1: ※協議会の概要
開会 午後1時40分
閉会 午後2時15分
◯委員長 引き続き、協議会を開会いたします。
所管事項についてであります。
まず初めに、前回の委員会で、登坂委員より資料要求のありました
特殊勤務手当の現状について報告願います。
2:
◯交通事業管理者 特殊勤務手当の現状についてでございますが、交通局分につきましては、お手元の資料2のとおりでございますけれども、具体の内容につきましては、総務課長より説明をいたさせますので、よろしくお願いいたします。
3:
◯交通局総務課長 交通局の
特殊勤務手当について御説明申し上げます。
資料2の1ページをごらんください。この資料は、手当名、支給の対象となる職務内容、支給額、受給者数、
年間支給額をお示ししております。受給者数及び
年間支給額は、平成16年度
決算見込みの数字でございます。内容につきまして、資料の順番に基づいて説明させていただきます。
第
一種特殊勤務手当は、用地取得、工事の現場監督、
自動車事故に係る示談交渉などのため外勤をした場合に支給するもので、1回につき150円を支給するものです。
第二種
特殊勤務手当は、
地下鉄建設現場の監督業務において、高所や掘削坑内などという特殊な環境下で従事する場合支給する手当で、1回当たり180円となっております。16年度については、支給実績はございませんでした。
次に、中休手当についてでございますが、これは中休勤務というものがございまして、バスの需要が朝夕のラッシュ時間帯に偏るため、効率的な
ダイヤ編成の必要から、朝夕のラッシュ時間帯に勤務し、その間の昼の時間帯大体5時間程度を休憩時間としている勤務でございます。具体的に申しますと、朝7時に出勤して勤務後11時に休憩に入り、夕方4時から再び勤務し8時に退庁するというような勤務でございます。この場合の、11時から4時までの時間帯が中休み時間でございまして、この中休時間について1時間当たり60円を支給するものでございます。
次に、深夜
特殊ダイヤ勤務手当でございますが、これは
バス運転手が深夜0時以降に退庁する勤務に従事した場合に1回につき1,000円を支給する手当でございます。なお、現在対象となる勤務は平日の1勤務のみとなっております。
次に、
作業宿直手当から
夜間作業手当までの3手当についてでございますが、これは
高速電車部の職員を対象とするものでございます。地下鉄は早朝から深夜まで営業していること、それから設備の保守については
営業運転終了後営業開始時までという夜の時間帯に作業を行うことから、これら泊まりを伴う勤務が必要とされております。
作業宿直手当は、地下鉄の駅務、指令、
車両保守等ローテーション勤務に従事する職員が24時間拘束の16時間の勤務に従事した場合に1回につき1,500円を支給する手当でございます。
泊り仕業手当については、
地下鉄運転士、これも
ローテーションで勤務しておりますが、泊まりを伴う勤務を完了した場合に1回につき1,500円を支給する手当でございます。
夜間作業手当でございますが、これは軌道や電気設備の保守で17時間拘束の夜勤勤務に従事した場合に1回につき600円を支給するものでございます。この勤務は、夕方に出勤し翌朝まで休憩をとりながら勤務するものでございます。
自宅待機手当は、冬季の除雪など緊急対応のために職員に自宅待機を命じた場合に支給する手当で、1回につき1,000円を支給するものでございます。
仮眠時間短縮手当は、先ほどお話しした
作業宿直手当の対象となる24時間勤務、それから運転手の
泊まり勤務におきまして、新幹線の金曜日の
最終臨時便への接続対応のために仮眠時間が短縮された場合に1回につき500円を支給するものでございます。
最後に、
電気主任技術者手当でございますが、地下鉄の非常に大規模な
電気工作物について、適切な管理を図るため
電気事業法に基づいて
主任技術者を選任し届け出ることが義務づけられていますが、選任に当たっては高い知識と技能が必要とされる国家試験による資格の取得が法的に求められており、その立場として責任を負う重大な職でありますことから月に5,000円を支給しておるところでございます。
以上でございますが、交通局の
特殊勤務手当については、昨今の
特殊勤務手当についての状況をかんがみまして、今年度、
特殊勤務手当の項目、金額につきまして市民感覚と乖離のないような内容に見直しを行うこととしております。以上でございます。
4:
◯水道事業管理者 水道局の
特殊勤務手当につきまして、総務課長より御説明を申し上げます。
5:
◯水道局総務課長 それでは、お手元の資料2の2ページに基づきまして、水道局における
特殊勤務手当の現状について御報告をさせていただきます。
表の上の方から御説明させていただきますが、一番上の
交替制勤務手当でございますけれども、これは浄水場に勤務する職員が夜間勤務に従事したときに1回につき3,000円を支給するものでございます。浄水場は、24時間稼動の施設でございまして、その
