(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
これより日程第3、議案第70号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第3、議案第70号、財産の取得についての採決を行います。
委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第3、議案第70号は原案のとおり可決されました。
△日程第4〜日程第11
○
山田芳彦 議長 日程第4、議案第61号、令和元
年度八幡市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第11、議案第68号、令和元
年度八幡市
下水道事業会計決算の認定についてまでを
一括議題といたします。
令和元
年度決算特別委員長の報告を求めます。小
北幸博委員長。
(小
北幸博令和元
年度決算特別委員長 登壇)
◎小北幸博 令和元
年度決算特別委員長 おはようございます。ただいま
一括議題となりました日程第4、議案第61号、令和元
年度八幡市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第11、議案第68号、令和元
年度八幡市
下水道事業会計決算の認定についてまでの8議案につきまして、令和元
年度決算特別委員会における審査結果のご報告を申し上げます。
当
委員会は、去る9月3日開催の令和2年第3回
定例会本会議において付託を受けました、令和元
年度八幡市
一般会計歳入歳出決算の認定についてほか、五つの
特別会計の
歳入歳出決算の認定について及び令和元
年度八幡市
水道事業会計決算の認定について並びに令和元
年度八幡市
下水道事業会計決算の認定についての8議案につきまして、9月3日開催の当
委員会におきまして
日程調整及び審査の方法、審査に必要な資料の請求について協議を行い、9月25日を初日に9月28日、30日及び10月1日、5日、6日、8日の7日間にわたり審査を行うことに決しました。
資料請求につきましては、125件の請求があり、9月24日に配付いたしました。
審査では、
堀口市長をはじめとする
理事者の出席を求め、終始活発な質疑や意見が交わされましたが、時間の都合もありますので、簡略にご報告申し上げますことをお許し願いたいと存じます。
それでは、審査の内容につきまして順次ご報告申し上げます。
まず、初日の9月25日は、午前10時から
現地視察を行いました。視察の
対象事業といたしまして、最初に
緊急通報システム整備事業、2番目に
市民防災広場雨水地下貯留施設設置事業、3番目に
中学校屋内運動場等空調設備整備事業(男山第三中学校)、最後に橋本駅
周辺拠点整備事業、以上の4事業について、それぞれ現地において
理事者より説明を受け、午前11時16分に散会いたしました。
2日目の9月28日は、
議会事務局、
監査委員・
公平委員会事務局、
固定資産評価審査委員会、会計課、
政策推進部、総務部、
選挙管理委員会事務局、市民部各所管の
一般会計について審査を行いました。
まず、
議会事務局、
監査委員・
公平委員会事務局、
固定資産評価審査委員会、
会計課所管の
一般会計につきましては、いずれも質疑はありませんでした。
次に、
政策推進部所管の
一般会計につきましては、委員より、
自治会活動保険に係る
補償内容及び保険料の補助率について、
弁護士相談及び
司法書士相談の
実施状況について、外国人向け住み方説明会の広報及び
参加者の内訳について、
コミュニティ活動事業における
自治会関連補助金の5年間の推移について、広報やわた及び
市ホームページにおける
広告料収入について等16件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
次に、
総務部所管の
一般会計につきましては、委員より、
電算化推進事業に係る
契約内容及び
パソコン管理台数の推移について、
外国語自動翻訳機の
活用状況及び翻訳の精度について、
防犯カメラ保守点検結果の
報告方法について、
入札制度懇話会から指摘された案件の対応について、第2
駐車場整備に係る前金払の内容について、
子ども防災デイキャンプの内容及び
参加者の感想について等29件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
次に、
選挙管理委員会事務局所管の
一般会計につきましては、委員より、新有権者への
啓発カードの内容及び
送付状況について、
市長選挙における
投票率低下の分析について等4件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
最後に、
市民部所管の
一般会計につきましては、委員より、
過年度市税過誤納金還付が発生する主な要因について、令和元年度における証明書総
発行件数及び
コンビニ交付件数について、
男女共同参画社会リーダー養成講座により取得できる資格及び
活動内容について、
人権啓発研修活動促進事業において
部落解放同盟の申請する事業が多く占める理由について、情報紙「Jinken」の
配布委託先及び8月と1月の
発行部数の差異並びに広報やわた
発行部数との差異について等21件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
当日は午後4時5分に散会いたしました。
