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06月07日-01号

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  1. 津市議会 2019-06-07
    06月07日-01号


    取得元: 津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    令和 元年  6月 定例会(第1回)          令和元年第1回津市議会定例会会議録(第1号)           令和元年6月7日(金曜日)午前10時開会     --------------------------------             議事日程 第1号第1 議席の指定及び変更第2 会議録署名議員の指名第3 諸般の報告第4 会期の決定第5 市長提出議案上程-所信表明及び提案説明    承認第1号 専決処分の承認について    承認第2号 専決処分の承認について    報告第17号 専決処分の報告について    報告第18号 専決処分の報告について    報告第19号 専決処分の報告について    報告第20号 専決処分の報告について    報告第21号 専決処分の報告について    報告第22号 専決処分の報告について    報告第23号 専決処分の報告について    報告第24号 平成30年度津市継続費繰越計算書について    報告第25号 平成30年度津市繰越明許費繰越計算書について    報告第26号 平成30年度津市水道事業会計予算繰越計算書について    報告第27号 平成30年度津市下水道事業会計継続費繰越計算書について    報告第28号 平成30年度津市下水道事業会計予算繰越計算書について    報告第29号 津市土地開発公社経営状況について    報告第30号 公益財団法人津社会教育振興会経営状況について    報告第31号 株式会社伊勢湾ヘリポート経営状況について    報告第32号 青山高原保健休養地管理株式会社経営状況について    議案第86号 子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について    議案第87号 津市市税条例等の一部の改正について    議案第88号 津市手数料徴収条例の一部の改正について    議案第89号 津市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部の改正について    議案第90号 津市保育所の設置及び管理に関する条例の一部の改正について    議案第91号 津市介護保険条例の一部の改正について    議案第92号 津市水道事業給水条例の一部の改正について    議案第93号 津市工業用水道事業給水条例の一部の改正について    議案第94号 津市公共下水道条例の一部の改正について    議案第95号 津市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部の改正について    議案第96号 津市火災予防条例の一部の改正について    議案第97号 工事請負契約について    議案第98号 工事請負契約について    議案第99号 工事請負契約について    議案第100号 工事請負契約について    議案第101号 工事請負契約について    議案第102号 工事請負契約について    議案第103号 工事請負契約について    議案第104号 工事請負契約について    議案第105号 財産の購入について    議案第106号 和解について    議案第107号 和解について    議案第108号 令和元年度津市一般会計補正予算(第2号)    議案第109号 令和元年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)    議案第110号 令和元年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)    議案第111号 令和元年度津市共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)    議案第112号 令和元年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)    議案第113号 令和元年度津市水道事業会計補正予算(第1号)    議案第114号 令和元年度津市工業用水道事業会計補正予算(第1号)    議案第115号 令和元年度津市下水道事業会計補正予算(第1号)     --------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程第1号のとおり     --------------------------------          会議に出欠席の議員氏名出席議員(33人)       1番 滝 勝弘君        2番 竹下幸智子君       3番 渡辺晃一君        4番 岡村 武君       5番 安積むつみ君       6番 堀口順也君       7番 藤本ともこ君       8番 長谷川幸子君       9番 小野欽市君        10番 八太正年君       11番 桂 三発君        12番 岩脇圭一君       13番 佐藤有毅君        14番 青山昇武君       15番 加藤美江子君       16番 西山みえ君       17番 吉田博康君        18番 伊藤康雄君       19番 杉谷育生君        20番 大野 寛君       21番 坂井田 茂君       22番 田中勝博君       23番 村主英明君        24番 龍神啓介君       25番 田矢修介君        26番 田中千福君       27番 岡 幸男君        28番 田村宗博君       29番 川口和雄君        30番 村田彰久君       31番 山路小百合君       32番  