八幡市議会 2019-06-27
令和元年6月27日総務常任委員会-06月27日-01号
令和元年6月27日
総務常任委員会-06月27日-01号令和元年6月27日
総務常任委員会
総務常任委員会記録
1.日時 令和元年6月27日(木) 午前10時 開会
1.場所 第1委員会室
1.案件 ・付託案件
議案第3号 手数料改定のための関係条例の整備に関する条例案
議案第4号 八幡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案
議案第5号 八幡市税条例等の一部を改正する条例案
議案第6号 八幡市
都市計画税条例の一部を改正する条例案
議案第7号 八幡市
消防手数料条例の一部を改正する条例案
議案第8号 八幡市
火災予防条例の一部を改正する条例案
議案第9号 八幡市
投票管理者等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案
議案第12号
京都地方税機構規約の変更について
請願第1号
核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願
陳情・要望第4号 辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情
陳情・要望第5号 非核・平和施策に関する要望書
陳情・要望第6号 辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情
陳情・要望第7号 日本政府に対して、国連の「沖縄県民は先住民族」勧告の撤回を求める意見書の採択を求める陳情書
以上です。
○長村善平 委員長 それでは、次に、
山本邦夫議員に紹介議員になられた思いをお聞きしたいと思います。
山本邦夫議員。
◆山本邦夫 議員 山本です。私の方から話が重ならないようにしながらですけれども、まず請願文書表の中で、文書が作成された時期と現状との間で数字的に若干変化がありますので、その辺、補足的に述べさせていただきたいと思います。
請願趣旨の3段落目に、
核兵器禁止条約の調印、批准が開始されてから1年半がたち、調印国が70カ国、これはそのとおりです。批准国が21カ国となっていますけど、今現在、パナマとかも批准して23カ国に広がっていまして、国際的にも
核兵器禁止条約、50カ国が批准すれば発効しますので、それに向けての流れが今年度、それから来年度に向けて大きな流れになりつつあります。
その点、まず補足的に述べさせていただいて、私の方からは、ことしと来年が核兵器廃絶に向けてどういう年なのかということもひとつ頭に置いていただいて、皆さんには議論していただきたいと思っています。
核兵器禁止をめぐっては、
ニューヨークの国連本部でもことし5月に、来年、核不拡散条約(NPT)の再検討会議が2020年に開かれますけれども、それの第3回の準備委員会が開かれまして、日本の被爆者の方たちとか、それから広島市、長崎市の市長の方たちがその場で発言されるという大変貴重な機会もありました。
その中で、長崎市の市長は、
核兵器禁止条約は希望の光であると述べて、被爆者たちの声を、市民社会の声を今こそ真摯に受けとめ、実行することを求めますということを、全世界に発信して、発言されました。
それから、参考的な話になりますけれども、これから8月になって、核兵器禁止をめぐっては、広島市と長崎市で核兵器廃絶の
原水爆禁止世界大会が開かれますけれども、来年はNPTの会議が国連で開かれるということもあって、来年の
原水爆禁止世界大会は広島市、長崎市に先駆けて
ニューヨークでも開かれるということも、6月に全国各地から広島市に向けてずっと平和行進が始まっていますけれども、平和行進の通し行進者の方からお聞きしたりとかもしました。
そういう点では、ことしから来年にかけて核兵器廃絶ということの流れが大きなうねりとなってくる年でもありますので、これを機会に日本も唯一の戦争被爆国として参加して、核兵器廃絶、禁止の大きな流れを前に向けて進めていただきたいと思っていますし、ぜひこの請願についても審議していただいて、採択していただきたいと思っています。
以上です。
○長村善平 委員長 次に、紹介議員に質疑等はありませんか。
清水副委員長。
○清水章好 副委員長 1点お伺いいたします。
今回、日本が署名することによりまして、核保有国が核を放棄するとお考えでしょうか。
以上です。
○長村善平 委員長
山田美鈴議員。
◆山田美鈴 議員 もちろん核を放棄するためのきっかけにもつながると思いますし、そのための意識づけにもなると思いますし、また
日本政府自体の意思表示を伝えることにもなると思って、利点はたくさんあると思います。
○長村善平 委員長 山本議員。
◆山本邦夫 議員
核兵器禁止条約が発効して動いてくると、いつになるかというのは今後の流れもあると思いますけれども、
核兵器禁止条約が締結されて発効してくるとなれば、当然、核兵器廃絶に全世界が向かっていくという流れにはなると思います。これは、今までも毒ガスの禁止であるとか、それから戦争をめぐっても一般市民の殺害被害というのは避けるべきだということが、19世紀から20世紀にかけて大きな流れの中で議論して、それを実行するまでに数十年とかかかる流れはありましたけれども、
核兵器禁止条約が締結されて発効されてくることになれば、その流れは核保有国にも当然大きな影響を与えるとは思っています。
それから、先ほどNPTの話をしましたけれども、
NPTそのものの評価はいろいろ人によってあるかもしれませんけれども、NPT自身は核兵器の全面的廃絶に対する
核兵器保有国の明確な約束をうたっているんです。そういう意味では、NPT自身も核保有国は核兵器廃絶をうたっているわけですから、その流れを
核兵器禁止条約の採択、発効というのは、流れを加速するものだと思っています。
○長村善平 委員長 次に、請願内容に関して、参考として理事者に質疑等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 八幡市は京都府下で一番最初に
非核平和都市宣言をしたまちということで、それを私などは誇りに思っておりますけれども、今回の
核兵器禁止条約そのものの受けとめについて、市はどのように受けとめておられるのか、お考えを聞かせてください。
○長村善平 委員長
近藤市民部次長。
◎近藤考賜 市民部次長 国際条約に関しましては国の外交政策の一環であり、市といたしましては論評を差し控えたいと存じます。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 八幡市も市議会もですけれども、これまでも核保有国が核実験とかをした際に抗議文を発表したりしていると思うんです。この禁止条約を見ておりましたら、核兵器の開発、生産、製造だけではなくて、実験についても明確に禁止しています。それから、使用するぞという威嚇も禁止しているということで、非常に画期的な条約です。八幡市も核実験の際は抗議されているわけですから市の姿勢とも合致するものと考えますが、抗議の文を発表するときというのはどういうときに抗議文を発表されるのか教えていただけますか。
○長村善平 委員長
近藤市民部次長。
◎近藤考賜 市民部次長 核実験が実施された等の報道を受けた際、あるいは日本に影響のある弾道ミサイルが発射された等の際に関しまして、八幡市長と市議会議長の連名により抗議声明、抗議文を発送しております。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 外交政策でということでおっしゃったんですけれども、
先ほど紹介議員の方お二人が思いを述べられたことも聞いておりまして、市議会へ意見書を上げてほしいという請願なので、市の方には参考として聞いているわけですけれども、これをしっかりと市としても国に働きかけるぐらいのことはしてほしいと思っております。
今のところ、6月16日現在でこの意見書を上げている自治体が400自治体に上っています。県レベルで言うと、岩手県議会とか長野県議会、三重県議会などが意見書を上げています。それから、京都府下の自治体では綾部市議会、亀岡市議会、
京田辺市議会、
木津川市議会、向日市議会、精華町議会ということで、今のところ6自治体が意見書を上げているということで、八幡市としても議会として、先ほどありましたけど、来年は戦後75年という節目の年を迎えるわけですから、ぜひ唯一の被爆国として日本政府に禁止条約に署名、調印することを求める意見書を上げていただきたいと意見を述べておきたいと思います。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
巌委員。
◆巌博 委員
先ほど紹介議員2人の思い、私も同感しております。それと、請願趣旨の中で、一番下の核兵器のない世界を望む国内外の広範な世論に応えて、唯一の戦争被爆国である日本は率先して取り組むべきだと、この文章に尽きるかと思っております。先ほど亀田委員からいろいろと質疑があったんですけど、
核兵器禁止条約の政府の署名、批准する意見書採択であるんですけど、国に対してやっぱり要望すべきではないかと思うんですけど、その点について市の考えだけお教えください。
以上です。
○長村善平 委員長 堀口市長。
◎堀口文昭 市長 先ほど次長もお答えしましたように、市の考えとしてはこの請願については議会に出されているわけです。八幡市という場合、市の
意思決定機関は議会でございますので、執行部としてどうかということとちょっと話が違うので、巌委員がおっしゃった八幡市としてどうかということは議会でお決めいただければいいと。それは、私どもはそれ以上何も申し上げることではございません。
○長村善平 委員長 ほかにないですか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。
これより請願第1号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 討論なしと認めます。
これより請願第1号、
核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願の採決をいたします。
本請願を採択することに賛成の方の挙手を願います。
挙手少数(2名対4名)
○長村善平 委員長 挙手少数であります。よって、請願第1号は不採択と決しました。
これで紹介議員に退席いただきますので、暫時休憩いたします。
午前10時27分 休憩
――――――――――――
午前10時28分 再開
○長村善平 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより陳情・要望第4号、辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情の審査に入ります。なお、陳情・要望第6号につきましても、類似した趣旨となっていることから質疑を一括して行い、質疑終結後、個別に取り扱いを協議することといたしたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 異議なしと認め、そのように進めさせていただきます。
まず、陳情・要望第4号及び陳情・要望第6号に関して、理事者に質疑等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 まず、辺野古への新基地建設をめぐってはことし2月に沖縄県民投票が行われました。7割以上の住民の皆さんが反対されたということで、県民の意思が示されたわけですけれども、こうした動きに対して一つの自治体として八幡市はどのように受けとめますか。
それから、これは米軍基地問題ということで、全国知事会が昨年7月に米軍基地負担に関する提言を採択しておりますけれども、その内容を教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。
近藤市民部次長。
◎近藤考賜 市民部次長 県民投票の結果にいたしましては、市といたしましては意見を述べる立場にございません。
あと、知事会での提言につきましては把握しておりません。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 先ほど
核兵器禁止条約のところでも紹介しましたけど、今回の沖縄県の辺野古の基地のことについても、全国にこういう陳情が沖縄の市民の方が出されておりまして、一番最新の情報がよくわからないんですけど、今のところ10議会が意見書を可決しているということを聞いております。その中で、京都府内では向日市議会が意見書を可決したり、近隣では大阪府堺市が意見書を可決しているということで伺っています。
これもぜひ八幡市として何とか意見書を上げられないかと思うわけですけれども、先ほど全国知事会のことを質問で取り上げましたけれども、私の方でつかんでいる範囲を紹介しますと、日本では米軍に対して国内法が適用されないとか、米軍基地への立入権がないとか、訓練、演習の規制ができないなど、ヨーロッパなどに比べて異常な実態があるわけです。今、沖縄県の上空を米軍の飛行機が飛んでいろいろな落下物が落ちて、学校の上空も飛ぶと。運動場にいろいろなものが落ちてきて、そのたびに子どもたちは避難するところに駆け込まなければいけなくて、体育の授業もままならないということも聞いております。
こういう状況があるということで、ぜひこれを沖縄県だけの問題にせずに、陳情を出されている提案者の方はこれを日本全体で議論してほしいということを求めて出されていると思いますので、これについてもぜひ市議会として意見書をまとめていただけたらと思います。
○長村善平 委員長 ほかにはありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、次に、委員長より陳情・要望第4号の取り扱いについてご提案させていただきます。
本件の取り扱いについては、1、議論のみで終結する、2、継続案件とする、3、採択を行うの三つの方法が考えられますが、どの方法がよろしいでしょうか。
暫時休憩します。
午前10時34分 休憩
――――――――――――
午前10時35分 再開
○長村善平 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
それでは、議論のみで終結するという形で進めたいと思いますが、それに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 異議なしと認めます。よって、陳情・要望第4号については審査を終結することに決しました。
次に、委員長より陳情・要望第6号の取り扱いについてご提案させていただきます。
本件の取り扱いについては、先ほどの陳情・要望第4号と類似した趣旨となっておりますので、この案件に関しても議論のみで終結してよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 異議なしと認めます。よって、陳情・要望第6号については審査を終結することに決しました。
これより陳情・要望第5号、非核・平和施策に関する要望書の審査に入ります。
まず、陳情・要望第5号に関して、理事者に質疑等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 この要望書は要望事項が多いので、一つずつ聞いていきたいと思うんですけれども、まず1番は、先ほど請願審査のところで議論させてもらったのでいいです。
2番以降ですけれども、ここでは核兵器の禁止から廃絶へと動きが広がっている中で、以下の点でご協力くださいということで書かれています。今、八幡市も原爆のパネルなどを持っておられると思うんですけれども、保有状況とか利用状況を教えてください。
それから、小さい括弧のところですけども、原爆展を市民が行う場合に、役所とか公民館などの施設を無償で提供してくださいとあるんですけれども、これはそういうことをやりたいと言ったときに無償で提供してもらえるのかどうか教えてください。
それから、3番、4番のところは、事前に聞き取りのときには質問しますということで言っていますので、教育に関係するところですけども、児童・生徒に原爆展とかどんな取り組みを行っているのか教えてください。
それから、大きな括弧のところです。ここはヒバクシャ国際署名に賛同し、住民に協力を訴えてくださいと求めておられますが、八幡市としてヒバクシャ国際署名に協力するお考えはありますか。
それから、大きな4番です。
非核平和都市宣言を行ったまちとして、現在、どのような取り組みを行っていますか。
それから、5番のところですけれども、ここは平和のとうとさを子どもたちに教えるために被爆者の体験を聞く機会を設けるなど取り組みをしてくださいということですが、今現在、平和教材としてはどのようなものを整備しているのか。また、子どもたちが被爆者の体験を聞く機会は学校などでは持てているのかどうか教えてください。
それと、6番のところは平和首長会議に加盟をすることを市民の皆さんは要望されていますけれども、これに対して市長はどのように受けとめておられますか。八幡市に対しても同じようなものが要望として出されていると思うんですけれども、どのように回答されているのか教えてください。
それから、7番目は、被爆者は本当に高齢で80代を超えている方もたくさんいらっしゃって、そういう方のお話を聞く機会は非常に貴重で大事なことだと思うんです。次に語り継ぐという活動では大事になってきますので、体験談を市長とか市職員幹部の皆さんは聞かれたことがあるのかどうか教えてください。
8番目は、若狭湾への原発集中の問題ですけれども、原発の再稼働はすべきではないと思いますが、どのように考えているのか教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。堀口市長。
◎堀口文昭 市長 2点いただきまして、平和首長会議に関しては、この間、本会議でお答えしておりますとおりでございまして、今、参加する必要性は感じていない。
それと、私自身が被爆者の声を聞いたかということですが、私は大学の先輩にちょうどそのときの中学生の方で広島市役所の前で被爆された方がいらっしゃいまして、そのお話と、それからこういうところで受けたというDVD、大学の法学部のOB会の総会の場でお聞きしたことがございます。神戸市の方でございましたけれども、ですから実際の肌がどういう形になっている、申しわけないですけども、非常に肌がただれて、絵などを描いていますよね。同じような状況になっていてということとか、それからあのときはたしか戦闘機が来て、広島市の市域に来ると機銃掃射をやめて引き返していくと。つまり、広島市は特別のものとして次に残していたようだということを、後から考えればそういうことがあった等々を、現に被爆されてその地域から抜け出したところの経験まではお聞きしたことがございます。
○長村善平 委員長
近藤市民部次長。
◎近藤考賜 市民部次長 原爆パネルにつきましては、平成27年度に日本被爆者団体連絡協議会制作の原爆パネル1セット30枚を購入しております。活用につきましては、平和の折り鶴事業の募集中に、市役所1階エレベーターホール前で展示しているほか、平和のつどいでの展示を行っております。また、市内の団体等への貸し出しを行っているところでございます。
次に、公共施設の無償貸し出しにつきましては、それぞれの貸し出し基準等により個別の対応となるものと考えております。
○長村善平 委員長 足立理事。
◎足立善計 理事 教育部の所管の分については、私が知り得ることをお伝えしたいと思います。まず、平和大使の取り組みですけれども、各中学校の代表、恐らく2人だったかと思いますが、市内中学校で作成いたしました折り鶴を持って、毎年8月5日、6日の広島平和記念式典に参加しています。その後、各中学校で式典参加者による全体集会、報告会を行って、体験してきた取り組みのことを伝えていくという取り組みを行っているようです。
○長村善平 委員長
近藤市民部次長。
◎近藤考賜 市民部次長 核兵器廃絶に向けた署名につきましては、署名は個人の信条により行われるものであると考えております。
次に、本市での取り組みにつきましては、原爆パネル展の開催、原爆投下の日の黙祷放送など市民啓発を実施するとともに、核実験や弾道ミサイルが発射された場合においては、市議会議長とともに抗議文の送付や抗議声明の発信を行っております。
また、八幡市非核平和都市推進協議会と連携し、市民の皆様に平和への祈りを込めて折っていただく平和の折り鶴事業や、先ほど理事も答弁させていただいておりますが、市内の中学生が平和大使として広島平和記念資料館の見学や広島平和記念式典へ参列する平和大使派遣事業、その報告会とあわせて市民参加の平和イベントを行う平和のつどい事業などに取り組んでいるところでございます。
○長村善平 委員長 足立理事。
