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  1. 仙台市議会 2014-12-12
    都市整備建設委員会 本文 2014-12-12


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長 ただいまから、都市整備建設委員会を開会いたします。  それでは、審査に入ります。本委員会において審査を行います案件は議案13件、請願1件であります。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。審査の順序は、お手元に配付の審査順序表のとおり、議案、請願の順とし、このうち議案については審査順序表のとおり順次質疑を行い、全議案に対する質疑終了後、決定に入ることとしたいと思いますが、そのうち、第154号議案仙台市営住宅条例の一部を改正する条例及び第171号議案財産の取得に関する件は関連がありますので一括して質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2: ◯委員長  御異議なしと認め、ただいまお諮した方法により審査を進めることにいたします。  なお、議案並びに請願審査終了後、所管事務について当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。              《付託議案の質疑について》 3: ◯委員長  それでは、これより付託議案の審査に入ります。  まず、第147号議案平成26年度仙台市自動車運送事業会計補正予算(第2号)について、質疑を願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 4: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第153号議案仙塩広域都市計画事業仙台荒井土地区画整理事業施行規程等の一部を改正する条例について、質疑を願います。 5: ◯高見のり子委員  この議案に反対するものではございませんけれども、1点伺いたいと思います。  この仙塩広域都市計画事業仙台荒井土地区画整理事業施行規程等の一部を改正する条例は、区画整理事業において清算金を分割徴収する場合において、当該清算金に付すべき利子の利率を定めるとしています。この内容について、御説明をお願いします。 6: ◯区画整理課長  今回の条例改正の趣旨といいますか、そこにかかわりますが、来年、再来年度と公共事業市施行3地区の区画整理が換地処分と事業完了を迎えるわけですが、それに伴いまして発生します清算金の事務に必要なものでございます。その際に分割徴収というものが発生しますが、それに係る利子について、法令にのっとって施行規程の中で、条例の中で定める必要がございますことから、今回、条例改正として上程させていただいております。 7: ◯高見のり子委員  分割の利率を当該利率が年6パーセントを超えるときは年6%とするとしておりますけれども、実際はどのくらいの利率になるのか、伺います。 8: ◯区画整理課長  実際の利率についてでございますが、うちのほうで今回、条例改正の中で予定していますのは、財政融資資金ということで、現時点では0.1%ということを予定してございます。 9: ◯高見のり子委員  実際、住民の皆さんに御負担をかけないように0.1%ということだとしているとも伺ったんですけれども、大分乖離がありまして、そうなると上限を6%にしなくてもっと下げてもいいのではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
    10: ◯区画整理課長  済みません、上程案のちょっと書き方が悪かったところもあるかと思いますが、要は6%の中でという意味でございまして、上限にといいますか、それで要は実情としては財政融資資金利率と、現時点で0.1%ということで地権者の方への御負担のないような形での利率設定で予定してございます。  それで、なおあわせまして、いろいろ個々の事情によってはいろいろ御相談、対応したほうがいいところも多々ございますと思いますので、そこは各所管事務所のほうで丁寧に御相談に乗りながら対応してまいりたいと思います。 11: ◯高見のり子委員  そもそも区画整理事業において減歩、清算金は住民の過大な負担になってはならないと思うんですね。区画整理事業は住民にとって暮らしよいまちづくりが目的です。今もうそろそろ通知が届き始めて、最初が仙台駅東第二土地区画整理事業、この事業地内で、親から財産を引き継いだけれども、清算金として突然60万円もの請求が来て、年金暮らしで大変だとか、それから、単身の高齢の方、やっとなけなしのお金で中古マンションを買ったんだけれども、今になって突然そういった清算金の請求が来てびっくりしたと。こういったような声などが届いているんですね。この区画整理事業も20年超えて30年になるというふうに思いますけれども、やっぱりそれくらい長い年月かかってくると、こういった問題も出てくるのではないかと思うんです。  問題は、利率と同時に清算金や減歩だと思うんです。もとはですね。住民が安心して住み続けられるような減歩や清算金であるべきですね、清算金の利子の利率ですね、できるだけ負担のないようにすべきであることを申し述べて質問を終わります。 12: ◯委員長  ほかに質疑はございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第145号議案仙台市営住宅条例の一部を改正する条例及び第171号議案財産の取得に関する件について、質疑を願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第155号議案仙台手数料条例の一部を改正する条例について、質疑を願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 15: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第156号議案仙台建築審査会条例の一部を改正する条例について、質疑を願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第157号議案仙台市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、質疑を願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 17: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第161号議案工事請負契約の締結に関する件について、質疑を願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第172号議案財産の取得に関する件について、質疑を願います。 19: ◯佐々木真由美委員  第172号議案財産の取得に関する件、内容には賛成でございますが、関連して伺います。  復興公営住宅一般抽せんの応募結果が出まして、先日いただきました。その件に関して数点確認させていただきます。  応募状況を見ますと、地域によって応募数の高いところと低いところと目立っております。さきの代表質疑でも我が会派の菊地議員からも一般抽せんの応募状況について質問させていただきまして、応募戸数を上回る結果となりましたが、応募団地に偏りが生じている状況で、民間賃貸住宅での自力再建も選択肢として検討されている方も相当数いらっしゃるとの御答弁をいただきました。特に茂庭第2は100戸に対して3件の応募数です。今回、この第172号議案では、(仮称)仙台市茂庭第2復興公営住宅用地の取得に関する件ですが、今後、茂庭第2の応募数拡大に向けてのPRも必要と考えます。今年度から仙台市茂庭土地区画整理事業もスタートいたしました。にぎわってくると思われますけれども、今後の団地ごとのさらなるPRも大事かと思われますが、御所見を伺います。 20: ◯復興公営住宅室長  茂庭につきましては、設計中ということもありまして、復興公営住宅のパンフレットを作成した段階では、茂庭あるいは荒井などに関しては完成予想図が入っていない状況でございました。そういったことから、応募してきていただける皆様に対しての茂庭の情報提供が少なかったものと考えております。  今回、やっとすばらしいパースもできまして、これからそういったところも皆様にお示ししながらPRしていきたいところでございますし、また、茂庭は市営バスの始発停留所がすぐ、外に出るとすぐそばにありまして、ということは座れる可能性も高く、西道路を経由して仙台駅まで25分という非常に便利であると。そういった便が平日には40本あるといった、そういったところも含めまして、どんどん今後、個別相談などにおいては積極的にPRしたいと考えております。 21: ◯佐々木真由美委員  今後長く住み続けることを考えると、入居される方は利便性を重視します。病院だったり買い物、また銀行、そして子供さんがいらっしゃれば学区の問題など、今後、何より抽せんに外れた方々への配慮、対応が最も大事と思われます。  