欠席       33番 福田慶一君        34番 倉田寛次欠席議員(1人)       32番 辻 美津子君          会議に出席した説明員の職氏名   市長                       前葉泰幸君   副市長                      青木 泰君   副市長                      盆野明弘君   政策財務部     政策財務部長         山下佳寿君             政策財務部次長        野田浩司君   総務部       総務部長           荒木忠徳君             総務部次長          奥田寛次君   上下水道事業管理者 上下水道事業管理者      田村 学君   消防本部      消防長            小津直久君   三重短期大学    三重短期大学学長       村井美代子君   教育委員会     教育長            倉田幸則君   監査委員      監査委員           大西直彦君          職務のため会議に出席した議会事務局職員の職氏名   議会事務局     議会事務局長         浅井英幸君             議会事務局次長        上野毛戸いずみ君             議事担当参事(兼)議事課長  藤田定彦君             議事課議事法務担当主幹    江角 武君             議事課議事調査担当副主幹   渥美 博君             議事課書記          小谷章剛君     --------------------------------     午前10時00分開会 ○議長(岡幸男君) おはようございます。 ただいまの議員出席数は、33人であります。議員定数の半数に達しておりますので、ただいまから、令和元年第1回津市議会定例会を開会いたします。 開議に先立ち、市長から、今期定例会招集の御挨拶がございます。     〔市長 前葉泰幸君 登壇〕 ◎市長(前葉泰幸君) おはようございます。 本日、市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様方には御参集を賜り、厚く御礼申し上げます。 今定例会におきましては、市民の皆様の付託を受け、3期目の市政運営に臨むに当たり、その所信を表明いたしますとともに、専決処分の承認2件、報告16件、条例の制定や補正予算など議案30件の合計48の案件を提出いたしましたので、御審議の上、御議決等いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 以上、招集に当たりましての御挨拶といたします。     午前10時01分開議 ○議長(岡幸男君) これより、本日の会議を開きます。 日程第1、議席の指定及び変更を議題といたします。 お諮りいたします。 今回の津市議会議員補欠選挙に伴い、会議規則第3条第2項及び第3項の規定により、議席については、お手元に配付いたしました議席表のとおり指定及び変更いたしたいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、議席については、お手元に配付いたしました議席表のとおり指定及び変更をすることに決定いたしました。 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員につきましては、会議規則第79条の規定により、小野欽市議員及び田中千福議員を指名いたします。 日程第3、諸般の報告を行います。 委員会条例第8条第1項ただし書きの規定により、お手元に配付いたしましたとおり、5月7日付で、村主英明議員総務財政委員に、山路小百合議員教育厚生委員に指名しましたので、御報告いたします。 次に、地方自治法第121条の規定により、今期定例会議事説明員の出席を要求いたしましたところ、お手元に配付いたしましたとおり通知に接しましたので、御了承願います。 また、監査委員から、お手元に配付いたしましたとおり監査報告がなされておりますので、御覧おき願います。 日程第4、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から7月4日までの28日間といたしたいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日から7月4日までの28日間とすることに決定いたしました。 日程第5、市長から提出の承認第1号及び第2号、報告第17号から第32号まで並びに議案第86号から第115号までを一括議題といたします。 なお、議事の進行上、事務局長議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。     --------------------------------   承認第1号 専決処分の承認について   承認第2号 専決処分の承認について   報告第17号 専決処分の報告について   報告第18号 専決処分の報告について   報告第19号 専決処分の報告について   報告第20号 専決処分の報告について   報告第21号 専決処分の報告について   報告第22号 専決処分の報告について   報告第23号 専決処分の報告について   報告第24号 平成30年度津市継続費繰越計算書について   報告第25号 平成30年度津市繰越明許費繰越計算書について   報告第26号 平成30年度津市水道事業会計予算繰越計算書について   報告第27号 平成30年度津市下水道事業会計継続費繰越計算書について   報告第28号 平成30年度津市下水道事業会計予算繰越計算書について   報告第29号 津市土地開発公社経営状況について   報告第30号 公益財団法人津社会教育振興会経営状況について   報告第31号 株式会社伊勢湾ヘリポート経営状況について   報告第32号 青山高原保健休養地管理株式会社経営状況について   議案第86号 子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について   議案第87号 