3日目の9月30日は、
消防本部所管の
一般会計並びに
環境経済部所管の
一般会計及び
特別会計について審査を行いました。
まず、
消防本部所管の
一般会計につきましては、委員より、
消防本部における
小型船舶操縦免許取得者数及び救助艇の
保有台数について、
救急救命士研修謝礼の詳細について、
多言語対応システム運用開始後の問題点について、
はしご車分解点検修理に係る繰越金の内容について等16件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
次に、
環境経済部所管の
一般会計につきましては、委員より、安全・安心でおいしいお
米生産事業助成の対象者について、
屋外設備設置業務委託及び
施設備品購入に係る
決算額と
予算計上について、
地域交流推進事業に係る補助金の使途について、やわた
流れ橋交流プラザの当期純利益が赤字となっている要因について、八幡で買おう
応援事業の成果及び課題について、
観光プロモーション事業と
台湾プロモーション事業の成果及び課題について等25件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
最後に、
環境経済部所管の
駐車場特別会計につきましては、質疑はありませんでした。
当日は午後1時35分に散会いたしました。
4日目の10月1日は、
都市整備部所管の
一般会計並びに
上下水道部所管の
水道事業会計及び
下水道事業会計について審査を行いました。
まず、
都市整備部所管の
一般会計につきましては、委員より、
高齢者運転免許証自主返納支援の
助成内容について、将来
道路網調査業務委託及び
都市計画基礎調査業務委託における成果及び施策への反映について、
横断歩道橋の
撤去費用及び今後の
歩道橋設置の考えについて、市内の
河川しゅんせつ等の内容及び過去の実績について、
府道八幡田辺線整備事業に係る
市負担金について等25件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
次に、
上下水道部所管の八幡市
水道事業会計につきましては、委員より、当年度未
処理欠損金が解消されるめどについて、窓口及び検針、徴収、
開閉栓業務委託に係る委託先の
職員体制及び賃金について、
放棄債権の件数の推移及び放棄の事由について等7件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
最後に、
上下水道部所管の八幡市
下水道事業会計につきましては、委員より、
固定資産購入費の予算額と
決算額の差異について、
営業費用において
雨水管渠費の
人孔ぶた交換等修繕費が減少した理由について、
汚水処理に係る経費及び
一般会計からの繰入額について、
市民防災広場地下貯留施設の貯留可能な
最大降水量について等8件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
当日は午後1時45分に散会いたしました。
5日目の10月5日は、
福祉部所管の
一般会計並びに
健康部所管の
一般会計及び
特別会計について審査を行いました。
まず、
福祉部所管の
一般会計につきましては、委員より、
手話通訳者派遣及び
要約筆記者派遣要請に係る条件等について、引取者のない死体の葬祭の対象となる要件及び費用の内訳について、
ハートフル・フラワー事業に係る委託料の内訳及び実施時期について、みその
保育園老朽改修に係る総額と
財源内訳について、くらしの資金貸付けの内訳及び
相談内容について等27件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
次に、
健康部所管の
一般会計につきましては、委員より、
未熟児養育医療給付の対象及び
給付条件について、産前・産後
ヘルパー派遣事業及び産後
ケア事業の
利用者が少ない理由と対策について、
元気アップサポーターと
健幸アンバサダーの違い及び特色について、
健幸クラウドシステム使用料の内訳について、
胃がん検診、
大腸がん検診、
前立腺がん検診の
受診者数の推移について等24件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
次に、八幡市休日
応急診療所特別会計につきましては、委員より、
使用期限切れの薬の
処分方法について、
一般会計からの繰入金が減少した要因について等5件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
次に、八幡市
国民健康保険特別会計につきましては、委員より、
老人医療費が年々減少している要因について、
国民健康保険事業費納付金の
増加要因及び納付金の
算定根拠について、
国民健康保険証及び短期被
保険者証の
交付状況の推移について等11件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
次に、八幡市
介護保険特別会計につきましては、委員より、
シルバーライフラインシステム利用者の
自己負担について、
認知症初期集中支援推進事業に係る支援者の推移及び
支援方針等の
検討内容について、
介護施設における
感染症対策研修の実施について等10件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
最後に、八幡市
後期高齢者医療特別会計につきましては、委員より、償還金及び