今回の募集の抽せん会が来週12月16日、そして第2回目の一般募集は来年の1月7日から始まりますけれども、その間のこういった抽せんに外れた方々への配慮、対応をどうされるのか、伺います。 22: ◯復興公営住宅室長  来週行われます抽せんで漏れた方に対しましては、次回の募集についての改めて区役所などに次の募集の申込書をとりに来ていただいたりするのではなく、返信用封筒も含めまして直接郵送しまして、切手は張っていただくことになりますけれども、年明けの1月7日からポストに入れていただけるような御案内をする予定でございます。  また、優先順位などから引き続き抽せんに漏れている方に対しましては、関係部局と連携いたしまして、電話やあるいは個別訪問などを含めて丁寧に対応してまいりたいと考えております。 23: ◯佐々木真由美委員  今後のスケジュールについて、伺います。2回目、3回目の一般募集が終了した後の抽せん会はいつごろになるのか、お教え願います。 24: ◯復興公営住宅室長  2回目は募集が1月7日から23日までとなっておりまして、その抽せん会は2月12日と予定しております。第3回目は2月23日から3月6日の募集となっておりまして、その抽せん会は3月19日に予定しております。 25: ◯佐々木真由美委員  先ほども確認させていただきましたけれども、茂庭第2周辺の土地区画整理事業によって募集拡大に努めていただくことを要望して質問を終わります。 26: ◯大槻正俊委員  私も反対とかということではありませんが、確認のために伺っておきます。  復興公営住宅の建設をしていくということは、被災者の皆さんにとって大事な課題ですから、これは進めていくべきだというふうに思います。その中で、どのぐらいが適当なのかというのを見きわめて、きちんと取り組んでいく、たびたび都市整備局長が答弁されているようにこれまた将来の仙台市の財政負担の課題もありますから、これは適切にやらなければいけない、その見きわめというのは物すごく大事なことだと思います。  特にこれから、仮にですよ、全く仮にですが、あえて申し上げますが、ふやしていかなければならないということになった場合に、仙台市の比較的中心部などにそれだけの土地が確保できるのかという課題もございます。そういったことについて、内々どういうふうにお考えになっているのかなというふうにも思います。  今回の茂庭のことについて言えば、100戸での確保ということでございますけれども、これもまた全く仮にですね、今、佐々木委員の発言をきっかけに募集がたくさん来てどうしようというふうになった場合、つまり100戸の確保ということで前提進んでいますから、その場合、今回の財産取得で対応できるのかどうかというふうに心配をしますので、あえて将来あのときなぜ心配してくれなかったと言われるといけませんので申し上げておきますが、いかがでしょうか。 27: ◯復興公営住宅室長  今回の茂庭の土地取得によりまして建てる住宅は、4階建てで100戸としているところでございますが、これは周辺環境などを考慮して4階建てとしたところでございまして、既に地元の町内会の皆様にも説明しているところでございます。  今後ということでございますが、こちらは本会議でも答弁しているところですが、今回の結果をもって直ちに建設するなどの対応について判断するのは難しいと考えているところでございまして、やはり年明けに実施予定の第2回、第3回一般抽せんの結果を見きわめながら、さらなる対応の必要性とその方策について検討してまいりたいと考えております。 28: ◯安孫子雅浩委員  通告していないんですけれども、今の両委員のやりとりを聞いて私から1点確認で聞きたいんですが、いわゆる3,200戸整備するというのは、かなりこれは精査をして、当局としてはかなり精査をして、それで3,000のところで200を追加をしたと。その200についても、できるだけ他の3,000戸が整備されるのに時間差が発生しないように速やかにつくるという前提になれば、そういう意味でどうしても土地の確保という点では限られたところで何とか確保して、とにかく数の供給を始めるということに努力をしたと。その姿勢も私は高く評価をいたします。  その上で、一般公募の話がございましたけれども、最終的にあいた状態だったらどういうふうな扱いになるのかという点のちょっと確認でお尋ねをします。今回34カ所ばかりの一般公募に対して、私の表を見ると、その10カ所くらいがいわゆる競争がないというか、数に対して希望される方の数が少ない。その中の一番典型的なというと表現があれですが、茂庭さんが一番数的には余裕なりスペースがあるのかなというふうに見ていたわけですけれども、そのように2次、3次というふうに先ほど日程のほうもちゃんとはっきりお話しになりました。その3次までいってもなおのことやっぱり、例えば茂庭第2は100なんだけれども、100いっぱいにいかないというようなときには、そこから先、新年度になってから、これはどうなんでしょうか、一般的な市営住宅の部屋ということで一般の、災害復興という観点ではなくて、被災者のという観点ではなくて、一般的な市営住宅の戸数としてカウントをして取り扱うというふうに、スライドすることになるのかどうか。ちょっと、そこの考え方だけこの場でお尋ねしたいんですが。 29: ◯都市整備局長  第2回、第3回の結果を見て、例えばですけれども、いわゆる募集戸数に対して応募者数が少なかったと、結果としてですね、第3回について。例えばの話ですけれども、今、御指摘のように、例えば茂庭のほうがあいてしまったとか、そういった場合については、通常考えられるのは、希望者がいないということであれば、通常の市営住宅として切りかえて募集するということになろうかと思うんですけれども、この災害公営住宅については通常の市営住宅と違いまして、いわゆる被災地については特に問わないということがございますので、例えば他市町で被災を受けて他市町で今、仮設にお住まいになっているという方がここに入りたいということについては、我々としては入居要件として特に拒んでいるわけではございませんので、恐らく県を通しながら他市町との意見交換の中で情報を共有化しながら、どういう形で取り組んでいくかということの判断がまず出てくるんだと思います。  その上で、なお空きが出てくるというのであれば、国のほうとも調整は当然しなくてはいけないんですけれども、その段階では市営住宅に切りかえて募集していくということになるのではないかと現時点では考えております。 30: ◯委員長  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 31: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第180号議案指定管理者の指定に関する件について、質疑を願います。 32: ◯高見のり子委員  第180号議案指定管理者の指定に関する件中、仙台市泉中央駅前駐車場の選定経過について、お伺いしたいと思います。 33: ◯都市整備局参事総務課長  選定の経過でございます。本年7月に第1回の選定委員会を開催しまして、募集要項及び評価基準を御審議いただき、決定をいただいております。8月には募集要項を公表し、8月の下旬に現地説明会を開催しております。9月上旬に申請受け付けを行いまして、5団体から申請がございました。10月に入りまして第2回の選定委員会を開催しまして1次審査を行い、5団体から2団体に絞り込みを行っていただきました。10月下旬には1次審査を通過した2団体に対して、第3回委員会でヒアリング、面接審査、書類審査等々を行いまして、1次審査と2次審査の合計点が最も高い団体を今回提出しております指定管理者候補として選定をしたところでございます。 34: ◯高見のり子委員  応募しました5団体のうち、地元企業は1社のみだったようですが、地元事業者への配慮とか配点があったのかどうかを伺います。 35: ◯都市整備局参事総務課長  地元経済活性化等への配慮等々についてでございます。当該駐車場につきましては、安心・安全というのはもとよりでございますけれども、災害時の迅速な対応でありますとか、早期の復旧というのが求められております。そういった観点から、市内に既に事業所があり、人員のバック体制等対応が可能であることや、既に市内で経済活動をしている団体というものを募集の要件として設定をしたところでございます。 36: ◯高見のり子委員  選定された事業者は、前回の選定の折、それまで地元企業だったものから平成22年4月からパーク24株式会社タイムズサービス株式会社グループになりました。選定について不透明さが指摘され、その後、選定委員会委員構成の見直しや地元経済の活性化と雇用の促進など、そういった点から改善されてきたはずなんですが、今回はそれが生かされたんでしょうか、伺います。 37: ◯都市整備局参事総務課長  前回の委員会におきましては、外部委員2名、内部委員2名、合計4名で委員会を構成しまして審査を行ったところでございます。今回につきましては、外部委員3名、内部委員3名、合計6名での審査でございますが、内部委員から委員長を1名選任しまして、委員長につきましては議事の進行でありますとかを行うという役回りで評定や採決には加わらないということで、実質は5名の委員において評定を行ったというところでございます。