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平成30年基地対策特別委員会( 9月20日)

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  1. 京丹後市議会 2018-09-20
    平成30年基地対策特別委員会( 9月20日)


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    平成30年基地対策特別委員会( 9月20日)   ───────────────────────────────────────────                基地対策特別委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 平成30年 9月20日(木曜日)      開会 午前10時00分      閉会 午前11時19分  2 開催場所 京丹後市役所 3階 301会議室  3 出席委員 櫻井委員長由利委員長田中委員谷津委員中野正委員東田委員、      平林委員藤田委員行待委員吉岡委員  4 欠席委員 なし  5 委員外議員 なし  6 会議録署名委員 谷津委員
     7 参考人 なし  8 紹介議員 なし  9 説明のための出席者 梅田市長下戸基地対策室長 10 議会事務局出席職員 西山議会事務局長小石原議会総務課主任 11 会議に付した事件    (1) 陳情第7号 米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書XI  12 議事                                午前10時00分 開会 ○(櫻井委員長) おはようございます。本日の出席委員は10名であります。定足数に達しておりますので、これから基地対策特別委員会を始めます。  本日の署名委員谷津委員を指名します。  なお、本日傍聴の申し出がありましたので、委員長で許可をいたします。  本日の内容はお手元に配付のとおり、1、陳情第7号、米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書XIについてであります。  執行機関説明員として、梅田市長下戸基地対策室長にお越しいただいておりますので、早速陳情項目に沿った質疑を行いたいと思います。  暫時休憩いたします。                午前10時01分 休憩                午前10時04分 再開 ○(櫻井委員長) それでは休憩を閉じて、会議を再開いたします。  それでは、陳情項目に沿った質疑を行いたいと思いますので、質疑のある方は挙手をお願いいたします。まず陳情趣旨質疑のある方。  行待委員。 ○(行待委員) まず、理事者側に少しお聞きするのですが、今回の陳情書の中に、これはいろいろと感じ方、とり方があると思うのですが、趣旨の中に日米重要軍事拠点という言葉が使われているのですね。この日米重要軍事拠点ということについて、先ほど言いましたように、それぞれの受けとめ方があるのだろうと思うのですが、出す側も受け取る側も。市としては、この言葉について何か受けとめ方がありますでしょうか、難しいですか。 ○(梅田市長) 国の事務、市の事務範疇かどうかということかなという気もするのですが、市としてお答えしなければならないことかどうかということですね。 ○(行待委員) 受けとめ方がいろいろとあるので、重要な施設であるとか。何かもし答えられる部分があればで結構ですから。なければいいです。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 施設としての位置づけ評価をということですから、市の事務に当たるのかどうかというところで、そうではないのだろうという思いですし、これまでにも説明しているとおりですが、Xバンドレーダー通信施設であるということが全てかなと思っておりますので、評価という部分では私から発言させていただくのはふさわしくないのかなと思っております。 ○(櫻井委員長) そのほか、趣旨について。  平林委員。 ○(平林委員) 平林です。趣旨について、住民の安全・安心確保という文章が3カ所ほど出てくるのですが、この中で陳情者の方は脅かされている事態が続いていると理解されているのですが、市としては住民の安全・安心確保という点では、あらゆる手だてをとっていただいていると理解をされているのでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 私ども取り組みとしてはそのように、今委員がおっしゃいましたように、必要な対策をするために努力しているということだと考えております。 ○(櫻井委員長) 藤田委員。 ○(藤田委員) 少し確認ですが、先ほどの軍事拠点という文言について、陳情書Ⅸでは日米安全保障条約上何ら問題はないという答えだったと思うのですが、それで間違いないですね、よろしいですね。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) そのとおりでございます。 ○(櫻井委員長) 谷津委員。 ○(谷津委員) 市の見解で結構ですから、1点お伺いするのですが、この陳情趣旨の一つとしては軍事拠点として、さらに強化をなされようとしているということを言われているのですが、Xバンドレーダー基地を設置する当初の予定と大きく内容が変わっているという状況について、防衛省から聞いているようなことはありますでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 基地位置づけとして、何がしかの変更があったという情報はいただいておりません。 ○(櫻井委員長) 田中委員。 ○(田中委員) 陳情趣旨は、やはり住民安心・安全が確保されていないことから出ていると思うのですが、基地重要軍事拠点という表現がありますが、一連のこの防御壁であるとか、監視塔、これは車力宇川レーダー基地につくるということは新聞報道でもされていますし、それからシェルターですね、移動式シェルターについても車力宇川基地、それから沖縄の嘉手納と普天間の基地に設置すると。全国で4カ所なのですね。そういう状況をしっかり執行部の、この前の質問では十分防衛から回答がないという話ですが、ネット上でも情報公開されていますので、そういうことはしっかり把握された上での先ほどの答弁かなと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 後ほどの項目ごとに出てくる案件かなと思いますが、工事自体入札公告がかかっているという状況というのは、私ども承知をしております。そのことについての問い合わせ防衛省防衛局側に今問うているという状況が現時点の状況でございまして、先日議員から一般質問でいただきました内容状況ということで、その後、今新たな情報をいただいているという状況ではございません。 ○(櫻井委員長) まだ質疑が出てきていますが、もう一度整理をさせていただきます。今回のこの陳情審査は、あくまでも陳情項目に沿った審査を一定行いたいと思いますので、もう一度そのあたり委員皆様には御理解、御協力のほどをお願いいたします。  由利委員長。 ○(由利委員長) この趣旨のところに、下から4行目に二期工事開始以降諸問題が一気に噴き出したという表現がしてあるのです。二期工事関係で聞いていますのは、工事車両が通っているから安全対策、それから土曜日の工事ということだと私は思います。それ以外に何か、あれば言ってください。それだけではないかなという思いを持っているのですが。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) これまでにも御報告もさせていただいていますが、今委員がおっしゃった内容もそのとおりだと思っておりますし、境界を超えての工事もあったかと思っております。そういったことを捉えて、問題であるということの御指摘をいただいているのかなという受けとめをしております。 ○(櫻井委員長) ほかにございませんでしょうか。  それでは続きまして、第1項目についての質疑を行いたいと思います。  田中委員。 ○(田中委員) これも一般質問でさせていただいたのですが、起きてから、もう1カ月半以上になりましたね。本当に人命にかかわる、まかり間違えば、そういう重大な事故だという受けとめが執行部としてあるのでしょうか。防衛通じて米軍に聞いているだけではなかなからちが明かないと、再発防止につながらないという思いがあるわけですが、その後どのような対応をされているのでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) これも先日一般質問で頂戴した案件だと思うのですが、結論としてそのときの状況が変わっているのかというと、まだ変わっていない、回答をいただいたという状況ではないのですが、事故状況につきましては私どもの地内で起こったことでありますので、自損事故でも車の損傷が大きかったということでありますし、人的には大丈夫であったのではないかという情報も得ているわけですが、それ以上の詳細がわからないということで、照会をさせていただいているのですし、そのことについて説明を求めているという状況でございます。おっしゃるとおり、時間がたっているということもその後防衛局の方と出会う機会もありましたので、この件についても早急にということで、我々からは求めておりますし、防衛局からは情報が得られれば説明をさせていただくということもいただいているという状況でございます。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) 今の事故に関して。今までも事故がありましたよね。この線を少し引かないと、事故ということで何でもかんでも出てくるので、事故というのは大体どのぐらいの情報公開を今までしてもらっていたのですか。もう一遍確認だけ。こういう事故があって、けががあったのかなかったのか、その原因は何だったのかという程度なのか、もっと詳しかったのか、その事故情報公開について。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 今、お尋ね内容ですが、年に4回安全・安心対策連絡会が開催されておりますので、その際に報告をいただいていたということです。今回の自損事故と申しますか、7月に発生した事故については、今照会中ですという報告だったのですが、それ以前ですと事故発生件数は何件であるとか、それから自損事故であるとか、人身事故であるとか、そういった事故の形態などの説明がありました。それから被害のようなものがあったのかなかったのかということも、状況説明があったところであります。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) 確認としては、事故については例えばこういう事故がありました、事故は自損なのかということ、被害は1つこれがあったのかなかったのかというものの範疇という理解でいいですね。