いなべ市議会 2010-09-27
平成22年第3回定例会(第5日 9月27日)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、議案第50号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、議案第50号は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
日程第9、議案第51号、桑名・
員弁広域連合規約の変更に関する協議についての討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、議案第51号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、議案第51号は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
日程第10、議案第52号、平成22年度い
なべ市一般会計補正予算(第5号)の討論を行います。
討論はございませんか。
6番、
衣笠民子君。
○6番(
衣笠民子君) 6番議員、
日本共産党の
衣笠民子です。議案第52号、平成22年度い
なべ市一般会計補正予算(第5号)について、反対の立場で討論を行います。
本
補正予算のうち、款4衛生費、項1
保健衛生費、目4
環境衛生費3,000万円の
減額補正は、本年6月議会で
水道料金の値上げが可決し、10月からの実施に伴い、
水道料金として
水道会計で増収となって、
一般会計からの繰り入れを減額しようとするものです。私ども
日本共産党いなべ市議団は、景気の悪化で市民の暮らしは厳しく、
水道料金の値上げはすべきでないと指摘し、6月議会で
水道料金の値上げに反対しました。今議会においても
議員報酬、
議員定数、
市長給与削減を求める請願が出され、理由の一つとして
各種公共料金の
値上げ等が市民の経済状況を厳しくしているとされています。
その一方、いなべ市の平成21年度
決算状況を見ますと、決していなべ市の財政状況が逼迫しているとは言えません。従って、今でも
水道料金の値上げはすべきではないと確信し、この
一般会計の3,000万円の
減額補正に反対であることを表明します。
○議長(
伊藤弘美君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、議案第52号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(多 数 起 立)
○議長(
伊藤弘美君) 起立多数であります。
よって、議案第52号は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
日程第11、議案第53号、平成22年度い
なべ市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第1号の討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、議案第53号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、議案第53号は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
日程第12、議案第54号、平成22年度い
なべ市農業公園事業特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、議案第54号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、議案第54号は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
日程第13、議案第55号、平成22年度い
なべ市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、議案第55号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、議案第55号は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
日程第14、議案第56号、平成22年度い
なべ市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、議案第56号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、議案第56号は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
日程第15、議案第57号、平成22年度いなべ市
介護保険特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、議案第57号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、議案第57号は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
日程第16、議案第58号、平成22年度い
なべ市農業集落排水事業特別会計補正予算第1号の討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、議案第58号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、議案第58号は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
日程第17、議案第59号、平成22年度い
なべ市下水道事業特別会計補正予算第1号の討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、議案第59号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、議案第59号は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
日程第18、議案第60号、平成22年度いなべ市
水道事業会計補正予算(第1号)の討論を行います。
討論はございませんか。
19番、清水 實君。
○19番(清水 實君) 清水 實でございます。反対討論をします。
水道料金の値上げをする以前に、料金値上げや一般財源繰り入れ以外の方法に対する何らかの努力のあとが認められず、汗や知恵を出せば、料金を値上げせずにやっていけると考え反対をいたします。
○議長(
伊藤弘美君) 20番、石原 瞭君。
○20番(石原 瞭君) 私も反対の立場で討論をいたします。3月議会に市長の施政方針で
水道料金の値上げが言及され、6月議会に提案されました。
日本共産党いなべ市議団は、そのとき、1.景気の悪化が家計が苦しく、市民の暮らしが大変な今日、国保料、保育料に続く値上げは家計に対する影響も大きく、それだけにとどまらず地域経済を一層冷え込ませること。二つ目には、大口利用者の料金適正化について、審議会の答申にも付帯されているのに、今回の提案には何も触れられていないという2点で反対いたしましたが、ほかの議員の方々が賛成され可決をいたしました。
