久 野 友 彦 橋 場 徹 広
まちづくり整備室長 維持修繕室長
岩 佐 亨 服 部 政 徳
建築住宅室長 上下水道管理室長
亀 渕 輝 男 若 林 美津枝
上水道室長 小 山 悟
下水道室長 西 口 昌 利
6 事務局 浦 野 光 雄 臼 井 尚 美 村 松 大 山 川 美 香
髙 野 利 人
7
案件 ① 議案の審査
議案第84号 平成24年度亀山市
一般会計補正予算(第5号)に
ついての内
第1条 第2項「第1表
歳入歳出予算補正」中
歳出 第4款
衛生費
ただし、
第1項
保健衛生費
第7目
保健衛生総務費
を除く
第6款
農林水産業費
第8款
土木費
第2条「第2表
繰越明許費」中
第11款
災害復旧費
第3条「第3表
債務負担行為補正」中
2 変更
農業振興地域整備計画策定委託料
議案第87号 平成24年度亀山市
農業集落排水事業特別会計補正
予算(第2号)について
議案第88号 平成24年度亀山市
公共下水道事業特別会計補正予
算(第2号)について
議案第89号 平成24年度亀山市
水道事業会計補正予算(第2号
)について
8 経過 次のとおり
午前10時00分 開 会
○
前田耕一会長 おはようございます。
ただいまから
予算決算委員会産業建設分科会を開会いたします。
きょうは、朝方、相当冷えましたけれども、今、非常に穏やかな日和になってきました。
委員各位、
理事者側各位、全員出席していただいて、会議を進めることができます。どうぞよろしくお願いします。
それでは、審査の前に、市長に出席いただいておりますので、挨拶をいただきます。よろしくお願いします。
○
櫻井市長 おはようございます。
連日、熱心なご審議をいただいてありがとうございます。
大分寒くなってまいりましたし、慌ただしくなってきたところでございます。
かねてから議会の
皆さん方にも、
期成同盟会等々で
大変お世話をいただいておりました、懸案の課題でございました東名阪の
渋滞対策ということで、今日まで
期成同盟会を中心に中日本さん等々、要望を申し上げてまいりましたが、上り線につきまして、昨日お昼、
四日市インター、
四日市東インター間暫定3車線が
運用開始をいただきました。19日に、今度は下り線の
運用開始ということで、今準備をいただいておるところでございますが、これによりまして、従来のひどい渋滞は解消されるものと期待をいたしておるところでございます。
今後も引き続いて、
高速本線も控えておりますので、努力いたしてまいります。引き続き、格別のご理解、ご支援をよろしくお願いいたしたいと思います。ありがとうございました。
さて、本会議で
常任委員会へ付託をいただきました議案は、
一般会計補正予算ほか3件と、
地域主権改革関連によります
条例改正7本でございます。何とぞよろしくご審議をいただきまして、ご賛同いただきますようお願いを申し上げまして、開会に当たりまして一言ご挨拶にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○
前田耕一会長 ありがとうございました。
それでは、審査に入るわけでございますけれども、その前に二、三
注意事項を申し上げますので、よろしくお願いします。
まず発言につきましては、挙手の上、私、
分科会の会長に
発言許可を求めて、会長の指名の後、
マイクスイッチを入力して発言いただきますようお願い申し上げます。それから、なお
部長等におかれましては、挙手の際、職名及び氏名を述べていただきますようお願い申し上げます。
それから
確認事項でございますが、この
分科会の
補正予算の審査は、質疑と委員間の
自由討議までとし、討論、採決は行いませんので、十分に質疑していただきたいと思います。
なお、
議会報告番組作成のため、事務局がビデオカメラにて撮影を行いますので、ご了承をお願いいたします。
それでは、10日の
予算決算委員会で当
分科会に分担されました
補正予算の
議案審査を行います。
まず、
理事者側に議案の説明を求めますので、よろしくお願いいたします。
国分環境・
産業部長。
○
国分環境・
産業部長 おはようございます。
それでは、議案第84
号平成24年度
一般会計補正予算中、環境・
産業部所管分の主なものについて、ご説明申し上げます。
補正予算書の4ページをごらんください。
第2表
繰越明許費、第11
款災害復旧費、第1項
災害復旧費、
事業名、
農業用施設等災害復旧事業1億9,560万円でございますが、11月の
臨時議会におきまして、9月8日、9日の豪雨及び台風17号に係る
農業用施設等の
復旧費用についてお認めをいただきましたところでありますが、
災害件数が多いこと、またこのことから、
地元協議、設計などに時間を要することなどから、年度内の完成をするに当たりまして、必要な
工事工期が確保できないことから、25年度に繰り越すものでございます。しかしながら、作付には間に合うよう、精いっぱい努力をいたしてまいる所存でございます。
次に、第3表
債務負担行為補正、2変更、3行目の
