八幡市議会 2019-09-24
令和元年9月24日都市環境常任委員会−09月24日-01号
佐野泰博環境経済部次長(
農業委員会事務局長)
野村雄樹環境保全課長 津田誠樹環境保全課長補佐
小久保暢洋環境保全課環境管理係長 武田直樹環境保全課環境政策係長
青山欣生環境業務課長 大野勝司環境業務課主幹
中西
淳環境業務課主幹
小西道宏農業振興課長 日根青樹農業振興課主幹
山本美奈子農業振興課長補佐 本谷
勝農業振興課農業振興係長
吉岡寿祥商工観光課長 大洞真白商工観光課長補佐
寺本正知商工観光課商工観光係長
高村泰廣商工観光課自動車処理事業対策係長
小坂富美子農業委員会事務局長補佐
東
睦都市整備部長 藤田範士都市整備部次長
田中賢治都市整備課長 坂井隆治都市整備課主幹
森本芳文都市整備課主幹 小川友基都市整備課長補佐
中野健太郎都市整備課指導係長 多賀正記都市整備課整備係長
西島昭彦管理・交通課長
橋本能彰管理・交通課主幹
源野 浩管理・交通課主幹
増永浩子管理・
交通課長補佐
犬伏和弘道路河川課主幹 平野康匡道路河川課道路係長
奥田剛司道路河川課河川係長 栗本直明道路河川課公園緑地係長
家村聡一
住宅管理課長 荻野哲也住宅管理課長補佐
梅地加奈子住宅管理課整備係長
武用権太上下水道部長 澤田健二上下水道部次長
木下章伸経営課長 正田貴史経営課長補佐
大竹伸幸経営課下水道係長
吉田行広上水道課長 吉岡昭和上水道課主幹
山口将司上水道課長補佐 狩野仁志上水道課給水係長
南
光祥上水道課施設係長
岸本洪一
下水道課主幹 亀井雅史下水道課長補佐
角野一成下水道課管理係長
1.議会事務局
大東康之議会事務局長 尾亀永敏議会事務局次長
梶原寛人議会事務局主任
午前10時00分 開会
○菱田明儀 委員長 おはようございます。ただいまより
都市環境常任委員会を開会いたします。
委員会に先立ちまして、一言ご挨拶をさせていただきます。
ことし8月22日から23日にかけて台風が三つ来ました。一つには台風10号が広島県呉市に上陸し、さらに9月9日、台風15号が千葉県千葉市に上陸して、昨日、台風が九州から中国地方を横断したということで、各地域で甚大な被害を受けています。テレビ等で皆さんご存じのように、停電から始まってライフラインの水道がとまり、電気がとまり、大変な状況で今苦慮されているのがテレビでよく放映されております。大変だなと思っております。我々も人ごととは思わず、日常こういった市民の対応に速やかに行動を起こさなければならないと感じているところであります。日ごろ訓練をされていても、いざとなると何もできないのが現状だろうと思います。ですからこの三つの災害を教訓にして、本市としてさらなる対策をとっていただきたい、また見直していただきたいと思っていますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
もう1点は、私の好きな言葉があるんですけれども、ちょっと紹介させてもらいます。自分が変われば相手が変わる。相手が変われば心が変わる。心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば運が変わる。運が変われば人生が変わる。こういう言葉があるんですけれども、私の好きな言葉でございます。やっぱり市民との間、我々の人間関係も含めて、こういった思いが非常に大事だなということで、挨拶の中で紹介させていただきました。
今日1日、三つの部があるんですけれども、簡潔に、そして理事者の方もきちんと答弁していただきますように、委員におきましてはしっかりと簡潔に質問していただいて、この委員会が充実した委員会の1日になりますように願って挨拶にかえさせていただきます。よろしくお願いします。
以上です。
堀口市長。
◎堀口文昭 市長 皆さん、おはようございます。
都市環境常任委員会の開会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
彼岸の入りを迎えたころから朝夕随分涼しくなり、過ごしやすくなってまいりました。先ほど委員長からのご挨拶がございましたように、三つの台風がそれぞれありましたけれども、幸いにして八幡市では大した被害はございませんでした。
今から75年前、昭和19年9月19日に室戸台風におきまして、八幡小学校において校長、教員2人を含めまして34人の方がお亡くなりになるという台風被害がございました。もちろんその当時の建物と状況は違うと思いますけれども、これからまだまだ
台風シーズン本番でございます。昨年の地震や豪雨被害の教訓も踏まえまして、市民の皆様の安心・安全にさらに気を引き締めて取り組んでまいりたいと存じます。
本日は菱田委員長、関東副委員長を初め各委員におかれましては、ご多忙のところ
都市環境常任委員会を開催していただきまして、まことにありがとうございます。私どもの方から当委員会に付託していただいております案件は、議案第20号、八幡市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案ほか1議案でございます。その他、報告事項といたしまして都市整備部から3件、上下水道部から2件、環境経済部から2件の合計7件をご報告申し上げます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。
○菱田明儀 委員長 お諮りいたします。
本日の審査につきましては、本委員会に付託を受けました議案第20号、八幡市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第21号、八幡市
上水道給水条例の一部を改正する条例案、以上の2件の審査と、本
委員会所管事項の審査を行いたいと思います。場所の都合上、説明員の入れかえを行いながら進めることとし、順序といたしましては、1.議案第20号及び議案第21号の審査、2.
都市整備部所管事項の審査、3.
上下水道部所管事項の審査、4.
環境経済部所管事項の審査、以上の順序で説明員の入れかえを行いながら進めたいと思います。これに異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 異議なしと認め、そのように進めさせていただきます。
なお、報告資料につきましては、事前に委員の皆さんにお届けいたしております。よろしくお願いします。
これより議案第20号、八幡市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。
本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
質疑等はありませんか。
奥村委員。
◆奥村順一 委員 おはようございます。それでは議案第20号について、幾つか確認と質問をさせていただきたいと思います。
まず、34ページの説明書の中に記述されております2段落目、
八幡西部処理区及び伏見処理区における事業計画に変更があったということでございますが、そのことにより改正前と改正後の排水人口が減ったということでございます。それに伴いまして、条文におきまして数字は記述せずに、事業計画の区域等とすると変更ということでございますけれども、そこで確認させていただきます。
まず一つは、
八幡西部処理区と伏見処理区の変更前と変更後の排水人口を教えていただきたいと思います。今34ページに記述されているのは二つの処理区の合計人数ではないかと思いますので、それをよろしくお願いいたします。
また、この事業計画の変更の理由を教えてください。
今度条文に記述されます事業区域等となっておりますけれども、この「等」は何を指しているのか教えてください。
そして4つ目ですけれども、これらのことにより人数が変更になることにより、今後のコストとか経済的な部分で増減が考えられるのであれば、その内容もお聞かせいただきたいと思います。
以上4点、よろしくお願いいたします。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。
大竹経営課下水道係長。
◎大竹伸幸
経営課下水道係長 ご質問にお答え申し上げます。
まず、各処理区の排水人口の推移ですが、
八幡西部処理区につきましては、条例改正前は1万7,660人、改正後は1万2,200人となり、5,460人の減少でございます。伏見処理区につきましては、改正前150人、改正後120人となり、30人の減少でございます。
次に、事業計画の変更理由でございますが、下水道法の改正が行われたことにより、事業計画の変更が必要になったためでございます。
次に、事業区域等の表記におけます「等」の内容でございますが、条例第3条第3項に規定されていた排水区域及び排水人口を、事業区域等という表記によりまして一つの項目にまとめさせていただいたものでございます。
次に、今後のコストの増減についてでございますが、この条例の変更により費用が直接変動することはございません。
○菱田明儀 委員長 奥村委員。
◆奥村順一 委員 ありがとうございます。対象人口が
八幡西部処理区で5,460人、伏見処理区で30人減るということですけれども、これはもちろん
人口ビジョンか何かに基づいてされているのかと思うんですが、その根拠の確認だけお願いしたいと思います。
2つ目、下水道法の変更ですが、これは上位の法律の関係なので、我々がどうこう申し上げるわけではないんですけれども、私も調べさせていただきましたところ、事業計画の要件とか事業計画で定める事項とか、この辺が変更になったのかなと思うんですが、そこを確認していただきたいと思います。特に事業計画の策定においては、下水道法の第4条ということでございますけれども、そこが変更になったという確認をお願いしたいと思います。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。
角野下水道課管理係長。
◎角野一成
下水道課管理係長 八幡西部処理区と伏見処理区の人口予測でございますが、人口予測値につきましては、国立社会保障・
人口問題研究所の人口予測値を採用させていただきました。
法律の改正内容でございますが、法律の改正で排水施設や点検方法の頻度を事業計画に定めることが義務づけられたため、事業計画を変更させていただいたものとなっております。
○菱田明儀 委員長 奥村委員。
◆奥村順一 委員 そうすると、込み入った話ですが、下水道法の第4条は直接関係ないわけですね。点検方法を変更するということでよろしいでしょうか。
○菱田明儀 委員長
角野下水道課管理係長。
◎角野一成
下水道課管理係長 私が答弁させていただいたのは、下水道法の第4条第1項の規定で事業計画の変更が記載されておりますので、それにのっとった変更をさせていただいたということで、法律の改正内容を先ほど答弁させていただいたものでございます。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
中村委員。
◆中村正公 委員 今ほど同僚委員が言われたので何点か省きますけれども、関連することで報告1の「八幡市の下水道」冊子からの質問とあわせてよろしいでしょうか。
八幡市の下水道処理は、今あるこの二つのほかにもう
一つ木津川流域の洛南処理区がありますよね。
洛南浄化センターでは
洛南処理区域、枚方市の渚み
らいセンターには旧渚処理場へ男山の南部処理区、飛地の八幡樋ノ口、長町の処理は伏見区の
洛西浄化センターということで、まずこれは私の認識に間違いがないのか、お聞かせください。
各処理区の現況は冊子6ページでわかりますが、先ほど
八幡西部処理区と伏見処理区の改正後と改正前の数字を言われましたけれども、もう一つ、木津川流域の洛南処理区の改正前と改正後の人数を教えてください。
以上です。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。
角野下水道課管理係長。
◎角野一成
下水道課管理係長 中村委員のご質問に回答させていただきます。処理区につきましては、委員のお話しされた処理区ごとになっておりますが、
八幡西部処理区に関しましては
淀川左岸流域下水道の方にお願いしておりますので、旧渚処理場から流域の方へ変更させていただいております。ほかの処理区に関しましては、委員お話しされたとおりの処理区でさせていただいております。洛南処理区に関しましては、このたび事業計画を変更しておりませんので、人口の増減はございません。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 ありがとうございます。現況で、この数字はもうこの後は出てこないということなので、それが条例では「等」という文字であらわされるんでしょうけど、現況に関しては毎年出されるこの八幡市の報告があります。その中で出されるんですが、そこで改正後の人数と比べてみますと、伏見処理区は改正後が120人だけれども、138人とふえていますよね。あとの洛南処理区と
八幡西部処理区は減っているわけですけれども、このことによって伏見処理区が改正後の人数よりふえるわけですが、これは何ら問題ないんでしょうか。
○菱田明儀 委員長
角野下水道課管理係長。
◎角野一成
下水道課管理係長 人口増減についてご答弁させていただきます。伏見処理区の事業計画に関しましては、令和7年度の改正を予定しており、令和7年度時点での人口を計画人口として見込んでいますので、減少という形で予測させていただいております。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 ふえた分を伏見処理区にお願いしているわけで、その分が料金として上がってくるんですか。それだけ1点最後にお願いします。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。
大竹経営課下水道係長。
◎大竹伸幸
経営課下水道係長 伏見処理区の人口が増加したことにより料金が増減するかというご質問にお答えいたします。伏見処理区につきましては、お支払いさせていただいています料金は人口によっては増減せず、水量によって増減いたしますので、人口で直接変わることはございません。人口が増加することにより直接増加するものではございません。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 ないようでありますので、これで質疑を終結いたします。
これより議案第20号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第20号、八幡市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案の採決を行います。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手全員(6名)
○菱田明儀 委員長 挙手全員であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決することに決しました。
○菱田明儀 委員長 これより議案第21号、八幡市
上水道給水条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。
本案につきましても、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
質疑等はございませんか。
奥村委員。
◆奥村順一 委員 2点聞かせていただきます。先ほどの条例変更の中で、水道法の一部改正の中に、恐らくこれをおっしゃっていたのかと思いますけれども、
指定給水装置工事事業者制度の改善がまさに今回の条例の変更箇所になってくるのではないかと思います。そこで、条例で今度新たに1件につき1万円と記述されていますけれども、この1万円の根拠を教えていただきたいのと、近隣の市町村ではどういう動向になっているか、お聞かせください。
以上です。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。
正田経営課長補佐。
◎正田貴史
経営課長補佐 指定給水装置工事事業者の更新手数料であります1万円の根拠でございますが、事務に係る人件費、印刷製本費、消耗品費、その他経費等をもとに算出しており、近隣の状況もあわせて総合的に勘案して設定しております。
また、近隣市町村の更新費用の状況でございますが、宇治市、城陽市、久御山町は1万円、京田辺市は1万5,000円とお聞きしております。
以上です。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
中村委員。
◆中村正公 委員 1点だけお願いします。これによって
水道指定業者数と、変わることによって増収見込みの変動はあるのかどうか、その1点だけ教えてください。
以上です。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。
正田経営課長補佐。
◎正田貴史
経営課長補佐 指定給水装置工事事業者の登録者数でございますが、8月末現在で227事業者でございます。
手数料につきましては、事務に係る人件費等をもとに算出したものであり、利益を見込んだものではございませんが、仮に全ての事業者が更新を行った場合は、5年間で227万円の収入が見込まれます。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 上がったことによって、今227ある
指定登録事業者が減るということも考えられるんでしょうか。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。
木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 今227ということで
指定登録事業者をご報告させていただきましたけれども、この中には休眠中とか連絡がとれないところもあるかと思いますので、実際の更新は
指定登録事業者数よりは減ると考えております。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 これにて質疑を終結いたします。
これより議案第21号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第21号、八幡市
上水道給水条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手全員(6名)
○菱田明儀 委員長 挙手全員であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決することに決しました。
ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。
午前10時25分 休憩
――――――――――――
午前10時31分 再開
○菱田明儀 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより
都市整備部所管事項の審査に入ります。
都市整備部より報告事項がある旨、申し出を受けております。
