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  1. 仙台市議会 2006-07-21
    市民教育協議会 本文 2006-07-21


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※協議会の概要                             開会 午後1時39分                             閉会 午後3時08分 ◯委員長  引き続き、協議会を開会いたします。  それではまず、指定都市にかかわる国の施策及び予算に関する提案についての報告を願います。 2: ◯教育長  お手元に別封筒でお配りしております、平成19年度国の施策及び予算に関する提案につきまして、関連する局が本委員会では教育局のみでございますので、教育局から御報告を申し上げます。  昨年度までは国家予算に関する要望という表題でございましたけれども、指定都市市長会におきまして、要望型から提案型への変更が決定されまして、本年度より表題を変更いたしましたところでございます。  この提案書は、指定都市15都市共通提案項目を選定し、国の予算編成における概算要求の時期に合わせて、指定都市市長会事務局が取りまとめ、作成しているものでございます。  各省庁や政党などへの要請行動につきましては各指定都市が分担して行うこととしており、本年度の本市担当は自民党で、7月26日に要請行動を行う予定でございます。  それでは、提案書の13ページをお開きください。  教育局の所管に係ります本年度の提案項目は、教育行政の充実に関する提案のうち、1、義務教育費国庫負担制度見直しに当たっての財政措置等、14ページの、2、県費負担教職員制度見直しに当たっての財政措置及び15ページの、3、義務教育施設等整備促進の3点でございます。  このうち1点目の義務教育費国庫負担制度見直しに当たっての財政措置等に関しましては、平成18年度予算におきまして義務教育費国庫負担金国庫負担率が2分の1から3分の1に変更され、総額8500億円程度の税源移譲が行われたところでございますけれども、引き続き地方が教育財源有効活用を図り特色のある教育を展開していくためにも、義務教育費国庫負担金の全額につきまして税源移譲による財政措置を求めるものでございます。  あわせまして、新たな法律、義務教育学校教職員定数改善計画を早期に策定し、確かな学力の育成や特別支援教育制度化に伴う、一人一人のニーズに応じたきめ細かな教育の推進といった現在の課題に的確に対応していくための加配教員の充実を求めるものでございます。  2点目の県費負担教職員制度見直しに当たっての財政措置につきましては、給与費負担指定都市への移管は、人事権者給与負担者を一致させることで地域の実情に応じた教育施策のより一層の推進を可能にするものであり、特に適切な措置を講ずることが必要であるとの観点から本提案書に挟み込まれております。平成19年度国の施策及び予算に関する提案にも項目を掲げまして、昨年度に引き続き重点事項といたしております。  3点目の務教育施設等整備促進につきましては、今年度より地方の裁量を高め、効率的な施設整備を行うために耐震関連事業を中心として一括して交付金として交付される制度が創設されたところでございますが、引き続き地方が自主的・計画的に施設整備に取り組めるよう所要全額についての税源移譲を求めていくものでございます。  なお、昨年度の要望結果につきましては、お手元の平成18年度国家予算に関する要望結果の8ページ及び9ページにまとめさせていただいておりますので、後ほど御高覧をいただきたいと存じます。 3: ◯委員長  ただいまの報告に対して質問等はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 4: ◯委員長  なければ、次に教育局より報告願います。 5: ◯教育長  教育局より2点について御報告をさせていただきます。
     まず、第1点目は資料2に基づきまして、新定時制高等学校基本構想について教育指導課長より御報告を申し上げます。  また、2点目は資料3に基づきまして、平成19年成人式について生涯学習課長より御報告を申し上げます。 6: ◯教育指導課長  それでは、新定時制高等学校基本構想につきまして、資料2に基づきまして御報告申し上げます。  去る5月26日に教育委員会にて決定いたしました仙台市立高等学校再編計画にのっとり、仙台図南萩陵高等学校再編計画について検討を進めてまいりましたが、今回、その基本構想を決定したものでございます。  資料2の表紙をめくりまして最初のページ、6行目にございますが、多様な生徒の個性を生かしながら、そのニーズに対応できる教育システムによって、生徒が主体的に学び、社会や環境の変化に柔軟に対応できる豊かな教養を身に付けられるような教育活動を推進するために、新定時制高等学校を設置することといたしました。  新定時制高等学校の理念・構想でございますが、全国的な定時制教育における生徒の多様化や、それに伴う学習ニーズの変化を踏まえ、下から9行目にございますように、生徒の個性、学習目的、学習歴、生活スタイルなどの異なるそれぞれの生徒が、自らの責任において、自ら立てた学習計画に従い、主体的に学ぶことができる教育環境を提供する機関として、新しいタイプの定時制高等学校を設置するといたしております。  これらの理念をもとにいたしまして、次のページ以降の基本構想及び教育構想を策定いたしました。  まず、II.新定時制高等学校基本構想でございます。平成21年度に完全選択型単位制定時制過程の昼夜間二部制普通科として設置することといたしております。  次のページのIII.新定時制高等学校教育構想をごらんください。  1の想定される生徒像につきましては、現在の定時制高等学校の実態を踏まえて、(1)不登校等により、学校で教育を受ける機会が乏しかった生徒を初めとして、4項目にまとめております。  2の育てたい生徒像につきましては、(1)社会や環境の変化に柔軟に対応できる生徒を初めといたしまして、5項目にまとめております。  続きまして、今後編成する教育過程に大きくかかわる部分でございます。  まず、3.教育目標でございますが、個を生かす教育やキャリア教育の実践を可能とする柔軟な形態による教育活動を推進するために、(1)自ら求めて学び、自ら考え、自ら行動できる人間の育成を初めとして、4項目にまとめております。  次の4.教育方針でございますが、教育目標を達成するために、四つの柱として掲げてございます。(1)個々の興味・関心や目標設定に沿う学習機会を提供するを初めといたしまして、ページが変わりまして、(2)から(4)の4項目でございます。  これら教育方針はいずれも、定時制に集う生徒の実態を十分に考慮して検討いたしました。  次に、新定時制高等学校の特色をつくり出す上で重要な部分となる、5.提供する教育システムをごらんください。まず、基本的な部分を(1)根幹にかかわる教育システムとしてまとめ、多様な生徒を意識した教育システムにつきましては、(2)、(3)にまとめてございます。特に、次のページ、(2)の5)の科目履修生制度の導入は、新しい定時制単位制高等学校の象徴的な教育システムの一つでありまして、学校に不適応があった子供たちに対して復帰を促す新たな切り口として取り組むものでございます。  最後のページ、(4)教育活動を支えるための関連施設等につきましては、今まで申し上げた教育活動を支えるためには不可欠な内容について簡潔に述べております。  教育課程の編成につきましては、今後検討してまいりますが、以上のことをもとにして編成してまいりたいと思います。  以上、新定時制高等学校基本構想につきまして簡単に御説明申し上げました。 7: ◯委員長  ただいまの報告に対して質問等はございませんか。 