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平成29年第2回定例会(第5号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2017年06月27日
平成29年第2回定例会(第5号) 本文 開催日:2017年06月27日
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平成29年第2回定例会(第5号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2017年06月27日

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  1. 木津川市議会 2017-06-27
    平成29年第2回定例会(第5号) 本文 開催日:2017年06月27日


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    2017年06月27日:平成29年第2回定例会(第5号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       平成29年第2回木津川市議会定例会会議録(第5号) 午前9時30分 開議 ◯議長(高味 孝之) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は22人であります。  これより平成29年第2回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第1、一般質問を行います。  昨日に引き続き、一般質問を行います。  本日は、4人の12問で行います。  それでは、1番目、高岡伸行さん。    (高岡 伸行君質問席へ移動) ◯3番(高岡 伸行) さくら会、高岡です。  早速ではございますが、通告書に従いまして、質問させていただきます。  「2020ホストタウンで活性化を」。  2020年東京オリンピックパラリンピック競技大会が開催されるに当たり、スポーツ立国グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等の資する観点から、参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る目的から、全国各地で地方公共団体が「ホストタウン」としての名乗りを上げています。  そこで、質問いたします。
     (1)オリンピックパラリンピックを契機として、選手や関係者などの呼び込み、ホストタウンとして取り組むお考えは。  (2)大会期間中、選手や関係者、観客など数多くの外国人が日本を訪れます。  通訳や道案内のボランティアなど、交流する機会がふえると期待が高まっていますが、市としてどのようにかかわろうとしておられるのか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。    (教育部長 竹本 充代君登壇) ◯教育部長(竹本 充代) おはようございます。教育部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えをします。  登録を受けている自治体は、その自治体とゆかりのある国やスポーツとの関連で計画をされています。  登録の要件として、相手国が木津川市に来られる確証を得たという資料の提出が必要なことから、申請は行っておりません。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  高岡議員の2点目の御質問にお答えをいたします。  近年の緑茶・抹茶ブームにより、京都を訪れる外国人は年々増加しており、先の東京オリンピックパラリンピック開催に向け、さらに増加する傾向にあると想定しております。  市では、訪日外国人の集客を目的として、多言語対応の情報発信や観光拠点でのWi-Fi整備を行ってまいりました。  また、一般社団法人京都山城地域振興社の事業として、東京オリンピックなどを見据えた総合的な観光地域づくりを推進しており、外国人のブームである「お茶」をキーワードに、市の知名度向上やお茶のプレミアム感を高め、国内外に広く情報発信するとともに、広域的かつ高品質なサービス提供に努め、訪日外国人の集客につなげたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) それでは、1問目から質問をさせていただきます。  先ほどの答弁によりますと、ゆかりのある国やスポーツで関連をその他の自治体は計画されているというところは理解ができますが、木津川市が海外の方が来られるという確証を得ていないというとこですかね、申請も行っていないというとこですが、このホストタウン取り組みといたしましては、地方公共団体、登録するのに条件といいますか、申請する、その手続は御存じなのか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  ただいまの御質問でございますが、登録を受けるための条件といたしまして、計画期間中に大会に参加するために来日する選手、またその地域の関係者、加えて日本人のオリンピア・パラリンピアと木津川市の住民との間で交流を行う計画書の提出が必要となっております。  また、大会の開催効果を一過性のものとしないための大会前後を通じた取り組みが継続する計画であることが必要とされております。  それに加えまして、相手国が木津川市に来られる確証を得たという資料の提出が求められているというところでございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 私のほうからも若干申し上げますと、やはりこの大会に参加するために来日される選手と、その競技をする支援をするホストが条件になってきますし、またそれだけではなく、大会出場後の交流でも可能だというふうに、東京のほうのオリンピックパラリンピックの事務局は書かれております。ましてや、パラリンピックに伴い行われる取り組みスポーツ振興、教育文化の向上という意味から共生社会の実現を図ろうとする取り組みでございます。  先日、京都府内の他の自治体のホームページを見せていただきました。5つの市町が取り組まれており、やはり2020年に向けて、もう早くも動き出されておるというイメージがいたしました。  少し例を述べさせていただきますと、特に感心いたしましたのが、木津川市とゆかりのある京丹後市でございます。特に、ここは韓国・オーストラリアホストタウンとしての申請をされ、今後も取り組まれるというところで進めておられます。  そこで、実際に想像してみますと、オリンピックが近づき、残りもう2年ないし1年を切ってきますと、このようにホストタウンの市町はすごい盛り上がりがすると思うのですが、特にお隣の奈良市でも、天理市でも、郡山市でも申請され、今現在、取り組まれております。  そのような中で、木津川市が中心にありまして、少しおくれているのではないかと、やはり同じように盛り上げることが大切ではないかという思いですが、その点いかがか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  確かに、オリンピックパラリンピックに向けましてホストタウン取り組みということにつきましては、大会前後の交流を通じて地域振興等のことが目的の一つとして上げられているところでございます。  しかしながら、先ほど私申し上げましたとおり、ある一定の条件がございます。また、それとあわせて事前の合宿を受け入れるということになりますと、選手の方々、またその関係者の方々の宿泊、また競技の練習会場等々の整備が必要になってくるというところでございます。  木津川市におきましては、そのあたりの整備がなかなか向こうの選手の方々の要請に合うような施設の準備が難しいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) この申請をするに当たり、通告させていただいた上で、勉強といいますか、いろいろ調べてはいただいたかなとは思いますが、内閣官房のその事務局へ申告に関する相談をされたのか、まずその点、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  資料等で確認はさせていただいておりますが、直接の問い合わせはさせていただいておりません。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはり、56年ぶりの2020年の大会ということで、誰もが経験したことのない域に入っていくわけで、そこは事務局のほうに相談してから、実際に不可能か可能なのかというのは、判断していく必要があろうかと思います。  先ほどもおっしゃいましたが、宿泊施設が足りないとか、その辺の相談も東京のほうでは受け付けられると思いますが、その点はどのようにお考えなのか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  木津川市内での宿泊ということになりますと、加茂の山の家とかというところになりますので、選手の方々を受け入れるには、ちょっとキャパ的には狭いのかなというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはりその点は、市内の方で考えるだけではなく、事務局のほうにも相談していかなければ、このような誰も経験したことのない域に入っていくわけで、宿泊施設に関しましては、例えば共同申請というのも受け付けられております。提案ではございますが、精華町と共同で進めていくということも可能ではないかと、また例えば城陽市に関しましては、サッカーでサンガのホームタウン、木津川市ものっかかるといいますか、同じようにされてはおりますが、その辺の連携といいますか、お考えはないのか、その点、教育長はいかがお考えなのか、お聞かせくださいますか。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  登録申請にかかわってのことであります。  2002年の日韓のワールドサッカーのときの組織委員会が市町村の誘致にかかわっての手法というのは、まず良質な芝が2面以上あるかとか、照明施設はあるか、宿泊施設から15分以内に来れるかというような、そういった条件が二十数項目あったらしいんですが、それを各市町村に提示して、それを見て、市町村が手を挙げたと。それをもって、組織委員会のほうで各国との折衝を図っていって決めていったと、あの大分県の中津江村のカメルーン。今回は、基本的に異なりますのは、先に市町村で誘致国と内諾を得て、そこから申請しなさいということなんです。  先ほど議員から紹介のありました、府内で5つの市が登録をしておりますが、紹介のあった京丹後市のほうは、久美浜湾のカヌーというのが、これは国体も高校総体も海のカヌー会場としては唯一のところで、その縁で韓国との関係、オーストラリアとの関係を結んでおられます。  それから、大山崎町、これもフェンシングが有名で、国体のときもフェンシング会場になって、今、体育館を整備されていると。それも、まちの縁の、何かスイスのユングフラウに日本人として初登頂された加賀さんがいらっしゃって、その御子息がスイスに在住されておって、そこの縁で、それから舞鶴市のほうは、これはシベリア抑留の際に日本人が非常にウズベキスタンで協力されて、非常に友好的であるということと、レスリングも、ここも2015年に全国高校総体レスリング会場になって、高校のほうもかなり力を入れているという、そういったこととの関係、それから亀岡市は、オーストリアと空手の関係、これは世界チャンピオンが亀岡市出身でおりまして、そういった関係、それから京丹波町、ここもホッケーがかなり前から、高校総体、国体も会場になりましたし、芝の立派なグラウンドを持っている。そのことで、ホッケーの盛んなニュージーランドとの関係でと、そういったことで、今回の一番の最大の関門というのは、木津川市とゆかりのあるスポーツとか、木津川市はなぎなたですが、オリンピックパラリンピックにかかわって、どういった国とそういった関係を前もってという、非常に取っかかりが正直言ってないもんですから、かなりちゅうちょしています。  もちろん、競技だけじゃなくて一般的な交流ということもあると思うんですが、それにしてもサンタモニカについては、中学生を中心にして交流をしているところなんですが、正直言ってちゅうちょしているというところです。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 御紹介いただきました、特に京丹後市におきましては、地方創生に向けた新たな挑戦という取り組みでして、スポーツ観光の交流課というところへちょっとお尋ねいたしましたら、やはり去年の7月には、担当の課長と府のカヌー協会理事長と合わせて10名が韓国へ行かれたと。今までから久美浜高校のカヌーを通じて交流はあったと。ただし、今回は、その交流を拡充するというのが目的やとおっしゃっておられます。そして、また韓国よりは4名の方、カヌー連盟の方でしたり、リオオリンピック出場経験者に来ていただきまして、事前合宿に足りない部分を御指摘していただく。  結局、京丹後市の方も、実際は、今、教育長がおっしゃったように、わからない、つかめていないんですね。だから、現実にそのような体験をされた方にお越しいただき、足りない部分を御指摘していただく、その上で、東京の事務局のほうと相談して、進めておられる。  結局は、誰もが経験したことのない、そういう大会、私が生まれる前でしたから、今後、そういうふうに進めていかれるわけです。誰もわからないところからのスタートでして、また京丹後市の話に戻りますが、この9月には、オーストラリアより同じように経験者に来ていただき、また足りないところを指摘いただき、調査費用を12月の補正でつけていきたいと。  結局、地方創生に向けて取り組むという、その姿勢なんですが、京都の北部、人口減少を抱えておられます。舞鶴市でも、同じように危機感を持たれて、今回、これに取り組んでおられます。何らかの形でつかみたいという気持ちがひしひしと伝わるわけですが、その点は、副市長にお尋ねいたしますが、やはりもう少し木津川市も本気で、人口増加というところで、同じ危機感というところは少し違うように思いますが、本気でこの2020年に取り組んでいただき、今の中高生の思い出といいましょうか、将来、大きくなられたときに、こんなことが木津川市で行われましたよ、選手をホストしましたよという取り組みが、今後、木津川市の生徒、子供たちには必要ではないかと思うわけですが、その点、いかがお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  御指名によりまして、お答えをさせていただきますが、先ほど教育長からもお話がありましたように、京都府内の5市町の計画の特色というのをホームページで私も読ませていただきました。京丹後市もゼロからのスタートではなくて、今、この資料がございますが、今から15年前、韓国の瑞山市の高等学校のカヌー交流がずっと継続していると、こういう事案も継続しながら手を挙げられたというふうに聞いております。  それで、今、ホストタウンの議員からの御質問が最初にありましたが、既に平成28年度から募集をされまして、平成28年12月現在で登録件数が全国で138件登録されていると、全国の市区町村が1,700ほどございますので、全体から見ますと8%ぐらいの団体が手を挙げられていると。京都府下では、先ほどありましたように、5市町が手を挙げられているわけでありますが、今までからの交流でありましたり、昭和63年にございました京都国体の競技種目を継続されて、その御縁でつながりを今も持っておられるというのがほとんどの事例かなと思って見ておりました。  今後、2問目にもございますが、こういった東京オリンピックを契機にどういう形の活性化につなげていけるのかと、こういうことも、これで締め切りも終わりではないと聞いておりますので、どういうかかわり方ができるのか、いま少し研究させていただいて、ホストタウン、あるいはそれ以外の、いわゆる海外から多くの方がお見えになる、そして京都・奈良という日本の最大の観光地も近くにあるわけでございますので、その辺の地の利も生かしながら、木津川市として取り組める内容についてはしっかり取り組む必要があるというふうに思っております。  具体的ではありませんが、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 京丹後市に関しましては、ゼロからのスタートではないかもしれませんが、舞鶴市の方はゼロからのスタートだと、シベリア抑留の関係で日本人とかかわりがある、教育長も先ほど例を挙げてくださいましたが、特にホストタウンに申請するに当たって、絶対的にうちはこれと交流があるのだというような交流をされている内容には感じないわけです。何らかのアクションでかかわっている、その程度と言いますと、すごい失礼な言い方ですが、そんなに深くはかかわらずに今回のホストタウンというところで地方活性につなげていきたいと。やはり、人口減少に悩んでおられる市町ですと、もう必死なわけで、ぜひこの2020年というところで、木津川市も前向きに本気を出して取り組んでいただきたく思うわけです。  そこで、2つ目に入らせていただきます。  先ほども教育長、副市長もおっしゃいますが、木津川市のほうでも国際交流事業として、アメリカのカリフォルニアサンタモニカ市からの留学生を受け入れられておられます。このことは、ホストファミリー事業としてホームページにアップされており、ここでは、お互いの国の文化や生活習慣などの違いを肌で感じると、そして異文化に対する相互理解を深める目的というところで進めておられ、市長は幅広い分野での交流・連携を深めていきたい、またカリフォルニアサンタモニカ市前市長のトニー氏も、高校生や大学生の派遣や、市民をインターンとして派遣、受け入れするなど、さまざまなプログラムにより交流を進めることができるとおっしゃっておられました。  なお、来月には、そのサンタモニカ市とのまた交流事業も予定されておられますが、市長はこのような取り組みをされておる中、ホストタウンとして前向きに、わからないところは事務局に相談していただくと、その上でいろいろ相談をして進めていくということが今後2020年に向かっては必要ではないか。できるできないは別といたしまして、とりあえずは前向きに考えていく姿勢というのが必要になってくると思いますが、市長はその点、いかがお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 高岡議員の御質問にお答えをいたします。  なかなか遭遇できない日本でオリンピックパラリンピックをしていただけるということでは、本当に一生に一回見れるか見れないかといった、本当に大事業だというふうに思っております。そういうところに関係して、まちが一体に盛り上がっていくというのは、非常にいいことだなというふうには思っております。  こういうお話をいただいたときに、先ほど部長、教育長からもお話がありましたように、まず宿泊施設がないなとか、競技していただける設備、体育館であるとかグラウンドがしっかりと整ったところがなかなかないので、ちょっと手を挙げるには難しいなという感想で、ここまで来ているわけです。  条件もいろいろ聞かせていただくと、いろいろ相手国との交流があるとか、また選手との交流を今後も続けていくような、そういったもろもろの計画も提出させていただくということがまずあるということもありましたので、ちょっと木津川市にとってはなかなかハードルが高いなということで、これまで来ておりました。  今、高岡議員さんから、ほかのいろんな市町の取り組みについてお話をお聞きしたわけですけれども、まずは身近なところで取り組みを進めておられるところの条件とか、どういった形で受け入れをされるのかとか、ちょっと具体的なお話までは十分把握はできておりませんので、ちょっと近くの聞ける方にも一回問い合わせもしてみたいなというふうに思っております。  なかなか受け入れたいという思いはあるんですけれども、サンタモニカ市との交流も今始まったばかりで、その中では、アメリカの何か競技を受け入れるといった、そういうこともできたらいいんですけれども、ちょっとまだまだ交流をしたばかりということもありますので、そういうことも一度お聞きするということも大事かなというふうに思いますので、まずは実際に手を挙げられたところに一度問い合わせもしてみたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはり、わからないことだらけやと思うんですが、その辺は、オリンピックパラリンピックの事務局のほうに相談していただいて、進めていただきたく思うわけです。  昨年の山城中学校70周年の記念事業でも、オリンピックの経験者に来ていただき、同様の学習会、私、資料を配らせていただきました中にも書かれておりますが、競技の体験というところで講演をいただいたり、地域の子供たちと練習をしたといいますか、実際の競技の進め方というのに携わって、半日ほど交流をされておられます。  やはり、そのようなことは、保護者の方もすごく喜んでおられたみたいで、今後、この2020年に向かって、そのような子供たちが実際に世界で活躍する子供が育つということもあるわけで、そのモチベーションを上げていくためにも、木津川市は学研都市としての中核を担っているわけですから、京都府内でも先頭を切ってとまでは申しませんが、積極的にかかわっていただきたく思うわけです。  例えば、今後も2018年に向かってアート祭というのも計画され、このような2018年の次は2020年になるわけですかね、その点で、このホストタウンとしての連携と申しましょうか、やはりかかわりがそれなりにつくれるということも考えられると思うんです。それは、いろんな方面に相談していただくというのが大事になると思いますが、その点、担当部長はどのようにお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  関係機関への問い合わせというところではございますが、先ほど高岡議員がおっしゃいました近隣町村との連携とかいうところにつきましては、確認をさせていただいたというところでございます。  また、近隣町村との共同開催は可能でありますが、それぞれの市町との、木津川市と相手国、またその種目についての由来の整理等が必要となってくるのかなというふうに考えているところでございます。  また、選手の受け入れにつきましては、ドーピング検査を考慮した食事の対応でございますとか、医療体制の確立、また警備の安全性の対策などが必要になってくるというふうな課題はあるのかなというふうに考えているところでございます。  ただ、ホストタウンということには限りませんが、2020年に日本にオリンピックが開催されるというところで、各小・中学校におきましては、京都府の教育委員会と連携をいたしまして、オリンピックパラリンピックの教育推進ということの事業をさせていただいております。それは、平成28年度もありましたし、今年度もまたございます。パラリンピックの出場の選手の方に来ていただいて、実際にその種目を体験する、シッティングバレーボールや車椅子バスケット等を体験するというふうなこともさせていただいておりますので、ホストタウンに限らず、オリンピックが日本に来るということを契機として、子供たちとの交流、そういうことは図れていけておりますし、今後もそういった方面では進めていけるのかなというふうに考えておるところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはり、日本に世界の関心が集まるまたとないチャンスでございます。オールジャパン体制で進めていただきたく思うわけです。マチオモイ部といたしましても、観光協会、商工会等と連携をとり、関心を集めていただくというのが、これから大事になってくると思います。その点について、部長はいかがお考えですか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。
