伊賀市議会 2019-12-25
令和元年第 6回定例会(第5日12月25日)
伊賀支所長
(兼
地域振興総括監事務取扱) 居 附 秀 樹 君
農業委員会事務局長 高 木 忠 幸 君
─────────────────────────
〇
出席事務局職員
職 名 氏 名
議会事務局長 川 孝 子 君
議事課長 籔 中 英 行 君
議事課主幹兼
議事調査係長 中 川 眞 吾 君
議事課主幹兼
総務係長 上 地 友紀子 君
議事課主任 谷 岡 範 政 君
─────────────────────────
(午前10時00分 開議)
○議長(
中谷一彦君)
おはようございます。
これより、本日の会議を開きます。
本日、ただいままでの
出席議員数は24名、会議は成立しました。
本日の
議事日程はお手元に配付のとおりであります。
なお、本日説明員として追加のあった者の役職と氏名は、お手元に配付のとおりであります。
この際、議事に先立ち諸般の報告をいたします。
議員派遣に関する予定については、お手元に配付のとおりですので、御了承願います。
それでは、これより、議事に入ります。
日程第1 議案第131号から議案第138号までの8議案を一括して議題とします。
本案に関し、
予算常任委員長の報告を求めます。
委員長。
(13番
福田香織君登壇)
○13番(
福田香織君)
ただいま議題となりました
予算常任委員会に付託されました8議案についての審査の経過と結果を報告いたします。
当委員会は、12月16日に
執行部出席のもと審査を行いました。なお、議案の内容については、
議案上程時に説明がなされていますので、省略します。
また、当委員会は議長を除く
議員全員で構成されており、内容については十分御承知のことと存じますので、質疑に関する報告についても省略し、討論と審査の結果を報告します。
議案第131号について、討論において、賛成の立場からの意見として、おおむね賛成であるが、一部の予算については
関連議案が所管する
常任委員会に審査を付託されているので、その
審査状況と結果を踏まえ、本議会に臨みたいとの意見があり、また、反対の立場の意見として、
いがまち複合施設整備事業で当初からの
計画変更について、住民への説明が不十分であり、支所の
あり方等についても方向性が見出されていない中で、このまま
機能統合が進んでいくことに反対である。
また、
債務負担行為の
給食業務委託経費について、昼の給食も含めて保育士と
正規調理員が一体となって業務をすべきで、
民間事業者が入ってくることは反対であるとの意見があり、審査の結果、本案は賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第132号及び議案第138号について、特に意見はなく、審査の結果、いずれも
全会一致で可決すべきものと決しました。
以上、審査の経過と結果を御報告申し上げ
委員長報告といたします。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
中谷一彦君)
委員長済みません、132号から138号までですね。
○13番(
福田香織君)
失礼いたしました。
議案第132号から議案第138号について、
全会一致で可決すべきものと決しました。
失礼いたしました。
○議長(
中谷一彦君)
報告に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
百上議員。
○19番(百上真奈君)
議案第131号の令和元
年度一般会計補正予算については、反対の立場で、
委員長報告に反対をし、そして、原案にも反対の立場で討論いたします。
反対理由ですが、まず、
いがまち複合施設整備工事費100万1,000円が含まれていることです。
西柘植地区市民センターが入ることに伴い、事務室の間仕切りの撤去、
空調整備の
整備費用とのことでしたが、来年度当初予算には、他の部屋の
空調整備等含め、約1億円の
予算要望を出しているとのことでした。
公共施設最適化計画の
伊賀支所及び
周辺施設の
機能統合が、当初計画と大幅に変更されて
伊賀支所といが
まち図書室が
ふるさと会館には入らず、今後どうなるのか不透明なまま、なし崩し的に新たな形での
機能統合が進む懸念があります。支所のあり方が明確になってから複合化を進めるべきで、この
予算執行には反対です。
もう一点は、
公立保育所の給食を
民間事業者に委託するための
委託経費5,274万8,000円の
債務負担行為補正が含まれていることです。来年度から2年間分で40食規模の
公立保育所3カ所を想定した金額との説明がありました。この間伊賀市は、
給食現場からの強い要望があるにもかかわらず、正規の調理員を一切採用せず、5年後には
正規調理員がゼロ人になるため、今後も保育所の統合と
民間委託、
給食調理の
民間委託を進めるとのことです。
正規調理員の不補充を理由に保育の一環である給食を
民間委託することは、
乳幼児保育という重要施策に責任を持つ行政の責任放棄だと思います。アレルギーや障がいのある乳幼児がふえているのに対する
給食提供ができるのか不安の声もあります。そもそも保育における給食は
学校給食と違って、朝登園してから帰るまでの保育の一環、すなわち乳幼児の
生活そのものであり、保育士と調理員は
ワンチームになって保育をしているのです。給食だけを
民間委託することは、偽装請負の観点からも
ワンチームがつくれず、保育のありようを変えるもので、
保育現場はそのようなことを望んでいるとは思えません。乳幼児の安全・安心の保育と食を保障するためにも、直営での
給食継続を求めます。
3点目は、
ミュージアム青山讃頌舎指定
管理料等関連予算が含まれていることです。このことについては、
議案採決時に詳細意見を述べたいと思います。
以上の理由において、反対をいたします。
○議長(
中谷一彦君)
宮﨑議員。
○6番(宮﨑栄樹君)
議案第131号、原案に賛成の立場で討論させていただきます。
債務負担行為の
給食業務委託経費5,274万8,000円の予算ですが、賛成ですが、少し問題を指摘したいというふうに思います。
保育所の調理が3カ所
民間委託されるという予算ですが、
民間委託となると、これまで調理員と
子供たちが園内でかかわりを持っていましたけれども、それができなくなる、切り離されるということになります。毎日の御飯をつくってくれている調理員さんと
子供たちがかかわり合うということが、
保育環境の充実に寄与しているという側面が大いにあるというふうに思いますが、そういう直営のメリットを、今回どれだけ事前に議論されたのかということを疑問に思います。単なる
コスト計算だけでははかれない部分をしっかり分析する、そういう努力が足りてないというふうな気がします。ほとんど我々に説明もなく今回予算計上されましたが、少し早急に進め過ぎではないかということ、それから、今後しっかり課題を整理して検討していただく、これからさらに進めていく際に検討していただく必要があるということを申し上げ、賛成の討論とします。
○議長(
中谷一彦君)
他に御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は、議案第131号は単独で、議案第132号から議案第138号までの7議案は一括で行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御異議なしと認めます。
よって、そのように取り扱います。
まず、議案第131号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
起立多数であります。
よって、議案第131号は可決されました。
次に、議案第132号から議案第138号までの7議案に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第132号から議案第138号までの7議案は可決されました。
次に、日程第2 議案第139号から議案第148号まで、議案第150号、議案第156号、議案第157号及び議案第159号から議案第161号までの16議案を一括して議題とします。
本件に関し、
総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長。
(16番
上田宗久君登壇)
○16番(
上田宗久君)
ただいま議題となりました
総務常任委員会に付託された16議案について、審査の経過と結果を報告いたします。
当委員会の審査は、12月17日に
執行部出席のもと審査を行いました。なお、議案の内容については、上程時に説明がなされていますので、省略いたします。
