8:
◯嵯峨サダ子委員 4番目の国の
無線周波数割り当て計画が変更すると。この部分がかなり大きいのかなというふうな感じもしますんですが、これはどうしても変更ができないという
決定事項なんでしょうか。確認したいと思います。
9:
◯道路管理課長 この
割り当て計画の一部変更につきましては、もう既に決定して通知が来てございまして、一応お伺いしているところでは、今の
携帯電話の大容量を転送するための
周波数帯として利用するというふうに伺ってございます。
10:
◯嵯峨サダ子委員 それから、この
案内板そのものの
耐用年数とかもやはりあるかと思うんですけれども、この点はもう約10年近くたっていますので、その点はどうなんですか。どれぐらいの
耐用年数があるものなのか。
11:
◯道路管理課長 案内板の
電源部分につきましては、
コンデンサー等が
かなり熱を発しますので、一般的には5年ぐらいが
耐用年数というふうに言われていますけれども、委員御指摘のとおり9年以上使っていますので、今定期的な点検の際にも、これから使い続けるとすれば早目に
電源部については交換をしていただかないといつダウンするかわからないというふうな状況でございます。
それで、これは概算の概算でございますけれども、
案内板については当然特注品でございますので、
電源部についても市販のものでは対応できないので、交換すれば特注と。例えば1枚に
電源部が4カ所入っているんですけれども、それ1枚で50万円といたしましても、本市の
設置枚数が約100枚なので、それだけで約5000万円程度かかるのかなというふうには考えてございます。
12:
◯嵯峨サダ子委員 それで、6月30日で運用を停止するということで、
駐車場案内システム運営協議会で合意を得たということなんですが、これを見る限り
運用主体といいますか、運用する側の都合で停止するというふうにしか読み取れないんです。
実際
利用者の側の利便性とか意見だとか、そういったものは全然このペーパーからは読み取れないんですけれども、そういう
利用者の
意見反映ですとか、そういったものはどのように
運用停止に反映しているんでしょうか。
13:
◯道路管理課長 利用者の声の反映だと思いますけれども、一応資料に紙面の関係で載せていなくてまことに申しわけございませんが、実は平成19年8月19日に
参画駐車場に入庫なさった車のドライバーの方に聞き取り調査をしてございまして、
サンプル数は2,468名から御意見をいただいております。
それの内容を大まかに申し上げますと、
システムの
案内板を知っている方は約82%ございました。しかし、
駐車場をどういう形で決めているかという問いに対しては、利用する
駐車場を自宅を出発する前に
インターネットで自分の
目的地に近い
駐車場をまず決めてきている人、それから走行中に
カーナビゲーションで自分の
目的地に近い
駐車場を何カ所か決めてきている人、さらには
駐車場事業者が沿道に出している看板を見てこの
駐車場を利用しましたという方が80%を超えております。
それで、どうして
駐車場の
案内板の
マーク表示を利用なさらないんですかという問いにつきましては、一応先ほども申し上げましたけれども、自分の行きたい
駐車場に行けば、今は昔みたいに
満車状態の
駐車場が余りなくて、自分の
目的地に近い
駐車場に入庫できるので、
案内板のマークを見て移動したりというふうなところは行っていないという結果が出てございます。
14:
◯嵯峨サダ子委員 それで、
運用停止の時期がもう1カ月とちょっとしかありませんので、これを市民にどういった形で周知をしていくのかということが大事だと思うんですが、どんなふうに周知をされていかれるのか伺います。
15:
◯道路管理課長 周知の方法でございますけれども、この
駐車場案内システムについては、中心街の
駐車場すべてが加入しているわけではございません。約100を超える
駐車場のうち現在はもう29カ所しか参加していないんで、スポットで情報を
お知らせする形になろうかなというふうに考えていまして、一つはホームページで
お知らせをしたいと。あとは、その
参画駐車場そのものにポスター、チラシをやはり配付をして
お知らせをしていきたいというふうに考えてございます。