還付加算金が予算額より減額となった要因について、
減免制度の
変更内容及び変更に伴う影響について、
保険料滞納に係る対応について等4件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
当日は午後3時1分に散会いたしました。
6日目の10月6日は、
教育部所管の
一般会計について審査を行いました。
教育部所管の
一般会計につきましては、委員より、
子ども国際交流事業に係る
決算額の内訳について、
名勝松花堂及び
書院庭園保存活用計画策定の委託先並びに
事業費及び事業の完了について、ふれあい
交流事業の内容及び
講師謝礼の内訳について、
学習支援事業に係る
利用者の実人数及び具体的な
支援内容について、
リーダーバンク事業補助指導者謝礼の内容について等38件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
当日は午前11時56分に散会いたしました。
最終日の10月8日は、歳入についての審査と
総括質疑の後、各
会計ごとに討論、採決を行いました。
まず、歳入につきましては、委員より、
不動産売払収入の内訳について、男山吉井の貸地の
賃貸契約締結日並びに
契約内容及び
契約内容の見直しについて、生涯
学習センター及び
文化センターの
携帯電話基地局設置料に係る
契約相手方及び
決算額の差異について、
財政力指数の分析について、
市営住宅使用料の
滞納件数が前年と同じなのに額のみが増えている理由について等8件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
最後に、
総括質疑におきましては、委員より、
市税増収のための対応策について、
公立保育園で
会計年度任用職員がクラスを担任している事例について、
健康づくり推進事業における医療費及び介護費の
削減効果について、
公共施設の
電力調達先の見直しについて、
新型コロナウイルス感染症による
地域活性化基金積立金への影響について等26件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がなされました。
続きまして、各
会計ごとの討論及び採決の結果をご報告申し上げます。
まず、議案第61号、令和元
年度八幡市
一般会計歳入歳出決算の認定についてにつきましては、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて認定することに決しました。
次に、議案第62号、令和元
年度八幡市休日
応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第63号、令和元
年度八幡市
駐車場特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第64号、令和元
年度八幡市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第65号、令和元
年度八幡市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、以上の4議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも
挙手全員にて認定することに決しました。
次に、議案第66号、令和元
年度八幡市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてにつきましては、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて認定することに決しました。
次に、議案第67号、令和元
年度八幡市
水道事業会計決算の認定について、議案第68号、令和元
年度八幡市
下水道事業会計決算の認定について、以上の2議案につきましては、討論はなく、採決の結果、
挙手全員にて認定することに決し、午後1時41分に閉会いたしました。
以上が当
委員会における審査の経緯並びに採決の結果であります。
7日間にわたり、委員の皆様には終始熱心な審査を賜り、実りのある審査を行うことができました。ここに改めて、委員の皆様並びに
堀口市長をはじめ
理事者の皆様方の審査へのご協力を賜り、厚く御礼を申し上げる次第であります。
以上、令和元
年度決算特別委員会における審査結果のご報告とさせていただきます。
○
山田芳彦 議長 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
これより日程第4、議案第61号の討論に入ります。
まずは
反対討論を許します。
亀田優子議員。
(
亀田優子議員 登壇)
◆
亀田優子 議員 ただいま議題となっています日程第4、議案第61号、令和元
年度八幡市
一般会計歳入歳出決算について、
日本共産党八幡市議会議員団を代表して、反対の立場で討論を行います。
令和元年度に行った事業で評価できるのは、男山第二中学校、男山第三中学校の体育館のエアコン設置、みその保育園の老朽化改修とエアコン設置などです。中学校の体育館のエアコン設置は、授業や部活などの暑さ対策として教育環境の改善につながり、災害時の避難所の機能改善に役立ちます。今年度残りの2校の中学校体育館に設置され、橋本小学校と南山小学校の2校にも設置の予算が計上されており、残り全ての小学校の体育館へのエアコン設置を期待します。
