小林市議会 > 2021-06-16 >
06月16日-04号

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  1. 小林市議会 2021-06-16
    06月16日-04号


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    令和 3年  6月 定例会(第3回)議事日程(第4号)                    6月16日(水曜日) 午前10時 開議 日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(18名)       押領司 剛議員      前田隆博議員       貴嶋憲太郎議員      竹内龍一郎議員       舞田重治議員       内ノ倉利春議員       吉藤洋子議員       西上 隆議員       原 勝信議員       下沖篤史議員       鎌田豊数議員       森田哲朗議員       大迫みどり議員      高野良文議員       時任隆一議員       坂下春則議員       溝口誠二議員       杉元豊人議員欠席議員(なし)---------------------------------------議会事務局出席者 鸙野光博   議会事務局長      西郷京太   主幹 四元祥子   主幹          上野祥枝   書記 岩城真伍   書記---------------------------------------説明のための出席者 宮原義久   市長          鬼塚保行   副市長 鶴水義広   総務部長        山下雄三   総合政策部長 山口恭史   経済部長        深田利広   市民生活部長        (兼)建設部長            (併)上下水道局長 谷川浩二   健康福祉部長      京保久恵   須木総合支所長心得 大角哲浩   野尻総合支所長     和田龍一   会計管理者 牧田純子   総務課長        熊迫貴映   財政課長 南正覚宏志  危機管理課長      安楽 究   企画政策課長 高野憲一   商工観光課長      金丸浩二   生活環境課長 松田和弘   医療介護連携室長    鸙野裕一   須木庁舎地域振興課長 中屋敷史生  教育委員会教育長    押川逸夫   教育委員会教育部長 貴嶋誠樹   市立病院事務部長心得                            午前10時00分 開議 ○森田哲朗議長 おはようございます。 これから本日の会議を開きます。 本日の会議は、議席に配付してあります議事日程第4号によって進めることにします。--------------------------------------- △日程第1 一般質問森田哲朗議長 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。 原勝信議員の発言を許します。 ◆原勝信議員 皆様、おはようございます。本定例会最後一般質問となります。自民党きずなの会の原勝信でございます。 それでは、通告に従って質問を行います。 まず初めに、1、市長の政治姿勢について、お尋ねいたします。 (1)これまでの施策の総体的評価と今後の展開についてですが、市長の政治公約等をはじめ、昨日、下沖議員も同様の質問をいたしておりますので、前日の答弁で理解をいたしたところでございます。 次に、(2)次期市長選挙出馬についてですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、先の見えない不安定な状況は今後も続くものと推測します。このような変化の激しい状況の中で、しっかりとした市のかじ取り役が重要であると痛感いたしております。時には厳しい決断も必要であり、また、市長職も相当の御苦労があると思われますが、市民が笑顔になれる小林市づくりのためにも、来年4月執行の市長選挙にはぜひとも出馬していただきまして、引き続き本市のかじ取りをお願いしたいと考えておりましたが、昨日の本会議において正式に立候補を表明されたところであります。また、本日も多くの市民の方々が傍聴に来ておられますことから、改めまして宮原市長の御決意をお聞かせください。 続きまして、2、新型コロナウイルス感染症に伴う影響と対策について、お尋ねいたします。 (1)県独自の緊急事態宣言の検証についてですが、県独自の緊急事態宣言による効果並びに対応について、本市はどのように検証されたのか、またコロナ禍による本市への経済的損失額について、どのように試算されているのか、お聞かせください。 最後に、(5)催物開催に対する考え方について、お尋ねいたします。 緊急事態宣言が発令されている中、市内の小・中学校において運動会が開催されております。子供たちにとりましてもかけがえのない行事であり、時間を短縮したり保護者らが密集するリスクを避けるなど、感染対策を講じた上で開催されていると思われますが、医療の逼迫する状況にある緊急事態宣言中の催物開催をどのように判断され、実施しているのか、お聞かせください。 その他の質問につきましては、質問席より行います。 以上で、壇上からの質問を終わります。 ◎宮原義久市長 原議員の質問にお答えいたします。 次期市長選出馬への決意であります。 私は、市長就任以来、市民が笑顔になれる小林市を目指し、私の政治姿勢であります対話と決断を基本として市政運営に邁進してまいりました。市議会をはじめ、関係機関、市民の皆様から御理解と御協力をいただきながら、市政のかじ取りを担わせていただいておりますことに、心から感謝を申し上げます。 私は、これまで小林市の発展に向けた取組に注力し、市政につきましては着実に前に進んでいるものと考えておりますが、一方では、人口減少や医療・福祉・経済対策など、今後のさらなる市政発展のために取り組むべき課題が山積しております。特に、コロナ禍からの経済の回復と市民の皆様の日常を取り戻すこと、このことを最大の優先課題として様々な対策に取り組んでいるところでございます。 私は、残り1年、これらの課題に全身全霊で取り組んでまいりますが、小林市を将来に向けてさらに発展させるため、このコロナ禍からの回復はもとより、これまで私がまいてきた種に花を咲かせたいと強く決意し、2期目への出馬を決断いたしたところでございます。市民の皆様に、次期市政への御負託をいただければ、引き続き人口減少など様々な課題にも真摯に向き合い、その解決に向け、私が先頭に立って全力を尽くしてまいる覚悟であります。 今後とも、市議会をはじめ市民の皆様方には、御支援、御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げます。 次に、新型コロナウイルス感染症に伴う影響と対策の中で、県独自の緊急事態宣言の検証についてであります。 宮崎県において、年度末から県外からのウイルスが持ち込まれ、その後、第4波の感染が広がり、特に大型連休期間中に県外との往来、接触、人流の増加により、接待を伴う飲食店や職場においてクラスターが立て続けに発生し、感染者数が急増したところです。