今回の議案は、いよいよこの10月から
水道料金を値上げし、来年3月までの半年間で3,000万円の料金収入増を見込んでの提案です。
日本共産党いなべ市議団は、6月議会討論と同趣旨、すなわち
水道料金の値上げは、家計に対する影響と地域経済を冷え込ませること、値上げの前にやることがある。大口利用者負担の適正化という点で賛成できません。
○議長(
伊藤弘美君) 18番、太田政俊君。
○18番(太田政俊君) あまり静かにするとみんな張り合いがないので、ちょっとしゃべらさせてもらう。汗や知恵を出しても、終局は
水道会計がもたないということで、値上げを計画させてもらって、値上げをしてもらう。このことについては、格差是正、いなべ市民が平等な受益者負担を払うのだということの前提で値上げをしている。そのようなことをいまさら言って、彼らは優雅な話をしていて、水道事業がうまく回っていくようなことなら誰も心配しないし、職員もいらない。このようなことを言って、いつまでもとろくさいことを言うておったらあかん。このようなものは4万6,000人平等な権利があるので、平等な空気を吸うのと、水を飲むのは当たり前。このことを議長からも、いつもいつもこれらは反対ばかりしておる、何でもええで。このようなことをいつまでも言わすな。指名するな。終わり。
○議長(
伊藤弘美君) 1番、多湖克典君。
○1番(多湖克典君) 1番、多湖克典です。政和会です。反対の立場で討論します。我々政和会は6月の
水道料金改訂に反対したのですが、賛成多数により可決されました。この料金値上げによる増収の補正に対しては、賛成できません。本来は料金統一が先であるべきであります。以上です。
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、議案第60号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(多 数 起 立)
○議長(
伊藤弘美君) 起立多数であります。
よって、議案第60号は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
続きまして、日程第19、認定第1号、平成21年度い
なべ市一般会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。
討論はございませんか。
20番、石原 瞭君。
○20番(石原 瞭君)
日本共産党いなべ市議団は、平成21年度決算に反対の立場で討論をいたします。
21年3月議会で、予算のときにも述べましたけれども、21年度の焦点は、大幅な企業の税収、すなわち法人市民税が落ち込むことが強調され、3億2,000万円、54項目に及ぶ事務事業の見直しが打ち出されました。いなべ市の市税は確かにここ2、3年バブルで企業城下町を誇ってきましたけれども、21年度は法人市民税は下がりましたが、固定資産税の伸びもあって、バブル前の水準を維持しています。
その中で実施された事務事業の見直しは、例えば資源ごみ収集団体育成補助金の廃止、障害者自立支援の市単独補助事業重度加算の見直し、寝たきり老人などのおむつ給付事業の見直し、ひとり親家庭等の就学金支給対象の見直しなど、弱い立場の市民に大きな影響を与える問題が含まれていました。
また職員の時間外手当削減、地域手当削減、定員の削減などは、職員だけの問題ではなく、その後のこの地方の民間労働条件に大きな影響を与えることになり、ひいてはこの地方の地域経済に影響を与えることになります。市民の感覚からすれば、それほど厳しいというなら、市道笠田新田、坂東新田線道路改良工事など、大型公共工事こそ一時凍結すべきではと提案もしてきました。
しかし、決算数字で明らかなように、これらのことは配慮されてきませんでした。自治体の役割は、まず市民の暮らしを守ることです。経済は一層深刻になる様相を示している中で、さらに市民に負担を負わそうとする傾向に厳重に抗議し、反対討論といたします。
○議長(
伊藤弘美君) 2番、
川瀬利夫君。
○2番(
川瀬利夫君) 反対の立場で討論いたします。
我々政和会は、3月議会において、市長に対し辞職勧告決議案を出した際と同様に、説明不足の施策、福祉バスの運行について、福祉部予算でありながらまちづくり部が運営することや、思いつきで始まった、ありがとう券の利用方法等々、長期展望の甘さについて、賛成すべきものではない。よって、21年度
一般会計歳入
歳出決算認定には反対する。
○議長(
伊藤弘美君) 17番、小川克己君。
○17番(小川克己君) 17番の小川克己でございます。私は認定第1号、平成21年度い
なべ市一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論をいたします。
平成21年度予算においては、経済危機による厳しい財政の状況下、職員手当の見直しや物件費をはじめ、さまざまな経費につき知恵と工夫により削減が図られております。そういったなかにおきましても市民からの強い願いを受け、福祉政策や教育施設の充実については、選択と集中といった形における重点的な配分により、着実に進められています。また地域力の復活施策におきましても成果が上がっております。平成21年度
一般会計につきましては、議決した予算が適正に執行されており、以上の観点から認定第1号の賛成討論といたします。
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、認定第1号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(多 数 起 立)
○議長(
伊藤弘美君) 起立多数であります。
よって、認定第1号は委員長の報告のとおり認定することに決しました。
日程第20号、認定第2号、平成21年度い
なべ市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、認定第2号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、認定第2号は委員長の報告のとおり認定することに決しました。
日程第21、認定第3号、平成21年度い
なべ市農業公園事業特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、認定第3号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、認定第3号は委員長の報告のとおり認定することに決しました。
日程第22、認定第4号、平成21年度い
なべ市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、認定第4号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、認定第4号は委員長の報告のとおり認定することに決しました。
日程第23、認定第5号、平成21年度い
なべ市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、認定第5号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、認定第5号は委員長の報告のとおり認定することに決しました。
