代表 高瀬きん子 ほか894名
件名京田辺市の
子どもたちの健康と安全を守り、ゆきとどいた教育を求める
請願付託委員会文教福祉常任委員会理由 裏面のとおり………………………………………………………………………………………………………請願趣旨 学校教育において、様々な発達課題や特別なニーズを持つ
子どもたちには、個別の指導・支援が特に必要です。子どもの発達を保障するために、学校の状況に応じた教育支援の人員を増員すべきです。また教育的効果が実証済みの、図書室の
専任司書配置を一層拡充させ、近隣市町のように一校一名の完全配置を進めることが強く望まれます。 田辺中・大住中には武道場はなく体育の授業やクラブ活動の安全面からも武道場の設置は必要です。また、老朽化した学校の施設・設備の改修・充実が急がれます。 親たちが安心して働くためには保育園に引き続く学童保育(
留守家庭児童会)の役割は重要です。
子どもたちがゆとりある育成環境と指導内容のもとで、より安全で豊かな放課後が過ごせることが求められています。親が安心して働けるよう支援員を増やすこと、開設時間を延長することが望まれています。また、各校での長期休業中の学童保育が求められています。 学校給食は、子ども達に
栄養バランスの取れた食事を提供することで、心身ともに子ども達の健やかな成長を支えるものです。学校給食法は、第4条で「義務教育諸学校の設置者は、
当該義務教育諸学校において学校給食が実施されるように努めなければならない。」と定めています。社会状況の変化に伴い、子ども達の食の乱れや健康への影響がみられることから学校での食育を進めていく上からも、小学校だけにとどまっている学校給食を中学校でも実施することを求めます。 学校・保育所の給食において、子ども達の内部被ばくゼロに向けて、食材の地産地消をめざすと同時に放射能汚染の少ないとみられる近畿、西日本などの地域から食材を調達することが求められます。また、原子力災害対策本部が示した対象自治体17都県産のもの、キノコ、魚介類などの食材を優先的に事前検査することが必要です。 未来を担う
子どもたちが、よりよい環境の中で日々友だちと交わり・学び、豊かに健やかに成長できるよう市議会が先頭に立って請願事項を実現してくださいますよう心から願うものです。………………………………………………………………………………………………………請願項目1 一人ひとりにゆきとどいた教育を保障するために教職員を増やしてください。 1)教育支援の人員を増やしてください。 2)図書館司書を1校1名配置してください。2 田辺中・大住中に武道場(第二体育館)をつくってください。3 学校の施設・設備を計画的に改修、充実してください。4 学童保育(
留守家庭児童会)の保育環境を充実させてください。 1)支援員を増やしてください。 2)長期休みの開所時刻を7時30分にしてください。 3)保育時間を19時までにしてください。 4)各校で長期休み中の保育もできるようにしてください。5 中学校でも、小学校と同じような学校給食を実施してください。6 給食食材の安全性を確保してください。 1)給食食材は、地産地消または放射能汚染の少ないと見られる地域から調達してください。 2)放射性物質の検査方法について、食べた後、1週間分のミックス検査ではなく、汚染度が高いと思われる食材使用の場合は、その食材を優先的に事前検査してください。
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◎
村上議会事務局長 次に、
地方自治法第235条の2第3項の規定による、平成28年10月及び11月実施に係る
例月現金出納検査の結果報告がありましたので、その写しをそれぞれ配付いたしております。
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◎
村上議会事務局長 次に、本定例会の本会議に、
地方自治法第121条第1項の規定により、説明員として出席を求めた者は、石井明三市長、山口恭一教育長、田中和子
選挙管理委員会委員長、米田泰子
公平委員会委員長、林善嗣
農業委員会会長、稲川俊明
代表監査委員、和久英雄
固定資産評価審査委員会委員長の7名であります。なお、説明のため、委任並びに嘱託をした者として届け出があったものについて、その写しを配付いたしております。
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◎
村上議会事務局長 次に、第3回定例会において会議規則第166条第1項の規定に基づき議員の派遣承認をされました件の会議結果の報告書の写しを配付いたしております。 また、第3回定例会以降における会議規則第166条第1項ただし書きの規定に基づく議長の承認による議員派遣の要求書の写し及び会議結果の報告書の写しを配付いたしております。 報告は以上でございます。
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○
松村博司議長 これで議長の報告を終わります。 以上で諸般の報告を終わります。
○
松村博司議長 次に、日程第5、行政報告を行います。 市長から行政報告の申し出がありますので、これを許します。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 石井市長。
◎石井市長 議長のお許しをいただきましたので、9月定例会以降の主な行政執行状況などにつきましてご報告を申し上げます。 さて、師走を迎え、ことしも残すところあと1カ月となりました。日中の時間も1年で一番短くなってきており、最高気温、最低気温を見ましても、秋から冬へと季節の移ろいを少しずつではありますが、確実に感じ取ることができるところでございます。 10月、そして11月は、保育所や幼稚園の運動会を始め、一休さんウォークや戦没者追悼式など、各種行事を実施いたしました。議員各位にもご出席を賜り、ありがとうございました。また、好天にも恵まれ、文化祭、産業祭も大きな盛り上がりを見せておりました。とりわけ産業祭においては、交流のある千葉県習志野市や福島県喜多方市などにも出店ブースを設けていただき、両市とのきずながさらに深まったものと確信をしているところでございます。 次に、10月13日には、本市の指定金融機関であります株式会社京都銀行との地方創生に関する総括連携協定の締結式を行いました。地方創生を推進するには、地域経済の実情を把握する金融機関との連携を図ることが重要であり、今回の締結によって、同志社大学や関西文化学術研究都市など、地域の特色を生かした新産業の創出や起業、観光振興や子どもを育てやすい環境づくりなど、地域の活性化を強力に進めることができるものと考えているところです。 次に、10月29日には、JR及び近鉄の三山木駅から同志社大学にかけて整備を進めていた自転車歩行者道が完成し、開通式典を実施いたしました。また、自転車レースの国内最高峰のツアー・オブ・ジャパン、京都府などとともに開催をいたしました茶いくるラインを結ぶ自転車通路を完成したことで、今後一層自転車という新たなツールを活用した切れ目のない施策を展開することで、多くのサイクリストを本市に呼び、地域の活性化を図ってまいります。 次に、10月30日には市政20周年のプレ事業として、京田辺第九コンサート2016が開催されました。会場となった同志社女子大学新島記念講堂は、出演者と満員の聴衆が一体となって「歓喜の歌」に包まれたところでございます。同じく20周年のプレ事業として、12月24日、25日に日本プロバスケットボールリーグ京都ハンナリーズの公式戦が開催されます。市政20周年を契機に、さまざまな事業を通して、市民の皆様と一緒に盛り上げてまいりたいと考えております。 以上が9月定例会以降の主な執行状況でございます。 最後になりましたが、本議会に提案をいたします案件は、報告2件、条例案6件、予算案3件と、その他の案件が4件でございます。 議員各位におかれましては、慎重なる審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げ、行政報告とさせていただきます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 林市民部長。
◎林市民部長 報告第17号、専決処分の報告についてご説明申し上げます。 本件は、京田辺市
同志社山手地内の家屋における物損事故に係る損害賠償の額の決定につきまして、
地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、ご報告申し上げます。 この事故は、平成28年6月16日午後4時ごろ、市職員が新築家屋に係る固定資産税評価額を決定するための家屋調査を実施している際に、調査で使用している計測器具を誤って寝室の床に落とし、フローリングの一部に損害を与えたものでございます。なお、損害賠償の額2万1,600円は、市加入の全国市長会市民総合賠償保険で対応するものでございます。 以上、平成28年10月27日付で損害賠償の額の決定を行いましたので、ご報告申し上げます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 鈴木教育部長。