運転管理業務に従事するため交替制により午後4時30分から翌日の午前9時まで16時間30分拘束で2勤務分を連続して行った場合を対象とするものでございます。
次に、徴収手当でございますが、これは
水道料金等の徴収、それから滞納整理、または停水処分のために外勤をした場合に、1日当たり300円を支給するものでございます。
次に、
残留塩素測定報告手当でございます。これは、水道法の規定に基づきまして、
毎日水系ごとに水道水の色度、濁度、残留塩素を測定いたしまして、
水質検査課に報告する職員に対しまして、月額3,000円を支給するものでございます。
次に、
活性炭投入手当でございます。これは、
茂庭浄水場の沈砂池におきまして、夏場を中心に臭気が発生する際に活性炭を投入する業務に従事する職員に対して1日当たり400円を支給するものでございます。
次の出動手当でございますが、これは災害時、あるいは
突発事故等が発生した場合に、
緊急呼び出しによって出動した場合、1回当たり2,200円を支給するものでございます。
次に、中休手当でございいます。これは、深夜作業に係ります地域住民からの問い合わせ、こういったものに対応するため正規の勤務時間終了後からあらかじめ命ぜられました深夜作業時間帯まで、または深夜作業終了後から正規の勤務時間開始時まで待機した場合に、1時間につき700円を支給するものでございます。
次に、
年末年始特別出勤手当でございますけれども、これは12月29日から1月3日までの
年末年始期間中に勤務した職員に対しまして、その勤務の時間数に応じまして記載の金額を支給いたすものでございます。
最後に、
東京事務所手当でございますが、
東京事務所付で
厚生労働省に派遣されている職員に対しまして、月額1万2000円を支給するものでございます。
なお、手当ごとの受給者数及び
年間支給額の平成16年度
決算見込みについては、資料に記載のとおりとなってございます。
特殊勤務手当につきましては、昨年の総務省からの指摘も踏まえまして、手当全体を再度検証し、廃止も含めた見直しにつきまして労働組合に提案をいたしまして協議を行っているところでございます。そのうち、業務手当につきましては、経過措置を設けまして廃止することにつきまして労働組合と合意に至ったところでございます。その他の手当につきましても、労働組合との協議を継続いたしますともに、その時々の
社会情勢等に照らし、手当の妥当性を随時検証いたしまして、市民の皆様に納得をいただけるような制度にしてまいりたいと考えてございます。以上でございます。
6:
◯ガス事業管理者 引き続き、ガス局の
特殊勤務手当の現状につきまして御報告を申し上げます。資料の3ページ目でございます。
ガス局では、現在
勤務手当や業務の内容等につきまして、
熱量変更支援業務関連の手当も含めまして現在12種類ございます。これらの
特殊勤務手当につきましては、今後さまざまな社会情勢を踏まえまして
支給対象項目の見直し、あるいは月額支給等いたしているものにつきましては日額への変更など、適正な内容に見直しを図ってまいりたいと考えているところでございます。詳細につきましては、総務課長より御報告を申し上げますのでよろしくお聞き取りを願います。
7:
◯ガス局総務課長 ガス局の
特殊勤務手当について御説明申し上げます。お手元の資料2の3ページをごらんになっていただきたいと思います。
初めに、第
一種特殊勤務手当でございますが、港工場の
交替制オペレーター業務に従事しているものに対しまして、月額1万5000円と深夜勤務1回につき1,300円を支給するものでございます。
第二
特殊勤務手当は、
ガス需要家開拓業務、
熱量変更関係業務及び
事故処理業務等に従事している職員に対しまして、月額8,000円を支給するものでございます。
第
三種特殊勤務手当は、
工事監督業務、
保安通信業務、
料金徴収業務及び
製造供給設備の維持管理に従事している職員に対しまして、月額6,000円を支給するものでございます。
緊急動員手当は、地震や火災、
台風等供給設備に影響を及ぼすおそれがある災害等が発生した場合、既に帰宅しております職員に緊急に招集をいたす場合に1回当たり5,150円を支給するものでございます。
年末年始手当は、年末年始の休日期間に業務を命ぜられた職員に対しまして支給するものでございます。支給金額は、従事時間に応じまして4時間以上の場合につきましては1万300円、4時間未満の勤務につきましては5,150円となっております。
次に、資格手当でございますが、法令等で配置の義務が求められております資格がございます。
ガス主任技術者、
電気主任技術者及び
天然ガスの
保安技術管理者に選任されている職員に対しまして月額2,500円を支給するものでございます。
チーフオペレーター手当は、港工場の
オペレーター業務の統括者として選任されている職員に対しまして月額7,000円を支給するものでございます。
1直(
チーフオペレーター代行)手当でございますが、
