京丹後市議会 2019-03-18
平成31年予算決算常任委員会( 3月18日)
○(
水野総務分科会座長)
分科会審査の後の出された
意見の取りまとめの
レベル一覧というのをいただいていますが、1番から6番まで軽い、軽いといえばあれですね、軽重が、ずっと
レベルがあるかと思いますが、今回、
古紙リサイクル事業についても、3の
附帯意見の
レベルにすべきなのか、
附帯決議にすべきなのかということでも、いろいろ御
意見があったわけですが、
意見交換の中で、4の
レベルの
分科会として
附帯決議をすべきところで取り上げたらどうかというのが
分科会の総意でありますが、もちろんここで
皆さんにお諮りして御
意見もいただいた上で、
レベルは決めさせてもらえばどうかと。最終的に判断でさせていただいたということですが、そういうことでここへ持ってこさせていただいたということです。
○(
金田委員長) 少し
委員長から申し上げます。きょうの各
分科会での
附帯決議、あるいは
附帯意見をどうするかということについては、
意見調整ということで、
分科会審査としては、積極的にそういった
決議、あるいは集約した
意見、これは提起していただきたいと、そういう思いがしております。そのような中で、
座長が出されたものが
決議としてふさわしいか、皆で認めていくかどうかを、今、
審査をしている途中でありますので、そういう視点で、ぜひお願いしたいと思っております。
各
分科会は、ひるむことなく積極的に出してほしいと思っているわけです。そういうことの思いが少しある中で、これについて、さらに踏み込んで御
意見、
質問等をお願いしたいと思います。
それでは、ここで
事務局から
説明を受けます。
○(
西山議会事務局長) ただいま
櫻井委員が来られました。会議中ではありますが、私から
一言説明をさせていただきます。
今回の
委員会の通知はファクスでさせていただいていますが、確認させていただきますと、
櫻井委員のところは話中になっておりまして、届いていなかったという扱いです。これは
事務局のミスですから、
委員会の中で、少しおわびをさせていただきたいと思います。
櫻井委員を初め皆様に御迷惑をおかけしたことを申しわけなく思っています。済みませんでした。
○(
金田委員長)
櫻井委員、着席してください。
それでは、引き続き質疑を行います。局長、
意見でもいいのですか。
(「はい」の声あり。)
○(
金田委員長) それでは、質疑及び
意見をお伺いしたいと思います。
田中委員。
○(
田中委員) 田中です。
意見を申し上げます。
雑紙への、
古紙回収団体への
補助金は去年から始まっておりまして、市もこの
雑紙を重視しようということでこういう制度をしたわけですが、
委員会の
審査で、その辺の実態も
十分把握はできていない中でのこういうことだったと思いますが、市はさらに進めようということで、新しい予算も組んでおります。それは積極的にされるということで評価すればいいと思いますが、実態がこうだから上げる必要があるということには、今の
審査状況からすると少し難しいですね。だから、私としては、
意見なら理解できますが、
決議までは無理かなと。そういうふうに思います。
○(
金田委員長)
由利委員。
○(
由利委員) 今、
田中委員も言われたのですが、一定、
執行部が
方向性を出していっている中での問題だと思います。そうすると、特に大きな課題が出てきているということではなく、今の
内容を見ると、これをしてはどうかという
後押しのような感じだと思います。それはそれでいいと思います。そうなってくると、緊急的な
内容でもないので、一定、今、
執行部が
方向性を決め、それに
後押しをするということだと思います。
決議になると、これはだめではないかと、少し強いかなという思いがして、
附帯意見、もしくは
分科会としての
意見とか、そういう
あたりでおさめるほうがいいのではないかと思います。
○(
金田委員長) 吉岡副
委員長。
○(吉岡副
委員長) 吉岡です。今の質疑、全体の
意見を聞かせてもらっていまして、やはり
事業が30年度から始まったということで、それをまだこの
内容を見ていても、
周知啓発とか、それからまた
回収量の調査とか、まだ初期の段階だと思いますので、私は少し
附帯決議にするのは、
総務分科会の方の気持ちもわかるのですが、少し
決議ではきつい感じがいたします。
意見どまりでいいかなと思っています。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。
東田委員。
○(
東田委員) 東田です。
皆さん、おっしゃっていただいたのですが、私も
附帯決議というのは少し厳しいかなと思います。
雑紙の
回収は28年度は4トン、29年度は21トンと5倍になっています。そういう意味では、これ、
審議会の
内容ですが、広報・周知に努めていただいた結果、こういう5倍という
回収量につながっていますし、一定の
方向性を見出してこの
回収袋という新しい方向を見出していますので、私は
