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令和元年12月18日総務常任委員会-12月18日-01号

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  1. 八幡市議会 2019-12-18
    令和元年12月18日総務常任委員会-12月18日-01号


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    令和元年12月18日総務常任委員会-12月18日-01号令和元年12月18日総務常任委員会 総務常任委員会記録 1.日時 令和元年12月18日(水) 午前10時 開会 1.場所  第1委員会室 1.案件  ・付託案件         議案第34号 八幡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例案         議案第35号 八幡市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案         議案第36号 八幡市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案         議案第37号 八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案         議案第43号 八幡市新本庁舎整備事業設計建設工事契約の締結について       ・総務常任委員会の所管に属する事項 1.出席委員  長村善平委員長     清水章好副委員長         鷹野雅生委員      亀田優子委員         山田芳彦委員      小北幸博委員         巌  博委員 1.欠席委員  な  し
    1.理事者   堀口文昭市長            森下 徹副市長         足立善計理事         山副敦則政策推進部次長         堀川寛史政策推進課長補佐      中島健太政策推進課政策係長         寺田伸一秘書広報課長        宮川寿啓秘書広報課長補佐         西岡賢治市民協働推進課長      高橋洋貴市民協働推進課市民協働推進係長         別生恵示市民協働推進課広聴係長         辻 拓郎財政課長          東口恒平財政課法務係長         林 直幸財政課財務係長       木村太郎財政課財務係長         塚脇則之生活情報センター所長         道本明典総務部長          宮嵜 稔総務部技監         小西賢治総務部次長選挙管理委員会事務局長)         野間 正総務部次長         坂口辰郎総務部次長         山口潤也総務課主幹         大野竜弥総務課長補佐         三阪訓之総務課総務統計係長選挙管理委員会事務局書記)         大石和人総務課車両係長選挙管理委員会事務局書記)         西田秀美人事課長補佐        荒川 薫人事課長補佐         寺本美津子人事課研修厚生係長         山本晃史IT推進課長        安田和久IT推進課長補佐         河原 豊契約検査課長         宮本尚志防災安全課主幹       松浦悠爾防災安全課長補佐         南本 晃市民部長          岡井潤子市民部次長         近藤考賜市民部次長         越本 進税務課長          林 幸光税務課主幹         末森哲也税務課長補佐        岡崎朋二税務課長補佐         岩田真治税務課長補佐        高田和明税務課資産税係長         安部賢一郎市民課主幹        平尾耕一市民課窓口サービス係長         東風浜進人権啓発課主幹       越本敏生人権啓発課主幹         小林直人人権啓発課人権啓発係長         祝井秀和消防長           岡本浩史消防本部次長         高井 寛消防署長         寺本勝巳消防総務課長        栗田浩司消防総務課主幹         金森重明予防課主幹         馬場崎治彦消防副署長        渋谷淳一警備一課・二課主幹         森田久雄通信指令室長         小林和高警備一課長         森本利行警備一課主幹        平井南海勝警備一課長補佐         福川 寛警備一課長補佐         吉岡一幸警備二課長         林 利治監査委員公平委員会事務局長         千賀由佳里監査委員公平委員会事務局長補佐         上村文洋会計管理者 1.議会事務局   大東康之議会事務局長       尾亀永敏議会事務局次長           吉田雅輝議会事務局議事調査係長                  午前10時00分 開会 ○長村善平 委員長  おはようございます。これより総務常任委員会を開会いたします。  開会に当たり、一言挨拶をさせていただきます。師走に入りましたが、ことしは例年になく暖かい日々が続いており、スキー場などでは雪が不足してスキー場開きができないところもあるとニュースなどで報じられておりますが、四季の移ろいの大切さを改めて考えさせられております。また、ついこの間、令和の時代が始まったと思っておりましたが、あっという間に年末を迎え、月日の過ぎる早さに驚いている今日このごろであります。  さて、本日は当委員会に5件の議案が付託されておりますが、当委員会がスムーズに運営できますよう、委員の皆様また理事者の皆様方のご協力をお願い申し上げ、簡単ではございますが、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。  堀口市長。 ◎堀口文昭 市長  皆さん、おはようございます。1年を締めくくる時期を迎えました。何かと気ぜわしさが増しているところでございます。今年は暖冬と報道されております。この間ちょっと12月に入りまして昼間は日差しも暖かく、朝夕が冷え込むという状況でございましたけれども、昨日からまさに暖冬の感を強くしているところでございます。  委員の皆様におかれましては、健康管理に十分ご留意いただきますようお願い申し上げます。  さて、本日は、長村委員長、清水副委員長を初め委員の皆様におかれましては、総務常任委員会を開催していただきましてまことにありがとうございます。  当委員会には、今定例会初日にご提案いたしました条例案件4件と契約案件1件が付託されているところでございます。よろしくご審査をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。また、市政運営に係ります主な事項につきまして、それぞれ担当部からご報告を申し上げる予定にさせていただいております。  以上、簡単ではございますが、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○長村善平 委員長  お諮りいたします。  本日の審査につきましては、本委員会に付託を受けました議案第34号、八幡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第35号、八幡市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第36号、八幡市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案、議案第37号、八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案、議案第43号、八幡市新本庁舎整備事業設計建設工事契約の締結について、以上5件及び本委員会所管事項の審査を行いたいと思います。場所の都合上、説明員の入れかえを行いながら進めることとし、順序といたしましては、1.議案第34号から議案第37号及び議案第43号の審査、2.消防本部、議会事務局、監査委員・公平委員会事務局固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項について、3.政策推進部の所管事項について、4.総務部、選挙管理委員会事務局の各所管事項について、5.市民部の所管事項について、以上の順序で審査を行いたいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  異議なしと認め、そのように進めさせていただきます。  なお、報告資料につきましては、事前に委員の皆さんにお届けしておりますので、ご了承願います。  これより議案第34号、八幡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。  本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑等ありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  おはようございます。よろしくお願いします。  この条例につきましては条例の施行規則というのがありまして、その第4条を見てみましたら、1号給の任期付職員のことが書かれてありまして、高度の専門的な知識経験を有する者が、その知識経験を活用して業務に従事する場合と規定がされています。どのような職種で、対象者がおられるのか。おられるのでしたら人数を教えてください。  また、今回1号給だけの引き上げになっておりますが、任期付職員の関係で言いますと、1号給から7号給までありまして、それぞれ高度の専門的な知識経験を有する者で、困難な業務に当たるとかいろいろ規定がありますけれども、大体ここに書かれている職種というのはどういうものを想定して書かれているのか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  荒川人事課長補佐。 ◎荒川薫 人事課長補佐  ご質問にお答えいたします。今お話しいただきました高度な専門的な知識経験またはすぐれた識見を有する者というご質問でございますけれども、具体的な職種といたしましては、弁護士、公認会計士、学者等を想定したものでございます。現在、その対象者は雇用しておりません。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  なかなか1号から7号まで具体的にというのはちょっと難しいということを聞いておりましたので、弁護士、公認会計士、学者というような職種だということで一定わかりました。  では、過去に採用されたケースがあったかと思うんですけども、その場合、採用試験とか当然ないのかと思うんですが、どういう課程、プロセスで採用に至るのか、そのあたりだけ教えてください。 ○長村善平 委員長  荒川人事課長補佐。 ◎荒川薫 人事課長補佐  採用実績といたしましては、平成28年7月1日から平成30年3月31日までの期間、政策推進部の参与という職、部長職で1名採用実績がございます。こちらにつきましては、総務省の地方創生にかかわる事業ということで、民間の職員等を派遣するという事業がございまして、そちらを活用いたしまして採用したという形になっております。  採用方法としましては、選考という形で面接等々で判断させていただきまして、採用したという経緯がございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  今後、こうした専門的な職種の方を採用しなければいけないケースというのは想定されているのでしょうか。 ○長村善平 委員長  野間総務部次長。 ◎野間正 総務部次長  今現在のところはまだ想定していないというのが現状でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。  これより議案第34号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第34号、八幡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手全員(6名) ○長村善平 委員長  挙手全員であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。  次に、これより議案第35号、八幡市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。  本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。  質問等ありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  この数字だけではなかなか具体的な金額がわかりにくいので、議員1人当たりにすればどのくらい増額されるのか、金額ベースで教えてください。また、近隣自治体との比較という観点からも、近隣自治体の金額も教えてください。
     それから、市議会全体としての予算額は、今回の改定によってどのくらい増額されるのかもあわせて教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  荒川人事課長補佐。 ◎荒川薫 人事課長補佐  今回の改定に関することでございますけれども、八幡市の今回の支給額といたしましては、一般議員の方で、12月期、支給改定率前という形にはなるんですが、90万5,338円となっております。  近隣市の状況でございますけれども、京田辺市は77万500円、木津川市67万4,187円、城陽市84万4,387円となっております。  一般議員の今回改定した場合ですけれども、お1人当たり大体2万7,000円程度増額という形になっております。全体の予算額としましては120万8,000円の増額という形になっております。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  わかりました。八幡市の議員の報酬だとか期末手当、近隣と比べてたしか宇治市に次いで高いということで、今紹介いただいた3市と比べても、木津川市などは67万4,000円ほどですので、かなり高いということがわかります。  市の一般職などにはストライキ権とかの労働基本権が制約されて、その代償措置として人事院勧告からの引き上げなどは尊重すべきだと考えますけれども、私たち議員や特別職は人事院勧告に機械的に準ずる理由は全くないということで、今、市民の皆さんにすれば、消費税増税とか年金引き下げ、賃金が上がらない中で、議員の期末手当の引き上げについては、市民の理解というのは得られないかと考えております。意見だけ言っておきます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。  これより議案第35号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第35号、八幡市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手多数(4名対2名) ○長村善平 委員長  挙手多数であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。  次に、これより議案第36号、八幡市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。  本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。  質問等ありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  特別職の給与に関する条例案につきましても、近隣自治体との比較で、八幡市の場合と期末手当の金額を教えてください。 ○長村善平 委員長  荒川人事課長補佐。 ◎荒川薫 人事課長補佐  まず、八幡市の支給でございますけれども、市長におきまして、12月期、こちらも支給率改定前という金額になるんですけれども、173万2,896円、副市長147万2,769円、教育長133万6,782円となっております。  近隣市の状況でございますけれども、京田辺市、市長が229万6,765円、副市長につきましては現在不在ということで支給がありません。教育長につきましては142万7,932円。木津川市につきましては、市長が188万2,445円、副市長が156万1,574円、教育長が141万1,834円。なお、木津川市の特別職の報酬につきましては、令和2年度末まで10%の減額措置がされておるということで、減額された支給額となっております。城陽市につきましては、市長が184万8,886円、副市長が152万4,451円、教育長が137万51円となっております。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  八幡市は、今紹介いただいた3市よりも低いということでありますけれども、報酬審議会にはかけたのでしょうか、どうなのでしょうか、それを教えてください。 ○長村善平 委員長  野間総務部次長。 ◎野間正 総務部次長  これまでから期末手当の支給率につきましては諮問していないことから、今回においても報酬審議会に諮問しておりません。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  わかりました。先ほどもちょっと申し上げましたけれども、八幡市の場合、ほかと比べて低い支給となっております。特別職の皆さん、土日も出勤とかで大変忙しい仕事をしていただいているわけですけれども、先ほど言いましたように、市民の暮らしが大変厳しい中で、せめて据え置くべきではないかと思います。意見だけ述べておきます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。  これより議案第36号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第36号、八幡市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手多数(4名対2名) ○長村善平 委員長  挙手多数であります。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。  続きまして、これより議案第37号、八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。  本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  説明書37ページにありますが、まず給料表の改定ということで、この改定で対象となる職員の年齢です。何歳ぐらいの方が対象になり、人数はどのくらいおられるのか教えてください。  それから2つ目、住居手当の改定ですけれども、今回、支給対象となる家賃の額の下限と上限が改正されます。これだけ見ていたら、どのくらいの家賃が対象なのかちょっとわかりにくいので、それぞれの家賃そのものは幾らぐらいの金額が該当するのか。それから、手当が上がる人数、下がる人数をそれぞれ教えてください。 ○長村善平 委員長  荒川人事課長補佐。 ◎荒川薫 人事課長補佐  今回の給料表の改定についてですが、対象の年齢としましてはおおむね35歳ぐらいまでの職員が対象という形になっております。対象の人数ですけれども、総数で354人となっております。  続いて、住居手当の関係ですけれども、今回の改正に伴いまして5万9,000円から5万9,100円の家賃額の職員に対しては増減なしとなっておりまして、その際の支給額は2万7,000円という形になっております。これが現状の支給額の上限額という形になっております。ですので、5万9,000円を超える家賃額の職員については今回増額になりますし、逆に、5万9,000円未満の家賃額の職員については減額という形になります。支給額の算定におきましては100円未満というのは切り捨てになりますので、具体的には5万9,200円以上の職員が増額、5万8,900円以下が減額という形になっております。人数ですけれども、増額の人数が88人、減額の人数が57人という形になっております。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  今の数字は大体わかりました。今回3番に勤勉手当の支給率の改定もあります。給料の改定、住居手当の改定、勤勉手当の改定、三つの改定ですけども、これらを組み合わせたときに、皆さん、上がるのでしょうか、そのあたりを教えてください。  それから、市全体として今回の改定によって人件費はどのように変化しているのか、増減を教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  荒川人事課長補佐。 ◎荒川薫 人事課長補佐  今回改定されます給料表の改定と期末手当の支給率の増加、住居手当の減額、総額でどうなるかということでございますけれども、住居手当の減額につきましては最大で減額が1月2,000円という形になっております。ですので、期末手当の関係の上昇分と給料表の改定の上昇分において年間で減額となる職員はいないという形になります。住居手当につきましては来年度4月からの適用という形になりますので、今年度については増額のものだけという形になります。来年度から適用という形になります。  今回の人事院勧告に伴う増加分ですけれども、給料につきましては、人事院勧告分で519万6,000円、予算として増額する形になります。職員手当につきましては、地域手当で31万3,000円、期末勤勉手当で1,114万3,000円増額という形になります。住居手当ですけれども、今回、11月に支給した家賃額で計算しますと、支給総額が376万1,000円となっておりまして、こちらで、来年度、もし今の現状ベースのまま適用された場合は、支給月額が総額で1万6,400円減額する形になります。ですので、年間の予算としましては19万6,800円、現在の予算よりも減額という形になります。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  わかりました。今回の改定では、住居手当は来年度4月から減るということで、今の時点では減額はないということですが、35歳くらいまでの職員しか対象とならないということで、36歳以上の方々が、非常に頑張っておられる方々の支給もふやしていただきたいと思います。その辺、人事院勧告の勧告ということで仕方がないんですけれども、意見だけ言って終わっておきます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。  これより議案第37号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第37号、八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手全員(6名) ○長村善平 委員長  挙手全員であります。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。  次に、これより議案第43号、八幡市新本庁舎整備事業設計建設工事契約の締結についての審査に入ります。  本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。  質問等はありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  庁舎整備検討特別委員会での質問とちょっと重なる部分もあるかと思うんですが、よろしくお願いします。  まず、税込みでいきますと65億1,090万円という契約金額になっていますが、改めてこの契約で新庁舎の整備の範囲はどこまでが入っているのか、全体像を教えてください。  それから、1者でも応募があれば契約を可能となるようにされておられますけれども、評価点を見てみましたら低い項目があります。これについて、市はどのように受けとめておられるのか教えてください。  それから、今後、変更契約などで事業規模が膨らんでくることはないのか。これも特別委員会で質問があったと思うんですが、そのあたり、どういうことが予測されるのか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  新庁舎整備事業のご質問にお答えいたします。まず、本契約の範囲につきましては、新本庁舎整備、それと現在の上下水道部の分庁舎の一部撤去と改修、それからプロムナードの整備、ロータリーの整備、以上に係ります実施設計、工事施工、工事管理が含まれております。  次に、評価点の低い項目についてということでございますけれども、まず、評価点は各評価委員が評価項目ごとに5段階評価で採点され、その平均点となります。評価点の割合が低い項目について、評価委員会の講評から引用を少しさせていただきますと、まず、評価項目Ⅲが配点10点のうち4.7点となっております。講評では、地盤のマウンドアップやエスカレーターの合理化については基本設計を変更する提案となっており、庁舎全体の空間構成との関係、エントランスの重要性、バリアフリーへの配慮など基本設計時の議論を踏まえて見直していく必要があると考えますとございます。技術提案書の設計部分について、施工者の意見を盛り込んだ結果、その方向性について評価委員の評価が低くなったと見ております。  次に、評価項目Ⅶが配点5点中2.5点となっております。講評の中では、地元経済への貢献については、作業員等の食事や不動産賃貸、ガードマンなどの間接的な活用において、具体的な金額を挙げて取り組むとされ、施工における協力業者の活用についても、優先的に見積もりを徴収し、発注を検討すると明言された点は一定の評価ができますとございます。もう少し踏み込んだ内容を、評価委員は期待されていたのではないかと見ております。  いずれの項目につきましても、講評の内容に相応の評価点となっておると考えております。  今後の事業費の増加等の可能性についてでございますが、こちらも、特別委員会でもご答弁させていただきましたけれども、契約書に基づきましてスライド条項という、物価の上昇等に対する対応、それと同じく契約書にございます設計変更が生じた場合で、かつ増額等の必要が認められた場合につきましては、増額する変更契約の可能性はございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  評価項目がちょっと低いところは見直していく必要があるということが、講評の中で書かれて、その点が低くなっているということも説明がありましたけど、そういう見直しをしていく中で事業規模が膨らんでいったりとかはあるのでしょうか。あくまでもこの設計のもとで施工とかが進むのか、こういう低いところに考慮して何か改善をしていくというようなことが発生してくるのかどうか、もう少し教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  先ほど講評の中で引用させていただきました見直しという項目ですけれども、これは、技術提案書の中身で書かれている内容を見直すべきだという話でありまして、技術提案書自体を承認しているわけではございませんので、あくまでも基本設計書、それから要求水準書に基づいて実施設計は行っていくべきものでございます。それに対して提案を出された、それは見直すべきだということでありますので、それによって増額等という話ではございません。あくまでも募集要領で求めております要求水準書に基づいた内容で行っていただきますので、増額が発生する可能性というのは、設計中に起こることではなくて、施工に入ってから想定外の事態が生じるであるとか、スライド条項の適用が発生するといった場合でございまして、実施設計は当然現在の契約額の中でやっていただくことになります。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  一部で、事業規模が90億円とか100億円になるとかいううわさも耳にしたりとかしているんですね。まだこれからのことですけれども、市民にきちんと納得してもらえるような新庁舎の整備をする必要があるかと思います。  一つお聞きしたいのは、談合情報として公正取引委員会に上げていますが、その後の状況はどうなっているのか教えてください。  それともう一つ、現庁舎の解体とかはこの契約には含まれていないということで、また新たにこれは予算を組まないといけないのかどうか教えてください。  以上です。
    長村善平 委員長  河原契約検査課長。 ◎河原豊 契約検査課長  談合情報の取り扱いについてお答え申し上げます。談合情報につきましては、8月27日に市長宛てに市内建設業者3団体からの要望を受けたことから、対応を始めさせていただいております。その後、公正取引委員会との協議などを踏まえまして、9月27日に公正取引委員会に談合情報の報告を行いました。その後、プロポーザルの進展に伴いまして、相手方が決定したことから、11月29日に公正取引委員会に談合情報の追加の内容として報告を行わせていただいたところでございます。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  現庁舎の解体につきましては、解体だけではございませんで、耐震補強及び改修も含めまして来年度にかけて実施設計を行うものでありまして、その分の設計はまだこれからになりますので、当然事業費も現在のデザインビルドの契約案件の分には入っておりませんので、新たな予算が必要ということになります。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  現庁舎の関係はわかりました。ただちょっと1点確認というか、11月29日に公正取引委員会に談合情報の追加を上げたというのは、プロポーザルで契約が決まったという情報なのか、もうちょっと詳しく、新たな談合情報なのか、ちょっとよくわからないんですけど。 ○長村善平 委員長  河原契約検査課長。 ◎河原豊 契約検査課長  説明不足で失礼いたしました。談合情報等という取り扱いの中ではございますが、プロポーザルの相手先が決まったという内容で報告をさせていただいたということでございます。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  わかりました。そうしたら、その後は特に何かという、公正取引委員会も八幡市に逐一連絡があるというわけではないということも聞いていますので、このまま進めていっていいのかと思うんですけれども、それ以外には何もないということで確認したいと思うんですが。 ○長村善平 委員長  河原契約検査課長。 ◎河原豊 契約検査課長  現在のところ、公正取引委員会からの指示事項については承っておりませんし、これ以上、今のところ追加の情報については行わない予定でございますが、昨日、また新聞のチラシで少し情報が入ったということですので、その内容については公正取引委員会と協議させていただいているところでございます。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  どうしたらいいのでしょうか。それを待たずに議決というのは進めていっていいのか。今の最後の説明で、チラシがどうとかいうのはちょっとわからない。何か不安が残るような答弁だったと思うんですけど、もうちょっと。 ○長村善平 委員長  宮嵜総務部技監。 ◎宮嵜稔 総務部技監  チラシの件でございますけども、市内の一部と市外ですけども、チラシがまかれたということがあったという報告をさせていただきました。  それで、公正取引委員会につきましては、不正がなかった場合、何もこちらには情報提供というのがございません。不正があった場合については、向こうが公表されるという形になります。  また、チラシにつきましては、内容は一応確認させていただいたんですけども、一部誤認があることも確認しております。 ○長村善平 委員長  暫時休憩いたします。                  午前10時39分 休憩                  ――――――――――――                  午前10時40分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  チラシにつきましては、配っているもとがどうとかという信憑性の問題とかいろいろわからないところも多々あると思いますので、それについては結構です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  巌委員。 ◆巌博 委員  この間、新庁舎の関係で1者になった経過とか、落札率にしたって99.98%、ほぼ100%近いという状況ですけど、ただ先ほどの答弁の中で、今後65億円以上になるのではないかと懸念しているんです。そういう面では、先ほどの答弁では設計の見直しとか材料が高騰したときには、そういうこともあり得るということだったんですけど、実は以前、欽明台の、余り言ったらいけないのだけど、すくすくの杜で結構設計変更とかいろいろあって、結局はそれ以上の金額がかかったということがあるわけだから、そのあたりはちゃんと市としても、なるべくそういう面では本当に膨らまないようにしていただきたいというのが思いです。  それと、先ほど評価点のところで、地域経済の貢献というところで、作業員とかガードマンのところで地域活性化という、私はそうではないのと違うかと思うんですけど、もっと八幡市内の地域の商店街を含めてですけど、本当に活性化になるのかとちょっと疑問を持っています。そういう面では今後どう考えているのか、それだけお教えください。  以上です。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  地域経済への貢献につきましては、技術提案のヒアリングの中におきましても、もう少しいろいろなことができないのかというような形での議論はございまして、当然今後施工に関する協力業者等につきましても引き続き検討していきたいということはご確認いただいておりました。