◎鈴木教育部長 報告第18号、専決処分の報告についてご説明申し上げます。 本件は、平成26・27・28・29年度継続
施行三山木小学校西校舎棟新築等工事請負契約の一部変更契約につきまして、平成28年10月27日付で専決処分をしましたので、ご報告を申し上げます。 主な変更内容といたしましては、外部の足場設置後に詳細な調査をした結果、外壁補修工事を増加したことなどで、これに伴い、請負金額が1,430万2,440円の増額となり、変更後の総契約金額は23億5,617万6,600円となったものでございます。 以上、ご報告を申し上げます。
○
松村博司議長 これで市長の報告を終わります。 以上で行政報告を終わります。
○
松村博司議長 次に、日程第6、認定第1号、平成27年度京田辺市
一般会計歳入歳出決算認定についての件から、日程第14、認定第9号、平成27年度京田辺市
水道事業会計決算認定についてまでの件、以上9件を一括議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 米澤修司決算特別委員長。
◆米澤修司決算特別委員長 米澤修司でございます。
決算特別委員会の審査結果の報告をいたします。 ただいま議題となりました認定第1号、平成27年度京田辺市
一般会計歳入歳出決算認定についてほか8件は、去る9月28日の定例会本会議で
決算特別委員会が設置され、本委員会に付託の上、閉会中の継続審査として10月14日、21日、24日、27日、そして11月4日の5日間にわたり、決算書及び関係提出資料とともに、監査委員の決算審査意見書などを参考にして、各部局別審査を行い、最終日には総括審査を行いました。また、事業の効果や成果を確認するため、10月14日に現地調査を実施しました。 慎重に審査した結果、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決しましたものは、次の6件であります。認定第1号、平成27年度京田辺市
一般会計歳入歳出決算認定について、認定第3号、平成27年度京田辺市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号、平成27年度京田辺市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第7号、平成27年度京田辺市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第8号、平成27年度京田辺市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第9号、平成27年度京田辺市
水道事業会計決算認定についてでありました。 また、賛成全員により原案のとおり認定すべきものと決しましたのは、次の3件であります。認定第2号、平成27年度京田辺市松井財産区
特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号、平成27年度京田辺市休日
応急診療所特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号、平成27年度京田辺市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について。 次に、部局別の主な質疑項目について、抜粋してご報告申し上げます。 まず、直轄、企画政策部、総務部、市民部、消防本部などについて報告します。 人事・財政・企画関係などでは、経常一般財源の増加と今後の見通しについて、経常収支比率改善の原因について、臨時財政対策債の考え方について、多額の不用額の評価について、公共施設等総合管理計画の策定の考え方について、自己啓発研修の取り組みについて、茶っとサロンの実施状況やeモニターの現状や改善策について、平和を考える小・中学生ひろしま訪問事業の評価と課題について、人事評価制度マニュアルの改訂内容について、長時間時間外勤務の実情と有給休暇取得の状況について、非正規職員の増加と正規職員の採用の考え方について、電力自由化に伴う市施設での契約の考え方について、野外活動センターでの不適切会計処理の状況と対応及び正職員の配置状況による影響について、出前講座の実施状況について、自衛隊での職員研修の考え方について、防災に係る市長部局と消防部局との人事交流の評価について。 また、税、健康保険関係、市民参画関係では、マイナンバーカード発行の現状と運用の予算について、国民健康保険税の軽減措置や滞納の課題について、女性交流支援ルームの運営状況について、老人医療制度の現状と今後の財政状況について、相続に伴う固定資産税徴収の現状について、都市計画税の税率の引き下げについて、国民健康保険が都道府県化された場合の基金の扱いについて。 また、安全・安心のまちづくりや消防の関係では、救急救命士の評価について、ドクターヘリの評価について、防犯カメラの効果について、消防団員の増員の取り組みについて、避難所運営訓練・一泊体験参加者の意見の反映について。 次に、
健康福祉部、教育部であります。 子育て支援関係では、児童の発達相談の運営状況について、子どもの医療費助成の改正状況と今後の見通しについて。 続いて、高齢者福祉・保健医療・社会福祉・障害者福祉関係では、介護保険特別会計における黒字の要因と介護給付の利用状況及び介護認定状況について、老人福祉センターの利用状況と利用料の検討結果について、緊急医療情報キット配布事業の運営状況について、生活困窮者の貸し付け事業の運営状況について、高齢者いきいきポイント事業の運営状況と周知方法について、短期入所サービス支援事業の利用実績減の原因と今後の運営について、自立相談支援事業のプラン作成状況と関係部署との情報共有について、生活保護の受給者の状況と職員体制について、がん検診の受診状況についてなどの質疑答弁がありました。 次に、教育部では、まず、幼児、学校教育の施設整備や運営の関係では、
留守家庭児童会の児童数の状況と施設整備、時間延長及び職員配置状況について、中学校昼食提供事業の利用状況と中学校給食の導入の考え方について、幼稚園のエアコン設置状況と今後の対応について、通学路安全踏査事業の内容と指摘箇所への対応について、文化施設利用助成金の利用内容について、小中学校におけるいじめの件数とその後の対応について、学校の非構造部材の点検状況について、幼稚園の預かり保育の状況について、就学援助受給者の支給状況についてなどが、続いて、社会教育、社会体育の関係では、新しい文化施設や南部住民センターの建設について、野外活動センターの運営状況や不適切会計処理に関する管理監督責任について、学校図書館司書の充実についてなどの質疑答弁がありました。 次に、建設部、
経済環境部、
上下水道部での質疑では、まず、都市基盤整備、交通関係、開発関係、道路整備関係では、バス交通の運行負担金の現状と、バス交通等検証委員会での今後の議論について、違法建築是正に向けての対策について、放置自転車対策の現状と減少への対策について、山手幹線自転車道規制標識整備事業の評価について、JR上の道路橋の耐震補強について、区・自治会要望等による道路修繕処理実績について、街路樹の根上がりの処理状況と今後の対応について、公園の維持管理状況と今後の改修について、入札において最低制限価格を非公表にした理由について、吉原川の河川改修の進捗状況について、JR大住駅のエレベーター設置に向けた経過と現状についてなどが質疑されました。 次に、商工業、観光振興、消費者行政等の関係では、消費生活相談の現状と相談体制、事業の充実について、バリアフリー改修助成金の利用状況とリフォーム助成導入の考え方について、利子補給制度の利用状況と今後の考え方について。 農業振興では、新規就農者の状況と助成制度について、茶業振興のDVD、パンフレットなどの内容について、有害鳥獣の現状と捕獲状況と対策について、耕作放棄地の現状と対策について、ほ場整備の進捗状況の評価について。 環境保護施策では、野良猫対策について、ごみ処理施設建設に向けての進捗状況と課題について、河川の水質検査の状況について、再生可能エネルギーの普及についてなどが質疑されました。 次に、上下水道関係では、府営水の料金見直しの影響と今後の見通しについて、府営水と自己水のバランス及び自己水用井戸の使用状況と今後の見通しについて、生活困窮者の停水処分について、予定価格を超えた落札結果についてなどが質疑されました。 最終日の総括審査では、まず初めに、一新会から、企業誘致や工業専用地域の拡充による自主財源の確保について、コンパクトシティ実現の進捗状況について、時間外縮減対策について、バスを中心とした公共交通戦略について、農業振興策についての質疑がありました。 次に、日本共産党
