八幡市議会 2021-02-26
令和 3年第 1回定例会-02月26日-01号
令和 3年第 1回
定例会-02月26日-01号令和 3年第 1回定例会
令和3年2月26日
午前10時 開 会
1.
出席議員 1 番 山 田 美 鈴 議員
2 番 福 田 佐世子 議員
3 番 小 川 直 人 議員
4 番 横須賀 生 也 議員
5 番 鷹 野 雅 生 議員
6 番 奥 村 順 一 議員
7 番 中 村 正 臣 議員
8 番 澤 村 純 子 議員
9 番 亀 田 優 子 議員
10番 清 水 章 好 議員
11番 太 田 克 彦 議員
12番 長 村 善 平 議員
13番 横 山 博 議員
14番 山 田 芳 彦 議員
15番 中 村 正 公 議員
16番 山 本 邦 夫 議員
なお、山田副市長につきましては、
提案説明等は自席からとさせていただきたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
以上のとおりでございます。よろしくご審議いただきまして、ご可決、ご承認を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程に入ります。
△日程第1
○
山田芳彦 議長 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本定例会の
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、2番
福田佐世子議員、21番巌 博議員を指名いたします。よろしくお願い申し上げます。
△日程第2
○
山田芳彦 議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日2月26日から3月30日までの33日間といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 異議なしと認めます。よって、会期は本日2月26日から3月30日までの33日間と決しました。
△日程第3
○
山田芳彦 議長 日程第3、諸報告を行います。
本定例会に説明員として出席の通知がありました者の職・氏名につきましては、お手元に配付いたしております通知書の写しのとおりであります。ご了承願います。
次に、
監査委員から令和2年10月分から令和2年12月分の
例月現金出納検査の結果報告がありましたので、ご報告いたします。なお、検査資料につきましては、
議会事務局に保管いたしております。随時ご覧願います。
次に、本定例会に市長から提出されております案件は、令和3年度八幡市
一般会計予算案ほか合計25件であります。
△日程第4~日程第11
○
山田芳彦 議長 日程第4、議案第1号、令和3年度八幡市
一般会計予算案から日程第11、議案第8号、令和3年度八幡市
下水道事業会計予算案までを一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。
堀口市長。
(
堀口文昭市長 登壇)
◎
堀口文昭 市長 ただいま上程いただきました日程第4、議案第1号、令和3年度八幡市
一般会計予算案、日程第5、議案第2号、令和3年度八幡市休日
応急診療所特別会計予算案、日程第6、議案第3号、令和3年度八幡市
駐車場特別会計予算案、日程第7、議案第4号、令和3年度八幡市
国民健康保険特別会計予算案、日程第8、議案第5号、令和3年度八幡市
介護保険特別会計予算案、日程第9、議案第6号、令和3年度八幡市
後期高齢者医療特別会計予算案、日程第10、議案第7号、令和3年度八幡市
水道事業会計予算案、日程第11、議案第8号、令和3年度八幡市
下水道事業会計予算案、以上、令和3年度各会計の予算案をご提案申し上げるに当たりまして、
市政運営の基本的な方針につきましてご説明を申し上げます。
お手元にお届けさせていただいております施政方針をご参照賜りたいと存じます。
本日、ここに令和3年
八幡市議会第1回定例会の冒頭に当たり、施政方針を申し上げる機会を頂き、ありがとうございます。
昨年2月、3期目の
市政運営をスタートさせていただき、はや1年が過ぎ去ろうとしております。この間、
新型コロナウイルス感染症(
COVID-19)の
感染拡大により、2020
東京オリンピック・パラリンピックをはじめとする国や
地方公共団体のイベントの数々が延期や中止になりました。また、
外出自粛や飲食店等の休業要請、時間短縮など、
新型コロナウイルス感染症が及ぼす影響は生命や健康に留まらず、社会経済、人々の行動、意識や価値観など複雑多岐にわたり、これまでの生活様式に大きな変化・変容をもたらしております。
本市では、八幡市
新型コロナウイルス感染症対策本部会議をいち早く立ち上げ、国・京都府との連携をさらに強めながら、
感染症対策を最優先に考え取り組んでまいりました。しかし、本年1月に京都府にも
緊急事態宣言が再発令され、本市では1月だけで115人の方が
PCR検査で陽性となり、
感染者総数の50%に迫る状況になりました。
緊急事態宣言も10都府県でさらに1か月間の延長が決まり、一日も早い解除を望んでいるところでございます。
令和3年度も引き続き
新型コロナウイルス感染症対策に取り組み、市民の皆様の生活を守ることを最優先といたします。また、
ワクチン接種につきましても、
新型コロナワクチン接種対策本部を新たに立ち上げ、迅速かつ的確に実施できるよう準備を進めております。加えて、感染者への差別や偏見が生じることがないよう周知・啓発などにも努めてまいります。
人口減少、少子・高齢化が進む中、令和3年度は
コロナ禍の影響も受け、本市歳入の根幹をなす市税収入は厳しい状況に陥ると予測しております。そのような状況下にあっても、
人口減少時代でのより多機能な力を有したまちへの転換、まちの質的変換を図る歩みを進める一方で、
外国人住民と共生する
まちづくりにも取り組む必要があります。そして、当面の主要な
建設事業として、災害時においても安全性の高い新
庁舎整備事業の着実な推進、消防力の強化などのほか、重要課題の解決に向け一歩一歩着実に対応していかなければなりません。国、京都府との連携をさらに進めながら、市民協働を基本に公約実現に向けた取組を進めるとともに、令和の時代の八幡市の礎づくりを前進させてまいります。
それでは、令和3年度の
市政運営の基本的な方針等につきまして、第5次八幡市総合計画の六つの基本目標に沿ってご説明申し上げます。
一つには、ともに支え合う共生のまちやわたです。
少子化による急激な
人口減少と超
高齢社会の到来に加え、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大により、
地域コミュニティの希薄化がさらに進もうとしております。
地域コミュニティは市民自治の基礎であり、誰一人取り残さない社会を築いていくためには欠かせないものであります。私の公約である市民との協働という基本姿勢の下、
自治組織団体などと連携し、新たな
地域コミュニティの在り方を模索しながら、市民誰もが互いを尊重し、支え合い、自分らしく活躍できる社会の実現を目指してまいります。
新たな地域の担い手となる
外国人居住者との共生につきましては、これまでの取組に加え、くらしのそうだん事例集の活用や
日本語指導ボランティアの養成など、引き続き
関係機関と連携し、
外国人居住者と地域の皆様が住みよい地域となるような取組を進めてまいります。
男女共同参画の推進につきましては、令和3年度からスタートさせます
男女共同参画るーぷ計画Ⅲに基づき、SDGsにもあるジェンダーにとらわれない視点を踏まえながら、
男女共同参画社会の推進に向け
関係機関との連携を図るとともに、啓発と周知に努めてまいります。
障害福祉につきましては、令和3年度からスタートさせます第6期障がい福祉計画、第2期障がい
児福祉計画に基づき、
地域生活支援拠点を中心とした
相談支援体制の充実など、
障害者福祉のさらなる推進に取り組んでまいります。
人生100年時代が到来し、AIやIoTなどによる超
スマート社会(ソサエティ5.0)に向けて社会が大きな転換点を迎える中、生涯学習の重要性は一層高まっております。LINEやツイッターなど新しい
情報発信ツールなども活用しながら、感染症の
拡大防止対策を実施し、
現代的課題に対応した講座や地域のニーズ、実情に応じた学習機会の提供に努めてまいります。
二つには、子どもが輝く未来のまちやわたです。
子育て世代のライフスタイルの変化、核家族化の進行などにより、子育てについて身近に相談できる人が少なくなる中、
新型コロナウイルス感染症による
外出自粛の影響で孤立化も進み、妊娠中の女性や乳幼児を抱えた家庭は大きな悩み・不安を抱えながら生活されていることと思います。
このような状況の中、地域で安心して前向きに子育てができるよう、妊娠・出産期のサポートとして、新たに宿泊型産後ケアを実施いたします。また、妊娠中は口腔を良好に保つことが早産予防につながることから、健やかな妊娠及び出産を迎えていただけるよう、新たに
妊婦歯科検診への費用助成に取り組んでまいります。
さらには、聞こえの障害を早期に発見し支援することが子どもの言葉や心の発達に効果的であることから、
新生児聴覚検査に対する費用助成も新たに実施するなど、切れ目のない相談・
支援体制の充実に取り組んでまいります。
新型コロナウイルス感染症により全国的に出生数が減少傾向にあり、本市においても同様の傾向が見られます。先が見通せない社会状況、経済環境の中、次代を担う子どもを産み育てる家庭を応援するため、
健康保険の出産育児一時金とは別に、
新生児臨時支援事業を実施いたします。
相談件数が増加する児童虐待への対応につきましては、
相談管理システムの改修など、
児童相談所と迅速かつ的確に情報共有を行えるよう取り組んでまいります。また、各
関係機関との連携を図り要
保護児童対策地域協議会の
ネットワークによる支援を強化するなど、虐待の早期発見・早期支援に取り組んでまいります。加えて、未然防止のため乳児期に親子関係が深められるよう、引き続き子はたから
プロジェクトに取り組んでまいります。
子育て環境の充実を目指して、令和2年度に
さくら近隣公園において全長88メートルのうんていをはじめとする整備を実施しており、
オープニングイベントや
子育て支援イベントを開催し、市民の皆様をはじめ多くの方に公園の新たな魅力を実感いただけるよう取り組んでまいります。
就学前施設につきましては、少子化の影響による園児数の推移に注視するとともに、教育・保育内容の充実に努めてまいります。次代を担う
子どもたちの生きる力を育むには、教育内容だけでなく、
教育環境についても充実する必要があります。
GIGAスクール構想により整備された小・中学校への
高速ネットワーク環境と1人1台端末を活用するとともに、
ICT支援員を配置するなど学習活動を一層充実してまいります。
経済的に困難な児童・生徒への支援につきましては、引き続き中学生を対象とした