今契約が本契約になりました折には、改めまして施工者、設計者を含めまして、地域経済への貢献ということを意識した発注等を促していきたいと考えております。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  それでは、もう大体皆さんお聞きになられたので、私からは、先ほどのチラシ。というのが、やはり京都新聞にこういったチラシですね。ただ、先ほどもちらっと出ましたけど、八幡市新庁舎建てかえに反対する会、問い合わせ先でGメールしか書いていない。本来であれば、こういった部分というのは住所、氏名、電話番号をきっちり載った部分だとは認識しているんですけども、この中で、第5番に八幡市入札不正行為疑惑対応措置に関する要綱第3条、(2)談合情報と落札結果が一致し、疑惑があると判断した場合、入札無効にすると定めた要綱に従い、疑惑だらけの庁舎建てかえ工事の契約無効を求めますという文言が入っているわけです。  こういったチラシを目にしたとき、もちろん市民も目にはされていると思うんですけども、疑惑があると判断した場合というその判断の仕方、私ら議員とすれば、疑惑がないというんですか、きっちりとプロポーザルが公募型で行われて契約が成立して、工事設計に入っていっていますとはっきりした形での市民に対しても報告をする義務はあると私も思ってはおるんです。このあたりで、庁舎建てかえの部分で、先ほど公正取引委員会でも談合情報の一連の流れはお聞きさせてはいただきました。ただ、今後、答弁で先ほどあったように、11月29日にプロポーザルの相手方が決まったので追加報告をされたと。12月17日、昨日に配布されたチラシについても、報告は多分されるのでしょうけども、今後、公正取引委員会との話し合いというか、結果というのはどうなるものなのか。向こうから回答がない限り、もちろん問題なく進めますになるとは思うんだけど、そのあたりの確実な部分というのはどう考えておられるのか、それだけご答弁ください。 ○長村善平 委員長  河原契約検査課長。 ◎河原豊 契約検査課長  公正取引委員会に一定の報告をさせていただいて、報告に当たっては事実確認を一定行わせていただいております。事実確認に基づいての報告を受けて、あと談合情報がいわゆる談合に当たるかどうかの権限については公正取引委員会がお持ちでございます。その内容については、市が問い合わせても、どなたが問い合わせてもお答えいただけないという内容でございますので、その内容についてはそのまま不明というか、もしなければそのままの状態で推移し、それが手続きとして粛々と進めさせていただく内容の根拠になるのではないかと考えています。  以上です。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  もちろんわかるんですけども、例えば公正取引委員会の判断というのは、通常どれぐらいで行われるものですか。もう全くわからないものですか。これでいくと、8月27日、9月27日、11月29日、月末、月末、月末に何かの行動はしていただいているのでしょうし、それに対して、例えば9月27日に報告した分の結果といったら、判断としては3カ月もかかってとかという話になるものなのかどうかというのを、わかる範囲でいいので教えていただけませんか。 ○長村善平 委員長  河原契約検査課長。 ◎河原豊 契約検査課長  これは事案ごとに異なると思います。事実が確実に確定した場合については、課徴金等の措置が速やかにとられます。それに基づいて、国・府、それから市がいわゆる指名停止の処分を行うということになります。しかしながら、事実の確定がなかなか困難である場合というのは一定期間、期間についてもお答えいただけませんので、今回がどの程度で結論を出されるのかというのはちょっと不明なところでございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。  これより議案第43号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第43号、八幡市新本庁舎整備事業設計建設工事契約の締結についての採決をいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手全員(6名) ○長村善平 委員長  挙手全員であります。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。  ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。                  午前10時50分 休憩                  ――――――――――――                  午前11時00分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより消防本部、議会事務局、監査委員・公平委員会事務局固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項の審査に入ります。  報告事項はありませんので、消防本部、議会事務局、監査委員・公平委員会事務局固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  消防本部に1点質問させていただきたいと思います。  近年の豪雨災害などで、非常に予期せぬ豪雨で水害が発生するという事態になっております。木津川が決壊するという想定で、ハザードマップでも浸水地域などが決められておりますけれども、その場合、今、消防署の隣に雨水地下貯留施設もつくられておりますが、ここでちょっと教えてほしいのは、木津川決壊の場合には対応できないと考えるんですけれども、そのとき消防本部にある車両の避難が必要だと思います。内水氾濫の場合は松花堂に何回か避難しているのを見たんですけれども、高台に避難するということで言えば、かなりまとまった敷地スペースが要るかと思うんですけれども、現在ある消防車両、救急車も含めて何台で、どのくらいのスペースが要るのか教えてください。  それと避難するのは車両だけではなくて、出動署員の待機場所とか、資機材なども要るかと思いますけれども、そのあたりもどのくらいの設備、敷地が要るのか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  寺本消防総務課長。 ◎寺本勝巳 消防総務課長  消防車両及び資機材の移動場所、施設に必要な広さにつきましては、消防本部車両、消防団車両、合わせて約30台の駐車スペース及び資機材の保管場所、また消防職員、消防団員約300人が待機できる場所が必要と考えております。  消防庁舎におきましては、平成24年、平成25年の豪雨や台風によりガレージが冠水したことから、消防車両等の移動場所などを定めた八幡市消防本部災害対応マニュアルを作成いたしましたが、現時点では木津川決壊に特化したマニュアルはございませんので、今後におきまして、消防車両等の移動場所の決定も含め、木津川決壊時の災害対応マニュアルを市担当部と協議しながら定めなければいけないと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  30台と300人の待機場所が要るということですが、男山地域で言えば旧八幡第四小学校とかのグラウンドとかぐらいしか、なかなかぱっと行けるところはないかと思うんですが、そのあたり何か想定されているのでしょうか。場所などはある程度めどを持って考えておられるのか。その辺も含めて、今後、木津川決壊に対応したマニュアルを策定されるのか教えてください。 ○長村善平 委員長  寺本消防総務課長。 ◎寺本勝巳 消防総務課長  避難場所につきましては、高台となる男山地区の多くの公共施設は市民の皆様の避難場所となっておりますことから、今後におきまして市担当部と協議していかなければならないと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  どうしようかと思ったんだけど、補正予算に若干かぶる。いいですね。所管の委員会なので、あえてもう補正予算のときには、質問は差し控えたいと思いますので。  補正予算の内容一覧の11ページです。NET119緊急通報システムの業務委託について、まずお聞きさせていただきます。  これについては、平成30年第1回定例会で私たちの会派からもNET119緊急通報システムについて質問させていただきました。そのときの答弁については、導入については国並びに府内各市町村の動向を注視するというご答弁だったと思うんですけども、導入することとした経緯について教えてください。  また、これについては業務委託になっているんですけども、業務委託の契約についてはどのようにされるのか教えてください。  それと、もう1点です。多言語対応システム業務委託について教えてください。  まず、電話通訳センターを介した3者間同時通訳による119番通報を可能にするシステムの導入ということですが、これについてもう少し詳しく教えてください。それと、多言語対応は何カ国対応なのかも教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  森田通信指令室長。 ◎森田久雄 通信指令室長  NET119緊急通報システム導入についての経過ですが、NET119緊急通報システムについては、国から令和2年の東京オリンピック・パラリンピック大会までに全国での導入を示されておりましたが、このシステムを有効に活用するための課題としまして、全国全ての消防本部が導入する必要がございましたことから、本市におきましては令和2年度の導入を目標に、平成29年度末より研究調査並びに他市町の導入状況を注視してまいりました。  この間に、京都府下におきましては、京都府北部地域の消防本部及び京都市、宇治市が既に導入済みとなり、京都府南部地域の消防本部も令和2年度の導入予定であるなど、一定の進歩が見られましたことから導入しようとするものでございます。  契約についてどうなるのかという質問でございます。NET119緊急システムの導入については、現在の指令台にシステムを組み込む必要がありますことから、同システム構築に係る業務委託となります。相手方につきましては、一般競争入札の執行または随意契約により、今後、相手方を決定してまいります。  次に、多言語対応システムはどのようなものかということですが、多言語対応システムについては、訪日外国人が急増する令和2年の東京オリンピック・パラリンピック大会を控え、外国人による119番通報があった場合、通報者と消防本部の間に電話通訳センターを介した3者間同時通訳により、24時間365日、通報時の円滑な意思疎通を目的に導入するものであり、国から東京オリンピック・パラリンピック大会までに導入するように示されております。また、このシステムは119番通報時だけでなく、救急現場で電話機を外国人傷病者、救急隊員及び電話通訳センターと交互に受け渡しすることにより、さらなる円滑なコミュニケーションを図ることが可能となります。  今回の導入に至った経過につきましては、緊急通報システム整備事業としまして、NET119緊急通報システムの導入とあわせて導入するものでございます。  次に、多言語対応システムの対応言語数は何種類かということです。本市が導入を予定しております言語の種類につきましては、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語の五つの言語です。これら言語を選定した理由につきましては、先進市の多くが採用していることや、世界中で最も使用されている言語であり、電話通訳センター事業者の見積もりによりますとこの5言語がパックとなっているため、安価で設計できるとの理由により選定しております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  ありがとうございます。NET119緊急通報システムについては大体わかりました。  多言語対応システムについてです。昨夜、男山C地区で火災が発生したということで、そこにお住まいの方がベトナム人です。八幡市における外国人の数というので、1位がベトナム人、比率が24%、2位が韓国17.8%、3位中国16.1%、4位ブラジル9.0%、あとスリランカ、インドネシア、シリア、フィリピン、パキスタンで、アメリカが1.0%です。  これについては、京都府内でも、八幡市というのは外国人の数が3位、京都市、宇治市、八幡市、舞鶴市、京田辺市という形で、八幡市内にお住まいの外国人の数が非常に多い中、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、なぜベトナム語が入っていないのかを教えてください。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。森田通信指令室長。 ◎森田久雄 通信指令室長  本市の実情に合わせた対応をしてはどうかということですが、このシステムの導入に当たり、言語の選定に関しては本市の状況を踏まえ、先進市において実績のある電話通訳センター3社にベトナム語の対応の可否について相談いたしましたところ、費用面の問題もありますが、24時間365日での対応は全ての業者で厳しいとの回答を聞いておりますことから、5言語の対応となった経過があります。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  小北委員。
    ◆小北幸博 委員  今ご答弁あったように、3社ではそういう回答ということです。市長がおられないので、何でかわからないけど、外国人の比率で24%ですよ、ベトナム人が。緊急時といったら、もちろん日本に来られているベトナム人、日本語が達者な若い学生というか、働いている社会人の若い方が多いのも存じ上げています。英語ももちろんしゃべるでしょう。でも、私たちが例えば外国に行ったときに、結局出るのは母国語ですよね。そら、英語が片言しゃべれて、今どこどこで倒れています、周りに何が見えますか、何々が見えます。ほんだら、緊急時の多言語対応システムで119番通報して、火事ですか、救急ですかと聞かれたときに、いや今倒れているんです、場所はここです、心臓がこんなに痛いんです、足の骨を折っているんです。ほんだら、母国語が出るのが通常だと思うんですけども、ベトナム語対応についてもう少し真剣に市として研究調査をされる考えはありますか。  これは全くの単費ですよね。一般財源で、国からの令和2年オリンピック・パラリンピックに向けての分で、国や府の支出金がない中で、単費でされるのであれば、なおさら八幡市独特の多言語対応システムにされた方が、私はいいと思うんですけども、そのあたりについてお考えを教えてください。 ○長村善平 委員長  森田通信指令室長。 ◎森田久雄 通信指令室長  委員のご指摘のとおり、八幡市の実情に合わせた対応が必要と考えております。その中で119番通報におきましては、最も重要なことは傷病者がどこにおられるかを把握することであり、傷病者の早期接触が第一と考えておりますことから、電話通訳センターを介し、最も意思疎通ができる言語により、まず傷病者がどこにいるかの情報、どこの国の方なのかの情報を取得することを考えております。そして、傷病者と接触することができれば、その後は電話通訳センターの同時通訳または救急車に積載しておりますタブレットにより、ベトナム語を含めた15言語に対応した多言語音声音訳アプリ救急ボイストラを活用して、傷病者とのコミュニケーションを図ることを考えております。  このような対応により、まずは5カ国語対応でのシステムを導入し、運営していく中で、言語の問題も含めまして課題等が判明いたしましたら、その都度、検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  通信指令室長からありがとうございます。要はベトナム語について緊急的に人数が、比率が多いわけです。だから、それについて、今スタートはそら5カ国語でいいのかもわからないですけど、ベトナム語の重要性というのを一体どういうふうに認識されているのか。そのあたり、今後検討していくはいいのだけども、逆にスペイン語、ポルトガル語を外して、4カ国語でベトナム語を入れたらどうなるのですか。3社以外のほかの会社というのは一体対応はしてくれないのですか。1回、そのあたりについて再度研究とかという場というのはないものですか、ご答弁ください。 ○長村善平 委員長  森田通信指令室長。 ◎森田久雄 通信指令室長  先ほど再度検討ということですが、3社だけと違いまして、ネットとかいろいろなので一応みんな調べました。プライバシーマークというのがありまして、それに対応するのが数少ないというのが現状でございます。その中で、今後も、委員指摘がありました会社を探すことを導入までにやっていきたいと思います。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  先ほども同僚委員からもご質問がありましたNET119緊急通報システムについて、導入については補正予算に計上されました。