農業振興地域整備計画策定委託料の平成25年度の限度額を230万円から197万円へ変更いたす理由でございますが、この計画の策定は、平成24年度と25年度の2カ年事業として取り組んでいるところでございますが、
委託料の額が確定しましたことから、減額を行うものでございます。
次に少し飛びまして、28、29ページをお開きください。
下段、第4
款衛生費、第2項
清掃費、第1目
清掃総務費、
事業名、
廃棄物対策事業、
説明欄、
一般事業、
塵芥焼却場汚染負荷量賦課金3万1,000円の減額でございますが、この
賦課金は、溶融炉において排出する
硫黄酸化物の排出量に応じて
環境再生保全機構に支払う
公害補償給付等の
賦課金でございますが、当初
見込みより少なくて済んだことから減額をいたすものでございます。
続きまして、第2目
塵芥処理費、
事業名、
廃棄物収集処理事業、
説明欄、
廃棄物収集事業55万4,000円の減額でございますが、
破砕粗大ごみ及び
一般ごみの
収集業務に係る
契約差金でございます。
次のページをお開きいただきまして、
説明欄、再
資源化促進事業1万5,000円の減額でございますが、資源物の
整理業務に係る
契約差金でございます。
次に、
事業名、
溶融処理施設管理費、
説明欄、
施設管理費69万8,000円の減額でございますが、
各種設備の
点検委託料及び
清掃等委託料に係る
入札差金でございます。
次に、第3目
し尿処理費、
事業名、
衛生公苑管理費、
説明欄、
施設管理費110万5,000円、及び
事業名、
関衛生センターし尿処理場費、
説明欄、
施設管理費5万8,000円の減額は、
施設管理に伴います各
委託料の
入札差金及び
契約差金でございます。
続きまして、第6
款農林水産業費、第1項
農林水産業費、第3目
農業振興費、次のページをお開きいただきまして、
事業名、
農業振興事業、
説明欄、
一般事業39万4,000円の減額は、農業に係ります
整備計画及び
基本構想策定委託料の
入札差金でございます。
次に、第6目
林業振興費、
事業名、
林業総合センター費、
説明欄、
施設管理費6万7,000円の減額は、施設の管理に伴います各
委託料の
入札差金でございます。
以上でございますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○
前田耕一会長 三谷建設部長。
○
三谷建設部長 議案第84
号平成24年度亀山市
一般会計補正予算(第5号)について、建設部の所管する部分について、ご説明を申し上げます。
予算に関する
説明書の32、33ページをお開きください。
中段の第8
款土木費、第1項
土木管理費、第1目
土木総務費の
説明欄、
一般管理費の
光熱水費の285万円の増額につきましては、
燃料費調整単価の高騰により増額するものでございます。
下段の第8
款土木費、第2項
道路橋梁費、第1目
道路橋梁総務費の
説明欄、
狭隘道路後退用地整備事業の333万7,000円の増額につきましては、今年度の申請が当初
見込みよりふえてきたことにより、
報償費、助成金を
見込み額にあわせて増額するものでございます。
次に、34、35ページをお開きください。
上段の第8
款土木費、第2項
道路橋梁費、第1目
道路橋梁総務費、
説明欄、
地籍調査事業15万3,000円の増額につきましては、
地籍調査事業の区域を新たに1地区拡充するための増額でございます。
次の下段の第2目
道路維持修繕費の
説明欄、
道路維持修繕費、
補助金80万円の増額につきましては、
地元施工の
重機借り上げ申請が当初
見込み件数よりふえたことにより増額するものでございます。
次の下段の第4目
道路舗装費の
説明欄、
道路舗装事業、
舗装復旧工事負担金1,200万円の増額につきましては、
公共下水道事業に伴う
舗装復旧工にあわせて舗装を行うために増額するものでございます。
次にページを戻っていただきまして、4ページを開きください。
第2表
繰越明許費、第11
款災害復旧費、第1項
災害復旧費、
事業名、
道路橋梁災害復旧事業2,350万円と、
河川災害復旧事業4,300万円の
繰越明許でございますが、
災害復旧事業につきましては、順次
工事発注の準備を進めており、
早期復旧に向けて進捗を図っていくこととしておりますが、国の
災害査定が12月末であることから、今後、
実施設計、
発注手続を経て工事を実施していくに当たり、年度内での必要な
工事工期が確保できない
工事箇所について、繰り越しをさせていただくものでございます。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○
前田耕一会長 高士上下水道部長。
○
高士上下水道部長 それでは、
補正予算書の28、29ページをお開き願いたいと思います。
議案第84
号平成24年度亀山市
一般会計補正予算(第5号)についてのうち、
上下水道部所管についてご説明を申し上げます。
第4
款衛生費、第1項
保健衛生費、第3目