スタディサポート事業(鳩嶺教室)に取り組むとともに、これまでの成果や小・中連携の視点を踏まえ、新たに
小学校高学年での取組を実施いたします。
また、
就学援助制度では、令和3年度から支給項目を拡充し、支援の充実を図ります。
児童の
熱中症対策として、
橋本小学校及び
南山小学校体育館の
空調設備整備に引き続き取り組むとともに、新たにくすのき小学校及び
さくら小学校体育館の空調設備の設計に着手してまいります。また、
南山小学校トイレの改修工事の設計に着手し、
教育環境の充実にも取り組んでまいります。
三つには、誰もが健康で幸せな健幸のまちやわたです。
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大に伴い、
外出自粛による運動不足や社会参加の制限による高齢者の認知機能の低下などの健康二次被害の拡大が懸念されます。厳しい状況ではありますが、今を自身の健康を再考する機会とし、市民誰もが健康で幸せに暮らせるよう、やわた未来いきいき
健幸プロジェクトをはじめとする
ウィズコロナに対応した
健幸づくりの取組を推進してまいります。
子どもたちから手づくりの要望書を受けて検討してまいりました
スケートボードパークにつきましては、
男山レクリエーションセンターに整備することにより、多くの若い世代が新しいスポーツで活躍できる場を提供いたします。
子どもの体力低下が危惧されているところ、子どもの体力向上や遊びの多様化を図るとともに、ウォーカブルシティへの先駆けとして、歩きたい、体を動かしたいと思える
きっかけづくりとして、男山団地内にある
公立保育園を対象にみどりの
園庭づくり事業を実施し、園庭の芝生整備をいたします。
新型コロナウイルス感染症に係るワクチンにつきましては、市民の皆様への円滑な接種に向け、
新型コロナワクチン接種対策本部を設置し、国や京都府と連携しながら、市民の皆様への適切な情報提供をはじめ必要な体制の確保に取り組んでまいります。
国民健康保険につきましては、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による
保険給付費の減少により令和3年度の京都府納付金が減額となる見込みであることなどから、今後
保険料収入の減収が見込まれるところではありますが、
コロナ禍における被保険者の負担軽減を図るため、保険料率の引下げをいたします。
介護保険につきましては、団塊の世代が75歳以上になる令和7年及び
高齢者人口がピークを迎える令和22年を見据え、新たに第8期
介護保険事業計画を策定し、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、
健康づくりに加え、自立支援・
重度化防止の推進や地域で医療、介護、
生活支援サービスが包括的に提供できる
体制づくりなどに取り組んでまいります。
後期高齢者医療制度につきましては、対象地域を市全域に拡大して高齢者の
保健事業と介護予防を一体的に実施するとともに、新たに
後期高齢者歯科健康診査を実施し、高齢者の
フレイル予防を推進してまいります。
四つには、自然と歴史と文化が織りなす観幸のまちやわたです。
市制40周年を機に、眇たる八幡市がAI時代の日本語を考えることに貢献するとともに、本市の歴史を発信するため創設しました
徒然草エッセイ大賞は、令和2年度で4回目を迎え、
新型コロナウイルス感染症に見舞われている社会を踏まえて、今起きている変化をテーマに作品を募集しましたところ、47都道府県のほかアメリカ、フランスなど11か国・地域の方から
事業創設以来最多となる3,564作品もの応募を頂くことができました。令和3年度は5周年となりますので、
記念事業として、ゆかりのある仁和寺での
授賞式開催を検討してまいります。
また、
アフターコロナを見据え、国内外多くの方に八幡市を訪れていただけるよう新たな
コンテンツを加えて整備する
八幡ストーリーや、令和2年度に制作した
空中茶室閑雲軒の
VRコンテンツを活用し、八幡市の魅力を発信してまいります。さらには、観光協会の体制強化を支援し、
既存観光資源の
訴求力向上や新たな
観光ルートの設定など、
観光振興プロモーションの企画・開発を促進いたします。
やわた
ブランド創造事業につきましては、
特産品認定制度の確立に向け、
ブランド名の公募や
ロゴマークをデザインするなど、やわたブランドの構築に取り組んでまいります。また、お茶の京都地域と東京都渋谷区で実施しております
連携事業におきまして、特産品のさらなる魅力向上と情報発信に努めてまいります。
おもてなし環境の整備といたしまして、門前町の北の玄関口として、令和2年度に整備した
科手土井線の歩道付近に石造りの常夜灯を設置するとともに、広場の整備に着手いたします。
令和2年度の京都:
Re-Searchの成果を大京都2021in八幡で展開し、地域と協働しながら新しい
ドキュメント作品を制作・発表し、市民の皆様が新たな
文化芸術創造活動に触れる機会を提供いたします。
本市を代表する文化遺産の一つである
国指定名勝松花堂及び書院庭園につきましては、大阪府北部地震で被害を受けた施設などの
災害復旧工事を引き続き行うこととしております。
五つには、しなやかに発展する活力のまちやわたです。
少子・高齢化によりもたらされる
生産年齢人口の減少とそれに付随する市税の減収により、厳しい財政状況が続くことが見込まれます。そのような状況に対応するための活力ある
まちづくりを進めるには、市内の商工業・農業の担い手を育成・支援するとともに、雇用を創出し税源の涵養を図る企業立地を推進し、駅周辺の機能向上など広域的な交流拠点の整備を進めることが必要です。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた商工業の状況把握をはじめ、行政・
商工業団体・金融機関で情報を共有し、商工業を振興するため八幡市商工業振興懇話会を設立し、今後定期的に開催してまいります。また、コロナの感染状況を注視しながら、経済的に大きな影響を受けた飲食事業者を支援するため、再度八幡おうえん飲食券事業に取り組んでまいります。
加えて、融資を受けた事業者の負担軽減を目的とした中小企業者等事業継続支援金給付事業につきましては、融資制度の期間延長に合わせて支援を継続してまいります。
都市計画マスタープランにてお示ししております産業振興ゾーンにつきましては、令和5年度の新名神高速道路開通を機に企業立地の需要が高まることから、都市的土地利用の早期実現を目指し、引き続き
関係機関と調整を進めてまいります。また、新しい農業の在り方につきましても、京力農場プランの実質化の中で農業者との話合いを通じ、地域農業の方向性を検討してまいります。
新名神高速道路八幡京田辺・高槻間の整備につきましては、引き続き早期開通に向け
関係機関に働きかけを行うとともに、そのアクセス道路につきましても、引き続き整備主体となる京都府と協調しながら進めてまいります。
国道1号歩道整備につきましては、令和元年度に国土交通省から用地取得事務を受託し、事業用地の取得を進めており、早期完成に向け、引き続き国と連携しながら用地取得を進めてまいります。
京阪橋本駅周辺拠点整備につきましては、早期完成に向け引き続き用地取得、ロータリー整備を進めるとともに、整備エリアでの無電柱化につきましても推進してまいります。
地域公共交通会議を法定化し、地域公共交通計画を策定する中で、コミュニティバスをはじめ既存の地域公共交通の維持・利用促進などに関する協議を進めてまいります。
六つには、持続可能な安心・安全のまちやわたです。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中においても、地震や台風、洪水などによる自然災害の脅威は存在します。市民の皆様の生命と財産を守ることは市の使命であります。令和2年度に策定しました国土強靭化地域計画に基づき、市民の皆様や
関係機関などとともに、強靭で安心・安全な地域づくりを進めてまいります。
避難所につきましては、複合災害時でも安心して避難いただけるよう、感染リスク軽減に向け取り組んでまいります。また、自治会ごとに作成する避難行動タイムラインや家庭で作成するマイ・タイムラインなどの作成支援に努め、新たに構築しました八幡市防災情報発信アプリケーションによる防災情報の配信や防災拠点となる新庁舎の整備に取り組んでまいります。さらには、災害時の情報収集能力の向上に向け、ドローン操縦要員の養成に取り組んでまいります。
消防力の強化につきましては、多種多様化する災害や増加傾向にある救急事案への対応力の向上などを目指し、引き続き消防・救急体制の強化に取り組むとともに、新名神高速道路の全線開通を見据え、消防分署の設置を進めてまいります。
環境行政につきましては、引き続き住宅用再生可能エネルギーの導入促進や地球温暖化対策のための国民運動(COOL CHOICE)の啓発、また持続可能な開発目標(SDGs)の考え方を生かした第3次八幡市環境基本計画の策定作業を進め、環境先進都市として新しいエネルギーモデル事業や生物多様性の保全のための新たな取組などについても研究してまいります。
デジタル化の推進につきましては、国における行政のデジタル化の集中改革を推進する方針を踏まえ、行政の効率化を図れるようICTアドバイザーを活用したBPR(業務見直し)の推進やリモートワークの実用可能性について調査研究を進めてまいります。
市営住宅の適正管理につきましては、需要変動への適切な対応が必要なことから、住宅の安全性の確認、バリアフリー化など既存の市営住宅の改修や性能の向上を図ってまいります。
水道事業につきましては、将来にわたり安全で災害に強く安定して供給できる水道を維持するため、令和2年度改定予定の八幡市水道ビジョンを踏まえながら、水道管路の耐震化を引き続き進めてまいります。また、
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、水道基本料金の2か月間の減免に取り組んでまいります。
下水道事業につきましては、令和2年度策定予定の八幡市下水道事業経営戦略を踏まえながら、ライフサイクルコストの最小化を図り、下水道ストックマネジメント支援制度及び下水道総合地震対策事業を活用し、下水道管路の延命化と重要な管路の耐震化対策を引き続き進めてまいります。
以上、令和3年度の
市政運営に当たりまして、私の基本的な方針を申し上げました。
令和3年のえとはかのとうしであります。うしは十二支の2番目でね年にまいた種が芽を出して成長する時期とされ、先を急がず目前のことを着実に進めることが将来の成功につながるといわれています。SDGsの理念に沿って、まちの
健幸づくりやひとの
健幸づくりなど、八幡市で暮らすことで全ての意味において健幸になれる
まちづくりを目指すとともに、
新型コロナウイルス感染症拡大の抑止と社会経済活動の両立に努め、市民の皆様が安心して暮らしていただけるよう国の令和2年度第3次補正予算を令和3年度の当初予算と一体化させた13か月予算として編成いたします。