NET119緊急通報システムの導入につきましては、令和2年まで国の導入も示されておりました。私どもの会派の議員も本会議で提言していた経緯がありまして、評価するものでございます。そして、すばらしいことと思っています。  先ほど同僚委員からも、導入の経緯についてはご質問があり、これはわかりました。  一つ聞かせていただきます。  これまでは、聴覚とか言語に障害をお持ちの方からの通報については、119番通報についてはファクス119または携帯メールからの通報をされているとお聞きしておりますが、その実績と過去の件数、そしてその際はどのように対応されたのか、お聞かせいただきたく思います。  もう一つです。先月発行されました平成30年度版の消防年報から、一つお聞かせいただきたく思います。  毎朝8時半ぐらいに消防署の前を通りますと、消防車や救急車、日々点検をされている様子を伺っております。消防年報の74ページに、救命用資機材などの一覧表が記載されておりました。これら資機材はいざというときに使用するものですが、その点検はどのようにされているのかお聞かせください。そして、その記録はどうされているのかお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。森田通信指令室長。 ◎森田久雄 通信指令室長  ファクスと携帯メールからの実績及び内容についてということでございますが、ファクス119番または携帯メールからの通報については、過去10年をさかのぼりますと、携帯メールからの119番通報が1件でございました。その内容については、平成29年5月に、市内在住の20代の女性から急病に係る救急要請であり、メールにより正確な状況が把握できるなど円滑な通報及び救急活動が実施できております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  吉岡警備二課長。 ◎吉岡一幸 警備二課長  資機材の点検についてお答え申し上げます。資機材のうち、消防車両に積載しているものについては毎朝の始業点検時に目視及び作動点検を行っており、それ以外のものについても随時点検しております。  資機材の点検記録については、月1回単位で記録しており、不備等があった場合、その都度、報告書により報告するなど記録を残しております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  ありがとうございました。通報は10年間で1件だけだったということで、その際も対応していただいたということでわかりました。  次に、資機材につきましてはきちっと点検されていることを確認いたしました。毎日されている点検でございますが、大丈夫だと、いつもやっていることだということで感覚でマンネリ化しないように、今後ともよろしくお願いいたします。また、機会がありましたら、記録されているものも見せていただければと思います。  一つご提案をさせていただきたく思います。消防年報に、同じ74ページの一覧表に種別が水難の項目に救命ボート3艇と記載されております。ことしの東日本の水害等で、救命ボートでの救助の様子もテレビ等で報道されておりました。本市としても、木津川決壊に備えまして、人命救助や物資の搬送などのためにハザードマップの濃いピンク色地域の消防団に、手こぎボートを配備する必要があるのではないかと思っておりますが、ご所見を伺います。  以上です。 ○長村善平 委員長  寺本消防総務課長。 ◎寺本勝巳 消防総務課長  消防団への手こぎボートの配置でございますが、木津川が決壊するなどの大規模な水害が発生した場合は、消防団も出動し、ともに災害活動に従事していただくこととなります。消防団の災害活動につきましては、危険性の高い前線での活動ではなく、後方支援活動などの比較的安全が担保される現場での活動をお願いすることから、現在のところ消防団へのボートの配置については考えておりません。  しかしながら、委員ご指摘のとおり、大規模災害において安全が担保された場合の物資搬送などへの消防団の活動は有効であると考えますことから、今後ボートの運用のあり方については、消防団長を初め消防団幹部と議論していかなければならないと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  ありがとうございました。ぜひ協議していただきまして、検討いただきますようお願いいたします。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  巌委員。 ◆巌博 委員  質問するかどうか悩んだんですけど、先ほど小北委員からベトナムの話が出まして、そういった国から来られて、日本というのは安心・安全だという体制というか、必要ではないかと思うんです。  先ほど英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語と言われて、答弁の中身としたらタブレットを使って対応していくと言われたんですけど、お聞きしたいのは、ここの補正で上がっている373万円。NET119のところと多言語対応が二つあって、財政的に内訳はわかりますか。ここの373万円の内訳はわかりますか。  それともう一つ、例えばの話だけど、こだわるわけではないけど、ベトナム語を入れようとしたらどれぐらいかかるのか。突然、質問するので、わかる範囲でお教えください。  以上です。 ○長村善平 委員長  森田通信指令室長。 ◎森田久雄 通信指令室長  まず、NET119の内容でございますが、インターネット回線及びシステム使用料、それから最初に導入するのがシステム使用料ではなくて、パソコンの中に要るアプリ系のシステムがあります。それの費用と、あと機器の費用、この三つに分かれます。それで、それを全て入れて373万円の費用でございます。  それから、ベトナム語の対応のことですけども、まず業者に電話した話の内容をここで言っていいのかわかりませんけども、まず1社のところで電話しましたら150万円ほどと、150万円でもうちで契約していただいている消防本部が全部それでいってもらったら、24時間365日で150万円ほどです。ただ、先ほど言いましたように、プライバシーマークを取得しておりませんので除外という話になります。  当たった各通訳会社ですが、24時間365日ではありませんけども、時間帯によったら対応が可能ということです。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようですので、これで消防本部、議会事務局、監査委員・公平委員会事務局固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項の審査を終結いたします。  ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。                  午前11時30分 休憩                  ――――――――――――                  午前11時35分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより政策推進部所管事項の審査に入ります。  政策推進部より報告事項がある旨、申し出を受けております。  それでは、これより報告願います。足立理事。 ◎足立善計 理事  政策推進部から、お手元に配付させていただいております資料1、第2期八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略について、担当よりご報告させていただきます。 ○長村善平 委員長  堀川政策推進課長補佐。 ◎堀川寛史 政策推進課長補佐  第2期八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略につきましてご報告申し上げます。資料1をごらんください。  第2期八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定趣旨についてでございますが、平成28年2月に策定いたしました現行の戦略が本年をもって計画期間が終了いたします。また、同時期に策定されました国・京都府においても計画期間が終了することに伴い、次期総合戦略の策定に向けた議論が現在進められているところでございます。  財源確保の観点からも、国の地方創生関連交付金を活用するためには、国・京都府の総合戦略を勘案した令和2年度から5カ年の第2期八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定する必要があります。第2期八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に当たりましては、平成30年3月に策定いたしました第5次八幡市総合計画の内容と整合を図るとともに、国や京都府の新たな視点等を盛り込んでまいりたいと考えております。  次に、現在の国の検討状況でございますが、令和元年内に第2期総合戦略が閣議決定予定とされています。国の第2期総合戦略における施策体系案ですが、基本的には第1期戦略の枠組みを維持しながら、必要な強化がなされています。  1つ目の目標は、稼ぐ地域をつくるとともに、安心して働けるようにするでございまして、地域資源、産業を生かした地域の競争力の強化や、働きやすい魅力的な就業環境と担い手の確保などの取り組みが位置づけられております。  2つ目の目標は、地方とのつながりを築き、地方への新しいひとの流れをつくるで、地方移住の推進に加え、新たな視点としまして関係人口の創出拡大、地方への資金の流れの創出拡大などの取り組みが位置づけられております。  3つ目の目標は、結婚・出産・子育ての希望をかなえるで、結婚・出産・子育ての支援や仕事と子育ての両立などの取り組みが位置づけられております。  4つ目の目標は、ひとが集う、安心して暮らすことができる魅力的な地域をつくるで、地域資源を生かした個性あふれる地域の形成などの取り組みが位置づけられています。  5つ目の目標は、新しい時代の流れを力にするで、こちらは、先ほど申し上げました四つの基本目標に横串を通す横断的な目標となっておりまして、新たな視点といたしまして、ソサエティ5.0の推進やSDGsの実現などの取り組みが位置づけられています。  6つ目の目標は、多様な人材の活用を推進するで、こちらも横断する目標となっており、新たな視点として、多様な人々の活躍による地方創生の推進や誰もが活躍する地域社会の推進などの取り組みが位置づけられております。  このような目標に向けた取り組みを実施することにより、将来にわたって活力ある地域社会を実現する、あるいは東京一極集中の是正を目指すものとなっております。  次に、策定スケジュールですが、本来であれば、現行戦略と切れ目なく次期総合戦略に移行できるよう、令和2年3月中に第2期戦略を策定するところでございますが、令和2年2月に市長選挙を控えていることなどから、新たな市長の意向等を踏まえた戦略を5月下旬に策定する予定としておりまして、令和2年第2回定例会の総務常任委員会でご報告させていただく予定とさせていただいております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  説明ありがとうございました。第2期八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略についてお伺いします。  国の地方創生関連交付金を活用して、活力ある、魅力ある八幡市を目指して取り組んでいただきたいと思っております。第1期の総合戦略が本年度をもって計画期間が終了して、国・府の戦略を見据えて、第1期総合戦略をまた検証して、2年目が終わりますけども、第5次八幡市総合計画の内容と整合を図りつつ、第2期総合戦略を策定していくということで、今、議論の最中だと聞いております。  そこでお伺いしたいんですけども、第2期総合戦略の策定に当たっては、第1期総合戦略の取り組み成果を検証し、次期戦略に生かす必要があると思いますが、現時点での第1期総合戦略の評価をお伺いします。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。堀川政策推進課長補佐。 ◎堀川寛史 政策推進課長補佐  第1期総合戦略の現時点の評価についてでございますが、戦略を策定しましてから4年間の個別の指標を見ていきますと、例えば観光関係の指標など目標の達成に向け、順調に増加しているものもありますが、全体的に見ますとまだまだ目標値の達成に至っていない指標も多くございまして、今後も切れ目なく継続的に地方創生に取り組むことが必要であると考えております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  ありがとうございました。答弁では、順調に増加しているものがある一方、全体的に見るとまだまだ目標値の達成に至っていないというところもありまして、評価としては、失礼ながらわかりにくいと言えばわかりにくい評価になるんですけども、新規に盛り込む事業もあると思いますし、重点的に取り組むこともあると思いますし、よかったところ、足りなかったところもあると思います。足りないところは巻き返していただきたいと思うんですけども、また充実させる事業は充実させていってほしいんですけども、あえて全体的に優良可で見たときに、どういう評価があるのか。数多い事業の中で、一つずつ聞かせてもらうことはできないと思いますので、全体を見てどうわかりやすく評価されているのか、まず1点お伺いします。  それと、もう1点は国でも次期総合戦略の方針が示されていると思いますが、八幡市独自の戦略が必要と考えます。策定スケジュールが示されていますが、その中でどのように八幡市の特色を盛り込んでいくのか。八幡市ならではの戦略を立てることができるのかどうか、知恵の出しどころだと思います。八幡市の特色を盛り込んでいくのかどうか、お伺いします。  以上です。 ○長村善平 委員長  山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  ただいまの鷹野委員のご質問にお答えいたします。1点目に、現在の第1期総合戦略の全体的な評価という点で、委員からは優良可等の指標でもってわかりやすくといったご質問をいただいているところでございます。現在、第1期の戦略につきましては最終年度ということで、目標に掲げた取り組みを順次進めてきているところでございます。この4年間におきまして、具体的な事業といたしましては、子どもの未来という部分につきましては、市内全域の低所得者世帯の中学生を対象としましたスタディサポートを開始したとか、あと健康の部分につきましては、やわたスマートウェルネスシティ計画に基づいた取り組みに着手した。あるいは、3点目の柱につきましては、観光振興の点で八幡市の茶文化を発信するためのさまざまな普及啓発や、あるいはChazz in YAWATAの開催、そして一坪茶室を活用したイベントの取り組みなど、本市の魅力発信の取り組みを強化してまいったところでございます。  こういった取り組みを通じまして、KPIの達成状況を見てみますと、KPIといたしましては、この戦略におきまして全体で44項目のKPIを設定しておりまして、中でも具体の現状値が把握できない、あるいは目標値等が未設定であった項目など一部の項目を除いた達成状況を見てみますと、既に達成しているもの、あるいは前進しているものを含めまして57.1%という状況でございまして、まだまだ先ほど申し上げたとおり達成しているものもあれば、未達成のものも数多くあるという状況でございます。  したがいまして、優良可という指標で表現をいたしますと、なかなか優であるということは申し上げられない。良あるいは可といったところでしょうか。引き続きこういった点からも、継続して地方創生の取り組みを進めていかなければならないと考えているところでございます。  2点目につきましてもお答え申し上げます。独自の戦略という部分で、八幡市の特色をどのように盛り込むかという点でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、新市長の意向や先ほど申し上げました第1期総合戦略の現時点の評価、これらを踏まえまして今後検討していきたいと考えております。したがいまして、現時点で具体にご説明できるものはございません。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  現時点で説明できないところもあるということで、新市長にまた期待したいと思いますし、切れ目ない地方創生に取り組んでいただきますようによろしくお願いいたします。  今、人口減少の抑制また経済の活性化のために、国全体が独自性を考えて、各市町村、各府県、いろいろ趣向を凝らしている時期でありますので、八幡市もほかの市町村の人が八幡市がやっていることをいいと思ってもらえるような取り組みを進めていただきたいと思いますし、評価が優良可の良というとこら辺ぐらいということで、2期目の戦略についても継続発展していただきますようによろしくお願いいたします。  以上です。 ○長村善平 委員長  午後1時まで休憩します。                  午前11時50分 休憩