環境衛生費、
説明欄、
浄化槽整備事業補助金1,068万2,000円の増額につきましては、住宅地の開発に伴い、当初
予定件数より申請が多かったことから、30基分に対する
補助金を計上したものでございます。
続きまして、30、31ページをお開きください。
一番下の欄でございますが、第6
款農林水産業費、第1項
農林水産業費、第2目
農林水産業総務費、
説明欄、
農業集落排水事業、
繰出金583万9,000円の
減額補正は、
農業集落排水事業特別会計に前年度
繰越金を計上したこと等によるものでございます。
続きまして、34、35ページをお開き願います。
第8
款土木費、第4項
都市計画費、第1目
都市計画総務費、
説明欄、
公共下水道事業、
繰出金6,054万6,000円の
減額補正は、
公共下水道事業特別会計に前年度
繰越金を計上したこと等によるものでございます。
次に、議案第87
号平成24年度亀山市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、ご説明を申し上げます。
補正予算書の71ページをお開きください。
今回の補正は、
歳入歳出それぞれ3,002万5,000円を追加して、補正後の予算額を
歳入歳出それぞれ8億1,872万5,000円といたしております。
今回の補正の主な内容につきましては、
農業集落排水事業昼生地区に対して
追加予算が配分されたことに伴います
増額補正でございます。
予算に関する
説明欄の76、77ページをお開きください。
歳入予算、第1
款分担金及び
負担金、第1項分担金、第1目
建設改良費分担金311万4,000円、及び第3
款県支出金、第1項
県補助金、第1目
建設改良費県補助金932万5,000円の増額は、
農業集落排水事業の
追加要望に対して
追加予算が配分されたものでございます。
第5
款繰入金、第1項繰入金、第1目
一般会計繰入金の減額583万9,000円は、先ほどの
一般会計の中で
農業集落排水特別会計に前年度
繰越金等を計上したことによるものでございます。
第6
款諸収入、第1項雑入、第2目280万円の増額は、
事業進捗に伴う
上水道施設への
工事負担金でございます。
78、79ページをお開き願います。
第7款市債、第1項市債、第1目
事業債830万の増額は、
追加予算に伴うものでございます。
第8
款繰越金、第1項
繰越金、第1目
繰越金1,232万5,000円は、前年度の
繰越金でございます。
次に80、81ページをお開き願います。
歳出の主なものについてご説明を申し上げます。
第1
款事業費、第1項
業務費、第1目
管理費、
説明欄の
処理施設維持管理費640万円の補正は、
汚水処理施設の
光熱水費、主に電気代でございますが、当初
見込みより多かったため140万円の増額と。
それと修繕料500万円は、
辺法寺地区の
汚水処理場において、台風17号により
異常流入が生じたことにより、至急修繕が必要となったことに伴うものでございます。
次に、第2項
建設改良費、第1目
建設改良費、
説明欄の
施設整備事業3,430万円の
増額補正は、
追加予算に伴うものでございます。
82、83ページをお開きください。
第3
款諸支出金、第1項
基金費、第1目
農業集落排水事業債償還基金費、
説明欄の
農業集落排水事業債償還基金積立金1,067万5,000円の減額は、平成23年度事業を一部、今年度に繰り越したことにより、
県支出金の
団体営農業集落排水整備支援事業補助金の減額に伴うものでございます。
次に、議案第88
号平成24年度亀山市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。
補正予算書の85ページをお開きください。
今回の補正は、
歳入歳出それぞれ430万3,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ15億940万8,000円といたしております。
予算に関する
説明書の90、91ページをお開きください。
歳入予算、第5
款繰入金、第1項繰入金、第1目
一般会計繰入金、
説明欄のうち、
一般会計繰入金の6,054万6,000円の
減額補正につきましては、
一般会計の
補正予算でご説明申し上げましたように、
公共下水道事業特別会計に前年度
繰越金等を計上したことによるものでございます。
第6
款諸収入、第1項雑入、第1目
消費税還付金、
説明欄の
消費税還付金420万円の減額は、
消費税法第52条に定める仕入れに係る
消費税額の
控除不足額の還付についての
確定申告の結果、納税することとなったためでございます。
その下の欄、
工事負担金1,200万円の
増額補正は、
市道みどり線の
舗装復旧に伴い、
路床改良が必要となったための増額、また
処理区域外接続協力金335万9,000円は、
川崎小学校及び汚水管の
区域外接続に係る協力金でございます。
その下の2,477万7,000円は、