市議会の皆様また市民の皆様の温かいご支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 森下副市長。
(森下 徹副市長 登壇)
◎森下徹 副市長 それでは、令和3年度当初予算案の概要をご説明させていただきます。
恐れ入りますが、お手元にお届けをさせていただいております令和3年
八幡市議会第1回定例会令和3年度
一般会計・特別会計・事業会計予算内容一覧表に基づきご説明をさせていただきます。また、別冊の令和3年度八幡市
一般会計・特別会計・事業会計予算説明書も併せてご参照をお願いします。
最初に、1ページの会計別予算額一覧表をご覧願います。令和3年度の
一般会計予算総額は292億2,000万円で、令和2年度の当初予算額と比較いたしますと17億6,000万円、6.4%の増となります。また、特別会計と事業会計を含む全会計では491億7,448万7,000円で、令和2年度との比較では19億8,083万4,000円、4.2%の増となります。
次に、
一般会計予算の歳入の主な増減内容をご説明申し上げます。3ページから5ページをご覧いただきたいと存じます。
まず、市税については総額90億6,900万円を計上しており、前年度より8億540万円、8.2%の減を見込んでおります。これは、主に
新型コロナウイルス感染症の経済への影響を見込んだことによるものでございます。
次に、地方特例交付金のうち、
新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金につきましては、税制改正に伴いまして新たに歳入予算の項目を設定しております。
地方交付税につきましては、国の交付税総額と税収等の動向を勘案の上、前年度比0.9%増の38億1,400万円を計上しております。また、地方交付税の振替による地方債である臨時財政対策債については、10億5,300万円増の大幅増となり、17億8,300万円を市債に計上しております。
国庫支出金につきましては、国庫補助金である新型コロナウイルス
ワクチン接種体制確保事業費補助金や地方創生臨時交付金の増などにより8億6,021万9,000円、18.0%の増となります。
繰入金につきましては、一般財政調整基金の取崩しなどにより2億815万9,000円、16.1%の増となります。
最後に、市債でございます。こちらも臨時財政対策債の大幅増などにより、前年度との比較では13億8,850万円、45.0%の増となっております。なお、当初予算時点での地方債残高については、発行見込額が償還額を上回ることから、増加となります。
以上が歳入に係る主な内容でございます。
それでは、
一般会計予算における歳出につきまして、新規事業や充実事業を中心にご説明させていただきます。
まず、6ページをお願いします。
一般会計歳出予算の目的別ごとの対前年度比較を、7ページには性質別の対前年度比較を、また8ページと9ページには比較増減の主な内容を掲載しております。11ページから80ページに
一般会計の内容を、81ページに主要事業の位置図を添付しております。併せてご覧をお願いします。
最初に、議会費でございます。総額2億8,620万円を計上しております。
次に、総務費でございます。総額42億60万円を計上しております。主な内容でございます。12ページをご覧ください。
庁舎整備事業費では、新本庁舎整備工事や新庁舎の
ネットワーク整備などの実施により、庁舎及び敷地環境整備事業費と合わせまして13億400万円を計上しております。また、イントラサーバシステム整備等業務委託につきましては、債務負担行為を計上しております。
13ページに移りまして、広聴費では、
外国人居住者のための多言語相談等を実施するとともに、16ページの市民協働活動費では、
日本語指導ボランティアの養成講座を開催するなど、外国人が暮らしやすい地域社会づくりを推進してまいります。
15ページに移りまして、バス交通対策費では、持続可能な公共交通の実現に向け、地域公共交通計画を策定することとしており、その委託に要する経費1,000万円を計上しております。
電算化推進事業費では、行政のデジタル化を踏まえた業務の効率化のため、ICTアドバイザーを活用したBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)(業務見直し)の推進やリモートワークの実用可能性の調査研究に要する経費635万円を計上しております。
次に、民生費でございます。総額129億6,880万円を計上しております。主な内容でございます。21ページをご覧ください。地域福祉推進計画事業費では、令和5年度から令和9年度までの計画期間である地域福祉推進計画の債務負担行為を計上し、策定することとしており、その調査等に要する経費500万円を計上しております。23ページに移りまして、高齢者
保健事業・介護予防等一体的実施事業費では、対象事業を市の全域に拡大し、保健師の個別支援等を通じまして高齢者の
フレイル予防を図るための経費880万円を計上しております。32ページに移りまして、家庭児童相談室運営費では、
児童相談所と迅速で的確な情報共有を行い、児童虐待への対応強化するため、児童相談システムを改修することとしており、これに要する経費108万円を計上しております。36ページに移りまして、
新生児臨時支援事業費では、
コロナ禍において本市でも出生数が減少傾向にあることを踏まえまして、新生児1人につき3万円を臨時に支給することで、次代を担う子供を産み育てる家庭を支援することとしており、これに要する経費1,250万円を計上しております。39ページに移りまして、みどりの
園庭づくり事業費では、わかたけ保育園の園庭を芝生化し、園児が安全に遊ぶことができる環境を整備するための経費400万円を計上しております。
次に、衛生費でございます。総額23億6,870万円を計上しております。主な内容でございます。42ページをご覧ください。妊産婦保健指導事業費では、多胎健診や子はたから
プロジェクトなどの取組に加え、早産予防のための
妊婦歯科検診へ助成するとともに、母子保健指導事業費では、聞こえの障害を早期発見し、支援するための
新生児聴覚検査や、母体、乳児への育児サポートとして宿泊型産後ケアへの助成を新たに実施するなど、子育て世帯が地域で安心して子育てができるサポート体制の充実に取り組んでまいります。43ページに移りまして、
健康づくり推進費では、やわた未来いきいき
健幸プロジェクトにつきまして、
コロナ禍におきましても着実に参加者が増えておりますことから、市民誰もが自身の健康を再考するよい機会としていただいているのではないかと期待しているところであり、引き続き事業に取り組むための経費3,900万円を計上しております。44ページに移りまして、入所施設等感染防止対策支援事業費では、施設等の新規入所者に対する
PCR検査等の費用を全額助成することにより、入所者と施設の職員の安全を確保するための経費400万円を計上しております。45ページに移りまして、予防接種費のうち、新型コロナウイルス
ワクチン接種体制確保事業では、迅速かつ適切に接種を開始することができるよう実施体制の確保に要する経費3億9,000万円を計上しております。なお、本事業につきましては、1月の専決処分により2,300万円を、2月補正予算により850万円を計上させていただいておりまして、切れ目ない対策を実施してまいります。47ページに移りまして、
後期高齢者歯科健康診査費では、75歳の後期高齢者の口腔チェック等を行うことで、オーラルフレイルを予防するための経費58万円を計上しております。48ページに移りまして、環境保全対策費では、COOL CHOICEの推進や地球温暖化対策実行計画の策定を行うとともに、第3次環境基本計画策定費では、SDGsの考え方を生かした策定作業を進めてまいります。
次に、労働費でございます。総額930万円を計上しております。主な内容でございます。50ページをご覧ください。就労支援事業費では、地元企業を中心とした市域就職面接会を年3回開催予定としております。
次に、農林水産業費でございます。総額2億300万円を計上しております。主な内容でございます。56ページをご覧ください。一般林業振興費では、小学校の児童用の机について、府内産木材を利用した天板に交換することで自然環境への意識向上を図り、学習環境を整備するための経費1,100万円を計上しております。
次に、商工費でございます。総額3億1,560万円を計上しております。主な内容でございます。58ページをご覧ください。八幡おうえん飲食券事業費では、新型コロナウイルスの感染状況を注視しながらではございますが、経済的に大きな影響を受けた飲食事業者や市民生活の活動支援のため、飲食券の交付を行う経費1億7,500万円を計上しております。観光振興費では、公衆無線LANの設置ややわた
ブランド創造事業に引き続き取り組むとともに、文化観光解説一帯整備事業として、社寺等の観光施設案内板の整備や多言語化を進めます。加えて、観光協会の体制強化といたしまして、
観光振興プロモーションの企画開発を促進するための人材登用への支援を実施いたします。
次に、土木費でございます。総額15億4,130万円を計上しております。主な内容でございます。60ページをご覧ください。放置自転車等対策費では、石清水八幡宮駅自転車駐車場を譲り受けることに伴い、管理運営に要する経費655万円を計上しております。橋本駅周辺拠点整備事業費では、引き続き用地取得等を進めるとともに、2次ロータリーの整備や電線共同溝の設置に向けた詳細設計を実施することとしており、これに要する経費2億730万円を計上しております。61ページに移りまして、
科手土井線道路整備事業費では、門前町の北の玄関口として歩道付近に石造りの常夜灯を設置するとともに、広場の整備に着手するための経費7,350万円を計上しております。63ページに移りまして、市民スポーツ施設・都市公園等管理費では、
男山レクリエーションセンターに
スケートボードパークを整備する経費3,600万円を計上するとともに、令和2年度に整備を進めております
さくら近隣公園と、今回整備をいたします
スケートボードパークの
オープニングイベントを計画しておりまして、それぞれ50万円、合計で100万円を計上しております。
次に、消防費でございます。総額9億1,630万円を計上しております。主な内容でございます。66ページをご覧ください。機械器具整備事業費では、消防力強化のための指揮車及び水槽付消防ポンプ自動車を更新することとしており、これに要する経費1億円を計上しております。また、消防
庁舎整備事業費では、分署の新設予定地の埋蔵文化財発掘調査に要する経費1,480万円を計上しております。67ページに移りまして、防災対策費では、市民への避難情報等の発信を目的とした防災アプリの運用開始や災害時のドローン活用のため職員が操作講習を受講する経費、防災備品では
感染症対策用としてロール畳を追加購入するなど、感染症を見据えた防災対策を充実してまいります。