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) そのとおりでございます。 ○(櫻井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) いまだに判明していないということですが、上に問い合わせしても照会中ですということなのですが、今までであれば本当にすぐこういった事故があってということが報告されたと思うのですが、なぜ今回に限り説明されないのか、市も申し入れはされているのですが、そういったあたりはどのような判断をされているのですか。やはり防衛が言われるのを待たなければならないという市の対応ですか。今まではそういうことがなかったではないですか。大概もう報告があったにもかかわらず、今回は特に防衛からも何も連絡がないというのは、それはどういった、何か理由があるのでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 私どもも、なぜ時間がたっているのか知りたいぐらいでありまして、今、委員がおっしゃるような問題意識で早く回答してくださいよということはお願い、申し入れをしているところであります。 ○(櫻井委員長) ほかに1項目についての質疑はありませんか。  平林委員。 ○(平林委員) あそこの電柱がすごい倒れ方をしていたのです。その後、しっかりと直されたのですが、これは防衛のほうが直されたのか、米軍が直されたのかは承知されていますか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 今、お尋ねの件につきましては、私どもでは承知できていません。 ○(櫻井委員長) ほかに1項目についての質疑はございませんでしょうか。    (「なし」の声あり) ○(櫻井委員長) それでは続きまして、2項目め質疑に移りたいと思います。  田中委員。 ○(田中委員) 土曜工事が問題になって、事前に計画を出すということで、ここに書いてありますのは6月8日以降6回計画されたが、5回中止になった。     (「今は2番」の声あり。) ○(田中委員) 掲示板一般国内工事であれば、工事の概要を示した掲示板が出されますよね。市民はそれを見れば、大体概要がわかって理解できるわけですが、そういったことがなくて、もう単なる工程表が元宇川中学校の中に張り出してあるということでは、非常に不十分だという陳情趣旨だと思いますが、改善を求めていますが、執行部としてはそこの改善は求めておられるのでしょうか。 ○(櫻井委員長) 下戸室長。 ○(下戸基地対策室長) この工事表示の掲示に、当初からなぜ現地に掲示されないのかというそこら辺の要求といいますか、宇川中学校になった時点で現地に掲示すべきという話は当初から防衛局には要請をしておりまして、そういった中での結果、宇川中学校表示と、結果的にはそういうふうになったというのが実態であります。 ○(櫻井委員長) 田中委員。 ○(田中委員) それができない理由については、お聞きしておられますか。 ○(櫻井委員長) 下戸室長。 ○(下戸基地対策室長) 現地表示できない理由というのは、特に聞いておりません。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) 2点だけお願いします。  1点目は、この工事日程ですね。各区長はこの日程表承知をしておられるのかどうかが1点目。それから2つ目は、施工業者責任者連絡先について、市は把握をしておられるのかどうか、この2点。 ○(櫻井委員長) 下戸室長。 ○(下戸基地対策室長) 済みません、先ほどの質問で一度答えさせていただきましたが、現地に張れない理由ということで、理由を聞いております内容をお答えさせていただきますと、現地は国道と接しておりまして、通行上非常に危険が生じるということでありまして、そういった観点があります。現地では今、里道掘削であるとか、ほかの工事同時進行でされているということもありまして、安全上の観点から現地には掲示はできないという理由で当初説明を受けておりました。  工事予定表の周知の仕方ということであります。工事予定表につきましては、2週間ごとに更新されておりまして、その予定表につきましては市から地元の宇川地区の全区長へ郵送によりまして発送させていただいているということで、これにつきましては市のホームページでも掲載させていただいておりまして、広く地元の皆様には周知をしているということであります。  2点目の工事業者につきましては、当初からJVで工事を行っているということは公表されておりまして、ここに書いてあります責任者連絡先等につきましては、表示はされておりません。JVの業者名承知していますが、責任者等承知しておりません。 ○(櫻井委員長) ほかにございませんでしょうか。  吉岡委員