京田辺市議会議員団から、臨時財政対策債の考え方について、国保税の低所得者への軽減について、老人医療制度での個人負担増について、介護保険料の引き下げについて、中学校昼食提供事業の利用状況と予約システムについて、市出先機関での職員配置体制について、利子補給制度の今後の対応についてなどが質疑されました。 次に、公明党からは、財政健全化に向けての自主財源確保の認識と今後の方針について、市のホームページの改善について、茶っとサロンの今後の拡充について、学校、住民センターなど公共施設の非構造部材の改修についてなどの質疑がありました。 次に、みらい京田辺から、特別会計への一般会計からの繰入金について、消防車両に対する井手町、宇治田原町との費用負担のあり方について、公共施設における電力自由化の対応について、耐震改修補修補助事業の進展状況について、中小企業売り込み隊の取り組み成果についてなどの質疑がありました。 以上で
決算特別委員会の
委員長報告を終わります。
○
松村博司議長 これで委員長の報告を終わります。 ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、原案反対者の発言を許します。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 10番、
横山榮二議員。
◆
横山榮二議員 10番、横山榮二です。私は、ただいま議題になっております認定第1号、平成27年度京田辺市
一般会計歳入歳出決算認定について及び認定第3号、平成27年度京田辺市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号、平成27年度京田辺市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第7号、平成27年度京田辺市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第8号、平成27年度京田辺市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第9号、平成27年度京田辺市
水道事業会計決算認定についての6件に対し、日本共産党
京田辺市議会議員団を代表して反対の討論を行います。 2014年、消費税大増税が押しつけられ、暮らしはどうでしょうか。政府は、アベノミクスによって経済の好循環が生まれたと自画自賛しています。しかし実態は、日本経済の6割を占める個人消費は2014年度、2015年度と戦後初めて2年連続マイナスとなりました。昨年の9月以来、2月のうるう月を除けば、11カ月連続して前年度マイナスが続いています。アベノミクス不況ともいうべき状況に陥っています。 参議院選挙直後に28兆円を超える大規模な経済対策を打ち出しました。政権発足以来最大の規模の経済政策です。そのこと自体、日本経済の悪化を認めるものです。しかもこの経済政策は、リニア建設への巨大な公的資金投入を始め、借金頼みの大型開発へのばらまきという破綻が証明された対策が中心です。一方で、社会保障については、参議院選挙が終わったとたんに、医療も介護も年金も生活保護も負担増のオンパレードになっています。 日経新聞が行った日本の主要大企業の社長アンケートでは、国内景気は横ばい、78.9%、理由として、個人消費の伸び悩みが82.2%です。経済の再生を言うのであれば、個人消費を温める政治が必要です。京田辺市の1世帯当たりの年間所得は27年度350万円で、26年度よりも3万円ふえました。しかし、2000年と比べ107万円落ち込んでいます。それまでは7年連続して所得は減り続けていました。大きな流れで見れば、所得は減っています。市民の声をお聞きしますと、暮らしがよくなったとはとても言えない。貯金がどんどん減らされていく、年金の手取りは減っていくばかり、アベノミクスで景気回復の実感はない、消費税が上がったが、社会保障はどんどん悪くなるばかり、本当におかしいと政治に対する怒りや暮らしの悲鳴が大きくなっています。 こうした実態があるのに、京田辺市民の1人当たりの税収額は、2011年から2014年まで3年連続で増額、2015年度は横ばいです。市民は税負担を重く感じています。地方税機構へ移管された滞納者の件数は、市・府民税は4,338件、固定資産税・都市計画税で5,523件、国民健康保険税は7,531件に上ります。差し押さえ処分も依然として府・市民税で109人、固定資産税・都市計画税で74人、国民健康保険税46人、軽自動車税54人になっています。貧困と格差が広がる中で、税負担の軽減を一貫して訴えてきました。その点では、都市計画税・固定資産税の負担軽減は急務になっています。市民税は、収入に応じて所得が減れば税額も下がりますが、固定資産税・都市計画税はほとんど変わりません。固定資産税は国の制度によって決められますが、都市計画税は税率設定を含めて地方自治体の判断でできるものです。京田辺市の都市計画事業は近年縮小に向かっていますし、近隣の自治体に比べ、都市計画税の税率が高くなっています。この点でも、改めて都市計画税の税率引き下げに向けて、市が真剣に努力をすることを求めるものです。 2015年の決算審議で明らかになった問題の一つは、市内中学校での選択式デリバリー弁当方式の問題です。京田辺市では、2013年度3学期のみの実施でありましたが、利用状況は市内の3中学校合わせて1日25.2食という程度でした。この現状をどうするかと尋ねると、生徒のニーズに応じて改善を進めると述べておられましたが、26年度は1日平均18.9食、27年度は13.3食になっています。市内中学校生徒のわずか0.7%で、1%にも達していません。また、新規登録者数は2013年度247名、2014年度は214名、2015年度は大きく落ち込み66名、2016年度は途中ですが43名です。登録者数が正確に掌握されていないことが決算委員会の中でも明らかになりました。このような実態は、選択式デリバリー弁当方式が保護者や市民の願いに沿ったものではないことを示していると思います。学校給食法が改正され、学校給食の目標が単なる栄養補給から食育重視となり、国及び地方公共団体は、学校給食の普及と健全な発展を図るために努めなければならないとされています。昨年、中学校給食の実施を求める署名2,688名分が集まりました。前回の署名に匹敵するものです。市民の声を大切にする市政を進めていく立場からも、子どもの貧困対策からもしっかり受けとめていただいて、小学校と同様の完全給食を早期に実施されることを求めるものです。 続いて、老人医療制度についてです。15年度は大幅に改悪され、今まで65歳から69歳を対象にした制度は、窓口負担が1割だったのが2割に引き上げられました。その結果、利用者1人当たりにすれば、約2万3,000円の医療費負担が押しつけられることになりました。京田辺市として、京都府に対して改悪前に戻すように申し入れるべきです。 野外センターの不適切会計についてです。野外活動センターの経理において、利用料や宿直手当の不当な流用があったとして、当時の所長を懲戒免職にするとともに、市長、副市長、教育長、担当課長の減給処分が行われました。原因の一つは、正職員が1人しかいなかったことにあります。常磐苑、宝生苑、各児童館など、市の出先機関の大半が正職員1人かゼロであることを直視、改善するように求めます。 決算審議の中でも、景気の穏やかな回復基調があるということから、緊急不況対策事業の見直しとして、バリアフリー改修助成制度について、従来の個人住宅、店舗それぞれ利用できたものが、16年度から店舗のみの対象にするとしています。また、利子補給制度についても、従来の業者の利子負担をゼロにしていたものから、0.2%の利子を業者に負担する縮小がなされています。景気が改善されていない現状では支援策を充実すべきです。 次に、国民健康保険税特別会計についてです。国保加入世帯は、1世帯平均の所得は、26年度141万円から27年度133万円で、8万円の所得が減っています。市民からは、医療費の窓口の3割負担はきつい、国保は高過ぎ、何とか安くならないかと切実な声が聞こえてきます。決算資料の中で所得100万円以下の方は4,011世帯で、全体の46%に及んでおり、国保の加入者は低所得者の方が多く占めています。2015年から政府の財政措置が行われ、2015年の国保会計は1億1,900万円の黒字になっています。所得の10%以上になっている国保税の引き下げを求めるものです。
