長岡京市議会 2020-06-22
令和 2年第2回定例会(第4号 6月22日)
令和 2年第2回定例会(第4号 6月22日) 令和2年
長岡京市第2
回議会定例会会議録
第4号
6月22日(月曜日)
令和2年長岡京市第2
回議会定例会−第4号−
令和2年6月22日(月曜日)午前10時00分開議
〇出席議員(24名) 広 垣 栄 治 議員
二階堂 恵 子 議員
小 谷 宗太郎 議員
西 條 利 洋 議員
小 野 洋 史 議員
冨 田 達 也 議員
宮小路 康 文 議員
住 田 初 恵 議員
小 原 明 大 議員
中小路 貴 司 議員
白 石 多津子 議員
寺 嶋 智 美 議員
三 木 常 照 議員
綿 谷 正 已 議員
進 藤 裕 之 議員
浜 野 利 夫 議員
上 村 真 造 議員
冨 岡 浩 史 議員
八 木 浩 議員
福 島 和 人 議員
山 本 智 議員
石 井 啓 子 議員
大 伴 雅 章 議員
田 村 直 義 議員
─────────────────────────────────────────
〇欠席議員(0名)
─────────────────────────────────────────
〇欠 員(0名)
─────────────────────────────────────────
〇地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者。
中小路 健 吾 市長
土 家 篤 副市長
佐々谷 明 光 副市長
山 本 和 紀 教育長
澤 田 洋 一 統括官
滝 川 和 宏
総合政策部長
河 北 昌 和 市民協働部長
能 勢 泰 人
健康福祉部長
末 永 靖 弘
建設交通部長
清 水 克 己
上下水道部長
─────────────────────────────────────────
〇議会事務局 関 喜 多 事務局長
木 村 知 継 事務局次長
─────────────────────────────────────────
〇議事日程(第4号)令和2年長岡京市第2
回議会定例会
6月22日(月曜日)午前10時開議
1.議席の指定
2.報告第23号 専決処分の報告について
〔専決第13号 損害賠償の額の決定について〕
3.第54号議案 令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第3号)
4.報告第 4号 専決処分の承認を求めることについて
〔専決第4号 長岡京市
消防団員等公務災害補償条例の一部
改正に
ついて〕
(
総務産業常任委員会付託事件)
5.報告第 5号 専決処分の承認を求めることについて
〔専決第5号 長岡京市税条例等の一部
改正について〕
( 同 上 )
6.報告第 6号 専決処分の承認を求めることについて
〔専決第6号 長岡京市
都市計画税条例の一部
改正について〕
( 同 上 )
7.第48号議案 長岡京市税条例の一部を
改正する条例の一部
改正について
( 同 上 )
8.第49号議案 長岡京市
都市計画税条例の一部
改正について
(
総務産業常任委員会付託事件)
9.第51号議案 長岡京市
公共下水道使用料徴収条例の一部を
改正する条例の一部改
正について
(
建設水道常任委員会付託事件)
10.報告第 7号 専決処分の承認を求めることについて
〔専決第7号 長岡京市
介護保険条例の一部
改正について〕
(
文教厚生常任委員会付託事件)
11.報告第 8号 専決処分の承認を求めることについて
〔専決第8号 長岡京市
国民健康保険条例の一部
改正について〕
( 同 上 )
12.報告第 9号 専決処分の承認を求めることについて
〔専決第9号 長岡京市
後期高齢者医療に関する条例の一部
改正に
ついて〕
( 同 上 )
13.第50号議案
長岡京市立総合交流センター設置条例の一部
改正について
( 同 上 )
14.報告第10号 専決処分の承認を求めることについて
〔専決第3号 令和元年度長岡京市
一般会計補正予算(第6号)〕
(
予算審査常任委員会付託事件)
15.報告第11号 専決処分の承認を求めることについて
〔専決第10号 令和2年度長岡京市
一般会計補正予算
(第1号)〕
( 同 上 )
16.報告第12号 専決処分の承認を求めることについて
〔専決第11号 令和2年度長岡京市
国民健康保険事業特別会計補
正予算(第1号)〕
( 同 上 )
17.第52号議案 令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第2号)
( 同 上 )
18.第53号議案 令和2年度長岡京市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)
( 同 上 )
19.請願2−5号 水道料金を当面、半額にすることを求める請願
(
建設水道常任委員会付託事件)
20.各常任委員会及び
議会運営委員会閉会中継続調査要求について
21.議長諸報告
─────────────────────────────────────────
〇議事日程(追加)
1.第54号議案 令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第3号)
(
予算審査常任委員会付託事件)
─────────────────────────────────────────
○(
田村直義議長) おはようございます。
これより令和2年長岡京市第2
回議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。
日程に入ります前に、表彰状の伝達式を行います。
去る5月27日に書面開催されました、
全国市議会議長会第96回定期総会におきまして、現在、15年以上、市議会議員として在職されております
小谷宗太郎議員、及び10年以上、市議会議員として在職されております
綿谷正已議員、上村真造議員の3人の御功績に対し、表彰状の贈呈がありました。
ここに御報告し、深く敬意を表します。
それでは、表彰状の伝達を行います。
(表彰状授与 拍手)
○(
田村直義議長) 表彰を受けられました方々におかれましては、誠におめでとうございます。
以上で表彰状の伝達式を終わります。
これより日程に入ります。
日程1、議席の指定を議題とします。
お諮りします。
議席は、会議規則第4条第3項の規定により、お手元に配布のとおり指定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 異議なしと認め、そのように指定します。
次に、日程2、報告第23号 専決処分の報告について及び日程3、第54号議案 令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第3号)の2件を一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
中小路市長。
(中
小路健吾市長登壇)
○(中
小路健吾市長) おはようございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。
提案説明の前に、先週末に確認されました
新型コロナウイルスの感染例について御報告させていただきます。
既に報道等もされておりますが、先週の20日土曜日に本市で10例目となる
新型コロナウイルスの感染例が確認されました。
今回の感染例も感染経路は明らかなケースで、現在のところ、このケースからのさらなる拡大の可能性は低いのではないかと考えております。
市民生活や事業活動も、段階的にではありますが、活動のレベルが引き上げられており、
新型コロナウイルスへの感染の可能性が高まることは避けられません。
大切なことは、お一人お一人による感染しないための予防と、万が一感染が確認された場合でも、そこから拡大させないことであります。
そのためにも、全ての市民が、それぞれのライフスタイルに合わせた新しい生活様式を実践し、定着していくことが重要であり、市としても引き続き市民や事業者の皆様に呼びかけてまいりたいと考えております。
それでは、私からは、日程3、第54号議案につきまして御説明を申し上げ、その他の案件につきましては、関係部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
日程3、第54号議案 令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
今回の補正は、約50日間に及ぶ緊急事態宣言が解除され、今なお終息が見えない
新型コロナウイルス感染症に対応するために、第2波、第3波への備えを確実なものとするとともに、出水期を迎える中で避難対策を強化すること、新たな生活様式に基づく行動の定着を市民全体で進めていくこと、動き始めた地域経済の下支えをしていくこと、この3つの基本方針を柱として所要の措置を講じるべく、編成したものであります。
補正の規模は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ7億6,554万1,000円を追加し、令和2年度長岡京市
一般会計歳入歳出予算の総額を376億6,813万6,000円とするものであります。