次に、教育費でございます。総額25億4,710万円を計上しております。主な内容でございます。68ページをご覧ください。
GIGAスクール構想整備事業費では、
ICT支援員を中学校区ごとに配置するなど、1人1台の端末を活用して学習活動を充実させていくための経費3,873万円を計上しております。69ページに移りまして、
スタディサポート事業費(鳩嶺教室)では、これまでの成果や小・中連携の視点を踏まえまして、新たに小学校四年生以上での取組を実施することとし、従来の中学生対象事業と合わせまして5,529万円を計上しております。72ページに移りまして、小学校屋内運動場空調設備等整備事業費では、災害時の指定避難所でもあるくすのき小学校及びさくら小学校での
空調設備整備の設計に要する経費800万円を計上するとともに、南山小学校整備事業費ではトイレ改修の設計に要する経費580万円を計上し、
教育環境の整備充実を図ってまいります。73ページに移りまして、中学校教育振興費では、就学援助等扶助費として支給項目を追加し、支援の充実を図ってまいります。76ページに移りまして、文化振興費では、文化芸術に触れる機会を創出し、住民の新たな文化芸術活動へつなげてもらうためのイベント大京都2021in八幡の開催に係る負担金150万円を計上しております。徒然草文学賞表彰費では、5周年
記念事業として開催することを計画しており、これに要する経費1,150万円を計上しております。78ページに移りまして、文化センター管理運営費では、文化センター4階の衛生環境整備を実施することとしており、改修工事に要する経費6,500万円を計上しております。なお、2月補正におきまして、改修工事に係る設計費用900万円を計上しております。80ページに移りまして、災害復旧費につきましては総額2,000万円を計上しております。
最後に公債費でございます。総額38億2,310万円を計上しております。
以上が
一般会計の主な内容でございます。
次に、特別会計及び事業会計につきましてご説明申し上げます。
まず、休日応急診療所特別会計でございます。予算の総額は2,700万円でございます。
一般会計から2,430万円の繰入れを行うこととしております。
次に、駐車場特別会計でございます。予算の総額は800万円でございます。使用料収入790万円から、駐車場の管理及び警備の委託業務などの管理運営費390万円を除きました400万円を、
一般会計へ繰り出すこととしております。
次に、
国民健康保険特別会計でございます。予算の総額は74億640万円でございまして、対前年度比較1億7,420万円、2.3%の減となります。保険料率の算定基礎となる京都府から提示されました納付金は、対前年度比で1億1,265万1,000円の減額となっております。令和3年度につきましては、
新型コロナウイルス感染症による所得の減少や保険料収納率の悪化等が見込まれるところでありますが、
コロナ禍における被保険者の負担軽減を図るため、料率を引き下げることといたしました。なお、不足する保険料3,000万円につきましては、
国民健康保険財政調整基金から繰り入れて対応することといたしております。
主な内容でございます。予算内容一覧表の88ページから90ページをご覧ください。
保険給付費の合計は54億3,582万5,000円となり、対前年度比較6,999万5,000円、1.3%の減となっております。
新型コロナウイルス感染症の影響により被保険者数の減少幅が抑制される見込みであることから、微減としております。90ページと91ページをご覧ください。
国民健康保険事業費納付金は、京都府から示されました本市に割り当てられた令和3年度の納付金でございまして、内訳につきましては、医療給付費分、後期高齢者支援金等分、介護納付金分となっております。92ページに移りまして、
保健事業費では、特定健康診査やドック事業などにつきまして、前年度と同程度の規模で実施する予定としております。
感染症対策を行った上で、特定保健指導や糖尿病性腎症重症化予防対策事業の取組を推進し、
コロナ禍における被保険者の健康維持増進と健康寿命の延伸に努めてまいります。
次に、
介護保険特別会計でございます。予算の総額は58億9,900万円でございまして、対前年度当初予算比較では2億2,620万円、4%の増となります。令和3年度は、3年を1期とする第8期
介護保険事業計画の初年度でありますことから、介護サービス給付費等の予算は計画値を基に積算しております。歳入の保険料につきましては、基準額を年額6万6,800円、月にしますと5,567円に改定したく存じます。介護
保険給付費基金の残額を充当することとしておりますが、高齢化の進展に伴う
保険給付費の増加から、第7期の保険料と比べまして年額3,800円、月額で317円の増額となっております。
主な内容でございます。予算内容一覧表の95ページをご覧いただきたいと存じます。介護認定審査会費では、介護認定率が高くなる75歳以上後期高齢者の増加のほか、
新型コロナウイルス感染症の影響から特例で認定期間が延長された更新手続きが加わることで、介護認定調査及び審査の件数は増加するものと見込んでおり、対前年度比較6.7%増の4,220万円を計上しております。96ページに移りまして、
保険給付費では、第8期
介護保険事業計画の計画値を基に積算し、介護認定者の増加に伴うサービス利用の増加などにより、総額は対前年度比較4.6%増の55億3,864万円を計上しております。100ページに移りまして、地域支援事業費では、健康寿命の延伸や自立支援、
重度化防止を図るため、介護予防・
生活支援サービス事業におきまして、運動器機能向上事業などを引き続き実施してまいります。また、105ページに移りまして、包括的支援事業・任意事業費では、オレンジカフェ事業や八幡市あんしん
ネットワーク事業など、認知症施策の充実を図ることとしております。地域支援事業費の総額といたしましては、これまでの実績を勘案し、対前年度比較6.1%減の3億208万円を計上しております。
次に、後期高齢者医療特別会計でございます。予算の総額は19億7,990万円でございまして、対前年度比較3,470万円、1.8%の増となります。歳出では、総務費合計で1,159万円、後期高齢者医療広域連合納付金で19億6,616万円などを計上しております。歳入では、後期高齢者医療保険料が10億654万円、
一般会計からの繰入金が9億7,120万円となっております。
次に、水道事業会計でございます。予算内容一覧表の109ページをご覧いただきたいと存じます。109ページと110ページには事業運営に係る経費等を、111ページと112ページには建設的経費等を計上しております。また、113ページには工事箇所位置図を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
水道事業の予算総額は22億3,313万7,000円を計上しており、対前年度比較では11.1%の増となっております。令和3年度の年間総給水量は743万6,255立方メートルを見込んでおります。施設の整備などでは、改良事業費で美濃山浄水場非常用自家発電機室等基本設計業務委託や美濃山浄水場水質計器更新などを予定しております。配水管事業費では、男山金振地区などにおいて配水管布設替工事を予定しております。
予算説明書の509ページをご覧願いたいと存じます。
収益的収支につきましては、水道事業収益で15億3,401万6,000円で、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う対応策として、住民生活及び経済活動の支援のための水道基本料金2か月分の減免を行うに当たり、その財源として
一般会計から繰入金5,250万円が含まれております。水道事業費用で16億411万円となりまして、519ページの損益計算書にお示ししておりますとおり、1億485万8,000円の純損失が生じる予算となっております。
510ページにお戻りいただきまして、資本的収支につきましては、資本的収入で2億3,965万円、資本的支出で6億2,902万7,000円を計上させていただいております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填することとしております。
次に、下水道事業会計でございます。予算内容一覧表の115ページをご覧いただきたいと存じます。115ページから117ページには事業運営に係る経費等を、118ページから119ページには建設的経費等を計上しております。また、121ページに工事箇所位置図を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
下水道事業の予算総額は24億105万円を計上しており、対前年度比較では3.5%の減となっております。令和3年度の年間総処理水量は892万4,000立方メートルを見込んでおります。施設の整備などは、公共下水道汚水事業で上津屋地区等において管渠布設工事を、公共下水道雨水事業では橋本地区において排水路改修工事に係る詳細設計業務の委託を、汚水管渠改築更新事業では橋本地区において下水道施設の改築工事などを予定しております。また、汚水地震対策事業として、橋本地区で下水道施設の耐震化工事を予定しております。
予算説明書の539ページをご覧いただきたいと存じます。
収益的収支につきましては、下水道事業収益で17億3,736万5,000円で、下水道事業費用で17億152万7,000円となりまして、550ページの損益計算書にお示ししておりますとおり、249万6,000円の純利益を生ずる予算となっております。
恐れ入りますが、540ページにお戻りいただきまして、資本的収支につきましては、資本的収入で2億7,620万円、541ページに移りまして、資本的支出で6億9,952万3,000円を計上させていただいております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填することとしております。
以上が五つの特別会計並びに水道事業、下水道事業会計の概要でございます。
以上をもちまして、令和3年度の当初予算案の概要説明とさせていただきます。よろしくご審議を頂きまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第4、議案第1号から日程第11、議案第8号までの質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっております日程第4、議案第1号から日程第11、議案第8号までにつきましては、委員会条例第6条の規定により、7名の委員をもって構成する令和3年度予算特別委員会を設置し、会議規則第37条第1項の規定により、これに付託いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 異議なしと認め、そのように決します。
