八幡市議会 > 2020-06-05 >
令和 2年第 2回定例会-06月05日-目次
令和 2年第 2回定例会−06月05日-01号

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  1. 八幡市議会 2020-06-05
    令和 2年第 2回定例会−06月05日-01号


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    令和 2年第 2回定例会−06月05日-01号令和 2年第 2回定例会                                 令和2年6月5日                                 午前10時 開会 1.出席議員      1 番  山 田 美 鈴 議員             2 番  福 田 佐世子 議員             3 番  小 川 直 人 議員             4 番  横須賀 生 也 議員             5 番  鷹 野 雅 生 議員             6 番  奥 村 順 一 議員             7 番  中 村 正 臣 議員             8 番  澤 村 純 子 議員             9 番  亀 田 優 子 議員            10番  清 水 章 好 議員            11番  太 田 克 彦 議員            12番  長 村 善 平 議員            13番  横 山   博 議員            14番  山 田 芳 彦 議員            15番  中 村 正 公 議員            16番  山 本 邦 夫 議員
               17番  岡 田 秀 子 議員            18番  小 北 幸 博 議員            19番  菱 田 明 儀 議員            20番  山 口 克 浩 議員            21番  巌     博 議員 2.欠席議員     な  し 3.説明のため議場に出席した者の職・氏名            堀 口 文 昭 市長            森 下   徹 副市長            足 立 善 計 理事            吉 川 佳 一 理事            道 本 明 典 総務部長            宮 嵜   稔 総務部技監            近 藤 考 賜 市民部長            山 田 俊 士 環境経済部長            田 中 孝 治 福祉部長            東     睦 都市整備部長            上 村 文 洋 会計管理者            岡 本 浩 史 消防長            武 用 権 太 上下水道部長            辻   拓 郎 政策推進部次長            小 橋 秀 生 教育長            辻   和 彦 教育部長            川 中   尚 教育部次長            長 村 信 幸 農業委員会会長            森 田 孝 利 選挙管理委員会委員長            大 高 友 紀 監査委員 4.職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名            南 本   晃 議会事務局参与            尾 亀 永 敏 議会事務局次長            吉 田 雅 輝 議会事務局次長補佐            梶 原 寛 人 議会事務局議事調査係長 5.議事日程   日程第 1    会議録署名議員の指名について   日程第 2    会期の決定について   日程第 3    諸報告   日程第 4    専決処分事件の報告について(八幡市税条例の一部を改正する条例)           (報告第5号 市長提出)   日程第 5    専決処分事件の報告について(八幡市税条例の一部を改正する条例)           (報告第6号 市長提出)   日程第 6    専決処分事件の報告について(八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例)           (報告第7号 市長提出)   日程第 7    専決処分事件の報告について(八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例)           (報告第8号 市長提出)   日程第 8    専決処分事件の報告について(八幡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)           (報告第9号 市長提出)   日程第 9    専決処分事件の報告について(令和元年度八幡市一般会計補正予算(第5号))           (報告第10号 市長提出)   日程第10   専決処分事件の報告について(令和2年度八幡市一般会計補正予算(第1号))           (報告第11号 市長提出)   日程第11   専決処分事件の報告について(令和2年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号))           (報告第12号 市長提出)   日程第12   令和元年度八幡市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について           (報告第13号 市長提出)   日程第13   令和元年度八幡市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について           (報告第14号 市長提出)   日程第14   専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)           (報告第15号 市長提出)   日程第15   八幡市税条例等の一部を改正する条例案           (議案第26号 市長提出)   日程第16   八幡市税条例の一部を改正する条例案           (議案第27号 市長提出)   日程第17   八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例案           (議案第28号 市長提出)   日程第18   八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例案           (議案第29号 市長提出)   日程第19   八幡市手数料条例の一部を改正する条例案           (議案第30号 市長提出)   日程第20   八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案           (議案第31号 市長提出)   日程第21   八幡市健幸まちづくり条例案           (議案第32号 市長提出)   日程第22   八幡市生産緑地地区の区域の規模に関する条例案           (議案第33号 市長提出)   日程第23   八幡市公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案           (議案第34号 市長提出)   日程第24   令和2年度八幡市一般会計補正予算(第2号)案           (議案第35号 市長提出)   日程第25   令和2年度八幡市介護保険特別会計補正予算(第1号)案           (議案第36号 市長提出)   日程第26   令和2年度八幡市水道事業会計補正予算(第1号)案           (議案第37号 市長提出)   日程第27   令和2年度八幡市下水道事業会計補正予算(第1号)案           (議案第38号 市長提出) 6.会議に付した事件   日程第1〜日程第27                  午前10時00分 開会 ○山田芳彦 議長  おはようございます。  ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しております。よって、令和2年八幡市議会第2回定例会は成立いたしました。  これより開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  日程に入るに先立ち、市長より発言を求められておりますので、これを許します。堀口市長。          (堀口文昭市長 登壇) ◎堀口文昭 市長  皆さん、おはようございます。令和2年八幡市議会第2回定例会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し述べさせていただきます。  本日は、令和2年八幡市議会第2回定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様におかれましては、ご多用の中ご参集を賜りまして厚く御礼を申し上げます。  三たび八幡市政のかじ取りを務めさせていただく私にとりまして、本年度はその一歩を踏み出す重要な年でございます。これまでの8年間の実績を基に、期待と信頼に応えられますよう全力を傾注してまいります。まだまだ道半ばであります。多くの取組や課題が山積しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響等を見極めながら、議員の皆様や市民、団体の皆様とともに、八幡市の将来を見据えたまちづくりを進めてまいりたいと存じます。  本定例会では、施政方針を述べさせていただくとともに、骨格的でありました当初予算に肉づけをする補正予算を提案させていただき、令和2年度に執行いたします市政の全体像をお示しさせていただきます。ご提案申し上げます案件は24件でございます。このうち、専決処分事件などの報告が11件、条例案が9件、一般会計、介護保険特別会計水道事業会計及び下水道事業会計の令和2年度補正予算案が4件でございます。なお、今会期中に人事案件を追加して提案させていただく予定にいたしております。
     以上のとおりでございます。どうか十分なご審議をいただき、ご可決、ご承認を賜りますことをお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○山田芳彦 議長  これより日程に入ります。 △日程第1 ○山田芳彦 議長  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、6番奥村順一議員、16番山本邦夫議員を指名いたします。よろしくお願い申し上げます。 △日程第2 ○山田芳彦 議長  日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日6月5日から6月29日までの25日間といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  異議なしと認めます。よって、会期は本日6月5日から6月29日までの25日間と決しました。 △日程第3 ○山田芳彦 議長  日程第3、諸報告を行います。  本定例会に説明員として出席の通知がありました者の職・氏名につきましては、お手元に配付いたしております通知書の写しのとおりであります。ご了承願います。  次に、意見書の処理報告を行います。令和2年第1回定例会において議決されました新型コロナウイルスによる感染症対策の強化を求める意見書は、令和2年3月12日付で関係機関に送付いたしました。また、厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書は、令和2年3月30日付で関係機関に送付いたしました。  次に、監査委員から令和2年1月及び2月分の例月出納検査の結果報告がありましたので、ご報告いたします。なお、検査資料につきましては、議会事務局に保管いたしておりますので、随時ご覧願います。  次に、本定例会に市長から提出されております案件は、令和2年度八幡市一般会計補正予算(第2号)案ほか合計24件であります。 △日程第4〜日程第8 ○山田芳彦 議長  日程第4、報告第5号、専決処分事件の報告について(八幡市税条例の一部を改正する条例)から日程第8、報告第9号、専決処分事件の報告について(八幡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)までを一括議題といたします。  順次、報告を求めます。近藤市民部長。          (近藤考賜市民部長 登壇) ◎近藤考賜 市民部長  ただいま上程いただきました日程第4、報告第5号、八幡市税条例の一部を改正する条例の専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の1ページをご覧いただきたいと存じます。次の2ページに専決処分書が、3ページから5ページに改正条例本文が、6ページに説明書がございますので、併せてご参照いただきたいと存じます。  地方税法等が改正されたことに伴いまして、八幡市税条例を改正する必要が生じましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。その内容は2点ございます。  1点目は、市たばこ税に関する事項としまして、製造たばこ卸売販売業者等が輸出業者に対し製造たばこを売り渡す場合等における課税免除の手続きを簡素化することにしました。  2点目は、法令の改正に伴う規定の整理を行うことにしました。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第5、報告第6号、八幡市税条例の一部を改正する条例の専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の7ページをご覧いただきたいと存じます。次の8ページに専決処分書が、9ページに改正条例本文が、10ページに説明書がございますので、併せてご参照いただきたいと存じます。  地方税法が改正されたことに伴いまして、八幡市税条例を改正する必要が生じましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、4月30日に専決処分をさせていただいたものでございます。  その内容は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した納税者等に対し、無担保かつ延滞金なしで1年間徴収猶予ができる特例が設けられたことに伴いまして、同特例適用のための手続きに係る規定を整備することにしました。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第6、報告第7号、八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例の専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の11ページをご覧いただきたいと存じます。次の12ページに専決処分書が、13ページから14ページに改正条例本文が、15ページに説明書がございますので、併せてご参照いただきたいと存じます。  地方税法が改正されたこと及び市街化調整区域内の都市計画税課税対象土地等に異動が生じたことに伴いまして、八幡市都市計画税条例を改正する必要が生じましたので、地方自治法第179条第1項の規定により、3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。その内容は2点ございます。  1点目は、令和元年中に市街化調整区域内の下水道計画区域内の都市計画税課税対象土地等について異動が生じましたので、これに対応するため別表の改正を行うことにしました。  