それでは、歳出予算の概要から御説明申し上げます。
まず、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止を念頭に、市の備蓄物資や資機材を追加で整備するとともに、地域の
自主防災活動を支援いたします。
具体的には、第2波、第3波への備えとして、
市民向けマスクの備蓄を行うとともに、公共施設における大規模イベントや、避難所でも活用可能なサーモグラフィーを導入いたします。
また、災害時に避難所で使用いたします、非
接触型体温計、
屋内用間仕切り、車中泊に当たっての情報収集を支援するための携帯型蓄電池などを整備し、災害で避難を余儀なくされた場合の安心・安全を図ってまいります。
地域活動の再開に当たっては、マスクや消毒液などの衛生用品、非
接触型体温計も必要になります。自主防災組織において、こうした資材の整備を進める経費につきまして、臨時に支援してまいります。
次に、新しい生活様式のもとでの市民生活と事業活動の支援であります。
新しい生活様式に基づく行動について、市民の皆さんに考えていただく機会をつくり、その定着に向け、市民一人一人が自身の生活に必要となる物品の購入やサービスを利用するための支援として、市内で利用可能な商品券を、市民一人当たり5,000円分配布いたします。
それぞれの生活を大切にしながら、自身に合った新しい生活様式を選択し、つくり上げていくことを後押ししたいと考えております。
また、
学校臨時休業中の学習の遅れへの対応や、今後の臨時休業に備え、
学習動画配信サービスを導入し、オンラインによる学習支援の体制整備を図るとともに、児童・生徒の
学習用タブレット端末について、当初計画より前倒しで配備いたします。
このうち一部にはタブレットの貸し出しも含めた環境を整備し、家庭での
持ち帰り学習にも対応可能なものといたします。
あわせて、各小中学校の
インターネット接続速度と遠隔学習機能を増強するなど、学校情報化と学習支援の大幅な強化を図ってまいります。
さらに社会活動が再開する中で、事業を継続してこられた介護・障がい・子育て、幼稚園、
放課後児童クラブの事業所に対しまして、1
事業所当たり10万円の支援補助金を創設し、職場環境の整備や、第2波、第3波への備えを支援するとともに、
地域子育て支援施設における衛生用品や
感染症拡大防止用備品の購入助成により、
感染症拡大防止を支援いたします。
そのほかにも、障がい者施設が製造するほっとはあと製品の売り上げ向上に向けまして、製品の公共発注による周知・啓発の支援や、
給食食材提供事業者の事業継続の支援など、事業活動の後押しを行ってまいります。
新しい生活様式への対応と
感染拡大防止は、多くの市民が利用する公共施設などの対応が必要となります。中央公民館や図書館を初めとする市内の各公共施設や、小中学校、保育所等において、手洗い水栓の自動式・レバー式への交換、水回りの改善を進めるとともに、
小中学校体育館の屋内換気及び熱中症対策の緊急措置として、冷風機及び大型扇風機を配置いたします。
また、
長岡京子育てコンシェルジュ事業や
放課後児童クラブ育成事業においても、
感染拡大防止の措置を講じ、安心して子育てができる環境をしっかりと確保してまいります。
以上が、歳出予算の概要であります。
これらの取り組みを進める財源といたしまして、歳入においては、国庫補助金や
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの特定財源について、最大限の活用を図るとともに、財政調整基金の取り崩し増により対応するものであります。
これから当面の間、場合によっては長期間にわたり、
新型コロナウイルスに向き合いつつ、
社会経済レベルの段階的な引き上げと、感染拡大の防止を両立させていかなければなりません。市民や企業、自治会や団体など、全ての皆さんとともに取り組む決意であります。
なお、今後においても、国・府の動向や感染状況を踏まえ、さらなる対応が必要となった場合は、市議会の御協力をいただきながら、迅速な予算措置を行ってまいりたいと存じておりますので、よろしくお願いいたします。
以上、令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第3号)の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○(
田村直義議長)
末永建設交通部長。
(
末永靖弘建設交通部長登壇)
○(
末永靖弘建設交通部長) 私からは、日程2、報告第23号 専決処分の報告について御説明申し上げます。
本件は神足2丁目地内の市道において発生いたしました事故に係る損害賠償の額を確定し、令和2年6月8日付で、専決第13号として専決処分を行ったものでございます。
当該事故につきましては、令和2年3月26日の午後6時ごろ、車で神足2丁目地内の駐車場に進入する際に、市道第4067号線に設置のグレーチングを跳ね上げ、車体を損傷したものであります。
これによる損害賠償額は17万9,000円となり、額の決定を行ったものであります。
今後は、なお一層
道路パトロール等を強化するとともに、市民からの情報集約に努め、安全管理に努力してまいりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
以上、地方自治法第180条第2項の規定により御報告申し上げます。
○(
田村直義議長) 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
第54号議案に対する御質疑はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。
ただいま議題となっております第54号議案については、お手元に配布しております議案付託表−2のとおり、
予算審査常任委員会に付託します。
議事の都合により、暫時休憩します。
午前10時17分 休憩
─────────────
午後 1時40分 再開
○(
田村直義議長) 休憩を閉じ、続会します。
日程4、報告第4号 専決処分の承認を求めることについてから、日程8、第49号議案 長岡京市
都市計画税条例の一部
改正についてまでの5件を一括議題とします。
ただいま議題となりました議案は、6月12日の本会議で
総務産業常任委員会に付託されたものでありますが、審査を終わり、報告書が提出されています。
─────────────────────────────────────────
令和2年6月15日
長岡京市議会
議長 田 村 直 義 様
総務産業常任委員会
委員長 小 原 明 大
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから、会議規則第103条の規定により報告します。
記
┌──────┬──────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│審査の結果│
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│報告第 4
号│専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第4号 長岡京市
消防団員等公務災害補償条例の
│ │
│ │ 一部
改正について〕
│ │
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│報告第5
号 │専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第5号 長岡京市税条例等の一部
改正について〕
│ │
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│報告第6
号 │専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第6号 長岡京市
都市計画税条例の一部
改正につ
│ │
│ │ いて〕
│ │
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│第48
号議案│長岡京市税条例の一部を
改正する条例の一部
改正につい
│原案可決 │
│ │て
│ │
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│第49
号議案│長岡京市
都市計画税条例の一部
改正について
│原案可決 │
└──────┴──────────────────────────┴─────┘
─────────────────────────────────────────
○(
田村直義議長) 委員長の報告を求めます。
小原明大議員。
(
小原明大総務産業常任委員長登壇)
○(
小原明大総務産業常任委員長)
総務産業常任委員会に付託を受けました報告第4号、報告第5号、報告第6号、第48号議案及び第49号議案の5件につきましては、慎重審査の結果、お手元に配布しております
委員会審査報告書のとおり、報告第4号から報告第6号については、それぞれ承認、第48号議案、第49号議案については、それぞれ原案可決と決せられましたので御報告申し上げます。
