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平成29年第3回定例会(第5日目 9月14日)

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  1. 菰野町議会 2017-09-14
    平成29年第3回定例会(第5日目 9月14日)


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    平成29年第3回定例会(第5日目 9月14日)          平成29年菰野町議会第3回定例会(第5号)                 平成29年9月14日(木) 午前10時00分開議             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     第1 一般質問   第2 議案第61号 菰野町附属機関設置条例(案)      議案第62号 菰野町各委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一            部を改正する条例(案)      議案第63号 平成29年度菰野町一般会計補正予算(第1号)(案)      議案第64号 平成29年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)            (案)      議案第65号 平成29年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第1号)            (案)      議案第66号 平成29年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1            号)(案)      議案第67号 平成28年度菰野町一般会計歳入歳出決算認定について      議案第68号 平成28年度菰野町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に            ついて      議案第69号 平成28年度菰野町土地取得特別会計歳入歳出決算認定につい
               て      議案第70号 平成28年度菰野町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい            て      議案第71号 平成28年度菰野町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定            について      議案第72号 平成28年度菰野町水道事業会計決算認定について      議案第73号 平成28年度菰野町下水道事業会計決算認定について      議案第74号 平成29年度菰野町水道事業会計積立金の処分について      議案第75号 土地の取得について                  議案第77号 町道路線の認定について   追加日程第1 議案第78号 工事請負契約の変更について   追加日程第2 請願第2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める                請願書   追加日程第3 請願第3号 教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求                める請願書   追加日程第4 請願第4号 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制                度の拡充を求める請願書   追加日程第5 請願第5号 防災対策の充実を求める請願書   追加日程第6 請願第6号 「核兵器禁止条約」の早期批准を求める意見書提出を                求める請願書 2.会議に付した事件   日程第1、日程第2、追加日程第1から追加日程第6まで 3.出席議員(18名)   1番  稲 垣 啓 二 君        2番  廣 田 直 己 君   3番  伊 藤 雅 慶 君        4番  諸 岡 雅 樹 君   5番  藤 田 賢 吾 君        6番  益 田 和 代 君   7番  柴 田 孝 之 君        8番  久留美 正 次 君   9番  矢 田 富 男 君        10番  中 山 文 夫 君   11番  伊 藤   敦 君        12番  内 田 親 根 君   13番  出 口 利 子 君        14番  千 賀 優 子 君   15番  加 藤 大 輝 君        16番  増 田 秀 樹 君   17番  加 藤 昌 行 君        18番  中 川 哲 雄 君 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者(21名)   町長        石 原 正 敬 君   副町長      諸 岡 高 幸 君   教育長       川 瀬   敏 君   消防長      白 木 康 裕 君   総務課長      小 林 義 久 君   安全安心対策室長 片 岡 県 司 君   企画情報課長    河 内 伸 博 君   財務課長     相 原 賢 治 君   税務課長      藤 川 史 典 君   住民課長     片 岡 芳 輝 君   会計管理者     水 谷   浩 君   子ども家庭課長  大 橋 裕 之 君   健康福祉課長    堀 山 英 治 君   都市整備課長   斉 藤   司 君   まちづくり推進室長 樋 口 直 也 君   観光産業課長   加 藤 信 也 君   観光商工推進室長  内 田   徹 君   環境課長     伊 藤   悟 君   水道課長      加 藤 正 治 君   下水道課長    大 橋 克 哉 君   教育課長      諸 岡 克 博 君 6.出席事務局職員(4名)   議会事務局長    谷   弘 哉 君   書記       阿 部 美千代 君   書記        加 藤   真 君   書記       田 中 佑 樹 君               午前10時00分 開議 ○議長(矢田富男君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席人員は、18名で定足数に達しております。  よって、平成29年菰野町議会第3回定例会は成立をいたしましたので、再開をいたします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(矢田富男君) 直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付をしておりますとおりです。  なお、安全安心対策室長片岡県司君が出席をしておりますので、よろしくお願いします。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第1 一般質問 ○議長(矢田富男君) 日程第1、一般質問を行います。  13番議員、出口利子議員、登壇ください。            〔13番 出口利子君 登壇〕(拍手) ○13番(出口利子君) 皆さん、おはようございます。  質問も最終日となりました。13番議員の出口利子です。一般質問をさせていただきます。どうかよろしくお願いをいたします。  昨今の出来事を見てみますと、昔では考えられないような育児放棄、いじめ、虐待、最悪は我が子や親の殺人までもが報じられています。  先日行われました社会福祉大会、第2部記念講演でも、子ども虐待と私たちの役割と題して講演をいただきました。  そんな中、ほっとするような新聞投稿を読みました。その作文の題名は、「みの虫のお昼寝」というものです。以下、本文を読ませていただきます。  「パートから私が帰ってほどなく、小学5年生の次男が学校から帰ってきます。向かい合って台所のテーブルに着き、2人でおやつをいただきます。学校での出来事をひとしきり話してくれると、次男は近くのソファーでお気に入りの本を読み始めます。私は朝にゆっくり読めなかった新聞を読み直すうちに、まぶたがだんだんと重たくなり、やらなくてはいけない家事はあるのですが、ついうとうととしてしまうのです。ふと気がつくと、背中が温かくなります。クラスでは小さいほうの次男が体の大きな私にタオルケットをかけてくれているのです。背中全体を覆うと、次は肩も包むように。両腕も隠すように。そして足もくるりと巻いて、まるでみの虫のようになります。次男のその一生懸命さがいとおしくて、私は眠ったふりをしています。やがて満足のいく包みぐあいに仕上がったのか、次男君は静かにソファーに戻ります。2つ上の長男がよく私にしてくれていたのを次男君は見ていたようです。きっちりとすき間なく、息子たちの愛に包まれる、このみの虫のお昼寝が私にはたまらないのです」とあります。  この親子のように、自分が大切にされた思い出のある人たちは、周りの人たちをも大切に思います。このような親子がふえることが最近の痛ましい事件を防ぐことにもつながると思います。  では、通告に従いまして、質問をさせていただきます。  高齢者を取り巻くさまざまな問題について。  昔から、歳は取りたくないものだと、高齢者が口癖のように言っていました。個人差はありますが、私を例にとってみますと、70歳を少し過ぎたころが老いを感じる第一歩です。これは同級生、周りの人たちも同意見です。何がという特定できるものはないのですが、体全体の細胞が衰えてくるのだと思います。きのうまでできていたことがきょうはできなくなります。これも自然の摂理ですので、介護を受けなくてもいいように、衰えてきた脳細胞や筋肉をしっかりと鍛えたいと思います。  私も近い将来、運転に自信をなくして、免許証を返納するかもしれません。そして手足が弱ってくれば、今までのように自転車や歩きで買い物に行くことが困難になってきます。そのうち認知症を発症する可能性もあります。歳を重ねれば重ねるだけ問題となることはふえてきます。  今回、高齢者になって課題となることから、3点にわたって質問をさせていただきます。  まず、1番目の質問です。  高齢者が自主的に免許証を返納した場合、特典や優遇策は考えられませんか。  運転免許自主返納制度とは、加齢に伴う身体機能や判断力の低下などにより、運転に不安を感じる方が自主的に運転免許の取り消しを公安委員会に申請をすることができる制度で、運転免許証を返納した人は、運転経歴証明書の交付を申請することができます。  近年、高齢ドライバーの事故が多発して、高齢者に免許返納を促す動きが強まっています。  また、一方でマイカーにかわる移動手段の確保が課題となっています。長年乗りなれたマイカーを手放し、今までどこへ行くにもマイカーを使っていた人が高齢者になり、危険だからといって自由に車で移動できないということは、毎日の行動を制限され、とても寂しく、不便なことだと思います。  自主返納について、75歳以上のドライバーに返納をためらう理由を尋ねたところ、約70%が車がないと不便と回答しており、タクシーやバスの割引などを求める意見が多く、次に電車やバスなど、交通機関の発達と答えています。返納者に何か特典や優遇策は考えられませんか。  では、2番目の質問です。  買い物弱者と言われる人たちへの対応についてお尋ねをします。  近隣の商店街の衰退や交通手段の不足によって、日常の買い物が不自由になっている高齢者層買い物弱者がふえています。若い人には、買い物に行けないってどういうことって不思議に思われるでしょう。両親や祖父母のおぼつかない足取りやぎこちない体の動きを見れば納得のいくことと思います。いずれだれもが行く道です。過疎地や高度成長期に建てられた大規模団地で買い物に困る層からの要望で、宅配や移動販売といった買い物の利便性を高める取り組みを地方自治体が支援しているところがあります。日常の食材の買い物は絶対必要なことで、何かで代用することはできません。健康な体を維持するためにも、新鮮な食材は日常生活に欠かすことはできません。そこに行けば、生活の必需品がすべてそろうワンストップ買い物拠点もよいのですが、過疎地の高齢者がそこまで行くためには、ちょうどよい交通手段がありません。  後ほど紹介します住民有志の買い物バスなどの充実。使い勝手のよい地域巡回バスの運行などが最も望ましいとは思いますが、やはり今以上の宅配の充実や最近ふえてきている移動販売に頼るしかありません。  先ほどの質問で、高齢者が自主的に免許証を返納した場合も、買い物弱者になったことは否めません。  買い物弱者について、私に相談されたのは、交通機関の極めて少ない三滝川以北の方からです。これらの人へのよい支援策は何かありませんか。  では、3番目の質問です。  新オレンジプランに基づく認知症支援についてお尋ねをします。