執行部の動きというのは一定評価していますので、いきなり
決議ではなくて、もう少し状況を見ていただいてからのほうがいいのではないかと。
決議は時期尚早かなと思います。
以上です。
○(
金田委員長) 少し
委員長から申し上げておきます。質疑、それから、
意見交換、そういう
議事進行だったのですが、流れの中で、既に
意見交換に入っておりまして、
意見交換ということで
議事進行させていただきます。お願いします。
水野座長。
○(
水野総務分科会座長) 先ほどこの
古紙リサイクル事業、
附帯決議の
レベルでということを総意と申し上げましたが、暗黙のうちに、いやそれは異論があるぞというまなざしが来ましたので、総意というのは少し撤回させていただきたいと思います。どの
レベルにするかということについて
分科会で御
意見をいただいたところで、4の
レベル、
附帯決議にしましょうかということでお諮りしましたが、いや、それは少しそれは
レベルが高過ぎるのではないかという御
意見も特になかったために、より積極的な
メッセージとして、
附帯決議という扱いに最終的に判断させていただいたのです。しかし、中身もより
後押しをするような
メッセージ内容になっていますので、ここで
レベルダウンということではないですが、私としても、多くの
皆さんが、少しいきなり
決議はということであれば、
附帯意見ということでもいいかなと、
分科会の
皆さんにお諮りしておりませんが、それは、皆様の総意によって、それこそ御検討いただければと思います。
○(
金田委員長)
谷口委員。
○(
谷口委員)
委員長の足をすくうようなことは私はしません。今、
委員長が言うように
意見というよりも、せっかくいいものを計上した以上は、きちんと取り組んでほしいという願いも含めて、
意見よりも
決議のほうがいいだろうという思いがして、こういう形にさせていただいたということです。
あえて
皆さんの前で、ここでどうしても
決議にしていくという強い思いもありませんし、
意見で結構です。ただし、やはりここは議会としても、この
雑紙と
古紙というものがどう変わってくるかということも含め、
センターのいろいろな負荷の問題も含めて、やはりきちんと、どういうのかな、興味を持つというのか、あるいは点検をしていくという意味合いで、少しこういう形にさせていただいたのです。また次回、それこそ不十分であれば、次回は
決議ということにさせてもらえばと思いますので、
皆さんの
意見をいただいた上で、
委員長ともども訂正はさせていただきたいと思います。
○(
金田委員長) 谷津
委員。
○(谷津
委員) 済みません。目くばせをしたのは私でございます。
附帯決議ということで、
委員会の中ではそのような話が出て、私としては、別に
附帯意見でもいいのかなと個人的には思っていました。ただし、今回のこの
事業については、議会として市民に対して強く
メッセージを発信するべきだという思いがありましたので、
附帯決議にすることに特に異を唱えることはしなかったということでございます。
先ほど
谷口委員も言われていますが、実際に、クリーン
センターにもかなりの負荷がかかっていますし、それが総じて
最終処分場に持ち込まれるということもあります。今、1割ぐらいが
可燃ごみの中の
雑紙という扱いだそうです。この1割を軽減できれば、市のごみ処理の負担がそれだけ減るという、単純に1割減るわけではないですが、そういったこともあるということで、その部分を市としては進めたいということでありました。ただし、これには市民の皆様の理解が多く必要ですし、市民の
皆さんにも負担をかけていくということがあるので、その負担をお願いするのを
執行部だけにさせるのでなく、やはり議会としても一定、その辺については
後押しする必要があるという考えを持っています。
中身的には、
皆さんがおっしゃるように頑張って
附帯意見かなとは思っていますので、私もそれでいいと思います。
○(
金田委員長)
松本経一
委員。
○(
松本経一
委員) たびたび済みません。私は、文厚
分科会におりましたので、文厚
分科会の中では途中ヶ丘の管理費の問題を、私個人ですよ、個人の
意見では
附帯決議まで上げてもいいぐらいではないかなという思いがありましたが、
分科会の中ではいや、
附帯意見にもせずに、
分科会としての
意見でいいのではないかということでまとめた経緯があるのです。それから言うと、
分科会の中で、その軽重の判断の基準がやや違うなという印象があるのです。
途中ヶ丘を
附帯意見にもしないで、
分科会の中の
意見としてするという扱いと比べてどうかということから考えると、私も
附帯決議は少しバランスを欠くなという印象ですし、むしろ
附帯意見でもまだバランスを欠くなという印象がありますので、その辺、
皆さんの
意見を聞かせてほしいところです。私はそう思います。
○(
金田委員長)
橋本委員。
○(
橋本委員) 橋本です。
皆さん、
決議では重いのではないかという御
意見、御指摘だったのですが、