津市市税条例等の一部の改正について   議案第88号 津市手数料徴収条例の一部の改正について   議案第89号 津市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部の改正について   議案第90号 津市保育所の設置及び管理に関する条例の一部の改正について   議案第91号 津市介護保険条例の一部の改正について   議案第92号 津市水道事業給水条例の一部の改正について   議案第93号 津市工業用水道事業給水条例の一部の改正について   議案第94号 津市公共下水道条例の一部の改正について   議案第95号 津市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部の改正について   議案第96号 津市火災予防条例の一部の改正について   議案第97号 工事請負契約について   議案第98号 工事請負契約について   議案第99号 工事請負契約について   議案第100号 工事請負契約について   議案第101号 工事請負契約について   議案第102号 工事請負契約について   議案第103号 工事請負契約について   議案第104号 工事請負契約について   議案第105号 財産の購入について   議案第106号 和解について   議案第107号 和解について   議案第108号 令和元年度津市一般会計補正予算(第2号)   議案第109号 令和元年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案第110号 令和元年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)   議案第111号 令和元年度津市共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)   議案第112号 令和元年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)   議案第113号 令和元年度津市水道事業会計補正予算(第1号)   議案第114号 令和元年度津市工業用水道事業会計補正予算(第1号)   議案第115号 令和元年度津市下水道事業会計補正予算(第1号)     -------------------------------- ○議長(岡幸男君) 提案理由の説明を求めます。     〔市長 前葉泰幸君 登壇〕 ◎市長(前葉泰幸君) 市長3期目の就任後初の市議会定例会の開会に当たり、今後の市政運営に臨む私の所信の一端を申し述べます。 新元号「令和」が発表され、日本が新しい時代への第一歩を踏み出そうとする中、これからの4年間の市政を託してくださった市民の皆様の期待を込めた思いを深く心に刻み、4月26日、3期目の初当庁をしました。そして、令和元年の幕が開けた今、新しい時代における津市がさらに発展し続けていくため、津市の魅力を一層輝かせ、市民の皆様の幸せな暮らしがさらに広がる市政運営に全力で取り組んでいく決意を新たにしたところであります。 平成23年4月、市長に初就任し、2期8年の間、郷土津市のために尽くすという初心を片時も忘れることなく、1期目は、10市町村が思い描いた合併後の新しい津市の基盤づくりを着実に進めてまいりました。2期目は、合併後10年という節目を迎える中で、新しい津市のあるべき姿を目指したまちづくりをほぼ完成させ、さらにその上で、市民の幸せのため、地域のためにもっとできることに取り組んできました。新斎場いつくしみの杜や産業・スポーツセンターの完成など、合併時に約束されていたことを一つ一つ実現し、JR名松線の全線復旧や県内初の義務教育学校みさとの丘学園の開校、ビジネスサポートセンターの開設など、状況の変化に対応した施策や小・中学校普通教室へのエアコン設置高齢者外出支援事業など、新しい市政展開に先駆けて踏み出した施策を推進し、新しい時代を切り拓くためのまちづくりの土台を築きあげました。そして、この土台を築くに当たっては、私のまちづくりの原点である対話と連携のもと、常に市民の声に耳を傾けながら進めてまいりました。また、合併によって市民サービスを低下させないよう合併のデメリットを最小限にとどめ、行財政の効率化により財政の健全化を保ちながら、合併前にはできなかった大型事業を実施するなど、合併のメリットを享受し、新しい一つの都市として発展してきました。 顧みますと、それが平成時代の津市のまちづくりであったといえます。平成時代において、合併後のまちづくりをなし遂げ、都市としての強固な土台を築き上げた今、私が目指す新しい時代の津市の姿は、一人一人の人権が尊重され、市民の日々の生活・暮らしがより豊かで充実し、市民の笑顔があふれ、幸せに暮らせることです。その目指す津市の姿の実現に向け、今後当面続くことが想定される少子高齢化を伴う人口減少を踏まえ、持続可能なまちとしてあり続けるため、新しい時代を担っていく子どもたちのための政策や高齢者の健康政策、また上下水道雨水施設などの社会基盤の整備に特に重点を置きながら、将来を見据え、一歩先を行く志を持って、市政に取り組んでまいります。 そして、これからの4年間で具体的に実行したいと思う、あるいは事業化に向けた計画を立てたいと考えている取り組みについて、このたび私が掲げることとしました3つの基本姿勢に沿って申し述べたいと思います。 1つ目の基本姿勢として、より質の高い市民サービスをお届けします。人口28万人の県都として、これまでの取り組みを進化させた政策や他の自治体の先駆けとなるような質の高い施策を市民の皆様にお届けしてまいります。 まずは、子どもたちの施策を、総合計画にも掲げたとおり、一丁目一番地として進めます。4月に開園した一志こども園に続き、5園目となる新築工事中の芸濃こども園を来年4月に開園します。また、旧雲出幼稚園施設を活用し、雲出保育園を移転整備します。さらに、10月から始まる幼児教育・保育の無償化によって見込まれる保育ニーズの大きな変化にも柔軟かつ迅速に対応するとともに、現在策定中の次期子ども子育て支援事業計画において、こども園のさらなる設置を目指すことを位置づけ、待機児童数ゼロを継続してまいります。 放課後児童クラブの利用を希望する子どもの数はふえ続けています。