まず、議案第139号、伊賀市
文化振興条例の制定についてですが、委員からは、第19条の中で、伊賀市
文化振興審議会を置く規定となっているが、人数や構成などはどうかとの質疑があり、当局からは、10名程度で想定している。構成としては
文化振興ビジョンにかかわっていただいた方や福祉、商工、観光などさまざまな分野の方に参加いただきたいと考えているとの答弁がありました。
また、委員からは、
市立美術館計画を今後、策定するのか、それとも第10条の
文化芸術振興計画の中に織り込むのかとの質疑があり、当局からは、伊賀市
文化振興審議会で議題となれば、そこで協議いただくことになるとの答弁がございました。また、第19条、第20条の中で、市長が別に定めるとあるが、どのようなことを定めるのかとの質疑があり、本条例が可決されたら規則などで詳細な内容を定めていきたいと考えているとの答弁がありました。
討論では、賛成の立場で、市全体で
文化振興の機運を盛り上げていく必要がある。本条例が可決後には、しかるべき手順で計画を立てていただきたいとの意見があり、反対の立場では、もう少し内容を精査した上で提出していただきたいとの意見がありました。
審査の結果、本案は賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第140号、伊賀市
ミュージアム青山讃頌舎の設置及び管理に関する条例の制定についてでございますが、委員からは、前回9月定例会からの
変更箇所として名称と開館時間以外に何かあるのかとの質疑があり、当局からは、名称と開館時間のみの変更であるとの答弁がございました。
また、
入館予定者について、前回の説明では1,500人、次に6,000人、きょうの資料では1万人と毎回増加しているが、どのような試算をされているのかとの質疑に対し、当初は開館日である週2日での実績をもとにした試算であったが、今回は近隣の大村神社への年間3万人を超える参拝者の中から入館者を見込みながら、週6日の開館であることを考慮して
有料入館者6,000人、無料の入館者を含めて1万人を見込んでいるとの答弁がございました。
入館無料化と
開館日短縮について議論はされたかとの質疑に対し、
受益者負担の観点から全ての入館者を無料にすべきではないと考えている。また、開館日については、
入館機会をふやすという意味で週6日間としたとの当局からの答弁がございました。
また、
入館予定者6,000人という想定は多いと思うが、
指定管理者にとって負担にならないのかという質疑に対しては、この
入館予定者数には、行政にも責任があると考えており、
指定管理者や庁内各部署とも連携しながら集客に努めたいと考えているとの答弁がございました。
さらに、地域から要望書も出ているが、今後そうした方からの協力を得ることはできないのかという質疑に対しては、いろんな
ボランティア作業、案内などのお手伝いをお願いしたいと考えているとの答弁がございました。
討論において、賛成の立場から、今後、検討すべき課題はあるが、既に寄附を受けたすばらしい施設であり、開館に向けて早期に進めるべきである。さらに地域から要望も出ており、
地域振興の観点からも、これ以上先延ばしにすべきではないとの意見がありました。
また、反対の立場からは、ほぼ前回からの変更がない、もっと市民から理解を得ながら進めていくべきで時期尚早であるとの意見がございました。
審査の結果、本案は
原案どおり賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第141号、
伊賀市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正について、議案第142号、伊賀市職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第143号、伊賀市
行政サービス巡回車の運行及び管理に関する条例の一部改正について、議案第144号、伊賀市
駐車場条例の一部改正についての4議案とも質疑がなく、討論において意見がなく、審査の結果、
全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第145号、伊賀市
市税条例の一部改正についてですが、委員からは、減免の事由に異動はないと市長が認めた場合はどういうものかとの質疑があり、当局からは、
収益事業を行っていないなど、前年度から変更がない場合、
減免申請書の提出を省略しようとするものである。また、周知不足のないよう、当該法人に対して毎年制度の案内を行う対応として国税への調査は継続して行っていく予定であるとの答弁がありました。
審査の結果、
全会一致で原案どおり可決するものと決しました。
次に、議案第146号、伊賀市
斎苑条例の一部改正についてですが、
定住自立圏域の
斎苑使用料、
市外利用者の6割とする根拠などはあるか。また、それらの自治体からの斎苑の運営に対しての負担金などの徴収などはあるのかとの質疑があり、当局からは、全体の事業費から1体当たりの火葬料金などの経費を算定した結果、
市外利用者の使用料の半額と
事務手数料として1割を上乗せしたものである。また、他自治体からの負担金は徴収していないと答弁がございました。
審査の結果、意見はなく、本案は
全会一致で可決することを決しました。
次に、議案第147号、伊賀市
印鑑条例の一部改正について、議案第148号、伊賀市
清掃施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第150号、伊賀市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正についても3議案とも質疑はなく、討論において意見もなく、
全会一致で可決するものと決しました。
次に、議案第156号、
伊賀市営共同浴場条例の廃止について、委員からは、代替手段としての
浴場送迎サービスの対象者について、しろなみを利用されていた方をどのように把握しているのか、また
利用者事前登録はいつまでにしなければならないのかとの質疑があり、当局からは、これまでにアンケートを4回行っていて、利用者も把握はできている。また、事前登録については、1週間単位でお願いしたいと考えているとの答弁がございました。
審査の結果、本案は特に意見がなく、
全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第157号、伊賀市
火葬場設置条例の廃止についてですが、委員からは、廃止後、ここはどうなっていくのかとの質疑があり、当局からは、解体した後は地元と協議させていただきたいと考えているとの答弁があり、審査の結果、特に意見はなく、本案は
全会一致で可決すべきものと決しました。
議案第159号、
指定管理者の指定について(
上野運動公園野球場ほか19施設)についてですが、委員からは、指定管理料が増額となる理由について、全職員30人分の最低賃金改定による増加と、スポーツ施設統括員などの増員が上げられているが、どういうことかとの質疑があり、当局からは、30名という人数は
指定管理者で管理する20施設に常駐しており、主に施設の受付や貸し出しなどの管理を行っている。スポーツ施設統括員については、これまで施設全体をトータル的に管理する者がいなかったので、新たに設置させようとするものである。最低賃金については、見込みであるので、今後はさまざまな御意見をいただき反映したいと考えているとの答弁がございました。
討論において、賛成の立場で、施設統括管理者を雇用することによる効果について、今後1年かけて検証していただきたいとの意見があり、審査の結果、本案は
全会一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第160号、
指定管理者の指定について(
いがまちスポーツセンター)についてでは、質疑がなく、討論において意見もなく、
全会一致で可決すべきものと決しました。
最後になりますが、議案第161号、
指定管理者の指定について(大
山田東グラウンド及び体育館)についてでは、委員から、来年度の指定管理料見込み額は、平成30年度と比較して約50%も増額している理由は何かとの質疑があり、当局からは、平成30年度については、修繕費・消耗品ともにゼロ円であったが、今回は修繕費60万円と消耗品費8万5,000円の増加となり、これが主な要因であるとの答弁がありました。
また、この施設管理のあり方について議論されたことはあるのかとの質疑に対して、当局から、グラウンドについては
公共施設最適化計画第1期実行計画の中で用途廃止する予定だったが、いまだ住民の理解が得られず、令和2年度から5年間で再度協議していきたいとの答弁がございまして、審査の結果、意見はなく、本案は