分科会の中で話している中では、やはりごみをどう減らすかというのはすごく大事なことで、今後、物すごく力を入れていかなければならないという思いは共通だったと理解しています。
特に、どこに力を入れたら、今、ぐっとこの
可燃ごみとかが減るかというと、やはり
雑紙だという
あたりで、この
雑紙の袋を配るという予算の提案があった中で、では、ここを足がかりにして、大きなポイントにして、減量をぐっと進めていきたいという
総務分科会の思いだったと思っているのです。
皆さん、おっしゃるように、どの
レベルでという
あたりで、
決議が重いという
意見が多かったのですが、私も
メッセージ性はすごくあって、大事なことだということを言うためには
決議ということで、
分科会の中ではそういうふうに思ったのですが、
皆さんの御
意見を聞いていて、
意見でもいいのかなと思っております。
以上です。
○(
金田委員長)
東田委員。
○(
東田委員) 東田です。先ほど
松本経一
委員からもありましたが、文厚では、途中ヶ丘は
分科会としての
意見として、
附帯意見にもならず、
分科会の中でも本当に温度差があるので、私は結論からいうと、
分科会としての
意見でもいいのではないかなと、今回の
雑紙の件についてはそう思います。
附帯決議を出すのであれば、このクリーン
センターの延命の話も出ていましたが、もっと全体のごみの減量をどう考えるのか。
橋本委員からも出ましたが、
雑紙のところから全体のごみ減量というところはわかるのですが、そもそも論、ごみをどう減らすのか。どう循環させるのかというところの
附帯決議、大きいそういう市としての減量、環境、そういう循環ということを考えたものであれば、私は
附帯決議でもいいのではないかなというところはありますが、やはり
附帯意見として出すのも、私は少し違うのかなと思います。
以上です。
○(
金田委員長) 浜岡
委員。
○(浜岡
委員) 総務の中の
委員の1人として申し上げます。ごみの処理に関しましては、年間に9億3,000万円かかっているそうです。設備の維持に1億3,000万円かかって、焼却ですね、燃料費やそういったもので8億かかっていると。もちろん
雑紙もありますし、ほかのいろいろなものがあるわけですが、先ほど
雑紙が1割という話がありましたが、これが今後ますますふえてくるという予想はされているわけでございまして、1割としますと、ざっと8,000万、これがごみから再資源のほうに回っていくと、一挙両得ということになるわけですが、8,000万が仮に1億上がれば、さすがに1億にもなっていきますと、ことしの総予算の削減のほうが、たしか1億2,000万ぐらいは項目が出ていたと思います。それに引きかえ、
雑紙にこれだけみんなが取り組むことによって、随分違ってくるのだという意味におきましては、今後、やはり市民の
皆さんと一緒に強く推進できるような体制づくり、袋をきちんと配るとか、そういったことも非常に大事なことなので、そういうことを積極的に、真剣に市に取り上げていただくという意味で、
決議という言葉を使ったというのが1つあったわけですが、
決議をしなければ、運動といいますか、
雑紙回収が進まないということがないとすれば、
意見でも結構かと思いますが。そういう運動を共有したいと思いますので、よろしくどうぞお願いいたします。
○(
金田委員長)
水野座長。
○(
水野総務分科会座長) 引き続いて、
雑紙回収袋を配布の意義についてですが、廃棄物処理という非常に大きな体系の中では、確かに部分的なものにしかすぎないかもしれないが、市民が最も身近に取り組める
事業としては、今回のこの
雑紙回収、そういったところに着目をしたということは、私はそのアイデアだと、達見だと思っておりまして、なかなか廃棄物処理の経費をいかに市民がどのような努力でしていくかという際に、非常に有効な切り口としていい
事業だと。それを今回されるということで、さらに
後押しをしたいという意味があって、
委員各位からもたくさんの御
意見が出たのではないかと思います。扱いについては、多くの
皆さんがおっしゃるように
附帯意見ということで結構かと思っております。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。
谷口委員。
○(
谷口委員) この
古紙の予算と、廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正という、ごみ袋の値上げということも、実はこれとの関連性が大きいという意味合いで、こういう形でさせていただいたということでありますので、単なる
雑紙回収云々ということではなく、この条例の一部改正も含めての流れだということに、少し御理解をいただければいいのかなと思います。
決議や
意見ということにあえてこだわりません。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。それでは、少し整理をしたいと思います。
皆さんにお諮りします。
古紙リサイクル推進事業についての
附帯決議の