それでは報告願います。
東都市整備部長。
◎東睦
都市整備部長 都市整備課から報告事項が3件ございます。各担当課から報告申し上げます。よろしくお願いいたします。
○菱田明儀 委員長
小川都市整備課長補佐。
◎小川友基
都市整備課長補佐 都市整備課より、八幡市
太陽光発電設備に関する条例の検討状況について報告いたします。
お手元の資料1をご参照ください。本日は条例素案の検討状況と、条例公布、施行までのスケジュールについて報告いたします。条例制定の背景といたしましては、
太陽光発電施設の
設置行為自体を規制する法令がないことから、防災面での安全性の確保が問題であり、さらには環境や景観の保全、そして周辺住民等への周知がなくとも設置が可能であることなどの課題に対応するため、ルールづくりを検討してまいりました。また、
太陽光発電施設建設反対と、男山の山林を太陽光発電の
開発禁止区域とする条例の早期制定を求める請願が提出される中、本市の土地利用の特性を踏まえ、さらには
条例制定済みの近隣市町の事例調査等を行いながら、条例素案の作成に着手しております。
条例制定の目的といたしましては、
太陽光発電設備の設置が、自然環境、石清水八幡宮の境内と一体となり歴史的風土を形成する男山等の景観及び生活環境等や災害の防止に及ぼす影響に鑑み、その設置に関して必要な規制等を行うことにより、市民の生命及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に寄与することとしております。
条例では、制定の目的、事業者、土地所有者の責務、禁止区域等の指定、事前協議から届け出に至る市との協議手順、周辺住民等への事前周知、事業廃止の届け出、保全義務、指導、助言、勧告等を規定することとしております。
本条例により
経済産業省所管の電気事業者による
再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法や、
自然エネルギー庁所管の事業
計画策定ガイドラインと連携しながら、適切な事業実施を誘導することとしております。
今後、本日いただくご意見等を踏まえ、法務を所管する政策推進部、財政課と調整を図りながら条例素案の作成を行い、令和元年10月中旬から
パブリックコメントを実施いたします。11月ごろには
パブリックコメント等でいただいた意見の集約、市の見解を公表し、必要に応じ条例に反映することとしております。
その後、本年12月の本委員会にて審議をいただき、ご可決いただきましたら12月下旬に条例を公布することとしております。なお、本条例は土地利用の規制を伴いますことから、周知期間を設ける必要があると考えており、施行は令和2年4月1日を予定しております。
以上、八幡市
太陽光発電設備に関する条例の検討状況についての報告を終わります。
○菱田明儀 委員長 増永管理・
交通課長補佐。
◎増永浩子 管理・
交通課長補佐 八幡市
地域公共交通会議の設置についてご報告申し上げます。
資料2をごらんいただきたいと思います。この会議につきましては、八幡市域の公共交通について2020年度に策定予定の
八幡市立地適正化計画と連携した
交通ネットワークサービス像の研究、検討を行い、将来の
市内公共交通の指標となる八幡市
地域公共交通網形成計画の策定を設置目的としております。
次に、会議の位置づけでございますが、同会議は
交通対策基本法及び
地域公共交通活性化再生法に基づく会議として運営してまいります。
委員の構成につきましては、資料2の2枚目をご参照いただきたいと思います。現時点ではこちらは案の段階でございますが、まず会長に本市の森下 徹副市長、次に学識経験者といたしまして
立命館大学アート・
リサーチセンター客員協力研究員の井上 学先生。この先生につきましては、平成28年度に本市が実施しました
交通サービス調査事業の検討委員会においてご参加いただいた経緯があり、本市の公共交通に精通しておられますことから、このたびお入りいただくこととしております。また、都市計画分野から、本市都市計画審議会にもご参画いただいております近畿大学准教授の田中晃代先生、公共交通を研究されております大谷大学助教の野村 実先生、以上3人の学識経験者を予定しております。次に、関係行政機関からは、京都運輸支局、京都国道事務所、京都府山城広域振興局、山城北土木事務所、八幡警察署それぞれの担当者が、そして利用者及び関係団体等の代表者としまして、本市社会福祉協議会、本市老人クラブ、NPO法人の代表者、また市民委員として男山中学校、男山第二中学校、男山第三中学校、男山東中学校それぞれの校区の自治会より各1人ずつ、また現在の予定でございますが大谷大学の学生2人も予定しております。公共交通事業者等の代表者からは、京阪バス株式会社、同社の労働組合、京都京阪バス株式会社と同社の労働組合、また一般社団法人京都府タクシー協会の各担当者、またアドバイザーとしまして近畿大学教授の高橋愛典先生、オブザーバーとしてUR都市機構、本市の福祉・健康部担当理事、民生児童委員協議会、観光協会の各担当者、最後に事務局として本市
都市整備部長を初め担当課の職員が当たることとしております。以上が会議の構成となります。
資料2の1枚目になりますが、事業期間は2年から3年を想定しており、今年度の会議につきましては第1回を本年11月に、第2回を2月から3月に予定しております。今後この会議におきましては、将来の
市内公共交通の指標となります八幡市
地域公共交通網形成計画の策定を目標として、市内の交通に関する諸問題について議論を進められればと考えております。
以上が八幡市
地域公共交通会議の設置に関する報告でございます。
続きまして、橋本駅周辺におけます自転車等放置禁止区域の指定について報告申し上げます。
お手元の資料3をご参照いただきたいと思います。令和元年12月2日より、本市が管理する橋本駅周辺の駐輪場を廃止し、京阪グループが移転、有料化することに伴いまして、現在の自転車等放置整備区域を自転車等放置禁止区域として管理を行う計画としております。同禁止区域につきましては、橋本駅周辺整備の進捗に合わせ区域を調整し、駅前広場整備完成後は資料3、2枚目の図の黄色の区域を自転車等放置禁止区域に指定し、放置自転車等の防止のための巡回や撤去を行ってまいる予定でございます。
管理・交通課からの報告は以上でございます。
○菱田明儀 委員長 ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はございませんか。
横須賀委員。
◆横須賀生也 委員 資料1の八幡市
太陽光発電設備に関する条例の検討状況について4点質問させていただきます。
1点目の質問としまして、項目案の禁止区域は、一般国道1号以北の市街化調整区域かつ宅地造成工事規制区域となっておりますが、一般国道1号以北の地域に限定されているのはなぜですか。美濃山地域は含めないのでしょうか。
2点目の質問としまして、今回の規制は防災を初め自然環境、景観及び生活環境などに及ぼす影響を鑑み必要な規制等を行うとありますが、今回の規制では重点項目をどこに置いておられますか。
3点目に、本条例の施行時期は令和2年4月1日の予定になっておりますが、もう少し早く施行できないでしょうか。条例の制定に時間がかかる特別な要因があるのでしたら、お聞かせください。
4点目に、規制条例が制定されたとして、効力を発揮させるためには世論の力が必要だと思います。行政として広報活動をするために、条例公布までのスケジュールの中に周知期間を設けておられるのだと思いますが、どのように周知をされる予定でしょうか。
続きまして、資料2の八幡市
地域公共交通会議の設置について4点質問させていただきます。
1点目に、設置目的のところで、八幡市
地域公共交通網形成計画を策定とありますが、本計画はいつ策定される予定でしょうか。
2点目に、本
地域公共交通会議の委員に報酬は発生するのでしょうか。
3点目に、私は八幡市と乙訓地域との連携も今後必要になってくるのではないかと思っております。背割堤、さくらであい館、そして背割堤には船着き場もあり、観光の要所となっておりますが、八幡市駅から歩くには少し遠い位置にあります。もし八幡市駅と乙訓地域を結ぶバス路線があれば、乙訓地域から観光客を呼び寄せることができますし、通勤や通学にも便利になります。よって、本公共交通会議の委員として、阪急バス、長岡京市そして大山崎町の担当者を入れることはできますでしょうか。
4点目に、本
地域公共交通会議の委員として大谷大学の学生が2人おられますが、どのような方々でしょうか。学識経験者として委員になられる大谷大学の野村助教のゼミ生でしょうか。
続きまして、資料3の橋本駅周辺における自転車等放置禁止区域の指定について2点質問させていただきます。
1点目に、自転車等放置禁止区域であるということは看板などで明示する予定でしょうか。
2点目に、もし自転車などが放置された場合、撤去等をするのでしょうか。また、もし撤去等をされる予定でしたら、どこが、どのように、どのような手段、手順でされるのか教えてください。
以上です。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。田中都市整備課長。
◎田中賢治 都市整備課長
太陽光発電設備に関する条例に関するご質問にお答えいたします。
まず、禁止区域でございます。禁止区域については国において、太陽光発電等の再生可能エネルギー自給率を高めることや温室効果ガスの排出を抑えることを目的に促進されております。しかし、本市の特性を踏まえ、その設備の設置に関し規制が特に必要と判断される区域を禁止区域とし、国の方針と本市の特性を踏まえ検討した結果、一般国道1号以北としたもので、国の方針などを踏まえますと、広範囲での禁止区域の設定はなじまないと考えていますことから、現時点では美濃山地域を含む一般国道1号以南への禁止区域の設定はしないこととしております。
続きまして、本条例の重点項目でございます。本条例は
太陽光発電設備の設置規制を行う上で全てが重点項目と考えておりますが、土地所有者へ土地利用規制をかける内容でありますことから、いかに条例の目的を明確にお示しすることができるかが重要であると考えております。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長
小川都市整備課長補佐。
◎小川友基
都市整備課長補佐 条例の施行日に関するご質問にお答えいたします。本年条例を策定することを決定した後、他市の状況を調査し、条例の骨格づくりを行い、さまざまな検討を加える中、現在素案がおおむね整った段階でございます。今後も速度感を持って事務を進めてまいりますが、本条例は土地所有者の土地利用について規制を行うものでありますことから、適切な周知期間が必要と考えており、現在お示ししているスケジュールとなっております。
○菱田明儀 委員長 坂井都市整備課主幹。
◎坂井隆治 都市整備課主幹 周知方法でございますが、条例の周知方法としましては、市ホームページや広報やわたを活用した周知や、都市整備課窓口において周知とともに必要に応じた説明を差し上げる予定としております。
○菱田明儀 委員長 西島管理・交通課長。
◎西島昭彦 管理・交通課長 八幡市
地域公共交通会議のご質問にお答えいたします。
地域公共交通網形成計画の策定時期につきましては、先行して策定される立地適正化計画の1年後の2021年度の策定を予定しております。
委員の報酬につきましては、委員に対しては交通費などの費用と報酬の支払いを考えております。
今回設置する会議につきましては、現在のバスの旅客流動を踏まえ、まずは本市に隣接する京田辺市、久御山町、枚方市との連携を考えております。本会議においては、乙訓地域及び阪急バスに参加いただくことは考えておりませんが、乙訓地域との連携はその後の課題であると考えております。
次に、委員として参画いただく大谷大学の学生につきましては、学識経験者の大谷大学野村 実先生のゼミに在籍されており、公共交通や社会学などについて学ばれている方で、公共交通について人間行動学などの専門的な視点から、また若者の視点からご意見をいただけたらと考えております。
○菱田明儀 委員長 増永管理・
交通課長補佐。
◎増永浩子 管理・
交通課長補佐 橋本駅周辺における自転車等放置禁止区域の指定について、看板等で明示をするのかというご質問についてでございます。禁止区域の明示につきましては、現在も現地におきまして自転車等整理区域を看板でお知らせしておりまして、基本的にはそれと同じ箇所、さらに複数箇所を追加しまして周知する予定でございます。
放置された自転車等について撤去するのか、誰がどのような手続きで行うのかにつきましては、本年12月2日以降に放置禁止区域内に放置されている自転車等につきましては撤去の対象となります。撤去につきましては、八幡市駅周辺の禁止区域と同様に、市嘱託員や委託先のシルバー人材センターの作業員が区域内の巡回を行い、放置自転車等に警告タグをつけ、一定期間経過した後、市自転車等放置防止条例に基づき撤去、移送を行ってまいります。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 横須賀委員。
◆横須賀生也 委員 ご丁寧にご答弁いただきありがとうございます。
資料1の八幡市
太陽光発電設備に関する条例の検討状況につきましては、答弁に対する再質問はいたしませんが、2団体から早期に条例制定を求める請願が提出されておりますので、可能であれば周知期間を1カ月縮めるなどして、少しでも早い条例制定を要望いたします。
また、資料2の八幡市
地域公共交通会議の設置について、1点だけ再質問をさせていただきます。
乙訓地域及び阪急バスとの連携については今後の課題であり、今回は考えないということですが、今後の協議によっては乙訓地域の自治体や阪急バスとの連携もあり得るという認識でよろしいでしょうか。
以上よろしくお願いいたします。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。西島管理・交通課長。
◎西島昭彦 管理・交通課長 今後、八幡市
地域公共交通会議の中で乙訓地域の参加要望がございましたら、今後検討していきたいと考えております。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
山田委員。
◆山田美鈴 委員 私の方から、まずは太陽光発電についての質問です。
規制条例ですけれども、まず初めにこの規制条例が制定後に、一般質問でも関連したことを言っていたんですが、同じように現在の計画地に隣接して
太陽光発電施設と記載された伐採届等のいろいろな類の書類が出された場合には、市として厳格に対応していただかなければいけないと思うんですけれども、今回の件を踏まえまして、本市の今後の対応の仕方についてどのような考えがあるのか、ご見解をいただきたいと思います。
2点目、規制条例が制定された際に、条例がこうやってできた以上は、今後は
太陽光発電施設にかかわる何かしらの申請書類が事業者などから出された場合にも、厳格な精査、そしていろいろな部署にまたがってくると思うんですけれども、そういった方面や市長への報告などもしっかりと必要であると考えるのですが、先ほどの1点目の質問とかぶるところもありますけれども、本市のお考えをお聞かせください。
3点目ですが、さきの一般質問におきまして、私が施設事業者のコスモスエナジー、伐採届け人の日本エコロジーと同一関係者ということで承知しておりますが、このコスモスエナジーが2016年に南山城地域の砂防指定地域において無許可で
太陽光発電施設の造成工事を行っておりまして、それについて京都府からも指導が行われていたことについて、一般質問でさせていただきました。同事業者は1ヘクタール未満の許可申請を行い、開発面積を広げているとの話も耳にしております。一般質問において私は、この男山でも同じように1ヘクタール未満の伐採届が繰り返し提出と受理が行われ、今以上に開発面積が拡大されて、太陽光発電が建設されてしまうのではと懸念しているんですが、それに対して本市からの答弁では、禁止区域を設けているので、禁止区域への申請は受理しないので問題ないという答弁をいただいております。
では本条例が施行されるのが4月である場合は、同じようにそれまでに繰り返し伐採届が出された場合には、それを阻止することができるのかどうかという点についても教えていただきたいと思います。
4点目です。本市として今回の男山太陽光発電計画についての一連の流れ、関連情報について、宅地造成法の最終の許認可権者である京都府知事に対して、これまでのもろもろの過程、住民の意見、思い、そういった説明、この規制条例をつくる流れを含む太陽光施設反対についての意見といったものを逐一お伝えしてあるのか、意思は通じているのか、教えてください。
一般質問で取り上げたことに対して重複していましたので、通告していました5点目、6点目については省かせていただきます。
最後ですが、太陽光発電の関係について、八幡市暴力団排除条例との今回の開発事業者に対する対応の懸念が一般質問でも挙げられていましたが、この件に関して今後の宅地造成等規制法の許可について、京都府と情報交換、また本市として反対の意思を踏まえた意見も伝えられているのか、教えてください。
次に、八幡市
地域公共交通会議についての質問です。
まず1点目、学識経験者としていろいろとメンバーが載っておりますが、その選定はどのように行われたのか教えてください。
2点目、ここにあるNPO法人というのは具体的にどういう方々を指しているのか教えてください。
3点目、市民委員が1人ずつ中学校区から選ばれるとのことですけれども、この選定方法について、どのように選ばれるのか教えてください。
委員構成案の中にアドバイザーとオブザーバーという二つがありますけれども、それぞれの位置づけを教えてください。
次に、交通面に関しては、八幡市と国道1号を越える南北路線について、これまでも南北路線を再開させてくれと等の意見がいろいろな方々から言われておりますが、この問題についてもこの八幡市
地域公共交通会議等で一考するお考えはあるのか教えてください。
また、南北路線の問題も含めましてさまざまな市民の要望、これまでの課題が、今回の学識経験者、委員の方々に八幡市の課題という点で事前に共有していただけているのか教えてください。
以上です。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。田中都市整備課長。
◎田中賢治 都市整備課長
太陽光発電設備に関する条例に関するご質問にお答えします。
まず、条例制定後に伐採届などの書類が提出された場合の対応でございます。条例施行後は庁内関係部署に条例の内容を周知することとしております。禁止区域での
太陽光発電設備の設置を目的とした伐採届を含む各種申請があった場合には、本条例の扱いについて丁寧に説明してまいります。本条例の運用につきましては、各部署と協力連携しながら対応してまいりたいと考えております。
続きまして、