     これは、一昨日の千賀議員の質問にもありまして、質問、答弁ともに重なることもあると思いますが、どうかよろしくお願いします。  認知症は、病名ではなく、認識したり、記憶したり、判断したりする力が障害を受け、社会生活に支障を来す状態のことを言います。  アルツハイマー病もその原因の1つで、認知症を引き起こす原因のうち、最も割合の多い疾患で、6割以上がアルツハイマー病だと言われています。  これらの進行の度合いには個人差があって、わずか数年で寝たきりになってしまう人もいますが、10年たっても自立して穏やかに暮らしている人もいます。これも早期発見、早期治療が重要かと思います。  歳のせいか、それとも認知症かとの違いは、まず歳のせいによるものは、忘れるのは体験の一部だけ。物忘れを自覚している。探しものを見つけようと努力する。日常生活に支障はない。徐々にしか進行しない。  これに比べて、認知症によるものは、体験の全体を忘れる。物忘れの自覚に乏しい。探しものをだれかが隠した、盗んだと人を疑う。日常生活に支障を来す。進行が早いなどの特徴があります。  認知症の人への対応として気をつけなければならないことは、驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけないことです。認知症の高齢者は、2025年には5人に1人がなると報じられています。早期診断や予防に力を入れなくてはなりません。  菰野町でも認知症サポーター養成講座認知症巡回個別相談会などを行っていますが、新オレンジプランに基づく支援はどのようなものがありますか、お尋ねをします。  これで、1回目の質問を終わります。よろしくお願いをします。 ○議長(矢田富男君) 出口利子議員一般質問に答弁を願います。  石原正敬町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) おはようございます。13番議員の出口利子議員の御質問にお答えいたします。  初めに、運転免許証自主返納者への優遇策と買い物弱者への支援策についてお答えします。  当町では、交通弱者への対応と買い物弱者の支援策の一環として、コミュニティバスあいあい自動車を運行しております。  コミュニティバスにつきましては、交通弱者の通院や買い物などの移動支援と通勤・通学への活用を目的に、町内を9つのコースに分けて運行しており、運転免許証自主返納者のみを対象としたものではないものの、65歳以上の高齢者、障がい者などを対象に、乗車料金やフリー乗車券の料金を一般の方より安価に設定しております。  一方、あいあい自動車につきましては、菰野町社会福祉協議会が実施主体となり、65歳以上の高齢者や障害のある方で、モデル区である大羽根園または川北にお住まいの方を利用対象者とし、移動範囲を町内に限定した福祉的な施策として、昨年2月から実証運行を開始しており、その役割は、高齢社会における共助、つまり地域で支え合う意識の醸成と公共交通を補完することと考えております。  今後におきましては、鉄道、路線バスタクシーなど、民間事業者が運行する交通機関コミュニティバス及びあいあい自動車との最適な交通体系の構築、またこれらを補完する新たな交通手段の開始などを見据え、地域にとって望ましい公共交通網の姿を明らかにする地域公共交通網形成計画の策定を目指してまいりたいと考えており、運転免許証自主返納に関しましては、交通安全対策と地域における移動手段の確保という観点から、関係機関と十分に協議してまいりたいと考えております。  また、買い物弱者への支援策につきましては、食料や日用品などの宅配サービスを町内の民間事業者が実施していることや国において、バス、タクシーなどの事業者が旅客運送と貨物運送の事業をかけ持ちできるような制度改正が進められている状況などを鑑み、行政としてどのようなかかわりができるかなどを研究してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、新オレンジプランに基づく認知症支援についてお答えします。  認知症を有する高齢者の増加が引き続き見込まれる中、認知症施策の基本的な考え方やさらに取り組むべき内容を示した認知症施策推進総合戦略として、新オレンジプランが平成27年1月に策定されました。  この新オレンジプランは、認知症の人の意思が尊重され、住みなれた地域で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指すために策定されたもので、認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進、認知症の容態に応じた適時適切な医療・介護等の提供、認知症の人の介護者への支援など、2025年までの各種取り組みを盛り込んでおります。  認知症の人への支援については、認知症の早期診断、早期対応を軸として、必要な介護や生活支援サービスを受けながら、日常生活を過ごせることが重要になります。人材育成の推進や多職種が医療や介護等の連携をさらに推進していくことで、現在構築を目指している地域包括ケアシステムの一助を担うことにもなります。  今後におきましても、認知症の人やその家族の思いを尊重し、地域全体で認知症の人を支える優しい地域づくりに向けて、関係機関と連携、調整を図ってまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  出口利子議員。 ○13番(出口利子君) 御答弁ありがとうございました。  では、自主的に免許証を返納した場合の再質問をさせていただきます。  国土交通省は、タクシーに鉄道の定期券のような制度を導入する方針を決めたということです。利用地域や期間、時間帯を設定し、定額で何度でも利用できるようにするというものです。  タクシー定期券の導入では、1回当たりの利用料金をおさえることで、免許を返納した高齢者らに使いやすくし、通院や買い物などのニーズに応えるねらいがあるようです。運転免許を返納した高齢者の足としての活用や冷え込んでいるタクシーの需要喚起を図る目的もあります。  高齢者ドライバーの事故防止のため、松坂の嬉野タクシーは、この9月1日から65歳以上の免許返納者の料金を1割引きに、県内では熊野第一交通も9月の半ばごろ始める予定だそうです。これは自治体との地域公共交通会議で、タクシーもバスのような自主返納者の割引制度を設けてほしいという声が寄せられ、清算時に運転経歴証明書を提示すればよいということになっています。  路線バスや松坂市のコミュニティバスは、3月から自主返納者の運賃を半額にしています。  また、明和町では町民バスの運賃を無料にしています。  三岐鉄道では、運賃支払い時に運転経歴証明書を運転手に提示すれば、運賃が半額となる。  桑名市では、運転免許返納者向けにコミバスの割引回数券を販売をしています。通常の回数券より2枚多い13枚つづりで1,000円です。  三重交通も、県内の路線バスで証明書を提示した人と同伴者1人の運賃を半額にしています。  恵那市の山間部では、鉄道にはほど遠い過疎地のため、住民主導の里山バスが走っています。10人乗りワゴンで、運転手は住民のアルバイトが交代で務めます。町内は1乗車100円、隣町のバス停までは300円で、自宅近くまで送迎をしてくれます。山間地では、高齢者が危ないと思いつつ、マイカーを手放せない現状があります。里山バスという足を確保できたことで、安心して免許証を返納できると、高齢者に喜ばれているということです。  あと、県内で「鈴鹿さつき温泉」や伊賀の「島ヶ原温泉」では、入場料割引サービスも行っています。  これら企業が行っているサービスは、採算面からためらう部分を自治体が実施する例もあります。  玉城町は、町内で乗降場所や乗車時間を自由に決められる乗合バスを無料運行をしています。運転免許を返納した高齢者の生活に支障がないように、行政でカバーしていくことも必要かと思います。車なしで生活する高齢者のため、県内の公共交通機関を再構築していく必要もあります。  このような例から、何か優遇策、特典は考えられませんか。お尋ねをします。 ○議長(矢田富男君) 出口利子議員の再質問に対し、答弁を願います。  安全安心対策室長片岡県司君。 ○安全安心対策室長片岡県司君) 運転免許証自主返納者に対する事例を御紹介いただき、今後の当町の対応について、御質問をいただきました。  御紹介いただいた事例につきましては、参考とさせていただき、先ほどの町長からの答弁にもありましたように、運転免許証自主返納に関しましては、交通安全対策と地域における移動手段の確保という観点から、警察や民間の交通事業者等関係機関と十分に協議をしてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 出口利子議員。 ○13番(出口利子君) 高齢者が免許証を返納したために、出かける機会が減っていったのでは、ひきこもりがちになり、介護予防の面から、よいことではありません。どんどん外に出て、健康づくりや外部との接点を持つことが求められます。  先ほど室長に御答弁いただきましたように、関係機関との協議をしていただいて、何かよい手だてをまた考えていただきたいと思います。よろしくお願いをします。  では、買い物弱者につきましての再質問に移ります。  名古屋市など、都市部でも移動スーパーが広がっています。もともとは近くに商店のない過疎地を巡回するケースが多かったのですが、都市部では、団塊世代らの高齢者が急増。スーパーに出かけたり、重たい物を持ち帰るのに不自由を感じる買い物弱者の受け皿になっています。  食品スーパーのコスギが営業を始め、高齢者宅の玄関前に軽トラックが乗りつけ、荷台を開くと、肉や刺身など、生鮮品のほか、総菜や日用品など、700品目が所狭しと並び、さながら小さなお店のようです。定期的に利用者宅を訪れ、対面で販売するため、ポストに郵便物がたまるなど、異変にも早く気づくことができます。コンビニ大手のローソンも過疎地をトラックで巡回しています。  これからは都市部でも、団塊の世代の人たちがさらに高齢化することに伴い、移動スーパーを必要とする人がますますふえてくることでしょう。  コンビニが運輸会社とタッグを組んで宅配サービスを強化をしています。買い物弱者が今後もふえることから、セブンイレブンでは、弁当の宅配や買い物代行を宅配を専門で請け負う子会社に委託をして行っています。御用聞きも承り、毎日のように利用する人の見守りにも役立っています。  最近のニュースでは、伊賀市にありますNPO法人ゆいの里では、高齢者の買い物支援にスーパーマーケットと共同して、無料送迎車を運行しています。運転手は地域で暮らす前期高齢者有償ボランティアです。伊賀市の高齢化率は31.5%で、これから上昇が見込まれることから、行政などに頼りきりにならない持続可能な仕組みづくりが模索をされています。  結果は、買い物バスや利便性を高めた地域公共交通、商工会やスーパーなどと連携をとった移動販売や宅配をもっと考えていく必要があると思いますが、安全安心対策室長交通機関のみにかかわっておりませんが、今の質問は。何かお考えがありましたら、御答弁をいただきたいと思います。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  安全安心対策室長片岡県司君。 ○安全安心対策室長片岡県司君) 買い物弱者に対する支援策の事例を御紹介いただきまして、今後の当町の対応について、御質問のほうをいただきました。  御紹介いただいた事例は、こちらもちょっと参考とさせていただきまして、先ほどの町長の答弁にもありましたように、民間事業者が実施する宅配サービスや国における旅客運送と貨物運送との事業のかけ持ちに関する制度改正の状況などを鑑みまして、行政として、どのようなかかわりができるかなどを研究してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 出口利子議員。 ○13番(出口利子君) ありがとうございました。またよろしくお願いをします。  次、住民有志によるひとり暮らし高齢者の困りごとに対応する有償ボランティアも各地でふえています。  足腰が衰えて、重いごみの運搬が難しくなった人へのごみ出し支援制度をつくる自治体もふえています。  今後は、ごみ出しが困難になる高齢者がふえることは必至です。ボランティアの女性が民家の玄関先を回り、可燃ごみの袋を収集場所まで運びます。その際、ごみがちゃんと出されているか、分別はされているかによって、安否確認と認知症の早期発見につながります。  また、市の職員が週一度、独居の高齢者宅を訪れ、ごみを回収する制度を設けています。ごみ出しはきちんと生活ができているかがわかるサインとなります。  いなべ市のハートキャッチの紹介をします。高齢者の日常生活を住民が支える新たな仕組みがいなべ市で始まっています。  介護保険を利用するほどではないが、手助けを必要とする高齢者の支援が目的です。掃除や洗濯、食事づくり、草取り、買い物代行、話し相手などを想定しています。  もう1つ、四日市市三重団地の住民参加型の支援を紹介をします。NPO法人ライフサポート三重西いきいき塾は、いきいき体操、趣味や教養の講座、喫茶談話室や娯楽室などを週5日開催をしています。この事業は四日市市が実施する介護予防・日常生活支援総合事業の住民主体サービスとして行っています。サービス対象者は、このライフサポートの会員及び要支援者、それと非会員の一般高齢者に分かれており、利用料金も、例えばフリードリンクつきのカラオケでは、300円と350円と差がついています。訪問サービスのメニューでは、ごみ出し、庭木の剪定、草取り、掃除、買い物送迎、通院付き添い、戸内外作業などをメニュー別の料金で提供をしています。少し前に国が勧めた介護予防日常生活支援総合事業を活用し、新総合事業では、市の補助金を活用して、送迎用の車の確保もしています。  