                     ――――――――――――                  午後 1 時00分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  質問等はありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  午前中に続いて、資料1の第2期八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略について若干質問させていただきます。  先ほどの午前中の質問を聞いていましても、評価としては優ではなく、良か可というご答弁があったんですけれども、もともと国の方針で言えば、2020年に地方・東京圏の人口転出入の均衡目標を設定して取り組むというものだったと思うんです。しかしながら、2018年には東京圏への13万人の転入超過ということで、東京一極集中が歯どめがかからないという状況で、国の答弁でも成功しているとは言えないという答弁がされています。  そこでですけれども、そういう観点で見たときに、八幡市の第1期の地方創生総合戦略というのはどのような評価を下すのか。人口で言えば、皆さんもご存じのように、外国人を含めても7万1,000人をちょっと切ってしまっている状況なので、次、第2期策定に当たって、どういうことを視野に入れて強化していけばいいのか、その辺のお考えを教えてください。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  ただいまの亀田委員のご質問にお答え申し上げます。まず、1つ目に第1期の評価という点についてお尋ねをいただいていたかと思いますが、先ほどもご答弁を申し上げましたとおり、本市としましてはさまざまな施策につきまして展開してきたところでございますが、重要業績評価指標、いわゆるKPIでいきますと、達成あるいは前年度より前進といったものを含めまして57%余という状況でございます。したがいまして、現時点におきましてはまだまだ道半ばということでございまして、引き続き地方創生の取り組みを推進していく必要があると考えているところでございます。  それから、第2期の視点といった点でございますけれども、こちらにつきましても、先ほどご答弁を申し上げましたとおり、来年に控えております市長選挙、新市長のご意向等を踏まえまして今後検討してまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  足立理事。 ◎足立善計 理事  人口減少のことについてでございます。成果がどうだというお話ですけども、あくまでもこの人口減少をどう抑制していくかというのがもう課題かと思っております。例えば男山地域ではだんだんテラスを随分取り組んでくれているので、空き家率が少なくなっているとかという評価が出て、全体的にはやはりまだ人口減少というのは進んでいるのかと思います。だから、第2期については今後いかにそれをまた抑制していくかという施策が大事かと思っております。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  これら施策を実施するに当たって、いろいろやっぱり経費もかかっておりますけれども、こうした目標を立てないと国からの交付金というのはおりてこないと思うんですけども、大まかで結構ですし、第1期実施にかかった経費とその財源内訳を教えてください。割合でも結構です。 ○長村善平 委員長  堀川政策推進課長補佐。 ◎堀川寛史 政策推進課長補佐  第1期総合戦略の実施に当たりまして、国の地方創生推進交付金を受けて実施した事業でございますけれども、平成28年から平成30年度までの実績額と本年の内示額を全体的に交付金額を足しますと1億3,892万8,000円となっております。これに対する事業費ですけれども、この交付金は2分の1が補助されるということになっておりますので、補助の対象となって事業費については2億7,785万6,000円となっております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  では、第2期につきましても総合戦略の施策体系で①から⑥まであるんですけども、こういうものを全て網羅した施策を検討していくということでよろしいでしょうか。 ○長村善平 委員長  山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  ただいまの亀田委員のご質問にお答え申し上げます。先ほど報告で申し上げました国の施策体系としましては、現在、国から示されておりますものは6点ございます。市町村あるいは都道府県の総合戦略を策定する際には、これらの国の総合戦略あるいは国・京都府の総合戦略を勘案するということにされてございます。このことからも、本市の総合戦略の目標を達成するために必要となる施策を選択して取り入れてまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  巌委員。 ◆巌博 委員  第1期のところで、この間、評価としては観光がふえているとか、スタディサポートとか、観光資源としてChazz in YAWATAをこの間行っていたということですけど、Chazz in YAWATAは石清水八幡宮でやって、松花堂でやって、今回文化センター小ホールでやって、私もこの間3回ずっと見ていたんですけど、参加人数と言えば、今回ちょっと少なかったかという印象を持っているんです。その点では、今後、第2期のところでどうされるのかという思いがあるんですけど、その点、お教えてください。  それと、策定スケジュールのところで、3月下旬にパブリックコメントを実施するということなので、具体的に今考えられている内容があればお教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  第2期総合戦略におきますChazz in YAWATAの取り組みの方向性につきまして、ただいま巌委員からお尋ねいただいたかと理解しております。Chazz in YAWATAにつきましては、第1期総合戦略の施策の一つとして取り組んでまいりました。第2期総合戦略につきましては、先ほども申し上げましたとおり、現在、具体的にお示しできるものがない状況でございまして、第2期におきましてどのような形で取り組むのか、あるいは取り組みの内容あるいは形につきまして現在のところまだ未定となっているところでございます。  ただいまご答弁申し上げましたとおり、現在、具体的にお示しできるものはないということでございます。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  第2期八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定に当たっては、同僚委員からも本市独自の戦略についてはご質問がありましたので割愛させていただきますけども、本市独自の戦略の具体化については、地域の実情を踏まえ、そしてその課題を明確にし、目標を設定して関係者が情報共有することが重要であると考えております。よく言われていますPDCAサイクルを回すことが大切であると考えますが、第2期の策定に当たって、策定スケジュールにもございますが、プロセス、課程をどのように考えておられるのか、お聞かせいただきたく思います。  以上です。 ○長村善平 委員長  山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  清水副委員長のご質問にお答え申し上げます。地域の実情を踏まえた第2期総合戦略策定に当たりましてのプロセスでございますけれども、委員ご指摘のとおり、地方創生の効果的・効率的な推進に当たりましては、市民や関係団体の参加・協力が重要でありますことから、広く関係者の意見が反映されるよう意を配ることが必要と考えております。  このため、策定に当たりましては、学識経験者や商工会あるいは市民公募委員などで構成されます八幡市まち・ひと・しごと創生検討懇談会におきまして、その方向性や具体策等につきまして意見を聴取しながら策定を進めることとしております。また、先ほど来ご報告申し上げていますとおり、戦略の中間案につきましてはパブリックコメントを実施する予定としているところでございます。引き続きさまざまな機会を捉まえて、市民やその他の団体の皆様等の意見を吸い上げるなどプロセスを重視しながら策定に取り組んでまいります。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようですので、次に、報告事項以外で政策推進部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  1点だけお伺いします。  マスコミ対応ということで、特に新聞報道ですけれども、私も京都新聞を購読しておりまして、山城版に八幡市の記事が載ったときはすぐわかるようにと思って購読しているんですけれども、ここ最近、最近といっても一月、二月とかというレベルではなくて、ちょっと前ぐらいから八幡市のいろいろな行事とか取り組みの記事が本当に掲載されていないというのを感じていまして、他市町と比べても非常に少ないと感じております。  市は、報道機関にいろいろな情報を提供といいますか、やっておられると思うんですけども、その仕組みについて教えていただけたらと思います。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。宮川秘書広報課長補佐。 ◎宮川寿啓 秘書広報課長補佐  マスコミ対応のご質問にお答えいたします。マスコミ、新聞社などへの情報提供といたしましては、新聞社及びテレビ局で構成されている八幡市政記者会の各社7社に対し、毎月、広報やわたを郵送するとともに、毎週2週間分の市内の行事などをまとめた週間行事予定表をファクス及びメールにて送付しております。  また、個別にPRしたい行事などにつきましては、所管部署が詳細をまとめた行事発表要旨を秘書広報課から随時各社にファクス及びメールにて提供し、さらに、担当記者にお会いしたときや電話などでも直接ご案内をさせていただいているところでございます。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  毎月とか毎週とか随時情報は提供されているということですが、これは八幡市の問題とかではなく、新聞社の体制の問題とかもあるのかと思うんですけど、余りにも載っていなくて、例えば新しい行事、秋にやられたさくらであい館での農産物の関係の八幡フェスタ「農」とか、それから毎年、私などもすごく参考にしている介護のつどいなども、市内の開業医の先生が講演されて、非常に大事なお話をされることとか、いろいろやっていることが載っていなくて、同じような取り組みで、ほかの自治体のものは載っているんですよね。だから、八幡市は何もやっていないかのような印象さえ受けるという気がするんですけど、これについてはもう少し載せてもらえるような何か方法とかはとれないものなのかと思うんですけど、もう少し何か教えていただけたらと思います。 ○長村善平 委員長  寺田秘書広報課長。 ◎寺田伸一 秘書広報課長  新聞記事への掲載についてですけれども、先ほど委員がおっしゃられたように、記事として取り上げていただけるかどうかというのは新聞各社の人員もしくは紙面の都合などによるところが大きいというのが実情と伺っております。また、引き続き例えば事前告知であったりとかというのも、コミュニケーションによるところが多いと思いますので、そこら辺の部分に関しては、引き続き担当課といたしましてもマスコミの方と関係性を深めながら、情報を発信していきたいと考えております。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  わかりました。いろいろな工夫をして取り組んでいる各課、各部署の取り組みが、もっともっと新聞に載って、八幡市でこんな取り組みをやっているんだということが市民にも伝わるように、ぜひ努力をしていただきたいと思います。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、これで政策推進部所管事項の審査を終結いたします。  ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。                  午後 1 時18分 休憩                  ――――――――――――                  午後 1 時24分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより総務部及び選挙管理委員会事務局の各所管事項の審査に入ります。  総務部より報告事項がある旨、申し出を受けております。  それでは、これより報告を願います。道本総務部長。 ◎道本明典 総務部長  総務部から1件のご報告がございます。お手元に配付いたしております市役所第2駐車場の整備等についてということで、担当からご報告させていただきますのでよろしくお願いいたします。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  それでは、市役所第2駐車場の整備等についてご報告いたします。お手数ですが、資料2をごらんください。  まず1点目、第2駐車場の整備につきましては、1、整備概要は新庁舎整備事業に伴い、工事中の市役所敷地内の来庁者及び公用車の駐車場を確保するために、第2駐車場を拡張する形で旧マイカークラブ敷地と、さらに北側の商工会館・第2分庁舎駐車場も一体として利用できるよう整備を行うものでございます。  2といたしまして、工事内容はアスファルト舗装、区画線、フェンス、車輪どめ等設置及び電気自動車(EV)用急速充電器移設でございまして、入り口のゲートの設置はございません。  3、工事期間は令和元年12月11日水曜日から令和2年3月下旬の予定でございます。  4、平面計画は別図の土地利用計画図のとおりで、お手数ですが別図をごらんください。上が北となります。工事費縮減のため、現状の地形を余り変更しないことを前提としつつ、利用者の安全確保、利便性及び台数確保を考慮して設計しております。南側の市道からの入り口は、出入りをしやすくするために現状よりも少し幅を広げておりますが、北西側の入り口は、既存の橋の幅の問題で現状のままとなります。旧商工会館・第2分庁舎用駐車場部分と旧マイカークラブ部分との段差につきましてもそのままといたしまして、安全対策としてフェンスを設置いたします。急速充電器は図面の1番左下、EVと表記した部分、南西角の区画に移設する計画となります。この区画を除くと、自動車は108台分でございます。  5の今後の運用スケジュールは、令和2年2月中旬から一部仮使用することを予定しており、令和2年3月下旬には全体の運用を開始する予定となります。  新庁舎の整備の進捗により、この駐車場に公用車を30台程度駐車する時期もございます。また、新庁舎完成に続き、現庁舎の減築・改修が終わります令和5年度後半、現庁舎側の駐車場の整備も完了予定となります。その後、環境事務所の車庫の建てかえ時に、令和6年ごろになりますが、第2駐車場の一部には収集車を駐車する予定としております。  この整備に伴い、分庁舎の西側を仮駐車場として運用しており、広報やわた11月号と市ホームページにてお知らせを行っております。今後も、工事の進捗に伴い、運用開始時期などの周知を図ってまいります。  2点目、公用車車庫の解体工事につきましては、1、整備概要は、新別館を新築するために、老朽化した公用車車庫の解体を行うものです。  2の工事内容は、鉄骨平屋建ての解体で、アスベスト含有材の除去を含みます。  3、工事時期は令和2年2月ごろから令和2年3月末までの予定となっております。  資料2のご報告は以上となります。 ○長村善平 委員長  ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  まず、今回の当初予算になるんですか、新庁舎及び敷地環境整備工事費として1億4,377万円が計上されていて、これが今回の整備に係る分かと思うんですが、入札結果も含めてそれぞれの工事にかかる費用は幾らか教えてください。  それと、かわりの駐車場は上下水道部のところの敷地だという説明があったんですけども、この間の15日日曜日、私も文化センターにちょっと用事がありまして、議会のところにとめて行ったんですけど、昼からですけど、どんどんどんどん時間がたつにつれて、たしかバレエの発表とかいろいろな催しが文化センターであって、駐車場は午後2時ぐらいにはいっぱいになってきて、北側の駐車場の通路のあたりもとめるような事態になっていて、出せなくなるようなちょっとマナーに欠けるような駐車もあったんです。これから年末年始、それから年が明けたら確定申告とか、非常に車で来られる市民がふえる時期があるかと思うんですけども、かわりの駐車場をもっとやっぱり確保しとかないといけないと思うんですけど、その辺の対策はどのように考えておられるのかを教えてください。  