意見交換をお世話になりました。その結果で、
附帯決議のこの案を、一度、例えば、会派に持って帰りたいということなのか、ここで結論を出していくということなのかについて諮りたいと思いますが、まず、会派に持ち帰りたいというところがございましたら、発言をお願いします。ございませんか。
(「なし」の声あり)
○(
金田委員長) それでは、この場所で取り扱いを決定していくということで進めさせていただいてよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
○(
金田委員長) それでは、そのようにさせていただきます。
まず、この
古紙リサイクル推進事業につきましては、
総務分科会から
附帯決議すべきと
意見集約され、
意見調整の場に投げられました。さまざまな御
意見がある中で、これを
附帯決議にするか、それともそれ以外の扱いにするかについて、まず
意見を伺いたいと思います。発言をお願いします。
谷津
委員。
○(谷津
委員) 市民に対する
メッセージを発信したいという思いで言えば、私は個人的には
附帯意見にしたいと思っています。ただし、
内容、文案についてはもう少し整理していく必要はあると思いますが、執行機関に対してということではなくて、市民に対して、負担と協力を願うという意味の、
メッセージを発信するという意味でお願いできればと思います。
○(
金田委員長) ただいま谷津
委員から
附帯決議ではなくて、
附帯意見にすべきという発言がありました。ほかにございませんか。
行待
委員。
○(行待
委員) 私も谷津
委員と同様に
附帯意見でよろしいのではないかなと思っております。先ほどからるるいろいろな方々の質問とか、
意見がございましたが、まさにそのとおりでございまして、この
事業そのものを評価しつつも、やはりこれからの期待度が入っているということでございまして、今後の展開について期待する部分であって、あえて
決議ということではないだろうと思っております。
また、
松本経一
委員からもあったように、私も黙っていようと思ったのですが、途中ヶ丘のことが引き合いに出てしまいまして、私も引き合いに出そうかと思っていたのですが、あえて申し上げませんでしたが、やはり私たちの
分科会では途中ヶ丘をどうするのかということを非常に議論した上で、
分科会としての
意見ということでおさまったという経過がございまして、これにつきましても、せめて議会の
附帯意見というところでとどめておいたほうがいいと思っております。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。
池田委員。
○(
池田委員) 私は、
分科会としての
意見でもいいのではないかなという思いがありますが、決してそれに固執しません。この場で
皆さん方が
附帯意見でいこうということであるならば、それでも構いませんが、思いとしては
分科会としての
意見でもいいのではないかなということだけ申しておきます。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。
東田委員。
○(
東田委員)
池田委員と同じ
意見ですが、個人としてはもう
分科会としての
意見でいいかなと思います。理由は2つあります。1つは、先ほども申し上げたとおり、やはり
執行部としては一定の努力をして、周知啓蒙をしていただいているという、実際
雑紙の
回収量もふえてきているというところもありますので、
意見として出すべきではないかというところと、もう一点は、他の
分科会との温度差ですね。先ほどからも何度も出ていますが、途中ヶ丘の予算に関しては、
分科会としての
意見というところ、実際、
審査をする中で、
分科会としては
意見どまりになりましたので、そこのバランスを考えると、私は、もうこれは個人的には
分科会としての
意見でいいのではないかと思いますが、そこまで固執するつもりはございません。
以上です。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。それでは整理させていただきます。
ただいま出されております
古紙リサイクル推進事業、これは
分科会としては
附帯決議ということでありますが、
附帯決議を求める
意見はございませんでしたので、
附帯決議にはしないということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
○(
金田委員長) それでは、この
事業は
附帯決議とはいたしません。
それから、ただいまの
意見交換の中で
附帯意見としてという御
意見と、
分科会としての
意見とすべきという御
意見がございました。この2つについて
意見を伺いたいと思います。積極的な発言をしてください。もうよろしいですか。
平林委員。
○(
平林委員) 文教厚生からも出ましたので、産建も1つ。この附帯ではなくて、
分科会としてまとめた