◎足立善計 理事 平和の教材についてというご質問だったかと思います。教材については、国語、社会の教科書で平和についての記載があることから、それを学んでいるということでございます。また、先ほど平和大使のときに折り鶴を作成して持っていくということでございますが、その際に特別活動として平和についての学習を行われているようです。
○長村善平 委員長
近藤市民部次長。
◎近藤考賜 市民部次長 エネルギー政策、原発に関しましては、国が国策として責任を持って行われるものだと考えております。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 ありがとうございました。ちょっとだけお聞きしたいんですけども、原爆パネルのところは、30枚購入されていろいろ活用もされているということでわかりました。30枚の原爆パネル以外に、今、広島県の基町高校という市立高校で、ここは美術系のことを勉強する学校みたいですけど、広島市は一瞬にして焼かれたので何も残っていなくて、被爆者の体験を聞いた高校生が聞いたことを克明に絵にして残す活動をされていて、そういう絵もあちこちで活用が始まっていると伺っていますので、ぜひそういうものも、私も実物は見ていませんけど、新聞とかインターネットで見れるものを見ていたら、絵は訴えるものがありますので、そういうものも今後、市としても新たに整備して活用してもらえないかと思います。
それと、貸し出しに当たっては個別の施設の基準ということなので、高齢者減免があれば減免とかということかと思うので、そういうことをすることもなかなか少ないと思いますので、される場合はぜひ相談に乗っていただいて、人権啓発の中で無料でできる場合もありますし、もし申し出があったら相談に乗っていただけないかと思います。
あとヒバクシャ国際署名と平和首長会議の絡みで言いますと、平和首長会議に加盟していない自治体というのが全国で九つになってしまって、八幡市はその中の一つですけど、加盟しているところは平和首長会議と協力、連携しながら取り組みをやっておられて、その自治体のホームページからヒバクシャ国際署名の署名用紙をダウンロードして利用できたりするということもやられているんです。平和首長会議に加盟する必要性がないという答弁ですけれども、私は必要性があるから圧倒的多数の市長は加盟されていると思いますので、これも要望にしておきますけれども、さらに核兵器廃絶、禁止に向けて、八幡市が率先して動けるような取り組みをぜひやっていただけたらと思います。
以上です。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
小北委員。
◆小北幸博 委員 それでは、数点お聞かせください。
まず、要望事項2の1のところです。先ほど広島、長崎の写真パネルの話が出ていました。これを平成27年度に30枚購入という形のご答弁ですけども、その当時の金額、それとあと貸し出しが平成28年からで結構ですけども、どれぐらいあったのかを教えてください。
それと、5番です。教育委員会的な部分もあるのかとは思ったりはするんですけども、被爆者の体験を聞く機会という部分で、平和大使派遣事業というのは非常にいいことだとは思っていまして、正直、うちの子どもも各校2人で選ばれて広島の方に行かせていただいて、帰ってきたときにはすごく感動したとか被爆者の体験が聞けてすごくよかったという話で帰ってきたりはしていたんですけども、そのあたり、市民対象という形で何か開催、今現状は多分できていないと思うんですけど、今後開催する考えはありますか。
以上です。
○長村善平 委員長 南本市民部長。
◎南本晃 市民部長 原爆パネルの購入費用でございますけども、手元に資料がございませんので、申しわけございません。
貸し出しの実績につきましては、平成28年度に延べ3団体、平成29年度には2団体、平成30年度には1団体に貸し出しを実施しております。
○長村善平 委員長
近藤市民部次長。
◎近藤考賜 市民部次長 平和大使の報告の関係でございます。以前に、学校等にも確認させていただいたことがございます。平和のつどい以外で市民向けに報告会等を開催できないかということで打診させていただきましたが、やはり生徒の日程等の都合で開催は難しいという返事をいただいているところです。
以上です。
○長村善平 委員長 小北委員。
◆小北幸博 委員 パネルの方はわかりました。被爆者の体験を聞く機会というのが、私も大事と違うのかとは思っています。平和のつどいと平和大使派遣報告会を数年前から合同で開催されるようになって、少しは来場者がふえているように感じはするんですけども、今後とも工夫していただいて、その中で、高齢化になっていますけど被爆者にお越しいただいて実体験を聞くとか、またテープをその場で流す等の検討をしていただいて、子どもたちを初め市民の皆様に平和のとうとさを訴えていただくように、これも要望しておきます。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようですので、次に、委員長より本件の取り扱いについてご提案させていただきます。
本件の取り扱いについては、1、議論のみで終結する、2、継続案件とする、3、採決を行うの三つの方法が考えられますが、どの方法がよろしいでしょうか。
(「議論のみ」と言う者あり)
○長村善平 委員長 議論のみでということの意見がございましたので、本件についてはこれにて終結いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 異議なしと認めます。よって、陳情・要望第5号については審査を終結いたしました。
これより陳情・要望第7号、日本政府に対して、国連の「沖縄県民は先住民族」勧告の撤回を求める意見書の採択を求める陳情書の審査に入ります。
まず、陳情・要望第7号に関して、理事者に質疑等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 理事者に聞くことでもないかと思うんですけど、どこに聞くんだというのはあるんですけど、出されている意図も余りよく理解しにくいんですけど、要は日本国籍があるとかとまた違う民族問題は難しくて、日本に住んでおられる民族、大和民族ではない民族の方というのはいらっしゃるのかどうか、わかれば教えてください。
○長村善平 委員長 暫時休憩します。
午前10時56分 休憩
――――――――――――
午前10時58分 再開
○長村善平 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
足立理事。
◎足立善計 理事 行政といたしましては、国籍等とかについてはある程度わかりますけれども、民族までは把握しておりませんので、お答えすることはできません。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、次に、委員長より本件の取り扱いについてご提案させていただきます。
本件の取り扱いについては、1、議論のみで終結する、2、継続審査案件とする、3、採決を行うの三つの方法が考えられますが、どの方法がよろしいでしょうか。
(「議論のみ」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ただいま議論のみで終結するとの意見がございましたので、本件についてはこれにて終結いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 異議なしと認めます。よって、陳情・要望第7号については審査を終結することに決しました。
これより陳情・要望第8号、
米軍普天間飛行場の辺野古移設を促進する意見書に関する陳情の審査に入ります。
まず、陳情・要望第8号に関して、理事者に質疑等はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、次に、委員長より本件の取り扱いについてご提案させていただきます。
本件の取り扱いについては、1、議論のみで終結する、2、継続案件とする、3、採決を行うの三つの方法が考えられますが、どの方法がよろしいでしょうか。
(「議論のみ」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ただいま議論のみで終結するとの意見がございましたので、本件についてはこれにて終結いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 異議なしと認めます。よって、陳情・要望第8号については審査を終結することに決しました。
これで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。
午前11時00分 休憩
――――――――――――
午前11時10分 再開
○長村善平 委員長 それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより議案第3号、手数料改定のための関係条例の整備に関する条例案の審査に入ります。
本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 それでは質問させていただきます。
まず1点目、督促状を発行するに当たって、1通当たりにかかる経費を教えてください。100円に値上げする根拠もあわせて教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。堀川政策推進課長補佐。
◎堀川寛史 政策推進課長補佐 督促状を1通発行するためにかかる経費でございますが、督促状発行にかかります年間の印刷製本費及び通信運搬費等を年間の処理件数で割り返して計算しております。各債権によってばらつきがございますけれども、88円から159円となっております。他の自治体と比較してまいりますと、京田辺市が200円、宇治市と向日市、長岡京市が70円、城陽市が50円となっており、京都府内のその他の市につきましては100円となっております。以上のことを踏まえまして、本市といたしましては100円とする予定でございます。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 ばらつきはあるけれども、88円から159円ということでわかりました。今、はがきの郵便料金も62円になって、50円では足りないかとは思うんですけれども、近隣自治体も非常にばらつきがあって、今、200円から70円のところ、50円のところをおっしゃいましたけど、私の方で調べたところ、久御山町も50円でありました。あと関連ですけど、後期高齢者医療というのは広域連合になっているんですけれども、これについては八幡市はどのように、滞納といっても年金から引き落とされるケースが多い中で、滞納になった場合に、まず最初、八幡市が督促されるのか。広域連合がされないのか、その辺を教えていただけますか。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。山副政策推進部次長。
◎山副敦則 政策推進部次長 後期高齢者医療の保険料の督促手数料の関係のお尋ねですけれども、当部としましては、今、詳細の資料を持ち合わせておりませんので、所管にお尋ねいただければと思います。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 やっぱりここで議論するんですから、わかるようにしておいていただきたいとは思うんですけれども、純粋に後期高齢者医療の保険料は広域で決めますよね。それを徴収するのは市になっていて、それを滞納した場合の督促手数料なのかどうかぐらいはわからないのでしょうか、そこを教えてください。
○長村善平 委員長 足立理事。
◎足立善計 理事 おっしゃるとおり、ランニングコスト、人件費、それから物件費に係る分を算出して、それから割り返した数字でやっております。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 今まで50円で何とかやられてきて、これを倍の100円と提案されていますけれども、宇治市などは70円でやっておられるし、いきなり100円ではなくて、もう少し金額を抑えることはできないのかと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。
○長村善平 委員長 足立理事。
◎足立善計 理事 先ほどお答えさせてもらったように処理件数で割り返して計算しますと、各債権にはばらつきがございますけども、下は88円、上は159円となりますので、そのことから100円とさせていただいたものでございます。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 さっき言われた88円から159円、ばらつきがあるということですけど、先ほどの後期高齢者医療の関係で、例えば50円から100円になると。今言っている上がった部分の手数料というのは、広域連合から出るんですか、それとも市の持ち出しですか。
○長村善平 委員長 暫時休憩します。
午前11時15分 休憩
――――――――――――
午前11時20分 再開
○長村善平 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
理事者、答弁願います。足立理事。
◎足立善計 理事 後期高齢者医療の督促手数料は、本来計算しますと159円かかります。先ほどご質問がありましたように、このお金については後期高齢者医療特別会計で徴収費から支出します。そのお金については、全て一般会計からの繰入金で対応させていただいています。一般会計繰入金のうち、督促手数料で入ってきた合わせた分で出しているので、これは一般財源から出しているということになります。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 よくわかりました。ただ、議案書があるわけだから、質問したら全て答弁できるように、今後、改善をよろしくお願いします。
以上です。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。
これより議案第3号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第3号、手数料改定のための関係条例の整備に関する条例案の採決をいたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手をお願いします。
挙手全員(6名)
○長村善平 委員長 挙手全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
これより議案第4号、八幡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。
本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 まず、(1)のところで1カ月において40時間、1年において300時間を上限とすると書かれてありますが、働き方改革の関連ですけれども、国の基準はどうなっているのかということを教えてください。それから、市独自で基準を決められることになるんですけれども、近隣自治体の基準などはどうなっているのか教えてください。
それから、時間外労働の上限規制が導入されたことに伴う改正ですけれども、今まで上限規制というのはどうなっていたのか教えてください。
それから、時間外労働の実態を教えてください。時間外労働の多い部署とかがあると思いますけれども、それを教えてください。
それから、(2)のところは、事後検証を行うと書いてありますけれども、どういうやり方で行うのか。これまでは行っていなかったのか教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 荒川人事課長補佐。
◎荒川薫 人事課長補佐 ご質問にお答えいたします。時間外労働の国の基準でございますが、月45時間、年間で360時間というのが上限と定められております。本市におきましては、平成28年4月に改定いたしました八幡市特定事業主行動計画におきまして、年間の時間外総時間数300時間を上限目標として取り組んでおりますことから、それに準じて改定させていただくものでございます。京都府下の他市の状況でございますが、国基準に準じているとお聞きしております。
本市の時間外勤務の多い課の平均でございますが、平成29年度の課の平均につきまして、多い順にIT推進課603時間、財政課410時間、高齢介護課332時間、会計課322時間、経営課321時間でございます。平成30年度につきましては、財政課368時間、生活支援課344時間、市民課343時間、南ケ丘教育集会所333時間、IT推進課307時間でございます。
次に、職員1人当たりの時間外勤務の多い者でございますが、平成29年度、最も多い者が847時間、続きまして724時間、続きまして706時間、続きまして661時間、続きまして631時間でございます。同じく平成30年度の最も多い者でございますが、775時間、続きまして626時間、続きまして566時間、続きまして564時間、続きまして561時間でございます。
時間外の多い理由といたしましては、業務が通常業務時間終了後でないとできない業務、締めのある業務、事業計画の見直し、制度改定にあわせたシステムの改修、入れかえ、年度途中での職員等の退職による事務量の負担等が要因と考えております。
○長村善平 委員長 野間総務部次長。
◎野間正 総務部次長 事後検証の方法でございますが、上限時間を超えて時間外労働を命じられた職員ごとに、その部署から時間外労働の時間数、当該職員が従事した業務の概要等を記録した報告書を速やかに提出いただき、当該報告書に基づきどのようにすれば時間外労働を回避できるのかなどを検討していきたいと考えております。
また、過去までにそのようなことはしていなかったのかということでございますが、毎年ですけれども、300時間ということで取り組んでいますことから、年間を通しまして超えている部署等につきましては事務分担また改善の見直しを指示しているところでございます。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 今、実態をお聞きして、非常に驚きました。一番多い方で800時間を超えている年があるということもわかりましたし、私も八幡市特定事業主行動計画を打ち出して読んでみましたけど、確かにここに300時間と書いてありますけれども、これが新たに今後条例で改定されて、本当にこれが守られることが大事だと思うんですけれども、これだけ残業時間が多いということで言えば、人員不足などもあるかと思うんですけれども、今後、時間外労働を減らすために改善しないといけない点はないのかどうか教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 野間総務部次長。
◎野間正 総務部次長 改善すべきところといいますか、各課におきまして事務の分担やその課の中の人員配置等をまず検討いただきたいと考えております。ちなみにですけれども、IT推進課につきましては、平成29年度604時間が平成30年度307時間ということで減少してまいりました。この部分につきましては、事務の改善を図っていただくようということで、そちらの課の方で改善いただいたという結果の一つかと思います。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 この議案を出されたということは、組合との協議も済ませられたと考えていいのでしょうか。組合もこういうことでしっかり認識されているのかどうかだけ、最後お聞かせください。
○長村善平 委員長 野間総務部次長。
◎野間正 総務部次長 組合とも協議してまいっておりますし、組合の方も認識しております。
以上でございます。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。
これより議案第4号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第4号、八幡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手全員(6名)
○長村善平 委員長 挙手全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
これより議案第5号、八幡市税条例等の一部を改正する条例案の審査に入ります。
本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 非常にわかりにくいところもありますので、改めて教えていただきたいんですけれども、まず、大きな1番ですけれども、これは未婚のひとり親世帯が新たに非課税になると認識しておりますけれども、今まではどうだったのか、内容を教えてください。