16:
◯委員長 ほかに
質問等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
17:
◯委員長 なければ、以上で
報告事項関係を終了いたします。
この際、当局から報告を受けた事項以外で皆様から何か
発言等がございましたら、お願いいたします。
18:
◯野田譲委員 委員会もきょうで1年の任期が終わりかなと思いまして、今まで国分町交番の隣の
駐輪場の問題をこの
委員会でも随分指摘をさせていただいてきたのかなと思っておりますし、
予算委員会でも御指摘をさせていただきました。4月1日から料金が
有料化になってスタートしていますけれども、この経緯は私自身も非常に思い入れが強いものですから、今回は若干この質疑をさせていただきたいと思います。
まさに全国的に見渡しても、ああいう繁華街の中にあれだけの規模の
駐輪場があるのは仙台だけ。そして、全国見渡せば、駅周辺、そういうところにあの規模の
駐輪場は設置されている。そして、その
稼働率は非常に高いわけであって、仙台の
元鍛治丁公園駐輪場は今まで無料でやってきましたけれども、なかなか
登録者数もふえず、また、毎日の
利用数に至っても伸び率が余り高くないというような指摘をさせていただきました。
担当課長とも何度となく打ち合わせをしながら、どういう状況かと聞きながらきょうこの席で質疑をするんでありますけれども、本当に御苦労されているなと、そして、いろいろな
取り組みをしているんだなということも感じております。
この不法駐輪の
撤去対策、いろいろと時間を変えたりしてやっていることは、この
委員会でも報告されたり、いろいろしております。しかしながら、その中で1年間に
撤去費用が1億円以上もかかるということも見逃せないところでありまして、やはり、あそこの
駐車場だけじゃないですけれども、1年間に
撤去費用が1億円というのは非常に無駄だなと思うところもあるし、でも、これは少しでも撤去をして不法駐輪をしている方に意識づけをさせるためには必要なんだという思いもあろうかと思います。しかし、これを黙って、はい、そうですかとは言える状態じゃない今の財政厳しい折でありますから、これを少しでも減らすぐらいの努力がやはり必要かなと思います。
当初の予定では
稼働率90%で、採算がとれるのは何十年後になるのかなという試算もされたことと思いますけれども、
有料化になって私も視察をさせてもらっても、もちろん
担当部署でも視察をされて、お話としてその台数も聞かせていただきました。なかなか苦労されています。
しかし、これはできた限り、やはり少しでも多くの方に利用してもらう、これが大切なんでありまして、このままの仙台の地下に埋めている
駐輪場が今の現状の
利用者だけで運営されていくのは、やはり忍びない。やはり、少しでも多くの方に
周知徹底をしていただいて、やはりこれはいいものだと思ってもらわなければいけないわけでありまして、その
周知徹底不足も若干あるのかなという気がいたしますし、また、
年度がわりで一度登録された方が転居されたりして、そこを利用されない方も若干名いるんだろうと思います。
4月、そして5月の中旬までのデータも見せてもらいましたが、本当にこれから、予算のときに言ったように、やはり全庁を挙げて取り組んでもらいたいなと。やはり、
担当部署だけではなかなか難しいと、そして一緒に取り組んできた上司がこの場所だからとか、そういうような発言をするんでは、担当で一生懸命やっている人が気の毒でならないんです。
ですから、やはり局長以下、そして市長以下、幹部の方々も、やはりいろいろ知恵を出し合いながら、どういう方法で
利用者をふやせるのか、
登録者をふやせるのか、そういうようなお考えをこれから進んできたと思うんですけれども、どこまでそういう御検討をされてきたか、まずお伺いをさせていただきたいと思います。
19:
◯建設局長 委員御指摘のとおり、元
鍛冶丁公園駐輪場が整備されて以来、担当の方は大変な努力を重ねてきております。これは私が4月にかわってきてからその話を
十分データとともに見せていただきましたし、私自身も元
鍛冶丁公園駐輪場の