先ほどの答弁で、あいあい自動車等の菰野町でも事業をなされておりますが、もう少し全町に広がったらなという考えを持って、こんなお話をさせていただいております。  超高齢社会の日本では、行政ではとても対応ができない住民のニーズを民間が担う住民参加型のケースは、これからもふえてくるでしょう。このような事業こそ、先ほどの買い物弱者にも対応できるものと思います。  このような支援団体は、自然発生的には立ち上がりません。行政の役割として、タイムリーな補助金、例えば高齢者の支え合い事業には、地域支え合い体制作り事業補助金などに着目すること。  また、地域住民への啓発、きっかけづくり、働きかけは必要なことだと思います。  このように、高齢者の困りごとに対応するため、住民参加型の事業が菰野町全町に広がることを願っていますが、どのように考えられますか。  健康福祉課長、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  健康福祉課長、堀山英治君。 ○健康福祉課長(堀山英治君) 住民参加型の事業についての御質問でございますが、町内にも有償サービスとして、「いいね!大羽根地域まごころサポート」や「地域サポーターの会ちくさ」が住民参加型サービスとして活動しています。  今後、さらに地域における互助支援も必要になることが予測されることから、ボランティア等の生活支援サービスの担い手の養成などに取り組む生活支援コーディネーターが地域のニーズ把握等に努め、地域の支え合いをさらに充実させてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 出口利子議員。 ○13番(出口利子君) よろしくお願いをします。  では、認知症対策についての再質問に移ります。  認知症、新オレンジプランは、超高齢化に向けて、厚生労働省が認知症の人の意見が尊重され、できる限り住みなれた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会を実現するために、2015年1月に策定をしたものです。  医療と介護の連携や予防法の研究などに加え、消費者被害、見守り等、日々の暮らしのリスクをどう排除するかも盛り込み、地域の受け皿づくりを定めたものです。  これに基づいて、菰野町が取り入れている支援策は、どのようなものがありますか。お尋ねをします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  健康福祉課長、堀山英治君。 ○健康福祉課長(堀山英治君) 現在、町では認知機能を向上させるための教室として、運動や栄養改善、歯の手入れや脳トレーニング等の内容を盛り込んだ12回コースの教室を年間2クール実施しています。  また、一定の研修を終え、認知症の人やその家族を支援する相談業務を行う認知症地域支援推進員を6名配置し、各地区コミュニティセンター、保健福祉センターけやきを巡回し、個別相談会を行っております。  認知症サポーターの養成や認知症サポーターの活動の場として、けやきでお茶のみ会や傾聴ボランティアなど、認知症介護者のサポートも行っているところでございますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 出口利子議員。 ○13番(出口利子君) では、認知症初期集中支援チームについて、お尋ねをします。  認知症の進行をおくらせ、混乱を減らすには、適切な時期に、もちろん初期、早期が望ましいのですが、受診し、適切な対応を相談し、早期治療を受けることです。  認知症の人への対応は、これまで妄想などの精神症状や徘徊などの行動が出始め、日常生活に支障を来たしてから初めて事務的に行われることが多かったけれど、もっと早期の支援ができる体制づくりに厚生労働省が2018年度までに、すべての市町村への設置を目指しています。  認知症初期集中支援チームは、介護や医療の専門家によるチームです。家族や周囲の人からの訴えを受けて、認知症が疑われる人を訪問し、さまざまな支援を提供します。かかりつけ医や認知症疾患医療センターなどの専門医療機関との連携をとってくれることが大きなポイントです。  また、定期的に自宅を訪問して状態を見守ってくれるので、だれも気づかないうちに進行してしまったという状況を避けることができます、というような内容です。  菰野町では、これに基づいての支援、取り組みはどのようにされていますか。お尋ねをします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  健康福祉課長、堀山英治君。 ○健康福祉課長(堀山英治君) 認知症初期集中支援チームについてのお尋ねでございますが、社会福祉士や介護福祉士、主任介護支援専門員等の複数の専門職が研修を修了しており、菰野町地域包括支援センターに認知症初期集中支援チームを設置しています。
     認知症、認知症が疑われる人やその家族を訪問し、さらに専門医を含めたチーム員会議を経て、専門医療機関等への受診勧奨、本人、家族への助言や指導を行い、生活のサポート等を実施してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 出口利子議員。 ○13番(出口利子君) ありがとうございました。  では、ちょっと方向が違いますが、暴れまわったり、攻撃的になったりする認知症の人を介護している家族もあります。住みなれた地域で暮らし続けることが高齢者の幸福につながるとの考えは、理解はできるものの、家族が暴力的になった認知症患者を支えるにも限度があります。このような場合は施設入所しか方法はないのかなとは思いますが、入所に至るまでの手続や入所資格についてお尋ねをします。 ○議長(矢田富男君) 健康福祉課長、堀山英治君。 ○健康福祉課長(堀山英治君) まず、かかりつけ医等、適正な医療機関において受診、治療等を行い、症状が落ちつかれてから認知症の人が共同で生活するグループホーム等への入所手続を行っていただくということになりますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 出口利子議員。 ○13番(出口利子君) では、最後の質問になりますが、徘徊した高齢者を一刻も早く見つけられるサービスとして、ほかの自治体で導入しているところが、これはQRコードつきのシールを衣服に貼りつけ、認知症のため行方不明になった高齢者の早期発見をするものです。QRコードごとに年齢や身体的な特徴がわかる情報をシステムに登録、コードつきの安心シールを服の袖などにアイロンで貼りつけておく。お年寄りの行方がわからなくなった場合、家族らはネットで専用の伝言板に日時や場所、そして発見時の注意事項などを入力。この後、発見された高齢者のつけたQRコードがスマートフォンなどで読み取られると、家族に見つかったことを伝えるメールが家族に届き、役所や警察などを介さずに、伝言板で発見者とのやりとりができるというものです。徘徊中に行方不明になる高齢者も多く、早期の身元確認、発見につながると思います。  三重県内の認知症高齢者の行方不明者が多発をしており、三重県警は24時間体制で対応に当たっているということです。  このようなことにならないように、家族はもちろん、行政、地域住民の迅速な対応が求められると思いますが、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(矢田富男君) 健康福祉課長、堀山英治君。 ○健康福祉課長(堀山英治君) 徘徊をする可能性のある高齢者の方につきましての御質問でございますが、現在、認知症の人で、徘徊により行方不明になる恐れがある方には、菰野町SOSネットワーク事業に登録をしてもらっており、登録者には、靴やつえに貼る「SOSステッカー」を配布しております。このステッカーは反射材でできており、また菰野町の文字を入れております。  現在のところ、当町では、このステッカーを活用していただいているところでございますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) 出口利子議員。 ○13番(出口利子君) ありがとうございました。  高齢者の困りごとについて、多岐にわたり、御答弁をいただき、本当にありがとうございました。  これからも心身ともに健康で、元気な毎日が持続できますように、さまざまな支援、よろしくお願いをします。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 以上で、出口利子議員一般質問は終了いたしました。  ここで、暫時休憩をいたします。  休憩時間は、10分程度といたします。  なお、安全安心対策室長片岡県司君は退席をしていただいて結構です。               午前10時37分 休憩             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午前10時52分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開をいたします。  休憩前に引き続き、一般質問を続けます。  なお、観光商工推進室長、内田 徹君、まちづくり推進室長、樋口直也君が出席をしております。よろしくお願いします。  11番議員、伊藤 敦議員、登壇ください。            〔11番 伊藤 敦君 登壇〕(拍手) ○11番(伊藤 敦君) 改めまして、おはようございます。11番議員の伊藤 敦でございます。  議長に発言のお許しをいただきましたので、通告のとおりに質問をさせていただきます。  では、質問に入る前に、今回閉会しますと、2期目の選挙から1年が経過し、議員生活も5年が経過します。  諸先輩方にですね、議員にですね、追いつけと、自分なりに精進してまいりましたが、5年間かけて、ようやく諸先輩方の背中が見えたと思ってですね、ちょっとこう周回の看板見ましたら、まだ何週もおくれてまして、なかなか追いつかんなと思いまして、改めてですね、今後も頑張っていかなあかんなという次第であります。  また、初心忘れるべからずという言葉がありますが、あのころからいろいろと経験させていただきました。  またですね、5年も経過して、年もたちましたので、あちこちがしんどくなってきまして、色で例えるなら、まだ初心ということで純白でおりたいところですが、どれだけ頑張ってもオフホワイトにしかならないというのが現状であります。  今議会が終わりますと、秋のシーズンに入ってきます。僕はですね、読書の秋ということですが。  秋はですね、僕はですね、この2期目になって1冊の本を購入しました。ちょっとこれ、この本、これ資料に使っている本を買ったんですね。  それはですね、尾張7代藩主、徳川宗春が書いた「温知政要」の現代語版です。  名古屋で働いてましたので、昔ですね、宗春に関しては以前から興味があり、おれは宗春の再来やと言いながら派手な暮らしをしていた時代もありました。  この本の中にはですね、いわゆる政治とは何か、そのようなことが書かれていると僕は理解しております。  この本には、いろいろ書かれてますが、その中の第4条にですね、「継続は力なり、私欲に走らず、志を最後まで」と。最初はですね、志を持って挑むわけですが、結局、私利私欲に走ってしまう。そうはなってはならない、初心を忘れるなということだと思います。  例えばですね、この宗春はですね、3代藩主、徳川綱誠という人のですね、20男ですから、一生ですね、部屋住みだと本人は思ってたらしいです。それが突然、藩主になりまして、だからこそ、こういうことを強く感じたのかなと思います。  僕はですね、宗春のように家計もよくないし、ごく普通の家庭に生まれて、議員をさせております。何であんなやつが議員なんだと言う人もいるかもしれませんが、しかし今後も初心を忘れず、議員活動を頑張らせていただくつもりですので、よろしくお願いします。  今回ですね、大きく分けて、新名神のインターチェンジ供用開始後のインターチェンジ周辺の利用方法と町内公立保育園・幼稚園について、お聞きさせていただきます。  じゃあ、本題に入ります。  平成30年3月、供用開始予定の、平成30年度ですね、開始予定の新名神(仮称)菰野インター供用開始まであと1年半ぐらいですね。  周辺のですね、土地利用については、さまざまなことが言われております。  これはですね、行政や議員だけではなく、住民の皆さんも注目されており、大きな工場が来るのじゃないかとか、大型ショッピングセンターが来るんじゃないかとか、道の駅ができるんと違うんかと。十人十色、いろんな人がいろんなことを言われるのが現状です。多分、皆さん個々に自分自身のですね、まちづくりの考え方をお持ちじゃないかと理解しております。  実はですね、僕は僕なりにですね、以前からこのインターチェンジ供用開始を新名神元年と考えて、自分なりにビジョンをいろいろ考えております。  その中で、交通に関して考えてみました。  町内のですね、交通と言えば、まず湯の山線の電車、バス、タクシー、この3つが頭に浮かぶと思います。車もそうなんですけどね。  あとですね、御在所ロープウエイもですね、運輸の1つですから、交通と言えると思います。  よく交通弱者という言葉があります。この言葉は個人にすることが多いですが、町内を考えますと、湯の山線のワンマン化、駅の無人化、本数の削減。路線バスの廃止。そう考えますと、菰野町自体が交通弱者ではないのかと考えます。  