八幡市議会 > 2016-10-14 >
平成28年第 3回定例会−10月14日-07号
平成28年第 3回定例会-10月14日-付録

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  1. 八幡市議会 2016-10-14
    平成28年第 3回定例会−10月14日-07号


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    平成28年第 3回定例会−10月14日-07号平成28年第 3回定例会                               平成28年10月14日                               午前10時   開 議 1.出席議員      1 番  山 口 克 浩 議員             2 番  関 東 佐世子 議員             3 番  近 藤 恒 史 議員             4 番  奥 村 順 一 議員             5 番  田 島 祥 充 議員             6 番  中 村 正 臣 議員             7 番  山 田 芳 彦 議員             8 番  山 田 美 鈴 議員             9 番  亀 田 優 子 議員            10番  清 水 章 好 議員            11番  太 田 克 彦 議員            12番  長 村 善 平 議員            13番  森 川 信 隆 議員            14番  鷹 野 雅 生 議員            16番  山 本 邦 夫 議員            17番  岡 田 秀 子 議員
               18番  菱 田 明 儀 議員            19番  横 山   博 議員            20番  小 北 幸 博 議員            21番  巌     博 議員 2.欠席議員     15番  中 村 正 公 議員 3.説明のため議場に出席した者の職・氏名            堀 口 文 昭 市長            丹 下   均 副市長            足 立 善 計 政策推進部長            浅 川 昌 之 政策推進部参与            柏 本 修 介 総務部長            岸 本 洪 一 総務部技監            神 村 僚 二 市民部長            福 田 賢 二 環境経済部長            茨 木   章 福祉部長            吉 川 佳 一 健康部長            藤 田 孝 志 都市整備部長            塚 脇 則 之 会計管理者            西 田 良 彦 消防長            越 本 敏 生 上下水道部長            法 谷 道 哉 政策推進部次長            松 下 順 英 教育委員会委員長            谷 口 正 弘 教育長            大 東 康 之 教育部長            北   和 人 教育部次長            森 井 光 男 選挙管理委員会委員長 4.職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名            上 村 文 洋 議会事務局長            山 中 友 順 議会事務局次長            吉 田 雅 輝 議会事務局議事調査係長            八 川 伊 織 議会事務局庶務係 5.議事日程   日程第 1    平成27年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定について           (議案第66号 平成27年度決算特別委員長報告)   日程第 2    平成27年度八幡市休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第67号 平成27年度決算特別委員長報告)   日程第 3    平成27年度八幡市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第68号 平成27年度決算特別委員長報告)   日程第 4    平成27年度八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第69号 平成27年度決算特別委員長報告)   日程第 5    平成27年度八幡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第70号 平成27年度決算特別委員長報告)   日程第 6    平成27年度八幡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第71号 平成27年度決算特別委員長報告)   日程第 7    平成27年度八幡市水道事業会計決算の認定について           (議案第72号 平成27年度決算特別委員長報告)   日程第 8    平成27年度八幡市下水道事業会計決算の認定について           (議案第73号 平成27年度決算特別委員長報告)   日程第 9    議員派遣の件について   日程第10   閉会中の継続審査及び調査の申し出について 6.会議に付した事件   日程第1〜日程第10                  午前10時00分 開議 ○小北幸博 議長  おはようございます。  欠席の届け出がありますのは中村正公議員であります。  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しております。  