システムがどういうものなのか、使ってみるとどういう手間がかかって、利用する方にとってどういうものなのかといったものも実際に体験をいたしました。
あと、時間をずらしての
撤去作業、国分町地区は特に飲食店が多いという特殊な場所でございますので、多少酔った方とか、そういった方も
自転車を利用されるというような特殊な状況もございます。そういったことがございまして、大変に一般的な違法駐
輪対策とはまた一味違う対策が必要な場所であろうかなというふうに思ってございます。
委員御指摘のように、一担当課あるいは一
担当部、一
担当局でこういった不法駐
輪対策あるいは
自転車を適正に使っていただく、あるいは有効に使っていただくという面で、一局だけではなかなか推進しがたい部分もあるということを受けまして、我々も今どのような体制がいいかを考えまして、
自転車の適正な利用にかかわる
庁内関係部局の連携といったものが重要であろうという認識に立っておりまして、
放置自転車対策のほかに
自転車利用のルールを
周知徹底をする広報ですとか教育、それから
走行環境の改善、あるいはもっと
自転車を有効に利用するためということで、庁内に
連絡会を設置しまして全庁的な
取り組みを進めていくことといたしました。去る19日には笠原副市長を会長にした
連絡会の第1回の会議を開催したところでございます。
今後、この
連絡会をつくって、それだけで問題が解決するわけではございません。いろいろな課題がございますので、こういった
連絡会も使いながら、我々も撤去の作業を見ておりますと、なかなか取り締まりだけではマナーが改善をしないということがございます。これはもう小さいころからの教育なり、マナーの徹底といいますか、そういった部分も大切だろうということで、そういった部分も含めて全庁的に協力を得ながら、今後も息長く不法駐
輪対策に取り組んでまいりたいと考えております。
20:
◯野田譲委員 19日に
連絡会議がスタートしたということでありますけれども、局長が言うように、やはりそういう会をつくったから解決するわけではないと私も思っておりますし、やはり意識づけが非常に大事なのかなという気がいたします。これは不法駐輪にかかわらず、倫理的な問題も非常に今の世の中欠けているところも多いわけでありますから、そういう意味で少しでも多くの方に
周知徹底をしっかりと取り組んでいただくようにとり進めていただきたいなと思います。
まさに、高い費用をかけて市民にきちんと
説明責任を果たすためには、やはり
稼働率を上げて、これだけやっているんだと、それで収入も得ているんだというところをしっかり市民に説明できるようにしていただきたいと思います。
この件については以上で、もう1点。これは
公園野球場。
蒲生公園野球場がありますね。あれは6面ぐらいあるんでしょうか。その中の5面、6面、きちんと整備をしていただいたようでありまして、私もその現場を見に行き、そしてまた、そこで
利用団体がこのシーズンでありますから大会を催していて、そして役員の方ともお話をさせてもらいながら、新しくできて本当に助かっていますと、しかしこういう面がちょっとおかしいんですというような御指摘をいただきまして、先日ちょうど会派の方で局長以下数人、先ほどの
駐輪場問題でおいでいただいたんで、その点もお話をさせてもらって、こういう現状なんだろうけれども、この辺ちょっと調査、視察をしていただけませんかというお話をして、きょうは改めてそのお願いした件を御説明に来ていただきました。ですから、局長に至っても、
担当者、私の質疑でお話しすることは十分理解していることと思っておりますので。
野球場という基本的な
グラウンドをつくるのに対して、数年前にも私はこの
都市整備建設委員会にいたものでありますから、そういう
グラウンド、
野球場にかかわらず、
サッカー場に至っても
陸上競技場に至っても、
専門家の方々、また
利用団体等々の意見、いろいろなルール的なもの、そういうものを含めてお聞きになりながらつくったらよろしいんじゃないでしょうかという質問もさせてもらっておりました。
しかし、ここ数年見てきた中で、最近
蒲生公園野球場が手をつけられて、きれいにはなったんでありますけれども、野球を理解している方はわかってもらえると思うんですが、