流域下水道維持管理費負担金の平成23年度決算に係る余剰金の還付でございます。
その下の欄でございますが、第8
款繰越金、第1項
繰越金、第1目
繰越金の2,891万3,000円は、前年度の
繰越金でございます。
続きまして、歳出のご説明を申し上げます。
92、93ページをお開き願います。
第1
款事業費、第1項
業務費、第1目
管理費のうち、
説明欄、
一般管理費317万7,000円は、
消費税確定申告の結果、これは本年度の12月、また平成25年3月の予定でございますが、
中間納付が必要となったためでございます。
また、下の
施設維持管理費については、
光熱水費、これも電気代でございますが、
見込みより多かったため78万円と、その下の
使用料等賦課徴収費の
報償費が
公共下水道受益者負担金の
一括納付が当初
見込みより多かったため、34万6,000円の
増額補正をお願いするものでございます。
次に、議案第89
号平成24年度亀山市
水道事業会計補正予算(第2号)について、ご説明を申し上げます。
97ページをお開きください。
第1
款水道事業収益、第1項
営業収益20万円は、
農業集落排水事業に伴う
水道管移設等に伴う
事務費でございます。
下の欄、第1
款資本的収入、第1項
工事負担金380万円の増額は、
農業集落排水事業の
追加配付に伴う
工事負担金でございます。
その下段、第1
款資本的支出、第1項
建設改良費は、みどり町地内の
舗装復旧の
負担金について担当室と調整したところ、工程の関係から本年度内の発注が見込めないため減額するものと、
農業集落排水事業の
進捗状況に伴い、
負担金に増額が生じたことにより、
負担金として470万円減額するものでございます。
以上、議案第84号、議案第87号、議案第88号、議案第89号の各
補正予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○
前田耕一会長 以上で説明は終わりました。
これより、
補正予算の議案に対する質疑に入ります。
質疑につきましては、議案第84号から89号まで一括してお受けいたしますので、よろしくお願いいたします。
それでは、質疑のある方、順次発言を認めます、どうぞ。
伊藤委員。
○
伊藤彦太郎委員 この
環境衛生費の
浄化槽整備事業の
補助金なんですけれども、1,000万円上がってきていますけど、これ多分補助が近々中止になるということに対する
駆け込みかなという気もするんですけれども、その辺、日程というか、時系列で見た場合、やはりそれを発表した後、多かったのかどうか、広報に載せた後多かったのかどうか。
駆け込みという言い方はおかしいんですけれども、本来、家を建てるもんで、そこにやるというふうなんだったのか、この際かえておこうとか、その辺の傾向とかというのは、大体でいいんでわかりますか。
○
前田耕一会長 高士上下水道部長。
○
高士上下水道部長 今回の
浄化槽に対する
追加補正でございますが、
住宅開発の、特に業者から事前に何基ぐらい追加といいますか、こういう
補助金に対する申請があるかということを事前にお聞きしておったといったところがございまして、本来であれば、もう
打ち切りと。県の補助をつかんだら
打ち切りということでございますけれども、今回、県のほうから30基分に対する
補助金が追加されたといったところで、これは建物に対する
設置申請が多かったといったところで、
駆け込み申請ではないというふうに思っております。
○
前田耕一会長 伊藤委員。
○
伊藤彦太郎委員 駆け込み申請ではなかったということで、逆に言うと、さらにまた
駆け込みというのが考えられるのかなという気もするんですけれども、ただ、これから下水が完備されていこうという中で、これがあるということは、このされた方のところというのは、多分、当面行かないんだろうなというふうなのが逆に言ったら言えるわけなんですけれども、場所の傾向とかはあるんですか。その点だけちょっと聞かせてください。
○
前田耕一会長 高士部長。
○
高士上下水道部長 今回、30基分に対しましては、主に
民間開発に伴います
能褒野地区が多かったとはお聞きしております。
それと大体、年ですね、今までの過去の経過から大体80基分を当初予算は見込んでおったわけなんですけれども、それに対して不足分30基分といったところで、少しそういった
住宅建築に関しましての要望といいますか、少しは経済的にも上がってきたのかなというふうな気がしております。
○
前田耕一会長 小坂委員。
○小坂直親委員 その関連なんやけど、僕が質疑しようと思って時間がなかったら質疑できへんのやけど、今、
駆け込みでないというのはよくわかったんやけれど、結局25年から2分の1、26年度からはゼロということになるんやけれど、確かに
駆け込みが来年に集中するかもわからん、その動向はわからんにしても、やっぱりゼロになるということは、もう要らんと。
