平成31年 3月 定例会(第86回) 第86回平成31年3月
与謝野町議会定例会会議録(第12号)
招集年月日 平成31年3月26日
開閉会日時 午前9時30分 開会~午前11時01分 閉会招集の場所
与謝野町議会会議場1.出席議員 1番
河邉新太郎 9番 宮崎有平 2番 山崎良磨 10番 高岡伸明 3番 杉上忠義 11番
永島洋視 4番 山崎政史 12番 安達種雄 5番 今井浩介 13番 多田正成 6番 下村隆夫 15番 和田裕之 7番 渡邉貫治 16番 家城 功 8番 浪江秀明2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者
議会事務局長 小牧伸行 書記 須田美鈴4.
地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者 町長
山添藤真 代表監査委員 田中眞一 副町長 和田 茂 教育長 塩見定生
企画財政課長 小池大介 教育次長 坪倉正明 総務課長 長島栄作
学校教育課長 柴田勝久
防災安全課長 藤垣浩二 福祉課長 田辺茂雄
CATVセンター長 前田昌一
子育て応援課長 浪江昭人 税務課長 平野公規
保健課長 水口淳子
住民環境課長 茂籠 誠
商工振興課長 小室光秀
会計室長 小池信助
観光交流課長 植田弘志 建設課長 吉田達雄
上下水道課長 山添雅男 農林課長 井上雅之5.議事日程 日程第1 議案第24号 平成31年度与謝野町
宅地造成事業特別会計予算 (質疑~表決) 日程第2 議案第25号 平成31年度与謝野町
下水道特別会計予算 (
質疑~表決) 日程第3 議案第26号 平成31年度与謝野町
農業集落排水特別会計予算 (
質疑~表決) 日程第4 議案第27号 平成31年度与謝野町
介護保険特別会計予算 (
質疑~表決) 日程第5 議案第28号 平成31年度与謝野町
土地取得特別会計予算 (
質疑~表決) 日程第6 議案第29号 平成31年度与謝野町
国民健康保険特別会計予算 (
質疑~表決) 日程第7 議案第30号 平成31年度与謝野町
後期高齢者医療特別会計予算 (
質疑~表決) 日程第8 議案第31号 平成31年度与謝野町財産区
特別会計予算 (
質疑~表決) 日程第9 議案第32号 平成31年度与謝野町
水道事業会計予算 (
質疑~表決)
追加日程第1 議案第33号 与謝野町財産区管理委員の選任について (
提案理由説明~表決)
追加日程第2 議案第34号
与謝野町立小学校及び中学校の設置及び管理に関する条例の一部改正について (
提案理由説明~表決)
追加日程第3 議案第35号 平成30年度与謝野町
一般会計補正予算(第7号) (
提案理由説明~表決)
追加日程第4 議案第36号 平成30年度与謝野町
国民健康保険特別会計補正予算(第6号) (
提案理由説明~表決) 日程第10 閉会中の継続審査(調査)申出書6.議事の経過 (開会 午前9時30分)
○議長(家城功) おはようございます。 ただいまの
出席議員数は15人であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 日程第1 議案第24号 平成31年度与謝野町
宅地造成事業特別会計予算を議題とします。 本案については、既に
提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第24号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに
賛成議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(家城功)
起立全員であります。 よって、議案第24号 平成31年度与謝野町
宅地造成事業特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第2 議案第25号 平成31年度与謝野町
下水道特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に
提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第25号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに
賛成議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(家城功)
起立全員であります。 よって、議案第25号 平成31年度与謝野町
下水道特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第3 議案第26号 平成31年度与謝野町
農業集落排水特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に
提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第26号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに
賛成議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(家城功)
起立全員であります。 よって、議案第26号 平成31年度与謝野町
農業集落排水特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第4 議案第27号 平成31年度与謝野町
介護保険特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に
提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第27号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに
賛成議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(家城功)
起立全員であります。 よって、議案第27号 平成31年度与謝野町