太陽光発電設備に関する各種申請に対する対応でございます。各種法令に基づく申請事務手続きの対応は、それぞれの所管部署にて対応いたします。本条例施行後は、事前協議や市への届け出等が必要となり、その過程において知り得た情報は関係部署に迅速に周知し情報共有を図り、これまで同様、連携、協力してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長
小川都市整備課長補佐。
◎小川友基
都市整備課長補佐 1ヘクタール未満の伐採届が繰り返し行われた場合の対応についてお答え申し上げます。現在
太陽光発電設備の設置規制に関する条例については、令和2年4月1日施行を目指し事務を進めているところです。今回のように1ヘクタール未満の伐採届が繰り返し提出された場合は、まず既提出分の伐採届と新規の伐採届がそれぞれ独立したものか、一体として取り扱うのかの判断を京都府においてされることになります。独立されたものと判断された場合、条例施行までの間に
太陽光発電施設設置を目的とした手続きが行われれば、遡及適用が困難であることから、本条例の適用はできないものと考えております。
○菱田明儀 委員長 中野都市整備課指導係長。
◎中野健太郎 都市整備課指導係長 今回の男山
太陽光発電施設建設計画について、京都府に対し状況や反対について意見を伝えているかについてですが、現在進められている
太陽光発電設備設置計画につきましては、市に伐採届が提出された当初から京都府と連携し対応を行っております。また京都府におきましても、本市が規制条例制定に向け事務を進めていることや、事業者に対し本計画の見直しを求めていることにつきましても承知いただいております。
続きまして、今後の宅地造成等規制法の許可について、京都府と情報交換や、本市の反対意思も踏まえて意見を伝えていくかについてですが、本市に伐採届が提出されてからこれまで京都府との情報交換、共有の場があり、その場において事業者について知り得た情報をお伝えするとともに、現在進められている計画は市の方針と適合しないことや、計画見直しを求めていることをお伝えしております。なお、宅地造成等規制法に関する許可基準は、技術的基準と設計者の資格要件を審査するものであり、申請者の資力、信用などは要件にならないと理解しております。
○菱田明儀 委員長 増永管理・
交通課長補佐。
◎増永浩子 管理・
交通課長補佐 八幡市
地域公共交通会議の委員について、学識経験者の選定をどのように行っているかについてでございます。まず立命館大学の井上 学先生につきましては、先ほども申し上げたと思いますけれども、平成28年度に本市で行いました
交通サービス調査事業で検討委員会の座長を務めていただいております。よって本市の公共交通の事情に大変精通しておられますため、この方に1番に入っていただくことを決めておりました。次に、八幡市
地域公共交通会議の担当は京都府の中では交通政策課というところでございます。そちらからのアドバイスによりまして、交通と都市計画は切り離せないものではないかということで、都市計画分野から本市の、これも先ほどの答弁の中にございましたけれども、都市計画審議会に参画していただいております近畿大学の田中晃代先生に参画していただくことにいたしました。そして、3人目の大谷大学の野村 実先生ですけれども、この方に関しましては資料2の2枚目の委員のメンバー表を見ていただきましたら、次の答弁と若干かぶってくるところがあるんですけれども、真ん中より下にアドバイザーで近畿大学の高橋愛典先生がいらっしゃいますが、当初この方に打診いたしました。ところが、この方が今年度下半期に留学されるとお伺いして、ではこの高橋先生がだめでしたら誰か推奨される先生はいらっしゃいませんかとお聞きしましたところ、この大谷大学の野村先生の話が挙がりましたので、お願いしたところ快くお引き受けいただいたという経緯がございます。
次に、委員の中のNPO法人は具体的にどのような方々が挙がってこられるのかということでございます。こちらにつきましては、従前より複数年にわたって橋本地域四区の方で、自主的に主にデマンド交通など自治会を巻き込んで学習会やアンケート活動などをされております道しるべというNPO法人がございます。こちらが特に実現に向けて大変熱意を持って頑張っていただいているということで、こちらのNPO法人道しるべから代表に入っていただこうと考えております。
次に、市民委員の選び方についてでございます。各中学校区四つの地域から1人ずつという選び方についてですけれども、八幡市は比較的コンパクトなまちなんですけれども、丘陵地もあり、平地もあり、住宅密集地もあり、そうでない地域もあり、地域性が違うということで、ちょうどいい地域割りということで中学校区ごとに割らせていただきました。その中で各自治会から過去に公共交通に関する要望をたくさんいただいております。バス路線を延長してほしいとか、あるいは新規路線を引っ張ってほしい、コミュニティバスの経路を変更してほしい、過去にこのような要望を出していただきました自治会の役員の方を優先して各地域から出ていただこうと考えております。
次に、アドバイザーとオブザーバーの位置づけについてでございますけれども、アドバイザーは、先ほども名前を出させていただきました近畿大学の高橋先生につきましては、留学期間が大体1年間で終わると。そうするとこの会議の事業期間が2年から3年と申し上げましたけれども、留学から帰られたら、こちらにぜひかかわらせてほしいというご意向ですので、アドバイザーということでこちらに名前を挙げさせていただいております。オブザーバーにつきましては、例えばUR都市機構でありますとか、本市の福祉部局でありますとか、観光の分野でありますとか、やはり公共交通とは切っても切り離せない関連性がある。特にURは男山団地A棟などの方面はバスの本数が現在減っておりますので、バス路線を減らすことのないよう現状維持してほしいというURの目線から意見を言っていただく、それぞれの目線から意見を言っていただくことを期待して入れております。周辺の近隣の自治体につきましても、既に
地域公共交通会議を置いていらっしゃるところ、枚方市、京田辺市、久御山町それぞれのご経験に基づいて、それぞれの現状を踏まえてのご意見を頂戴できればということで、こちらに入れさせていただいております。
最後に、
市内公共交通の南北路線と現状の公共交通の問題点について、課題の共有が委員の中でできているかどうかについてですけれども、私ども事務局でこの委員の選定に当たって、それぞれ委員になっていただきたい方のところに訪問して、これまでの八幡市の公共交通の取り組みや現状の概要を説明して回らせていただいておりますので、この会議が始まる段階ではおおむね公共交通の要点については共有できているものと考えており、さらにこの会議においてそれぞれ議論を深めていければと考えております。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 山田委員。
◆山田美鈴 委員 たくさんの質問に答えていただいてありがとうございます。
まず、
太陽光発電設備に関してはこの間、委員会そして本会議等でもいろいろしつこく質問させていただいております。私だけでなくほかの議員からもたくさん質問されていますので、私もこの場でまた同じことを繰り返すことは申し上げません。ただ、今回こうやって質問をさせていただいた点では、住民がまずは一番に規制条例を早くつくっていただきたいという点と、それプラス、では本市は本当に
太陽光発電設備に関する条例に対してどのような思いを持っていらっしゃるのかという点と、本市と京都府がしっかりと密に連携してこの問題について取り組んでいただいているのかという点がなかなか住民に見えなかったということが、とても大きな不安を醸し出していたと思うんです。その点について、この委員会を利用させていただきまして、再度明確にお声を聞かせていただきたいという思いで、この質問をさせていただきました。
一定の本市の取り組み方は理解しました。京都府とちゃんと連携もされていて、これまでの過程もちゃんと伝えられているということも理解しました。そして規制条例が制定された後には、引き続き厳格に、
太陽光発電設備で今後申請とかいろいろなことがされた場合には、しっかりと各部署ともこれまで以上に連携して取り組んでくださるという点も、答弁をいただきまして明確になりましたので、ぜひともまずは早急に規制条例を、ちゃんと漏れのないような条例をつくっていただきたいという点と、今後も条例ができた際には条例の周知とともに、本市としてどういう考えで行っていくのか、本市が何を考えているのか、そして京都府と連携しているのかという点を住民にしっかりとお伝えしてくだされば、住民も皆さんの努力を理解してくださると思いますので、その点については引き続きお願いしたいと思います。
太陽光発電設備については再質問はございません。
八幡市
地域公共交通会議の設置についても、詳しく教えていただき本当にありがとうございました。よく理解しました。
1点、最後の南北路線等を含めた本市の課題について、会議等と関係者の皆さんで要点を共有できているということも理解しました。実は私自身は免許を持っていないので、それこそ議員の中では人一倍バスを使っていると思います。常にバスです。なので、八幡市から松井山手の方ももちろんそうですし、楠葉の方に行くルートも全て把握しています。そこで南北路線の問題をもう一度一考していただきたいという思いもあるのですが、それプラス、例えばこの八幡市から松井山手に行く際に松花堂前でバスを乗りかえますよね。松花堂前で乗りかえるバス停は、ふだんの松花堂前のバス停と違いますよね。松井山手に行く方のバスに乗りかえるための松花堂前のバス停の幅がとても狭くて、待っている方としてはバスが来た際に自分の胸元の位置まで路線バスが来てしまって、あれはとても危険だと思うんです。私自身はいつも気をつけていてもやっぱり怖いと思いますので、年配の人がそれを利用するときには、やはり不安がとてもあると思うんです。
そういった面についても考えていただきたいのと、バスの乗り継ぎの時間帯については、それほど負担になる時間だとは思っていないんですけれども、でも、そのバスを待っている環境ですよね。例えばベンチ一つあったら快適に心地よく待つことができるけれども、先ほどみたいに危険なところでずっと立ちっぱなしでいるのは苦痛になると思います。なので、今後、バス停のベンチのあり方とか、待つ人のことを考えたよりよい空間もしっかりと考えていただければ、八幡市のバス路線は結構充実していると思いますので、環境という面も考慮して進めていただければと思っています。待っている間に八幡市の情報が何か見られるようなものを一考してみてもいいのではないかと思いますので、ぜひとも今後もご尽力いただいて、いい公共交通の仕組みをつくっていただけたらと思います。
以上です。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
奥村委員。
◆奥村順一 委員 それでは、まず資料1の
太陽光発電設備について、質問も兼ねて提案も含めて細部の方まで話を進めたいと思うんです。これから申し上げることが可能かどうかということも含めてご答弁いただければと思います。
まず、項目案の中に事業者の責務ということが書かれています。太陽光パネルというのは商品がこの世の中に出てまだ20年ぐらいなんでしょうか。これからこの商品はどのように処分されていくかということがこれからの社会の大きな課題だと感じています。その中で事業者の責務として、太陽光パネルを設置された後の撤去の費用また撤去に対する責任について、何か記述する必要があるのではないかと考えます。例えばそれは経済的な負担を上げることになるのかもわかりませんけれども、その撤去費用に対する幾分か、もしくは、それに見合うものの供託制度も一つの案ではないかと思います。
2つ目に、保全業務と書かれていますけれども、これも最近の自然災害の大きさからすると、近隣へどれだけ被害が及ぶかが懸念されるわけでございまして、住宅への被害などを考えた場合、自然災害の場合、賠償保険での適用は、それを立証するのは非常に難しいし、今回の千葉県の事例を見ますと、ゴルフ場のネットが倒壊することによって、住民にはいろいろと生活に対する不安が出ています。民法第717条で設置可否の立証は、特にこういう山奥の民地であるならばなおさら事前に立証することは難しいのではないかと思いますので、その辺も含めて、これは非常に難しい見解になるんですけれども、自然災害の保全義務の賠償責任についても何かうたってみてはどうかと思います。
加えて施設の設置義務もさることなんですけれども、今現在、この前も視察に行かせていただきますと、ここから考え方についてお聞かせ願いたいんですが、保全義務からすると、竹を切り倒してそのまま横に放置されているという現状を見せていただきました。例えばの場合ですけれども、大雨並びに土砂が流れた場合、あれら切り落とした樹木による被害は、その責任はどこにあるのか聞かせていただければと思います。
それと、公表ということですけれども、官報で公表されるのか、新聞で公表されるのか、その公表方法についてお聞かせください。
次に、橋本駅周辺における自転車等放置禁止区域の指定について、一つだけ確認させてください。今、手元にいただいている資料は、本年12月2日から令和3年6月末までの予定といただいていると思います。その次のページを見ますと、駅前広場完成後ということですけれども、令和3年6月というのは工期の区間の途中だと思うんです。したがって、工期が進むにつれて現場がいろいろと変わってくる、現場の流動性が出てくると思うので明示されていないのかなと思うんですけれども、そこの確認だけお願いします。令和3年7月1日以降は現場の状況を見てまたご報告いただけるのかどうか、そこだけ確認させていただきたいと思います。
以上です。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。坂井都市整備課主幹。
◎坂井隆治 都市整備課主幹 供託金についてお答えいたします。経済産業省資源エネルギー庁の事業
計画策定ガイドラインには、計画的な廃棄費用の確保として、出力10キロワット以上の
太陽光発電設備の場合、廃棄等費用(発電事業が終了した時点で必要となる
太陽光発電設備の解体、撤去及びそれに伴い発生する廃棄物の処理にかかる費用)の総額を算定した上で、積み立ての開始時期と終了時期、毎月の積立金額を明らかにして事業計画を策定し、積み立てを行うことと遵守事項が示されています。よって国の事業認定の際に審査される事項であると認識しており、本条例に事業者の倒産等を想定した供託金を規定することは困難であると考えております。
続きまして、条例に損害賠償について明記できないかについてでございますが、事業者により、設置工事完了後も自然環境や生活環境の保全上または災害の防止上の支障が生じないよう、
太陽光発電設備及び事業区域を安全かつ良好な状態に維持されなければならないと考えており、保全義務に関する事項を規定することとしております。また、事業者が
太陽光発電設備及び事業区域の適正な維持管理を怠り、事業区域外に被害を与えたときは、当事者間において損害賠償も含め解決していただくものとなります。条例ではそのような事態を想定し、指導、助言及び勧告の項目を設けることとしております。事業者が適正な管理を怠り、事業区域外に被害を与えたとき、または被害を与えるおそれがあるときには、市長は勧告することができるよう規定を設けることとしております。このように条例に基づく行政指導を基本に、電気事業者による
再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法とも連携しながら、適切な事業実施を誘導することとしております。
○菱田明儀 委員長 田中都市整備課長。
◎田中賢治 都市整備課長
太陽光発電設備設置後の剪定後の樹木の被害についてでございますけれども、樹木の被害につきましては、被害を与えた事業者の責任となるとは思いますが、そのような事態にならないように指導、勧告、助言と保全の義務を設けております。その中で対応できたらと思っております。
○菱田明儀 委員長
小川都市整備課長補佐。
◎小川友基
都市整備課長補佐 条例の公表につきましては、本市の規定に基づきまして掲示板等への設置等の方法により実施するものと考えております。また、そのほか必要に応じホームページ等により周知することとしております。
○菱田明儀 委員長 増永管理・
交通課長補佐。
◎増永浩子 管理・
交通課長補佐 橋本駅周辺の自転車等放置禁止区域について、令和3年6月末予定区域の根拠についてでございます。これについてでございますが、奥村委員ご指摘のように、橋本駅周辺整備の進捗に合わせて区域指定を変化させてまいりますため、この資料の図につきましては現時点での予定図でございます。整備の進捗状況に応じて区域が確定いたしましたら、その都度周知をさせていただく予定でございます。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 奥村委員。
◆奥村順一 委員 ありがとうございます。非常に微妙なところを質問させていただきました。
供託制度については、上位の法律によって定められていると認識していいのかなと思います。
保全義務については、非常に市民の財産とか生命に直接かかわってくることでありますので、ぜひともしっかりと記述していただいて、市長からの勧告ということですけれども、責任の範囲の明確化をできれば記述していただきたいと思います。
公表の仕方についてもわかりました。
太陽光パネルの件もわかりました。
次に、橋本地区ですけれども、工事の進捗状況とともにその後周知するということですけれども、一つだけ聞かせていただきたいのは、我々に周知もいただくことと思うんですけれども、変更になると、日ごろ利用されている方が一番の当事者になってくると思いますので、その都度看板なり自治会なりにお配りになると思うんですけれども、そのような計画であるとこちら側は思っていればよろしいんでしょうか。そこだけお答えください。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。西島管理・交通課長。
◎西島昭彦 管理・交通課長 奥村委員がおっしゃるとおりで、自治会等に周知したいと思っております。
○菱田明儀 委員長 奥村委員。
◆奥村順一 委員 くれぐれも地域の方にはトラブルが起こらないように徹底をお願いしたいということで、質問を終わらせていただきます。
以上です。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
中村委員。
◆中村正公 委員
太陽光発電設備に関する条例の検討状況ということで、現場の技術的なことはその他でやらせてもらうとして、条例の方に関して質問させていただきます。
禁止区域と抑制区域の設定の理由ですけれども、抑制区域の方が災害の危険が大きいように思うんですが、禁止区域の中には救急車とかが入っていないんですけれども、その辺のことについてもう少しご説明ください。
周辺住民への事前周知についてですか、周知の方法は条例の中でどのように考えているのか。開発なんかだったら住民説明会が必要になってくると思うんですけれども、その辺はどうなのか教えてください。