     日本を訪れている、また京都を訪れている外国人数というのは、これは年々増加をしております。そういった意味におきまして、交流人口をふやしていくというのは大事なことでございますんで、オリンピックパラリンピックの開催を契機として、さらに交流人口がふえるよう取り組みを進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはり、もう2019年ごろになってきますと、いろんな関係者の方が日本に入ってこられると、この夏の暑い時期を体験しなければ、選手の方もメダルを狙うというところでは、なれていくというのが必要になってきます。その点をサポートしていただくのが、このホストタウンでございまして、オリンピック終了後もまた交流を深めるという意味においても、非常に大切な取り組みだというふうに考えております。  そこで、もう一つ、最後にですが、これは2020年もなんですが、2019年に関しましては、ラグビーのワールド杯というのが開かれます。それに先立ちまして、国土交通省のほうでもナンバープレート、特に軽自動車におきまして、白いナンバープレートを交付されておられます。木津川市でも、今後、御当地ナンバーといいますか、寄附を募りまして、このナンバープレートで市民の皆さんにPRしていく、もしくはつけられた方にまちじゅうでPRしていただくというのが課題にもなってくるかと思うのですが、その点、いかがお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  木津川市で交付させていただいていますナンバーについては、あくまで課税標識としてのナンバーでございますので、一般的に行われている御当地ナンバーということで新しい地名等を設定して交付するというような内容ではなくて、他市の事例で言いますと、デザインを例えば魚のマークにするとか、そういったことで取り組まれている事例があるというふうに聞き及んでおります。  当市については、今のところ、そういった原付ナンバーにおいて、そういったデザインを講じて発行するという計画はございませんけれども、全体として、市として取り組む方針が定まるということがありましたら、その中で総務部として対応については検討してまいりたいということを考えてございますけれども、今のところはそういった具体的な計画については持ち合わせてございません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはり、市としてこれから申請に取り組んでいかれるということが本格的に決まるようなことであれば、いろんなそのような、今おっしゃいました事業にも取り組んでいかれるといいますか、波及効果が出てくるのではないかというふうにも思うわけです。その点について、いかがお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  市として、この取り組みによっていろんな効果があるというふうに考えてございますけれども、財政を預かる部門として、また税を徴収する部門といたしまして、それについて多方面の検討を加えて決定させてもらう内容なのかなというふうには、今現在のところ考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 世界中の関心が、これから日本に集まってくると思います。またとないチャンスですので、ぜひとも東京のほうの事務局に御相談していただきまして、どのような形で進めていけばよいのかというところも御検討をお願いいたしまして、次の質問に入らせていただきます。  「学校現場での働き方改革を」。  京都府教育委員会は、本年度、「教職員の働き方改革推進本部」を設置し、先日、第1回推進会議が開かれました。府内の市町教育委員会や学校現場と連携し、全教職員の残業時間や業務内容を把握した上で、業務の改善や、部活動指導の負担軽減を考えようとされています。  そこで、質問いたします。  (1)現在、市教育委員会では、先生の多忙化対策の一つとして、部活動における外部指導者を活用しています。平成28年第4回定例会におきまして、一般質問を行いましたが、府教育委員会では、教員にかわって部活動指導をし、試合に引率できる「部活動指導員」を配置する体制をとり、効果を検証しようとしています。そこで市の対応は。  (2)平成25年度からされている「木津川市立中学校運動部活動連携事業」ですが、平成28年第4回定例会一般質問での答弁では、1名の生徒が利用されているとのことであったが、今年度の利用状況をお尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。    (教育部理事 加藤 努君登壇) ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  高岡議員の御質問にお答えします。  現在、京都府教育委員会では、京都式チーム学校の取り組みの一つとして、部活動指導員の導入を検討しており、本年度はモデル的に推進校として府内5校に部活動指導員が導入されました。本市としましても、今後に向け、配置要望したいと考えます。  また、現在行っている外部指導者についても、引き続き継続したいと考えています。  2点目について、本年度は、剣道部で1校1名、バドミントン部で1校1名が、この制度を活用しています。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 推進本部は、府教育委員会の各課長らで構成されておられます。働き方改革・業務改善推進担当と部活動負担軽減担当に分かれ、市の教育委員会の担当者と連携し、学校の実態を把握し、退勤時間や部活動休養日の設定など、ルールづくりも含めて改善策を探るとされておられます。  そこでお尋ねいたしますが、今現在、先生方の残業時間をどの程度把握され、業務内容もどの程度把握されておられるのか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの高岡議員の御質問にお答えいたします。  現在、市のほうでは、昨年10月に教職員の勤務実態調査を行いました。その結果、本年4月に文科省のほうから出ております平成28年度の勤務実態調査とほぼ同じ、または若干それよりも時間が少ないという結果が出ております。  それから、教員の業務につきましては、主に教材研究であったり、それから成績や採点業務、それから生徒指導業務、そういったものが中心になっておりますが、中学校におきましては、部活動業務もかなりの割合でその中に入ってきているという実態でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはり、その辺の実態を市の教育委員会といたしまして正確に把握していただく、そしてこの部活動指導員を配置することによって、本来の業務である先生方の学習指導は上向くという統計もとられておられます。今現在の、今、加藤理事がおっしゃってくださいました把握内容で、先生方の御負担を本当のところ全て把握されておるというふうにお考えなのか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  先ほど申しましたものにつきましては、昨年10月に、それぞれの学校で1週間を取り出しまして、自己申告により出していただいた勤務時間をもとにして出してございます。  本年度、京都府におきましても、また勤務時間調査を実施するということを計画されておりますので、またその辺と連携しながら、本年度につきましても、教職員の勤務実態につきましては調査していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 以前からもこれは指摘されているとは思いますが、先生も一日の間に休憩できないという問題があろうかと思います。  一般に公立学校の先生は、一日当たりの勤務時間が7時間45分で、その途中で45分間の休憩をとるということになっております。しかし、途中で45分間の休憩をとるとはいうものの、昼食時は給食指導という立派な勤務の時間帯でありますが、休憩をとられることにはいささか疑問を持つわけですが、その休憩時間をどのようにされておられるのか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  休憩時間の原則としましては、勤務時間の途中に一斉に付与するということが労働基準法では定められておりますけれども、教職員の場合におきましては、その勤務の特殊性から、一斉にとることができないということで、個別に休憩時間を設定させてもらっております。  小学校におきましては、今ございましたように、午前中1時間目から授業がありまして、6時間目終わるまで、給食時間も含めて指導しているということもありますので、実態としては、児童が下校後、そこで休憩時間をとってもらっているという形になりますし、中学校におきましては、授業が、それぞれ教師ごとに時間割りがございますので、その空き時間を設定しながら休憩時間をとるというような形で休憩時間の確保に努めていただいております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 教育長にお尋ねいたします。  先生方の長時間勤務の原因は、確かに部活動だけではないと思います。業務量全体を見直し、改革する必要が出てきていると思います。やはり、このような改革は、国だけではできるものではなく、今後、各自治体で、各学校で話し合って、改革に向けて動き出すときが来ていると思うわけですが、その点、いかがお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  教職員のオーバーワークの状況であります。  これまでから各学校に超過勤務の縮減策を講じて、できるだけ十分な睡眠をとって、十分な休養をとって、子供たちに向き合う、そういった元気に向き合っていける、そういった体制をとってくれというのは、もうこの間ずっと指導といいますか、通達も出してやってきておるんですが、なかなか正直、縮減に至っていません。  これは、きのうも答弁していたと思うんですが、先生方は一生懸命子供たちのためには、寸暇を惜しんでといいますか、時間を惜しまずというような、そういったこともあります。  したがって、昨年、自己申告の形態でありましたけれども、独自に勤務時間の実態調査をやった。その中では、各学校間での違いとか、また各学校の中での個人の違いというのも非常に大きいところがあります。  各学校の自主性にだけ求めておってもなかなか改善は進みませんので、きのう柴田議員に担当理事が答えましたように、基本的にどうしても各学校で守ってもらえる分として2つ、それは1つは、恒常的に20時以降仕事をする職員をなくすということと、もう一つは、超勤問題にかかわって大きな要素の部活動のノークラブデーをつくっていこうと、この2つについては、どの学校も守ってほしいと。  一方で、上からだけ押しつけておっても、なかなかこれは職員の意識が非常に大事になってきますので、それぞれの各学校でいろんな取り組み、教育委員会の文書が多いであるとか、教材研究に時間がかかるとか、職員会議とか、いろんなことがありますので、もっと効果的・効率的なそれぞれの学校での工夫はないか、それをそれぞれで考えてほしい。その結果をもって、また2学期の終わりぐらい、本年中ぐらいには各学校から個別に聞いて、全体に広められるものは広めていきたいし、もう一回実態を把握して、具体に指導をしていきたいとそう思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 先生方の負担を軽減するという意味では、確かに20時の退勤、それにノー部活デーが非常に大事だというふうに文科省のほうでも掲げられておりますが、この部活動指導員の配置要望をしたいという先ほどの答弁でしたが、実際のところ、見込みはどのような見通しを立てておられるのか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  まず、この部活動指導員につきましては、本年4月に学校教育法施行規則のほうが改正になりまして、こういう部活動指導員というような今までなかったものを設定するという形がやっと法令上も認められてきたというところでございます。  京都府のほうも、今、文科省のモデル事業で予算獲得しながら配置している状況でございますので、まだまだ数的には一気にふえるという見込みは少ないのかもしれないなというふうに思っております。  ただ、中身的に本市のほうでも従来から外部指導者を活用してきた経緯もございますので、部活動指導員につきましては、府のほうからのそういった動きに敏感に対応したいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 具体的には、大体いつごろという見通しはないんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  見通しとして何年ごろに何人配置という話については、聞いてございません。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 何年ごろといいますか、今年度とは違うんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  本年度につきましては、先ほど答弁の中でも申しましたように、府内で各ブロック、教育局ごとに1校がモデル校という形で配置されているという形でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはり、先生方が熱心に指導していただくというのには、保護者や社会のニーズに応えることが求められているというためでもあると思います。  例えば、「前の先生はもっと親身に指導してくれた」とか、「大会に勝つために、隣の学校はもっと長く練習している」と言われると、先生方は、生徒のためならという思いを優先するため、長時間勤務をみずから行う。そのような先生の熱心な姿勢を、ほかの先生方も賛同する空気が助長されると思います。  やはり、残る文化から帰る文化へというのを、これは非常に難しくなると思いますが、非常に大事かと思いますが、その点、理事はどのようにお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  今、議員が御指摘いただきましたように、保護者の期待であったり、生徒からの要望であったりということに教員のほうは応えようとします。  今回、業務改善に当たりましては、教員の意識改革という部分についても、各学校で進めていただくようにと、勤務時間や働き方についての意識改革ですね、そちらのほうもあわせて業務改善の項目として上げさせていただいておりますので、今、御指摘いただいた部分につきましても、いろんな形で話を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。
    ◯3番(高岡 伸行) 部活問題対策プロジェクトという団体があるそうです。そこには、先生方の声として、毎週末の土日は一日中部活、休養がとれないまま月曜日を迎えてしまう。倒れそうになるということも寄せられているようです。しかし、このような教員の先生方の声を実際に聞いていくという、そういうプロジェクトといいますか、対策は、木津川市のほうでは設けようとされておられないのか、まずお尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  今現在、木津川市の教育委員会として各先生方からそういった意見を聞き取るということについては、計画してございませんけれども、各学校におきまして校長のほうが教職員とヒアリングするという中で、そういった中身についても、いろんな中身、昨日もありましたように、メンタルの部分も含めまして、校長を中心とした中で、そういったカウンセリング等をしていくということを実施してございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはり、先生方の日ごろの御苦労といいますか、ストレートに聞き出せる対策をするプロジェクト、今後、木津川市では設置されるべきではないんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  このほど、京都府の働き方改革・業務改善対策会議の推進本部のほうのものを受けまして、各市町ごとにその担当部署をつくるということになってございます。木津川市教育委員会のほうでは、当面、理事2名がこの担当ということで、新しいことで進めていこうと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはり、今こそ先生方のワーク・ライフ・バランスを考えていただきまして、働き方改革を進めるときが来ているときだという思いがいたします。  2つ目に入らせていただきます。  部活動の連携事業で、本年度は剣道部で1校に1名、バドミントン部で1校に1名が、この制度を活用しているというところですが、なかなか生徒さんたち、思うようにクラブの活動で連携事業に行きたくても行けないという理由が、このなかなかふえてこないというところになるとは思いますが、その点、昨年12月でもお尋ねいたしましたが、今現在のこの人数をお聞きしまして、どのようにお考えなのか、お感じか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  本市で行っております中学校の運動部活動連携事業につきましては、あくまでも該当の学校に自分の加入したい部活動がなくて、どうしてもその部活動をしたいという子供たちのために、学校を超えて実施するというものでございまして、基本的には、それぞれの学校に設置されている部活動のほうで力を発揮していただきたいというのが、学校も教育委員会も思っているところでございます。  ただ、人数につきましては、当初、平成25年度から開始しておりますけれども、当初ずっとなかったんですけれども、ここのところ、こういった形で1名、2名という形で出てきておりまして、各学校の状況を聞いていると、そうやって参加する子が出てくることによって、その生徒はどうなんやろうというような御質問をいただくこともあるということですので、今後につきましては、大きな増加はないと思いますけれども、微増という形で、この制度を利用する生徒がふえてくるのではないかなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはり、先ほどから申しております部活動指導員を配置されますと、このような子供たちがふえてきて、活気づいてくる部活動になるのではないかという思いがいたしますが、その点はどのようにお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  この運動部活動の指導員につきましては、決して教員の負担軽減だけが目的ではなく、専門的な指導ができる指導員を入れて、部活動の指導技術としてもレベルアップすると、中身を充実させるという狙いもございますので、そういった意味も含めまして、この制度を活用していきたいというふうに考えております。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 今後はぜひとも進めていただきまして、先週末にも日本選手権という運動部の大会がありましたが、運動部活動だけではなく、やはり活発な部活動をしていただきまして、将来、この木津川市から日本を代表するような選手が育ってくれることを願いまして、質問を終わらせていただきます。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから10時40分まで休憩といたします。    午前10時26分 休憩    午前10時40分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま10時40分、休憩前に引き続き会議を開きます。  2番目、九社前聿朗さん。    (九社前 聿朗君質問席へ移動) ◯8番(九社前 聿朗) 8番議員、無会派の九社前聿朗です。よろしくお願いします。通告書に基づいて、質問いたします。  「保育園の民営化等実施計画方針を問う」。  先日の南加茂台自治会定期総会(約5,760名)において、「南加茂台保育園入園児が減少し、廃園が計画されている。地域に若い夫婦の方をふやす取り組みをしてはどうか」という意見など、心配する声がありました。  そこで、公立保育所民営化等実施計画方針について問います。  (1)「公立保育所民営化等実施計画(案)」、ここは(案)としていますが、もう(案)が取れてますね。「公共施設等総合管理計画」が公表され、両計画では、計画の整合性や公民協働による保育園の運営を目指している。  