2点目は、法令の改正に伴う規定の整理を行うことにしました。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○山田芳彦 議長  吉川理事。          (吉川佳一理事 登壇) ◎吉川佳一 理事  ただいま上程いただきました日程第7、報告第8号、八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の16ページをご覧いただきたいと存じます。次の17ページに専決処分書が、18ページから19ページに改正条例本文が、20ページに説明書がございますのでご参照いただきたいと存じます。  新型コロナウイルス感染症に感染した国民健康保険の被保険者である被用者等に対し、傷病手当金を支給するため、八幡市国民健康保険条例を改正する必要が生じましたため、地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年5月1日に専決処分をさせていただいたものでございます。  その内容は、国民健康保険の被保険者である被用者が新型コロナウイルス感染症に感染した場合または発熱等の症状があり感染が疑われる場合に限り、療養のため労務に服することができない期間について傷病手当金を支給するものとしております。支給期間は、労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間としており、最大1年6か月の上限を設けております。また、1日当たりの支給額につきましては、直近3か月間の給与等の収入の合計額を就労した日数で除した金額の3分の2としており、こちらも上限を設けております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第8、報告第9号、八幡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の21ページをご覧いただきたいと存じます。次の22ページに専決処分書が、23ページに改正条例本文が、24ページに説明書がございますのでご参照いただきたいと存じます。  新型コロナウイルス感染症に対応するため、八幡市後期高齢者医療に関する条例を改正する必要が生じましたため、地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年5月1日に専決処分をさせていただいたものでございます。  その内容は、新型コロナウイルス感染症に感染した後期高齢者医療制度の被保険者である被用者等に対し、傷病手当金を支給できるよう京都府後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例が改正されたことに伴いまして、本市で行う事務に同手当金の支給申請書の受付に係る事務を追加することといたしました。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○山田芳彦 議長  これより日程第4、報告第5号から日程第8、報告第9号までの質疑に入ります。  亀田優子議員。          (亀田優子議員 登壇) ◆亀田優子 議員  皆さん、おはようございます。ちょっと勝手が違って非常にやりにくいですけれども、ただいま説明のありました専決処分事件の報告のうち、私からは日程第5、報告第6号、八幡市税条例の一部を改正する条例について質問します。  新型コロナウイルス感染症の影響を受け、市税の納付が困難な場合、徴収の猶予を受けられるように、国の法令に基づき条例改正がされたものです。4月30日に専決処分し、5月1日から施行されています。  そこでお聞きします。  どのくらい所得が減少すれば対象となるのか、条件を教えてください。  猶予できる市税の種類を教えてください。  施行後、猶予申請はどのくらいありますでしょうか。件数と金額を教えてください。  次に、今回の自粛の要請などで所得が減った方が、今後所得がどこまで回復するのかわかりません。また、感染拡大の第2波が来ることも予想され、営業自粛となれば減収となります。市税の特例措置が受けられる期間はどこまでを想定しているのか教えてください。  最後ですけども、市民に対して特例措置のお知らせなどはどのようにされているのでしょうか、お聞かせください。  以上です。1回目の質問を終わります。 ○山田芳彦 議長  理事者、答弁願います。近藤市民部長。          (近藤考賜市民部長 登壇) ◎近藤考賜 市民部長  市税の徴収猶予に関するご質問にお答え申し上げます。徴収猶予の条件でございますけれども、令和2年2月1日以降の1か月以上の任意の期間におきまして、収入が前年同期と比較しておおむね20%以上減少していて、一時に納税することが困難な場合ということになっております。  徴収猶予の対象となる市税の種類でございますが、個人住民税(普通徴収分及び特別徴収)、法人住民税軽自動車税市たばこ税固定資産税及び都市計画税でございます。  申請件数と猶予金額でございますけれども、6月4日時点で、市・府民税特別徴収分で2件、5万5,000円、固定資産税及び都市計画税で16件、642万1,200円、法人市民税で4件、95万1,300円、合計22件、742万7,500円でございます。  対象となる期間ですけれども、令和2年2月1日から令和3年1月31日までに納期限が到来する税となっております。  この特例措置につきましては、広報やわたやホームページへの掲載、窓口にチラシを設置するなど周知を図っているところでございます。 ○山田芳彦 議長  亀田議員。          (亀田優子議員 登壇) ◆亀田優子 議員  ご答弁いただきました。再質問をさせていただきます。  まず初めに、条件としてはおおむね令和元年の所得から20%減少した方が対象となるということがわかりました。猶予申請も、固定資産税が一番多くて16件ありますし、住民税も2件、法人住民税も4件あるということがわかりました。  私も固定資産税の猶予申請の相談に乗りまして、お手伝いをさせていただいたことがあるんですけれども、一つの市税の猶予措置が受けられた場合、ほかの市税の猶予申請をしなくても自動的に何か適用できるようになっているのかどうか教えてください。あと国民健康保険に加入している場合が多いかと思うんですけれども、国民健康保険では減免制度が受けられると思いますけれども、そうしたら健康部、関係部署と連携してほかの制度の案内などはできているのかどうか教えてください。  それから、20%の減少で対象になるんですけれども、国会で法改正の議論のときですが、損失の調査というのは帳簿がなくても、聞き取り調査でも差し障りがないという議論がされているようです。その辺り、聞き取り調査でも可能なのかどうか教えてください。  先ほどの期間ですけども、1年以内ということですけれども、これも国会の議論の中で、やむを得ない理由があると認められた場合は、さらに1年延長できるという答弁もありますけれども、延長もあるということでよいのかどうか教えてください。  それと、差押えとか滞納処分というのは慎重にすべきであると思います。これまでと違う対応を取るようにすべきですが、いかがでしょうか。  最後ですけれども、市の今回の特例措置のお知らせですけれども、ホームページを見てみたんですけれども、本当にわかりにくくて、これはホームページをプリントアウトしたんですけど、載せていないのかと思うほどわかりづらかったです。ここかと見当をつけたのが各種相談等という1行があるんですけども、ここをクリックするとようやく市税の減免のページに行き当たったんです。ほかの市町のホームページも参考のために見てみたところ、例えば京田辺市のホームページは、もうトップページに市税の納付が困難な方へという1行がありまして、すぐに見つけられました。なかなかホームページを探す方も、みんながみんな探すだけではないと思うんですが、ホームページの掲載方法をもっとわかりやすくしないといけないかと思うんですが、改善してほしいと思いますけれども、いかがでしょうか。  以上で再質問を終わります。 ○山田芳彦 議長  暫時休憩いたします。                  午前10時25分 休憩                  ――――――――――――                  午前10時34分 開議 ○山田芳彦 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  理事者、答弁願います。近藤市民部長。          (近藤考賜市民部長 登壇) ◎近藤考賜 市民部長  亀田議員の再質問にお答え申し上げます。徴収猶予の特例は、申請をする時点において一時に納付困難な事情があることが要件となっておりますことから自動的な適用はできませんが、窓口で申請された方や電話で問合せをいただいた方には、これから課税される税も徴収猶予の対象となることをご案内しております。また、国民健康保険につきましても、減免制度などの支援制度があることをご案内しております。  聞き取り調査の関係でございますが、現時点でも聞き取りで対応しているケースもございますことから、聞き取りでの対応は可能であります。  特例措置の期間の関係でございますけれども、現時点では1年間とされておりまして、以後の徴収猶予の手続きにつきましては、通常の徴収猶予の手続きが必要となります。  差押えの関係でございますが、京都地方税機構に確認したところ、今回のコロナウイルスの状況を考慮して対応していると伺っております。  ホームページにつきましては、関係部署と協議の上、今後工夫してまいりたいと考えております。 ○山田芳彦 議長  ほかに質疑ありませんか。  澤村純子議員。          (澤村純子議員 登壇) ◆澤村純子 議員  皆さん、おはようございます。日程第7、報告第8号、八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例について及び日程第8、報告第9号、八幡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について質問させていただきます。  まず、国民健康保険の被保険者である被用者で、療養のため労務に服することができない者(新型コロナウイルス感染症に感染した場合又は発熱等の症状があり感染が疑われる場合に限る)とありますが、国民健康保険加入者で被用者は何人おられますか。  感染が疑わしい場合というのはどういった場合ですか。検査をしなくても対象になりますか。被用者に限定している理由を教えてください。  続きまして、日程第8、報告第9号、八幡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について質問します。  新型コロナウイルス感染症に対応するため、八幡市後期高齢者医療に関する条例を改正する必要が生じたため、令和2年5月1日に専決処分したものです。その内容は、新型コロナウイルス感染症に感染した後期高齢者医療制度の被保険者である被用者等に対し、傷病手当金を支給できるよう京都府後期高齢者医療広域連合高齢者医療に関する条例が改正されたことに伴い、本市で行う事務に同手当金の支給申請書の受付に係る事務を追加することにしましたとありますが、75歳以上の被用者は何人おられますか。  被用者等とありますが、どういう場合が想定できますか教えてください。  1回目の質問は以上です。
    ○山田芳彦 議長  理事者、答弁願います。吉川理事。          (吉川佳一理事 登壇) ◎吉川佳一 理事  澤村議員のご質問にお答えいたします。支給被用者等の支給対象者が被用者等とある具体的な部分だという認識でお答えさせていただきますけれども、傷病手当金の支給対象者でございますが、対象を新型コロナウイルス感染症に感染した被用者等としておりますのは、感染した被用者に加え、発熱等の症状があり感染が疑われる被用者を含んだものとしてお示しさせていただいているものでございます。  確定診断がやむを得ない事情により、事実上感染が疑われる場合はないのではという質問であったと思いますけども、やむを得ない事情により医療機関を受診していなくても、事業主が労務不能と認めた場合は、事業主の証明書をもって傷病手当金の認定をいたしますことから、必ずしも新型コロナウイルス感染症の確定診断が必要となるものではございません。自宅待機期間中に回復された方についても対象としているものでございます。  次に、国民健康保険の被用者数でございますけども、令和2年4月10日時点で確認できた給与収入のある方で申しますと5,845人でございます。  次に、後期高齢者制度によります傷病手当金の関係でございますけども、内容については、事務はこちらでいたしますけども、同じでございまして、令和元年9月末現在の給与収入のある方は、後期高齢者医療広域連合に確認いたしましたところ約540人と伺っております。 ○山田芳彦 議長  澤村議員。          (澤村純子議員 登壇) ◆澤村純子 議員  ご答弁ありがとうございます。感染が疑わしい場合というのも、必ずしも検査の必要がないということなどわかりました。  2回目の質問ですけれども、今回の条例改正で、コロナウイルスに感染した場合、被用者に傷病手当を支給できるようになったことは本当に一歩前進だと思います。しかし、個人事業主が対象となっていない問題が残っています。個人事業主がコロナウイルスに感染した場合に、安心して療育できるように傷病手当等を支給するべきだと考えますが、市のお考えを教えてください。  また、企業、事業所などで働いている場合でなく、自営業の場合の家族従業者にも適用されるのでしょうか、教えてください。  岐阜県飛騨市と鳥取県岩美町では、自治体独自の財政措置も行って、個人事業主も対象に含めることになりました。支給要件は被用者向けの傷病手当と同じです。また、滋賀県甲賀市では、6月議会に個人事業主も対象となるように予算が計上されております。八幡市でも、個人事業主を対象にすべきだと考えますが、いかがお考えでしょうか教えてください。  これで質問を終わらせていただきます。 ○山田芳彦 議長  理事者、答弁願います。吉川理事。          (吉川佳一理事 登壇) ◎吉川佳一 理事  再質問にお答え申し上げます。今回の改正によりまして対象者を被用者に限定していることにつきましては、傷病手当金制度は、労働者の業務災害以外の理由による疾病、負傷等の療養のために、被保険者が労務に服することができないときにその期間、給与の支払い等がないもしくは減額している場合に限り給付されるものであり、被用者限定となっております。  また、自営業の方については、市独自の支援策については、現在のところは考えておりません。 ○山田芳彦 議長  ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第4、報告第5号から日程第8、報告第9号までについては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  異議なしと認めます。よって、日程第4、報告第5号から日程第8、報告第9号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより日程第4、報告第5号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第4、報告第5号、専決処分事件の報告について(八幡市税条例の一部を改正する条例)の採決を行います。本件を承認することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第4、報告第5号は承認されました。  これより日程第5、報告第6号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第5、報告第6号、専決処分事件の報告について(八幡市税条例の一部を改正する条例)の採決を行います。本件を承認することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第5、報告第6号は承認されました。  