それから、大きな2番ですけれども、ここには電子申告義務のある法人が災害などによって困難になった場合に、書面による申告書の提出を可能とすることにしているとありますが、電子申告義務のある法人の数を教えてください。電子申告が困難となった場合というのは、どのようなことが想定されるのか。ただ単に災害があるだけではないのかと思うんですけれども、教えてください。
それから、大きな3番が非常にややこしいし、わかりにくいんですけれども、環境性能割の税率を1%分軽減するとなっています。自動車取得税がなくなって、こういう税になるのかと考えているんですけれども、今年度はどのくらいの予算を見込んでいるのでしょうか。その軽減分というのは八幡市が負担しなければいけないのか教えてください。
それから、今の環境性能割のところです。令和2年9月30日を過ぎたら、またもとの税率に戻るということで考えていればいいのかどうか教えてください。
それから、小さい括弧でグリーン化特例のところは、その内容を概要で結構ですし、教えてください。
電気自動車等に限り同特例を適用するとなっているんですけれども、どういうことでしょうか。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。末森
税務課長補佐。
◎末森哲也
税務課長補佐 初めに、個人市民税に関する事項についてお答え申し上げます。これまで合計所得金額が135万円以下の各障害者、未成年者が対象となっておりました非課税措置の対象者が、今回の改正で子どもの貧困に対応するための措置として、現行の対象者に加え一定の要件を満たすひとり親に対しても個人市民税を非課税とするものでございます。
次に、法人市民税に関する事項でございますが、電子申告の義務のある法人数につきましては、平成31年3月末現在で110法人ございます。
災害等により電子申告が困難となった場合というケースですが、こちらに関しましては、災害等でインターネット機能とかが障害等でできなくなった場合に、紙ベースで申告できるように規定を定めたものとなっております。
次に、自動車税に関する事項でございますが、今条例改正前の環境性能割の税率は、燃費性能などの環境性能に応じて非課税、1%、2%でございます。
令和元年度の予算額は520万円となっております。
1%分の軽減分につきましては、全て国費補填と聞いております。
次に、環境性能割の臨時軽減につきましては、期限が過ぎましたらもとの税率の方に戻ります。
グリーン化特例につきましては、初めて新規登録した軽四輪等で燃費性能などがすぐれた環境負荷が小さい車両につきまして、新規登録の翌年度に限り、軽自動車税を軽減する特例措置でございます。措置内容といたしましては、電気自動車、天然ガス自動車はおおむね75%の軽減、また一定の排出ガス基準をクリアしたガソリン車、ハイブリッド車につきましては乗用車、貨物車でそれぞれ基準が異なりますが、おおむね50~25%が軽減されるものでございます。
令和3年度及び令和4年度に取得した自家用乗用車につきましては、電気自動車等に限り特例を適用するというところですが、こちらに関しましては、電気自動車、天然ガス自動車に限り75%の軽減が図れるものとなっております。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 わかりました。一つだけ、電子申告義務のある法人というのは、義務ですから絶対電子申告しないといけないということですよね。これはどういう法人になるのかわからないので、それだけ教えていただけますか。
○長村善平 委員長 末森
税務課長補佐。
◎末森哲也
税務課長補佐 電子申告義務のある法人につきましては、令和2年4月1日以降に開始する事業年度において、資本金の額等が1億円を超える法人または相互会社、投資法人、特定目的会社でございます。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようでありますので、これにて質疑を終結いたします。
これより議案第5号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第5号、八幡市税条例等の一部を改正する条例案の採決をいたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手全員(6名)
○長村善平 委員長 挙手全員であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
これより議案第6号、八幡市
都市計画税条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。
本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
質問等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 まず、所有者不明土地というのは、八幡市内にどのくらい件数があるのか教えてください。
それから、利便性増進等の事業というのは、具体的にはどういう事業のことを指すのか教えてください。
それから、課税標準の特例が新設されたとありますけれども、どのような内容ですか、教えてください。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。岡崎
税務課長補佐。
◎岡崎朋二
税務課長補佐 八幡市
都市計画税条例の一部を改正する条例案に関する質問にお答え申し上げます。八幡市内における所有者不明土地につきましては、現在、税務担当課として把握しているものは、名義人が死亡し、相続人全員の相続放棄により所有者が不明となっている土地で28筆でございます。
次に、利便性増進の事業につきましては、地域住民、その他の者の共同の福祉や利便の増進を図るための事業と規定されております。具体的には防災広場や自治会の集会所、地域の物産を販売する直売所などの購買施設等が該当いたします。
課税標準の特例につきましては、所有者不明土地を利用して行う利便性増進のための事業の用に供する土地等にかかわる固定資産税及び都市計画税について、税額算出のもととなる課税標準額を5年間に限り3分の2に軽減するものでございます。
以上です。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。
これより議案第6号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第6号、八幡市
都市計画税条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手全員(6名)
○長村善平 委員長 挙手全員であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
これより議案第7号、八幡市
消防手数料条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。
本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 何度も出てきている条例案だと思うんですけど、私も
総務常任委員会は12年ぶりですので教えていただけたらと思います。
まず、浮き屋根式と浮きぶたつきというのがあるんですけど、その違いを教えてください。
それから、今回改正する理由も教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。金森予防課主幹。
◎金森重明 予防課主幹 今回、条例改正の対象となります浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所でございますが、屋根が貯蔵物により液面とともに上下するタンクで、浮きぶたつき特定屋外タンク貯蔵書所は固定屋根構造のタンクで、液面上の浮きぶたがあるタンクでございます。両タンクともに1,000キロリットル以上のタンクで、揮発性が高い原油やガソリンを貯蔵するタンクでございます。
次に、手数料の改正理由についてでございますが、10月1日に予定されている消費税の引き上げと人件費、物件費の変動を加味して試算を行った結果、増額となり改正となりました。
以上です。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 八幡市にはないということが、これまで言われてきていたんですけど、これはこれからもないということで捉えていたらいいんですか。ガソリンとか原油とかを設置する場合に、最初の手数料ということだと思うんですけれども、そのあたりだけ教えてください。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。岡本消防本部次長。
◎岡本浩史 消防本部次長 今後につきましては、今のところ、まだわかっておりません。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。
これより議案第7号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第7号、八幡市
消防手数料条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手全員(6名)
○長村善平 委員長 挙手全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
これより議案第8号、八幡市
火災予防条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。
本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
質問等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 まず、どのように変わるのか教えてください。
それから、民泊を行うということが書いてあるんですけど、このような施設はありますか。
一般質問のときに、2件民泊ができるところがあるという答弁をされたんですけど、そういうところの防災設備はこれに該当するのかどうか教えてください。
それから、不特定多数の者が使用する施設は八幡市内にはどのくらいあるのか、事業所数と、それから立入検査などを行っていると思うんですが、回数も教えてください。
それと、当該違反の状況を公表できるとなっていますけれども、公表までの流れを教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 金森予防課主幹。
◎金森重明 予防課主幹 住宅用防災機器である住宅用火災警報器の設置免除についてですが、本来、民泊施設には自動火災報知設備の設置が必要ですが、住宅用火災警報器を設置しないことができる場合として、小規模な民泊等を行う場合、民泊住棟部分が300平方メートル未満である民泊施設におきましては、小規模施設用自動火災報知設備を設置した場合には住宅用火災警報器の設置が免除できるようになります。
次に、市内の民泊2件につきましては該当いたしません。
今回条例改正の対象となります物品販売店、旅館、病院等の施設は平成30年度時点で市内193施設ございまして、そのうち平成30年度の1年間に立入検査を実施した施設は56施設でございます。
次に、設置義務違反の公表についてでございますが、不特定多数の者が利用する物品販売店、旅館、病院等への立入検査を実施した際、消防法で設置義務がある屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備の消防用設備を設置していない場合には、建物の所有者等の関係者に違反の旨を文書にて通知したその日から14日が経過しても是正されない場合は、消防用設備に不備があることを市民に周知していただくため、建物の名称、建物の所在地、違反の内容を市ホームページで公表することにしており、違反が是正されたことを確認できるまで公表を継続することにしております。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 一つだけ、先ほど2件の民泊は該当しないとおっしゃったんですけれども、ではそこの二つはどういうものを設置しないといけないのか、それだけ教えてください。
○長村善平 委員長 金森予防課主幹。
◎金森重明 予防課主幹 一戸建て住宅で民泊を行う場合、家主が不在とならず、宿泊室の床面積が50平方メートル以下の場合、一般住宅として住宅用火災警報器の設置でよいとされているので該当いたしません。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、これにて質疑を終結いたします。
これより議案第8号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第8号、八幡市
火災予防条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手全員(6名)
○長村善平 委員長 挙手全員であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
これより議案第9号、八幡市
投票管理者等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。
本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
質問等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 3種類書いてありますけど、それぞれ期日前投票所の投票管理者、開票管理者、選挙長の人数と執務時間というんですか投票を管理する時間を教えてください。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。大石
選挙管理委員会事務局書記。
◎大石和人
選挙管理委員会事務局書記 期日前投票の投票管理者につきましては1日につき1人、執務時間ですけれども、午前8時30分から午後8時まででございます。開票管理者につきましては選挙ごとに1人、執務時間は選挙の開票状況によって異なりますが、開票開始の午後8時45分から1~3時間程度でございます。選挙長につきましても開票管理者と同様で、選挙ごとに1人、執務時間ですけれども、執務が立候補届け出の受付日の執務につきましては午前8時30分から午後5時まで、開票と同時に行う選挙会につきましては開票と同様で選挙によって異なりますが、開始午後8時45分から1~2時間程度でございます。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 ありがとうございました。この改正は7月参議院選挙が確定しましたけど、この選挙から適用ということでいいのでしょうか。
以上です。
○長村善平 委員長 大石
選挙管理委員会事務局書記。
◎大石和人
選挙管理委員会事務局書記 今の見込みですけれども、参議院選挙から適用される見込みとなってございます。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。
これより議案第9号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第9号、八幡市
投票管理者等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手全員(6名)
○長村善平 委員長 挙手全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
これより議案第12号、
京都地方税機構規約の変更についての審査に入ります。
本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 まず、ここに書いてありますのは固定資産税の償却資産に限るものを京都地方税機構で処理するという事務を追加するということですが、その下に納税者の利便性の向上を図るとあるのですが、これをすることでどのように利便性が向上するのか教えてください。
その次に、業務の効率化と書いてありますが、これもどのように業務が効率化されるのか教えてください。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。岡崎
税務課長補佐。
◎岡崎朋二
税務課長補佐 償却資産に係る事務を京都地方税機構へ移管することにより、京都府内の複数の市町村に資産を保有する事業者は、償却資産申告書を京都地方税機構が設置した窓口へ一括提出することとなり、市町村ごとに申告書を提出する必要がなくなります。また、専任の職員が配置されることから、事業所に対する調査等を集中的かつ効率的に進めることが可能となります。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 変更された後、今現在、市役所の担当課の体制はどうなるのかと思うんですけれども、京都地方税機構に新たに職員を派遣するのかどうか。それと、現在派遣している人数とこれからの人数も教えてください。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。南本市民部長。
◎南本晃 市民部長 今回の移管に関しまして人員配置でございますけども、まず、移管することに伴いまして派遣人数が変わらないということを聞いております。人員配置は京都地方税機構の中で調整をしていただけるということをお聞きしております。
現在の課の体制でございますけども、移管後、当然、業務だけ移管して人が動かないということでございますけども、現在の業務自体がかなり業務量が多いということで、今のところ特に課の人員を減らすということは考えておりません。
それと、今現在の派遣人数ですけども、7人でございます。移管後も変更なしで7人という予定でございます。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 今回、八幡市はこれを移管しようとされていますけども、全ての京都府下の自治体が移管されるのでしょうか、そのあたりもお聞かせください。
○長村善平 委員長 南本市民部長。
◎南本晃 市民部長 広域化の中で、京都地方税機構を利用されている自治体につきましては一応統一的にやられるということでございますので、本市だけということではございません。京都市以外です。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 大体の概要はわかりましたけれども、もともと税機構ができてからは徴収業務を移管して滞納の処理に当たっていて、しかも八幡市から7人行かれていますけど、八幡市の滞納しているところには違う自治体の職員が取り立てという言い方はしたくないですけど、回られて、私情を挟まないようなことをされていますけれども、その後、法人市民税と軽自動車税、課税業務まで税機構の方に移管されている。さらに、今回、固定資産税の償却資産の部分も移管するということで、課税というのはそれぞれの自治体がしっかり行う課税自主権というのがあるわけですから、これは私たちはなかなか賛同できないということを申し述べて終わります。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。
これより議案第12号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第12号、
京都地方税機構規約の変更についての採決をいたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手多数(4名対2名)
○長村善平 委員長 挙手多数であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
午後1時まで休憩いたします。
午後 0 時00分 休憩
――――――――――――
午後 1 時00分 再開
○長村善平 委員長 それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。
審査に先立ちまして、本委員会設置後初めての委員会でありますので、ここで理事者より説明員の自己紹介を受けたいと思います。
(説明員自己紹介)
○長村善平 委員長 それでは、ただいまより消防本部、議会事務局、監査委員・
公平委員会事務局、
固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項の審査に入ります。
報告事項はありませんので、消防本部、議会事務局、監査委員・