直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1〜日程第8 ○小北幸博 議長  日程第1、議案第66号、平成27年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第8、議案第73号、平成27年度八幡市下水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題といたします。  平成27年度決算特別委員長の報告を求めます。菱田明儀委員長。          (菱田明儀平成27年度決算特別委員長 登壇) ◎菱田明儀 平成27年度決算特別委員長  おはようございます。  ただいま一括議題となりました日程第1、議案第66号、平成27年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第8、議案第73号、平成27年度八幡市下水道事業会計決算の認定についてまでの8議案につきまして、平成27年度決算特別委員会における審査結果のご報告を申し上げます。  当委員会は、去る9月6日開催の平成28年第3回定例会本会議において付託を受けました、平成27年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてほか、五つの特別会計歳入歳出決算の認定について及び平成27年度八幡市水道事業会計決算の認定について並びに平成27年度八幡市下水道事業会計決算の認定についての8議案につきまして、9月6日開催の当委員会において、日程調整及び審査方法、審査に必要な資料の請求について協議を行い、9月28日を初日に9月29日、30日及び10月3日、4日、5日、12日の7日間にわたり審査を行うことに決しました。なお、資料請求につきましては、137件の請求があり、9月27日に配付いたしました。  審査では、堀口市長を初めとする理事者の出席を求め、合計262件の質疑や意見が交わされましたが、時間の都合もありますので、簡略にご報告申し上げますことをお許しいただきたいと存じます。  それでは、審査内容につきまして、順次ご報告申し上げます。  まず、初日の9月28日は、午前10時から現地視察を行いました。視察の対象事業といたしまして、最初に有都交流センター整備事業、2番目に男山中学校規模改造工事、3番目に南ケ丘児童センター及び南ケ丘教育集会所規模改造工事、最後に橋本南山線延伸工事、以上4事業について、それぞれの現地において理事者より説明を受け、午前11時33分に散会いたしました。  2日目の9月29日は、議会事務局監査委員公平委員会事務局会計課政策推進部市民部総務部選挙管理委員会事務局各所管の一般会計について審査を行いました。  まず、議会事務局監査委員公平委員会事務局会計課所管一般会計につきましては、いずれも質疑はありませんでした。  次に、政策推進部所管一般会計につきましては、委員より、ご意見たまて箱への提案、要望で実現したものについて、悪徳商法撃退マニュアルを作成しているが、今後の市としての対策について、弁護士相談の主な内容及び相談時間等の充実について、消費生活相談の近年の傾向について等8件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、市民部所管一般会計につきましては、委員より、山城地区人権ネットワーク推進協議会への市の負担金額算出根拠について、有都交流センター太陽光発電システムが設置されたことによる電気代の削減効果について、賦課徴収費過年度市税過誤納金還付金について、住民票等コンビニ交付サービス開始日、交付時間及び交付可能な店舗について、部落解放人権政策推進八幡実行委員会事業助成の内容と構成メンバーについて等21件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、総務部所管一般会計につきましては、委員より、500万円以上の入札での落札率95%以上の入札状況について、庁舎設備総合管理委託における管理要領について、公衆無線LAN整備と今後の展開について、職員研修外部講師への謝礼の発生した件数について、サポートリーダーの役割と対象職員について、新規採用職員研修における人権研修及び普通救命講習の内容について、防災備蓄品の目標量及び現在の備蓄量について等26件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  最後に、選挙管理委員会事務局所管一般会計につきましては、委員より、期日前・当日受け付けシステム更新内容について、選挙イベント出前啓発の内容について等2件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  当日は午後4時36分に散会いたしました。  3日目の9月30日は、消防本部所管一般会計及び環境経済部所管一般会計並びに特別会計について審査を行いました。  まず、消防本部所管一般会計につきましては、委員より、新設された消火栓2基の理由及び消火栓の総数について、消防団員数および年齢構成について、第3種放射線取扱主任者について、女性防火推進隊人材確保取り組みについて等15件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、環境経済部所管一般会計につきましては、委員より、環境パトロールの状況について、ナラ枯れの樹木に設置したトラップの効果及び対象木の本数について、自然生態系調査冊子配布先活用方法及び今後の取り組みについて、環境マネジメントシステム中学生監査の目的及び内容について、プレミアム商品券の成果と課題について、可燃ごみプラスチックごみ分別状況について等20件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  最後に、八幡市駐車場特別会計につきましては、平成26年度、平成27年度の駐車台数についての質疑があり、理事者より答弁がありました。  