第4波の大きな違いは、高齢者施設クラスターが比較的少なかったこと、また、高齢者より若年層への感染者の割合が高かったことが特徴的であり、感染力が強く、年代を問わず重症化しやすいと言われている変異株の広がりもありました。 このような状況から、去る5月9日に県独自の緊急事態宣言が発令されたことを受け、本市におきましても、基本的対応方針に基づき、外出自粛、県外との往来自粛や県外からの来県自粛、公の施設の利用制限会食等みやざきモデルの徹底などについて、市ホームページ防災ラジオ防災メール等を通じて市民の皆様や団体、事業者等に対し強く呼びかけるとともに、協力を要請してまいりました。 第3波のときに比べ、それほど大きな波にはならず、県独自の緊急事態宣言の発令を早期の対策として行動要請を行ったことや市民の皆様の御協力等により、人と人との接触機会が減り、感染状況は一定程度鎮静化し、病床の逼迫具合療養者数が減少に転じており、今後の改善が見込まれているところであります。 しかしながら、全国の感染状況を見ますと、国の緊急事態宣言が延長されるなど、依然として医療体制が逼迫し、非常に厳しい状況が続いております。特に、変異株感染力が強く、これまでの第3波と異なり感染が全国各地へと急拡大し、深刻な状況は続いております。 このようなことから、クラスター予防及び水際対策としては、今後も感染の再拡大を防ぐため、引き続き県外からのウイルスの持込み等のリスクに警戒を続け、一定の行動制限の要請と感染予防対策の徹底が必要であると考えているところであります。 それ以外につきましては、教育長担当部長より答弁させていただきます。 私からは以上です。 ◎中屋敷史生教育委員会教育長 私からは、本年度運動会体育大会を開催したことに対する考え方について、お答えしたいと思います。 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いまして、昨年度は学校が全国一斉休業となりまして、運動会体育大会を延期するなど様々な影響がありましたけれども、今年度は、昨年度の反省を基に、子供の学びを止めないという基本的な考え方に立って、各種行事等の開催について協議を重ねてまいりました。 特に、運動会体育大会につきましては、これまではイベント的に捉えられる面もありましたけれども、本来運動会体育大会というのは学校における学習の一つであるということを基本にしまして、コロナ禍においてもこの学びを止めないために、まず感染症拡大防止の対策を徹底すること、それから運動会体育大会のプログラム、そして競技種目等の時間短縮を含めて実施方法を工夫すること、さらに、もし感染者が出た場合は、関係機関と連携を図りながら感染経路を見極め、そして中止、延期を含めてその拡大を防ぐための手だてを取ることなどを徹底しながら、今後、運動会体育大会の開催の判断について考えていかなければいけないと思っております。 ◎山口恭史経済部長 それでは、私からは、コロナ禍による経済的損失額等について、お答えさせていただきます。 市内の経済的損失額につきましては、額としては把握しておりませんが、新型コロナウイルス感染症による市内経済への影響につきましては、昨年4月の国の緊急事態宣言以降、感染者数が減少、増加を繰り返しており、今年に入ってからは、県独自の緊急事態宣言が2回も出されたところでございます。 市内においても、外出自粛懇親会等の自粛に加え、消費マインドの低下などにより市内の飲食店宿泊業サービス業等への影響は顕著でございます。また、一部の高収益作物の需要の落ち込みによる販売価格の低迷や、枝肉相場に連動した子牛価格の下落も見られ、農畜産業においても影響が出たところでございます。 そのようなことから、商工業者農畜産業に対し積極的に支援を行い、事業継続を促したところであり、これまでの対策によって、市内の事業者農畜産業への影響は最小限に抑えられていると分析しておりますが、今後も様々な形で影響が出てくることが予想されますので、必要な対策を適宜、適切に講じてまいりたいと考えているところでございます。 ◆原勝信議員 それでは、順を追って質問を行ってまいります。 次期市長選挙出馬についてでございましたが、昨日の市長の思い等も聞きまして、大分理解したところでございますが、市長の政治公約をはじめ、てなんど小林総合戦略に掲げた重要業績評価指標、KPIですね、それの達成に向けた積極的な各種事業の展開並びに全国の皆様からお寄せいただいております御寄附等をはじめ、その各種事業の財源の有効的な活用並びに本市の注目度を向上させるためのキャンペーン等、残りの在任期間中でしっかりとやっていただきたいと思います。そして、第2次小林市総合計画につきましては、後期計画策定ということになるわけでございます。我々議会としても、しっかりと慎重審議していきたいと思います。 それでは、ここで、継続に向けて取り組む市長に、市長の頭の中で現在思い描いている小林市の将来像について、1点、お尋ねしたいと思います。 先ほどの答弁でもありましたが、小林市の人口減少等の答弁があったところでございます。私も、保育に携わる関係上、子供たちの未来、小林市の将来は非常に気になっているところでございます。小林市子ども・子育て支援事業計画を見ますと、児童人口の推移、推計が掲載されております。令和元年度のゼロ歳児は340人と掲載されておりますが、それから5年後の令和6年度は、ゼロ歳児278人と、そのときに比べて62人も少なくなるような計画となっております。 しっかりとした対応をしていただいて、これ以上小林市の人口を減らさない、1.1倍でも1.01倍でも増やすことによってこのまちを維持していく、それをすることによって小林市の市民の方々が笑顔になるような政策づくり、しっかりとやっていただきたいと思いますが、令和4年以降の市長が思い描く小林市の将来像をどのようにお考えか、お聞かせください。 ◎宮原義久市長 将来の都市像ということなんですが、子供が減少しているということでありますが、要は、国の規制緩和という部分もあって、いろんなものの制限が緩められてきております。例えば、県でもそうなんですが、高校の通学区域の撤廃、これ、私は県議時代からこれはやっては駄目だということを言ってきたんですが、時の県の教育長とのやり取りの中では、優秀な子供が外に出てしまうということを懸念したんですが、西諸地域にも、県立高校が小林市で3つ、高原町にあって、えびの市にあって、私立西高がありますから、相当な学校があるので、どこもスポーツ系含めて優秀な学校ですので、宮崎市からもそこにどんどん入ってきますよという話をされました。 ただ、私はそういう状況があっても、多分宮崎市に流れる比率のほうが多くて、この地域にとっては非常に痛手を被りますがねという話をしたんですけれども、今言ったような状況で、優秀な学校だからこちらにも流れてきますよと。蓋を開けてみると、全くないとは言えませんが、ほぼほぼたくさんの子供たちが宮崎市に流れてしまうということになります。 そういうことを考えると、この地域の経済を回し、人口を維持しようとしたときに、昨日もありましたけれども、大店法の撤廃という話もありました。それから、酒の小売の免許の許可の異動とか、たばこの免許の許可の異動とかそういったのが、いろいろと地域経済を崩してきた元になります。