8: ◯佐藤わか子委員  済みません、内容的なことに関してではなくて、名称といいますか、図南萩陵高校という名称をそのまま継続してお使いになるのか、新たな名称をお考えなのか、その辺、申しわけないですが、お聞かせいただけますでしょうか。 9: ◯教育指導課長  名称につきましては、基本構想の中にございますように、図南萩陵高等学校は21年度に募集停止ということになりますので、新たな名称を含めて、これから検討することになろうかと思います。 10: ◯大槻正俊委員  では、ぜひ、いい名前をつけてください。  私は、中身の中で、いろいろずっと検討されて、いい取り組みになるだろうというふうに思います。そういうふうに前置きしておきますが、その中で特に私は、この間、子供たちと言えばいいのでしょうか、中学校を卒業した生徒の皆さんを、全部見てきているわけではないですけれども、いろいろ見ていた中で、やはり大事だなというのは、提供する教育システムのところに書かれてあって、今回いろいろ取り組みがされるということですから、そういう方向を支持するのですが、例えば学期ごと単位認定の実施であるとか、学期ごとの入学・卒業、転・編入学制度の提供、あと今特徴的になるというふうに言われました科目履修生制度の導入、これらは非常にいいことだというふうに思っているんです。  ただ、問題は、前の常任委員会でも言いましたけれども、どんな子でも大事にする、どんな子でも切り捨てない、この方針はきちんと持っていく。ただ、その中で、余り緩すぎて学習が結果として身につかないということになってもいけないし。ただ、余りそれを言い過ぎて切り捨てるようなことがあってもいけないということで、非常に難しいと思うんです。難しいと思うんですけれども、極力、どうやったら教育機関からの離脱を防止できるのか、あと学校から離脱する期間を短くすることができるのか、このことについては特に意を用いていただいて、そして少なくとも学校に行こうと思い始めた人たちは、何という名前になるかわかりませんが、今までも図南萩陵高校で努力されたように、そちらでもぜひその努力をさらに続けていってほしいなと思いますので、この点だけは特に頑張ってほしいと申し上げておきますが、何かございましたらば、お聞かせください。 11: ◯教育指導課長  新定時制高等学校では、みずからの責任において、みずから立てた学習計画に従い、主体的に学ぶことができる教育環境を提供するということにしておりますけれども、卒業するためには必ず取らなければならない教科、科目もございますので、ある程度の制約もございます。  また、全日制の学級担任とは違いますけれども、チューターと呼ばれる担当職員を置くことにいたしておりまして、授業の選び方であるとか生活指導についても、きめ細かなサポートができるようにしてまいりたいと考えているところでございます。 12: ◯委員長  ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13: ◯委員長  なければ次に、教育局より御報告願います。 14: ◯生涯学習課長  平成19年に実施いたします成人式につきまして、概要が固まりましたので、資料3で御報告申し上げます。  今年度の成人式につきましては、大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ますという成人の日の趣旨のもとに、仙台市体育館を会場とし、来年1月8日午後2時より開催いたします。  対象者は、昭和61年4月2日から昭和62年4月1日までの間に生まれた約1万3200名の方々でございます。  式典の内容につきましては、例年行っております国歌斉唱市長式辞、お祝いの言葉、誓いの言葉のほかに、和太鼓の演奏や祝福の曲の合唱によりまして、厳粛かつ静粛な雰囲気の創出に努めたいと考えております。  式典終了後の第2部を交流の広場と位置づけまして、会場内のブースで成人式の意義や両親、恩師に対する感謝の気持ちを伝えるための展示等を行う予定でございます。  また、運営スタッフとして新成人15名程度を市政だより等で募集いたしまして、交流の広場の企画運営に当たっていただくことといたしております。  新成人への案内方法につきましては、12月中旬に案内状を送付するほか、市政だよりや仙台市ホームページにも掲載する予定としております。 15: ◯委員長  ただいまの報告に対して質問等はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16: ◯委員長  なければ、以上で報告事項関係を終了いたします。  この際、当局から報告を受けた事項以外で皆様方から何か質問等がありましたら、お願いいたします。 17: ◯菊地昭一委員  私の方からは、茂庭荘と鍾景閣の存続、廃止問題について、何点か確認の意味も含めてお伺いしておきたいと思います。  茂庭荘、鍾景閣については、存続を求める地域の動きがあったり、さまざまな動きがあり、さらには第3回定例会で廃止を求める案が出されるというマスコミ報道があったりしまして、再確認の意味で、この問題に関して当局は現段階でどういう考えを持っていらっしゃるのか、まず確認をさせていただきます。 18: ◯企画市民局長  まず基本的な認識についてでございますけれども、この茂庭荘は平成4年度をピークにいたしまして利用者の減少が続いてございまして、これは基本的には市民の方のニーズ多様化等があるのだろうと考えてございまして、今後設備の改修等を含めて考えますと、やはり今年度をもって事業を終了する方向で調整する必要があるだろうと考えてございます。もちろん、その際には、茂庭荘の民間によるさらなる事業の継続、あるいは職員の方の雇用の問題等さまざまな課題もございますので、これらにつきまして仙台市勤労者福祉協会とも十分に連携をとりながら、これを最大の課題ととらえまして、現在最大限の努力を払っておる、こういう状況でございます。 19: ◯菊地昭一委員  基本的に廃止の方向で考えているということだと思うのですけれども、廃止に至るまでに、平成4年からお客さんが減少したということがある中で、例えば一つは収支の問題でありますとか、あるいは営業努力という問題、これらにこれまでどのように取り組んできたのですか。 20: ◯市民生活課長  まず、第1点目、収支でございますけれども、これまでの損益計算の中では表面上は収支とんとんという形で推移しております。ただ、退職手当引当金の分につきましては、利益がその分出なかったので、その分は未計上という形で、ただいまの負債といたしましては、平成17年度で一括で特別損失ということで決算でおろしましたけれども、1億700万円ぐらいが茂庭荘、鍾景閣に勤める正職員の方の退職手当積み立て不足ということで決算をおろしております。  それから、2点目の営業努力という点でございますけれども、特に平成9年あたりからお客様が著しく減ってきました。これは、もちろん民間の施設、茂庭荘のような旅館、一般から見れば旅館業、あと日帰り温泉、こういった施設が非常に民間も充実してきまして、茂庭荘といたしましても、これまでやってこなかったチラシの配布とか、あるいは1泊2日平日ですと5,500円で泊まれますとか、そういった企画、それから仙台駅からの送迎バス、これはリースですけれども、送迎バスの導入とか、あと苦しい選択なのですけれども、平成15年には職員の昇給停止、こういった努力を続けてまいったところでございます。 21: ◯菊地昭一委員  その中で、今回、地域の方の存続を求める声が、ある意味では広がりを見せているようなのですけれども、今まで課長が話されたような経営努力の話でありますとか収支の話でありますとか、あるいは建物の老朽化の問題、さまざまな問題をきちんと市民の方に説明してこなかったということが一つの大きな原因になっているのではないかと思うのですが、この辺はどうなんですか、取り組みは。 