チーフオペレーターの代行といたしまして、業務に従事した職員に対しまして従事した回数1回ごとに300円を支給するものでございます。
続きまして、
熱量変更支援業務に関しましての
特殊勤務手当につきまして、御説明申し上げます。
調査業務手当でございますけれども、熱量変更前のガス器具の事前調査を行う職員に対しまして、月額1,000円を支給するものでございます。なお、調査業務につきましては、早朝調査や夜間調査などがございますので、その際に1
労働当たり200円を加算するものでございます。
調整業務手当は、ガス器具の調整及び調整後の
フォロー業務に従事している職員に対しまして月額1,500円を支給するものでございます。
調整組責任者業務手当は、調整作業を担当する業務の統括業務に従事している職員に対まして月額2,000円を支給するものでございます。
最後に、その他(通い業務)手当でございますが、常時仙台に勤務している職員が
熱量変更作業関連で他事業者の支援業務に従事した場合、1回当たり500円を支給するものでございます。
受給者数及び
年間支給額の金額につきましては、資料記載のとおりでございます。
以上が、ガス局の
勤務手当の現状でございます。なお、
特殊勤務手当の見直しにつきましては、
先ほど管理者が申し上げましたとおり、見直しを行ってまいるつもりでござます。
8:
◯委員長 ただいまの報告に対し、質問等はございませんか。
9:
◯登坂しのぶ委員 まず、委員長の御配慮に感謝いたします。
ただいま、3局の方から
特殊勤務手当について御説明いただきました。正直申し上げまして、これを見たときに大変、普通の民間との乖離どころか大幅な違いがあるなと改めてわかりました。びっくりいたしました。例えばですね、交通局の一番最初に載ってますけれども、第
一種特殊勤務手当、これは用地の取得のために外勤したときとか1回当たり150円の手当がつくんですよね。これは仕事じゃないんでしょうか。普通の民間ではこんなことはあり得ませんね。それが各局全部あるんですよ。水道もしかり、ガスもしかり。ちゃんと給料もらっているわけですから。しかも、時間外になれば
超過勤務手当がもらえるわけですから。また、休日出勤すれば休日出勤手当がもらえるわけですから。もらったほかにいろんなものをもらえるということ。これは大変な乖離がある。そう思いますので、私この項目一々聞きますと、3時間から5時間かかりますのできょうはやめますけれども、ぜひ各局の局長さんからお話ありましたように見直しをしていくんだと。この
制度自体見直しをしていくんだと。これに私は期待していくしかないんですよ。真剣にやってもらいたいと思うんです。5年間の中で見直しをしていくということですけれども、できれば前倒しをしていただいて、早い段階で取り組んでもらいたい。3局全体で9700万ですから。市長部局におきましては、昨年の12月27日の
総務省通達によりまして、見直しを努力してやっているわけですよ。ここに当時の総務局長がいらっしゃいますけれども、例えば
東京事務所の手当なんて制度がありますよね、月に1万2000円、これなんてなぜ必要なんだろうと思うんです。そういうことも含めていろんな矛盾点とか余りにもかけ離れている点がたくさんございますので、もう一度全面的に見直しをしていただいて、組合の方にも、やはり現在の状況を説明していただいて、何のために市役所があるんだという原点を説明しないとわかってもらえないと思うわけですけれども、そこも含めて真剣に取り組んでいただきたいと3局の局長さん、そしてきょういらっしゃる幹部の方々に強く求めたいと思います。
10:
◯委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
11:
◯委員長 なければ、次に水道局より御報告願います。
12:
◯水道事業管理者 水道局から、第47回
水道週間行事について御報告を申し上げます。お手元にお配りしております資料の3でございますがごらんいただきたいと存じます。ことしも、6月1日から7日までの水道週間に合わせまして、水道に関する
広報活動等を重点的に実施いたします。6月1日には、第14回水のコンサートを午後7時からイズミティ21におきまして開催いたします。また、5月31日から6月3日まで
東北電力グリーンプラザアクアホールにおきまして、
水道パネル展を開催いたします。委員の皆様には会派を通じまして招待状を配付させていただいておりますので、お時間が許せばぜひお運びを賜りたいと存じます。
13:
◯委員長 ただいまの報告に対し、質問等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
14:
◯委員長 なければ、次にガス局より御報告願います。
15:
◯ガス事業管理者 ガス局から2点御報告を申し上げます。
初めに、都市ガスにおける
原料費調整制度に基づき、この7月から適用となります料金につきまして若干の引き下げとなります。詳細につきましては、資料の4に基づきまして
経営企画課長より御報告を申し上げます。
