伊賀市議会 2019-03-14
平成31年教育民生常任委員会( 3月14日)
議案第32号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛 成 者 挙 手)
○
委員長(
近森正利君)
全会一致であります。
よって、
議案第32号は、原案どおり可決すべきものと決しました。
第4項、
議案第37号、
栄楽館の
設置及び
管理に関する
条例の廃止について、
補充説明ありますでしょうか。
教育次長。
○
教育委員会事務局次長(中林靖裕君)
教育委員会の中林でございます。本日はよろしくお願いいたします。
それでは、議題としていただきました
議案第37号、
栄楽館の
設置及び
管理に関する
条例の廃止について、
補足説明をさせていただきます。
上野相生町にございます生涯学習施設、
栄楽館は、
平成5年に、元上野市教育
委員長の故荒木栄太郎氏から寄贈を受けまして、
平成7年から生涯学習施設として活用してきましたが、近年、ハイトピア
伊賀に生涯学習
センターがオープンしたことや、赤井家住宅など他の類似施設等が整備されてきました影響もございまして、年間の稼働率がごく低いものにとどまっていますので、施設の
設置目的である生涯学習施設としての役割をおおむね終えたと判断いたしまして、現行の5年間の
指定管理期間が終了することを機に一旦閉館したいため、3月末で閉館するということで
条例を廃止いたしまして、当面、普通財産として
管理したいと考えております。
なお、
栄楽館を御利用いただいていた
皆さんとは、先日の、生涯学習
センターや赤井家住宅など他の類似施設を利用いただくことで
協議をおおむね終えてございます。
よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。
○
委員長(
近森正利君)
説明が終わりました。
御質問はありますでしょうか。
福村
委員。
○
委員(
福村教親君)
はい、済みません。生涯学習施設が宿泊施設に変わっていくということで今あったんですけども、
住民、地域の方にはもう十分
説明が済まされたってお考えですかね。
○
委員長(
近森正利君)
教育次長。
○
教育委員会事務局次長(中林靖裕君)
定期的に御利用いただいている皆様とは、昨年、全協でも御
説明させていただきました後、
協議、
説明をさせていただいてございます。
それと、地元の
皆さんとも中活を中心に
説明をさせていただいたところでございます。
○
委員長(
近森正利君)
福村
委員。
○
委員(
福村教親君)
ふだん使われた方は古くからね、なじみがあって、だんじりのおはやしの練習場に使ってみたり、そういうなじみのある場所なんで、そういうところはきっちり。
ほんで、いいものはいいものと思うんでね、いいものにしていくためには地域
住民の方の理解や協力が必要と思うんで、
説明だけきっちりしてもらいたい。
一つだけ、ちょっとこれは余談ですが、私、町なかの集会に、あるところにお邪魔したんですね。そのときに、この
資料をいただきました。この
資料というのが、後に僕ら全協で後でいただいたんですよ。意味わかりますね。うん、まだ議会に報告ない前に
住民の方から、もうこの
資料をお持ちで、僕らが教えてもらったちゅうね、ちょっと不細工な形になって。その辺きっちりしてもらわんとあかんと思うんで、一言だけつけ加えて、終わります。以上です。
○
委員長(
近森正利君)
質問じゃないですね。
○
委員(
福村教親君)
それでいいです。
○
委員長(
近森正利君)
信田
委員。
○
委員(
信田利樹君)
済みません、ちょっと教えてください。
住民の人に十分
説明したという中で、
利用者の人にも十分
説明していただいてるんですか。利用していただいていた方。
○
委員長(
近森正利君)
生涯
学習課長。
○
教育委員会参事兼生涯
学習課長兼
中央公民館長、
上野公民館長(清水由美君)
遅くなりまして申しわけございません。生涯学習課の清水と申します。
○
委員長(
近森正利君)
マイクを押してもらえますか。
○
教育委員会参事兼生涯
学習課長兼
中央公民館長、
上野公民館長(清水由美君)
清水でございます。よろしくお願いいたします。
御利用いただいてる
皆さんには、定期的に御利用いただいている
皆さんのリストアップを11月に済ませまして、今、3月に全ての方に、リストアップした全ての方に他の施設を御利用いただくように
説明をさせていただいて了解をいただいております。
○
委員長(
近森正利君)
信田
委員。
○
委員(
信田利樹君)
利用していただいてる人というのは、例えば祭りの練習とかしている人にも、ここをずっと使ってた町があるんですよね。
栄楽館をね。その人らにも十分に
説明していただいてますか。
○
委員長(
近森正利君)
生涯
学習課長。
○
教育委員会参事兼生涯
学習課長兼
中央公民館長、
上野公民館長(清水由美君)