公平委員会事務局、
固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 消防本部にお聞きしたいんですけれども、今回配付された第5次八幡市総合計画第2次実施計画の129ページに、消防力の強化ということで記載されているところでお聞きします。
まず、火災防御計画策定・推進という欄があるんですけれども、平成30年の実績として橋本地域火災防御計画推進と書いてありますけれども、火災防御計画というのはどういうものなのか教えてください。また、どのような目的で作成されたのかも教えてください。
それから、消防施設維持管理のところで、はしご車のオーバーホール、平成30年度の実績になっていますけれども、はしご車をオーバーホールしなければならない理由について教えてください。
それから、はしご車のオーバーホール後の整備計画というのはどうなっているのか。ほかにも消防に関する車両というのはあると思うんですけれども、オーバーホールの必要はないのかどうか教えてください。
それから、そこには書いていないんですけれども、今回、救急救命士法違反の行為があった件ですけれども、違反行為の一連について概要と原因、再発防止策、その後の経過についても教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。小林警備一課長。
◎小林和高 警備一課長 火災防御計画につきましては、平成28年12月に発生しました新潟県糸魚川市大規模火災を受け、木造建築物が多く密集し、かつ地形や気象状況等により大規模火災となる危険性を有する地域を消防独自であらかじめ抽出し、万が一火災が発生した場合には被害を最小限にするために、その地域に即した車両進入及び部隊配置、使用水利など有効な火災防御に係る消防戦術等を定めたものでございます。
以上です。
○長村善平 委員長 吉岡警備二課長。
◎吉岡一幸 警備二課長 はしご車のオーバーホールについての質問にお答え申し上げます。オーバーホールはなぜしなければならないかということですが、はしご車につきましては高所での消防活動に従事する特殊な車両であり、全国では不良等により重大な事故が発生していることから最新の整備が必要であり、その整備のあり方について、平成18年に特殊法人日本消防検定協会が消防用車両の安全基準を策定し、その中ではしご車のオーバーホールの必要性についても示されております。
この安全基準によりますと、オーバーホールの実施時期は納車後おおむね7年目に行うものとされており、今後はさらに5年後に2回目のオーバーホールの実施を迎えますとともに、毎年の年次点検の必要について示されております。
その他の車両にオーバーホールは必要でないのかという質問ですが、その他の車両につきましてははしご車のように特別な整備が必要でないことから、日常点検の実施等による整備で安全性は担保されておりますことから、オーバーホールの必要はございません。
以上です。
○長村善平 委員長 高井消防署長。
◎高井寛 消防署長 救急救命士法違反行為に関する一連の内容についてご説明申し上げます。本件の概要につきましては、平成31年1月5日22時06分に覚知しました救急事案において、消防署警備一課救急一係所属の隊員が、本来、京都救命指示センターの指示医師の指示のもと実施しなければならない救急救命士法に定められております特定行為について、誤認により指示を受けていない状況で傷病者に対し静脈路確保を実施し、救急救命士法違反行為を行ったものでございます。
本件の原因につきましては、隊員間における誤認によるものであり、その背景といたしまして隊の活動指揮体制が明確でなかったことや命令の確認作業を怠ったのが原因と考えております。
次に、再発防止策といたしまして、今回の事故を機に新たに救急救命士の特定行為に係る活動マニュアルを作成し、特定行為に係る活動手順や確認方法について従来のものに加え、より細部まで定めました。特に記録及び確認方法の徹底を図るなどの再発防止を図ったところでございます。
その後の経過につきましては、本年5月上旬から八幡警察署生活安全課による捜査が開始され、6月26日付で本件において特定行為である静脈路確保を行った30代救急救命士1人が救急救命士法違反容疑で京都地方検察局に捜査書類を送致されたと伺っておりまして、今後の司法の判断を見守ってまいります。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 まず、火災防御計画ですけれども、目的は大体わかりました。八幡市では橋本地域だけの計画の策定でいいのでしょうか。大規模火災が発生するおそれがある地域というのは、ほかにはないのかどうか教えてください。
それから、はしご車のオーバーホールは納車後7年目に行うとなっていたのだけれども、今回、オーバーホールの前に油圧シリンダーのあたりでふぐあいが出てしまった。八幡市の持っているはしご車は納車後何年経過していて、今回、オーバーホールの前にふぐあいが出てしまったのか、もう少しそのあたりの状況を教えてください。
それから、救急救命士法違反のところは、こういうことが発生する前に細部にわたるマニュアル作成は行っておかなければいけなかったと思うんです。救急救命士が特定の医療行為ができるようになってからは、どういうマニュアルでずっと作業をされていたのか、もう少し詳しく教えてください。
誤認によるものということですけども、救急車に乗務されているのは何人で、3人かと思うんですけども、もう少しそのときの状況を教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。小林警備一課長。
◎小林和高 警備一課長 本市の場合、1年を通じての風向及び風速、傾斜地による上方向の延焼危険性、直近消防機関からの距離及び道路幅員などの車両進入に係る容易性等を総合的に判断し、橋本狩尾地区周辺の丘陵地西側の住宅密集地域を指定したものでございます。
以上です。
○長村善平 委員長 馬場崎消防副署長。
◎馬場崎治彦 消防副署長 昨年暮れ、年次点検にてはしご車の不備が発見されまして、それに伴いオーバーホールと重複する部分がありましたので、今回、オーバーホールの方をさせていただきました。7年目の年次点検で発見されまして、うちの場合は8年目のオーバーホールになりました。
以上です。
○長村善平 委員長 高井消防署長。
◎高井寛 消防署長 救急救命士法違反に関するご質問にお答え申し上げます。まず、従来のマニュアルでございますが、これにつきましては本市が所属しております山城北メディカルコントロール協議会で作成されましたマニュアルに基づいて実施しておりました。しかしながら、隊員間の確認方法等につきましてはマニュアルに記載されておりませんでしたことから、今回を機に、このマニュアルとは別に八幡市消防本部独自の特定行為に係る活動マニュアルを作成し、再発防止を行ったところでございます。
そして、事故発生時の状況でございますが、救急救命士3人で出動いたしました。1人の者が隊長、1人の者が運転員、そしてもう一人の者が隊員というそれぞれ3人の役割で出動しております。本来なら特定行為をいたす前に、京都救命指示センターの指示医師に電話連絡をし、今から静脈路確保を実施してよろしいですかと了承を得るところでございましたが、その当時、3人が3人ともそれぞれの分担で作業をしており、そのうち病院選定に係る電話を機関員が実施しておりましたが、その電話を特定行為を行った隊員が京都救命指示センターの医師に電話しているものと勘違いいたしまして、了承をとったと。また、その場に居合わせた隊長も、それと同様に確認作業を怠ったということにより誤認が発生したという状況になりました。その後、再度、指示医師に隊員が電話連絡をしましたところ、初めの静脈路確保について連絡をもらっていないと指示医師から指示を受けたことから、今回のことが判明した事案でございます。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 火災防御計画のところは、幾つかの条件に基づいて橋本地域が一番大規模火災が発生しやすいということで策定したということでわかりました。
オーバーホールの件も、今後こういうことがないように、聞くところによるとはしご車も10階までの対応だけれども、この間出動したこともあるということで、火事のときには非常に必要な車両ということで、オーバーホールの期間はよそから借りて何かあったら対応するとなっていたと聞いていますので、そういうことが今後起こらないように、これからは5年ごとのオーバーホールということでいいんですね。日常点検も含めてしっかりとやってください。
それから、救急救命士法違反のところは大体当時の状況はわかりました。3人で出動で、お宅に行っていろいろな連絡とかをするときに、運転員の方は何か役割はあるんですか。隊長と隊員が病院が受け入れてくれるか連絡したり、静脈路確保の連絡をしたりということでやっているみたいですが、運転員の方も何か現場に居合わせたときの役割というのは、運転する以外にあるのかどうか。どういうマニュアルで細部まで定めたのかをもう少しお聞かせいただけますか。
○長村善平 委員長 高井消防署長。
◎高井寛 消防署長 救急救命士法違反の行為について再度ご質問にお答え申し上げます。運転員の役割ですが、隊3人のうち隊長がおりまして、運転員がいて隊員の3人で乗車しております。隊長につきましては、まず全体の活動指揮をとって、活動方針等を決定いたします。今回の場合、隊長がまず先着いたしまして、傷病者の状況を判断しまして、心肺停止状態であり特定行為が必要という判断をいたしました。そして、事前に隊内で決めていることですけども、おのおのの役割分担を下命するということです。隊長は、そのとき運転員に搬送先の病院に連絡しろと。隊員に対しては特定行為の準備をしろという指示をしたと聞いております。その後、時間経過がございまして、隊長が確認をとらずに車を発進させています。指示医師に確認がとれたかどうかを確認せずに、現場を離脱いたしました。隊員は電話をしているというのを聞いていますので、特定行為について運転員が指示医師に電話したものだと勘違いいたしました。そういうことから、そこで隊長がしっかりと確認をとったかという再度確認作業を行ったら、こういったことは起こらなかったとは考えております。
その分を今回のマニュアルの制定によってきめ細かに直しまして、復唱、呼称等を完全に実施するように定めたものでございます。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 本当に初歩的なというかミスからこういうことが発生して、静脈路確保をした隊員が書類送致されるということで、こういう事態が発生してしまったことを大変残念に思います。今後は定めたマニュアルに沿って、事がないようにぜひ徹底していただきますように要望しておきます。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
巌委員。
◆巌博 委員 さっきの亀田委員の質問では、運転手は運転手だけでいいのですかどうですかということを聞かれたと思います。それはもう答弁は要りませんけど、そういうことだと思います。
さっきの答弁はこの間の経過を説明されたのかと。ただ、運転手がいるけど、ただ運転だけでいいのか。ほかにも業務があるのかということを聞かれたんです。そのあたり、わかる範囲でお教えください。
それと、この間、予算特別委員会で、今度、救急車を更新されますよね。そのあたりで、財産の売却の後の廃車の件で、オークションに出したらどうかということを提案させていただいて、その後、結果はわかりませんけど、救急車の購入時期も含めて、現時点でわかる範囲でお教え願えないでしょうか。
以上です。
○長村善平 委員長 高井消防署長。
◎高井寛 消防署長 先ほどの答弁漏れがございましたことについて、再度お答え申し上げます。運転員の役割につきましては、運転するだけではなく、そういった特定行為を実施する場合、やることがいっぱいございます。3人それぞれ役割分担を担ってやるということでございまして、今回の事案につきましては、運転員が搬送先の病院の確認を実施していたと。そして、本来ですと隊長が京都救命指示センターの医師に連絡するということが必要であった。隊員につきましては、隊長の電話あるいは機関員の電話をそれぞれが確認、ちゃんと京都救命指示センターに連絡がとれているかどうかの確認をするべきでございました。それがやっているであろうといったことで、誤認した結果が今回の事件につながったということでございます。
○長村善平 委員長 吉岡警備二課長。
◎吉岡一幸 警備二課長 更新した古い救急車のその後の処理についてお答え申し上げます。救急車につきましては、今年度末の更新に向けて整備作業を進めているところであり、納入後、古い救急車につきましては、次年度のヤフー官公庁オークションにて売却予定でございます。
以上です。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 大体わかりました。予算が可決されて、現時点では発注しているのかどうかだけお教えください。
○長村善平 委員長 吉岡警備二課長。
◎吉岡一幸 警備二課長 救急車更新の現在の状況でございますが、今年度、お盆ぐらいまでには入札を完了したいと考えております。
以上です。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようですので、これで消防本部、議会事務局、監査委員・
公平委員会事務局、
固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項の審査を終結いたします。
これで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。
午後 1 時25分 休憩
――――――――――――
午後 1 時35分 再開
○長村善平 委員長 それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。
説明員が入れかわりましたので、ここで理事者より説明員の自己紹介を受けたいと思います。
(説明員自己紹介)
○長村善平 委員長 それでは、これより政策推進部所管事項の審査に入ります。
政策推進部より報告事項がある旨、申し出を受けております。
それでは、これより報告願います。足立理事。
◎足立善計 理事 政策推進部から、お手元に配付させていただいております資料1、第5次八幡市総合計画第2次実施計画についてから資料5、インスタグラムの活用についてまでを一括して担当者よりご報告させていただきます。よろしくお願いいたします。
○長村善平 委員長 中島政策推進課政策係長。
◎中島健太 政策推進課政策係長 それでは、報告事項1、第5次八幡市総合計画第2次実施計画につきましてご報告申し上げます。
まず初めに、実施計画は、平成30年3月に策定いたしました第5次八幡市総合計画の基本計画を実現するための具体的な事業計画に当たるものであり、第5次八幡市総合計画で定める六つの基本目標ごとに具体的事業や3年間の計画主な取り組み、実績などを取りまとめ、全体的な成果や評価、方向性を示すために毎年度策定するものです。計画2年目とります今年度は第2次実施計画となり、計画期間は令和元年度から令和3年度までの3カ年となっております。
それでは、資料1-1、第2次実施計画の概要をごらんください。
これは、資料1-2、第2次実施計画で示しております各章ごとのプロジェクト数や指標の達成状況をまとめ、また第1次実施計画の達成状況を加えたものであります。資料1-2に記載しております具体的事業の詳細などについての報告は省略をお許しいただき、資料1-1を用いてご報告申し上げます。
まず、プロジェクト数でございます。プロジェクトとは各目標の施策に対する主な取り組みと方向性を指し、第5次八幡市総合計画の実施計画においては具体的事業や3年間の主な取り組み、実績をプロジェクト単位で取りまとめ、管理することとしております。
基本目標1、共生のまちやわたにつきましては18プロジェクト、基本目標2の未来のまちやわたが11プロジェクト、基本目標3の健幸のまちやわた及び基本目標4の観幸のまちやわた、基本目標5の活力のまちやわたがそれぞれ14プロジェクト、基本目標6の安心・安全のまちやわたが29プロジェクトであり、合計で100のプロジェクトがございます。
次に、事業数でございます。複数のプロジェクトに重複して掲載している事業もありますことから、延べ事業数としております。基本目標1につきましては141事業、基本目標2が103事業、基本目標3が145事業、基本目標4が103事業、基本目標5が78事業、基本目標6が230事業であり、合計で800の事業がございます。
続いて、指標状況でございます。達成状況につきましては、令和4年度の目的値を達成しているもの、前年度実績より前進または同値となっているもの、前年度実績より後退しているものの三つに分類し、件数と割合を整理しております。なお、平成29年度、平成30年度と併記しておりますが、平成29年度は第1次実施計画で示した達成状況、平成30年度は今回の第2次実施計画で示す達成状況となっております。
基本目標1につきましては全16指標あり、第2次実施計画においては達成が1件、6.3%、前進または同値が10件、62.5%、後退が5件、31.2%です。第1次実施計画と比較しますと、目標値の達成が1件減少、前進または同値が1件増加、後退は同件数となっております。
基本目標2は全16指標あり、第2次実施計画においては達成が3件、18.8%、前進または同値が9件、56.2%、後退が4件、25%になります。第1次実施計画との比較では、目標値の達成が2件増加、前進または同値が4件減少、後退が2件増加となっております。
基本目標3は14指標あり、やわたスマートウェルネスシティ計画改定時または第5次八幡市総合計画後期基本計画策定時に現状値を取得することとしています二つの指標を除く12指標のうち、第2次実施計画においては達成が2件、16.7%、前進または同値が7件、58.3%、後退が3件、25%です。第1次実施計画との比較では、目標値の達成が1件増加、前進または同値が1件増加、後退が2件減少となっております。
基本目標4は全11指標あり、第5次八幡市総合計画後期基本計画策定時に現状値を取得することとしている一つを除く10指標のうち、第2次実施計画においては達成が1件、10%、前進または同値が3件、30%、後退が6件、60%です。第1次実施計画との比較では、目標値の達成が1件減少、前進または同値が1件減少、後退は2件増加となっております。
基本目標5は全10指標あり、第2次実施計画においては、うち達成が2件、20%、前進または同値が5件、50%、後退が3件、30%です。第1次実施計画との比較では、全て同件数となっております。
基本目標6は全30指標あり、中期財政見通しの推計期間終了後、また第5次八幡市総合計画後期基本計画策定時に現状値を取得することとしている二つを除く28指標のうち、第2次実施計画においては達成が10件、35.7%、前進または同値が15件、53.6%、後退が3件、10.7%です。第1次実施計画との比較では、目標値の達成が5件増加、前進または同値が7件減少、後退は2件増加となっております。
全体では全97指標あり、現状値を取得できない五つを除く92指標のうち、第2次実施計画において達成が19件、20.7%、前進または同値が49件、53.2%、後退が24件、26.1%であり、第1次実施計画との比較では、目標値の達成が6件増加、前進または同値が10件減少、後退については4件の増加となり、達成状況が昨年よりも4.4%減少している状況でございます。
次に、資料1-2の2ページをごらんください。先ほど申し上げました指標状況におきまして、指標名、現状値、目標値及び達成状況等を記載したものになり、各章ごとに第1章の記載と同様に取りまとめの方を行っております。
また、3ページをごらんください。各章ごとに今後の方向性を総括するとともに、去る5月9日に開催した第2回総合計画検討懇談会において、各検討懇談会委員からいただいた主な意見を掲載しております。
簡単ではございますが、以上で第5次八幡市総合計画第2次実施計画のご報告とさせていただきます。
○長村善平 委員長 堀川政策推進課長補佐。
◎堀川寛史 政策推進課長補佐 八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略の改定につきましてご報告申し上げます。
資料2をごらんください。本件は平成28年2月に策定しました八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略が今年度をもって計画期間を終了することに伴い、現行戦略の現状と課題、新たなニーズ等を整理し、次期総合戦略を策定するものでございます。