22: ◯市民生活課長  あの施設は、勤労者福祉協会というところに委託してやっておったところでございます。黙っていてもお客さんが来てくれる時代が少し続きまして、少し時流に乗りおくれたと。その努力もしたのですけれども、それを地元の方々あるいは市民全体へのアピールと申しますか、広報と申しますか、自分たちの努力のあり方について少し宣伝不足だったのかなというふうには考えております。 23: ◯菊地昭一委員  宣伝不足という意味ではなくて、今回の廃止の決定に至るまでに、これまで地域の方に愛されてきた施設なので、そういう説明をきちんとされてきたのかということを今お聞きしたのですけれども。 24: ◯企画市民局長  現在まさにそのような状況にあるわけでございまして、私どもといたしましては、現在の状況等については十分にお知らせする必要があると考えてございまして、それは今後とも十分に努力をして市民の皆様の御理解を得るということは非常に大事だというふうに考えているところでございます。 25: ◯菊地昭一委員  今局長も話されたように、市民の人がしっかりとした情報がなくて、さまざま、そういう動きをされたときに、それをきちんと事前に市民の方に説明されることによって防げる部分もあるのかなと思いますので、そういう意味では、これからの取り組みも含めて、従業員の方の雇用、それについては局長に御答弁していただきましたので、仮に民間の事業に譲渡するにしても、従業員の雇用の確保についてもしっかりと取り組んでほしいという思いですので、よろしくお願いしたいと思います。 26: ◯ふるくぼ和子委員  私からも質問したいと思います。  政府が行いました税制の改訂、これによって定率減税が半減されて、課税額がふえたり、あるいは非課税だった人が収入は全然変わらないのに課税をされるようになったりと、まだまだ市民の生活実感というのが上向きになったというふうには感じていられないこういう中、新たな負担、大増税が今市民生活にずっしりとのしかかってきている、こういう状況が生まれています。特に高齢者の皆さんのところでは、年金の課税の強化であるとか老齢者控除の廃止ということなどもあわせて、住民税が一挙に10倍にもなったという方も珍しくない。そういう相談が私たちのところにもたくさん寄せられています。実際に、市が割賦を送付した翌日の6月13日から16日までの4日間、この間に合計5,400件もの問い合わせや抗議、苦情が殺到している、こういう状況になっております。これが国保料であるとか介護保険料などにも連動していくということですので、総合的に見ると本当に大変な状況になっているということです。  今回、この改訂で、私自身はこれは改悪だというふうにはっきりと思っておりますが、この制度の変更によって、非課税ということを基準にしてさまざまな市の独自の施策が行われてきていたと思いますが、これらに影響が出てくるものだと思われます。今述べたように、収入が変わらないのに新たに課税をされるということになって、税負担が収入を目減りさせる、その上、これまで受けられてきたさまざまな制度が受けられなくなってしまって、さらに生活水準を低下させるということになっては本当に大変ですし、この点で大変な心配を私はしております。  そこで、教育局の方にお伺いしたいと思うのですけれども、教育局で今行っています就学援助であるとか市立幼稚園保育料減免制度、あるいは市立高等学校授業料減免制度、これらは非課税ということを要件の一つにしてその制度が行われてきていると思いますが、まずそれぞれの減免の基準と、今回の税制改訂の影響についてどのように見ていらっしゃるのかについてお伺いいたします。 27: ◯学事課長  今回の税制改正に伴います影響でございますけれども、まず就学援助でございますが、こちらについては、要件がいろいろとございますけれども、障害者、未成年者、年齢65歳以上の者、寡婦、こういった方々で、合計所得金額が125万円以下の方、児童扶養手当を受給している方、あるいは同居している家族全員の年間総収入額教育委員会が定める基準以下の方などが要件に該当することになります。  就学援助につきましては、課税、非課税については限定的な要件になっておりまして、最後に申し述べました教育委員会が定める基準額、こちら4人家族の場合で390万円相当ということになってございますけれども、ほとんどの方がこちらの基準に該当しております。したがいまして、今回の税制改正の関係で課税条件とかいろいろ変更になりましたけれども、ベースとなっておりますのはこの収入額でございますので、基本的には影響は受けないと考えてございます。  それから、市立幼稚園保育料の関係でございますけれども、こちらにつきましては、保護者市民税の課税の有無、それから所得割の額によって、4段階の減免をする額が定められてございます。したがいまして、こちらにつきましては、先ほど委員がおっしゃいました定率減税の関係で、税額が変わった場合には影響を受けるだろうと。  それから、保護者が65歳以上である場合などについて、今まで非課税だったのが課税になるということがあれば、影響はあると考えてございます。  現実的にどうかと申しますと、今、幼稚園の減免を受けている方は11名いらっしゃいますけれども、学年が上がった方しか状態はわかりませんが、この方々については、少なくともこういった区分の変更あるいは新たに減免外になったというような事情はないというところでございます。  最後に、高等学校についてでございますけれども、こちらについては、市立幼稚園と違いまして、課税、非課税のみが要件となっておりまして、高等学校の要件は幾つかあるのですが、一番大きいのが保護者市民税所得割非課税ということでございます。こちらにつきましては、授業料の減免というのが保護者からの申請に基づくものでございますので、在学している生徒の保護者すべての課税状況というのはわかりませんが、少なくとも申請のあった方々につきましては、中には非該当という方もいらっしゃいますけれども、この方々は少なくとも課税制度の変更によるものではないというのははっきりしております。  あと、昨年から継続して非課税である方の中に、昨年は老齢者控除の対象になっていた方もいらっしゃいますけれども、この方々につきましても、ことしも非課税になっているということですので、影響は今のところ教育委員会としては把握していないというところでございます。 28: ◯ふるくぼ和子委員  それぞれに今お伺いをいたしましたが、三つ並べてみますと、市立高等学校授業料減免制度については少し心配をするというか、課題があるなというふうにちょっと思いました。  確認をしたいのですけれども、これはあくまでも申請を出された方の把握であるということなのかどうか。昨年まで受けていたけれども、ことしそういう制度の改正があって、実際には申請を出さなかったというような方が含まれていないのかどうか、ここのあたりを把握されているかどうかについて、ちょっと確認をさせてください。 29: ◯学事課長  こちらの減免については、あくまでも申請主義といいますか、申請に基づくものでございますので、委員がおっしゃったとおり、こちらに申請がなかった方につきましては、どのような課税状況であるか、そういった事情についてはわからないということでございます。 30: ◯ふるくぼ和子委員  市民生活の厳しさは、市立高等学校授業料減免制度、毎年、過去最高の人数を更新している状況があって、制度利用者の増加にもあらわれていると思います。今回、授業料減免制度の趣旨をしっかりと生かしていくためにも、経済的な理由で中途退学や休学を余儀なくされるということが起きては決してならないと思います。就学の機会であるとか学ぶ権利の保障、こういうことをしっかり守っていくためにも、今回の税制改訂によって申請ができなかった人がいなかったか、あるいは今後そういう市民が出ないか、こういうことを把握することは大変大事だと思いますので、そういう努力をしていただきたいなと思うのと、あわせて就学援助では、収入額の基準を独自に定められて、課税・非課税ということではなくて収入の生活の状況に応じてということで基準を設けていらっしゃるわけですので、そういう就学援助のような基準を市立高等学校授業料減免にも設けていくことが必要ではないかと思います。