評定点数で仮に同点となった場合におきましても、委員5名による多数決ということをあらかじめ決めた上で委員会を運営をしていただきました。  地元経済活性化等への観点につきましては、先ほど御答弁しましたとおり、募集要件としたところでございます。 38: ◯高見のり子委員  この事業者なんですが、また指定管理者として管理を開始されてから1年もたたないうちに、翌年なんですけれども、グループ企業の再編成が行われて、パーク24株式会社タイムズサービス株式会社から、タイムズ24株式会社タイムズサービスというふうに指定管理業務の承継に対する承認の申し入れがあって、議決をしたという経過がございます。この経過を御説明いただきたいと思います。 39: ◯都市整備局参事総務課長  今、委員お話しのとおりでございまして、平成22年の4月から現行指定管理がスタートしましたが、その時点におきましては、パーク24株式会社タイムズサービス株式会社のグループが指定管理者として管理を行ったというところからスタートしております。その後、お話にもありましたとおり、パーク24株式会社、実際には業務総括や営業活動を行っている、担当していたわけでございますが、こちらの会社が持ち株会社となりまして、これらの業務を完全子会社であるタイムズ24株式会社に承継をしたいという申し出があったところでございます。  これを受けまして、同年の1月に指定管理者選定委員会を開きまして、当事者も呼んだ上でヒアリングも行った上で、新しい候補者として選定をし、同年の第1回定例会で議決をいただき、5月から現行指定管理者として管理を開始したところでございます。 40: ◯高見のり子委員  体制の見直しがあり、グループの再編があって、継承されたと言いますけれども、仙台市泉中央駅前駐車場の管理に関する協定書の中では、第1章の総則に権利の譲渡禁止等ということで、第4条ではこの協定によって生ずる権利及び義務を第三者に譲渡し、または承継させてはならないということで、原則権利の譲渡禁止を盛り込んでおりました。なのに継承されたということですが、この点から問題はないんでしょうか、伺います。 41: ◯都市整備局参事総務課長  協定書の第4条におきまして、御指摘のとおり権利及び義務を第三者に譲渡し、または継承させてはならないという規定がございます。ただ、そこに続きましてただし書きがございまして、本市が特に認めた場合はこの限りではないという協定の内容となっております。それまでの会社が行っていた業務総括、営業活動について、完全子会社である現行タイムズ24に承継させる内容であったため、このただし書き規定に当たるものと本市としては判断をいたしまして、その判断について、選定委員会を開催し、御説明を申し上げ、了承いただいた。その上で議決をいただいたという流れでございますので、問題はないものと考えております。 42: ◯高見のり子委員  このただし書きによって何でもありというようになってしまっているのかなと思いますが、そのこと自体が問題かなと思います。何のための審査、委員会なのかというふうに思います。  仙台市泉中央駅前駐車場は、仙台市が持っているほかの市営駐車場、例えば仙台市二日町駐車場や仙台市勾当台公園地下駐車場と管理形態が違うとお聞きしていますが、その違いと理由を伺います。 43: ◯都市整備局参事総務課長  指定管理者に指定を行う場合に、大きく分けて二つの制度で運用しております。一つは、代行制と申しまして、これには二日町や勾当台が当たりますけれども、施設の使用料、駐車場料金でございます、こちらは市の収入となりまして、施設の管理運営等に必要な経費を地方公共団体、本市から指定管理料として指定管理者に支払うという形式、それから、今、お話のございました泉中央につきましては、利用料金制という制度をとっております。こちらは、施設の駐車場料金、利用料金については指定管理者の収入となると。施設の管理を行う指定管理者はその中から必要な経費を賄い、また、本市には一定額を納付として納めるという制度、これら二つがございます。  これらの違う制度を運用している理由でございますが、勾当台と二日町の駐車場につきましては、本市として通勤通学者の利用等は想定をしないと。町なか、中心部でございますので、定期券の発行を行っておらないと。それから、公用車の駐車区画、これは毎年変動いたしますけれども、それらとして利用している部分等々、いろいろと制約があることから、指定管理者の運営等の自由が余り高くないということから、最初に御説明した代行制という制度をとっております。  一方、泉中央につきましては、パークアンドライドの推進でありますとか、事業者の創意工夫で各種サービスの展開等が見込まれるということから、より自由度の高い利用料金制というところを採用しているという状況でございます。 44: ◯高見のり子委員  結局、仙台市は市営駐車場という市民の財産を指定管理者に丸投げしているというふうに言えると思います。管理という点でも問題があります。市民から駐車場の鳥のふんで苦情が来ていますけれども、どのように管理をされているのか、伺います。 45: ◯都市整備局参事総務課長  お話がございましたのは、泉中央の地下駐車場部分のことかと存じます。確かに、お話のとおりハトのふんの被害がございまして、これらについては昨年の3月末からハト専用の忌避剤という薬剤がございまして、それらを用いております。泉中央の地下駐車場につきましては、天井部分に配管がございまして、そこにハトがとまってふんをするという状況なものですから、ある程度とまっているところに忌避剤というものを10カ所設置しまして対応しております。その後、現在においては12カ所にふやしております。ただ、ある程度イタチごっこのようなところがどうしてもございまして、それらについてどうしても防ぎ切れない部分が、今、2区画ほどございます。それについてはカラーコーンを置いて車がとめられないようにしているところです。  なお、この忌避剤については、半年に1回交換するという対応をとっておるところでございます。 46: ◯高見のり子委員  じゃあ、その忌避剤は効果があるんですね。 47: ◯都市整備局参事総務課長  いろいろと指定管理者とも打ち合わせをしておりますけれども、実際私もその駐車場に行ったときに、まさに車の出入り口から低空飛行でハトが入ってくるものですから、抜本的な解決としては、開閉式といいますか、車が駐車したいときに扉があくような、完全に封鎖した形であれば防げるということになります。ただ、そこまでの対応はなかなか現行においてとれない状況がありますことから、どうしても対処療法にならざるを得ないというところで、ネットを張ったり忌避剤を設置すると、この二通り、あるいは剣山のようなものを置くということもありますけれども、現行においては忌避剤の設置ということで対応しているところでございます。 48: ◯高見のり子委員  ちょっとパネルを提示させていただきますが、これが実際、泉中央駅前駐車場の地下の駐車場、こういうのが2カ所あるんですね。上から多分ハトのふんが落ちているのでコーンを置いて使用できないようになっていると。それとあわせて、設備というか、地下の床なんですけれども、床がちょっとこういう状態で、割れている、コンクリートが、上にかけたものが剥離している。こういった老朽化や傷んでいる施設、またハトのふんの改善の責任というのはどこにあるんでしょうか、伺います。 49: ◯都市整備局参事総務課長  泉中央につきましては、平成6年から運用を開始しておりまして、既に20年がたっておりますので、今、御指摘のとおり老朽化が進んでおりまして、現行指定管理者ともいろいろと打ち合わせをしながら改修計画に基づいていろいろなところを改修をしております。ただ、震災がございました関係があって、どうしてもその改修を優先して、ようやく震災関連については対応が済んだというところでございます。ただ、いろいろ防火施設から等々いろいろと老朽化が、必ず更新しなければならないものもございますので、現在のところ御指摘のとおりの状況になっております。今後、これらの対応については検討してまいりたいと。いずれにしましても、最終的な施設の所管は仙台市でございますので、一切、全て仙台市の責任ということになります。 50: ◯高見のり子委員  施設の管理という点でも、こうやって市民サービスが低下していると指摘せざるを得ません。市民の公共的な施設の管理、市の責任がやはりなおざりになっているのではないかと、指定管理制度によってなおざりになっているのではないかということも指摘せざるを得ません。  そして、指定管理者の選定においても、国内最大手の企業ですよ。それを子会社化して営業所を仙台に置くなどして、なし崩し的に条件を合わせて参入を認めてきた経過があると思います。今、地域経済活性化の点でも地元事業者への発注が強く求められている中で、地元業者がはじき飛ばされないよう、さらなる配慮が必要だと思います。指定管理のあり方にも多くの意見が寄せられています。何よりも市民のサービスが向上できるかどうか問われます。これまでの経過も含めて、異議があることを述べて質問を終わります。 