○(
田村直義議長) 委員長報告に対する質疑はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 意見もないようですので、これをもって討論を終わります。
これより採決に入ります。
まず、報告第4号について、委員会の報告書のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、報告第4号は承認されました。
次に、報告第5号について、委員会の報告書のとおり、承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、報告第5号は承認されました。
次に、報告第6号について、委員会の報告書のとおり、承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、報告第6号は承認されました。
次に、第48号議案について、委員会の報告書のとおり、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、第48号議案は原案どおり可決されました。
次に、第49号議案について、委員会の報告書のとおり、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、第49号議案は原案どおり可決されました。
次に、日程9、第51号議案 長岡京市
公共下水道使用料徴収条例の一部を
改正する条例の一部
改正についてを議題とします。
ただいま議題となりました議案は6月12日の本会議で
建設水道常任委員会に付託されたものでありますが、審査を終わり、報告書が提出されています。
─────────────────────────────────────────
令和2年6月16日
長岡京市議会
議長 田 村 直 義 様
建設水道常任委員会
委員長 冨 岡 浩 史
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから、会議規則第103条の規定により報告します。
記
┌──────┬──────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│審査の結果│
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│第51
号議案│長岡京市
公共下水道使用料徴収条例の一部を
改正する条例
│原案可決 │
│ │の一部
改正について
│ │
└──────┴──────────────────────────┴─────┘
─────────────────────────────────────────
○(
田村直義議長) 委員長の報告を求めます。
冨岡浩史議員。
(冨岡浩史建設水道常任委員長登壇)
○(冨岡浩史建設水道常任委員長)
建設水道常任委員会に付託を受けました第51号議案 長岡京市
公共下水道使用料徴収条例の一部を
改正する条例の一部
改正について、慎重審査の結果、お手元に配布しております
委員会審査報告書のとおり、原案可決と決せられましたので御報告申し上げます。
○(
田村直義議長) 委員長報告に対する質疑はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。
発言通告がありますので、発言を許可します。
浜野利夫議員。
(浜野利夫議員登壇)
○(浜野利夫議員) ただいま議題となっています第51号議案 長岡京市
公共下水道使用料徴収条例の一部を
改正する条例の一部
改正について、日本共産党議員団を代表して、賛成の討論を行います。
提案されている条例
改正案は、令和2年10月1日に適用予定としていた下水道使用料金の料金改定の経過措置を1年延長するとするもので、このこと自体には賛成です。
ただ、提案理由として、
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い経済情勢が悪化していることから、市民生活等への影響を考慮するためとしていますが、この理由づけであるならば、市民生活等への影響に対する考慮は、もっと早期的に、かつ、直接的に行うべきであるというのが、我が党議員団の立場であります。
この条例
改正案の提案理由となっている市民生活への影響を考慮については、政府が必要な補償を置き去りにしたままの自粛と休業要請によって、事業活動、営業も国民生活も深刻で計り知れない重大な影響を受けており、その責任は政府にあることが当然の前提となります。
そして、全国的に非常事態宣言が解除されたとはいえ、
新型コロナウイルス感染の第2波、第3波の可能性も含めて、新しい生活様式という新たな自粛要請が求められているだけに、長岡京市としても、これまでの市民の営業と暮らしを支える補償と支援だけでなく、今後の展望にも立った補償と支援で、市民を守り抜く表明と具体的な施策が必要です。
特に大きな影響が出始めた3月からのこの4カ月と、今後の長期化を見据えるならば、この条例
改正案にある10月からの使用料値上げを1年間延期するだけでは、これまでの市民生活等への影響をどれだけ考慮できるでしょうか。
既に下水道料金の値上げを1年間延期するとの条例
改正案を発展させて、ライフラインのかなめといえる市民の立場からの上下水道料金として、全額または半額、あるいは基本料金部分の減免などの求めに対し、これ以上の予定はないと市長は答弁されていますが、市民の営業と暮らしの両面から、大変で切実な現状があるからこそ、より具体的な願いとして水道料金を当面半額にすることを求める請願書が提出されたのだとも言えます。
また、対策本部で情報を共有し、今後とも市民生活や事業活動で支援が必要な方々に迅速かつ適切な対応、対策を講じていく趣旨の答弁もされていますが、突然の3月からの学校休校に始まり、この6月で4カ月になりますし、この条例提案では、実施までさらに4カ月を待ち、結局8カ月後からの値上げの延期だけでは、極めて不十分だと言えます。
さらに、この条例
改正案を検証的に振り返るなら、先の3月議会で上下水道ビジョンに基づく下水道使用料平均19.8%値上げ、水道料金平均5.4%値下げで、市民にとっては平均4.9%の上下水道料金値上げになりました。
しかも、その採決は、コロナの感染拡大が国の内外で広がり、学校の休校措置も始まっていた3月24日の議会最終日でしたから、経済情勢の悪化や市民生活への影響考慮の判断によって、条例の値上げ分をとめることが必要だったとも言えます。
また、さきの議会では、一般会計からの繰り入れに関して、公営企業法の適用、地方財政法、地方自治法の原則から、一般会計からの繰り入れの法的な妥当性も紹介し、求めましたが、上下水道ビジョンに基づくものとするだけで、根拠ある答弁でもありませんでした。にもかかわらず、今回の条例
改正案では、値上げ延期による使用料の減収分の補填を一般会計からの繰り入れで補うとの委員会説明でしたが、法に基づく一般会計からの繰り入れを行うという明確な方向性が必要です。
さらに、委員会では、この条例
改正案における財源措置での判断基準がないとの答弁であり、市民生活等への影響の考慮との理由づけながら、その緊急度、必要度の範囲や規模が示せないことが、政治判断という根拠が示せない答弁でもあったと言えます。
したがって、支援が必要な方々に、迅速かつ適切な対策を講じる、
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、経済情勢が悪化していることから、市民生活等への影響を考慮するということに徹するならば、この条例
改正の議案は、下水道使用料に関するものですが、実際に市民は上下水道料金として徴収される仕組みでありますから、影響のある3月に遡ってでも水道料金値下げを前倒しで実施するとか、下水道料金値上げを1年延期でなく、中止するとか、上下水道の基本料金部分を当面半額にするなど、市民生活の必要度、緊急度に合わせた実効性ある追加の具体策を求めて賛成討論とします。
○(
田村直義議長) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 意見も尽きたようですので、これをもって討論を終わります。
これより採決に入ります。
第51号議案について、委員会の報告書のとおり、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、第51号議案は原案どおり可決されました。
次に、日程10、報告第7号 専決処分の承認を求めることについてから、日程13、第50号議案
長岡京市立総合交流センター設置条例の一部
改正についてまでの4件を一括議題とします。
ただいま議題となりました議案は、6月12日の本会議で文教厚生常任委員会に付託されたものでありますが、審査を終わり、報告書が提出されています。
─────────────────────────────────────────
令和2年6月17日
長岡京市議会
議長 田 村 直 義 様
文教厚生常任委員会
委員長 大 伴 雅 章