決算特別委員会では、市民の負担を少しでも軽くするために、国保制度の全体の改善、国の制度改善にかかわる問題でもありますが、以下の3点を提起しました。 1点目は、国保税の税額を決める均等割で、子どもについては軽減措置を設けることです。京田辺市では、国保加入者のうちゼロ歳から15歳までの子どもの人数は1,066人で、国保加入者全体の7%になっています。子ども1人当たり、国保税であれば、均等割で見ますと、医療分プラス後期高齢者支援金等で3万4,000円です。子どもの人数分だけかかってきますので、2人で6万8,000円、3人であれば10万円を超えます。今、少子化対策の重要性が指摘され、子育て支援が大切な課題になっています。中学校以下については、国保税の均等割額を減額できる制度を国として整備することが必要です。 2点目は、境界層措置の導入です。これは、2000年度から始まった介護保険制度には導入がされているもので、加入世帯の年間収入から国保税を引いた額が生活保護基準を下回る場合、その分の国保税額を減免するという制度であり、国保制度でも早急に導入することが必要です。 3点目は、子どもの医療費助成制度を行っている自治体に対し、国がその部分への国保の補助額を減額する、いわゆるペナルティー措置の中止を国に申し入れることです。京田辺市では、そのために減額された国保補助金は約300万円になります。このような子育て支援に逆行する補助金は直ちに中止すべきです。 以上の3点は、いずれも国において国保制度の改善を図ることが必要であり、京田辺市もそのことを強く国に申し入れるよう求めるものであります。なお、さきの3点のうち、子ども均等割税額減免や境界層措置の導入については、国の制度改善待ちにせず、市独自の国保税減免制度を拡充して実現することを求めます。 次に、介護保険特別会計についてであります。2015年には約1億8,000万の黒字です。2013年、2014年と3年連続で1億円を超える黒字を計上しています。そして、基金積立金に約5,000万円が計上されています。2015年から介護保険料が引き上げられ、月額保険基準額が4,898円から5,591円に引き上げられました。それで2015年度は約1億3,000万円の保険料の収入増がありました。その一方で、介護保険では、国の制度改悪で所得条件によって利用料が1割から2割に引き上がったことで、京田辺市では利用者の3分の1、約600人の方が2割負担になっています。そうした影響もあり、15年度の要介護認定者1人当たりの保険給付額は、前年度より約2万6,000円も下がっています。こうした現状の中で、黒字を介護保険料の引き下げに活用すべきであります。 次に、後期高齢者医療特別会計では、75歳以上の高齢者の方を一方的に後期高齢者として線引きしておいて、今度は特例軽減をなくすことは絶対に許されないことです。 次に、水道事業会計及び公共下水道事業特別会計についてであります。水道料金について指摘しなければならないのは、本市の水道料金の特別会計を見た場合、府営水の基本水量が減ったことで改善されたとはいえ、府営水の料金負担が重いものになっています。改めて府営水基本水量の見直しを行うよう京都府に要請すべきであります。貧困と格差が広がり、庶民の暮らしが厳しくなる中で、上下水道消費税増税分の引き上げを見直すべきです。 以上の点を指摘して、私の反対討論とします。
○
松村博司議長 次に、原案賛成者の発言を許します。 (挙手する者あり)
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松村博司議長 15番、櫻井立志議員。
◆櫻井立志議員 15番、公明党の櫻井立志です。ただいま議題となっています認定第1号、平成27年度京田辺市
一般会計歳入歳出決算認定ほか8件について、会派を代表して賛成の立場で討論を行います。 平成27年度決算については、石井市長3期目の最初の年度決算であり、京田辺市第3次総合計画の最後の仕上げの4年間のスタートとなる年次の決算でもあります。本市が目指す緑豊かで健康な文化田園都市の実現に向け、五つのキーワードに沿って事業を進めてこられました。その中で、本市の財政状況は、高齢化等の影響を受け、扶助費や繰出金等の経常経費の増加により厳しい状況ではありますが、経常収支比率において92.4%と、前年度95.4%と比べ3ポイント改善し、また、地方公共団体の財政力を示す指数において、前年度より若干高くなっています。 一方、最初に述べました平成27年度事業におきまして、市長3期目とあって大胆に市民のためのまちづくりに取り組まれました。五つのキーワードの「安心・安全」では、市営住宅耐震化事業、市民の住宅耐震化改修等補助事業、避難所運営個別マニュアル作成事業などを進められました。「緑」のキーワードでは、特筆すべきは、環境対策として私ども公明党会派がこれまで要望してまいりました市内全防犯灯のLED化に取り組まれましたことは、大いに評価をいたします。また、本市の未来にわたって大事な新ごみ処理施設整備計画の策定とごみ減量化への第一歩に足を進められました。「健康」では、子育て中の若いお父さん、お母さんがずっと望んでおられた幼稚園預かり保育の拡充、高齢者がいつまでも元気で長生きをしていただく高齢者元気応援チケット配布事業、不妊治療費助成拡充と不育症治療費助成事業と、子育て支援、高齢者支援事業を進めてこられました。また、病時・病後時保育事業の拡充にも取り組まれました。「文化・教育」では、京田辺市文化振興計画策定事業、ツアー・オブ・ジャパン京都ステージ開催などを進めてこられました。「田園都市」では、防賀川公園整備事業、京田辺茶消費拡大、観光案内拠点強化事業など、本市のアピール拡大に取り組まれました。本市のまちづくりに、大きく未来に向かって、市民が住んでよかったと言える京田辺市の発展に寄与されたことに対して評価をいたします。その反面、職員の野外活動センターにおける不適切な会計処理における著しく市民の信頼を欠いた事件や、今回の平成27年度決算には入りませんが、先日発覚した下水道の自家用発電設備点検整備事業の入札における不適切な入札会の発注業務において、基本的なチェック機能をおろそかにした業務遂行に対して強く反省を求め、入札業務の見直しに緊張感を持って業務遂行に努めていただきたいことを申し上げますとともに、少子・高齢化、本市もやがて訪れる人口減少社会に向かって、これまで以上に健全な財政運営に取り組まれることを強くお願いさせていただいて、賛成討論といたします。ご清聴ありがとうございました。
○
松村博司議長 ほかに討論はありませんか。 原案反対者の発言を許します。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 4番、次
田典子議員。
◆次
田典子議員 無会派の次田典子です。ただいまの平成27年度京田辺市
一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論いたします。 まず、野外活動センターの元所長による公金不正でしょうか、こちらの行政の方は不適切処理というふうに表現をしていますけれども、結局のところ、四十数万円ご本人に請求をしないといけないような状態になっています。それが今後どのようになっていくかということは厳しく見ていきたいと思いますが、こういった職員の不祥事というのは本当に管理職のあり方、また職員に対してプロ意識を持って業務に当たっていただくということを市民としてはしっかりと強く、議会の方からは要望しているわけですけれども、それを強化していく、体制を見直すといいましても、これは本当に難しいことだと思います。その点についての今後について、しっかり市民にも見えるような状態で体制強化に向けて取り組みをお願いしたいと思います。 それから、また、この前、今もほかの議員がおっしゃいましたけれども、入札に関して非常にミスがあったということで、新聞報道がなされていましたけれども、こういったことがなぜ起こったのかということは、しっかりともう一度検証して、二度とこういったおかしな業務、こういった入札に関しては厳しく対応しなければならない立場ですから、そういった点については十分な対応をお願いしていきたいと思います。 それから、いろいろ決算に関しては、こういった公費の使い方をして、どういった成果があったのか、どういった効果があったのか、そのことを次年度につないでいくというような大きな内容があるわけですけれども、今の