51: ◯委員長  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第181号議案指定管理者の指定に関する件について、質疑を願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 53: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第184号議案県道の路線の認定に係る意見に関する件について、質疑を願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 54: ◯委員長  終了いたしました。  次に、第185号議案市道路線の認定及び廃止に関する件について、質疑を願います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55: ◯委員長  終了いたしました。  以上で、全議案に対する質疑を終了いたしました。  それでは、これより付託議案の決定を行います。  決定の審査は、審査順序表のとおり、順次、討論、採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 56: ◯委員長  御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により審査を行います。  なお、要望事項等につきましては、付託議案の決定が全て終了した後に確認をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、第147号議案平成26年度仙台市自動車運送事業会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第147号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 58: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第153号議案仙塩広域都市計画事業仙台荒井土地区画整理事業施行規程等の一部を改正する条例について、討論はありませんか。
                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 59: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第153号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 60: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第154号議案仙台市営住宅条例の一部を改正する条例について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 61: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第154号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 62: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第155号議案仙台手数料条例の一部を改正する条例について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 63: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第155号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 64: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第156号議案仙台建築審査会条例の一部を改正する条例について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第156号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 66: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第157号議案仙台市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第157号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 68: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第161号議案工事請負契約の締結に関する件について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 69: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第161号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 70: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第171号議案財産の取得に関する件について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 71: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第171号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 72: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第172号議案財産の取得に関する件について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 73: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第172号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 74: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第180号議案指定管理者の指定に関する件について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第180号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 76: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第181号議案指定管理者の指定に関する件について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第181号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 78: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第184号議案県道の路線の認定に係る意見に関する件について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 79: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第184号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 80: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  次に、第185号議案市道路線の認定及び廃止に関する件について、討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 81: ◯委員長  討論なしと認めます。  採決いたします。第185号議案は原案のとおり決定することに、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 82: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。  以上で、全議案に対する決定を終了いたしました。  この際、議案に対する要望事項等がございましたらお願いいたします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83: ◯委員長  なければ、以上で付託議案審査を終了いたしました。               《付託請願審査について》 84: ◯委員長  次に、第2号請願仙台市の中国からのジャイアントパンダ誘致に関する件について、審査を行います。  