国・県の方針なんやけれど、確かに国が3分の1、県が3分の1、市が3分の1なんやけれど、結局公共も集落もどこへも入らん地区があるはずですね、どうしても。そこらはどうやって、もうこれで国の制度は打ち切るからだめなんだというのであれば、不公平・公平からいっても、これは個人やなしに地区があると思うんで、その地区が亀山全体で
浄化槽の
補助適用を受けん集落があると思うんです。そこらは、もう26年で打ち切るとなるとですね、大変これは不公平を生じると思うし、確かに個人も本当はことしに家を建てたいけど、資金もないんで、家を建てるに建てられやんで、26年に建てるという計画のある方も見えるやろうし、資金の調達によって、ことし建てて、この
補助制度を受けたいけど受けられんと。26年に切られるとなると大変気の毒だと思うんで、最低でも3分の1、3分の1、3分の1の
補助金を、
一般財源の3分の1を持っておったんなら、確かに国・県の制度は適用できんにしても、市の3分の1の
補助金だけでも適用して、農集も公共もどちらもひっかからん集落は一体どんだけあるのか。それによって、次のステップがあるのやろうけど、ただ制度があるから打ち切ったらしまいだというのだけでは、
浄化槽を個人で全て設置せんならんことになってしまうんで、26年に打ち切られて、亀山市全域で何集落で何戸ぐらいがこの制度がなくなると受けられんのがあるのか、わかればお聞かせ願いたい。
○
前田耕一会長 高士部長。
○
高士上下水道部長 今回の見直しにつきましては、まず
公共用水域の
水質改善、当然
合併浄化槽でございますので、それを目的としておるといったところで、特に家庭から排出される
生活雑排水でございますが、これについて何が一番影響しておるかといいますと、台所の
雑排水が一番影響しておるわけです。
し尿ですと
単独浄化槽、または
くみ取り式といったところで、家庭用の
雑排水が一番影響しておると。特に、今後25年度以降につきましては、県もここら辺について一部補助等のプラスアルファもつけておるところでございます。
今回対象となると、現実今住んでおみえになる方につきましては、ほとんど影響はないと。要するに、恒久的地域といいますか、農業集落排水地域、または公共下水道地域以外の方については、この制度については存続をしていきますので、今までとかわりはないと。
ただ、公共下水道区域の中に、また新たに家を建てられる方、それ以外に新たに新築をされる方については、この補助対象にならんといったところでございますので、そこら辺の方が来年度は2分の1の補助、26年度は廃止といったところでございます。
なお、集落で一応対象戸数というのも調べさせてはいただきました。
亀山市の町別でずうっと調べましたんですけれども、その恒久的、これずうっと
補助金が続くわけでございますが、155戸対象がございまして、81戸の方はもう既に
合併浄化槽に切りかわられておるといったところでございまして、残り74戸が農業集落排水とか公共下水道区域に入っていない方でございますが、この74戸につきましては、今の制度が継続されますので、支障のないものというふうには考えておるところでございます。
○
前田耕一会長 小坂委員。
○小坂直親委員 74戸は今の制度ということは、
補助金は来年2分の1、再来年はゼロ、それは今の現行はそのまま維持されるということですか。
○
前田耕一会長 高士部長。
○
高士上下水道部長 恒久的地域がございますけれども、関ですと久我とか福徳とか、ああいうところとか、亀山でも農集の区域と公共の区域から外れたところですね。これについては恒久的区域ということになりますので、今の
補助制度は継続をします。
○
前田耕一会長 小坂委員。
○小坂直親委員 今の
補助制度というと、国が3分の1、県が3分の1、市が3分の1の三十数万円か、5人槽で。それがそのまま適用されるということやな。
○
前田耕一会長 高士部長。
○
高士上下水道部長 おっしゃられるように、国・市・県、合わせまして33万2,000円。それと、特に今回は転換を目的としてございます。転換というのは、
単独浄化槽から
合併浄化槽へかわられる方、または
くみ取り式から
合併浄化槽へかわられる方につきましては、新たに旧の
単独浄化槽の撤去費とか配管費、合わせますと15万円になりますけれども、そういったこともプラスアルファをさせていただいて、そういう転換を図っていくということで、その分については上乗せをさせていただくというふうに考えておるところでございます。
○
前田耕一会長 ほかに、質疑はございませんか。
竹井委員。
○竹井道男委員 予算段階で確認すればよかったんですが、ちょっと補正に上がってきました。確認をさせていただきます。
農業の計画の
委託料の関係で、実は議会のほうでも、たしか前回も言いましたけど、計画に関してどんなふうに我々も議論させていただくのかということがありまして、今補正が組まれている2つの計画については、まず私の手元の資料ですと、地域
整備計画は20年からおおむね5年で見直すということになっているので、24、25で今委託されておると。
