事業化された事業でございます。先ほど説明をいたしましたとおり、インバーターの納期の遅延、そしてコロナによりまして、作業員の大幅な減、不足によりまして、このように事故繰越しとなったものでございます。
◎大山公弘
野尻総合支所長 それでは、私から報告書類5と7につきまして、続けて答弁させていただきます。 まず、報告書類5、有限会社のじり農産加工センターの実績における雑収入についての御説明でございます。 これにつきましては、独立行政法人中小企業基盤整備機構というものがございますけれども、そこで行っております経営セーフティー共済の倒産防止積立金ということで積立てをしておりまして、その全額解約による290万円の収入というのが、増加の主な原因でございます。この積立金の解約につきましては、満期到来によるものでございますけれども、その積立て解約をしたものから、緊急に修理をする機械の更新をしまして、その残りについては再度積立てをしたということにしております。 続きまして、株式会社のじりアグリサービスの令和5年度の指定管理料の増額の根拠というところでございますけれども、まず、指定管理料につきましては、指定管理者が利用料金等収入やその他の自主事業等の収入等で管理運営を賄うことができない施設については、その差額を指定管理料として支出をしているところでございます。 具体的に言いますと、のじりアグリサービス堆肥センターでございますけれども、製造原料であります家畜ふんの搬入量から製品の販売計画を立案しまして、それを使った堆肥の処理・販売に係る運営経費、まずこれですね、経費から、先ほど言いました販売の収入、これを差し引いたものを指定管理料として算出をしておりますけれども、今回、物価高騰に伴う経費の増額もございまして、その部分が増額となっておるところでございます。
◎松元公孝
商工観光課長 報告書類6、ハーメックのじり株式会社の令和5年度の委託料の内容につきましては、大きなものでは、経営管理業務委託料が990万円、浴場ろ過保守点検が約133万円、浄化槽保守点検が約107万円であります。その他、夜間機械警備や電気の保守、空調やエレベーターの保守、草刈りなど、施設の維持管理を中心に、20件以上の委託を行っております。
◆
能勢誠議員 事故繰越しの件なんですけれども、内容の状況は十分分かりました。 これの遅れたことによって、養豚飼養計画、生産者の計画に狂いが出たのではないかという懸念があるんですが、そちらの影響がなかったかということを、お聞きしたいと思います。 あと、のじりアグリサービスの指定管理料増額の根拠、今、お聞きしたんですが、すなわち前年度赤字が出たら次の年の指定管理料が上がるというような感じに聞こえるのですが、そういう理解でよろしかったでしょうか。であるならば、ほかの指定管理も同じような捉え方ができるのか、そこあたりも教えてください。
◎神之
薗寿畜産課長 今回、事業の完成が遅れたことで、農家に影響はなかったかということでございますけれども、この今回の事業が13億4,000万円を超える大きな事業でございまして、肥育豚舎、分娩舎、そして堆肥処理施設等多くの施設を建設するものでございました。 実際、令和5年3月24日に、一部利用を開始する施設の完了検査を行っております。これにつきましては、肥育豚舎8棟建設する予定のうちの残り6棟が未完ということで、それ以外のものは全てここで完成検査を行いました。残り、肥育豚舎の6棟を令和5年5月12日に完成検査を行っております。すなわち、3月24日に一応完成検査を行った施設を活用することで、事業者には負担なく新施設の利用が可能でありました。
◎廣津寛
野尻庁舎地域振興課長 先ほど、支所長の説明でもありましたが、年度当初の製品販売計画、これは、受入れをどれぐらい入れて、どれぐらい処理して、できた製品を売っていくかというところと併せて、その運営をするに当たっての販売経費、堆肥センターを運営するに当たっての経費を計上しているところでございますので、いわゆる定額とする指定管理料の計算ではなく、年度ごとの収支の変動が大きく変わる施設でございますので、そういう形で、赤字とは無関係でございます。