当日は午後2時24分に散会いたしました。  4日目の10月3日は、都市整備部各所管の一般会計及び上下水道部所管水道事業会計並びに下水道事業会計について審査を行いました。  まず、都市整備部所管一般会計につきましては、委員より、橋本樋門上津屋樋門稼働日時及び内容について、自転車等放置禁止地区の市民への周知方法について、コミュニティバス運行経路における修繕費について、新設街路灯設置箇所等について、都団地及び一丁地団地の耐震診断結果について、土井南山線工事概要及び進捗状況について、公園遊具改良の内容及び基準について等33件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、上下水道部所管の八幡市水道事業会計につきましては、委員より、建設負担料金への名称変更について、純損失を改善する考えについて、基本水量の見直しについて等7件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  最後に、上下水道部所管の八幡市下水道事業会計につきましては、委員より、あさかぜ公園雨水地下貯留施設設置工事進捗状況について、下水道基金を使用した下水道料金の値下げについて、水洗化率90%以下の地域について等7件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  当日は午後2時38分に散会いたしました。  5日目の10月4日は、福祉部所管一般会計及び健康部所管一般会計並びに特別会計について審査を行いました。  まず、福祉部所管一般会計につきましては、委員より、くらしの資金貸付相談において貸し付けに至らなかった相談内容について、京都府立八幡支援学校放課後等健全育成事業助成の内容と活動日数について、園児情報システム及び子どもの育ち情報システムの内容と利用者数等について、絆ネット構築支援委託費の内容について、生活保護適正化ホットラインへの通報件数内容等について、地域交流支援事業における成果と課題について、民生児童委員のなり手の問題と年齢制限について等36件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、健康部所管一般会計につきましては、委員より、未熟児養育医療給付の内容と退院後のケアについて、ウォーキングマップ配布先と市民の活用状況について、病院群輪番制運営における協力病院名について、老人医療助成制度制度改正の内容と影響について、病院群輪番制運営での各病院への搬送人数と過去の受診者数について、健康マイレージラジオ体操との結びつきについて等14件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、八幡市休日応急診療所特別会計につきましては、質疑はありませんでした。  次に、八幡市国民健康保険特別会計につきましては、委員より、保険者支援制度の拡充による影響について、国民健康保険証未交付の件数について等6件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、八幡市介護保険特別会計につきましては、委員より、介護保険における要支援1・2、要介護1・2の介護別給付額と全体の給付額について、居宅介護住宅改修費給付の主な改修内容について等2件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  最後に、八幡市後期高齢者医療特別会計につきましては、委員より、後期高齢者医療保険料の滞納額の件数についての質疑があり、理事者より答弁がありました。  当日は午後4時47分に散会いたしました。  6日目の10月5日は、教育部所管一般会計について審査を行いました。  教育部所管一般会計につきましては、委員より、八角堂保存修理工事進捗状況について、学習支援事業中央小学校男山中学校の児童・生徒の利用人数が多い理由について、地域で支える学校教育推進の目的、事業内容及び学校ごと決算額について、男山地区スタディサポート事業の成果と今後の方向性について、仕事・文化体験活動での訪問先及び児童・生徒の感想について、不登校の出現率における国との比較及び分析について、各小学校プールの建設時期及びプール整備に係る毎年の費用について等38件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  当日は午後2時27分に散会いたしました。  最終日の10月12日は、歳入についての審査と総括質疑の後、各会計ごとに討論、採決を行いました。  まず、歳入につきましては、委員より、国からの補助金等交付申請後から入金までの日数について、高利率の地方債の内容及び今後の償還予定について、市税の調定額が減額となっている主な要因について、臨時財政対策債の今後の償還について、京都地方税機構全体の差し押さえのうち、八幡市分の内容及び金額について等6件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。