これより日程第6、報告第7号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第6、報告第7号、専決処分事件の報告について(八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例)の採決を行います。本件を承認することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第6、報告第7号は承認されました。  これより日程第7、報告第8号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第7、報告第8号、専決処分事件の報告について(八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例)の採決を行います。本件を承認することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第7、報告第8号は承認されました。  これより日程第8、報告第9号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第8、報告第9号、専決処分事件の報告について(八幡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)の採決を行います。本件を承認することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第8、報告第9号は承認されました。 △日程第9 ○山田芳彦 議長  日程第9、報告第10号、専決処分事件の報告について(令和元年度八幡市一般会計補正予算(第5号))を議題といたします。  報告を求めます。森下副市長。          (森下 徹副市長 登壇) ◎森下徹 副市長  ただいま上程いただきました日程第9、報告第10号、令和元年度八幡市一般会計補正予算(第5号)の専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、お手元にお届けいたしております令和2年八幡市議会第2回定例会八幡市補正予算書(その1)の1ページをご覧いただきたいと存じます。  本年第1回定例会におきまして、令和元年度八幡市一般会計補正予算(第4号)のご可決をいただきました後、市税の決算見込みのほか地方譲与税などの交付金関係、国及び京都府からの補助金、諸収入、市債の最終確定等がなされてまいりました。したがいまして、確定等により受け入れいたします歳入とそれに伴う歳出の調整などを行う必要がありますことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。  補正の額は、予算書本文第1条にお示しいたしておりますように、歳入歳出予算の総額に1億3,656万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を270億4,189万3,000円といたしたものでございます。ご承認をお願いいたします歳入歳出予算補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額つきましては、次の2ページから3ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示しいたしておりますとおりでございます。  それでは、その内容につきましてご説明申し上げますので、7ページからの歳入歳出補正予算事項別明細書をご覧いただきたいと存じます。10ページをお開きください。  まず、歳入でございます。市税の個人市民税では、徴収率の向上等により600万円を増額計上いたしました。市たばこ税では、たばこの販売数量増加に伴い4,573万1,000円を増額計上いたしました。  次に、地方譲与税から12ページの交通安全対策特別交付金までは、額が確定いたしましたことから、それぞれ調整をさせていただきました。  次に、国庫支出金では、地方創生推進交付金事業の確定により財源充当の調整を行いました。  次に、14ページの府支出金では、交付金対象事業及び額が確定されましたことから、京都地域連携交付金で7,576万1,000円を増額計上いたしました。  次に、寄附金では、市政の推進に役立てるためにご寄附をいただきましたことから、総務費寄附金として13万5,000円を計上させていただきました。  次に、繰入金では、財政調整基金繰入金のふるさとづくり事業基金分におきましては、徒然草文化省表彰費充当分で12万円、職員退職手当基金繰入金におきましては、退職給与費及び嘱託員共済費等充当分で7,965万9,000円、地域活性化基金繰入金におきましては、交通安全施設整備費充当分で200万円、コミュニティ事業費充当分で1,300万円、スタディサポート事業費充当分で1,000万円、それぞれ国補助金の地方創生推進交付金、府補助金の京都地域連携交付金の対象事業となりましたことや、退職手当の確定等に伴いまして繰入れを取りやめ、今後に備えることにいたしました。  次に、16ページの諸収入では、環境整備協力金で409万円を減額計上いたしました。  最後に、市債では、児童福祉施設整備事業、道路等整備事業、都市公園等整備事業、小学校施設整備事業及び中学校施設整備事業の確定により、合計で980万円を減額計上させていただきました。  以上が歳入の内容でございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。18ページをご覧いただきたいと存じます。  総務費で、一般管理費では、退職手当及び嘱託員報酬の確定に伴いまして7,965万9,000円を減額計上いたしました。財政管理費の基金積立金では、市税、特別交付税及び京都府からの補助金や給付金などが増額いたしましたことから、今後に備え、ふるさとづくり事業基金に13万5,000円、公共施設等整備基金に2億2,018万円を計上させていただきました。また、諸収入の環境整備協力費の減額に伴いまして、地域活性化基金への積立金を409万円減額計上いたしました。  以上が歳出の内容でございます。  次に、恐れ入りますが、5ページにお戻りいただきたいと存じます。  第2表、繰越明許費補正につきましては、2事業を追加させていただきました。  第3表、地方債補正につきましては、先ほどご説明申し上げました市債の補正に合わせまして、5件の限度額を変更させていただいたものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○山田芳彦 議長  これより日程第9、報告第10号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第9、報告第10号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  異議なしと認めます。よって、日程第9、報告第10号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより日程第9、報告第10号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第9、報告第10号、専決処分事件の報告について(令和元年度八幡市一般会計補正予算(第5号))の採決を行います。本件を承認することに賛成の方の起立を求めます。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第9、報告第10号は承認されました。 △日程第10・日程第11 ○山田芳彦 議長  日程第10、報告第11号、専決処分事件の報告について(令和2年度八幡市一般会計補正予算(第1号))及び日程第11、報告第12号、専決処分事件の報告について(令和2年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号))を一括議題といたします。  順次、報告を求めます。森下副市長。          (森下 徹副市長 登壇) ◎森下徹 副市長  ただいま上程いただきました日程第10、報告第11号、令和2年度八幡市一般会計補正予算(第1号)の専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、お手元にお届けをいたしております令和2年八幡市議会第2回定例会八幡市補正予算書(その2)の1ページをご覧いただきたいと存じます。  新型コロナウイルス感染症に対する緊急対策といたしまして、国や京都府と歩調を合わせ、厳しい状況にある方々への支援を速やかに実施するため、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、令和2年5月1日に専決処分させていただいたものでございます。  補正をさせていただきました額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり歳入歳出予算の総額に73億400万円を追加し、歳入歳出予算の総額を347億6,400万円としたものでございます。ご承認をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の2ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。8ページをご覧いただきたいと存じます。  まず、歳入でございます。歳入予算につきましては、全て国庫補助金を充当しております。  10ページに移りまして、歳出予算でございます。その内容は、家計への支援を行うため、1人につき10万円の特別定額給付金を給付する事業費71億6,000万円、12ページに移りまして、子育て世帯への支援を行うため、臨時の特別給付金を給付する事業費9,000万円、14ページに移りまして、京都府の休業要請等に協力した事業費の支給給付金に府と同額を上乗せして一括給付する事業費5,400万円を、合わせまして合計73億400万円となっております。
     以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第11、報告第12号、令和2年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、令和2年八幡市議会第2回定例会八幡市補正予算書(その2)の21ページをご覧いただきたいと存じます。  新型コロナウイルス感染症緊急対策として、国民健康保険の被保険者である被用者に対して、感染した場合または感染が疑われる場合に、労務に服することができない期間について傷病手当金を給付することといたしましたことから、傷病手当金給付に必要な保険給付費を、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、令和2年5月1日に専決処分させていただいたものでございます。  補正をさせていただきました額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ500万円を追加し、歳入歳出予算の総額を75億8,560万円としたものでございます。ご承認をお願いいたします歳入歳出予算補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の22ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○山田芳彦 議長  これより日程第10、報告第11号及び日程第11、報告第12号の質疑に入ります。  亀田優子議員。          (亀田優子議員 登壇) ◆亀田優子 議員  ただいま議題となっております報告事項で、日程第10、報告第11号、令和2年度一般会計補正予算(第1号)についてお聞きします。  まず、補正予算書の11ページ、特別定額給付金給付事業費についてお聞きしますが、質問の前に、給付金の事務作業につきましては、市の担当課をはじめ職員の皆さんが、一日でも早く市民に給付するために、平日だけでなく休日も含めて実務を行っていることに深く敬意を表するものです。事務作業はまだ続いておりますが、現時点での進捗状況などを含めて質問させていただきます。  まず、申請書の送付件数の総数を教えてください。そのうち、宛先不明などで市役所に戻ってきた件数を教えてください。  DVや後見人制度などを利用されている方、特別の手だてが必要な方に送った件数を教えてください。  今回の給付金は全ての日本に住む方に給付されるものです。外国人住民、それから生活保護世帯にも収入認定されずに減額されませんが、生活保護世帯に郵送した件数を教えてください。  それから、申請書が市役所に返送されてきていると思いますが、現時点での数字で結構です。返送状況を教えてください。  それから、申請の中でオンライン申請によるもの、郵送による返送の件数をそれぞれ教えてください。  返送された申請書のうちで、不備があるものも少なからずあると思うんですけれども、どういう中身でどのような対処をされているのか、その方法を教えてください。  それから、給付状況ですが、直近の数字で結構です。給付金の支給状況はどのくらいまで進んでいるのか教えてください。  それから、予算書にもありますが、給付事務費として8,000万円計上されています。現状の委託先、委託した事務内容を教えてください。  それから、予算書では15ページですけれども、休業要請対象事業者支援給付金についてお聞かせください。  この制度は、京都府の制度を受けた事業者に八幡市も給付するというものです。まず、京都府の制度自体を知らないと、市の制度を利用することができません。制度のお知らせはどのように行っていますか。  それから、現在、府から適用された件数などの連絡はどのくらい来ているでしょうか、教えてください。  以上です。 ○山田芳彦 議長  理事者、答弁願います。田中福祉部長。          (田中孝治福祉部長 登壇) ◎田中孝治 福祉部長  特別定額給付金のご質問にお答え申し上げます。基準日4月27日時点の世帯総数は3万3,269世帯でございます。5月15日より発送を順次開始いたしまして、5月22日には全世帯への発送を完了いたしました。  6月1日時点でおよそ8割の2万5,000世帯が申請をされている状況でございます。  対象世帯のうち、DV等による支援措置を受けられている世帯また被成年後見人、配慮が必要な世帯の方々は180世帯でございます。  生活保護世帯についてですけれども、1,029世帯となっております。  支援措置世帯への対応といたしましては、住民票の所在地に送付していない問題がないかどうかを確認し、また被成年後見人には、弁護士会、司法書士会、社会福祉課への申請支援の依頼文書の送付など、また外国人世帯には易しい日本語、英語及びベトナム語の記載例をはじめ、ホームページに記載するなどして支援しているところでございます。  オンライン申請の件数でございますけども、6月1日時点で、重複申請を除きまして1,019件でございます。  直近の6月3日に振り込みました件数ですけども、3,334世帯でございます。  現在の進捗は、6月17日に次を予定しておるんですけども、2万5,000世帯に給付できるように考えております。  返戻のありました件数でございますけれども、178件でございます。そのうち3分の1につきましては、改めて問合せするなど解決ができておるものでございます。  給付事務の委託先関係でございますけれども、一つには、申請書の作成から給付管理を行うため、本市基幹システムの改修する委託については株式会社ケーケーシー情報システムにしております。  二つには申請書のデータ入力の補助のため、申請書の振込口座等の情報データを起こす委託費でございます。  3つ目には、申請書の開封から内容審査の補助を行うための人材派遣委託などを行っておるところでございます。  申請が不備となった具体的な内容事例でございますけれども、郵送申請では本人及び口座確認の書類の添付漏れ、口座情報の記入誤り、オンライン申請では住民票の世帯構成員でない方からの申請、世帯主でない方からの申請、添付書類の記載・添付漏れなどが主な事例でございます。 ○山田芳彦 議長  山田環境経済部長。          (山田俊士環境経済部長 登壇) ◎山田俊士 環境経済部長  休業要請対象事業者支援給付金についてのご質問にお答えさせていただきます。まず、事業者への周知でございますけれども、本給付金事業につきましては、京都府の休業要請対象事業者支援給付金に上乗せ給付するものでございます。この事業の実施については、京都府と連携して取り組んでいるものでございまして、京都府のホームページで市制度の案内をしているほか、京都府で支給決定した事業者に送付する支給決定通知書の裏面に、市制度の案内を掲載していただいております。併せて、市ホームページや広報やわた5月号及び6月号にも掲載し、周知に努めております。  次に、支給された件数でございますけれども、京都府が支給決定した件数につきましては、5月末までの支給決定通知を送付されたもので17件と伺っております。 ○山田芳彦 議長  亀田議員。          (亀田優子議員 登壇) ◆亀田優子 議員  質問した順番に答弁がなかったので、答弁があったかなかったかわからないので、私がわからなかった点をもう一回聞かせてもらいます。  まず、外国人住民にどのぐらい送ったかという質問に対して答弁がなかったと。書き漏れていると思うので、もう一回お願いします。  それから、私も自分のところに来た申請書を見たりしていますが、書類に慣れている人からすると、割と簡単な書類だったかと思うんですけれども、高齢者とかにとっては非常に文字も小さいですし、わかりづらいところもあったかと思います。  八幡市の場合は、給付金を希望するという欄と不要という欄も書いていただいていたので、まだわかりやすかったかと思うんですけれども、例えば不要にチェックしている方は、間違ってチェックをしてしまったという場合もあると思うんですが、そういう場合はもう要らないということでみなして振り込まれないのかどうか、対処方法を教えてください。  それから、宛先不明が178件戻ってきて、3分の1については解決ということでわかりました。申請書の返送状況も2万5,000世帯からあったということで、まだ全部ではありませんし、今回の給付金は1人10万円ということで、最後の1人まで10万円を給付することが大事かと思います。最後の1人まで給付する努力をしてほしいと思いますが、それについての手だてはどのようにお考えでしょうか。  それから、委託の件は、今回申請書には名前、生年月日、住所以外にも通帳の口座番号とか個人情報に関わる内容を記入しなければなりません。委託業務で、個人情報がどのように守られているのか教えてください。  それから、休業要請対象事業者支援給付金につきましては、府と連携してとか府のホームページでというのはわかりますが、例えば私の住んでいる地域の商店街の方の相談にも乗ったりしておりますが、知らない方もやっぱりおられます。商工会の方が訪問してこられたということも聞いておりますが、やはり府の制度をしっかりとお知らせすることが大事かと思うんですが、市の職員による訪問などで制度案内のビラを届けるなど徹底していただけないでしょうか、教えてください。  それから、今回の府の休業要請の支援金ですが、これは府の要綱ですけども、その中に4ページのところに対象となる施設コード一覧というのがあって、その中に細かく遊興施設とか商業施設とか食事提供施設とかと書かれて、自分のところがどれに当たるのかというのがこれを見たらわかるんですけど、実はこの制度に該当しない事業分野というのがありまして、例えば理髪店、それから美容院などは該当しないんです。自粛を要請していないかもしれませんけど、そこで感染したら怖いので住民が自粛をして、結果的に売上げはもう激減している、がた減りです。府の制度は減収要件を設けていないので、それはそれでいいんですけども、今回の制度に当てはまらない事業所への支援が大事かと思うんです。今後政府の2次補正予算なども交付される予定だと聞いておりますが、そうした財源を活用して、今回これに当てはまらない事業所への支援を行う必要があると思いますが、市のお考えを教えてください。  以上です。 ○山田芳彦 議長  理事者、答弁願います。田中福祉部長。          (田中孝治福祉部長 登壇) ◎田中孝治 福祉部長  特別定額給付金の再質問についてお答え申し上げます。外国人世帯につきましては1,246世帯でございます。  申請書の不要欄にチェックが入っていた場合の対応でございますけれども、不要欄にチェックが入っている場合には、申請者に電話等で確認をした上で、不要の取扱いをしております。  3点目、個人情報の取扱いに関する委託先への対応でございますけれども、契約書に個人情報に関する取扱いの1項を入れまして対応しておるとこでございます。  最後の1人までの給付ということでございますけれども、再郵送を含めまして丁寧な対応に努めてまいりたいと考えております。 ○山田芳彦 議長  山田環境経済部長。          (山田俊士環境経済部長 登壇) ◎山田俊士 環境経済部長  休業要請対象事業者支給給付金についての再質問にお答えさせていただきます。まず、1つ目に市の職員による訪問でございますけれども、現在限られた人員の中でコロナウイルス関係の業務に取り組んでおりますので、現時点では市職員による訪問はできないと考えております。  それから、市独自での支援ということでございますけれども、現在本議会に提案させていただいております八幡市中小企業者等事業継続支援金で、中小企業者等を支援してまいりたいと考えております。 ○山田芳彦 議長  ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第10、報告第11号及び日程第11、報告第12号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  異議なしと認めます。よって、日程第10、報告第11号及び日程第11、報告第12号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより日程第10、報告第11号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第10、報告第11号、専決処分事件の報告について(令和2年度八幡市一般会計補正予算(第1号))の採決を行います。本件を承認することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第10、報告第11号は承認されました。  これより日程第11、報告第12号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第11、報告第12号、専決処分事件の報告について(令和2年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号))の採決を行います。本件を承認することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第11、報告第12号は承認されました。 △日程第12・日程第13 ○山田芳彦 議長  日程第12、報告第13号、令和元年度八幡市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について及び日程第13、報告第14号、令和元年度八幡市下水道事業会計予算繰越計算書の報告についてを一括議題といたします。  順次、報告を求めます。森下副市長。          (森下 徹副市長 登壇) ◎森下徹 副市長  ただいま上程いただきました日程第12、報告第13号、令和元年度八幡市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  議案書の28ページに報告書が、29ページから30ページに計算書がございますので、ご覧いただきたいと存じます。  令和元年度八幡市一般会計補正予算(第3号)、(第4号)におきまして、繰越明許費としてご可決をいただきました事業及び令和元年度八幡市一般会計補正予算(第5号)におきまして、繰越明許費として専決処分いたしました事業につきまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定により繰越計算書を調製いたしましたので、ご報告申し上げるものでございます。  29ページをご覧ください。国の補正予算(第1号)の補助金等を活用して実施するため13ヶ月予算として編成し、繰越事業として5件を繰り越しております。  土木費では、橋本駅周辺拠点整備事業費、国補正分として2億200万円、単独道路等整備事業費、国補正分として2,280万円、30ページに移りまして、教育費では、さくら小学校整備事業費として2,200万円、中央小学校整備事業費として7,200万円、男山中学校整備事業費として2,500万円でございます。  13ヶ月予算以外で繰り越しました事業は6件でございます。  29ページにお戻りいただきまして、総務費では、庁舎整備事業費につきまして、資材調達等に日時を要しましたため繰り越したもので1億円でございます。民生費では、障害者対策費につきましては、旧福祉センター解体に係りますアスベスト除去等に日時を要しましたため繰り越したもので3,988万3,000円でございます。商工費では、プレミアムつき商品券事業につきましては、商品券利用期限終了後にも必要な事務がありましたことから繰り越したもので2,250万円でございます。土木費では、橋本駅周辺拠点整備事業につきましては、境界確定や用地取得に日時を要しましたため繰り越したもので6,430万円でございます。  30ページに移りまして、教育費では、学校施設等長寿命化計画策定事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響等により休校いたしましたことから、劣化状況調査に日時を要しましたため繰り越したもので1,300万円、中学校屋内運動場等空調設備整備事業費につきましては、設計業務に日時を要したため繰り越したもので300万円でございます。  各事業を早期に完了するため鋭意努力してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上のとおりご報告申し上げます。  続きまして、日程第13、報告第14号、令和元年度八幡市下水道事業会計予算繰越計算書の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  議案書の31ページに報告書が、32ページに計算書がございますので、ご覧いただきたいと存じます。  地方公営企業法第26条第1項の規定により、下水道事業会計において令和元年度予算を繰り越したのでご報告申し上げるものでございます。  32ページをご覧ください。資本的支出の建設改良費の八幡福禄谷地区下水道改良工事につきまして、新型コロナウイルス感染症の影響等により材料の納入に遅延が生じたため繰り越したものでございます。事業費は2,100万5,000円、財源は全て損益勘定留保資金でございます。  事業を早期に完了するため鋭意努力してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
     以上のとおりご報告申し上げます。 ○山田芳彦 議長  これより日程第12、報告第13号及び日程第13、報告第14号の質疑に入ります。  山本邦夫議員。          (山本邦夫議員 登壇) ◆山本邦夫 議員  報告第13号の繰越明許費について、2点お聞きしたいと思っています。  議案書の29ページをご覧いただいて、まず、一つは社会福祉費障害者対策費、もう一つは次のページの教育総務費の学校施設等長寿命化計画策定事業費であります。  まず、障害者対策費ですが、説明にありますように旧福祉センターの解体に係るアスベスト除去等に日時を要したためということになっています。これに伴って、旧福祉センターで予定していた工事が遅れるので、その工事の期間、代替施設として旧八幡第二幼稚園の跡地というのか園舎を使って事業を行っておられますけれども、そこと連動しているわけですが、アスベストの除去に日時を要したためとありますが、たしか記憶によれば9月議会の辺りで、年度をまたがるかもしれないという報告は委員会で受けているわけですけれども、もともとアスベストの除去というのは大体一々調べなくても、福祉センターのところを解体すれば、アスベストが除去の対策が必要だということは僕でもわかりますけれども、そもそもなぜこういう長期の期間を要するような除去対策になっているのか、その点を教えてください。  それから、繰越明許が年度を越すので、そういうことで仕方がないかと思いますが、工事の終了時点は大体いつ頃をめどに持っておられるのか教えてください。  そして、次のもう一つですが、30ページにあります学校施設等長寿命化計画ですけれども、調べる時間がなかったのですが、一般財源で1,300万円、全て一般財源で組まれているわけですけれども、そもそも先ほどの話だとコロナウイルスの影響で休校によってその影響で遅れているんですということだったんですが、そもそもこれはいつ予算化したのかが一つ。  もう一つは、劣化状況調査に日時を要したためということですが、その日時を要するような劣化状況調査というのはどんな調査をしているのか。その調査は速やかに進んでいるのかどうか、その点を教えてください。  以上であります。 ○山田芳彦 議長  理事者、答弁願います。田中福祉部長。          (田中孝治福祉部長 登壇) ◎田中孝治 福祉部長  児童発達支援センターの施設整備に係る繰越しにつきましてお答え申し上げます。令和2年4月1日の開所に向けまして、社会福祉法人朔日の会は施設整備に取り組まれておられました。しかし、旧福祉センターの解体に伴いまして、煙突管5か所のアスベスト除去の飛散防止に慎重を期したことや、オリンピック関連の建設需要による資材納期の遅延、そして新型コロナウイルス感染症拡大によります設備関連製品の納期が遅れたことから、繰越しとなったものでございます。  2つ目に、終期でございますけれども、現在、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いている中でございまして、法人からは、年内の開所を見込んで進めているということを聞いております。 ○山田芳彦 議長  辻教育部長。          (辻 和彦教育部長 登壇) ◎辻和彦 教育部長  学校施設等長寿命化計画策定事業費の繰越明許についてのご質問にお答えいたします。まず、予算化の時期でございますけども、平成31年度、令和元年度でございますけども、当初予算に計上したものでございます。  次に、状況調査はどのような調査かというご質問にお答えさせていただきます。こちらは、施設の現況を把握するため、図面及び資料等の図上調査、そして現地での目視調査を行う必要があります。そのため現地調査につきましては、授業等への影響を考慮し、授業時間外での調査が必要でございましたので若干遅れを生じたことも原因となっております。  新型コロナウイルス感染症の影響でございますが、当初、計画の骨子ができた段階で児童・生徒、教職員を対象としました施設に関するアンケート調査を実施する予定にしておりました。ただし、感染者の拡大の影響によりまして調査を実施することが困難となったため、こちらとしても日時を要した一因となっております。 ○山田芳彦 議長  山本議員。          (山本邦夫議員 登壇) ◆山本邦夫 議員  まず、障害者対策の旧福祉センターの件ですけれども、当初は4月1日開設に向けて進めてきたけども、煙突のアスベスト飛散防止策とか部品の納期の遅れとかがあるんですけれども、それで年内めどということですが、どんな複雑なアスベストの対策をしておられるのか。普通もっと早いですよね。よくわからない。年内に完了するという話だったですけれども、要するに3月末に終わるべきものが年内までかかるということですから、もう大幅遅延ですけれども、それほど特殊なアスベスト対策を取らなくてはいけない工事だったのかどうか。  