全会一致で可決すべきものと決しました。
以上、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。
○議長(
中谷一彦君)
報告に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
百上議員。
○19番(百上真奈君)
ただいま
委員長報告がありましたけれども、議案第140号、伊賀市
ミュージアム青山讃頌舎の設置及び管理に関する条例の制定については、原案に対して反対の立場で、また、議案第156号、
伊賀市営共同浴場条例の廃止については、賛成の立場で意見を申し上げたいと思います。
まず、議案第140号、
ミュージアム青山讃頌舎のことに関してなんですけれども、9月議会以降、本当に私もいろいろと各地の美術館の条例とか事業内容をいろいろと調べてみました。考えれば考えるほど、この美術館は博物館法に定めるような事業をする美術館ではなく、穐月氏の遺志を尊重して、穐月氏の美術作品や収集された古美術等を展示する穐月記念美術館でよいんではないかという思いに、私自身は至ったわけです。
ところが、行政はやっぱりあくまでも伊賀市初の公立美術館と位置づけ、この青山讃頌舎が行う事業として条例の中に、美術作品等の収集・保管・展示を行い、美術作品等の調査・研究もするとしています。条例で規定するこのような事業は誰がするのでしょうか。青山讃頌舎の管理をするのは、
指定管理者がするということになるという中身なんですけれども、じゃあ、
指定管理者がするのかといえば、その業務の中には入っていません。収集・保管・調査・研究、これとっても大事な事業だと思うんですけれども、これが青山讃頌舎でできるのかという疑問が湧いたわけです。また、このような事業をするためには、学芸員の資格を持つ専門職の採用や、事業の推進体制の構築、それに見合った予算が必要ですが、説明の中で明確な説明はありませんでした。
また、穐月氏からの寄附作品だけでなく、伊賀市にゆかりのある作家や郷土の作品、市内外のすぐれた美術作品の鑑賞の機会を提供するとの説明がありましたが、さまざまな文化芸術作家などの作品を展示するために、例えば展示スペースを貸し出しすることもあると思うんですけれども、条例には展示スペースの貸し出し規定はありません。茶室だけの貸し出し規定だけでした。美術サークルなど、市民の作品展示は想定していないということでしょうか。
また、入館者数週6日開館することで1,500人から1万人にふやすという運営について大きな設定変更がありましたが、私もこの数字の設定には無理があると言わざるを得ないわけなんです。文化芸術の振興を図る意図は十分わかりますし、その意義もわかります。美術作品展示施設の必要性もわかります。でも条例に規定するような事業を本気でするのならば、博物館法に基づくミュージアムの整備を専門家や市民の参加も得ながら進めるべきだと思うんですね。
また、数々、さまざまな文化芸術のある伊賀市だからこそ、岸宏子文学館、横光利一文学館、藤堂藩歴史資料館、町家・商家資料館、昭和レトロ博物館など、市内をめぐるさまざまなミュージアム、小さなミュージアムを穐月記念館も含めて整備することだって考えられるのではないでしょうか。そういった議論もまだまだこれからするべきだと思いますので、今回のこの条例制定については、その中身と青山讃頌舎のやることの整合性の懸念もありますので、反対をいたします。
それから、議案第156号の市営共同浴場条例の廃止については、賛成の立場で意見を申し上げます。
この共同浴場は、同和施策として改良住宅とともにつくられましたが、国の同和特別対策事業が2002年に終了したのですから、そういう観点から同和対策事業としての共同浴場は廃止すべきだと思います。
また、共同浴場の設置目的である市民の保健衛生及び生活環境の改善向上を図ることについて、この目的をおおむね達成できたという説明がありました。しかし、現実にはお風呂のない公営住宅があります。そもそも簡易平家建て住宅と初期に建てられた高層住宅1号棟、2号棟には、お風呂を設置するスペースがありません。簡易平家建て住宅では個人で建て増しなどして設置した方々もおられますが、風呂の排水施設が整備されていない状況です。また、高層住宅1号、2号棟はベランダにシャワー室や浴室をつくらざるを得ない状況です。これらの住宅は、耐用年数を大幅に超えていますが、新しい長寿命化計画改定案では、優先的建てかえという計画だったものが、当面維持管理の判定に変更されており、今後もお風呂の設置が困難な状況が続くことになります。こういった状況は、憲法第25条の健康で文化的な最低限度の生活に違反することにはならないでしょうか。基本的人権の尊重になっていないと思います。そこにお住まいの方も共同浴場だから利用されているわけで、送迎サービス終了後のことを考えますと、人権を大切にしているとは思えません。現代の公営住宅においては、お風呂は設置が当たり前です。お風呂の設置のない古い市営住宅について、計画的に建てかえや改修等をしてこなかった行政の責任が問われると思います。
滋賀県のある自治体では、公営住宅の改修等を住民とともに協議し、納得のいく住宅が保障された後に3つもあった共同浴場を廃止しましたが、住民からの異論はなかったそうです。共同浴場廃止をすることは、健康で文化的な生活のできる住宅を保障することと表裏一体のものであり、伊賀市は責任を持って住宅の更新を早急に進めていただきたい、そのことを強く求めて、賛成といたします。
○議長(
中谷一彦君)
他に御意見ありませんか。
近森議員。
○17番(近森正利君)
議案第139号、伊賀市
文化振興条例の制定について、反対の立場で意見を申し上げます。
市民が主体者となっている条例ですが、市民の皆さんからのパブリックコメントはゼロ件であり、市民の皆さんの意見は反映されておりません。国の文化芸術基本法には、文化芸術を創造し、享受することが人々の生まれながらの権利であると記されています。また、国は国民の文化芸術に対する関心及び理解を深めるよう努めなければならないと行政側の責務は記されています。この市の条例には、市民は自覚を持ち、主体的・積極的に努めるものと記されており、文化芸術活動は日常の生活の中で既に自発的に行われており、努める義務を負わされるものではありません。よって反対をいたします。
次に、議案第140号、伊賀市
ミュージアム青山讃頌舎設置・管理に関する条例制定について、反対の立場で意見を申し上げます。
伊賀市
文化振興条例に、
文化芸術振興計画を定めると記されていますが、市民とともにつくられた計画が定められていない中で認められません。また、入館者数の想定が6,000人や1万人ところころ変わり、算定根拠が曖昧で信用できるものではありません。開館する日数などを決定していますが、再考が必要であると思います。よって反対をいたします。
○議長(
中谷一彦君)
市川議員。
○9番(市川岳人君)
議案140号に反対の立場で、会派を代表しまして討論に参加をいたします。
本条につきましては、私自身も9月議会で条例の上程がされたものが12月議会に上がってきたということで、再度、検討をさせていただきました。もらい受けたものを利活用していくということは、すごい伊賀市にとって大切なこと、しかしながら、これを美術館として整備していくということに関しましては、やはり手順を踏んで考えていかなければいけないものだというふうに考えております。すなわち、今回上程されております
文化振興条例、それに基づいた形で市民の参画、専門家の知見を含めまして、
文化振興プランをつくって、それに基づいて美術館を設置されるべきものであるというふうに考えております。もしこれが、穐月明記念館、そういった名称のもの、そういった運営のものであれば、大いに賛成できるところでありますけれども、本議案につきましては、やはりそういったものになっておりませんので、しかるべき手順のもと、しっかりとした美術館の検討を進めると、そういった進め方を求めまして反対をさせていただきます。
○議長(
中谷一彦君)
山下議員。
○8番(山下典子君)
議案第140号、伊賀市
ミュージアム青山讃頌舎の設置及び管理に関する条例の制定について、賛成の立場で意見を言わせていただきます。
文化薫る伊賀市の風土は、先人のたゆまぬ努力によって今日まで大切に受け継がれてきましたと伊賀市
文化振興条例に書かれてありますように、先人の努力によって伊賀市の文化を大切にしようという風土は築かれてきました。亡くなられた画家穐月 明さんもそうした先人の1人です。穐月さんが、文化芸術振興のために後世に残すべきと建物や作品等を寄贈されたその思いを無にすることはできません。そして、地元の住民自治協議会の皆さんからも、公設の美術館が開設されることを心待ちにしているという要望をいただいております。また、未来を担う