しかし、今求められている将来の課題は、公設公営方式で、幼保連携プラス高齢施設であります。既存のままの施設で、幼保高連携施設型に計画を追加してはどうでしょう。  (2)この計画の趣旨は、1)入園児減少による統廃合か、2)民営化のための統廃合か、3)行財政改革の視点からの統廃合か。また、昨年12月にパブリックコメントを実施したが、結果は。これは、今現在いただいておりますね。  (3)施政方針で、子育て支援は戦略の柱であるという木津川市の方針がありますが、「働きながら子育てできる環境づくりに努める」とある。また、「すこやか木津川21プラン」が出ましたけれども、「高齢期は、交流の中で地域社会に関心を持ち、地域行事に積極的に参加する。積極的に外出する」とある。保育園との交流は、高齢者の生きがいともなっております。少子高齢化問題を包括的に捉えるならば、時代に逆行した統廃合方針と思うが、市長の所見をお願いいたします。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 森 功君登壇) ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  九社前議員の御質問にお答えします。  本計画でお示ししておりますが、南加茂台保育園は、平成36年度にいづみ保育園に統廃合することとしており、幼保高連携施設型施設としての活用は、現在のところ考えておりません。  2点目につきまして、本計画は「木津川市子ども・子育て支援事業計画」に定める計画内容の実現に向け、「木津川市待機児童の解消対策等ガイドライン」をもとに、公立保育所民営化について、より具体的に民営化の推進を図るための実施計画として策定するものでございます。  なお、本計画は、案の段階で12月7日から1月10日の間、パブリックコメントを実施し、50人から100件の御意見を頂戴したところでございます。  3点目について、本計画は、「子ども・子育て支援事業計画」や他の諸計画に定める内容の実現に向け、各公立保育所の民営化等の方向性を具体に示す実施計画として策定したものです。  また、高齢者や子育て支援など本市の地域福祉を取り巻く環境は、さらに厳しいものになってきています。このような中、地域福祉を推進するために、地域や住民の皆様との協働が不可欠であり、各福祉事業や施設のあり方について、地域福祉計画を核とした中で、各分野の諸計画とも連携をさせながら、効果的な事業の選択・実施を行っていかなければならないと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 再質問をしますが、きのう同僚議員が健康福祉のほうでいろいろ議論されましたので、なるべくそれに重ならないような形で質問をいたします。  私が皆さんに言えるのは、「木津川市待機児童の解消対策等ガイドライン」、これを読ませてもらって、ことし6月に、この議会が始まる前にいただいた「木津川市公立保育所民営化等実施計画」、これも読ませてもらって、一番私が、こういう文章がなぜ出てくるんかなというような疑問を思ったことがあります。  これは、最初に、ことしの6月版ですね、4ページに「保育所運営に要する経費」という欄がありまして、「公立保育所の保育所運営に要する市負担額は、私立保育園の約2倍となっています。その主な要因は公立・私立での人件費の差や私立保育所の国府負担金等の収入による差が考えられます。」と、この文章は、健康福祉部の方の担当者がつくったように、私、とても思えない。  なぜなら、国と府の負担等は、皆知っているわけですよ。要は、市のほうには、その予算は回しませんよということになっておりますね。ということは、私立の、公立は、2倍人件費がかかっておるような形でかぶせていますからね、そんなに公立の今現在の保育士さん、それだけお給料をもらっているんですか。そういうようなことはどうなんですか、ちょっとお聞きしたい。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。 ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  詳細な資料は、今現在持っておりませんが、市の保育士におきましても、私ども同様、行政職員と同様の給料表を用いての給料の格付をさせていただいております。  民間の保育園の保育士さんの年齢等は、ちょっと私は把握しておりませんが、市の職員につきましては、年齢構成が定年前、60歳から20歳ぐらいまでの職員が行っておりますので、平均給与というのは、私どもと同額になっておりますので、民間との差は出てきておるのかなというふうに感じております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 私の今質問しているのは、資料などは要りませんわ、はっきり言ってね。一般の保育士さんのお給料は、一般の企業で勤めておられる平均値から去年の数値でも約10万円の差があるというようなことは、これ全国紙にも述べられているわけですから、その辺で、こういうような混同するような文章をつくって、やはり民営化、公設公営は何か物すごく費用がかかっているような誤解を生む。これ、今現在やっておられる保育士さんがこの辺の部分を見たら、どのように捉まえられるか、その辺はどうですか、担当課。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  九社前議員のただいまの御質問にお答えしたいと思います。  公立保育所の保育士につきましては、先ほど市長室長からの御答弁もございましたが、一定の給料表でお支払いしているというところでございまして、あと民間の保育園に対する市の負担と申しますのは、国の定めに基づきます公定価格によって委託費をお支払いしているというようなことでございます。そのあたりで、一定の差が生じているというような形での御理解をお願いしたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) このような表をつくるに当たっては、やっぱり細心の注意を持って、公立と私立の比較表で、これ、原因はわかっていますよ、先ほど言ったように、国と府の負担金が出てないというところを強調するためにつくられた表やと思いますけれども、これは大いに誤解を招きますよ。  そして、この表では、今回は、公立の公設公営、これ園児1人当たり48万6,000円かかっているんですよと、私立の民設民営は23万3,000円ですよと、この表があるんですけれども、ガイドラインがありましたね、2年前に、平成27年6月ですわ。このときの比較表はどないなっていますか。わざわざ、これ10万円上がっとるわけですよ、公設公営の金額が。こういうのを見ると、物すごく意図した表をつくったように私は思えるんですけれども、その辺の説明をお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えします。  この民営化等実施計画の中に記載しております、公立保育所と、それから私立の私立保育所園児1人当たりの、まず市の一般財源の所要額というような比較を記載しておりますが、これは運営費、全ての物件費も含めて、修繕や、そういったものを全て含めて、1人当たりに換算したものでございます。単純に記載しているというようなところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) そういう説明は、私はわかるつもりですけれども、同じ条件ですから、たった2年間で何で公設公営が10万円も上がるのか、その辺を説明ください。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  この議員おっしゃる「木津川市待機児童の解消対策等ガイドライン」の数値につきましては、これは平成22年度当時、具体的に言いますと、平成21年度の決算ベースで書かれたものでございますので、この当時も、1年間に園児1人に必要となる運営費というような計算がなっておりますので、それに基づいて同じように記載させていただいているというようなことでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) その件は、わかりました。御答弁、ありがとうございました。  次に、同じこの、そちらの市のほうから出ている資料を使って、見せていただきました。これも私よく理解できないんですけれども、このガイドラインで書いてあった部分は、ここの部分は、やっぱり保護者のアンケート調査をやってはりますね。公設公営の保育所のメリットは書いてあるわけですよ。それで、諸経費の負担が、保護者としては少ないと。ベテランの保育士の人が多くおられて、離職率が低いから、その辺、アットホームな雰囲気でいいですよと、こういうようなメリットの部分が書いてあるわけですね。こういうような部分を解決されて、民設民営に移されると思うんですよ。そやから、この辺のところを、これ、親御さんが言ってはるわけですから、解決して、こういうようなことで想定して移ったという十分な討議がされていると思うんで、お答えをよろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  この「木津川市待機児童の解消対策等ガイドライン」につきましては、保護者の方等の御意見、アンケートを実施させていただいて、その結果を記しているところでございます。まとめて概要で記しているところでございます。その中で、メリットの一つとして、家庭的でアットホームな雰囲気というのもあったというようなことでございます。  民間運営保育所のメリットといたしましても、やはり保護者のニーズや意見に対する柔軟な対応というような評価、それから1つは、早朝保育・延長保育の充実というようなところとか、特色ある園、園それぞれの理念に基づきますので、そういった運営が行われているというような結果が、アンケート結果として出ているというように認識してございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。
    ◯8番(九社前 聿朗) 認識されているということと、この計画をつくるときに、こういう点を配慮して、こういうような形で移行の計画書をつくったということをお答え願いたいと私は言っているんですけれども、その辺はいかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  九社前議員の再質問にお答えいたします。  この保育所等の「木津川市待機児童の解消対策等ガイドライン」におきましては、こういった保護者の方のアンケートの結果等も踏まえまして、保育所等の運営方式について、一定、方向性を示しているというところで、その中身につきましては、新しく開所する保育所等の運営方式を民設民営方式とすると、それから公設公営、公設民営方式で運営している保育所についても、可能な園から順次民設民営方式への移行を進めるというような一定の方向性が示されているところでございまして、そのもとには、いろんなメリット・デメリットも考慮した上で、また昨日も申し上げましたけれども、一定、安定運営していくための国の財源というのもきちっと確保していける、例えば保育園の建物が大きく傷んできたときの改修についても、これはもう全く単費でしなければならないというような公設の部分もございますので、そういったことも総合的に踏まえまして、このガイドラインが、まず平成23年度に策定させていただいたというようなところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) かみ合いませんね。  健康福祉部というところは、木津川市の中の行政部門でも大変なところやと私は思っています。なぜかというと、妊産婦から、今、木津川市は、この間、何歳の人を表彰されたんですかね、110歳ぐらいまでの方を対象に、市民に対して福利厚生といいますか、そういうことをやっておられることは重々知っておるんですけれども、今言っておる民間運営の移設で、私、さっき言いましたけれども、何で民間は保育士の入れかわりが激しくて困るというような、ベテランの保育士が少ない、保育料以外の経費も物すごく多い、この辺のところをクリアして出された計画だから、その辺はどうなんでしょうと私は聞いているんであって、お答えがちょっとかみ合っていないんですけれども、このことは、これを最後にしたいと思いますけれども、どうですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  九社前議員の再質問にお答えいたします。  民間の保育園につきましては、これももちろん社会福祉法人ということで、社会福祉の目的で法人運営をされているというところでございまして、そのあたりは福祉の精神を十分に認識した上で、またそういう運営を行っていただけるというようなことが大前提でございます。  その上で、保育につきましても、一定の公立的な運営をしていくという上では、やはりこういった待機児童をなくしていくというような一つの大きな目的の中で、一定、待機児童を解消していくというような方向性を持った、それを進めていくためにガイドラインができているものでございまして、それをまず今回の実施計画では実行していくというようなものでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 次に、お金の問題を先に言いましたので、この幼保連携の認定こども園になりますと、きのうもちょっとお話があったんですけれども、新たな資格、免許を取らせて、両方の子供さんを保育できるように、幼稚園教育ができるようにというような形になるわけですね。  そうした場合、公立の場合でしたら、人事院の関係で教育職3表ぐらいになるんかな、準用するような、お給料が上がるわけですね。そしたら、保育士さんも資格を持っておられるわけですから、そういうのは上がってくるわけなんですかね。その逆、保育所だけでやる場合は、同じ職員であった人が、厚生労働省のほうの給料表というか、10万円ほど少ないような給料表でいくのか、その辺はどうですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  木津川市の給与表につきましては、保育士、それから幼稚園教諭ともに同じ表を使ってございますので、その区分はございません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 今は公営の話をされたんやと思いますけれども、民営のほうはどういうふうになるんでしょう。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  再質問にお答えします。  民間の認定こども園につきましては、法人の給与規程で規定されますので、そちらのほうでという形になるというような認識でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 民営のことがよくわからないですね、私は説明を聞きたかったんですけれども。  これを繰り返しておっても、時間が経過するばっかりですから、市長にお願いなんですけれども、できることならやっぱり、市長もいつも言っておられるように、ノーマライゼーションの理念、普通の家庭で3世代ですね、そういう生活を送れるような、地域で普通の生活を営むことを当然とするような福祉の基本政策というか、そういうような形は、いつも市長が言っておられるので、その辺のお話をちょっと聞かせていただけますか。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 九社前議員の御質問にお答えいたします。  普通の家庭でと、ちょっと質問の意図がわからないので、もう一度お願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 市長がいつも言われている祖父母、それから子供、それから親ですね、そういうような形が、今、核家族の社会で完全に崩壊しとるわけですから、その辺を3世帯住宅の形は無理ですけれども、それに持っていこうとしているのが、今の健康福祉部やと思いますので、その辺の話をお願いしたいということです。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 九社前議員の御質問にお答えいたします。  そういう家庭についてどう思われるかという御質問でしょうか、保育園とは関係なく。済みません、ちょっとわからないんですけれども、そういうことについて感想を言わせてもらえればいいんですか。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) それで結構です。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 失礼いたしました。  九社前議員さんの御質問にお答えいたします。  私の個人のことを言いますと、私自身は昔から大家族で、一番多いときは10人家族、90代からゼロ歳までの4世代、5世代で住んでいたわけですけれども、なかなか現在はそれぞれが独立して、高齢者2人の世帯になっているというのがほとんどであるかなというふうに思います。  いろんなお話を聞いていますと、子供の育ちに関しても、家族の多いほうの子供は、やはり言葉もたくさん覚える、また情緒もいろいろ豊かになるという、一定のデータもあるというふうには聞いておりますので、多くの人とかかわることによって、子供というのはいろんなものを吸収していくのではないかなと。また、高齢者と毎日過ごすことで、自然といたわりの心でありますとか、高齢者に対する接し方も子供として自然に学ぶのかなというふうに思ったりもしています。  それは、やはりこれまでの日本のそういった過ごし方でしたけれども、時代が変わりまして核家族になってきて、なかなかそういった高齢者とのいろんな貴重なお話、日々のしつけでありますとか、考え方の貴重なお話をする機会というのが随分減ったのではないかなというふうに思っています。  私も明治のおばあさんに育てられましたけれども、やはりそういったしてはいけないこととか、そういったことについて、きめ細かく日々教えていただいて、耳にたこができると言いながらも、今もその言われたことを覚えているというのが現状であります。  そういう点では、子供たちが核家族で、まして今はお父さんもお母さんも働いておられるという中では、子供たちが集団の中でいろんなことを教えていただきながら育っていくというのが現状であるかなというふうに思っております。  保育園というのは、そういう意味では、すごい社会性があって、いろんなものを学ぶいい機会だなというふうに思っています。  済みません、1点だけ、先ほどの質問で追加させていただいていいですか。  ちょっと誤解があったらいけないなと思いましたので、保育所の運営費の経費について、意図的に載せているんではないかという御質問があったんですけれども、これはデータに基づいておりまして、特に保育園の運営費、そして延長保育の、そういった料金について、平成16年度、また平成17年度から、国からそういった負担金が一般財源化されたということです。それと、平成18年度からも、保育所の施設整備、いろんな修繕とか建てかえについても、公立保育園には一般財源化されたということで、民間のほうに手厚くなったということでありまして、1人当たり、公立保育園でしたら48万6,000円かかっておりますが、私立保育園では23万3,000円、そのはざまを国と府が補填していただいているということで、市の一般財源がこれだけの差があって、公立はこれだけ一般財源を投入しているところが多いということですので、少し誤解のないようによろしくお願いいたします。  済みません、余計なことまで言いました。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) これで終わろうかなと思ったんですけれども、この表自体は、理解はできるんですよ、この表の理解はできます。しかし、こういうのをあらわすときは、園児・幼児1人当たり何ぼかかるかと、園児にかかる予算をあらわすのが一般的だということを私は言っております。まず1つ。  それから、私が通告書にも述べていますけれども、幼保連携プラス高齢と書いておるけれども、老人施設、これが3世帯住宅を目指されてはどうなんでしょうというような設問をしたんですけれども、そういう考えはございませんという答えでしたから、今は厚労省は、こういう研究もしておりますから、それからもう一つ、きのうの新聞でしたか、私立の保育士さんが心の病3割と出ていましたけれども、きょうはその問題は省略しておきます。また、次回にしますけれども、これで終わります。  次に、2番目に移らせてもらいます。  「新設道路事業と府道・市道等のアクセスを問う」。  東中央線の供用開始まで1年半となったが、交通量の数値シミュレーションをするためにも、東中央線、府道の交通量予測数値を示されたい。  また、府道天理加茂木津線から環境の森センター・きづがわへのごみ搬入経路について、木津川架橋と府道の交差点付近の混雑を加味して、交通量、時間帯、車種等、搬入経路台数を示されたい。  (1)環境の森センター・きづがわへのパッカー車の搬入想定台数は。  (2)府道天理加茂木津線と市道が交差するJR学研都市線踏切付近の時間帯別交通量の数値をお教え願いたい。  (3)広域幹線道路網の中心で、市町村民の生活に欠くことができない相楽中部消防組合消防本部が木津川架橋と府道交差点付近にある。交通量の増加による火災消防出動や救命救急出動に影響が出ないような道路構造となっているのか。  (4)府内最北端にある京丹後大宮インターチェンジから府内最南端木津インターチェンジまで、140キロぐらいやと思いますが、高速道路でつながり、府の南北を直結する高速道路軸が完成した。そこで、人・物・教育・観光・経済等について、市の拡大戦略を、2年前から3年前ぐらいにはもう考えておられると思いますので、具体的に示されたい。  例えば、もう既にやっておられますが、「海の京都 丹後×お茶の京都 木津川」はやられておりますので、知っております。それと、例示としては、城陽市の大きく出ておりましたアウトレットモール誘致計画も、5年先ぐらいの話だと聞いておりますので、その辺も含めて、お答えをお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。    (市民部長 金森 利雄君登壇) ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  九社前議員の御質問にお答えをいたします。  現在のごみのパッカー車の1日当たりの台数は、約46台です。また、その内訳は、家庭系ごみに関するパッカー車が33台程度であり、木津川市22台、精華町11台です。また、事業系ごみに関するパッカー車は、市と精華町を合わせまして、13台程度となっています。  なお、将来におけるパッカー車の台数につきましても、人口が増加する一方で、ごみ減量の取り組みなどによりまして、現状から大きく増加することはないと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  2点目の御質問にお答えします。  現在、公表されている直近の調査である平成27年度の交通センサスによると、天理加茂木津線1路線としての交通量は、1日9,842台、うち昼間12時間では7,513台であります。  3点目につきましては、東中央線が供用されますと、府道天理加茂木津線から東中央線を経由し、直接、城山台・梅美台・州見台方面にアクセスすることができるようになると認識しております。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  4点目の御質問にお答えいたします。  友好都市である京丹後市とは、相互の情報発信や特産品の販売など、より充実した友好関係を築いております。  昨年度の野田川大宮道路開通イベントでは、市の観光PR、物販ブースを設置したり、4月の高の原イオンでの物産展「海の京都 丹後×お茶の京都 木津川うまいもんフェア」では、木津川市にはない海産物とのコラボレーションにより、多くの方々に御来場いただき、相乗効果を生み出しております。  南北の道路がつながり、大幅に移動時間が短縮することで、観光や食に関する相互協力の内容がさらに充実することから、引き続き両市が開催するイベントなどでの互いのブースを設けるなど、ブランド価値を高め、双方が持続的に発展できる関係を築いてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) まず、1問目の再質問ですが、これは台数を私は聞いているんですけれども、交通量のことを知りたいということですから、これは1台が何回一日で通るかということになるんで、台数はわかりますけれども、これに何ぼ掛けなあかんのかというようなところは、ちょっとお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  ただいまの九社前議員の再質問に答弁させていただきます。  先ほど答弁させていただきました台数につきましては、延べ台数でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) それと、ちょうど架橋の交差点付近のことで、相楽中部消防組合の緊急車両のことを言ったつもりなんですけれども、その辺のところはどうなんでしょう。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  再質問にお答えをいたします。  3点目の御質問につきましてのことだと思っております。