紹介議員がいませんので、事務局より請願内容を朗読いたさせます。 85: ◯議会事務局  朗読いたします。  仙台市の中国からのジャイアントパンダ誘致に関する件。  要旨1、仙台市の中国からのジャイアントパンダの誘致の中止を請願いたします。  理由、1、ジャイアントパンダは国際自然保護連合のレッドリストに指定されている絶滅危惧種であり、ワシントン条約、絶滅のおそれのある野生動物の種の国際取引に関する条約の附属書1に指定される商業取引の原則禁止の対象です。東北全体の子供たちに元気と希望を届けるため、東日本大震災の復興のシンボルとするため、地下鉄東西線の利用者がふえるため、観光による経済波及効果が期待できるためという仙台市のジャイアントパンダ誘致の動機はいずれも理にかなっていません。  2、中国は平成24年より尖閣諸島を自国の領土であるとの主張を強める中、同年9月18日の仙台市議会定例会で奥山恵美子仙台市長が尖閣諸島を我が国固有の領土と発言したことを受け、中国共産党中央委員会の機関紙である人民日報の国際版、環球時報で同年9月20日に報じ、仙台市へのジャイアントパンダの貸与に関する協議を一方的に中止しました。同紙はまた、平成26年1月7日にも尖閣諸島の領有権の主張を理由に仙台市のジャイアントパンダの誘致継続を否定的に報じています。尖閣諸島の領有権の主張を理由として中国が一方的に協議を中止したジャイアントパンダの誘致を仙台市が継続することは、中国が絶滅危惧種の野生動物を政治的外交手段に利用している現実を黙認し、荷担することにつながります。  3、中国ではジャイアントパンダの主な生息地である四川省アバチベット族、チャン族自治州を中心に、同州で人口の過半数を占める民族であるチベット人による中国の人権状況に抗議する焼身自殺が130件以上も発生し、今なお続いています。中国によるチベットをめぐる問題については外務省も2008年に懸念を表明しており、同時にチベット人の宗教的、精神的指導者でありノーベル平和賞受賞者でもあるダライ・ラマ14世の来日を日本は中国からの反対もある中、許可し続けています。  ダライ・ラマ14世は平成23年11月と平成26年4月の二度東日本大震災の慰霊に仙台市を訪れ、被災者の心と寄り添っています。平成23年の来仙時には先方より奥山恵美子仙台市長との面会を打診する打診があったが、ジャイアントパンダの誘致を中国に打診中の中にあった仙台市は窓口対応で断っている経緯があります。  チベットの問題はジャイアントパンダの生息地において現在進行形で発生している国際的な人権問題だけに無視できず、ダライ・ラマ14世からの市長との面会希望を窓口対応で断った経緯とも重なったため、仙台市のジャイアントパンダの誘致は中国への過剰な外向的配慮のもとで行われていると国内外で批判されかねません。  4、中国は現在も福島第一原発事故の影響で、宮城県産を含む東北各県の山菜類や農作物などへの輸入規制措置をとっています。一方で、仙台市は平成24年の第1回ジャイアントパンダ導入プロジェクト会議でジャイアントパンダの餌となる竹を仙台市内、宮城県内、隣接する東北各県から入手するとしました。一方で、仙台市は宮城県内の竹に含まれる残留放射性物質のサンプリング調査と中国への結果報告は中国とのジャイアントパンダの借用の契約が済むまで行わないと平成25年第1回定例会で答弁しました。仙台市はジャイアントパンダの誘致の目的を繁殖研究としていますが、交渉段階からのこうした態度は学術的にも不誠実です。  上記の理由から、仙台市の地方自治体としての主体性と日中間の理性的な交流関係の再構築と子供たちへの道理ある教育のためにここに請願いたします。  以上でございます。 86: ◯委員長  それでは、本請願について、当局に対して確認する事項等及び発言等はございませんか。 87: ◯及川英樹委員  内容について、当局に3点ほど確認させていただきたいと思います。  まず、この中にあります請願書の理由の1番目に、仙台市の誘致の動機が記載されていますが、記載されている内容は事実なのでしょうか。また、ワシントン条約に抵触するのか、伺います。 88: ◯建設局参事兼総務課長  ジャイアントパンダの導入を目指したきっかけは、中国の首相と子供たちとの交流であり、被災した東北の子供たちに夢や希望を届けたいとの思いでございますが、平成24年4月に開催いたしました仙台市ジャイアントパンダ導入プロジェクト会議においてこの取り組みの目的を3点に整理して掲げてございます。  まず、第1番目は、中国と共同でパンダの繁殖研究を行うことを通して同種の保護を促進し、自然環境の保全及び野生動物の保護への理解を図ることでございます。  その上で、目的の第2として東北の子供たちに夢と希望を届ける復興のシンボルとすること、第3として副次的効果としての経済効果により東北を元気にすることを掲げているところでございます。  ワシントン条約附属書1の対象種につきましても、第1番目に掲げるような学術研究を目的とした取引は可能とされております。本市としましては中国側とパンダの保護研究に関する協力協定書を締結し、また、条約上必要な許可手続等を踏んだ上で輸入する予定でおりますことから、この条約に抵触するものではないと認識しております。 89: ◯及川英樹委員  わかりました。  次に、請願の理由の3番目にありますが、平成23年にダライ・ラマ14世から市長に対して面会の打診をしたが、打診先の中国に配慮してダライ・ラマ14世の面会を断ったと記載がありますが、それは事実なんでしょうか、伺います。 90: ◯建設局参事兼総務課長  平成23年11月のダライ・ラマ14世の来仙時に市長が面会できなかった件につきましては、平成24年第1回定例会で市民局長が答弁しておりますとおり、双方の日程の調整がつかなかったことに起因するものでございまして、請願書にございますような窓口対応で断ったものではなく、また、ジャイアントパンダの導入の取り組みとも関係はございません。
    91: ◯及川英樹委員  わかりました。  最後に、理由の4番目、餌となる竹について導入の契約が済むまでは宮城県産の竹に含まれる残留放射性物質のサンプリング調査を行わない、また、中国へ調査結果の報告も行わないとありますが、そういった事実はあるのでしょうか、伺います。 92: ◯建設局参事兼総務課長  平成25年第1回定例会の予算等審査特別委員会におきまして、将来ジャイアントパンダがこちらに来る場合は当然のことながら竹のサンプリングをしまして、そのベクレル等をはかり、その経緯を見まして地域の選定をしていきたいと答弁しております。  この答弁の趣旨は、中国側との協議が開始されておらず、中国側から竹のサンプリング調査の依頼もなされていない状況を踏まえた上で、ジャイアントパンダが導入される際には適切に対応してまいりたいというものでございます。  請願書には宮城県内の竹に含まれる残留放射性物質のサンプリング調査と中国への結果報告は中国とのジャイアントパンダの借用契約が済むまでは行わないと答弁したと記載され、その上で交渉段階からのこうした態度は学術的にも不誠実と結論づけておりますが、実際の答弁は先ほど述べたとおりであり、請願書記載のように受け取れる答弁もあったとは全く考えておりません。 93: ◯委員長  ほかに質問はございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 94: ◯委員長  それでは、本請願の取り扱いについてお諮りいたします。  本請願の取り扱いについては、採択、不採択、継続審査などがありますが、いかがいたしましょうか。 95: ◯岡部恒司委員  今、及川委員と当局との質疑を伺っておりまして、この請願の中身は事実とは異なる点もあると確認できたと思います。この状態での採択はなじまないと思いますので、採決すべきと思います。 96: ◯委員長  それでは、起立により採決いたします。  お諮りいたします。本請願を採択すると決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 97: ◯委員長  起立なしであります。よって、本請願は不採択とすることに決定いたしました。  以上で、付託請願審査を終了いたします。                《所管事務について》 98: ◯委員長  次に、所管事務についてであります。  それでは、建設局より報告願います。 99: ◯建設局長  建設局より、広瀬川創生プラン改定(案)への市民意見の募集について御報告いたします。  平成16年度に策定いたしました広瀬川創生プランにつきまして、10年間の計画期間の満了に伴い、改定を実施することといたしました。改定を実施するに当たり、その内容について市民の皆様から御意見を募集することといたしましたので、御報告いたします。詳しくは、河川課長から御説明いたします。 100: ◯河川課長  それでは、お手元の資料1によりまして広瀬川創生プラン改定(案)への市民意見の募集について御説明させていただきます。  本市では、杜の都のシンボルでございます広瀬川を、後世に引き継ぐべき市民共有の財産と認識いたしまして、将来にわたって自然環境を保全し、新たな魅力の創出を図ることを目的に、平成16年度末に広瀬川創生プランを策定いたしました。