そういう検討を急いで始めていく、こういう立場を今改めて市が示していくことが大事だと思うのですけれども、この点について御所見を伺っておきたいと思います。 31: ◯教育長  今般の税制改正等によります諸般の学習状況への影響につきましては、教育委員会といたしましても、これを慎重に見きわめていく必要があると考えております。そうした動向を踏まえつつ、経済環境の中における学ぶ権利をどのように保障していくかということにつきましては、教育委員会としても、これを長期的視点も踏まえながら、重ねて学びたい者が学習できるような状況を制度として保障していくあり方について検討を重ねていきたいと、このように考えております。 32: ◯登坂しのぶ委員  2点お伺いいたします。  まず、第1点は、企画市民局長にお尋ねしたいのですが、庁舎管理と言えばちょっと所管が別になりますけれども、市民に接するということで、そういう立場からお尋ねしたいと思います。  実は、私、7月初頭に、市民の有志の方数人と一緒に、市民満足度日本一を目指す仙台市、一番何が大切なのかということを考えてみました。10数年前に私、出雲市を視察した折に、岩國哲人さんという当時の市長さんと懇談する機会がございました。そのときに、本会議でも私申し上げましたけれども、市民満足度を一番推しはかるのは何かというと、市民の部屋だと言うんです。各行政をお伺いしたときに、まず市民の部屋を見れば大体わかると、そうおっしゃった記憶がございます。  そういう視点もあって、梅原市長が一生懸命市民満足度日本一を目指して御努力されておりますので、私たち議会と当局とは車の両輪ですから、一緒になって、市民の喜ぶ、市民も本当によかったなという、そういうまちづくりをぜひ送ってもらいたいという意味で、7月初頭に、市民の部屋、そして各区役所の市民の待合室、これを2日間かけて回ってまいりました。  まず、本庁の市民の部屋をお伺いしたときに、指摘だけ申し上げておきますと、非常に殺風景で、しかもお年寄りの方が来ても、いすに座ると固いいすでおしりが痛い。日によっては満席で、妊婦の方が来ても座る場所がない、障害者の方が来ても、どこに座ったらいいかわからない。非常にお粗末で、しかも市民の方が喜べるような状態ではない、こういう指摘をいらっしゃった方がおっしゃっていました。  そういうこともあって、まず市民の部屋を何とか、市民の方が、あそこに行って休みたいな、あそこに行ってもう1回お茶を飲みたいな、そういう思いをできるように。そういうことには現状の市民の部屋ではなっていないのではないかと私は思うものですから、その辺、局長はどのように考えているのかが一つ。  もう一つは、壁に仙台の産物等を展示してありますけれども、今にもかびが生えそうなんです。あれではなかなか市民の部屋に来た方に仙台市をPRするにはふさわしくないなという感じもいたしますし、そこも含めて、本当に市民が来て満足できるような、よかったと言えるような、また外からお客さんが来ても、仙台の市民の部屋はすごいねと、こう言われるような市民の部屋の改革こそ、私は梅原市長の言われる市民満足度日本一ではないかなと、こう思いますけれども、それはいかがでしょうか。 33: ◯企画市民局長  私ども、行政を進める上で、ただいま御指摘のありました市民の部屋はもちろんでございますけれども、やはり市役所の庁舎といいますか、あらゆる市の施設というのは基本的に市民の方にやさしいものでなければならないというのが大前提だろうと思っております。とりわけ、御指摘のございました市民の部屋につきましては、市民の方に自由においでいただいて、その中で市の情報をおとりいただいたり、あるいはお休みいただいたりと、さまざまな機能を有しているわけでございますので、この部屋のあり方については十分留意していく必要があると思っております。  あわせまして、最後に御指摘のございましたような展示の中身につきましては、これは早速対応してまいりたいと考えております。 34: ◯登坂しのぶ委員  ただいま局長の中で市民サービスの向上ということが非常に大事だというお話をされました。これは、ここにいらっしゃる佐藤わか子委員も本会議でそのことを指摘されておりましたけれども、私も全く同感であります。  それで、区役所に行ったときに、全区役所を回りましたけれども、区役所にいらっしゃった方の御意見として、子供さんを連れてきたときに、お茶を飲みたいお年寄りの人がいましたが、お茶を飲むセットがない。本庁にはお茶のセットがあるけれども、なぜ区役所にはないのでしょうかと。自動販売機はある、お茶を買えということですかと。そうじゃないんじゃないでしょうかと。やはり本庁にもあれば各区役所にもぜひ欲しいと。と申しますのは、区役所は大区役所制度で、むしろ市長の名代なんです、区長さんは。大変な力をお持ちでおりますし、市民の第一線現場です。それを含めると、市民の方が一番来るのは区役所だと思いますので、そのときにやはりお茶のセットぐらいは市民の方に提供するものがあっていいのではないのかなと。これも、市民満足度日本一を目指す区役所の待合室のあり方ではないかと私は思いますけれども、簡単なことですけれども、その辺につきましてはいかがでしょうか。 35: ◯企画市民局長  区役所全般にかかわることでございますので、私の方から答弁をさせていただきますけれども、ただいま御提案ございましたようなさまざまな課題がございまして、私どもといたしましても、それぞれ区役所の皆様と十分協議して対応してまいりたいと考えております。 36: ◯登坂しのぶ委員  ありがとうございます。変わることを願っております。  第2点目は、歴史的町名復活検討委員会が実は先月の議会の常任委員会でメンバーが発表されましたし、既に第1回の会合も開かれたように伺っております。  その内容をお聞きする前に、平成14年3月28日に、歴史的町名等活用推進委員会に関する最終提言が市長の方に提案されました。このときの連絡協議会の議長さんは市民局の市民部長でもございましたし、非常にかかわりが深い内容になっていると思いますけれども、その平成14年3月28日に出された最終答申と今回の歴史的町名復活検討委員会の整合性、これはどのように考えているのか、まずお伺いしたいと思います。 37: ◯区政課長  今委員御指摘の歴史的町名活用推進委員会は平成10年に設置されまして、御指摘のように、14年に最終提言がなされておりますけれども、そこでは歴史的町名の具体的な活用方策、つまり道路の通り名としての活用などが提言されたところでございまして、そこでは町名の復活につきましては具体的な検討がなされていなかったというところでございます。  今回の歴史的町名復活検討委員会におきましては、この前回の委員会での検討を踏まえながら、歴史的町名の復活という面に焦点を当てまして、復活する場合の具体的方策、あるいはさまざまな課題を明らかにしながら、具体的詳細な検討を行っていくとしたところでございます。 38: ◯登坂しのぶ委員  今、道路の面を主に平成14年度は検討をされたと伺っておりますけれども、ここにある最終答申案を拝見させていただきますと、この中には例えば、「城下町仙台の歴史的文化遺産である由緒ある町名や通り名を現在の市民生活に活用し」云々とあります。ですから、総合的に歴史的な町名をどのように活用していくのかという、当時、伊達政宗開府400年を受けました大きな事業でもございましたので、当然そういうことも検討されたと思うのですけれども、その中で歴史的な町名の復活についてはどういう結論をされたのですか、最終答申では。触れなかったということは、これは困難であるということなのでしょうか。