介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第5 議案第28号 平成31年度与謝野町
土地取得特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に
提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第28号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに
賛成議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(家城功)
起立全員であります。 よって、議案第28号 平成31年度与謝野町
土地取得特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第6 議案第29号 平成31年度与謝野町
国民健康保険特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に
提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 11番、
永島議員。
◆11番(
永島洋視) おはようございます。 それでは、
国民健康保険の
特別会計の予算につきまして、質問をさせていただきたいと思います。
国民健康保険税については、非常に高いということで、暮らしを圧迫しておるということで、多くの滞納世帯が発生をしています。また、高いということで、受診抑制による重症化などで手おくれというような、そういう問題が全国的に起きてまして、今、大きな問題になっておるということです。それから、
国民健康保険につきましては年金の生活者、あるいは失業者、
社会保険のない事業所に勤める、そういう人だとか、自営業者というような人が多く加入する、そういう
医療保険制度になってます。 町の保健課の資料でも、与謝野町の加入世帯の大体9割が課税所得が200万円以下、こういう状況になっております。さらに高齢者が多く加入する構造となっておりまして、医療費も非常に高い、こういうことも特徴だというふうに思います。 所得が低いのに国保税は高いと、こういう矛盾があるわけですが、この矛盾点と、それから京都府に
国保事業が一本化されまして1年が経過したわけですが、この辺の問題点について、質問させていただきたいというふうに思っております。 まず、
都道府県化についてですが、
市町村国保が京都府に一本化されて1年が経過をしました。この1年間で問題点が徐々に明らかになってきたというふうに思っております。第一に、
国保運営に必要な京都府の納付金というのを毎年、町のほうからは納めんなんということになっとるわけですが、これが京都府から提示を毎年されます。今年度の場合は一人当たり1万1,487円引き上げるということで提示がされました。3,000万円の
財政調整基金を取り崩したことによりまして、
引き上げ額は7,133円に納まったという、こういう経過があります。
財政調整基金がなくなった場合は、
納付額イコール国保税の引き上げということに、これはなるということだというふうに思いますが、その辺では、市町村の裁量権が大幅に縮められた、そういう結果になったというふうに思います。 第2点目の問題ですが、新聞の報道では、
市町村ごとの、この納付額が示されたのは、京都府の
国保運営協議会が開催をされた2月4日ということになっとるわけですね。その内容について、議会に説明があったのは3月4日の
総務文教厚生常任委員会でありました。そして、条例改正が採決をされたのは3月12日ということであります。 我々、これ
議会運営上の問題もあるんですが、我々議員でさえ検討する期間は8日間しかなかったわけですね。1世帯1万346円も来年度引き上げになるわけです。それにもかかわらず、町民の意見を聞くこともできない、そういう余裕、時間もないというのが一番大きな問題ではないかというふうに思います。この辺について、担当課長は、どういうふうに考えておられるのか、考え方を聞かせていただきたいというふうに思います。
○議長(家城功)
水口保健課長。
◎
保健課長(水口淳子) おはようございます。お答えしたいと思います。 町といたしましても、
標準保険料率の提示は早くということで、再三、京都府のほうには求めてまいりましたが、京都府自体が国からの試算がおくれているということで、試算が公表された後、すぐに京都府としては
標準保険料率の算定にかかってはおられるようですけれども、そういう全体的な構造が遅くなっているということで、本当にタイムラグという形でしか報告がなかったというふうに認識しております。
○議長(家城功)
永島議員。
◆11番(
永島洋視) 当然、そうだというふうに思います。この点について、町の姿勢をとやかく言うつもりはないんですが、非常に遅いと、これは何とかもっと早く、京都府、もしくは国に対して、そういう基準を提示していただくように、これお願いせんことには、全く町民の間に、これだけ引き上がるということが周知する時間もないというのが現実だというふうに思うわけです。ですから、そういう、ここでは現時点では非常に大きな問題点を抱えておるというふうに私は思いますので、ぜひともよろしくお願いがしたいというふうに思います。 次に、
地方単独事業の
ペナルティーについて質問したいというふうに思います。
国保事業においては、
地方単独事業というのがあります。これはいわゆる京都府や市町村独自の
上乗せ医療に対する問題ですが、国は過去から国が定めた医療制度を超えることは認めないという立場をとってきました。
子育て支援医療費や、それから身障者、ひとり親の医療費、老人医療のマル老制度、この辺がこれに当たるわけですが、この制度は住民の皆さんには大変喜ばれている重要な制度です。しかし、この制度自体を国は認めてないんですね。それだけでなくて、認めないということだけではなくて、国が本来、負担をすべき交付金の額を、この
ペナルティーとして減額をしておるということです。これは非常に問題だというふうに思いますが、これは年間、どれぐらいの
ペナルティーがあるのかということにつきまして、担当課長のほうから説明を求めたいというふうに思います。