みその保育園は老朽化が進み、遊戯室にはエアコンがありませんでした。議会で繰り返し園舎の改修と遊戯室へのエアコン設置を求め、ようやく実現できました。
決算に反対する理由の1点目は、市長の平和の取組に対する政治姿勢と市長交際費の使途の問題です。核兵器禁止条約を批准する国が10月になって46か国に増え、条約発効に必要な50か国まであと4か国に迫っています。10月2日に開かれた国連総会のハイレベル会合の場で、ホンジュラス、カンボジア、リヒテンシュタイン、アルジェリア、グアテマラなどが核兵器禁止条約を批准する準備をしていることが分かりました。アメリカ、ロシアなどの核保有国やアメリカの核の傘に依存する日本は、条約に反対しています。しかし、条約が発効すれば、核兵器を非人道兵器と定める国際規範ができることで、核保有国に核軍縮を迫る圧力になります。
決算特別
委員会で、日本政府に核兵器禁止条約を批准するよう働きかけてほしいと求めたところ、市長は、安保、外交は国の権限であると答弁しました。平和首長会議への参加を求めても、必要性を感じないというこれまでの答弁を繰り返すだけでした。全国の自治体首長の99.5%が加盟しているのに、
堀口市長は加盟を拒否しています。今のままの政治姿勢では、世界の核兵器廃絶の流れから取り残されてしまいます。
市長は、毎年1月に市長交際費から各団体の新年会に出席しています。医師会や商工会、農業関係、防火推進などの新年会に参加しているだけでなく、
部落解放同盟京都府連合会、
部落解放同盟山城地区協議会、
部落解放同盟6区支部の3団体の旗開きにも出席しています。数ある運動団体の中で、
部落解放同盟などの旗開きだけに出席しています。公正な市政運営のためにも、こうした特別扱いはやめるべきです。
市長交際費の使途について、さらに問題なのは教育再生首長会議に会費を払って参加していることです。質疑を通して、平成29年度から会員として年間4回ほどの総会や会議に参加していることが分かりました。市長は、教育行政全般の勉強のため参加をしていて、値打ちがあるという答弁をされました。しかし、教育再生首長会議の事務局を担っているのは、日本教育再生機構という侵略戦争を美化する育鵬社の教科書採択を目指す団体です。教育再生首長会議の設立趣意書には、第2次安倍政権の掲げる教育再生がより一層力強く前進していくためにとあり、規則第5条には、道徳、歴史、公民教育に資する調査研究、適正かつ公正な教科書採択に関する調査研究とあります。教育再生首長会議に払っている会費が、教科書採択に影響を及ぼす団体に事務局委託料として流れていました。京都府で会員になっているのは、舞鶴市と八幡市だけです。会費という形で公費がこのような団体に資金提供されていることになり、全国各地で問題になっています。市長交際費も税金である以上、自由に使っていいというわけではありません。こうした使い方はやめるべきです。
2点目は暮らしの問題です。プラスチック製容器包装の回収量が毎年減り続けています。プラスチック製容器包装を可燃ごみとして出せば二酸化炭素を排出することになり、環境悪化につながります。今年7月からのレジ袋有料化で、マイバッグを持参する市民が増え、リサイクル意識が高まっています。プラスチック製容器包装の毎週回収に取り組むべきです。
75歳になれば、強制的に国民健康保険から外れて、後期高齢者医療に加入します。保険料は所得に応じて個人で負担します。国民年金レベルの低所得の方は、これまで9割減免を受けていました。しかし、令和元年度から8割減免になり、加入者全体の1割に当たる約200人の保険料負担が増えることが分かりました。
3点目は地域経済の問題です。令和元年度は10月に消費税が10%に増税されました。低所得者や子育て世帯への経済支援としてプレミアム商品券事業が行われましたが、八幡市の利用は住民税非課税世帯、ゼロ歳から3歳までの子どものいる世帯、どちらも50%前後です。生活保護世帯は対象から外れています。2万円の商品券で5,000円のプレミアがついていますが、経済支援は一時的なものであり、消費税増税の影響はずっと続きます。コロナ危機の下で、所得の低い人ほど負担の重い消費税は減税するしかありません。消費税の10%増税、コロナ危機の下で、地域経済への打撃は計り知れません。市の八幡で買おう
応援事業に参加する団体、業者が減っており、経済効果が期待できません。商工会任せではなく、市が自ら率先して、市内の事業者から消費税増税やコロナ不況の影響を聞き取り、経済支援策を講じる必要があります。
4点目は、
流れ橋交流プラザの経営の問題です。昨年度の
流れ橋交流プラザの経営状況は、年間で820万円ほどの赤字決算であることが分かりました。今年3月の1か月で宿泊の団体利用がなく、440万円の赤字とのことでした。
流れ橋交流プラザは平成14年度に開設し、開設当初から委託料や指定管理料という形で市が予算をつけて補填しています。この間の指定管理料の合計は1億7,477万円と答弁がありました。指定管理料がなければ毎年赤字が発生しています。開設当時、市は市議会に対して活性化の起爆剤と位置づけ、自主採算で経営して、八幡市に新たな負担を求めることはないと説明していました。活性化の起爆剤どころか赤字を生み出す施設になっています。事業の見直しを迫りましたが、市は大事な施設であり、見直しはしないと答弁されました。見直しもせず、このような経営状況のまま税金を投入することに、市民の理解は得られません。
流れ橋交流プラザの事業の縮小も含めた経営の見直しが求められます。