それからもう1個のほうが、経営基盤の強化のやつが19年から28年で、これもおおむね5年で見直しておるというふうに担当部から資料をいただいているんですけれども、これまでの計画期間と見直し後の差ですね。1個のほうは26年とわかっておるんですけど、計画期間の開始、ちょっともう一度各計画期間について確認させてください。
○
前田耕一会長 国分部長。
○
国分環境・
産業部長 その経営基盤のほうが、きょうちょうど資料でも追加で遅くなって申しわけなかったんですけど、1つ出させていただいておるのがございます。それが経営基盤のほうでございまして、これが今年度中に作成し、25年度から今後10年間を目標にスタートの計画という形のものでございます。
それともう1つのほうが、今年度と来年度の2カ年にかけて農業振興地域とかそういった見直しの関係でやるんですが、それも今取り組んでいるところでございます。その期間は担当室長のほうからご答弁させていただきます。
○
前田耕一会長 宮﨑
農政室長。
○宮﨑
農政室長 農業経営基盤強化の促進に関する基本構想につきましては、おおむね5年ごとに見直しするということになっておりまして、今年度見直しておりまして、25年度を初年度として今後10年間を見通して定めるものとして、おおむね5年ごとに見直すという計画でおります。
それともう1つ、地域
整備計画につきましては、今年度基礎調査を行っておりまして、来年度
整備計画の見直しを行い、26年度からということになっております。
○
前田耕一会長 竹井委員。
○竹井道男委員 期間は5年でいいんですか、資料のほう。
○
前田耕一会長 宮﨑室長。
○宮﨑
農政室長 ちょっと手持ちがないんで、たしか5年やったと思っております。
○
前田耕一会長 竹井委員。
○竹井道男委員 これについては、議会で調べてもらった資料だと、促進法に基づく法必置みたいなイメージなんですけど、これが制定したときに、パブリックコメントみたいなものがあるのかないのか。ただ計画をつくって、担当としてそれを使って計画を進めていく、そんな性格のものなのか、ちょっと教えてください。
○
前田耕一会長 宮﨑室長。
○宮﨑
農政室長 まず基本構想につきましては、今までパブリックコメントをした形跡はないかと思っております。今回の見直しにつきましては、パブリックコメントをやる予定をしております。
それと、もう1つ、農振地域の
整備計画につきましては、法の中で縦覧をするということになっておりますので、パブリックコメントは今のところ予定はしていない状況でございます。
○
前田耕一会長 竹井委員。
○竹井道男委員 もう1点、実は議会のほうでも少しいろんな議論に参加できないかというふうな検討はしているんですけど、これがいつもですと、それができたぐらいにお示しをするというパターンなんですよね。だからほとんど意見としては反映しづらいというか、議会に意見が聞きたいというときですよね。
今回、議会側の手続というのは、何か途中ぐらいで少し協議会か、定例会の中でそういう説明をされるつもりがあるのかないのか。
○
前田耕一会長 国分部長。
○
国分環境・
産業部長 一応、その農業委員会とかJAさんとか、そういった方々にはご意見をいただいて、今回の基盤整備のほうは固めてまいりました。したがいまして、議会のほうには、きょうお示しをさせていただいて、その場でご意見、またパブリックコメントの時期がありますので、その際にもしご意見がいただければいただくというような形で、新たにこういった場というのは、現在のところ考えてございません。
○
前田耕一会長 竹井委員。
○竹井道男委員 予算と直接は関係ないけど、成果物の話になってくるんで、それと今議会側から2つの委員会に委員を出していますけど、例えばその委員会とこの計画の関連、全くそういう委員会とは関係なしに計画がつくられていくのか。その委員会からも意見を求めていくような話になっているのか。議会から、手元にないんですけど、2つばかり農業関係を出しておりますけど、議会からも議員として、そういう委員会の中で、この2つの計画それぞれにそういうところで計画、たしか地域振興整備のほうは委員会があったような気がしましたけど、そういうところでもこの計画の中身について議論されていかれるのかどうか、確認しておきたい。
○
前田耕一会長 国分部長。
○
国分環境・
産業部長 基盤整備のほうは、法的にこういった形のものを、中身についてもいろいろ指示があっていきますので、これについては、そういった委員会ではお諮りをするということは考えてございません。
もう1点については、担当室長からご答弁させます。
○
前田耕一会長 宮﨑室長。
○宮﨑
農政室長 農業振興地域整備促進協議会につきましては、今は産業建設委員会の委員長・副委員長が入っていただいておると思うんですけれども、その促進協議会の中へご提示はさせていただいて、意見等を頂戴する予定はしております。
○
前田耕一会長 今、竹井委員のほうから農業経営基盤整備の件の質疑がありましたけれども、これ関連で質疑があったわけですけれども、後の産建委員会の提出資料の中に3件ほど追加資料が入っておりますので、もしその件についても、その時点で質問をしていただけると思いますので、よろしくお願いします。