○議長(家城功)
水口保健課長。
◎
保健課長(水口淳子) 年間880万円程度というふうな形になっております。先ほどから言われてました
子ども子育て支援医療につきまして、
全国知事会のほうからも強い申し入れをされているので、就学前の子供につきましては、
ペナルティーから平成30年度から外されるという方向になってきております。
○議長(家城功)
永島議員。
◆11番(
永島洋視) はい、ありがとうございます。今の答弁にありましたように、
子育て支援策として、今、全国的で、この子供の医療費の
上乗せ医療というのは取り組まれておるわけですね。もうあって当たり前の制度になっておるという状況です。 きょうまで、医療費の上乗せ分に対しても
ペナルティーをかけて国が負担をしなければならないお金を削減をしてきたというのが実態ですが、さすがにもう、その批判に耐えられなくなって、平成30年度からは、その
ペナルティーが未
就学児童分は除外がされたということです。この
ペナルティーに対して、財源が市町村の運営、
国保運営には不足するわけですが、それは
一般会計からきょうまで、ほとんど繰り入れが行われてきたというふうにな思うわけですが、これをなくするわけで、今、説明がありましたように880万円の財源がいるということになるわけです。ぜひとも、この
ペナルティーの廃止を国に求めていただきたいというふうに思いますが、町長の見解を伺いたいというふうに思います。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(
山添藤真) 皆さん、おはようございます。 それでは、ただいまのご質問にお答えをいたします。先ほど、
水口保健課長から答弁がございましたように、この間の
国保運営における安定性、あるいは先ほどおっしゃられたような
ペナルティーに対する措置という部分につきましては、
全国知事会、そして
全国町村会を通じて、私たちのほうも声を上げていきたいと考えております。
○議長(家城功)
永島議員。
◆11番(
永島洋視) 次の構造的な問題ですが、一
世帯当たりの所得に対する保険料の負担割合は、政府の試算では協会健保で大体7.5%、組合健保で5.8%に対して、国保は10.5%というふうになっております。これは
厚生労働省の統計資料、
国保実態調査の数字でございます。 与謝野町の場合、私の試算では大体12%程度になるのではないかなというふうに思ってます。それだけ与謝野町の
国保加入者の所得が低いということであるというふうに思います。
全国知事会は、この
社会保険との比較の中で、国保が非常に構造的な所得が低いという、そういう問題を持っておるということで、繰り入れを、1兆円の公費負担が必要だということで、この間、申し入れをしてきたわけですね。その結果として、去年から、昨年度3,400億円を投入をしたわけですが、その格差というのは、今日でも改善をされていないというふうに思っております。 それで、この国保税について質問をしたいと、次に入っていきたいというふうに思いますが、国保税は四つの所得割、資産割、均等割、平等割の基準で算定がされています。応益割と応能割という、そういう考え方になっています。このうち応益割は、これは所得に関係なく、一世帯幾ら、一人
当たり幾らという算定になっておりますので、所得が少ない世帯にとっては、非常に大きな負担になっておるということだということであります。
社会保険につきましては、所得に関係なくですので、そういう状況になってきておるということで、ぜひとも、この格差を是正していただきたいと。
調整交付金という制度がありますが、これについては、今は市町村間の所得格差を是正するという制度なんですが、ぜひとも
社会保険との格差を是正していく、そういうことも
全国町村会を通じて国に要望していただく、そういう制度になられてみていただくということを、町長のほうにお願いをしたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(
山添藤真) ただいま議員からご指摘がございましたように、国保の安定的な運営を継続して行っていくためには、国に対しての財政支援をお願いしていかなければならないと考えております。また、国保、そして
社会保険との差異というものを、どのように縮めていくのかということにつきましても、私たちとしても最大限の努力をしてまいりたいと考えます。
○議長(家城功)
永島議員。
◆11番(
永島洋視) ありがとうございます。
日本共産党は、この均等割と平等割を廃止をして、
協会健保並みの負担割合にするようにということで、1兆円の国保の負担増を求めて運動しています。よろしくお願いいたします。終わります。
○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 2回目よろしいですけど。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第29号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに
賛成議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(家城功) 起立多数であります。 よって、議案第29号 平成31年度与謝野町
国民健康保険特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第7 議案第30号 平成31年度与謝野町
後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に
提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第30号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに
賛成議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(家城功)
起立全員であります。 よって、議案第30号 平成31年度与謝野町