どういう意味だったのでしょうか、その辺。当局はどのように判断されているのか。 39: ◯区政課長  提言におきましては、旧町名復活につきましても提案がございましたけれども、住居表示をさらに変更いたしますと住民の日常生活に大きな影響を及ぼす、そういうことから地域全体の盛り上がりと強い要望が必要だという指摘がなされてございまして、それ以上の具体的な復活についての検討まではこの委員会では踏み込まれていなかったということでございます。 40: ◯登坂しのぶ委員  わかりました。そういう内容ということは、極端に言えば、復活は困難ではないかと、そういう委員会としては印象を持ったと思うんです。そして、このたび歴史的町名復活検討委員会が発足したわけです。これはもちろん市長の思いがあって復活したわけでありますから、審議するのは当たり前だと思いますけれども。  ただ、ここで問題なのは、市長が再三申し上げているように、この検討委員会は最初に復活ありきなのか、それともこの場でその是非を問うのか、どういうスタンスで臨まれるのですか。 41: ◯企画市民局長  前回の答申にもございましたように、復活にはさまざまな課題があると考えてございます。前回はその課題があるということの御提言で終わっているわけでございますけれども、今回は、その課題というのは具体的にどのようなものであるのか、そしてそれを市民の方々に十分お話を申し上げて、復活することが可能なのかどうかという御議論をいただくということでございまして、結論が先にあってその手法を考えるという進め方ではございませんので、慎重にその点は対応してまいりたいと考えております。 42: ◯登坂しのぶ委員  局長の言葉を聞きまして、市民の方は、ある面では、市の対応の判断力に賛意を示している人もいらっしゃると思います。  それで、歴史的町名、これを約二、三年のスパンでされると思いますし、ことしは1000万円という大変な税金を投入されているわけでありますけれども、二、三年投入して、歴史的な町名復活を、今お話しありましたように、この場でイエスかノーかをぜひ決めたいというお話でございましたので、二、三年後には、これは復活しないでいいという結論になる場合もあるわけですね。  ところが、一般マスコミ報道によりますと、市長がかなり意欲を持っていらっしゃいまして、とにかく歴史的町名を復活するのだというような意欲があるようでございますけれども、その辺はいかがなものでしょうか。 43: ◯企画市民局長  私ども、歴史的町名の復活については大きな原則があるだろうと思っておりまして、それは、この議論を進めるに当たっては市民の方に適切な情報を公開していく、そして市民の方に十分御理解をいただき、そして御議論いただいた上で進めていくのが一番必要なのだろうと思っておりまして、そういう観点から、例えば2年先、3年先に結論があって、それに向けてということではなくて、現在進めております検討委員会の議論そのものも市民の皆様に十分お示しをして、御議論いただく場をつくって、そういうふうな一歩一歩着実な進め方をしてまいりたいと思っております。それは、これまで日本で歴史的町名の復活を進めていらっしゃるどのまちにおきましても、それは同じような、一番大事な視点だと思っておりまして、決して行政がある方向性を決めて、それで進めていくものではないだろうと考えております。 44: ◯登坂しのぶ委員  本当に市民を大事にする企画市民局長の真意がよくわかりました。これこそ私は日本一の仙台をつくるにふさわしい企画市民局長ではないかと思っております。  そこで、住居表示につきましては、これは議会で議決を要します。やれば非常にお金もかかります。そういうことも含めますと、議会の議決ということは、早く言えば、市民の賛同を得るということです。これは大変意義のあることで、現在の住居表示はすべて議会の議決事項です。その重みを考えますと、先ほど局長のお答えがありましたように、慎重に進めてもらいたいなと思う次第でございます。  それと、もう1点は、先ほど我が会派の菊地委員が申し上げましたように、茂庭荘について、これは市の最大の弱点、マイナスポイントと言いましょうか、これは市民に説明をしないということなんです。前回私が申し上げましたこども宇宙館等につきましても、市民に説明がないんです。ただ行財政集中契約でぱっと上がってくる。見た市民はびっくりするんです。だから、事前に時間をかけて説明して、こうなりますよ、だから努力してくださいよ、その努力の結果だめだったら、これは仕方ないですねと、そういう方向に持っていく、市民のコンセンサスを得る努力というか、これは私はこれからの市役所の大きな課題だと思っておりますので、その辺も含めて局長の方から御答弁願いたいと思います。 45: ◯企画市民局長  ただいま茂庭荘の御指摘もございましたけれども、私どもといたしましては、行政を進める上で、私どもの考え方を市民の皆さんに的確にお示しし、御議論いただいて、それをさらに私どもが受けとめて進めていく、これが基本だろうと考えておりまして、今後ともそれには十分留意して進めてまいりたいと考えております。 46: ◯大槻正俊委員  私からは二つ、局がそれぞれ違いますが、伺いたいと思います。  まず、テニスコート、庭球場なのですが、太白区のテニスコートで、仙台市関係の配置状況はどのようになっているか、どこどこにあるか、私の認識が違っているといけませんから、改めて教えてください。
    47: ◯市民生活課長  太白区にございます、公の施設として設置しているテニスコートは、湯元公園に3面、それから中田中央公園に4面の合計7面でございます。このほかに、茂庭荘の附帯施設として4面ほど茂庭荘の敷地の中にございます。合計、実質11面となっております。 48: ◯大槻正俊委員  今言われた茂庭荘のテニスコートなのですが、年間どのぐらいの利用者があるのでしょうか。 49: ◯市民生活課長  平成17年度の利用実績で申し上げますと、5,170件でございます。 50: ◯大槻正俊委員  私もかつてもう少しやせているときはやっていたのですが、議員になって忙しくなってやりませんが、かなり私も一利用者としてやっておりまして、そして市民の皆さんの声を聞いて、これはきちんと聞かれて、茂庭荘のテニスコートの改善を当時の市民局でもきちんとやられたというのを私は承知をしております。  そういう中で、多くの利用者がいるのですが、それだけに私は、太白区の中で湯元というのは秋保ですね、あと中田、あとはほかにないわけです。ですから、市民の皆さんにスポーツをいろいろ取り組んでもらうためにも施設がないといけないわけですから、11面あるうちの4面がなくなると、太白区にたった7面しかなくなるということにもなりますので、これでは太白区長などもうんと困るのではないかなと思いますが、そういうことからして、私は、茂庭荘のほかのことについてはもう質問を大体しましたので、テニスコートについて、私はどうしても必要な施設だと思うので、これは何としても残してほしい。経過的に言えば、大体7年ぐらい前にきちんとお金をかけて、当時450万円ぐらいで、整備しているわけですから、ぜひこれからも活用できるように、あらゆる工夫をして残していただきたいということについて、お答えをいただいておきたいと思います。 51: ◯市民生活課長  茂庭荘のテニスコートにつきましては、民間活力を活用した茂庭荘全体のあり方について調整していく中で検討してまいりたいと考えております。 52: ◯大槻正俊委員  検討していくのはいいのですが、私は残すということでしてほしいというふうに申し上げているわけなので、検討するというのはなくなる場合もあるわけですから、私はあくまでも残してほしいということで申し上げているので、これについての私の強い思いはどう感じますかということです。 