その追加資料は、まだ配付はされていないね。
休憩後に3件ほど予定しておりますので、その辺ご承知おきください。
高士部長。
○
高士上下水道部長 先ほどの
小坂委員のご質問の中で、金額的な問題がございましたので、少し訂正をさせていただきます。
33万2,000円につきましては暫定的区域といったところで、農業集落排水区域とか公共下水道区域の中で転換を図っていくといった区域については33万2,000円と。それと、恒久的区域、先ほど久我とか福徳とかいう話をさせていただきました。あと74戸残っておりますと言ったところ、ここにつきましては、市の上乗せもございますので、52万9,000円の金額でございまして、これも同じく15万円、県の
単独浄化槽の撤去費用とか配管費用が、これも新たに追加をされるといったところで、金額の一部違うところがございましたので、訂正をさせていただきます。
○
前田耕一会長 小坂委員、よろしいでしょうか。
ほかに質疑はございませんか。
竹井委員。
○竹井道男委員 公共下水の雑入の
処理区域外接続協力金、川崎小というのがあるんですけど、これもうちょっと具体的に説明してほしいんですけど。
○
前田耕一会長 高士部長。
○
高士上下水道部長 担当室長のほうからご説明申し上げます。
○
前田耕一会長 西口
下水道室長。
○西口
下水道室長 まず
区域外接続協力金の説明からさせていただきますが、公共下水道につきましては、まず供用開始区域、今現在、市内で約650ヘクタールほどございますが、この区域で下水道を使っていただく場合には受益者
負担金というのを平米520円いただいております。接続協力金と申しますのは、いわゆる供用開始区域外で進捗する工事の状況とは別に、接続する側の都合によって早期に接続したいというような場合、その受益者
負担金520円に相当するものを接続協力金という形でいただいております。
今回、
川崎小学校の場合は、まだ供用開始をしておりませんが、小学校側の方針によりまして、今回、これも
区域外接続で接続いただきました古河電工の管路が整備をされましたので、それによりまして
川崎小学校も
区域外接続が可能になったというところで、今回、
川崎小学校が
区域外接続をされるということで、それに伴う協力金をいただくということでございます。
○
前田耕一会長 竹井委員。
○竹井道男委員 本会議でいろいろ上水道の接続云々がありましたけど、古河さんの手出しですよね、この管路に関しては。その辺の権利関係みたいなものはどういうふうになっているか。
○
前田耕一会長 高士部長。
○
高士上下水道部長 古河電工の排水管でございますが、雨水管につきましては、7月3日でしたか、供用開始をしております。当然、うちのほうで検査等もして、また施設の引き継ぎ等の検査もしておりまして、その後に供用開始をしたといった経過もございますので、協定上、市の施設として譲渡を受けたといった形でございます。
○
前田耕一会長 竹井委員。
○竹井道男委員 そうなると、ちょっとここの産建でなかったんで余り細かな議論はやっていなかったもんですから、そうすると、協力金さえあればほかの人もつなげるということですか。学校だから特殊なのかどうか。
○
前田耕一会長 高士部長。
○
高士上下水道部長 協力金につきましては、古河電工さんもそうなんですけれども、それに対する工事費がございます。これはそこでお支払いをしていただいておると。要するに、うちの本管がおりまして、そこの先までかなり距離があったわけですけど、その分についても工事費はお支払いをしていただいておりますので、当然、個人さんで極端な話を言いますと、そこまで持ってくるルートですね、その分のお金も別に必要になってくるといったところでございますので、個人ですとかなりのお金が必要になってきますので、多目にはならんのかなというふうな気がします。
○
前田耕一会長 竹井委員。
○竹井道男委員 そうすると、川崎小が接続するときには工事費は別建てであるということですか。
○
前田耕一会長 高士部長。
○
高士上下水道部長 川崎小学校につきましては、その古河電工の排水管に伴いまして、その近くまで排水管は行っておりますので、公共ますから接続をするだけのお金といったぐらいのお金でございますので、これは教育委員会のほうで公共ますと中の配管ですね、これについては市のほうで予算を計上していただくといったところでございます。
○
前田耕一会長 ほか、どうでしょうか、各委員の皆さん。
小坂委員。
○小坂直親委員 道路維持費の80万かな、今説明では、
地元施工の
道路維持修繕費で上がっておるんやけど、そんな一般の市道をそんな
地元施工するのに、農道とか林道やったら原材料支給してもらってあれやけど、一般公共道路に地元施行、基準もあるやろうし、一般のこんな道路を地元施行に対して
補助金を出す、それはもう直工でやるのが本来であって、農道なんかやったら地元施行ということもあるけど、市道をそんな地元に