酒屋さんが、それぞれの地域地域に1軒ほどは残っていて、その酒屋さんで最低限生活に必要なものはその地域のところで買えるという状況があったわけですが、今、そういったものが酒のディスカウントとかそういう形になりまして、まずは町場の安い酒屋さんに皆さんが買物に行くということで、地域の商店は疲弊をしていってしまいました。なくなってきています。 今、コンビニという形で、コンビニが各地域に点在してくれればいいんですが、全てまちに集中している状況にありますので、こういったものをまちの新しい持っていき方というのを考えていかないと、ただ人口を減らさないようにするためにはどうするんだという、たくさん子供が生まれればいいんだというだけのものではなくて、子供が生まれれば、その子供が生まれて育つ家庭もちゃんと親がその経済的な対応ができる状況でないと、ただ人口が増えればいいというわけにもまいりませんので、そういったのも踏まえてどうすべきかということを真剣に考えながら、できれば、今、4万3,000人ぐらいの人口がおりますが、この人口を数値的な目標を立てていくと、2040年頃に3万4,000人ぐらいまで落ちますよというような統計が出ていますが、増やしたいという思いはありますが、日本全国で増えている自治体って片手もないのかなとも思っています。 ただ、少子・高齢化の中で出生率が高いところは、鹿児島県から南にある沖縄県周辺の離島なんです。あれは、実に出生率が高いんです。ということは、その地域に愛着を持つと、やっぱりそこで生活しながら子供が生まれるということだろうと思いますので、そういったところも、現場も見ながら、できるだけ地域の皆さんたちが、この小林市というところはいいところだと。私は思っていますよ、いいところだとは思っているんですが、ここに住み続けたいという教育をやっていくことがまず重要だろうなと思います。 子供たちに、親の後を継ぐなと、昨日も農業の話がありましたけれども、なぜ農業人口が減るんだと。まず、親が継ぐなと言うんです。親が、自分の代ではここまでの農業しかできなかったけれども、次の代のお前はどう考えるか、やるんだったら気張ってみらんかと言わずにおって、人口は減るといいながら、一方では自分の子供は都会に出すんだというのは、本末転倒だと私は思っております。 そういうようなことを訴えながら、そして、市民の皆さんとともに、今日も新聞見られたと思いますが、ここの地域って農業産出額では全国でもかなり順位を上げてきている状況があります。畜産が中心になっておりますが、今はですね、西諸の畑地かんがい事業でダムもできました。そういったものを活用して、この地域の人口ができるだけ減らないように、そして、地域の経済を興すということがまず大事かなと思っておりますので、そういうところを頑張ってまいりたいと思っているところであります。 それ以外の政策も、全て重要なものばかりですので、それぞれの政策についてそれぞれの部署があり、それぞれ職員が頑張っていただいておりますので、連携を取りながら頑張ってまいりたいと思っております。 少々長くなりましたが、以上であります。 ◆原勝信議員 市長の思いはしっかりと受け止めたところでございます。コロナ禍により、地域の方々の元気も薄れてきております。市民の笑顔が一番だと思います。しっかりとした施策を展開していただきたいと思います。 それでは、続きまして、2番の新型コロナウイルス感染症に伴う影響と対策について、お尋ねいたします。 (2)のワクチン接種について、お尋ねいたします。 接種の対象や受ける際の接種順位について、御質問いたします。 私も、保育の関係に従事するところから、まずは子供たち、今でいきますと、ゼロ歳から12歳の方々に携わる従事者の方々に、先に優先接種できないかと、それをすることによって子供たちの命を守ることもできるということを、再三再四にわたって訴えてまいりました。ありがたいことに、そのような対応を関係各所の部署の方々にしていただいております。 そして、各施設長子育て支援課より、認定こども園、保育所、幼稚園、ファミリー・サポート・センター、放課後児童クラブ等優先接種のデータも、本日16日までにリスト化して提出してくれということになっております。そのように、優先順位を、皆さん困っているところはあるかもしれませんが、いろいろ対応していただいているのは本当にありがたいと思います。 それを含めて、御質問いたします。 本日より、広域集団接種の受付となっていると思います。現在の状況並びに本市はどのように対応されているのか、お尋ねいたします。 ◎松田和弘医療介護連携室長 広域集団接種ということです。 本日から、広域集団接種の受付を開始しております。こちらにつきましては、ウェブ予約という形で限定をさせていただいて、市内で600人という形です。本日、文化会館そして野尻庁舎須木庁舎でもこのウェブ予約の支援を行っているというところでございます。 本日、朝、文化会館にちょっと顔を出してみたんですけれども、雨の中であったんですけれども、時間前にやはり30人ほど並んでいたような状況であります。本日も5時まで受付をいたしまして、まだ予約ができていない方等がいると思いますので、そちらに、防災ラジオとそして防災メールとを活用しながら住民に周知しまして、いち早い接種体制と接種ができる状況を、市民の皆さんにお伝えしていきたいと考えているところです。 ◆原勝信議員 様々な展開をしていただいているのは、本当にありがたいと思います。小林市民が、一日でも一時間でも一分でも早く接種が終わるように、努力、進めていただきたいと思います。 今の答弁に併せまして、エッセンシャルワーカーへの対応について、お尋ねいたします。 我々が日常生活を送る中で、いろんな方々の職種に精通をすることになります。エッセンシャルワーカーへの対応、優先順位については、どのようにお考えでしょうか。 ◎松田和弘医療介護連携室長 エッセンシャルワーカーへの対応について、お答えしたいと思います。 今回、接種計画で、自治体でいろいろ保育園の職員であるとかというのを優先順位に入れてきたところでございます。現在の計画では、まず優先接種となっている基礎疾患の方への接種を早急に済ませまして、併せて、公共的な、生活に必要な仕事の方々、そういった方々も本当に止められない仕事であると思っておりますので、今後、西諸医師会あと関係機関の意見などを踏まえまして、柔軟に対応していきたいというところでございます。 しかしながら、今、個別接種という形でしておりますし、今の広域集団接種についても高齢者という部分になりますので、対象人員とかそういったところも接種期間を区切りながら実施していく必要があると考えておりますので、その順位を見極めながら、早急にそういった方々にも接種ができるように計画を進めていきたいと思っております。 ◆原勝信議員 ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。 例えば、タクシー運転手や、そしてまた患者搬送等する方々、エッセンシャルワーカーの対応にはならないのかという御相談も受けております。多くの市民の方々を運んだりする部分も出てくると思いますので、やはり濃厚接触者の対応をする可能性もリスクもあるということになります。