53: ◯企画市民局長  茂庭荘のテニスコートについてでございますけれども、現在私どもが進めようといたしております茂庭荘全体の対応という中で、当然、大変重要な課題だろうと思っておりまして、ただいまの委員の御指摘も十分踏まえながら対応してまいりたいと考えます。 54: ◯大槻正俊委員  これで最後の項目で伺いますが、教育局教育委員会の方にお伺いしておきます。  市立の幼稚園についてです。市立幼稚園のあり方について見直しをするということについては既にお話をいただいておりますから、そのことについては理解をしております。私は、これまでも東二番丁幼稚園については、幼児教育のモデルであったりしますし、そして何よりも特色、歴史、こういったことから、ぜひ存続をしてほしいという声もありますし、ぜひ残してほしいものだなというふうには基本的には思います。  あと、秋保、馬場幼稚園についてでありますが、これは議論以前に、幼児教育の場がありませんから、何としても残してほしいというふうに基本的に思います。  ただ、見直しについても、検討されるということについては私も聞いていないということではありませんから、その点でお伺いしておくのですが、今見直しというふうに提案をされているのですが、現段階でどのような作業をしているのか、お聞かせください。 55: ◯学校教育部長  市立幼稚園見直しにつきましては、新年度になりましてから、東二番丁幼稚園の保護者並びに馬場幼稚園、秋保幼稚園の保護者にまず御説明を行っておるところでございます。4月、5月、そのような形で、話し合いの継続を今始めたところでございます。また、馬場幼稚園の保護者等からは要望等も承っております。また、二番丁幼稚園の保護者からも同じように質問書等も承って、それに対して今月回答を差し上げたところでございます。こういうやり取りをこれからもきめ細かくさせていただきながら、話し合いにつきましては継続的に進めていきたいと思っているところでございます。 56: ◯大槻正俊委員  先ほどの茂庭荘で、丁寧に市民の皆さんの声を聞くことがなかったのではないですかと先ほど言われました。私もそのとおりだと思います。これについては、現段階では丁寧に聞いているということですね。そういうふうには理解しました。ですから、なおもっと丁寧に聞いていただいて、伝統ある東二番丁幼稚園ですし、あと秋保については、定員割れが特に大きくなってきているというのは私も承知をしておりますけれども、保育所もないわけですし、幼児教育は絶対に保障していかなければならないということから、ぜひ秋保、馬場については、じっくり声を聞いてほしいなと思います。  じっくり声を聞いていくということになれば、当然、見直しの時期、つまり園児の募集の時期に当然行き当たるわけです。大体10月ぐらいになるわけですけれども。現段階の見直しの状況でいけば、当然10月には通常どおり募集をしなければいけないだろうと私は思うのですけれども、そういう認識でいいですか。 57: ◯学校教育部長  今委員御指摘のように、募集の廃止につきましては、当然いろいろ手続がございます。条例の改正が伴うのを初めとして、そういう諸手続が伴ってまいります。先ほど申し上げましたように、今話し合いを継続しているところでございますので、そのような話し合いを踏まえて、今、10月というお話がありましたが、ぎりぎりの最終判断が必要になってまいりますので、現在その詰めを行っているところでございますので、今時点で「もう、こう決めました」ということではございませんので、御理解いただきたいと思います。 58: ◯大槻正俊委員  それでわかりましたけれども、私は、まず一つは、当然市民の皆さんの声を聞いていく、それを丁寧に聞いていけばいくほど、どういうふうに見直すかの課題はかなりあると思うんです。思うからこそ、なおさら丁寧に聞いていってほしいと思います。したがって、結論ありきということだけでなくて、方向性とかは資料でわかっていて、私は言っているのですけれども、そういうことではなくて、きちんと声を聞いて、結論ありきの作業ではなくて対応してほしいなというふうにまず一つ思います。  当然、条例のことですから議会にかけなければ先に進む話ではありませんから、ぜひとも年内に結論を出すなどということではなくて、もっとじっくり時間をかけて。募集を例えば10月ぐらいにということであれば、もう今ごろ決めていないといけないわけですから、決して結論を急がないでということを繰り返し繰り返し今申し上げて、そのことは終わっておきたいと思いますが、そういう理解でいいですか。 59: ◯学校教育部長  委員御指摘のように、幼稚園の統合なり廃止というのは保護者及び地域にとっては非常に影響の大きいものでございますので、私たちも慎重に誠意を持って話し合いを進めていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 60: ◯田村稔委員  教育局に2点お伺いをさせていただきます。  1点目は、学校給食に関係してのお伺いをさせていただきたいと思いますけれども、学校給食というと、委員の皆さん方も、また御当局の皆さん方も、みんな食してきたわけですから、いろいろな思い出があると思うのですけれども、改めて学校給食の歴史をさかのぼってみますと、戦前の昭和7年に貧困児童救済のためにスタートしたと書かれてありまして、国庫補助によって学校給食は始まったということであります。戦後は、健康の増進とか体位の向上などを目的にいたしまして、昭和29年に学校給食法が公布されて今日に至っておるとお聞きいたしております。本当に日本にすっかり定着したものだなと思うわけですけれども。ほとんどすべての国民がその恩恵にあずかっているのでありますので、我が国の食文化の一つとして、もうすっかり定着しておりますし、健康とか体位の向上とか、当初の目的は十二分に達成されていると思っております。  しかし、最近、飽食の時代というのでしょうか、家庭の崩壊などもございまして、給食が、当初持っていた目的にプラスされまして、本来は家庭で行われなければならない教育でありますけれども、正しい食生活を身につけるとか、触れ合いの場の提供であるとか、また集団生活を体得させるなど、こういうものがその目的に加えられまして、最近はさらに食育という言葉も生まれまして、給食の教育的な意義が強調されているということです。  こういった給食が持つ教育的な意義は大変大きいものがあるわけですけれども、意義のある給食なのに、給食の残食の多さというのが非常に以前から問題になっているとお聞きいたしております。この件につきましては、私は平成13年の決算等審査特別委員会でお聞きいたしましたけれども、そのときにいただいた資料では、残量、量でたしか資料をいただいたのですが、1年間の残量が約1,000トン、1日約4トンの残量があると。4トントラック1台ですね、そういう量が出るということでまたびっくりしたのですけれども。平成13年にお聞きしてから今日まで、残量の推移というのはどのようになっているか、お伺いさせていただきたいと思います。 61: ◯健康教育課長  お答えいたします。残食量の推移でございますが、平成13年度までは小中学校あわせて年間1,000トン前後でございました。平成14年度から給食回数を全市同一から各学校がある程度自由に設定できるようになり、残食量の比較のための算出が難しくなっております。このため、残食率の推移でお答えいたしますと、過去5年間では、小学校では14%から15%程度、中学校では17%から19%程度でございます。 62: ◯田村稔委員  パーセントで言うと、小学校が十四、五%、中学校が20%弱ぐらいの量。20%弱というと5分の1残しているということですかね。それで、少しは減ってきているのかなと思うわけですけれども、教育委員会として、学校にどのような指導をなさってこられたのか、それもあわせて披瀝をいただきたいと思います。 63: ◯健康教育課長  残食を減らすための取り組みについてでございますが、平成15年3月に食に関する指導の手引きを発行し、各学校でこれを活用して指導してまいりました。