後期高齢者医療特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第8 議案第31号 平成31年度与謝野町財産区
特別会計予算を議題とします。 本案についても、既に
提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第31号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに
賛成議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(家城功)
起立全員であります。 よって、議案第31号 平成31年度与謝野町財産区
特別会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第9 議案第32号 平成31年度与謝野町
水道事業会計予算を議題とします。 本案についても、既に
提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 3番、杉上議員。
◆3番(杉上忠義) それでは、
水道事業会計につきまして、質疑を行います。 予算書の545ページでございます。
水道会計、ご存じのように
一般会計に先んじましてバランスシート、
貸借対照表が公表されているところでございます。そこで、お尋ねしたいと思います。現金の預金が9億9,400万円ございます。これにつきまして、水道課長のご説明を求めたいと思います。
○議長(家城功)
山添上下水道課長。
◎
上下水道課長(
山添雅男) お答えします。この現金につきましては、
簡易水道事業と統合するときに、簡易水道には減価償却という概念がなかったものですから、今後、必要となる施設の更新に要する費用を積み立てる必要があるということで約8億5,000万円を積み立てておりました。その
積み立て分と上水で持っておりました現金等の合計が9億何がしという金額で、今後の改良、また、起債の償還とか
維持管理費に徐々に、これを使っていくというものでございます。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) そこで、9億9,000万円の預金がございます。これの管理、運用は、どのようになっているのでしょうか。
○議長(家城功)
山添上下水道課長。
◎
上下水道課長(
山添雅男) この現金の管理につきましては、
会計管理のほうで運用のほうをしていただいております。
○議長(家城功)
小池会計室長。
◎
会計室長(小池信助) すみません。今の
水道会計の預金につきましては、
会計管理者のほうで一括委託で委託されまして、運用管理をしております。これにつきましては、ほかの基金等の預金も含めまして、町全体の預金として、できるだけ有利な条件で運用をしております。一括運営をしとるということで、高額預金、
定期預金等を中心に、そのうち10億円は債券を購入しまして、債券運用もしております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) そこでお尋ねいたします、
会計室長に。運用益が出たとしますわね、そうすれば
水道会計に繰り入れると、こういう手続でよろしいんでしょうか。
○議長(家城功)
小池会計室長。
◎
会計室長(小池信助) ただいま議員、お見込みのとおりでございます。一括運用をしておりまして、その運用益を、それは定期預金の利子、それから、債券運用した利息分、それを合わせまして12月31日現在での基金残高によりまして、その案分を掛けまして、その分で8億円分になりますけども、水道事業分を
水道事業会計のほうに繰り入れするということでございます。本年につきましては、60数万円ぐらいが入っていく予定になっています。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) そこで、今、ご存じのように、海外市場とか国内の市場も債券の変動が激しくなってますけども、これは長期運用でやられているから心配がないという見解でよろしいんでしょうか。
○議長(家城功)
小池会計室長。
◎
会計室長(小池信助) お答えさせていただきます。債券運用といいましても、これは町の債券運用検討委員会ですか、いうなんをもちまして、とりあえずその10億円で当分は債券運用についてはいくということでございます。 今、約50億円程度基金があるわけですけども、やはり今まで議論いただいてますように、今後の
財政調整基金の取り崩しですとか、そういったことも予測されますので、当分は債券運用については10億円でいくということで、今、国債分5億円と地方公共団体金融機構債ですか、それを5億円、合計10億円借りております。いずれも長期になりますので、金融機構債のほうが20年、それから、すみません。 国債分が20年ですか、ちょっとしっかりではないんですけれども、いずれも20年以上の長期債になっておりますので、そこまで、満期が来ますと元金は補償されているわけですけども、途中、その辺の解約をせざるを得ないという状況になりますと、その今の値打ちいうんですか、価格がやっぱり、その購入価格より下回っておりますので、その分は大きな損益になるかなと思いますけども、当分は今、マイナス金利施策等のおかげで市中の定期預金の金利に比べますと、はるかに高い利回りになっております。 具体的に申しますと、市中金利が大体、大枠、定期でも0.01%から0.03%に比べまして、国債分が0.2%、ですから20倍とか30倍になりますね。それから地方公共団体金融機構債のほうが0.385%ですか、いうぐらいの高い金利になっておりますので、その分については有利になっております。ぐらいで、よろしくお願いします。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 慎重な運用がされているということで安心したわけでございますけども、そこで水道課長のキャッシュフローまで計算書が出てるわけですけども、この試算の出し方は、この京都府のマニュアルどおりにやられておるわけですか。
○議長(家城功)
山添上下水道課長。
◎
上下水道課長(