改定に当たり、庁内組織といたしましては、市長を本部長に、副市長、部長職で組織いたします八幡市まち・ひと・しごと創生本部、本部の補助機関として部次長級、課長級で組織します八幡市まち・ひと・しごと創生本部幹事会を設置し、今後、次期総合戦略を検討してまいりたいと考えております。
また、外部組織として、学識経験者や産業団体、市民等により構成する八幡市まち・ひと・しごと創生検討懇談会を3回程度開催し、次期総合戦略策定に当たりご意見をいただいてまいりたいと考えております。
1ページ、おめくりください。検討懇談会の委員名簿でございます。本検討懇談会委員は、現行の総合戦略の進捗管理をお願いしております委員の方と同じ委員の方になっております。
お戻りいただきまして、3.検討スケジュールでございますが、7月に現行総合戦略の平成30年度の効果検証、次期総合戦略の骨子案の総論の検討を行い、本年12月に戦略の中間案を策定し、パブリックコメントを得た後、次期総合戦略を策定する予定としております。
続きまして、使用料・手数料の適正化についてご報告申し上げます。
資料3をごらんください。本件は、令和元年10月に予定されております消費税率改定への対応とともに、第7次行財政改革の取り組みでもあります利用者負担の適正化を図るために見直しを行うものでございます。
見直しに当たりましては、平成30年度に副市長を委員長とし、部次長級で構成する行財政改革調査検討委員会を立ち上げ、①消費税率改定への対応、②受益者負担の適正化、③社会情勢の変化への対応、④本市施策との整合性の四つの視点により、使用料及び手数料の見直しを検討いたしました。
委員会で検討した結果をもとに、市長を本部長とし、部長級で構成する行財政改革推進本部で調整を行い、次のとおり見直しを行うことといたしました。見直しを行います使用料のうち、指定管理者制度を導入している施設については、現在、それぞれの施設について指定管理者が定めております利用料金に、今回、消費税の改定分である2%分を転嫁することといたしております。なお、新利用料金の算定に当たりましては、原則10円未満の端数が発生する場合には、10円未満を切り捨てとしておりますが、分割使用ができる施設や割引料金が適用される施設につきましては、分割利用時や割引利用時に10円未満の端数が発生しないよう別途調整を行っております。このことから、平均改定率につきましては、資料にお示しさせていただいておりますとおりとなっております。また、各施設に係る附属設備の利用料金の改定につきましても、同様の考えにより見直しを行っております。
1ページ、おめくりください。次に、その他の施設では、生涯学習センターに設置しております複写機及びポスタープリンターの使用料について、近隣市町村等の状況を踏まえ、複写機(カラー)の使用料についてサイズの区分を廃止し、1枚当たり50円とするとともに、ポスタープリンターについてはA4判からA1判への拡大を1枚100円から300円に、A4判からA0判への拡大を1枚300円から500円に改定することとしております。
手数料につきましては、先ほど議案第3号でご審査いただいた内容と同様のものでございます。
次に、公文書の写し等の交付手数料につきましては、負担の適正化を図るため、八幡市情報公開条例施行規則、八幡市個人情報保護条例施行規則、八幡市行政不服審査条例施行規則、八幡市
固定資産評価審査委員会規程に係るカラー、A3判以下の1枚当たりの交付手数料を50円に統一することとしております。
1ページ、おめくりください。次に、高齢者減免の見直しにつきましては、定年退職年齢の引き上げ等の社会情勢の変化や府内他市の高齢者減免の実施状況を踏まえ、適用年齢を60歳から65歳に見直しするものです。
なお、施行期日につきましては、指定管理者制度を導入している施設に係る利用料金については消費税の10%改定とあわせるため令和元年10月1日とし、その他の使用料・手数料、高齢者減免の見直しについては令和2年4月1日としております。
次に、Chazz in YAWATAの開催についてご報告申し上げます。
資料4をごらんください。本事業は、お茶文化などの伝統文化とジャズ愛好家との親和性に着目しまして、昨年度に続いてジャズイベントを開催し、ジャズ演奏を目的に来訪された方に、八幡市観光の魅力等を知っていただくことで、さらなる観光誘客につなげることを目的に開催するものです。
今年度は、市民文化祭と同日開催することにより、市民と観光客との交流を創出し、観光まちづくりに対する市民の意識の醸成につなげようとするものでございます。
昨年度は、松花堂庭園をメインステージとし、文化センター、さざなみ公園の三つの会場を設置し、各会場をめぐるスタンプラリーを実施するなど市内を回遊していただく取り組みといたしました。その結果、目標来場者数2,500人を上回る3,000人の方にご来場いただくことができました。
今年度の取り組みにつきましては、一つに実施体制といたしまして、昨年と同様にChazz in YAWATA実行委員会を開催しまして、観光まちづくりに対する市民意識の醸成につなげていくこととしております。実行委員会のメンバーにつきましては、本事業を実施するに当たり、会場設営やにぎわい創出に係る取り組みを実施していただける下記の9団体にご参画いただいております。
二つに、3、実施内容の(2)会場にございますとおり、会場は八幡市文化センター小ホールをメインとすることで、市民文化祭の集客力との相乗効果に期待しているところでございます。
その他、令和元年6月11日に開催いたしました第1回実行委員会では、開催日を令和元年10月26日土曜日とすること、内容はジャズ演奏に加え、お茶のおもてなしや物販のにぎわい創出に係る取り組みを実施することが確認されております。なお、実施内容の詳細につきましては、今後、実行委員会の委員の皆様と議論しながら決定してまいりたいと考えており、出演者やスケジュール等、詳細が決まってまいりましたら、ホームページ等の更新等により情報発信を図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
○長村善平 委員長 宮川秘書広報課長補佐。
◎宮川寿啓 秘書広報課長補佐 秘書広報課よりインスタグラムの活用につきましてご報告申し上げます。
資料5をごらんください。市制施行40周年を記念して、平成29年3月15日、写真に特化したSNSインスタグラムに市公式アカウントを開設しました。開設以降、秘書広報課からイベンド情報や観光スポット情報など、市の旬な話題の投稿を行い、また期間限定で季節などに応じたテーマを設定した各種企画を実施するなど、市民などにもご協力をいただきながら市の魅力発信につなげていく取り組みを進めてまいりました。
平成31年3月23日から4月14日には、昨年の台風21号による強風で大きな被害を受けた淀川河川公園背割堤地区の桜並木が元気に桜を咲かせている姿を多くの人に知っていただけるよう、背割堤さくらまつり実行委員会と連携し、「背割堤×サクラ×未来に」フォトキャンペーンを実施したところです。主な投稿作品をこちらの資料5で紹介させていただいております。また、広報やわた7月号の方で優秀作品を発表させていただくこととしております。
本年度につきましては、来月7月1日から8月4日にかけて「八幡の夏」をテーマに市内で撮影した写真を投稿いただく企画「やわたサマー2019」を実施するほか、紅葉や桜の時期にも各種企画を予定しています。情報発信を継続しながら、市民などとともに、幅広い世代に市の魅力を発信、周知するための取り組みを進めてまいります。
以上でインスタグラムの活用についてのご報告とさせていただきます。
○長村善平 委員長 ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。
鷹野委員。
◆鷹野雅生 委員 何点か質問させていただきます。
まず、第5次八幡市総合計画第2次実施計画についてお伺いいたします。
第5次八幡市総合計画第2次実施計画を拝見いたしました。第1章から第6章まで膨大な量といいますか、数多くの事業になりますが、それぞれ懇切丁寧に事業名とともに概要、実績が報告されていまして、予算執行状況が記載されています。この中で、私が一番関心を持っております第4章の自然と歴史と文化が織りなす観幸のまちやわたについてゆっくりと拝読させていただきました。事業の実績、予算の執行状況が記載されています。各事業が目的どおり実施されたという報告でもあります。数多い事業の中で、全ての事業を一つずつ評価して聞かせていただくというのはできませんので、所管の委員会が聞かないとわからないということで、第4章の総括についてお伺いいたします。
総括のところを見てみましたら、達成状況が二重丸と丸と三角で示されています。三つに分析されているということで、二重丸は目標値の達成、丸は前年度実績より前進または同値、三角は前年度実績より後退とありますが、二重丸のところを見てみますと二つから一つに減っていますし、丸のところを見てみますと4から3に減っていますし、三角のところを見てみますと4から6にふえていますし、この数字の変化にどういう背景があるのか、どんな課題があるのか、また要因は何なのかというところを教えてください。
次に、資料2の八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略についてお伺いします。
これは、他府県の人がいいと思うような総合戦略があればいいと思うんですけれども、八幡市ならではの戦略をどう立てられるのかというのは知恵の出しどころだと思うんですけれども、地方からおりてくる、また国からおりてくる、国と府と連携しながらやっていかなければいけないところもあるんですけども、今、独自性が出るように国全体が考えてやっているところで、人口もどんどん減っていきますし、島根県や鳥取県、高知県の人口が特に減っているということも聞いています。そんな中で、八幡市独自の戦略が要ると思うんですけども、それをどのようにつくっていくのか。国の方針、あるいは府の方針の考えもあるとは思うんですけども、それを受けて八幡市独自の戦略が必要だと思うんですけども、どう構築していくかということですけども、まず1点、独自の戦略の策定に向けてどのように検討を進められていくのか、1点お伺いします。
次に、Chazz in YAWATAの開催についてお伺いします。
概要を見てみますと、さらなる観光誘致につなげると、さらなるにぎわいの創出につなげると、それとあと市民文化祭との同日開催ということで、市民と観光客との交流を創出し、観光まちづくりに対する市民意識の醸成につなげるということになっておりますけども、端的に言えば、市外から来場者をふやす内容を考えておられるのかというところですけども、市民と観光客の交流という別の新たなシーンというか演出が今回あるのかどうかということですけども、そこでお尋ねいたします。
そこに来た観光客をほかの観光地に触れていただくことは考えておられるのかどうか。それと、あと観光誘客の視点をどう取り組むのか教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。中島政策推進課政策係長。
◎中島健太 政策推進課政策係長 第4章における指標の後退要因に関する質問にお答え申し上げます。第1次実施計画から後退となった指標は、松花堂庭園茶室利用者数、観光情報ハウスへの外国人来訪者数、観光入れ込み客数、観光消費額の4件でございます。この要因につきまして政策推進部といたしましては、昨年6月の大阪府北部地震、9月の台風21号による被災が影響しているものと考えております。被災からの復旧、復興に伴い、観光施設が臨時休園を余儀なくされたことなどにより、観光入れ込み客数等の伸び悩みにつながったものと考えておりますが、詳細は所管部により分析いただいているところでございます。
○長村善平 委員長 堀川政策推進課長補佐。
◎堀川寛史 政策推進課長補佐 八幡市独自の総合戦略の策定に向けての検討でございますけれども、まずは国や京都府が作成する次期総合戦略の取り組みの方向性等を踏まえながら、庁内では市長を本部長とします八幡市まち・ひと・しごと創生本部、本部の補助機関である部次長級、課長級で組織します八幡市まち・ひと・しごと創生本部幹事会で市としての取り組みを検討していく予定としております。
さらに、学識経験者や産業団体、市民等で組織します八幡市まち・ひと・しごと創生検討懇談会からもご意見をいただきながら、パブリックコメントも実施し、市民の皆様からの意見についてもお伺いしていく予定としております。
続きまして、Chazz in YAWATAに係る観光誘客への視点でございますけれども、市民文化祭との同日開催をすることによりまして、Chazz in YAWATAを目的に訪れた来訪者が市民文化祭も楽しんでいただける、市民文化祭を目的に訪れた方がChazz in YAWATAも楽しまれるといった相乗効果を期待しております。
委員ご案内のとおり、本事業の目的はジャズを目的に訪れた方に対して、本市の観光地の魅力を伝え、さらなる観光誘客につなげることであります。これまでは、石清水八幡宮や松花堂庭園美術館を会場としておりましたが、今回は文化センターを会場とするため、文化センターにお越しいただいた来訪者を、本市の観光拠点に誘導する仕組みが必要になると考えており、詳細につきましては今後、Chazz in YAWATA実行委員会の中で検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○長村善平 委員長 鷹野委員。
◆鷹野雅生 委員 今回の第2次実施計画についてですけども、このたびは京阪電鉄が八幡市の駅名を石清水八幡宮として、男山ケーブルの名称も石清水八幡宮参道ケーブルと変えて、車両も新しくなりましたし、各新聞、テレビで色鮮やかなケーブルカーの紹介もありました。今回の京阪電鉄の決定と実行は本市にとっても画期的なことであると考えております。京阪電鉄から見ても、八幡市は観光の一大拠点でありますし、八幡市駅はホームベースに相当すると高く評価されていると思います。
そんな中で、ぜひとも八幡市の活性化につなげてほしいと考えております。石清水八幡宮と言えば八幡市と捉えてもらえて、まちの名前を売り出すいいチャンスだと思いますので、そういった形で本市の観光政策の中でしっかりと生かしていっていただきますようよろしくお願いいたします。要望とさせていただきます。
それと、八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略についてですけども、庁内の組織と外部組織、そしてパブリックコメントもやられて、あと市民からも意見を聞くということが答弁いただけましたけども、これは適宜議会にも流れをお示ししていただけるのかどうかお伺いいたします。
次に、Chazz in YAWATAについては、八幡市の観光の誘客の視点で、観光地に触れていただく、魅力を伝えていく企画を考えているということで、よろしくお願いしたいと思います。市民文化祭との同時開催ということで、どういう企画になるのか、これから企画されるということを聞いておりますので、八幡市の魅力が外部の人にも市内の人にも伝わるような企画をしていただきますように、3回目ですので、1回目、2回目にないような、さらに発展するような企画をつくっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
以上です。
○長村善平 委員長 森下副市長。
◎森下徹 副市長 八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略の関係ですけども、各市町村を含めて競争的な状況になっておりまして、目新しいというか新しい切り口でなければなかなか採用されないということもありますし、当然、交付金がなければ事業は展開しませんので、そういう意味では昔と比べたらどんどん厳しくなっています。
それから、事業の具体的な計画ができて事業提案するという中で、採択するときも、今はどっちかというと行政内部で手続きするのではなくて、広く民間の審査等を受けながら具体的な採択ということになっておりまして、この間、私も内閣府内とやりましたけれども、やはり目新しいものがなければなかなか難しいということだと思っておりまして、そういうことでいきますと、八幡市の独自性のある資源をどう活用するかという部分がなければ、八幡市の計画は引かれないと思っておりますので、そういう意味では広く意見を伺っていきたいということは思っていますし、また議会の方にも当然適宜必要な報告等をしながらご意見を賜りたいと思っておりますけれども、ただ、難しい。内部の視点だけでいきますと一つの固定化した見方になりますので、うまく外部の意見も聞きながらやっていかないと、総合戦略はなかなかうまく機能しないと思っていますので、多様な意見を聞きながら、かつ地域の方々の協力を得られるような意見も聞くということで、手間暇かけながらしっかりと取り組んでいきたいと考えております。よろしくお願いします。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
巌委員。
◆巌博 委員 第5次八幡市総合計画第2次実施計画ですけど、いろいろと説明していただきました。ただ、一つ一つ目を通して、なかなか大変だというのを感じました。
そこでお聞きしたいのは、政策推進部にかかわって後退した部分があると思うんですけど、そのあたりの後退した理由、今後どのような対策をされるかお教えください。
資料2のところはよくわかりました。
それと、資料3のところですけど、使用料とか手数料の関係ですけど、全体的には据え置きの部分もあれば引き下げの部分がある、値上げの部分があると思うんですけど、最初の適正化の目的のところで利用者負担の適正化を図るため見直しを行うものという利用者負担の適正化というのは、これも値上げかという感じはするんですけど、そのあたりはどうなのかとちょっと疑問に思うんですけど、わかる範囲でお教えください。
それと、Chazz in YAWATAの関係ですけど、この間、一番最初は石清水八幡宮、結構参加者も多くて、去年は松花堂、さざなみ公園とか文化センターの3カ所でやられて分散していたような感じもするんです。今回、文化センターでされるということで、それはあくまでも市民文化祭とあわせてということで、そこそこ来訪者があるかと思うんです。1回目にやられた石清水八幡宮はどれぐらいの人数が来られたのか、予算も含めてお教え願えないでしょうか。去年の松花堂を含めてお教え願えないでしょうか。
以上です。
○長村善平 委員長 山副政策推進部次長。
◎山副敦則 政策推進部次長 巌委員の第5次八幡市総合計画第2次実施計画におきまして、政策推進部が所管している事業で後退したものにつきましてご答弁申し上げます。政策推進部が所管する事業のうち、前年度実績より後退している事業は合計2事業ございます。
1件は基本目標1に位置づけております自治体組織団体への加入率でございまして、昨年度の70.3%から現状値70.1%へ後退しております。その理由につきましては、少子・高齢化やライフスタイルの変化による担い手の不足、コミュニティ意識の希薄化などの要因が考えられております。こうした課題は一朝一夕に解決することは難しく、また加入されている方の減少を抑制していくことも重要と考えております。それらも踏まえ、自治会ハンドブックや加入促進リーフレットなどを活用しながら、自治連合会と連携して加入促進に努めているものでございます。
2件目は基本目標6に位置づけております地域活動参加職員の割合でございまして、前年度の71.2%から現状値65.9%へ後退しております。その理由につきましては、参加していない職員から直接聞き取りをしたものではございませんけれども、市外に住む職員の割合が増加していること、あるいは職員の入れかわりが進んだことなどが影響しているのではないかと考えております。改善策についてでございますけれども、地域活動は休日に行われることが多いため、職員の意識によるところが大きく、まずは各課の取り組み実績を共有しながら、職員の意識改革を促してまいりたいと考えております。
○長村善平 委員長 堀川政策推進課長補佐。
◎堀川寛史 政策推進課長補佐 使用料・手数料の適正化に伴います考え方についてでございますけれども、今回の使用料・手数料の適正化につきましては、消費税率の改定への対応、受益者負担適正化、社会情勢の変化への対応、本市施策の整合性の四つの視点で適正化を図るために見直しを行うものでございます。指定管理者制度を導入している施設は指定管理者が消費税の課税事業者でございますことから、消費税率分の増額分を利用者の皆様にご負担いただくものでございます。生涯学習センターの複写機、公文書の写し等の交付手数料につきましては、近隣自治体の状況や民間事業者の設定する料金との整合を図るために引き下げを含め、見直しを行うものでございます。督促手数料は督促状1通の発行に係る経費の見直し及び近隣自治体の状況を踏まえた結果、見直しを図るものでございます。高齢者減免につきましては、定年退職年齢の引き上げ等の社会情勢の変化や府内の他市の状況から見直しを行うものでございます。