意見としては、有害鳥獣の施設ですね、あの課題がありまして、附帯にするかという話もあったのですが、地元との関係もあって、また本年度の予算に計上していないということもあって、産業建設
分科会としては、
分科会としての
意見ということにしたということもあります。
(「だから、どうなんだということを言わないと」の声あり)
○(
平林委員) だから、私としては、
分科会としての
意見というぐらいでいいのかなと思います。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。なければ、少し挙手をもってお願いしたいと思います。1つは、
予算決算常任委員会としての
附帯意見とすべきということと、
予算決算常任委員会ではなくて、
分科会としての
意見とすべきということで。
谷口委員。
○(
谷口委員)
分科会としての
意見、
附帯意見それぞれあります。ただし、自分のところの
分科会がこうだから、他の
分科会もこうしろというのは少し乱暴な言い方だと思っています。総務は総務として、事の
重要性も踏まえて、こういうふうにさせていただいたということで御理解をお願いいたします。
○(
金田委員長)
池田委員。
○(
池田委員) 私の
意見ですよ。採決をせずに、ここはやはり総務の
分科会が真剣にされたので、私は、そこに委ねて、もうそれに従うと。ですから、
附帯意見にされるのか、
分科会としての
意見にされるのか、私はもう
分科会に任せて、それを尊重したいと思いますが、いかがでしょうか。
○(
金田委員長) ただいま
池田委員からこの結果につきましては、
総務分科会に委ねるという御
意見がございましたが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
金田委員長) それでは、この
附帯決議案、
古紙リサイクル推進事業につきましては、その取り扱いは
総務分科会に委ねるということでお願いしたいと思います。
それでは、次にいきます。続きまして、海岸漂着物発生抑制
事業についての
附帯意見案について、
総務分科会座長より
説明を受け、その後、質疑、
意見交換をお願いします。
それでは、
水野座長、御
説明をお願いします。
○(
水野総務分科会座長) 海岸漂着物発生抑制
事業についてでありますが、これにつきましても理由及び
修正内容ということで、以下に取りまとめております。短いので一通り読み上げます。
海洋汚染や海洋生物など生態系にも悪影響を及ぼし、世界的な課題となっているマイクロプラスチック等の排出抑制のための啓発用映像の作成や、
回収実践資材を作成する
事業であるが、海岸漂着ごみ抑制の取り組みとして評価できる。行政だけでなく、広く市民の理解と協働によって発生抑制に取り組めるよう市民啓発のため、十分活用するべきである。
また、
子どもたちの理解を深めるため、
学校教育の中にも位置づけて効果的な取り組みとなることを期待したい。シンポジウム等の開催については、親子で一緒に学ぶことができるような工夫も検討いただきたい。
さらに、本市だけでなく、他の沿岸自治体とも連携し、市長会等を通じ、国・府に対しても要望書を提出するなどの取り組みが必要である。
という中身でありますが、これに関しては、市では過去にも
委員会から国・府等へ要望書を提出した経過があろうかと思いますが、そういったことも含めての理由ということでございます。
以上です。
○(
金田委員長)
座長による
説明が終わりました。次に、ただいまの
説明に対しまして、質疑を行います。ございませんか。
行待
委員。
○(行待
委員) それでは、2点ほどお伺いしたいと思います。
内容的にはよくわかるのですが、他の沿岸自治体との連携を図っていくということは、これは当然のことでありますし、必要なことだと思っております。その後の文章ですが、市長会等を通じ、国・府に対しても要望書を提出するなどの取り組みが必要であるということについて、その沿岸自治体の市長会、この市長会等となっているのですが、市長会等で今までの取り組みがどういうふうな取り組みがあったのか、なかったのか。
それから、もう少しこの要望書の
内容が、この文書の
内容を見てもどのような
内容、要望書を提出を期待しているのかというのが少しわからないのです。ですから、どのような要望書の
内容を期待しているのかということの、この2点についてお伺いしたいと思います。
○(
金田委員長)
水野座長。
○(
水野総務分科会座長) 最初の要望書の提出についてですが、質疑の中で、近畿市長会等から要望書を出しているという回答がありましたし、それから、要望書の具体的な中身については十分まだどのような要望書を出す、取りまとめて出すべきかということについてまでの検討は、検討というのか、
分科会では
意見交換はできておりません。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。指名します。
松本経一
委員。
○(
松本経一
委員)
附帯意見、課題が何なのかという、どういうところに問題があるのかという