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから、会議規則第103条の規定により報告します。
記
┌──────┬──────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│審査の結果│
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│報告第 7
号│専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第7号 長岡京市
介護保険条例の一部
改正につい
│ │
│ │ て〕
│ │
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│報告第 8
号│専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第8号 長岡京市
国民健康保険条例の一部
改正につ
│ │
│ │ いて〕
│ │
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│報告第 9
号│専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第9号 長岡京市
後期高齢者医療に関する条例の一
│ │
│ │ 部
改正について〕
│ │
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│第50号議案│
長岡京市立総合交流センター設置条例の一部
改正について
│原案可決 │
└──────┴──────────────────────────┴─────┘
─────────────────────────────────────────
○(
田村直義議長) 委員長の報告を求めます。
大伴雅章議員。
(大伴雅章文教厚生常任委員長登壇)
○(大伴雅章文教厚生常任委員長) 文教厚生常任委員会に付託を受けました報告第7号から報告第9号及び第50号議案の4件につきましては、慎重審査の結果、お手元に配布しております
委員会審査報告書のとおり、報告第7号から報告第9号については、それぞれ承認、第50号議案については、原案可決と決せられましたので御報告申し上げます。
○(
田村直義議長) 委員長報告に対する質疑はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 意見もないようですので、これをもって討論を終わります。
これより採決に入ります。
まず、報告第7号について、委員会の報告書のとおり、承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、報告第7号は承認されました。
次に、報告第8号について、委員会の報告書のとおり、承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、報告第8号は承認されました。
次に、報告第9号について、委員会の報告書のとおり、承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、報告第9号は承認されました。
次に、第50号議案について、委員会の報告書のとおり、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、第50号議案は原案どおり可決されました。
次に、日程14、報告第10号 専決処分の承認を求めることについてから、日程18、第53号議案 令和2年度長岡京市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)までの5件を一括議題とします。
ただいま議題となりました議案は、6月12日の本会議で
予算審査常任委員会に付託されたものでありますが、審査を終わり、報告書が提出されています。
─────────────────────────────────────────
令和2年6月18日
長岡京市議会
議長 田 村 直 義 様
予算審査常任委員会
委員長 白 石 多津子
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから、会議規則第103条の規定により報告します。
記
┌──────┬──────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│審査の結果│
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│報告第10
号│専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第3号 令和元年度長岡京市
一般会計補正予算 │ │
│ │ (第6号)〕
│ │
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│報告第11
号│専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第10号 令和2年度長岡京市
一般会計補正予算 │ │
│ │ (第1号)〕
│ │
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│報告第12
号│専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第11号 令和2年度長岡京市国民健康保険事業特
│ │
│ │ 別会計補正予算(第1号)〕
│ │
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│第52号議案│令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第2号)
│原案可決 │
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│第53号議案│令和2年度長岡京市
公共下水道事業会計補正予算 │原案可決 │
│ │(第1号)
│ │
└──────┴──────────────────────────┴─────┘
─────────────────────────────────────────
○(
田村直義議長) 委員長の報告を求めます。
白石多津子議員。
(白石多津子予算審査常任委員長登壇)
○(白石多津子予算審査常任委員長)
予算審査常任委員会に付託を受けました報告第10号、報告第11号、報告第12号、第52号議案及び第53号議案の5件につきましては、慎重審査の結果、お手元に配布しております
委員会審査報告書のとおり、報告第10号から報告第12号については、それぞれ承認、第52号議案、第53号議案については、それぞれ原案可決と決せられましたので御報告申し上げます。
○(
田村直義議長) 委員長報告に対する質疑はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。
発言通告がありますので、発言を許可します。
住田初恵議員。
(住田初恵議員登壇)
○(住田初恵議員) ただいま議題となっております専決第11号 令和2年度長岡京市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、日本共産党市会議員団を代表し、賛成の立場で討論を行います。
新型コロナ
感染症拡大防止策による収入減により多くの市民が苦しい生活を余儀なくされています。この補正予算は、国民健康保険に加入し、給与を受けている、つまり雇用されている被保険者に対し、新型コロナ感染症に伴う療養のために仕事ができなかったときに、傷病手当金を支給するものであり、市民の生活を支援するものとして評価するものです。
しかし、同じく国民健康保険加入者である自営業者には適用されないという課題があります。よって、自営業者への適用を認めるよう、さらなる改善を求めます。
あわせて、今回、世帯主または世帯員の所得が3割以上減少した世帯に対し、保険料を減免するという制度の拡充を行いましたが、3割に満たなくても、世帯員両方の所得が減った場合なども、本市の従来の減免制度も十分生かし、世帯への負担軽減が行えるよう対応するとともに、そのことも含めて周知徹底されることを求め、賛成討論とさせていただきます。
○(
田村直義議長) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 意見も尽きたようですので、これをもって討論を終わります。
これより採決に入ります。
まず、報告第10号について、委員会の報告書のとおり、承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、報告第10号は承認されました。
次に、報告第11号について、委員会の報告書のとおり、承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、報告第11号は承認されました。
次に、報告第12号について、委員会の報告書のとおり、承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、報告第12号は承認されました。