    ○(吉岡委員) 確認ですが、普通国内建築現場であれば、当然事業者の方は表示する義務があると思うのですが、これは米軍工事だから表示義務はないのかどうか、お尋ねします。 ○(櫻井委員長) 下戸室長。 ○(下戸基地対策室長) その義務があるのかどうかという確認はできておりません。 ○(櫻井委員長) 吉岡委員。 ○(吉岡委員) 大分時間がたっているのに、なぜその辺の確認もできないのですか。今後もする予定はないのかどうか。 ○(櫻井委員長) 下戸室長。 ○(下戸基地対策室長) 今後する予定があるかどうかは、はっきり答えられませんが、防衛局には掲示するようには要請しております。 ○(櫻井委員長) それでは2項目について質疑がないようですから、次に3項目め質疑に入りたいと思います。質疑のある方。  田中委員。 ○(田中委員) ここに書いてあるのは、6月20日以降6回計画が示されたと。そのうち5回が中止になったという中止理由ですね、そういったことはつかんでおられますでしょうか。 ○(櫻井委員長) 下戸室長。 ○(下戸基地対策室長) 今ありましたように、6回中5回が予定表にあったのだが実施されなかったということでありまして、このことにつきましては工事工程を実施する中で、土曜日を含め連続で行う予定であった工事が、例えば大雨であるとか台風であるとか猛暑などの天候に左右されて、実際には行うことができなかったというのが直接の要因だと聞いております。 ○(櫻井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) この中止になったときは、改めて区長や区民に連絡が行くという約束になっていますか。 ○(櫻井委員長) 下戸室長。 ○(下戸基地対策室長) 中止される場合につきましては、連絡は行っていないと思います。 ○(櫻井委員長) 田中委員。 ○(田中委員) 末尾のほうに、土曜日は工事をやらないことを約束どおり求めてほしいということが書いてあるのですが、工事の進捗や今後の予定といいますか、そのことについて土曜日の工事必要性があるのかないのか、そういったことについてはつかんでおられますでしょうか。 ○(櫻井委員長) 下戸室長。 ○(下戸基地対策室長) このことにつきましては、6月に開催されました第16回の安全・安心対策連絡会におきまして、防衛局から米側が今後の工事をおくれることなく進めるために、6月16日以降の土曜日についてはなるべく作業を実施したいという旨の説明がなされたということでありまして、それに基づいて土曜工事予定されているということでありました。 ○(櫻井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 6月以降の安安連でそういった報告があったということですね。それで、これ以降、7、8、9と3カ月過ぎているのですが、土曜工事は現在されていないのかどうか、つかんでおられますか。 ○(櫻井委員長) 下戸室長。 ○(下戸基地対策室長) 予定表に入っております分はしております。 ○(櫻井委員長) ほかに3項目めについての質疑はございませんでしょうか。    (「なし」の声あり) ○(櫻井委員長) それでは次に、4項目め質疑に入りたいと思います。  田中委員。 ○(田中委員) 少し確認ですが、この前松本経議員一般質問の中で、ドクターヘリ飛行制限区域の中を飛んだのかという質問に対して、消防長だったと思いますが、飛行制限区域は飛んでいないという答弁があったと思うのです。それはこれまでの副市長のこの報告からも、この委員会時系列報告していただいたことがありますね。あの中で、宇川経ヶ岬駐車場の上空でホバリングをする中で、停波できないという連絡があったという認識でいるのですが、あそこは飛行制限区域の中に入っていると思うのですが、間違いありませんでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 先日、消防長がお答えした言葉そのものがずばりでおっしゃったかどうかということは少し今確認できていませんが、私が確認しておりますのが、今回一般質問お尋ねのあったことにつきまして、消防本部関係機関問い合わせをさせていただいて、その問い合わせの結果でそのままお答えさせていただいたということで確認しております。 ○(櫻井委員長) ほかにございませんでしょうか。  由利委員長。 ○(由利委員長) このドクターヘリの例のことがあってから、その後いつごろそういうあたりが見直されてマニュアル的なものができるかという、そういうところはどのような日程で今進んでいますか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) この間の消防本部一般質問説明と重なることもあるかと思うのですが、7月2日に米軍関係機関が招集されて今回の事案についての関係者会議が持たれたということでございます。その中で確認されたのが、必ずしもマニュアルに沿った要請対応となっていなかったということが確認されたということでしたし、再発防止策として現行のマニュアルをとにかく遵守して、迅速かつ適正、正確な対応を行うということを確認されたということであります。今後もその取り組みを進めていくために、訓練であるとかそういったものを実効性のある訓練をしていこうということで、確認されたということだったと聞いております。  それから、1回目の会議のその後の訓練内容ども含めまして、その状況をまた改めて関係者が集まるような機会もつくって確認していこうということも、会議日程ども調整されているということでお聞きしているところでございます。  それからもう一点、我々として飛行制限区域はそのとおりあるということなのですが、飛行制限区域外へのヘリポートの整備などについても要望、要請防衛局のほうに要望しているところでございます。 ○(櫻井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) ここの4項目めに書いてある停波のマニュアルというのは消防署には置いてあるのか、どこに置いてあるのかということを確認したいのですが、市としてはこのマニュアルというのは了解しておられないのか。京丹後市、宮津ということでマニュアルについてはそれぞれの消防署にあるということで、市としてはこのマニュアル理解しておられるのですか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) マニュアル関係機関で所有しているということでありますし、私自身もマニュアル自体は見せていただきました。 ○(櫻井委員長) 田中委員。 ○(田中委員) これは本当に非常に大きな問題で、要請があれば停波するということでずっと来ていたわけですね。それが停波できないということです。この停波できないという返事があったのは、既にドクターヘリ経ヶ岬駐車場上空にいたときに停波できない趣旨連絡があったと。停波できないという連絡がなぜ来たのかということは、停波してほしいという認識があったということで、新聞記事等々ではマニュアル上はそういうことが伝わっていない、なかったかのようなことになっているのですが、そういう詳しい内容についてこの検討会議の中では出されているのでしょうか。非公開でわかりませんので、お聞きするのですが。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 公式の会議での内容ということでは、私も報告を受けたということなのですが、公表されている内容というのは新聞にも書かれていたかと思いますし、先ほどの必ずしもマニュアルに沿った要請対応となっていなかったということが、その会議での総括であって、公表された内容ということですから、それ以上のところは私どもとしても承知していないということでございます。会議の中に出席した方は、当然その会議の発言は承知しておられるということはあるのでしょうが、それが公表していい内容、そうでない内容ということがあるのだろうと思いますので、公表された内容というのが今皆さんにお伝えしている内容だと私自身も理解しております。 ○(櫻井委員長) 吉岡委員。 ○(吉岡委員) 文書の2行目までですが、5月15日火曜日にドクターヘリ宇川経ヶ岬駐車場に飛来した際、一度は了解されたXバンドレーダーの停波が実際にはなされなかったという出来事がありました。この文章は正確でしょうか。特に一度は了解されたという点が特に気になるのですが、これは正確な表記でしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 私どももお聞きした内容を、議会皆様へ御説明をさせていただいたとおりでございます。要請をかけられたのが、御承知のとおり宮津与謝消防署からかけられたということだったと記憶しておりますし、その内容について、以前の御説明のとおりでございますので、そこのところは御理解いただければと思います。以前に時系列で御説明させていただきました。その文書は残っていると思いますので、そのとおりということで御理解いただければと思います。 ○(櫻井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 副市長マニュアル承知しておられるということですが、ドクターヘリの際、米軍が確実に停波するという確約を当局に求めていただきたいという文章が最後にあるのですが、そのマニュアルどおりにこの停波の要請をすれば、今回経ヶ岬は変わってくるのかなと思うのですが、飛行制限区域は飛べるという理解でよろしいのでしょうか。マニュアルどおりにあそこの基地連絡をすれば、停波されるのかどうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) その後も停波要請した、停波をしていただいた事案で救急搬送したということもありますので、できるということです。そのように実際に停波の要請があり、停波していただいて、救急搬送されたということも現実にあったということでございますので、適切に運用されるものだと理解しております。 ○(櫻井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 今の事例というのは、この5月15日以降に何かあったということですか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) あったということでございます。 ○(櫻井委員長) 田中委員。 ○(田中委員) 陳情の後半部分に、ドクターヘリの停波ですね、停波については米軍が確実に停波するという確約を当局に求めていただきたいということがあります。国会でのやりとりの中で、基本的には応じると。しかしながら、米軍の運用上そうでないこともあり得るという趣旨答弁がある中で、住民はやはり確実にとめてほしいという思いを持っておられるし、それがこの陳情趣旨だと思うのですが、確約を求める、そういう意思はございますか。一般質問の中では京都府と連携してということはありましたが、しっかりそのことを求めていくと、確実に停波の要請にはこたえていただくように確約をとると。今、そうなっているというならそういう認識だということになります。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 公表できるものは公表していただくようにという、そのスタンスは私どもも持っているということでございます。それはこれまでにも申し上げているとおりだと思いますし、そのマニュアルがなぜ公表されないのかということについては、救急搬送の実施や米軍のレーダーシステムの運用に支障を及ぼすおそれがあるという理由から、公開しないのですという説明を受けておりまして、そのことについては私どもとしても一定理解をしているということで、それ以上のところは求めていないという現状でございます。 ○(櫻井委員長) 田中委員。 ○(田中委員) そのことと違って、停波要請には確実に応じるという確約をとる必要があると。