施工までのスケジュールに関してですけれども、スケジュールでは12月議会で常任委員会で審議となっていますが、素案はいつ出されるのか。
パブリックコメントの前に素案がないんですけれども、このままいくのかどうか。
周知期間に関しては先ほど質問がありましたので、ただ一つ、今まで先発で箕面市や亀岡市が条例の制定に運んでいると思うんですけれども、亀岡市や箕面市の場合の周知期間はどの程度あったのか、わかったら教えてください。
次に、橋本駅周辺の自転車放置禁止区域の件ですけれども、禁止区域の設定についてですが、工事中も完了後も線路の西側は含まれていないんですけれども、現在西側には駐輪場が1カ所ありますよね。それも廃止されるということですが、なぜ西側が入っていないのか教えてください。
このいただいた資料の一番上、北側に駅があるわけですけれども、そこからもっと北の方までが禁止区域で、栗ケ谷に上がっていく方、西遊寺を越えて上がっていく方は禁止区域でないのか、どうか。
この禁止区域を設定するに当たって、今有料になっている八幡市駅の駐輪場なんかを参考にしていると思うんですが、八幡市駅の過去3年間の放置自転車の台数がわかりましたら教えてください。
駐輪場に関してですけれども、もう一つ追加させていただきますが、12月から有料になるということで、その工事が始まるということですけれども、12月議会になったら遅いのでここでお聞きしますが、橋本南山線の高架工事のときに、線路の西側の住民の皆さんから要望があって、線路脇を通っての歩行者の買い物ルートが要求されたと思うんですが、枚方市側には既に京阪沿線に歩行者専用の通路が完成しています。今度できる駐輪場の後ろにそういうものがあるのかどうか。駐輪場と線路の間にできるのかどうか、この件も含めてお答えください。
以上です。
○菱田明儀 委員長 田中都市整備課長。
◎田中賢治 都市整備課長
太陽光発電設備に関する条例の禁止区域、抑制区域の選定理由でございます。国において太陽光発電などの再生可能エネルギーは、エネルギー自給率を高めることや温室効果ガスの排出を抑えることを目的に促進されております。しかし本市の特性を踏まえ、その設備の設置に関し、規制が特に必要とされる区域に禁止区域、各種許認可や市との協議が整った場合、設置が容認できる区域を抑制区域として、国の方針と本市の特性を踏まえ設置しております。現在資料1の右の図でお示ししております黄色く斜線を引いているところでは、禁止区域を今考えているところでございます。その中には抑制区域にも入っている箇所、重複している箇所もございます。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長
小川都市整備課長補佐。
◎小川友基
都市整備課長補佐 周辺住民への事前周知につきましては、事業区域の周辺住民等に対し、事業者によってその事業内容に関する説明会を開催するなどの方法により、周知を規定することとしております。
○菱田明儀 委員長 坂井都市整備課主幹。
◎坂井隆治 都市整備課主幹 条例素案の議員の皆様への周知についてでございますが、
パブリックコメント実施前に、条例素案の内容を議員の皆様にお示しする予定でございます。
○菱田明儀 委員長 田中都市整備課長。
◎田中賢治 都市整備課長 他市の周知期間の状況でございますけれども、今回の条例の骨格につきましては、亀岡市と大津市を参考につくらせていただいております。その関係でこちらでわかる限りですけれども、亀岡市では同様に3カ月をとって施行されております。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 増永管理・
交通課長補佐。
◎増永浩子 管理・
交通課長補佐 自転車等放置禁止区域についてでございます。橋本駅の西側ですけれども、線路のところまでなのかというご質問ですが、これは現在の自転車整備区域を踏襲いたしますため、同じ京阪電鉄の線路までを禁止区域とする予定をしております。そして北側ですけれども、こちらに西遊寺保育園側の地下通路がございます。そのあたりまでが整備区域となっておりますため、これも同じくその部分までとなる予定でございますが、それ以外の箇所で放置自転車があった場合は、決してそのまま放置しておくのではなくて、市道上であれば市道上の放置物として、これまでと同様、道路法にのっとって対応していくこととしております。
また、八幡市駅周辺の自転車等放置禁止区域の過去3年の撤去台数でございます。平成28年度84台、平成29年度63台、平成30年度52台です。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 田中都市整備課長。
◎田中賢治 都市整備課長 橋本駅周辺整備に関する枚方市からの通路に関するご質問にお答えいたします。
現在、京阪グループにより新しく整備される駐輪場の横には、駐輪場利用者や市道橋本南山線の点検車両のための通路が南北方向に設けられる予定ですけれども、現時点では当該通路は枚方市側の道路とつながる計画はないと同グループから伺っているところでございます。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 ありがとうございます。禁止区域、抑制区域の件はわかりました。
条例の中に住民説明会を開催するという項目が入るということなので、説明会という形でされるのはいいと思います。
先ほどのスケジュールの中で、これを見たら素案はないけれども、素案は
パブリックコメントの前に出すとおっしゃっていただきましたので、それでよろしくお願いします。やっぱり
パブリックコメントが出される前に、住民からの問い合わせに対して、我々の責任としてそれをしっかりと把握しておく必要があるので、それで
パブリックコメントの前に素案が出ないのかとお聞きしたわけで、そういうふうに我々も責任を果たせるということなので、そうしたときにもう一つは、
パブリックコメントの前に素案が示されたときに、これは議会の委員会運営になるんですけれども、閉会中審査をやりながら、そこで素案を討議していくということも必要なのではないかと、これは要望として上げておきます。
橋本駅の駐輪場の件ですけれども、現在示された線路寄りの東側周辺が禁止区域。看板がへしゃくれたりしていますけれども、それを踏襲するということで、それで本当に禁止区域がいいのかどうか。先ほどそれ以外でも放置されていたらそのままにはしておかないということなので、それはそれでそういうふうにきっちりしていただいたらいいと思うんですけれども、八幡市駅の周辺は地図で見ると結構広い区域が禁止区域に指定されていますよね。それに比べたら乗降客の多い、少ないもあると思うんですが、橋本駅周辺は完成後も放置自転車は余りないというような設定の仕方のように思うんですけれども、その辺は様子を見てやるということでいいんでしょうか。そのことをお聞かせください。
ついでにお聞きしましたけれども、買い物の関係で、今度新しくできる駐輪場の脇の京阪沿いに点検用の通路はつくるけれども、枚方市側に抜けてスーパーに買い物に行けるようには考えていないということなんですが、これは当初住民説明会とかの中でそういう要求があったから、橋本南山線の高架の下にトンネルをつくったいきさつもあるのではないかと思うんですが、そのあたりのことに関してどうなのか。先ほどは枚方市側とつなぐことがないということでしたが、本当にそういう対応のままなのかどうか、お聞かせください。
以上です。
○菱田明儀 委員長 西島管理・交通課長。
◎西島昭彦 管理・交通課長 今後禁止区域を広げるかという質問ですが、現地の状況と工事の進捗を踏まえまして今後検討してまいりたいと考えております。
○菱田明儀 委員長
東都市整備部長。
◎東睦
都市整備部長 中村委員の再質問にお答えいたします。橋本駅前の橋本南山線の下の高架の問題でございますけれども、道路の下に高架というか、ボックスカルバートで道路をつくった経過につきましては、京阪電鉄が所有されている土地を分断する形であの道路を設置するということで、分断された、今で言いますと楠葉側の土地との一体性を保つために、京阪グループの方から、ボックスカルバートをつけて将来にも有効活用ができるように通路をつくってほしいという要望にお答えして、ボックスカルバートをつくったものでございます。
一方、中之芝土地区画整理の方で京阪電鉄沿いに道路をつくられました。幅員は4メートルだったと記憶しておりますけれども、その道路につきましては今現在は撤去されてございませんが、従前ありました踏切までのアクセス道路という目的で道路をつくられたもので、決して橋本駅とのアクセスを考慮されたものではございません。結果的に今、京阪電車沿いに通路があれば、区画整理エリアとの接続が便利になりますけれども、今現在については、今申し上げた経過であの道路またボックスカルバートがあるという状況にございます。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 1点だけ。京阪電鉄の通路に関しての説明がありましたが、もう一つだけ確認させてもらうのは、橋本南山線の高架工事も説明会を何度かされてきたと思うんですけれども、そこで橋本小金川とか橋本奥ノ町とか橋本中ノ町のあたりにお住まいの方からのそういう要望はなかったという認識でよろしいんでしょうか。
以上です。
○菱田明儀 委員長
東都市整備部長。
◎東睦
都市整備部長 当該道路の通行ということになりますと、枚方市の中之芝土地区画整理組合側の道路につきましては、都市計画決定された4メートルの道路がついておりますので、どなたが通られてもオーケーということになりますけれども、八幡市のエリアにつきましては、その底地が京阪グループの土地になっておりますので、基本的には京阪グループの了承がなければそれはできないと考えております。四区公会堂横の踏切をそのまま大阪方向、楠葉方向に線路沿いに行けば中之芝土地区画整理エリアに行けるではないかということで、京阪電鉄の方に要望を出した経過はございますが、そこが通路になるという説明はしていないと思っております。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
太田委員。
◆太田克彦 委員 何点かお聞きします。資料1、2、3それぞれ何点かお聞きしたいと思います。
まず、資料1の
太陽光発電設備については、皆さんそれぞれいろいろな視点から質問されましたので、私は条例の検討状況という部分の中でこれに特化してお聞きしたいんですけれども、細かいことになる点もあるかと思いますが、案の段階ですので、まだお答えできませんという部分もあるかもしれませんし、それはそれで結構なんですけれど、まず項目案のところで、特定事業の廃止等という部分もあります。特定事業の廃止等というのは、具体的に言うとどういうことになるのか、詳細を聞かせていただきたいのと、先ほど来、保全義務について同僚委員からも一部この中で、例えば賠償のことについてとかの質問がありましたけど、保全義務について市が考えているこういう条例をつくろうというお考え、中身の詳細がわかれば、今現在わかっている部分だけでもいいですからお聞かせいただきたいと思います。
立入調査等は、事業者が工事完了の報告をもって届け出事項のとおり行っているものか、どうなのかということの調査についての立入調査ということなのか。また、その後何らかの定期的な調査がこの部分で含まれているのか、お聞かせいただきたい。
もう一つは、何らかの罰則等はお考えではないのか、お聞かせいただきたいと思います。
この条例の公布、施行までのスケジュールについても先ほどからいろいろな質疑があるんですけど、8月の終わりぐらいに四区区長からお話がつい先日もあったところなんですが、山城北土木事務所の方に事業者から申請が出されて、受理されてから44日以内に京都府が何らかの姿勢を示さなければいけないということがあると。そうすると余り日にちがないので、何とか事業者が工事に着手する、もしくは進めていくことを阻止できないかというご相談もありました。
例えば下のところに、本条例施行日より前に事業に着手した者については本条例の規制内容を適用することはできないとありますよね。先ほどからの質疑を聞いていますと、4月1日までに例えば事業者が工事に着手する分については留めるすべがないと聞こえてきます。果たしてそれは全く打つ手だてがないものなのか、どうなのか。この辺が非常に聞きたい部分だと思うんですけれど、その辺がどうなのか。私の耳に入ってこなかったように思うので、再度明確にその辺をお聞かせください。
もう一つは、違反通報連携ということがあるんですけど、法令に基づく取り組みとして通報制度が記載されて、条例違反で認定取り消しとあるんですが、この通報制度について詳細がどのようなものなのか、お聞かせいただきたいと思います。例えば何らかの市民団体もしくは何らかの団体との連携の中で、ある意味監視的な行動をとられるものなのか、どうなのか。この辺の中身をしっかりと教えていただきたいと思うんですけれども、例えばこういう制度を設けているほかの自治体を参考にされて、では認定が取り消しになったような事例があるのかどうかもあれば教えていただきたいのと、例えばもし認定が取り消しになった場合、事業者はその現地をもとに戻す責務はどうなるのかもお聞かせいただきたいと思います。
そして資料2、八幡市
地域公共交通会議の設置についてなんですけど、資料では2020年度に作成予定の
八幡市立地適正化計画と連携した交通サービスネットワーク像の研究、検討を行い云々と記載されています。先ほどからも質問がありましたけれども、委員の構成案に利用者及び関係団体等の代表者が記載されています。先ほどからその詳細の説明もありました。ただ、ちょっと懸念したのが、先ほど同僚委員がNPO団体は具体的にはどんな団体ですかと。恐らくこれは僕もNPO法人道しるべだろうなと想定はしていたんですけれど、NPO法人道しるべの橋本地域での公共交通の取り組み、特にデマンド交通への取り組みについては、私も最初からずっとかんでいましたので、よく知っているんですけれど、今のところ少々とまっています。それが今回、八幡市
地域公共交通会議と連携して取り組むというのは非常に注目すべきものなのかなと思っているんですが、ただ、ここの中で、利用する主体である市民の声の中で、特に交通弱者と言われる、私も議員になってから一般質問等で、それもかなりしつこく公共交通というか地域交通というか移動手段というか、その辺の部分は取り上げてきた経緯があるので、なかなか進まない、遅々としてイライラするなという部分もあるんですけれど、ではここで例えば障害者団体はどうなっているのか。交通弱者の声はどのように反映される仕組みがあるのか。いやいや、それはまた今後検討していきますとか、いや、それはこの中に含まれていますというのであればそれを示していただきたいんですけれど、まずそういう方々の声がしっかりと反映されるような環境づくりがこの会議の中でなされる必要があるのではないかと思います。その辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
それともう1点が、ここで会議が2回示されていますね。11月、来年の2月から3月の2回ですね。この会議は、立地適正化計画の策定後どのような位置づけになるのか、お聞かせいただきたいと思います。そして、最終的に八幡市としては公共交通についてどのような将来像を描いておられるのか、お聞かせいただければと思います。
3点目が、資料3、橋本駅の自転車の放置禁止区域ですけど、まず、ここで示されている禁止区域において自転車等の放置状況、先ほどその辺に近い質疑もあったんですけれど、現在のこの区域の状況をお聞かせいただきたいと思います。
ここで自転車等と書いてあるんですけれども、等は何を指しているのか。今現在どのようなものを想定されているのか。その辺も含めて状況をお聞かせいただきたいと思います。
市民周知については、先ほど今現在啓発看板を立てているところをまた踏襲するようなお話がありましたけど、啓発看板をしっかり見る人は目についていいんですが、それだけで十分なのかどうかというのはすごくクエスチョンがつくんですけど、例えばチラシを配布する、もしくは住民説明会をまめに開くとか、もうちょっと何か考えておられることがないのかどうか、あればお聞かせください。
これによって地域住民を中心とする市民生活への影響はどのようにお考えなのか。課題があったらお聞かせいただきたい。
先ほど放置自転車について、その対処のことも一部触れられたんですけど、実際放置自転車がありましたよと。それを見つけるというか、発見するというか、見回り、摘発は、こういう言葉が適切なのかどうかわかりませんけど、現在またこれからどのように取り組むおつもりなのか、お聞かせください。
先ほど放置自転車の総数が、平成28年、平成29年、平成30年それぞれ台数をお聞かせいただきました。これらに対処するために八幡市が要した経費を教えてください。
以上です。
○菱田明儀 委員長 暫時休憩します。
午前11時58分 休憩
――――――――――――
午後 1 時00分 再開
○菱田明儀 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
小川都市整備課長補佐。
◎小川友基
都市整備課長補佐 太田委員の
太陽光発電設備に関する条例についてのご質問にお答えいたします。
まず、特定事業の廃止についてでございます。特定事業とは、
太陽光発電設備を設置する事業に供する土地の区域面積が500平方メートル以上で、その設備を設置する事業を示しております。特定事業の廃止については、本市では事例はありませんが、発電事業終了後の
太陽光発電設備の放置が問題になっている事例がございます。このような事案を未然に防止するため、特定事業を廃止する場合には市への届け出を義務づけることとしております。
○菱田明儀 委員長 田中都市整備課長。
◎田中賢治 都市整備課長 条例における保全義務の考え方でございます。事業者により設置工事完了後も自然環境や生活環境の保全また災害の防止上の支障が生じないよう、
太陽光発電設備及び事業区域を安全かつ良好な状態に維持させなければならないと考えております。保全義務に関する事項を規定することとしております。
○菱田明儀 委員長
小川都市整備課長補佐。
◎小川友基
都市整備課長補佐 立入調査のタイミングについてでございます。実施時期は限定しておりませんが、本条例の施行に関し、必要な限度において立入調査を実施できるよう規定することとしております。
○菱田明儀 委員長 田中都市整備課長。
◎田中賢治 都市整備課長 本条例における罰則等の考え方でございます。電気事業者による
再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法では、各種の
太陽光発電設備の設置規制に関する条例を含めた関係法令に違反した場合に、経済産業省が規定する認定基準に適合しないとみなされ、国が事業認定の取り消しを講じることとなっております。これにより事業者が条例を遵守する効果が期待できることから、改めて本条例に罰則を規定する必要はないものと考えております。