アスベストを含むことというのは最初からわかっているわけで、その点は、計画を立てる段階とかで甘さはなかったのかどうか。  それから、もう一つは年内をめどにということですけれども、緊急事態宣言は解除されましたけれども、今の日本の状況を見ているときに、コロナウイルス対策は安全な状態に突入したのかというとそうではない。北九州とか東京とかでは、これを第2波というのか、僕は第1波の部分が今新たに出てきているのではないかと思っていますけれども、今後の見通しでは本当に年内で終わる見通しが立てられているのかどうか。その点についても、改めて決意も含めてお聞かせください。あまりにも期間が延び過ぎています。  もう一つ、学校の施設の長寿命化の問題ですが、施設は長寿命化すればいいですが、工事がこんなに長寿命化するのは困ったもので、もともとの当初予算で組んでいたものが、計画が定まった段階で児童・生徒とか保護者とか教職員とか関係者にアンケートをするのが遅れているということですが、コロナウイルスの影響で休校したのは3月の3日4日ぐらいでしたか、年度末の1か月を休んだだけですよね。当初の予算で立てていたものが、何でそこまで遅れるのか理解ができないんです。その点、どのような状況、今後どのように進めていかれるのか。それで、6月になって学校は開校したわけですから、残された課題は一気に進むのかどうか、その点も含めて明らかにしていただいて、この事業がきちんと終了する見通しも含めて、どれぐらいの時期を描いておられるのか教えてください。  以上です。 ○山田芳彦 議長  理事者、答弁願います。田中福祉部長。          (田中孝治福祉部長 登壇) ◎田中孝治 福祉部長  児童発達支援センターの設備関係についての再質問にお答え申し上げます。当初見込んでいた天井等のアスベストの対策で延長したということもあるんですけれども、その後、煙突5か所に改めてアスベストを含むものが出てきましたので、それにつきまして、対応として地元への説明会、ビラまき等も含めて慎重に対応してまいったことがありまして、時間を要したということでございます。それに加えて、コロナウイルスの関係も加わりまして、設備品等についての納期が遅れているという件もございます。  続きまして、年内の終了見込みについてでございますけれども、先ほど申しましたように各自治会にも丁寧な対応をしてまいったこともございまして、年内について完了できると法人からも伺っておりますので、それに向けて進めてまいりたいと考えております。 ○山田芳彦 議長  辻教育部長。          (辻 和彦教育部長 登壇) ◎辻和彦 教育部長  学校施設等長寿命化計画の策定事業費の繰越明許についての再質問にお答えいたします。遅延となった理由でございますけども、入札の不調等もございまして、夏休みに点検調査が実施できなかったということが大きな原因となっております。それに伴いまして、最終、骨子ができた段階でのアンケート調査がぎりぎりの段階になり、それが休校と結びついたということでございます。  そして、今後の計画の策定、完成時期につきましては、3か月の学校休業がございまして、この6月1日から授業が再開したばかりでございますので、児童・生徒のメンタル面なども十分考慮いたしまして、一定学校生活が安定した段階でまたアンケート調査を行い、早期の計画策定に努めてまいりたいと考えております。 ○山田芳彦 議長  ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  これにて質疑を終結いたします。  以上で報告第13号及び報告第14号を終結いたします。 △日程第14 ○山田芳彦 議長  日程第14、報告第15号、専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)を議題といたします。  報告を求めます。山田環境経済部長。          (山田俊士環境経済部長 登壇) ◎山田俊士 環境経済部長  ただいま上程いただきました日程第14、報告第15号、専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の33ページをご覧いただきたいと存じます。34ページに専決処分書が、35ページに説明書が、36ページに事故発生場所の略図がございますのでご参照いただきたいと存じます。  本件は、令和2年4月13日午後1時50分頃、八幡市八幡大谷25番地において、大型ごみ収集作業中の環境業務課収集員、大野 望運転の本市じんかい車が交差点を右折しようとしたところ、相手方宅のフェンスに接触し、これを損傷するという事故が発生いたしました。この事故に係ります和解と損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定による議会の委任に基づきまして、令和2年5月20日に専決処分をさせていただいたものでございます。  和解及び損害賠償の相手方は野口悌延様で、住所は八幡市八幡大谷25番地でございます。野口様には大変ご迷惑をおかけしましたことに対しまして、深くおわび申し上げます。損害賠償の額は、フェンスの修理代4万9,500円で、その全額が公益社団法人全国市有物件災害共済会から補填されることになっております。また、事故の当事者である本人には、今後このような事故がないよう安全運転について厳重注意をいたしたところでございます。  以上のとおりご報告申し上げます。 ○山田芳彦 議長  これより日程第14、報告第15号の質疑に入ります。  質疑ありませんか。  澤村純子議員。          (澤村純子議員 登壇) ◆澤村純子 議員  日程第14、報告第15号、和解及び損害賠償の額の決定について質問いたします。  2019年に開かれた四つの定例会の専決処分を調べてみますと、公用車での事故、八幡市が加害者になった事故はありませんでした。しかし、ことしに入ってから2件の公用車による加害事故が報告されております。市の責任による公用車の事故は増える傾向にあるのでしょうか。  事故後の職員の皆さんへの指導は、さっきも言われたんですけども、どのようにされておられますか、詳しくご答弁をお願いいたします。  以上です。 ○山田芳彦 議長  理事者、答弁願います。山田環境経済部長。          (山田俊士環境経済部長 登壇) ◎山田俊士 環境経済部長  専決処分についてのご質問にお答えさせていただきます。まず、事故の傾向につきましてですけれども、市全体で平成29年度は3件、平成30年度は1件、令和元年度は2件で、年度によりばらつきはございますが、3件までで推移をしております。  事故後の職員への指導につきましては、当該職員には市長から厳重注意を行いました。今後、山城自動車教習所で実施されます安全運転技能講習に再度参加させ、改めて安全運転の重要性を指導することとしております。全収集員には、毎年10月に安全運転研修の受講を義務づけております。また、朝礼などにおいて再三にわたり安全運転、安全確認には十分注意を払うよう強く指導しております。 ○山田芳彦 議長  澤村議員。          (澤村純子議員 登壇) ◆澤村純子 議員  ご答弁ありがとうございます。なかなか厳しいことで、私の住んでいる中ノ町も本当に道路の幅は狭いんですけれども、ごみを回収してくれた後でネットを畳むなど、本当に丁寧な仕事内容に住民の皆さんからすごい高評価を得ています。しかし、こういう事故が起こってしまうと、住民からの信頼を失ってしまうことになります。今後、公用車による事故を根絶する努力が本当に必要だと思います。  かつて、八幡市は公用車による事故が相次いだとき、交通事故ゼロの看板を設置されて、交通事故を根絶する取組をされていたとお聞きしております。再び交通事故ゼロの看板をつけるなどの取組をされたらいかがでしょうか、ご答弁をお願いいたします。  以上です。 ○山田芳彦 議長  理事者、答弁願います。山田環境経済部長。          (山田俊士環境経済部長 登壇) ◎山田俊士 環境経済部長  再質問にお答えさせていただきます。まず、事故を根絶する努力でございますけれども、先ほどもご答弁させていただきましたとおり、毎年10月に実施する安全運転研修を受講させ、朝礼などにおいて再三にわたって安全運転、安全確認には十分に注意を払うよう、指導の徹底に努めてまいります。また、出庫時には交通事故に注意するよう声かけを行い、注意喚起も行っているところでございます。  続きまして、交通事故ゼロの看板の設置につきましては、議員ご指摘のとおり、従前は交通事故がなかった日数を表示する啓発看板を設置しておりましたが、最近では重大な事故が発生していないため設置しておりません。看板設置の考えについては今のところございませんが、この看板とは別に、公用車交通事故ゼロの日の看板を、環境事務所の出入口に既に設置して啓発に努めているところでございます。また、職員への安全運転の注意喚起など見える化の工夫なども検討してまいりたいと考えております。さらに、事故の発生率等の推移を見守りながら、必要に応じて対策を検討してまいりたいと考えております。 ○山田芳彦 議長  ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  これにて質疑を終結いたします。  以上で報告第15号を終結いたします。  午後1時まで休憩いたします。                  午前11時53分 休憩                  ――――――――――――                  午後 1 時00分 開議 ○山田芳彦 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第15〜日程第20 ○山田芳彦 議長  日程第15、議案第26号、八幡市税条例等の一部を改正する条例案から日程第20、議案第31号、八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案までを一括議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。近藤市民部長。          (近藤考賜市民部長 登壇) ◎近藤考賜 市民部長  ただいま上程いただきました日程第15、議案第26号、八幡市税条例等の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の37ページをご覧いただきたいと存じます。次の38ページから47ページに改正条例本文が、48ページに説明書がございますのでご参照いただきたいと存じます。  地方税法の改正等に伴いまして、八幡市税条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。その内容は4点ございます。  1点目は、個人市民税に関する事項としまして、令和3年度以後の個人市民税について、婚姻歴の有無に関わらず、生計を一にする子を有する単身者をひとり親控除の対象とすることに伴いまして、所要の規定の整備を行うことにしています。  2点目は、固定資産税に関する事項としまして、一つに公簿上の調査等を尽くしても、なお固定資産の所有者が明らかとならない場合は、当該固定資産の使用者を所有者とみなして固定資産税を課することができることにしています。二つに、土地または家屋の登記簿上の所有者が死亡している場合において、現に所有している者に対し、氏名、住所等の賦課徴収に必要な事項を申告させることにしています。三つに、水防法に規定する浸水被害軽減地区の指定を受けた土地に係る固定資産税の課税標準となるべき価格に乗ずる特例率を規定することにしています。  3点目は、市たばこ税に関する事項としまして、葉巻たばこ1本を紙巻きたばこ1本に換算する新たな課税方式へ段階的に移行することにしています。  4点目は、法令の改正等に伴う規定及び字句の整理を行うことにしています。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第16、議案第27号、八幡市税条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の49ページをご覧いただきたいと存じます。次の50ページから51ページに改正条例本文が、52ページに説明書がございますのでご参照いただきたいと存じます。  新型コロナウイルス感染症に対応するための地方税法の改正に伴いまして、八幡市税条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。その内容は3点ございます。  1点目は、個人市民税に関する事項としまして、一つに、中止または延期となった一定のイベントの入場料等に係る払戻しの請求権を放棄した場合、当該放棄した額を寄附金税額控除の対象とすることにしています。二つに、住宅借入金等特別税額控除、いわゆる住宅ローン控除について、一定の要件を満たす場合、控除期間の特例を設けることにしています。  2点目は、固定資産税に関する事項としまして、一つに、中小事業者等が生産性向上特別措置法に規定する認定先端設備等導入計画に従って取得した一定の家屋及び構築物に係る固定資産税の課税標準となるべき価格に乗ずる特例率を規定することにしています。二つに、令和2年2月から10月までの任意の3か月間の売上高が前年の同期間と比べて一定以上減少している中小事業者等に対し、固定資産税の課税標準を軽減する特例が新設されたことに伴いまして、所要の規定を整備することにしています。  3点目は、軽自動車税に関する事項としまして、環境性能割の税率を1%分軽減する特例措置の適用期間を6か月延長し、令和3年3月31日までに取得した自家用乗用車を当該特例措置の対象とすることにしています。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第17、議案第28号、八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の53ページをご覧いただきたいと存じます。次の54ページから55ページに改正条例本文が、56ページに説明書がございますのでご参照いただきたいと存じます。  地方税法の改正等に伴いまして、八幡市都市計画税条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。その内容は2点ございます。