子供たちにとって、すばらしい絵画、書、工芸品等、さまざまな芸術作品を生で見ることは、豊かな感性を育むことになります。そうしたことから、伊賀市
ミュージアム青山讃頌舎の設置及び管理に関する条例の制定について、賛成させていただきます。
○議長(
中谷一彦君)
生中議員。
○15番(生中正嗣君)
議案第140号、伊賀市
ミュージアム青山讃頌舎の設置及び管理に関する条例の制定について、反対の立場で意見を申し上げます。
この条例は、本年9月第5回市議会において、伊賀市の
文化振興に資するとともに、すぐれた美術作品を身近なところで鑑賞できる場を提供する伊賀市初の美術館を設置するための青山讃頌舎美術館の設置及び管理に関する条例が上程をされましたが、否決となりました。私も反対の立場をとらせていただき、意見を申し上げました。美術館とは、美術作品を中心とした文化遺産や現代の文化的な作品を収集・保存・展示し、文化に関する教育普及・研究を行う場所とされており、伊賀市の美術館として全く議論や検討もされていない状況であります。今後、検討委員会等を立ち上げていただき、市民の声を聞きながら、伊賀市の誇れる美術館として、場所・規模・機能等を勘案をし、時間をかけて検討していただきたいと、今回の施設については、例えば穐月明記念館とかアートギャラリー、資料館等の名称で市民が触れられる展示施設として活用されるよう要望し、反対をいたしました。
そして、今回の再上程でありますが、ただ単に美術館をミュージアムという全く同じ意味の名称に言いかえたのみであり、さらに指定管理に影響を与える予想入館者数においても、
委員長報告にもございましたが、当初は年間1,500人から6,000人となり、そして現在は1万人という何ら根拠も説得力もない数字を出されており、疑問を持たざるを得ません。9月議会で否決をされた条例と、開館以外全く内容が変更されていない本条例に賛成をすることは、説明責任を負う議員として、到底受け入れがたいものであります。
今回上程の議案第139号の伊賀市
文化振興条例の中にうたわれている文化芸術に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための
文化芸術振興計画を早期に策定をいただき、寄贈された方々の遺志を十分尊重され、広く市内外の方々に鑑賞していただくための施設整備、利活用、そして指定管理料の見直しも含め、熟議をされた後、上程されましても決して将来にわたって地域の活性化や文化芸術振興の妨げにならないと考えまして、反対の立場をとらせていただきます。
以上です。
○議長(
中谷一彦君)
北森議員。
○2番(北森 徹君)
議案第140号、伊賀市
ミュージアム青山讃頌舎の設置及び管理に関する条例の制定についてですが、賛成の立場で討論させていただきます。
前回9月議会では、指定管理料の算定基準、無料拝観料での年間来館数から有料にしてどれだけの来館数が望めるのか、指定管理料に見合う採算がとれるのかという疑問から反対いたしました。そして、本議案も前回とは内容はさほど変わっておりません。しかし、伊賀市が文化薫る歴史のまちとしての歴史性、文化性を生かしながら、文化芸術の振興に積極的に取り組み、市民の誰もが暮らしの中で質の高い芸術文化に触れ、豊かな感性と創造性を育むことは、故穐月明氏から寄贈された作品や伊賀市が生んだたくさんの作家、偉人たちの作品を広く市民に見て触れてもらえる場所があるというのは、伊賀市の
子供たちにとっても豊かな感性と創造性を育む場所になり得ると思います。伊賀市の未来ある
子供たちに、私たち大人が誇れる文化薫る伊賀市として、何を残してあげるのかという観点から熟慮して賛成の討論とさせていただきます。
○議長(
中谷一彦君)
赤堀議員。
○10番(赤堀久実君)
議案第140号、伊賀市
ミュージアム青山讃頌舎の設置及び管理に関する条例の制定について、
委員長報告と原案に対して賛成の立場で意見を述べさせていただきます。ですが、課題はさまざまあると思います。
1つは、先日同僚議員の一般質問でもありましたように、文化施設を寄附していただくのはありがたい話ではありますが、公共施設最適化で市内の施設が縮小していく中で、やはりそういった施設をお受けする前に議会に諮っていただくルールづくりが必要だと思います。今のままだとお受けしましたので報告しますと事後報告にすぎませんので、ルールづくりをお願いしたい。
もう一つは、伊賀市内、他の文化施設との連携です。今ある施設の整備・管理もきちんとして連携をしながら、
文化振興を進めていっていただきたい。ともあれ
ミュージアム青山讃頌舎の設置に関しては、いただいた施設を何もせずほっとくというのはもったいない話ですし、有効に活用してこそ市民の皆様に喜んでいただけると思います。ですから、これ以上、先延ばしにすべきではないと思います。それに地元の皆さんからも要望の声があり、地元の宝として皆様にも協力をしていただきながら、すばらしい文化施設としてイベントなどをしながら、市内外の多くの方々に文化芸術に触れていただくように盛り上げていただけることを期待して、賛成とさせていただきます。
○議長(
中谷一彦君)
宮﨑議員。
○6番(宮﨑栄樹君)
議案第139号と議案第140号ともに原案に賛成の立場でそれぞれ討論させていただきます。
まず、議案第139号ですが、この
文化振興条例の制定は、伊賀市の
文化振興のために非常に意義のあるものだと思いますが、大事なことは、これから文化施策を進めていくためには、縦割りではなく横ぐしで取り組むということ、
文化振興と一口に言っても、いろんな部署が関係してきますから、それぞれの部署が当事者として取り組むことが非常に大事になってきます。条例案第11条にも、各分野の施策との連携と記載がありますように、しっかり取り組んでいただく必要があります。
それから、
文化振興とは収益がない事業にも予算をつぎ込むということが必要になってきます。これも条例案第18条に、必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものとすると記載がありますから、しっかり検討をしていただく必要があるということを申し上げて、議案第139号、賛成の討論とさせていただきます。
それから、議案第140号、賛成の討論ですが、この
ミュージアム青山讃頌舎の設置については、穐月明さんというすばらしい芸術家が青山で活動されていたという、私たちの誇りを次の世代に引き継ぐとともに、伊賀市の
文化振興のために必要なもので、かつ、この施設は青山地域の歴史的風致維持向上計画の重点区域の区域内に位置していますから、区域内の初瀬街道であるとか大村神社さんなどをしっかりリンクをさせて、人の流れをつくっていくことで青山地域やまた伊賀南部の振興にも大きくつなげられるものと考えます。また、今回は地域の自治協さんからも開館を求める要望もいただいていまして、地域活性化まちづくりにさらに大きな役割を果たすものと考えますというふうに要望書にありますことから、開館までの期間、それから開館してからも、この青山讃頌舎を地域の振興に結びつけていくために、関係する皆さんとしっかり協議をしていく必要があるというふうに思いますし、現状は、いわゆるこの歴まち計画の進捗も大変滞っているということも含めて、今後のことを行政当局にしっかり考えてもらう必要があるというふうに思っています。
この青山讃頌舎のミュージアムの設置については、伊賀市の
文化振興のため、また
地域振興のために必要な施設だと考えます。開館はこれ以上先延ばしにするべきではないということも申し上げて賛成の討論とします。
○議長(
中谷一彦君)
他に御意見ありませんか。
岩田議員。
○22番(岩田佐俊君)
議案第139号、伊賀市
文化振興条例の制定については、反対をさせていただきます。
余りにも市長権限を持たせ過ぎだと私は思っております。内容がどういったことで市長権限をこれだけ持たせたのかということもちょっと疑問に思いますし、何よりも権限の内容ですね、もう少し精査をしてすることが大事やないかと私は思っておりますので、これは反対をさせていただきます。