次に、第52号議案について、委員会の報告書のとおり、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、第52号議案は原案どおり可決されました。
次に、第53号議案について、委員会の報告書のとおり、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、第53号議案は原案どおり可決されました。
お諮りします。
お手元に配布しております議事日程追加のとおり、本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 異議なしと認め、そのように決定します。
議事日程追加の日程1、第54号議案 令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第3号)を議題とします。
ただいま議題となりました議案は、
予算審査常任委員会に付託されたものでありますが、審査を終わり、報告書が提出されています。
─────────────────────────────────────────
令和2年6月22日
長岡京市議会
議長 田 村 直 義 様
予算審査常任委員会
委員長 白 石 多津子
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから、会議規則第103条の規定により報告します。
記
┌──────┬──────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名
│審査の結果│
├──────┼──────────────────────────┼─────┤
│第54号議案│令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第3号)
│原案可決 │
└──────┴──────────────────────────┴─────┘
─────────────────────────────────────────
○(
田村直義議長) 委員長の報告を求めます。
白石多津子議員。
(白石多津子予算審査常任委員長登壇)
○(白石多津子予算審査常任委員長)
予算審査常任委員会に付託を受けました第54号議案につきましては、慎重審査の結果、お手元に配布しております
委員会審査報告書のとおり、原案可決と決せられましたので御報告申し上げます。
○(
田村直義議長) 委員長報告に対する質疑はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
上村真造議員。
(上村真造議員登壇)
○(上村真造議員) ただいま議題となっております第54号議案 令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第3号)につきまして、平成市民クラブ、平成西山クラブ、平成自由クラブ3会派を代表して、若干の意見、要望を申し上げ、賛成の討論を行います。
さて、
新型コロナウイルス感染症は、内外経済に甚大な影響をもたらしております。今後とも感染拡大の防止の取り組みを進めつつ、社会経済の活動レベルを段階的に引き上げていくことになりますが、完全な日常を取り戻すまでには、時間を要することが予想されます。
こうした中、引き続き困難な状況にある市民、事業者の方々をしっかりと支え、雇用の事業と生活を守り抜くとともに、第2波、第3波に対して万全の備えが必要であると考えます。
そのような中、これまで3度にわたる補正予算に加え、
新型コロナウイルス感染症に対応し、必要な財政措置を講ずるため、このたびの補正予算がまとめられました。
さて、その内容を見ますと、あらゆる分野にきめ細やかに対応された予算であると評価するものであります。
マスクの備蓄、可動式サーモグラフィーや3密に対応した避難所備品の整備、さらには自主防災組織への物資支援拡充など、これらは市民の安全安心が確保されるものであると考えます。
また、福祉施設等に対しては、事業継続のための支援、民間保育所への感染防止対策支援など、きめ細やかに対応された予算であると思われます。
とりわけ、新しい生活様式実践応援商品券事業は、ウイルスと共存しつつ社会経済活動を進めていく中で、私たちが新しい生活様式を取り入れ、
新型コロナウイルスに負けない取り組みをみんなでやっていこうというときに、市民の皆様への支えが必要であることは、私たち平成3会派も、かねてから唱えていたものであり、商品券の配布によりその思いが実現できたことは、大変喜ばしいことであり、高く評価するものであります。
また、GIGAスクール構想の早期実践として、タブレットの配備やオンライン学習支援のコンテンツの導入は、まさに新しい生活様式に向けて大変よい取り組みであるとともに、生徒・児童の学習環境の向上に向け、迅速な対応であったと思うところであります。
そのほかにも、公共施設等の自動水洗化などの
感染拡大防止への取り組み、また、
小中学校体育館での室温対策として冷風機の導入など、今後は予算化された事業の一日も早い執行を願うものであります。
緊急事態宣言が解除されてから、ほぼ1カ月が経過いたしました。感染の防止に最大限の注意を払いながら、社会経済活動を再開していくこの動きも、徐々にではありますが本格化してまいりました。
今回の補正予算は、コロナの時代において新たな日常をつくり上げていく、そのための予算でもあります。厳しい状況はしばらく続いていくことも予想されるわけでありますが、皆が一丸となって、協力しながらこの国難ともいえる状況を乗り切っていかなければなりません。
去る6月12日には、
新型コロナウイルスへの追加対策を盛り込んだ、第2次補正予算が成立いたしました。地方自治体向けの地方創生臨時交付金は2兆円の積み増しがなされるなど、1次補正の内容が拡充強化されました。
感染の防止と経済活動の再開、そして何よりも新しい生活様式への対応のために、第2次補正予算に掲げられました施策の速やかな対応と、第2波、第3波への警戒もしなければならない中、住民の声を丁寧に酌み取り、きめ細やかな施策展開をしていただくことを要望いたします。
そのためには、市長を先頭に徹底した対話のもと、着実に、またスピード感をもって事業を進めていっていただくことをお願い申し上げ、賛成の討論といたします。
○(
田村直義議長) ほかにございませんか。
大伴雅章議員。
(大伴雅章議員登壇)
○(大伴雅章議員) ただいま議題となっております第54号議案 令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第3号)について、会派輝を代表いたしまして、若干の意見、要望を述べまして、賛成討論といたします。
そもそも補正予算というのは一体何だというふうに考えますと、やはり通年の予算と違いまして、そのとき必要だから補正予算を行うわけでございます。
今回のこの追加議案、この補正は、やはり、今、すぐに必要だ、かつてないほどのスピード感が要求される補正予算だと認識しております。
そういった意味で、先ほどの委員会の中でも市長さんから答弁がありましたように、何とか閉会日に間に合わす、この御努力が非常によく分かります。
ふだんでも仕事量が一定量ある中で、さらにこのコロナ感染でございます。各部局とも、言葉、悪いですが、いつもよりも余分な仕事がしっかりとやらなければならないというのが、これ行政でございます。
国から来ます、あるいは府から来ますいろんな指示、あるいは国の補正予算、これに対応しつつ最前線である市町村、10万円の給付が一番いい例でございます。非常に御苦労されて給付していったというふうなことだというふうに認識しております。
そんな中で、しっかりと裏づけをもって、先ほど上村議員がおっしゃいましたように、いろんな分野にわたってきめの細かい内容になっております。何よりも重要なのは、そのスピード感だというふうに認識しております。
そして、中身につきましても、財源ですけれど、私も予算委員会の全体会で質問しましたように、その財源内訳は地方創生臨時交付金、これ第1次分ですね、国の、約2億円ちょっと。
皆さん方御存じのように、先日、国会で、国の第2次補正予算、1兆円から2兆円になりました。1兆円で2億ちょっとでございます。だから、2兆円だから倍増とは限りませんけれど、市長さん、委員会で答弁されましたように、交付決定が来て分かるわけでございますけれど、一定、見込めるというふうな判断のもと、急ぐためには財源が要るわけでございますんで、当面の財源として計上されております市の貯金であります、いわゆる財政調整基金を取り崩して、それに対応していく。
きょう、委員会質疑の中で、私どもの進藤議員からも要望がございましたように、仮に2次予算で一定額が来た場合、もう一度その貯金のほうに、財政調整基金に積出してほしいと、これを重ねて要望するわけでございますが、その中で、例えばこのスピード感、閉会日に何とか間に合わせた、一日だけですけれど、しっかりと審議がされたというふうに理解しております。