また、校長会や教頭会や栄養職員の研修会等におきましても、学校の全職員が意識的に取り組むように指導を行ってきております。  さらに、小学5年生、中学1年生を対象に、全校で食に関するアンケート調査を行い、実態の把握に努めているところでございます。  また、ことしの5月には残食を減らす指導の工夫を発行し、各学校等に配布したところでございます。 64: ◯田村稔委員  以前もお聞きしたのですけれども、なぜ児童生徒は給食を残すのか、その理由についてお伺いしましたが、給食を残す原因として、子供たちの食生活が豊かになった、食べたいものがいつでも、どこでも自由に食べられる世の中になった、食の行動が多様化している、家庭の食事も子供の嗜好に合わせたものになりがちである、こういうことが残す原因として考えられると当時御答弁があったのでありますけれども、これは給食だけに限ったことではないのですけれども、我が国は食糧の自給率は先進国中では最低、40%と言われています。それを補うために諸外国から膨大な食糧を輸入しておるわけでありますけれども、残念ながら残飯の量も世界一と言ってもいいのではないかと思うのです。残飯の量も大変膨大でございまして、金額に換算すると11兆1000億円になるのだそうです。本当にもったいない話だなと思うわけであります。世界じゅうを見ますと、食糧不足に悩んでいる人々が8億人いると言われています。そして、年間約1500万人の人たちが餓死している。こういう事実を考えますと、もったいないという言葉を忘れてしまった日本人というのでしょうか、日本というのでしょうか、罰当たりの国と、こういうふうに言われるのではないかと思うわけでありますけれども。  私たち、食事のときに、いただきますと唱えるわけでありますけれども、天地の恵みであるとか神様からのいただきもの、それからつくってくれた方への感謝の気持ちと、そういう気持ちで、いただきますと唱えるわけでありますけれども、給食もそうですけれども、そういう感謝の気持ちというのを忘れてしまったら、感謝の気持ちを育てていかない食生活というのは、ただえさを与えられているのに等しいような形になるわけでありまして、この部分の指導の強化がすごく大事なのではないかと思うわけであります。  最近、食育という新しい科目が出たわけでありますけれども、感謝の心というのを食育の中でどのように御指導なさっているのか、お伺いいたします。 65: ◯健康教育課長  食という行為が、動植物の命をいただき、受け継ぐことであり、生産者を初め多くの人々の苦労と努力により支えられていることに対しまして感謝の心を持ち、理解を深めていくことは極めて大切であると認識しております。家庭での食事や学校給食を生きた教材とし、それのできるまでの過程を理解し、それに携わる人たちの気持ちや願いを大切にするとともに、自然の恩恵に対し感謝の心を持って食事をするように、教育活動全般を通して指導を行っております。 66: ◯田村稔委員  最近、私、小学校の給食の状況を参観させていただきました。非常によかったなと思っています。配膳の様子とかを拝見いたしました。それぞれの学年、クラスによって対応があったし、工夫があったなと思います。  例えば具体的に一つ申し上げますと、それぞれの子供たちに、ほとんど同じ量、与えられたものがすべて平等に行き渡るように配付がなされておりました。そして、担任の先生が、ちょっと量が多いと思う人は返していいですよと。もちろんはしをつける前でありますけれども。そうすると、五、六人、やっぱり女の子だったですけれども、ちょっと多いということで元の容器に返しました。自分が必ず食べられる量という、申告制でしょうね。そして、今度は、もう少し欲しい子供たちということで、手を挙げた男の子たちが五、六人出てきて、それをきれいに分けていました。非常に工夫されているな、非常にいいなと思いました。ところが、ほかのクラスに行くと、そこまでやっていないところもあったし、限られた時間、一斉ですから、全部見ることはできなかったのですけれども、多少クラスによってとか学年によっての差があるなと思いました。クラスよってそういう御努力をなさっているというのは、実際目にして、非常によかったと思っております。  何かそういうような実践例があったらお披瀝いただきたいと思いますし、また残念ながら、クラスによって差があるというのも現実だと思います。その辺も御認識なさっていると思いますけれども、あわせてそれについてお伺いしたいと思います。 67: ◯健康教育課長  給食時間にグループをつくり、楽しく会話の弾む雰囲気の中で食事をしたり、今委員のおっしゃられましたとおり、配食時に、児童生徒に合わせて配食し、分け残しを減らす工夫を行っております。  また、その日の献立について毎日お便りを作成し、その中でクイズを入れたり、生産者からのお便りや行事食の内容を担任を通して指導することにより、興味や理解が深まり、残食が減った学校もございます。  一方、委員御指摘のとおり、同じ学校でもクラスにより残食量に差異があることも事実でございますので、ことし5月発行の残食を減らす指導の工夫の手引きを参考に、教職員全員で残食の減量に取り組むよう、さらに指導していく必要があるものと考えております。 68: ◯田村稔委員  私が当時決算等審査特別委員会でお聞きしましたとき、平成13年のよりは、ただいま冒頭に御報告いただいたのはちょっと残量が減ってきている、これはやっぱり現場の御努力だなと思って、大変その御努力に対しては敬意を表します。  私も試食する機会もありました。今の子供たちは、野菜なんかでも嫌いなものそのものが入っていると、もうだめなのだそうですね。ですから、それを細かく、ミンチというんですか、細かくして出している。非常においしいですね。私たち子供のころいただいていた給食と雲泥の差だというぐらい本当においしいし、味つけもすばらしいなと思うわけであります。  ただ、やはり感謝の気持ちをさらに、さらに御指導いただいて、ゼロというふうにはいかないだろうけれども、残食の量が減るように御指導していただきたいと思っておりますけれども、何か抜本的な改革なども必要なのかなとも思うのですけれども、今後の取り組みについて御所見がございましたらお伺いしたいと思うのですけれども。 69: ◯健康教育課長  学校における食育を推進していく中で、残食を減らしていく指導や働きかけの必要性がますます高まるものと認識しておりまして、絶えず研究を重ね、より効果的な取り組みを行っていかなければならないと考えております。  こうした観点から、今年度、市内5校を残食減量推進協力校に指定し、残食を減らすための種々の工夫を実践しているところでございます。このような取り組みの中で生み出された指導上の工夫や成果をほかの市内小中学校に広げ、さらなる残食の減量に努めてまいりたいと考えております。 70: ◯田村稔委員  2点目として、学習状況調査についてお伺いいたします。  これは教育状況調査というのでしょうか、平成17年10月27日、28日にかけて行われました調査なのですけれども、この調査は意識調査と学習状況調査とに分かれておるのですが、私は後段の方の学習状況調査、いわゆる学力調査だと思いますけれども、これについてお伺いしたいと思います。  今、大変学力の低下というものが指摘されている中で、どういう結果であったのかなと興味があるわけでありますけれども、まず総論として、教育委員会では、平成17年度のこの調査、もう出ていると思いますけれども、どのように受けとめられておられるのか、お伺いいたします。 71: ◯教育指導課長  学習状況調査でございますけれども、宮城県では、その正答率60%段階の問題の割合が6割を超えた場合には、おおむね学習内容が定着しているとしておりますが、仙台市ではその割合が7割を超えておりまして、全体として良好な状態であると考えております。  