補助金出して修繕をやらせておいていいのか。
もう1つ、これ一般質問になるかわからんけど、環境・
産業部長が災害に、農業施設に来年は作付ができるようにするということなんやけど、これは一般質問ではあかんのやけれども、少なくとも7町、関では来年は作付できやんのは確定しておるやつもあるわけやな、これ。これは一般質問になると思うんで、それの対策をどうするのか。来年は少なくとも7町歩ぐらいは作付できへん。地産地消と言うとるより、自給自足ができへん、農家が。そんな状態について、どうするのやろうということの方向性ぐらいは地元へおろしてもらわんと、部長は来年作付できるというけど、来年の作付はできへん、もう確定しておるやつをどういうふうに地元へ説明をするのか。
これは一般質問になると思うでいいですけど。
○
前田耕一会長 三谷部長。
○
三谷建設部長 地元施行は、今回の重機の借り上げ申請が多かったということの増額でございます。
ちょっと詳細につきましては、担当室長のほうから説明させてもらいます。
○
前田耕一会長 服部
維持修繕室長。
○服部
維持修繕室長 先ほども部長が答弁させていただきましたように、重機の借り上げということで、22年4月1日より始めております亀山市市道維持管理工事
補助金交付金でありまして、業者さんのほうに、今高齢化社会になってきて、なかなか自治会でやれないよというふうなことを言われまして、22年4月より業者さんにオペレーターとオペレーターを扱う運転手の
補助金として支給させていただいているものでございます。施工は業者さんが多分やっていただいているものと思っております。
○
前田耕一会長 小坂委員。
○小坂直親委員 何で市が直接やらんで、地元へそのオペレーター代を払って、それでは市の道路基準に合わせるようにというのやったら、それやっぱり設計書をつくって、当然市道であれば市が直工でやるべきで、オペレーターや土建会社にやらすんやったら、市が直工でやればいいのに、何で地元にそれをやらせて
補助金だけ出すのか。ちょっと本来の市道を管理する上においては、市が直工でやるべきと思うんですけど、なぜそんな
地元施工に、オペレーターやら機械借り上げ料を出して地元にやらすんか。その道路の完成した検査は市がするんですか。その辺、ちょっとおかしないかな。市道を
地元施工でやらすこと自体がおかしいと思うんですけどね、私は。事情があるんやろうと思うけど。
○
前田耕一会長 服部
維持修繕室長。
○服部
維持修繕室長 市道と言わせてもらっているんですが、認定外道路と赤道の関係の施行でございます。
○
前田耕一会長 国分部長。
○
国分環境・
産業部長 先ほどのご質問でございますが、関のちょうど駅の南側のところで、田んぼが河川のほうから長い水路を引いておったんですけど、そこが被災をしたという箇所のことだと思いますが、こちらについては、今地元と協議もしておりまして、前のところを災害復旧するというのではなく、新たに井戸等を整備して、新たに掘って、そちらのほうで整備をしていくというような形で、今地元と協議をしております。
その中で、当然そうなりますと来年度の作付には復旧やなしに整備ということですので、間に合わんという形の中で、地元さんと今景観作物などを作付していただいて、少しでも収入の補填につなげるというような形のものも今協議をしているところでございます。
○
前田耕一会長 ほかに質疑はございませんか。
(発言する者なし)
○
前田耕一会長 ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
暫時休憩いたします。
午前10時52分 休 憩
午前10時52分 再 開
○
前田耕一会長 休憩前に引き続き、
分科会を再開いたします。
委員間で
自由討議を行う議案はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
前田耕一会長 なしという声をお聞きしましたので、ないようですので
自由討議は行わないことにいたします。
次にお諮りいたします。
ただいま当
分科会で審査を終えました
補正予算の議案審議についての
分科会の会長の報告でございますが、先ほどされた質疑・答弁等について、私のほうである程度集約させていただき、
予算決算委員会にて報告させていただきますので、よろしくお願いします。
そういうことで、作成については、会長の私に一任を願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
○
前田耕一会長 ありがとうございます。
それでは、会長に一任いただいたものといたします。
以上で
予算決算委員会産業建設分科会を閉会いたします。
午前10時54分 閉 会
亀山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名する。
平成 24 年 12 月 14 日
予算決算委員会産業建設分科会会長 前 田 耕 一...