続きまして、5月31日、6月1日の2日にわたりまして、
仙台サンプラザにおきまして、
都市エネルギーフェアSENEX2005を開催いたします。新時代を担う
天然ガスをテーマにさまざまな展示あるいはイベントを準備をいたしております。御多用中のこととは存じますが、ぜひ足をお運びいただきたく御案内を申し上げます。なお、詳細につきましては、資料5に基づきまして
都市エネルギー開発課長より御報告を申し上げますのでよろしくお願いいたします。
16:
◯経営企画課長 都市ガスにおける
原料費調整制度に基づき、平成17年7月から適用となります
都市ガス料金につきまして御報告いたします。
資料の4をごらんください。過日、
都市ガス原料の平成17年1月から同年3月までの
貿易統計値が公表され、
原料費調整制度に基づき算定いたしましたところ、平成17年7月から同年9月検針分に適用する
従量料金単価が確定いたしました。今回の
原料価格算定期間におきましては、
為替レートが前期、これは平成16年10月から同年12月まででございますが、この期間より円高になったことに加え、主たる原料のLNG──
液化天然ガスの価格が前期より値下がりいたしましたことから、資料の項目1にありますように
貿易統計値による
平均原料価格は現行の
トン当たり3万1150円から3万120に下がりました。その結果、項目2にありますように一般契約において税抜きの
従量料金単価が1
立米当たり93銭の引き下げとなります。これにより項目3の標準世帯における影響額は、税抜きで1カ月当たり48円の引き下げとなります。
原料費調整制度の適用につきましては以上でございます。
17:
◯都市エネルギー開発課長 資料5に基づきまして、
都市エネルギーフェアSENEX2005の開催について御報告申し上げます。新時代を担う
天然ガスというテーマで
仙台エネルギーエキシビジョンということで、
SENEX2005を
仙台サンプラザにおきまして宮城県、岩手県、山形県の
ガス事業者7団体の共催によりまして開催をいたします。特に、今回は宮城県内のすべての
ガス事業者が
天然ガスへの切りかえ作業を完了いたしまして初めての
都市エネルギーフェアでございますので、両日とも10時から17時までの間、ガスの全般的な業務用の展示をしてまいりたいということで考えております。これは、例年10月開催しております
家庭用中心のすべてのお客様を対象といたしましたガス展とは別に開催するものでございます。5の開催概要に書いてございますが、
業務用ガス機器等の展示につきましては、
サンプラザ会場の
円形ホールの会場を省エネ・新エネゾーン、
空調ゾーン、
環境ゾーン、
厨房ゾーンと四つに分けまして、燃料電池あるいはガスコージェネレーションシステム、それから
ガスエアコン、
産業用ボイラー、そして
天然ガス自動車や最近注目を浴びております
燃料電池自動車の展示、そのほか
業務用ガス厨房機器の展示、調理実演というのを行ってまいりたいということで考えてございます。このほか、
講演セミナーということで、5月30日には
天然ガスが描く未来社会、そして人間賢いだけじゃだめだ、ということで
エネルギーのことそれから生き方のことについて御講演をいただきます。それから6月1日におきましては、ESCO―省
エネルギーへのアプローチ、厨房設計における快適性・機能性の追及、それからゴルフと人生ということで
エネルギーそれから人生の生き方ということで環境、
エネルギーに関することばかりではなく元気をいただこうということで業務用を対象としたお客様をお招きいたしまして開催をいたします。その他といたしまして、
施設見学ツアーまたは
天然ガス自動車の試乗会等も考えてございます。委員の皆様におかれましては、
大変お忙しいこととは存じますが、ぜひ足をお運びいただければと思います。また、もう少し詳しいことにつきましては、これから会派控室の方にリーフレットを配らせていただきますので、ぜひ後ほど御高覧を賜ればと存じます。
18:
◯委員長 ただいまの報告に対し、質問等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
19:
◯委員長 なければ、次に交通局より報告事項の追加の申し出がありましたので、報告願います。
20:
◯交通事業管理者 お手元に資料を配付させていただいておりますが、車検の有効期限の過ぎたバス車両で営業運行したことにつきまして、御報告とおわびを申し上げます。
長町営業所所属のバス車両1台を、
車検有効期限であります平成17年3月24日を過ぎた3月25日、26日の両日、営業運行していたことが5月16日に判明いたしまして、5月18日に
東北運輸局宮城運輸支局に報告をいたしたところでございます。安全、確実な輸送を担うべき
市営バス事業が、市民の信頼を損なう事態を招きましたことにつきましてはまことに申しわけないことでございまして、深くおわびを申し上げます。今回の問題の原因でございますが、
車検業務受託業者と
整備業務受託業者とが車検実施の