こうした需要をしっかりと受けとめ、施設整備をさらに進めます。小・中学校普通教室へのエアコン設置は、他の多くの自治体より2年早く取り組みを始め、昨年度までに558教室にエアコンを設置しました。今年度中に350教室の整備を行い、さらに338の理科室、音楽室などの特別教室や給食室にもエアコンを設置いたします。 次に、高齢者福祉については、高齢者の健康寿命を延ばすための施策をさらに進めるなど、市民の皆様がいつまでも健やかで自分らしい生活が送れるようにしてまいります。 美杉地域で実施してきた保健師、管理栄養士などが地域を巡回、訪問する栄養パトロール事業が、昨年国の有識者会議で先進事例として取り上げられました。この事業をモデルとして、高齢者の健康寿命を延ばすため、フレイルに着目した栄養ケア事業を市内の各地域に広げたいと考えております。 大型ごみの無料回収の対象者を拡大します。これまで、障がい者や要支援1以上の人のみで構成される世帯を対象としてきましたが、大きなごみを排出することが困難な市民の負担をさらに軽減するため、多くの要望をいただいている高齢者世帯まで拡大します。 2021年の三重県とこわか国体・三重とこわか大会は、着実な準備業務の推進を図り、津市を会場地とする国体9競技、大会4競技の開催を成功させるとともに、国体及び大会開催を絶好の機会と捉え、観光情報の発信などにより市内の周遊を誘導するなど、リピーターの獲得を見据えた交流人口の拡大に向け、PRをしっかりと展開してまいります。また、旧津市民プール跡地への新しいテニスコートの整備を進めるなど、スポーツへの機運の高まりの中で、子どもたちスポーツへの関心の向上や市民の健康づくりの増進につながるようスポーツの振興をさらに図ります。 市民生活の身近な課題解決に向けても積極的に取り組みます。 パイロット事業として7台の防犯カメラを設置し、防犯効果などを検証してきました。今後はこの取り組みをさらに一歩進め、自治会が防犯カメラを設置する場合の補助制度を創設したいと考えております。 ひとり暮らしの学生や転勤されて見えた方、外国人の方などにもごみの出し方をわかりやすく周知するため、ごみ出し日を事前にメール配信によりお知らせする機能やごみの分別の検索機能を備えた7カ国語対応のごみ分別アプリを導入し、ごみ出しの利便性をさらに向上させます。 現在、40歳、50歳、60歳、70歳の方を対象に実施している歯周病検診は、歯周病などの口腔疾患により歯を失う人の割合が30代から急激に高まることから、新たに30代の方を検診の対象に加えたいと考えております。 近年、アライグマやハクビシンなどの小動物による農作物被害が増加しています。地域や専門家を交えた津市オリジナルの防護柵の作成に向けた研究を行うとともに、捕獲推進のための報奨金制度を創設して、対策をさらに進めます。 まちづくりの基盤となるインフラ整備では、雨水対策にも力を入れてまいります。国の交付金を活用し、10年間で100億円規模の事業費を見込んだ雨水管理総合計画に基づき、14の重点対策地区浸水対策を着実に進めてまいります。 来年6月のオープンに向け、久居アルスプラザの建設を進めます。文化芸術の創造と発信のみならず、学びと交流の促進や地域の活性化にもつなげ、副都市核にふさわしい新たな文化芸術創造拠点として誕生させます。市民の皆様の文化芸術活動のさらなる振興を図るため、サンヒルズ安濃ハーモニーホールを改修するとともに、津リージョンプラザ城ホールの改修も進めてまいります。また、地域ホールの改修にも取りかかりたいと考えております。 次に、2つ目の基本姿勢として、地域を重視し、市民に寄り添います。市民の日々の生活の充実のために、それぞれの地域の実情に向き合い、課題の解決を図ります。地域で育み、これまで大切にしてきたものの価値をさらに高め、新しい地域の資産として生まれ変わらせるための取り組みを進めてまいります。 榊原自然の森温泉保養館「湯の瀬」と安濃交流会館内「あのう温泉」は、民間事業者からの関心表明を踏まえ、事業手法を決定します。本市の貴重な観光資源である榊原温泉の強みを発揮させる温浴観光施設として、また、温泉を生かした地域振興の核となる交流拠点として、それぞれリニューアルすることを目指します。 平成29年度から、国の交付金を活用し、閉校した3つの小学校を利活用した美里地域コミュニティ拠点づくりのための取り組みは、これまでの成果を踏まえ、地域に愛され続けてきた学校を最大限活用したコミュニティづくりを地域の皆様とともに考えてまいります。地域が一番望むことは、最重要事項として全力で取り組んでまいります。 河芸地域で完成が待ち望まれている津北部地域海岸の堤防は、県事業として動き始めた上野地区白塚漁港河芸工区の海岸堤防整備が着実に促進されるよう、予算確保に向けて国・三重県に強く要望してまいります。 芸濃地域こども園整備事業は、合併時に、地域の重要課題として引き継がれたものです。地域のニーズを踏まえ、市の総力を挙げて練り上げた教育児童施設の一体的な整備構想により、来年4月の開園に向けた芸濃こども園の整備に加え、芸濃小学校普通教室2室の増築や放課後児童クラブ芸濃KIDS」施設の2棟目の新築工事など、地域の長年の思いをしっかり形にしてまいります。 地域住民のアイデアから生まれた香良洲高台防災公園の整備をさらに進めます。津波発生時の緊急避難場所としてはもとより、平時はサッカーなどのスポーツができ、多目的グラウンドとしても活用できるよう整備を進めてまいります。 地域から1日も早い実現が強く望まれる県道一志美杉線の室ノ口バイパス、室ノ口から矢頭トンネル間の2車線化については、早期の事業完了に向け、予算確保を三重県に強く要望してまいります。また、地域の皆様が気がかりになっていることは、先手を打って対応してまいります。 老朽化が著しく進むコミュニティ施設の多い津地域においては、公共施設の最適化を図りながら、地域の財産として市民から必要とされる整備を行ってまいります。2020年度中の供用開始に向けた新町会館橋南公民館の整備とともに、津西地区の新たなコミュニティ施設の整備、南郊公民館の整備構想を進めてまいります。 一志地域の波瀬川左岸の流域周辺では、近年の宅地化により雨水流出量が増加し、道路冠水に伴う通行どめなどが発生しています。