5点目は災害対策です。大阪府北部地震、その後の台風被害によって、住宅被害を受けた方が2,300世帯もあります。そのうち木造住宅耐震改修助成の事業で助成を受けた方は280件で、2,000件もの世帯が助成制度を受けられませんでした。市の被災者住宅等支援助成制度は、100万円を予算化していましたが、全く制度を活用しませんでした。市独自での支援を求めましたが、府と連携した制度であり、市独自での助成はしないと答弁しました。災害のときに、自助・共助だけでは足りません。市の制度を活用した支援が求められます。
6点目は同和問題です。八幡市は、山城人権ネットワーク推進協議会に負担金として毎年94万円ほど支出しています。令和元年度の収支報告では、歳入は構成自治体からの分担金、会員の会費など1,014万円、前年度繰越金239万8,000円で、歳入総額は1,253万円です。歳出は、支出した金額が約918万円で、不用額が336万円ほど発生しています。多額の繰越金があるのに予算の見直しも行わず、市からの分担金は減額されないまま支出されています。また、
人権啓発研修活動促進事業費は、構成自治体や会員が人権啓発事業を行うときに山城人権ネットワークに申請し、助成金が交付されるものですが、支出額の84%を
部落解放同盟が使っています。山城人権ネットワークへの市からの分担金が、一部運動団体である
部落解放同盟が主催する研修会などの参加費用として使われているのです。八幡市は、山城人権ネットワーク協議会から脱退し、この団体は解散すべきです。南ケ丘教育集会所の
学習支援事業は、一部の小・中学校の児童・生徒の利用が99%を占めています。一般職員3人、嘱託員2人を雇用していますが、人件費への補助はなく全て単費です。教育とは本来学校で行うべきであり、このような事業はやめるべきです。
最後に、反対理由にはしませんが、スタディサポート事業について述べておきます。スタディサポート事業は、公募型プロポーザル方式で事業者を決めていますが、応募は1事業者のみで、事業がスタートしてからずっと同じ塾が受注しています。もっと広く応募がないのかと質問しましたが、生徒の個人情報を扱うことにより、プライバシー保護の観点から一定の規模の事業者の応募しかないことが分かりました。一旦受注したら、塾講師の賃金などの人件費、教材だけでなく会場費、警備の費用も全て公費で負担します。生徒募集も市や学校で行うため、塾の負担はありません。ほかの塾が参加したくても参加できず、公平性、競争性の点からも問題です。行政が民業を圧迫するような
学習支援事業をいつまで続けるのか疑問です。
以上が八幡市令和元年度
一般会計歳入歳出決算に反対する理由です。なお、先に述べた理由により、
後期高齢者医療特別会計に対しても反対といたします。ご清聴ありがとうございました。
○
山田芳彦 議長 次に、賛成討論を許します。
中村正臣議員。
(中村正臣議員 登壇)
◆中村正臣 議員 新政クラブ、中村正臣でございます。ただいま議題となっております日程第4、議案第61号、令和元
年度八幡市
一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、賛成会派を代表いたしまして討論させていただきます。
令和元年度は、今後10年間のまちづくりの指針となります第5次八幡市総合計画の2年目に当たり、やわた未来いきいき健幸プロジェクトをはじめ様々な事業が本格化いたしました。
堀口市長におかれましては、1期目には土台・骨組みづくり、2期目には仕組みづくり、そして、現在は3期目として、これらの完成充実を目指し、令和の時代の八幡市の基礎を築く取組や未来に希望が持てる施策を着実に前進させておられます。
また、かつてのベッドタウンとしてのまちづくりから、市内に仕事の場や暮らしを楽しめる場を創出する、より多機能な力を有したまちへの質的変換を図るという明確なビジョンを示す市長の市政運営を頼もしく感じ、また大いに期待するものであります。
さて、改めて令和元年度決算内容を確認してみますと、第5次八幡市総合計画の基本目標である共生のまち、未来のまち、健幸のまち、観幸のまち、活力のまち、そして安心・安全のまちの達成に向け、多くの取組がスタートし、しっかりと進みつつある様子がうかがえます。
まず、共生のまちとして、近年は、技能実習生など外国人の方が増加しており、いち早く外国人住民を対象とした住み方の説明会の開催を通じて、地域住民との交流が図られています。また、障害を持たれた方への支援面でも、民間法人の施設整備への強力な後押しや、このたびの決算特別
委員会にて
現地視察を行いましたNET119緊急通報システムの整備など、共に支え合う共生のまちづくりが深まっております。
次に、未来のまちとして、子どもたちを取り巻く環境の充実にも大変力を注いでおられると感じます。幼児教育・保育の無償化の円滑な実施、専門的な母子支援の充実、災害対応も視野に入れての学校の体育館、武道館への空調整備など、市民ニーズをつかみ、しっかりと応えられております。また、現状、福祉政策の側面を有するスタディサポート事業(鳩嶺教室)も成果を上げており、近隣市町村に誇ることのできる施策であります。願わくば、子どもたちが輝く未来のため、小学校高学年へのスタディサポート事業の拡充についても取り組んでいただければと期待しているところでございます。