この創生プランの計画満了に伴いまして、市民の方々から御意見を募るものでございます。  2番目でございますが、創生プラン策定のこれまでの経緯でございますが、平成15年度に市からの呼びかけに応じていただきました市民、活動団体等が設立いたしました広瀬川創生プラン素案づくり委員会におきまして、広瀬川創生プランの素案が作成されまして、その案をもとに、平成16年度末に現在の広瀬川創生プランというものが策定したところでございます。そして、平成21年度には中間見直しを実施するとともに、今年度末の改定に向けまして協議会等で検討を重ねてきたところでございます。  続きまして、別添資料1によりまして、広瀬川創生プラン改定(案)の概要について、御説明させていただきたいと思います。  今回のプラン改定の基本方針でございますが、1点目といたしましてはプラン策定当初からの目的、理念は踏襲しながら、暮らし、まちづくりの視点をさらに補強してまいります。2点目といたしましては、これまでの取り組みを振り返りまして、推進組織の強化の面から、プランを策定する広瀬川創生プラン策定推進協議会及び、この活動の主体を担ってございます広瀬川市民会議の役割を見直しながら、持続可能な市民活動の仕組みを再構築をしていくということでございます。3点目といたしましては、行政、市民が実施予定の事業を集約、体系化いたしまして役割を明確にするなどを今回の改定の基本方針としてございます。  次に、プランの目的、理念でございますが、杜の都仙台のシンボルである広瀬川を後世に引き継ぐために、市民の自主的な参画を得ながら将来にわたって保全するとともに、広瀬川の新たな魅力の創出を図っていくという目的のもとに、自然環境の保全、広瀬川と共生する暮らしの発見と創出、市民による連携と行政との協働の仕組みづくりの三つの基本理念に基づきまして活動を進めてまいります。  3番目としてプランの基本目標と施策の方向でございますが、基本理念に基づきまして六つの基本目標並びに、目標を達成するための15の施策の方向を示してございます。これらの施策の方向によりまして、具体的な活動プランを体系化しているところでございます。  4番目といたしまして、プランの推進体制について御説明いたします。広瀬川創生プランの推進体制は(1)に書かれてございます学識経験者並びに市民団体、河川管理者などで組織しております広瀬川創生プラン策定推進協議会がこのプランを取りまとめをいたしまして、(2)の広瀬川に関心のある市民や、NPOの団体などが集まったネットワーク組織でございます広瀬川市民会議が、このプランの基本理念に基づきまして、具体な活動を主催したり他の事業の支援を行ったりしておりまして、プランの活動の中心的な組織となってございます。  また、具体の各事業につきましては市民会議だけでなく、NPO、各団体、各機関が独自で実施しているものもございます。この広瀬川市民会議が創生プランの活動の中心的推進役となっておりますことから、今後の活動の発展において大変重要な役割を担っておりますことから、改定案ではこの広瀬川市民会議につきまして、NPO法人格の取得や活動資金の安定的な確保を図るための市民ファンドの設立等を検討し、今後の活動の推進体制の強化を図ってまいります。  次に、今後進めていく具体的事業でございますが、現在の創生プランには約70の活動プランを掲げておりましたが、これまでの実施状況を踏まえ見直しをするとともに、新たな事業も加えながら、改定案では67事業を体系化してございます。具体な取り組みにつきましては別添のもう1枚の資料、別添2に掲げてございます。これらの事業につきましては、基本目標、施策の方向、実施主体の分類などを行っております。実施主体につきましては、行政、市民などとも分類をいたしまして、より明確化しているというところでございます。  以上が改定案の概要となりますが、資料1のほうにお戻りいただきまして、3番の募集概要でございますが、市民意見の募集期間といたしましては、12月17日から来年の1月16日まで募集いたします。意見をいただく方法といたしましては、郵送、ファクス、電子メール、ホームページを考えてございます。また、周知方法といたしましては、市政だより、ホームページ、あと河川課が管理をしてございます広瀬川ホームページなどに掲載をするほか、本庁、区役所の窓口にも配備する予定でございます。  4番目の今後の予定でございますが、12月にパブリックコメントを募集いたしまして、1月にはいただいた市民意見を取りまとめ、協議会で最終案の検討を行い、3月には改定並びに公表をする予定としてございます。 101: ◯委員長  ただいまの報告に対して、質問等はございますか。 102: ◯安孫子雅浩委員  ちょっと私事前に課長からもお話をお伺いしたところなんですが、ちょっと改めて1点、具体的事業という点でお尋ねをするんですが、大変とうとい行いを今まで10年間にわたって、広瀬川創生プランとして行ってきたということについては私は大変すばらしいなというふうに評価をしております。あまた政令市、大きな都市というものはありますけれども、そのど真ん中を流れる川がほとんど護岸工事もなく、そのまま市民憩いの空間として川があるということ、それとともに人々の営みがあるということは、非常にやはり仙台市の土地の文化として、非常に高いものがあるというふうに思うわけでありますけれども、それを具体的に行って今まで携わってやっていらっしゃった活動が、広瀬川創生プランのもとということでの理解でございますけれども、これをさらにまた10年なりのスパンで、改定をして取り組んでいこうということでありまして、その中の具体的事業の先ほどのお話のときに、集約をしたんだけれども数がほとんど変わっていないと。  その集約した中での枠組みがすごく変わっているところがあるんです。そこの説明をいただきたいんですけれども、なるほど、この見開きを見るとそれぞれ一つ一つ大切な事業ということなので、やはりそれを70ありますから、それをもっと絞り込んだ形で集約をして、市民運動とか各団体等も集中的に一つ一つの事業を行っていくという体制づくりということも結構議論になったのではないかと思うんですが、しかしながら、やはり70のところが67ということで数的には変わっていない。  この分かれ方を見ると行政のほうが若干ふえているんだけれども、市民会議さんのものが14から6に大きく減っているんです。やはり今までのこのプランのもとにおける営みを見ていくと、広瀬川市民会議さんなるものがやはり実働組織といいますか、一番の旗振り役として、先導役として進められてきたんだなという中の経緯も私も承知をした上で、その広瀬川市民会議さんの部分の14のところが六つに減ると。また、行政のほうでのものが二つほどふえると。この辺の都合といいますか、取捨選択というか、集約という点ではどんな点があったのか、参考にお尋ねをしたいと思います。 103: ◯河川課長  今、集計しております市民会議の部分が、14から6というふうに新しい改定では減ってございますが、この経緯といたしましては以前立ち上げていた事業の中には、例えばの一例でございますが、広瀬川ガイド養成という事業もございまして、広瀬川の魅力のスポットを案内できるようなガイドを育てようというような事業がございます。それらにつきましては、現在、片平市民センターのほうで実施をしていただいているというようなことで、今までの継続の事業がほかのところでやっていただいているということで、事業数が減っている要因と、あと、発展的にまとめた経緯がございます。それと、今、おっしゃられるように、市民会議が14という事業の中で組織的にも負担になっていたということで、現実的な実際の見直しを行って、6となったというような状況でございます。 104: ◯安孫子雅浩委員  後で、ちょっとまたそういうものがわかりましたら、資料としていただけますか。やはり半分以下になったというのは、ちょっとどういったスタンスなのかなと。今後、これから盤石にさらに改定案をもとに、この会が求めている趣旨をやっていく上で、やはり市民会議さんが一番の実働部隊だったんで、その辺のスタンスがどういうふうになるのかなという点でちょっと気になったものですから、そういう意味での質問でございましたので、別途資料を後でいただきたいと思います。よろしくお願いします。 105: ◯委員長  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 106: ◯委員長  報告事項関係を終了いたします。  この際、当局から報告を受けた事項以外で皆様方から何か発言等がありましたら、お願いいたします。 107: ◯木村勝好委員  私から、交通局が所有してます茂庭台にある未利用地のことについて、若干お尋ねをしたいと思います。  交通局、具体的に言うと多分、自動車交通の会計のほうでお持ちになっているのかと思いますけれども、茂庭台にある土地、未利用のままになっているかと思うんですけれども、この土地の取得の経過、そして現在の状況、今後どうされるおつもりなのか、その辺の概要からまずお尋ねをしたいと思います。 108: ◯交通局財務課長  現在、お尋ねの未利用地でございますが、こちらは茂庭台団地開発に伴いまして、昭和57年に取得した土地でございまして、平成10年度まではバスの回転場の用地ということで利用してきたところでございます。