委員長報告でしたら、項目だけを挙げていましたから、なかなかそういった点は市民の方にはわかりにくいかというふうに思いますので、今後は原稿を書かれる事務局の方は、そういったことをもうちょっと考えていただいて、ちゃんと報告書をつくっていただきたいというふうに思います。 それから、今、保育の方なり、また幼稚園の方の職員の体制が非常に厳しい。保育士さんだとか、パートで働いている人たちだとかの話を聞きましても、業務はほとんど正職員と変わらないのに、非常に賃金の面で京田辺市は安いんだという話も聞いています。近隣の他市町村、今ちょっと若い方たちが調べてくれているんですけれども、一部わかっただけでも、今、京田辺市は、例えば幼稚園のパートでも資格がなければ1時間940円、ところが、他市は1,300円ぐらい、資格があれば1,500円ぐらいいくわけですね。これぐらい大きな差があるから、どうしてもパートで働く人たちは少しでも優遇される方に行くだろうというふうに思います。こういった点についてもしっかりと状況を見て対応しないと、いつまでも資格のない方たちばかりで運営している曜日もあるようですから、そういったことのないようにお願いしたいと思います。 それから、いろいろと心配な点はあります。例えば、ことしの初めに市長がコンパクトシティの話をされましたけれども、経営会議の記録をずっと見ましても、コンパクトシティの文言なんて出てこないんですね。それならば一体どこでそういった議論がなされて、所信表明のところで発表されたのか、そういった点についても理解がなかなかできません。本当に何のための経営会議かとも思いますし、そういった部分で出てきていることには非常に不安なものを感じます。現に現地では、たくさんかどうかわかりませんが、不動産屋さんがいろいろ土地のことで走り回っておられるようですけれども、こういったことになると金額が非常に高くなっていくという心配もあります。そういった点については、市長がなぜ経営会議で十分な議論をなさってから発表されなかったのかというふうに思います。 それから、同じように、甘南備園の方ですけれども、枚方市との広域化、どんどん進んでいるようですが、ああいったところの土地も、どうして情報がいろいろ早く漏れて、土地が業者さんの手に渡ったりいろいろしているのかよくわかりませんけれども、金額的には非常に高くなっていっているだろうというふうなことも聞いています。こういったこともこれからの予算の中ではしっかりと見ていかないといけない部分だなというふうに思います。 それから、同志社大学なんかも、やっぱり多々羅キャンパス、ああいったところも私は国際交流会などで時々行かせてもらうこともあるんですけれども、広い割には留学生がちょっと少ないなというふうに思うときもあります。だから、ああいった部分も返してもらえるなら幾らか返していただきたいというのが私の思いですけれども、なかなかそうはいかないでしょうから、何らか同志社大学の方の一部分でも市民がもっともっと活用していけたらいいんじゃないかなというふうに思いますので、今後連携を深めていくという過程が、27年にもあったわけですから、そうした中で十分に深めていっていただきたい。 やっぱりこういった点は、今の私たちだけの社会じゃなくて、次の世代の人たちにとっても重要な課題となっていきますので、こういった点について、いろいろ不安定な部分がたくさんあると思いますので、十分に市としては体制を整えて、職員もプロ意識を持って取り組みをしていただくように強く要望しておきます。
○
松村博司議長 次に、原案賛成者の発言を許します。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 それでは、認定第1号、平成27年度京田辺市
一般会計歳入歳出決算認定についての件を電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は認定とするものです。本件は原案のとおり認定することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件はこれを認定することに決しました。 次に、認定第2号、平成27年度京田辺市松井財産区
特別会計歳入歳出決算認定についての件を電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は認定とするものです。本件は原案のとおり認定することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成全員であります。よって本件はこれを認定することに決しました。 次に、認定第3号、平成27年度京田辺市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての件を電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は認定とするものです。本件は原案のとおり認定することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件はこれを認定することに決しました。 次に、認定第4号、平成27年度京田辺市休日
応急診療所特別会計歳入歳出決算認定についての件を電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は認定とするものです。本件は原案のとおり認定することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成全員であります。よってこれを認定することに決しました。 次に、認定第5号、平成27年度京田辺市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は認定とするものです。本件は原案のとおり認定することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件はこれを認定することに決しました。 次に、認定第6号、平成27年度京田辺市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は認定とするものです。本件は原案のとおり認定することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成全員であります。よってこれを認定することに決しました。 次に、認定第7号、平成27年度京田辺市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての件を電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は認定とするものです。本件は原案のとおり認定することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件はこれを認定することに決しました。 次に、認定第8号、平成27年度京田辺市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての件を電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は認定とするものです。本件は原案のとおり認定することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件はこれを認定することに決しました。 次に、認定第9号、平成27年度京田辺市
水道事業会計決算認定についての件を電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は認定とするものです。本件は原案のとおり認定することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件はこれを認定することに決しました。
○
松村博司議長 次に、日程第15、議案第57号、
京田辺市議会議員及び
京田辺市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についての件から、日程第20、議案第65号、町の区域及び名称の変更についての件、以上6件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 石井市長。
◎石井市長 議案第57号、
京田辺市議会議員及び
京田辺市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、公職選挙法施行令の一部が改正され、選挙運動における公費負担の限度額が改定されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例は、公布の日から施行したく考えております。 よろしくご審議をお願い申し上げます。 議案第58号、京田辺市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、