特に言われるのが、近鉄湯の山線の廃線、四日市の内部西日野線が「あすなろう鉄道」になって、いろいろとささやかれておりますが、僕はですね、菰野町、湯の山線は廃線はないんじゃないかと期待しております。  大きな理由としましては、内部西日野線が特殊なナローゲージに対して、湯の山線は普通のですね、電車、高機とかあるんですよね。  そうすると、当然今でもね、季節列車が、特急がですね、湯の山温泉駅まで走るということは、大阪ですね、名古屋等で使われている量産タイプのですね、車両が使用できるということですね。ナローゲージのように、その線だけで使うんじゃなくて、既存のですね、車両が使えるということで、その辺の経費が少ないんじゃないかと考えます。  ただ、近鉄さんも企業ですから、どう変化するかわかりません。今後どのようになっても対応できるよう、まちづくりをしなきゃならないと考えます。  そこで考えるのが、新名神インターチェンジ付近にバスターミナルのようなものを誘致することによって、観光の視点及び住民の利便性、サービスにつながるのではないかと考えます。  まずは、観光の視点からお聞きします。  その後、再質問で住民サービスについてお聞きします。  当町の観光と言えば、皆さん口を揃えて言いますが、湯の山温泉、ロープウェイですが、御在所ロープウエイですが、これはですね、町外でも有名過ぎて、いわゆるキラーコンテンツといった状況であります。それが逆に菰野町に行っても、ロープウェイと湯の山温泉しかないんじゃないかということを耳にします。  ほかにも町内の観光はありますが、やはりこの2つがメジャー過ぎます。今後このキラーコンテンツ以外の観光地、体験型ツーリズム、今これですね、実はこの研修に行ったときにですね、この今のスポーツツーリズムっていう話の中でですね、ゴルフツーリズムってありまして、これはですね、実は北海道と三重県しかきていないと。海外に対して、していないということで、三重県これチャンスじゃないかと。周り見ると、うちもゴルフ場たくさんありますんで、それも今後考えていただきたいと思います。  新たなですね、コンテンツをつくっていかなければならないかと考える次第であります。  当町ではですね、インバウンド事業はいろいろ行ってますが、インバウンドと言いますと、海外の旅行客を受け入れるといったイメージが強そうですが、しかし本来からの意味から言いますと、町外のお客さんを受け入れる意味ですので、今回の質問は海外だけでなく、国内の旅行客をどのようにすれば集客できるかの意味も踏まえて質問させていただきます。  以前にもお話ししましたが、まず集客。ここを考えます。  実は、菰野町からですね、公共交通を利用して関西に行く場合、乗りかえが多く、不便であります。大阪へ行く場合も、大阪の行く場所にはよりますが、ミナミへ行くなら近鉄、キタへ行くならJR、いずれも四日市乗りかえ、待ち時間もあります。  また、京都へ行く場合は、四日市で乗りかえ、新幹線の場合は名古屋で乗りかえ、近鉄の場合は大和八木で乗りかえるかな、なりません。いずれにせよ2時間以上かかる計算になります。要するに面倒なんです、これ。  ということは、逆に考えると、関西のお客さんが湯の山温泉や御在所ロープウエイにお越しの際も、何度も乗りかえなきゃならず、面倒になります。  これをインターチェンジ付近から大阪や京都へバスを走らせることにより、乗りかえが少なく、時間も短縮され、スムーズな旅ができると考えるが、いかがでしょうか。  現在、関西方面は、四日市の生桑から東名阪を利用したルートが1日何本も出てますが、インター供用開始後、東名阪を利用するより新名神を利用したほうが時間短縮になり、自然な考え方だと思います。観光の視点から、どのように考えるか御回答ください。  またですね、湯の山温泉行きっていうバスをですね、大阪や京都から出していただくと、看板があがりますね。新大阪の駅や難波の駅、大阪の駅、そこに湯の山温泉の名前が挙がるんです。菰野町、湯の山温泉の名前が挙がる。これだけでも要は、いわゆる言葉悪いですけど、ただでですね、無料でうちの町のPRができるんじゃないかと考えますので、その辺のことからも、観光の方のほうからお聞きします。  あと、次ですね、幼稚園・保育園の話です。  僕はですね、各地へ研修へ行かせてもらっています。研修に行くと、さまざまな自治体の議員さんや職員さんとお話をする機会があります。  そこでですね、財政が厳しいという話になりますと、何でそんなに厳しいのって話になるわけですよね。  じゃあ、一体、何が財政の足引っ張ってんのやと、という話、議論になると、まず病院ですね、あと国保、上下水道、そして幼稚園・保育園になるわけですよ。うちは病院ないんですよね。国保、上下水道、水道も一生懸命頑張ってもらっています。じゃあ幼稚園はっていう話で、当町でもですね、財政厳しい、財源不足という話を何度もお聞きします。  そこで、思い切って保育園・幼稚園を民営化もしくは民間委託にしてはいかがですかっていうことで、今回の質問をさせていただきます。  まずは、これで1回目の質問を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員の一般質問に答弁を願います。  石原正敬町長、登壇の上、答弁願います。              〔町長 石原正敬君 登壇〕 ○町長(石原正敬君) 11番議員の伊藤 敦議員からの御質問に順次お答えいたします。  住民サービス及び観光の視点から、高速バスのバスターミナル誘致に対する考え方についての質問であります。  現在、三重交通株式会社の高速バスが名古屋の名鉄バスセンターから四日市インターを経由して、湯の山温泉まで、平日1本、土日祝日に3本運行しております。  平成30年度に新名神高速道路が開通し、(仮称)菰野インターチェンジの供用が開始されますと、湯の山温泉への動線が、特に関西圏からの時間距離が飛躍的に向上することから、誘客効果が期待されます。  インターチェンジの設置効果を最大限に活用できるよう、高速路線バスの検討など、交通事業者と連携して、観光誘客につなげていきたいと考えるとともに、関西圏からの誘客につきましても、さまざまな可能性を探っていく必要があると考えます。  今後におきましては、このインターチェンジ周辺のバスターミナル設置誘致に関せず、さまざまな面から、観光施策を展開してまいりたいと存じます。  なお、議員、最初に冒頭、御指摘いただいたスポーツツーリズムにおけるゴルフ場、ゴルフ客の誘致ということでございますけれども、先般、三重交通ホールディングスが台湾のある企業の方々を三重県に誘致したという新聞記事をごらんになったかと思いますが、あれは極めてこのゴルフ場に対する誘客のための部分をふんだんに含んでおりまして、これにつきましては町内にある某クラブとも連携しながら、そういった形での取り組みを深めていくよう、関係各課とも調整中でございますので、御理解賜りたいと思います。  続きまして、保育園の民営化及び民間委託について、お答えいたします。  これまで、保育園と幼稚園の運営につきましては、就学前児童が質の高い教育と保育を利用できるよう、環境整備に努めてまいりました。  具体的には、5地区の就学前児童が教育と保育の機会をある一定程度、均等に利用可能となるよう、平成21年度から、幼保一体化園の取り組みを始めたところであります。  また、0歳児から2歳児の子どもを預かる乳幼児保育につきましても、平成25年4月から竹永保育園、平成27年4月から鵜川原保育園でそれぞれ開始し、定員を90名ふやしております。  しかしながら、就労している世帯の入園はできておりますが、就労活動をする方を対象に含めるなど、保育園の入園に必要な要件の緩和により、0歳児から2歳児において、入園希望者が増加しているところであります。  このことから、今後の0歳から2歳児保育の入園希望者の動向に応じながら、国が推進しております民間主導型の地域型保育事業も選択肢として検討し、保育環境の整備に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。  以上です。 ○議長(矢田富男君) 一通りの答弁が終わりました。  再質問がありましたら、御発言ください。  伊藤 敦議員。 ○11番(伊藤 敦君) 御答弁ありがとうございます。通告してないやつも、済みません、ありがとうございました。  今のゴルフの話はですね、新聞記事と言う前に、以前インバウンドの研修に行きまして、そのときにちょっとそういう話が出ましたんで、御紹介させていただいたわけですが。  再質問させていただきます。
     観光商工推進室長、お願いします。  インターチェンジ周辺にですね、バスターミナル的なものが完成すれば、そこが起点となり、東海環状もですね、利用すれば、今後ですね、人の流れが大きく変わると考えます。  また、セントレアへの路線ができれば、滋賀県の人も、この山の裏からですね、来るんじゃないかと。関空行くの、そんなに時間変わらないかなと思いますね。私もこの前ちょっと旅行行ったときに、関空利用したんですけど、そんなに時間かからないですよ。  でも、逆に言えば、北へ行く場合やったら、セントレアのほうが安いし、南へ行く場合やったら関空のほうが安いしっていうことで、そんな感じで、道路の時間考えたら、それなりのバックがあるのかなと考えております。  そこでですね、観光の視点で考えると、ハブ化というのがね、考えられます。いろんなとこへ。バスのハブ化に関するところですね、その辺ちょっと一遍教えてほしいなと思いまして、質問します。お願いします。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員の再質問に答弁を願います。  観光商工推進室長、内田 徹君。 ○観光商工推進室長(内田 徹君) ハブ化、ハブ&スポーク方式と言うそうですが、についての御質問でございます。  報道関係などでよく耳にしますハブ空港の場合は、すべての空港を直行便で結ぶより、乗り継ぎや積みかえの拠点となる空港を設置して、そこから周辺の小空港を結んだほうが人や物を効率的に運送できるという発想から、その仕組みが生まれたようでありまして、その利点は、ハブ空港を中心として運用することで、利用者の利便性の向上、周辺地域の活性化、それから空港運営の収益の増加、ダイヤの効率化などを図ることができるというものです。  また、埼玉県の川越市に本社を置く、イーグルバス株式会社は、コストをかけずにバス利用者の利便性向上を実現するために、航空業界の運行の仕組みを路線バスにも取り入れて、町の真ん中にハブとなる停留所を設置し、乗客はハブ停留所で乗りかえることで、さまざまな場所にアクセスできるという経営を行っているようです。  当町におきましても、今後、高速交通網の整備によって、観光誘客が拡大されていけば、交通事業者の経営の戦略も拡大されていくものと期待したいと思います。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○11番(伊藤 敦君) ありがとうございます。  今後そういうことも1つ視野に入れて、考えてください。  それでは、まちづくりの方へいきます。  まちづくり推進室長、お願いしますね。  菰野庁舎をですね、例えば起点として考えて、東名阪名古屋西インターまで、また四日市インターを利用するとですね、ごめんなさい、東名阪名古屋西インターまで考えましたときに、四日市インターを利用する場合と、この仮称ってつけるんめんどくさいですが、インターチェンジ、今度新しくできるインターチェンジを利用した場合、どちらが時間短縮、どちらがですね、短時間で移動できると思いますか。  また、それはどれぐらいの差が出るか、教えてください。 ○議長(矢田富男君) まちづくり推進室長、樋口直也君。 ○まちづくり推進室長(樋口直也君) (仮称)菰野インター開設と四日市インターまでの時間ということでございますけれども、約10分と考えております。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○11番(伊藤 敦君) では、その10分はどのように考えますか。たかが10分、されど10分。この10分をどのように使いますか。教えてください。 ○議長(矢田富男君) まちづくり推進室長、樋口直也君。 ○まちづくり推進室長(樋口直也君) バス路線等ですね、今後の交通、高速の広域のネットワークができるということで、そういったところでバスにかかわらずですね、そういった時間短縮を、町といたしましては、そういったインター設置を最大限にメリットを活用するということにつなげていきたいというふうに考えています。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○11番(伊藤 敦君) 僕の聞きたかったことと違ったんですけど、いいですわ。  10分間違うとね、例えば朝、出勤されるとき、僕ら男性の場合はですね、朝起きてすぐ出ていけるかわかりませんわ。歯磨いて顔洗って。女性の場合はですね、朝いろいろとありましてね、時間がその10分間って大きいんですよ。この10分間、基本的にこの10分の差をどうするか。新たに短縮できる10分間をどうするかということで、まちづくりの基本になってくると思います。まちづくり推進室長は、仮にも菰野町のまちづくり推進室ということで、まちづくりのトップだと私、考えています。もう少し考えていただきたいなと思いますんで、よろしくお願いします。  次の質問します。  まちづくりの基本はですね、交通網から始まると考えます。工場やショッピングセンター、住宅、それらが完成しても、道路ができなきゃ意味がありません。  