それから、議案第140号でございますけれども、基本的には設置には反対はしてないんですよ。でもこれは、私も反対をさせていただきます。というのは、管理に関して、年間約600万近うかかるわけですね。一応試算ですけども、入場者数が大体45万ぐらいということで、3年間の指定管理ということでございますけれども、行財政でこれだけやかましく言われるときに、果たしてこのような出費の多いようなことはどうかと。やはり地域の方々の協力を願って、できることやったらボランティアでやっぱりちょっと管理のほうもお世話していただけるというようなことも考えてみて、なるべくそんなことで、今までとはやっぱり違ったような形で管理をしてもらえるということを考えてみてはどうかということで、私は、条例には反対をさせていただきます。
○議長(
中谷一彦君)
他に御意見ありませんか。
上田議員。
○16番(
上田宗久君)
議案第140号、
ミュージアム青山讃頌舎の設置及び管理に関する条例については、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。
本議案の賛否の検討は・・
○議長(
中谷一彦君)
委員長、済みません。上田議員、
委員長報告でされているので・・
○16番(
上田宗久君)
いやいや、ちょっと理由を述べさせていただきたいと思います。
本議案の賛否の検討は非常に苦慮いたしました。といいますのも、本件を容易に認めることが、安易な不動産の急取得とその財産を使った公共施設増大を助長するとも言える。こうしたことが、頻発すれば、現在進めている公共施設最適化に逆行し・・
○議長(
中谷一彦君)
上田さん、済みません。暫時休憩します。
(午前10時42分 休憩)
―――――――――――――――
(午前10時59分 再開)
○議長(
中谷一彦君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
ただいま、上田議員の討論参加については、個人として前回反対であったので、今回は賛成の立場として特に発言を許可したいと思いますので、上田議員。
○16番(
上田宗久君)
ただいま議長より発言の許可を得ましたので、再度、最初からいかせていただきます。
議案第140号については、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。
本議案の賛否の検討は非常に苦慮したところでございます。といいますのも、本件を容易に認めることは、安易な不動産の寄附取得とその財産を使った公共施設増大を助長するとも言える。こうしたことが、頻発すれば、現在進めている、先ほども同僚議員からありましたけれども、公共施設最適化に逆行し、取得建物などの管理に係る物件費の増加と固定資産税等の税収減という収入、支出、両面からの財政悪化につながるおそれがあるからです。今後、少子高齢化が進展し、相続放棄や相続対策のための自治体への寄附行為の増加も懸念される中で、安易な不動産の寄附取得は厳に慎むべきであるのは言うまでもなく、本件があしき先例となることを憂慮するためであります。
しかしながら、本件については、既に寄附を受けてしまっている不動産でございます。
文化振興活用に係るものであること、所在地が近鉄本線青山駅から約1キロメートルにあり、歴まち計画の重点地区の一つ大村神社と初瀬街道阿保宿のエリア内であること、建設の進む川上ダムが建設地にあること、このことを考慮すると、本施設は、伊賀市の南玄関口での活力あるまちづくりに寄与できる可能性があると言えます。
これらの賛否要件について、熟慮に熟慮を重ねた結果、前回反対でございました、今後市の不動産の寄附取得に係る基準や取得情報の開示などを定めた条例などの必要性、そして、これまでに伊賀市に寄附を受けた取得不動産の活用状況と活用計画に係る市民への情報提供を行政当局に強く要請して、苦渋の判断の結果として、議案第140号については賛成とさせていただきます。
以上です。
○議長(
中谷一彦君)
他に御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は、議案ごとに行います。
まず、議案第139号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
起立多数であります。
よって、議案第139号は可決されました。
次に、議案第140号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
起立多数であります。
よって、議案第140号は可決されました。
次に、議案第141号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第141号は可決されました。
次に、議案第142号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第142号は可決されました。
次に、議案第143号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第143号は可決されました。
次に、議案第144号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第144号は可決されました。
次に、議案第145号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第145号は可決されました。
次に、議案第146号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第146号は可決されました。
次に、議案第147号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第147号は可決されました。
次に、議案第148号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第148号は可決されました。
次に、議案第150号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第150号は可決されました。
次に、議案第156号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第156号は可決されました。
次に、議案第157号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第157号は可決されました。
次に、議案第159号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第159号は可決されました。
次に、議案第160号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第160号は可決されました。
次に、議案第161号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第161号は可決されました。
次に、日程第3 閉会中の
継続審査の申し出を議題とします。
教育民生常任委員長から議案第149号、議案第154号及び議案第158号の3議案について、お手元に配付のとおり閉会中の
継続審査の申し出がありました。
委員長から審査経過の説明をいただきます。
教育民生常任委員長。
(20番 北出忠良君登壇)
○20番(北出忠良君)
ただいま議題となりました教育民生
常任委員会に付託された10議案のうち議案第149号、伊賀市
地区市民センター条例の一部改正について、議案第154号、伊賀市
公民館条例の一部改正について及び議案第158号、
柘植歴史民俗資料館設置及び管理に関する条例の廃止についての3議案について、閉会中の
継続審査の申し出に係る審査の経過を報告いたします。
当委員会は、12月18日に
執行部出席のもと、3議案が
ふるさと会館伊賀の設置及び管理に関する条例の廃止に関連することから、一括して審査を行いました。委員から、柘植公民館を利用する都美恵太鼓さんとの協議を終えたとのことだが、その内容はとの質疑に対し、当局から、都美恵太鼓は
ふるさと会館伊賀のホワイエへ展示し、小ホールで練習する予定であるとの答弁がありました。
また、委員から、
ふるさと会館伊賀のティールームは3偉人に関する展示をする計画となっていたが、現在では公民館事務所に変更されている。3偉人を検証する団体との協議状況やその結果によって館内レイアウトの変更はあり得るのかとの質疑に対し、当局から、公民館事務所は管理しやすいティールームに配置したいが、今後、空調や照明の配置を考慮しながら、3偉人を検証する団体と協議をし、調査していきたいとの答弁がありました。
さらに委員から、
ふるさと会館伊賀を廃止するということは、今後、大ホールは利用しないということかとの質疑に対し、当局から、行政財産としての役割を終え、解体等の計画が立てられるまでの間については、活用をいただける民間業者等が見つかれば貸し出ししていきたいとの答弁がありました。