続きまして、条例施行までの工事が再開できるのかというご質問でございます。工事の再開につきましては、事業地に関する里道、治水対策などの協議が終了すること、現在京都府に申請されている宅地造成等規制法に関する許可などを取得されれば、工事の着手は可能となります。本条例は施行と同時に効力を発揮することとなり、土地所有者の土地利用を規制する内容で、法令の不利益処分不遡及の原則に従い遡及適用は困難であると考えております。
○菱田明儀 委員長
小川都市整備課長補佐。
◎小川友基
都市整備課長補佐 通報制度についてでございます。電気事業者による
再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法が平成28年に改正され、適切な事業実施の確保を図るため、再生可能エネルギー発電事業計画を認定する新たな制度が創設されました。この新たな認定制度では、経済産業省資源エネルギー庁の事業
計画策定ガイドラインに定める事項の順守を求めており、各種の
太陽光発電設備の設置規制に関する条例を含めた関係法令に違反した場合は、認定の取り消し措置が講じられることとなっております。本条例との関係につきましては、条例を運用する八幡市が必要に応じ経済産業省資源エネルギー庁に通報を行うこととなります。
続きまして、認定取り消しの事例でございます。関係法令の規定を遵守するという認定基準に不適合であることから認定取り消しとなった事例はあるとお聞きしております。
○菱田明儀 委員長 田中都市整備課長。
◎田中賢治 都市整備課長 太陽光認定取り消しによる原状復旧に関するご質問でございます。認定取り消しとなった場合に、事業者において発電施設として稼働させない場合は、事業
計画策定ガイドラインにおいて、発電設備の撤去及び処分は、廃棄物処理法等の関係法令を遵守し、事業終了後、可能な限り速やかに行うことと規定されております。事業者に対し、
太陽光発電設備の撤去処分をガイドラインに基づき実施するよう求めることとなります。敷地の原状復旧につきましては、土地所有者の判断と責任においてされるものであることが前提でありますことから、本条例で義務づけることはなじまないと考えております。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 増永管理・
交通課長補佐。
◎増永浩子 管理・
交通課長補佐 地域公共交通会議に障害者団体が入っていないことについてでございます。本会議では本市社会福祉協議会から委員として、また本市の障害者福祉を担当する部局もオブザーバーとして入っていただきますため、各障害者団体のご意見についても包括的に反映できるものと考えております。
○菱田明儀 委員長 西島管理・交通課長。
◎西島昭彦 管理・交通課長 会議の回数についてでございます。会議の回数につきましては、今年度に2回の開催を予定しているところございまして、来年度には議長と相談しながら、調査活動を含め複数回の会議を開催する予定でございます。
立地適正化計画策定後の会議につきましては、必要に応じて作業部会への派生や、また計画の実施検証などの機関として運用していくのがよいのではないかと現時点では考えております。
次に、市としての将来像についてですが、立地適正化計画で描かれた機能的で暮らしやすいまちづくりのため、行政と住民、事業者がそれぞれ協働して、まずは既存路線の確保を第一として、より利便性の高い公共交通網の形成が理想ではないかと考えております。
○菱田明儀 委員長 増永管理・
交通課長補佐。
◎増永浩子 管理・
交通課長補佐 自転車等放置禁止区域についてのご質問等ございます。
資料3の図に示しております現在の橋本駅周辺の自転車等整備区域内の放置自転車の状況につきましてでございますが、駐輪場内における長期の滞留、いわゆる放置状態にある自転車が1年間で40台程度でございます。駐輪場以外の整備区域内で本市が対応を行いました放置自転車等は、過去3年間ございません。
また、自転車等の「等」が何を指すかということですけれども、こちらはバイクを想定しており、これを含めております。
次に、禁止区域指定の周知についてでございますが、現地での啓発看板等を設置し、広報紙、ホームページ、チラシ配布、これは現在実施している分ではやはり駐輪場の利用者にダイレクトに啓発するのが一番効果的だということで、例えば現在でしたら、きちんと自転車に施錠して盗難防止に努めてくださいというような啓発活動などでチラシ配布をして、一定の効果があると思っておりますので、そのようなやり方を想定しております。
次に、市民生活への影響及び課題についてでございます。有料化するということで市民生活について想定される影響は、今のところそんなにないかと思っているところですけれども、まず利用者が公共交通や徒歩へ転換しなければならないことが予想されます。また、これまで無料で利用していた例えば枚方市など他市の住民が、本来あるべき樟葉駅であるとか、八幡市民であれば八幡市駅、そのような本来とめるべきところに戻っていくのではないかと考えております。
また課題としましては、放置自転車の一時的な増加が見込まれますため、周辺住民の生活には支障を来さないよう、巡回指導を行ってまいりたいと考えております。
次に、撤去につきましては、八幡市駅周辺の禁止区域と同様に、市嘱託員や委託先のシルバー人材センターの作業員が月曜日から金曜日まで毎日区域内の巡回を行い、放置自転車等に警告のタグをつけ、一定期間経過した後、市自転車等放置防止条例に基づき撤去、移送を行ってまいります。
これまでの放置自転車等の放置状況、その経費についてでございます。過去3年ほぼ一定額でございまして、これには放置禁止区域及び整備区域内の啓発及び巡回、撤去、移送、移送後の保管、変換事務にかかる費用として、年間約330万円となっております。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 太田委員。
◆太田克彦 委員 ありがとうございます。まず
太陽光発電設備に関係しては、保全義務、特定事業の廃止等、ある程度理解させていただきました。特に立入調査につきましては、例えばその後定期的に調査を行うのかどうかもお聞かせいただきたいと思ったんですけれども、その辺がどうだったのかが今のご答弁の中では余りはっきりしなかったような気がするんですが、真っ当なというか、こういう言い方をしたら語弊があるかもしれませんけど、しっかりとした事業者でありましたら、そうそう心配しない部分があるんですけれども、いろいろと物議を醸している事業者の場合は、果たして当初工事着工して、完成しましたよと完了届を出されました。果たしてそれがそのままずっと維持されているのかどうか疑問だなという気がしますので、では例えば、ある程度定期的に何らかの巡回や立入調査等がやっぱり場合によっては必要なのではないかと思うんですけど、その辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
罰則はなじまないのではないかというお話でした。国の法律にのっとってというのは、それはそれで理解はするんですけど、どうなんでしょう、八幡市としてほかの自治体と違う特色もある部分での今回のこの課題について議論がなされているわけで、こういうことは余り八幡市の中で起こらない方がいいと思うんですけれども、八幡市独自で強化的な罰則みたいなものは考える必要はないとお考えということでいいんでしょうかね。その辺を改めてお聞かせいただけますか。
2つ目にお聞かせいただきました部分では、今のご答弁ですと、基本的には条例が施行されるまでに事業者が工事に着手した場合、これは全くどうしようもないと判断していいということなんでしょうかね。それとも逆に、京都府が何らかのストップできるような京都府判断を行うことができるのであれば可能なのかどうか。あくまでも京都府の判断なのかなと思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。八幡市としては当然条例を施行するまではどうにもできないというのはわかります。今現在はバトンは既に京都府に渡っているのかなと思うんですけど、京都府では可能な手だてがあるとお考えなのかどうか、お聞かせいただけますか。
通報について、先ほどの答弁の中では、連携という通報に至るまでの流れがもう一つよく見えなかったんですけれども、通報制度自体はどういうものかわかったんですが、では具体的に言うと誰が、どんな状況で通報するのか。もっと言うなら、誰がどこに通報するのか。通報する団体は、どこかから指定されて、決まったときに、それこそ先ほどの立入調査ではないですけど、巡回して、調査して通報するといったものに当たるのかどうか。わかりやすく教えていただければと思います。
もとに戻すということについても、その後、では例えば事業者が認定取り消しになりましたと。では工事が中断しました。事業自体が中断しました。それはその事業者の所有地だから、もうそのまま放置されても仕方がないと判断していいものなのかどうか。それは何らかの原状復帰なのか何らかの手立てがないのかどうか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。
公共交通のことについては、先ほどのご答弁では1点目のところで、障害者の団体の声、障害者の声が入っていないという私の指摘に対して、包括的に含まれているという。よく都市交通のバリアフリー化の問題を考えたときた、一番は健常者が障害者の施策について、ここをああしましょう、こうしましょうと施策を打ちます。ところが実際問題は、本当に障害をお持ちの方、視覚障害、聴覚障害、いろいろな身体障害の当事者が実際そのまちを出られたときに、大きく乖離があるというのは往々にしてあります。その辺をすごく懸念するんですね。どうしてもメンバーを見てみると、その辺が非常に弱いというか、見えないなと思ったんです。確かにおっしゃるとおり、それに関与している職員や団体は含まれてはいますけど、実際当事者が一人も入っていないというのが気になるところです。その辺の今後お考えはないのかどうか、お聞かせいただきたいと思うんですけど、例えば障害者団体とか視覚聴覚障害者団体と連携して取り組むことは考えられないのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。田中都市整備課長。
◎田中賢治 都市整備課長
太陽光発電設備に関する条例の件でご質問にお答えいたします。
まず、立入調査の件でございます。現時点では定期的な立入調査は予定しておりません。基本的にはその事業者において良好に維持していただくべきものだと考えておりますので、今のところ定期的なことは考えておりません。
続きまして、罰則の強化でございます。
太陽光発電設備につきましては、国において促進されているという反面、今回計画されている場所については、防災、景観を含めまして特に必要であろうという場所を規制するものでございます。そのため罰則については現時点では考えていないところでございます。
今行われている行為をとめられないのかということでございますけれども、今回の計画地におきましては、工事するには宅地造成等規制法の許可が必要となります。その規制の許可を得られれば着工ができるということになりますので、その行為が技術的要件に合えば着工できるということになります。ですので、市としてはとめられないんですけれども、許可の段階で何かふぐあいがあれば、その時点でとまるということになると思います。
市からの通報制度の件でございます。通報につきましては、法令違反、条例違反等が発見されましたら、市から経済産業省に通報すると考えております。
原状復旧でございますけれども、市としましては、各法令ガイドラインに基づき原状復旧するよう強く求めてまいりたいと思っております。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 西島管理・交通課長。
◎西島昭彦 管理・交通課長 障害者も会議にという再質問にお答えいたします。社会福祉協議会や福祉部局と相談しながら今後検討していきたいと考えております。
○菱田明儀 委員長 森下副市長。
◎森下徹 副市長 私の方から補足させてもらいたいと思います。まず、立入調査の関係ですけれども、当然事業の個々の状況に応じまして適切に対応するということですので、定期的に例えば三月に1回行くとかではなくて、必要に応じて柔軟にやっていくというのがより効果的だと思っていますので、特に問題のないところに対しては通常の報告、届け出等で十分わかりますし、そうでないところにつきましては、きちんと現場の方で確認することが必要かと思っておりますので、そこは事象の経過も含みまして柔軟に考えていったらどうかと思っております。
事業が再開できるかどうかの関係ですけれども、現在確かに京都府の方に宅造許可の申請が出ております。当然、宅造許可は法の枠の中で許可するかどうかの基本的な要件が決まっておりますので、それがチェックされれば許可されるものであろうと思いますが、ただ今回につきましては、当然市も、特に男山地域につきましては禁止区域としておりますので、目的の方にはやはり望ましくないということは条例提案させてもらいたいという思いを持っているところでございますし、この関係につきましては、八幡市がメインとなっていろいろとやっていく必要があると思いますけれども、ただ京都府の許可権限もありますので、ここはしっかりと連携しながら、八幡市の思いも十分伝えながら、法的な枠組み、制約もありますし、行政権限を無制限に拡大はできません。特に私有財産権の制約になりますので、そこは慎重に考えながらも、やはりあるべき姿としてどうするかについてはしっかりと、それぞれの権限のある立場で検討しながら、これについては適切に対処したいと思っておりますが、今、担当からも言いましたけれども、やはり私有財産権という大きな問題がありますので、そことの整合、すり合わせをどうするかを慎重に考えていきたいと考えています。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 ないようでありますので、次に、報告事項以外で質問等はありませんか。
中村委員。
◆中村正公 委員 先ほど
太陽光発電設備の条例の制定に関しての質問をしましたけれども、今度は現場の状況、具体的な技術的なこととかも含めて1点質問したいと思います。
太陽光発電設備に関する条例の検討状況が本委員会に出されましたけれども、私も一般質問で取り上げましたが、男山で進められている計画地にある法定外公共物、里道についての質問に対して、答弁が、進入路と交差する箇所があります。里道上に
太陽光発電設備を設置することは認められず、里道の機能は維持する必要があると考えております。今後この里道の扱いにつきましては、宅地造成等規制法に係る手続きと並行して事業者と協議を進めることとしていますという答弁をいただきましたが、後でいろいろ調べてみますと、八幡市法定外公共物管理条例、里道や水路を管理する条例があることが質問の後にわかりまして、そもそもこの条例に規定されている第3条、行為の禁止というのがあるんですけれども、何人も法定外公共物について次に掲げる行為をしてはならないと。(1)法定外公共物を損傷し、または汚損すること、(2)法定外公共物に土石、竹木等を堆積すること、(3)法定外公共物にごみ、汚物、毒物その他これらに類するものを投棄すること、(4)前3号に掲げるもののほか、法定外公共物の保全または利用に支障を及ぼすおそれのある行為をすること、これらの行為がこの第3条において禁止されています。
そして、これらの行為の許可ということで第4条が設けられています。法定外公共物において次に掲げる行為をしようとする者は、市長の許可を受けなければならない。許可を受けた事項を変更しようとするときもまた同様とすると明記されていて、(1)施設、構造物等の設置による法定外公共物の敷地の使用その他法定外公共物その本来の用途以外の用途に使用すること、(2)法定外公共物の敷地において掘削又は盛土により形状を変更すること、(3)法定外公共物の流水を占用すること、(4)前3号に掲げるもののほか、法定外公共物の維持管理及び利用に影響を及ぼす行為をすること、と第3条、第4条に行為の禁止そして許可が要ると管理条例でなっていますが、これを見るとやっぱり条例違反ということになると思うんですけれども、市の認識についてお聞かせください。また、この違反に対する対応はどのように考えていらっしゃるのか、お聞かせください。
以上です。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。犬伏道路河川課主幹。
◎犬伏和弘 道路河川課主幹 里道についてのご質問にお答え申し上げます。通常、里道の形状変更を行うには、市の法定外公共物管理条例に基づく使用許可申請が必要です。当該里道におきまして、事業者がその手続きをとらずに無断で形状変更したことから、条例に抵触した状況にあると考えております。今後この里道の取扱いにつきましては、宅地造成等規制法に係る手続きと並行して事業者と協議を進めることとしております。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 ありがとうございます。条例違反だという認識ですよね。今出されている宅造許可申請で対応するということですが、意見を聞かれる中で対応すると。最終は京都府の許可ですので、意見を聞かれて入っているのではないと思うんですけれども、それに対して具体的にどういう対応をされるのか。また、法定外公共物の占用使用許可申請が必要となってくると思うんですが、里道の占用許可が市からおりないと、宅造許可もおりないという認識でいいのかどうか、お聞かせください。
○菱田明儀 委員長 藤田都市整備部次長。
◎藤田範士 都市整備部次長 里道の取り扱いにつきましては、現時点で具体的な図面等はまだ示されておりませんので、これらの方向性がどうなっていくかは、はっきりしたことは言えません。宅地造成等規制法の関係と里道の法定外の申請は市で受け付けしますので、ただ、法定外の建物との関係が深いものですから、京都府と協議し、最終的には市からの許可を出すことも京都府と協議した上で、宅造も許可がおりるという同時進行のような形となります。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 ありがとうございます。今、府の宅造許可と同時進行とおっしゃいました。それはわかりました。
管理条例の中で罰則規定が第12条にあるんですが、次の各号のいずれかに該当する者は5万円以下の過料に処すると。第3条の規定は先ほど言いましたよね。(1)第3条の規定に反した者、(2)使用等の許可を受けないで第4条第1項各号に掲げる行為を行った者、要するに行為の許可第4条を行った者、これに対しては罰則規定があって、これに該当するのではないかと思うんですが、この辺はどういうふうに考えたらいいのでしょうか、お答えください。
○菱田明儀 委員長
東都市整備部長。
◎東睦
都市整備部長 中村委員の再質問にお答えいたします。