今、答弁いただきましたように、いろんな方々が早めに対応できる対策を打っていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 この項目につきましては、最後の質問にいたします。職域接種について、お尋ねいたします。 6月1日の官房長官の発表によりまして、職域接種の公表がされているわけでございますが、国としましても、現在、自治体の方々のワクチン接種が大分混乱している関係上、この職域接種をすることによって自治体の負担を減らすために、関係省庁からダイレクトに各市内の事業所にこの案内、通達等が行っているところでございます。 実際に、私も先週その相談を受けまして、私は、大変申し訳ないことに何のことを言っているのかさっぱり分からない状態でございました。市民の方からも、市の連絡体制はどのようになっているんですかというお話も受けたところでございます。この職域接種につきましては、本市の対応、対策等はどのようになっていますでしょうか。 ◎松田和弘医療介護連携室長 職域接種について、お答えしたいと思います。 今、議員がおっしゃったとおり、今回の職域接種につきましては、私たちも情報が来ていない中で始まったような状況でございます。これが、首相官邸ホームページ等で各省庁、いえば経済産業省であったりとか農水省、そういったところで各関係の職場に通知があって、アンケート等が開始されたという状況でございます。 言いましたとおり、今回の職域接種というのは自治体の負担を減らすというようなことでありますので、こちらについては国が実施していくというような状況でございます。この職域接種につきましては、いろんな条件等がございまして、その企業であるとか大学で、やはり1,000名を超えるような接種を行う、また医療従事者会場等もそちらのほうで準備をしなければいけないと。そういったところで、今、自治体が実施しているようなところを、企業等で実施しないといけないというような状況になっておりますので、実際そのアンケート等が行われて、こちらのワクチン接種推進室にも御相談があったところです。 小林市内に、その企業に該当するというような部分はないのかもしれませんけれども、様々な単位で企業をまとめてというような形で実施される可能性もあります。市といたしましても、接種会場の提供であるとか、そういったところも予想されますので、そういった相談があった場合には適時対応していきたいと思っているところです。 ◆原勝信議員 こちらにつきましては、6月21日から始まるということになっておりますが、この回答につきましては、例えば接種するお医者さんを確保したり会場を確保するのは、その事業所ごとにやるということになっていた関係で、その回答を6月8日までに出してくれというところから、先週いろんな事業者が慌てたというところもございます。そういうところを含めまして、商工会議所等と連携すればそれができるという部分も文言に入っておりますので、いろんな連携機関と情報収集しながら対応していただきたいとお願いしておきます。 続きまして、(3)経済対策・支援について、御質問いたします。 こちらにつきましては、第4波の影響による支援について御質問しようと思いましたが、6月定例会の開会日初日に事業継続支援給付金等の事業の可決がされたところでございますので、その際も御質疑しましたが、それだけでは、どうしても今、乗り越えられない状況にあると。家賃補助や持続化給付金等も真剣に考えていただきたいというお願いをしたところでございますので、しっかりと対応を考えていただきたいと思います。 続きまして、第5波への予防対策について、御質問いたします。 最近、テレビで政府広報のCMを見ましても、飲食店でのお酒やカラオケはやめてくださいというCMを見かけるようになりました。これを見て、飲食店、歓楽街の方々から、私たちはどのようにしたらいいんですかという御相談も受けているところでございます。 専門家のデータでは、秋ぐらいに第5波が来るのではないかと言っている方々もおられます。それを考えた上での支援策、対策、予防策、どのようにお考えでしょうか。 ◎高野憲一商工観光課長 第5波の予防対策についてということでありますけれども、これまでも市内におきましては県独自の緊急事態宣言下においても、この地域内においては感染者数も増加しておらず、比較的封じ込めている状態にあると考えております。これにつきましては、市民の皆様がこれまでの感染防止対策、あるいは国や県、市が出す基本的対応方針をしっかりと遵守していただいたことが、今の状況につながっていると考えておりますけれども、まずは、今の状況を引き続き継続していただいて、感染症対策をしっかり取っていただくということが、まずは重要になると考えております。 あと、経済についてですけれども、それでも、なかなか市内の飲食店については県独自の緊急事態宣言下、時短要請がなされていなくてもやっぱり厳しい状況であったと認識しております。昨日の市長の答弁でもございましたけれども、庁内においては、4人以下、2時間以内ということであればやっぱりどんどん使っていただきたいと--飲食店を、市内の飲食店を使っていただきたいということもございますので、そういった経済を回すという取組もしっかり講じていくということが必要であると考えております。 ◆原勝信議員 担当部局の方々が現地現場の状況は一番把握されているというのは、私も重々分かります。そのような中で、1月、2月の緊急事態宣言があったときに、それが明けてやっとお客さんが帰ってくるのかなというところを考えましたときに、冷静に考えますと、2月は歓楽街は一番集客の少ないときということになります。そして、3月、4月で盛り返そうと思っていた矢先に、またこのように県独自の緊急事態宣言が発令をされて、発令はされたものの、この地域におきましては時短要請等がかからなかったと。その中でも、お客さんが来るだろうと思って頑張って営業したと。その関係で廃棄ロスが物すごく出たと。 そういうところを考えた上で、やはり早急な経済支援、経済対策等が必要になってくると思います。しっかりと乗り越えられるかどうかの、今、瀬戸際、一番厳しいところだというのは、歓楽街の方々も言っておられます。真剣に捉えていただいて、対策、対応をしていただきたいと思います。 その中で、非常に重要となってきますのが、現在販売が終わりましたプレミアム付商品券の対応が大変重要になってくると思います。前回行った分の商品券の経済波及効果はどのようになったのか、併せまして、このプレミアム付商品券、販売が終わって完売したと聞いております。8月31日までの有効期間だったと思うんですが、それが11月30日まで延長されております。 私は、一日も早くこの消費をしていただくことが一番の経済効果、経済波及効果につながると思います。ということを考えたときには、8月31日のままでもよかったのではないかと思いますが、一日でも早く消費に回っていただくための対応策等は、どのように考えておられますでしょうか。 ◎高野憲一商工観光課長 まずは、昨年実施しましたプレミアム付商品券による経済波及効果でありますけれども、報告によりますと、10億5,600万円程度の経済波及効果があったと報告を受けております。事業費が約1億5,000万円でありましたので、消費者の自己負担分を加えて新規の消費誘発あるいは間接効果を波及させたレバレッジ効果は非常に大きいものがあったということで、地元経済の活性化につながったと考えております。 そういったことから、今年度実施しましたプレミアム付商品券のいち早い実施というのが重要であると考えておりますけれども、今回、商品券を販売するに当たって、やはり消費者の方から、8月31日ではなかなか使い切ることができないと、緊急事態宣言下においても飲食店を使う機会があまりないので、延長してほしいというそういう声もあったものですから、11月30日までということで延長した次第ですけれども、ただ、商品券がいち早く使われるという工夫については、運営協議会においてもホームページあるいはチラシ等で、利用できる飲食店のいわゆる広報をやったりだとか、あるいは飲食店においてもテークアウトを実施する新たな取組とかをやっていらっしゃる事業者の方もいらっしゃるので、そういったことも含めて新たな事業展開というのを模索して、それを広めていくというのも事業者の努力といいますか、そういったことも必要であると考えておりますので、そういった相談についても商工会議所あるいは商工会等で受けながら、支援をしてまいりたいと考えております。