ただいま設置されました令和3年度予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、7番中村正臣議員、12番長村善平議員、13番横山 博議員、15番中村正公議員、16番山本邦夫議員、17番岡田秀子議員、20番山口克浩議員、以上7名を指名いたします。
暫時休憩いたします。
午前11時05分 休憩
――――――――――――
午前11時35分 開議
○
山田芳彦 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ご報告申し上げます。先ほど設置されました令和3年度予算特別委員会が休憩中に開催され、委員長に岡田秀子議員、同副委員長に山口克浩議員がそれぞれ互選をされました。よろしくお願いいたします。
△日程第12・日程第13
○
山田芳彦 議長 日程第12、議案第9号、八幡市
情報公開条例の一部を改正する条例案及び日程第13、議案第10号、八幡市
職員定数条例の一部を改正する条例案を一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。足立理事。
(足立善計理事 登壇)
◎足立善計 理事 ただいま上程いただきました日程第12、議案第9号、八幡市
情報公開条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の9ページをご覧いただきたいと存じます。次の10ページに改正条例本文が、11ページに説明書がございますので、ご参照賜りたいと存じます。
市政の透明性の確保及び業務の効率化を図るため、八幡市
情報公開条例を改正する必要がございますことから、本条例を提案させていただくものでございます。
その内容は、電磁的記録を情報開示の対象となる公文書として規定するとともに、インターネットを利用して公表又は提供している情報と同一の情報が記載された公文書につきましては、情報開示の対象外とするものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 道本総務部長。
(道本明典総務部長 登壇)
◎道本明典 総務部長 ただいま上程いただきました日程第13、議案第10号、八幡市
職員定数条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の12ページをご覧いただきたいと存じます。次の13ページに改正条例本文が、14ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
行政事務内容の変動に対応して職員定数を調整するため、八幡市
職員定数条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は、令和5年度に予定されております新名神高速道路の高槻・八幡京田辺間の開通に備えまして、高速道路出動用として消防隊及び救急隊の増隊が必要となりますことから、消防本部の定数を増員しようとするものでございます。なお、今回の増員分は、定数と実数との差が比較的大きくなっております教育委員会の所管に属する教育機関の定数を減員することで調整することにしております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第12、議案第9号及び日程第13、議案第10号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっております日程第12、議案第9号及び日程第13、議案第10号につきましては、所管の総務常任委員会に付託いたします。
△日程第14・日程第15
○
山田芳彦 議長 日程第14、議案第11号、八幡市
介護保険条例の一部を改正する条例案及び日程第15、議案第12号、八幡市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案を一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。吉川理事。
(吉川佳一理事 登壇)
◎吉川佳一 理事 ただいま上程いただきました日程第14、議案第11号、八幡市
介護保険条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の15ページをご覧いただきたいと存じます。議案書の16ページから17ページに改正条例本文が、18ページから19ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
介護保険制度の適正な運用を維持するため、
介護保険事業計画を3年ごとに見直すことになっておりますが、令和3年度からの第8期
介護保険事業計画に併せまして
介護保険料の改正等を行う必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は3点ございます。
1点目は、保険料等の改正で、現行基準額6万3,000円から6万6,800円に改定するものでございます。第7期と比べまして、高齢化の進行に伴い、介護給付費の増加が見込まれることから、年額3,800円、月額で317円の増額となっております。また、16段階の所得区分につきましては、保険料率の見直し及び区分14段階以上の要件について見直しをさせていただいております。所得区分の第1段階から第3段階までの保険料率については、政令の基準に合わせて上げておりますが、規則で国の軽減可能割合の最大値を差し引いた保険料率とすることとし、第8期では、第7期と同じ0.3、0.5、0.7へ保険料率を軽減する予定としております。
2点目は、寝具乾燥等サービス費用を市町村特別給付として支給することにしております。
3点目は、規定の整理を行うものでございます。
なお、この条例は令和3年4月1日から施行することにしております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第15、議案第12号、八幡市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の20ページをご覧いただきたいと存じます。次の21ページから22ページに改正条例本文が、23ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
国民健康保険法施行令の改正等に伴いまして、八幡市
国民健康保険条例等を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は3点ございます。
1点目は、保険料の賦課等に係る所得の算定についてでございます。低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の課税について特別控除が創設されたことに伴いまして、令和3年度以降の保険料の算定におきまして同控除が適用できるよう、所得の算定に係る規定を整備することにしております。
2点目は、保険料の軽減判定に係る所得の算定についてでございます。令和3年度以降の保険料について、給与所得控除及び公的年金等控除の一部が基礎控除に振り替えられることに伴う影響が保険料の軽減判定時に用いる所得基準額に及ばないようにするため、基礎控除額相当分の基準額を33万円から43万円に引き上げますとともに、被保険者のうち一定の給与所得者と公的年金等の支給を受ける者の数の合計数から、1を減じた数に10万円を乗じて得た金額を加えることにしております。
3点目は、規定の整理を行うものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第14、議案第11号及び日程第15、議案第12号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっております日程第14、議案第11号及び日程第15、議案第12号につきましては、所管の文教厚生常任委員会に付託いたします。
△日程第16・日程第17
○
山田芳彦 議長 日程第16、議案第13号、
八幡市営石清水八幡宮駅
自転車駐車場条例案及び日程第17、議案第14号、八幡市
移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案を一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。東
都市整備部長。
(東 睦
都市整備部長 登壇)
◎東睦
都市整備部長 ただいま上程いただきました日程第16、議案第13号、
八幡市営石清水八幡宮駅
自転車駐車場条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の24ページをご覧ください。次の25ページから28ページに条例本文が、29ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
八幡市営石清水八幡宮駅自転車駐車場の開設に伴いまして、その設置、管理及び使用について規定する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容でございますが、市が公益財団法人自転車駐車場整備センターから石清水八幡宮駅自転車駐車場を譲り受けることに伴いまして、当該駐車場の管理運営に関する事項を規定しようとするものでございます。なお、附則で八幡市公の施設の設置及び管理に関する条例を改正し、
八幡市営石清水八幡宮駅自転車駐車場を公の施設として規定することにしております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第17、議案第14号、八幡市
移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の30ページをご覧いただきたいと存じます。次の31ページに改正条例本文が、32ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の改正に伴いまして、八幡市
移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の改正により、同法の条項が移動いたしますので、八幡市
移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例中の当該条項を引用している箇所の整理を行おうとするものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第16、議案第13号及び日程第17、議案第14号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっております日程第16、議案第13号及び日程第17、議案第14号につきましては、所管の都市環境常任委員会に付託いたします。
午後1時まで休憩いたします。
午前11時51分 休憩
――――――――――――
午後 1 時00分 開議
○