     次に、総括質疑におきましては、委員より、業者への支払いについて、有都交流センター太陽光発電設置による電力の削減効果及び電力に係る契約内容の変更について、国民健康保険における繰上充用金が減少している理由について、子育て支援医療費助成高校卒業まで拡充した場合の費用について、観光施策に係る特産品の開発及び成果について等19件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  続きまして、各会計ごとの討論及び採決の結果をご報告申し上げます。  まず、議案第66号、平成27年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてにつきましては、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて認定することに決しました。  次に、議案第67号、平成27年度八幡市休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第68号、平成27年度八幡市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定について、以上2議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも挙手全員にて認定することに決しました。  次に、議案第69号、平成27年度八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第70号、平成27年度八幡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、以上2議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも挙手多数にて認定することに決しました。  最後に、議案第71号、平成27年度八幡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第72号、平成27年度八幡市水道事業会計決算の認定について、議案第73号、平成27年度八幡市下水道事業会計決算の認定について、以上の3議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも挙手全員にて認定することに決し、午後1時36分に閉会いたしました。  以上が当委員会における審査の経緯並びに採決の結果であります。  7日間にわたり、委員の皆さんには始終熱心な審査を賜り、実りのある審査を行うことができました。ここに改めて、委員の皆さん並びに堀口市長を初め理事者皆さん方の審査へのご協力に対し、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  以上で平成27年度決算特別委員会における審査結果のご報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○小北幸博 議長  これより委員長報告に対する質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○小北幸博 議長  質疑なしと認めます。  これより日程第1、議案第66号の討論に入ります。  まず、反対討論を許します。  巌議員。          (巌  博議員 登壇) ◆巌博 議員  皆さん、おはようございます。ただいま議題となっております日程第1、議案第66号、平成27年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、日本共産党として反対の立場で討論します。  平成27年度の八幡市一般会計は、安倍内閣経済政策アベノミクスによって、国からの補正予算の投入などで276億円という史上2番目の予算規模でした。2014年に消費税が増税されたことによって消費の低迷が続き、プレミアム商品券などの消費喚起では景気回復が図れないことは明らかです。それどころか国民の所得は減り続け、貧困と格差はますます深刻です。こうしたことで、八幡市が市民の暮らしを守るという視点で予算が執行されているかどうかが問われています。地方自治体の役割は、地方自治法の第1条にあるように、住民の福祉の増進を図ることが基本です。市民の暮らしを守るために、国民健康保険介護保険老人医療費助成生活保護などの社会保障の充実が求められています。  平成27年度の国民健康保険は、一般会計からの繰り入れを行っても、賦課限度額の引き上げなどによって、所得200万円4人家族の世帯の場合で、年間の国民健康保険料は42万3,740円と、京都府下で一番高くなっています。平成27年度は、国民健康保険料が払えずに滞納し、保険証が受け取れず、資格証明書が発行されるケースが5件あり、今年度8月末現在で23件に急増しています。資格証明書を発行すれば、病院にかかったときに医療費は一旦窓口で全額負担しなければならず、医療抑制につながり、国民皆保険制度が崩れてしまいます。八幡市では、平成26年度までは資格証明書の発行はゼロだったのに、国民健康保険料が引き上げられることと連動して資格証明書の発行がふえています。平成30年度から実施される国民健康保険広域化に向けて、赤字解消のための基金は約3億円あります。基金の活用も含め、一般会計から繰り入れなどを投入して、高すぎる国民健康保険料は引き下げるべきです。  介護保険では、第6期事業計画のもとで65歳以上の高齢者介護保険料値上げが行われ、基準額で年間5万8,560円が6万3,340円に引き上げられました。全体の値上げ総額は10.2%、1億円の値上げです。介護保険制度の改悪によって、介護利用料の2割負担、預貯金の要件などが厳しくなる中で、保険料値上げ高齢者をますます追い詰めています。  老人医療費助成制度は、65歳から69歳の高齢者医療費を1割負担に軽減する制度でした。平成27年度、京都府とともに八幡市も2割負担に値上げし、所得の上限を引き下げました。これによって老人医療助成は、対象者はふえているのに、給付費は平成26年度の1億5,234万円から平成27年度は1億795万円と、4,400万円も減っています。  生活保護は、憲法第25条が保障する健康で文化的な最低限度の生活を権利として具現化するものです。資産や能力を活用しても生活が維持できないとき、権利の行使として生活保護を利用できるのです。この間、生活保護の基準は、国の度重なる改悪で、生活扶助住宅扶助冬季加算などの引き下げが行われ、最低限度の生活が脅かされています。ヨーロッパ諸国では、人口における保護受給者数の割合をあらわす利用率は5%から10%ですが、日本では1.6%しかありません。