山添雅男) 算出方法につきましては、公営企業会計のマニュアルというか、会計に基づいて計算をしております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) そこで、次の課題につきましてお尋ねいたします。 ご存じのように、昨年12月に国会におきまして水道の民営化法案が成立しております。それに準ずるように、京都府が水道事業の広域連携を図るために京都府内の3圏域の協議会を設立したとあります。南部、中部、北部というふうに圏域を分けて協議会を設立して協議を始めておりますけれども、この点につきまして課長は、どのようにお考えでしょうか。
○議長(家城功)
山添上下水道課長。
◎
上下水道課長(
山添雅男) 水道事業につきましても人口減少、また、人口減少に伴う料金の収入の減少、それと今後、増加してまいります、更新するべき施設の到来が予想されますので、そのために今後の安定給水のために、どのような、北部圏域で連携して事業が行えるかということで、京都府も入り、北部の7市町が北部ブロックとして協議を開始しました。 既に、この2月から協議が始まっておりまして、とりあえず広域連携で何ができるかということで、まずは、料金であったりだとか、日ごろのルーティン業務、水道の開閉栓からメーターの検針、また料金の算定、集金というところまでを、まずは一つのくくりで検討するという形で、まだ、検討段階に入ったところでございまして、そのうち与謝野町としても委託できるような業務があれば、そちらに委託業務として依頼するというような形を今後とっていけたらなというふうに考えております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 京都府の公営企画課が公表してますけども、今、課長の説明にありましたように、人口減少による水の需要は2040年までに2割減少という見通しを公表しております。私たち、昨年、香川県綾川町に視察に行きまして、ここには水道課がなかったんですけども、香川県は水道事業団が管理運営しているということで、香川県は先行しております。これに倣うような方向で、京都府は協議会の招集が行われるか、お尋ねしておきたいと思います。かなり積極的なんか、慎重なのか、どちらかもお尋ねしておきたいと思います。
○議長(家城功)
山添上下水道課長。
◎
上下水道課長(
山添雅男) お答えします。京都府では、まだ水道事業団とか、そういうレベルではなくて、まず近隣の市町で、共同で広域で業務が発注、何かできないかというレベルでございます。どうしても水道事業につきましては、専門的な知識、また、経験が必要な分野になりますので、将来的には、そういう水道事業団、専門集団が水道事業を維持管理していくというのがベストだとは思われますけども、まだそこまでは至ってないということでございます。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) そこで、水道料金だけお尋ねしときたいと思いますけれども、昨年の12月7日の京都新聞に発表されました数字では、与謝野町が水道料金の3,184円、宮津市が2,741円、京丹後市が3,697円と発表されておりますけども、今後の見通しはどうなるでしょうか。
○議長(家城功)
山添上下水道課長。
◎
上下水道課長(
山添雅男) お答えします。水道料金につきましては、北部7市町では安いほうから言えば、真ん中よりも少し高いほうになります。京都府全体でいきましても、真ん中よりは少し高いほうになります。 料金につきましては、今後、更新計画とか、一番問題になりますのが、施設の耐震計画を算定しないと具体的な料金改定率はわかりませんけども、今のまま何もしないのであれば、ここ平成40年ぐらいまでは料金改定はしなくてもいけるとは思うのですが、先ほど申し上げましたように、やはり施設は、どんどん老朽していきますので、それを、どれだけのペースで、毎年度どれくらいのボリュームで更新していくかによりましては、料金を見直す時期が近々やってくるとは思っております。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 先ほど言いました京都府公営企画課の発表では、広域連携事業統合を進めたいという意欲を示しております。そこで、町長にお尋ねいたしますけども、京都府の町村会等での議論はどのようになっているでしょうか。
○議長(家城功) 山添町長。
◎町長(
山添藤真) ただいまのご質問にお答えをいたします。この水道事業のみならず、そのほかの分野におきましても広域的に連携が可能であるかどうかという調査研究ついては、共同して進めているという段階でございます。ただし、協議は進めつつも、例えば、この水道事業について、何らかの統合案が練られているという段階でもございません。
○議長(家城功) 杉上議員。
◆3番(杉上忠義) 私たち生活に直結した水の問題でございます。京都府等々の協議会で変化があれば素早く公表していただきたいというふうにお願いして、質問といたします。
○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第32号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに
賛成議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(家城功)
起立全員であります。 よって、議案第32号 平成31年度与謝野町
水道事業会計予算は、原案のとおり可決することに決定しました。 ここで10時25分まで休憩といたします。 (休憩 午前10時12分) (再開 午前10時25分)
○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 お諮りします。 昨日、山添町長から、議案第33号 与謝野町財産区管理委員の選任についてほか3件が追加提出されました。 以上4件を上程し、日程に追加し議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(家城功) 異議なしと認めます。 よって、議案第33号ほか3件を日程に追加して議題とすることに決定しました。