日程第24、認定第6号、平成21年度い
なべ市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、認定第6号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、認定第6号は委員長の報告のとおり認定することに決しました。
日程第25、認定第7号、平成21年度いなべ市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。
討論はございませんか。
6番、
衣笠民子君。
○6番(
衣笠民子君) 6番議員、
日本共産党の
衣笠民子です。認定第7号、平成21年度いなべ市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論を行います。
第4期介護保険計画にのっとり平成21年度から23年度の介護保険料が制定され、基準額は前回の月額3,010円から3,180円と5.6%のアップとされました。前回の27%の大幅なアップに引き続く上昇でした。保険料のとめどない上昇に対して、当時厚生労働省も介護給付費準備基金の取り崩しで保険料の上昇を抑えるよう要請する文書を出しています。この要請を受け、東京都などでは49区中37区が値下げ、または保険料の据え置きをしました。
いなべ市でも1億円の介護給付費準備基金の取り崩しをして、保険料を算出していますが、厚労省の通達で示しているように、当該基金は3年間の中期財政運営を行うことから生じる余剰金を適切に管理するために設けられているものであること。介護保険制度においては、計画期間内の給付に必要となる保険料については、各計画期間における保険料で賄うことを原則とし、保険料が不足する場合には、財政安定化基金から貸し付け等を受けるものであること。被保険者は死亡、転居等により保険料を納めた保険者の被保険者でなくなる場合があることなどから、本来は当該基金が造成された期における被保険者に還元されるべきものであり、歳入として繰り入れるべきであるとされていることから、いなべ市でもさらに基金を取り崩して、保険料の据置をすべきでした。
私ども
日本共産党いなべ市議団は、3年ごとに保険料上昇やむなしとせず、払える保険料、適切な介護サービスが必要であることを予算審議のおり指摘し、反対をしました。住民の生活はますます厳しさをましています。よって、決算認定においても反対をします。
○議長(
伊藤弘美君) ほかに討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、認定第7号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(多 数 起 立)
○議長(
伊藤弘美君) 起立多数であります。
よって、認定第7号は委員長の報告のとおり認定することに決しました。
日程第26、認定第8号、平成21年度い
なべ市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、認定第8号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、認定第8号は委員長の報告のとおり認定することに決しました。
日程第27、認定第9号、平成21年度い
なべ市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、認定第9号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、認定第9号は委員長の報告のとおり認定することに決しました。
日程第28、認定第10号、平成21年度いなべ市
水道事業会計決算認定についての討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、認定第10号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は認定であります。
本案は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(多 数 起 立)
○議長(
伊藤弘美君) 起立多数であります。
よって、認定第10号は委員長の報告のとおり認定することに決しました。
続きまして、日程第29、請願第2号、30人学級を柱にした新たな
教職員定数改善計画策定と
教育予算拡充を求める請願の討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、採決に入ります。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。
請願第2号は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、請願第2号は委員長の報告のとおり採択することに決しました。
日程第30、請願第3号、
保護者負担の軽減と就学・
修学支援に関わる制度の拡充を求める請願の討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、採決に入ります。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。
請願第3号は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、請願第3号は委員長の報告のとおり採択することに決しました。
日程第31、請願第4号、
義務教育費国庫負担制度の存続と
全額国負担を求める請願の討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、採決に入ります。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。
請願第4号は委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(多 数 起 立)
○議長(
伊藤弘美君) 起立多数であります。
よって、請願4号は委員長の報告のとおり採択することに決しました。
日程第32、請願第5号、
議員報酬の削減を求める請願の討論を行います。
討論はございませんか。
5番、伊藤正俊君。
○5番(伊藤正俊君) 新卒者の就職難、2009年の失業者44%増、失業手当1兆円突破、市内上場企業における希望退職募集、
各種公共料金の値上げなど、市民がおかれている経済環境は厳しい。多くの市民が不況と闘っていることを理解しなければならない。市民負担を求める以上、議員みずからがその報酬を削減することは必要と判断して、賛成討論といたします。
○議長(
伊藤弘美君) 20番、石原 瞭君。
○20番(石原 瞭君)
日本共産党議員団はこの請願に反対の立場で討論いたします。請願の理由の初めの部分、市民がおかれている経済環境は厳しい、多くの市民が不況と闘っているのは、全く仰せのとおりであり、だからこそ議会は市民の暮らしを守って頑張り、安易な公共料金の値上げを回避できないかを真剣に議論し、市民の立場で市長に対し対等に渡り合っていくのが、議会と議員の役割ではないでしょうか。いなべ市の