以上のことから、今回の見直しにつきましては、市民の皆様に適切なご負担をいただくための見直しであると考えているところでございます。
続きまして、Chazz in YAWATAの平成29年度及び平成30年度の開催の実績についてでございますけれども、Chazz in YAWATAの参加者につきましては、平成29年度は石清水八幡宮のエジソン記念碑前をメインステージとし、5,000人の方にご来場いただきました。その際に要した事業経費につきましては548万6,400円でございます。
続きまして、平成30年度に松花堂庭園美術館前広場をメインステージにしたイベントにつきましては、3,000人の方にご来場をいただきました。その際に要しました経費につきましては528万713円となっております。
以上でございます。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 政策推進部の後退した部分は2事業があって、たしかいつも議論になるところです。いろいろと努力されているのだけど、少子・高齢化とか希薄化が確かにあるのも要因かと思うんですけど、このあたりは本当にどうでしょうか。市の目標はどれぐらいに設定されていますか。現状では加入率が70.3%から70.1%とちょっと後退しているんですけど、市としての加入率の設定目標をお教え願えないでしょうか。
それと、地域活動参加職員のところで言えば71.2%から65.9%、10%とは言わないけど、ちょっと後退しているかと。ただ、理由は市外に住んでいる人が結構多いということなので、それはそうかと思うんですけど、地域とのコミュニケーションという感覚で言えば、全ての事業に参加しろとは言わないにしても、ほとんど休日だからなかなか参加できないという状況もあるんだけれど、今後いろいろと研究しながら1人でも多く、ここは極端に下がっているから、いろいろと研究というか努力してください。その点だけよろしくお願いします。
それと、使用料適正化については消費税が上がるから値上げもやむを得ないのかという感じを受けました。これはもういいです。
あとChazz in YAWATAの関係では、今回、文化センター小ホールで行われるんですけど、今年度の予算をお教え願えないでしょうか。それと、目標は持っていますか、そのあたりをお教えください。
それと、内容のところ、案としてはジャズ演奏、お茶のおもてなし、にぎわい創出、物販等、要するに食べ物やね。何でこういうことを聞くかというと、市民文化祭は野菜とかいろいろな物品を販売をされているので、どんな物品があるのかどうかと感じたので、そのあたりだけお教えください。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。西岡市民協働推進課長。
◎西岡賢治 市民協働推進課長 巌委員の再質問、自治会の加入率の目標値についてお答え申し上げます。第2次実施計画の方では、令和4年度の中間目標値としまして加入率71%というのをお示しさせていただいております。また、第5次八幡市総合計画におきましては、令和9年度の目標値として73%というのをお示しさせていただいております。
○長村善平 委員長 山副政策推進部次長。
◎山副敦則 政策推進部次長 巌委員のChazz in YAWATAの今年度の取り組みについて3点お尋ねいただきました。1点目が今年度の財源でございますけれども、今年度は400万円の予算をいただいております。なお、本事業につきましては、国の地方創生推進交付金の対象事業になっておりますので、2分の1の国庫という形になってございます。
それから、今年度の目標でございますが、来場目標でお答えいたしますけれども、実行委員会で正式に議論したものではございませんけれども、事務局といたしましては昨年度の目標値でございます2,500人以上を目標としたいと考えているところでございます。
3点目にお尋ねいただきましたにぎわい創出の具体の事業の関係でございますけれども、委員ご案内のとおり、市民文化祭の方で多彩なにぎわい創出事業が展開されると伺っております。一つには抹茶の接待あるいは農作物の物販とかさまざまな事業が展開されると聞いております。Chazz in YAWATAの方では、市民文化祭の方で行われている事業と重複を避けながら、その他のにぎわい創出事業に取り組んでまいりたいと考えております。なお、詳細につきましては、今後開いていただきますChazz in YAWATA実行委員会の方で議論していただきまして、決めていただくという予定になってございます。
以上でございます。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 第2次実施計画の中で、142ページに職員提案制度を充実というところがあるんですけれども、これは一般質問の中でも質疑があったと思うんですが、政策研究型職員提案事業ということで、現在どういう研究を幾つぐらいのチームでされているのか教えてください。それから、研究した成果はどのように生かしていくのかも教えてください。
それと、資料2の総合戦略の改定ですが、先ほど副市長の答弁をお聞きしていて、何か目新しいものでないと難しいとか独自性がなければ難しいという答弁だったので、国・府からの交付金は継続されるのですかということをお聞きしようと思っていたんですけど、採択されなかったら交付金もないのかと感じているんですけど、今、5年の戦略が終わって新たな計画をということですけど、これは何カ年の計画を策定されるように考えておられるのか。それから、採択されない場合はどうなるのか、そのあたりをもう少し教えてください。
それから、資料3のところはほかの部のことはなかなか難しいと思うので、資料3と書いているページの裏のところで②公文書の写し等の交付手数料のところだけ、それぞれの施行規則のところの件数だけ教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 森下副市長。
◎森下徹 副市長 八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略の関係でございます。ちょっと補足させていただきます。先ほど極端な言い方をした部分もあるのかと思っていますけれども、地方創生の交付金につきましてはベーシックな部分と、予算を打ち出したときには国なりに新しい方向性を示してきますので、それに乗っかるためには他の地域と違うところの視点を上げていかないと、なかなか採択枠が広がらないという意味でございます。ベースのところと新しいところとはまた異なってきますので、全く来ないということは多分ないだろうと思ってはおるんですけれども、ただ、これから地域間の競争が激しくなってくるのは間違いないと思っておりますので、できるだけ今回の計画についても八幡市でなければできないと。それが具体的に八幡市域の活性化の効果が盛り込めるかどうか、それを具体的に示せるかどうかが非常に大きなポイントになってくると思っていますので、そういう意味ではいろいろな視点を具体的に盛り込んでいく必要があると思っております。そういう意味では、だんだん交付金も安易におりてくる時代ではなくなってくるのではないかとは思っておりますので、しっかりと議論させていただきたいと思っていますし、またいろいろなご意見を賜りたいと思っておりますのでよろしくお願いします。
○長村善平 委員長 山副政策推進部次長。
◎山副敦則 政策推進部次長 亀田委員の職員提案制度のご質問にお答え申し上げます。今年度からスタートいたしました政策研究型職員提案制度につきましては、今年度は3チームを組織いただきまして、研究活動をスタートさせていただいております。研究のテーマでございますけれども、一つには外国人居住者対策ということで、市内の外国人居住者の日常生活やあるいは防災面、医療面等に関する実態把握をする。そして、次年度以降の施策なりに生かしていくということを目的に、今、取り組んでいただいているもの。
2つ目には、クラウドファンディングによる市の魅力発信ということで、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングに関する調査研究というテーマで進めていただいているテーマ。
3つ目には、働き方改革ということで、RPAとかといったものも含めまして、働き方改革に関する調査研究を進めていただいているというものでございます。
来期にどうつなげていくかというご質問もあったかと思いますが、政策研究活動につきましては、ことし10月ごろには一旦研究成果を取りまとめていただきまして、二役へ報告を行う予定としております。その際に、優秀な提案につきましては、各部において来年度以降予算化に向けた検討を進めていただくという流れで考えております。
以上です。
○長村善平 委員長 堀川政策推進課長補佐。
◎堀川寛史 政策推進課長補佐 次期総合戦略の計画期間につきましては、令和2年度から5カ年の計画を予定しております。
○長村善平 委員長 別生市民協働推進課広聴係長。
◎別生恵示 市民協働推進課広聴係長 亀田委員の使用料・手数料に関するご質問のうち、政策推進部に関する公文書の写し等の交付件数、過去3カ年についてお答え申し上げます。まず、情報公開手数料でございますが、公文書開示請求及び自己情報開示請求に係る公文書の写しの交付件数についてお答え申し上げます。平成28年度の交付件数は331件でございます。このうちカラーによる交付は7件でございます。平成29年度の交付件数は303件でございます。このうちカラーによる交付は6件でございます。平成30年度の交付件数は427件でございます。このうちカラーによる交付は2件でございます。
次に、行政不服審査に係る公文書の写しの交付につきましては、過去3年間で実績はございません。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 ありがとうございました。まず、政策研究型職員提案事業は、三つのチームを組織して、今現在、研究されているというところでわかりました。このチームは庁内横断的に部署に関係なく、三つのテーマでいろいろなところから職員に集まってもらってするチームなのか。それとも、どこかの部署で一つのチームを結成しているのか、その辺をもう少し教えてください。
それから、総合戦略のところは基本の部分があるということでわかりました。5カ年の計画ということでわかりました。私たち議員も何かいいアイデアがあったらいいんですけども、なかなか思いつきません。
あと公文書のところの発行は、カラーは非常に少ないということで、カラーだけが下がって、あとは上がるということなのでわかりました。
以上で結構です。
○長村善平 委員長 足立理事。
◎足立善計 理事 政策研究型職員提案事業チームは横断的かというご質問だったかと思います。これは、さきの一般質問でも随分とご答弁させていただいたと思います。外国人対策のところでご答弁させていただいたと思うんですけれども、多部にわたっております。例えば外国人対策でいきますと、市民協働推進課、防災安全課、生活支援課、環境業務課、健康推進課、学校教育課とそれぞれ外国人の関係に対応する部署を集めてきております。また、クラウドファンディングについても商工観光課、それから政策推進課、文化財保護課とか社会教育課等々を入れて横断的に対応していくとしております。
○長村善平 委員長 小北委員。
◆小北幸博 委員 それでは、まず1点目です。第5次八幡市総合計画第2次実施計画について、非常に事細かくご説明いただきまして、まずもってありがとうございます。ここの部分ですけども、細部にわたって皆さんおっしゃるとややこしくなるし長くなるので、実施計画の全体を見て、後退の件数が若干ふえている部分もあったりするんですけど、感想を教えてください。
前の委員の質問でちょっと気になる部分が自治組織団体の加入率です。実際のところ、果たして70.1%あるのかと私は思っています。どういう平均のとり方、率のとり方をされているかという部分もあるかと思うんですけども、戸建てであれば加入率は非常に高いと思うんですけども、正直なところ男山団地の賃貸であればとてもとてもね。例えばC団地で言えば740世帯ある中での加入率といえば、それなりの加入率になるでしょうし、逆に長町、樋ノ口あたりで百何世帯での加入率といえば、加入率は高くなるでしょうし、どういう形でなっているのかわからないですけども、目標値にしても正直ちょっと下方修正された方がいいかと思ったりするので、それはもう指摘だけしておきます。
八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略とかも結構です。
Chazz in YAWATAです。Chazz in YAWATAの分だけお聞きしますけども、実行委員会の名簿を拝見しても、多分この中で動いてくれるメンバーもおられるのでしょうけども、市民公募をされるつもりはないのか。というのが、近隣でいけば枚方市の枚方まつりとかであればJC、青年会議所が中心となって呼びかけて、若者の動員をかけてというのか、当日ボランティアという形でボランティアを募ったりとかという形をしているんですけども、このあたりの実施体制についてどう考えておられるのか教えてください。市民公募等です。
あと目標人数と言ったらいいのか、Chazz in YAWATAに対する考え方とお聞きした方がいいのかわからないんですけども、一番最初が5,000人来られて、昨年が3,000人、本年度も2,500人以上目標という形は立ててはおられるとは思うんですけども、会場がだんだんだんだん狭くなってきているというんですか、文化センターの小ホールといえば果たして2,500人以上が目標で、もちろん入れかわりの部分も計算されての部分だとは思うんですけども、もちろん市民文化祭との同日開催なのでそこそこ人数は入ってくれるのかという部分も、市民がジャズに関心を持たれる方というのかChazz in YAWATAに関心を持たれる市民も出てくるかもわからない。先ほども指摘がありましたように、市外の方をどう誘客して周遊していただくかというあたりまで、もう日にちはないですけども、早急に実行委員会で検討していただかないといけないと思うんですけども、そのあたりについての考え方をいま一度教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。山副政策推進部次長。
◎山副敦則 政策推進部次長 第2次実施計画と第1次実施計画の達成状況を比較すると後退している要素が見受けられると。その件についての考え方といいますか感想ということでお尋ねいただいていたかと思います。確かに指標状況の全体を見渡しますと、昨年度は20件から今年度、第2次実施計画では24件と後退が増加しております。ただ、後退した指標全てが、資料上では十分表現がし切れておらず、大変恐縮だったと考えておるんですけど、計画当初値というのはすなわち平成28年度ですが、平成28年度から終始右肩下がりで来ているものばかりではございません。平成28年度の計画当初値等から平成29年、それから平成30年と推移しておるわけですけど、同じトレンドで進捗しておれば丸なり二重丸がついてくるのですが、進捗の率が昨年度を下回ってしまいますと、それで三角がついたりするものもございますので、ちょっと数字のトリックが出ている部分というのも否めないのかと考えております。
いずれにしましても、後退している指標につきましては、本年に各部において要因の分析を行っていただきまして、また懇談会での意見も踏まえまして、令和4年度の目標値が達成できるように取り組みは進めていきたいと考えているところでございます。
続きまして、Chazz in YAWATAにつきましてお尋ねいただいていたかと思います。1点が、実行委員会のメンバーに公募委員を追加する予定がないのか、あるいは実施体制についてというお尋ねでございますが、今年度の実行委員会につきましては、先ほどご説明申し上げたとおり昨年度の構成を踏襲しておりまして、市民等からの公募委員は選任しておりません。現時点でも選任する予定はしておりません。
Chazz in YAWATAは、お茶文化などの伝統文化とジャズ愛好家との親和性に期待したイベントを開催することで、さらなる観光誘客につなげることを眼目としておりますことから、専門的な知見をお持ちであります八幡市文化協会や八幡市観光協会等のメンバーにより構成し、イベント内容の詳細についての検討や広報あるいは当日の運営を担っていただいているところでございます。
それから、市外の方々をどう誘客し、周遊につなげていくか、来場者数と絡めたご質問があったかと思いますが、今年度はご説明のとおり市民文化祭と同日開催させていただきますので、純粋な市外からの観光客に加えまして、市民文化祭をお楽しみになられる市民の方々もChazz in YAWATAのステージを見ていただけるということで、昨年度以上の来客は期待できるのかと私自身は考えております。これは延べで言っておりますので、ステージは複数展開いたしますから、その入れかわりも含めた人数でカウントさせていただこうと考えています。なお、市内の観光地への誘客といいますか周遊に関しましては、私どもも大きな課題だと考えておりまして、市民文化祭に文化センターに来ていただいて、それで終わりということになってはいけないと考えておりまして、実行委員会でもそういった議論はいただいております。具体的には今後検討していただくことになりますけれども、周遊バスを運行するとなれば、市内の観光地を経由できないかといったことにつきまして、今後具体的に検討を進めていただきたいと考えているところでございます。
○長村善平 委員長 小北委員。
◆小北幸博 委員 第2次実施計画については大体わかるんですけども、正直、右肩下がりというかなかなか伸びないのが、先ほど来出ている自治組織団体の加入率。これは、自治会へ加入しようというパンフレットをつくっていただいたりとか、さまざまなところで頑張っていただいているのは非常に評価させていただいています。ただ、市民の関心がどうしても高まらないというのが、やはり大きな課題であるとは思っていますし、このあたり、先ほども言いましたけども、ちょっと考えられた方がいいかとは再度言っておきます。
Chazz in YAWATAについては、今年度も実行委員会形式で前年度同様のメンバーでやられるというのは、それはそれでいいとは思うんです。ただ、私が言いたいのは、もっと市民に関心を持っていただくためにも、何か市民の元気な方というんですか、ボランティア意識の高い方に参加していただいて、去年、おととしを見ていても、ジャズに関心のある方が集まってこられて、正直なところ、男山地域とか美濃山地域あたり、また東部のあたりからわざわざ聞きに来ようかというか、実際のところChazz in YAWATAをやっているのすら知らない方が多い。そういう部分からいっても、何か市民の参入というか参加、参画していただく実行委員体制というのができないかと思うんですけども、今年度は要望しておきますので、また来年以降、どういうChazz in YAWATAになるか楽しみにしておきます。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
清水副委員長。
○清水章好 副委員長 まず、資料4ですけれども、先輩の委員からさまざまな質問もありましたけれども、かぶる内容もございますが、通告しておりましたのでご質問させていただきます。
Chazz in YAWATAの開催について、以前にもコラボのご提案をした経緯がございます。今回は10月26日に市民文化祭との同日開催とされますけれども、同日開催、コラボに至った経緯、そして意図をお聞かせいただきたいと思います。
続きまして、資料5です。インスタグラムの活用につきまして、#やわふぉとをつけての投稿は、昨日現在7,767件と大変に好評です。八幡市のアピールには本当に効果が大きいかと思います。インスタグラムは、そのアプリでは拡散ができないといいましょうか、ワンクリックでできないアプリでございます。例えばフェイスブックやツイッター、そしてライン等のアプリは、シェアやいいね!ボタン一つクリックすれば、シェア、どんどん拡散します。このインスタグラムの方もどんどん拡散されて、八幡市の情報発信や観光集客へ効果があると考えますが、本市として拡散する、シェアする策のお考えはありますでしょうか。
以上でございます。
○長村善平 委員長 山副政策推進部次長。
