京丹後市議会 > 2019-03-18 >
平成31年予算決算常任委員会( 3月18日)

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  1. 京丹後市議会 2019-03-18
    平成31年予算決算常任委員会( 3月18日)


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    平成31年予算決算常任委員会( 3月18日)   ───────────────────────────────────────────                予算決算常任委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 平成31年 3月18日(月曜日)       開会 午前 9時31分       閉会 午前10時45分  2 開催場所 京丹後市役所 201・202会議室  3 出席委員   ┌────┬─────────┬─────┬─────────┐   │委員長 │金 田  琮 仁 │委員長 │吉 岡  豊 和 │   ├────┼─────────┼─────┼─────────┤   │委 員 │池 田  惠 一 │委 員  │櫻 井  祐 策 │   ├────┼─────────┼─────┼─────────┤   │委 員 │田 中  邦 生 │委 員  │谷 口  雅 昭 │
      ├────┼─────────┼─────┼─────────┤   │委 員 │谷 津  伸 幸 │委 員  │中 野  正 五 │   ├────┼─────────┼─────┼─────────┤   │委 員 │中 野  勝 友 │委 員  │橋 本  まり子 │   ├────┼─────────┼─────┼─────────┤   │委 員 │浜 岡  大二郎 │委 員  │東 田  真 希 │   ├────┼─────────┼─────┼─────────┤   │委 員 │平 井  邦 生 │委 員  │平 林  智江美 │   ├────┼─────────┼─────┼─────────┤   │委 員 │藤 田    太 │委 員  │松 本  経 一 │   ├────┼─────────┼─────┼─────────┤   │委 員 │松 本  直 己 │委 員  │水 野  孝 典 │   ├────┼─────────┼─────┼─────────┤   │委 員 │行 待    実 │委 員  │由 利  敏 雄 │   ├────┼─────────┼─────┴─────────┘   │委 員 │和 田  正 幸 │   └────┴─────────┘  4 欠席委員 なし  5 委員外議員 松本聖司議長  6 会議録署名委員 橋本委員  7 議会事務局出席職員    議会事務局長    西 山 茂 門   議会総務課長   中 島 茂 樹    議会総務課長補佐  西 川 隆 貴   議会総務課主任  藤 田 美 紀    議会総務課主任   小石原 正 和  8 説明のための出席者 なし  9 付託事件審査  (1) 平成31年度京丹後一般会計予算についての意見調整について 10 議  事                                開会 午前 9時31分 ○(金田委員長) 皆さん、おはようございます。  審査に先立ちまして、委員皆さんにお願いをします。  本日の委員会は、固定マイク1本とワイヤレスマイク2本を用意しております。委員の皆様が質疑等で発言をされるときには挙手をいただき、委員長が指名をしましたら、事務局ワイヤレスマイクを渡しますので、氏名を述べてから発言をしてください。円滑な議事運営の御協力をお願いいたします。  ただいまの出席委員は20名であります。櫻井委員無断欠席という格好になっております。  定足数に達しておりますので、予算決算常任委員会を開催いたします。  初めに、本委員会記録署名委員橋本委員を指名いたします。  本日協議いただく内容は、お手元に配付しております委員会日程のとおりであります。本日の議題は、平成31年度京丹後一般会計予算についての意見調整であります。過日、各分科会に対して事前の御照会をさせていただきましたところ、分科会として集約された事業の提出がありましたので、その内容に対する委員間討議を本日お世話になりたいと思います。  提出内容といたしましては、総務分科会から附帯決議案附帯意見案、それぞれ1件ずつの提出がありました。これから総務分科会座長より説明を受け、その後、質疑、意見交換をお願いしたいと思います。  それでは、最初に古紙リサイクル推進事業につきましての附帯決議案について、水野座長より御説明をお願いいたします。  水野座長。 ○(水野総務分科会座長) おはようございます。それでは、総務分科会から提案といいますか、出させていただく内容について御報告させていただきます。  全体として、きょう2つのものが出ていますが、最初に附帯決議です。古紙リサイクル推進事業、この事業につきましては、意見交換を行いました結果、委員各位から多くの問題意識のもとにたくさんの意見が供出され、中には多くの部分で重なりも見られたということで、附帯決議すべき中身ではなかろうかということで取りまとめたものですが、基本的な中身については、この事業を評価しながら、さらに補強したい意見という意味合いでの附帯決議案ということで、理由をここに書かせていただいております。短いので読み上げてよろしいでしょうか。 ○(金田委員長) はい。 ○(水野総務分科会座長) 附帯決議古紙リサイクル推進事業。この事業雑紙等の再資源化につながるため、循環型社会形成の取り組みに資するとともに、峰山クリーンセンター可燃ごみの削減と同センター負荷軽減、ひいては長寿命化の一助になるものとして評価できる。従来、雑紙が十分分別されず、可燃ごみとして大量に排出されてきたという本市の課題があるが、雑紙分別回収を徹底することで、家計の節約にもつながり、また市民が身近にできる環境ボランティアという側面もあることを市民全体へしっかり周知し、啓発することが大切である。  また、出前講座などを通じ、雑紙回収の新たな方策も含め、子どもたちや企業への啓発も行うべきである。また、雑紙回収袋配布後の可燃ごみ排出量等追跡調査も行い、この事業効果を検証し、今後の展開につなげていくべきである。  というのが、理由でありますが、多くの委員からこのような角度からの御意見をいただきましたので、意見表明いただいた中身を抽出し、集約した形でこのような理由として取りまとめたものです。委員の皆様から御意見をいただきたいと思います。  以上です。 ○(金田委員長) 座長からの説明が終わりました。次に、ただいま説明がありました内容に対する質疑を行いたいと思います。  田中委員。 ○(田中委員) 田中です。