     東中央線を経由いたしまして、今の天理加茂木津線と交差する交差点の部分で、十分道路構造的には対応できる構造になっておると、計画交通量の中で対応できる構造になっているというふうに認識しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 私が一番心配しているのは、やっぱりゲリラ豪雨等で、実際は、これは相楽中部消防組合で議論、私もその議員なんですけれども、そんなんゲリラ豪雨がいつ起こるかわからないような、ちょうど今、そういう時期ですから、その辺のところを、あそこ、もし浸水したら、どないなんのかなというようなことも考えて、直接は質問は控えたいとは思うんですけれども、場所を考えなだめだなということは、ちょっと言っておきます。  次に、3番目の話ですけれども、私、わざわざ経済的にも観光的にもと先ほど言いましたけれども、1番目に、高岡議員も言われていましたけれども、やっぱり活性化しようと思ったら、人が動かなあかんわけですね。  それで、教育のこともちょっと入れておいたんですけれども、どういうことかといいますと、あっち側の北のほうから、教育的には校外学習とか、そういうのがいろいろあるわけですから、山の家は小さいとか、入り切れへんとか、そういう消極的な答えは欲しくないんですよ。  1クラスでも、夏休みに有志でも来てもらったら、もう宝の山みたいなもんが木津川市にはあるわけですね、周辺にも。その辺のことは考えておられないんですかと私は聞いているわけですから、各担当部は、それについてお答え願いたい。マチオモイ部長だけの問題じゃないと私は思うんですけれども、そこはどうなんでしょう。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  観光という面におきましても、実は「お茶の京都」エリアに対しまして、交流人口という視点から見てみますと、京都府の北部も含めて、いわゆる北陸エリアからの入込客数では、極めて少ないという現状でございます。  そういう意味におきまして、高速道路が開通するということは、利便性が向上するということでありますんで、そういう方面に対しても入込客数がふえるように努力をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  この南北を直結する道路が完成するというところでございます。  木津川市の小・中学校におきましては、現在におきましても、ふるさと学習というところで、市内の数多く有する文化財でありますとか、学研エリアの先進の施設等をめぐるような学習をさせていただいておるところでございます。この南北の道路が開通することによりまして、また市内いろいろなところをめぐっていく学習も進めていけるというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 京都府の最北端の人の移動も言っておりますが、木津川市内の小・中学校の児童・生徒を大いに活用して、外にアピールしていくということが大切ですから、やっぱり施設、一番木津川市で延べ床面積を持っておられるのは教育委員会ですから、それを広く市民に活用してもらう、市外の方にも活用してもらうようなことを考えていただきたいんですけれども、その辺は、教育長、どうなんでしょう。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  南北の時間短縮になってきますので、教育の分野に限らず、いろんな分野で人の交流が盛んになるということは望ましいことだと、そう思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) この2問目は、これで終わらせていただきます。  3問目です。「新校舎竣工を実地に見て問う」。  伝統校の棚倉小学校校舎を見て、思い出したことがありました。平成27年8月28日提出された議案第63号、棚倉小学校校舎改築工事変更契約の締結についてであります。議会の議決を求めるのに、変更契約の説明があったが、普通教室児童用棚、教師用棚、保健室収納棚、図書室書架、昇降口児童用靴棚(下足棚)が当初の設計から欠落し、変更契約に、説明もなく追加計上されていたことであります。そのことを思い出し、現地を確認したが、平常授業の時間帯であるため、よくわからなかったことから、やはり質問しなければならないなと思いました。  これの私としての反省点は、この時点で平面配置図を見るべきであったという反省は持っております。  そこで、(1)追加された物品購入について、全て納品整備されたのかを、愚問ですけれども、問います。  (2)中廊下式を採用したことにより、温度、湿度、通風、内部発熱、生徒発熱、それから炭酸ガス(CO2)の発生量等、教室・児童への環境影響結果を問います。  (3)保健室に救命救急用の非常口を設置するのが望ましいと私は考えておりますが、どうなんでしょう。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。    (教育部長 竹本 充代君登壇) ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  九社前議員の御質問にお答えをします。  追加された物品購入については、全て納品されております。  2点目については、文部科学省が定める「学校環境衛生基準」による教室等の空気に関する測定を実施したところ、換気以外の項目において基準値を下回っております。  しかしながら、二酸化炭素は、換気を必要とする基準を上回る結果となりました。  3点目について、保健室は新校舎西側に位置しており、屋内外運動場からも近い西側出入り口と保健室が隣接しておりますので、救命の際の出入りには、この出入り口が最適と考えており、問題がないと判断しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 1番は、当然、そのとおりのお答えやと思います。  次に、2番ですが、これはなぜ聞いたかと言いますと、今言われたように、学校環境衛生基準の関係で、多分、検査表等一覧表がありまして、それを学校の薬剤師さんが、年2回ですか、3回、その辺、ちょっと記憶がないんですけれども、調べて、その結果、学校とそれから教育委員会のほうに連絡されて、今のお答えやと思いますけれども、これ、中廊下式というのは、木津川市の最近の校舎では多く見られるんですけれども、これは木津川市の方針で、そういうような形をとっておられるのか、それともいろいろ設計を頼まれて、その業者が出してきた形を基本設計から実施設計に移るときに教育委員会が希望されたのか、その辺をちょっとお答えください。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  棚倉小学校の新校舎建設につきましては、敷地面積や、その土地の形状から、必要教室数をより効果的に配置するということとして、中廊下式で計画がされたというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 中廊下式の自然環境に対する、教室環境に対する欠点は十分御存じの上で、こういう配置になったというように考えていいんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  平成15年に建築基準法が改正されまして、機械換気設備の設置が原則義務づけられているというところでございます。棚倉小学校も、こちらのほうの設備は備えておりまして、加えまして窓や通路側の扉をあけることによる自然の風による換気などを行うことによりまして、片廊下式に限らず、中廊下式の校舎でも換気性能は有しているというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) いろいろな議論をされていますが、中廊下式は、誰が見ても熱がこもるわけですね。ガス等もこもるというか、数値が上がる、そういうような構造になっていますから、一応、見せてもらいましたけれども、ほかの新しい学校は、中廊下の面積というか、幅というか、極端に棚倉小学校は狭い。その辺のちょっと説明をしてもらえますか。  これは、やっぱり生徒の命の大切さ、安全・安心の観点から質問をしております。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  先ほど申し上げましたとおり、まず学校の設備的な十分な設備を備えているというところでございます。また、そちらの学校の教室等の環境につきまして、教員のほうが気をつけて窓をあける等を施すことによりまして、環境の整備には努めているというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 今、二酸化炭素は、どのような基準やったか、ここに書いてありますけれども、この辺はやっぱり一番弱いところなんですけれども、その辺のところのもう少し細かいことを教えていただけますか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  棚倉小学校におきまして、昨年2月に検査を行ったというところで、二酸化炭素については、1,800ppmから2,000ppmという結果でございました。  これについては、換気を必要とする基準1,500ppmを上回っているというところではございますが、確認させていただきますと、3,500ppm以下では問題ないというところでございますので、この基準になった時点で窓をあける等の換気を行うというところで、影響はないというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 去年、この校舎、もう既に我々は竣工のときに行ったんですけれども、使用されているわけですね。一度、夏も経験して、冬も経験しておりますね。1階・2階・3階、夏と冬、大体平均何度ぐらいになっているんですか。教室の温度ですよ。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  今、手元には、2月の測定というところでございますが、温度については、16度から22度というところになっているところでございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 夏はどないなっているんですか。年1回だけではないと思いますよ。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  この学校環境衛生基準に基づく検査というところでは、2月に実施をしたところでございますが、夏場につきましては、窓をあける等のことで十分な換気をとっているというところでございます。  また、中廊下式というところではございますが、両方の教室の窓をあけるというところで、空気の循環を図っているというところになってまいります。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 中廊下式の一番弱点は、夏は高温になるということなんですよ。なぜ、検査はされていなかったんですか。予算を組んでなかったのですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  予算を組んで検査というところではなく、日々、学校の環境につきましては、学校でも自主的にはかっているというところではございますが、現在、その数値は持ち合わせていないというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) エアコン設置まで大分かかりますね。  去年のデータがないということは、ことしは比較することもできない。来年もなかなか難しいというところで、その辺、どうなんでしょう。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  中廊下式の、確かに御指摘のとおり、日照の関係、それから換気の関係は、片廊下式に比べて欠点があろうかと。ただ、換気につきましては、先ほど部長のほうが申し上げました、機械換気設備の設置で万全を期していくと。それから、日照の関係は、一般教室、普通教室については、南側向き、それから特別教室については、北側を向いている。  一方で、中廊下方式のメリットというのは、機能性の問題、こういった地形の中で子供たちの動線の確保、生徒把握の仕方、機能性にすぐれているということです。そういったことを含めて、この地形の中で中廊下方式を決定したところです。  それから、あとの温度の関係、これは一般教室の中での夏の高温というのは、非常に大きな課題としてこれまで考えていまして、全ての学校というんじゃなくて、地域ごとに1校ずつ抽出しまして、午前・午後の温度の測定はしているところです。  そういったことで、棚倉小学校については、そこのモデルに入っていなかったということです。  ただ、非常に暑いことは予想されますので、換気の問題、ミストシャワーの問題とか、そういったことで万全を期していきたい。  空調整備については、これまでから申し上げていますように、計画的に進んでいくように考えているところです。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 今、教育長から動線の関係等を言われましたので、私、教育要覧を全部見せてもらいました。
     一番、今、社会で問題になっている不登校・いじめ、その辺の部屋の使うカウンセリング室というか、教育相談室と言ったらいいのか、いろいろ名前はついておりますけれども、その辺の位置と、それから先ほど出ました保健室、私、上狛小学校の平面図を見せてもらいましたけれども、古い建物ですけれども、理想的な配置になっていますけれども、今回、何でそういう動線とか、いろいろなことを、緊急事態のことを考えて、なぜ保健室が一番奥に行くのか。  普通、校長先生、それから職員室というのは、教頭先生がおられるわけですね。それと、保健室というのは一体化されているようなように私は思うんです。それが、木津川市で一番新しい建物で、なぜあれだけ離さなあかんのか。一番真ん前に同じ広さの会議室があったと思うんですけれども、なぜそういうことにならないのか、ちょっとお教え願えますか、これからのこともありますから。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  保健室の位置につきましては、職員室等の連絡等の関係から、近くにすることが望ましいということで、職員室との連絡、またトイレとの関連に十分留意して位置を計画することが望ましいということでございますので、必ずしも隣接ということではないというところになっております。  また、棚倉小学校におきましても、同じフロアでございますし、基本的には養護教諭が常駐しておりまして、職員室と連携をとっているというところがございます。  また、市内のほかの学校につきましても、必ずしも保健室と職員室が隣接しているわけではないというところではございますが、日々、学校の運営に当たりまして、教員のほうで連携をとって、そのあたりは安全に十分配慮するような運営体制をとっているというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 救急車を呼んで、一分一秒を争うような事態のときにどうするかということで、そういう配慮が欠けていると私は言っているわけで、少しちょっと離れたところもありますと。ほな、教育要覧を一遍見てくださいよ。やっぱり、皆、その辺を配慮して建てて、配置しとるわけでしょう。なぜ、一番新しいところが、そういうのが抜けるのかなということで、私はこれから教育委員会にお願いしておきます。そういうことを十分捉まえて、新たな校舎改築もされるでしょうから、その辺はよろしくお願いして、私の質問は終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから13時まで休憩いたします。    午前11時45分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま13時、休憩前に引き続き会議を開きます。  3番目、炭本範子さん。    (炭本 範子君質問席へ移動) ◯13番(炭本 範子) 議席番号13番、民主未来クラブの炭本範子でございます。  2問質問させていただきます。  1問目は、「魅力ある木津川アートの成功に向けて」。  次回の「木津川アート2018」の開催は、恭仁宮を中心とした瓶原地域のようです。これを機に、瓶原を全国に発信できるチャンスだと思っています。それだけに、住民の期待は大きなものです。この2年間でどう進むのか、今年度の取り組み等をお聞きします。  (1)木津川アートも定着してきましたが、深く印象に残ることや思い出は何か。どうPRできたか。  また、恭仁宮を選んだ理由は何か。  (2)開催準備の今年度の取り組みとプレイベント開催の取り組みについて、また来年にどうつなげるのか、お聞きします。  (3)「お茶の京都博」、木津川市開催の古田織部茶会との関係は。  ということで、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 武田 浩文君登壇) ◯マチオモイ部長(武田 浩文) 炭本議員の御質問にお答えをいたします。  日常の地域空間と現代アートが融和・融合した「芸術祭」にとどまらず、20カ月の準備期間を設け事業を推進することで、市民の「わがまち再発見」の機会を創出し、さまざまな人と人とが交流し支え合う「地域づくり」へと進化していることを、回を重ねるごとに感じており、地域との連携が深まれば深まるほど、大きな成果を生んでおります。  PR手法は、プレイベント事業に「森フェス」を開催することで、市内在住のアーティストの掘り起こしを図るとともに、「若者とのつながりが不十分」という懸念事項に対し、集客層のターゲットを「子育て世代」と定め、土台づくりを行い、狙いどおりの成果を得ることができました。  また、開催エリアの選定は、木津川アートプロジェクト事務局において、エリア選定のための「まち歩き」を重ねる中、瓶原エリアを訪れた際、1300年前の風景が現在も残る、いにしえのロマンあふれる瓶原地域を開催地とし選定したところでございます。  2点目につきまして、2015年からは、プレイベント事業前に地域価値発掘事業として「マチオモイ帖プロジェクト」に取り組むことで、会場エリアについて学び、エリア住民との交流を深める機会を創出しております。  今後の取り組みといたしましては、昨年同様に地域価値発掘事業として、「恭仁宮大学」を開講いたします。  プレイベントの内容は、現在、事務局において調整しているところでございます。  3点目につきまして、木津川アートは、決まった会場でアート作品を展示するような一般的な芸術祭と違い、地域の魅力発見や地域連携を深めるまちおこしのコンセプトが強いため、単発イベントとの共存は、お互いのコンセプトが崩れる可能性があることから、へうげもの茶宴との直接的な連携は考えておりません。  しかしながら、同じ瓶原地域での開催という中、次の「木津川アート2018」につなげるため、木津川アートのPRなどの支援を行い、地域の皆さんとかかわりながら、それぞれの視点で地域を盛り上げてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。  今、答弁していただきました。