     1点目は、水防法に規定する浸水被害軽減地区の指定を受けた土地に係る都市計画税の課税標準となるべき価格に乗ずる特例率を規定することにしています。  2点目は、法令の改正等に伴う規定及び字句の整理を行うことにしています。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第18、議案第29号、八幡市都市計画税条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の57ページをご覧いただきたいと存じます。次の58ページに改正条例本文が、59ページに説明書がございますのでご参照いただきたいと存じます。  新型コロナウイルス感染症に対応するための地方税法の改正に伴いまして、八幡市都市計画税条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は、令和2年2月から10月までの任意の3か月間の売上高が前年同期間と比べて一定以上減少している中小事業者等に対し、都市計画税の課税標準を軽減する特例が新設されたことに伴いまして、所要の規定を整備することにしています。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第19、議案第30号、八幡市手数料条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の60ページをご覧いただきたいと存じます。次の61ページに改正条例本文が、62ページに説明書がございますのでご参照いただきたいと存じます。  行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴いまして、八幡市手数料条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は、個人番号の通知カードが廃止されることに伴い、通知カードの再交付に係る手数料の規定を削除することにしています。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○山田芳彦 議長  岡本消防長。          (岡本浩史消防長 登壇) ◎岡本浩史 消防長  ただいま上程いただきました日程第20、議案第31号、八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の63ページをご覧いただきたいと存じます。次の64ページから65ページに改正条例本文が、66ページに説明書がございますのでご参照いただきたいと存じます。  非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴いまして、八幡市消防団員等公務災害補償条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。その内容は3点ございます。  1点目は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴いまして、損害補償の算出の基となる補償基礎額を改めようとするものでございます。  2点目は、民法の改正により法定利率が改定されたことに伴いまして、障害補償年金前払一時金が支給された場合における障害補償年金の支給停止期間等の算定に用いる利率を100分の5から、事故発生日における法定利率に改めるものでございます。  3点目は、法令の改正に伴う規定の整理を行うことにしています。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○山田芳彦 議長  これより日程第15、議案第26号から日程第20、議案第31号までの質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第15、議案第26号から日程第20、議案第31号までについては、所管の総務常任委員会に付託いたします。 △日程第21 ○山田芳彦 議長  日程第21、議案第32号、八幡市健幸まちづくり条例案を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。吉川理事。          (吉川佳一理事 登壇) ◎吉川佳一 理事  ただいま上程いただきました日程第21、議案第32号、八幡市健幸まちづくり条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の67ページをご覧いただきたいと存じます。次の68ページから70ページに条例本文が、71ページに説明書がございますのでご参照いただきたいと存じます。  健康で生き生きと暮らすことができるまちをつくるため、八幡市健幸まちづくり条例を制定する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は、市民がいつまでも健康で幸せに暮らし、活力ある八幡市を築くことを目指す健幸まちづくりの基本理念を定め、市民、地域団体、事業者及び市の役割等を規定しようとするものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○山田芳彦 議長  これより日程第21、議案第32号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第21、議案第32号については、所管の文教厚生常任委員会に付託いたします。 △日程第22・日程第23 ○山田芳彦 議長  日程第22、議案第33号、八幡市生産緑地地区の区域の規模に関する条例案及び日程第23、議案第34号、八幡市公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案を一括議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。東都市整備部長。          (東  睦都市整備部長 登壇) ◎東睦 都市整備部長  ただいま上程いただきました日程第22、議案第33号、八幡市生産緑地地区の区域の規模に関する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の72ページをご覧いただきたいと存じます。次の73ページに条例本文が、74ページに説明書がございますのでご参照いただきたいと存じます。  従来、生産緑地の面積規模要件は、農地等の区域の1団で500平方メートル以上とされていましたが、生産緑地法の改正により条例で定めることで規模要件の引き下げが可能となりました。これに伴いまして、規模要件を引き下げることで、さらにきめ細かく都市農地を保全し、良好な都市環境の形成に資するため、本条例を提案するものです。  その内容は、生産緑地の規模要件を1団で500平方メートル以上から、法改正の趣旨を踏まえ、1団で300平方メートル以上に引き下げることとしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第23、議案第34号、八幡市公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の75ページをご覧いただきたいと存じます。次の76ページに改正条例本文が、77ページに説明書がございますのでご参照いただきたいと存じます。  公の施設の廃止に伴い、八幡市公の施設の設置及び管理に関する条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものです。  その内容は、老朽化が著しい内里東山川1番地の1の市営新田団地を除却したことにより、別表土木施設の八幡市営住宅の所在地の欄から当該所在を削除するものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○山田芳彦 議長  これより日程第22、議案第33号及び日程第23、議案第34号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第22、議案第33号及び日程第23、議案第34号については、所管の都市環境常任委員会に付託いたします。 △日程第24〜日程第27 ○山田芳彦 議長  日程第24、議案第35号、令和2年度八幡市一般会計補正予算(第2号)案から日程第27、議案第38号、令和2年度八幡市下水道事業会計補正予算(第1号)案までを一括議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。堀口市長。          (堀口文昭市長 登壇) ◎堀口文昭 市長  ただいま上程いただきました日程第24、議案第35号、令和2年度八幡市一般会計補正予算(第2号)案、日程第25、議案第36号、令和2年度八幡市介護保険特別会計補正予算(第1号)案、日程第26、議案第37号、令和2年度八幡市水道事業会計補正予算(第1号)案、日程第27、議案第38号、令和2年度八幡市下水道事業会計補正予算(第1号)案、以上、令和2年度各会計の補正予算案をご提案申し上げるに当たりまして、市政運営の基本的な方針についてご説明を申し上げます。  お手元にお届けさせていただいております令和2年度施政方針をご参照賜りたいと存じます。  本日、ここに、令和2年八幡市議会第2回定例会の冒頭に当たり、施政方針を申し上げる機会を頂きありがとうございます。  第1回定例会は、市長選挙から2週間余りという短期間での開会でございましたことから、当初予算につきましては、義務的経費、継続的経費を中心とした骨格的予算とさせていただきました。また、定例会冒頭には、市民の皆様とお約束をさせていただいたことを踏まえ、3期目の私の基本姿勢となります所信を申し上げたところでございます。  今定例会は、この基本姿勢を計画的に具現化するために、補正予算案等諸議案をご提案させていただくとともに、全国的に感染が拡大している新型コロナウイルス感染症COVID−19の脅威から市民の皆様を守るための施策をお示しさせていただきます。  新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大により、政府は、4月16日に緊急事態宣言を全国に発令しました。その中でも、京都府は特定警戒都道府県に位置づけられました。本年1月には、八幡市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を設置し、京都府と連携を取りながら、正確な情報把握と提供に努め、外出の自粛要請など感染拡大防止に力を注いでまいりました。5月21日に宣言は解除されましたが、感染が再拡大するリスクもあることから予断を許さず、3密を避けるなど感染拡大を予防する新しい生活様式に努めるとともに、社会経済活動を段階的に再開していかなければなりません。また、併せて収束後の社会経済活動の早期回復を目指すための準備を進めていかなければなりません。  さて、現在、本市の人口は減少傾向にあります。令和5年度に予定されている新名神高速道路の全線開通後のまちづくりいかんによっては、人口減少の抑制が期待できます。土地の利用計画を定め、これまでの人口増に立脚して進めてきた生活都市、いわゆるベッドタウンとしてのまちづくりから、人口減少時代を背景としながらも、市内に仕事の場や暮らしを楽しめる場もある、より多機能な力を有したまちへの転換、すなわち質的変換を図るとともに、増加してきている外国人住民と共生するまちづくりが重要であります。  このように本市を取り巻く環境は大きく変化してきています。また、人口減少、少子・高齢化により、本市歳入の根幹をなす市税収入が厳しい状況になることが予測されます。しかし、3期目を迎え、国・京都府等との連携をさらに強めながら、公約実現に向けた取組を進めるとともに、令和の時代の八幡市の礎づくりを行ってまいります。  それでは、令和2年度の市政運営の基本的な方針等につきましてご説明を申し上げます。  まず初めに、新型コロナウイルス感染症への対策についてです。新型コロナウイルス感染症の拡大により、本市ではこれまでに5人の感染者が確認されました。市民の皆様の日常生活に不安を及ぼしていることから、早期収束に向けた取組を進めながらも、日常生活等を支援する施策の展開を指示しました。新型コロナウイルスの脅威から自身や大切な人を守るため、確かな情報に触れ、正しく恐れるとともに、市民、事業者の皆様の不安をいち早く払拭できるように努めてまいります。  具体的には、家計への支援を行うため特別定額給付金の早期給付に向けた取組を進めるとともに、子育て世帯、障害のある方、ひとり親家庭や準要保護認定者への支援などに取り組むこととしております。  また、未曽有の経済危機である新型コロナウイルス感染症拡大に苦しむ事業者を支えるため、京都府と連携した休業要請対象事業者への支援給付を行うとともに、融資を受けた事業者の負担軽減を目的とした給付を行うこととしております。さらには、苦境に立たされる事業者の相談支援等に対応するため、商工会の体制強化にも支援を行うこととしております。  感染等により就労ができなくなった国民健康保険加入者に対し、傷病手当金を支給するとともに、所得が減少した被保険者に対しましては、基準を設けて保険料を減免することとしております。  市内小・中学校の再開に当たり、消毒薬の設置等、感染予防に努めます。また、休業により教育課程の実施に支障が生じる事態に備え、ICTの活用により子どもたちの教育環境の充実を図ります。このため、全小・中学校への高速ネットワーク環境や1人1台端末を整備するとともに、自宅にインターネット環境がない児童・生徒に対して、遠隔授業等を想定した貸出し用モバイルルーターの準備を併せて行うこととしております。  上記の新型コロナウイルス感染拡大に伴う支援に加えて、避難所での感染予防対策として、消毒薬等感染症対応備蓄や空間確保に向けた取組を行うとともに、防災倉庫を設置することとしております。  次に、子どもが輝く未来の創生を進めるまちづくりです。少子化や核家族化が確実に進む中、女性の社会進出の拡大など、子育て世代のライフスタイルが大きく変化してきています。そのような状況の中、安心して子どもを産み育てることができるよう、結婚から子育てまでの一貫したサポートを充実させてまいります。  また、社会の宝である子どもたちが健やかに成長し、自らが生きる力を備えられるよう、就学前における教育・保育の一層の充実や、子どもの基礎学力の定着、さらには教育環境の整備に努めるなど、引き続き学力京都府内1番を目指し、取り組んでまいります。  産後鬱の予防や新生児への虐待防止等を図るため、産後間もない時期の産婦に対する健康診査に係る費用の支援を行うこととしております。単胎妊娠に比べて多胎妊娠は、妊娠高血圧症候群や早産等のリスクが高く、その管理が極めて重要であることから、多胎妊婦に対し支援を行うこととしております。  絵本を媒介にして子どもとの関わり方を学び、子育てに楽しさを感じていただける「子はたからプロジェクト」に取り組むこととしております。また、親子が集い、子どもたちが安心して遊び、交流できるよう、令和2年度に創設された京都府の子育てにやさしいまちづくり事業の一環として、さくら近隣公園を整備することとしております。  教育・保育内容の充実に努めるとともに、待機児童の発生を防ぐことを前提として、地域の実情を踏まえた公立就学前施設の再編を検討してまいります。  生徒の安全を確保するため、防犯カメラの設置を充実させるとともに、生徒の熱中症対策として、全ての中学校体育館及び武道場への空調設備整備を進めることとしております。また、中学校への冷水機の設置を充実することとしております。  経済的に困難な家庭の中学生を対象とした学力向上の取組であるスタディサポート事業(鳩嶺教室)につきましては、受講生の学習に対する意欲の向上が見られ、学習習慣の定着が図られていることから、令和2年度も継続して事業を実施することとしております。また、小・中連携の視点から、小学校高学年での取組を検討してまいります。  日本語に不慣れな外国籍の児童・生徒や保護者への支援につきましては、日本語の指導を行う日本語支援員を派遣するとともに、面談や相談、手続き等において通訳を行う母語支援員を派遣することとしております。  次に、人とまちの健幸の創生を進めるまちづくりです。本市の豊かな自然や歴史文化を生かしつつ、いつまでも健康で幸せを感じ、生き生きと輝き続けるまちづくりを目指します。医療等の社会保障関係経費の増大に立ち向かっていくために、人に対する健幸づくりに取り組みながら、高齢の方々も自然とまちを出歩きたくなるような都市環境の整備とともに、持続可能な財政構造とするまちの健幸づくりに取り組んでまいります。  誰もが健やかで幸せに暮らせるまちづくりを推進するため、やわた健幸まちづくり条例を制定し、その理念に基づき、市民の皆様が健康で生き生きと暮らすことができるまちづくりを目指してまいります。また、やわた未来いきいき健幸プロジェクトを充実させていくこととしております。  介護保険につきましては、団塊の世代が75歳以上となる令和7年を見据え、制度の円滑な実施と堅実な運営を行うため、高齢者健康福祉計画及び第8期介護保険事業計画を策定することとしております。  認知症対策につきましては、行方不明者の早期発見・保護につながるよう、八幡市あんしんネットワーク事業として、GPS機器による位置情報検索システムを導入することとしております。  後期高齢者医療保険につきましては、京都府後期高齢者医療広域連合から委託を受け、フレイル予防を目的に、高齢者の保健事業と介護予防を一体的に実施することとしております。  次に、訪れてよしのまちの創生を進めるまちづくりです。本市には歴史文化資源や三川合流域などの自然環境が備わっていますが、そのすばらしさに慣れてしまい、市内外にそうした情報を発信することが希薄になっておりました。