この雑紙回収の、古紙回収補助金で、去年から雑紙を重視するということで、1キロ当たり6円の補助をしておりますし、それと反対に新聞とか雑誌は4円に少なくなったのですね。そういう経過の中で、雑紙回収状況などは、この審査の中ではどうだったのでしょうか。去年から始まっているのですが。 ○(金田委員長) 水野座長。 ○(水野総務分科会座長) 雑紙回収量の推移についての質疑はここになかったと思います。 ○(金田委員長) 松本経委員。 ○(松本経委員) 1点教えてください。この古紙リサイクルの1キロ当たりの単価について、どのような基準とか意見があったのでしょうか。古紙リサイクルをいろいろな団体とかが活動資金として活用しておられるのではないかと思いますが、そのあたりの単価の推移もいろいろと考え方によって変わってきたと思いますが、そのあたりの質疑は何かありましたでしょうか。 ○(金田委員長) 水野座長。 ○(水野総務分科会座長) ただいまの質問に対しての質疑は特になかったです。 ○(金田委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 平林です。今回、この古紙リサイクル推進事業附帯決議ということで、附帯意見ではなく附帯決議ということで、市のほうにしっかり取り組んでもらうということで決議にされたということの流れが、どのような議論が総務分科会で行われたのでしょうか。 ○(金田委員長) 水野座長。 ○(水野総務分科会座長) まず、先ほどの理由の中にも少し触れていますが、本市の雑紙類分別されずに可燃ごみとして大量に排出されているという、非常に大きな課題があるということで、この雑紙分別がきちんとリサイクルとして、古紙として再資源化に向けた流れに向かっていけば、可燃ごみの量を相当に減らすことができると。そうすると、可燃ごみとして持ち込まれる峰山クリーンセンター施設等の負荷も随分軽減されることになるし、ひいては焼却灰等、今度最終処分場へ持ち込まれる焼却灰等の量もぐっと減るということで、そういう意味では非常に再資源化リサイクル化という大きな背景の中に位置づけるべき事業として、非常に有効であるし、本市の大きな課題でもあるということから、この古紙リサイクル事業については、特にもう少し市として後押しをするべきだということで、多くの意見が重なり、附帯決議として執行部に対して、もう少しさらにいろいろな工夫を凝らして施策に取り組んでいただきたい、こういう意見が多かったということで、4番の附帯決議として扱うべきではないかということで意見の一致を見たところです。 ○(金田委員長) ほかにありませんか。  池田委員。 ○(池田委員) 何点かお尋ねしたいのです。この事業重要性は十分理解できるのですが、決議まで上げるということは理解できないのです。今の説明でいくと、どんどん決議を上げていかなければならないようになると思います。そして、従来、総務分科会で、雑紙についての一定の委員会としての意見を上げられたのかどうか。いきなり決議にまで持ってくるというのは違和感があるのです。今の説明を聞くと、私は分科会としての意見でも十分、百歩譲ってどうしてというなら、附帯意見どまり。これを決議で上げてくると、どんどん決議が乱発になってくると思います。そのあたり分科会としてはどのような考えだったのでしょうか。 ○(金田委員長) 水野座長。 ○(水野総務分科会座長) まず、過去の分科会でこの古紙に関する決議意見。(「分科会の中で意見として上がってきたのかどうか」の声あり) ○(金田委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 例えば、今までの予算審査等の中で、やはりこの雑紙回収分別が足りていないからしなければならないという意見があったのか。もっと市民に啓発していかなければなりませんねという意見分科会の中であった中で、今回の決議につながってきているのかなという思いを持っているのですが、いきなり決議がぼんと出てくると、それまでの分科会としての議論もなく、積み重ねがなしに上がってくるということに違和感を覚えるのです。 ○(金田委員長) 水野座長。 ○(水野総務分科会座長) まず、この点については、たくさんの委員から古紙が、いわゆる雑紙が先ほどの繰り返しになりますが、大量に可燃ごみとして出されている本市の現状があるわけですね。これが非常に循環型社会形成の中にとっても非常に大きな課題であるということがあって、たくさんの意見をいただきました。もっともっと古紙リサイクル事業を、今回、回収袋を作成して全戸配布して、1回きりのものではありますが、啓発的な意味も含めてそういったツールとして配布して、雑紙をきちんと分別することが、先ほどもあったように家計の節約にもなるし、分別することで家庭の負担が減ると。しかも施設の長寿命化にもつながるという非常に大きな課題であるという観点からの御意見が多々ありました。 ○(池田委員) それは今回ですね。 ○(水野総務分科会座長) 今回、はい。 ○(金田委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 私が言うのは、そういう課題があるのであるならば、従来から総務分科会としてされていたのではないですかということです。いきなり予算審査の中で出てきて、そういう議論になったのかどうかということを確認させていただきたい。 ○(金田委員長) 谷口委員。 ○(谷口委員) 池田委員の言われるのは、ごもっともだと思っています。ただし、過去からの問題としては、古紙回収というところに視点があって、そのことに対していろいろな形の中で提案がされてきたというのが過去のことです。それで、その古紙分別収集についてはきちんとすべきだという話はこれまでから総務常任委員会の中でしてきました。しかし、今回初めて、印刷製本費の中に雑紙分別のあり方が計上されてきたのが事実です。過去から古紙というものの中に、全体にひっくるめていたのですが、改めてここで雑紙ということにすることによって、さらに、分別がより図れるというところから、きちんとその周知であるとか、あるいはそのことをすることによって、この雑紙分別の意識が広がってくるという上で、決議にすればどうかというのがこの分科会の主な部分で、池田委員が言われるように、これまでから雑紙という議論はなかったのですが、古紙という中に含まれて議論はしてきたと私は思っているところです。  以上です。 ○(金田委員長) 池田委員、よろしいですか。  松本経委員。 ○(松本経委員) この決議によって、何を求めるのかというのが少しわかりにくいのです。分科会の中で議論されたと言われるのはわかりましたが、周知が不足しているので、周知を徹底せよということなのか。さらに雑紙回収量をふやせという、もっと具体的なものを求めているのか。そのあたりが、一般的に決議ということで僕がイメージするのは箇条書きで、1、これこれをすべき、2、こうしてはならないというものを明確にして、それを議会の意思として執行部に伝えるというものなのかなと思っているのですが、これは、附帯決議の理由が書いてあるように思えるのです。