そのほか、支所のあり方についての質疑、共有スペースの管理についての質疑、他の市民センターの整備状況についての質疑、新築を含めた検討についての質疑がなされました。
討論において、
継続審査の立場から、支所のあり方が明確にされていないこと、地域への
計画変更の説明が不十分であること及び柘植歴史民俗資料館廃止は、文化芸術に関する市の方針にそぐわないなど、説明や資料が不十分なので
継続審査としたいとの意見があり、審査の結果、
継続審査とすることに決しました。
以上、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
中谷一彦君)
説明に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
百上議員。
○19番(百上真奈君)
ただいまの
委員長報告にありました
継続審査に対して、賛成の立場で意見を申し上げます。
私もこの議案については、
ふるさと会館を廃止して複合施設化することの議案でしたので考えましたけども、質疑の中で
継続審査に賛成する一番の理由は、支所のあり方が2月、ここでは1月から2月に報告する予定であると書いてありますが、そこで明確になるということが審査の中で明らかになったからです。この複合化施設については、支所のあり方がどうなるかというのは、当初の計画案で改修予算が出たときも含めて、やはり議会としては支所の方向性がはっきりするまでは、
予算執行しないなどの附帯決議を議決しましたし、それを踏まえて1年以上方向性が示されないままに今に至っているわけです。その方向性が2月にはっきりする以上、今は賛否なり、この結論を出すというのが、私は時期尚早ではないかというふうに思ったわけです。
とりあえず、今わかっているのは、支所と図書室がこの
ふるさと会館には入らないということが決定していますが、いるという市の考えなんですけれども、かといって一方の民間のビル建設の中で、本当にそれが実現するのかどうかも不透明だというようなこともあります。ましてや、2月の報告の中で支所が廃止ということもあり得るならば、住民からはさまざまな意見が出ると思いますし、
ふるさと会館というあの施設を今度どうするかということの考え方も、またさらに、いろんな考え方が出てくるのではないかと思われます。よって、私はこの3議案については
継続審査をすべきだというふうに思います。
○議長(
中谷一彦君)
他に、御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御意見なしと認めます。
よって、
継続審査の採決に入ります。
採決は関連がございますので、3議案一括で行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御異議なしと認め、そのように取り扱います。
議案第149号、議案第154号及び議案第158号の3議案に対し、委員長の申し出のとおり閉会中の
継続審査とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
起立少数であります。
よって、議案第149号、議案第154号及び議案第158号の3議案は、閉会中の
継続審査とすることを否決されました。
以上の3議案について、閉会中の
継続審査とすることが否決されましたので、再度、教育民生
常任委員会の審査をいただくことになります。
暫時休憩します。再開は11時40分とします。
(午前11時12分 休憩)
―――――――――――――――
(午前11時40分 再開)
○議長(
中谷一彦君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
休憩中に、議案第149号、議案第154号及び議案第158号の3議案について、教育民生
常任委員会において再度、審査をしていただき、先ほど
委員長報告が提出されました。ついては、この件を日程に追加し、議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御異議なしと認めます。
よって、議案第149号、議案第154号及び議案第158号の3議案を日程に追加し、議題とすることに決しました。
本案に関し、教育民生常任委員長の報告を求めます。
教育民生常任委員長。
(20番 北出忠良君登壇)
○20番(北出忠良君)
ただいま議題となりました教育民生
常任委員会に付託された3議案について、先ほど
執行部出席のもと再度審査を行いましたので、その概要について報告いたします。
なお、時間の都合上、お手元に
委員長報告の配付はいたしておりません。後日配付させていただきますので、この場においては、口頭での報告となりますことを御了承願います。
それでは、議案第149号、伊賀市
地区市民センター条例の一部改正について、議案第154号、伊賀市
公民館条例の一部改正について及び議案第158号、
柘植歴史民俗資料館設置及び管理に関する条例の廃止についての3議案は、それぞれ関連があることから一括で審査を行いました。
再度の質疑において、委員から、公民館や支所のあり方などたらればの話であり、もう少しその点について説明はできないのかとの質疑に対し、当局から、本議案はあくまでも地区市民センターの移転についてのものであるとの答弁がありました。
また、委員から、支所や図書室が当初の計画に戻って
ふるさと会館伊賀へ移転することはないのかとの質疑に対し、当局から、今後も支所や図書室を入れることは考えていないとの答弁がありました。
討論において反対の立場から、支所が入ろうとする行き先は不透明であるので反対するとの意見がありました。
審査の結果、3議案はいずれも賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、よろしく御審議いただきますよう、お願いします。
○議長(
中谷一彦君)
報告に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御質疑なしと認めます。
よって討論に入ります。
御意見ありませんか。
百上議員。
○19番(百上真奈君)
ただいまの
委員長報告に対し、反対の立場で、また議案第149号、議案第154号及び議案第158号に対して、反対の立場で意見を申し上げます。
今もお話がありましたように、
ふるさと会館を廃止し、
西柘植地区市民センターといがまち公民館を複合施設に入れることに伴うこの3つの条例の改正と廃止です。この複合施設は、それまで入る予定だった
伊賀支所といが
まち図書室、含まれません。最初の複合施設計画をつくるときに、意見・提案をされた人からも、このような
計画変更について何も聞いていない、市民の声を聞かずして進めることはならないという声が出ています。5月に議会には説明がありましたが、住民への説明は自治協の役員に説明しただけだということです。当初の計画づくりにはさまざまな住民の意見を聞いたのですから、大幅な
計画変更についてしっかりと住民に説明し、意見を聞くべきです。
また、平成30年9月議会で
いがまち複合施設整備事業の補正予算可決時に、
予算執行に当たっては支所のあり方の方向性を示すことを条件とする附帯決議を可決しています。しかし、支所については新堂駅前に建設予定の民間のビルに入るのか、それとも廃止になるのか、存続なのか、今もって何ら行政からのあり方は示されていません。この複合施設計画で進めれば、支所と図書館、図書室は公共の建物には入らないことだけが明確になるということです。支所のあり方が2月に示されるのであれば、その後に複合施設の内容や支所、図書室など、公共サービスについての計画案を策定しても遅くはないと考えます。
耐震がないから
西柘植地区市民センター、早く移転しなければならないという説明がありましたけれども、それは支所も図書室も同じで、このまま複合施設化を進めれば耐震のない支所や図書室はいつ民間ビルに入居できるのかもわからないまま、現状は続くことになりますし、もしかしたら支所や図書室も廃止されるのではないかという疑念がおのずと湧いてくるわけです。これは伊賀町の住民にとっても大変大きな問題です。住民の意見が反映しようにも反映できない、条件を伊賀市が粛々とつくっていってるんじゃないかと思わざるを得ません。
また、柘植歴史民俗資料館については、上野の歴史民俗資料館を閉館するとき、歴史民俗については地域特定の資料を展示しながら、伊賀地域全体の資料を1つにまとめていきたいと答弁されていましたが、いまだに構想すらありません。伊賀町の3偉人の資料をどこに展示するかについても関係者の理解が得られておらず、まだ協議中であります。柘植公民館、柘植歴史民俗資料館を廃止縮小することは、今、伊賀市が進めようとしている文化芸術振興、そして伊賀市全域ミュージアムの構想にも逆行するものです。