経常的に御利用いただいてる団体が13団体ございまして、書道が5団体、茶道が2団体、華道が1団体、水墨画1団体、ヨガ1団体、踊りが1団体、英語が1団体のほかに、祭りのおはやしに1つのまちが御利用いただいておりました。また、文化都市協会さんには2月の18日に
協議をさせていただきました。だんじりのおはやしにお使いいただいているまちでございますが、毎年10月に年1回、8日間お使いいただいておりまして、先日から祭りの部長さん、祭礼部長さんとともに自治会長さんと、それから副会長さんと、ハイトピアのほうに見学に来ていただきまして、ハイトピアの4階を継続的にお使いいただくように配慮をさせていただきました。これにつきましては、文化交流課のほうが後援という形で支援をしていただくことになりましたので、先に、普通ですと2カ月前の予約でございますが、文化交流課の後援がございますので、先に予約を済ませていただいておりますので、10月に十分お使いいただけるように整っております。
○
委員長(
近森正利君)
信田
委員。
○
委員(
信田利樹君)
そうやって使うていただいてるのは、例えばお祭りの練習してるところなんかは道具も持っていって、おはやしの練習する機材ですね、それを持っていってしてはるんですけども、話聞いてたら、この
栄楽館を使ってたときは、その練習の間、8日間なら8日間、そこのところでその機材を置かせてもらってたと思う。でも新しく、今おっしゃってるようなハイトピアとかいったら、その時間帯でしか借りれないから、また持って帰って、また持っていかんなん。ハイトピアまで、上まで上がったりしたり、そういうことの不便さを聞いてはりますか。
○
委員長(
近森正利君)
生涯
学習課長。
○
教育委員会参事兼生涯
学習課長兼
中央公民館長、
上野公民館長(清水由美君)
十分、どういう形でお使いいただくかも
協議をさせていただきまして、8日間につきましては終日という形で押さえていただいて、8日間を水曜日から翌週の水曜日まで全部押さえていただきまして、翌日はまた翌日のお稽古のための準備を整えてからお帰りいただくということで、祭りのおはやしの準備は置いたままお帰りいただくということで、準備でそちらに置いたままということで了解をさせていただきました。
○
委員長(
近森正利君)
信田
委員。
○
委員(
信田利樹君)
それやったらいいんですが、地域の人がそれを御心配されて。
ほんで、そのものを置いてても、やっぱり盗難とかそういうのもあるし、また逆にその部屋を誰かが使う、時間外にね。例えば一日中練習に使うわけじゃないから、あいてる時間をまたほかの人に貸したりすることはないんですよね。その機材を置いてる間は。
○
委員長(
近森正利君)
生涯
学習課長。
○
教育委員会参事兼生涯
学習課長兼
中央公民館長、
上野公民館長(清水由美君)
水曜日から水曜日まで専属でお使いいただくということで、その分の御料金もいただけることになりましたので、その間、他の団体がお使いいただくことはございませんので。盗難につきましては私どもが責任を持てませんということを申し上げましたら、その分については了解済みでございます。
ただ、ハイトピアにつきましては警備も整っておりますし、施錠も私どもが責任を持たせていただいておりますので、その分については私どもと、それからまちのほうとの
協議はそれで整っております。
○
委員長(
近森正利君)
信田
委員。
○
委員(
信田利樹君)
わかりました。
ほな、もうその点だけ。本当に終日って言わはったけども、責任持てないって言わはったから、地域の人がめちゃめちゃ不安になってて、終日や、どんな終日やねんと。借りといてくれよ、そこちゃんとセキュリティーかけてね、ちゃんとその機材とか
管理してくれたらいいけども、終日貸すけども、ちょっと機材については、ちょっと
管理はできませんって言われたいうことを物すごい懸念されてたわけ。その点だけあったんで、ちょっと質問させていただきました。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○
委員長(
近森正利君)
百上
委員。
○
委員(百上
真奈君)
生涯学習施設という観点で、1カ所それがなくなるということなんですけれども、一方でハイトピアとか、赤井家住宅もそうなんですね。生涯学習施設として位置づけてあるのは、ホームページをちゃんと事前に見ていればよかったんですけども、そういった意味では、そういう活動がとても活発になるということはとてもいいことやと思うんです、市民の
皆さんにとってね、生涯学習活動が。ただ、よくいっぱいで借りれないとか、ハイトピアの5階とかも結構たくさん利用されてて、朝早うから順番待ちで行かないととれないんやという話も割と聞くんですけどね、
伊賀市として、生涯学習施設の今の充足度とか、本当にそのあり方とか、それからさっきも、今、利用されている方が困っているとか、そういったことのモニタリングというのはどんなふうにされてるんですか。