次に、健幸のまちとして、本市は京都府内でも一、二を争う健康施策の先進地と思っております。中でも、健康マイレージ事業を発展させ、魅力あるインセンティブを備えたやわた未来いきいき健幸プロジェクトは目標参加人数をクリアし、明るいスタートを切りました。現在は、
新型コロナウイルス感染症の影響により制約もありますが、誰もが健康で幸せな人生を送ることができるよう精いっぱい取り組んでいただきたいと思います。
さらに、観幸のまちとして、お茶の京都の取組、海外への
観光プロモーション事業や徒然草エッセイ大賞など積極的に展開されています。しかしながら、
新型コロナウイルス感染症の影響で中止、縮小を余儀なくされている事業も多数あり、誠に残念ではございますが、この困難な状況に負けず、ウィズコロナの長期的な視点から、本市の観光資源を生かした魅力向上に努めていただきたいと思います。
また、活力のまちとして、八幡フェスタ「農(みのり)」を開催し、八幡市産農産物をPRされるとともに、立地適正化計画の策定業務や将来の道路網の調査など、令和5年度の新名神高速道路の全線開通を見据えたまちづくりを推進しておられます。産業振興ゾーンの都市的利用など、本市の発展に向け、強力にかつ確実に進めていただけることを大変期待しております。
最後に、安心・安全のまちとして災害に強い新庁舎の整備、災害時の避難所でもある体育館、武道館への空調整備や高規格救急自動車の更新など、多種多様化する災害への対策にもしっかりと取り組まれております。今後も感染症対策への対応は欠かせません。特に、避難所への対策には心血を注いでいただきたいと思います。
ここまで、主に歳出面について述べてまいりましたが、増え続ける社会保障関連経費や地域にとって不可欠な公共事業など、市の役割はますますその重みを増しており、これらに必要な経費の工面には大変苦労されていることと推察します。
堀口市長も、決算認定議案の提案の際に、少子・高齢化に伴う生産年齢人口の減少により大きな税収増は見込めない状況であり、さらには
新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ地域経済も心配でありますと言及されました。私も、いかにして持続可能で足腰の強い財政構造としていくのかという視点での市政運営が欠かせないと考えます。
そして数次にわたる行財政改革に取り組み、効果を上げてこられましたが、引き続き効率的な行財政運営を目指すと同時に、新名神高速道路の全線開通を見据えたまちづくりや企業誘致を含めた雇用創出、観光の魅力発信による関係人口の創出など、税源涵養、すなわち歳入確保の取組も確実に進めていただきたいと思います。
決算特別
委員会におきましても、多くの議論がなされ、また、各委員から有意義な提案も数多くなされました。ぜひとも課題解決に役立てていただきたいと存じます。
最後になりましたが、議員の皆様、
理事者の皆様、1か月を超えるご審議大変お疲れさまでございました。また、議員の1人として、改めて
理事者の皆様には感謝申し上げます。今後は、3期目の完成、充実を目指し、市民協働を基本に、
堀口市長の下で職員一丸となってふるさと八幡の礎づくりに取り組んでいただきたいと思います。また、重ねて職員の皆様にエールを送りまして、私の賛成討論とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
○
山田芳彦 議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 これにて討論を終結いたします。
これより日程第4、議案第61号、令和元
年度八幡市
一般会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。
委員長の報告は認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立多数(14名対6名)
○
山田芳彦 議長 起立多数であります。よって、日程第4、議案第61号は認定することに決しました。
これより日程第5、議案第62号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第5、議案第62号、令和元
年度八幡市休日
応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。
委員長の報告は認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第5、議案第62号は認定することに決しました。
これより日程第6、議案第63号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第6、議案第63号、令和元
年度八幡市
駐車場特別会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。
委員長の報告は認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第6、議案第63号は認定することに決しました。
これより日程第7、議案第64号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第7、議案第64号、令和元
年度八幡市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。
委員長の報告は認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第7、議案第64号は認定することに決しました。