追加日程第1 議案第33号 与謝野町財産区管理委員の選任についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(
山添藤真) それでは、議案第33号 与謝野町財産区管理委員の選任について、
提案理由のご説明を申し上げます。 各財産区管理会は管理委員7人以内で構成され、任期は4年となっております。与謝財産区、温江財産区、明石財産区、三河財産区、岩屋財産区、幾地財産区、四辻財産区、上山田財産区、下山田財産区及び石川財産区において、平成31年3月末で退任される委員があることから、与謝野町財産区管理会条例第3条の規定に基づき、当該財産区の区長から推薦された方を新たに選任したいので、議会の同意を求めるものであります。 今回、選任いたします方々は、人格高潔で最適任者と認められますので、よろしくご審議いただきご承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 討論を省略し採決を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(家城功) 異議なしと認め、これより議案第33号を採決します。 本案について、原案のとおり同意することに異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(家城功) 異議なしと認めます。 よって、議案第33号 与謝野町財産区管理委員の選任については、原案のとおり同意することに決定しました。
追加日程第2 議案第34号
与謝野町立小学校及び中学校の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(
山添藤真) それでは、議案第34号
与謝野町立小学校及び中学校の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、ご提案の理由を申し上げます。 この議案は、加悦地域小学校の再編により、加悦地域の加悦、与謝及び桑飼の三つの小学校を廃止し、現在の加悦小学校の校舎を活用し、新たな小学校を設置するために、所要の改正を行うものであります。 条例の詳細につきましては、塩見教育長からご説明をいたしますので、よろしくご審議をいただき、ご承認賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(家城功) 塩見教育長。
◎教育長(塩見定生) それでは、議案第34号
与謝野町立小学校及び中学校の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。 この議案は、先ほど町長から提案説明がありましたように、加悦地域小学校の再編により加悦小学校、与謝小学校及び桑飼小学校の三つの小学校を廃止し、現在の加悦小学校の校舎を活用し、新たな小学校を設置するために、所要の改定を行うものでございます。加悦地域の小学校再編計画につきましては、これまで全員協議会や常任委員会、また、一般質問等でご説明させていただいているところでございますけれども、昨年10月19日に発足していただきました加悦地域学校づくり準備協議会におきまして、平成32年4月、加悦地域の新しい小学校の開校に向けまして校名や校章、校歌をはじめスクールバスの運行や通学時の安全対策、教育目標や教育課程、PTA運営等の新しい学校運営に必要な、さまざまな事項を検討していただいているところでございます。新しい学校の校名案につきましては、協議会の総務調整部会におきまして、その選定方法等について、ご教示いただき、昨年12月10日から、ことしの1月15日の期間、校名案の募集を行っていただきました。 その結果、243名の方々から64種類に及ぶ校名案を応募いただき、部会において3回にわたる協議を経て、校名案を3点に絞り込んでいただきました。さらに2月21日に開催されました協議会全体会におきまして、新しい学校の校名案を最終の1点、漢字の加悦に選定いただき、協議会会長より教育長宛に校名案決定のご報告をいただいたところでございます。 この報告を受けまして、2月26日に開催いたしました教育委員会議におきまして、加悦小学校、与謝小学校及び桑飼小学校、三つの小学校を廃止し、新たな小学校として加悦小学校を設置することについては異議なく、異論なく承認いただいたところでございます。本条例改正議案につきましては、平成32年4月1日施行としておりまして、附則第2項では与謝野町立学校施設の利用に関する条例の一部を改正する内容となっております。 桑飼小学校におきましては、グラウンドに夜間照明施設を設置しておりますので、学校が廃止となった時点におきまして、学校施設の利用に関する条例の規定から削除するということになっております。 以上、ご説明を申し上げましたが、よろしくご審議いただきまして、ご承認いただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより議案第34号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに
賛成議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(家城功)
起立全員であります。 よって、議案第34号
与謝野町立小学校及び中学校の設置及び管理に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、
追加日程第3 議案第35号 平成30年度与謝野町
一般会計補正予算(第7号)を議題とします。
提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(
山添藤真) それでは、議案第35号 平成30年度与謝野町