農業委員会等に関する法律の改正による職務に応じた農業委員などの委員報酬の見直しに合わせて、その他の非常勤特別職の行政委員などの報酬においても、近隣市及び類似団体との均衡を図るため、報酬額及び支給単位の改定を行うものでございます。 なお、この条例は、平成29年4月1日から施行したく考えております。 よろしくご審議をお願い申し上げます。 議案第59号、京田辺市税条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、所得税法等の一部を改正する法律が平成28年3月31日に公布されたことに伴い、本市税条例につきまして所要の改正を行うものでございます。 主な改正内容といたしましては、日台租税取り決めにより、個人市民税について、日本国に居住する者が支払いを受ける特例適用利子及び特例適用配当に係る所得を分離して課税する特例を新設するものでございます。 なお、この条例は、平成29年1月1日から施行したく考えております。 よろしくご審議をお願い申し上げます。 議案第61号、京田辺市
国民健康保険税条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、所得税法等の一部を改正する法律が平成28年3月31日に公布されたことに伴い、本市
国民健康保険税条例につきまして所要の改正を行うものでございます。 主な改正内容といたしましては、日台租税取り決めにより、国民健康保険税について、日本国居住者が支払いを受ける特例適用利子及び特例適用配当に係る所得を国民健康保険税の所得割額の算定及び軽減判定に用いる総所得金額に含める特例を新設するものでございます。 なお、この条例は、平成29年1月1日から施行したく考えております。 よろしくご審議をお願い申し上げます。 議案第62号、
京都地方税機構規約変更に関する協議についてご説明申し上げます。 本件は、京都地方税機構が処理する事務に自動車取得税、自動車税及び軽自動車税に係る申告などの受付等の事務を追加するため、その規約を変更することについて、京都市を除く府内の全市町村及び京都府と協議するため、
地方自治法第291条の11の規定により提案するものでございます。 よろしくご審議をお願い申し上げます。 議案第65号、町の区域及び名称の変更についてご説明申し上げます。 本件は、綴喜都市計画事業三山木地区特定土地区画整理事業の施行による地区内の土地の区画形質の変更に伴い、町の区域及び名称を変更する必要が生じたため、
地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 その内容といたしましては、本市三山木田中、谷浦の全部と三山木西荒木、東角田、西角田、檜、初メ、上谷浦、高飛、八反坪、柳ケ町、下ノ浜、北垣内、山崎の各一部の区域を三山木中央一丁目から三山木中央九丁目に町の区域及び名称を変更するものでございます。 なお、本件の効力発生時期は、土地区画整理法第130条第4項の規定による換地処分の公告があった日の翌日からでございます。 以上、ご説明申し上げました6件、よろしくご審議をお願い申し上げます。
○
松村博司議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となりました6件につきましては、お手元に配付の議案審査付託表のとおり、所管の
常任委員会に付託いたします。
○
松村博司議長 次に、日程第21、議案第60号、京田辺市
留守家庭児童会の運営等に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 石井市長。
◎石井市長 議案第60号、京田辺市
留守家庭児童会の運営等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、
留守家庭児童会を開設しない日となっている日曜日及び土曜日を除く当該年度の最初の日について、利用者の利便性の向上を図ることを目的に、開設日へと変更するため所要の改正を行うものでございます。 この条例は、公布の日から施行したく考えております。 以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。
○
松村博司議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となりました件につきましては、お手元に配付の議案審査付託表のとおり、所管の
常任委員会に付託いたします。
○
松村博司議長 次に、日程第22、議案第56号、京田辺市
農業委員会の委員等の定数に関する条例の制定についての件から、日程第24、議案第64号、京田辺市道路線の廃止についてまでの件、以上3件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 石井市長。
◎石井市長 議案第56号、京田辺市
農業委員会の委員等の定数に関する条例の制定についてご説明申し上げます。 本件は、
農業委員会等に関する法律の改正に伴い、農業委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定めるため、条例を制定するものでございます。 なお、この条例は、公布の日から施行したく考えております。 よろしくご審議をお願い申し上げます。 議案第63号、京田辺市道路線の認定についてご説明申し上げます。 本件は、新設された道路などについて市道認定を行うため、提案するものでございます。 その内容といたしましては、添付資料1の番号1から18の18路線につきまして、新名神高速道路の建設に伴い新設される道路及び路線の一部廃止に伴い起終点の変更が生じる道路を認定するものでございます。添付資料2及び3の番号19から27の9路線につきましては、宅地開発に伴い新設された道路について認定するものでございます。添付資料4の番号28の路線につきましては、京都府の防賀川河川改修工事に伴い路線の一部が廃止をされ、終点の変更が生じる道路を認定するものでございます。 よろしくご審議をお願い申し上げます。 議案第64号、京田辺市道路線の廃止についてご説明申し上げます。 本件は、高速道路建設などに伴い路線の廃止を行うため、提案するものでございます。 その内容といたしましては、添付資料1の番号1から11の11路線につきましては、新名神高速道路の建設に伴い、路線の一部を廃止することから起終点の変更が生じるため、提案するものでございます。添付資料2、番号12の路線につきましては、京都府の防賀川河川改修工事に伴い、路線の一部を廃止することから終点の変更が生じるため、提案するものでございます。添付資料3の番号13から16の4路線につきまして、第二京阪道路の建設に伴い供用廃止となる路線を廃止するものでございます。 以上、よろしく3件につきましてご審議をお願い申し上げます。
○
松村博司議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となりました3件については、お手元に配付の議案審査付託表のとおり、所管の
常任委員会に付託いたします。
○
松村博司議長 次に、日程第25、議案第66号、平成28年度京田辺市
一般会計補正予算(第4号)の件から、日程第27、議案第68号、平成28年度京田辺市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)までの件、以上3件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 鞍掛副市長。
◎鞍掛副市長 議案第66号、平成28年度京田辺市
一般会計補正予算(第4号)についてご説明を申し上げます。 このたびの補正予算は、歳入歳出それぞれ4億4,680万円を追加いたしまして、予算総額を251億6,070万円とするものでございます。 歳入の主な内容といたしましては、事業の追加に伴いまして、国庫支出金や府支出金、市債の更正を行いました。 歳出の主な内容についてご説明を申し上げます。民生費におきましては、臨時福祉給付金給付事業や高齢者施設防犯対策事業を計上いたしました。衛生費におきましては、住宅用蓄電池等設置補助事業を計上いたしました。土木費では、道路整備事業や地方創生拠点整備事業、市営住宅長寿命化事業を計上いたしました。 このほか、第2表におきましては繰越明許費を、第3表におきましては債務負担行為の追加を、第4表におきましては地方債の変更を計上いたしました。 続きまして、議案第67号、平成28年度京田辺市