◎鶴水義広副市長 のじりアグリサービスも、私、取締役として参加をさせていただいておりますので、令和5年度の計画というところで、1つだけ報告させていただきたいと思います。 これまで、令和4年度までは、令和3年度、4年度というのは、堆肥を搬入される方の搬入料、そういうものも徴収しておりませんでした。しかしながら、やはり令和4年度にいろんな要因、いろいろと資材等の高騰もあったわけですけれども、そういったところから、赤字が出たということを大変重く受け止めまして、いわゆる堆肥を搬入される利用者協議会のほうでも、令和5年度から搬入料を納入するというようなことで御理解をいただきまして、お手元の令和5年度の収支計画を御覧になれば分かりますように、歳入歳出差引きゼロという形になっておりますけれども、収入で堆肥搬入処理料ということで、138万6,000円を予算計上しているということで、会社も努力しておりますが、そこを利用される、搬入される方も、加入者協議会の方も、しっかりとそのあたり重く受け止めて、協力して、しっかりとした会社を運営していきたいということでありますので、そのあたりにつきましては、御理解をいただきたいと思います。
◆
能勢誠議員 ほかの指定管理に、似たようなのというか、同じふん尿処理で、小林市バイオマスセンターがあるわけですけれども、そちらの指定管理料の関係もございます。あと、経営努力と、今、副市長おっしゃいましたけれども、役員報酬がほとんど変わっていない状況で、経営陣の経営努力というのがどういったものなのかということも、私の中でちょっと残りますので、あとは委員会のほうで深く審査していただきたいと思います。
○
吉藤洋子議長 次に、
鎌田豊数議員の質疑を許します。
◆
鎌田豊数議員 報告書類6、ハーメックのじり株式会社ですが、令和4年度の決算状況をどのように分析し、令和5年度の計画にどう反映されているのか伺います。 ゆ~ぱるのじりがリニューアルオープンし、改善の努力がされていると思いますが、そのことをお聞かせください。
◎松元公孝
商工観光課長 ハーメックのじり株式会社では、令和3年8月から新社長となり、経営改善に向け、積極的に取り組んでいただいています。 令和4年度は、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて減少していた入場者数や売上高が回復傾向にあることや、不採算部門であった宿泊事業の停止等の経営改善策により、過去5年間で最もよい収支状況となりました。経営改善の成果は着実に出ており、経営の健全化は順調に進められているものと考えています。 令和5年度につきましては、継続的なコスト削減に加えて、ウィズコロナ、アフターコロナにおける入場者及び売上高の増加、また3月に実施したゆ~ぱるのじりのリニューアルの効果などにより、営業収益のさらなる回復につなげていきたいと考えています。
◆
鎌田豊数議員 宿泊施設は今後どうするのか、それから、のじりこぴあのメロンドームの活用状況と今後の方向性について、どのような協議がなされているのか、お聞かせください。
◎松元公孝
商工観光課長 まず、宿泊施設についてですが、ゆ~ぱるのじりの宿泊事業につきましては、主に採算面の理由により、令和3年7月から休止しているところであります。この宿泊施設の再開については、市としても、また会社としても、常に意識して運営を行っていただいております。 ただ、先ほど申し上げましたとおり、令和3年8月から新社長となり、経営改善に向け積極的に取り組んでいただいているところです。引き続き、まずは、経営を健全化することを優先に取り組んでいきながら検討してまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと考えています。 メロンドームの利活用計画ということですが、のじりこぴあのメロンドームにつきましては、新型コロナウイルスの影響や採算面の問題等により、抜本的な改善が必要であることから、令和2年4月からレストラン及び売店を休業しております。その後、同年7月から事業者へ委託、テナントで貸し出し、屋内遊具場として活用し、現在は土日祝日のみの営業を続けているところであります。今後の方向性としましては、当面は現在の屋内遊具場としての活用を継続していきます。 繰り返しになるんですか、新しい社長となり、まずは経営健全化をすることを優先的に取り組んでいるところでありますので、今後につきましては、引き続き採算の取れる活用方法を模索してまいりたいと考えております。
◆
鎌田豊数議員 のじりこぴあは、入場料無料で市民の憩いの場となっております。公園としての役割が大きいと思いますので、遊具の安全性はしっかりと確保し、また、本市の玄関口でもございますので、メロンドームをどうするかについては、市民の意向も調査して方針を決定し、経済効果も出せるように工夫していただきたいと思います。これは要望です。
○
吉藤洋子議長 次に、
有木将吾議員の質疑を許します。
◆
有木将吾議員 私からは、報告書類7ののじりアグリサービスのことについて、お尋ねします。 先ほど
能勢議員のことから、よく理解できたところですが、現在の在庫数、適正な在庫なのか、そのあたりをお聞かせください。