保護の基準以下で生活している市民が多数いるのです。八幡市では適正化ホットラインで市民から情報を得ていますが、81件の通報件数のうち、保護につながったケースは1件もありませんでした。保護が必要な人が受給できるようにするためには、市民同士を監視し合う適正化ホットラインという方法ではなく、相談体制のさらなる充実など、行政の努力を求めます。  環境行政では、平成27年度もプラスチックごみの回収が隔週の回収に留まっています。市民から、出前講座やご意見たまて箱を通して、毎週回収してほしいという強い要望があるにもかかわらず、市は市民の声に背を向け続けています。城南衛生管理組合構成自治体の中で、毎週回収を実施していないのは八幡市だけです。平成27年度と平成28年度の4月から8月の同時期で、プラスチックごみ可燃ごみ不燃ごみの回収量を比較すると、プラスチックごみは89トン減少し、可燃ごみが62トン、不燃ごみが38トン増加していることがわかりました。この結果により、市民が、プラスチックごみをリサイクルするのではなく、燃やすごみとして出しているということが推測できると思います。八幡市は環境自治体宣言をしています。宣言には、「私たちは大切な資源を守るため、ものを使い捨てる生活を、繰り返し使う生活に見直して、ものを大切にする心豊かな暮らしを目指します」とありますが、プラスチックごみ回収回数をふやさなければ、この宣言からも逆行するのではないでしょうか。  橋本駅周辺拠点整備費として、平成26年度繰り越し分も含め、平成27年度分では5億8,100万円も執行しました。橋本駅周辺拠点整備といいながら、枚方市の土地区画整理に伴うもので、踏切をなくし京都守口線に道路をつなぐ高架化事業に、平成23年度からこれまでに約20億円もの資金を投入していますが、市民が望む駅周辺整備具体化はまだ見えていません。橋本南山線は市の南北を結ぶ広域道路であり、今後交通量が大幅にふえることが予想され、道路沿いには病院、学校などがあり、交通渋滞交通事故なども懸念されます。道路の性格が大きく変わるのに、市は交通渋滞調査もしないと答弁しています。  同和行政については、市は平成27年度も公費によって市職員部落解放同盟女性集会に参加させています。一部運動団体による研修に公費で職員を派遣することについて、是正を求めているのに、市は何ら改善しようとしません。また、山城人権ネットワーク人権啓発活動促進事業は、予算の81%を部落解放同盟山城地区協議会が使っています。もともと同和事業としてスタートした南ケ丘教育集会所における学習支援事業は、今も特定の学校の子どもたちの参加が8割から9割を占めています。教育集会所のあり方が問われています。  八幡市の財政は、監査報告にもあるように良好な状態です。基金残高は73億円、企業会計の下水道基金3億円を合わせて76億円になりました。この1年間で6億4,000万円を積み増ししました。市民の所得が減り、不安定雇用が増大するもとで、市民の納めた税金は、市民の暮らしを守り、福祉充実のために使うべきです。  平成27年度は、長年求めてきた中学校給食の実施に向けた小学校の給食室改修のための実施設計、男山地域に建設された地域密着型特別養護老人ホーム、あんしんサポートハウスなどの複合型施設の整備などは評価できますが、先ほど述べた理由により平成27年八幡市一般会計決算に反対であります。なお、国民健康保険特別会計介護保険特別会計についても反対であることを述べて、反対討論といたします。  以上で討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。 ○小北幸博 議長  次に、賛成討論を許します。  太田議員。          (太田克彦議員 登壇) ◆太田克彦 議員  改めまして、おはようございます。公明党議員団の太田克彦でございます。ただいま議題になっております日程第1、議案第66号、平成27年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。  平成27年度は、堀口市長1期目の総仕上げとして、将来にわたって活力ある地域を維持していくため、住みたくなる、そして暮らし続けたくなるような魅力のあるまちを目指して、八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定されるとともに、市民協働を基本とした安心・安全のまちづくりを推進されました。また、厳しい財政状況のもと、平成27年度スタートの第6次行財政改革に取り組まれながら、国の補正予算も活用して、当初予算と連動させた13ヶ月予算を編成され、公約実現に向けた取り組み、そして将来の礎を築くための取り組みを力強く推進されました。  特に堀口市長はこれまで、本格的な人口減少、少子・高齢化社会の到来を踏まえ、全ての子どもが生き生きと活動でき、そして子育てに喜びを感じることができる子育ての八幡市づくりに重点的に取り組まれてきました。こうした取り組みは、子育て中の親子が自由に遊び、交流し、育児相談ができる子ども・子育て支援センターすくすくの杜の開設や、男山地区スタディサポート事業の継続による子どもたちの学ぶ意欲の向上、さらには来年度からの中学校給食の開始など、その成果は着実にあらわれてきており、高く評価するものでございます。また、まち・ひと・しごと創生については、本市の人口の現状分析と将来展望を行い、それにより浮かび上がった多くの課題がございます。本年度は第4次八幡市総合計画後期基本計画の締めくくりの年となっておりますが、現在策定中の第5次八幡市総合計画については、今後のまちの活性化に大きな影響を与えるものと考えられます。その課題の克服に向けた施策展開を大いに期待するものでございます。  一方では、本年4月に発生いたしました熊本地震や日本各地での集中豪雨など、近年、大規模な自然災害が全国各地で頻発しており、老朽化する施設の適正管理が大きな課題となっております。