    原勝信議員 先ほども言いましたが、一日も早く消費として使っていただくことが経済回復につながっていくと思います。11月ぐらいまでにはワクチン接種が終わりまして、その後の忘年会、新年会のシーズンのときには、皆様が笑顔でわいわい騒ぎながら楽しんでいただく姿というのを思い浮かべながら、いろんな対応策をしていただくのが一番いいだろうと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、(4)公共交通機関の必要性の認識について、お尋ねいたします。 公共交通機関の利用は急激に減少することが予想される、市の公共交通機関の必要性並びに今後の対策についてはいかがお考えでしょうかというのを、ちょうど1年前の6月議会で私が一般質問をさせていただいております。そのときに、コロナ禍によりソーシャルディスタンスを保つためにマイカー利用が増え、公共交通機関の利用は減少しますよと、どう対策を考えておられるんですかという心配をして、質問したところでございますが、先月の宮崎日日新聞にもそういう影響があるという記事も掲載されているところでございます。 それを踏まえまして、質問いたします。 市の公共交通機関の必要性並びに今後の対策については、現在、どのようにお考えでしょうか。 ◎山下雄三総合政策部長 公共交通機関について、お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえて、現在、前年度ですけれども、路線バスについては車両1台当たり4万円の協力金、コミュニティバスにつきましては指定管理料の増額、吉都線におきましては利用促進協議会へのいろんな各種事業に取り組んでいただいているところでございます。 コロナ禍の中で、先の見えない中で事業を推進するということで、輸送客が減るということで大変厳しい状況ではありますけれども、今後、今年度、昨年の11月に改正、施行された地域公共交通の活性化再生法に基づきまして、小林市地域公共交通計画を新たに作成することとしているところです。作成に当たりまして、本市の今後の交通体系の在り方について、さらに議論を深めて対策を進めてまいりたいということで考えております。 ◆原勝信議員 深刻に考えていかなければ、なくなってからでは遅いということになります。しっかりと協議していただいておいて、対応策を考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、(5)催物開催に対する考え方について、お尋ねいたします。 祭り、イベントの対応並びに次年度の対応について、お尋ねいたします。 まず初めに、国文祭・芸文祭について、お尋ねいたします。 ちょうど1年前になりますが、国文祭・芸文祭がコロナの関係で延期になりましたというのが、そのときの新聞に載っております。そのときも、私は一般質問をさせていただいております。国文祭・芸文祭、いろんな計画が進められていく中で、県の広報紙にも大々的にこういうことが行われますよというのが掲載されております。本市でも、いろいろなものが行われていくと思いますが、現在の状況、対応策についてはどのようにお考えでしょうか。 ◎押川逸夫教育委員会教育部長 第35回の国民文化祭・みやざき2020、それから第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会につきましては、現在、議員がおっしゃるように、本市における分野別フェスティバルについても開催に向けて準備を進めているところでございます。 まずは、7月25日に将棋チャレンジフェスティバル、10月17日に小林市郷土芸能フェスティバルと茶の湯フェスティバル「ひなた」の茶inこばやしを予定しておりますけれども、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出場者、来場者に対する基本的な感染防止対策、検温とかマスク着用、それから手指消毒等については徹底して行う予定にしておりますけれども、開催日前後の感染状況によっては入場制限であったり内容の変更、講演の中止等、そういうのも含めて行う場合があるということで考えております。 ◆原勝信議員 もう20日余りになると思うんですね。7月3日開催だったと記憶しているところでございます。 先ほど質問を行いましたが、催物開催等について、緊急事態宣言中のことについてはどのように考えているんですかという御質問をさせていただきました。これに関しましては、例えば今回の緊急事態宣言の市の対応方針を見ますと、感染リスクを軽減するために、できるだけ人と会わないようにするために原則的に外出自粛を要請ということになっておりました。5月9日に出されている対応方針を見れば分かると思われます。その中で、いろんな催物等をされているところもございます。 逆に考えますと、同じ公立の保育園、保育所におきましては6月5日に運動会の開催だったと思いますが、そのときには緊急事態宣言は解除になっておりましたけれども、県独自の緊急事態宣言が発令されたことにより、運動会を延期にしますという通知が私ども市民厚生常任委員会のところにも来たところでございます。 同じ市で、考え方をどう判断するのか、対応方針に基づいてどのように展開していくのかという情報が一致されていないと、市民が戸惑う場合もあります。私としましては、国文祭・芸文祭、何十年に一度のことですから、感染対策を万全にしていただいた上で、市民が喜ぶように行っていただきたいというのが私の思いでございます。そういうところを含めまして、これが次の小林市の将来にもつながるものだと思いますので、しっかりと対応の中で行っていただきたいというお願いをしておきたいと思います。 今のを併せて、こばやし名水夏まつりについて、御質問いたします。 今年のこばやし名水夏まつりにつきましては、中止が総会にて決定されております。それを受けまして、須木地区、野尻地区の方からお電話をいただきました。小林地区が中止となりますと、須木地区、野尻地区も中止ですかと。市民が大変不安に思っているところでございます。地域への影響を含めまして、どのようにお考えになられているのか、お聞かせください。 ◎高野憲一商工観光課長 名水夏まつりに限らず、祭り中止による影響ということで、答弁させていただきますけれども、3月議会でも市長答弁の中にもあったと思うんですけれども、イベントの意義や効果については、祭りを開催することで非日常をつくり上げ、日常を生きる活力の源としており、地域の自然や文化に身近に触れ、感謝し、郷土愛を育むなど、人々をつなぐために欠かせないものだと考えております。 本市で行っている祭りやイベントにつきましては、ほとんど実行委員体制を取っておりますので、若者の地域愛を醸成し、人材育成を促す最善の方法だと考えております。また、祭りやイベントがもたらす経済効果も大きいと考えており、昨年から主要ないわゆるイベントが開催できないことは、地域にとって様々な点で影響が出ていると認識しております。 ◆原勝信議員 私は、祭り、イベントというのは少ない費用で大きな経済効果を生むものだと考えております。そのために、いろんな方々に御負担はかけますけれども、その方々に無理はかけるけれども、楽しんでいただいた上で、そして周りの方々、地域の方々が喜んでいただく、元気になっていただく、また次の祭り等を楽しみにしていただくというふうに、歴史、伝統、文化、風土としてつながっていくんだろうと思います。何もかもが、今、中止となっておりますが、できる工夫も考えていただくことも重要だろうと思います。 それを踏まえて、御質問いたします。 同じく、まつり小林実行委員会の総会の中で、今年の名水夏まつりにつきましては中止、来年以降のこばやし名水夏まつりにつきましては、まつり小林実行委員会としては行わないということも総会で決定されております。 平成26年に、まつり小林実行委員会が単独だったものが観光協会に移管をされるときに、私は質問いたしました。観光協会さんの業務もありますので、そこに祭りの業務も行きますと、観光協会と実行委員会と担当部局である商工観光課の負担が増えますよと、私はPT方式にすべきではないですかという御質問をしました。前回の議会でも、その答弁をさらにいただいたところであります。そのときの平成26年の御答弁は、確かに合併をして、祭り、イベント等も増えてきましたと。いろんなものを精査しながら、新たなものを創造していくのも重要ですという御答弁をいただきました。 ただ、先ほど言いましたように、私はなくなるのがいいとは考えておりません。夏の祭り、昔を考えてみてください。小林の夏祭りはありました。ありましたけれども、その前には生駒高原音楽祭もやっているわけです。どれだけ夏のお祭りがありましたかと、それを楽しみにしている市民がいましたかと。そのとき、考えてみてください、市民の力だけではできなかった。市役所職員の皆様方の絶大なるバックアップがあっていろんなことができてきた、いろんな催物ができてきた。それを、若者たちが体験、経験をすることによって、今、いろんなことを手がけられていると思います。 来年以降、まつり小林実行委員会としましては名水夏まつりはやらないというのが決定されていることを踏まえまして、夏の祭りを今後どういうふうに考えているのか、また、若者の人材育成をどのように考えているのか。青年団体の所属人数も、年々少なくなっております。まつり小林実行委員会のスタッフのほとんどが青年団体の方々です。そこにだけ負担をかけているのがいいことなのか、官民一体となった取組がいいんじゃないか、必要じゃないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 ◎高野憲一商工観光課長 名水夏まつりを含めまして、市内である様々なイベントについては、これまでの実行委員会、議員おっしゃられるようにいろんな歴史や思いがあると思います。様々な角度から検証していく必要があると考えておりますけれども、それぞれの実行委員会の中で協議がなされていくとは考えておりますけれども、一つは、新型コロナウイルスの感染症によって、これまでの開催方法での実施はかなりやっぱり厳しいということがそれぞれ言われておりますので、今後は感染症リスクと向き合いながら、その対策を講じた上での開催、イベントに移行していく必要があると考えております。 また、夏の祭りをどうするのかということもございます。実行委員会、この前の総会の中でも、ある会員の方が新たな手法で名水夏まつりを開催してはどうかという意見も出ましたので、その辺はしっかり様々な方と協議を重ねながら、残す工夫というのも重要であると思いますから、そういったことも含めて検討してまいりたいと考えております。 ◆原勝信議員 今事務局を担っております観光協会を含め、次年度体制は変わるようになっているわけでございます。そういうところを含めまして、今、本当に真剣に考えていただいた上で、このまちの将来がかかっているというぐらいの思いで、いろんな手助けもしていただきたいところもあると思いますから、お願いしておきたいと思います。 続きまして、市民スポーツ祭の考え方について、お尋ねいたします。 こちらにつきましては、4月に各区長様にアンケートを出されていると思います。そのアンケートを受けて、私も体育振興会の事務局を担っているものですから、御相談がありました。 小林校区には18人の区長がいます。区長全体の3分の1が、そこに集中していることになります。それを踏まえまして、皆さんどういうお考えをお持ちですかという御意見を、お伺いさせていただきました。コロナの関係があるから、ぎりぎりまで判断は待ったほうがいいんじゃないか。ワクチン接種が終わるまではなかなか判断ができないんじゃないか。いや、せっかくみんなが楽しみにしているんだから、何とかやれる方法も考えないといけないんじゃないか。様々な意見が出ましたが、区長アンケートの結果はどのようになったのか。 また、これも実行委員会制度になっております。明日、実行委員会が行われると思っておりますが、どのような方針でいくのか。また、本番、大運動会並びに駅伝大会の開催に向けてはどのようにお考えでしょうか。 ◎押川逸夫教育委員会教育部長 各区長へのアンケートにつきましては、今年4月に実施したところでございますけれども、結果は、従来どおりの校区対抗での開催継続、これはこばやし大運動会についてでございますけれども、従来どおりの校区対抗での開催継続を希望された区は全体の3割、希望されない区が約7割でございました。これを小学校区単位で見ますと、従来どおりの校区対抗での開催継続を希望する区が、その校区の過半数となった校区につきましては、全12校区中1校区のみという結果でございました。 この結果を踏まえまして、こばやし大運動会については、現在、見直しの協議を行っているところでございます。あした、開催予定の実行委員会での協議を経て、今月中には見直しの方向性を決定したいと考えております。方向性が決まりましたら、議会への報告、それから市民の皆さんへのお知らせをしていきたいと考えております。 ◆原勝信議員 見直しの報告というふうに受けたんですけれども、見直しの報告ということは、中止ですか。それを含めて、多分あしたの実行委員会で諮るんだろうと思われます。