当局に求めていただきたいということですが、国会でのそういうやりとりも踏まえて、その必要性があると私は思うのですが、どうなのでしょうか。少し住民としては不安を、不満も持っておられるのですが。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) この確約を当局へ求めてという部分でございますが、先ほども申し上げましたのですが、私どもとしては、ドクターヘリでの救急搬送が適切に運行されるようにという意味での求めは従来からしているというところでありますし、停波要請をし、停波に応じていただくということを今後も確実にしていただくために、関係者会議ども開催されるということでございますので、そういった方々と連携しながら適切な運行がされるようにということでは、そういった姿勢で今後も我々も取り組みたいとは思っております。  ただし、おっしゃる意味が文書で確約をとれとかそういうことなのかもわからないのですが、私が先ほど申し上げたとおり、関係者間での連携を深めまして、適切な運行がなされるようにという意味で取り組みを進めていきたいというのことはそのとおりでございます。 ○(櫻井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 先ほど副市長答弁で、5月以降に停波されたことが実際にあるということを言われたのですが、それは公表できるものでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 通常の適切な運行ということでは特段問題がなければ報告も上がってこないということなのだろうと思っていますので、全部を把握しているかと聞かれれば、今の時点で全部ではないのですが、最近、直近ではきのうも搬送事案があったということでございます。 ○(平林委員) 停波されたということですか。 ○(梅田市長) 停波されて運行されたということでした。 ○(櫻井委員長) 吉岡委員。 ○(吉岡委員) もう一遍、先ほどの了解された件ですが、文章でというのは6月1日の近畿中部防衛局からのでしょうか。そこには経ヶ岬飛行制限区域飛行のための停波要請を行ったところ、消防本部米軍との間の意思疎通が円滑に行われませんでしたという概要報告なのですが、ということは了解されたとは、これでは読み取れないのですが、再度いかがでしょうか。 ○(梅田市長) 前回説明したものですね。 ○(吉岡委員) 6月1日の。 ○(梅田市長) 1番のところですよね。 ○(田中委員) そうです。意思疎通が十分に行われなかったということは、了解までは行っていないと思うのですが。 ○(櫻井委員長) 暫時休憩いたします。                午前10時46分 休憩                午前10時49分 再開 ○(櫻井委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  梅田市長。 ○(梅田市長) 既にお答えした内容確認ということだったと思いますので、再度その経過を確認して、またお答えさせていただきたいと思います。 ○(櫻井委員長) ほかに4項目めについての質疑はございますでしょうか。     (「なし」の声あり) ○(櫻井委員長) それでは次に、5項目め質疑を行いたいと思います。  田中委員。 ○(田中委員) 新聞報道でしたか、もう既に商用電力を使っているという報道がありましたが、商用電力を使う前とその後の騒音等について、まだ調査はされていませんか。 ○(櫻井委員長) 下戸室長。 ○(下戸基地対策室長) 現地確認したということの報告でありますが、体感的にも非常に静かになったと、音がおさまっているということを確認しております。 ○(櫻井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 10月ごろと言われていたのですが、それが早まっていつこの商用電力が導入されたのかというあたりは市としてはつかんでおられますか。 ○(櫻井委員長) 下戸室長。 ○(下戸基地対策室長) 防衛局から説明を受けた内容でありますが、9月6日に米側から導入が完了した旨の情報があったということで、情報提供を受けました。 ○(櫻井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 商用電力を導入されて、発電機は全てとまっているのですか。 ○(櫻井委員長) 下戸室長
    ○(下戸基地対策室長) 稼働していた発電機は全てとまったということであります。今後、メンテナンス等で保守点検は行いますということです。 ○(櫻井委員長) 吉岡委員。 ○(吉岡委員) その保守点検ですが、どれぐらいの頻度で行われるのかということは聞いておられますか。半年ごととか1年とか。 ○(櫻井委員長) 下戸室長。 ○(下戸基地対策室長) 具体的なスケジュール感は聞いておりませんが、前に聞いたお話で説明させていただくと、日中の時間帯に定期的に行うという話を聞いております。 ○(櫻井委員長) ほかにございませんでしょうか。      (「なし」の声あり) ○(櫻井委員長) それでは、次、6項目め質疑に入りたいと思います。  田中委員。 ○(田中委員) 監視塔のことが書いてあるわけですが、3つ建設するという計画が発表されて、副市長もそういうことがあるということは承知されていたということで、詳しくは防衛からまだ回答がないということでありますが、当初の予定にはなかった話なのですね。その理由としては、攻撃対象になる危険性があると、そういう基地としての位置づけのもとにこの監視塔を、あるいは防御壁をつくっていくということになれば、監視塔ですから周りが見渡せるように背が高いのができるわけですね。