やはり、このことについてのPRについて、もう少しお聞きしていきたい。  木津川市の広報6月号には、大きくこのように取り上げられていましたし、そこに書かれていることについても、今回、2回ほど開催されていただいていまして、そこには多くの参加があったということを聞いております。  また、瓶原の行政地域長や、あるいは区長さんに対しての説明も、この間あったようなことも聞いていますし、そこのところの住民の方、各役員さんの考え方は、協力していくというようなこともお聞きしておりますので、それはいいことだと思って、このように進んでいくことが、私にとっても、瓶原住民にとっても、ありがたいことだと思っております。  木津川アートとは、そもそも何やというような話が、やはりこうして当尾やいろんなところで開催されてくださっている中で、瓶原住民にとってはわからない。そのPRの仕方ですね、例えば瓶原に対してはこうしていこう、あるいは市外に対してはこうしていこうというようなやり方ですね、今までされたことも含めて、いいところをやっていこうとお思いだと思いますが、そのPRの仕方についてお聞きしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  PRの仕方についてでございます。  ただいまございましたように、地域の皆様につきましては、とりあえずまずは地域長様を中心に、今現在、説明会を重ねているところでございます。  木津川アート、毎回、これは場所が変わりますので、それぞれ地域へ行ったら、初めは一体何が始まるんだというところからスタートするんですけれども、やはり地域住民の皆様とそういう交流を深めていく中で、お互いに信頼関係が構築されていく。その上で、冒頭申し上げましたとおり、そういう連携が深まれば深まるほど大きな成果を生んでいるということもございますんで、やはり地域の皆様にも理解をしていただきながら、お互いに地域を盛り上げていこうという意識を醸成していきたいというふうに考えております。  あわせまして、もともと木津川アート、合併したまちでございますんで、お互いのまちを知らないというところを、お互い魅力を見ていこうというような趣旨もございました。よって、広報等を通じて、市民の皆様に周知をしていくという形になってこようかというふうに思っております。  あわせまして、市外に向けましては、アートが終わるごとに、終わってからも、それで終わっているわけではございませんで、ホームページ、またSNS等を通じまして、常に木津川アートに関心を持っていただいている方々とつながっております。そういったネットワークも活用していきながら、市外に向けてもPRをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。  ありがとうございます。  選んだ理由も、ここに御答弁いただいていますように、いにしえのロマンあふれる瓶原というところで、その集客も子育て世代というところで定めておられると。それに、まだ深く決まってはいないですけれども、子育て世代にターゲットを置くということは、どういう形でどう持っていかれるかということは、もう予定というか、この案というのはあるのでしょうか。よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  冒頭答弁をいたしました子育て世代といいますのは、これは「森フェス」のときに子育て世代とのつながりが弱いということをもちまして、ターゲットにやったということでございます。  ただ、そういった子育て世代の皆さんとも、木津川アートを通じてつながっておりますんで、まずそういった関係を大事にしていきたいというふうに考えておりますし、木津川アート、ずっと回を重ねるごとに、親子で来られている方というのも結構おられますんで、そういった方々にも「わがまち再発見」という形で、瓶原の魅力に触れていただければありがたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。  ありがとうございます。  山城地域の木津川アートは「いのち」というところのテーマでしたね、今度、「木津川アート2018」というのは、どういうことをお考えなのでしょうか、お聞きします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  次の「木津川アート2018」のテーマについてでありますが、申しわけございません、ちょっと私、資料を持ち合わせておりませんので、わかりません。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) そしたら、その後で、また御答弁いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  来てくださる方を、2016年度は1万人を超えていたと、今回の目標というのは、何人ぐらいと思っておられるのか、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  まだ具体に目標人数を定めているわけではございません。また、今までの木津川アートも、カウントの仕方がそれぞれございましたので、あくまでも参考という形になろうかというふうに思いますけれども、やる限りは前回を上回る人を常に希求していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。  そうですね、来年、前回を上回る人数を、それ以上というところで目標を持っていただいているということをお聞きしました。  ただ、来年ということで、ことしも加茂まつりがあり、そしてことしをちょっと見てみると、加茂まつりがその前の週にあり、そしてそれも来年も言えることなんですけれども、そしてその後が、またこの木津川アートと。今年度は、「お茶の京都」というのも入ってきますけれども、これも続くなら、そういうことが重なってきますので、それこそ1万人以上を集客、毎週、毎週することは、本当に大変だと思うんですよね。  加茂まつりも定着してきていますし、もちろん1万人以上の方が来ていただいている。それも、和束町とのつながりもあって、シャトルバスも、多分、今までの流れから出されるだろうと。そして、この木津川アートも、また11月に入ってくる。いろんな秘宝展も入ってくる。そして、「お茶の京都」も、単発ではないだろうから、またしていかれるんだろうというところで、何かみんな来られる方はありがたいんですけれども、疲れるというか、そんな変な言い方をして悪いんですけれども、大変だなという思いもしますので、やっぱり特色を出していただきながらやっていただきたいと思いますので、それが3番につながる質問なんですね。  3番には、今年度は、「お茶の京都」というところで、古田織部の茶会をされると。その関係については、今、直接的な連携は考えていないということですけれども、先ほど申しましたように、来年になれば、そういうものが重なっていく中で、やはり連携しないといけないだろうというところで考えております。  古田織部というのは、今年度、もしわかれば、どんな形で開催、担っていくのかというところをお聞きしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  古田織部というところで、「へうげもの」をテーマにした現代風茶会というものを計画しているところでございます。  具体的な事業内容につきましては、今現在検討中でございまして、事業内容としては、10個を超える事業内容を考えております。  今後、検討していく中で、できるもの、また見直しするものも出てこようかと思いますけれども、へうげものそのものが関東で相当関心が高いというような情報も仕入れていますんで、できるだけそういった形の中で実施をしていきたいというふうに思っております。  あと、木津川アートのテーマにつきましては、今後、地域との理解を深めていく中で決定をしていくものということで、現在決まっていないということでございますんで、報告させていただきます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) テーマについては、まだ決まっていないというところで確認いたしました。  検討中というところで、今回のことしの「お茶の京都」の話なんですけれども、4カ月もない。数えると、11月と言ったら、もうすぐじゃないですか。いろんな準備もせなあかん。その中で、検討中というのは、ちょっと考えられへんなと思うんですけれども、ある程度準備はできているんじゃないかと思いますので、ここで発表できることは、おっしゃっていただけたらありがたいですね。よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  「お茶の京都」ということもございます。一坪茶室というものをつくっていこうということで、今現在、準備を進めております。  あわせまして、古田織部流の茶会といったようなものも開催したいというふうに考えておりますし、いわゆる「へうげもの」の擬人化、いわゆるコスプレコンテストでありますとか、フォトセッションでありますとか、「へうげもの」の漫画でもございますんで、そういったもののパネル展示等々を考えておりますし、キヅガワゴンも出してやっていきたいというふうに思っております。  また、ちょうど海住山寺につきましても、秋の特別展を開催している最中でございますんで、そちらへ誘客も図りながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。
    ◯13番(炭本 範子) ありがとうございます。  やはり、今、いろんな「海の京都」「森の京都」、こうして南部のほうの「お茶の京都」をされています。「海の京都」の効果というのは、2年ですか、3年ですか、たつと、出てきていますので、それが目に見えているということ。この「お茶の京都」も含めて、南部、私たち木津川市の波及効果として、「お茶の京都」と、そして木津川アートと、そしてそれに付随するものの効果を期待しますので、ぜひ成功に向けて進んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  1問目については、終わっておきます。  2問目は、「瓶原の10年後を見据えて」と題して質問いたします。  恭仁宮の国分寺跡は、多くの市民の方が憩いの場として利用されています。小さな子供も安全に遊べるので、喜ばれています。その瓶原に住みたい、また子供を恭仁小学校に通わせたいと強く思われている人がふえています。それは、少子高齢化に歯どめがかけられますし、地域の活性化にもなると思います。希望をかなえるために行政ができる後押し施策は何か、どうすれば恭仁小学校に通えるのか、お伺いします。  (1)1)瓶原に住みたい人のために行政ができることは何か。  2)空き家と空家バンクの状況は。  3)移住・定住の促進を進めるためには。  (2)1)恭仁小学校に通わせたい家庭のためにできる施策はあるか。  2)恭仁小学校の現状、過去5年間の状況、今後の推移はどうか。  3)特認校制度を考えてはどうか。  お伺いいたします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 武田 浩文君登壇) ◯マチオモイ部長(武田 浩文) 炭本議員の御質問にお答えをいたします。  瓶原地域は、高齢化率が高く、人口減少が進んでいる地域と認識しており、市といたしましては、恭仁宮跡や海住山寺を初めとする歴史文化遺産や自然が豊富にある瓶原地域のさらなる魅力発信を行ってまいりたいと考えております。  次に、平成28年3月に実施いたしました空き家調査では、瓶原地域の空き家件数は、40件でありました。また、空家バンクの現在の状況は、瓶原地域からの申請はございませんが、他の地域から1件の申請があり、所有者と内容や価格を協議しているところでございます。  今後は、移住・定住促進を進めるため、空家バンクを充実させるとともに、地域の皆様と連携し、地域の活性化に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  炭本議員の2点目の御質問にお答えします。  恭仁小学校の特性や長所を明確にし、情報発信していくことや、学校の状況等について地域に理解を深め、協力体制を整えることと考えます。  次に、恭仁小学校の現状、5年間の状況及び今後の推移について答弁いたします。  ことしの状況につきましては、1年生が6人、2年生6人、3年生9人、4年生7人、5年生6人、6年生7人、特別支援学級1人の合計42人です。  過去5年間の児童数は、平成24年度が46人、平成25年度48人、平成26年度47人、平成27年度48人、平成28年度44人でした。  今後の推移といたしましては、平成30年度が43人、平成31年度39人、平成32年度は37人の見込みとなっております。  次に、特認校制度につきましては、子供の教育を中心にしながら、地域の理解と協力、通学方法や安全面での課題等、調整すべき課題がたくさんございます。あくまで、地域の意見を伺いながら調査・研究してまいりたいと考えます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。  まず、1つ目の空き家の関係です。瓶原に住みたい人のためにどうすればいいかということをお聞きしたいと思います。  先ほど、瓶原の空き家は40件であるよということをお聞きしました。前々回とか前回とか、いろんなこういう空き家対策に対しての質問がありました。その中で部長が答弁されていることが、「空家バンクについては、判断基準等を内部でまとめました」と答弁され、また、「幅が深い、地域と共有していかなければならない」とも言われました。ならば、どの方法で、どの手順で共有するのか、地元に出向いて共有し活用できる対策をどうすればできるのか、お伺いします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  空き家の問題を解決していくというのは、これは全国で取り組みを進められておりまして、結構、成功事例というのも出てきております。  そういった中で、結構キーワード的なこともあるのかなというふうに考えているところでございまして、まずその入り口として、現在、空家バンクを創設いたしました。この空家バンクは、住みたい人と住んでほしい人をつなぐきっかけになるものでございます。  あわせまして、地域におかれている状況というのも、やはり地域の住民の皆様と行政が共有をしていくというのも何より大事であるというふうに考えておりますんで、空き家に対する対策というのは急がなくてはならないという考え方のもと、今現在、そういった空家バンクなどの充実も図りつつ、どのような施策を講じていったらよいかというところを制度設計しているという段階でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。  急がなならんという言葉はいただいていますけれども、急いでおられないような状況が見えているんですね。いろんな特措法があって、そして木津川市としても協議会を立ち上げられ、空家バンクを創設されて、そして当尾の1件という状況です。  やはり、今、共有することについて伺ったんですけれども、瓶原だけについて言えば、その40件というのは、どれだけ把握されているかというところがあるんですね。  やはり、情報を、こういう空き家の周辺部において、どこの家がどうなっているのかというとこころは、地図に落とさねばならないと私は思っています。それは、各地域の役員さんに依頼して、情報を得る、それが共有だと思うんですよね。聞き取りをして、地図に落として、把握をして、行政もそれを実感すると、もちろん住んでいる者も実感すると。そうしたら、この行政の受ける側、空家バンクをつくったよというところでほっとかないで、そういうことが行政として整理できるし、そしてまたその後、借り手の方の話があった場合は、それを参考に話も進んでいけると思うんですよね。  そうでないと、このような状況では、効果的な空き家の利活用の推進はできないと思いますけれども、共有するということについて、あるいは意識調査する、あるいは地図に落とすということについて、行政はどう思っているか、しなければならないことだと思いますので、どうでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) 炭本議員の御質問にお答えをいたします。  共有するというものの捉まえ方でありますが、いわゆる少子高齢化が進んでまいりまして、全国的にも人口が減少しているということであります。「消滅可能性都市」という増田レポートも出まして、特にそういうのが大きくクローズアップされているわけでございますけれども、共有しなければならないというのは、空き家がふえて地域の人たちの人たちが減っていくというのは、地域のコミュニティを存続していく上において危機的な状況であるという、そういう危機感をまずもって共有しなければならないというふうに考えているところでございます。  空き家がふえてきた。ある程度、空き家の場所といいますのは、調査をいたしましたので、市として位置関係はわかっているつもりでございます。  そういう上において、そもそもそういった状況が進んでいくというのは、地域のコミュニティの存続にかかわる問題やという強い危機感を持って、行政と地域がともに協働していく、そのことが解決につながっていくものというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 今聞いているのは瓶原のことなので、ちょっと瓶原で言います。瓶原のどこの家が空き家で、どんな感じかということは、多分、御存じやないと思います。今、知っているとおっしゃいましたけれども、多分、御存じじゃないと思いますので、ちょっとそのことは言っておきたいですね。  私は、瓶原は、ほどよい田舎だと感じるように今なったんですね。いろんな子供たちが遊んでいる中で眺めてみますと、ほどよい田舎であると感じています。  冒頭にも言いましたように、この自然の中で暮らしたいと、子供を育てたいと、農村ライフを求めて空き家を、住む家を、いつかついの住みかとするのかというところで、家を探しておられる方がおられる。これは、やっぱり市としても、住んでいる者にとっても、本気で探してあげなければならないことだと思っています。  今、空き家対策のためのバンクをつくり、そして支援としての、そういう機構的なものをつくりながら、協議会もつくりながら進んでいます。瓶原に住んでもらうためのもう一つの弊害があるんですね。それは何かと言うと、先日も話がありましたように、市街化調整区域だというところですね。  ですので、1つの案として、観点を変えて、その方向からの提案をしたいと思います。  空き家と農地のセットで買い取りができる方法、できるかというところなんですけれども、先ほど言いましたように、瓶原、ほかもありますが、市街化調整区域であると。住宅を、新築とかを建てるとか、増改築するには、建築基準法の規制があると。リフォームにしても、利活用は可能だけれども、いろんな制約があると。それを、希望者のニーズに応えてあげたいという、そして応えていただきたいという、そういう思いなんですね。  先ほど言いましたように、その方法としては、空き家つきの農地の下限面積の引き下げです。昔からの家というのは、家だけが本当の宅地であって、昔からは、周りは家じゃないんですね。先代として、周りの農地なんですね、法律上の登記的なものはね。  だから、空き家つき農地というか、家を買いたくても、農家じゃないから、リフォームしたくても、できないんですよね。だから、そこのところの農地の下限面積の引き下げをすることを提案したいんですけれども、どうでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  議員御指摘のとおり、東京特別区と政令市に居住をいたします20歳から64歳に対するアンケートを国のほうでとっております。それによりますと、「農山漁村地域に移住したいか」ということに対しまして、「移住する予定がある」「行く行くは移住したい」「条件が合えば移住したい」という人が約3割おられるという現状があります。その中で、今御指摘のございました関係法令による規制があるというのも、これは事実でございます。  いわゆる、なぜ法律により規制しているかということについてでございますが、法律で規制しているということは、規制をすることで、公共の福祉に適合するということであります。  したがいまして、それを解除していくということは、公共の福祉に対して何らかのリスクがあるという形になってまいります。そのリスクをできるだけ少なくする、またそのリスクに対して受け入れる覚悟が地域と行政にあるかというのが問われているのかなというふうにも思いますんで、そういったところを共有した上で、地域の持続性をどのように確保していくのかというところを検討していけたらなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。  公共の福祉に適合することが法律だとおっしゃいましたけれども、その意味は聞きませんけれども、こういう空き地つき農地の下限面積引き下げというのは、他の自治体はやってはるんです。それは、多分、御存じだと思うし、いろんなホームページを見て調べても、あるんですよね。  これは、今後、移住したいという例を示していただきました、たくさんおられるということ。だから、そういうことを進めていかなあかん。私は、本当に今、木津川市も進めていかなあかんと思っていますので、そんなに難しいことじゃないんですね。  いろんな農業委員会での話し合いは必要ですけれども、それは別として、引き下げの希望を申し出て、農業委員会で判断して、空き家の売買や賃借が成立して、そして売る人と買う人の農地法の難しい第3条の許可申請となって、そして可否決定となるんですね。これが普通の手続。  だから、その上である行政が、あるいは農業委員会が、これについてどう思うか、今、木津川市においてどうしなければならないということをぜひ考えていただきたいと思います。  これが、木津川市の10年後というか、先ほどおっしゃったように、移住したい人、あるいは瓶原に移住したい人のためになると思うんです。それが、今、行政の1つのできることですので、ぜひ農業委員会との、やはりちょっと難しいところもありますけれども、これからの順、順、順、順としては、やっていかなあかんことだと思いますので、もう一度御答弁をお願いします。市長でも、副市長でも、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  たまたま農地のお話をいただいたわけでございます。  