あたりが、もう少し明らかにしていただけたらいいのかなという思いがしました。この海岸漂着物の発生抑制ということの
事業なのですが、我々が困っているのは、発生抑制プラス漂着物を処理する費用の負担の考え方が国や府とかの考えに大きな影響があるので、私は
附帯意見をもしするのであれば、抑制という、私たちの町に対する抑制の努力プラス、財政的な負担をやはり国・府も合わせて考えてほしいという中身を盛り込んでいただいたほうが、より何か実態にあうのかなという印象を持ちました。そのような
意見交換は
分科会の中でどうだったのでしょうか。
○(
金田委員長) ここで、
議事運営についてまた申し上げます。これも質疑をして、それから
意見交換としておりましたが、質疑、
意見、両方でいいので、よろしくお願いします。
谷口委員。
○(
谷口委員) 今、行待
委員や
松本経一
委員が言われた部分については、確かにそのとおりだと思っております。ただし、過去に
総務分科会として国・府に要望したのは、財政上の問題として、いわゆる満額、国・府からいただいていないということがあって、市の財政を二重に持っていかなければならないという問題がありましたので、国・府に対して、きちんとした財政についての要望をしてきたということです。
今回のマイクロプラスチックの問題についての要望というのはなかったのですが、議論の中には、市内だけで抑制しても仕方がないというのか、市内だけの抑制ではなく、いろいろな諸外国からも流れてくる問題もあるということで、この地域沿岸の市町村と手を結んで、国に他国に対してもきちんと抑制の問題を提起してはどうかと、こういう意味合いから、こういう
内容で
附帯意見にさせていただいたということであります。審議の中では、最初に言いましたように市長会の中でも、近畿市長会の中からは要望をしているということは言われておりましたが、もう少し強い形の中で国・府、そして同時に近隣の自治体、ジオパークの中での関係する自治体からきちんと要望を上げたらどうかという思いがそこにあって、こういう
内容にさせていただいたということです。
○(
金田委員長) ほかにありませんか。なければ指名します。
田中委員。
○(
田中委員) これは京都府の補助
事業で、当然、連携して実施していく必要がありますが、そういった連携について、
分科会での議論はどうであったのかということと、国も諸外国については支援をするということで、ニュースでしていましたが、そういうことだと思いますし、府との関係、府は
京丹後だけと違い、沿岸の市町村には同じ
補助金を出していると思いますが、大体同じような
事業をされるということなのでしょうか。
○(
金田委員長)
谷口委員。
○(
谷口委員) 財政や
補助金の部分については、一昨年だったと思いますが、国から来るものについては10分の10が、10分の8まで下がったということも言われておりましたので、そこの部分を要望して、改めさせてもらって、国も一応、今、従来どおり10分の10、あるいは京都府は10分の8という形でいただいているということは聞いています。ただし、プラスチック等の扱いについて、どういうふうに財政の中に反映されているのかまでは、
分科会の中では明確に聞いていないというところで、ごみ全体でそういう状況になっているということです。
○(
金田委員長) 谷津
委員。
○(谷津
委員) この
事業は2つの側面があって、1つは、先ほど
谷口委員が言われたマイクロプラスチックの排出抑制ということで、これが海洋汚染の問題になっているということと、海岸漂着ごみということです。国からの補助云々というのは漂着するごみ全般に対してということの話ですし、今回、ここで言わせていただいているのは、マイクロプラスチックの原因になるようなごみの排出抑制を、国・府も一緒になってしていく必要があるのではないかということの
意見書を出してほしいという意味合いです。
ですから、今、質疑の中で少しずれがあったように感じたので、
意見を言わせていただきました。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。
行待
委員。
○(行待
委員) 再度です。先ほど
水野座長から要望書の
内容については検討していないということで、この中にも、
附帯意見案の中にも入っていないのですが、
附帯意見にするのであれば、先ほど
松本経一
委員からあったように、最低限度、漂着物の処理に対する、例えば財政的な措置、それから、政策的な措置、それからこの中にうたってある啓発・啓蒙的な問題、こういったことをもう少しリアル的に書いて、それをやはり
意見として出さないと、誰か申し上げたのですかね、このままでは、私は
分科会としての
意見という取り上げ方でも
内容的にはいいのかなと。お願いという形になっていますので、それでいいのかなと。ただし、
附帯意見にするならば、やはり財政的、政策的、啓発・啓蒙的な
内容を含めて、こういうようにすべきだということがあってもいいのかなと思いました。
意見としてそういうことを申し上げておきます。
○(
金田委員長) 和田
委員。