平成27年度は、学校、社会福祉施設等の老朽化対策、耐震化に積極的に取り組まれ、固定資産台帳の整備に着手されるなど、公共施設の現状及び将来を見据えた対策が進みつつあります。行政の基本は、市民の生命と財産を守ることにあります。今後とも、迅速かつ適切な対応と、市民協働を基本とした安心・安全のまちづくりを一層推進していただくようお願いするものでございます。  しかしながら、安心・安全のまちづくりや、今後加速度的に進行すると言われております人口減少をめぐる諸問題への対応など、今後も多くの財政需要が見込まれます。将来の市民に大きなつけを残すことがないよう、そしてまた、子どもたちが成長しても安心して八幡市で暮らしていくことができるようにと、こうしたことに応えていくためにも、引き続き安定した持続可能な財政運営が非常に重要であります。  歳入の根幹である市税収入についても、少子・高齢化に伴う生産年齢人口の減少などにより、今後は増収が期待できない状況にあると考えられます。法人税収入が少ない本市においては、少子・高齢化に伴う生産年齢人口減少の影響は、本市の財政運営を大きく左右するものでございます。国の財政も厳しい中においては、地方交付税にも多くは期待できる状況にはないと考えます。少子・高齢化の進展に伴う社会保障関係経費等の増加も必至となる中、必要な財源を確保していくことが急務となると考えております。さらに、子育て支援施策、庁舎などの既存公共施設の耐震化、老朽化対策を初めとする防災・減災対策事業を進めていかなければなりません。これらの財政需要に備えて、基金への積み立てなど、財源の確保が現下の喫緊の課題となっていると考えます。  これまで数次にわたる行財政改革に取り組まれ、その結果、財政状況については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の4指標は、いずれも早期健全化基準を下回っております。今後とも健全な財政運営に努めていただきたいと考えておりますが、平成27年度決算は、財政構造の弾力性を示す経常収支比率が94.7%と、依然として高水準で推移しており、第6次行財政改革の完遂はもちろんのこと、今後の重要課題に的確に対応できるような財政構造を確立していただきますようお願い申し上げます。  今年度は堀口市長2期目のスタートの年であります。地方創生の取り組みをより深化させるとともに、将来の八幡市のグランドデザインをしっかりと描いていただきたいと存じます。そうした中で、国や京都府ともしっかりと力を合わせていただきながら、ぜひとも公約実現に向けた取り組みを積極的に、また果敢に推進していただきたいと思っております。そのためにも、堀口市長を先頭に、職員の皆さんが一丸となって課題克服の歩みを進めていただきたいと申し上げます。私どもも市長とともに、八幡市のさらなる発展のために全力で働いてまいる所存であります。  最後に、今定例会での議論や指摘、提案等を十分に踏まえていただき、今後の行財政運営に生かしていただきたいと考えております。そして、ぜひとも八幡市の未来創生を実現していただくことを切に望みまして、賛成討論とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 ○小北幸博 議長  ほかに討論はありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○小北幸博 議長  これにて討論を終結いたします。  これより日程第1、議案第66号、平成27年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立多数(15名対3名) ○小北幸博 議長  起立多数であります。よって、日程第1、議案第66号は認定することに決しました。  これより日程第2、議案第67号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○小北幸博 議長  討論なしと認めます。  これより日程第2、議案第67号、平成27年度八幡市休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(19名) ○小北幸博 議長  起立全員であります。よって、日程第2、議案第67号は認定することに決しました。  これより日程第3、議案第68号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○小北幸博 議長  討論なしと認めます。  これより日程第3、議案第68号、平成27年度八幡市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(19名) ○小北幸博 議長  起立全員であります。よって、日程第3、議案第68号は認定することに決しました。  これより日程第4、議案第69号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○小北幸博 議長  討論なしと認めます。  これより日程第4、議案第69号、平成27年度八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立多数(15名対3名) ○小北幸博 議長  起立多数であります。よって、日程第4、議案第69号は認定することに決しました。  これより日程第5、議案第70号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○小北幸博 議長  討論なしと認めます。  これより日程第5、議案第70号、平成27年度八幡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立多数(15名対3名) ○小北幸博 議長  起立多数であります。よって、日程第5、議案第70号は認定することに決しました。  これより日程第6、議案第71号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○小北幸博 議長  討論なしと認めます。  