少しわかりにくいというのが感想ですが、その辺はどのような意見があったのか、少し御紹介していただけるとありがたいと思います。 ○(金田委員長) 総務委員皆さんも積極的に発言していただいたらいいかと思います。  谷口委員。 ○(谷口委員) 今、松本経委員が言われたとおり、箇条書きにすることも必要だと思いますが、やはり雑紙のために袋を渡すというだけではなくて、何のためにこの袋を渡してきちんと分別をするのかという、そこらをきちんととやはり出前講座であるとか、そういうときに周知をされるべきと。  それからまた、今後における学校教育の中においても、子どもたち雑紙というものの回収並びに分別ということをきちんと位置づけることによって、そういう啓発をすることによって、さらにこのことが出てくるだろうと。  もう一つは、分別をしたということが明らかになるように、センターに持ち込んだときの排出量がどれぐらい減ったのかという効果をきちんと示すことによって、より一層分別の効果が期待できると踏み込んだのがこの決議内容であります。  確かに箇条書きにはしておりませんが、そういうことでございます。 ○(金田委員長) 水野座長。 ○(水野総務分科会座長) この様式は理由及び修正内容とありましたので、分科会で取りまとめた御意見を集約してここに書き上げたということで、箇条書きにはなっておりませんが、今、谷口委員からもありましたように、1つは、やはり新しい事業として徹底的にもっと周知すべきだということと、特に子どもたちや企業へも今後は重点的にPRすべきだということとともに、これも谷口委員から御指摘いただきましたが、この雑紙回収袋を配布した後の可燃ごみの量がどうなって、減っていくのか、効果があったのかどうかという追跡調査をすべきではないかということも、今回1つしていただきたいということで、意見として上がっております。それを含んでおります。 ○(金田委員長) ほかにありませんか。委員長から少し座長にお尋ねします。  ここに出ております附帯決議の文案は、先ほど松本経委員が言われましたように、普通はもう少し整理されてわかりやすくという思いがあるわけですが、今、座長の答弁としては、こういった理由及び説明をすればいいという思いということでされたので、決議案としては、文面としては、今出せるのか、それともまだこれから皆さんとともに案をつくっていくというお考えなのか。そのあたりはどういうお考えでしょうか。  水野座長。 ○(水野総務分科会座長) 先ほど申し上げましたように、この様式が理由及び修正内容ということであったので、分科会で出された御意見を取りまとめて、この事業附帯決議として取り上げるべき事業としてお示ししたということですが、具体的には、例えばそういった決議案をつくるということになれば、ここの今の文案の中にある理由、修正内容、これを何カ条かに整理してお示しすることが、今すぐということでなく、少し時間はいただきたいと思いますが、それはするべきだと思います。 ○(金田委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 座長のいろいろな意見を聞かせていただい中で、私の思いは、やはりいきなり決議は、議会の決議というのは物すごく重たいですよね。この内容決議を出されると、私はもっとほかにもどんどん出さなければならない事例が出てくるのではないかなと。新たな事業ですから、一旦意見として上げて、その結果を見られて、やはりこれは決議までしなければならないなという段階を踏んでいくべきかなという思いを持っているのです。そのあたりはいかがでしょうか。 ○(金田委員長) 水野座長
    ○(水野総務分科会座長) 分科会審査の後の出された意見の取りまとめのレベル一覧というのをいただいていますが、1番から6番まで軽い、軽いといえばあれですね、軽重が、ずっとレベルがあるかと思いますが、今回、古紙リサイクル事業についても、3の附帯意見レベルにすべきなのか、附帯決議にすべきなのかということでも、いろいろ御意見があったわけですが、意見交換の中で、4のレベル分科会として附帯決議をすべきところで取り上げたらどうかというのが分科会の総意でありますが、もちろんここで皆さんにお諮りして御意見もいただいた上で、レベルは決めさせてもらえばどうかと。最終的に判断でさせていただいたということですが、そういうことでここへ持ってこさせていただいたということです。 ○(金田委員長) 少し委員長から申し上げます。きょうの各分科会での附帯決議、あるいは附帯意見をどうするかということについては、意見調整ということで、分科会審査としては、積極的にそういった決議、あるいは集約した意見、これは提起していただきたいと、そういう思いがしております。そのような中で、座長が出されたものが決議としてふさわしいか、皆で認めていくかどうかを、今、審査をしている途中でありますので、そういう視点で、ぜひお願いしたいと思っております。  各分科会は、ひるむことなく積極的に出してほしいと思っているわけです。そういうことの思いが少しある中で、これについて、さらに踏み込んで御意見質問等をお願いしたいと思います。  それでは、ここで事務局から説明を受けます。 ○(西山議会事務局長) ただいま櫻井委員が来られました。会議中ではありますが、私から一言説明をさせていただきます。  今回の委員会の通知はファクスでさせていただいていますが、確認させていただきますと、櫻井委員のところは話中になっておりまして、届いていなかったという扱いです。これは事務局のミスですから、委員会の中で、少しおわびをさせていただきたいと思います。櫻井委員を初め皆様に御迷惑をおかけしたことを申しわけなく思っています。済みませんでした。 ○(金田委員長) 櫻井委員、着席してください。  それでは、引き続き質疑を行います。局長、意見でもいいのですか。     (「はい」の声あり。) ○(金田委員長) それでは、質疑及び意見をお伺いしたいと思います。  田中委員。 ○(田中委員) 田中です。意見を申し上げます。雑紙への、古紙回収団体への補助金は去年から始まっておりまして、市もこの雑紙を重視しようということでこういう制度をしたわけですが、委員会審査で、その辺の実態も十分把握はできていない中でのこういうことだったと思いますが、市はさらに進めようということで、新しい予算も組んでおります。それは積極的にされるということで評価すればいいと思いますが、実態がこうだから上げる必要があるということには、今の審査状況からすると少し難しいですね。だから、私としては、意見なら理解できますが、決議までは無理かなと。そういうふうに思います。 ○(金田委員長) 由利委員。 ○(由利委員) 今、田中委員も言われたのですが、一定、執行部方向性を出していっている中での問題だと思います。そうすると、特に大きな課題が出てきているということではなく、今の内容を見ると、これをしてはどうかという後押しのような感じだと思います。