スケジュール変更を行った際に車検の有効期限の確認を怠ったこと、また交通局の
チェック体制に不備があったことにより生じたものと認識いたしてございます。交通局といたしましては、全車両の車検の再確認を行ったほかに、早急な
再発防止策として車検時の
チェック体制の改善を図ったところでございます。今後、業務体制の見直しを徹底し、二度とこのようなことがないように取り組んでまいる所存でございます。まことに申し訳ございませんでした。
21:
◯委員長 ただいまの報告に対し、質問等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
22:
◯委員長 なければ、以上で
報告事項関係は終了いたしますが、この際当局から報告を受けた事項以外で、皆様から何か発言等がありましたらお願いいたします。
23:
◯登坂しのぶ委員 1点だけ。一昨日ですか、地下鉄の黒松駅で人身事故が発生したんですけれども、そのときに私もちょうど同じ団地に住んでいるものですから、いろんな方から指摘があったんですが、午後の8時直後ということもございまして、その中で原因というのは、酔客が誤ってホームに転落してしまって事故が起きたということでございます。自分で死のうと思ってなのかなと思ったら違って、本当に間違った悲しい出来事だと思っております。ちょっとしたことがその家庭にとりましても大変な思いをなされていると思いますし、その方の人生を失ってしまうということがあるので、地下鉄というのは一番安心な乗り物だというイメージを私ども持っているわけですので、そういう酔っぱらって来ても、あるいは誤って来ても落ちないような防護さくというんでしょうか、今後やはりつくっていくべきじゃないかという感じがいたします。面積だとかそういう観点もあるだろうとは思いますけれども、やはり安全を配慮するような、そして仙台で一番安心できる乗り物だというようなそういうイメージを持っているものですから、事故のないような再発防止についてどのように考えていらっしゃるのかお考えをお聞きしたいと思います。
24:
◯交通事業管理者 一昨日の
地下鉄死亡事故についての話でございますが、私どもも今回の事故でお亡くなりになられた方には心から御冥福をお祈り申し上げたところでございます。今、警察が具体的な調査をしていると聞いておりますが、酔って間違ってということでございまして、まさに委員おっしゃるようにかけがえのない命が奪われてしまったことにつきましては大変残念でございます。また、このような事故が起きますと、当然地下鉄を
全面ストップをし事故処理に当たるわけでして、そのためのダイヤの乱れ、ストップということで8,000人の方々にも御迷惑をおかけいたしましたことにつきましては事業者として心からおわびを申し上げたいと思っております。こういうことになってまいりますと、じゃあどういうことが次に考えられるかということでございますが、ただいまお話ございました防護さくというような観点、それからお客様方の御協力ということによって成り立っているこの
公共交通事業でございますので、やはりお一人お一人に注意をして、社会的な行動を踏まえて乗っていただくという御協力をしていただくということでないと多くの方々に御迷惑をおかけするようなことにつながるのではないかなと思っております。その対策として、防護さくということにつきましては、前も議会の方から御質問等もございまして、委員の皆様方御案内だと思いますが、物理的な問題とか最初からそういう仕様でつくっているわけではなくで後からということになりますので、そういうふうな問題がございますが、そういう観点で今年度調査をやっているところですので、その辺を踏まえながら、今後安全で、やはりお客様の期待にこたえる定時制を確保する、快適性を踏まえた親しんでいただける都市基盤としての地下鉄事業、あるいはバス事業についても取り組んでまいりたいと考えております。
25:
◯委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
26:
◯委員長 なければ、これをもって協議会を閉会いたしますが、現時点で明らかになっている第2回定例会までの日程としては、今後特別の事情がなければ今の任期の中ではきょうが最後の委員会になると思われますので、一つの区切りとして正副委員長からごあいさつをさせていただきたいと思います。
27:
◯委員長 この一年間、委員の皆様そして御当局の皆様の御協力をいただきまして、無事に委員会を続けることができました。皆様方の御協力に心から感謝を申し上げまして大変簡単ですけれども一言あいさつとさせていただきます。いろいろありがとうございました。
28: ◯副委員長 公営企業委員会は初めて所属をさせていただきました。木村委員長のもとで委員の方々、あるいは幹部の方々の御意見を賜りながら貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。
29:
◯委員長 それでは、閉会いたします。...