それと、工事については今の説明で大体わかりました。第2分庁舎のところは何もさわらずに、職員の駐車場だった砂利のところと第2分庁舎を一体的にアスファルトにするという理解でよかったでしょうか、そのあたり、教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  まず、工事費の内容になりますけれども、現在進めております工事につきましては、今ご報告いたしました第2駐車場の整備で約4,000万円、それから2つ目に申し上げました車庫解体で約3,000万円を見込んでおります。それ以外につきましては、外構通路整備工事等といたしまして残り7,400万円を想定しておりまして、今回、本定例会の補正予算案の繰越明許費1億4,377万円、工事費全額を一応繰り越しで考えております。  次に、かわりの駐車場についてでございますが、従前の第2駐車場、舗装していた部分につきましては25台分ございまして、こちらを仮駐車場として今運用しております上下水道部の前のところ、分庁舎の西側で28台分確保しております。ですので、これまでどおりの台数は現状は一応確保できてはいるんですけれども、文化センターのご利用に関しましては、これまで土日等、あと平日夜間、マイカークラブとの契約の中でマイカークラブの部分をご利用されておりました。ですので、その分が減っておりますが、マイカークラブの別のマイカークラブの場所の部分をかわりに継続的に同じような運用をしているとお聞きしておりますので、台数は半分ぐらいに減っていると思いますけれども、一部文化センターとしての駐車場は減ってはおりますが、市役所側としては一応台数は今は確保しているとなっております。  今後につきましても、文化センターのご利用が特に影響が大きい部分になるかと思いますけれども、当然これは文化センターとも当初から打ち合わせをして、利用者に対しての周知は行っていただいておりますので、また工事の進捗に合わせまして駐車場の位置が変更になる部分につきましては、きめ細やかにホームページ等でご案内をしつつ、できるだけ公共交通の利用も含めまして、利用者のご理解を賜りたいと考えております。  それから、3点目に第2分庁舎側の駐車場ですけれども、舗装の一部は高低差の調整のためにめくってアスファルトも一部やりかえます。それから、北側の水路ぎわのところに側溝を設けたりもしますので、商工会館・第2分庁舎の駐車場を全く何もしないわけではございません。一部構造物もつくりますし、白線も、区画線も向きを変える形で引き直しますので、全体的な整備を行います。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  大体それぞれの工事に係る費用はわかりました。あと駐車場のかわりの部分も、今の答弁でしたら市役所としては確保しているというお話でしたけど、マイカークラブでずっと土日使わせていただいていた分がちょっとあぶれてきているという状況ですよね。公共交通機関もなかなか不便なところもあり、それで来てくださいと言われても、車を持っておられる方はやっぱり車で来られると思うので、そこはなかなかいい知恵はありませんけど、どこかの駐車場を借りるような手だてとか、一部貸してもらうとかということも含めて、何かいい知恵がないか文化センターともうちょっと協議をしていただいて、皆さんがそれぞれ気持ちよく使って、ぜひ余り険悪な感じにならないようにしていただけたらと要望しておきます。  それと、あと公用車庫の解体のところで、アスベスト含有材も含む鉄骨があるということですが、これについてはアスベストのレベルと、それから飛散防止を当然しないといけませんが、工事方法について教えてください。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  アスベストの質問についてお答えいたします。アスベスト含有材につきましては、主に屋根裏のひる石入り吹きつけ材でございましてレベル1となっております。除去方法につきましては、集じん装置併用の手工具ケレン工法となります。具体的に言いますと、皮すきスクレーパー、ワイヤブラシ、要は手で持って使う剥ぎ取るような工具を用いまして、手作業でついています吹きつけ材を剥ぎ取る作業を行う際に、同時に高性能の真空掃除機で局所集じんを行いながらやる。作業としては、削りながら横でどんどん吸っていくというような、もちろん作業員は防護服であったり防護マスクをつけています。その作業場は完全に防塵、部屋に関しましては作業場を区画養生、ビニール等で張りまして、足場等を組んだときに外に出ないように隔離養生いたしまして、中にはクリーンルームを設置して、そこで服についているものとかも落としたりとかという機能もありますし、その部屋自身のフィルターつきの排気装置もございます。  そういった形で封じ込めて除去したものを二重に封入して排出すると。さらに、外部のところにアスベスト粉じんの濃度測定を4カ所設置して行うような形になります。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  わかりました。レベル1だから一番きついタイプの含有かと思います。では、工事のときに近隣の方々への説明とかもきちんとしないといけないと思うんですけど、その辺はどうするのかということと、あとそういう作業を含めた費用として3,000万円ということでいいのかどうか、教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹
    ◎山口潤也 総務課主幹  近隣への周知につきましては、工事のご案内とあわせまして、本日開札したばかりですので、今後契約が整いましたら、施工業者とともに、来年になるかと思いますけども、工事のご案内をしていく。あと法的には掲示等が必要になりますので、当然法律上必要になります掲示等は行ってまいりたいと思います。  費用につきましては、先ほど申し上げた金額がアスベスト除去も含めた解体費用を考えております。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  1点だけ。第2駐車場の整備ですけども、3の工事期間はもう少し短くならないものですか。  以上です。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  工期につきましては、現在も設計もあわせまして都市整備部道路河川課の協力も得まして現場の管理を行っておりまして、ごらんいただいているとおり、先週から実質着工しておりまして、少し着手が若干おくれているかと思います。やはり労務の調達で少し遅くなっている、工事の作業員の段取りが少し影響しているように思われます。  我々といたしましても、少しでも早く整備をしたいともちろん考えておりますが、今いただいています工事工程で言いますと、やはりもう工期いっぱいはかかってくるような形で、年末年始を挟むということもやっぱりありますので、少し工程管理には今苦慮はしておりますが、一日でも早い完成を目指したいと思っております。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  巌委員。 ◆巌博 委員  先ほどの第2駐車場の関係ですけど、約4,000万円かかるということなので、入札が終わって既に工事をやっているということで、入札の方法というのは随意契約なのか、それとも一般競争入札でやられたのか、そのあたりをお教えください。  それと、公用車の関係で、先ほどレベル1ということで、当初、吉原団地も壁の塗装にアスベストが含まれているということで、私も前に見に行ったときに、何か削って掃除機か何かでやっていたイメージがあって、そういうことかというイメージがあったんですけど、それで正しいのかどうかというのをお教えください。  それと、先ほど3,000万円かかるということで、これも既に入札とかも終わっていますか。そこら辺を詳しく、入札が終わっているかどうか、落札率がもしわかれば、随意契約なのか、一般競争入札なのか、わからないからお教えください。  以上です。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  まず、北駐車場の工事につきましては一般競争入札で行っております。  次に、ごらんになられたアスベストの除去作業、学校とか住宅とかでも、解体とか改修がありましたら、同じような工事は行われていると思いますけれども、おおむね似たような作業をされていると思いますが、設置場所であったりつけられているその材料の種類によって塗布する薬剤の種類が変わったりであるとか、削るのも手でやる場合と機械でやる場合、それは下地の材料とかによっても変わりますので、適材適所で工法を選んでいるかと思います。  ただ、やり方の考え方は当然関係法令に基づいて決められている内容を満たすように、保健所及び労働監督基準署にも届け出が必要なものでございますから、基本的には同じような作業をしていると思っていただいて結構かと思います。  それから、北駐車場につきましては、先ほどもちょっと申し上げましたけど、けさ、電子入札の一般競争入札で開札したばかりで、書類もまだ正式に届いたばかりでまだ処理しておりませんので、正確な数字は今、把握しておりません。 ○長村善平 委員長  巌委員。 ◆巌博 委員  大体わかりました。ただ、先ほど亀田委員も言われたように、一番大事なのはやっぱり近隣住民の説明というか、一番大事なところかと思うので、できる限り住民に不安のないように、そのあたりだけよろしくお願いします。  以上です。質問ではありません。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  図面を見せてもらって、よく見つけられないところがあったので、細かいところも聞かせていただきますけど、ご了承いただきたく思います。  まず、最初に聞かせていただきたいのは、工事中の思いやりパーキングを見つけられなかったので、その考えをお聞かせいただきたいと思います。  2つ目です。工事内容の2行目、車輪どめ等とありますけど、この等とはどういったものをいうのか教えていただけたらと思います。  次に3番目です。図面に南側、歩行者通路エリア、そして街路樹撤去と記載されておりますけれども、完成後、今まで以上に車の出入りが多くなると思います。歩行者に対しての安全確保のお考えをお聞かせいただきたく思います。  4つ目です。図面で右下の具体的に一つお聞かせいただきます。バイク置き場と人の接触に対しての安全確保についてお聞かせください。  5つ目、最後です。図面に南側の入り口が入ったところ、矢印が2本書いているかと思います。今、駐車場は割と一方通行の駐車場が多いかと、これは安全の観点からそうしているかとは思うのですが、一方通行にした方が安全面でいいかと思いますが、お考えをお聞かせください。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  まず、思いやり駐車場のスペースについてでございますが、思いやり駐車場につきましては、庁舎の出入り口からできるだけ近い位置に設けるという必要がございますことから、現在も西側の駐車場に設けております。北駐車場、第2駐車場を拡張する駐車場につきましては、そういった観点から新設はいたしません。こちらの現在ございます西側の駐車場の部分が、工事が入りました折には、現在の北駐車場、この庁舎の北側ATMとの間の部分の駐車場のところで、そのかわりは確保していこうと考えております。  次に、車輪どめ等でございますけれども、工事内容で列挙しました項目以外に主なものといたしましては、西側の河川管理用通路の際に重力式擁壁というコンクリート製の擁壁で高低差を処理するためのものでございますが、既存のものでは十分な強度が確認できないため、重力式擁壁を新設するものがございます。そのほか、側溝、集水桝、それから車どめ、車の当たりどめです。及び南側乗り入れ部分の拡張に伴う歩道整備がございます。  質問とちょっと前後しますけれども、まずバイク置き場との人の接触に関しましては、南側の出入り口の東側、出入りされる歩行者の安全確保のために、車路と、それからバイク置き場との間に設けているところですけれども、周囲に高さ65センチの金属製の車どめ、衝突どめです。コンビニエンスストアなどで駐車場とガラスのところの間にいているような、昔ついていましたけれども、第2分庁舎側へ行くところに少しついていましたけれども、ああいった衝突どめのようなものです。それを設置して、入り口部分における歩行者の安全確保を図っております。  それから、全体的には安全確保、それと一方通行の件ですけれども、駐車場内の安全確保には十分配慮をしつつ設計しておりますけれども、まず設計の方針といたしましては、利便性と台数確保を考慮しておりまして、またその出入り口の幅は条件がございますことから、基本的には南側の市道側の1カ所での出入りを想定しております。そのことから、駐車場の東側の部分に南北の車路、南北の行き来をするための車路を設けておりまして、この部分については対面通行が必要と考えております。南北の車路につきましては、駐車場法施行令の基準をもとにいたしまして、幅員5.2メートルを確保しております。ただ、入り口部分のみに入ってこられる向きの誘導するために点線の白線を一部引いております。  白線に関してはそういった対応をいたしまして、矢印については一定の方向性は示しておりますが、限られたスペースと、見渡しはそれなりにできると思っておりますので、利用者のある程度ご判断で安全確保をしていただきたい。対面交通が出てしまったときは譲り合いであるとかというのは、余り一方通行で決めてしまわずに、柔軟に運用していただけるような形でご利用いただけたらと考えております。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  ありがとうございました。細かいことを聞かせていただきましたけど、安全が第一かと思っております。  先ほど最後の部分で一方通行ではなくて、利用者の心遣いが大切かと。例えばあってはならない事故があった場合は、その対策としては考えられるのかどうかだけ聞かせていただきたく思います。  以上です。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  まず、安全確保、事故に対してということですけれども、従前の駐車場に比べてまず大きく違う点といたしましては、街灯を設置いたしますので、特に冬場ですとか早目に暗くなる時期もございます。そういったときに、照度をある程度確保する。周辺への配慮もありますので極端に明るくはいたしませんけれども、明るさの確保、それと車路部分の幅については、従来の区画もそうですけれども、少し狭いサイズではなくて、現在の基準に準じた、例えば一般の車両でしたら幅2.5メートルの奥行きが5メートルであるとかと寸法的にも一般的なサイズをとっております。  事故はもちろん望ましいことではございませんけれども、形状といたしましても一応整形な形で駐車場レイアウトはとっておりますので、事故が起こらないように望んでいるところでございます。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  最後に通告してはおりませんでしたけども、今、工事ですので、警備の方とかが立っているときがあるんですね。完成したときは、当然入り口などは無人ですね。ちょっと確認させてください。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  現時点の計画では駐車場用の要員を用意する計画はございません。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようでありますので、次に、報告事項以外で総務部及び選挙管理委員会事務局の各所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  大きく防災と、それから文書管理について伺いたいと思っています。  まず防災ですけども、ちょっと午前中にも消防のところで言いましたけど、近年の豪雨災害ということで、どこでどのような被害に遭うかわからない気候になっております。  そこでお伺いしたいのは、木津川の決壊が非常に心配されるんですけれども、木津川の上流にあります高山ダムの運用について、豪雨などの場合の事前放流の際、下流自治体へどのような連絡をしてくるのか、連絡体制を教えてください。過去、流れ橋が流れたときなどは、大概ダムを放流していると思うので、そういう事例で結構ですので、そのときの連絡状況を教えてください。  それから、あと災害が起きても、人命を守るという立場で行政が指揮をとらないといけないと思うんですけれども、ハザードマップを見ていましても、有都小学校とか八幡小学校とか、中央小学校も含めて広い範囲で浸水地域に指定されております。いざというときには、早目の避難とタイムラインなども言われていますけれども、その場合でも、取り残されるという方も出てくると思うんです。