これより日程第6、議案第71号、平成27年度八幡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(19名) ○小北幸博 議長  起立全員であります。よって、日程第6、議案第71号は認定することに決しました。  これより日程第7、議案第72号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○小北幸博 議長  討論なしと認めます。  これより日程第7、議案第72号、平成27年度八幡市水道事業会計決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(19名) ○小北幸博 議長  起立全員であります。よって、日程第7、議案第72号は認定することに決しました。  これより日程第8、議案第73号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○小北幸博 議長  討論なしと認めます。  これより日程第8、議案第73号、平成27年度八幡市下水道事業会計決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(19名) ○小北幸博 議長  起立全員であります。よって、日程第8、議案第73号は認定することに決しました。 △日程第9 ○小北幸博 議長  日程第9、議員派遣の件についてを議題といたします。  お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第167条の規定により、お手元に配付のとおり、平成28年度市町村1期目議員研修会及び平成28年度第2回京都府市議会議長会に議員を派遣いたしたいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○小北幸博 議長  異議なしと認めます。よって、お手元に配付のとおり議員を派遣することに決しました。 △日程第10 ○小北幸博 議長  日程第10、閉会中の継続審査及び調査の申し出についてを議題といたします。  お手元に配付いたしておりますように、議会運営委員長及び各常任委員長から閉会中の継続審査及び調査申出書が提出されております。  お諮りいたします。本件を各申し出のとおり決することに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○小北幸博 議長  異議なしと認めます。よって、本件は議会運営委員長及び各常任委員長の申し出のとおり決しました。  以上で、本定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。
     平成28年八幡市議会第3回定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。  9月5日に開会されました今議会では、一般質問を初め各常任委員会、また平成27年度決算特別委員会が開催されました。理事者におかれましては、幅広い観点から寄せられました質問を十分にご理解いただき、今後の市政運営に反映していただきますように切にお願い申し上げます。  さて、今夏も地球温暖化によるゲリラ豪雨、大型台風など、自然災害による被害が多発しております。ここ最近、急に肌寒くなってまいりましたが、理事者の皆様、議員の皆様には、秋の行事もたくさんありますので、くれぐれもお体をご自愛いただき、ますますご活躍されますことを切にお願い申し上げまして、簡単ではございますが閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。  堀口市長。          (堀口文昭市長 登壇) ◎堀口文昭 市長  平成28年八幡市議会第3回定例会の閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。  議員の皆様におかれましては、ご多用の中にもかかわりませず、今定例会にご出席賜り、厚く御礼申し上げます。このたびの定例会におきまして、当初にご提案申し上げました条例案、補正予算案及び報告などを初め、追加提案をさせていただきました各会計の決算の認定、人事案件など、全議案を原案どおりご可決、ご承認、ご同意賜りました。まことにありがとうございます。  今定例会議事日程は、9月5日から本日14日までの長丁場であり、議員の皆様におかれましては、大変お疲れになられたと存じます。各議案の審議あるいは一般質問、さらには各委員会におきまして議員の皆様からいただきました貴重なご意見、ご提言につきましては、今後、市政運営に資してまいりたいと存じます。  長らく残暑が続きましたが、ようやく秋らしい、朝夕はちょっと肌寒いところではございますけれども、爽やかな気候となってまいりました。多くの地域で行事が開催されます。市といたしましても、文化、スポーツなどの諸行事に取り組んでいるところでございます。議員の皆様におかれましては、ご多用の中ではございますけれども、いろいろな行事へのご臨席など、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○小北幸博 議長  以上で平成28年八幡市議会第3回定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。                  午前10時49分 閉会                  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       八幡市議会議長    小 北 幸 博                       会議録署名議員    山 田 芳 彦                       会議録署名議員    鷹 野 雅 生...