罰則規定につきましては、先ほどの答弁にもありましたが、当該里道につきましては、事業者がその手続きを行わず無断で形状変更したことから、条例に抵触した状態にあるという状況になっていると思います。今現在それを宅地造成等規制法に係る手続きと並行して修正を行う手続きを行っております。ですから、今現在については一時的な抵触状態にはなっておりますけれども、その手続きとともに改善を望んでいるというところで、直ちに罰則規定を適用するということについては少し乱暴ではないかなと思っております。今後、反復継続して、また長期にわたりこの状態が続くようであれば、罰則規定の適用も考える必要があると考えております。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 今、府に出されている宅地造成等規制法の関係の書類を情報公開していただいたものが1枚あるんですけれども、この中で真ん中を通っていた里道が今見えなくなっている。これは付けかえをしたいという要望なのかなと思うんですが、里道の付けかえに対してはどのように対応されていくのか。そういう申請が出されたときた、そのまますっと通るんですか。里道の付けかえということで許可申請が出てきますよね。それに対してお答えください。
○菱田明儀 委員長
東都市整備部長。
◎東睦
都市整備部長 中村委員の再質問にお答えいたします。
里道の付けかえにつきましては、その里道が今現在使われているかどうか、また付けかえた先の利用形態がどうなるのかということを総合的に判断して、今現状のままで置いておくのか、里道を付けかえるのか等の判断をすることになると思います。現状におきましては、もし仮に付けかえするならばどのような状態になるのかということがまだ見えていない状態でありますので、今後宅地造成等規制法に係る手続きの中で、どこに里道を付けかえてほしいのか、そこでの利便性というか通常の機能が確保できるのかということを総合的に判断して決定してまいりたいと考えております。
以上です。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 一つ確認しておきたいんですが、里道の付けかえのときの地元自治会とか四区の同意なり地元合意が必要なのか、必要ないのか、教えてください。
○菱田明儀 委員長
東都市整備部長。
◎東睦
都市整備部長 中村委員の再質問にお答えいたします。原則不要でございます。
以上です。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 そもそもこういう違反を繰り返す、最初開発すると言って地元説明会があって、その後、開発にかからない1ヘクタール以下の伐採届だけで済まして、これで違法な造成工事をやるという業者に対して、やっぱり許可ができないよという市の、行政の強い意思表示とか態度が必要だと思うんですが、最後にそのことに対してどうお考えか、お聞かせください。
○菱田明儀 委員長 森下副市長。
◎森下徹 副市長 先ほども太田委員に答弁させていただきましたけれども、行政の立場ですので、いろいろな条例等に基づきまして適切に判断するということが重要なことでありますし、また、行政ですから行政指導という立場もありますので、それは適切にやっていきたいと思いますけれども、それは無制限に拡大できるわけではありません。ただ今回につきましては、個別事案としまして、一定里道の法定外公共物の違反状況があるのは事実ですし、また、宅地造成等規制法につきましても許可を得ずに一部造成されたという経過もありますので、当然行政的には、外形的な部分もありますし、また今後の事も想定して、しっかりとこの事業が適切に善良的にされるかどうかということもありますので、この現場で事業者側とのこれからのやりとりもありますので、具体的に今申し上げるわけにはいきませんけれども、理念的には条例を提案しているということが基本的に八幡市の男山の
太陽光発電設備のあり方だろうと思っていますので、そういうことを踏まえながら適切に、行政として誰もが容認されるような基本的なところで対応するのが全てだと思っておりますので、今の里道の現状問題、今後付けかえの問題、また里道の機能の問題も含めて総合的な判断だろうと思っていますし、それをまた京都府とも協議しながらやっていこうと思っていますので、気持ちとしては条例の目的のところが市の本来の基本的スタンスであろうと思っていますけれども、法治国家ですので、現状の枠を大幅に踏み越えてやることは厳しいところもありますので、そこらにつきましては個別の話ですし、今これ以上お答えすることは今後の協議の中で影響しますので、申しわけありません、答えられませんけれども、適切にやっていきたいと考えております。よろしくお願いします。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 早期の対応と、条例の制定と対応をよろしくお願いします。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 ないようでありますので、これで
都市整備部所管事項の審査を終結いたします。
ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩します。
午後 1 時40分 休憩
――――――――――――
午後 1 時48分 再開
○菱田明儀 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより
上下水道部所管事項の審査に入ります。
上下水道部より報告事項がある旨、申し出を受けております。
それでは報告願います。武用上下水道部長。
◎武用権太 上下水道部長 上下水道部より二つのご報告がございます。各担当課からご報告させていただきます。
○菱田明儀 委員長
角野下水道課管理係長。
◎角野一成
下水道課管理係長 下水道課より「八幡市の下水道」について報告させていただきます。
お手元に配付させていただいております資料1をごらんいただきたいと存じます。下水道に関する統計書「八幡市の下水道」の令和元年度版を作成いたしましたので、その内容についてご説明申し上げます。
まず、2ページをごらんください。本市の下水道事業の歴史、現況並びに課題についてまとめてございます。現在本市の下水道事業は、老朽管対策として管渠の改築更新や地震対策、維持管理、雨水排水計画の事業を行っております。
次に、6ページは公共下水道の現況を表にいたしております。@公共下水道の現況の一番右端、市全体欄の中ほどをごらんいただきたいと存じます。供用開始区域面積は1,142.83ヘクタール、下に一つ飛ばしまして人口普及率は99.9%、下に二つ飛ばしまして水洗化率は98.9%となっております。
7ページは、公共下水道施設の現況でございます。汚水施設の管渠延長は246.2キロメートルでございます。また、最下段に雨水地下貯留施設といたしまして、あさかぜ公園雨水地下貯留施設の概要を掲載いたしております。
10ページは、八幡市、京都府、全国平均の下水道人口普及率の推移をグラフにしたものでございます。
11ページは、本市の水洗化率の推移をグラフにしたものでございます。
続きまして、12ページに管理費の推移、13、14ページに建設費の推移をグラフ並びに表にいたしております。
15ページは、流入水量の推移でございます。平成30年度の各浄化センターへの流入水量の合計は885万5,746立方メートルでございました。
16ページは、財政状況といたしまして、平成30年度の決算とその内訳をグラフ並びに表にいたしております。下段の表で下水道事業収益の合計が16億5,800万8,000円、下水道事業費用の合計が16億2,463万円で、当年度純利益が3,337万8,000円となっております。
17ページから20ページに上下水道使用料金表、水洗化のための各種制度、本市の下水道の組織図、供用開始区域図を掲載いたしております。
21ページは、雨水の八幡市下水道計画区域を示しておりまして、洛南処理区としてオレンジ色で665ヘクタールと、八幡排水区として青色で117ヘクタールを示しております。
22ページからは資料編となっております。
以上、報告とさせていただきます。
○菱田明儀 委員長 亀井下水道課長補佐。
◎亀井雅史 下水道課長補佐 続きまして、市民防災広場雨水地下貯留施設設置工事について報告させていただきます。資料2をごらんください。
市民防災広場雨水地下貯留施設設置工事につきましては、平成29年、平成30年度の継続事業として進めており、受注者は西部・城南特定建設工事共同企業体で、代表者は株式会社西部建設株式会社関西支店、構成員は株式会社城南開発興業でございます。平成31年2月20日に変更後の請負金額7億2,079万7,400円にて第1回変更契約を行いました。現在、本工事の進捗状況につきましては、東西にある二つの貯留施設のうち、東池の設置及びその埋め戻しまで完了しており、西池の施工に取り組んでいるところでございます。工期変更理由といたしましては、平成31年12月27日の完了を目指して工事を進めてまいりましたが、第2回変更契約後の西池の掘削工におきまして、掘削残土内にセメント固化土の混入が確認されました。残土処分の条件といたしまして、セメント固化土等の混入は認められないため、残土の仕分け作業が別途必要となりました。
以上により、本工事の工期につきまして平成31年12月27日から令和2年3月31日への変更を予定しております。なお、このたびの残土の仕分け作業についての金額変更はございません。
○菱田明儀 委員長 ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はございませんか。
横須賀委員。
◆横須賀生也 委員 資料1の「八幡市の下水道」について1点だけ質問させていただきます。14ページの上に掲載されております棒グラフで、濃い色の棒グラフで示されている
八幡西部処理区の建設費の推移ですが、昭和58年だけ建築費の金額が突出しているのはなぜでしょうか。
以上1点よろしくお願いいたします。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。
大竹経営課下水道係長。
◎大竹伸幸
経営課下水道係長 昭和58年度の建設費でございますが、
八幡西部処理区におきまして汚水処理を枚方市北部処理場で受け持っていただいており、枚方市にこの建設費の一部を支払っております。前年と比べて高額となっておりますのは、昭和54年から昭和58年までの費用を一括で支出しているためでございます。
以上です。
○菱田明儀 委員長 横須賀委員。
◆横須賀生也 委員 ご丁寧にご答弁いただきありがとうございます。5年分の建設費が合算されているということで、よくわかりました。
以上で終わらせていただきます。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
奥村委員。
◆奥村順一 委員 報告事項2つ目の資料2の市民防災広場雨水地下貯留施設の設置工事についてですけれども、セメント固化剤が残土に混じることによって工期が延長ということなんですが、金額変更は行わないということですけれども、工期を延長することによって残土処分以外の経費関係の負担が出てくるのではないかと思うんですが、そこはどのようにお話しされているのか、お聞かせいただきたいと思います。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。亀井下水道課長補佐。
◎亀井雅史 下水道課長補佐 市民防災広場雨水地下貯留施設設置工事の工期延長に伴うほかの経費関係についてでございますが、この仕分け作業を原因とするものに係る費用の変更は考えておりません。施工業者とは、この案件での金額の変更のないことは了承済みでございます。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
太田委員。
◆太田克彦 委員 端的に1項目、予定はなかったんですけれども一つ聞きたいことがあります。
まず1点目の資料1の「八幡市下水道」についてですけど、八幡市の下水道の更新、耐震化工事も含めて、さまざまな更新計画は非常に難題だと前々から思っているんですけれども、平成13年度から平成18年度にかけて雨水管、汚水管の現状調査を行い云々という記載があるんですけど、具体的にどのように調査されるのか、お聞かせください。
当然のことながら八幡市の膨大な管路があるのかで、順位を設けながら進めていかれると思うんですけど、それについてはどのように順位を考えておられるのか、お聞かせいただきたいと思いますし、その調査についてはそもそも民間委託だと思うんですけど、どのような頻度で行われているのか、お聞かせいただきたいと思います。更新スケジュールについてはどうなのか、どのような課題があるのか、お聞かせください。
耐震の対策として耐震化工事ですけど、進捗状況と今後の見通しもお聞かせいただきたいと思います。
先ほど答弁の中で、ふと素朴な疑問が湧き起こったものがありまして、11ページに水洗化率の推移が先ほどご説明でも一部ありました。このグラフを見ますと、恐らく平成19年度、平成20年度ぐらいをピークにして、だんだん右肩下がりに下がってきているんですね。水洗化率が悪くなっているという数字がグラフになっているんですけど、その要因はどういうものなのか、お聞かせください。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。亀井下水道課長補佐。
◎亀井雅史 下水道課長補佐 下水道管渠の調査につきましては、下水道本管及び取り付け管においてテレビカメラ調査を実施しておりまして、管渠内の状態把握を行っております。調査順位につきましては、おおむね30年を経過したコンクリート管において順次調査をいたしております。調査委託につきましては民間委託でございまして、平成13年度から平成18年度までの調査では、下水道施設が古く老朽化が進んでおりました男山・西山地区の改築更新を実施するため毎年実施しておりました。以降は平成19年度から平成29年度まで11年間に6回の調査を行い、おおむね2年に1回の頻度で実施しております。
今後の下水道管渠における改築更新のスケジュールにつきましては、令和2年度から令和6年度までの5カ年計画であります改築実施計画に沿って管渠の改築を実施してまいりたいと考えております。
耐震化工事の進捗状況につきましては、平成27年度から平成31年度までの5カ年計画であります総合地震対策計画に沿って平成28年度より毎年耐震化工事を実施しており、平成30年度末までに約2.1キロメートルの耐震化工事を実施してまいりました。今後の見通しにつきましては、引き続き令和2年度から令和6年度までの5カ年計画であります総合地震対策計画に沿って耐震化工事を実施してまいります。
○菱田明儀 委員長 澤田上下水道部次長。
◎澤田健二 上下水道部次長 課題についてでございますが、下水道管渠の改築など計画的に進めていくに当たりまして、やはり財源の確保が課題であると考えております。
○菱田明儀 委員長
角野下水道課管理係長。
◎角野一成
下水道課管理係長 水洗化済人口の平成23年度からの減少の理由でございますが、八幡市の人口減少に伴っての水洗化済人口の減少となっております。処理区域内人口というのが大方八幡市の人口をカバーしている区域となっておりますので、こちらの区域全体の人口が減少していますので、こちらで確認していただけると思います。
○菱田明儀 委員長 太田委員。
◆太田克彦 委員 ありがとうございます。2項目めに聞きました水洗化率のことはわかりました。私も見方を勘違いしていました。
1つ目の下水道のことについては、課題は端的に財源の確保だと。それはそうだろうと思いますし、恐らくこの事業は、例えば上水道の管路の更新もそうなんですけど、ゴールがない事業だと思います。最初に手をつけたところから何十年かたって、八幡市が一とおり済みました。ところが最初に手をつけたところがまた更新時期ということで、際限のない事業だと思いますし、恐らく財源の確保もずっと続く難題だろうと考えるんですけれども、非常に苦労されているのはよくわかります。ただ、ここのところの自然災害とか、特に地震のことを考えると、やっぱり地下の部分、ふだんは目に触れない上水道、下水道のライフラインの根幹をなす部分は非常に大事な事業だと思いますし、どうか市民生活に影響を及ぼさないように、これからも鋭意取り組んでいただければと思っております。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 ないようでありますので、次に、報告事項以外で
上下水道部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 ないようでありますので、これで
上下水道部所管事項の審査を終結いたします。
ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩します。
午後 2 時06分 休憩
――――――――――――
午後 2 時14分 再開
○菱田明儀 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより
環境経済部所管事項の審査に入ります。
環境経済部より報告事項がある旨、申し出を受けております。
それでは報告願います。山田環境経済部長。
◎山田俊士 環境経済部長 環境経済部より2件のご報告がございます。担当課から報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○菱田明儀 委員長 山本農業振興課長補佐。
◎山本美奈子 農業振興課長補佐 八幡フェスタ「農(みのり)」の開催につきまして、ご報告させていただきます。
資料1をごらんください。国連の「家族農業の10年」を契機に、本市におきましても家族農業の振興、安全・安心な農作物や台風にも負けない元気な本市の農業をPRすることなどを目的に、八幡フェスタ「農(みのり)」を開催することとなりました。開催日時は本年11月16日土曜日の午前9時30分から午後3時、場所は淀川三川合流域さくらであい館とその周辺農地等での実施を予定しております。主催は市内の農業団体と八幡市農業委員会、JA京都やましろ八幡市支店、八幡市の14の組織で構成する八幡フェスタ「農(みのり)」実行委員会で開催することとしております。
用紙を1枚めくっていただき、別紙1のチラシをごらんください。チラシの中段から下に記載されておりますとおり、展示部門では、家族農業の未来というテーマで農業機械の展示や撮影会、担い手となる元気で明るい若手農家の農作業風景等の写真を展示、また、災害からの復興というテーマで、昨年の台風21号の被害により破損したビニールハウスの状況と、復興後の写真を対比した形で展示する予定となっております。
次の情報発信部門では、スマート農業の可能性というテーマでICTを活用した水田、畑、畜産の最新システムの紹介やドローンでの圃場への水まき、リモコン草刈り機の実演、オート田植え機の試乗なども行っていただく予定となっております。
体験部門では都市と農村の交流というテーマで、コスモス摘みや新米の脱穀、精米体験などを、また花の寄せ植えや、わら細工教室など親子で楽しんでいただけるもの、昨年までお茶の京都として四季彩館で開催しておりました茶香服もあわせて体験していただく予定となっております。