ただし、小学校の理科につきましては、前年度より4.7ポイントほど下回っておりまして、今まで以上に授業の改善を進める必要があると考えているところでございます。 72: ◯田村稔委員  このことにつきましては前に1回聞いたことがあるのですけれども、まだ調査の統計ができていない状態だったものですから。  平成16年度の宮城県学習状況調査、本県と、お隣の岩手県、それから和歌山県、福岡県の4県がこの調査に参加いたしました。最も成績がよかったのが岩手県でありまして、残念ながら本県は全教科で平均点を下回っておりました。順位で言えば間違いなく最下位だったと思うのですけれども。これまで何回か調査をなさったと思うのですけれども、同じような教育環境教育環境はもしかしたら本県の方がいいのではないかと思いますけれども、何でこのような他県と学力の差が生じているのか、非常に疑問に思うのです。何か委員会で、学力の差が生じる理由、考えられるものがあったら、それについて御所見をお伺いしたいと思います。 73: ◯教育指導課長  この学習状況調査は、児童生徒の学習状況を把握し、指導の改善、充実を図ることを目的として行ったものでございまして、各県、市町村、学校、個人の学力をはかり順位をつけるというような一般的に言われている学力テストとは異なるものと認識しております。  各県の比較ということでございますけれども、主催しております地方分権研究会からは、各県の間に成績の大きな差は認められないというコメントが出されているところでございます。  なお、岩手県の小学校の結果が良好だったその要因でございますが、岩手県では10年以上も前から指導主事の数をふやして、きめ細かな学校訪問を行うなどして、教職員の意識改革と授業改革に努めてきたようでございます。  こうした事例を参考にいたしまして、仙台市教育委員会といたしましても、学校訪問指導の充実を図るなど、各学校の学力向上をきめ細かにサポートしていくことといたしております。 74: ◯田村稔委員  学力の低下に関してどの程度危機感を持っているかというのが問われているのではないかと思うのですけれども、小学校、中学校だけではなくて、学生の全般的な基礎学力が余りにも低いことが問題になっています。大学生が小学校で学んだ漢字の書き取りができない、それから簡単な図形の面積を求める公式がわからないとか、学力の低下が国じゅうに蔓延していると指摘されているのですけれども、幼児教育ということもありますけれども、やっぱり教育というのは義務教育が私は学びの入り口だと思っています。そういう意味ではスタートが肝心でありますし、学力が低下しているという認識を厳しく持つ必要があるのではないかと考えております。最近は文部科学省からも学力の向上について指導もあると思っておりますけれども、何か教育委員会として、今ちょっとお披瀝もありましたけれども、さらに、学力向上を目指して取り組んでいること、今まで取り組んだこともあった、またこれから取り組むようなことがあれば、お披瀝をいただきたいと思います。 75: ◯教育指導課長  児童生徒の学力低下問題につきましては、仙台市教育委員会といたしましても緊急かつ重大な課題として受けとめております。先ほど申しました学習状況調査は、その後の生かし方が重要でございまして、その結果をことし3月に各学校に知らせ、学習の定着状況を把握、分析するとともに、具体的な指導方法の工夫、改善を図るなど、学力向上対策を一層進めるよう各学校に指示いたしました。  教育委員会といたしましても、学力向上担当の参事、そして2名の学力向上担当の主任指導主事を置きまして、さまざまな学力向上対策を講じております。  本年度の新たな取り組みといたしましては、小学校における教科担任制モデル事業、そして家庭における学習習慣の確立を図るための、仮称でございますが、家庭学習ノートの作成に努めているところでございます。 76: ◯田村稔委員  先ほどの教育委員会からの報告の中で、新定時制高等学校基本構想の御説明がありました。この中でも、教育目標の中に、生徒たちの個性を重んじる教育をするとうたってあるわけです。昔、教育の現場では必ず児童生徒の個性を尊重するという言葉を耳にしておりました。これは大変に大事なことでありますし、大切にしていかなくてはいけないことです。  最近よく耳にするのですけれども、オンリーワンという言葉があります。同じような意味で使われることが多いと思うのですけれども、しかし私は、何も努力しないで、何もしないで、オンリーワンというのはないのではないかなと思っています。本当の意味でのオンリーワンというのは、ナンバーワンを目指して努力して、努力して、その中で初めて自分の個性であるとか、自分に合ったものとか、自分の進むべき道であるとか、そういうものがわかるのであって、ナンバーワンを目指して努力する中で初めてわかるのであって、何もしないでオンリーワンというのはないのではないかと思っています。こういうことがどうしてもニートとかフリーターの増加に歯どめがかからない一因になっている部分もあるのではないかなと感じておりました。  文部科学省も、これまでの学校教育に関しましては、競争は悪だという教育であったと認めております。それをしてきております。競争は悪だと、そういう教育であったと。私も、戦後の我が国の教育というのは、教育の現場で競争というのを極力避けてきたように思えてならないのであります。  おととい、ちょうど新聞の報道でもありましたけれども、市の校長会が県の校長会から分離して独自の活動を推進していくと、そういう報道がありましたけれども、大変によいことだなと思っております。教育は国家百年の大計であります。この際、本市独自の学習指導要領に準じるようなものを策定していくなどのお考えはないか。また、本市独自の学力テスト、こういうものを実施して、切磋琢磨しながら学力の向上を目指す教育、こういうものに取り組む意思はないか。子供の学力、いい意味での競争の意識を高める、そういう必要性を非常に強く感じますけれども、これは最後、教育長から御所見をお伺いしたいと思います。 77: ◯教育長  委員から教育に関する数点のお尋ねをいただきましたが、委員もお話をされました、競争という面のよさ、またその弊害、そういったことについて、この間、教育の世界でもさまざまに議論がなされてきたことと存じます。  一つは、競争というものを他人をけ落とすというふうに考えますと、これは非常に悪い面が出てくるであろう。しかしながら、学校というのは集団で学ぶ場でございますので、その中の出会い、また刺激によって、切磋琢磨するということになりますと、ここに競争というもののいい面も出てくるであろうというようなことでございまして、教育委員会また学校現場におきましては、常に競争というものの持つ二面性を十分に意識しながら、集団であることのよさを生かそうということで、これまでも授業の研さんを重ねてまいりまして、今後もなお、そういった意味での集団としてのよさを発揮していくような、確かな学力をつくるための学習指導に力を尽くしていきたいと、私としてはまず第1点、このように考えております。  またあわせて、仙台市の独自の学習の方針、考え方はないのかというお尋ねかと存じます。ただいまの、教育指導課長からも御答弁申し上げました4県学力調査等を見ますと、理科に若干課題があるというようなことでございまして、その点につきましては、仙台市の理科の実情に応じまして担当の教員等が仙台の子供たちの弱点の分析に当たりまして、それを強化する方策を考えているところでございます。  今後、さらにこういった学力調査の結果等も踏まえながら、仙台の子供たちの持つよいところは伸ばし、弱点をいかに補強するかという意味で、私たちも鋭意力を尽くしていきたい、そのように考えております。 78: ◯委員長  ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 79: ◯委員長  なければ、これをもって協議会を閉会いたします。...