今回もなくなるっていうことで、
利用者さんとの話し合いもしたりとかって言わはりましたけども、じゃあ毎年毎年ね、
利用者の声しっかり聞くようなモニタリングをされてますか。
○
委員長(
近森正利君)
生涯
学習課長。
○
教育委員会参事兼生涯
学習課長兼
中央公民館長、
上野公民館長(清水由美君)
改めてアンケートという形ではお聞かせはいただいておりませんが、窓口のほうでいつも声を聞かせていただいておりますし、今のところ、ハイトピア
伊賀の稼働率も50%程度にとどまっておりますので、4階、それから5階のほうを。5階が生涯学習
センターでございますが、
貸し館としては4階の施設も
子育て支援センターや、それから男女共同参画
センターとして位置づけておりますが、そちらのほうも利用していただけますので、今回、祭りのおはやしに貸し出しをしていただきます部屋は健康推進課の保有している施設でございます。行政で保有している土地をできるだけ有効活用していただくように進めているところでございます。
○
委員長(
近森正利君)
百上
委員。
○
委員(百上
真奈君)
それで、プラス行政の行事とか、それからお祭り時期とか、NINJAフェスタもこの間からちょっと短い期間になったんですけども、そういった意味では、行政のいろんな行事も含めて、結構市民が借りれない、その日はもう行政さん押さえてますねっていうところがあって、市民の稼働率はどうかわかりませんが、行政もやっぱり使っていただいているのでね、そこで利用しにくいところが実際あるんですよ。それも含めて、やっぱり1年間通してどんな状況になってるかって、まず一遍調べていただきたいなとは思いますので。
○
委員長(
近森正利君)
栄楽館の
設置に関することなんで、きょうは。
○
委員(百上
真奈君)
はい、生涯福祉施設という観点で。
○
委員長(
近森正利君)
他に御質問は。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
近森正利君)
じゃあ、討論に入ります。
御
意見ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
近森正利君)
では、採決に入ります。
議案第37号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛 成 者 挙 手)
○
委員長(
近森正利君)
全会一致であります。
よって、
議案第37号は、原案どおり可決すべきものと決しました。
御苦労さまでした。
第5項、
議案第42号、権利の放棄について、
補充説明ありますでしょうか。
医療福祉政策
課長。
○医療福祉政策
課長(中川雅尋君)
失礼いたします。医療福祉政策課の中川でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議題としていただきました
議案第42号、権利の放棄について御
説明申し上げます。
社会福祉法人
伊賀市
社会福祉協議会に出資しております出捐金1億円でございますけれども、これは旧上野市時代に市が上野
社会福祉協議会に対して
平成元年から10年間、毎年1,000万円ずつ、合計1億円を支出しておるものでございます。
社会福祉協議会におきましても同様に1億円を積み上げていただいて、合わせて2億円で基金をつくっていただき、その利息で地域福祉事業を実施しておりましたけれども、昨今の低金利等の影響もございまして、この利息のみを財源として事業を実施することが難しい状況でございます。
伊賀市におきましては、
平成28年度から5カ年にわたる第3次の地域
福祉計画を策定いたしまして、全ての市民の皆様方が住みなれた地域で安心して人生の最後まで暮らせるまちづくりを理念に掲げまして
計画推進に取り組んでおります。そして、この
計画は
社会福祉協議会の地域福祉活動
計画とも一体化しておりまして、
伊賀市と
伊賀市
社会福祉協議会が両輪となって地域福祉事業の推進に取り組んでございます。しかしながら、今後さらなる人口減少や高齢化率の上昇などが想定される中におきまして、地域福祉ネットワーク
会議などにおける地域課題を地域で解決するための環境づくりや、多くの機関が協働した包括的な支援体制の構築などが、この地域福祉に関する事業に今以上に取り組んでいくことが必要となってきております。
こうしたことから、
伊賀市
社会福祉協議会へ出資しております出捐金をより有効に活用するため、今回、この出捐金に対する権利を放棄し、
伊賀市
社会福祉協議会に出資しております1億円の出捐金を
伊賀市に返還していただき、仮称ではございますが、
伊賀市総合福祉会館の整備を初めとする地域福祉推進事業のさらなる推進を図ろうとするものでございます。
伊賀市
社会福祉協議会におきましては、
平成30年11月28日に開催された理事会及び同年12月6日に開催された評議会で出捐金の返還について承認、可決されております。また、本年2月22日付で、来年度予算においてこの出捐金を返還する旨の確約書を提出いただいておるところでございます。