ふるまい部門では、炊きたてのご飯と一緒に地産地消の惣菜や豚汁、ぜんざいや甘酒などを味わっていただきます。
模擬店部門では新鮮野菜、お茶、花のほか九条ネギを使った焼きそばやネギまんじゅう、パン、寿司、和洋菓子なども販売される予定で、1日楽しんでいただける内容にしたいと考えております。
3枚目の別紙2につきましては、さくらであい館をメイン会場に農業機械の展示、コスモス摘み会場などの会場周辺図でございます。
今回の八幡フェスタ「農(みのり)」は農業を核とした初めてのイベントで、多くの市民に会場まで足を運んでいただきたいと考えております。委員の皆様におかれましても、大変お忙しい時期とは存じますが、ぜひご来場いただき会場を盛り上げていただきますよう、よろしくお願いいたします。
以上、イベントの内容の報告並びにご案内とさせていただきます。
○菱田明儀 委員長 小西農業振興課長。
◎小西道宏 農業振興課長 川口揚水機場の改修についてご報告いたします。
本件につきましては、平成30年第3回定例会
都市環境常任委員会で報告させていただきましたが、その後の経過報告でございます。
資料2をごらんください。川口揚水機場は木津川からの流水を用水源として取水し、受益面積67ヘクタールの水田に用水を供給しております。しかし、施設の劣化が進むとともに、河床低下により躯体が川側に100分の7傾斜。堤帯内の樋管についても60年以上経過しており、劣化が懸念されます。施設の劣化により用水の取水に支障が生じるだけでなく、これを原因とした河川堤防の決壊で農用地、住宅、公共施設等に被害を及ぼすことが予想されますことから、本事業により用水の安定供給と災害の防止を図るものでございます。
川口揚水機場の改修につきましては、平成30年4月2日に府営農村地域防災減災事業、補助メニューといたしまして用排水施設等整備事業として新規採択されました。京都府営事業として令和元年度から令和2年度にかけて非取水機に改修工事を予定しておりましたが、現在も国土交通省との河川協議が続いており、工事実施が大幅におくれる状況となっておりますことから、工期延長の事業計画と事業費の変更をあわせて京都府が近畿農政局に申請されております。内容としましては、完了の工期が令和2年度から令和3年度の完了となる見込みでございます。事業費につきましては、消費税の改定、物価並びに労務単価上昇により事業費2億6,000万円から2億7,560万円に増加すると京都府からお聞きしております。負担割合は国50%、府30%、市20%でございます。
事業スケジュールでございますが、年度割の事業スケジュールといたしましては、昨年度平成30年度が実施設計、事業費2,500万円です。令和元年度、今年度ですけれども、吸水層・沈砂池改修、揚水機2基更新を予定しておりましたが、令和2年度に繰り越しします。事業費は1億3,400万円でございます。令和2年度につきましては、令和3年度の繰り越し工事と樋管の補修ということで事業費は2,500万円でございます。令和3年度につきましては、管理橋、電気設備、ゲート設備更新ということで事業費9,160万円、計2億7,560万円でございます。市負担金につきましては、事業費が2億6,000万円から2億7,560万円に増加したことに伴い、5,200万円から312万円増の5,512万円となる見込みでございます。
以上です。
○菱田明儀 委員長 ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はございませんか。
奥村委員。
◆奥村順一 委員 2つ目の川口揚水機場の件でお聞きします。
まず初めに、吸水層が100分の7傾いているというご説明をいただいたんですけれども、この説明の中に河川堤防の決壊による公共施設等に被害を及ぼす可能性があるという非常に怖いコメントが載っているんですが、改修内容と改修の目的を教えていただきたいと思います。
これは通告していなかったんですけれども、4カ年にわたりまして用水を供給できない時期があるのであれば教えていただきたいと思います。
以上2点お願いいたします。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。小西農業振興課長。
◎小西道宏 農業振興課長 川口揚水機場の改修についてのご質問にお答え申し上げます。
川口揚水機場の改修目的でございますが、用水の安定供給と災害発生の防止を図るものでございます。改修内容につきましては、ポンプ設備の更新、吸水層・沈砂池、接続水路の改修、ゲート設備の更新、管理橋の更新、樋管の補修、電気設備の更新等でございます。
2番目の用水を供給できない時期があるかということでございますけれども、この工事につきましては非出水期の工事でございます。非出水期は10月以降でございます。それまでは用水を各田んぼに供給できるような体制で事業を進めていきますので、用水を供給できない時期はございません。
○菱田明儀 委員長 奥村委員。
◆奥村順一 委員 ありがとうございます。1つ目の改修目的と部分はやっぱり技術的なことなので、お願いするとして、2つ目の農家の方に対する影響は、ないととらせていただいていいのかと思います。八幡市内に川口以外に揚水機場がほかにもあると記憶しているんですけれども、正式に何箇所、どこか教えていただきたいと思いますし、それらは今後どのような対策をとらなければならないのか、そこもお聞かせいただきたいと思います。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。小西農業振興課長。
◎小西道宏 農業振興課長 ご質問にお答えします。川口揚水機場以外で市が管理する揚水機場といたしましては、岩田外島8番地先に設置されております岩田揚水機場がございます。この揚水機場につきましても、木津川からの自然取水ができなくなったことによりまして、昭和37年に水中ポンプ3台を設置したところでございます。受益地としましては、大谷川、防賀川、木津川に挟まれた263.6ヘクタールの受益地でございます。改修状況といたしましては、平成3年度にポンプ3台を更新、平成7年度にオーバーホールを行いまして、その後も平成13年度、平成26年度にポンプのオーバーホールを行っております。現状につきましては、躯体の傾斜等は見られず、かんがい期に支障なく受益地に用水を供給できておるところでございます。
改修計画につきましては、具体の計画はございませんが、ポンプ3台の更新をしていく必要があると考えております。
以上です。
○菱田明儀 委員長 奥村委員。
◆奥村順一 委員 ありがとうございます。今答弁の中で、市が管理しているという前置きをたしかされたと思うんですけれども、市以外が管理している揚水機場は市内に存在するのでしょうか。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。小西農業振興課長。
◎小西道宏 農業振興課長 今ご答弁させていただきました揚水機場につきましては、木津川から水をいただいている、流水を取水して田んぼの方に供給している施設でございます。それ以外、川口揚水機場並びに岩田用水機場が用水を供給できないところの田んぼ等につきましては、井戸ポンプといいましょうか、それが各地区に打ってございます。それは約50本ほど打ってございまして、設置につきましては、その当時、用水対策協議会が設置されたとお聞きしております。管理につきましては、地元の管理ということでしていただいておりますけれども、経年劣化等によりまして、古くなって何らかの支障で用水がくみ上げられないということはあります。その場合は地元の農家実行組合から市の方に何とかしてくれというようなことが上がってきまして、市の方も負担させていただいたところで、揚水機の修繕をさせていただいております。
以上です。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
中村委員。
◆中村正公 委員 1点だけお願いします。川口だけではなくて岩田もそうでしょうけども、ずっと農業の中心になってきて歴史のある揚水機場だと思うんですけれども、ここは昭和37年ですかね。最初は木津川の水位が高くて、そのまま直で、ポンプがなく揚水機に取り入れられていたということですけれども、そういう歴史がまずわからないので、最初、自然流入から揚水ポンプをつけていくという履歴というか、今までの過去の状況を簡単に教えていただけたらありがたいんですが。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。小西農業振興課長。
◎小西道宏 農業振興課長 川口揚水機場の改修の経過でございます。昭和35年頃までは木津川からの自然取水によりかんがいを行ってまいりましたけれども、木津川の砂利採取により河床が著しく低下し、自然取水ができなくなりました。やむなく昭和37年、揚水機を設置しましたが、その後も河床低下が進んだことによりまして、昭和39年にポンプ2台を改良しました。昭和59年に老朽化により取水量がさらに低下しましたので、かんがいに支障を来したということで、再度ポンプ2台を更新して現在に至っているところでございます。
以上です。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 ありがとうございます。岩田の揚水機場も同じような状況になっていると考えてよろしいんですかね。
○菱田明儀 委員長 小西農業振興課長。
◎小西道宏 農業振興課長 岩田につきましても、先ほどご答弁させていただきましたけれども、当初は自然取水ができていたということで、同じ時期に砂利採取によって木津川の水位が下がったことによって自然取水ができなくなったということで、やむなくポンプを設置したということでございます。
以上です。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
山田委員。
◆山田美鈴 委員 私の方からは八幡フェスタ「農(みのり)」の件について、数点簡単に質問させていただきます。
まずこのイベントですけれども、1点目に、これはどのような層を主としてターゲットに見据えて行おうとしていらっしゃるのかと、これに関しての周知はどのようにされるのか。予算は大体どれぐらいかけてされるのかという点を教えてください。
これは通告していなかったんですけれど、今、手元でチラシを見せていただいています。事前にいろいろなお話も聞かせていただきながら、別紙2の図も見ながら、とても楽しそうないいイベントだなと思ってすごく期待しているんですけれども、ただ、前もお話しさせていただいたみたいに、チラシの方ではなかなかおもしろみがまだまだ伝わりにくいかと。もっとイベントのおもしろみが伝わったらいいのにと思いました。
このチラシだけで見てみると、別紙2の方を見てみると、会場が結構離れていたり、メイン会場があったり、実践会場があったりと、会場が点々としているんですけれども、この場合の市民に対する現地での会場案内みたいなものは、先ほどの別紙1のチラシだけでは会場がどこにあるのかが記載されていないと思うので、市民に現地の会場とかの案内はどのようにされるのかという点を一緒に教えてください。
以上です。
○菱田明儀 委員長 小坂
農業委員会事務局長補佐。
◎小坂富美子
農業委員会事務局長補佐 八幡フェスタ「農(みのり)」についてお答えいたします。
まず、どういう人々をターゲットにしているかということですが、八幡市民を初め近隣市町の方々を対象として、家族で楽しんでいただきたいと考えて企画いたしました。
周知の方法ですが、京都府観光連盟の観光情報ウェブサイトにイベント開催日程を掲載。淀川河川公園情報誌「よしぶえ」2019秋号に掲載。お茶の京都Premium Green Fes.統一冠イベントに登録し、そちらに情報発信をしていただく。広報やわた10月号に八幡フェスタ「農(みのり)」開催内容を掲載。商工観光課発行の「八幡さんぽ」に掲載、10月4日発行予定です。あと、啓発用ポスター及びチラシを作成し、市内自治会の掲示板に掲示。市内公共施設等にポスター掲示と、就学前児童ということで、チラシを幼稚園・保育園に依頼して配布する予定をしております。
予算につきましては、3月の予算特別委員会で採決していただきました全体で200万円の予算とさせていただいております。
会場での案内につきましては、当日、スケジュール表としまして、各イベント会場ごとに何時からどういった形でやるという内容を細かく書きましたチラシを配布する予定をしております。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 山田委員。
◆山田美鈴 委員 ありがとうございました。どのような層をターゲットに、八幡市民の皆さん、そういった感じですよね。周知の点も、結構いろいろなところで周知されるということもわかりました。
1点、ポスター掲示をされるということですけれども、ポスターもこれと同様のものですか。わかりました。私自身としては、これもとても見やすくていいデザインなんですけど、せっかくいいイベントなので、文字だけでは何かとても、もっともっとおもしろみが伝えられるのではないかと思って、別にけちをつけているわけではないんです。すごく画期的な今回初めてのイベントだということで、一人でも多くの方々に来ていただきたいなという思いがありましたので、できる限りポスターとか周知、職員等の呼びかけ、もちろん私自身も発信させていただきたいと思いますので、頑張って当日までの広報をぜひとも進めていただきたいと思います。こちらは要望させていただきます。
予算もわかりました。
会場ではスケジュール表が配られるということなので、これも理解しました。ぜひともこれを成功させて、できれば私としては毎年開催のような気持ちでやっていただいて、八幡市の農業の発展そして担い手づくりにもつながっていくのではないかと思っていますので、いいイベントなので、ぜひとも今後とも衰退させないように尽力していただけたらと思います。
以上です。
○菱田明儀 委員長 山田委員が言ったように、これはちょっと字が小さいので、もう少し大きな判でした方が見やすいのではないかと。いろいろな行事をされるので、A4判ではちょっと見にくいような気がするんです。だから、看板に掲示するならばもう一回り大きくしていただいたらありがたいなと思いますので、一応検討してください。よろしくお願いします。
ほかにありませんか。
太田委員。
◆太田克彦 委員 八幡フェスタ「農(みのり)」に関して単純な疑問点が何点かありまして、ここで家族農業という言葉を使っています。これは国連の家族農業10年を機にというのが前触れで出ていますので、これを踏まえているんだと思うんですけれども、そもそも本市の家族農業の振興と、安全・安心な農作物云々という言葉の指す家族農業の概念を教えていただければと思います。
この事業について、ことし、ここでも示されている国連の分で、これを機にというのはわかるんですけど、ではこれを機に八幡市もことしこういうことを開催しようと至った経緯がありましたら、お聞かせください。
開催場所がさくらであい館及び周辺で、恐らくこの周辺は、次のページのちょっと歩いて下がっていった農地のところかなと想像できるんですけど、ここで雨天決行と書いてあるんですよ。恐らくさくらであい館の中でのイベントは館内が中心なのかなと想像できるので、それは雨が降ってもどうにかできるだろうと。ところが、収穫体験、スマート農業の実践会場とかになってくると、歩いて外に行って農地の方に行かなければいけないということになってくるのかなと思うんですけど、雨天の場合どうするのかは、あくまでもここでは雨天決行。先ほどのポスターみたいなものの中にも、その辺がどうなるかということが明確に書かれていないので、その辺はどういうふうにされるんでしょうか。外には雨天の場合はできませんよねとなって、中止となれば、その辺を明記しておかなければいけないと思うんですけれども、その辺の周知はどうされるのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
これは恐らく当日、さくらであい館でオープニングもされて始められるんですけど、それぞれのほかの会場の場合も同時進行で開催されるものと想像するんですが、それでいいのかどうか。
先ほど同僚委員の質問の中で、同僚委員は要望で終えられていた部分なんですけど、今後この事業を継続して実施される考えはないのかどうか。同僚委員も指摘しましたけど、続けられたらいいと思うんですよ。継続は力なりと言いますから、定着していく、拡散していく部分については継続した取り組みが必要なのではないかなと思うんですけど、その辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
以上です。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。小坂
農業委員会事務局長補佐。
◎小坂富美子
農業委員会事務局長補佐 家族農業の概念ですが、なりわいとして家族を中心に農業をされているということを家族農業と呼んでいます。
国連の家族農業を機にという部分からの経緯ですが、近年の農業といたしましては、経営規模を拡大し法人化の方向に進められてきてはおりますが、基本はこの家族農業であります。国際連合では2017年の国連総会において、2019年からの10年を家族農業の10年と定め、関係国及び関係機関等に対し、家族農業に係る政策の推進、経験の共有等が求められたものでございます。
日本の農業の97%が今も家族農業であります。本市といたしましても家族農業の大切さを再認識するとともに、昨年の台風21号により非常に大きな被害を受けました本市の農業の復興と、元気な農業をPRすることなどを目的に、八幡フェスタ「農(みのり)」を開催することとなったものでございます。
開催場所にさくらであい館及び周辺を選んだ理由といたしましては、農業体験のイベントを開催するために、イベント内容に収穫体験なども盛り込みたいと検討いたしましたところ、さくらであい館は八幡市駅から徒歩10分の距離にあり、周辺に農地もあることから最適ではないかと考え、会場をさくらであい館としたものでございます。
○菱田明儀 委員長 佐野
農業委員会事務局長。
◎佐野泰博
農業委員会事務局長 雨天の場合の話でございます。建物の中にある分につきましては雨天でもさせていただきます。延期にして例えば1週間置いておきますと、コスモス摘みですから、花びらが落ちてしまう可能性もございます。ですので、来られたときに大雨ではなく、小雨程度でしたら、持って帰りたいという方がいらっしゃいましたら、それは自由に持って帰っていただきたいという形で今考えているところでございます。雨の度合いにもよるとは思うんですけれども、できるだけその日のうちに開催して終えたいと考えているところでございます。
今後の継続につきましては、まず今回の結果を踏まえまして、する、しないを検討して、実行委員会でまずは検討していただいたらと考えております。