以前、鉄道会社は列車を走らせ、駅をつくり、そこで住宅、病院、ショッピングセンターをつくり、町を完成してきました。西部沿線とかそうですよね。東急とか、あの辺そうですね。  うちの町を考えますと、新たに路線をつくるのは、線路をつくるのは難しいです。これ私も全然考えておりません。  これからは、都市部でない場所には、高速道路、うちのように高速道路が走る場所、高速道路のインターができる場所は、マイカーもしくはバスが主流になってくると考えます。  そして、そこで今回のようなインターチェンジ供用開始後のバス運行路線の変更等の話やまちづくりの推進、そこでですね、まちづくり推進室、もしくは執行部でお話が、議論があったか、それを教えてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  まちづくり推進室長、樋口直也君。 ○まちづくり推進室長(樋口直也君) 現在のところ、今インター周辺につきましては、土地区画整理事業の事業化に向けて、設立準備会を設立したところでございまして、本事業に関してということであれば、バスターミナルなどですね、具体的な計画のお話までは至っていないというところで御理解いただきたいと思います。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○11番(伊藤 敦君) やっぱり交通網、大事と思いますよ。そこに何かできても、そこへ行くあれがないと言えば、僕ちょっと違うと思いますね。  現に、今桜のね、桜と言うか、小林製茶さん、昔の旧の菰野東サービスエリアですね、ごめんなさい、菰野東のバス停ですか、あそこから結構乗ってるんですよ。  桜の方もですね、いなべの方とか、いなべというか向こうのね、菰野の北のほうの方もあそこまで行くっていう話してるんですよね。  それも含めてね、考えてほしいと思います。  実はですね、僕、名古屋までですね、通勤したときに、その高速バス使ってました。その際、東名阪を利用するわけですが、インターまでの湯の山街道で渋滞するときがあります。すると遅刻をですね、心配しなきゃならん。  しかしですね、インター付近にバス停をつくれば、そのインターまでの間の渋滞は、心配は半減します。それもですね、住民の利便性、住民サービスの一環と考えますが、その辺いかがに思いますか。教えてください。 ○議長(矢田富男君) まちづくり推進室長、樋口直也君。 ○まちづくり推進室長(樋口直也君) 交通施設と言いますか、交通体系のあり方の中で、まちづくりとして考えていくということでございますけれども、現状と課題、それから住民意向などを踏まえてですね、都市マスタープラン等でですね、整合を図って示していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○11番(伊藤 敦君) 余りかみ合わないですね。いいや。  現状ですね、インターチェンジできるっていうことは、もう目に見えてるんですよね、これは。平成30年度3月に。1年半しかないと言いましたよね。これ、しかもコンサルさん入れてるわけじゃないですか、今回。そういうのもですね、宅地やですね、工場の話は聞きますが、このような交通の話に関しては、コンサルさんから話が聞こえてこない。このコンサルさん、そういうのに対してサポートしてくれますか。教えてください。 ○議長(矢田富男君) まちづくり推進室長、樋口直也君。 ○まちづくり推進室長(樋口直也君) 先ほど御答弁申しましたように、インター周辺の現在、事業化を目指していることに関しましては、現在、委託業者と準備会が立ち上がりましたので、この本準備会を中心に、土地利用計画を検討していくこととなりますので、御理解いただきますよう、よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○11番(伊藤 敦君) 準備委員会と、この交通はまた別じゃないですかね。僕そう思いますけどね。  今回ですね、当然バス会社のね、協力が必要になってきます。せっかくインターできるのに、何でわざわざ東名阪の四日市インターまで行かなあかんのと。こういう話になると思いますよね、将来的には。  このような話になりますとですね、これは民間の話だから仕方がないと言うんじゃなくてですね、住民の利便性考えて、住民サービスの一環として、またですね、人が行き来する場所というのは必ず発展してるんですよ。人が行き来しない、逆に言えば人が行き来しない場所には発展はないんです。  そうするとですね、今後100年後考えた場合、このスタートが肝心だと思いますね。スタートが。終わりよければすべてよしじゃなくてですね、終わったころに僕らいないんです、世の中には。今スタートです。だから今やらなきゃいかん。そのことを強く要望します。  今後も、この話は継続して質問させていただきますんで、よろしくお願いします。  次にいきます。  次、保育園の問題。  子ども家庭課長お願いします。  昨年ですね、「保育園落ちた日本死ね」と、ネットで話題になり、国会でも取り上げられました。  死ねという言葉もそうですが、その後、国会で取り上げた人を見ますと、余り縁起のいい言葉じゃないなということで、余り使いたくなかったんですが、今回の質問には待機児童の話がついてきますので、待機児童の話を聞きたく、この言葉を選んでみました。  さて、僕、個人的な意見を言いますと、経験ですが、僕の時代はですね、30、40年ぐらい前なんですけど、保育園に1年間、そして幼稚園に1年間、そして小学校へ入学というパターンがほとんどでしたね。大半でしたね。当時、千種保育園というとこへ通ってました。一番大きな子どもが松組、竹組、梅組って3クラスありまして、その1つ下が菊組ってとこなんですね。そしてさらにその下、ゆり組って、いわゆる僕ら小さいころ赤ちゃん組って言ってました。あった記憶がありますね。  今、思い出すと、子どもの数は多かったのに、菊組やゆり組といった小さい子どもたちは少なかったような感じがします。  しかし、あれから30年以上がたって、今や夫婦共働きが当たり前の時代になってきました。  僕、個人的な意見ですが、0歳児や1歳児といった乳児は、自宅で子どもを育てるのが理想と思いますが、やはり理想と現実は違い、うちの嫁なんかも、産後間もなく職場復帰をしました。やっぱり会社はですね、しばらく休んで、半年、1年休むと自分の席がなくなるんじゃないかという、そういうプライドと言うかですね、そういうのもあるんでしょうね。はっきり嫁はそうやって言ってましたけど。  うちの場合はですね、幸いですね、両親が同居でですね、祖父母がですね、うちの父親がですね、父と母が面倒を見てくれましたので、乳児の時期は保育園にお世話にならなかったわけですが、しかしながら核家族化が進み、働く保護者にとって、この待機児童問題は深刻な話である。ある意味、死活問題になってきます。  当町ですが、現在、待機児童はいますか。  また、今後の見通しをお聞かせください。特に0歳児、1歳児等を教えてください。お願いします。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) 待機児童について、お答えを申し上げます。  先ほど町長が御答弁申し上げた理由により、菰野町で初めて待機児童が生じております。0歳児で5人、1歳児で9人。  それから、今後の見通しということでございますが、今も9月から入園申込を受け付けておりますが、その状況を見て考えたいというふうに思いますが、この緩和された理由により、待機児童をと言うか、入園の申し込み、0歳、1歳児の申し込みはふえるんではないかというふうに考えております。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○11番(伊藤 敦君) 待機児童のですね、こう計算方法も変わったみたいなことをお聞きしましたので、だから前よりもふえてるのは間違いないと思いますし、現実なのかなという気がします。  なぜこんな話しますというとですね、保育園、幼稚園といったですね、未就学の保育、教育にはかなり税金が投入されてると聞きます。  ある記事ではですね、都市部では乳児1カ月にですね、30万円も40万円もかかるという、書いてました。  これはですね、箱物も含めた金額ですから、菰野町の場合、都市部に比べたら地価も安いので、ここまではかからないと思いますが、じゃあ仮にですね、0歳児にですね、15万円の税金がかかるとしましょう。この場合は家庭構成、所得は同じと考えてください。  Aさんは無事に保育園に入園できました。毎月5万円の保育料を払います。  しかし、給料は20万円をもらいますと。働いていますから。すると20万円引く5万円で15万円残ります。そこで15万円の税金のサービスを受けられます。すると給与所得とサービスで30万円プラスになります。  Bさんは運悪く待機児童になってしまいました。すると所得はゼロになり、また15万円のサービスも受けられません。  これはですね、どう考えても不公平なんですよね。  ところでですね、そうなんです。不公平なんですね。  ところで、菰野町ですね、一体幾らぐらい税金使われてるのか。  またですね、幼稚園がですね、例えば幼稚園はですね、国が4分の2、利用者4分の1、町4分の1と聞いたことがあります。保育園、幼稚園に対して幾らぐらいお金使いますか。特に幼稚園に関しては、菰野町を考えると、保育園、幼稚園は公営のイメージがありますが、日本じゅうを考えますと、幼稚園は私立が80%だと思います。これはですね、やっぱり結局、自治体が賄えないのかなと思います。  交付税の関係もありますが、細かくは要りませんので、ざっくりでいいですから、それらについてお教えください。お願いします。 ○議長(矢田富男君) 子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) 保育園、幼稚園にどれだけの費用がかかっているかということでございます。  まず、平成28年度の決算からでございますが、保育園につきましては、工事請負費を除いた額で、約、経費として9億1,000万円、それから幼稚園費、同じく工事請負費を除いた額で、約1億6,000万円ということでございます。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○11番(伊藤 敦君) お金がかかるということですね。  ですので、それも含めて、今後また細かい話もお聞きしたいと思いますので、それでまた行政のスリム化というのを考えたらですね、これも民間委託というのもいいのかなと、改めて思います。  先ほどの話聞いてると、大体、保育園でですね、子ども1人当たり大体15万円から20万円かかるんですかね。  そうすると、これ議論的に考えると、うちの町がもうお金いっぱいですから、もう0歳児の人には20万円あげますから家で育ててくださいよという話も出るかもわかりません。  でも、これで、僕これはでもおかしいと思うんですよね。  特にですね、最近ですね、待機児童のためにですね、補助金を出す自治体もあるらしいです。待機児童になりました。働けません。だからあなた5万円とか10万円ってあるらしいんですけど、これはね、僕だめやと思ってるんですよ。だから100%受け入れてかなあかん。そうじゃないと不公平が起きると。そう思いますね。  だからですね、民間委託してですね、絶対に待機児童を出さないということを契約条項に載せれば、民間は言いわけしないと思います。確実に待機児童を出さずに運営してくれます。  またですね、聖マリアこども園、菰野町ありますね。それで言えばですね、その聖マリア保育園と町営の保育園は、住民がいろいろ比べるわけですよ。  例えば、うちの家族の話をしますと、1人は聖マリア行かせてもらってて、1人は民営行って、また1人は公営っていう話になってると、あそこの幼稚園はこんなんやにとか、あそこの保育園はこうよって話なんですね。  でも、これすごくお金がかかってる。1人に対してすごくお金がかかってるもんですから、よく幼稚園の話の中でね、幼稚園、保育園の話の中で、私こんだけお金払ってるのに、何でこんなんなんていう人もいますが、役所としては相当なお金を入れてるわけですよ。だからその辺のことはやっぱりもう少し住民さん、利用者も考えていかなあかんのかなと思ったりはするんですけど、またですね、私学がですね、参入してくると、当然ですね、そこには競争の原理が発生しますね。