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算は、保険事業勘定の歳入歳出にそれぞれ1億8,230万1,000円を追加いたしまして、予算総額を45億5,249万1,000円とするものでございます。 歳入の内容といたしましては、前年度繰越金1億8,230万1,000円を追加いたしました。 歳出の主な内容といたしましては、該当者の増加によりまして、権利擁護事業費197万5,000円、介護給付費準備基金積立金7,800万円、前年度の国庫及び府への負担金の償還計上によりまして、諸支出金1億58万1,000円を追加いたしました。次に、介護サービス事業勘定につきましては、歳入歳出からそれぞれ140万1,000円を減額いたしまして、予算総額を1,619万9,000円といたしました。 歳入の主な内容といたしましては、地域支援事業移行に伴う居宅介護支援事業費収入300万円を減額いたしまして、前年度繰越金159万9,000円を追加いたしました。 歳出の内容といたしましては、地域支援事業への移行に伴い、居宅介護支援事業費140万1,000円を減額いたしました。 続きまして、議案第68号、平成28年度京田辺市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算は、歳入歳出それぞれ2,892万7,000円を追加いたしまして、予算総額を7億4,792万7,000円とするものでございます。 歳入では、後期高齢者医療保険料2,613万8,000円、一般会計繰入金220万5,000円、前年度繰入金18万4,000円、諸収入として40万円を追加いたしました。 歳出では、保険料収入見込みの増額等に伴う後期高齢者医療広域連合納付金2,852万7,000円、諸支出金として40万円を計上いたしました。 以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。
○
松村博司議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 4番、次
田典子議員。
◆次
田典子議員 1点だけで、民生費なので所管の委員会の方でまたお聞きしてもいいんですけど、防犯対策事業費と書いているので、高齢者施設防犯対策事業費と書いていますよね。これ、要するに、LEDか何か街灯ですか、どういうことになるということですか。それと、一つは、これ、府立洛南寮の分ですよね。だから、そのあたりのところもちょっと説明お願いできますか。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 白井
健康福祉部長。
◎白井
健康福祉部長 ただいまのご質問でございますが、老人福祉施設整備事業費といたしまして、洛南寮の防犯カメラ等の設置に対する国の補助制度がございます。これを利用いたしまして整備をされることにおきまして、補助金を設置するものでございます。洛南寮につきましては、府立の施設から社会福祉法人京都府社会福祉事業団の施設となっております。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 4番、次
田典子議員。
◆次
田典子議員 一応、府立ですから、京田辺だけが別にこの事業費を出すわけではなくて、合同でこの防犯カメラだとかをつけてということでいいわけですね。近くなので、高齢者の方が、私、自宅が近いので、結構皆さん、よくお散歩とかされて、元気にいろいろされていますけど、いろいろ防犯もそうですけど、交通の方も危ないなというふうにいつも思いながら見ているんですけれども、合同でされるという理解でよろしいんですか。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 白井
健康福祉部長。
◎白井
健康福祉部長 本補助事業につきましては、国の補助制度でございますが、市を通して支出するもので、10分の10の補助率となってございます。国の10分の10の補助でございます。
○
松村博司議長 ほかに質疑はありませんか。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 3番、
南部登志子議員。
◆
南部登志子議員 私の方からもう1点、一般会計の補正予算の債務負担行為の第3表の中の新田辺駅東まちづくり事業の概要についてお伺いさせていただきたいと思います。担当者の方からもちょこちょこ話は聞いていて、商店主さんを対象にしたいろんな勉強会も含めて、取り組みとかは進めてこられていますが、平面的な整備をするとおっしゃっていたところには、なかなか地権者の方に説明会をされたりとか、そういうことが進んでいないように私の方では認識しているんですけども、今回、この事業の中ではどういったことをされるのかお聞かせいただけますか。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 里西建設部長。
◎里西建設部長 ただいまのご質問にお答えいたします。 新田辺駅東側につきましては、現地の方においていろいろ意向調査等に既に入っておりまして、いろいろ皆さんから意見を伺っている最中でございます。今後、この予算化におきましては、そういった意見をまとめていって、基本的な設計といいますか、整備について検討していきたいなと、そのための予算要求でございます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 3番、
南部登志子議員。
◆
南部登志子議員 2回しか質問できないのであれなんですけど、もうちょっと具体的にどういったことを進めようとされているのか。これまでも三山木ができたら、次は新田辺駅東やりますからということを言われながら、三山木が完成したら、ほぼめどがついてきたらコンパクトシティ構想ということで、新田辺駅の西側の方に話が行ったりとかして、やっぱり何となく新田辺駅の東側に住んでいる者としては、このまま見捨てられていくのかなという思いを抱いていた方が住民の方の中にもたくさんおられるんです。その中で、特定のお商売をされている方とか、道路拡幅の対象に当たる方についてはこれまで説明というのはされていたと思うんですけれども、例えば自治会対象にとか、区対象にとか、そういった方への説明とかというのもなされていなかったというふうに思いますので、一般的にはどういうことをされていくのかというのがわからないと思うんです。もう少し具体的に、何をどういうふうにしていこうとされているのかを明らかにしていただけますか。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 里西建設部長。
◎里西建設部長 再質問にお答えいたします。 新田辺東側につきましては、道路の歩道につきましては、既に現地、いろいろ地元説明などに入っておるところです。今回の予算要求させていただいているところは、それとは別に新田辺東側の駅前につきまして、いろいろ先ほど言いましたように、地権者の方、またいろいろ事業者の方に意見というか意向調査に入っているということで、今後、そういった事業区域の具体的な範囲とか、またどういうふうな形で進めていくか、また事業方法について、この予算で決定していきたいなというふうに考えております。
○
松村博司議長 ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となりました3件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思います。 ご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 ご異議なしと認めます。よって本3件は
委員会付託を省略することに決しました。 なお、それぞれの所管の
常任委員会で審査のみを行っていただくこととなりますので、ご了承願います。また、12月27日の本会議において、討論の上、採決していただくことになります。
○
松村博司議長 次に、日程第28、発議第1号、
京田辺市議会委員会条例及び
京田辺市議会広報発行に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 19番、
市田博議員。
◆
市田博議員 市田博でございます。ただいま議題となりました発議第1号、
京田辺市議会委員会条例及び
京田辺市議会広報発行に関する条例の一部改正についてをご説明申し上げます。 本件は、
議会運営委員会及び
広報編集特別委員会の定数を見直し、各条例に規定されている同委員会の委員の定数を、
議会運営委員会においては8人から7人へ、
広報編集特別委員会においては5人から4人へ改めるものです。 なお、この条例は、公布の日から施行したく考えております。 議員皆さん方のご賛同をよろしくお願いいたします。
○
松村博司議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 4番、次
田典子議員。
◆次