あそこの景観についても損なわれることが起きるし、基地が攻撃されないと言われてきた前提が崩れるという、その2つの側面がありますので、これは早急に少し防衛説明を求めるということをしていただかなければならないと思うのですが、そういうつもりはあるでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 先日の一般質問でもお答えしたとおりですが、私どもとしてもこういった施設、先ほどお話のありましたような施設がつくられるということは把握した上で、2期工事以降のそういった整備の状況というのは聞かされていないということも含めまして、説明を求めているという状況でございますので、しっかり対応していかなければならないということ、先ほどの景観のこともございますが、そういった意識でおります。 ○(櫻井委員長) ほかにございませんでしょうか。      (「なし」の声あり) ○(櫻井委員長) それでは、次の項目なのですが、6番項が2つ重なっております。また、この6番項については市に対して直接かかわりのないということなので、こちらは割愛をさせていただきたいと思います。  一番最後の項目、7項目になっております。この7項目についての質疑をある方。  平林委員。 ○(平林委員) 6項目をスルーされてしまったのですが、本来市民の安心・安全というところでは大事な項目ではないかと思います。  7番についてお尋ねいたします。従来からたくさん集団通勤とか集団居住などの項目も出されていたのですが、一つ一つは言えませんが、市として諸問題の改善というあたりについては、何らかの改善があったということで掌握されておりますでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 今、お尋ねの件ですが、ばくっとした内容ということになりますので、繰り返しになりますが安全・安心対策連絡会において、今、我々として課題に思っていること、問題と思っていることを関係者間で出し合って問題解決に向けて取り組んでいこうということで、3カ月に1回取り組みをさせていただいているということでございますし、引き続きの課題というのは、例えば交通安全対策でありましたり、先ほど委員からもありました、集団通勤でありましたり集団居住のことでありましたり、そういったことについても状況報告をいただきながら、私ども確認しているという状況でございます。特に、交通安全が引き続きの課題だということだったですし、大きな課題でもありました騒音対策という意味での商用電力の導入ということが今回連絡会の後ということだったのですが、しっかり取り組みがなされたという報告も受けたということでございますので、一つ大きな課題が解決できたのかなという受けとめではおります。  ただし、恒常的にやはり講じるべき対策というのが継続してあるのだと思っておりますので、そういったことについては引き続き取り組んでいきたいと考えております。 ○(櫻井委員長) ほかにございませんでしょうか。      (「なし」の声あり) ○(櫻井委員長) それでは、ないようですから、以上で質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                午前10時58分 休憩                午前11時18分 再開 ○(櫻井委員長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。今後の取り扱いについて御意見をお願いします。  谷津委員。 ○(谷津委員) 商業電力が導入されたということで、一度騒音のことについても現地を見る必要があると思いますし、また三角地についても工事に入っているということもあるので、それもあわせて確認をしたいということと、もう一点は先ほど市の説明の中で、幾つか防衛のほうへも要望しているが回答がないということもあるので、そのあたりも含めて引き続き継続して調査をする必要があると思います。  以上です。 ○(櫻井委員長) ほかに御意見はありませんか。     (「なし」の声あり) ○(櫻井委員長) ただいま、谷津委員から閉会中も引き続き審査を行うべきとの意見が出されましたが、これに異議ございませんでしょうか。     (「異議なし」の声あり) ○(櫻井委員長) 御異議なしと認めます。それでは本陳情については、継続審査の申し出を行うことに決定しました。  以上で基地対策特別委員会を閉会いたします。                                午前11時19分 閉会 ┌───────────────────────────────────────────┐ │                                           │ │会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         │ │                                           │ │                    委員長   櫻 井 祐 策          │ │                                           │ │                    署名委員  谷 津 伸 幸          │ └───────────────────────────────────────────┘...