グラウンドの中は大体は土でできているんです。
公園野球場。仙台市には結構あるんです。
元気フィールドとかと違って、もう少し小型版のだれでもが使える
公園野球場。この
グラウンドの中に側溝とか、そして
バックネットを支える足元のコンクリートが
グラウンドの中に出ているような状態なんです。それを御視察いただいたからわかると思いますけれども、プレーをしている方々に至っては、その場所はやはり
ファールグラウンドであります。
ファールボールが飛んできたり、そういうときにスライディングをしたり、そこでつまずいたりしてけがをするような現状なんでありますけれども、やはり
安全性が保たれてはいないなという御指摘をいただきました。
そういう中で視察をしてもらって、そこだけじゃないんです。いろいろこれから仙台市の中でそういう公園、
野球場なり
サッカー場なり、つくる際にはやはり
利用団体ときちんとすり合わせなどをしながら、望まれるような球場をつくるべきではないかと私は思っているんです。
今回、その部分を仮にまた手直しをかけなければいけないと思うんです。そうすることによって、またお金がかかるんです。ですから、一番スタートの設計のときから、やはりそういう方々との連携をとりながら、
利用団体が、もちろんプレーする方が、ああ、こういうものをつくってもらって本当に仙台市に感謝すると言われるような、二度手間にならないような
取り組みが必要だと思うんですけれども、いかがですか。
21:
◯建設局長 私もたまたまその蒲生の球場、6面あるんですが、特に第5、第6という
ソフトボール用のやや小さ目の球場でございますけれども、実際きれいにはさせていただいているというふうに見えました。
ただ、先ほどお話あったように、
プレーヤーの方が一生懸命
ファールボールをとりにいかれたりするときに、やはりつまずいたり、ぶつかったりということで危険かなというような部分も見受けられました。おっしゃるとおり、我々としましてもそういった施設面の整備に当たっては、従来どおりだからいいとか、前あったと同じような構造だからいいんじゃないかというような安易なことに走ってはいけないなというふうに感じた部分はございます。
そういうことを踏まえて、我々の反省としましても、これまでやってこなかったというわけではないとは思うんですけれども、今後整備なり改修なり補修をするという際には、利用する方々、
専門家の方の意見を十分酌み取った上でそういった整備、補修、改修といったものを進めていきたいというふうに思ってございます。
22:
◯野田譲委員 ぜひそういう方向で、私からいえば、やはり無駄に税金を使ってほしくないと。きちんと整備してもらっているのは
利用団体も理解しているんです。ですから、今回のようにせっかくつくってもらったけれども、これは直してもらわなければいけないと、
安全性の面で欠けていると、そういう意味では、これからいろいろまた検証されるでしょうけれども、手をかければまたお金がかかると。そういうところを一から皆様も意識の中で最小限に、きちんと喜ばれて、また無駄のない
施設づくりに取り組んでいただきたいなと思いますので、今後同じようなことのないようにぜひ取り組んでいただきたいと思います。
また、
元気フィールドも非常に市民からも喜ばれている球場だと思うし、仙台でようやく
市民球場ができたと。これについても1点だけ、
グラウンドに立ってみたことはあるかと思うんですけれども、
プレーヤーがやっているときにあの4
号バイパスの車が走っているのが外野のフェンスから目に入る。これが
プレーヤーからやはり指摘をされているところなんで、それも1点頭に入れてちょっと取り組んでもらえればと思います。
23:
◯委員長 ほかに
発言等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
24:
◯委員長 なければ、これをもって
協議会を閉会いたしますが、今後特別の事情がなければ、今の任期中の中ではきょうが最後の
委員会になる予定ですので、一つの区切りとして正副
委員長から
あいさつをさせていただきたいと思います。
〔
委員長あいさつ〕
〔副
委員長あいさつ〕
25:
◯委員長 以上で、
協議会を閉会いたします。...