◎大山公弘
野尻総合支所長 それでは、現在の在庫が適正かというところについて、答弁申し上げたいと思います。 資料の中にあります売上原価の期末棚卸高2,126万3,162円というものが、昨年度末の在庫高ということになります。期首と比較しても若干増加をしているところでございます。この金額の期末在庫数量にいたしますと、2,525トンということになります。令和3年度が2,335トンですので、約8%上昇していると、多くなっているという状況でございます。 あわせて、原料の搬入量でございますけれども、令和3年度と比較いたしますと、搬入量は約13%の減少と、原料がちょっと搬入されなかったという状況でございます。一方、売上数量も表のとおり5%減少しておりますので、原料搬入量の減少率より売上数量の減少率が低いということですから、結果的に、在庫もやや増えたということになろうかと思います。 これが適正かどうかということも含めまして、販売の強化で在庫を減らしていくというのもありますけれども、ある程度の在庫が必要という部分もございますので、この適正かどうかという量の判断につきましては、今後も引き続き検討してまいりたいと思います。
◆
有木将吾議員 この決算書を見て、このPLを見ているんですけれども、この回転率がよくないと思うんです。以前の決算書を見ても、やっぱり同じような状況だと思います。この営業外収益で成り立っていると思うんです。改善が必要かと思います。売上げアップの計画があれば、お教えください。
◎廣津寛
野尻庁舎地域振興課長 2016年の法施行を背景に整備された全国の堆肥センターが、昨今の資材や燃料の高騰を背景に、経営難の状況に置かれているところもございます。まして、畜産地帯である当地域での運営は、さらに厳しい状況に置かれているところでございます。 まずは、収入増を図ることが第一でございますので、6月の定時株主総会で、先ほど副市長からありましたとおり、1トン当たり200円の利用負担金を徴収することとなりまして、これによる収入の増加を見込んでおるところでございます。 また、昨年度、4トンダンプを更新しましたので、これを活用しまして、ばら堆肥の広域流通化を図るとともに、袋堆肥の流通につきましては、仲卸を介してホームセンターに卸す形態がほとんどでございますので、関係先と連携いたしまして、販路拡大に向けて営業活動を強化してまいります。 このほか、宮崎県や畜産協会などが行う堆肥の広域流通に関する有利な
補助事業がないかアンテナを張るなど、収入増に向けて多角的に取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。
◆
有木将吾議員 このうぐいす堆肥を一本化したりとか、トマトを作って販売していたりとか、私もよく理解しています。営業、企業努力をしてきたことは私もよく理解しています。トマトも確かにおいしかったと記憶しているんですけれども。先ほど副市長からもあったように、搬入料も頂くということで、いろいろ努力をしているんだなと思うんです。 やっぱり大切なことは、このアグリサービスのスタッフの人件費を上げることだと、私は思っています。それと、農家さんの収入につながるように誘導することが大切ではないかなと思うんです。小林市は畜産のまちです。販路拡大が難しいようであれば、例えばペレット化とかバイオマス発電なども再検討してもよいのではないかなと思っています。 本年は、バイオマス活用の改定の時期だと思います。総合的に勘案して取り組んでいただきたいと思っておりますが、最後に、確認をさせてください。
◎廣津寛
野尻庁舎地域振興課長 合併以降の13年間の決算書を確認してみましたが、まず、売上高の減少が著しい状況でございます。一方で、販売費及び一般管理費につきましては、過去最低の水準で推移しておりまして、一定の経営努力によるものと思われるところでございますが、製造原価が大きく減少していないことから、販売先の確保による売上げの増加を図って、回転効率の向上を図ってまいりたいと考えております。 議員御指摘のペレット化につきましては、当施設での新たな設備投資は困難と考えているところでございまして、堆肥の回転率を上げるためには、ペレット工場を所有する他企業への原料供給ができないか、模索してまいりたいと考えております。 今後の施設の在り方も含めまして、令和6年度は、先ほどおっしゃいましたとおり、バイオマス利活用
推進計画の改定年でもございますので、担当課の畜産課と連携いたしまして、よりよい体制を目指して一体的に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。