議員報酬月額39万円は、三重県内の14の市の中で9番目から11番目で、人口が4、5万人台の志摩市、亀山市と同じであり、それより低いのは人口2万人台の鳥羽市、尾鷲市、熊野市だけであります。四日市市の58万9,000円を筆頭にした水準から見ても決して高いものではありません。
ちなみに、三重県の市議会議員の報酬の加重平均は42万9,500円です。8月11日四日市市で毎年恒例の三重県北勢地方の五つの市議会の合同研修会があり、ほとんどの議員が出席しました。講師の加藤幸雄氏、元専修大学等講師、元全国市議会議長会調査広報部長は、民主主義はお金がかかって当たり前、議会費の予算に占める構成費は5%ぐらいが望ましいと述べていますが、いなべ市の議会費の構成比は、1.11%予算ベースであり、決して多いとは言えません。
ここに9月の報酬振込明細書があります。報酬額39万円から源泉徴収5万8,100円、共済年金掛金6万2,400円、議員互助会2,000円が引かれ、手取り26万7,500円です。これを請願の趣旨のように40%削減すると23万4,000円となり、仮に同じ率で控除すると手取り16万円となります。当選しても4年間だけの保障、途中で解散にでもなれば、それもかないません。退職金はない。積み立てていて、もらえるはずだった議員年金はパンクしてなくなるらしい。これでは普通の人は暮らしが成り立たず、まともな人は議員に立候補できません。金持ちか、たくさん年金をもらっていて、生活費のかからない高齢者しか立候補できないいびつな議会になってしまいます。それではまさに市民の暮らしは守れません。また、それほどまでにいなべ市の財政は深刻なのかという誤ったメッセージを市民に発信することになりますが、いなべ市の財政は決して油断してはいけないものの現状は大変健全であることが財政健全化比率の数字で発表されたところです。
以上の理由から
日本共産党いなべ市議団は、この請願に反対します。とはいうものの、名古屋市で署名の盛り上がりを示すように、市民の議会に対する、議員に対する風当たりは大きいということは、最近の顕著な傾向として承知をしております。議員自身が議員の報酬を論ずるのは大変難しいことですが、報酬は低ければ低いほどよいというのではなく、住民の理解を得られる水準というものがあります。その水準を決めるのは、市民が議員を見る目にどう映っているかだと思います。地方分権の時代と言われる中で、自治体が自己責任で、自己決定することが求められています。その中で議会は主権者である市民を代表する機関として、機能をしっかり果たすために、真剣に改革努力していかなければなりません。
日本共産党いなべ市議団も全力で頑張ることをお誓いし、討論といたします。
○議長(
伊藤弘美君) ほかに。
19番、清水 實君。
○19番(清水 實君) 賛成の討論をします。その理由は、今、国・県・市の予算の実態並びに住民の生活を真剣に考えたとき、当然のことと思って賛成をいたします。
○議長(
伊藤弘美君) 18番、太田政俊君。
○18番(太田政俊君) 反対の上に大をつけて、大反対の立場から討論をいたします。
まずもって討論に入るまでに、ちょっと余分なので、気にいらなければとめてくれよ。払うときは少ないほうがいいし、もらうときは多いほうがいいというのも少し今、見えた。そのことについて同じ立場になるのはちょっとつらいけれども、私は、議員の報酬というのは、高齢者だけと言うけれども、高齢者だけしか出て来られないじゃないか。私も彼らも一緒。もう今に後期高齢者の予備軍じゃ。その人たちが威張っておるという時代ではあかんのや。そういうことは私も総務委員会でくどくどと言った。議員の数も減り、報酬も少なければよかろう。よかろうけども、そんなことをしていて、本当にいなべができるのか。これでは、さっきの水道の話と一緒。この人らに任せていたら、いなべは3日ももたない。払うのは少なくて、もらうほうは多いほうがええわ。他の類似団体と一緒でございますので、よろしいではないですか。そんな話は私はできませんが、減らしてもらったら困る。倍額ぐらいもらって当たり前のことだ。倍額もらう自信がない人は立候補しなければいいんだ。
そういうことを踏まえて、そんな格好のいい話をして、人を共鳴させる。そんな話は私は大嫌いだし、理屈にあってないかもしれないが。私は何も考えを用意して来ていない。きょうここへ。このようなことを言う議員がおると思ったら情けなくてしょうがない。
議長さん、あなたも私ももう高齢者やんかね。その人たちが威張っておる、議長席に座って。以前に19番の議員さんが言いました。若い人たちが議会の主導権を取る。そういう議会の構成にならないといけないと。私もそのとおりだと思っている。そんなね、老いぼれたものが出て来て、たくさん年金もらっているものが出て来て、そしてもう一つ言わせてもらえば、9月の定例会の議案書を、前の日にしか取りに来ない、開会の前日にしか取りに来ない、そのような立派な議員がおるのだから、その人たちにやってもらえばいいんだ。そのこともあえてつけ加えて、私は絶対に反対、大反対ということを鮮明に申し上げて終わります。(拍手)
○議長(
伊藤弘美君) ほかに。
(「なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、請願第5号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、採択とすべきものであります。
従って、原案について採決をいたします。
念のために申し上げます。
採決は委員長の報告に対してではなく、請願第5号、
議員報酬の削減を求める請願の原案そのものに対して、採決を行いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、議案第5号、
議員報酬の削減を求める請願は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
(少 数 起 立)
○議長(
伊藤弘美君) 起立少数であります。
よって、請願第5号は不採択と決しました。
日程第33、請願第6号、
議員定数の削減を求める請願の討論を行います。
討論はございませんか。
6番、
衣笠民子君。
○6番(
衣笠民子君)
日本共産党の
衣笠民子です。請願第6号、
議員定数の削減を求める請願に反対の立場で討論を行います。
議員報酬の削減を求める請願に対する反対討論で、
日本共産党いなべ市議団として、石原議員が指摘しましたように本請願の住民からの含意は、住民がおかれている経済環境は厳しい、多くの市民が不況と闘っている。議会はそうした立場に立って、市長提案について市民の暮らしを守るチェック機関を果たして欲しいというところにあるのではないでしょうか。現在では、いなべ市の議員数は
地方自治法に定められたいなべ市の法定定数26人に対して20人と大きく下回っています。これは住民の参政権が縮小されているということです。どれだけ情報通信手段が発達しようとも民主主義の実現には十分な議論が必要です。
また、憲法に規定された地方自治の二元代表制、市長と議会で牽制しあって、よりよい政治を行っていく機能は、議員が少なければ少ないほうがよいというのでは、果たせません。請願の議員活動に専念すればという下りは、議会改革を進め、今、議会で一般質問の一問一答方式も取り入れられたところです。議員各位がこうした改革にこたえ、レベルアップした質問ができるよう切磋琢磨することが求められ、専念せざるを得ない土俵が作られつつあるのではないでしょうか。