また、貴重な歴史民俗の資料や展示品、企画展等通して、市民が見て触れて学べる場所を閉鎖していくことは、
子供たちや市民の郷土愛を育むことにも逆行するものだと思います。
この3つの条例改正、廃止は、
西柘植地区市民センターの移転に関するものだということという説明は、これはもう詭弁で、それだけにとどまらない大変大きな問題を含んでいるからこそ、私たち議会は慎重にこれに対しては審議しなければいけないことが出てくると思います、今後も。ですので、私はやはり今の段階で、2月に支所のあり方がはっきりとされるならば、それを待って考えるべきであって、今採決をするのは問題だと思っております。
ですので、この
関連議案については反対をいたします。
○議長(
中谷一彦君)
山下議員。
○8番(山下典子君)
議案第158号、
柘植歴史民俗資料館設置及び管理に関する条例の廃止について、この建物は耐震がないということで賛成はさせていただきますが、ここには、俳聖松尾芭蕉、橋本策医学博士、文豪横光利一の3人の偉人の資料が展示されています。そうしたことから、3偉人の地元の検証会の皆さんと今後の展示場所について、住民が納得するまでしっかりと御協議いただくこと、そして、地元の説明会を開催することを要望して、私の意見とさせていただきます。
○議長(
中谷一彦君)
他に、御意見ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は、議案ごとに行います。
まず、議案第149号に対し、委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
起立多数であります。
よって、議案第149号は可決されました。
次に、議案第154号に対し、委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
起立多数であります。
よって、議案第154号は可決されました。
次に、議案第158号に対し、委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
起立多数であります。
よって、議案第158号は可決されました。
以下、順次日程を繰り下げ、日程第4を第5とし、議案第151号から議案第153号まで、及び議案第162号から議案第165号までの7議案を一括して議題とします。
本案に関し、教育民生
常任委員会の報告を求めます。
教育民生常任委員長。
(20番 北出忠良君登壇)
○20番(北出忠良君)
ただいま議題となりました教育民生
常任委員会に付託された7議案について、審査の経過と結果を報告します。
当委員会は、12月18日に
執行部出席のもと審査を行いました。なお、各議案の内容につきましては、
議案上程時に説明がなされていますので、省略させていただきます。
それでは、議案第151号、伊賀市障がい者支援多
機能型事業所の設置及び管理に関する条例の一部改正についてですが、委員から、定員を平衡することにより、国等からの補助金額に影響はないのかとの質疑に対し、当局から、影響はないとの答弁がありました。
審査の結果、特に意見もなく、本案は
全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第152号、伊賀市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について及び議案第153号・・
○議長(
中谷一彦君)
委員長報告、済みません。報告152号。
○20番(北出忠良君)
災害弔慰金・・
○議長(
中谷一彦君)
放課後児童クラブ設置。
○議長(
中谷一彦君)
暫時、休憩します。
(午前11時51分 休憩)
―――――――――――――――
(午前11時52分 再開)
○議長(
中谷一彦君)
会議を再開します。
○20番(北出忠良君)
失礼いたしました。
次に、議案第152号、伊賀市
放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正について及び議案第153号、伊賀市
給食センター設置条例の一部改正についてですが、2議案ともに質疑はなく、審査の結果、特に意見もなく、
全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第162号、伊賀市
総合福祉会館の
指定管理者の指定についてですが、委員から、指定管理料1,095万5,000円の内訳はとの質疑に対し、当局から、人件費450万、需用費370万、設備維持委託費270万、役務費ほか10万円の合計1,100万円から利用料金収入の4万5,000円を引いたものであるとの答弁がありました。
また、委員から、日曜祝祭日の利用は可能かとの質疑に対し、当局から、利用できるよう
指定管理者と打ち合わせをしたいとの答弁がありました。
さらに委員から、伊賀市公の施設に係る
指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の特例を適用して、
指定管理者選定委員会に付した理由はとの質疑に対し、当局から、ふれあいプラザ利用者がスムーズに利用できるように、特例の適用が妥当であると判断したとの答弁がありました。
審査の結果、特に意見もなく、本案は
全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第163号、
新居放課後児童クラブの
指定管理者の指定についてですが、委員から、指導員の雇用保険加入状況や指定管理料への参入はとの質疑に対し、当局から、雇用保険料も含めて
指定管理者を算定しているとの答弁がありました。
審査の結果、特に意見もなく、
全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第164号、三訪放課後
児童クラブの
指定管理者の指定についてですが、特に質疑はなく、審査の結果、特に意見もなく、
全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
最後に、議案第165号、
西柘植放課後児童クラブ指定管理者の指定についてですが、委員から、平成27年の選定は公募だったのかとの質疑に対し、当局から、公募の上選定したとの答弁がありました。
また、委員から、伊賀市公の施設に係る
指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の特例を適用して、
指定管理者選定委員会に付した理由はとの質疑に対し、当局から、国の運営指針において継続性を求めていることから指導員がかわらないことが児童や保護者との信頼関係を維持できると判断し、特例の適用をした。さらに委員から、障がいを持つ児童の受け入れの可否についてはどうかとの質疑に対し、当局から、放課後
児童クラブ、放課後児童デイの利用など、児童の状況を考慮して決めていきたいとの答弁がありました。
そのほか、決済に係る質疑や利用対象となる学年についての質疑がありました。
審査の結果、特に意見はなく、本案は
全会一致、原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
大変御無礼申し上げました。
○議長(
中谷一彦君)
報告に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は議案ごとに行います。
まず、議案第151号に対し、委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第151号は可決されました。
次に、議案第152号に対し、委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第152号は可決されました。
次に、議案第153号に対し、委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第153号は可決されました。
次に、議案第162号に対し、委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第162号は可決されました。
次に、議案第163号に対し、委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第163号は可決されました。
次に、議案第164号に対し、委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第164号は可決されました。