多くの市町村の場合、閉会日に、市単独あるいは市町村単独の追加予算が、補正予算ができない場合、よく分かりませんけれど、恐らく交付決定がされて、準備はしているでしょうが、市町村なりに、それから議会の招集通知をして、予算案を明らかにして議会を開催しなければなりません。残念ながら、日本の場合、これで1カ月、約かかるわけでございます。
そして、その内容にもよりますけれど、その予算を具体化するのに、また日にちが要る。実際言うたことはよかったけれど、実行された場合、非常にナンセンスな、税金が、使い方をされたというのは、皆さん、マスクの経験をお持ちですから、その失敗を繰り返さないためにも、迅速なスピード感というのが要求されるものだと私たちは認識しておるわけでございます。
また、歳出の中身につきまして、一番額の大きい、少し長い名前なので、ここでちょっとなかなか言えませんが、商品券と略させていただきますが、委員会質疑の中で、私どもも、当初、商品券と聞いたときには、本当に費用対効果大丈夫かなというふうに思っております。
きょう、
予算審査常任委員会第1分科会の中で明らかになったのは、いろんな工夫が見られます。5,000円の中で、うち2,000円は500円券として地域の商店街で使えるようにとか。早い話で、大型スーパーだけでしか消費できないというようなことを極力避けるとか、いろんな工夫がございます。そのことも一定クリアしたかなというふうに思っております。
何よりも迅速にやる、8月1日から使用できると。きょうもしこの議決が通りましたらできるというお話も伺いました。非常にスピード感があるものだと認識しております。
そのほかの中身につきましても、先ほど、上村議員も詳しく言っていただきましたので割愛しますけれど、防災関係、福祉関係、教育の分野につきまして、非常にきめの細かい予算化がしております。
予算書、我々いただいた予算書には、何々事業、幾ら、これしか、1行しか、ほぼ書いてへんのです。私、経験上、その1行の裏にある管理監督者の御苦労というの、非常によく分かります。裏づけとらなあかん、調整しなあかん、国、府も、縦も横も調整が必要です。物、人、きちんといけるんかどうか点検しなければなりません。しかも、日常のコロナ対策をやりながら、よくぞ、ここまで間に合わしたなというのが本音でございます。
そういった意味で、こういう緊急時こそ的確に判断を下せるリーダッシップ、そしてそれに従う管理監督者の質の高い仕事ぶりだというふうに評価しております。
したがいまして、この予算については賛成をするところでございますけれど、今後、当然2波、3波が予想されるわけでございます。国も10兆円の予備費があるわけですから、いろんな格好で市町村に降ろしてくる可能性もございます。
その都度、また本当に大きな2波が来たら、そんなん言うてられへんみたいなところで、専決という格好で処理をしんならんというふうな理解はできます。しかし、速やかにそれらの報告と、予算化する必要があれば速やかに臨時議会を開催していただいて、しっかりと議会での審議を経て、議決をして、そして速やかに市民の皆さんにいろんなものを還元していくということが大事だと思います。
最後に、1点要望ですけれど、あらゆることについて、委員会の中で市長さん答弁されました、行政がああしなさい、こうしなさい、こうあるべきですというよりも、市民の皆さん方が自ら考える、そのための背中を押すための予算であると。このようにおっしゃいました。
私もそのとおりだと思います。そのために絶対必要なのが、市民の皆さんとの情報共有だというふうに思っております。このことを改めて、最後に要望をするところでございます。
以上の観点から、賛成討論といたしますが、議員諸公の賛意を表していただきたいとお願い申し上げまして、私の討論といたします。
○(
田村直義議長) ほかにございませんか。
小原明大議員。
(
小原明大議員登壇)
○(
小原明大議員) ただいま議題となっております第54号議案 令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第3号)について、日本共産党議員団を代表して、賛成の討論をさせていただきます。
まず初めに、
新型コロナウイルスの影響によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、影響のもとで苦しんでおられる全ての方々にお見舞いを申し上げ、会派としてもできることをやり抜く決意を改めて表明いたします。
また、日常の行政運営に加えて、コロナ対応も求められ、気の休まる間もなく奮闘されている行政の皆さん、エッセンシャル・ワーカーを初め、この社会を支え働く皆さんに、心からの敬意を表します。
行政にとっては今が出番のときです。新たな困難のもとで、
憲法で保障する市民の諸権利を守り抜くために、新たな挑戦と創意工夫を重ねていくことを、心から応援したいと思います。
そこで訴えたいことは、行政の頭の中と市民の頭の中では、全く情報量も違っており、知っている者の目線ではなく、市民の目線に立つことがとても重要だということです。
行政はさまざまな支援制度が頭の中にあります。しかし、市民には支援制度を的確に探して活用する方もいれば、そもそも何を聞いていいか分からないという方もいます。払えない人は窓口へと言う側は、減免制度の活用なども想定して言っていますが、払えない側からは、窓口へ行っても合わす顔がないと思っていたりもします。
また、そもそも広報を熟読する人ばかりではありません。それでも聞かれれば困っていることを口にされたり、対話をする中で支援策の存在を知って、初めて相談をされるという方もいます。
ですから、今、求めたいことは、支援策が100%活用されるように一通りの窓口を紹介するにとどまらず、市民に生活や営業どうですか、困ってませんか、できる限りのことをしますというメッセージを伝えることです。
これまで全戸配布やアンケートを求めてきたのは、そのためでもあります。
日本共産党議員団としても、全戸配布のアンケート、全事業所へのアンケート、福祉事業所への電話調査など取り組みましたが、忙しい中、歓迎もしていただき、切実な声をお寄せいただきました。これを市が行ったのであれば、もっと喜ばれ、声も寄せられることと思います。
実際、国もコロナの影響を把握し切れているとは言えません。市民全体の状況をつかみ、今の支援策だけでは届き切らない実態もつかんで政策化し、国や府にも上げていくことを求めます。
窓口の紹介にとどまらず、市民の困っていることを見抜き支援すること。市民の困りごとを掘り起こし、見つけ出してくること、そのためにもなんでも相談の体制、抜本強化や地域に出向いての相談活動なども提案いたします。
本予算案の目玉が、新しい生活様式実践応援商品券です。この後、採決になる水道料金半額の請願の中では、市5億円で、半年間水道料金が半額にできますとありますが、今回の商品券はそれに匹敵する予算規模です。
これまで、長岡京市は独自策はないのか、市の姿が見えないという声も多く聞きましたが、それらの市民の声に応えたものと一定評価します。ただ、この間、市民の方々から声を聞いていますと、ありがたいけれどもピンとこないという受け止めもありました。
市としては検討を重ねたのかもしれませんが、そのプロセスは市民には見えていません。この4億4,000万の目的である新しい生活様式の実践というのは、市民の感染予防と社会生活・経済活動を最大限両立させることであり、それが達成できてこそ、この支出が本当に生きるのではないでしょうか。
そのために、責任をもって推進する体制を確立し、単に市民の商品券活用方法を紹介するのではなく、市としても、5,000円の使い方にとどまらず、新しい生活様式に関して提案と発信を強め、市民の疑問や不安をどんどん聞き、それに専門家の知恵も借りて、しっかり答えを出していく中で、市民と行政がともに対話しながらつくり上げていくことを提案いたします。
今回、商工業者支援の直接の予算はなく、商品券が一つの支援であろうと思いますが、コロナの経済への影響は長期にわたります。引き続き事業者の切実な声を聞いて、施策の具体化を進めるとともに、事業継続補助金は三百数十件の応募があったと聞きましたが、これも市内の全事業所数と比べれば、まだまだ少なく、さらに期間を延長して、行き渡らせることを求めます。
福祉事業所への10万円給付は、事業所の継続に励みになる点から一定評価しつつ、医療関係事業所にも必要ではないかという点を指摘いたします。また、減収の実態をつかみ、十分な対策をとることも必要です。
そして職員のモチベーションには、やはり奨励金であるとか、もともと低過ぎる処遇の改善を国や府とともに行っていく力強いメッセージが根本的には必要です。
また、フェースシールドや防護服の支給、感染者発生時の対応など、現場の苦労に市がしっかり寄り添うことも、職員の働き続けようという意欲につながりますので、対応を求めます。
避難所への備品購入については、大地震等で全ての避難所を開けて、長期に対応しなければならない事態にも対応できるよう、量的な確保も求めます。
また、一時避難でも、長四中の武道場があふれたこともありましたから、教室も使用できるよう優先順位の整理などを行っていくことを求めます。
要配慮者がますます避難しにくいことから、福祉避難所との連携をスムーズにすること、そして市民が避難を諦めることのないように適切な広報を行うよう求めます。