定数を削減することが、決して議員活動に専念する議員をふやす方策にはなりません。発言しない議員、住民の立場に立たない議員を排除をするのは、選挙であって、定数の削減ではありません。私ども
日本共産党議員団はこれまでも議会におけるすべての機会で、住民の立場で発言をしてきましたが、今後も議会の様子が住民に十分知っていただけるよう議会広報の充実に努め、また独自の広報活動もさらに努めていくことを表明して、
議員定数削減に反対の立場として討論とします。
○議長(
伊藤弘美君) 19番、清水 實君。
○19番(清水 實君) 賛成の立場で討論をします。
議員定数はまさに今、少子高齢化という時代が進み、それともう一つは、世論の声をまず我々が真摯に受けとめて、当然減らすべきだと考えますので、賛成をいたします。
○議長(
伊藤弘美君) 10番、岡 英昭君。
○10番(岡 英昭君) 反対の立場で討論に参加します。先ほど
議員報酬でもありましたように、近隣市町と比較してすべて適正な数値であるということで、先ほど採択がなりませんでした。同じようにこの
議員定数につきましても近隣の、例えば東員町でいきますと、これは15名であります。菰野町は18名、亀山市は22名であり、これまで全協や各委員会等で論議を尽くして、昨年決定したものであります。
私が副議長をさせていただいて、東海市長会等に出席をさせていただいたり、議員研修でいろいろなところを訪問させていただきますと、必ずあなたのところの議会の定数はと聞かれます。少数であると対外的にも、また市民からも議会を軽々に信頼度を低く見られがちだと私は感じてまいりました。
いなべ市は人口も1,160名ほど増加しており、法定議員数も26名であり、4年間はこの適正数でいくべきである。極端な削減数値は何を根拠に算出されたものであるか、全く理解できません。従いまして反対といたします。
○議長(
伊藤弘美君) ほかに。
5番、伊藤正俊君。
○5番(伊藤正俊君) 私は賛成の立場で討論をいたします。新卒者の就職難、2009年失業者44%増、失業手当1兆円突破、市内上場企業における希望退職募集、
各種公共料金の値上げなど、市民がおかれている経済環境は厳しい。多くの市民が不況と闘っていることを御理解いただき、議員20名で議会費約年間2億円は多額であります。近年情報通信手段は格段の進歩で、6名減でも議員活動に専念すれば、市民の代表は務まると確信をいたしております。従いまして、請願内容は時宜を得ていると判断し賛成をいたします。
○議長(
伊藤弘美君) 17番、小川克己君。
○17番(小川克己君) 17番議員の小川でございます。私は請願第6号、
議員定数の削減を求める請願に反対の立場で討論をいたします。
定数削減、あるいは給料削減は、一部住民受けするものと思いますが、これは慎重に運ぶべきものと思うのであります。合併のときの在任特例後の市議会選挙におきましては、法定定数上限の26名より2名減の24名で実施をしております。さらに昨年の市議選におきましては、4名減の定数20名で選挙をしておりますが、合併後まだ7年広い地域、また広く4万6,000有余の民意をくみ取っていくには、これ以上の定数減は必要がないと思うのであります。世論に沿う政策・・・とは限らずと新聞に書かれておりましたが、我々市議会定数削減とは、レベルは違いますが、信念と使命感を持って、現員定数で頑張っていけば、必ず住民の理解はいただけるものと確信をして反対といたします。
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、請願第6号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は不採択とすべきものであります。
従って、原案について採決いたします。
それでは、請願第6号、
議員定数の削減を求める請願は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
(少 数 起 立)
○議長(
伊藤弘美君) 起立少数であります。
よって、請願第6号は不採択と決しました。
日程第34、請願第7号、市長の給与の削減を求める請願の討論を行います。
討論はございませんか。
5番、伊藤正俊君。
○5番(伊藤正俊君) 前議案と同様非常に厳しい経済環境の中で、市民は不況と闘っております。市長みずからが請願書のとおり給与削減を実施され、行政に取り組む姿勢を明示する、明らかにするということは、この時期大変大事かと考えており、請願に賛成をいたすものであります。
○議長(
伊藤弘美君) 18番、太田政俊君。
○18番(太田政俊君) 反対の立場を鮮明にいたして、討論をさせていただきます。このことにつきましても、付託を受けました
総務常任委員会で審議をいたしました。軽四輪で、いなべ市内を暇のあるというか、何だか知らないけども飛び歩いている。こんな市長が世の中にいるのか。もっともっと給料を上げてやっても。せめて軽四よりもうちょっといい車買ってあげて。運転手一人つけてあげて。そして走り回って欲しい。そう思っているし、今のこの市長をかえて、給料を下げて何になる。そんなもの半分にしても、この市長は半分にしても給料が少ないからやめたとは言わない。倍にしてあげても給料が多くてありがとうとは言わない。こんなことを、小さなことを言うな。こんなことを言うんだったら本当に議会議員、議席を占めている自分たちですら恥ずかしい。こんな議員と一緒にしとるかと思うと情けのうて、情けのうてしょうない。寝ても寝られんわ。そんなことで、そんな削減が格好いいことは決まっている。安ければいい。だけど、もらうほうは多いほうがいいに決まっている。いつも言うのは一緒でね、サービスは高く、払う料金は低くというのは、それは格好いいけれども、そんな調子ではいかない。
市長の給料を倍額しても私は決して高いとは思っていないので、またそんなことすると、またあっちから声が出るので、適正な価格で、もらってもらうのは当たり前、気張ってみんなが応援しようじゃないか。そういうことで、一つ私はこのことについては、大反対を鮮明にします。
○議長(
伊藤弘美君) 19番、清水 實君。
○19番(清水 實君) 反対の声があったので、やはりバランスが問題で、賛成の討論をします。市長の給与については、不況にある世相からと、日常の活動から考えて、当然と思われるので、賛成をいたします。
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、請願第7号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は不採択とすべきものであります。
従って、原案について採決いたしましす。
それでは、請願第7号、市長の給与の削減を求める請願は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
(少 数 起 立)
○議長(
伊藤弘美君) 起立少数であります。
よって、請願第7号は不採択と決しました。
暫時休憩いたします。
そのままでお待ちください。
午前 10時11分 休憩
午前 10時12分 再開
○議長(
伊藤弘美君) 再開いたします。
お諮りいたします。
ただいま、水谷治喜君から発議第3号、
地方議会議員年金制度の廃止を求める意見書の提出についてが提出されました。
また、
位田まさ子君から発議第4号、30人学級を柱にした新たな