特に大谷川などを越えて、避難所では男山地域にある小・中学校に避難しないといけないということで、そのとき浸水を免れ、退避できるような高台もしくは中高層の建物などを選んでおいて、住民が避難できるようにするということも必要だと思いますし、そういうところを指定する自治体もあると思うんですけれども、その辺のお考えはどうでしょうか。  それから、あと公文書の管理ですけれども、これについては神奈川県のハードディスクが流出したということで、八幡市ではどうなっているのだろうということでお聞きしたいと思います。  八幡市の文書規程を見ていましたら、保存期間というのが規定されていまして20年、10年、5年、1年または1年未満と区切られておりますが、それぞれどのような内容で保存期間が決められているのか、内容を教えてください。  それから、保存期間が満了した文書は廃棄することになっていますけれども、紙媒体、電子媒体それぞれの廃棄方法、廃棄先はどこですか。  それから、廃棄が完了した場合に、委託などしているときなどは証明みたいなものは得ているのかどうか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  高山ダムの運営につきましてお答え申し上げます。高山ダムからの放流連絡につきましては、ダム操作規則等に基づき、洪水警戒体制、放流開始、急激な河川水位上昇など6種類、情報提供とし、洪水警戒体制解除、防災操作開始、防災操作終了など6種類の合計12種類がございます。それぞれの状況に応じ、おおむね操作の1時間前に通知が行われます。  連絡方法につきましては、平時よりファクスにて連絡を受け、ファクス受信時には、高山ダム管理事務所より電話にて受信確認が行われます。  本年10月12日に本市に接近しました台風19号の大雨時の放流では、10月12日3時20分に防災操作開始の通知(ゲート放流開始1時間前の通知)があり、同日4時50分に大雨警報が発令され、12時20分に防災操作に関する重要情報(毎秒1,000立方メートル放流1時間前通知)並びに防災操作貯留開始1時間前の通知(洪水調整開始1時間前の通知)を受信し、20時21分に大雨警報が解除されました。その後、15日17時50分にゲート放流終了のお知らせを受信しております。 ○長村善平 委員長  坂口総務部次長。 ◎坂口辰郎 総務部次長  災害が起きた際の中高層への高台への避難につきましてのご質問にお答えいたします。八幡市におきましてはタイムラインをつくりまして、まずは早目の避難ということで、男山などの高台への避難をできるように住民へ通知してまいりたいと考えております。また、それが間に合わない際には、建物の高い地域、建物でも高い場所、垂直避難を促す予定であります。 ○長村善平 委員長  三阪総務課総務統計係長。 ◎三阪訓之 総務課総務統計係長  文書の保存期間につきましては、それぞれの文書の重要度や時効期間等をもとに運用しており、例としましては条例制定などの文書については20年とし、財務会計行為などの地方自治法の金銭債権に係る文書は5年、庁内の業務連絡等の軽易な文書については1年未満とするなどの参酌基準をもとに、各課において保存期間を設定しております。  紙媒体の廃棄方法、廃棄先でございますが、保存期間の満了した紙媒体につきましては、機密書類として業者に回収処理を委託し、搬入先の溶解処理施設で溶解処理を行っております。廃棄完了後には、溶解証明書を付した業務完了報告書を提出していただいております。また、年度内、1回目の回収時には職員が同行し、処理状況の確認を行っております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  安田IT推進課長補佐。 ◎安田和久 IT推進課長補佐  電子媒体についての廃棄方法及び廃棄先、廃棄完了証明を得ているかについてお答えいたします。まず、廃棄方法につきましては、電子媒体にはフロッピーディスク、CD-R、USBメモリ、磁気テープなどの可搬記録媒体及びサーバーやパソコンに搭載されているハードディスクがあり、それぞれ方法が異なります。  可搬記録媒体のうちフロッピーディスク、CD-R、USBメモリなど容易に破壊できるものについては物理的に破壊し、燃やさないごみとして処分をしております。また、磁気テープにつきましては、磁気データ消去装置を用いて磁気照射によるデータ破壊処理を行っております。  ハードディスクのうちサーバーのハードディスクにつきましては、サーバーから取り外し磁気データ消去装置を用いて磁気照射によるデータ破壊を行っております。また、パソコンのハードディスクにつきましては、パソコンにハードディスクを搭載したままディスク完全消去ツールを用いて、米国国防省基準に準拠した4回消去方式によりデータを消去しております。ただし、この方法でデータが消去できないものについては、ハードディスクをパソコンから取り外し、サーバーのハードディスクと同様に、磁気データ破壊装置を用いて磁気照射によるデータ破壊を行っております。  なお、磁気テープ並びにハードディスクにつきましては、廃棄業者に処分を委託もしくは売却を行っております。その際、ディスク完全消去ツールでデータを消去したパソコンのハードディスクにつきましては、業者でデータの論理的消去、磁気的消去または物理的破壊のいずれかを行い、その後、その証明の提出を求めており、その発行をもって処置の確認を行っております。  次に、廃棄先につきましては、過去5年間では廃棄は委託せず、平成26年度と平成28年度に売却を行っております。平成26年度は株式会社ブロードリンクに、平成28年度は日本システムケア株式会社にそれぞれ売却しております。  最後に、廃棄完了証明書を得ているかにつきましては、売却を行いましたので、廃棄完了証明書は得ておりません。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  高山ダムの運用のところは、細かい時間とかいろいろ細かく言ってもらったんですけれども、1時間前には高山ダムからファクスで通知が来て、電話にて確認しているということでいいんですね。何か来ていないみたいな話も、来ないみたいな話もちょっと聞いたもので、改めてお聞きしたんです。防災計画の資料のところに、防災操作開始の通知というのも載せてもらっていますので、基本的にはこれに沿ってきっちりとファクスなりが届いているということで理解していっていいということですか、もう一回そこだけ確認させてください。  それと、高山ダムの放流によって、八幡市では流れ橋が流れるような構造でつくっているので流れておりますが、この間の台風19号の後、久御山町などでは堤防の付近で漏水なども起こっているんです。そういうことから考えたときに、ダムの防災操作で、ずっとこの間、関東地方などで問題になっていますけど、利水目的と治水目的がありますよね。治水目的のところの放流はずっとされていて、流入してきた分だけ放流するということで、それ以上でも関東では大氾濫になって、余りダムが効果がなかったということもあり、国も利水目的の容量も洪水調節に活用する方針をしているみたいです。  そういうことから考えたときに、高山ダムへの活用というのは、今後どのようになるのか、わかる範囲で教えてください。  それと、木津川が決壊するという深刻な事態は、本来ないことを祈るしかないんですけども、これだけ全国各地で豪雨災害で堤防が決壊、越水して、住宅にすごい被害を招くということが起こっているということを考えたときに、やはり木津川の八幡地域の堤防の強化をするという必要もあるのではないのかと思うんです。  ここでちょっと紹介しておきたいのは、現国土交通省で、旧建設省の土木研究所元次長で長崎大学教授も務められた石崎勝義さんという方の記事ですけども、決壊の原因の7~8割は川の水が堤防を越える越水のためだと。越水対策を強化した堤防はあるんだということで、私も初めて勉強したんですけど、工法もフロンティア堤防ということで、要は堤防の住宅地側ののり面、裏のりというのは容易に越水で侵食されるそうです。そこに裏のりをシートなどで保護する。越水に耐えられるようにする工法、アーマーレビーという工法が開発されたと。これは30年前にもう開発されて、九つぐらいの河川でやられているそうです。  それだけではだめで、堤防の上の部分天端と、それから裏のりの下の部分のり尻というところ、この三つの補強をすれば、かなり堤防の決壊に効果があるということが言われております。費用も1メートル30~50万円ぐらいで、大変安価にできるということも言われております。これが何で進んでないのかといえば、国がダムの建設を優先して、こういう耐越水工法をしないようにしているということが言われているみたいです。  木津川はもう既に高山ダムもありますし、今後どのように堤防を強化するのかという点では、こういう工法も市としても勉強していただいて、特に合流地点ですよね。川幅が狭くなる場所、合流地点、八幡市は三川合流地点がありますので、特に危険な部分の強化だけでも大規模水害をなくせると、専門家がおっしゃっています。  こうした工法も国に働きかけながら、木津川が決壊しないことが一番いいので、そういうことも求めていただきたいと思いますがどうでしょうか、その辺のお考えを教えてください。  それから、公文書の管理のところは大体わかりました。紙媒体と電子媒体が必ずしもイコールではないのか。紙しかないものもあったり、満了期間を過ぎたら、紙は全部溶解処理に出すんですけど、電子媒体はずっと使えると思うんですけども、廃棄する目安というのは何か持っているのか教えてください。紙の廃棄と同時に、それが電子媒体にあればそれも廃棄するのか、もう少しどのように連動しているのか教えてもらえたらと思います。  それから、あともう一つ、バックアップでデータについての廃棄というのはどんなふうになっているのか。バックアップデータ、八幡市にあるのかどうか。災害のときに対応できるように、長野県だったか、ちょっとど忘れしましたけど、違うところにあったかと思うんですけど、ちょっとその辺の状況だけ教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  高山ダムとか堤防強化で都市整備部に係ることもあるかもしれないので、そちらの部分で答えられる範囲でやっていただきます。よろしくお願いします。宮本防災安全課主幹。 ◎宮本尚志 防災安全課主幹  高山ダムの連絡の手段ですけども、防災計画に掲載しておりますとおり、その順番で文書が来るようになっております。  それから、高山ダムの活用ですけども、これは全国的な問題ですけども、現在、事前放流を計画してできるだけキャパを大きくするという計画もあるというのを聞いております。  それから、最後の堤防の強化ですけども、木津川の八幡市に係る地域の堤防の天端については、全てサイクリングロードで舗装しておりまして、そこは強化されていると思います。  それから、弱い部分につきましては、逐次国土交通省で整備を進めておりますので、引き続きうちからも要望していきたいと思います。 ○長村善平 委員長  大野総務課長補佐。 ◎大野竜弥 総務課長補佐  電子文書に関してのご質問にお答えさせていただきます。電子文書の分に関しては、一応八幡市文書規程におきまして、文書の中に当然紙文書だけでなく電子文書も含めて規定しておりますけれども、電子の媒体に関しては廃棄の現在のルールはございません。電子文書に関しては、八幡市文書規程にのっとって処理をさせていただくという形で運用しております。 ○長村善平 委員長  山本IT推進課長。
    ◎山本晃史 IT推進課長  電子媒体につきましてはハードディスク等がございますけれども、情報処理機器の大体5年間使って保証も延長できないというところで、電子媒体及びハードディスクとかについては情報機器として更新を行いまして、そのときに使わなくなった電子機器とともにハードディスクを売却など消去といったことを行っておりますので、文書としてはちょっと文書規程とは連動していませんけれども、媒体としては5年サイクルをめどに更新をして廃棄等、売却等を行っているところでございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  宮嵜総務部技監。 ◎宮嵜稔 総務部技監  先ほどの堤防の強化につきましての国の働きかけの件でございますけども、防災安全課といたしましては要望というのはできませんので、都市整備部を通じて国に要望してまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  山本IT推進課長。 ◎山本晃史 IT推進課長  バックアップデータにつきましては、バックアップの装置というのがございまして、そちらにバックアップをとっているところになるんですけれども、そちらも消耗品のような形になりますので、随時入れかえて、耐用年数が過ぎた段階で破砕処理とか廃棄処理、先ほど言いましたテープの装置になるんですけれども、そういった感じで廃棄処理を行っているところでございまして、目安としては3年から5年あたりで、バック装置は毎週入れかえてローテーションでやっておりますので、それが劣化してきた段階で入れかえて、そして保管しておいてまとめて装置と一緒に廃棄及び売却としているところでございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  ダムの関係はわかりました。また何かの機会に質問したいと思います。  文書管理のところですけど、平成26年はブロードリンクに売却したと。これはまさに神奈川県の問題になっているところで、八幡市の今の処理の方法をした後、売却していると思うんですけども、今の八幡市の処理でいけば、売却したりしても情報流出というか、抜き取られたりとかはもうないということで考えていいでしょうか、そこの確認だけ。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。山本IT推進課長。 ◎山本晃史 IT推進課長  処分の仕方につきましては、今回のハードディスクの流出の事件につきましては、利用していたところが全く何も処理をせずにリース会社に返却して、そこから委託業者に出しているというところで、八幡市の場合はデータ消去等、データ的な磁気の破壊を行ってから売却等の委託をしておりますので、そのようなことはないと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  またこれも補正予算に若干かぶるんですけども、補正予算で所管の質問はしないようにと思いますので、ここでさせてください。  予算内容一覧の11ページです。防災・減災等FM番組制作放送委託についてです。これの平常時及び災害時の放送内容について教えてください。どういう内容を予定されているのか。  それと、エフエムひらかたの放送時間及びエフエムひらかたの周波数について、まずは教えてください。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  エフエムひらかたについての質問にお答え申し上げます。まず、平常時の放送内容につきましては、防災安全関連情報を中心に考えており、市の各種行事についても放送を検討しております。災害時の放送内容につきましては、協定を締結することにより、避難情報や災害発生情報を緊急放送とし放送いたします。また、大規模災害により避難所での生活が開始された場合には、ライフライン等の修繕状況と避難所開設状況、給水、炊き出しなどの情報を放送する予定としております。  放送時間につきましては、午前7時から午後7時までの間のうちの5分間を予定しております。また、株式会社エフエムひらかたの周波数につきましては77.9メガヘルツでございます。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  大体わかりました。ただ、その中で災害時の放送の内容の割り振りについて、どういう感じになるのかというのが、例えばエフエムひらかたなので、枚方市が多分中心になっての放送になるかとは思います。その中で八幡市の情報をどれぐらい流していただけるかという部分が、平常時が1日5分だったら、災害時も1日5分になるのかとなれば、それこそ何のための防災・減災等の締結をするんだという形で思うので、災害時の放送の場合はどういう感じで思えばいいのか教えてください。  それと、放送時間については、先ほどの5分間というので大体わかります。  このエフエムひらかたの周波数で八幡市内全域をどれぐらいカバーできているのか、カバー率について教えてください。及びエフエムひらかたの視聴率というか、要は、最近ラジオは余り聞いていない方がふえているのではないかと思うんですけども、そのあたりでラジオを聞いておられる率でもいいんですけども、どういった方、どれぐらいの方が聞いておられるのかわかれば教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  坂口総務部次長。 ◎坂口辰郎 総務部次長  エフエムひらかたの災害時の緊急放送等につきましてお答え申し上げます。まず、第一優先は枚方市になると聞いておりますが、人口比率等、今後調整しまして、枚方市が例えば3しゃべったならば八幡市が1とか、そのような調整を今後図ってまいりたいと考えております。  また、エフエムひらかたの市内におけるカバー率につきましては、総務省の総合通信管理局というところに問い合わせましたところ、市域の94%で聴取は可能と聞いております。