地域生活に支障を来すことのないよう雨水計画を策定し、排水対策に取り組んでまいります。 市内でも特に高齢化が進んでいる白山、美杉地域においては、住みなれた地域で安心して生活できるよう、住民にとって最適な地域包括ケアシステムの推進を図るとともに、美杉地域では、家庭医療クリニックを核として地域医療を担う医師の継続的な確保に取り組んでまいります。そして、地域重視のさらなる展開には総合支所の果たす役割が特に重要になることから、予算や人事においても地域にしっかりと寄り添ってまいります。 特色ある地域振興を目的に進めてきた地域かがやきプログラム事業を新たな展開へと発展させるため、地域のイベントなどを地域とともに決定し、実践していけるよう地域事業枠予算を創設したいと考えております。また、総合支所と地域で福祉活動を担う団体が連携しながら活動内容を地域みずから決定し、その活動に使うことができる予算を各総合支所に配分したいと考えております。 職員の採用においても、地域で生まれ育った方が、地域に寄り添いながら地域で働き、またその地域でみずからの人生設計を描く一助にもなるような制度をつくっていきたいと考えております。さらに、地域の望みを一歩でも前に進めるために実施してきた地域懇談会についても、継続して実施してまいります。 3つ目の基本姿勢として、未来への責任を果たします。私たち基礎自治体が担う未来への責任は、いつまでも住みやすく、活力があり、かがやき続けられる津市を次の世代に引き継いでいくことです。そのためには、持続可能なまちづくりにつながる施策に積極的な姿勢で取り組んでいかなければなりません。近い将来、南海トラフ巨大地震の発生が想定される中、国土強靱化に向け防災力・消防力を強化してまいります。北消防署を建てかえるとともに、西分署の整備構想を進めてまいります。 地域経済は、市民生活を支える基礎となります。地域経済の活力を高め継続させるため、ビジネスサポートセンターを核として、企業相談や創業・事業承継支援をさらに強化してまいります。また、社会インフラなどの都市基盤や居住環境の整備は、まちの活力につながります。平成の終わりに大きな一歩を踏み出した大谷踏切の拡幅や津興橋のかけかえについては、事業完了に向けて着実に取り組んでまいります。また、適正管理されない空き家、空き地は、周辺の治安や景観を悪化させ、地域の魅力の低下を招くことになります。これまで積極的に進めてきた特定空き家等のさらなる改善率向上を目指すとともに、空き地の所有者特定を容易にするための法整備を国に求めてまいります。さらに、担い手不足や高齢化に伴い増加する農地の耕作放棄地についても、優良農地に悪影響を及ぼすだけでなく、農業の衰退につながることから、将来に向けて、さらに取り組みを進めなければなりません。農地の耕作継続・利用最適化に向けて、農業委員、農地利用最適化推進委員、JA、県の普及指導員、そして市において、それぞれが進めている取り組みが効果的に結びつくよう5者が連携できる仕組みとして、令和版営農会議をつくりたいと考えております。 森林の経営管理に係る市町村の役割強化に伴い、津市の森林環境政策を計画的に進めます。今年度から譲与される森林環境譲与税を活用し、森林所有者への意向調査や森林の現況調査、境界明確化など、未整備森林の解消、土砂災害防止など、森林の持つ多面的機能の向上に取り組みます。 平成27年から始まった地方創生の取り組みでは、今年度末に、まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略の計画期間が終了します。国においては、地方創生に対する支援策を継続していく考えであることから、津市においても、次期総合戦略を策定し、さらに取り組みを進めてまいります。 これまで申し述べてきたことを、健全な財政運営を維持しながら進めていくことも、未来への責任です。人口減少に伴う税収減が見込まれる中、国・県からの財源を、情報のアンテナをしっかり張りめぐらせて確実に確保するとともに、新市まちづくり計画の計画期間の再延長による合併特例事業債の効果的な活用を図ることに加え、将来を見据えた選択と集中による視点のもと、民間活力のさらなる導入や官民連携手法の有効活用など、あらゆる手段を尽くしながら、健全な財政運営を行い、臨時財政対策債を除く市債の残額を減らすよう努めてまいります。 以上、津市をさらに魅力あるまちにするために、4年間で実現したいと考えている主な内容を申し述べてまいりました。 具体的な事業化に向けては、次のような3つの手順で進めてまいります。 まず、第一に早急な事業化を図る施策については、今回の補正予算に盛り込みました。市道河芸町島崎町線(河芸工区)の道路整備、市道新横山目細線の道路整備や一志地域の雨水計画の策定、雲出保育園の移転整備に係る経費のほか、ごみ分別アプリの導入、小動物による農作物被害への対策、(仮称)久居誕生350年事業などに係る経費であり、これらについては、今議会で御審議をお願いいたします。 次に、事業の方向性や手法、財源の確保などをこの夏から秋にかけてしっかりと検討し、整理ができたものについては、来年度に予算化していくという手順で進めるものもございます。重点を置くとした子どもたちのための施策として、次の新たなこども園の設置や放課後児童クラブ施設整備小・中学校の大規模改造は、来年度から事業に取りかかることができるよう整理してまいります。そのほかにも、合併特例事業債の活用も見据え、発行期限の再延長を行った上で事業展開を定めていく事業について、今後新市まちづくり計画の計画期間の延長手続とともに、その方向性を示してまいります。また、現時点で構想段階にあるものについては、現行制度との整合を図るなど、施策の制度設計について庁内でしっかりと議論を重ね、地域や関係者の皆様との調整を行いながら新しい仕組みをつくっていきたいと考えており、整理ができたものから順次議会にお示ししてまいります。 人口28万人都市の津市は、細かなところまで目を配りながら、効率性を損なわず、ダイナミックな意思決定ができる規模であり、加えて、政治経済や市民生活に対し、非常に自治意識の高い風土が備わっています。また、地方自治制度の変革において、特に平成時代は地方分権が大きく進展する中、今の津市は、三重県としっかりとした協働関係を築き、国との関係においても最前線の議論の場に身を置き、地方の声を国に届けるなど、一定の存在感のある都市となりつつあります。