しかしながら、当該土地に隣接しております県道仙台村田線の交通量が増加してきたということもございまして、信号がない状態で右折を伴う出入りが困難だということでございまして、平成10年度に現在使用している土地に回転場を移したということで、現在は未利用地というふうな状態になっているところでございます。 109: ◯木村勝好委員  たしか私の認識ですと、五千数百平米という結構な広さなんですよね。回転場としても使わないという状態になって以降は、例えば別の用途に使うとか、あるいは売却するなり、あるいは賃貸に出すなり、何らかの有効活用についてはどういうふうな対応をしてきたんでしょう。 110: ◯交通局財務課長  有効活用の経過でございますが、回転場としての利用停止後でございますが、売却の取り組みということで進めておりまして、平成14年度に売却物件として一般競争入札による公募を行ったところでございますが、応募者が残念ながらあらわれなかったというような状況でございます。その後、市長部局とも当該土地の土地需要に関しまして情報交換を行ってきたところでございますが、有効活用がなかなかかなわない状況になっているところでございます。  今後でございますが、なかなか売却や貸し付け等が難しいような状況ではございますが、今後とも売却や貸し付け等の可能性につきまして、探ってまいりたいというふうに考えているところでございます。 111: ◯木村勝好委員  平成10年に使わなくなってから、もう16年たっているわけですよね。それから、売ろうと思って平成14年ごろにいろいろ努力したけれども売れなくて、それからは12年たっているわけですよね。これ今のような状況のもとで交通局としてこれを持ち続けて、なおかつそれを売却するなり、あるいは貸し出しするなりというようなことのめどというものはあるんですか。もう実際はかなり難しいんじゃないですか。どうですか。 112: ◯交通局財務課長  現実問題といたしまして、かなり困難な状況であるというふうには認識しているところでございますが、今後とも情報をPR等を行いまして、売却なり、貸し付けなりに向けて努力してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 113: ◯木村勝好委員  例えば、各局にこれ他の部局でお使いになりませんかと、要りませんかというようなことで照会をかけたりなんかしたんですか。 114: ◯交通局財務課長  過去においてでございますが、市長部局のほうと情報交換を行う中で、当該用地につきまして購入いただけないかというような相談等は行ってきたところでございますが、残念ながらそういった要望等がなかったというところでございます。 115: ◯木村勝好委員  管理者に、こういうことはできないんですか。つまり交通局としてはもう使わない、いろいろやったけれどももうらちが明かない、ただ持っているだけだと。いっそ市長部局で引き取ってもらえませんかと。それで、改めて市長部局のほうで売却なり賃貸に出すなり、要するに交通局から手放して、市長部局としてこれについて対応をしてもらえませんかというようなことをお願いするというのは考えにくいことですか。 116: ◯交通事業管理者  市長部局、財政局理財部のほうで遊休市有地の一覧も作成し、庁内照会とかいろいろやってございます。なので、仮にですけれども、市長部局でまず買ってくれと、それから使い方をそっちで考えてくれというのはなかなか言いにくいものはございます。有効利用を図るリストに常に追加してもらって、機会あるごとに市長部局としても庁内照会してくれということは強くお願いしようとは思いますが、まず買い取って、あと使ってくれというのはなかなか現状においては厳しいものがございます。 117: ◯菊地昭一委員  質問通告していなかったんで簡単に。イクスカについてお伺いします。  きのうイズミティに用事があってイクスカを買ってみました。これ2,000円で買って500円が、1,500円しか使えないという。いいんです。構わないんです。デポジットなのでそれはそれでいいんですけれども、非常にやはり使い勝手がいいんです。ただ、残念なのは、時間帯が夕方だったんですけれども、そんなに利用している方がまだ多くないという印象だったのが一つなんですけれども、これから普及するんでしょうけれども、これからこのイクスカの、きのうも含めて考え方だけまとめて聞きますんで、まとめて答えてください。  一つは、ポイント、これはホームページで見たポイントですけれども、前にも言いましたが非常にポイントの加算がわかりにくい。苦情はこれだけです。ポイントがわかりにくいだけ。  それと、この前札幌に行ってサピカというカードの事業をちょっと視察をしてきました。何でサピカと言うんですかと言ったら、さっと出してぴっと使うカードという、非常にわかりやすいというか、どっちの名称がいいかは別ですけれども、ちなみにこのサピカの特徴の一つは改札機とか運賃 でタッチする。これは一緒です。あるいは地下鉄とか何かで利用してポイントがたまると。ただ、ポイントがわかりやすいんです。使った金額の10%がたまるというポイントなんです。あと、紛失しても再発行。これは同じです。記名式の場合には再発行。  あと、もう一つはオートチャージャーというものがありまして、カードの残が1,000円を切ると自動的に、ただクレジットカードともちろん契約しなければだめですけれども、自動的に1,000円が加算されるんです。ぴたっとしただけで、要するにこれが例えば残り800円になると自動的に1,000円加算されるという。これも使い勝手が非常にいいなと思って聞いてきました。  それともう一つ、これはもうかなり先でしょうけれども、電子マネーとしても札幌市内の提携したところでは使えると。ただ、電子マネーはどうしても商店の使うところに読み取り機を置かなければならないです。読み取り機というのは結構初期投資がかかるんで、札幌の人もこれはそんなに普及しないかもしれませんねと言いながらも、電子マネーも使っておりました。  それともう一つ、今回、これもちょっと聞きたくて行ったんですけれども、図書館のカードをこのサピカで借りられるというサービスもやっていたんです。  今いろいろ言いましたけれども、この中で例えばこれから短期的にこれはできるというもの、あるいは将来的にもこれは難しいというもの、いろいろあると思うんですけれども、今の段階で何か新たな付加価値を高めるサービスを考えているものがあったら教えていただければと思います。 118: ◯交通局経営企画課長  今週から利用が開始になりましたイクスカでございますが、やはりほかのカードと比べて、それぞれ特徴、いいところ悪いところあろうかと思います。先ほど委員から御紹介頂戴いたしました札幌市のサピカですけれども、10%というわかりやすい一律のポイントの付与とかオートチャージ、あと電子マネー、あと図書館などでも使えるようなカードになっているというような特徴を御紹介いただきました。  我々のほうでもやはりイクスカというカードが、市民の皆様により生活の中で密着した形でお使いいただくということは非常に大事だと思ってございます。ただ、スタートの今の段階ではなかなかそこまで至っていないというところで、そこの部分は申しわけございませんが、今後ですけれども、やはり一つ一つではありますが、そういった機能を付加していくということは非常に大事だと思ってございます。いろいろな業者の方と、今、いろいろと相談をしているものもございますが、まだお話しできるものがなかなか少なくて申しわけないんですが、やはりそういった民間の企業さんとか、あと我々内部のほうの施設とか、そういったところとの連携を、今後、探っていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 119: ◯大槻正俊委員  私も伺おうと思っていましたけれども、まず前堤としてこの間東西線に対して市民の皆さんの関心が高まってきている、これは非常にしっかり取り組もうということでずっと言い続けてきた私としては、非常にうれしいことだなというふうに思っています。  この前、11月30日にトンネルも歩かせていただきました。私は非常に広瀬川をああいう形で、あとは地下鉄に乗ってしか見れないことになるわけですけれども、非常にいい景色だなと、この角度から見たら非常に広瀬川の風景もいい風景として、乗った方は心に残るんじゃないかなというふうに思って見てきました。そういったことで、どんどん気運を高めてきているというのは非常にいいことだなというふうに思っています。  そういった意味で、やはりイクスカについてもやがて東西線にも使えるということで、関心が出ているんじゃないかなというふうに思います。ただ私は、非常にいいことだったんですけれども、この前の限定5,000枚という販売で、もうちょっと商売上手にやれなかったのかなというふうに思いました。というのは、例えば前にチョロQというんですか、あれのときも私も買おうと思っても買えなかったりしたこともありました。