教育についてです。休校期間中に鋭く問われたのは、単にオンライン授業ができたかどうかではありません。市が子供たちの状況に心を寄せ、事務連絡と一方的な健康チェックだけではなく、暖かく声をかけ、不安に思っていることを聞く、何とかしてつながり続け、教育活動を続けようという姿勢が、市民に伝わらなかったことです。
市民の要望も、多くは無理を通したいというのではなく、どういう課題があり、市がどう動こうとしているのか、あるいは代わりにできることはないのか、もっと対話ができていれば、理解も協力もできた面もあるのではないかと思います。子供や保護者との信頼関係を再構築することが求められています。
今回、スタディサプリの加入や、タブレット購入の前倒し、動画配信の設備なども予算化されました。それは休校中の市民の声に一定応えるものだと思いますが、肝心の今の教育を充実させる予算化が見えません。
3カ月の休校を経て、子供たちは学力、体力、生活リズム、メンタルの面でも十分なケアを必要としています。教員がじっくりと子供に向き合い、教育活動ができるよう、教員、学習指導、心のケア等の人員の充実が必要です。
また、消毒作業などの教員の新たな負担の軽減のため、業者委託の予算化も必要です。行事やクラブ活動など、子供たちにとって大きな意味のある教育活動を一方的に中止はせず、民主的にあり方を決めていくこと、休み時間や夏休み等を削るばかりにならず、文科省の通知も生かしながら、授業内容の精選を行うこと、次年度に回せるものは回して、より効率的に教えるなどの検討も求めます。
スタディサプリや民間企業のサービスで、競合他社もあることから、その選定過程の透明化が必要です。
また、収集する個人情報は名前のみと聞きましたが、より高度なサービスやテキスト購入等への誘導も考えられます。活用はあくまで本人の自由意思とするよう求めます。
放課後児童クラブについては、休校期間中の経費の増額が予算化されていますが、大事なのはむしろこれからです。児童が通常の人数に戻りつつある中で、3密に注意しながら保育を行うには、クラブ、クラス分割や、そのための指導員増員などが必要であることを指摘します。
緊急事態宣言は終結しましたが、全国で感染者は出続けています。PCR検査について、積極的に検査を行い、早期発見、早期治療に結びつけることで、感染拡大を防止することを提起しましたが、市としての答弁は、検査で陽性がわかれば医療体制を圧迫する、陰性になれば緩むという場当たり的なものでした。
それを言っていたのでは、本当に感染が広がったときに、医療崩壊をしないよう祈るほかありません。今のうちに十分な検査体制を、医療体制と両立させながら実現させ、第2波に備えることが必要であり、そのために本市からも、府や関係機関、もちろん国にも働きかけることを求めます。
最後に、対話についてです。市長は、危機管理下における民主主義のあり方として、意見を聞く暇もなく判断することもある、それは仕方がない、その結果責任は受け止めると言われました。
その重い覚悟には敬意を表しますが、しかし民主主義は本来お任せするものではありません。市民も、議会も、もっと一緒に考えることもできるのではないかと思います。
市が検討のプロセスを伝えたり、意見を求めることで、議会も後押ししたり、修正したり、ともに責任を担うこともできます。その点、この予算案が提案日に即採決である点は、内容の大きさに対して十分な審議や修正のいとまがない可能性がある点で問題があると思います。
5月の専決も、議会が責任を負わず、市長に全てかかる形になりました。スピードという点は一定理解しつつも、議会はすぐ開くこともできますから、今後、大いに臨時議会という形で、議論とともに責任も議会に求めていただきたいと思います。
一方で、今回のように、予算案を出す以前に内容について一定の公表をされたことは、予算に市民的議論を反映する可能性にもつながり、議会の審議を軽くするのでなければ、研究すべき点もあると思います。
市長は、議員も発信をと言われましたが、市の発信があってこそ議員も発信できます。市は、よく御理解、御協力をと言われますが、市がどう考え、どう動いているのかを伝えてこそ、市民は理解も協力もできます。非常時だからこそ、工夫して発信と対話を強めていただくことを求めます。
今後もコロナの影響は続き、引き続きさまざまな対応と予算化も必要です。市民生活を守る姿勢を明確に発信し、市民の声を積極的に聞き、積極的に対応すること、対話を促進されることを求めて、賛成討論といたします。
○(
田村直義議長) ほかにございませんか。
石井啓子議員。
(石井啓子議員登壇)
○(石井啓子議員) ただいま議題となっております第54号議案 令和2年度長岡京市
一般会計補正予算(第3号)につきまして、公明党議員団を代表して、若干の意見と要望を申し上げ、賛成の立場から討論を行います。
いまだかつて経験したことのない未知なる
新型コロナウイルス感染症防止のための緊急事態宣言が打ち出され、行動自粛による感染拡大は功を奏し、抑えられ、緩和措置が進みつつあります。
しかし、社会活動、経済は激変いたしました。政府においては、緊急事態宣言後さまざまに支援策が打ち出され、それに伴い、現場の自治体・関係機関に支援の実務が課せられました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた家計や、事業者を支援するため、全ての人に一律10万円を支給する特別定額給付金と、収入が半減した中堅、中小企業など法人に最大200万円、個人事業主に100万円を手当てする持続化給付金の支給が進んでいます。
いずれも公明党の強力な訴えにより、2020年度第1次補正予算に盛り込まれたものです。
本市においても、京都府と同額の休業補償の上乗せの支援を講じられるなどの英断を高く評価しております。
本市では、特別定額給付金について、9割以上の方に支給がなされており、また、住居確保給付金、臨時特別給付金、緊急小口資金、総合支援金、その他猶予を設けた支払い延長措置など、市民の皆さんへの支援策を講じるために御尽力いただいていることを、職員の皆さんに改めて感謝申し上げます。
今定例会で、山本議員が提案させていただきました、市民の暮らしを守る取り組みに関して、市内の経済を活性化するためにも、自粛されていた市民生活を取り戻していただくために、全市民に対する給付等の導入を訴えさせていただきました。
そこで、中小路市長は、全市民を対象に市内の登録店舗で使用できるお一人5,000円分の新しい生活様式実践応援商品券給付事業の実施を提案されました。市民、事業者への生活支援への応援となり得ると、高く評価するものです。
さらに、本格的な梅雨の季節を迎え、集中豪雨による土砂災害や浸水被害の発生が懸念される中、
新型コロナウイルスの感染防止を含めた避難所の整備も計上されております。
今回のコロナ禍を見れば、避難所における感染症対策は決して容易ではありません。今後とも市民の安心安全のための準備を進めていただくことを要望いたします。
また、教育現場への取り組みとして、3カ月にわたる休校措置を受け、感染第2波に備え、小中学校情報通信環境の整備では、各小中学校LAN整備事業の前倒しや、暑い時期での授業が想定される中、体育館などで利用できる冷風機や大型扇風機の導入などの熱中症対策を講じるなど、子供の学びに関する環境整備にも重点を置かれるなど、評価しております。
引き続きの情報通信環境整備の充実に努めてくださることを要望いたします。
新型コロナウイルスとの共存した日常生活は、まだまだ続きます。感染第2波、第3波に備え、市民の安心安全のための施策を、これからもスピード感をもって対策を講じていただきますことを要望し、賛成討論といたします。
○(
田村直義議長) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 意見も尽きたようですので、これをもって討論を終わります。
これより採決に入ります。
第54号議案について、委員会の報告書のとおり、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 全員起立。
したがって、第54号議案は原案どおり可決されました。
次に、日程19、請願2−5号 水道料金を当面、半額にすることを求める請願を議題とします。
ただいま議題となりました請願は、6月12日の本会議で
建設水道常任委員会に付託されたものでありますが、審査を終わり、報告書が提出されています。
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令和2年6月16日
長岡京市議会
議長 田 村 直 義 様
建設水道常任委員会
委員長 冨 岡 浩 史
請 願 審 査 報 告 書
本委員会に付託の請願は、審査の結果、次のとおり決定したから、会議規則第140条の規定により報告します。
記
┌──┬─────┬──────┬───────┬────┬───┬───┬──┐
│受理│受理年月日│件 名│請願者の住所・│紹介議員│委員会│審査の│措置│
│番号
│ │ │氏名 │ │の意見│結果 │ │
├──┼─────┼──────┼───────┼────┼───┼───┼──┤