○(和田
委員) 済みません。先ほど谷津
委員が言われましたが、海岸漂着ごみの抑制にマイクロプラスチックが当てはまるのかなと思います。海岸清掃にたまに行くのですが、マイクロプラスチックというものを見たことがないのです。一番多いのが発泡だと思う。海岸漂着ごみの抑制ということとマイクロプラスチックが少しピンとこないのですが。
○(
金田委員長) 谷津
委員。
○(谷津
委員) 一旦、海岸漂着ごみを横に置いていただいたほうが話の整理がしやすいので、一回忘れていただいたほうがいいと思います。マイクロプラスチックごみというのは、本当に目に見えないもので、海の生物が、海で生活する中でこれが体に吸い込まれて、それを我々人間が取り込んでくる。このことが世界的に大きな問題になっているということで、その原因となるプラスチックごみ、主に容器等を使わないでおきましょうというのが、今世界的な流れで、大手のファーストフードなどもプラスチック等を廃止にするということを発表されていますし、そういうことを市としても、市長会を通じて国・府に働きかけてくれという意味合いです。
今回、市がしようとしている、このマイクロプラスチック等の排出抑制のための啓発映像であるとか、そのためのシンポジウムであるとか、そういったことは市民に対してできるだけプラスチック製品をやめて、それ以外に置きかえられるのなら、それ以外のものに変えてくださいねということで、多分今進めていると思いますので、そのことを1つの町でしても意味がないので、これは近隣の市長会も含めて府や国に働きかけて、国の政策としてプラスチックごみの排出抑制ということにつなげる要望をしてはどうかということであります。
○(
金田委員長) 少し
委員長から申し上げます。この海岸漂着物発生抑制
事業は、そもそもソフト
事業であります。啓発のシンポジウムでありますとか、発生抑制の啓発の教材等を予算化された
事業でありますので、そのことも頭に置いていただきたいと思います。
東田委員。
○(
東田委員) 東田です。国・府と一緒になって要望書を、動いていくという話だったのですが、実際に国ではもう2020年にレジ袋の有料化の取り組みを、環境省で素案として出していますし、一定、そこは国としてもそういった動きで、この
事業もそうですが、国としてはそういう一定の動きが出てきているのではないかなと個人的には思います。
この
附帯意見の中身で、啓発とか教育とかということがあったのですが、そのための今回、新規の
事業であるのではないかなと思いますので、そこを
附帯意見にするのであれば、もう少し突っ込んだ
内容にするべきではないかなと思います。
以上です。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。なければ、指名します。
池田委員。
○(
池田委員) この啓発
事業、本当に今もう国際的に、いわゆる海の生態系がプラスチックによって狂ってきているという問題で、大切な問題かなと思いますが、今、
分科会の
審査の中身を聞かせていただいて、主に
事業の中身が子どもも入れなさいよとか、府・国に対しても要望をということなので、行待
委員が言われたように、もう少し質疑の中身、それから
意見の中身等が不十分な思いがしましたので、私は
附帯意見でなくて、
分科会としての
意見でもいいのかなという、また
意見になりましたが、そういう思いを持ちました。
○(
金田委員長) 行待
委員からも
池田委員からも文面のことが出ました。文面も一定整理する必要があるということも頭に置きながら、また引き続いて御
意見を伺いたいと思います。ございませんか。
平林委員。
○(
平林委員)
審査の中で、今回、こうして教育とかシンポジウムをということですが、例えば、これをスーパーとかの業者に対して何かするというようなことは、
審査の中では
意見などはありませんでしたか。
○(
金田委員長)
水野座長。
○(
水野総務分科会座長) スーパー等の
事業者に対しては、どのような指導というのか、要請などをしているのかという質疑はありました。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。それでは、これで
意見交換等も打ち切りたいと思います。
整理させていただきますと、出されましたのは、
附帯意見ということでありますが、中には
附帯意見にするにしても、文面の整理が必要だという考え方、それからもう一つは、
分科会としての
意見でもいいのではないかということがございます。ここの
あたりで文面の整理、あるいは
分科会の
意見でもいいのではないかというこの2つに絞って、もう少しだけ御
意見をください。
方向性について。
松本経一
委員。
○(
松本経一
委員) 私は、文面は、これはよくわかるのですが、先ほどの
古紙リサイクル、ごみの問題が
附帯意見にしたほうがいいのではないかということから考えますと、このまま
附帯意見2つというよりも、このマイクロプラスチックの関係は新しい取り組みでもあるし、
分科会としての