それはそれでいいと思います。そうなってくると、緊急的な内容でもないので、一定、今、執行部方向性を決め、それに後押しをするということだと思います。決議になると、これはだめではないかと、少し強いかなという思いがして、附帯意見、もしくは分科会としての意見とか、そういうあたりでおさめるほうがいいのではないかと思います。 ○(金田委員長) 吉岡副委員長。 ○(吉岡副委員長) 吉岡です。今の質疑、全体の意見を聞かせてもらっていまして、やはり事業が30年度から始まったということで、それをまだこの内容を見ていても、周知啓発とか、それからまた回収量の調査とか、まだ初期の段階だと思いますので、私は少し附帯決議にするのは、総務分科会の方の気持ちもわかるのですが、少し決議ではきつい感じがいたします。意見どまりでいいかなと思っています。 ○(金田委員長) ほかにございませんか。  東田委員。 ○(東田委員) 東田です。皆さん、おっしゃっていただいたのですが、私も附帯決議というのは少し厳しいかなと思います。雑紙回収は28年度は4トン、29年度は21トンと5倍になっています。そういう意味では、これ、審議会内容ですが、広報・周知に努めていただいた結果、こういう5倍という回収量につながっていますし、一定の方向性を見出してこの回収袋という新しい方向を見出していますので、私は執行部の動きというのは一定評価していますので、いきなり決議ではなくて、もう少し状況を見ていただいてからのほうがいいのではないかと。決議は時期尚早かなと思います。  以上です。 ○(金田委員長) 少し委員長から申し上げておきます。質疑、それから、意見交換、そういう議事進行だったのですが、流れの中で、既に意見交換に入っておりまして、意見交換ということで議事進行させていただきます。お願いします。  水野座長。 ○(水野総務分科会座長) 先ほどこの古紙リサイクル事業附帯決議レベルでということを総意と申し上げましたが、暗黙のうちに、いやそれは異論があるぞというまなざしが来ましたので、総意というのは少し撤回させていただきたいと思います。どのレベルにするかということについて分科会で御意見をいただいたところで、4のレベル附帯決議にしましょうかということでお諮りしましたが、いや、それは少しそれはレベルが高過ぎるのではないかという御意見も特になかったために、より積極的なメッセージとして、附帯決議という扱いに最終的に判断させていただいたのです。しかし、中身もより後押しをするようなメッセージ内容になっていますので、ここでレベルダウンということではないですが、私としても、多くの皆さんが、少しいきなり決議はということであれば、附帯意見ということでもいいかなと、分科会皆さんにお諮りしておりませんが、それは、皆様の総意によって、それこそ御検討いただければと思います。 ○(金田委員長) 谷口委員。 ○(谷口委員) 委員長の足をすくうようなことは私はしません。今、委員長が言うように意見というよりも、せっかくいいものを計上した以上は、きちんと取り組んでほしいという願いも含めて、意見よりも決議のほうがいいだろうという思いがして、こういう形にさせていただいたということです。  あえて皆さんの前で、ここでどうしても決議にしていくという強い思いもありませんし、意見で結構です。ただし、やはりここは議会としても、この雑紙古紙というものがどう変わってくるかということも含め、センターのいろいろな負荷の問題も含めて、やはりきちんと、どういうのかな、興味を持つというのか、あるいは点検をしていくという意味合いで、少しこういう形にさせていただいたのです。また次回、それこそ不十分であれば、次回は決議ということにさせてもらえばと思いますので、皆さん意見をいただいた上で、委員長ともども訂正はさせていただきたいと思います。 ○(金田委員長) 谷津委員。 ○(谷津委員) 済みません。目くばせをしたのは私でございます。附帯決議ということで、委員会の中ではそのような話が出て、私としては、別に附帯意見でもいいのかなと個人的には思っていました。ただし、今回のこの事業については、議会として市民に対して強くメッセージを発信するべきだという思いがありましたので、附帯決議にすることに特に異を唱えることはしなかったということでございます。  先ほど谷口委員も言われていますが、実際に、クリーンセンターにもかなりの負荷がかかっていますし、それが総じて最終処分場に持ち込まれるということもあります。今、1割ぐらいが可燃ごみの中の雑紙という扱いだそうです。この1割を軽減できれば、市のごみ処理の負担がそれだけ減るという、単純に1割減るわけではないですが、そういったこともあるということで、その部分を市としては進めたいということでありました。ただし、これには市民の皆様の理解が多く必要ですし、市民の皆さんにも負担をかけていくということがあるので、その負担をお願いするのを執行部だけにさせるのでなく、やはり議会としても一定、その辺については後押しする必要があるという考えを持っています。  中身的には、皆さんがおっしゃるように頑張って附帯意見かなとは思っていますので、私もそれでいいと思います。 ○(金田委員長) 松本経委員。 ○(松本経委員) たびたび済みません。私は、文厚分科会におりましたので、文厚分科会の中では途中ヶ丘の管理費の問題を、私個人ですよ、個人の意見では附帯決議まで上げてもいいぐらいではないかなという思いがありましたが、分科会の中ではいや、附帯意見にもせずに、分科会としての意見でいいのではないかということでまとめた経緯があるのです。それから言うと、分科会の中で、その軽重の判断の基準がやや違うなという印象があるのです。  途中ヶ丘を附帯意見にもしないで、分科会の中の意見としてするという扱いと比べてどうかということから考えると、私も附帯決議は少しバランスを欠くなという印象ですし、むしろ附帯意見でもまだバランスを欠くなという印象がありますので、その辺、皆さん意見を聞かせてほしいところです。私はそう思います。 ○(金田委員長) 橋本委員。 ○(橋本委員) 橋本です。皆さん決議では重いのではないかという御意見、御指摘だったのですが、分科会の中で話している中では、やはりごみをどう減らすかというのはすごく大事なことで、今後、物すごく力を入れていかなければならないという思いは共通だったと理解しています。  特に、どこに力を入れたら、今、ぐっとこの可燃ごみとかが減るかというと、やはり雑紙だというあたりで、この雑紙の袋を配るという予算の提案があった中で、では、ここを足がかりにして、大きなポイントにして、減量をぐっと進めていきたいという総務分科会の思いだったと思っているのです。皆さん、おっしゃるように、どのレベルでというあたりで、決議が重いという意見が多かったのですが、私もメッセージ性はすごくあって、大事なことだということを言うためには決議ということで、分科会の中ではそういうふうに思ったのですが、皆さんの御意見を聞いていて、意見でもいいのかなと思っております。  以上です。 ○(金田委員長) 東田委員。 ○(東田委員) 東田です。先ほど松本経委員からもありましたが、文厚では、途中ヶ丘は分科会としての意見として、附帯意見にもならず、分科会の中でも本当に温度差があるので、私は結論からいうと、分科会としての意見でもいいのではないかなと、今回の雑紙の件についてはそう思います。  附帯決議を出すのであれば、このクリーンセンターの延命の話も出ていましたが、もっと全体のごみの減量をどう考えるのか。橋本委員からも出ましたが、雑紙のところから全体のごみ減量というところはわかるのですが、そもそも論、ごみをどう減らすのか。どう循環させるのかというところの附帯決議、大きいそういう市としての減量、環境、そういう循環ということを考えたものであれば、私は附帯決議でもいいのではないかなというところはありますが、やはり附帯意見として出すのも、私は少し違うのかなと思います。  以上です。 ○(金田委員長) 浜岡委員。 ○(浜岡委員) 総務の中の委員の1人として申し上げます。ごみの処理に関しましては、年間に9億3,000万円かかっているそうです。設備の維持に1億3,000万円かかって、焼却ですね、燃料費やそういったもので8億かかっていると。もちろん雑紙もありますし、ほかのいろいろなものがあるわけですが、先ほど雑紙が1割という話がありましたが、これが今後ますますふえてくるという予想はされているわけでございまして、1割としますと、ざっと8,000万、これがごみから再資源のほうに回っていくと、一挙両得ということになるわけですが、8,000万が仮に1億上がれば、さすがに1億にもなっていきますと、ことしの総予算の削減のほうが、たしか1億2,000万ぐらいは項目が出ていたと思います。それに引きかえ、雑紙にこれだけみんなが取り組むことによって、随分違ってくるのだという意味におきましては、今後、やはり市民の皆さんと一緒に強く推進できるような体制づくり、袋をきちんと配るとか、そういったことも非常に大事なことなので、そういうことを積極的に、真剣に市に取り上げていただくという意味で、決議という言葉を使ったというのが1つあったわけですが、決議をしなければ、運動といいますか、雑紙回収が進まないということがないとすれば、意見でも結構かと思いますが。そういう運動を共有したいと思いますので、よろしくどうぞお願いいたします。 ○(金田委員長) 水野座長。 ○(水野総務分科会座長) 引き続いて、雑紙回収袋を配布の意義についてですが、廃棄物処理という非常に大きな体系の中では、確かに部分的なものにしかすぎないかもしれないが、市民が最も身近に取り組める事業としては、今回のこの雑紙回収、そういったところに着目をしたということは、私はそのアイデアだと、達見だと思っておりまして、なかなか廃棄物処理の経費をいかに市民がどのような努力でしていくかという際に、非常に有効な切り口としていい事業だと。それを今回されるということで、さらに後押しをしたいという意味があって、委員各位からもたくさんの御意見が出たのではないかと思います。扱いについては、多くの皆さんがおっしゃるように附帯意見ということで結構かと思っております。 ○(金田委員長) ほかにございませんか。谷口委員。 ○(谷口委員) この古紙の予算と、廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正という、ごみ袋の値上げということも、実はこれとの関連性が大きいという意味合いで、こういう形でさせていただいたということでありますので、単なる雑紙回収云々ということではなく、この条例の一部改正も含めての流れだということに、少し御理解をいただければいいのかなと思います。決議意見ということにあえてこだわりません。 ○(金田委員長) ほかにございませんか。それでは、少し整理をしたいと思います。  皆さんにお諮りします。古紙リサイクル推進事業についての附帯決議意見交換をお世話になりました。その結果で、附帯決議のこの案を、一度、例えば、会派に持って帰りたいということなのか、ここで結論を出していくということなのかについて諮りたいと思いますが、まず、会派に持ち帰りたいというところがございましたら、発言をお願いします。ございませんか。      (「なし」の声あり) ○(金田委員長) それでは、この場所で取り扱いを決定していくということで進めさせていただいてよろしいでしょうか。      (「異議なし」の声あり) ○(金田委員長) それでは、そのようにさせていただきます。  まず、この古紙リサイクル推進事業につきましては、総務分科会から附帯決議すべきと意見集約され、意見調整の場に投げられました。さまざまな御意見がある中で、これを附帯決議にするか、それともそれ以外の扱いにするかについて、まず意見を伺いたいと思います。発言をお願いします。  谷津委員。 ○(谷津委員) 市民に対するメッセージを発信したいという思いで言えば、私は個人的には附帯意見にしたいと思っています。ただし、内容、文案についてはもう少し整理していく必要はあると思いますが、執行機関に対してということではなくて、市民に対して、負担と協力を願うという意味の、メッセージを発信するという意味でお願いできればと思います。 ○(金田委員長) ただいま谷津委員から附帯決議ではなくて、附帯意見にすべきという発言がありました。ほかにございませんか。  行待委員。 ○(行待委員) 私も谷津委員と同様に附帯意見でよろしいのではないかなと思っております。先ほどからるるいろいろな方々の質問とか、意見がございましたが、まさにそのとおりでございまして、この事業そのものを評価しつつも、やはりこれからの期待度が入っているということでございまして、今後の展開について期待する部分であって、あえて決議ということではないだろうと思っております。  また、松本経委員からもあったように、私も黙っていようと思ったのですが、途中ヶ丘のことが引き合いに出てしまいまして、私も引き合いに出そうかと思っていたのですが、あえて申し上げませんでしたが、やはり私たちの分科会では途中ヶ丘をどうするのかということを非常に議論した上で、分科会としての意見ということでおさまったという経過がございまして、これにつきましても、せめて議会の附帯意見というところでとどめておいたほうがいいと思っております。 ○(金田委員長) ほかにございませんか。  池田委員。 ○(池田委員) 私は、分科会としての意見でもいいのではないかなという思いがありますが、決してそれに固執しません。この場で皆さん方が附帯意見でいこうということであるならば、それでも構いませんが、思いとしては分科会としての意見でもいいのではないかなということだけ申しておきます。 ○(金田委員長) ほかにございませんか。  東田委員。 ○(東田委員) 池田委員と同じ意見ですが、個人としてはもう分科会としての意見でいいかなと思います。理由は2つあります。