基本的には小雨でしたらやりますので、やるという方向での周知をすることは今のところ考えておりません。中止のときだけは何らかの形で、会場で中止ですというような張り紙等はするかもわかりません。ただ、建物の中のことはやりますので、全体的なイベントとしての中止は考えてはいません。警報が出たとかいうようなときには、その辺のところは前日になって検討させてもらわないといけません。
○菱田明儀 委員長 太田委員。
◆太田克彦 委員 ありがとうございます。あらかたわかったんですけど、現場に自分が赴いたことを今頭の中で想像しながらお聞きしたんですけれども、例えばここのところお祭りの時期でもあったり、体育祭の時期でもあったりして、結構天候が悩ましい状況がそれぞれあった中で、判断された連絡については、さまざまな取り組み、一斉メールをしていただいたりとか、工夫した取り組みをしていただいておりました。今回時期的にどうなのかなと思うんですけど、まだまだ台風シーズンだということもあるし、天候もひょっとしたら想定外のことが起こり得る可能性も十分考えておかなければいけないと思いますし、建物の中の分については支障はないんですけど、当日の流れのイメージはどうなんでしょう。
さくらであい館で最初のオープニングみたいなものをされるんですかね。そういうセレモニー的なものはしないですかね。もしそれをされるのであれば、恐らく八幡市駅とか周辺から来られる方は、とりあえずさくらであい館に行かれるのではないかと。行かれて、場合によったら下におりて農地のところでこれもやっています、あれもやっていますというのは当然現地のさくらであい館でもお知らせはしているでしょうし、されるのかなと思うんですけど、ではそのときに、さくらであい館で最初からオープニングに参加して、その辺のいろいろなものをお買い求めいただくために、ちょっと食べていただくなりした後で、私たちは次に子どもも連れて家族で収穫体験に行こうかと思っておられた方が判断に迷うということが、どうしたらいいだろう、こんなん大丈夫かな、ちょっと降ってきているけど大丈夫かな、やるのかな、どうかなという、その辺が明確に現場に行ってわかるような状況だけはちゃんとしておいてあげたらと思うんですけど、それはそれだけのことなんです。よろしくお願いします。
以上です。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 ないようでありますので、次に、報告事項以外で
環境経済部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
奥村委員。
◆奥村順一 委員 一つだけお伺いしたいと思います。来年の春の話なんですけれども、例年の背割堤の桜まつりの件についてお伺いしたいと思います。
まず初めに、来年の開催予定はどうなのか、お聞かせいただきたいと思います。実はこれを聞かせていただくのは、昨年は御幸橋から駅の方におりてきた市営駐車場の向かい側のマンションの門先に、ごみがものすごく山積みにされていた光景を見るとともに、市民から大変クレームを聞かせていただいて、もちろんすぐに市としては対応していただいて助かったんですけれども、来年この桜まつりが開催されるについては、そこも事前にしっかりと検討をお願いしたいと思うので、まず開催されるのかどうか。それについて、去年を振り返って何か感じておられることがあればコメントをいただくとともに、来年の取り組みがもし決まっているのであれば、お聞かせいただきたいと思います。
以上です。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。吉岡商工観光課長。
◎吉岡寿祥 商工観光課長 来年の背割堤桜まつりの開催についてお答えさせていただきます。
現時点におきまして、来年の開催に向けましては、実行委員会の開催がされていないというところから、日程を含めた具体的な内容については現在のところ決定された事項は何もございません。
また、不法投棄の方につきましても、昨年は公園内で発生しましたごみにつきましては、有料で回収するという方式で取り組んでまいりました。桜が満開となる時期を中心に、来場者が増加することに合わせまして不法投棄の量もふえるという状態にあったというところもありましたので、人通りが少なくなる夕方を中心に、商工観光課職員で回収作業をさせていただいたというのが現状であります。不法投棄の問題につきましては、実行委員会における大きな課題であるというのが共通の認識であります。先にご答弁させていただきましたとおり、具体的なところがまだ何も決まっておりませんので、今現時点で何か持ち合わせているということはございませんけれども、開催することになった際には、市といたしましても実行委員会に対し、この問題に対して強く要望してまいります。それとあわせまして、来場者のモラル向上に向けたPRができるような工夫を考えてまいりたいと思っております。
以上です。
○菱田明儀 委員長 奥村委員。
◆奥村順一 委員 ありがとうございます。うれしいようで非常に残念な光景を見るような場面がありますので、できましたら実行委員会の中で十分にお話をしていただいて、十分にイベントをやるというふうに強く要望させていただきます。
以上です。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
中村委員。
◆中村正公 委員 簡単に2点ほどですが、まず一つは、国道1号の洞ヶ峠を下っていったところに元パチンコ屋があって、それがインターネットカフェになって、その後に野菜とかをいろいろ売っている旬の駅がこの春オープンして、まず一つは、そこで扱っているもの。それと、野菜とかを扱っているとは思うんですけれども、四季彩館の直売所の売り上げ等への影響はあるのかどうか教えてください。
2つ目は、広門の交差点から府道八幡城陽線を戸津へ行く途中の大谷川を越えた八幡盛戸の農地のことですけど、最近あそこのことで問い合わせがあったもので、現状がどうなっているのかお聞きしたいと思いまして、経過を言いますと、平成30年3月議会で山本議員が質問した中で、静岡県の配送会社が農地を購入している模様だと。まだ買い取っているのか、買い取ろうとしているのか、その進行も含めて買いに来ているという話も聞きます。それから配送センターにするという話も聞こえてきますと。それに対してご答弁が、平成29年8月10日付で都市整備課に対して開発工事に関する相談書が出され、都市整備課から庁内関係部署へ指示事項の照会がされたと。農業委員会の指示事項としては、一つに、当該申請地は農業振興地域農用地区域となっており、農地転用はできません。二つに、農用地区域の解除が完了後、農地法上の許可について協議してくださいと回答しているところだとあります。もう一つは、農業上の利用の確保を図る農地だと。転用は許可しない農地と位置づけられていると。同意意見者である京都府も考えは同じだと。農業振興地域における農用地区域からの除外、いわゆる農振除外はできませんと回答しているという答弁がありましたが、これは平成30年度ですので、平成31年、1年以上たっているんですけれども、現在どういう状況になっているのか。最初、静岡の配送センターがそこに食指を示していたんですが、その後の状況とか、あそこの土地が現在どういうふうになっているのか、わかったら教えてください。
以上です。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。本谷農業振興課農業振興係長。
◎本谷勝 農業振興課農業振興係長 旬の駅についてのご質問にお答え申し上げます。
まず、旬の駅で扱っているものにつきましては、野菜、果物、花、精肉、鮮魚、加工品などでございます。
次に、旬の駅ができたことによる四季彩館の直売所への影響につきましては、6月のオープン当初は一時的に売り上げが減少しましたが、出荷されている農産物が旬の駅は広域からの集荷に対し、四季彩館に出荷される農産物は主に八幡市産でありますことから、品質や鮮度がよく、また価格も安いことから、徐々に売り上げが回復してきていると、指定管理いただいている京都やましろ農業協同組合からお聞きしております。
○菱田明儀 委員長 小西農業振興課長。
◎小西道宏 農業振興課長 盛戸地区の土地利用についてのご質問にお答えします。
農振農用地の除外ができないという答弁をさせていただいてから、平成29年9月28日、要望の方を出されました。それにつきまして市の方の見解といたしましては、同じく農振除外はできないという市の方針を決定いたしまして、それにつきましては要望者から回答してくださいというようなことはなかったので、回答はしておりません。今年度、令和元年6月25日でございますが、事業者が来庁されまして、要望書の回答について市の方針に変更はないかという趣旨で来庁されました。それに基づきまして、市の方針に変更がないと回答させていただいたところでございます。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 中村委員。
◆中村正公 委員 旬の駅は野菜から魚までいろいろなものを扱っているということですが、当初あそこがオープンするときに、農業委員会に農家を紹介してくれないかという話があったということですが、それは四季彩館の方とは全然別だと思うんですけれども、もしつかんでいたら、ここに物を納めている八幡市内の農家が何軒ぐらいあるのか、わかったら教えていただきたいんですが。
盛戸地区の方はわかりました。ことしにそういう動きがあったけれども、市は変わらないんだと返答したということでわかりました。
その1点お願いします。
○菱田明儀 委員長 日根農業振興課主幹。
◎日根青樹 農業振興課主幹 旬の駅の再質問についてですけれども、旬の駅が直接農家と契約されておりますことから、市を通しませんので、市の方では何軒の農家がされているのかというのは把握しておりません。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
太田委員。
◆太田克彦 委員 1点だけ、これは私、前々から提案したいというか、考えていただきたいと思っていたことなんですけれど、環境事務所に毎日毎日非常に多くの方が、それこそさまざまな大型ごみ、不用品を持ち込まれます。市はその大型ごみについて、1回で5点までなんですけど、物品を確認された後に有料で引き取って廃棄処分ということで、廃棄処分するために手数料をいただいて受け取られています。ところが、資源のない国で、いろいろな意味があるんですけど、例えば生活困窮されているご家庭、かといってさらを買うにはもったいないし、ちょっとしか使わないしと、3階から見ていますと、どう見てもこんなのもったいないなと、パッカー車でガッシャンとものすごい力で押し潰していくあの光景を見ていると、余りにも切なくなってくるものもあるんです。
かといって今の現状では、市民から廃棄処分しますよということで受け取っているから、それは仕方がない部分があると思うんですけど、では持ち込んだ方の了解が得られれば、どうなんでしょう、私も何遍も持ち込んでいるんですけど、毎回毎回基本的にはしっかり職員が物品を確認されています。それでお金を払っています。職員も一手間要るんですけれど、例えば自転車なんかでも、まだまだ全然大丈夫ではないかとか、たくさんあると思うので、特に子どもの自転車なんて成長されたらすぐに新しいものに乗りかえられる。お友達同士で利用される方はありますよ。交換されたりするんですけれども、そうではなくて、そういう物品をリサイクルできるような取り組みができないかと思ったんです。
例えば障害者の就労施設では障害者の賃金の向上が大きな課題にもなっていますし、少しでも工賃アップ、賃金アップにつながるところとコラボすれば何か考えられないかと、ずっとあの潰れる音を聞くたびに思っていたんです。ただ、すぐになかなかそういう環境というか体制を組むことは難しいかもしれないですけど、これは考えても別におかしくないのではないかと思っていたんです。
ところが、その矢先につい先日新聞に、我が党の公明新聞の記事なんですけど、墨田区が、これは自転車に特化されているんですけど、粗大ごみとして持ち込みまたは回収する自転車を発展途上国に輸出しているんですね。それだけではなくて、まだまだ使える安価なものを欲しい、また、それを求めている市民とのマッチングもひょっとしたらできるのかなと思いますし、障害者との連携も考えたらおもしろいのではないかと思います。いろいろな意味で、あれをただ潰すのではなくて活用できる方法を考えてもいいのではないかと思っているんですけど、どうなんでしょう。その辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○菱田明儀 委員長 理事者、答弁願います。中西環境業務課主幹。
◎中西淳 環境業務課主幹 大型ごみの処分に関してでございますけれども、今現在はあくまでも不用品として有料で回収しておりますので、廃棄処分としておりますが、もし市民の方から、まだきれいで誰か使ってほしいなどのご相談がございましたら、広報やわたの不用品情報コーナーの「譲ります」に掲載されるか、また、城南衛生管理組合が発行しておりますエコネット城南の着物、衣類及び自転車の回収という引き取りコーナーがございますので、こちらもご紹介させていただいております。
次に、障害者施設などとの連携についてでございますが、まずは先進市の取り組み状況などを収集してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○菱田明儀 委員長 今、太田委員がおっしゃったけど、市民が持ってきた許可は、今、許可はとおっしゃったんですけど、その許可は要らないんですか。例えば持ち込んで、その辺の許可ということに対して、はっきりとしておかないといけないと思って。そう言っておられたので。
青山環境業務課長。
◎青山欣生 環境業務課長 今おっしゃったのは、市民が使ってほしいということに関してですね。市として受ける段階では、まずは廃棄処分にしますということですので、使ってほしいという要望を言われましたら、もう市では受け取れないので、その不用品をリサイクルされる「譲ります」コーナーとか、城南衛生管理組合の方にご相談されてはどうですかと紹介をさせていただいています。
○菱田明儀 委員長 太田委員。
◆太田克彦 委員 それはわかっているんですよ。現状もわかっていてこの提案というかご意見を伺っているんですけど、城南衛生管理組合のお話も出ました。まず城南衛生管理組合に特化しますと、では八幡市の市民が城南衛生管理組合自体がどんな業務をしているのか、どんなサービスをしているのか、どこまでの市民が知っているのかといえば、ちょっとクエスチョンがつくのではないかと思います。なかなかまだ理解されていないところがあります。これは城南衛生管理組合の議員もこの間までさせていただいていたので、その辺は肌身で感じている部分があります。
それともう一つが、「譲ります」コーナー云々というのも、それはそれで正規のルートだからわかるんですけれども、理解はするんですが、環境事務所の窓口の横のところに、例えばパネル1枚でもいいですから、持ち込まれた家具などを潰す廃棄処分ではなくて、利用させてもらってもいい分については申し出くださいみたいなことで、橋渡し役的なことは窓口としては基本的にはできないということなんでしょうか。そういう理解なんでしょうか。それを聞かせてください。
○菱田明儀 委員長
青山欣生環境業務課長。
◎青山欣生 環境業務課長 まず城南衛生管理組合について、余り知られていないのではないかということもありますが、まず八幡市でしたら広報やわたに環境業務課の記事を載せていますけれども、城南衛生管理組合は毎月エコネット城南というものを城南衛生管理組合の管理下であります3市3町全世帯に配っておられます。その下の方にいつも、「譲ります」とか引き取りコーナーという案内が載っています。そこはあくまでも衣類と着物と自転車だけではありますが、その記事を見られた方につきましては、城南衛生管理組合の方に連絡していただきますと、城南衛生管理組合の方からとりに寄せていただいてリサイクルされるというのがございます。ですので、市民が窓口に来られた場合は、そちらの方をご紹介するなり、広報を紹介させていただいているというところまででございます。
今おっしゃったみたいに、もしもリサイクルさせていただいていいですかというようなお話もございましたが、持ってこられたもので、きれいなものでリサイクルしてほしいんだけどと言われても、今のところは、今のところはですよ、環境業務課としても預かっておくところもないですし、それを欲しいと言われる方に提供するルートも今はできていないので、そういう面もひっくるめまして近隣市町の状況を見せていただいて、今後またリサイクルに取り組めないかということも検討してまいりたいと思います。
以上です。
○菱田明儀 委員長 太田委員。
◆太田克彦 委員 わかりました。どちらかというと、つい前向きに捉えてしまうんですけれども、含みを持たせたご答弁だったかなと思うんですが、そんないい方に解釈しないでほしいと言わないでくださいね。
ただ、墨田区でも行政の環境の窓口として取り組んでいるということは、恐らく何らかの今の規定みたいなものとか、例規みたいなものとか、もしくは体制みたいなものをある程度もう一度しっかり見直していただくなり、ほかのところを調査していただくなりしながら、ひょっとしたら全く不可能でもないことなのかなとも勝手に解釈したんですけれど、その辺は調査するということですので、それこそ今すぐにしろという課題でもないので、今後のことを考えると、そういうこともやっぱり必要なのではないかなと。ましてや、うちの会派の場合は生活困窮者のことについての対策を結構一般質問とか議会でも取り上げている会派でもありますので、特にこういうあくまでももったいないようなものは捨てておけない、このまま放置しておけないというのがやっぱりあるものですから、ぜひ一度考えていただければと思います。
以上です。
○菱田明儀 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 ないようでありますので、これで環境経済部の所管事項の審査を終結いたします。
以上で本日の審査日程は全て終了しました。
お諮りいたします。本委員会の閉会中の継続審査案件といたしまして、1.環境経済部に関すること、2.都市整備部に関すること、3.上下水道部に関すること、4.農業委員会に関すること、以上4件につきまして、今後も継続して審査することに異議はございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 異議なしと認めます。よって、本委員会の閉会中の継続審査案件は、お諮りいたしました案件のとおりとすることに決しました。
なお、委員長報告につきましては、正副委員長に一任いただくことに異議はございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○菱田明儀 委員長 異議がないようでありますので、そのようにさせていただきます。
これで
都市環境常任委員会を閉会いたします。本日はどうもご苦労さまでした。
午後 3 時14分 閉会
八幡市議会委員会条例第29条の規定により署名する。
都市環境常任委員会委員長...