山田芳彦 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△日程第18~日程第25
○
山田芳彦 議長 日程第18、議案第15号、令和2年度八幡市
一般会計補正予算(第7号)案から日程第25、議案第22号、令和2年度八幡市
下水道事業会計補正予算(第3号)案までを一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。山田副市長。
◎山田雅義 副市長 ただいま上程いただきました日程第18、議案第15号、令和2年度八幡市
一般会計補正予算(第7号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お手元にお届けしております令和3年
八幡市議会第1回定例会八幡市補正予算書(その2)をご覧いただきたいと存じます。
まず、1ページをご覧いただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額から1億7,541万円を減額し、歳入歳出予算の総額を375億2,448万1,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の2ページから4ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
今定例会に提案させていただきます補正予算につきましては、国の補正予算も活用して、令和3年度当初予算と連動した13か月予算として編成したものなど、これまでご可決を賜りました事業の
新型コロナウイルス感染症の影響によるイベント等の中止に伴う減額、各事業の入札減や申請の増減、特定財源の充当による財源の組替え等を行ったものでございます。
それでは、補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。別冊の
一般会計・特別会計・事業会計補正予算内容一覧表(その2)をご覧いただきたいと存じます。
まず、7ページをご覧いただきたいと存じます。職員給与費では、職員の退職者が当初より11人増加しましたことから、退職手当1億1,280万5,000円を増額しております。財源には、職員退職手当基金繰入金を充当しております。
庁舎整備事業費では、現庁舎の減築改修及び外構整備の実施設計に要する費用を減額しております。
8ページに移りまして、特別定額給付金事業費(新生児分)では、申請の減に伴い減額をさせていただくとともに、繰越明許費を計上しております。なお、第4回定例会で森下副市長から前向きに検討する旨を答弁いたしました件につきましては、8月11日時点で住民登録のない本市への新規転入者の方へも給付できるように対応することとしております。
17ページに移りまして、予防接種費では、新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保事業として850万円を計上しております。
19ページに移りまして、緊急事態措置協力金事業費では、
緊急事態宣言の再発令に伴う営業時間短縮要請に応じた事業者への協力金につきまして、京都府負担分の3分の1相当額を市として負担することとし、これに要する経費2,500万円を計上しております。
20ページに移りまして、橋本駅周辺拠点整備事業費では、ロータリー等整備工事や道路用地取得等に要する費用2億5,500万円を減額しております。
単独道路等整備事業費では、国の補正予算を活用し、橋りょう点検業務に関する経費2,800万円を計上しております。
22ページに移りまして、学校保健特別対策事業費では、国の補正予算を活用し、市内各小・中学校で感染対策を実施する経費1,653万5,000円を計上しております。
24ページに移りまして、文化センター管理運営費では、文化センター4階の衛生環境整備を実施することとしており、設計に要する経費900万円を計上しております。
次に、恐れ入りますが、補正予算書(その2)にお戻りいただきたいと存じます。
5ページには、第2表、繰越明許費の補正をさせていただいております。国の補正予算を活用した13か月予算としての事業を中心に11件の事業を追加及び変更して、繰越明許費を計上させていただいております。なお、第2回定例会におきまして繰越計算書で令和2年度執行分、令和3年度への繰越分をご報告させていただきます。
次に、第3表、債務負担行為の補正をさせていただいております。庁舎及び敷地環境整備事業費では、ワークショップの意見集約などを踏まえた設計変更や現庁舎のアスベスト調査等を行う必要があることから、今回の債務負担行為の補正をお願いするものです。
次に、6ページには第4表、地方債の補正を計上させていただいております。なお、歳入につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書の10ページから23ページにかけましてお示ししておりますとおりでございます。令和3年1月末時点における決算見込みを踏まえまして、市税収入等を減額して計上いたしますとともに、収入の落ち込みを補うため、減収補填債の発行を予定しております。
また、ただいまご説明申し上げました歳出の増減に合わせて、国・府支出金、地方債などの特定財源を調整しております。
以上が令和2年度八幡市
一般会計補正予算(第7号)案の内容でございます。今年度の残された期間は1か月余りとなっております。繰越しさせていただく事業の早期着手に努力してまいりたいと存じます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第19、議案第16号、令和2年度八幡市休日
応急診療所特別会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書(その2)の91ページをご覧いただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額から50万円を減額し、総額を2,630万円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の92ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
それでは、補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表(その2)の27ページをご覧いただきたいと存じます。医薬品衛生材料費50万円の減額は、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う患者数の減によるものでございます。
次に、歳入につきましては、補正予算書の歳入歳出補正予算事項別明細書98ページと99ページにお示しいたしておりますとおりでございます。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う患者数の減により診療報酬収入1,150万円の減額が見込まれますことから、繰入金1,100万円を増額するものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第20、議案第17号、令和2年度八幡市
駐車場特別会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書(その2)の105ページをご覧いただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししているとおり、歳入歳出予算の総額から380万円を減額し、総額を690万円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の106ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
それでは、補正予算の内容につきましてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表(その2)の29ページをご覧いただきたいと存じます。駐車場使用料収入について、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う自粛要請やイベント中止等の影響から全体で380万円の減額が見込まれますとともに、駐車場管理委託料を30万円減額いたしますことから、
一般会計への繰出金を350万円減額するものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第21、議案第18号、令和2年度八幡市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書(その2)の119ページをご覧いただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示しいたしておりますとおり、歳入歳出予算の総額から298万2,000円を減額し、総額を75億8,961万8,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の120ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示しいたしておりますとおりでございます。
それでは、補正予算の主な内容についてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表(その2)の31ページをご覧いただきたいと存じます。
保険給付費の300万円の減額は、傷病手当金の支給見込み額の見直しに伴う減額でございます。
次に、歳入につきましては、補正予算書(その2)の歳入歳出補正予算事項別明細書126ページと127ページにお示ししているとおりでございまして、ただいま申し上げました歳出の増減に合わせて特定財源等の増減をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第22、議案第19号、令和2年度八幡市
介護保険特別会計補正予算(第3号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書(その2)の135ページをご覧いただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示しいたしておりますとおり、歳入歳出予算の総額に1億1,747万4,000円を追加し、総額を57億9,407万4,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の136ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示しいたしておりますとおりでございます。
それでは、補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表(その2)の33ページから37ページをご覧いただきたいと存じます。総務費、