また、視聴率といいますか、これはテレビでありませんので、エフエムひらかたとしましてはとっていないということでございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  災害時の放送内容、放送時間というんですか、率については大体わかりました。  エフエムひらかたのカバー率が94%ということで、逆に市内の6%に対する対応はどのように考えておられるのか、まず教えてください。  それと、視聴率というんですか、とっておられないということでそれもよくわかるんですけども、ほとんどが最近スマホでの情報、災害時の緊急メールであるとかといった分もほとんどがスマホ情報が多くて、一般質問でも出ていましたように、前回行った東村山市の分で非常に防災アプリの必要性というのは答弁でも認識しているという形でありましたけども、やはり防災アプリとかというウエイトというのも今後非常に重要になってくるとは思っているんですけども、このエフエムひらかた以外、FM放送をこういう形で契約している市町村というのが近隣であれば、また教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  坂口総務部次長。 ◎坂口辰郎 総務部次長  まず、聴取が困難な地域6%に対する処置でございます。現在、インターネットラジオが視聴可能ということでありまして、それをお願いするとともに、緊急時、臨時災害放送局になったときには出力アップが予定されております。そして、そのおかげで少しは難視聴の部分が解消されるのではないかと考えております。  また、現在ほとんどの方がスマホからの情報を入手されているというご認識だということでございますが、災害が起きたとき、停電が起きたときには、例えばスマホの携帯局の電波が途切れているというときには、やはり電池で動くラジオからの情報、常日ごろからしゃべっているアナウンサーの声を聞くことによって、住民が安心できるものと考えております。  それから、エフエムひらかた以外で契約をされている市町村でございますが、まず、FMうじにつきましては宇治市と久御山町と城陽市でございます。そして、FMおとくににつきましては大山崎町、長岡京市と向日市でございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  大体わかりました。インターネットラジオの部分であるとか、災害時出力アップしての放送が入るという部分もわかりましたので、6%に対しては仕方ないのかとは思います。本来であればやはり100%カバーができれば一番いいんでしょうけども、逆に、例えばFMうじ、FMおとくに、今、出てきましたけども、ではなしにエフエムひらかたにされる理由というのはカバー率の問題なのかどうか、再度教えてください。  それと、この委託期間令和2年3月31日までとなっていますけども、これが終われば、今後どう考えておられるのか、それだけ教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  坂口総務部次長。 ◎坂口辰郎 総務部次長  まず、エフエムひらかたとの契約の条件についてお答え申し上げます。まず、カバー率だけかということでありますが、大きく二つあります。一つはカバー率という点でございます。もう一つは隣接市町村という条件がありますので、ここで言いますと枚方市かもしくは久御山町となるのですが、久御山町には放送局がございませんので、選択肢としましては枚方市ということになります。  今後でございます。今後につきましては、令和2年2月から3月の2カ月間の放送状況を踏まえて考えたいと考えております。補正のご可決をいただきましたらば、放送状況。放送状況といいますのは、具体的に申しますと防災安全課による番組の提供が継続的にできるかどうかという点、そして2つ目が株式会社エフエムひらかたとの放送内容に係るやりとりや連携要領がしっかりできるかという点、3つ目が2カ月という短期間ですが、市民の声を考えたいと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  わかりました。2カ月の間、市民の声をどういうふうに吸い取られるのか。どうしても私は余りラジオを最近聞かないようになったので、聴取率というか、そら94%をカバーしている。それはいいんだけども、エフエムひらかたの八幡市での聴取率というのは調べられないんですか。調べられるかどうかと、聴取者の八幡市民の声をどういうふうに聞くか、その2点だけ教えてください。 ○長村善平 委員長  坂口総務部次長。 ◎坂口辰郎 総務部次長  まず、八幡市における聴取率が調べられるかどうかという点でございますが、これにつきましては現在のところちょっと難しいかと考えます。  一方で、2つ目でおっしゃられました市民の声をどう聞いていくかという点でございますが、これにつきましては、各種防災訓練に行ったときのアンケートもしくは出前講座に行ったときのアンケートなどをとって、市民のご意見を聞いてまいりたいと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  もう結構です。市民の声ですけども、防災訓練であるとか出前講座というのは、正直やはり防災・減災に関心のある方が参加されていると思うんですよ。一般的にというか、またそういった場に参加できない方、また高齢者であるとか、やはり身体的にご不自由な方であるとか、そういった方々の声も十分聞けるようなアンケートのとり方、集計、市民の声のとり方というのをぜひ検討していただきますようお願いしておきます。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、これで総務部及び選挙管理委員会事務局の各所管事項の審査を終結いたします。  ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。                  午後 2 時33分 休憩                  ――――――――――――                  午後 2 時45分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより市民部所管事項の審査に入ります。  市民部より報告事項がある旨、申し出を受けております。  それでは、これより報告願います。南本市民部長。 ◎南本晃 市民部長  市民部から報告事項が1件ございます。内容につきましては、担当課からご説明申し上げます。 ○長村善平 委員長  近藤市民部次長。 ◎近藤考賜 市民部次長  報告事項3、八幡市いじめ再調査委員会の進捗状況につきましてご報告申し上げます。恐れ入りますが、資料3をごらんください。  令和元年9月19日の総務常任委員会でご報告いたしました八幡市いじめ再調査委員会でございますが、9月24日に第1回の委員会を開催いたしました。調査報告書の内容確認とあわせて、教育委員会が保有する本件いじめに関する資料の追加要求がありましたので、9月27日に各委員にお届けいたしております。  10月23日に第2回委員会を開催し、追加要求があった資料と前回会議以降に提出された新たな所見等に基づき、会議が進められました。  11月12日に開催されました第3回委員会では、一部関係者からの聞き取り調査を行い、現在聞き取り調査の取りまとめが行われているところでございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  まず1点目ですけど、第2回です。10月23日の委員会で、目標設定について議論をしたとあるんですけども、どのような目標を設定して議論をされているのか教えてください。  それから、新たな所見と第2回のところにあるんですけども、その中身はどういう中身か教えてください。  それから、第3回のところで一部関係者とありますけども、どういう方で人数が複数いらっしゃるのか教えてください。  それと、再調査委員会の結論がいつごろ出るのか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。近藤市民部次長。 ◎近藤考賜 市民部次長  いじめ再調査委員会に関するご質問にお答え申し上げます。目標設定につきましては、委員の間でどのような形で議論を終結していくのがいいかという議論をされたんですけれども、その時点では結論には至っておりません。  次に、新たな所見につきましては被害生徒の保護者から提出されましたもので、再調査委員会が作成される報告書には個人名を含め事実関係を明確にしてもらいたい旨の内容でございました。  次に、一部関係者につきましては被害生徒の保護者と加害生徒の保護者、合わせて6名でございます。  次に、いじめ再調査委員会の結論の時期につきましては現時点では未定でございます。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  これについては、調査の中身についてなかなか私たちもわからないところが多いんですけれども、結論もまだ未定ということですが、この被害・加害の生徒たちはたしか中学三年生だったと思うので、そのうち卒業してしまうし、やっぱりその前に一定のまとめみたいなことが要るかと思うんですけれども、教育委員会でかかっていたときは、文教厚生常任委員会でも非公開にして秘密会にして報告されたということも聞いております。そういう意味では、総務常任委員会でも再調査委員会の議論とか中身などについて秘密会にして報告をきちんとする必要があるのかと思うんですけど、その辺の考え方だけ教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  南本市民部長。 ◎南本晃 市民部長  いじめ再調査委員会の報告につきましては、最終的に報告書等が作成される形になるかと考えております。その時点で、総務常任委員会、文教厚生常任委員会、教育委員会がされたような形で、秘密会のような形でやらせていただくか、どういう形でやらせていくかは今のところはわかりませんが、いずれかの形でもうちょっと詳細についてご報告させていただけるものと考えております。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  その時期というのはわからないんですね。わかりました。開くときになったら、また教えてください。 ○長村善平 委員長  ほかにありますか。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  非常にいじめの部分でなかなか扱いにくい部分だとは思うんですけども、第3回で聞かれているんですか、加害生徒の保護者からの所見等については十分に話というのは聞かれているのかどうか。  それと、内容とかも何も言えない状態でしょうから聞き方も難しいと思いながら、あと今後の流れです。第4回、第5回というんですか、結論が未定でなかなか出ないという部分も、果たして目標設定について議論されても心の問題であるとか心情であるとかさまざまな部分が入ってきて、前に行きにくい部分なのかもわからないですし、子ども同士は終結していても、保護者が心情的に納得されていなかったら、加害者が被害者になって被害者が加害者になってとか、さまざまなねじれが出てくるのではないかとは思うんですけども。  だから、2点だけ、今言った加害生徒の保護者の意見等も十分に聞かれているのかと、あと今後の会議の開催の流れだけ教えてください。 ○長村善平 委員長  近藤市民部次長。
    ◎近藤考賜 市民部次長  加害者生徒側の保護者の意見の聞き取りでございますけれども、当初予定されていた時間をオーバーするなど時間的にはかなりの長さをとっていただいておりますが、やはり保護者側としてはまだまだ言い足りないという印象は受けております。  次に、今後の流れでございますけれども、現在聞き取り内容を委員長が取りまとめをされておられます。この内容のまとまり次第、第4回の委員会が開催されて、今後の方向性を議論されることと予定されております。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  ということは、第4回の開催というのもまだ未定となっているのですか。 ○長村善平 委員長  近藤市民部次長。 ◎近藤考賜 市民部次長  現時点では、いつの日にちというところまでは決まっておりません。  以上です。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  仕方ないというか、第3回が1カ月前に開催されて、大体1カ月ごとに開催されている中、調査委員会委員には弁護士とか臨床心理士でしたっけ、入ってくれている中で、非常に年末の皆さんお忙しい時期にもなっているのでしょうけども、先ほど同僚委員からもありましたように中学三年生ということもありますので、できるだけ何かいい一つのまとめ方、結論が出て、報告書が早く出るように願っておきます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようですので、次に、報告事項以外で市民部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。  暫時休憩します。                  午後 2 時55分 休憩                  ――――――――――――                  午後 2 時56分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  1点だけ教えてください。人権のまちづくりという観点からですけども、外国人が非常にふえておられます。1,500人ぐらいですかね。その方々の人権を守るという取り組みなどは、どのようなことがあるのか教えてください。あと、人権侵害みたいな事例、訴えなどは上がってきているのか、そのあたりも教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  近藤市民部次長。 ◎近藤考賜 市民部次長  外国人の人権を守る取り組みということですけれども、人権啓発課では主にヘイトスピーチを許さない取り組みということで、そういった観点での人権啓発等を実施させていただいております。ポスター掲示であったり、広報に掲載という形でさせていただいております。  また、外国人に係る人権侵害につきましては、これまでのところ報告はございません。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  ヘイトスピーチは本当に許してはいけないと思いますし、その辺は啓発していただいていることでわかりました。  人権侵害は今のところ上がってきていないということですが、交流とかも日本語教室などに行かれていたら、何かそこで交流できているかと思うんですけど、まだまだ一般的には言葉のコミュニケーションの違いなどもあって、余り私なども交流できていないです。この間も市役所の市民部のあたりでちょっと肌の色の違う方が座っていたので、にっこりしたら、向こうもすごいにっこりしてくれて、言葉は出てこなかったんですけど、そういうアイコンタクトから始まって、何か交流ができるような、お互いの文化とかを知り合って仲よくできるようなことなども、また人権啓発課でいろいろ取り組みをしていただく中で、人権侵害なども起こりにくい八幡市になるかと思いますので、ぜひその辺の工夫、努力をお願いしておきます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、これで市民部所管事項の審査を終結いたします。  以上で本日の審査日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。本委員会の閉会中の継続審査案件といたしまして、1.政策推進部に関すること、2.総務部に関すること、3.市民部に関すること、4.消防本部に関すること、5.議会事務局に関すること、6.監査委員・公平委員会、固定資産評価審査委員会に関すること、7.選挙管理委員会に関すること、8.会計課に関すること、以上8件につきまして、今後も継続して審査することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  異議なしと認めます。よって、本委員会の閉会中の継続審査案件は、お諮りいたしました案件のとおりとすることに決しました。  なお、委員長報告につきましては、正副委員長に一任していただくことにご異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ご異議がないようですので、そのようにさせていただきます。  これで総務常任委員会を閉会いたします。どうもご苦労さまでした。                  午後 3 時00分 閉会               八幡市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                  総務常任委員会委員長...