│2−│令和2年 │水道料金を当│長岡京市緑が丘│浜野利夫│ │不採択│ │
│5号│6月11日│面、半額にす│21−17 │ │ │ │ │
│
│ │ることを求め│韮沢 正博 │ │ │ │ │
│
│ │る請願 │ │ │ │ │ │
└──┴─────┴──────┴───────┴────┴───┴───┴──┘
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○(
田村直義議長) 委員長の報告を求めます。
冨岡浩史議員。
(冨岡浩史建設水道常任委員長登壇)
○(冨岡浩史建設水道常任委員長)
建設水道常任委員会に付託を受けました請願2−5号 水道料金を当面、半額にすることを求める請願につきましては、慎重審査の結果、お手元に配布しております請願審査報告書のとおり、不採択と決せられましたので御報告申し上げます。
○(
田村直義議長) 委員長報告に対する質疑はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
綿谷正已議員。
(綿谷正已議員登壇)
○(
綿谷正已議員) ただいま議題となっています請願2−5号 水道料金を当面、半額にすることを求める請願について、会派輝を代表して反対の立場で討論します。
3月議会での上下水道料金改定は、上下水道ビジョンに基づいて提案されたものであり、公営企業としての経営の健全性を維持、確保するために、水道料金は平均で5.4%の減額、下水道料金は19.8%の増額が、10月からの実施として決定されました。
そして今回、コロナ禍という非常事態の中で、本市においては、国や京都府からの支援策に加え、本市独自の支援策が実施されるところであります。
下水道料金につきましては、第51号議案において可決されましたが、1年間の値上げ凍結が決まりました。したがって、上下水道料金として見た場合、10月から負担の軽減がなされます。
本請願の趣旨は、長岡京市にもっと適切な形で水道料金を求めているものですが、会派輝としては、コロナ禍の状況で10月から適用される上下水道料金について適切であること、さらに既に本市での支援策を実施されていることから、本請願には反対するものであります。
以上、反対討論といたします。
○(
田村直義議長) ほかにございませんか。
小原明大議員。
(
小原明大議員登壇)
○(
小原明大議員) ただいま議題となっています請願2−5号 水道料金を当面、半額にすることを求める請願について、賛成の討論をさせていただきます。
この請願署名が始まったきっかけは、ある事業者さんの一言です。
休業要請を受けている業種ではないが、外出自粛の呼びかけによって客は激減し、客をふやす努力をするわけにもいかない、国の支援制度の対象にもならない、いつまでこの状況が続くのか、先が見えない。
他の市町村がさまざまな施策に踏み出しているのが報道される中、長岡京市はどうしているのかわからない。お客さんからも、そう言われる。
よそのように水道代無料とは言わない、半額にでもしてくれたら、市が見てくれてる、気にしてくれてると思えたら、頑張って続けようという気持ちにもなれる。署名運動でもしたいわと、こういう声でした。
そこから次々に広がり、3週間ほどで1,563筆が集まったというのは、市民の願いの切実さの表れだと思います。
市長が一般質問で言われた、水道料金の軽減は余剰金のある自治体がやっているというのは、京都府内の実施自治体を見ても、必ずしもそうではありません。
政策として一般会計からの繰り入れを行って実施しているものであり、それは商品券のように大きい事務費や手間もかからず、ダイレクトに経済的支援や自粛生活の支援ができるという政策判断であろうと思います。
ぜひ、今後の検討を求めたいと思います。
委員会の審査の中で、気持ちとしてはわかる、ただ、本市には本市のやり方、独自策があるという御意見が多かったように思います。
確かに、今回、商品券が予算化され、これはこの請願で例示されている予算規模に匹敵するものです。この署名を始められた事業者さんも、そのことは前向きには受け止めておられました。
が、委員会でも、やはり第2波、第3波が来れば、また検討すべきという旨の御発言もありましたし、そして10月から水道料金値下げになりますが、これは前倒しを行ってもよいのではないでしょうか。
ぜひ、この請願の趣旨をお酌み取りいただき、御賛同いただけますようお願いして、賛成討論といたします。
○(
田村直義議長) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 意見も尽きたようですので、これをもって討論を終わります。
これより採決に入ります。
請願2−5号について、委員会の報告書は不採択であります。したがって、原案について採決します。
請願2−5号について、採択することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
田村直義議長) 起立少数。
したがって、請願2−5号は不採択と決定しました。
次に、日程20、各常任委員会及び
議会運営委員会閉会中継続調査要求についてを議題とします。
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令和2年6月15日
長岡京市議会
議長 田 村 直 義 様
総務産業常任委員会
委員長 小 原 明 大
閉会中継続調査要求書
本委員会の所管に属する次の事件について、閉会中もなお継続調査を要するものと認めるから申し出します。
記
1 財政対策について
2 商工業振興対策について
3 農林業振興対策について
4 防災行政について
5 法令遵守について
6 まちの魅力発信について
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令和2年6月16日
長岡京市議会
議長 田 村 直 義 様
建設水道常任委員会
委員長 冨 岡 浩 史
閉会中継続調査要求書
本委員会の所管に属する次の事件について、閉会中もなお継続調査を要するものと認めるから申し出します。
記
1 市街地開発事業について
2 治水利水対策について
3 道路行政について
4 景観行政について
5 公共交通について
6 公園緑地行政について
7 住宅行政について
8 上下水道事業について
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令和2年6月17日
長岡京市議会
議長 田 村 直 義 様
文教厚生常任委員会
委員長 大 伴 雅 章
閉会中継続調査要求書
本委員会の所管に属する次の事件について、閉会中もなお継続調査を要するものと認めるから申し出します。
記
1 教育行政について
2 福祉・保健・医療行政について
3 環境行政について
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令和2年6月18日
長岡京市議会
議長 田 村 直 義 様
議会運営委員会
委員長 上 村 真 造
閉会中継続調査要求書
本委員会の所管に属する次の事件について、閉会中もなお継続調査を要するものと認めるから申し出します。
記
1 議会の運営に関する事項
2 議会の条例、規則等に関する事項
3 議長の諮問に関する事項
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○(
田村直義議長) お諮りします。
本件については、各常任委員会及び議会運営委員会の申し出のとおり、閉会中の継続調査を認めることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
田村直義議長) 異議なしと認め、そのように決定します。
次に、日程21、議長諸報告であります。
まず、要望書等が2件提出されています。お手元に配布のとおりであります。
次に、西條利洋議員から、本会議における発言について、会議規則第65条の規定により、発言訂正の申し出がありましたので、これを許可しました。
なお、発言訂正一覧表につきましては、お手元に配布のとおりであります。
以上で議長諸報告を終わります。
以上で本日の日程は全部終了しました。
これをもって本日の会議を閉じ、令和2年長岡京市第2
回議会定例会を閉会します。
御苦労さまでした。
午後 2時44分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
長岡京市議会議長 田 村 直 義
会議録署名議員 小 野 洋 史
会議録署名議員 綿 谷 正 已
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議 案 付 託 表−2
令和2年長岡京市第2
回議会定例会
6月22日 付 託
予算審査常任委員会
┌───────┬───────────────────────────┬───┐
│ 議案番号 │ 件 名 │備 考│
├───────┼───────────────────────────┼───┤
│第54号議案 │令2年度長岡京市
一般会計補正予算(第3号) │ │
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