保険給付費及び地域支援事業費におきましては、各事業の決算見込みによりまして増減をさせていただいておりますが、
新型コロナウイルス感染症の影響により、33ページの総務費では特例で介護認定期間の延長が認められ、認定調査及び審査件数が減少したことから、介護認定審査会費500万円を減額しております。
保険給付費におきましても、通所系サービスの利用が当初計画を大きく下回る影響はあるものの、全体のサービス利用は増加しており、総額で1億350万円を増額計上しております。36ページの地域支援事業費では、
保険給付費と同様に通所系サービスの利用減少の影響などから総額で2,900万円を減額しております。37ページの償還金では、過年度の介護給付事業及び地域支援事業に係ります国及び府負担金の確定に伴う返還金といたしまして4,797万4,000円を増額して計上しております。
次に、歳入につきましては、補正予算書(その2)の歳入歳出補正予算事項別明細書142ページから145ページにお示ししておりますとおりでございまして、ただいま申し上げました歳出の増減に合わせて特定財源の増減をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第23、議案第20号、令和2年度八幡市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書(その2)の175ページをご覧いただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示しいたしておりますとおり、歳入歳出予算の総額に1億1,217万3,000円を追加し、総額を20億5,770万3,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の176ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
それでは、補正予算の内容につきましてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表(その2)の39ページをご覧いただきたいと存じます。後期高齢者医療広域連合納付金1億1,217万3,000円の増額は、令和元年度の出納整理期間における保険料の確定と現年分保険料の増額分、保険基盤安定負担金と定率負担金の確定によるものでございます。
次に、歳入につきまして、補正予算書(その2)の歳入歳出補正予算事項別明細書182ページと183ページにお示ししておりますとおりでございます。ただいま申し上げた歳出の増額に合わせて歳入の増額をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第24、議案第21号、令和2年度八幡市
水道事業会計補正予算(第5号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書(その2)の187ページをご覧いただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第2条にお示ししておりますとおり、今後必要となります事業費を調整いたしまして、水道事業収益の営業収益で2,836万7,000円の増額、水道事業費用の営業費用において1,286万4,000円の増額、営業外費用において140万円の増額をいたしまして、合わせまして1,426万4,000円の増額をさせていただくものでございます。
恐れ入りますが、補正予算内容一覧表(その2)の41ページをご覧いただきたいと存じます。
その内容は2点ございまして、1点目は、有収水量の増加等に伴いまして、京都府営水道の受水量が増加するに当たり、受水費で1,286万4,000円の増額をさせていただくものでございます。
2点目は、営業外費用で予算の増額に当たり消費税等の算出を行いまして、消費税及び地方消費税で140万3,000円の増額、資本的収支における控除対象外消費税の減額により雑支出で3,000円の減額をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第25、議案第22号、令和2年度八幡市
下水道事業会計補正予算(第3号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書(その2)の195ページをご覧いただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第2条と第3条にお示ししておりますとおり、今後必要となります事業費等を調整いたしまして、下水道事業収益の営業収益で2,010万円の増額、営業外収益で5,000万円の減額をいたしまして、合わせまして2,990万円の減額、下水道事業費用の営業費用において3,460万円の減額、営業外費用において1,023万2,000円の増額をいたしまして、合わせまして2,436万8,000円の減額、資本的収入の企業債で2,700万円の減額、国庫補助金で1,600万円の増額をいたしまして合わせまして1,100万円の減額、196ページに移りまして、資本的支出の建設改良費で610万円の減額をさせていただくものでございます。
予算書本文第4条にお示ししておりますのは、起債の限度額を減額するに当たり、議会の議決をお願いするものでございます。
予算本文第5条にお示ししておりますのは、
一般会計から下水道事業会計へ補助を受ける金額を減額するに当たり、議会の議決をお願いするものでございます。
恐れ入りますが、補正予算内容一覧表(その2)の43ページをご覧いただきたいと存じます。
その内容は4点ございまして、1点目は、
新型コロナウイルス感染症の影響によりまして事業の進捗が遅れたため、下水道事業費の営業費用で、男山地区管渠改築に係る補修工事費を900万円の減額、44ページに移りまして、資本的支出の建設改良費で、八幡長町地区枝線管渠布設工事費と、それに係りますガス管移設補償費を合わせまして1,110万円の減額、男山地区管渠改築工事費で、汚水分と雨水分を合わせまして3,800万円の減額をさせていただくものでございます。
2点目は、43ページにお戻りいただきまして、木津川流域下水道維持管理負担金で、前年度の水量確定による精算により負担額が減少となりましたことから、負担金で2,560万円の減額をさせていただくものでございます。
3点目は、営業外費用で、予算の増減に当たり、消費税等の算出を行いまして、消費税及び地方消費税で1,024万円の増額、資本的収支に係る控除対象外消費税の減額により雑支出で8,000円の減額をさせていただくものでございます。
4点目は、再度44ページに移りまして、国の防災・減災国土強靱化のための加速化対策により国庫補助金が追加で交付されますことから、橋本地区管路施設耐震化工事並びに総合地震対策実施設計他業務委託料につきまして4,300万円の増額をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 以上で提案理由の説明を終結いたします。
なお、日程第18、議案第15号から日程第25、議案第22号までにつきましては、3月2日の本会議においてご審議いただく予定になっております。ご了承願います。
△日程第26
○
山田芳彦 議長 日程第26、議案第23号、八幡市道の路線の認定及び変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。東
都市整備部長。
(東 睦
都市整備部長 登壇)
◎東睦
都市整備部長 ただいま上程いただきました日程第26、議案第23号、八幡市道の路線の認定及び変更につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の41ページをご覧いただきたいと存じます。42ページに新規認定路線及び変更路線を掲載しております。また、議案第23号の参考資料1ページから5ページに位置図を掲載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
新規認定につきましては道路法第8条第2項の規定により、変更につきましては同法第10条第3項の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。新規認定路線につきましては、整理番号①から⑤までの5路線でございます。議案第23号の参考資料をご覧いただきたいと存じます。1ページの整理番号①から③までの3路線は、八幡隅田口地域での開発行為に伴うもので、3路線の延長は合計約265メートルでございます。2ページの整理番号④の路線は、男山金振地域での開発行為に伴うもので、延長は約35メートルでございます。3ページの整理番号⑤の路線は、八幡月夜田地域での開発行為に伴うもので、延長は約27メートルでございます。これにより、新規認定路線の全延長は約327メートルとなります。
次に、変更路線は、整理番号⑥と⑦の2路線でございます。4ページの整理番号⑥の路線は、八幡南山から美濃山宮道に至る府道八幡京田辺インター線の一部を将来的に市道に移管する計画に基づき変更するもので、延長は約1,249メートル増加し、約2,769メートルになります。5ページの整理番号⑦の路線は、内里深田地域での府道富野荘八幡線の付け替えに伴う道路形状の変更により一部廃止するもので、延長は約125メートル減少し、約802メートルとなります。これにより、変更認定路線の全延長は約1,124メートルの増加となります。
なお、今回の新規認定及び変更によりまして、総延長約1,451メートルの増加となります。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第26、議案第23号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっております日程第26、議案第23号につきましては、所管の都市環境常任委員会に付託いたします。
△日程第27
○
山田芳彦 議長 日程第27、報告第1号、
専決処分事件の報告について(令和2年度八幡市
一般会計補正予算(第6号))を議題といたします。
報告を求めます。山田副市長。
◎山田雅義 副市長 ただいま上程いただきました日程第27、報告第1号、令和2年度八幡市
一般会計補正予算(第6号)の
専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お手元にお届けさせております令和3年
八幡市議会第1回定例会八幡市補正予算書(その1)の1ページをご覧いただきたいと存じます。
新型コロナウイルスの
ワクチン接種を進める必要がありますことから、国が定める方針に従い、それに向けた体制確保を速やかに実施するため、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、令和3年1月18日に専決処分をさせていただいたものです。