意見の中でこのような整理をされたのを
皆さんに伝えていただくという形の扱いのほうがいいのではないかなという印象を今持ちました。
○(
金田委員長)
分科会としての
意見としたほうがいいという御
意見かと思います。ほかにありませんか。もう一遍言いますよ。
附帯意見として出すということの中で、文面をもう少し整理して
附帯意見とするという考え方と、
分科会としての
意見とすべきというこの2つに絞って御
意見を伺いたいということでありますので、もう少しだけ御
意見をください。
中野勝友
委員。
○(中野勝友
委員) 海岸漂着ごみの発生抑制ということでありましたので、恐らく、これは世界中の問題ではある、特に東南アジアは漂着ごみが非常に多いということです。ただし、マイクロプラスチックは先ほどもあったように目に見えないものであって、
京丹後市にどれだけそれが訴えていく実例があるのかというのは、やはり余りほれるものではないのかなと。発生抑制ということでありますので、先ほどからも
意見がありますように、やはり
京丹後市でどのくらいそれが出ているのだろうかという
あたりもやはり一定は把握する必要があるのかなとも思いますし、また、市民に対する啓発ということであれば、先ほども少しあったのですが、レジ袋であったり、やはりカップのああいったものを変えていきましょうよという啓発
事業、そういったことで啓発するとしたほうがいいのではないかなと。よって、その
附帯意見というよりは
分科会としての
意見で出されるほうが、実態が少しまだよくわからないものであると思いますし、和田
委員も文面を見て、漂着ごみのことと、混同されるとやはり少しわかりにくいものになるのではないかなと思います。
意見になりましたが、以上です。
○(
金田委員長)
谷口委員。
○(
谷口委員)
皆さんから
意見をいただいているところですが、
総務分科会としては、もう少しやはり文章的に、漂着物とマイクロプラスチックが全体で一緒になって抑制という形に文案はなっているのですが、本来的には、マイクロプラスチックのほうが環境上として必要だということに、従来の漂着物とは少し分けて、そういうところに限って、やはりきちんと
意見交換をすべきだと、
皆さんの
意見を聞いて反省をしているところでございます。そういうことで文書の問題や、あるいは文書の分け方の問題についての整理も必要だと思いますので、とりあえず今のところは、
分科会としての
意見とさせてもらえればと思っているところです。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。よろしいですか。
それでは、
意見交換を終了します。整理させていただきます。出されているように文面を整理して
附帯意見とするという考え方と、それから
分科会としての
意見とすべきということがあります。先ほどと同じような流れの中で、お諮りします。
一度、会派に持ち帰る必要があるというところはございませんか。
(「なし」の声あり)
○(
金田委員長) それでは、ここで結論を出したいと思います。どのようにさせていただいたらいいでしょうか。
池田委員。
○(
池田委員) 先ほども言いましたが、先ほどの件と同じで、
総務分科会で協議していただければ、結論を出していただければと思います。
○(
金田委員長)
総務分科会に委ねるという
意見が出ましたが、それでよろしいでしょうか。御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
金田委員長) それでは、この
附帯意見の海岸漂着物の発生抑制
事業につきましても、
総務分科会に委ねるということにさせていただきたいと思っております。
ほかに全体で御
意見ありませんか。
(「なし」の声あり)
○(
金田委員長) それでは、重ねて
委員長から申し上げますが、
分科会審査におきましては、こういった集約した
意見の取り扱いについては、重ねて申し上げますが、積極的にそういった集約をしていただきたいということは、各
座長には申し上げてきましたので、今後も積極的な姿勢で
意見調整の場に上げていただきたいと、これをお願いしたいと思います。
それでは、以上で
予算決算常任委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
閉会 午前10時45分
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│会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
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委員長 金 田 琮 仁
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│
署名委員 橋 本 まり子
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