返還いただきました際には、地域福祉基金に積み立てまして、地域福祉の推進に有効な事業に活用したいと考えております。
よろしく御審査いただきますようお願い申し上げます。
○
委員長(
近森正利君)
ありがとうございました。
では、質疑に入ります。質問ありますでしょうか。
生中
委員。
○
委員(生
中正嗣君)
1点だけ教えてください。
今、
課長の
説明の中で、福祉基金にですか、入れるということで、福祉行政に使われるということですけど、例えば具体的にどういうところへお使いになられる予定ですか。考えがあれば教えてください。
○
委員長(
近森正利君)
医療福祉政策
課長。
○医療福祉政策
課長(中川雅尋君)
ただいま御質問いただきました、この具体的な使途は検討されているのかということでございますけれども、来年度、整備を
計画しております総合福祉会館、地域福祉事業の拠点となる施設というふうに捉えておりますので、そこで実施する、これまで取り組んでおります地域
福祉計画にのっとった事業を実施したいというふうに、その財源にしたいというふうに考えております。
○
委員長(
近森正利君)
生中
委員。
○
委員(生
中正嗣君)
今言われたように、総合
福祉センターですか、元消防署の跡ですね。そこへこの1億円を足すというのか、含まれるという理解でよろしいですか。
○
委員長(
近森正利君)
ちょっと待って。これは全体的なことなんか。
財務部長のほうがいいかな。
○財務部長(百田光礼君)
返ってきた出捐金を地域福祉基金に積み立てて、どう使うのかということなんですけども、特に地域福祉基金、いろんな福祉に使いますので、特にどの事業ということではなく、毎年やっぱり福祉の事業をするための一般財源が足りない部分がありますので、その部分へ今は充当させていただいてます。特にこの事業というんではなくて、福祉の
関係の事業に合わせて幾らという感じで充当させていただいてますので、そのような方向です。
それと、新しくつくる総合福祉会館、そちらのほうは全部合併特例債を財源に整備のほうを進めたいと思っています。それで、出捐金をその財源にやったケースと、合併特例債だけでやったケースに比べますと、一般財源として6,500万円ほど、やっぱり合併特例債を使ったほうが後々6,500万円ほど有利やということなので、そういうことから、地域福祉基金にその1億円は入れて、事業は合併特例債でということで考えて、そういうような予算組みになっております。
○
委員長(
近森正利君)
生中
委員。
○
委員(生
中正嗣君)
はい、よくわかりました。ということは、別に、今、
課長が言われたように、福祉会館のためだけではなく福祉のためにということで、理解してよろしいですね。
ということで、じゃあ1点だけ。
先ほど僕、やかましく言うた、例えば
放課後児童クラブに対しても使えるわけですね。使えるわけですね。いや、使おうと思ったら使えるわけですね。いかがですか。
○
委員長(
近森正利君)
財務部長。
○財務部長(百田光礼君)
ああ、そうですね、福祉ですから、使うことは可能です。
○
委員長(
近森正利君)
生中
委員。
○
委員(生
中正嗣君)
これよくわかりました。
○
委員長(
近森正利君)
意見として。
○
委員(生
中正嗣君)
いえいえ、よくわかりました。
いやいや、1億円に関してですさかい。ありがとうございます。
○
委員長(
近森正利君)
他に御質問ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
近森正利君)
では、討論に入ります。
御
意見ございますでしょうか。
○
委員(生
中正嗣君)
1点、いいですか。
○
委員長(
近森正利君)
はい、生中
委員。
○
委員(生
中正嗣君)
やはりせっかく1億円、財源も基金に積み立てられるということですから、ぜひとも福祉のために有効にお使いいただくことをお願いをいたしまして、
意見といたします。賛成いたします。
○
委員長(
近森正利君)
意見いただきました。
他に御
意見ありますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
近森正利君)
では、採決に入ります。
議案第42号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛 成 者 挙 手)
○
委員長(
近森正利君)
全会一致であります。
よって、
議案第42号は、原案どおり可決すべきものと決しました。
以上で当
委員会に付託された案件についての審査は終了しました。
なお、本日の
委員会報告書及び
委員長報告の作成については、私に御一任いただきますようよろしくお願いします。
これで
教育民生常任委員会を終了いたします。ありがとうございました。
(午前10時43分 閉会)
―――――――――――――――...