今回はまさか定例会の初日ですから、並んで買っていたなんていう話にはなりませんので残念だったんですけれども、ちょっとこういうことを含めてもうちょっと商売上手になってもよかったんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、何かちょっと惜しかったなという反省点などはあればちょっとまずお聞きします。 120: ◯IC乗車券推進室長  イクスカの販売初日につきまして、販売窓口の人数をふやし、案内のための職員を配置するといったことを行っていたところでございますけれども、限定枚数のキャラクターカードをお買い求めになるお客様の長い行列ができまして、長時間お待たせするといったような御不便をおかけしてしまったというものでございます。これまでの磁気カード乗車券のタイアップカード販売に比べまして、予想以上のお客様がいらしたこと、記名式イクスカの発行に時間がかかったことなどが主な原因であり、今回の反省点とすべきと考えております。 121: ◯大槻正俊委員  私は、文句ばかり言っているんじゃないですよ。それぐらい並んで買うぐらい売れることですから、つまりそれくらい市民の皆さんが関心を持っているということなので、それの普及のためにもっと、先ほども言われましたから余り私から追い打ちかけて言いませんけれども、いろんな手段でこれからPRをして、特に仙台の場合は首都圏とかから移ってくる人も多いんです。そうすると、スイカでもうほとんどなれてきている関係もありますから、逆に私なんかの場合スイカを忘れて行くんです。東京に行ってから気がついたりすることが多いんですけれども、だから、どんどん、とりわけ3月、4月などで交流人口がふえるときなんかを利用してもっとPRしていって、さらに発売の件数が上がる、デザインは5,000枚でこれはしようがなかったんですけれども、もっとどんどん利用するようにしたらどうですかということを言いたかったわけですが、いかがですか。 122: ◯交通局総務部長  イクスカのPRについてでございますが、今回のサービスインに向けまして、イクスカ広報大使としまして地元アイドルを起用いたしましたり、それから、宇宙戦艦ヤマトの映画のほうが同じく12月6日に封切りということで、コラボ映像などの取り組みを行ったり、各種PRに努めてきたところでございます。  きのう現在で、実際に改札口を抜けるデータでお客様、大体昨日で16万3000人なんですが、このうち1万7000人程度がイクスカを御利用いただいたということで、今現在約1割ということで、今後ますます御利用いただけるようにいろいろ工夫をしていきたいと思っております。  今、お話ございましたように、この後、1月、3カ月定期が買いかえになる時期、それから4月に転入で来られる方々とかもございますので、こういった時期を捉えまして広報になお一層努めてまいりたいと考えております。 123: ◯大槻正俊委員  では、これはぜひ頑張ってほしいと思います。  私は新市立病院ができて、その後の対応についてちょっと関心を持っておりました。非常に残念なことから先に言いますと、ここの委員会ではないんです。ここの委員会で言うことではないんですけれども、市立病院が移転したということはどこにも今までの市立病院のところには掲示がなかったり、ちょっと間違ってくる人は余りいないと思うんですけれども、もうちょっと親切に配慮をすればよかったなというふうに思って見ていました。  それに比較をすると、交通局関係はさすがにスピードアップできちんと対応されていました。長町一丁目の駅付近、あと五橋駅付近、どこを見ても即日きちんと対応しているなということで、これはよくやられたなというふうに評価をしておきます。  それで、その上に立ってですが、地図とかも駅の近く、地上の場合は例えば市営バスにしても、市の福祉プラザ前とかともう看板変えていますからいいんですが、地下のほうの駅の地図でいうと、例えば東北大学という表示があります。東北学院大学という表示もあります。東北学院大学の場合は、ちゃんと地図の北のほうに東北学院大学泉キャンパスというものも書いてあります。東北大学の場合は何もなくて東北大学なんです。  何が言いたいかというと、例えば五橋からすると東北大学片平キャンパスとかというふうに、これから交流人口も多いし、国連防災世界会議などもありますから、きちんと表記してほしい。私は東京に行っていろいろな方から言われたのは、東北大のキャンパスってうんと狭いんだねと。片平のところだけしか見ていないものですから、そんなこともありましたので、地図の表記としてはきちんと東北大片平キャンパスというふうにしてほしいし、あと、いろんな表示の中でもどこまで許せるのか。例えば五橋中とか、そういう公共的なものはこれは書いて当然だと思うんですけれども、例えばウェスティンホテルとか、その辺まで。国際ホテルは書いてあるんです。だから、その辺のどういうふうな整合性をもって地図なりサイン表示に書いていくか。この辺はできるだけわかりやすく、そして利用しやすくというのをもっともっと研究されたほうがいいと思うんですけれども、いかがですか。 124: ◯駅務サービス課長  地下鉄の駅構内の地図につきましては、定期的に修正を行ってまいりました。委員御指摘の点を踏まえまして、南北線におきましていま一度全駅の表示案内を点検の上、必要な修正を行いますとともに、来年開業いたします東西線を含めまして地図の表示内容の精査をするなど、引き続き、お客様によりわかりやすく御案内する取り組みを進めてまいりたいと考えてございます。  加えまして、五橋駅の駅周辺案内図につきましては、駅周辺案内図につきましてはおおむね半径500メートル以内にあります公共施設であるとか学校、あるいは名所旧跡、ホテルなどを掲出することといたしておりまして、ウェスティンホテルの表示につきましては国連防災世界会議がありますので、それに向けて表示してまいりたいと考えてございます。 125: ◯大槻正俊委員  今までもスピーディーにやってこられましたから、評価しているというふうに先ほど申し上げましたけれども、いろんな建物とか何かというのはなくなったり、できたりということはありますから、できるだけよりわかりやすくしてほしいなというふうに思います。  さっき何で東北大学の例を出したかというと、当然東西線のときは青葉山キャンパスとか何かというふうにしなければならないことですから、東西線に向けてももう早目に準備をされて、より利用しやすい東西線にしていただきたいというふうに思います。ということで要望しておきますが、何かありますか。 126: ◯駅務サービス課長  委員の御指摘を踏まえまして、遠方からのお客様も多数ございますので、わかりやすい表示に努めてまいりたいと思います。 127: ◯安孫子雅浩委員  ちょっと今、わかりやすい表示の件がよくわからないんで私はお尋ねするんですけれども、地図がわかりやすいといったときの考え方の基準なりというのはどこにあるのかなということです。だから、例えば仙台市の公共施設であるならば、それは仙台市の交通局、事業者でやる。だけれども、民間のホテルとか、あるいはデパートとか、そういった本来であればそれはスポンサードいただいて何らかの広告関係があるとか、そういう根拠が何かあるんだったらあれなんだろうけれども、そのわかりやすいという観点においてそういった民間であれ、学校にしたってそれは民間の学校法人なのか国立系なのか、そういう判断もあるんでしょうけれども、そういった表記のわかりやすいといったときの基準というのはどこにあるんですか。そういうものは当然考えていますよね。公の立場ですから。 128: ◯駅務サービス課長  駅周辺案内図の掲出基準についてでございますが、民間施設につきましては旅客案内上、ランドマーク的な有効な目標となる場合の民間施設ということで考えてございまして、例えばデパート、ホテル、ホテルにつきましては日本ホテル協会加盟、または結婚式場を有するなど大規模なホテルを想定しておりますが、それから総合病院であるとか、そういったものを掲出するということとしてございます。 129: ◯安孫子雅浩委員  できるだけ出してほしいということはあるわけです。ホテル協会のといったらほとんど入っているんじゃないですか。そうしたら、東横インさん、ドーミーインさん、どうなのか。ウェスティンホテルさん、国際ホテル、何でそこで線が引かれるんだとか、その辺の交通整理というのは交通局としては別に問題ないんですか。交通専門だから交通整理も大丈夫ですか。 130: ◯駅務サービス課長  交通局といたしましては、お客様の目標となるものにつきまして、案内地図の中に表示してまいりたいと考えてございます。 131: ◯委員長  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 132: ◯委員長  なければ、次に閉会中継続審査についてお諮りいたします。  下水道事業アセットマネジメントについてを閉会中も継続して審査することにしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 133: ◯委員長  御異議なしと認めます。よって、そのように議長に対して申し出ることに決定いたしました。  以上で、所管事務を終了いたします。  それでは、これをもちまして委員会を閉会いたします。...