木津川市におきましては、44反というのが最低下限面積になっております。それを下げてということになってまいりますと、いわゆる残った農地が残るわけでございまして、その残った農地が、例えば耕作放棄地になるといったような懸念、また移住促進、その地域全体を規制解除することによって、その他の土地も極めて流動性が高くなってまいります。そういったリスクも踏まえて、地域の農業をどのように守っていくのかという視点で、地域と行政と、そういうリスクと地域の持続性、また発展性というものに対しててんびんにかけるといいますか、そういったものを踏まえた上で方向性を決定していかなければならないもんだというふうに認識しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 地域の農業を守るということは、農業委員会さん、あるいは今までの農政課の仕事でわかるんです。例えば、今できた新しい法律であれば、耕作放棄地を中間機構に預けますか、あるいは耕作しますか、あるいはそれを売買しますかというようなアンケートも来ますので、それが新しい農業委員会の形で、今、そういう田畑を持ってはる人の意識調査もあって、これを出さないと罰則ですよというような規定もできていますので、農地を守るという観点じゃなく、住みたい人のための観点からのことを言っていますので、ただと言ったらおかしいですけれども、ただ、家の周りについている少しの農地なんですよ。それをどうしてほしいという話ですので、ぜひ考えていただきたいと思いますが、ちょっと時間があれですので、またこれはもう少ししてから。  府内では、多くの自治体がいろんな努力をされているんですね。空き家対策としても、京都府を眺めたら、綾部市も有名ですし、相楽の東部もいろんなことがありますよね。京都市内でも、京北でも新聞に載っていました。笠置町も移住促進されています。南山城村でも空家バンクを伊賀市へということで、共同ということで、新聞報道にも多くされていますね。  ぜひ、今言いましたように、耕作放棄地を、また農地を守る観点じゃなく、そこに住みたい人の観点からぜひやっていただきたいので、もう一度答弁をよろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  ちょっと私の説明不足で、誤解があったら申しわけないんですけれども、法律の規制がさまざまある中で、そのことをもってできないと言っているつもりではございません。ただ、その規制を解除することによって、さまざまなリスクが発生する。そのリスクを受け入れる覚悟を持ってやらなければならないということを申しておりますので、必ずしも頭から解除していくことを否定しているものではないということで御理解をいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 否定をしていないので、そしたらぜひ進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  もう少し人口の推移とかというところで、データからちょっと言ってみたいんですけれども、10年間の推移というのは、ホームページもありますね。いや、やっぱりこれは見ないとわからないなと思ったことは、旧加茂町においても、合併時は1万5,889人ありました。今の平成29年5月末現在で1万3,652人というところで、2,237人減っています。このうち、南加茂台が1,302人減っています。旧山城町においても、9,006人あった合併時の人口が8,507人になって、499人減っています。  こういうことを、減っているところからいろいろ考えると、やはり今言っている対策はしてもらわんなんと思っておりますので、ぜひ今、手を打っていただいて、今後10年、総合計画も策定されようとしておりますので、瓶原のことで言えば、ほどよい田舎瓶原に生き残り、ぜひ施策を展開していただきたい、早く進めていただきたい、真剣に取り組んでいただきたいということをお願いするんですが、その御答弁、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  木津川市、学研都市として全体としては人口はふえておりますけれども、いわゆるもともとあった集落、また周辺部において、人口が減っているという課題がございます。  その課題に対して、やはり今からしっかりと手を打っていかなければならないというふうに考えているところでございまして、そういう意味においても、行政として何ができるかという視点で質問をいただいたところでございますけれども、課題解決に向けましては、行政だけで実施したところで、効果は限定的であるというふうに考えております。やはり地域と行政がお互いに危機意識を共有して、お互いができることをやっていくと。そういった取り組みの中で、そういった課題も解決に向かっていくのかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 地域と行政が共有しながら進んでいかないと進まないとおっしゃっていますね。それは確かなんですよ。だから、行政がまずは先頭に立って、何で空家バンクに1件だけやということ、それはどういうPRかということもありますので、何で1件やというとこがありますでしょう、二、三年たっているのに。だから、行政も先頭に立ちながら、住民とも協働しながら、ぜひさっき言いましたけれども、進んでいただきたいと、真剣に取り組んでいただきたいと、その言葉は聞いていませんので、約束の言葉をいただきたいと思いますが、あるいは考え方をもう一度お願いしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  地域の持続性、また市の発展を願って、行政としてできることについては、目いっぱい頑張っていきたいというふうに考えております。
     以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) ありがとうございます。  それでは、2問目に行きたいと思います。  恭仁小学校の存続と、また冒頭に書いてありますように、恭仁小学校に通わせたいという思いがある方がありますので、それはどんな方策があるのかということで、お聞きしたいと思います。  合併前に、加茂町の当尾小学校を特認校にという話がありました。それが消えて、廃校になりました。もし、この経緯について何か御存じであれば、お伺いしたいと思いますが、どうでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  炭本議員の御質問にお答えいたします。  2010年ごろだったかと思います。議会のほうでも議論をしていただいたというふうに聞いております。特認校の導入についてもいろいろ考えた中で、特認校にしたときのメリット・デメリット、そのことを考えて、特認校制度については導入しないという方向で進めたというふうに聞いております。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 経緯については、少しわかりました。  恭仁小学校は、価値ある木造校です。耐震工事もしていただきましたので、木造建築として誇れる小学校になりました。今後、平成32年度には37人とか、そしたらその後どうなっていくんやという心配もいろいろありますので、今後、将来的に利用する考え、あるいは学校としてどうしていくかというお考えはお持ちでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  非常に恭仁小学校、小規模校ということで、児童数も減ってきてございます。ただ、今現在、この間の経緯を見ていきますと、急激に児童が減少するということはなく、なだらかに減少していくという形でございますので、当面、存続について云々ということについては、検討してございません。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 急激に減らないから存続ということですので、平成32年度で37人と、そこを過ぎても30人前後であるよというところで推移していくのかなという思いがあるんですが、空き家もふえてきて、若い方が住む方が少なくなって、もっと減っていくよという部分が心配するところ、危惧するところなんですね。  今、くにのみや学習館になっているところが、恭仁保育所の跡地でした。その保育所がいづみ保育園に統合になったときに、学校も危ないんやないかということで、みんな危機感を持って、小規模特認校に当尾小学校がなるよと、そしたら恭仁小学校はもうなくなるん違うかと、加茂に行くん違うかというような心配がありまして、そういうところがあったんですけれども、今はもう50人の推移、40人推移、そして30人推移というところで、平成32年度になるというところなんですけれども、まだそういう心配はないと。  ただ、やっぱり30人ということは、6で割ると5人ぐらいになってきて、あるいは5人ちょっとかもしれないんですけれども、複式になっていくと。そしたら、教育として本当にええのかと、団体生活をする中でええのか、生活面でええのかというところが、私が心配するところなんですね。そういうことについては、どうお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  確かに、学校教育といいますのは、集団教育でありますので、一定の規模の集団というのを想定してございます。ただし、小規模校なりに長所等もございますので、そこの長所・短所を見きわめながらしていくということが必要かと思います。  例えば、長所でございましたが、学校全体が小規模ですので、学年を超えた親密な全校集団というものでの教育が、縦割り集団での教育ができる。それから、1クラスずつの人数が少ないですので、きめ細かい指導による個に応じた指導が期待できる。それから、恭仁小学校等、地域に根差した学校ですので、校区の特徴を生かした教育活動ができると、そういった長所もあるのかなというふうに思っております。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 縦割りとか校区の特徴を生かした教育ができるというところでお聞きしたんですけれども、ここに来たい人のためには、そしたらどうするんですかというところなんですね、私の今の質問は。ここに来たい人のためには、そしたら学校にはいろいろありますわね、選択制が。いろいろあるんですけれども、そしたら現実的にここに来たい人のためにはどうするんですか、住むことができなかった場合はどうするんですかというところで、お聞きします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  基本的に、現在、木津川市内において学校選択制を実施しておりませんので、恭仁小学校に限らず、ほかの校区の小学校に行きたいという児童・生徒もございましても、基本的には自分の校区の学校へ通っていただいているということでございます。  恭仁小学校につきましては、小規模の解消という意味では、特認校ということも視野に入るかというふうには思いますけれども、基本的には、校区の学校に通うということが基本かというふうに考えます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 木津川市は、校区の学校に通うんですね。  行きたい人のためにどうするかというところがまずあるんですけれども、少し京都府の中でいろいろ調べていると、全国的にも多くなってきているんですね。このつくられたときは1977年ですけれども、平成の大合併が平成16年度、平成17年度にあって、やはりそういう地域格差、人口的な格差、あるいは面積的なもので、ふえていったところ、全国的にはあります。  京都府でも、私も京田辺市と宇治市かなと思ったら、たくさんあるんですね、いろいろと。京都市内でも、市の中でもやっぱりやってはる。特認校じゃなくて、自由選択制もあるし、ブロック選択制もあるし、隣接区域の選択制もあると。いろんな選択があって、子供たちが行ける、自由にと言ったらとちょっとおかしいですけれども、自由に行くことがいいかどうかもわかりませんけれども、市としての教育委員会としては、そういう判断をしておられると。そこはどこかと言うと、さっき言いました京都市ですね。  京都市は、本当にもっとずっと前からですね。亀岡市、京田辺市は普賢寺ですから、大分以前ですね。中学校には、奈良にも行けるというような選択制もありますね。向日市も、ああいうまちの中でも、長岡京市でも、区域の弾力制度というところで、言葉は違いますけれども、やってはるというところがある。大阪市も多い、私、今後ふえるだろうと思うんですね、人口の減少と格差がある中で。  木津川市も、やはり1,000人規模の学校、梅美台や州見台にあります。こうして、小さな学校もあると。そういうところの機会均等を教育のところで考えるならば、いろんなことを、やはり行きたいよ、そこがいいよ、そこが合うよという方のためには、そういう選択制も必要だと思うんですが、特認校だけじゃなく、ほかの選択制についての考え方はどうでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  例えば、今お示しいただいた中で、長岡京市なんかは、部活動による学校選択ということをしているかというふうにも聞いております。  そういった面では、木津川市のほうでも、先ほどもございましたけれども、運動部連携事業というような形で、学校を超えて部活動で行くというような制度も、現状の可能な中で計画していっているところかというふうに思います。  市内全域を含めまして校区をフリーにするということにつきましては、非常にいろんな問題、通学上の問題、それから学校の定数の問題、いろんな問題も生じてまいりますので、基本的には校区の学校に通っていただくということが基本であるというふうに教育委員会のほうでは考えております。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) いろんなことも認識いただいていますので、やはり木津川市も考えていくべきことだなと。さっき御答弁いただきましたが、調査・研究をしてまいりたいという答弁ですが、ぜひ特認校と言ったら、ちょっと何か聞こえが悪いかもしれませんけれども、自然いっぱいオープンスクールとか、もっとほかにもいっぱい名前をつけて、何とかスクールとか、特色ある教育ができると。  その特色ある教育は何かと言うと、自然に囲まれている、あるいは歴史遺産があると。ほかにももっとありますけれども、例えば今後始まる英語教育も、特別な教科としてALTを入れたり、英語教育のランゲージに力を入れていくとか、そんなところもできていくと思うんですね。  そこで、みんなが、やはりここに来る方たちが、自分たちが、大規模校でできなかった。自分がどっちかいったら控え目だった子が、小さな学校だから、せなしょうがなくなってくる。そこで責任感ができたり、あるいはリーダーシップができたり、みんなが主役というところのいい面もできてくると思うんですね。  それは、もちろんデメリットもある。そのデメリットも私もわかっていますけれども、瓶原の活性化と恭仁小学校を、木造の何で恭仁って名前やのんというところをよく聞くんですけれども、恭仁宮があったところやと。すごい名前やなというのをいっぱい聞くんですけれども、やっぱりそういうところを守って、活性化して、瓶原も活性化していきたいと思っております。  以前、公民館で学童保育があったときに、2階でしてはったですから、いろんな声が聞こえるんですよ。そうしたときに、下でお餅をついていたときに、何や、何やということで来られて、そこで、餅をついているんよ、こうして丸めてみようというような、そんな体験、それは地域とのつながりじゃないですか。そういうことも、今、この公民館が静かになったのが、ちょっと寂しいなというような気もします。  だから、そういうことから考えると、やはり恭仁小学校が存続して、そういう子供たちの声も聞こえることになることが一番いいと思っておりますので、ぜひもっともっと子供たちの声が聞こえるように、このきーきーとした元気な声が聞こえるような学校であってほしいと思いますので、ぜひそこはしていただきたいと思います。  このことは、例えば検討課題とおっしゃいますけれども、やはり市の教育委員会でもいろんな進め方もありますでしょうけれども、京都市では、今後の教育の考え方、学校は今というところで冊子を出して、そしてそれを地元の方にも配布して、学校は、あるいはPTAの方にも、現状と今後のことも出して、検討課題としてしていただけたらありがたいと思いますので、そのことについては、どうでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  議員、今、いろいろと御意見いただきましたように、恭仁小学校につきましては、小規模の中で地域とつながりのある教育をつくってきてございます。そういった面では、当然学校ですので、子供たちが主役でありますし、子供たちの教育環境をよくしていくということが第一義に我々が考えていくことであると思います。そのことに特認校がつながるのかどうかということも含めて、当然協議の内容になってくると思いますし、また今後、特認校という形で、校区を外す形になりますと、よその地域から児童を受け入れるという形になりますので、またその辺につきましても、当該学校のPTAや地域の皆さん方、そういったところとの御理解等も必要かというふうに思います。  そういった面で、いろいろと研究していかなければならない課題というのがあると思いますので、その辺のことも含めて今後検討していきたいというふうに思っております。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) そうですね、特認校ではなく、さっき言いましたように、自由選択、あるいはブロック、あるいは隣接、橋を越えた加茂からでも来たいよという人もあります。でも、それは言葉だけで終わってしまうじゃないですか。  今回、本当に遊びに来られて、木津に住んでおられる方ですわ。そんなに来られて、ずっと考えていたんですけれども、そうしたらどうしたらいいのやと、住んでもらうにはどうしたらいいのやと、学校に通うにはどうしたらいいのやと、そういうことばっかり考えての質問なんです。  やはり、その子供の親というのは、子にしてあげられることは、その子に合った環境を与えてあげることだと、私は今、ずっとその方の言葉なり、いろんなことを聞いて、思うんですよね。  そのお母さんを見ると、せつないな、どうしてあげたらいいのかなと思ったり、1人ですけれども、やっぱりそういう方がいっぱいいはる。声もよう上げはらへん人が加茂にもいはるけれども、その人たちのために木津川市として考えていただきたいと、教育委員会としても考えていただきたいと思いますので、教育長のお言葉もお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  恭仁小学校の今後のこと、議員の質問にありました「瓶原の10年後を見据えて」ということで、10年後を見据えていくということになりますと、平成35年度で、今のゼロ歳児ですか、その子供たちが1年生になるころは、30人を切ってまいります、29人。  したがって、教育の視点だけで見ますと、当然、一定の集団生活の中で、多様な子供たちの触れ合いの中で思考力・判断力、またそれらを通じた社会性、規範意識というのが芽生えてまいります。そういった問題、一方で、先ほど来、議員が御指摘の、地域ぐるみで、非常に自然豊かな文化・歴史のある中で、地域ぐるみで子供たちを守ってきていただけるという、地域のコミュニティの拠点という立場もあります。  しかし、そういった中で、今もございました保護者の方、また今後保護者になられる方が、自分の子供たちにどういった教育をしてあげようという、そういった視点からの意見というのも十分踏まえていく必要もありますし、また地域の皆さんの意見も必要になってまいります。  ですから、10年後を見据えてということになると、そういった根本の話と、それから当面の話ということになりますが、特認校の研究ということも、そのことも、行政が、また教育委員会が一方的に、こうこうあるべきという以前に、保護者の方、また地域の方がどういった意見を持ってはるのか、子供たちのためにどういったのがいいと思っているのかということも十分踏まえて、そういった意見も聞きながら整理していく必要があると、そう思っております。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。  やはり、10年後見据えて心配すること、今課題としました。今、教育長が保護者の意見も大事とおっしゃっていただきました。先ほど、京都市の事例を少し言いましたけども、やはり投げかけていただく、あるいは考えることを教える、考えるものを提供していただくのが教育委員会あるいは教育部。教育委員というものは、やっぱりまた違う観点から先生たちが教えやすいように、あるいは働きやすいようにするのが教育委員会だと思ってますので、そこの点からも考えながら、ぜひ調査研究をしていただきたいと思いますので、10年、20年後の瓶原を考えてやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  ありがとうございました。終わります。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから14時15分まで休憩といたします。    午後 1時59分 休憩    午後 2時15分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま14時15分、休憩前に引き続き会議を開きます。  4番目、森本茂さん。    (森本 茂君質問席へ移動) ◯9番(森本 茂) 木津川の会の森本茂です。きょうは、大トリということで、初めてこの最後の最後をくじを引きました。その甲斐あって、すごいビッグニュース、きのうの夜、全国の少年に夢と希望と光を与えてくれる14歳の藤井聡太君の新レジェンドが起こりました。29連勝、もう新聞の一面にスポーツ新聞から普通の新聞から全部載っております。これに関連する質問を後で行います。  それでは、一番最初の1問目から行います。待機児童問題について。  安倍首相は、本年5月31日に、遅くとも2020年度末に待機児童をゼロに解消する子育て安心プランを発表しました。政府は25歳から44歳の女性の就業率を現在の70.8%から2020年に77%にする目標を掲げていましたが、新プランでは2022年度末までの5年間で80%に引き上げると設定しました。そのために約32万人分の保育の受け皿が必要と算出しています。しかし、実態に即した保育ニーズを把握できていないとの指摘が多大であります。  本市においては、平成29年4月1日現在において、保護者の私的な理由による待機児童は22人と聞いていますが、きょう現在ではもっとふえていると思われます。何人になっていますか。同時に今後の城山台等の人口増に伴う保育園児の増加に対して、市長は保育園及び認定こども園は充足しているとお考えですか。  そして、待機児童をどのように解消しようと考えておられるのかお伺いします。  また、放課後児童クラブの待機児童は何人いるのかについてもお聞かせください。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 森 功君登壇) ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  森本議員の御質問にお答えします。  本年4月1日現在、国基準の待機児童は発生しておりません。新たに幼保連携型認定こども園藍咲学園が開園したことにより、保育定員は204人の増加を図り、保育ニーズを上回る定員枠を確保していますが、さまざまな私的理由により待機となった児童が22人おられます。  子ども・子育て支援事業計画では、保育ニーズに対応できる提供体制となっており、今後子供人口と保育ニーズ量の推移を勘案しながら、必要に応じ保育提供体制を検証してまいります。  また、放課後児童クラブの待機児童数は、木津、相楽、梅美台児童クラブで68人です。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。