     今の職員さんがだめとは言ってませんよ。一生懸命やってくれると思います。  ただ、私学が参入することによって職員さんにはいいプレッシャーになります。すればですね、そこに通う子どもたちは、よりよい教育や保育を受けられることになります。子どもたちのためにも民間委託をお考えください。  最後にもう1回1人当たり保育園、0歳児、大体幾らぐらいかかるか教えてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  子ども家庭課長、大橋裕之君。 ○子ども家庭課長(大橋裕之君) 国が示しています公定価格と言われるものがあります。それは当町でいくと、聖マリアこども園がございますが、その単価で0歳児で月額17万990円であります。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○11番(伊藤 敦君) ありがとうございます。  先ほども話しましたが、本当に17万円、18万円ぐらいのお金は非常にこう、かかってくるとこですので、これも含めて、民営化というのを考えると、要するに民営化にすると建屋のものも払わなくていいと。本当にこう、それに対する、事業に対するお金だけ、最低限のものだけ委託を払えば、それで済むんじゃないかと思います。  ですので、今後うちの行政のスリム化、そして財政を確保するというか、お金ない。何かしたい、これがしたい、でもお金ないって、これもよくわかります。これからの時代、本当もっともっとお金がない時代が来るんじゃないかと思いますし、うちも財政は豊かと言うか、健全な財政で町長、一生懸命やってくれてますけど、これからまだまだどう転げるかわからないし、もっともっとおかしくなるかもしれないし、またよくなるかもしれません。新名神できてから、そしてまちづくりできてから、これからもっともっと変わるとは思いますので、今後ともそれを期待して、今回の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) 以上で、伊藤 敦議員の一般質問は終了いたしました。  これで、通告されました一般質問は、すべて終了をいたしました。  なお、関連質問のある方は、休憩中に議会事務局まで通告書を提出ください。  ここで、暫時休憩をしていただき、議会運営委員会を開催していただきたいと思います。議会運営委員長のほうで時間の設定をしていただきますよう、よろしくお願いをいたします。  なお、観光商工推進室長、内田 徹君、まちづくり推進室長、樋口直也君は退席をしていただいて結構です。               午前11時26分 休憩             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午後 3時00分 再開 ○議長(矢田富男君) 再開をいたします。  休憩中に関連質問の通告はありませんでしたので、質問は打ち切ります。  ここで、上程されております議案につきまして、質疑を行いたいと思います。全議案につきまして、質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段、発言がないようですので、質疑を終了します。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎日程第2 議案第61号 菰野町附属機関設置条例(案)       議案第62号 菰野町各委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例             の一部を改正する条例(案)       議案第63号 平成29年度菰野町一般会計補正予算(第1号)(案)       議案第64号 平成29年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第1             号)(案)       議案第65号 平成29年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第1号)             (案)       議案第66号 平成29年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第             1号)(案)       議案第67号 平成28年度菰野町一般会計歳入歳出決算認定について       議案第68号 平成28年度菰野町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認             定について       議案第69号 平成28年度菰野町土地取得特別会計歳入歳出決算認定に             ついて       議案第70号 平成28年度菰野町介護保険特別会計歳入歳出決算認定に             ついて       議案第71号 平成28年度菰野町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算             認定について       議案第72号 平成28年度菰野町水道事業会計決算認定について       議案第73号 平成28年度菰野町下水道事業会計決算認定について       議案第74号 平成29年度菰野町水道事業会計積立金の処分について       議案第75号 土地の取得について                    議案第77号 町道路線の認定について ○議長(矢田富男君) 日程第2、議案第61号から議案第75号まで、議案第77号を一括議題としたいと存じますが、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 異議なしと認めます。  よって、議案第61号から議案第75号まで、議案第77号を一括議題といたします。  菰野町附属機関設置条例(案)、議案第61号、菰野町各委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例(案)、議案第62号、以上2議案は、総務財政常任委員会に付託いたします。  平成29年度菰野町一般会計補正予算(第1号)(案)、議案第63号は、所管事項につき、各常任委員会に分割付託いたします。  平成29年度菰野町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)(案)、議案第64号、平成29年度菰野町介護保険特別会計補正予算(第1号)(案)、議案第65号、平成29年度菰野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)(案)、議案第66号、以上3議案は、教育民生常任委員会に付託します。  平成28年度菰野町一般会計歳入歳出決算認定について、議案第67号は、所管事項につき、各常任委員会に分割付託します。  平成28年度菰野町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第68号は、教育民生常任委員会に付託します。  平成28年度菰野町土地取得特別会計歳入歳出決算認定について、議案第69号は、産業建設常任委員会に付託します。  平成28年度菰野町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第70号、平成28年度菰野町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第71号、以上2議案は、教育民生常任委員会に付託します。  平成28年度菰野町水道事業会計決算認定について、議案第72号、平成28年度菰野町下水道事業会計決算認定について、議案第73号、平成29年度菰野町水道事業会計積立金の処分について、議案第74号、以上3議案は、産業建設常任委員会に付託します。  土地取得について、議案第75号は、教育民生常任委員会に付託します。  町道路線の認定について、議案第77号は、産業建設常任委員会に付託いたします。  お諮りします。お手元に配付をしておりますとおり、事件6件を日程に追加し、議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 異議なしと認めます。よって、事件6件を日程に追加し、議題とすることに決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第1 議案第78号 工事請負契約の変更について ○議長(矢田富男君) 追加日程第1、工事請負契約の変更について、議案第78号を議題といたします。  議案の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきまして、町長の提案説明を求めます。  石原正敬町長、登壇ください。            〔町長 石原正敬君 登壇〕(拍手) ○町長(石原正敬君) 議案第78号、千種地区コミュニティセンター新築工事(建築工事)工事請負変更契約の締結について、提案説明を申し上げます。  この工事につきましては、平成29年菰野町議会第2回定例会において、議案第55号として上程し、平成29年6月8日付で、請負業者、株式会社服部組、契約金額1億9,419万5,880円で契約締結の議決を賜り、工期を平成30年2月28日までとした工事であります。  本議案の提案は、本定例会冒頭で御報告申し上げました当該事業者が代理人弁護士を通じて、8月21日に破産申立準備に入ったことを受けまして、工事の既成部分の精算による変更契約であります。  変更契約の内容でありますが、新築工事に伴い、解体する旧千種幼稚園の折板屋根の裏側の吹付けロックウールを分析したところ、アスベストが検出されたことにより、大気汚染防止法の規定に基づき、石綿含有吹付けロックウール除去工事を行ったことによる987万7,680円の増額変更契約の締結であります。  本工事の8月21日時点での進捗状況は、先ほど申し上げました追加工事分含めて、解体工事までが完了した状況であり、9月5日に当該事業者の現場代理人立ち会いのもと、工事の出来高を確定させ、当町の支払必要額と前払金の返還請求額を実質的に確定する作業を行っております。  一方、本契約につきましては、受注者が破産申立の準備に入ったことで、今後、工事の履行が不可能であると判断し、契約解除を前提として、代理人弁護士と契約条項に基づく手続について協議を進めてまいりました。  本議案を可決いただきました後には、速やかに契約解除の処理を行い、あわせて工事の再発注の準備をしたいと考えております。  以上、提案説明といたしますので、原案どおり議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) お諮りします。本件について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会で即決することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 異議なしと認めます。  よって、本件について、委員会付託を省略し、本会で即決することに決しました。  本件について、質疑のある方、御発言ください。  久留美正次議員。 ○8番(久留美正次君) 少しお尋ねしたいんですが、1点は、9月5日立ち会いで、金額が九百何万円、決まったと。全体の解体工事費の金額、それと前渡金の支払い金額、こういうものの金額を1点教えていただきたいと思います。  それから、もう1点、約これでもう3カ月以上おくれていくようなことがもう予測されるわけですが、おのずと来年の、もう6月ごろになるんではないかっていう、ちょっと心配なんですが、この辺の頑張って、できるだけね、早く完成してほしいんですが、今の推測で、どれぐらいの時期を思ってますか。 ○議長(矢田富男君) まず、財務課長、相原賢治君。 ○財務課長(相原賢治君) まず、今回の出来高の額並びに前払金等の額について、御報告を申し上げます。  今回につきましては、先ほどの町長の提案説明でございました9月5日に出来高検査を実施しております。  内訳といたしましては、当初から計上しております解体工事費共通仮設費で、1,391万2,675円でございます。
     今回の追加工事分といたしまして、アスベストの解体工事費987万7,680円が今回お願いをさせていただいております増額の変更契約分ということで、合計で2,379万355円っていうのが出来高で確定させていただいた金額ということでございます。  もう1点、前払金の件でございます。こちらにつきましては、服部組のほうに7,767万円をお支払いをさせていただいておるところでございます。これにつきましては、出来高が先ほど申しました2,379万355円でございますので、その差引額につきましては、町としての前払いの返還請求額になりますので、こちらにつきましては保証がついておりますので、東日本建設業保証株式会社に今後、契約解除の後、保証金の請求ということを予定しておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) 続いて、総務課長、小林義久君。 ○総務課長(小林義久君) 久留美議員のほうから、3カ月程度のおくれをどう考えておるかという御質問をいただきました。  先ほど町長も提案説明の中で申し述べておりますが、今回この本議案の可決をいただいた後に、速やかに契約解除の処理を行い、あわせて工事の再発注の準備をしていくということで、今後想定される事項といたしましては、補正予算の計上並びに建築工事の再入札という事務を進めていきたいと思っております。  当然、当初の契約が2月末でございましたので、この期間、なるべく少なくするよう努力していくつもりでございますが、この期間はおしていくということで今、想定はしておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) ほかに。  久留美正次議員。 ○8番(久留美正次君) 概要わかりました。できるだけ早くね、していただきたいんですが、今、補正予算の話が出ましたですね。この保証というのは7,700万円ばか、これは入になってくるんですよね。  そして、今、言った2,379万円余りは、これは出になりますと。  しかし、もう一遍新しい入札をしますと、前渡金がもう一遍要るっていうことで、補正予算が要るって理解すればよろしいですか。 ○議長(矢田富男君) 答弁を願います。  財務課長、相原賢治君。 ○財務課長(相原賢治君) 済みません、そこにつきましてはですね、今、再発注の準備ということで、補正予算の調整を今しておるという段階でございます。これからしていくという段階でございますんで、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) ほかに質疑のある方。  藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 済みません、財務課長にお聞きします。  まずですね、ちょっとそもそもなんですけども、この破産業者との変更契約っていうものができるのかっていう、どうしてできるのかっていう理由もまた教えていただきたいと思います。 ○議長(矢田富男君) 財務課長、相原賢治君。 ○財務課長(相原賢治君) 今回のケースにつきましてはですね、今は8月21日に破産申し立ての準備に代理人弁護士がついて入ったという状態でございますんで、現状、裁判所から破産の決定がおりた状態ではございませんので、基本的には今、現時点において、契約の相手方につきましては、株式会社服部組ということでございますんで、契約の解除の前提として、今回、工事の進捗の状況に合わせた形で変更契約をさせていただいて解除させていただきたいという状態でございますんで、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 藤田賢吾議員。 ○5番(藤田賢吾君) 分かりました。ありがとうございます。  それでですね、先ほど久留美議員もちょっと言ってたんですけども、前渡金とか、私これ契約解除によって、少なからず行政側にも損害が出てくると思うんですけども、それに対して請求とかっていうのは考えてるんですか。ちょっとお聞きいたします。 ○議長(矢田富男君) 答弁願います。  財務課長、相原賢治君。 ○財務課長(相原賢治君) 基本的にですね、入札の段階、契約の段階でですね、一定金額以上につきましては、契約時に契約保証金というのも納入をしていただいております。これちょっと保険に変える場合もあるんですけども、それが契約金額の10%以上ということになっておりますんで、今回のケースによりますと、契約約款上ですね、契約解除に至った場合、それが受注者の責任による場合、今回それに該当いたしますんで、10%の違約金というのが一応、私どもとしては、まず請求する形になっておりますので、いわゆる再発注のダメージと言いますか、それの補てん分といたしまして、契約時に既に10%分の保証はつけていただいとるということでございますんで、御理解賜りたいと存じます。 ○議長(矢田富男君) ほか。  伊藤 敦議員。 ○11番(伊藤 敦君) 済みません、1つお聞きします。これそもそもアスベストが出てきたということなんですけど、もともとわからなかったんですか。それ教えてください。 ○議長(矢田富男君) 財務課長、相原賢治君。 ○財務課長(相原賢治君) 今回の工事につきましては、アスベストに関しましては、基本的に、まず旧千種幼稚園でございますので、天井のボードあるいは屋根の中のカラーベストにつきましては、非飛散性ではございますが、アスベストを含有しておる建設資材ということで、撤去処分費については、当初から見込んでおりました。  ただ、今回、提案説明させていただいたとおり、屋根の裏というとこのロックウールでございます。ロックウールにつきましてはですね、入ってるものと入ってないものがあるということでございますんで、当初、設計の段階については、その調査費を計上しておりましたんで、今回、調査の結果、屋根裏のロックウールにはアスベストが含有しておったということが判明いたしましたんで、これにつきましては追加工事ということでさせていただいたということでございますんで、御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 伊藤 敦議員。 ○11番(伊藤 敦君) これ場所が場所だけにですね、周りに小学校と学童があります。アスベストは非常に危険な物です。飛散しないという前提でならば、そのまま置いといていいんですけど、でも飛散するという、工事をすれば必ず飛散します。  今後ですね、このアスベストというのをですね、見出しで結構ですんで、あるっていうことで調査していただいたということですので、それからもう1個ですね、図面にも書いてるはずです。これはアスベスト使ってますよとか、素材、材質は書いてるはずですから、それをもとに解体するはずですから、今後そのほうをですね、危険ということを考えていただいて、御理解いただいて、これからもっと工事にですね、挑んでいただきたいと思いますんで、お願いします。  以上です。ありがとうございました。 ○議長(矢田富男君) ほかに。  久留美正次議員。 ○8番(久留美正次君) ちょっと確認させていただきたいんですが、藤田議員の答弁で、10%しか返ってこないんですか。そうすると7,700万円払ってるんですから2,000万円弱返ってくる。五千数百万円は町の損失みたいな格好になるんですか。これだけちょっと確認させてください。 ○議長(矢田富男君) 答弁願います。  財務課長、相原賢治君。 ○財務課長(相原賢治君) 私が申し上げましたのは、前払金として、本来、過払いになっている分が5,300万円程度ありますので、それとは別に、契約上のいわゆる違約金、契約保証である違約金を別途いただくということに今、考えています。  以上でございます。 ○議長(矢田富男君) ほかに。  中川哲雄議員。 ○18番(中川哲雄君) 私もちょっと確認なんですけども、前渡金が7,767万円支払われていると。出来高で2,379万円何がしという、その差額について、保証協会から保証をされるというふうに理解していいんですね。  そして、さらに今、久留美議員が指摘したように、そのほかに契約保証金の10%の違約金、これについては、契約の段階で、その部分については保証されているんですか。すなわち違約金として預かっているんですか。さらにこれにプラスアルファして保証協会からですね、云々ということにはならんだろうと思うんですけども、既に破産宣告の手続に入っている服部組にですね、そういう請求がされて、それが保証されるかどうかわからないわけですけども、当然、違約金というのは、前渡金の中から差し引いてですね、町が当然、保管をしているというふうに私は理解するんですけども、この点についてどうなんですか。 ○議長(矢田富男君) 答弁願います。  財務課長、相原賢治君。 ○財務課長(相原賢治君) 先ほど私、申し上げましたとおりですね、契約保証10%というのがですね、例えば現金で納めていただいても構いませんのですけども、今回、服部組さんにつきましては、前払いの保証もですね、この契約保証も同じ東日本建設業保証株式会社のほうの保証をつけてもらったということでございますので、契約保証については現金でも、それにかわる決められたルールの担保があればええということになっておりますんで、今回は東日本の保証ということでございますんで、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 中川哲雄議員。 ○18番(中川哲雄君) このアスベストにつきましてはですね、大変危険だということで、随分早くから公共施設のですね、に特に、そういう子どもたちにかかわる公共施設についてはですね、全部、全面的に検査をした。検査を実施してですね、そしてないという報告を確か受けたというふうに思うんですが、今回ですね、こういった事態でアスベストのですね、撤去工事に随分かかると。そういうことになりますと、他の公共事業、古い建物等でですね、そういう部分がないのかどうか。その点はしっかりと把握してますか。必要ならばですね、再度やっぱりちゃんとですね、検査をする必要もあると思うし、そういう古い、もう対象の物はないと。公共事業にですね、そういうアスベストはないというふうに確信できますか。 ○議長(矢田富男君) 答弁願います。  財務課長、相原賢治君。 ○財務課長(相原賢治君) 御指摘の件につきましては、おっしゃるように、調査の中では今までないということでございましたですけども、吹きつけのアスベストや石綿等が使用されている保温材、耐火被覆等につきましては、原則目視、あるいは設計図書等によって調査するということとなっておりますんで、これまでの調査の中では、吹きつけロックウールというふうに記載をされているものについてはですね、ないという判断をしておりましたんで、引き続き、その件については、今回は1つの教訓やというふうには考えておりますけれども、今後もですね、工事に入る前につきましては、必ず検査が義務化されておりますので、そういった、もし出てきた場合につきましては、工事時に、検査結果に基づいて、除去するということでございますんで、御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) 中川哲雄議員。 ○18番(中川哲雄君) 今の事項については、今、理解できたんですけども、このほかにですね、他のたくさんの菰野町、公共施設があるわけで、以前にもその辺についてはすべて調査をしてね、アスベストが使われていないという報告を受けたんですよ。それはその時点での報告ですけども、そういう対象の建物はありませんか。そういう心配が生じるわけですけども、現に使われてるような公共施設でそういうものがないかどうか再度確認するとか、あるいはないのやったらないで結構ですけれども、しっかりとそういうことをですね、確認できるのか。この点についてどうですか。 ○議長(矢田富男君) 財務課長、相原賢治君。 ○財務課長(相原賢治君) 済みません、先ほどの私の御答弁でですね、いわゆる目視なりですね、設計図書に基づいて、今、確認をいたしておるという現状でございますので、今後につきましても、引き続き、今すぐそれを確認できるというとこではございませんので、今回のケースのような場合につきましてはですね、同様の取り扱いと言いますか、きっちり検査をして工事に入るという対応をさせていただきたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) 中川哲雄議員。 ○18番(中川哲雄君) 何度もしつこいかもしれませんけどね、現在使われている公共施設にアスベストがですね、使われておる可能性はないんですか。  それは目視だと言いますけれども、それは目視でわからん部分も当然あるかもしれませんけども、そういう対象の建物はあるのかどうか。  さらにですね、こういう事態が発生したわけですから、実際使われているという公共施設でそういうですね、アスベストが使われているような状況の対象の施設があればですね、再度ですね、しっかりと調査をする必要があるんではないですか。その辺はどうですか。 ○議長(矢田富男君) 石原正敬町長。 ○町長(石原正敬君) 今、財務課長が申し上げておりますのは、恐らく今からさらに点検をしようということになったとしても、今までやっていた目視と設計図書を突き合わせて、このアスベストがあるかどうかということを点検するということでございますので、ですのでこれからさらに点検しろと言われても、今までやったことと同じことをやることであるので、現在の時点ではないということを判明しておるということでございます。  しかしながら、それ以上の検査の方法があるとすれば、やる余地はありますので、それにつきましては今後検討をさせていただくということで、御納得いただければ幸いでございます。 ○議長(矢田富男君) ほかに。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) ほかに発言がないようですので、質疑を打ち切ります。  そして、執行部に申し上げます。服部組に関する報告はほかにありませんか。  総務課長。 ○総務課長(小林義久君) 今後の手続次第におきましては、また他の事項の報告が出てくるかと思いますが、今現在、以上の事項でございます。よろしくお願いします。 ○議長(矢田富男君) お諮りします。本件について、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(矢田富男君) 全会一致と認めます。  よって、議案第78号は、原案を可決することに決しました。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第2 請願第2号 義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める               請願書 ○議長(矢田富男君) 追加日程第2、義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願書、請願第2号を議題といたします。  請願書の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきまして、紹介議員の趣旨説明を求めます。  廣田直己議員、登壇ください。              〔2番 廣田直己君 登壇〕 ○2番(廣田直己君) 請願第2号、義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求める請願書について、請願理由を述べさせていただきます。  義務教育費国庫負担制度は、地方自治体の重い教育費負担を緩和し、地域間の財政力格差を是正するために、各都道府県が負担する教職員給与等の3分の1を国が負担するものです。  かつて、義務教育費国庫負担制度は1950年に一度廃止されましたが、地方格差の拡大や教育条件の低下を招いたことから、3年後の1953年に復活した経緯があります。  また、1985年には、一般財源化された教材費や教員旅費は、実際に予算措置された割合が年々低下したという文部科学省の調査結果があります。  地方分権の時代において、各自治体の裁量は増大しています。それぞれの地方の特色を生かした教育施策を行われることは大切ですが、その根本を支える制度や予算措置については、国の積極的な関与が引き続き重要です。  また、このことが菰野町及び全国の教育の発展と子どもたちの幸せにつながるものと考えます。  複雑化・多様化する子どもたちをめぐる課題解決に対する期待に応えるためにも、政策・制度の充実や安定的、継続的な予算措置は極めて重要です。未来を担う子どもたちの「豊かな学び」を保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なことであり、その時々の地方財政状況に影響されることなく、安定的、継続的な教育施策を行えるよう、義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を求めていくことが必要です。  以上のような理由から、義務教育費国庫負担制度の存続と更なる充実を強く求める意見書を国の関係機関に提出していただきたいというもので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(矢田富男君) ただいまの趣旨説明に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段、発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について、教育民生常任委員会に付託します。
                〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第3 請願第3号 教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求               める請願書 ○議長(矢田富男君) 追加日程第3、教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求める請願書、請願第3号を議題といたします。  請願書の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきまして、紹介議員の趣旨説明を求めます。  柴田孝之議員、登壇ください。              〔7番 柴田孝之君 登壇〕 ○7番(柴田孝之君) 紹介議員の柴田孝之でございます。  請願第3号、教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算拡充を求める請願書について、請願の理由を御説明いたします。  2015年12月に、中央教育審議会が取りまとめた答申では、学習指導要領の理念を実現するためには、授業と組織運営の改善に組織が一体的に取り組むことが重要であり、また社会の変化に伴い、ますます複雑化する教育等にかかわる課題に対応するためには、心理や部活動、特別支援教育など、専門スタッフによるチーム体制を備えたチームとしての学校の整備が重要であるとされております。  このチームとしての学校を実現するためには、教職員の指導体制を充実させるとともに、養護教諭、部活動の外部指導員、特別支援教育支援員などの配置を必要とします。  一方で、請願2号での趣旨説明、理由にもありましたとおり、給与の3分の1を国庫が負担する制度に今なっておりますが、その教職員の数、定数についての改善計画は2001年に策定された第7次計画を最後に策定されていません。このためチームとしての学校を実現するには、自治体に大きな財政負担が生じます。自治体の財政状況により、教育の機会均等を損なう恐れもあります。  以上の理由から、教職員定数改善計画の策定・実施及び教育予算の拡充を強く切望するものでございます。  以上、請願の理由の説明を終わります。 ○議長(矢田富男君) ただいまの趣旨説明に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段、発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について、教育民生常任委員会に付託します。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第4 請願第4号 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制               度の拡充を求める請願書 ○議長(矢田富男君) 追加日程第4、子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書、請願第4号を議題といたします。  請願書の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきまして、紹介議員の趣旨説明を求めます。  伊藤雅慶議員、登壇ください。              〔3番 伊藤雅慶君 登壇〕 ○3番(伊藤雅慶君) 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願について、理由を申し上げます。  2016年国民生活基礎調査(厚生労働省)によると、子どもの貧困率は13.9%(2015年)で、対2012年度比で2.4ポイントの減となりました。このことは2014年1月に施行した「子どもの貧困対策の推進に関する法律」に基づく施策等が一定の効果を上げているというふうに考えられます。  ただ、一方で同調査によるひとり親家庭の貧困率は50.8%となっており、多くのひとり親家庭が依然として相対的貧困状態にあります。  また、文科省の調査によると、就学援助を受けた児童生徒数の割合は、2014年度で15.39%、対前年度比0.03ポイント減、三重県11.82%となっており、高い水準が続いております。  ちなみに、菰野町では、就学援助を受けている児童生徒は年々増加傾向にはあるものの、7.52%(2016年)と、全国的には非常に低い割合であります。対象となる児童生徒には、学用品費や修学旅行費等の一部が援助されており、またひとり親家庭の児童生徒への医療費の助成等も実施されております。  このような状況の中、2017年度より、給付型奨学金制度が創設されました。長らく求められてきた本制度の創設は非常に画期的で喜ばしいものの、成績基準が設けられていること等の課題があり、学びたい子が学べる機会を保障されるよう、制度の改善を求めていく必要があります。  三重県議会の子どもの貧困対策調査特別委員会が2017年3月にまとめた提言書にもあるように、子どもの貧困対策には、さらなる実態把握や財源確保の工夫、関係機関との連携を図ることが重要であり、国、県、市町での一層の取り組みが求められます。  以上の理由から、すべての子どもたちの学ぶ機会を保障するため、子どもの貧困対策の充実と就学・修学支援に関わる制度の拡充を強く切望する本請願に御賛同賜りますようお願いし、趣旨説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) ただいまの趣旨説明に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段、発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について、教育民生常任委員会に付託します。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第5 請願第5号 防災対策の充実を求める請願書 ○議長(矢田富男君) 追加日程第5、防災対策の充実を求める請願書、請願第5号を議題といたします。  請願書の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきましても、紹介議員の趣旨説明を求めます。  諸岡雅樹議員、登壇ください。              〔4番 諸岡雅樹君 登壇〕 ○4番(諸岡雅樹君) 請願第5号、防災対策の充実を求める請願書の趣旨説明をさせていただきます。  2016年の熊本地震以降も、震度6弱クラスの地震が全国で発生しています。西日本地域では、次の南海地震に向けた内陸地震の活動期に入ったのではないかと議論もなされており、その対策は極めて重要です。  東日本大震災や熊本地震では、多くの学校が避難所となりました。地域の避難所として、耐震・耐火性などの安全対策、避難者の生活を支えるトイレや発電設備、飲料水の確保等が求められます。しかし、「体育館の照明や内壁の落下等により、避難所として使用するには危険」、「トイレまでの動線に段差や階段があり、車椅子使用者などへの対応が困難であった」などの課題も報告されています。  文部科学省が発表した公立小中学校の構造体の耐震化率は、全国で98.8%、屋内運動場等の吊り天井等落下防止対策は全国で97.1%となっています。菰野町では、この2つともすべて100%となっております。  そして、すべての小中学校がそれぞれ指定避難所になっており、これまで自家発電設備や通信装置の整備等、避難所として必要な機能の整備が進められています。  一方、貯水槽やプールの浄水装置など、飲料水の確保や要配慮者への対応を初めとした避難所の円滑な運営方法の確立、学校教育活動の早期再開などの復旧復興へのプロセスの取り決めなど、課題は山積しています。  学校施設は、未来を担う子どもたちが集い、生き生きと生活する場であるとともに、非常災害時には、地域住民の避難所としての役割も果たすことから、行政・学校・家庭・地域が連携した巨大地震等の災害を想定した防災及び減災対策の見直しや充実は急務です。  子どもたちの安心・安全を確保するため、巨大地震等の災害を想定した防災対策の充実を図るよう、国の関係機関に意見書を提出していただくようお願い申し上げます。  以上で、趣旨説明とさせていただきます。 ○議長(矢田富男君) ただいまの趣旨説明に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段、発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について、教育民生常任委員会に付託します。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜追加日程第6 請願第6号 「核兵器禁止条約」の早期批准を求める意見書提出を               求める請願書 ○議長(矢田富男君) 追加日程第6、「核兵器禁止条約」の早期批准を求める意見書提出を求める請願書、請願第6号を議題といたします。  請願書の朗読を願います。                  〔書記朗読〕 ○議長(矢田富男君) 本件につきまして、紹介議員の趣旨説明を求めます。  千賀優子議員、登壇ください。            〔14番 千賀優子君 登壇〕(拍手) ○14番(千賀優子君) 「核兵器禁止条約」の早期批准を求める意見書提出に対する請願の要旨を申し上げます。  ことし7月7日、ニューヨークの国連本部において、核兵器禁止条約が122カ国の圧倒的賛同を得て採択されました。この条約への各国政府の署名が20日から始まります。20日から、国連核兵器廃絶デーの26日まで、各国政府に核兵器禁止条約への参加を求める世界同時行動、平和の波を呼びかけて、日本や世界の各地で取り組みが予定されています。  この条約は、核兵器の非人道性と惨状を繰り返してはならないとする世界の人々と日本の被爆者の方々が、後世の人々が生き地獄を体験しないように、生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したいと粘り強く何度も訴える中で、条約の早期採択を求める声が1つになり、実現したものです。  しかし、日本政府が世界で唯一の被爆国であるにもかかわらず、交渉の会議にも参加せず、反対の態度を取り続けることは許されないことです。  日本政府には、被爆国のリーダーとして、被爆者の願いを実現する決意を示してほしいと思います。早期に核兵器禁止条約を批准し、核兵器のない世界の実現に努力することを切に願います。  菰野町は、非核平和都市宣言をしている町です。早期批准するよう求める、この請願に御賛同いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(矢田富男君) ただいまの趣旨説明に質疑のある方、御発言ください。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢田富男君) 別段、発言がないようですので、質疑を打ち切り、本件について、総務財政常任委員会に付託します。  以上で、本日予定しておりました日程は、すべて終了しました。  あす15日より、各委員会室において、午前9時から付託された案件及び所管事項について、審査を行っていただきたいと思います。各常任委員会委員長、よろしくお願いを申し上げます。  本日は、これにて散会いたします。御苦労さまでした。               午後 3時45分 散会...