職員も、市民が求めているものを何とか実現したい、そして、そのためにひたむきに努力するという高い意識と姿勢をもって、市民の皆様に御満足いただけることを目指し、行政サービスを提供し続けてきたことにより、市民の皆様から信頼される市役所になってきたと感じています。市役所がもっと市民のお役に立てるよう、副市長や幹部職員を初めとする全職員が現場へ飛び出し、市民と対話を重ねながら、さらに信頼される市役所を目指します。その信頼を携え、津市は、新しい時代においても堂々たる県都として高みを目指し、風格ある都市となるよう市政を進めていかなければなりません。それは、総合計画に掲げた将来像「笑顔があふれ幸せに暮らせる県都津市」の実現に向けて、これまでと変わることなく、市民との対話と連携のもと、着実に歩みを進めていくことでもあります。 社会経済情勢などの変化を的確に捉えることで時代を読み、常に新しい情報に目を向け、斬新かつ柔軟な発想で手法を凝らし、市民が今何を求めているのかをいち早く感じて、市民ニーズに応える、このような市政を、ぶれずにスピード感を持って、まっすぐに進めてまいります。それをなし遂げていくために、全職員が一丸となって、これまで以上に力を出し尽くしてまいります。その組織としての力を最大限に引き出すため、私自身が先頭に立ち、職員を引っ張っていく決意と意欲をここに表明し、私の所信といたします。全力で取り組む所存でございますので、皆様の温かい御支援と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。     〔副市長 盆野明弘君 登壇〕 ◎副市長(盆野明弘君) ただいま上程されました承認第1号及び第2号、報告第17号から第32号まで並びに議案第86号から第115号までを一括して御説明申し上げます。 承認第1号及び第2号は専決処分の承認についてであり、特に緊急を要し、市議会を招集してその議決を得る時間的余裕がないことが明らかであったため専決処分しましたので、本市議会に報告し、同処分の承認をお願いするものであります。 承認第1号は、津市市税条例の一部の改正について平成31年3月29日に専決処分したもので、主な改正内容は、個人の市民税の寄附金税額控除について、一定の寄附金のみを特例控除対象寄附金とするなどの規定の整備を行うもので、平成31年6月1日から施行し、また、個人の市民税の住宅借入金等特別税額控除について控除適用年度を延長するもので、平成31年4月1日から施行したものであります。 承認第2号は、平成31年度津市一般会計補正予算(第1号)について、平成31年4月1日に専決処分したものであります。令和元年10月1日からの消費税及び地方消費税率の引き上げによる消費に与える影響を緩和することを目的としたプレミアム付商品券を発行するための経費を計上し、また、国の平成30年度補正予算(第2号)等による事業採択を受けた事業について、減額調整したものであります。 歳入歳出予算は、6億2,661万1,000円の減額補正で、歳出については、農林水産業費は、県営等土地改良事業及び漁港等整備事業の国の平成30年度補正予算(第2号)による事業採択に伴う事業費の減、商工費は、プレミアム付商品券発行に係る経費の計上、教育費は、国の平成30年度補正予算(第2号)等による事業採択に伴う小中学校大規模改造工事費等の減であります。 歳入については、分担金及び負担金は、県営ため池等整備事業分担金の減、国庫支出金は、学校教育施設整備事業費補助金の減、プレミアム付商品券事務費及び事業費補助金の計上、県支出金は、水産物供給基盤機能保全事業補助金の減、繰入金は、財政調整基金繰入金の減、市債は、農業生産基盤整備事業債、地域水産物供給基盤整備事業債及び学校教育施設整備事業債の減であります。また、これら歳入歳出予算の補正のほか、地方債の変更を行ったものであります。 報告第17号から第23号までは、専決処分の報告についてであります。 報告第17号は、訴訟の提起について令和元年5月21日に、報告第18号及び第19号は、訴訟上の和解について平成31年3月4日及び同年4月24日に、報告第20号及び第21号は、損害賠償の額の決定について平成31年2月20日及び同年3月25日に、報告第22号及び第23号は、工事請負契約の一部の変更について平成31年4月24日及び令和元年5月22日にそれぞれ専決処分したものであります。 報告第24号平成30年度津市継続費繰越計算書については、旧津市民プール解体整備事業など3事業を、報告第25号平成30年度津市繰越明許費繰越計算書については、(仮称)津南防災コミュニティセンター整備事業など29事業を、報告第26号平成30年度津市水道事業会計予算繰越計算書については、白山町南家城地内配水管布設工事など2事業を、報告第27号平成30年度津市下水道事業会計継続費繰越計算書については、半田川田第1雨水幹線築造事業を、報告第28号平成30年度津市下水道事業会計予算繰越計算書については、公共下水道事業(汚水)など3事業をそれぞれ平成31年度へ繰り越したものであります。 報告第29号から第32号までは、出資団体の経営状況についてであり、津市土地開発公社公益財団法人津社会教育振興会株式会社伊勢湾ヘリポート及び青山高原保健休養地管理株式会社の平成30年度決算及び新年度事業計画について報告するものであります。 議案第86号子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律が公布され、市の確認を受けた幼児期の教育及び保育を行う施設等の利用に関する給付制度が創設されることから、関係条例を整理する条例を制定するもので、主な内容は、津市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例など、関係条例において、子どものための教育・保育給付に係る条文の整理を行うもので、令和元年10月1日から施行しようとするものであります。 また、津市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例において、子育てのための施設等利用給付の支給に関する事務の処理について、個人番号の利用及び特定個人情報の提供ができる場合を定めるもので、公布の日から施行しようとするものであります。 