教職員定数改善計画策定と
教育予算拡充を求める意見書の提出について、発議第5号、
保護者負担の軽減と就学・
修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書の提出について、発議第6号、
義務教育費国庫負担制度の存続と
全額国負担を求める意見書の提出について及び決議第3号、いなべ市でスポーツや
文化芸術活動に励む児童・生徒を応援するための決議が提出されました。
よって、発議第3号から発議第6号及び決議第3号の5件を順に
追加日程第1から
追加日程第5とし、議題としたいと思います。
これに、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) 異議なしと認めます。
よって、5件を日程に追加し、議題といたします。
暫時休憩します。
ただいまから追加議案書を配付しますので、そのままお待ちください。
配付終了後、御一読いただくようお願いいたします。
午前 10時14分 休憩
午前 10時30分 再開
○議長(
伊藤弘美君) 再開いたします。
追加日程第1、発議第3号、
地方議会議員年金制度の廃止を求める意見書の提出についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
16番、水谷治喜君。
○16番(水谷治喜君) 発議第3号、
地方議会議員年金制度の廃止を求める意見書(案)の提出について、提案説明を行います。
意見書(案)の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
提出者 い
なべ市議会議員 水谷治喜。
賛成者 同
川瀬利夫、同じく多湖克典であります。
地方議会年金制度の廃止を求める意見書(案)
市町村議会議員年金制度は、現行のままでは平成23年度に財政破綻となる危機的状況にある。そのため総務省においては、昨年、
地方議会議員年金制度検討会を設置し、廃止・存続両案が併記された報告書の答申を受け、関係団体とも協議を続け、今秋には結論を出すとのことである。
そもそもこの年金財政の破綻は、国が推し進めた平成の大合併により、極めて短期間のうちに制度の担い手である現役議員数が急減し、一方、退職議員数が増加したことによるものであり、その課題に対して国が適切な措置を講じてこなかったことに原因があると言わざるを得ない。
年金制度は、このまま存続を前提とするならば、制度の安定的運営を図るため、掛金の引き上げや給付の引き下げなど最大限の自助努力をしたとしても、多額の公費投入は避けられない。しかも、減り続ける会員数のもとでは、近い将来年金制度自体が成り立たなくなることも想定される。
よって、国におかれては、制度の現状を十分に踏まえ、下記の事項を実現されるよう強く要望する。
記
地方議会議員年金制度を廃止すること。なお、制度の廃止に際しては、既に受給資格を満たしている現職議員は、現行制度に基づく年金を受給するか、退職時に一時金の支給を受けるかを選択できるものとし、一時金の支給を受ける場合は、給付額については、議員年金が法律によって強制加入させられていることに鑑み、掛金総額を保証すること。また、現在の年金受給者に対する支給は国の責任において継続されること。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成22年9月27日
い
なべ市議会
議 長
伊藤弘美
なお、発議第3号意見書の提出先は、内閣総理大臣、衆参両議院議長、総務大臣、財務大臣であります。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
伊藤弘美君) これより、発議第3号に対する質疑を許します。
質疑はございませんか。
7番、小林俊彦君。
○7番(小林俊彦君) ちょっとお尋ねしたいのですが、この議員年金を廃止することよって、公費の負担はどれくらいになるか教えてもらいたいと思います。それから、県下では29市町のうちどこが、幾つの市町が廃止しているか。以上2点お願いします。
○議長(
伊藤弘美君) 水谷治喜君。
○16番(水谷治喜君) まず一つ目の御質問でありますが、行政側の負担額でありますけども、市が毎月納付する給付の負担額は、議員一人につき標準月額に施行規則第15条第1項及び附則第3号に定める負担給付率100分の16.5、そのなかには激減緩和措置のため加算率4.5が含まれております、を乗じた額になりますので、標準報酬月額39万円に100分の16点を掛けた額になりまして、一人当たり6万4,350円が20名で、一月当たり128万7,000円が12カ月でありますので、年間当たり1,544万4,000円が公費負担となります。
ただし、この激減緩和措置は、平成19年からの10年間の特別でありますので、平成29年までがこの負担額となります。それ以降は、4.5%を減らした乗じた額、もしくは今後この議論の中でどういう形になっていくかはわかりませんが、現状のところではそういうふうになります。
それから、二つ目の質問でありますが、三重県内の市町で廃止しているところはありませんが、意見書は四日市市さんのほうで出たように思います。以上です。
○議長(
伊藤弘美君) これにて、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
発議第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに、御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) 異議なしと認めます。
よって、発議第3号は、委員会付託を省略することに決しました。
これより、発議第3号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、発議第3号を採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、発議第3号は原案のとおり可決することに決しました。
次に、
追加日程第2、発議第4号、
追加日程第3、発議第5号及び
追加日程第4、発議第6号の3件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
9番、
位田まさ子君。
○9番(
位田まさ子君) それでは、発議第4号から第6号までの3件につき、一括で提案理由の説明をいたします。
提出者は、い
なべ市議会議員
位田まさ子
賛成者 石原 瞭、清水 實、小川克己、小林俊彦、多湖克典でございます。
それでは、まず発議第4号から説明をさせていただきます。
意見書(案)の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
30人学級を柱にした新たな「
教職員定数改善計画」策定と
教育予算拡充を求める意見書(案)
趣旨
30人学級を柱にした新たな
教職員定数改善計画策定と子ども一人ひとりの豊かな学舎、総合的な学校の安全対策の実現に向け、教育予算の増額をすること。
理由