これより日程第8、議案第65号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第8、議案第65号、令和元
年度八幡市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。
委員長の報告は認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第8、議案第65号は認定することに決しました。
これより日程第9、議案第66号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第9、議案第66号、令和元
年度八幡市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。
委員長の報告は認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立多数(15名対5名)
○
山田芳彦 議長 起立多数であります。よって、日程第9、議案第66号は認定することに決しました。
これより日程第10、議案第67号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第10、議案第67号、令和元
年度八幡市
水道事業会計決算の認定についての採決を行います。
委員長の報告は認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第10、議案第67号は認定することに決しました。
これより日程第11、議案第68号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第11、議案第68号、令和元
年度八幡市
下水道事業会計決算の認定についての採決を行います。
委員長の報告は認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第11、議案第68号は認定することに決しました。
△日程第12
○
山田芳彦 議長 日程第12、
意見書案第7号、新しい
生活様式を踏まえた少
人数学級編制が可能となる
環境整備を求める
意見書案を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
太田克彦議員。
(
太田克彦議員 登壇)
◆太田克彦 議員 ただいま上程されました日程第12、
意見書案第7号、新しい
生活様式を踏まえた少
人数学級編制が可能となる
環境整備を求める
意見書案につきまして、その案文を朗読し、提案理由の説明とさせていただきます。
新しい
生活様式を踏まえた少
人数学級編制が可能となる
環境整備を求める
意見書案。
上記
意見書案を地方自治法第99条の規定により、関係行政庁に対し、別紙のとおり提出するものとする。令和2年10月14日、提出者、八幡市議会議員、太田克彦。賛成者、八幡市議会議員、敬称は省略をさせていただきます、岡田秀子、山本邦夫、横山博、奥村順一、福田佐世子、小北幸博。
新しい
生活様式を踏まえた少
人数学級編制が可能となる
環境整備を求める意見書。
新型コロナウイルス感染症が拡大する中、国基準の1クラス40人(小学校一年生のみ35人)の学級編制では、教室内での密接、密集が回避できないことが問題となっています。日本教育学会では、本年5月22日に、この機会に1クラス40人学級定数を抜本的に見直す議論を急いで進める必要があると提言しています。また、全国知事会、全国市長会、全国町村会の3会長連名で「新しい時代の学びの
環境整備に向けた緊急提言」を発表し、現在の40人学級では感染症予防のために児童・生徒間の十分な距離を確保することが困難であるとして、子どもたちの学びを保障するため、少人数学級の実現に向けた教員の確保が必要であると文部科学大臣に要請しました。
一方、国においても、7月17日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2020」において、全ての子どもたちの学びを保障するため、少人数によるきめ細やかな指導体制の計画的な整備について検討することが盛り込まれ、8月20日に開催された中央教育審議会の「新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会」では、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、少
人数学級編制を可能とするなど指導体制や施設設備の整備を図ることを盛り込んだ中間まとめ骨子案が示されました。
よって、国会及び政府は、子ども一人ひとりを大切にする教育の推進、そして、新しい
生活様式に適切に対応すべく、ICTの活用を含めた指導体制の整備と、更新費用やランニングコスト等も含めた財政措置の拡充、少人数編制を可能とする教員の確保等、
環境整備を実現するよう強く求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。提出先、衆議院議長、参議院議長、文部科学大臣。
以上のとおりでございます。皆さんのご賛同を頂きますようお願いを申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第12、