一般会計補正予算(第7号)について、ご説明を申し上げます。 今回の補正は4億6,260万6,000円を追加し、総額を125億4,776万8,000円とするものでございます。 それでは、歳出の主なものについてご説明を申し上げます。 14ページ、15ページをお開き願います。第2款総務費、第1項総務管理費、第16目地域交通対策費、京都丹後鉄道利用促進対策事業では、9月補正予算で計上いたしました、7月の西日本豪雨による災害復旧経費について、国庫補助金や保険金額等が当初見込みを下回ったことから沿線市町の負担額が増額となるほか、24号台風による災害復旧に係る補助金を追加交付するものであり、北近畿タンゴ鉄道災害復旧事業費補助金を461万円追加いたしております。 本災害復旧関連の補助金については、年度内に事業完了が困難なため、繰越明許費の補正を行い、翌年度へ全額繰り越し実施することといたしてございます。第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、ひとり親福祉医療事業では、インフルエンザ等の感染症疾患の増加により、第20節扶助費、福祉医療費を135万円追加いたしております。 次に、
国民健康保険特別会計繰出金は、直診勘定への繰出金を45万4,000円追加いたしております。これは、通所リハビリシステム導入経費の追加に伴う増額でございます。 次に、第7款商工費、第6目観光施設管理費、クアハウス岩滝管理運営事業では、国の補正予算で予算化されました地方創生拠点整備交付金の事業採択を受けましたので、平成31年度当初予算にも計上しております、クアハウス岩滝の改修工事費等を総額4億4,335万5,000円追加をいたしております。当初予算と比較をいたしまして、事業費は同額を計上させていただいておりますが、財源としては補助対象事業費の2分の1の地方創生拠点整備交付金のほか、補助裏には補正予算債が活用できるなど、非常に有利な財源を確保することができたものであります。 そのため当初予算に計上しております同予算につきましては、未執行とし、6月補正予算で全額を減額をさせていただきたいと考えております。 次のページ、第14款予備費は1,179万9,000円を追加し調整いたしております。以上が歳出であります。 続きまして、歳入についてご説明を申し上げます。 12、13ページをお開き願います。第13款国庫支出金、第2項国庫補助金、第1目総務費国庫補助金は、交付決定をいただきました地方創生拠点整備交付金を1億6,803万1,000円追加をいたしております。 第14款府支出金、第2項府補助金、第2目民生費府補助金は、福祉医療助成費補助金を67万5,000円追加いたしております。 第17款繰入金、第1項基金繰入金は、クアハウス岩滝の改修工事の財源として、天の橋立岩滝温泉活用基金繰入金を2,600万円追加し、調整をいたしております。 第20款町債、第1目総務費、鉄道軌道輸送設備整備事業債は、北近畿タンゴ鉄道災害復旧事業費補助金を今回、増額をしておりますが、既計上分も含め同補助金の全額に対し、地方債を発行することし1,770万円を追加いたしております。 第6目商工債、観光施設整備事業債は、クアハウス岩滝の改修分として2億5,020万円を追加いたしております。補助対象経費には、補正予算債を活用するほか、単独事業分については、合併特例債を発行することといたしております。 また、7ページには、第3表地方債補正を計上し、同額を追加いたしております。 次に、6ページには、第2表繰越明許費補正を計上いたしております。新たに年度内完了が見込めない2事業追加するほか、京都丹後鉄道利用促進対策事業の北近畿タンゴ鉄道災害復旧事業費補助金を全額繰り越すため増額変更するほか、今回、予算で計上いたしましたクアハウス岩滝整備事業予算を全額繰り越すため、増額変更をいたしております。 以上が、平成30年度与謝野町
一般会計補正予算(第7号)の概要でございます。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 12番、安達議員。
◆12番(安達種雄) 今、補正予算の提案をお伺いしましたが、この後、またいよいよクアハウスの改修工事に入られると思います。 往々にしてあることは、例えば、改修工事の中で工事を始めたら、ここも悪いところがあった、あそこも悪いとこがあったというような形で経費が増幅する可能性があります。きょうまでいろんな事業を見とっても、今度のクアハウスについては土質とか、そんなことは問題にならないと思いますが、ただある程度年数のたった施設でありますので、今後、予算の経費の増幅が考えられますが、それについては岩滝温泉の基金の取り崩しで賄っていただきたいと、この間、伺った中では1億2,000万円幾らかの基金がある中で2,600万円の取り崩しでありますので、今後、増幅した場合には、
一般会計に影響がないように、そういったような基金の取り崩しでするか、他の計画を見直したりして、できるだけ予算の軽減におさめていただきたいと思いますが、それについてお考えを確認しておきたいと思います。
○議長(家城功) 植田
観光交流課長。
◎
観光交流課長(植田弘志) 安達議員がおっしゃるとおりで、私どものほうも、できる限り一般財源のほうの持ち出しは少なくしたいと思っております。それのために、今回この交付金の申請させていただいて、努力をさせていただいたという結果でございます。でありますので、もし不測の事態で増額の工事になった場合は、もちろん基金のほう対応もさせていただきたいと思いますし、それ以外の財源の調達のほうは、できる限りの努力はさせていただくつもりをしております。
◆12番(安達種雄) 以上の点を確認をして終わります。
○議長(家城功) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第35号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに
賛成議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(家城功)
起立全員であります。 よって、議案第35号 平成30年度与謝野町
一般会計補正予算(第7号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、
追加日程第4 議案第36号 平成30年度与謝野町
国民健康保険特別会計補正予算(第6号)を議題とします。
提案理由の説明を求めます。 山添町長。