次に、議案第165号に対し、委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第165号は可決されました。
次に、日程第5を第6とし、議案第155号及び議案第166号の2議案を一括して議題とします。
本案に関し、産業建設常任委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員長。
(10番 赤堀久実君登壇)
○10番(赤堀久実君)
ただいま議題となりました、産業建設
常任委員会に付託された2議案について、審査の経過と結果を報告します。
当委員会の審査は12月17日に
執行部出席のもと審査を行いました。なお、議案の内容については上程時に説明がなされていますので、省略いたします。
議案第155号、伊賀市
消防本部及び
消防署の設置等に関する条例の一部改正についてですが、委員から、安全安心を守るための
消防組織再編と言われているが、到着時間は早くならないのではないか。
消防の働き方改革がメインではないのかとの質疑があり、当局からは、働き方改革にも寄与するものであるが、到着時間に関しては救急件数が多い中
消防署管内へ各分署から応援しており、時間が余分にかかっているので、中
消防署の体制を充実することにより、市全体で見れば到着時間が短くなると答弁がありました。
また、南
消防署以外から青山へ出動した場合、到着時間が長くなると思われるが、市民感情はどう考えるかとの質疑があり、当局からは、現在でも救急体制は補完体制となっており、南
消防署が出動中であれば、近隣の丸山分署、大山田分署、中
消防署からも応援していると答弁がありました。
また、東
消防署、南
消防署は、現在2隊体制であるが、改正後1体制となることへの影響はどうかとの質疑があり、当局からは、東
消防署と南
消防署には消防車と救急車が配置されているが、救急車はそれぞれの署から1隊が出動し、重なる場合は他の署から補完している。また、建物火災の出動体制では、他署からの補完が前提で、ポンプ車が4台、資機材等救急車含めて合計6台が出動する体制をとっているので、これまでと変わらないと考えると答弁がありました。
委員間で自由討議を行い、組織編成の必要性の有無について、委員間で自由討議をし、合意形成を図り、討論において賛成の立場から、当委員会での質疑を踏まえて、今後、随時更新改革していくことを意見として付し賛成するとの意見。
また、反対の立場から、分署は人員が不足するため、救急車が出動していたら
消防車が残っていても出動できない。また、本部が充実して、現場の人が減るというのは、市民サービスの低下につながるのではないかと思われるため、反対であるとの意見がありました。
審査の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第166号、
赤井家住宅の
指定管理者の指定についてですが、委員から、モニタリングの結果、調書で100分の98となっている要因は何かとの質疑があり、当局から、施設の目的では、地元地域との連携行事も視野に入れている。現状では、ヨガ、生け花、お茶など利用はあるが、地元行事が全体として少なかったので、もう少し力を入れていただきたいという意味で限定したと答弁がありました。
また、地元連携について、文化都市協会と方針の協議はしているのかとの質疑があり、当局からは、協議を行い地元の方との世代間交流やこども食堂のようなものを企画してもらっていると答弁がありました。
討論において、特に意見もなく、審査の結果、
全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、
委員長報告といたします。よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(
中谷一彦君)
報告に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御質疑なしと認めます。
よって、討論に入ります。
御意見ありませんか。
福田議員。
○13番(
福田香織君)
議案第155号、伊賀市
消防本部及び
消防署の設置等に関する条例の一部改正について、反対の立場で討論させていただきます。
安全安心を守るための
消防組織再編と言われておりますが、火災の際には、伊賀署から直接出動できるのと、ほかからの応援で駆けつけるのでは、初期消火活動に要する時間が全く違うのではないかと考えます。あたかも一分一秒早く到着するように説明されておりますが、この地区への市民サービスの低下につながり、市民の理解が得られません。これは、南
消防署でも同じことになります。
また、12月15日号の市広報で、組織再編を大きく取り上げてありましたが、議会の承認を得た後お知らせすべきで、市民を誘導するようなやり方には納得がいきません。
以上のような理由から、議案第155号に反対とします。
○議長(
中谷一彦君)
他に御意見ありませんか。
百上議員。
○19番(百上真奈君)
議案第155号、伊賀市
消防本部及び
消防署の設置等に関する条例の一部改正については、議案に対して反対の立場で意見を申し上げます。
私も広報いが市12月15日号を拝見しました。あたかも安心かのようなことで書いてあるわけなんですけれど、もちろんそのつもりで
消防署のほうも考えてると思うですが、でも、住民からは不安の声がやっぱり上がっています。
委員会の質疑の中で、中
消防職員の負担軽減はどうしても必要なので、組織再編をするとの説明がありましたが、一方で、南
消防署と東
消防署を分署化することにより、人員やポンプ車が削減になり、住民や
消防団からも不安や異論の声が上がっています。
消防職員の中でも現状のままか、組織を再編してスリム化すべきか意見が分かれているというような説明もありました。全体でも現状より3人減るのですから、そのしわ寄せがどこに出るのかが心配です。
中
消防署がそれほど疲弊しているのなら、そして働き方改革をするというのなら、人数をふやすしか解決の道はありません。市民の命と安全にかかわることです。命と引きかえに職員の定員適正化を優先することはできません。よって、
消防本部は、今後、人数をふやしていきたいと、今後ふやしていきたいというようなこともおっしゃいましたけれども、今後と言わず、今やるべきだというふうに思います。
消防職員や
消防団からも反対の意見もあるということは、これ無視できないことだと思います。
消防は市民の命と安全を守る行政サービスですから、
消防職員や
消防団も含めて本当に
全会一致、もしくは大方の賛成が得られるような組織再編にすべきであって、少しでも不安や疑問、異論があるのなら、徹底した議論をして、大方の合意が得られた改正案を上程すべきだというふうに思います。
命を守る
消防が、本当に不安の中で進められることに対しては、大変大きな問題だと思っておりますので、市民と
消防職員の命と安全を守る組織再編に取り組まれることを切に求めて、反対いたします。
○議長(
中谷一彦君)
他に御意見ありませんか。
山下議員。
○8番(山下典子君)
議案第155号、伊賀市
消防本部及び
消防署の設置等に関する条例の一部改正について、反対の立場で意見を言わせていただきます。
この話が出てから大変住民の皆様から不安の声をいただいております。やはり市民の命にかかわることは行政で何より大切だと思いますので、反対させていただきます。
○議長(
中谷一彦君)
他に御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中谷一彦君)
御意見なしと認めます。
よって、採決に入ります。
採決は、議案ごとに行います。
まず、議案第155号に対し、委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
起立多数であります。
よって、議案第155号は可決されました。
次に、議案第166号に対し、委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
中谷一彦君)
全会一致であります。
よって、議案第166号は可決されました。
以上で、本定例会に付議されました案件は、全て終了しました。
去る12月2日に開会しました
令和元年第6回
伊賀市議会定例会は、これをもって閉会します。
長らくの慎重審議、ありがとうございました。
(午後 0時08分 閉会)
―――――――――――――――
地方自治法第123条第2項の規定により次に署名する。
議 長 中 谷 一 彦
議 員 赤 堀 久 実
議 員 嶋 岡 壯 吉...