◎山副敦則 政策推進部次長 まず最初に、Chazz in YAWATAのご質問に対しましてお答え申し上げます。Chazz in YAWATA、今年度は市民文化祭とあわせまして八幡市文化センター小ホールを会場といたしまして開催することになっております。以前、清水委員からは、例えばてん茶普及啓発事業とのコラボについてのご提案をいただいたと記憶しております。我々もさまざまなコラボといいますか連携できる事業を検討してきたわけですけれども、やはりジャズといいますと楽器を使います。電気が必要な楽器を使ったりする部分がございまして、雨天リスクというのは非常にセンシティブに考えてきたところです。そういったところもございましたし、それから昨年度、メインは松花堂庭園美術館前の広場で展開したんですが、サブという位置づけで文化センターのホワイエ、ロビーでステージを開催したところ、非常に音響の面なり、あるいは雨に打たれることもないといいますか環境的にもよいということで、演奏いただいた方あるいは来場いただいた方から好評をいただいたところでございます。
そういったことも含めまして、検討を実行委員会でしていただきまして、市民文化祭が文化センターを中心に展開されるということから、市民文化祭とあわせて開催するということで、6月11日のChazz in YAWATA実行委員会で確認いただいたところでございます。
それから、コラボの意図につきましてお尋ねをいただいていたかと思うんですが、市民文化祭にお越しになった市民の方々にジャズを知っていただくことや、Chazz in YAWATAを目的に八幡市にお越しいただいた観光客に市民文化祭の展示や販売、お茶の体験などに参加いただくことなどの相乗効果が期待できるとともに、物販などのにぎわい創出事業に係る事業につきましては、お互いの事業が重複を避ける中で事業を効率的に進めることができるということから、あわせて開催するということに至ったものでございます。
○長村善平 委員長 宮川秘書広報課長補佐。
◎宮川寿啓 秘書広報課長補佐 インスタグラムに関するご質問にお答え申し上げます。インスタグラムに投稿された情報は、情報の拡散用アプリやインスタグラム内で24時間だけ見ることができる投稿を行うストーリーズ機能というものを利用することで、ツイッターなど他のSNSと同様、情報を拡散することができるようになっております。より多くの人に市の魅力などを拡散していただけるよう、市のインスタグラム公式アカウントやホームページなどで協力を呼びかけてまいります。
○長村善平 委員長 清水副委員長。
○清水章好 副委員長 どうもありがとうございました。Chazz in YAWATAの大成功をお祈り申し上げます。ジャズと音楽のジャンルが違う市民団体の方から、以前に開催されておられましたおやじバンドを再開していただきたいという声だけあることをお伝えして、要望とさせていただきます。
インスタグラムにつきましては、松花堂庭園美術館、そして石清水八幡宮、おひさまテラスなどさまざまな事業団体の方がインスタグラムで投稿されておられます。昨夏、太鼓まつりでは#やわふぉとをつけて迫力のある投稿が本当にたくさんございました。最近、私も教えていただきましたリポスト・フォー・インスタグラムというアプリを使ってお気に入りの情報を拡散してみたんですけども、二つのアプリを立ち上げないといけないとかややこしくて、非常に面倒でした。本市は、先ほどご答弁いただきましたようにホームページや公式のアカウントのインスタグラムで、説明文を載せております。その中でリポストアプリ等を紹介していただきながら、文面に拡散のお願い文などを入れてはどうかと思ってはおります。これは、セキュリティ面等に非常に問題があって確認も必要かと思いますので、文面を入れていだくようぜひともご検討のほどよろしくお願いいたしまして、要望といたします。
以上でございます。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようですので、次に、報告事項以外で政策推進部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、これで政策推進部所管事項の審査を終結いたします。
ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。
午後 2 時56分 休憩
――――――――――――
午後 3 時05分 再開
○長村善平 委員長 それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。
説明員が入れかわりましたので、ここで理事者より説明員の自己紹介を受けたいと思います。
(説明員自己紹介)
○長村善平 委員長 それでは、これより総務部及び
選挙管理委員会事務局の各所管事項の審査に入ります。
報告事項はありませんので、総務部及び
選挙管理委員会事務局の各所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 第5次八幡市総合計画の第2次実施計画がお手元にあると思うんですけども、その中の8ページで、外国語自動翻訳機設置とあるんですけれども、今年度設置するということで理解しておりますけれども、設置について今どんな状況なのか、購入は終わったのか、利用は始まっているのか、そのあたりを教えてください。
たしか6カ所に設置すると当初予算で提案があったと思うんですけれども、どこに設置されるのかも教えてください。
それから、次は職員のハラスメントの関係で質問します。
八幡市職員のハラスメントの訴えみたいなのは、この3年間ぐらいでどれぐらいあったのか教えてください。
それから、アンケートなどで調査とかはされているのか教えてください。
それと、午前中、時間外労働の件で質問して、そこで全部聞くのもどうかと思ったことがあるんですけども、それぞれの部署の時間外労働を聞いて非常に驚いたんです。平成29年度、平成30年度で答弁があって、減ったといっても平成30年度で財政課で368時間とか市民部でも343時間とか、どこも300時間を超えていて、なおかつ一番多い職員もお答えがあって500時間以上、多い人で平成29年度では847時間、平成30年度でも775時間ということで非常に驚いています。
時間外労働の300時間を大きく超えていますけれども、これについてはどのような協定を組合と結んでいるのか教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。大野総務課長補佐。
◎大野竜弥 総務課長補佐 外国語自動翻訳機の質問に対してお答えさせていただきます。状況といたしましては、現在、外国語自動翻訳機は物品調達の事務を行っているところでございます。納品の予定時期につきましては、来月7月初旬になる見込みでございます。
翻訳機につきましては6台設置することとしておりまして、それぞれ市民部に1台、健康部に1台、総務部に1台、教育部に3台を予定しているところでございます。
○長村善平 委員長 野間総務部次長。
◎野間正 総務部次長 まず、ハラスメントの関係でございますが、過去3年間におきましてセクシャルハラスメントの事案が平成30年度に1件ございました。
アンケートにつきましては、現時点では行っておりません。
先ほど言われました時間外労働の協定を結んでいるのかということでございますが、この部分については協定は結んでおりません。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 外国語自動翻訳機のところは、7月初旬には納入されるということで、そこの部分はわかりました。市民部1台、健康部1台、総務1台、教育部3台ということもわかりました。
第2次実施計画の8ページのところを見ていただいたら、日本語教室の開催支援というところも載っていまして、日本語教室を開催する団体等に対して使用料免除というところがあって、男山公民館、志水公民館でテマンという日本語を教える教室を開催しています。私がたまたま男山公民館で印刷機を借りて印刷していたら、テマンに通ってこられる外国人の方がどんどんと玄関から入ってこられて、こんにちはと言ってくれるんです。もう何度か通っておられて、日本語は挨拶程度はできる方だと思うんですけど、たまたま公民館で窓口をやっておられる方と話をしていますと、初めて来られる方が、ここでテマンをやっているかどうか、男山公民館なのかどうかということの確認をするのに非常に言葉に困るということでおっしゃっていました。
また、幼稚園で働く方と話をしていたら、幼稚園の先生です。外国人の方の家族で、幼稚園に通園されている園児もおられるということで、園の職員が個人で翻訳機を買っているという話も聞いたんです。
そういう意味から言えば、私は6台で足りるのかという心配がありまして、先ほど職員政策提案の部分でも横断的にチームをつくってやるとおっしゃっているんですから、今1,200~1,300人の外国人の方が八幡市で暮らしておられて、さまざまなところで市役所だけではなくて、公的な施設を訪れると思うんです。必要なところ、たくさん来られるところには、また本当に言葉が通じなかったら支障があるところには、こういう機械を置いてきちんと通訳して支援をすることが必要かと思うんですけれども、その辺は現場の方から何か意見は上がってきているのか教えてください。また、今後、どんなふうに対応していくのか教えていただけますか。
それから、ハラスメントのところは、平成30年度で1件あった、セクハラですよね。私はセクハラの1件の人が誰とか全然わからないので、細かいことはいいんですけれども、国の方がセクハラを防止する法律ができました。それから、ILOでも暴力とハラスメント禁止条約というのが、日本政府もこれは参加して採択されています。
そういう意味では、今後、市として条例整備というか、今、調べたところ、八幡市は条例では規定していなくて、規則で規定しているんですよね。そういう条例の制定の方向性というのは、これから出てくるのかどうか教えてください。
それと、この1件はどういう対応をされて、解決しているのかしていないのかわかりませんけど、市のハラスメントの防止に関する規則を読んでいたら、市長の責務もありますし、それから苦情相談を受ける職員を配置しないといけないとあるんですけど、この相談員というのはどこに配置しているのか、そのあたりをもう少し教えてください。
時間外労働は、300時間を超える協定を結んでいなくて大丈夫ですか。今後、結ばないといけないということで理解したらいいんですか。新聞で見ていたら、奈良市が三六協定を結んでいなくて、違法なことをしていたということが載っていたんですけれども、こういうことには当たらないのですか。特別条項つき協定というのを結んで、それも上限がありますけれども、必要な部署の職員が、災害ではなくて締めのときとかシステム改修とか時間外労働をしないといけないときに限って労使協定を結んだら可能だと思うんですけど、それを結ばずに600時間も700時間も働いていてはだめだと思うんですけど、その辺をもう少し教えていただけますか。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。小西総務部次長。
◎小西賢治 総務部次長 外国語自動翻訳機の件でございますが、必要性の意見というのはこちらの方には上がっておりません。
それと、あと外国語自動翻訳機につきましては、総務部で庁舎管理の一環として予算計上させていただいておりまして、その後、この6台につきましては、各部に活用方法及び今後の対応、利用が見込まれるところの検討をして、その上で活用していただくとなってございます。
以上です。
○長村善平 委員長 野間総務部次長。
◎野間正 総務部次長 ハラスメントの条例化ということでございますが、今のところ条例化の方は考えておりません。
それと、また今回のセクシャルハラスメントをどのように対応されたかというところでございますが、まず本人からの申し出があり、また複数で両者の話を聞く中で関係の所属長等の話を検討し、総合的に協議した結果、任命権者の方に状況を上げていき、申し出をされたご本人とあと対象となる者と指導、助言を行ってきたところでございます。また、今後、中身によりましては弁護士等の相談も考えられますし、またそのときの状況によりましては懲戒処分等を検討していかないといけないと考えております。
相談員の配置でございますが、職員の配置といたしましては8人の相談員を配置しております。そのうち管理職級が4人、各市民部、消防本部、上下水道部、教育部に1人ずつ管理職を配置しております。それ以外の部につきましては、人事課より職員2人、また職員労働組合からも2人をハラスメント相談員として任命しているところでございます。
次に、時間外労働の今後の検討ということでございますが、一般職につきましては適用除外ということになっております。ただ、現業職につきましては、今後、組合とも協議する中で、他市の状況も踏まえて検討していきたいと考えております。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 外国語自動翻訳機のところは、先ほど言われた中に福祉部とかが入っていませんし、幼稚園とか保育園といったら福祉部になりますし、意見は上がっていないということでしたけれども、せっかく研究チームもつくってされるのですから、それぞれの部署で外国人の方の子どもまで含めて現状をつかんでいただいて、必要なところに1台より多くというか必要な台数はぜひ設置していただきたいと思います。これからの取り組みなので強く要望しておきます。
ハラスメントのところは、市の規則だけでは非常に弱いと思うんです。ましてや法律ができるということを言えば、もっと専門家も含めた第三者的な委員会とかをぜひつくっていただいて、今回はセクハラですけれども、パワハラとかマタニティハラスメントとかいろいろなハラスメントがありますし、これは本庁だけではなくて、それこそ出先の現業の方も含めて調査しないといけないとなりましたので、そこはいま一度検討していただいて、八幡市でハラスメントをなくすということが大事だし、ぜひその辺はどうしていくのか、再度これからの取り組みを教えてください。
それから、時間外労働は一般職は除外ですか。わかりました。午前中も言いましたけど、業務改善だけではなかなか足りない部分もあると思いますので、人員配置の増員も含めてぜひ考えていただきたいと思います。実態を把握することは大事だと思うので、八幡市はタイムカードみたいになっているんですか、どうやって勤務時間を把握しているのかがいま一つわからないんですけど、守衛室の前に何か書いているのは、休日などはよく見るんですけど、あれは違いますよね。勤務時間の把握はどんなふうにされているのか教えてください。
以上です。
○長村善平 委員長 野間総務部次長。
◎野間正 総務部次長 まず、ハラスメントの調査委員会といいますか、その辺のところにつきましては、他市の状況も踏まえて、今後、調査研究してまいりたいと考えております。
また、時間外労働の関係ですけれども、時間外労働につきましては、毎月原課から報告をいただくという形になっております。これは紙ベースでございますけれども、原課の課長から人事課の方にいただいて、それを集計していると。それをもとに時間外手当の方も支給しているという状況でございます。それが時間外労働の把握でございます。それを電算で入力しておりますので、年間のトータルであるとか集計をしているというのが、今の把握の現状でございます。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 ハラスメントのところは、他市の状況も含めて調査研究ということなので、よろしくお願いします。
あと勤務時間の把握は原課任せということですか。管理職が帰った後に職員が本当に残っておられて、私も大概遅くまで市役所にいますけど、帰るときにまだ残っている方がいて、本当にご苦労だと思っているんですけど、大体同じような部署で長く仕事しないといけないということになっているんですけど、タイムカードにしたからいいというものでもないし、押してまた残業していたら意味がないんですけど、現認は誰かされているのでしょうか。
○長村善平 委員長 野間総務部次長。
◎野間正 総務部次長 今言われました時間外労働の把握、管理職が先に帰っているという部分も確かにございます。ただ、時間外労働をする場合は、まず原課の所属長に勤務命令ということで、きょう、時間外労働をやりますということで届け出を出していただくという形になります。それをもって、必要であれば所属長の方は承認していくということになります。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 わかりました。そうしたら、届け出を出して必要と判断したら、所属長は認めるということで、それにはちゃんと時間外労働の手当がつくということでいいんですか。わかりました。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
小北委員。
◆小北幸博 委員 通告していなくて、ひょっと浮かんだもので申しわけないですけども、名札の件です。私も以前から職員の名札であるとか写真を表記するようにという形で幾度と質問させていただいたと記憶しているんですけども、現在の名札になって果たしてどれぐらい経過したかと言うと、いきなりはわからないでしょうし、その答弁はいいんですけども、今後、名札の改定等は検討されているのかどうかをお聞かせいただきたい。
というのが、視察等でいろいろな市町村に行かせていただくと、その地域の名所旧跡であったりとかを名札にイメージされたりとか、また木でつくっている名札の市町村もあったりとかという形で、いろいろな工夫をされている市町村が出てきています。今現在、非常に名前が小さくて見にくいという部分で、私個人的には思うんですけども、そのあたり、市民からの何か問い合わせ、苦情またご意見が今現在あるものなのか。そして、また今後名札改定について検討していく考えがあるものなのか、そのあたりだけお聞かせください。
○長村善平 委員長 野間総務部次長。
◎野間正 総務部次長 まず、名前が小さくて見にくいという市民からの問い合わせというのは直接は聞いておりません。ただ、今後、名札の改定ということですけれども、やはり新庁舎になるということで出退勤の関係であるとかいろいろなものも含めまして、どういう出勤、退出を管理していくか、また名札を用いてやっていくものなのか、職員証を用いてやっていくものなのか、その辺も検討していかないといけないと考えますので、それとあわせて検討してまいりたいと考えております。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
巌委員。
◆巌博 委員 6月1日ですけど、本庁が午後3時ごろに停電したと聞いているんですけど、そのあたりの状況と対策をお教え願えないでしょうか。
以上です。
○長村善平 委員長 山口総務課主幹。
◎山口潤也 総務課主幹 6月1日土曜日午後3時ごろに停電が発生いたしましたが、一応原因の方ですけれども、地下の受電設備の方で敷地内にあります地中埋設部での漏電を検知しまして、公用車車庫横の引き込み電柱のところに設置されました器具が自動的に送電をとめた。それによる停電が発生したということです。漏電のそもそもの原因としましては、埋設配管の老朽化と昨年の地震による損傷のいずれかまたはその両方が考えられますが、特定は地下埋設部ということで困難となっております。
その日の対応としまして、庁舎管理を委託しております東和総合サービス並びに受電設備の定期点検を委託しております佐山電設による現地調査の報告を受けまして、修理等ではなく応急送電に切りかえるということを決断しまして、至急、緊急工事をしてくださいということで、関西電力に依頼をいたしまして、午後10時ごろに復旧したという経過になっております。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 大体の状況はわかったんですけど、実は今の車庫に配線がずっとありますよね。あれを見ていたら、本当に大丈夫かという思いがあって、そのあたりで安全についてはどうかという感じがするんですけど、そのあたり、お教えください。
○長村善平 委員長 山口総務課主幹。
◎山口潤也 総務課主幹 6月15日土曜日に復旧工事を再度いたしておりまして、その際、設置いたしました配線ですけれども、委員ご指摘のとおり、公用車車庫とそれから別館並びに渡り廊下の屋上に固定した露出用の配管、その中に配線をしております。この方法は、関係者と工事内容を検討いたしまして決定したもので、当然、安全に配慮したものとなっております。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 今後、庁舎建てかえによって、そこの駐車場が多分解体されるかと思うんです。そういう面では、露出している配線部分については解体も含めてどうなるのかという思いがあるんですけど、そのあたりだけお教えください。
以上です。
○長村善平 委員長 山口総務課主幹。