1つは、先ほども申し上げたとおり、やはり執行部としては一定の努力をして、周知啓蒙をしていただいているという、実際雑紙回収量もふえてきているというところもありますので、意見として出すべきではないかというところと、もう一点は、他の分科会との温度差ですね。先ほどからも何度も出ていますが、途中ヶ丘の予算に関しては、分科会としての意見というところ、実際、審査をする中で、分科会としては意見どまりになりましたので、そこのバランスを考えると、私は、もうこれは個人的には分科会としての意見でいいのではないかと思いますが、そこまで固執するつもりはございません。  以上です。 ○(金田委員長) ほかにございませんか。それでは整理させていただきます。  ただいま出されております古紙リサイクル推進事業、これは分科会としては附帯決議ということでありますが、附帯決議を求める意見はございませんでしたので、附帯決議にはしないということでよろしいでしょうか。      (「異議なし」の声あり) ○(金田委員長) それでは、この事業附帯決議とはいたしません。  それから、ただいまの意見交換の中で附帯意見としてという御意見と、分科会としての意見とすべきという御意見がございました。この2つについて意見を伺いたいと思います。積極的な発言をしてください。もうよろしいですか。  平林委員。 ○(平林委員) 文教厚生からも出ましたので、産建も1つ。この附帯ではなくて、分科会としてまとめた意見としては、有害鳥獣の施設ですね、あの課題がありまして、附帯にするかという話もあったのですが、地元との関係もあって、また本年度の予算に計上していないということもあって、産業建設分科会としては、分科会としての意見ということにしたということもあります。    (「だから、どうなんだということを言わないと」の声あり) ○(平林委員) だから、私としては、分科会としての意見というぐらいでいいのかなと思います。 ○(金田委員長) ほかにございませんか。なければ、少し挙手をもってお願いしたいと思います。1つは、予算決算常任委員会としての附帯意見とすべきということと、予算決算常任委員会ではなくて、分科会としての意見とすべきということで。  谷口委員。 ○(谷口委員) 分科会としての意見附帯意見それぞれあります。ただし、自分のところの分科会がこうだから、他の分科会もこうしろというのは少し乱暴な言い方だと思っています。総務は総務として、事の重要性も踏まえて、こういうふうにさせていただいたということで御理解をお願いいたします。 ○(金田委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 私の意見ですよ。採決をせずに、ここはやはり総務の分科会が真剣にされたので、私は、そこに委ねて、もうそれに従うと。ですから、附帯意見にされるのか、分科会としての意見にされるのか、私はもう分科会に任せて、それを尊重したいと思いますが、いかがでしょうか。 ○(金田委員長) ただいま池田委員からこの結果につきましては、総務分科会に委ねるという御意見がございましたが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(金田委員長) それでは、この附帯決議案古紙リサイクル推進事業につきましては、その取り扱いは総務分科会に委ねるということでお願いしたいと思います。  それでは、次にいきます。続きまして、海岸漂着物発生抑制事業についての附帯意見案について、総務分科会座長より説明を受け、その後、質疑、意見交換をお願いします。  それでは、水野座長、御説明をお願いします。 ○(水野総務分科会座長) 海岸漂着物発生抑制事業についてでありますが、これにつきましても理由及び修正内容ということで、以下に取りまとめております。短いので一通り読み上げます。  海洋汚染や海洋生物など生態系にも悪影響を及ぼし、世界的な課題となっているマイクロプラスチック等の排出抑制のための啓発用映像の作成や、回収実践資材を作成する事業であるが、海岸漂着ごみ抑制の取り組みとして評価できる。行政だけでなく、広く市民の理解と協働によって発生抑制に取り組めるよう市民啓発のため、十分活用するべきである。  また、子どもたちの理解を深めるため、学校教育の中にも位置づけて効果的な取り組みとなることを期待したい。シンポジウム等の開催については、親子で一緒に学ぶことができるような工夫も検討いただきたい。  さらに、本市だけでなく、他の沿岸自治体とも連携し、市長会等を通じ、国・府に対しても要望書を提出するなどの取り組みが必要である。  という中身でありますが、これに関しては、市では過去にも委員会から国・府等へ要望書を提出した経過があろうかと思いますが、そういったことも含めての理由ということでございます。  以上です。 ○(金田委員長) 座長による説明が終わりました。次に、ただいまの説明に対しまして、質疑を行います。ございませんか。  行待委員。 ○(行待委員) それでは、2点ほどお伺いしたいと思います。内容的にはよくわかるのですが、他の沿岸自治体との連携を図っていくということは、これは当然のことでありますし、必要なことだと思っております。その後の文章ですが、市長会等を通じ、国・府に対しても要望書を提出するなどの取り組みが必要であるということについて、その沿岸自治体の市長会、この市長会等となっているのですが、市長会等で今までの取り組みがどういうふうな取り組みがあったのか、なかったのか。  それから、もう少しこの要望書の内容が、この文書の内容を見てもどのような内容、要望書を提出を期待しているのかというのが少しわからないのです。ですから、どのような要望書の内容を期待しているのかということの、この2点についてお伺いしたいと思います。 ○(金田委員長) 水野座長。 ○(水野総務分科会座長) 最初の要望書の提出についてですが、質疑の中で、近畿市長会等から要望書を出しているという回答がありましたし、それから、要望書の具体的な中身については十分まだどのような要望書を出す、取りまとめて出すべきかということについてまでの検討は、検討というのか、分科会では意見交換はできておりません。 ○(金田委員長) ほかにございませんか。指名します。  松本経委員
