名張市議会 1995-06-12 06月12日-01号
◎市長(富永英輔君) 基本的に部落問題について考え方の相違もあろうかと思いますけれども、やはり現然として差別の実態があると。このことについては、それぞれもう皆さん方ご認識いただいているところでございます。したがって、そういった意味であらゆる差別を撤廃をしていこうと、そして明るい地域社会をつくっていこうと、こういうことを目指そうというのがこの条例の基本でございます。
◎市長(富永英輔君) 基本的に部落問題について考え方の相違もあろうかと思いますけれども、やはり現然として差別の実態があると。このことについては、それぞれもう皆さん方ご認識いただいているところでございます。したがって、そういった意味であらゆる差別を撤廃をしていこうと、そして明るい地域社会をつくっていこうと、こういうことを目指そうというのがこの条例の基本でございます。
同和対策を継続実施することは、単に国民の理解と協力が得られないばかりでなく、同和地区を法的及び行政的に分離、固定化することになり、逆に部落問題の解決を妨げる現象を生み出すことになります。
まず、教科書の黒人問題やアパルトヘイトなど、世界の人権問題、歴史分野の学習、公民分野の部落問題や憲法など人権にかかわる事項を学年順に、一方生徒の身近な生活からのいじめや障害者問題等は、全学年で取り上げるなど、教科や道徳、特別活動で実践するとともに、計画的に全学年一斉に取り組む期間を設けるなど工夫もしております。
この新しい部落差別を持ち込む動きに対してどう対応するかが、部落問題の大きな焦点となっています。