補正をさせていただきました額は、予算書(その1)の本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額に2,300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を376億9,989万1,000円としたものでございます。ご承認をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の2ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
8ページをご覧いただきたいと存じます。まず、歳入でございます。歳入予算につきまして、全て国庫補助金を充当しております。
10ページに移りまして、歳出予算でございます。その内容は、新型コロナウイルス
ワクチン接種体制確保事業といたしまして、専用コールセンターの設置や
ワクチン接種事務の委託に要する費用、接種券、予診票印刷及び封入、封緘作業等に要する費用など合わせまして2,300万円となっております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますようよろしくお願いします。
○
山田芳彦 議長 これより日程第27、報告第1号の質疑に入ります。
岡田秀子議員。
(岡田秀子議員 登壇)
◆岡田秀子 議員 それでは、令和2年度
一般会計補正予算(第6号)案についての新型コロナウイルス
ワクチン接種体制確保事業2,300万円についてお伺いいたします。
初めに、
新型コロナウイルス感染症の蔓延は、人類が経験したことのない国難とも言える事態で、国内一斉の
ワクチン接種は国家
プロジェクトであります。関係費用も国が全額負担するということであります。公明党は、国も府も新型コロナウイルス
ワクチン接種対策本部をいち早く立ち上げ、各地で要望事項を聴取し、提案してまいりました。
本市でも、昨年12月24日には
堀口市長へ2021年度予算要望での重点要望と、さらに本年1月18日に緊急要望をさせていただきました。府内では、1月22日には京都府と、それから府内市町村の初調整会議が行われていて、本市でも専決予算を組んでいただいて体制準備を進めていただいております。本市の担当健康部職員はじめ、応援体制職員の皆様には連日大変ご苦労をおかけいたしております。ともあれ、総力を挙げて一致団結して取り組むべき事態であります。
昨年コロナウイルス感染症の発症が始まって、公明党は5月にいち早く活用を訴えた国内初承認のコロナ治療薬レムデシビルは、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO)を使う重症者以外にも肺炎の患者全般に拡大し、公表されております。また、
新型コロナウイルス感染症のワクチンをめぐっては、昨年前半の段階で、日本は国内開発への支援に偏るあまりに、先行する海外開発品の確保に向けた交渉が遅れ、財源の裏づけがなく、交渉がはかどらない状態に危機感を持った公明党が、昨年7月海外ワクチンの予算確保を主張し、当時の公明党の稲津厚生労働副大臣が、予備費の活用を含めて対応すると発表されました。
また、副反応による救済制度についても国が負担する方針となることを契機に、交渉が一気に前進し、アメリカファイザー、そしてイギリスのアストラゼネカなどの3社と契約、合計3億1,400万回1億5,700万人分の供給を受けることになりました。そして、1月28日にはイギリスアストラゼネカの供給分1億2,000万回分のうち9,000万回4,500万人分を国内で製造されると報道されております。
一方で、途上国のワクチン普及を支援するCOVAXファシリティへの政府への公明党の提言で日本の参加が決定して、世界の国々に波及し、145か国の初回供給、これも既にアフリカでされるように、発表が昨日ありました。GaviのCEOや資金を拠出しているビル&メリンダ・ゲイツ財団からも感謝が述べられています。
日本の全人口のワクチン確保の見通しが立って、
ワクチン接種に向けて対応が着実に進んでいる背景に公明党の奮闘があったことを申し述べさせていただき、八幡市議員団としてしっかり後押ししてまいりたいと思っているところでございます。
本市は、接種体制の推進本部を2月1日に立ち上げ、チームを編成し、市民へは市ホームページで接種についてお知らせにより周知していただいております。このようにいろいろと載っておりました。
堀口市長はじめ担当職員には大変ご苦労をおかけしますが、希望者が全員接種できるようによろしくお願い申し上げます。
長々となりましたが、質問は1点。
まず、1月18日に専決された理由をお聞かせください。
そして、2点目には、こちらの補正予算額2,300万円のうち、一つには専用コールセンターの委託先と、それから
ワクチン接種事務、これは接種券、予約票印刷及び封入れの作業といったことの委託先、それと健康管理システム改修業務の委託先、また事務費200万円の内訳をお聞かせください。
以上です。
○
山田芳彦 議長 理事者、答弁願います。吉川理事。
(吉川佳一理事 登壇)
◎吉川佳一 理事 新型コロナウイルス
ワクチン接種体制確保事業につきましてお答え申し上げます。令和3年1月18日に専決処分を行いました理由でございますが、本事業は、速やかに住民に対する接種を行い、
感染拡大を抑制することが第一義であります。そのことから、接種のために必要な体制を着実に整備していく必要がございますことから、専決処分を行ったものでございます。
専用コールセンターの委託先でございますが、株式会社日本旅行京都四条支店となっております。接種券や予診票印刷及び封入・封緘作業等及び健康管理システム改修業務の委託先は、アトラス情報サービス株式会社でございます。事務費200万円の内訳でございますが、全戸通知送付郵送料160万円、衛生関連消耗品30万円、会場使用料10万円でございます。
○
山田芳彦 議長 岡田議員。
(岡田秀子議員 登壇)
◆岡田秀子 議員 ありがとうございました。専決された理由は分かりました。65歳からの接種というのは4月12日からと発表されましたけれども、ワクチンの配付状況によるとは思いますが、しっかりと迅速に対応していただきますよう、これは要望といたします。
1点お伺いします。
コールセンターの業務内容というものがどういったことを想定されているのか、教えてください。
以上です。
○
山田芳彦 議長 理事者、答弁願います。吉川理事。
(吉川佳一理事 登壇)
◎吉川佳一 理事 岡田議員の再質問にお答え申し上げます。コールセンターの業務内容でございますが、どこの医療機関で接種できるのか、あるいはクーポン券、予約票を紛失したが、どうしたらよいのかなど一般的なご相談でありましたり、市が設置を予定しております集団接種会場での接種予約の受付を行う予定でございます。
○
山田芳彦 議長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第27、報告第1号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 異議なしと認めます。よって、日程第27、報告第1号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより日程第27、報告第1号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第27、報告第1号、
専決処分事件の報告について(令和2年度八幡市
一般会計補正予算(第6号))の採決を行います。
本件を承認することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長 起立全員であります。よって、日程第27、報告第1号は承認されました。
△日程第28
○
山田芳彦 議長 日程第28、報告第2号、
専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)を議題といたします。
報告を求めます。東
都市整備部長。
(東 睦
都市整備部長 登壇)
◎東睦
都市整備部長 ただいま上程いただきました日程第28、報告第2号、
専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の44ページをご覧いただきたいと存じます。次の45ページに専決処分書が、46ページに説明書が、また47ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
本件は、令和2年10月12日午後2時50分頃、本市八幡中ノ山196番地の1において、倒れた街路樹の撤去作業に訪れていた道路河川課職員、木本聖徳技師が帰路につこうと公用車をバックさせたところ、車止めポールに接触し、これを損傷するという事故が発生いたしました。
この事故に係ります和解と損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定による議会の委任に基づきまして、令和3年1月4日に専決処分をさせていただいたものでございます。
和解及び損害賠償の相手方は、○○○○○○○○○○○○○○○様でございます。○○様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことに対しまして深くおわび申し上げます。損害賠償の額は、車止めの修理代14万6,300円で、その全額が公益社団法人全国市有物件災害共済会から補填されることになっております。また、事故の当事者である本人には、今後このような事故がないよう安全運転について厳重注意したところでございます。
以上のとおりご報告申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第28、報告第2号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
以上で報告第2号を終結いたします。
お諮りいたします。議事の都合により、明27日から3月1日の3日間は休会いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 異議なしと認めます。よって、明27日から3月1日の3日間は休会することに決しました。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。次回は3月2日午前10時から会議を開きますので、ご参集願います。なお、開議通知につきましては省略させていただきます。ご了承願います。
大変ご苦労さまでございました。
午後 1 時52分 散会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
八幡市議会議長 山 田 芳 彦
会議録署名議員 福 田 佐世子
会議録署名議員 巌 博...