    ○(松本経委員) 附帯意見、課題が何なのかという、どういうところに問題があるのかというあたりが、もう少し明らかにしていただけたらいいのかなという思いがしました。この海岸漂着物の発生抑制ということの事業なのですが、我々が困っているのは、発生抑制プラス漂着物を処理する費用の負担の考え方が国や府とかの考えに大きな影響があるので、私は附帯意見をもしするのであれば、抑制という、私たちの町に対する抑制の努力プラス、財政的な負担をやはり国・府も合わせて考えてほしいという中身を盛り込んでいただいたほうが、より何か実態にあうのかなという印象を持ちました。そのような意見交換分科会の中でどうだったのでしょうか。 ○(金田委員長) ここで、議事運営についてまた申し上げます。これも質疑をして、それから意見交換としておりましたが、質疑、意見、両方でいいので、よろしくお願いします。  谷口委員。 ○(谷口委員) 今、行待委員松本経委員が言われた部分については、確かにそのとおりだと思っております。ただし、過去に総務分科会として国・府に要望したのは、財政上の問題として、いわゆる満額、国・府からいただいていないということがあって、市の財政を二重に持っていかなければならないという問題がありましたので、国・府に対して、きちんとした財政についての要望をしてきたということです。  今回のマイクロプラスチックの問題についての要望というのはなかったのですが、議論の中には、市内だけで抑制しても仕方がないというのか、市内だけの抑制ではなく、いろいろな諸外国からも流れてくる問題もあるということで、この地域沿岸の市町村と手を結んで、国に他国に対してもきちんと抑制の問題を提起してはどうかと、こういう意味合いから、こういう内容附帯意見にさせていただいたということであります。審議の中では、最初に言いましたように市長会の中でも、近畿市長会の中からは要望をしているということは言われておりましたが、もう少し強い形の中で国・府、そして同時に近隣の自治体、ジオパークの中での関係する自治体からきちんと要望を上げたらどうかという思いがそこにあって、こういう内容にさせていただいたということです。 ○(金田委員長) ほかにありませんか。なければ指名します。  田中委員。 ○(田中委員) これは京都府の補助事業で、当然、連携して実施していく必要がありますが、そういった連携について、分科会での議論はどうであったのかということと、国も諸外国については支援をするということで、ニュースでしていましたが、そういうことだと思いますし、府との関係、府は京丹後だけと違い、沿岸の市町村には同じ補助金を出していると思いますが、大体同じような事業をされるということなのでしょうか。 ○(金田委員長) 谷口委員。 ○(谷口委員) 財政や補助金の部分については、一昨年だったと思いますが、国から来るものについては10分の10が、10分の8まで下がったということも言われておりましたので、そこの部分を要望して、改めさせてもらって、国も一応、今、従来どおり10分の10、あるいは京都府は10分の8という形でいただいているということは聞いています。ただし、プラスチック等の扱いについて、どういうふうに財政の中に反映されているのかまでは、分科会の中では明確に聞いていないというところで、ごみ全体でそういう状況になっているということです。 ○(金田委員長) 谷津委員。 ○(谷津委員) この事業は2つの側面があって、1つは、先ほど谷口委員が言われたマイクロプラスチックの排出抑制ということで、これが海洋汚染の問題になっているということと、海岸漂着ごみということです。国からの補助云々というのは漂着するごみ全般に対してということの話ですし、今回、ここで言わせていただいているのは、マイクロプラスチックの原因になるようなごみの排出抑制を、国・府も一緒になってしていく必要があるのではないかということの意見書を出してほしいという意味合いです。  ですから、今、質疑の中で少しずれがあったように感じたので、意見を言わせていただきました。 ○(金田委員長) ほかにございませんか。  行待委員。 ○(行待委員) 再度です。先ほど水野座長から要望書の内容については検討していないということで、この中にも、附帯意見案の中にも入っていないのですが、附帯意見にするのであれば、先ほど松本経委員からあったように、最低限度、漂着物の処理に対する、例えば財政的な措置、それから、政策的な措置、それからこの中にうたってある啓発・啓蒙的な問題、こういったことをもう少しリアル的に書いて、それをやはり意見として出さないと、誰か申し上げたのですかね、このままでは、私は分科会としての意見という取り上げ方でも内容的にはいいのかなと。お願いという形になっていますので、それでいいのかなと。ただし、附帯意見にするならば、やはり財政的、政策的、啓発・啓蒙的な内容を含めて、こういうようにすべきだということがあってもいいのかなと思いました。意見としてそういうことを申し上げておきます。 ○(金田委員長) 和田委員。 ○(和田委員) 済みません。先ほど谷津委員が言われましたが、海岸漂着ごみの抑制にマイクロプラスチックが当てはまるのかなと思います。海岸清掃にたまに行くのですが、マイクロプラスチックというものを見たことがないのです。一番多いのが発泡だと思う。海岸漂着ごみの抑制ということとマイクロプラスチックが少しピンとこないのですが。 ○(金田委員長) 谷津委員。 ○(谷津委員) 一旦、海岸漂着ごみを横に置いていただいたほうが話の整理がしやすいので、一回忘れていただいたほうがいいと思います。マイクロプラスチックごみというのは、本当に目に見えないもので、海の生物が、海で生活する中でこれが体に吸い込まれて、それを我々人間が取り込んでくる。このことが世界的に大きな問題になっているということで、その原因となるプラスチックごみ、主に容器等を使わないでおきましょうというのが、今世界的な流れで、大手のファーストフードなどもプラスチック等を廃止にするということを発表されていますし、そういうことを市としても、市長会を通じて国・府に働きかけてくれという意味合いです。  今回、市がしようとしている、このマイクロプラスチック等の排出抑制のための啓発映像であるとか、そのためのシンポジウムであるとか、そういったことは市民に対してできるだけプラスチック製品をやめて、それ以外に置きかえられるのなら、それ以外のものに変えてくださいねということで、多分今進めていると思いますので、そのことを1つの町でしても意味がないので、これは近隣の市長会も含めて府や国に働きかけて、国の政策としてプラスチックごみの排出抑制ということにつなげる要望をしてはどうかということであります。 ○(金田委員長) 少し委員長から申し上げます。この海岸漂着物発生抑制事業は、そもそもソフト事業であります。啓発のシンポジウムでありますとか、発生抑制の啓発の教材等を予算化された事業でありますので、そのことも頭に置いていただきたいと思います。  東田委員。 ○(東田委員) 東田です。国・府と一緒になって要望書を、動いていくという話だったのですが、実際に国ではもう2020年にレジ袋の有料化の取り組みを、環境省で素案として出していますし、一定、そこは国としてもそういった動きで、この事業もそうですが、国としてはそういう一定の動きが出てきているのではないかなと個人的には思います。  この附帯意見の中身で、啓発とか教育とかということがあったのですが、そのための今回、新規の事業であるのではないかなと思いますので、そこを附帯意見にするのであれば、もう少し突っ込んだ内容にするべきではないかなと思います。  以上です。 ○(金田委員長) ほかにございませんか。なければ、指名します。  池田委員。 ○(池田委員) この啓発事業、本当に今もう国際的に、いわゆる海の生態系がプラスチックによって狂ってきているという問題で、大切な問題かなと思いますが、今、分科会審査の中身を聞かせていただいて、主に事業の中身が子どもも入れなさいよとか、府・国に対しても要望をということなので、行待委員が言われたように、もう少し質疑の中身、それから意見の中身等が不十分な思いがしましたので、私は附帯意見でなくて、分科会としての意見でもいいのかなという、また意見になりましたが、そういう思いを持ちました。 ○(金田委員長) 行待委員からも池田委員からも文面のことが出ました。文面も一定整理する必要があるということも頭に置きながら、また引き続いて御意見を伺いたいと思います。ございませんか。  平林委員。 ○(平林委員) 審査の中で、今回、こうして教育とかシンポジウムをということですが、例えば、これをスーパーとかの業者に対して何かするというようなことは、審査の中では意見などはありませんでしたか。 ○(金田委員長) 水野座長。 ○(水野総務分科会座長) スーパー等の事業者に対しては、どのような指導というのか、要請などをしているのかという質疑はありました。 ○(金田委員長) ほかにございませんか。それでは、これで意見交換等も打ち切りたいと思います。  整理させていただきますと、出されましたのは、附帯意見ということでありますが、中には附帯意見にするにしても、文面の整理が必要だという考え方、それからもう一つは、分科会としての意見でもいいのではないかということがございます。ここのあたりで文面の整理、あるいは分科会意見でもいいのではないかというこの2つに絞って、もう少しだけ御意見をください。方向性について。  松本経委員。 ○(松本経委員) 私は、文面は、これはよくわかるのですが、先ほどの古紙リサイクル、ごみの問題が附帯意見にしたほうがいいのではないかということから考えますと、このまま附帯意見2つというよりも、このマイクロプラスチックの関係は新しい取り組みでもあるし、分科会としての意見の中でこのような整理をされたのを皆さんに伝えていただくという形の扱いのほうがいいのではないかなという印象を今持ちました。 ○(金田委員長) 分科会としての意見としたほうがいいという御意見かと思います。ほかにありませんか。もう一遍言いますよ。附帯意見として出すということの中で、文面をもう少し整理して附帯意見とするという考え方と、分科会としての意見とすべきというこの2つに絞って御意見を伺いたいということでありますので、もう少しだけ御意見をください。  中野勝友委員。 ○(中野勝友委員) 海岸漂着ごみの発生抑制ということでありましたので、恐らく、これは世界中の問題ではある、特に東南アジアは漂着ごみが非常に多いということです。ただし、マイクロプラスチックは先ほどもあったように目に見えないものであって、京丹後市にどれだけそれが訴えていく実例があるのかというのは、やはり余りほれるものではないのかなと。発生抑制ということでありますので、先ほどからも意見がありますように、やはり京丹後市でどのくらいそれが出ているのだろうかというあたりもやはり一定は把握する必要があるのかなとも思いますし、また、市民に対する啓発ということであれば、先ほども少しあったのですが、レジ袋であったり、やはりカップのああいったものを変えていきましょうよという啓発事業、そういったことで啓発するとしたほうがいいのではないかなと。よって、その附帯意見というよりは分科会としての意見で出されるほうが、実態が少しまだよくわからないものであると思いますし、和田委員も文面を見て、漂着ごみのことと、混同されるとやはり少しわかりにくいものになるのではないかなと思います。意見になりましたが、以上です。 ○(金田委員長) 谷口委員。 ○(谷口委員) 皆さんから意見をいただいているところですが、総務分科会としては、もう少しやはり文章的に、漂着物とマイクロプラスチックが全体で一緒になって抑制という形に文案はなっているのですが、本来的には、マイクロプラスチックのほうが環境上として必要だということに、従来の漂着物とは少し分けて、そういうところに限って、やはりきちんと意見交換をすべきだと、皆さん意見を聞いて反省をしているところでございます。そういうことで文書の問題や、あるいは文書の分け方の問題についての整理も必要だと思いますので、とりあえず今のところは、分科会としての意見とさせてもらえればと思っているところです。 ○(金田委員長) ほかにございませんか。よろしいですか。  それでは、意見交換を終了します。整理させていただきます。出されているように文面を整理して附帯意見とするという考え方と、それから分科会としての意見とすべきということがあります。先ほどと同じような流れの中で、お諮りします。  一度、会派に持ち帰る必要があるというところはございませんか。      (「なし」の声あり) ○(金田委員長) それでは、ここで結論を出したいと思います。どのようにさせていただいたらいいでしょうか。  池田委員。 ○(池田委員) 先ほども言いましたが、先ほどの件と同じで、総務分科会で協議していただければ、結論を出していただければと思います。 ○(金田委員長) 総務分科会に委ねるという意見が出ましたが、それでよろしいでしょうか。御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(金田委員長) それでは、この附帯意見の海岸漂着物の発生抑制事業につきましても、総務分科会に委ねるということにさせていただきたいと思っております。  ほかに全体で御意見ありませんか。      (「なし」の声あり) ○(金田委員長) それでは、重ねて委員長から申し上げますが、分科会審査におきましては、こういった集約した意見の取り扱いについては、重ねて申し上げますが、積極的にそういった集約をしていただきたいということは、各座長には申し上げてきましたので、今後も積極的な姿勢で意見調整の場に上げていただきたいと、これをお願いしたいと思います。  それでは、以上で予算決算常任委員会を閉会いたします。ありがとうございました。                                 閉会 午前10時45分 ┌────────────────────────────────────────────┐ │                                            │ │会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。          │ │                                            │ │                    委員長   金 田 琮 仁           │ │                                            │ │                    署名委員  橋 本 まり子           │ └────────────────────────────────────────────┘...