◎町長(
山添藤真) それでは、議案第36号の平成30年度与謝野町
国民健康保険特別会計補正予算(第6号)について、ご説明を申し上げます。 今回の補正は、直営診療所勘定を45万4,000円増額し、総額を8,244万4,000円とするものであります。 それでは、歳出からご説明を申し上げます。 13、14ページをお開き願います。第3款訪問リハビリテーション事業費、訪問リハビリテーション事業では診療報酬改定によりまして、本年4月以降、要介護、要支援、被保険者に係るリハビリテーションが医療保険では算定できなくなります。これまでどおりのリハビリテーションサービスを提供していくためには通所リハビリテーション施設として認可を受け、介護保険による算定のリハビリテーションサービスを行う必要が生じました。この改定に係る介護保険による算定及び請求を行えるシステムの導入が必要となりましたので、その経費として、第13節委託料、通所リハビリシステム導入事務委託料を45万4,000円を追加いたしております。 続きまして、歳入についてご説明を申し上げます。 11、12ページをお開き願います。第5款
一般会計繰入金は、先ほどご説明申し上げましたシステム導入経費に対しての繰入金として45万4,000円を追加いたしております。 次に、6ページには、第2表繰越明許費を計上いたしております。早期導入の必要がありますが、補正予算可決後の契約となるため、年度内完了ができない場合もございますので、全額を平成31年度に繰越明許しております。 以上が、平成30年度与謝野町
国民健康保険特別会計補正予算(第6号)の概要であります。ご審議の上、ご承認をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(家城功) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(家城功) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第36号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに
賛成議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(家城功)
起立全員であります。 よって、議案第36号 平成30年度与謝野町
国民健康保険特別会計補正予算(第6号)は、原案のとおり可決することに決定しました。 ここで暫時休憩をいたします。 (休憩 午前10時49分) (再開 午前10時50分)
○議長(家城功) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、日程第10 閉会中の継続審査(調査)申出書を議題とします。 2常任委員会及び議会運営委員会から、審査(調査)中の事件について、会議規則第73条の規定により、閉会中の継続審査(調査)の申出書が、議長に提出されております。 お諮りします。 委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査(調査)をすることに、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(家城功) 異議なしと認めます。 よって、委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査(調査)することに決定しました。 以上をもちまして、本定例会に付されました議案、その他は全て議了しました。 お諮りします。 会議規則第6条の規定により、本日で閉会したいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(家城功) 異議なしと認めます。 よって、本定例会は本日、閉会することに決定しました。 ここで、山添町長より挨拶の申し出がありますので、お受けいたします。 山添町長。
◎町長(
山添藤真) 平成31年3月定例会の閉会に当たり、一言、御礼とご挨拶を申し上げます。 本定例では2月27日の開会から本日まで28日間にわたる会期で、追加議案を含む36件の重要事項をご審議いただきました。この間、家城議長をはじめ議員の皆様方には、本会議や各常任委員会において、熱心にご議論をいただきましたことを心から厚く御礼を申し上げます。 本議会は、私にとって2期目の最初の3月定例会であり、議員の皆様方においても1年の節目となる議会でございました。会期中、一般質問をはじめ条例審議、そして予算審議におきましても、議員の皆様方から大変多くのご意見を頂戴したところであります。 とりわけ、平成31年度の当初予算審議におきましては、施設の再編をはじめ産業振興、財政運営など、活発なご質問やご意見を頂戴し、行政と議会、相互に議論を深めさせていただいたものと考えております。 私は、本定例会の開会日に平成31年度を迎えるに当たっての施政方針として、本町が既に直面をしております本格的な人口減少、少子化、高齢化という状況に真正面から向き合い、新たな時代を進化と挑戦によって切り拓いていかなければならないと申し上げました。まさに、本定例会においての議論の数々は、物事が深まる進化であったと考えているところであります。 また、本町を取り巻く財政状況も年々、厳しさを増しており、当初予算編成におきましても、知力を振り絞り、ご提案を申し上げましたが、大変厳しいご意見も多く頂戴をいたしました。しかしながら、これから頂戴をいたしました、ご意見を踏まえ、先人たちから受け継いだ、この与謝野町を新たな時代へと引き継いでいくために、さらに新たな挑戦に挑んでまいりたいと考えているところであります。 結びとなりますが、本定例会を最後に、本日まで説明員として出席をしておりました、坪倉教育次長兼社会教育課長が3月31日付をもって、長年の公務員生活を終えることとなりました。 ここに、その多大なご貢献に対し心ばかりの感謝を申し上げたいと存じます。お疲れさまでございました。 以上、本定例会の閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。 長期間、まことにありがとうございました。