三重県では現在小学校1、2年生の30人学級、中学校1年生の35人学級が実施されています。少人数学級が実施されている学校では、「子どもたちが落ちついて学校生活を送ることができる」、「子どもたちがさまざまな活動に意欲的に取り組んでいる」、「一人ひとりにきめ細かな指導ができる」といった保護者、教職員からの声が多くあります。文科省は2010年1月学級編成基準の見直しに着手することを表明。意見募集や教育関係団体、有識者のヒアリングなどを行いました。その後、中教審初等中等教育分科会での論議も進められており、7月には「現行の40人から引き下げる必要がある」、「早急に新たに教職員定数削減改善計画を定め、確実に実施する必要がある」等が盛り込まれた提言がまとめられました。今後は法改正等に向けた具体的な取り組みを進めていくとしています。
三重県は東海地震にかかる地震防災対策強化地域に県内10市町が指定されております。また、東南海・南海地域防災対策推進地域には、県内全域が指定されています。このような状況下、学校耐震化も着実に進められており、2010年4月現在で、県立学校94.7%、小中学校92.2%の学校において、耐震性が確保されています。
今年度政府は、経済危機対応・地域活性化予備費を活用し、公立学校施設の耐震化、老朽化の対策を進めるとしています。学校は子どもたちが多くの時間を過ごす場であるとともに、災害時には地域住民の避難場所となるなど重要な役割を担っています。その安全確保は極めて重要であり、早急に耐震化率が100%となるように求めていく必要があります。
日本の公財政教育支出の対GDP2009年比は、OECD加盟国の中で最低レベルの3.3%となっており、OECD平均4.9%にはほど遠い実態があります。山積する教育課題の解決を図り、未来を担う子どもたち一人ひとりを大切にした教育を進めるためには、学級編成基準の引き下げや、教育条件整備のための教育予算の拡充が必要です。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成22年9月27日
三重県い
なべ市議会
議 長 伊 藤 弘 美
なお、意見書の提出先は高木義明文部科学大臣でございます。
次に発議第5号の提案理由の説明をします。
発議第5号につきましても意見書(案)の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
保護者負担の軽減と就学・
修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書(案)
趣 旨
家庭の経済的な理由により、子どもたちの学びなどに影響が出ることのないよう
保護者負担の軽減と就学・修学に関わる制度を拡充すること。
理 由
経済や雇用情勢の悪化は、子どもたちの暮らしや学びに大きな影響を与えています。文科省は6月に「文部科学白書(2010年度版)」を公表し、「経済格差が教育格差につながっている」と分析、「日本は家計の教育費負担が大きく公的支援が少ない」、「教育分野に公的支出をふやすべきだ」としています。
また、日本は政府支出に占める教育費の割合が9.5%であり、OECD加盟国の平均を3.8ポイントを下回っています。その分、私費で負担する割合も高く、OECD平均0.8%に対し日本は1.7%となっています。
このようななか国・県においては、「学びたくても学べない」という状況を改善すべく施策として「高校無償化」、「奨学金の改善」等が進められ、一定の拡充がされています。
しかし、保護者の負担が十分軽減されたわけではありません。入学料・教材費等の負担が多いこと、就学援助の受給者が増加し、中途退学や進学の断念を余儀なくされる子どもがふえていること等の課題があります。
すべての子どもたちの学びの保障を目指し、給付型奨学金制度の確立等、
保護者負担の軽減と就学・
修学支援に関わる制度のさらなる拡充を求めていく必要があります。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成22年9月27日
三重県い
なべ市議会
議 長 伊 藤 弘 美
なお、意見書の提出先は、文部科学大臣でございます。
次に、発議第6号の提案説明をいたします。
発議第6号につきましても意見書(案)の朗読をもって、説明にかえさせていただきます。
義務教育費国庫負担制度の存続と
全額国負担を求める意見書(案)
趣 旨
義務教育無償の原則により、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため設けられた義務教育国庫負担制度を存続し、
全額国負担とされたい。
理 由
政府は、地域主権の確立に向けて具体的な検討を進めています。これまでの補助金のあり方を抜本的に見直し、地方が自由に使える一括交付金についての議論がされており、義務教育費国庫負担金が議論の対象となっています。6月に閣議決定された地域主権戦略大綱には「一括交付金化の対象外とする」と示されていますが、今後も注視していく必要があります。
また、義務教育費国庫負担金の対象外である教材費、旅費、高校教職員の給与費は、地方交付税として一般財源の中に組まれていますが、多くの自治体で予算措置されている教育費は、地方交付税で措置されている水準に達しておらず、自治体間の格差が生じています。このような中、昨年実施された政府の行政刷新会議による「事業仕分け」では、「国が全額負担すべきである」という意見も出されています。
義務教育費国庫負担制度は、義務教育の機会均等とその水準の維持・向上及び地方財政安定のため、国が必要な財源を保障するとの趣旨で確立されたものであり、これまで学校教育に大きな役割を果たしてきています。その時々の国や地方の財政状況に影響されることのない確固とした
義務教育費国庫負担制度によって、未来を担う子どもたちに豊かな学びを保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なことです。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成22年9月27日
三重県い
なべ市議会
議 長 伊 藤 弘 美
なお、発議第6号の意見書の提出先は財務大臣、野田佳彦氏でございます。
以上、発議第4号から発議第6号までの3件の提案理由の説明とさせていただきます。
御審議のほど皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
伊藤弘美君) これより、発議第4号から発議第6号までの3件に対する質疑を許します。
質疑はございませんか。
(「質疑なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
発議第4号から発議第6号までにつきましても、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) 異議なしと認めます。
よって、発議第4号から発議第6号までの3件は、委員会付託を省略することに決しました。
これより、発議第4号、30人学級を柱にした新たな
教職員定数改善計画策定と
教育予算拡充を求める意見書についての討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、発議第4号を採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、発議第4号は原案のとおり可決することに決しました。
次に、発議第5号、
保護者負担の軽減と就学・