意見書案第7号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第12、
意見書案第7号については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 異議なしと認めます。よって、日程第12、
意見書案第7号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより日程第12、
意見書案第7号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第12、
意見書案第7号、新しい
生活様式を踏まえた少
人数学級編制が可能となる
環境整備を求める
意見書案の採決を行います。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第12、
意見書案第7号は原案のとおり可決されました。
△日程第13
○
山田芳彦 議長 日程第13、閉会中の
継続審査及び調査の申し出についてを議題といたします。
お手元に配付いたしておりますように、議会運営
委員長及び各常任
委員長から閉会中の
継続審査及び調査申出書が提出されております。
お諮りいたします。本件を各申し出のとおり決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 異議なしと認めます。よって、本件は議会運営
委員長及び各常任
委員長の申し出のとおり決しました。
以上で、本
定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。
閉会に当たりまして、演壇にて一言ご挨拶を申し上げます。
(
山田芳彦議長 登壇)
○
山田芳彦 議長 今
定例会においても、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を講じての開催となりました。議員各位、
理事者の皆様方のご理解、ご協力を得まして、全てを議了し、本日ここに滞りなく第3回
定例会を終えることができました。心より感謝を申し上げる次第であります。
今
定例会では、令和元
年度決算特別委員会を設置し、決算審査を行う長丁場の会期日程でありました。また、13人の同僚議員が一般質問をされ、それぞれ質問、提言を賜りました。加えて、各常任
委員会並びに決算特別
委員会でも、委員の皆様から数多くの質疑がなされました。これらの件につきましても、
理事者の皆様には、今後市民のお声として市政に大きく反映いただきますことをお願い申し上げる次第であります。
結びに当たりまして、日中は爽やかな気候ではありますが、朝夕は肌寒くなってまいりました。議員並びに
理事者の皆様におかれましては、お体は十分にご自愛いただき、ますますご活躍されますことを切にお願いを申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶に代えさせていただきます。誠にありがとうございました。
堀口市長。
(堀口文昭市長 登壇)
◎堀口文昭 市長 令和2年八幡市議会第3回
定例会の閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
このたびの
定例会におきまして、当初にご提案申し上げました専決処分の報告、補正予算案及び財産の処分をはじめ追加提案をさせていただきました各会計の決算の認定などを含めまして、全議案を原案どおりご可決を賜りました。誠にありがとうございます。
今
定例会は、9月2日から本日14日までの長丁場の中、議員の皆様におかれましては、各議案の審議あるいは一般質問、さらには各
委員会におきまして貴重なご意見、ご提言を賜りました。これらを今後の市政運営に資してまいりたいと存じます。
ようやく秋らしい気候となってまいりました。秋と言えばお米の収穫の季節でございますけれども、京都府では33年ぶりのトビイロウンカの警報が出されております。田んぼを見ても、ちょっと茶色い斑点が出ているような状況でございますけれども、非常に収穫量が心配されるところでございます。そして、例年でございますと、地域の行事が数多く開催される季節でもあります。今年ばかりは、イベント自体の中止や規模を縮小という形で苦しい運営を余儀なくされております。各地域で続いてまいりました伝統行事やイベント等を絶やすことなく未来へ受け継ぐためにも、来年こそはと祈るばかりでございます。
そして、この原因となっております
新型コロナウイルス感染症でございますけれども、実効再生産数でいけばちょうど3月末、そして、次が恐らく現在に続く7月末から8月上旬が上昇のピークになったと。今1前後になっていると思うんですが、4か月置きということになりますと、今度は11月というのが一つのまた、経験則としてはちょっと気をつけなければならない月になるのではないかと思っておりますが、そういうことにならないことを祈っているところでございます。
議員の皆様におかれましても、引き続きご理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○
山田芳彦 議長 以上で令和2年八幡市議会第3回
定例会を閉会いたします。長期間ご苦労さまでした。
午前11時11分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
八幡市議会議長 山 田 芳 彦
会議録署名議員 澤 村 純 子
会議録署名議員 横 山 博...