田典子議員 今回、今は元となってしまいましたけど、議員が逮捕されることによってこういったいろいろ条例を変えないといけないということになってきているんだと思うんですね。ただ、こういうときにしっかり考えていただきたいと思うのは、以前は21人の定数だったんです。21人の定数から1名お亡くなりになったり、またお亡くなりになったりいろいろしながら、20人でもいけるやないかみたいな話で、1人削減になったんですね。こんなことになっていたら、今回また19人で後半、あと2年ちょっとですけど、議会をみんなでやっていくことになっているわけです。だけど、こういうふうに減ったから減らす、減ったから減らすということが本当に議会活動として適切なことなのかということをもっとしっかり考えていただけたらというふうに思います。 はっきり言ったら、今回そういった影響もあって、無会派も3人になっています。公明党さんよりも人数多いわけですよ。まあ、関係ないですけどね。でも、事実を言っているだけです。だから、そういったことから考えたら、本当に議会の運営として、人数が減りましたから委員会を減らしますということでいいのかというふうに私は思えないわけです。行政にとったら、いや、議会で決めることだからと思っていらっしゃるだろうけれども、議会が活発化するということは、行政運営にとっても非常に重要なことなんですよ。だから、そういう点から考えたら、8人を7人にすればいいとか、5人を4人にすればいいということではなくて、議会改革の方もまだいろいろ積み残している課題はあったはずなんです。そういった部分からもっと議論をしていただいて、いかに、議員は何も会派に入るために選挙に出て当選してきているわけではないんです。一人ひとりが自分の思いを訴えてとなっているわけですよ。だから、そういった部分から、私はこういったことをもっと議論していくべきではないかというふうに思いますけれども、その点はいかがなんですか。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 19番、
市田博議員。
◆
市田博議員 今回の、今の話ですが、無会派が参加していない、それは要するに、会派制という形でやっているものですから、当然、議論にはかかわっていない、かかわれない、それが基本です。だから、我々幹事会、そして
議会運営委員会でも、議論を十分尽くして、議員同士がお互いに理解を深めた中でこのような結果を出したわけですから。議員は一人ひとりいろいろやり方があろうと思います。でも、会派代表、そして会派制ということであれば、誰から何を言われる必要は全くないと考えております。 以上です。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 4番、次
田典子議員。
◆次
田典子議員 議長、ちょっと発言に関して、また後からお話ししたいと思いますけれども、今言っていることとちょっと違うんです。議会として、本当に定数を考えていくときの基本が、人が減ったから減らすという委員会運営でいいんですかということを言っているんです。やっぱり委員会の内容にしても、いろんな課題はたくさんあるわけですよ。それが、人数を減らしていくことによって、委員会というのは、議員というのは、いろんな立場で出てくる、それはそのとおりです。だから、例えば農業の、本当にそのことを詳しくご存じの方もあれば、私のように農業をしたことをない人間もいるわけです。だから、そういった部分から、議会から人が、議員が議会に選出されるということは、市民にとったら、できるだけ多くの立場を保障していくということは大事なわけですね。だから、そういった意味から、定数が減ったから委員会を減らす、そういうふうなことではなくて、やっぱりより深めていける方法の委員会運営を私は考えていくべきだと。それは行政運営にとっても非常に大きな影響があるということを申し上げているんですが、だから、少しおっしゃっていることと私の言っている意味とはちょっと違うんですけども、もう少しそういった部分で考えていただくという議論に深めていただくということはできないんですか。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 19番、
市田博議員。
◆
市田博議員 伺っておきます。
○
松村博司議長 ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となりました件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思います。 ご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 異議なしと認めます。よって本件は
委員会付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、原案反対者の発言を許します。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 4番、次
田典子議員。
◆次
田典子議員 無会派の次田です。今回の
京田辺市議会委員会条例及び
京田辺市議会広報発行に関する条例の一部を改正する条例案に対し、反対の立場から討論いたします。 今回、非常に
京田辺市議会としては、市民の皆さんの信頼を裏切るような、議員が逮捕されてというような情けないことが起こっているわけです。こういったことを初めの冒頭の議長の挨拶の中にも、議会の信頼を取り戻せるようにというようなお言葉がありました。私もやはりそう思います。そのために、本当に議会が市民の信頼に応えるために何をやればいいのかということを思うわけです。今回、今の案でしたら、1人議員が減ったから、そのことによって会派が解散し、委員会に会派制をとっているということで、委員を減らしていくということになるわけです。でも本当にそれが市民の負託に応えていくということになるのかどうかということを申し上げたいと思います。 私は、特に基本条例をつくっていく改革委員会の中でもいろんな議論があったと思うんですね。そのときには、会派制は、京田辺だけなんですけども、原則という形になっている。でも、本当はそういったことは何も
地方自治法には書かれていないわけですよ。本当は一人ひとりの議員が議会の中でいかに活動して、市民のために働くかということが原則ということだと私は思います。今回の8人から7人、それから5人から4人というふうな形でやるということは、今までの条例の数字に合わせてやっているわけなんですね。だけど、20人になり、19人になり、その中で委員会が人数減っていくという中で、
文教福祉常任委員会は今7人ですから6人になるわけですよ。減っていくわけですですね、すごく。そういう中で、委員会で福祉の部分も全面的にやり、教育部門もやりって、大変な内容になってきているわけですね。だから、これは、できたら本当に改革委員会を早く開くなりして、委員会二つをかけ持ちできたり、いろんなことが、この前の改革委員会にも案が出ていたわけだから、そういった中で、いかにこの少ない人数でやっていくかということを考えていただきたい。こういった条例を減らすのも、すぐにじゃなくても、そういった中で十分議論をして、本当に対応できる委員会、それから活発な委員会を目指すために議論の末に提案をしていくべきではないかというふうに思います。 以上です。
○
松村博司議長 次に、原案賛成者の発言を許します。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 それでは、発議第1号、
京田辺市議会委員会条例及び
京田辺市議会広報発行に関する条例の一部改正についての件を電子表決により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件は原案のとおり可決されました。
○
松村博司議長 次に、日程第29、閉会中の
委員会調査結果報告についての件を議題といたします。
広報編集特別委員会の報告を求めます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 増富理津子広報編集特別委員長。
◆
増富理津子広報編集特別委員長
増富理津子でございます。
広報編集特別委員会の調査報告を申し上げます。 本委員会は、去る11月1日付で
京田辺市議会だより第155号を発行いたしました。発行に当たりまして、9月28日、10月12日、17日及び25日に委員会を開催し、紙面構成と編集、写真撮影、記事・原稿の取りまとめ、校正などを行いました。 また、同じく11月1日には、声の議会だより第92号の作成に当たり、記事の選定を行い、社会福祉協議会へ業務委託の上、該当者に録音CDを配付いたしました。 今回から発行いたしました155号からは、一般質問のページにおいて各議員の見出しに答弁見出しを掲載することとし、読者に主となるやりとりをわかりやすくしました。また、最終面において、市民が登場する企画となる「あなたと話したい」のコーナーを掲載しました。今後、さまざまな市民が登場することにより、議会だより通じて、市民が市政に関心を持つきっかけになればと考えています。今後も読者の意見や研修で学んだことを生かして、議会だよりを編集していきたいと考えます。 以上で報告を終わります。
○
松村博司議長 これで委員長の報告を終わります。 ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 (「なし」と言う者あり)