その反省から、八幡市の魅力を五つのカテゴリーからなる八幡ストーリーや徒然草エッセイ大賞を通じ、全国また、海外にも発信してまいりました。新型コロナウイルス感染症収束後に向けて、引き続き情報発信に取り組むとともに、訪れた方が満足していただけるよう特産品の開発や環境整備に取り組むなど、訪れてよしのまちづくりを推進してまいります。  空中茶室閑雲軒の活用の取組においては、インターネットでも現地でも楽しめるVRコンテンツを制作し、石清水八幡宮を中心とした八幡市の文化財のPRに努めてまいります。  延期を余儀なくされましたオリンピック・パラリンピックだけでなく、2025年大阪万博を見据え、インバウンド対応として官公庁の多言語解説整備支援の事業地に選定されたことを受け、多言語による受入れ環境整備に取り組むとともに、リピーターの多い台湾、香港へのプロモーションを行うこととしております。  観光による経済効果の向上を目指し、特産品の認定制度を検討するほか、お茶の京都地域と連携した東京しぶや連携事業において、首都圏への交流拡大に向けた取組を実施することとしております。  石清水八幡宮駅前につきましては、放生川を含む安居橋周辺の景観を保全し、親水空間であるさざなみ公園の整備を行うことにより、来訪者へのおもてなしの玄関口となる駅周辺における潤いとにぎわいの創出を図ることとしております。  本市を代表する文化遺産の一つである国指定名勝松花堂及び書院庭園につきましては、大阪北部地震で被害を受けた施設などの災害復旧工事を引き続き行うとともに、交流広場の改修に取り組むこととしております。  平成29年度に創設いたしました徒然草エッセイ大賞につきましては、令和元年度は、事業創設以来最大となります2,776作品の応募をいただきました。本市の歴史の発信とAI時代の日本語を考える一助とすることを目指すとともに、文化芸術都市八幡市を推進・発信するため、令和2年度も引き続き取り組むこととしております。  次に、住んでよしのまちの創生を進めるまちづくりです。人口減少、人口構造の変化などによりもたらされる生産年齢人口の減少と、それに付随する市税の減収により厳しい財政状況が続くことが見込まれます。人口減少時代を背景としながらも、市内に仕事の場や暮らしを楽しめる場もある、より多機能な力を有したまちへの転換を図るとともに、急増する外国人住民との共生や男女共同参画を推進するなど、ハード・ソフト両面から住みたい、住み続けたいと思える、住んでよしのまちづくりに取り組みます。  現在新型コロナウイルス感染症により、地域の自治組織団体では活動を自粛されています。新型コロナウイルス感染症の収束後を見据えて、自治連合会等と地域の絆を深められるような取組を模索してまいります。  男女共同参画社会の実現に向け、現行計画を社会情勢の変化に対応した計画に見直すこととしております。  農業の振興につきましては、若手農家育成への支援の充実を図り、さらなる農業の活性化に努めることとしております。
     今後のさらなる人口減少、少子・高齢化社会に備え、都市構造の高度化と土地利用の効率化、安定的税収の確保などによる持続可能な都市経営の実現を基本に、八幡市立地適正化計画の策定に引き続き取り組むこととしております。  また、都市計画マスタープランにてお示ししております産業振興ゾーンにおける都市的土地利用の実現に向け、地域未来投資促進法における八幡市基本計画も活用するなど、引き続き関係機関と調整を進めてまいります。  令和5年度の開通を目指し進められています新名神高速道路八幡京田辺・高槻間の整備につきましては、引き続き早期開通に向け関係機関に働きかけを行うとともに、そのアクセス道路につきましても、整備主体となる京都府と協調し進めてまいります。  国道1号歩道整備につきましては、令和元年度から国土交通省から用地取得事務を受託し、事業用地の取得を進めており、早期完成に向け、引き続き国と連携しながら用地取得を進めてまいります。  京阪橋本駅周辺拠点整備につきましては、引き続き用地取得を進めるとともに、その整備工事に着手することとしており、隣接して計画されている民間開発事業との調整を図りながら、早期完成に向け、整備を進めてまいります。また、駅前整備エリアにおける無電柱化について検討を進めてまいります。  生産緑地につきましては、市街化区域における緑地機能及び多目的保留地機能の優れた農地等をさらにきめ細かく保全するとともに、都市農業の振興及び都市農地を生かしたまちづくりを進め、良好な都市環境の形成に資することを目的に、生産緑地法改正の趣旨を踏まえ、規模要件の引き下げをすることとしております。  平成30年度に実施いたしました空き家等の実態調査で得た結果を踏まえ、利活用を含めた方策を総合的かつ計画的に推進することを目的に、八幡市空き家等対策計画を策定することとしております。  八幡市地域公共交通網形成計画につきましては、令和3年度の策定に向け、地域公共交通会議を開催するなど検討を進めてまいります。  生涯学習につきましては、人生100年時代の到来によるマルチステージの人生を送る中で、市民の皆様に文化と教養を高めていただくことを目的に、多様な学習機会の提供や情報発信を模索するとともに、老朽化施設の改修に取り組むこととしております。  公民館活動につきましては、感染症の拡大防止対策を図った上で、地域住民の交流拠点として、現代的課題に対応した講座や地域のニーズ、実情に応じた学習機会の提供に努めます。  近年増加が著しい外国人住民との共生につきましては、これまで受入れ企業等との連携による住み方の説明会開催のほか、自動翻訳機の導入や多言語での情報提供などに取り組んでまいりました。今後も、市ホームページの多言語化などによる情報発信や関係機関と連携し実態把握に努めるとともに、外国人居住者と地域の皆様が互いに理解を深め、地域で暮らしやすくなるような取組を進めてまいります。  次に、行政の最も大切な使命である市民の生命と財産を守るための安心して暮らせる安全で快適なまちづくりです。公共施設等総合管理計画につきましては、本年度に計画の見直しを実施するとともに、令和2年度から令和3年度にかけ、国が定めるインフラ長寿命化基本計画に基づき、施設単位での個別管理計画の策定に取り組みます。  防災対策につきましては、避難所での感染を予防するため、防災倉庫や資材などの整備を進めることとしております。また、浸水想定区域内に居住されている高齢者などの避難支援対策として、バス事業者と連携し、男山地区などに開設される指定緊急避難場所に避難していただく体制を構築してまいります。さらに、防災などの情報を市民に効率的に伝達できるよう防災アプリを導入することとしております。  農業用ため池につきましては、防災重点ため池内里池のハザードマップ作成に取り組むこととしております。  環境行政につきましては、引き続き住宅用再生可能エネルギーの導入促進に取り組むとともに、第3次八幡市環境基本計画の策定に取り組みます。また、市民や事業者に向けた国民運動COOL CHOICEの啓発に取り組んでまいります。  多種多様化する災害や増加傾向にある救急事案への対応力の向上等を目指し、引き続き消防救急体制の強化に取り組むとともに、新名神高速道路の全線開通を見据え、消防分署の設置に向けた取組を開始していくこととしております。  水道事業につきましては、将来にわたり安全で災害に強く、安定して水を供給するため、老朽管路の耐震化を引き続き進めることとしております。また、下水道事業につきましては、下水道ストックマネジメント支援制度及び下水道総合地震対策事業を活用し、下水道管路の延命化と重要な管路の耐震化対策を引き続き進めることとしております。  将来にわたる安定的な事業継続に向けた経営戦略の策定を引き続き行うとともに、その内容を盛り込んだ水道ビジョンの改訂に取り組むこととしております。  以上、令和2年度の市政運営に当たりまして、私の基本的な方針を申し上げました。市長3期目を迎えるに当たり、1期目の安心・安全、子育ての八幡市、健康第一などの土台・骨組みづくり(basement)、2期目の雨水地下貯留施設の整備や有利な財源を活用した新庁舎整備などの安心・安全、中学校給食の開始など子育ての充実、またスマートウェルネスシティ構想・計画の策定など健康第一などの仕組みづくり(structure)の完成・充実(performance)を目指し、SDGsなど令和の時代の八幡市の礎づくりに、平凡な至誠の精神で取り組んでまいります。  なお、新型コロナウイルス感染症拡大対応のため社会経済活動は減速してきており、今後その影響は計り知れません。情報収集に努め、適切な対応を検討してまいりますので、市議会の皆様、市民の皆様の温かいご支援とご協力を賜りますことを心からお願い申し上げます。  各会計ごとの予算案の概要につきましては、副市長からご説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○山田芳彦 議長  森下副市長。          (森下 徹副市長 登壇) ◎森下徹 副市長  令和2年度施政方針に引き続きまして、令和2年度八幡市一般会計補正予算(第2号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、お手元にお届けいたしております令和2年八幡市議会第2回定例会八幡市補正予算書(その3)の1ページをご覧いただきたいと存じます。  令和2年度八幡市一般会計の当初予算は、本年2月に市長選挙が行われましたことから、骨格的予算としておりました。今回、新型コロナウイルス感染症が、弱い立場の方々の生活に特に大きく影響を及ぼすことが懸念される中、きめ細やかな支援策を講じますとともに、堀口市長の3期目のスタートに際して、市長が先ほど申し上げました施政方針に基づきまして、肉づけ予算として補正予算を計上させていただいております。  補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示しいたしておりますとおり、歳入歳出予算の総額に17億円を追加し、予算総額を364億6,400万円とするものでございます。議決をお願いいたします。歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の2ページ及び3ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示しいたしておりますとおりでございます。  それでは、補正予算の内容につきまして、ご説明を申し上げたいと存じますので、別冊の一般会計・特別会計・事業会計補正予算内容一覧表(その3)の1ページをお開きいただきたいと存じます。また、21ページに主要事業の位置図がございますので、併せてご参照賜りたいと存じます。  まず、1ページの会計別予算額一覧表の一般会計の予算額ですが、令和2年度6月補正後の予算額は364億6,400万円で、令和元年度当初予算額との比較では114億6,400万円、45.9%の増加、令和元年度の6月補正後予算額との比較では109億415万円、42.7%の増加となり、過去最大の予算額となっております。  それでは、次に新規・拡充施策など政策的経費を中心に、順次、ご説明させていただきます。  まず、11ページをお開きいただきたいと存じます。総務費は総額1,200万円を計上しております。主な内容といたしましては、庁舎整備事業費では、新別館建設に伴いまして、机や椅子等を購入する経費600万円、お茶の京都普及啓発事業費では、空中茶室閑雲軒を体験できるバーチャルリアリティの制作を委託する経費200万円、防災対策費では、犯罪抑止を目的に防犯カメラを設置する経費190万円を計上しております。  次に、民生費では総額6,001万2,000円を計上しております。主な内容といたしましては、生活困窮者自立支援事業費では、ひきこもり状態にある方などに対し、訪問支援、いわゆるアウトリーチでの支援を強化するとともに、新型コロナウイルス感染症緊急対策として住宅確保給付金を大幅に拡充するための経費1,180万円、高齢者保健事業・介護予防等一体的実施事業費では、高齢者のフレイル予防に向けた取組を進めるための経費99万円を計上しております。  12ページに移りまして、障害者対策費では、新型コロナウイルス感染症緊急対策として、特別障害者手当等受給者の方へ1人につき2万円の支援を行うとともに、障害者就労継続支援事業所の工賃収入を下支えするため、1事業者につき一月5万円の支援を行うための経費600万円、地域生活支援拠点事業費では、障害児・者の相談支援事業の充実強化のための委託料を増額する経費495万円を計上しております。  次に、13ページに移りまして、児童扶養手当受給者への臨時給付金給付事業費では、新型コロナウイルス感染症緊急対策として、児童扶養手当受給世帯への対象児童1人につき2万円の支援を行うための経費2,550万円、保育園空調設備整備事業費では、新型コロナウイルス感染症緊急対策として、保育室の3密回避のため遊戯室の空調を整備する経費700万円、放課後児童健全育成事業費では、児童の安全対策として防犯カメラを設置するための経費300万円を計上しております。  次に、14ページに移りまして、衛生費では総額5,855万円を計上しております。保健衛生一般事務費のうち、新型コロナウイルス感染症対策経費として、福祉施設等で必要となる衛生関連資材の確保や障害者施設でのマスク作成に必要な原材料費を助成するための経費2,500万円、妊婦保健指導事業費では、多胎妊婦への追加健康診査や産後鬱予防の観点からの産婦への健康診査を実施するとともに、母子保健指導事業費では、子はたからプロジェクトとしてワークショップ開催や、絵本配付を通じて子どもとの関わり方を学べる機会を提供するための経費を合わせまして458万円、健康づくり推進費のうち、スマートウェルネスシティ推進事業費では、新型コロナウイルス感染症緊急対策として在宅の運動を支援するための冊子を全戸配布するとともに、シンポジウムを開催するための経費700万円を計上しております。  15ページに移りまして、環境保全対策費では、地球温暖化対策のための賢い選択COOL CHOICEを普及啓発するための経費500万円、第3次環境基本計画策定費では、市民や事業者の意識調査等を実施し、令和4年度から令和13年度までの第3次環境基本計画を策定する経費485万円を計上しております。なお、本事業は、令和3年度までの債務負担行為もお願いしております。  次に、農林水産業費では総額1,183万円を計上しております。地域農業担い手認定者支援事業費では、新型コロナウイルス感染症緊急対策として、売上げ減少となる担い手農家へ10万円の給付を行うとともに、生産性向上の取組を支援する経費460万円を計上しております。  次に、16ページに移りまして、商工費では総額5,400万円を計上しております。一般商工振興費及び中小企業者等事業継続支援金給付事業費では、相談支援等に対応するための商工会の体制強化を図るとともに、中小企業者の負担軽減のための事業継続支援金の給付に必要となる経費を合わせまして5,200万円、観光振興費では、アフターコロナに向け、和菓子などの市内特産品のブランド化を図るとともに、大学と連携した動画作成や海外プロモーションに取り組む経費200万円を計上しております。  17ページに移りまして、土木費では総額5億5,512万8,000円を計上しております。橋本駅周辺拠点整備事業費では、用地取得や物件補償、ロータリー整備を進めるとともに、駅前整備エリアの無電柱化に向けた検討を実施するための経費4億6,612万8,000円、科手土井線道路整備事業費では、歩道の整備に必要な経費2,500万円、都市計画一般事務費では、総合的で計画的な空き家対策を実施するため、空き家等対策推進計画を策定する経費500万円、市民スポーツ施設・都市公園等管理費では、子育て環境の充実やにぎわいのある地域づくりのためさくら近隣公園を整備するとともに、さざなみ公園周辺の空地整備と美化を進めるための経費5,800万円を計上しております。  次に、18ページに移りまして、消防費では総額1億930万円を計上しております。消防庁舎整備事業費では、令和5年度を目途に消防分署の設置を進めるため、基本実施設計の策定に係る仕様書作成に必要な経費100万円、防災対策費では、新型コロナウイルス感染症緊急対策として、避難所での感染症対策に必要な物品の確保や、防災情報を発信するためのアプリ導入等に必要な経費1億830万円を計上しております。  