議案第87号津市市税条例等の一部の改正については、地方税法が改正されたことなどから、軽自動車税の環境性能割の税率の特例を改正するもので、令和元年10月1日から施行し、軽自動車税の種別割の税率の特例を改正するもので、令和元年10月1日及び令和3年4月1日から施行し、個人の市民税の非課税の範囲に、単身児童扶養者で前年の合計所得額が135万円以下であるものを追加するもので、令和3年1月1日から施行し、軽自動車税の環境性能割及び種別割の税率の特例に係る条文の整理を行うもの並びに資本金1億円超の大法人等が一定の事由があるときは書面による納税申告書の提出を可能とするもので、公布の日から施行しようとするものであります。 議案第88号津市手数料徴収条例の一部の改正については、地方公共団体の手数料の標準に関する政令が改正され、消防法に規定する危険物を貯蔵する施設の設置の許可に係る手数料の額が引き上げられることから手数料の額を改定するもので、令和元年10月1日から施行し、また工業標準化法が改正されたことから条文の整理を行うもので、公布の日から施行しようとするものであります。 議案第89号津市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部の改正については、災害弔慰金の支給等に関する法律及び災害弔慰金の支給等に関する法律施行令が改正されたことから、災害援護資金の貸し付けについて、保証人を立てない場合も貸し付けを可能とするとともに、利率を改正し、また償還方法に年賦償還及び月賦償還を追加するなど所要の改正を行うもので、公布の日から施行し、平成31年4月1日以後に生じた災害による災害援護資金の貸し付けについて適用しようとするものであります。 議案第90号津市保育所の設置及び管理に関する条例の一部の改正については、津市雲出保育園を移転するため、同保育園の位置及び定員を変更するもので、令和2年6月1日から施行しようとするものであります。 議案第91号津市介護保険条例の一部の改正につきましては、介護保険法施行令が改正されたことから、第1号被保険者の第1段階から第3段階までの保険料率を改定するもので、公布の日から施行しようとするものであります。 議案第92号津市水道事業給水条例の一部の改正については、消費税法及び地方税法が改正され、消費税及び地方消費税の税率が引き上げられることから、水道料金等について、消費税等相当額分の改定を行うもので、また、水道法が改正され、指定給水装置工事事業者の指定に更新制が導入されることから指定更新時の手数料を設定するもので、令和元年10月1日から施行しようとするものであります。 議案第93号津市工業用水道事業給水条例の一部の改正については、消費税等の税率が引き上げられることから工業用水の料金について消費税等相当額分の改定を行うもので、令和元年10月1日から施行しようとするものであります。 議案第94号津市公共下水道条例の一部の改正については、下水道使用料の改定を行うもので、令和元年10月1日から施行しようとするものであります。 下水道使用料については、平成18年1月1日の市町村合併に際し、10市町村の協議により、市民の皆様の暮らしに密接に関係する各種の料金等は低い価格に統一する方向で調整され、合併前の久居市の使用料体系を採用することが決定されました。これは、繰入金を前提としたものであり、その結果、平成18年度の基準外繰入金は約24億円となり、その後も約5億円から約16億円と推移し、汚水処理費に対し、不足する使用料収入を基準外繰入金で補填し続けています。合併以降、下水道事業の経営に当たっては、みずからの経営改善に取り組み、可能な限り市民の皆様に負担を求めることのないよう努力を重ねてきましたが、現在の使用料体系では、今後も基準外繰入金に頼る経営が続くことから、使用料の見直しを行うものです。 改定後の使用料につきましては、汚水処理原価の1立方メートル当たり177円まで引き上げるという考えもありますが、この場合50%増の見直しが必要となり、余りにも急激な負担増となります。このことから、使用料単価を総務省が定める基準の1立方メートル当たり150円とし、約27%増の改定を行おうとするものであります。あわせて、消費税等の税率が引き上げられることから、消費税等相当額分の改定を行おうとするものであります。このほか工業標準化法が改正されたことから、条文の整理を行うもので、公布の日から施行しようとするものであります。 議案第95号津市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部の改正については、消費税等の税率が引き上げられることから、農業集落排水処理施設使用料について、消費税等相当額分の改定を行うもので、令和元年10月1日から施行しようとするものであります。 議案第96号津市火災予防条例の一部の改正については、住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令が改正されたことから、特定小規模施設において、住宅用防災警報器等を設置しないことができることとする規定を追加するなど所要の改正を行うとともに、工業標準化法が改正されたことから条文の整理を行うもので、公布の日から施行しようとするものであります。 議案第97号から議案第104号までは、工事請負契約についてであります。 議案第97号は、(仮称)津市新町会館建築工事を1億6,484万6,000円で林建設株式会社と、議案第98号は、津市サンヒルズ安濃ハーモニーホール舞台機構及び天井その他改修工事を1億7,215万円で株式会社ジェイエイ津安芸と、議案第99号は、津市立新町小学校大規模改造(第四期)工事を2億3,443万2,000円で日本土建株式会社と、議案第100号は、津市立久居中学校大規模改造(第二期)工事を2億5,094万3,000円で日本土建株式会社と、議案第101号は、(仮称)久居駅東口公共自転車等駐車場その他建築工事を2億8,824万4,000円で林建設株式会社と、議案第102号は、津市立南郊中学校大規模改造(第三期)工事を3億8,783万8,000円で草深林業株式会社と、議案第103号は、津市立藤水小学校大規模改造(第三期)工事を4億206万1,000円で株式会社宇戸平工務店と、議案第104号は、津市立西が丘小学校大規模改造(第二期)工事を、4億8,328万5,000円で草深林業株式会社とそれぞれ契約しようとするものであります。 