    ◯9番(森本 茂) 私的理由による待機児童が22人と、その私的理由とは一体どのような理由ですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  私的理由にはそれぞれの事情がございますが、兄弟関係や送迎の都合などで特定の園のみを希望されている場合や、育児休業からの復帰のタイミングによるものなど、そういった理由が想定されます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) ということは、この方々は第2希望を書かれても意味がないと、第1希望のみを優先しておられる方々ということになると思うんですが、それでいいんですね。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  申し込みの際には、第5希望まで書くことができますが、それぞれの保護者の方の判断で第1希望を希望されて待機されているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 私は、やっぱりこれは第1希望かなえるようにすることが、保育園のあるべき姿ではないかなというふうに思うんですけれども、それとこの私的理由じゃない国のいわゆる待機児童ですね、これは4月1日ではゼロになるけれども、その後10月1日の調査では国でいうところの待機児童はまた発生して、次年度の4月1日に解消できるということになっていくんですか。私的理由以外の待機児童についてお聞かせください。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  4月1日以降、国のほうの基準日につきましては、10月1日に改めて待機児童の算出を行うということでございまして、今現在、定員に対し空きが発生してございますので、このまま行きますと10月についてもゼロになる可能性がありますが、まだ今現在6月ですので、10月の状況で数字が出てくるという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それと、待機児童対策で保育コンシェルジュによる対応をしているというふうに聞いていますが、具体的にはどのように行っているのですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの保育コンシェルジュの対応についての御答弁させていただきます。  保育コンシェルジュによって、一時保育の利用やファミリー・サポート・センターの利用などを子育て支援サービスにつないでいるという状況でございます。私的理由の待機の方には一時預かりを御利用いただいている方も多いというような状況になってございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 一時預かりは有料ですね。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  再質問にお答えします。  一時預かりについても有料でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) やはり、親御さんに不必要とは言わないけども、費用の負担、経済的負担が起こらないように、先ほども言いましたように第1希望がかなえられるような保育行政をやっていただくことが一番の解決策だと思うんですけども、それには施設の数が足りないのか教室のスペースが足りないのか、その辺は理由はどうですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  本市におきましては、入所児童の人数について、子ども・子育て支援事業計画の中で一定推計を行い、計画を持った保育定員を算出しているというところでございます。その事業計画を実現するためにということで種々工夫をしているというようなところで、まずはこの事業計画を達成するためにというところで動いているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 木津川市待機児童の解消対策等ガイドラインというのが平成22年9月に出ておりますが、そこにもこれからの保育需要の特徴ということで、木津中央地区(城山台)での顕著な増加が見られると。それから新しく検討する保育所等の候補地としては、木津川市の公有財産を有効に活用して民設民営方式の保育所等の積極的な建設の検討を進めたいというふうに書いておりますけれども、その上で城山台に増加が見られるが、木津の西では子供が減っているように思います。木津川台保育園を何年か先には廃止して、城山台の東のほうの例えば商業地域に新たな保育園を誘致してきてはどうかと思うんですけどもいかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  木津地域の西部の保育園につきましては、相楽台保育園が兜台保育園への統廃合、それから相楽台保育園が子育て支援包括支援センターへの機能変更となっていますことから、木津川台保育園につきましては民営化により存続し、子ども・子育て支援事業計画にあります保育料の見込みを充足するというような計画でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) もう1点、城山台の東側のほうには新設の保育園のお考えはということを聞きましたが、その答えはどうですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  森本議員の再質問にお答えいたします。  現在のところ城山台におきましては、新設の保育園の計画はございません。一定、地域を面として考えて子ども・子育て支援事業計画によります保育ニーズを充足していくということでの捉まえ方をしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) ということは、新しくできた藍咲学園のほうに行ってくださいということですかね。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  そのあたりにつきましても、まず今現状といたしましては、藍咲学園の定員が今現在ゼロ歳から5歳の間で空きの数は100を超えているという状況でございます。そういった全体的な民間の保育園の空き状況によって調整していければということで、今後検討をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 城山台とかの東のほうに住んでおられる児童をお持ちの方、保育園児をお持ちの方は、西の藍咲学園までかなりやっぱり遠いんですわ。そこに行くことは、何ぼ数字の上では全体を見たらそこ行ったら充足するとおっしゃいますけれども、当該の方はそこは遠いということで、なかなかそこには行かれないというのが実態だと思うんですけれどもいかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  一定、そのあたりにつきましても解決できるような先進の事例等を参考に、これから検討していくというような状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 藍咲学園に行く場合、東のほうにスクールバスいうんですかね、その送迎のバスいうのは藍咲学園から保育園は来るんですかね。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  再質問にお答えいたします。  幼保連携の幼稚園部分につきましては、送迎を行うということができますので、小さな規模のワゴン車等を利用されて送迎をされているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 保育園児の送迎は藍咲学園はあるんですか。城山台に来てもらってそちらへ送迎はできるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  現在、保育園の送迎については原則できないというふうになっております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 送迎ができない、それをできるようにしていただければ、城山台の方もそちらへ行っていただける方は出てくるかなとは思いますけれども、その辺また検討していただくようにお願いいたします。  次に民営化計画にある相楽台保育園と兜台保育園の統廃合が行われますけれども、相楽台保育園が兜台保育園のほうに統合されると。同じURから土地を借りているんですけれども、兜台保育園のほうは存続という形でずっといけるということなのかどうか、その辺教えてください。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  森本議員の再質問にお答えいたします。  相楽台保育園及び兜台保育園の土地につきましては、URより無償で対応させていただいているという状況でございます。兜台保育園を残して相楽台保育園を統廃合するというような形につきましては、まず保育定員の規模が兜台保育園のほうが多いと。それから相楽台保育園につきましては公設公営で、あと兜台保育園につきましては公設民営で行っておりますので、そのあたりを勘案しまして、今回相楽台保育園を兜台保育園に統廃合するというような計画でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 次に、幼稚園における待機児童の受け入れということで、保育園の3歳児に限り緊急措置として受け入れるようにということで、厚労省のほうから通達みたいなものが出てますけれども、木津の幼稚園については3歳児はもう3園とも定員いっぱいになっていて、受け入れは無理かと思うんですけれどもその辺はいかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  今、議員おっしゃいますように、木津の公立3園につきましては、3歳児は毎年定員を超える応募をいただいているところでございまして、これを今の状況を超えて受け入れさせていただくことはできないという状況でございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 関連して聞きますが、幼稚園のほうでは3歳児の待機というか補欠の方は3園で何人ぐらいおられるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長
    ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  入園の前年度の11月に抽せんをさせていただいてるというところでございまして、平成29年度の入園希望者の方については、昨年の11月の時点で40人の補欠者がおられたというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) その40人は本来のところからずれるかもわからないですけど、解消はどのようになるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  その後、3歳児の方で転園等されて繰り上がりになられた方もございますので、現在においては32人の方が補欠というところになっておられるかと思います。ただし、3歳児の方でございまして、幼稚園については私立幼稚園もございますので、私立のほうに行かれてる方もおられるかとは予測されるところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本さん、通告書に戻してください。 ◯9番(森本 茂) はい。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 学童保育の待機児童対策について再質問します。  今現在、城山台児童クラブの現状はどのようになっていますか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  城山台児童クラブにつきましては、平成28年4月に1教室、続いて本年29年の4月に2教室目を増設いたしました。今後、平成30年4月に向けて3教室で運営できるような建設の予定でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 児童クラブ全体では待機児童は何人おられるんでしたかね。先ほど、68人ですね、68人の内訳はどのようなことになっていますか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  木津児童クラブで15名、相楽児童クラブで24名、梅美台児童クラブで23名というような状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 例えば、木津児童クラブで15名の待機がいるということなんですけれども、これぐらいの人数でしたら木津児童館を利用してもらってはどうかなと思うんですけれどもいかがでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  放課後児童クラブと児童館のところにつきましては、実施の内容につきましても異なりますので、重複して行っておられる方もあるかもわかりませんけれども、それを変わりにするというようなことは考えてございません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 今、例えばの例を出したんですけれども、この3つの児童クラブで68人、これは登録してるだけで実際は通ってない方も入ってるんだとは思うんですけれども、68名というのもまたたくさんやと思うんですけども、解消についてはどのようにお考えですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  再質問にお答えいたします。  先ほど申し上げました待機につきまして、それぞれ学年別に申し上げますと、高学年の4年生につきましては27名、それから5年生につきましては23名というような状況でございまして、基本的に低学年の方を優先にして入っていただいてるという状況でございまして、高学年になると放課後児童クラブは余り行かないということも聞いておりますので、まず低学年を優先にして入所いただいてるというような状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) ちょっと後戻りして申しわけないですけど、城山台の児童クラブについては平成30年3月末の完成予定で、プレハブ3部屋を1億7,379万7,000円で建設するということで、これが120人受け入れられるということで進めているということなのですが、順調に今後の工程はどのようになってるんでしたかね。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  城山台児童クラブの工事の関係につきましては、平成29年度の8月末で設計が完了しまして、9月に入札というような予定でございます。工事の予定につきましては、10月から3月というような状況を想定してございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 2問目に移ります。  きづがわスマートウエルネスシティプロジェクトについて。  生活環境の改善や医学の進歩等により、平均寿命は急速な伸びを示していますが、一方では、急速な高齢化や生活習慣の変化により、がんや心疾患、脳疾患、糖尿病などの生活習慣病及び要介護状態になる人が増加し、生活の質の低下を招いているといわれています。  そこで、木津川市策定の「すこやか木津川21プラン(中間評価)」の主旨を踏まえ、今年度より「きづがわスマートウエルネスシティプロジェクト」が始まることとなりましたが、状況についてお聞かせください。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  森本議員の御質問にお答えします。  きづがわスマートウエルネスシティープロジェクトの一環として、実施を予定していたきづがわ健幸ポイント事業につきましては、国の補助を前提としておりましたけれども、不採択となったことから、現在、対応を検討しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 国の補助金が得られなかったということで、非常に残念だと思います。特に市長が大変残念な思いでおられるとは思うんですけれども、しかしながらスマートウエルネスシティープロジェクトの健幸クラウドいうのは既に800万円の予算でしたかね、動いております。そういったことも踏まえて、介護を必要としないで暮らせる健康長寿を目指すことが、ひいては医療費の軽減にもつながり、また、どこの大学か忘れましたけれども、教授が言っておられるんですけれども筋肉が強靭な臓器をつくるというふうに言っておられて、筋肉とか筋力をアップするために、歩いたりラジオ体操をやるのがいいというふうに言っておられます。そして、今の庁舎の前の駐車場、これ夜7時ごろから翌朝の8時ごろまでがらあきになっておりまして、住民の方からもよく言われるんですけれども、あのあいてるところをラジオ体操でもして利用したらどうやというようなことをよく耳にします。そういったことを含めて、歩数計を何人かに渡して、そして庁舎の前で、この広い場所で早朝にラジオ体操をしていただいて記録をとってもらって、達成度に応じて何か商品を渡すというお金のかからない事業、これを社会福祉協議会や体育協会、または木津川市のスポーツ推進委員などの方々から手を挙げていただいて連携して実施していくと、万歩計をつけてウオーキングして、またラジオ体操やっていくというようなことを実施できないでしょうか。市長の見解をお伺いします。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  現在、先ほど申し上げましたけれども、その対応について検討しているところでございますので、御意見として参考とさせていただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 次の補助事業がゲットできるまでの間に、今私が申し上げたようなことを検討して、そんなに金のいる事業じゃないんで、行っていただければというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  ただいまの再質問にお答えいたします。  一つの御意見として参考にさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 次の質問に移ります。  防犯・防災対策の充実を目指してということで、最近、車上狙いが多く発生しています。木津警察署の相楽交番から交番速報が出ていました。「車上ねらいにご注意。木津川市や隣町で連続発生。平成29年3月下旬から4月にかけて、木津川市内や隣町のマンションの駐車場、お店の駐車場等において、無施錠の自動車や車の窓ガラスを壊して、現金や貴重品の入ったかばん等を盗む、車上ねらいの被害が連続発生しています。犯人は車内に残されたかばんを狙っています。」というものでした。  木津署によると、車上狙いは平成28年1月から12月の総数が36件、自転車盗が124件、今年の1月から4月末の車上狙いは13件で、自転車盗は24件でした。5月23日、市内のガレージ内の乗用車からバッグ(計約8万円相当)を盗んだとして、26歳の会社員を緊急逮捕したと木津署が発表しました。しかし、この犯人が一連の車上狙いの犯人かどうかはわかっていません。  また、市内では花を植えているプランターごと盗んでいく花泥棒も発生しています。  そして、4月・5月以降に増加する小中学生に対する見知らぬ人からの声かけ事案が発生しています。小学生に対しては、約7割が下校時間帯の午後3時から午後6時ごろで、大多数が路上や公園で発生しています。中学生に対しては、登下校の時間帯である午前8時台、午後4時から午後8時ごろで、約7割が路上、公園で発生し、体を触わる公然わいせつが大半です。自分を守る防犯対策を実践できるようにしておくのはもちろんですが、私たちの町は私たちで守る。犯罪をゼロにするという市民みんなの意思の醸成が不可欠であると考えます。この町は私たちが守ります。犯罪ゼロ実行委員会を立ち上げ、のぼりや旗の設置や公園に防犯カメラの設置、青色パトの増強とパトカーの巡回の強化を養成すべきと考えます。御見解をお伺いします。また市は、警察や防犯協会と連携してどのような対策を講じているのかお伺いします。  