次に、教育費では総額8億3,918万円を計上しております。事務費、運営費、次のページの小学校教育振興費及び中学校教育振興費では、新型コロナウイルス感染症緊急対策として、準要保護認定者の児童・生徒1人につき3万円を給付するための経費合わせまして3,850万円、GIGAスクール構想整備事業費では、オンラインでの家庭教育環境への対応も含め、全小・中学校に高速ネットワーク整備と1人1台の端末配置を進め、確かな学力向上を目指す教育ICT環境を整備する経費6億5,000万円を計上しております。  次に、19ページに移りまして、中学校屋内運動場等空調設備整備事業費では、男山中学校と男山東中学校の屋内運動場及び武道場に空調設備を整備する経費1億2,400万円。  次に、20ページに移りまして、生涯学習センター管理運営費では、ふれあいホールの舞台照明の更新に必要となる経費1,580万円、文化振興費では、京都Re−serchプロジェクトとして府内外で活躍する芸術家などが八幡市に滞在しながら、その場所での発見を生かしたアートプロジェクトの実現を目指すものであり、実行委員会への負担金として必要な経費50万円、松花堂庭園管理運営費では、交流広場と通路部を整備する経費638万円を計上しております。  債務負担行為といたしましては、4事業計上させていただきました。  1つ目は、庁舎整備事業費として電子決裁導入業務委託につきまして限度額1億円、2つ目は、財産維持管理費として個別施設計画の策定及び公共施設等総合管理計画の改定の業務委託につきまして限度額1,650万円、3つ目は、放課後児童健全育成事業費として中央小学校の施設整備につきまして限度額8,140万円、4つ目は、先ほどもご説明いたしました第3次環境基本計画策定業務委託につきまして限度額400万円を計上しております。  以上が一般会計で予定しております補正予算案の主な事業内容でございます。国・府支出金、地方債、基金などを活用しながら、一般財源につきましては、一般財政調整基金及び準繰越金を充当しております。  以上が補正予算の主な内容でございます。  恐れ入りますが、補正予算書(その3)の4ページにお戻りいただきたいと存じます。第2表、繰越明許費として、東京2020オリンピック・パラリンピック事業費を計上させていただいております。  次に、第3表、債務負担行為補正として、先ほどご説明いたしました4事業を計上させていただいております。  次に、第4表、地方債補正として、中学校施設整備事業及びGIGAスクール構想整備事業を追加計上させていただいております。また、5ページに移りまして、庁舎等整備事業及び道路等整備事業につきまして、起債の限度額の変更をさせていただいております。  以上が補正予算の内容でございます。  これまでご説明申し上げました内容の歳入歳出補正予算事項別明細書につきましては、予算書の7ページから55ページにそれぞれ掲げさせていただいております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第25、議案第36号、令和2年度八幡市介護保険特別会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容を説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書(その3)の57ページをご覧いただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示しいたしておりますとおり、歳入歳出予算の総額に100万円を増額し、総額を56億7,380万円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の58ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示しいたしておりますとおりでございます。  それでは、補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表(その3)の23ページをご覧いただきいただきたいと存じます。地域支援事業費の任意事業費では、これまで認知症対策として実施しております八幡市あんしんネットワーク事業費にGPS機器による位置情報検索システムを導入する経費として、100万円を計上しております。  次に、歳入につきましては、補正予算書(その3)の歳入歳出補正予算事項別明細書61ページにお示しいたしているとおりでございまして、ただいま申し上げました歳出の総額に合わせて、特定財源の増額をさせていただくものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第26、議案第37号、令和2年度八幡市水道事業会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書(その3)の69ページをご覧いただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第2条と第3条にお示ししておりますとおり、今後必要となります事業費を調整しまして、水道事業費用の営業費用において3,735万7,000円の増額、営業外費用において387万1,000円の減額、計3,348万6,000円の増額、資本的収入において企業債で300万円の増額、資本的支出の建設改良費において550万円の増額をさせていただくものでございます。  予算書本文第4条にお示ししておりますのは、起債の限度額を変更するに当たり、議会の議決をお願いするものでございます。  恐れ入りますが、補正予算内容一覧表(その3)の25ページをご覧いただきたいと存じます。その内容は3点ございまして、1点目は原水及び浄水費で、京都府営水道の料金改定に伴い、3,735万7,000円の増額をさせていただくものでございます。  2点目は営業外費用で、予算の増額に当たり、消費税等の算出を行いまして、消費税及び地方消費税で387万4,000円の減額、資本的収支に係る控除対象外消費税の増額により雑支出で3,000円の増額をさせていただくものでございます。  3点目は、都市整備課にて実施される橋本駅周辺拠点整備事業の計画変更に伴いまして、配水管布設替工事費の増額が必要となりましたことから、550万円の増額をさせていただくものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第27、議案第38号、令和2年度八幡市下水道事業会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書(その3)の79ページをご覧いただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第2条にお示ししておりますとおり、今後必要となります事業費を調整しまして、下水道事業費用の営業費用において55万円の増額、営業外費用において5万1,000円の減額、計49万9,000円の増額をさせていただくものでございます。  恐れ入りますが、補正予算内容一覧表(その3)の29ページをご覧いただきたいと存じます。その内容は2点ございまして、1点目は、都市整備課にて実施される橋本駅周辺拠点整備事業の計画変更に伴いまして、汚水人孔蓋取替工事費の増額が必要となりましたことから、55万円の増額をさせていただくものでございます。  2点目は、営業外費用で、予算の増額に当たり消費税等の算出を行いまして、消費税及び地方消費税で5万円の減額、資本的収支に係る控除対象外消費税の減額により雑支出で1,000円の減額をさせていただくものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○山田芳彦 議長  これより日程第24、議案第35号から日程第27、議案第38号の質疑に入ります。  山田美鈴議員。          (山田美鈴議員 登壇) ◆山田美鈴 議員  無所属無会派、防災士の山田美鈴です。今回の一般会計予算案においてはたくさんの防災関連費を投入していただきまして誠にありがとうございます。私自身が予算委員でございませんことから、一般会計補正予算案についてこの場で何点か質問をさせていただきます。  一般会計補正予算内容18ページです。防災対策費の防災行政無線機購入180万円についてです。こちら6台の用途について教えてください。  次に、防災情報発信アプリケーション導入1,800万円について。  まず1点目、1,800万円の使途を具体的に教えてください。  2点目、防災アプリの提供事業者との契約になると思いますが、その際の事業者の選定はどのような入札方法となりますか。  3点目、どのような防災アプリを導入しようと考えておられるのか。仕様内容など、本市が必要としているアプリの機能について教えてください。  4点目、無料アプリでは対応できないものなのか教えてください。  5点目、補正予算内容の費用は導入費用であると思いますが、防災アプリを導入した際の年間の維持費などを含む予算はどれほどをお考えでしょうか、教えてください。  以上で1回目を終わらせていただきます。 ○山田芳彦 議長  理事者、答弁願います。宮嵜総務部技監。          (宮嵜 稔総務部技監 登壇) ◎宮嵜稔 総務部技監  防災についてのご質問にお答え申し上げます。防災行政無線機につきましては、災害時においても市役所と連絡を確保するために配備するもので、現在未設置の福祉避難所など6施設に設置を予定しております。  次に、防災情報発信アプリケーション導入費につきましては、アプリの開発やシステム構築などに必要な経費でございます。  次に、防災アプリ導入に係る事業者の選定方法につきましては、現在のところ未定でございます。  次に、防災アプリ機能につきましては、現時点においては、防災情報や各種市政情報の発信機能、避難所やハザード情報などを備えた地図表示機能などを予定しております。  次に、無料アプリにつきましては、防災行政無線との連動や、その他情報発信などの機能が不足していると考えております。  次に、年間の維持費等につきましては、導入するアプリケーションや利用する機能により異なるため現時点では算出できませんが、サーバー使用料等で年間約120万円以上は必要になると考えております。 ○山田芳彦 議長  山田議員。          (山田美鈴議員 登壇) ◆山田美鈴 議員  2回目ですが、まず、防災行政無線についてですが、先ほど6施設に設置ということをご答弁されました。こちら6施設についてどこに設置されるのか、教えてください。  次に、防災アプリについてですが、こちらも2回目、もう少し詳しく聞かせていただきます。  この質問は、先ほどご答弁いただいたどのような防災アプリの機能について考えられているのかという質問にも関連すると思いますが、まず1点目に、1,800万円という金額を計上している以上、この金額を算出するに至った目安というか、本市が希望する機能に対してのアプリ導入の基準となる、いわゆる相場となる価格があってのことと思うのですが、本市の希望する防災情報、各種市政情報の発信機能、避難場所やハザード情報を備えた地図表示機能を導入した際には、もろもろを含めて1,800万円ほどが見込まれるという調査・企画がなされた上での1,800万円という金額計上なのでしょうか。その点をもう少し具体的に1,800万円の算定基準を教えていただきませんか。  3点目の仕様内容についての質問の答弁ですが、各種市政情報の発信というご答弁がございました。こちらは、平常時において市政の情報発信をするということでよいのでしょうか、教えてください。また、災害時の市政情報の発信については考えられておられるのか、教えてください。  災害時の市政情報の発信についても考えられておられるのであれば、災害時にどのような情報発信を考えられているのか。1,800万円という予算計上を行う中で、本市が必要であると考えておられる防災アプリの仕様内容のうち、災害時の市政情報についてどのような情報発信を行っていくお考えでこれらを検討されているのか。例えば生活関連情報などを現在考えられて入札を考えられているのか。提供される予定の災害時の市政情報の内容を全て教えてください。  以上で質問を終わらせていただきます。 ○山田芳彦 議長  理事者、答弁願います。宮嵜総務部技監。          (宮嵜 稔総務部技監 登壇)
    ◎宮嵜稔 総務部技監  再質問にお答え申し上げます。防災行政無線機能設置場所といたしましては、福祉避難所が4か所、入院設備のある病院が1か所と自衛隊大久保駐屯地の合計6か所でございます。  次に、防災情報発信アプリケーション導入費用につきましては、先進事例導入事例などを調査した中で、最も有効と考えられるアプリの費用を計上したものでございます。  次に、情報発信機能といたしましては、平常時には市政情報を発信し、災害時には防災情報として避難所の開設情報や給水などの生活関連情報の発信を予定しております。 ○山田芳彦 議長  有事の際の情報発信の内容全て、今のご答弁が全てですか。宮嵜総務部技監。          (宮嵜 稔総務部技監 登壇) ◎宮嵜稔 総務部技監  防災の情報につきましては、先ほど申し上げましたのが一部でございまして、これから検討いたしましてよりよい情報を提供できるようにしていきたいと考えております。 ○山田芳彦 議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第24、議案第35号から日程第27、議案第38号までについては、委員会条例第6条の規定により、7名の委員をもって構成する令和2年度第2回予算特別委員会を設置し、会議規則第37条第1項の規定により、これに付託いたしたいと存じます。これに異議ございませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  異議なしと認め、そのように決しました。  ただいま設置されました令和2年度第2回予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、2番福田佐世子議員、4番横須賀生也議員、6番奥村順一議員、8番澤村純子議員、9番亀田優子議員、10番清水章好議員、19番菱田明儀議員、以上7名を指名いたします。  暫時休憩いたします。                  午後 2 時19分 休憩                  ――――――――――――                  午後 2 時44分 開議 ○山田芳彦 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  ご報告いたします。先ほど設置されました令和2年度第2回予算特別委員会が休憩中に開催され、委員長に菱田明儀議員、同副委員長に福田佐世子議員がそれぞれ互選されました。よろしくお願いいたします。  お諮りいたします。議事の都合により、明6日から8日の3日間は休会いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  異議なしと認めます。よって、明6日から8日の3日間は休会することに決しました。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。次回は6月9日午前10時から会議を開きますので、ご参集願います。なお、開議通知につきましては省略させていただきます。ご了承願います。  本日は大変お疲れさまでございました。                  午後 2 時45分 散会                  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       八幡市議会議長    山 田 芳 彦                       会議録署名議員    奥 村 順 一                       会議録署名議員    山 本 邦 夫...