◎山口潤也 総務課主幹 新庁舎整備におきまして、来年1月から公用車車庫の解体を予定しておりまして、現在の引き込み電柱がその真横にございますため、解体さらにはその後の新別館の建設工事にも影響があるため、年内に別の場所に引き込み電柱を設置し、工事に影響のないルートで改めて引き直す計画としております。毎年行っております年末の停電点検のときに新たなルートに切りかえ、現在設置している配管及び配線は撤去する予定としております。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
清水副委員長。
○清水章好 副委員長 総務部に2点、選挙管理委員会に1点ございます。よろしくお願いいたします。
最初に、第5次八幡市総合計画第2次実施計画、先ほど124ページに新規事業としての避難所運営マニュアル配付として11万1,000円が予算計上されておりましたが、今までなかったのかと思います。今回の新規事業、避難所運営マニュアルについての事業の内容、そしてマニュアルとはどういうものなのか、マニュアルの配付方法などわかりやすくお聞かせください。
2つ目です。大災害時の安否確認、行政の方もしていただいてはおりますが、各自治会でされていることがたくさんございます。議長もご存じかと思いますが、吉井松里町内会でこのような無事ですというものを作成されまして、吉井松里町内会の会員様に配付されて、安否確認の際に自分のおうちの玄関口に掲げていただくようされておられます。同時に、自主防災隊の冊子も更新されまして配付されました。
本市としても、このような安否確認用のポスターといいましょうか、こういうものを各自治会へ情報の提供をされてはいかがでしょうか、お聞かせください。
選挙管理委員会につきましてです。来月7月21日に参議院議員選挙の投票日が確定いたしました。投票所の立会人の方々、大変終日ご苦労をかけているかと思いますけども、立会人の申請の流れをお聞かせいただきたいと思います。
以上3点、よろしくお願いいたします。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。松浦防災安全課長補佐。
◎松浦悠爾 防災安全課長補佐 避難所運営マニュアルについてお答え申し上げます。まず、避難所運営マニュアルについてでございますが、これまではございませんでした。また、避難所運営マニュアルの内容につきましては、避難所を地域の皆様に開設、運営していただけるようそこまでの流れを書き込んだ市の基本的なマニュアル案を作成し、配付するものでございます。その後は、各避難所ごとの特性に応じて修正や追記等を行っていただくものになっております。
配付方法につきましては、各地域の自主防災隊に配付したいと考えております。自主防災隊のない自治会につきましては、直接自治会へお渡しする予定としております。
○長村善平 委員長 坂口総務部次長。
◎
坂口辰郎 総務部次長 吉井松里町内会の自主防災隊作成の安否確認のためのポスターについてのご質問にお答え申し上げます。各自治会に対して情報提供をさせていただきたいと考えております。
以上です。
○長村善平 委員長 大石
選挙管理委員会事務局書記。
◎大石和人
選挙管理委員会事務局書記 投票所の投票立会人の選任方法についてお答えいたします。投票管理者及び同職務代理者を含めまして、地元の自治会長等に推薦を依頼しております。推薦をいただいた方から本人の承諾を得まして、選挙管理委員会が選任するという方法をとっております。
以上です。
○長村善平 委員長 清水副委員長。
○清水章好 副委員長 ありがとうございました。ぜひ避難所運営マニュアル、しっかりしたものを作成していただきたいと思いますが、大事なことは、マニュアルを作成して配付することではなくて、今後の話です。マニュアルをもとに自治会単位での避難訓練はどのようにお考えなのかお聞かせいただきたいと思います。また、訓練をされていない自治会もあるようです。避難訓練をされていない自治会に対してはどのようにお考えなのかをお聞かせいただきたいと思います。
そして、2つ目の無事ですという安否確認の情報提供はしていただくということでしたので、もしこれから自治会等がこれはいいということで賛同されて、作成しますとおっしゃった場合に、本市としての費用の補助などはいかがでしょうか、お聞かせください。
最後に、選挙管理委員会の部分です。よくわかりました。ありがとうございました。一つだけご提案というか聞かせていただきたいんですけども、実際は各自治会も高齢化になっておられまして、非常にご苦労をかけているようです。午前と午後に分かれたとかいろいろやっていらっしゃいます。その中で、立会人は必要数が決まっているかと思います。不足の場合などは人材派遣などの外部委託は可能でしょうかお聞かせください。
以上でございます。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。松浦防災安全課長補佐。
◎松浦悠爾 防災安全課長補佐 各自治会の避難所訓練につきましては、自主防災隊等を通じまして今後も実施していただけるようお願いを続けていきたいと思います。
訓練をしていない自治会につきましては、同じく自主防災隊、自主防災隊がないところに関しましては自治会とお話しさせてもらって、できる限り訓練の方を実施していただけるようお願いするようにさせていただきます。
○長村善平 委員長 坂口総務部次長。
◎
坂口辰郎 総務部次長 吉井松里町内会の自主防災隊作成のポスターにつきましての補助についてでありますが、まず吉井松里町内会における訓練の成果などにより、市としての補助の実施の有無や補助の割合などを今後検討してまいりたいと考えております。
以上です。
○長村善平 委員長 小西総務部次長。
◎小西賢治 総務部次長 投票所の立会人の選任方法の外部委託の件でございますが、公職選挙法第38条に市町村の選挙管理委員会は各選挙ごとに選挙権を有する者の中から本人の承諾を得て2人以上5人以下の投票立会人を選任し、その選挙の期日前3日までに本人に通知しなければならないとございます。法の趣旨を酌んでいきますと、外部委託は適さないのではないかと考えてございます。
推薦を選出するのに苦労するという話が過去にもあったようでございまして、相談を受けたということがございました。どうしても推薦者がいないということでありましたら、こちらの
選挙管理委員会事務局の方で過去に執務いただいた方に直接依頼させていただいたりといったことで対応しております。
以上です。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、これで総務部及び
選挙管理委員会事務局の各所管事項の審査を終結いたします。
ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。
午後 3 時42分 休憩
――――――――――――
午後 3 時50分 再開
○長村善平 委員長 それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。
説明員が入れかわりましたので、ここで理事者より説明員の自己紹介を受けたいと思います。
(説明員自己紹介)
○長村善平 委員長 それでは、これより市民部所管事項の審査に入ります。
市民部より報告事項がある旨、申し出を受けております。
それでは、これより報告願います。南本市民部長。
◎南本晃 市民部長 市民部から報告事項1件ございます。
内容につきましては、担当の方から報告させていただきます。
○長村善平 委員長 岩田
税務課長補佐。
◎岩田真治
税務課長補佐 税務課から、平成30年度市税・国民健康保険料の収納状況についてご報告申し上げます。
資料6をごらんいただきたいと存じます。資料につきましては、税目ごとに出納整理日である5月末日の調定額及び収納額を現年度分と過年度分に分け、収納額欄の上欄の括弧内には徴収率を記載し、前年度と比較できるよう表示しております。
それでは、主な税目の平成30年度の収納額欄の徴収率と右端に記載しております徴収率の増減、対前年度比についてご報告申し上げます。
まず、市民税につきましては、区分欄に括弧内の個人と記載しております個人市民税が、平成30年度の現年度分の徴収率は99.00%で対前年度比0.11ポイント増加し、過年度分は24.55%で0.92ポイントの増加となっております。括弧内の法人と記載しております法人市民税は、現年度分の徴収率が99.74%で0.12ポイント、過年度分は32.22%で12.76ポイント、それぞれ増加しております。
次に、固定資産税では、現年度分の徴収率は99.39%で対前年度比0.45ポイント、過年度分は54.72%で24.77ポイント、それぞれ増加しております。
次に、軽自動車税では、現年度分の徴収率は95.82%で前年度比0.63ポイント、過年度分は19.61%で1.50ポイント、それぞれ増加しております。
平成30年度の市税全体の徴収率でございますが、市税合計欄にありますように、現年度分では99.28%、過年度分では37.36%となり、前年度と比較して、現年度で0.32ポイント、過年度で11.45ポイント、それぞれ増加しております。
次に、国民健康保険料の収納状況につきましては、現年度分が93.28%で対前年度比0.01ポイント減少しておりますが、過年度分は35.10%で12.52ポイント増加しております。
以上で、平成30年度市税・国民健康保険料の収納状況についての報告とさせていただきます。
○長村善平 委員長 ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。
巌委員。
◆巌博 委員 今、報告していただきまして、簡潔に質問します。
全体的に言えば、現年度、若干ふえているということと、過年度についてもそこそこふえているかという感じがします。平成29年度法人税99.62%、平成30年度が99.74%で、過年度については12.76%。結構、過年度がふえているかと思うんですけど、そこら辺の要因をお教えください。
それと、国民健康保険の関係で言えば、現年度マイナス0.01ポイントだけど、過年度が12.52ポイントふえているということで、そのあたりも要因をお教えください。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。岩田
税務課長補佐。
◎岩田真治
税務課長補佐 法人市民税の徴収率が上がっている要因は、京都地方税機構において滞納整理の早期着手や滞納処分を適切に取り組んでいただいたことによるものと考えております。
また、国民健康保険料の過年度分の徴収率の上昇は、京都地方税機構に移管したことが大きな要因と考えております。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 結局、京都地方税機構に移管されて、適切に多分いろいろと督促とかを出していると思うんですけど、その中で個人と法人の差し押さえとか、八幡市内でどれぐらいあるかお教え願えますか。
○長村善平 委員長 岩田
税務課長補佐。
◎岩田真治
税務課長補佐 平成30年度の差し押さえ件数につきましては、個人市民税が474件、法人市民税が17件であります。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 個人市民税の関係で言えば474件差し押さえられたということと、法人市民税が17件差し押さえられたということで、確かに横着と言うと怒られるけど、横着している、要するに資産があるのに差し押さえられたという件数だけど、個人市民税474件と法人市民税17件の差し押さえられる前に、八幡市の窓口の時点で市民の方から相談とかがあったかどうかということが知りたかったんだけど、そういうケースはありますか。474件と17件は差し押さえられた件数だけど、差し押さえられる前に市民の方とか法人の方が市の窓口に来られたケースはあるかどうかというのが知りたいんだけど。
○長村善平 委員長 林税務課主幹。
◎林幸光 税務課主幹 基本的に差し押さえをされる段階につきましては、税務課の窓口でのご相談ということはほとんどございません。ただし、その前の段階です。納付の段階につきましては、月に数件ご相談はあり、その都度、京都地方税機構の方と連絡をとって対応しているところでございます。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 個人市民税474件というのは余りにも多いというのは実感があって、差し押さえられるまでに何とか回避というか、例えば分納相談とかいろいろ方法はあると思うんだけど、もっと何とかならなかったのかというのが私の思いです。今後、京都地方税機構からこういうのが来ているとか多分またこれからあると思うんです。そういう意味では、窓口で丁寧な対応をしていただきたいという思いがあるんだけど、そのあたりだけお教えください。
以上です。
○長村善平 委員長 林税務課主幹。
◎林幸光 税務課主幹 基本的にいきなり差し押さえするということは、京都地方税機構の方もしておりません。まずは催告書を発布して、とりあえず早く納付してくださいということを促すことになります。その後に滞納整理に向けての準備が、そこになければ始まっていくわけでございまして、さらに分納のご相談であるとかというようなステップを踏んだ後に、なおかつそこもいかない場合に差し押さえという形でございます。ただし、差し押さえが目的ではございません。基本的に納付していただくことが目的でございますので、納付していただく最終的な一つの手段として差し押さえがございますので、それまで当然きっちりと内規が京都地方税機構の方にもございますので、それに従って手続きをとっていただいておるということを伺っております。
○長村善平 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 大体言わんとしていることは、私も理解しています。そういう面では、差し押さえに至るまで、先ほど言ったように、相談に来られたら、市民の方、法人の方も含めてちゃんと対応してあげてというのが思いですけど、その点はどうでしょうかとさっき聞いたと思うけど、それだけお答えください。
以上です。
○長村善平 委員長 林税務課主幹。
◎林幸光 税務課主幹 基本的には納税者の方と京都地方税機構の間に入って、私ども税務課の方で相談業務を引き続きとってまいりたいと考えております。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ないようでありますので、次に、報告事項以外で市民部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 京都地方税機構のことでもうちょっとお聞きしたいと思います。京都地方税機構の方に滞納を送るようになって大分なりますけれども、ホームページで京都地方税機構業務の取り組み状況というのが見れるわけですけれども、今年3月末現在の資料をプリントしました。その中で滞納処分の実績などもずっと載っているんですけれども、差し押さえなどで自動車のタイヤロックというのが出てくるんですけれども、これはどこの自治体なのか教えてください。
それから、これまで一般質問などで国民健康保険も京都地方税機構に送られるようになって、八幡市の国民健康保険の差し押さえ件数とかを質問してもなかなか教えてもらえないということで、うちの会派の山本議員がもう直接、京都地方税機構に問い合わせしたりしているんです。そういう中で、本当にちょっと数字を教えてもらうだけなのに、資料をもらうのに3カ月ぐらいかかるんです。そういう情報提供をもっと早くしてもらいたいんですけども、その辺は八幡市の方から何か京都地方税機構に方に働きかけとかをしていただけているのかどうか教えてください。
それと、あと差し押さえで八幡市の件数を聞いたらわからないものというのはどういうものがあるのか。今、個人市民税、法人市民税はすぐお答えになったんですけど、固定資産税とか軽自動車税とかいろいろ載っていますけど、国民健康保険も含めて、八幡市の差し押さえとかはどのぐらいありますかと聞いたときに、すぐに数字として出てきにくいものは何かあるのかどうか教えてください。
それから、物件の差し押さえですけど、これも京都地方税機構のホームページの中でいろいろ差し押さえられて、公売にかけられているんですけど、自動車であったり、漁船とか農地などもあります。去年か、見ていたらどっかの料理屋のカニの形のお皿をいっぱい差し押さえていたりとか、そういうものが差し押さえられているんですけれども、差し押さえた物件を公売にかけて入札して換金するとか、その辺の流れを教えていただけたらと思います。
以上です。
○長村善平 委員長 理事者、答弁願います。林税務課主幹。
◎林幸光 税務課主幹 自動車のタイヤロックの関係でございますが、基本的に私どもが所管しております山城中部の地方事務所には、平成30年度に対象はなかったと伺っております。
○長村善平 委員長 南本市民部長。
◎南本晃 市民部長 京都地方税機構への働きかけといいますか、事務処理の関係ですけども、当然、京都地方税機構におきましても一定の事務の流れというのがございまして、なかなかすぐには出るものと出ないものがあるのかとは考えております。そういうご意見があったということは、京都地方税機構の方に申し伝えたいと考えております。
それと、次に差し押さえの件数でございますが、先ほどご質問で多分法人市民税と個人市民税だけという形で質問だったかと判断いたしまして、その他の税に関しては答弁させていただいていないんですけども、実際の数字はわかりますので、今、ご答弁させていただきます。固定資産税、都市計画税の差し押さえ件数につきましては平成30年度で231件、軽自動車税が271件、国民健康保険料が468件、先ほどの法人市民税、個人市民税を合わせまして合計1,461件でございます。
それと、最後の公売の関係でございますけども、流れにつきましては、まず差し押さえをさせていただいた物件をインターネット等の公売にかけて、それが売却されると。その収益をもって滞納分に充てるという形になります。ただ、そのときに売却価格が滞納額を上回った場合は、配当として本人に支払われるという形になります。
○長村善平 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 タイヤロックは山城中部ではなかったということでわかりました。
それと、法人市民税と個人市民税以外もお答えしていただいたのでわかりました。
情報提供のことも伝えるということでわかりました。
物件の差し押さえですけども、ホームページで見ていたら、車ですけど、フォードエクスプローラーという車、走行距離14万1,600キロメートルで7万5,000円ですけど入札ゼロで、こういうような売れない場合などは差し押さえ物件はどうなるのか、そこだけ流れを教えてください。
○長村善平 委員長 南本市民部長。
◎南本晃 市民部長 公売にかけて流れた場合につきましては、2回、3回、再度公売にかけまして、それでも落札者がないというケースにつきましては、まず換価価値があるかどうかの判断がされます。換価価値がないものにつきましては、差し押さえの解除という形をとります。あと換価価値はありますけども、比較的高額であるとか、なかなか入札者が見つからない土地とか特に不動産関係につきましては、どうしても金額が大きくなりますので、土地の場合でしたら、例えば分筆した後に再度公売にかけるとか、それでもインターネットの公売で落札者がない場合は現地公売という手法もとられていると伺っております。
○長村善平 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ほかにないようですので、これで市民部所管事項の審査を終結いたします。
以上で本日の審査日程は全て終了いたしました。
お諮りいたします。本委員会の閉会中の継続審査案件といたしまして、1.政策推進部に関すること、2.総務部に関すること、3.市民部に関すること、4.消防本部に関すること、5.議会事務局に関すること、6.監査委員・公平委員会、
固定資産評価審査委員会に関すること、7.選挙管理委員会に関すること、8.会計課に関すること、以上8件につきまして、今後も継続して審査することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 異議なしと認めます。よって、本委員会の閉会中の継続審査案件は、お諮りいたしました案件のとおりとすることに決しました。
なお、委員長報告につきましては、正副委員長に一任していただくことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○長村善平 委員長 ご異議がないようですので、そのようにさせていただきます。
これで
総務常任委員会を閉会いたします。どうもお疲れさまでした。
午後 4 時15分 閉会
八幡市議会委員会条例第29条の規定により署名する。
総務常任委員会委員長...