どのような結果になるか分かりませんけれども、議会として報告を待ちたいと思いますが、せっかくの歴史、伝統があり、スポーツのまちで取り組んでいる部分もありますから、そういうところは真剣に考えて、子供たちの未来もかかっておりますから、そういうところを含めて、あしたの実行委員会の中では詳しい説明をしていただいた中で、対応の方針を出していただきたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、3、防災対策について、お尋ねいたします。 (1)災害対策基本法の改正内容と本市の対応について、お尋ねいたします。 周知の方法並びに豪雨対策について、お尋ねいたします。 先月、5月20日をもちまして災害対策基本法が一部改正になっております。その日の夜に、大雨警報が小林市は発令をされております。というところを含めまして、市民への周知の方法、そしてまた、5月には小林市としましても観測史上最大の雨も降っています。豪雨への対応はどのようにお考えでしょうか。 ◎鶴水義広総務部長 私からは、災害対策基本法が改正されまして、5月20日から施行されたということについての市民への周知の方法及び豪雨対策ということで、答弁させていただきます。 まず、災害対策基本法の改正に伴う市民への周知の方法でございますが、施行日、いわゆる5月20日の当日に防災メールで発信を行っております。6月の広報こばやしで、また周知もさせていただいたところでございます。 議員おっしゃられたように、施行日当日、いわゆる5月20日及び5月27日に、本市に宮崎地方気象台から大雨警報が発令されたところでございます。大雨警報が発令されますと、危機管理課をはじめ、市では予備配備体制ということを取るわけでございますけれども、市民の皆様方へは防災ラジオ防災メールを通じて大雨警報発令について周知したところでございますが、幸いに避難所を開設するまでのような累積の雨量とか土壌雨量指数ではございませんでしたので、今回の法改正にございます高齢者等避難とか避難指示の避難情報は発令しなかったところでございます。 ◆原勝信議員 広報こばやしにも、このように掲載をされているところでございますので、ただ、市民の方々もこれを確実に見ないと伝わらないということになります。近年、大雨等が多々発生しているところもあります。昨年も、大きな災害等までになりませんでしたけれども、大雨等も降っていますので、十分対策、対応をしていただきたい、お願いしておきたいと思います。 続きまして、(2)消防団の充実・強化について、お尋ねいたします。 まず初めに、消防団員の訓練並びに能力の向上について、お尋ねいたします。 今年の操法大会も中止になりました。コロナの関係で訓練もなかなかできない状況もあるとは思います。今、操法大会は隔年ごとに行うことになっております。それを踏まえて、質問いたします。 ということは、来年はないということになるんでしょうか。それを想定して質問いたしますと、もう4年ぐらい操法大会がないということになります。ないということを考えましたときに、ただ火災現場には皆さん出動をされるわけでございます。操法訓練、練習をすることによって、緊急時、消火活動を含めまして自分たちの身を安全に守りながらその対応ができると私は思っております。 一つ例を出したいと思います。例えば、平成5年、本市におきましても土石流災害が発生いたしました。このときに、消防団員だった方、現在何人ぐらい残っているんでしょうか。ほとんどいないんじゃないかと思います。そういう経験は薄れていくと思います。 そして、その翌年、平成6年に町なかの竹工場が火事になりました。その年、私は消防団員になりました。とにかく、詰所中から破れていてもいいからホースを持ってこいと、二股も持ってこいと。その先つないで二股延長して、申し訳ないけれどもと、一人で火点攻撃してくれと。どんどん家が延焼していく中、朝4時半に出動し、終わったときは昼の2時半でした。こういう大規模な火災の経験をされている方、今、何人消防団に残っておるんでしょうか。 そしてまた、台風のときに製材所が火事になったことがありました。大雨ですから、すぐ消えるんじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、どんどん風が送られれば燃えるわけでございます。消火する水も流されるわけでございます。 こういう経験というのは、やはり訓練等をしておかないと、現場現場の対応は全く違うわけですから、こういうところは日頃からやっぱり重要であるだろうと思いますが、その辺について、いかがお考えでしょうか。 ○森田哲朗議長 ここで、10分程度休憩いたします。                            午前11時00分 休憩                            午前11時10分 開議 ○森田哲朗議長 会議を再開します。 ◎南正覚宏志危機管理課長 それでは、操法大会と団員の育成ということで、2点あったと思います。 まず、操法大会につきましては、昨年も全国大会が中止になりまして、本年も中止ということで、2年連続で全国大会中止となったところでございます。 それを受けまして、来年にならないと分からないところでございますが、来年また全国大会開催となった折には、市の大会、西諸支部大会、県大会という形で協議がなされると思いますので、そういった形で開催がされるものと思っております。 2点目の団員の育成、活性化でございます。 原議員がおっしゃったとおり、私も平成6年に入団をし、初年度に先ほど話された竹山の火事がございました。新入団であたふたしたことも覚えております。そういった中で、小林市消防団も、コロナ禍ではございますが、少人数でできる、全体ではなかなか難しいところでございますので、分団別、部の中においてできる限りの訓練、真火災、災害に備えて訓練をやっていただきたいと思っています。 ◆原勝信議員 しっかりと訓練をしたことによって、自分たちの消防団の身も守るということになると思われますので、その辺をよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、消防団員の処遇改善並びに装備の充実について、お尋ねいたします。 装備品が充実されていけば、そこに対応しないといけない消防団員が出てきます。現在、消防団員で消防車両が運転できない方はどれぐらいいるんでしょうか。並びに、処遇改善につきましては、消防団員には危険手当というのはありませんね。ありませんから、出動費とかで払うことになると思います。昨日の貴嶋議員の質問にもありましたけれども、総務省の消防庁の中間報告が来ていると思います。そういうところでも、処遇改善については明記されている部分があります。消防団の家族の方々の理解を求めるためにも、早急な改善等が必要になってくると思いますが、その辺につきましてはどのようにお考えでしょうか。 ◎南正覚宏志危機管理課長 2点あったと思います。消防車両を運転できない方、あとは、危険手当等の消防団の手当についてということで、お答えします。 まずは、1点目の運転できない方については、申し訳ございません、把握はしておりません。これについては、またそういった調査をしてみたいと思っております。 2点目の危険手当、昨日出ました消防団の処遇に関する報告を受けまして、昨日にも答弁しましたが、来年度の4月1日の施行に向けて消防団と十分協議した上で、改正に向けてやりなさいということの消防庁長官の通知もあっておりますので、十分な協議の上、決めていきたいと思っております。 ◎鶴水義広総務部長 私から少し、いわゆる消防車両を運転できない方ということで、補足させていただきたいと思います。 消防団車両も、いわゆるオートマ対応というようなことでございますけれども、現在26台中4台がオートマ車ということで対応しておりまして、平成28年度からの更新車両は全てオートマ車としているところでございます。 以上、補足でございました。 ◆原勝信議員 しっかりとした対応策も必要だと思いますので、よろしくお願いします。 続きまして、消防団員の加入並びに協力体制について、お尋ねいたします。 春先のとある区の総会に出席させていただきました。コロナの関係で、消防団の訓練等もなかなかできない状況もあります。訓練等がないのに、区に消防費を払う必要性がありますかという御意見をいただきました。 非常に申し訳ないなと、私は思いました。火災現場の出動もあります。風水害の対応もいたしております。山で遭難された方の捜索、救助も行きます。それだけじゃなくて、高齢者等の捜索活動も消防団員の人たちがしております。このような部分がなかなか伝わっていないのかなというところを思いました。そしてまた、常会の加入数も年々少なくなっておりますと。加入している人だけが消防協力費を払わないといけませんかという御質問をいただきました。これを考えたときに、市としてもこの辺につきましては真剣に考えていかないといけないんじゃないかと思います。 以上、どのようにお考えでしょうか。 ◎南正覚宏志危機管理課長 消防協力会についてでございます。 この消防協力会につきましては、それぞれの区ごとに消防協力会費を各戸から徴収していただき、各部へ支給していただいているところでございます。この協力会費は、各消防協力会において協力会費の金額を決めていただいておりまして、金額については市が関与するところではございませんが、それぞれの地域の実情により、今後、消防団活動に御理解、御協力をいただければと思っております。 ◆原勝信議員 協力会の方々も、加入等を含めて困っているところもあります。それを踏まえて、御質問を教育部にさせてください。 消防団教室というのができないでしょうか。私が、法人会青年部会にいる関係で、租税教室というところに行きます。租税教室では、初め子供たちから、私たちは働いていないのになぜ消費税を払わないといけないんですかという御質問を受けますが、説明をしますと理解してもらえます。このように、地域に貢献できる消防団を育成するためにも、消防団教室というのを学校等でできませんでしょうか。 ◎中屋敷史生教育委員会教育長 子供の頃から、消防団の意義とか役割について学習するというのは極めて大切なことだと思っています。例えば、郷土愛の気持ちを高めたり、地域社会を形成する上で不可欠なものだということを、やはり子供たち、その時代から認識させることは大事だと思っております。 したがいまして、小学校においては3年生の社会科に、安全な暮らしを守る人々という単元がありまして、その中で地域の消防団について学習をしています。それから、一昨年度改訂しましたけれども、小林市の社会科の副読本というのがあるんですけれども、その中に小林市の消防団が紹介されておりますので、小学生にとっては身近なものとして学習していると思っております。 議員の御指摘されるのは、その消防団教室という形ではということでありますが、それに加えてまた新しい時数を確保するということは非常に難しいものと思いますので、そういうのを学習の中に消防団の方々が来ていただいて、実体験に基づいた話などをしていただくと、すごくリアリティーが高くなりますので、子供たちにとっても理解が深まるんではないかなとは思っております。 ◆原勝信議員 ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。 最後に、小林市環境基本計画について、お尋ねします。 この計画、平成25年に策定されておりまして、今年が9年目になります。環境基本計画並びに4Rの推進については、どのようにお考えでしょうか。 ◎金丸浩二生活環境課長 小林市環境基本計画は、本市における環境行政の基本的な事項の個別的な方向性を示した計画でございます。簡単に言いますと、環境分野の総合計画的な位置づけとなるものでございます。これまでに、平成15年3月に第1次計画、現在の計画は平成25年3月の第2次計画でございます。10年の計画となっておりますので、次期計画は来年度の策定によって取り組むものでございます。 それと、4Rの推進ということでございますが、本市では、国の進める循環型社会の構築に向け、ごみ処理行政を進めているところでございます。課題への取組として、発生抑制、リデュース、再使用、リユース、再生利用、リサイクルの3Rに加えて、拒絶・拒否、リフューズの4Rを推進し、資源循環型社会の推進を進めるものでございます。 ◆原勝信議員 最後に、廃棄物の適正処理の推進について、お尋ねいたします。 こちらの計画には、ごみ処理・処分場の維持管理と適正化を推進、不法投棄ゼロを目指す、不法投棄をしない、家庭、事業所などにおける野焼きを自粛しますと記載がされております。本市の対応はどのようになっていますでしょうか。 ◎金丸浩二生活環境課長 まず、最終処分場の延命策でございますが、まず、リサイクルの推進によりまして埋立地使用の残余年数、これは71年となっております。しかしながら、建設後30年が経過しておりますので、今後については、水処理施設の定期的な補修、修繕に努めるものでございます。 それと、野焼き等について、お答えいたします。 本市では、年間約20件程度の通報があるところでございます。その折に、現地等での指導を行っているところでございますが、違法な野焼き等もございます。それと、農業経営など法律的に許可をされている野焼きがございますが、その周知が重要だと考えております。今年5月には、市報等で周知を行いました。今後とも、定期的に広報等で周知を行いたいと考えております。 それと、不法投棄です。計画で、不法投棄をゼロということで書いてございますが、不法投棄をゼロとすることはもう大変厳しいことが現実であります。不法投棄の状況としましては、ここ5年間では減少傾向にあります。不法投棄は、廃棄物処理法の刑事罰が科される、その罰則も非常に重いものでございます。違法行為者の認識が非常に甘い、薄いと判断されます。本市も、通報による現地調査を実施しておりますが、ほとんどのケースで証拠品、その把握はできない状況でございます。また、警察との連携による行動も必要と考えております。 また、不法投棄の未然防止対策としまして、市職員等によるパトロールの実施、看板の設置、ホームページ等での広報、不法投棄を起こさないための生活的な環境保持の指導を行っているところでございます。 ○森田哲朗議長 以上で、原勝信議員一般質問は終わります。 以上で、通告による一般質問は終了しました。 これで一般質問は終結します。 お諮りします。 本日の会議はこれで散会したいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり。) ○森田哲朗議長 異議なしと認めます。したがって、本日はこれで散会することに決しました。 本日はこれで散会します。                            午前11時24分 散会...