修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書の提出についての討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、発議第5号の採決を行います。
本案を原案のとおり可決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、発議第5号は原案のとおり可決することに決しました。
次に、発議第6号、
義務教育費国庫負担制度の存続と
全額国負担を求める意見書の提出についての討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、発議第6号を採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(多 数 起 立)
○議長(
伊藤弘美君) 起立多数であります。
よって、発議第6号は原案のとおり可決することに決しました。
次に、
追加日程第5、決議第3号、いなべ市でスポーツや
文化芸術活動に励む児童・生徒の応援をするための決議を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
9番、
位田まさ子君。
○9番(
位田まさ子君) 決議第3号、いなべ市でスポーツや文化・芸術活動に励む児童、生徒を応援するための決議につき、提案理由の説明をさせていただきます。
本決議案は、先の教育民生委員会において検討を行った結果、今回提出するに至りました。
提出者
位田まさ子
賛成者 石原 瞭、清水 實、小川克己、小林俊彦、多湖克典です。
どうぞよろしくお願いいたします。
提案の理由は、この夏いなべ総合学園野球部が、念願の甲子園出場を果たし、いなべ市民をはじめ、多くの人たちに大きな感動と大きな勇気と元気を与えてくれたことを期に、勉学とともにスポーツ及び
文化芸術活動に励むいなべ市の児童生徒をい
なべ市議会として積極的に応援することを誓うものであります。
それでは、決議案を朗読させていただきます。
いなべ市でスポーツや
文化芸術活動に励む児童・生徒を応援するための決議(案)
この夏、いなべ総合学園野球部が宿願の甲子園出場(全国高等学校野球選手権大会出場)を果たし、その夢の初舞台でのはつらつとしたさわやかなプレーは、いなべ市民をはじめ、多くの人たちに大きな感動と元気を与えてくれました。そしていなべの名が球児たちによって、全国に発信され、まさに平成22年(2010年)はいなべ市にとって歴史上記念すべき年となったと言えます。いなべ総合学園野球部の活躍にわいた夏でしたが、いなべ市内の学校に通学する児童生徒や、いなべ市在住で市外の学校に通学する児童生徒の中には、同じようにスポーツに励み、全国規模の大会に出場している選手がたくさんいます。また、
文化芸術活動に励み、大きな発表会や展覧会などで入賞するなど、目ざましい活躍をしている児童生徒もたくさんいます。
このように能力や可能性を秘めた子どもたちが熱心に活動し、感性が磨かれていくことはすばらしいことです。スポーツや
文化芸術活動は子どもたちの健やかな心をはぐくみ、人生に豊かなときを刻みます。スポーツや文化芸術にはぐくまれた子どもたちは、未来の健やかないなべ市の大きな財産となります。い
なべ市議会はいなべ総合学園野球部の甲子園出場を機に、夢と希望に満ち、勉学とともにスポーツや文化芸術に励むいなべ市の児童生徒を積極的に応援することをここに誓います。
以上、決議します。
平成22年9月27日
い
なべ市議会
なお、本決議案はスポーツや文化芸術に励む児童生徒を積極的に応援するための決議案ですが、すべてのいなべ市他の子どもたち、いろいろな状況の子どもたちが、よりよい環境のもと心身ともに健やかに成長していくことを応援していくことは、議会としても当然のことであり、その前提の上で、このような決議案を提出いたしましたことを申し添えておきます。
以上、決議第3号、いなべ市スポーツや
文化芸術活動に励む児童生徒を応援するための決議の提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
伊藤弘美君) これより、決議第3号に対する質疑を許します。
質疑はございませんか。
(「質疑なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
決議第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) 異議なしと認めます。
よって、決議第3号は委員会付託を省略することに決しました。
これより、決議第3号に対する討論を行います。
討論はございませんか。
(「討論なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) これにて、討論を終わります。
これより、決議第3号を採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(全 員 起 立)
○議長(
伊藤弘美君)
起立全員であります。
よって、決議第3号は原案のとおり可決することに決しました。
お諮りします。
総務、教育民生、産業建設の各常任委員長から所管事務調査の閉会中の継続調査の申し出が、また議会広報編集委員長から閉会中の継続調査の申し出がありました。
よって、委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを日程に追加し、
追加日程第6として、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) 異議なしと認めます。
それでは、
追加日程第6、委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
本件は各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに、御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) 異議なしと認めます。
よって、各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。
お諮りいたします。
閉会中の
議員派遣についてを日程に追加し、
追加日程第7として議題としたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) 異議なしと認めます。
それでは、
追加日程第7、閉会中の
議員派遣についてを議題といたします。
当面の
議員派遣については、お手元に配付の別紙のとおり派遣いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
伊藤弘美君) 異議なしと認めます。
よって、閉会中の
議員派遣については、別紙のとおり派遣することに決しました。
これをもちまして、本定例会に付された案件の審議は、すべて終了いたしました。
それでは、以上をもちまして、平成22年第3回い
なべ市議会定例会を閉会いたします。
どうも御苦労様でございました。
(午前11時00分 閉会)
地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。
い
なべ市議会議長
い
なべ市議会署名議員
い
なべ市議会署名議員...