議案第105号財産の購入については、消防ポンプ自動車CD-Ⅰ型1台を2,035万円で株式会社モリタ東海から購入しようとするものであります。 議案第106号及び第107号は、津市青山高原保健休養地における土砂流出事故に係る和解についてであり、和解の要旨としては、本市は、解決金として、議案第106号は117万6,798円、議案第107号は111万2,511円を支払い、それぞれ相手方は、本市に土地を寄附するものとすることなどであります。 議案第108号令和元年度津市一般会計補正予算(第2号)は、5億7,025万9,000円の増額補正で、歳出については、議会費は、議会運営に係る備品購入費の増、総務費は、幼児教育・保育の無償化の実施に伴うシステム改修負担金、(仮称)久居誕生350年事業実行委員会の設立に係る負担金、愛宕会館の外壁改修に係る石綿含有調査委託料などの計上、民生費は、幼児教育・保育の無償化の実施に伴う保育所運営費負担金及び実費徴収補足給付補助金の減、こども園運営費負担金、介護保険事業特別会計への繰り出し金などの増、子育てのための施設等利用給付費、雲出保育園の園舎移転に伴う施設改修工事費などの計上、衛生費は、ごみ分別アプリの導入経費の計上、市営浄化槽事業特別会計及び共同汚水処理施設事業特別会計への繰り出し金の減、農林水産業費は、農業集落排水事業特別会計への繰り出し金の減、地域の中心となる経営体の農業経営の改善に対する補助金、災害に強い森林づくりを促進するための間伐業務委託料などの計上、商工費は、阿漕浦海岸公衆便所の撤去工事費等及び青山高原保健休養地の土砂流出事故に係る解決金の計上、土木費は、道路照明灯修繕工事費などの増、市道河芸町島崎町線ほか4路線の道路整備事業費、一志地域(波瀬川左岸)公共下水道事業全体計画(雨水)の策定に係る委託料などの計上、下水道事業会計への繰り出し金の減、消防費は、高機能消防指令センターの設備更新に係る調査分析業務委託料、一志方面団の詰め所等整備工事費及び美杉方面団の格納庫解体に係る実施設計業務委託料の計上、教育費は、桃園小学校におけるプレハブ校舎の解消のための校舎増築等に係る実施設計等業務委託料、雲出小学校における給食提供の共同化に伴う車両購入費、幼児教育・保育の無償化の実施に伴う旧制度私立幼稚園等への無償化分利用負担金などの計上であります。 歳入については、分担金及び負担金は、保育所利用者負担金、認定こども園利用者負担金、幼稚園利用者負担金などの減、国庫支出金は、私立幼稚園就園奨励費補助金などの減、子ども・子育て支援臨時交付金の計上、子どものための教育・保育給付費負担金などの増、県支出金は、子どものための教育・保育給付費負担金などの減、低所得者介護保険料軽減負担金、みえ森と緑の県民税市町交付金事業費交付金の増など、繰入金は、財政調整基金繰入金の減、諸収入は、職員用賄材料費の減、児童用賄材料費及び自治総合センターコミュニティ助成金の計上など、市債は、保育所整備事業債、道路整備事業債、消防施設整備事業債などの増であります。また、これら歳入歳出予算の補正のほか、継続費の追加及び地方債の変更を行おうとするものであります。 議案第109号令和元年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、589万1,000円の増額補正で、歳出については、介護保険の制度改正等に伴うシステム改修業務委託料の増で、歳入については、現年度分特別徴収及び普通徴収保険料の減、介護保険事業費補助金の計上、一般会計繰入金の増であります。 議案第110号令和元年度津市営浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)、議案第111号令和元年度津市共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第112号令和元年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、いずれも歳入歳出予算の総額には変更がなく、歳入について財源更正をしようとするものであります。 議案第113号令和元年度津市水道事業会計補正予算(第1号)は、収益的収支において、収入は3,911万6,000円の増額で、給水収益などの増であります。 議案第114号令和元年度津市工業用水道事業会計補正予算(第1号)は、収益的収支において、収入は18万円の増額で、給水収益の増であります。 議案第115号令和元年度津市下水道事業会計補正予算(第1号)は、収益的収支において、収入は421万円の増額で、他会計補助金の減、下水道使用料の増であります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(岡幸男君) 以上で、説明は終わりました。 これをもちまして、本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 6月10日から14日まで及び17日は、議案精読のため、休会いたしたいと存じます。 御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡幸男君) 御異議なしと認めます。 よって、6月10日から14日まで及び17日は、休会することに決定いたしました。 なお、6月8日、9日、15日及び16日は、休日のために休会であります。 6月18日の日程は、承認第1号及び第2号、報告第17号から第32号まで並びに議案第86号から第115号までの議案質疑並びに一般質問であります。 本日は、これにて散会いたします。     午前10時55分散会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。             津市議会議長   岡 幸男             津市議会副議長  藤本ともこ             津市議会議員   小野欽市             津市議会議員   田中千福...