次に、防災、ここ防犯と書いてますけど防災です。防災対策についてお聞きします。ことし3月に市政10周年を記念して、木津川市くらしのガイドブックという市民に役立つ情報誌を発行され、重宝しております。本市は災害時にホームセンターやレンタル業者とも日用品等の提供を受ける協定を締結していると聞いておりますが、地域に複数あるコンビニとも災害時の協定を締結すべきと考えますが、市の見解をお伺いします。  また本市の防災対策は、まずは地域防災のかなめである消防団の力をさらに増強することです。消防団への入団者数はどのようになっていますか。お伺いします。  そして、消防団詰所の耐震問題ですが、35カ所のうち17カ所は耐震基準を満たしており、今年度1カ所を耐震調査を実施すると聞いていますが、それ以外の詰所として使用している17カ所はどのように調査されるのかお伺いします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。    (総務部理事 松田 篤彦君登壇) ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  森本議員の御質問にお答えします。  市では木津警察署と互いに情報を共有し、連携を図ることを目的として、市安全・安心まちづくり会議を年2回開催しております。また、木津警察署及び防犯協会と連携して、防犯に係る啓発活動を実施しております。  次に、コンビニとの協定について、市では各種団体とさまざまな分野において、災害時における支援協定を締結していますが、地域のおけるコンビニエンスストアの協会や組合はないため、個々のコンビニエンスストアとの災害時における支援協定の締結は、現段階では難しいと考えております。  次に、消防団員の現在の団員数は702人で、今年度は新たに36人が消防団に入団されました。また、消防団詰所の耐震調査について、市で管理する旧耐震基準の詰所1カ所において、今年度耐震調査を実施いたします。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  公園への防犯カメラにつきましては、現在のところ設置する計画はございません。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  登下校時間帯の青パトの増強について、これまでも児童生徒の安全を守るため、下校時の通学路を中心に随時青パトの巡回を実施してまいりました。今後も木津警察署のパトロール巡視をお願いするとともに、町内関係機関と連携した青パトの巡回を実施し、児童生徒の安全確保に努めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 再質問をいたします。  まずは、防犯協会と木津警察署と連携して、啓発活動を行っていると。これは、奈良のほうのことなんですけれども、資料を配付しておりますけれども、こののぼりというか旗というか、これなんですけれども。このような、何ていいますか、車上狙いが起こったとこ、もしくは起こるであろういうようなところに、こういう旗があることによって、かなり抑止効果があると思います。だから、私が提案しているような実行委員会を立ち上げなくても、この木津署と防犯協会とで、こういうのをつくったりして、それでなおかつこれを、そういう駐車場にお願いして立てさせてもらうと。地域の自治会がやるのが一番いいんですわ。それはお願いしやすいからなんですけど。その駐車場を運営してはる方に。そういうことで、やってはどうかなという提案なんですけれども、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。
     非常にのぼりというようなこと、目について効果はあると思いますが、既に防犯協会のほうでいろいろなチラシを配ったりとか、それぞれ街頭での啓発活動等、活発に行われておりまして、当面はその対応でいこうかなというふうなことで、現在のところのぼりをすぐに設置するというようなことは考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 木津署管内の車上狙いは昨年が合計36件、それから部品狙いということで25件というような、それだけでも60件近い窃盗が起こっているわけです。そういうのを抑止するという機運がなければならない。  それから、自転車とは書いてないけど、乗り物等というのがあるんですけども、泥棒。それ165件。自転車書いてた、ごめんなさい。自転車泥棒が124件。物すごいそういうことが起こってます。それから、それ以外のことで、強く目についたのが、覚醒剤。これが18件。こういうものも起こってるということで、非常にやっぱり都会化してきたのか、人口ふえてきたら犯罪もふえてくる。それはふえてほしくないんやけども、そういうことが起こってるので、今言われたチラシ、ティッシュ配ってる、それだけでいいのかということなんです。だから、もっと目につく、この町は私たちが守ります。犯罪ゼロの町をつくりますというような、こういう積極的なのぼりがあれば、これはかなり効果があるん違うかなと思うんです。いかがでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  再度の御質問にお答えいたします。  まず、犯罪の抑止というのは、地域ぐるみで皆が声をかけるとか、地域の人の目というのが1番犯罪を抑止するというふうに伺っております。皆さんの意識を高める上でも、防犯協会、木津警察署それぞれ努力をされております。市としてもできることは、実証していこうと思います。またのぼりにつきましても、のぼりだけにこだわらず、ほかにもしいい効果的なものがあればまた木津署もしくは防犯協会等とも協力をしながら、犯罪の抑止に何か効果があるものがあれば、また検討してまいりたいというふうに考えます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それから、声かけ事案なんですけれども、これが小学校、中学校で配られた子供安全ニュース号外というやつなんですけれども、その内容が先ほどしゃべった内容です。ここに書いてあることです。そういう意味で、公園に防犯カメラが必要じゃないかなということでお聞きしたわけなんですけども、公園といいましても街区公園86カ所、近隣公園9カ所、地区公園4カ所、広場が2カ所と、101カ所あるということで、それ全部にはつけられないんで、まずはこの近隣公園9カ所ぐらいから防犯カメラの設置も検討していただいてはどうかなと思うんですけども、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  再度の質問にお答えいたします。  まず、近隣公園からというところでございますけれども、やはり公園にもいろんな、大きさ等もさまざまでございます。近隣になりますと、街区公園よりも広いというふうな規模にもなりますし、そこら辺は全体的な防犯に関する中での必要があれば検討をしていくというふうな運びになろうかと思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 次は、コンビニの件なんですけれども、コンビニを見てみますと、災害時帰宅支援ステーションということで、災害時にはこのようなサービスを提供しますということで、トイレ、水道水、それから道路情報ということが書いております。これ以外に、コンビニは結構地域のそばにあるんで、その拠点となっておるのは遠くまでいかなくて、そこにあるコンビニで名前と住所を言うだけで、災害時にはそこにある物資を提供していただけると。後日、お金は払いに行くということで、そういうふうな提供をしてもらうことが大災害時のときの話なんですけれども、やっていただくような協定を結べないかなということなんですけれども、いかがでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  市内には、木津に11件、加茂に1件、山城に4件の合計16件コンビニがございますけれども、それぞれ協定等は結んでおりませんし、またそれぞれのコンビニは個々に営業しております。先ほど、御紹介いただきました関西広域連合で、帰宅困難者に対する水とかトイレ等の使用の支援等行っております。それぞれ、木津川市内のコンビニについても、加入しているコンビニチェーン店のうちの1つだと認識しておりますが、いざ大災害が起きたときには、停電等いろんなことがあって、私たちも危惧しておりますのは、近くにコンビニがあるから何かのときには、そこへ駈け込んであれば備蓄は要らないなというふうな考えに陥られると非常に困る状況になります。  何かのときには、市の備蓄等もしておりますけれども、みずからが備蓄を整えていざ災害に備えるというような、意識を高めていただくことがまず大事かということで、今のところコンビニとの協定ということで物資を提供していただくというようなことは考えておりません。また、大量の物資を倉庫等にある程度保管されているような大きな大店舗については、応援協定等で備蓄を保管するような形で、提供いただくというようなことでは協定を結んでいるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 防犯のほうで、今多発しているのが、詐欺です。特殊詐欺の犯罪が起こっております。この前も、市坂の方でしたか、テレビに出ておられて、コンビニへ行って、やり方がわからへんからそこは無人のコンビニやったから、誰かに聞いて振り込むのは詐欺にやられるでということで、詐欺違うかと言われて、振り込まなかったということでテレビに出ておられましたけれども、そのような特殊詐欺が多発しています。警察のほうでもそのことを食いとめるべく、何か大阪のほうではコンビニに、1日だけやと思うんですけど、全コンビニに制服の警官が張りついてたということをやっているということを、聞きましたけれども、本市では、これは警察の仕事だと思うんですけども、このことについて、こういう地域安全ニュースというのもありますけれども、こういうのを配布するだけではどうにもとまらへんと思うんですけれども、こういうのを使ってどのように対応されようとしてるのか、お聞きします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  この4月19日にも、この木津川市役所の4階会議室において、木津警察署主催で相楽圏域の行政、それから金融機関等の皆様が集まりまして、特殊詐欺被害抑止緊急対策会議というものが開かれております。そこでも木津警察署のほうからも、目立った黄色い注意喚起の表示を張ってくださいとか、もしくは金融機関からもこういう取り組みをしているというようなことで意見交換をして、振込詐欺を防止するというようなことで、会議を開かれていたところでございます。できることがあれば、積極的に協力をしていきたいというようなことで考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 先ほど、何か無人のコンビニって言うたらしんですよ。無人のATMの間違いです。すいません。  それから、消防団の詰所の話ですけれども、その前に消防団の新しく入っていただいたのが、36人ということでこれは喜ばしいことだと思います。36人が多いか少ないかは、それは別もんだというふうに思います。  それで、あと聞きたいのは、木津川市に新しく来ておられるような100人以上の会社さんについては、自前で自分の会社で火災とか地震とか起こったときに、対応すべく自主消防組織というんですか、そういうなん持っておられると思うんですけれども、その辺の把握はできておりますか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  木津川市内で、自衛消防組織を持っているところにつきましては、2つございまして、イオン高の原店、それから京都山城総合医療センターこの2つでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それは従業員が100人いるところはつくらなければならないとか、何かそういう基準があるんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  再度の御質問にお答えいたします。  消防法によりまして、一定の何階以上とか、もしくは延べ面積が何万平米以上というような基準がございまして、その基準に該当するのがこの2つで、その2つは規則法にのっとって、組織を作成してるということでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) そういう大きいところについては、自前でやっていただいてると。訓練も自主的にやっていただけてると思うんですけれども、そういうことはありがたいことだというふうに思っております。  それから詰所の問題ですけれども、今年度、大里の詰所の耐震調査を実施するということを、これが125万円かかるんでしたか。そのぐらいの費用がかかるんですけれども、あとの17件についてはどのようにするんですか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  残り17件につきましては、まだ管理状況が一体どこで管理してるかということも、まだ不明のところもございますので、その辺のところは消防団もしくは、地元の方に確認しながら、わかったところからまた確認等していきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それから6月15日の京都新聞、朝刊で国土交通省が淀川水系の洪水浸水想定区域の掲載がありました。市役所付近では浸水の深さは最大で8.9メートルということでした。今耐震基準を満たしていない消防詰所等について回答いただきましたが、この35カ所の消防団の詰所のうち、この洪水浸水想定区域内にある詰所は何カ所ですか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  浸水区域、もしくは土砂災害警戒区域、こういったところに含まれておりますのが、18カ所ございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 18カ所あるということは、やはり先ほどから言ってます耐震基準の調査は早くやっていただかなければならない。そして、できるならばゴムボートも1艇は置いていただけるというような方策は考えていただけないかなと思いますけど、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  再度の御質問にお答えいたします。  ゴムボートが効果的かどうかも含めて、また検討したいと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) やはり、この洪水、浸水、想定区域内にあるかないかいう、この区域を示した地図なんですけれども、地図いうのはこれです。加茂側がこれです。これが木津のほうです。こういうのをやっぱり市民の皆様に目につくところに掲載していただいて、やっぱりそういう意識を常に持っていただくということが必要だと思うんです。  だから、電光掲示板かもしくはテレビモニターで広く市民に公開するようにできないかお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  再度の御質問にお答えいたします。  現在、ホームページにおいては木津川の関係する淀川河川事務所のホームページにリンクするような、見れるような体制をとっておりますけれども、先ほど議員が言われましたモニター等で見れるような方策についても、また今後検討したいと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 次に移ります。シティープロモーションで将棋ブームを起こそう。今将棋界で注目を一身に浴びているのが藤井聡太、四段であります。彼は平成の神童と呼ばれ、プロになってから6月26日きのう公式戦29連勝の新記録を達成されました。この29連勝の初戦の相手が加藤一二三、九段でありました。プロ棋士四段となる資格を得たのは、加藤一二三氏が14歳7カ月です。62年ぶりに更新したのは藤井聡太で14歳2カ月の最年少記録であります。14歳2カ月でプロ棋士になられました。この加藤一二三、九段は、福岡県嘉穂郡伊南地区村の出身ですが、木津川市と深い縁のある将棋界の最古参の騎士であり、「神武以来の天才」の異名を持っておられる方です。  小学生5年生のとき、旧木津町に住んでおられた故南口繁一、八段の内弟子となり、木津小学校、木津中学校、木津高等学校を卒業し、高校3年卒業時に八段となられました。木津高校には、卒業の翌年に加藤一二三、八段と故南口繁一、八段の連名で寄贈された将棋台と駒が今も校長室に飾られています。藤井聡太という平成の天才棋士に敗れはしましたが、これも時代の流れというか若者の台頭のあらわれであり、喜ばしいことと思われているものと推察しております。加藤一二三、九段は昭和43年度の第7期十段戦において、あの大山康晴十段を敗り、プロ15年目にして初のタイトルを獲得されました。この加藤一二三氏の師匠である故南口繁一、八段と同世代の故松田辰夫八段も旧木津町に住んでおられ、弟さんも六段であったと、もと木津高校将棋部の部長から聞いております。  また、将棋に関連して木津川市加茂町に将棋の駒をつくっておられる駒師の熊澤良尊氏がおられます。駒づくり30年の方であり、この方も故南口繁一、八段に将棋を習われたそうです。以上のように木津川市は将棋に縁のある町と言わざるを得ません。将棋はコミュニケーションの場にもなり、認知症対策にもなるんではないかと将棋をされている方々から聞いています。木津川市出身といっても過言でない加藤一二三、九段を市役所1階住民活動スペースで加藤氏などの写真と、解説パネルと木津高校にある将棋台一式を借り受け、検証し、シティープロモーションに活用すべきと考えます。市長の御見解をお願いします。  そしてまた、市主催で例えば日本アマチュア将棋大会などを催し、木津川市から将棋ブームを起こそうではありませんか。市長の御見解をお伺いします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(武田 浩文) 森本議員の御質問にお答えいたします。  加藤九段は、木津川市にいわれがある方として認識していますが、以前に式典などにおける協力依頼を行った中で、加藤九段の諸事情によりお断りされた経過があり、今後においても加藤九段に御協力いただいてのシティープロモーションは困難であると考えております。  私からは以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  森本議員の御質問にお答えします。  市では、これまで将棋大会を開催しておりませんが、東部交流会館主催の市民講座として、小学生、中学生を対象に将棋の歴史や駒の並べ方など基礎から学び、将棋を通じて考える力を身につけることを目的に、年12回の子供将棋教室を開催しているところでございます。また、講座開催中に、プロ棋士を招き、受講生への指導や対局を行っており、現在のところ新たな将棋大会を開催する考えはございません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) もう1枚資料をお配りしてるのが、これです。これは、加藤一二三、八段と南口繋一、八段の連名で木津高校卒業したときに、寄贈された、今校長室に置いてある将棋台と駒です。私は今、部長から答弁あったように、木津川市の依頼は断られるであろうということなんですけれども、今引退されました。最後に敗れて引退せざるを得なかった。引退されたということで、多少打ちひしがれておられるんじゃないかなと思うんで、本来はあの方は引退したくなかったという気持ちだと思います。ところが、敗れたために引退せざるを得ないと。そんなことで、加藤一二三さんを私は縁が深いので、名誉市民表彰をしてはどうかなと。それともう1点は、木津小学校、それから木津中学校の子供たちに何か言葉、メッセージをこの際引退されたんで、後輩に贈る言葉をいただけないかなと。そういうことを訴えていただいて、何とか名誉市民表彰までいただいてもらえるような方策にもっていけないかなというふうに思うんですけれども、これは女性の声の電話でもやっていただくほうがいいんじゃないかなと。だから市長どうでしょうか。御見解をお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 私のほうからお答えさせていただきます。  この御質問の答弁の中でありましたように、協力依頼を行ったということでございますが、これは昭和56年当時、森本議員も御承知かと思いますが、木津町の町制施行30周年の記念式典で、加藤一二三さんを名誉町民ということを前提に、こちらのほうに来ていただけないかということで東京のほうに御連絡をさせていただきました。その結果、加藤一二三先生の奥様から主人は余り木津川市のほうには、当時の木津町のほうにはちょっと行く予定はないということで、それも含めて名誉町民の関係も含めてお断りなられたということで、御本人の御意思を尊重して、辞退を受け入れたと、こういう経緯がございますので、今お願いしても恐らく同じ返事ではないかというところでございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 先ほども言ったように引退されたから、チャンスじゃないかなと私は思います。そして、奥さんは旧姓辻さんいう方で、私の同級生のお姉さんです。 ◯議長(高味 孝之) 森本さんに申し上げます。申し合わせによる質問時間の制限を超えておりますので、発言を控えてください。ただいま、中途半端ですが今の質問についての答弁があれば、行政側お願いいたします。
     できないようですので、答弁も終わります。 ◯9番(森本 茂) 土地の評価については、次回やらせていただきます。御清聴ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  本日の会議を閉じます。  明日28日は休会とし、6月29日は午前9時30分から再開いたしますので、御参集よろしくお願い申し上げます。  それでは、本日は散会いたします。  御苦労さまでした。                         午後3時20分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....