長岡京市議会 2019-03-05
平成31年文教厚生常任委員会( 3月 5日)
平成31年
文教厚生常任委員会( 3月 5日)
平成31年
文教厚生常任委員会
1、
開催日時
平成31年3月5日(火) 午前10時00分 開会
午後 1時55分 閉会
1、場所
第1
委員会室
1、
出席委員(8人)
◎委員長 〇副委員長
◎上 村 真 造 〇大 伴 雅 章
二階堂 恵 子 西 條 利 洋
寺 嶋 智 美 住 田 初 恵
中小路 貴 司 石 井 啓 子
1、
欠席委員(0人)
1、市から出席した者
それでそちらのほうで、そういった経過を踏まえて検討してきたわけなんですけれども、今回は平成31年10月1日に
消費税が上がるという、このタイミングで円滑に
料金改定をするに当たっての検討を進めたところ、今までの
消費税がかかってきていないというような経過がありますので、その点、転嫁できていない
消費税の相当額を
使用料に転嫁するという結論に至っております。
それでまた今回、施設につきましては原則この10%転嫁ということで進めてますが、過去の経過であります
外税方式の中で、例えば後ほど出てきますバンビオであるとか、体育館であるとかいうところにつきましては、また違う税率で掛けた金額になっておるというのがあるんですけれども、原則は10%の課税。またその
使用料については10%課税なんですけれども、先ほど委員がおっしゃっている
加算割合等については、そのまま現行の割合を踏襲した中で進めている、そういう改定の内容になっておるということで、以上が今回の
使用料改定の説明となります。
以上です。
○
住田初恵委員 この長岡京市の
行財政健全化推進委員会において、3つの観点からということですけれども、
社会状況の変化への迅速な対応とか、
市民サービスの質の維持とかいう議論の中でどのようなことが、
市民サービスの質の維持だったら、私は今のままでいいんちゃうかなと思うんですけれども、どういう議論がされてこういうことが、そういう結論に至ったのかというのを教えてください。
○鈴木(忠)
公共施設再編推進室公共施設検討担当主幹 こちらの議論の中身なんですけれども、
使用料改定に当たってということで、まず考え方なんですが、
使用料そのものにつきましては、今、受益者ということなんですけれども、まず利用される方が負担すべき金額は何かというところの議論から始まっております。
それでそちら、例えば施設を
維持管理するに当たっての
光熱水費でありますとか、いろんな委託に係る費用でありますとか、その維持をしていく中で必要な金額は利用される方が負担すべきという考え方のもとで、基準のほうを設定させていただいております。
それで今後も施設を長い
間皆さんに使っていただくためには、そちらのほう、応分の
維持管理については負担していただく中で、長期にわたって利用が続けられる、あるいは
サービスを維持できるというような考え方で
使用料を改めるべきではないかというような議論をいただいております。
それをもとに、平成19年、また23年改定で
使用料設定の基準のほうをこちらのほうで議論して設けたというような中で、その基準をもとにまた議論して、今回、結論としては
消費税相当額の転嫁という結論に至って、今回の条例の改正に至ったというような流れになります。
以上です。
○
住田初恵委員 受益者負担の公平化という説明は、今の説明をされたのかと思いますけれども、
社会状況への変化の迅速な対応とか、
市民サービスの質の維持というのはどうなんでしょうか。
○
舟岡公共施設再編推進室長 社会情勢の迅速な対応の変化ですけども、今回は
消費税が8%から10%に変わるという状況の変化に応じまして、当然ですけども歳出のほうでも10%の
消費税の部分を見込んで予算を計上しておるというところでございます。
それで
市民サービスの質の維持等でございますけれども、当然この各施設は維持費がかかってまいります。それにつきまして、市民が利用されるときに修繕とか、あるいは備品等で御不便をおかけしないような形での質の維持が、
使用料改定によって必要になってくるということでございます。
○
住田初恵委員 民間の施設だったら、そういうことも考え得るかと思うんですけれども、
公共施設で公の施設なんですから、何でもかんでもその維持をするためには、その利用される方に負担いただくという考え方は、ちょっとおかしいんじゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
○
舟岡公共施設再編推進室長 何でもかんでもといいますか、今回の
使用料の基準というのがベースにありまして、それにつきましては施設を利用される方に応分の負担をしていただくということがベースですので、そうしないと利用されない方の税も投入することになりますので、必要な料金をいただくという、今回はあくまでも
使用料の適正化ということで改定を御提案させていただいているということでございます。
○
上村真造委員長 ほか、ございますか。
○中
小路貴司委員 今回の
スポーツセンターの施設及び
使用料の改定につきまして、それについて私は基本的にとやかく言うつもりはないんですが、ただやっぱり上げるということになりますと、やはりここの
使用料改定のポイント中で、
施設そのものだけの利用する設備や備品等も老朽化が進んでおり、機材の更新等へ
利用者の
サービス維持・向上にも
財源手だてが求められるということがありますので、やはり
利用者にとっては中の備品類を新しくしていただけるとかいうことも期待するところであるんですが、具体的にそのような計画があるのかどうか、お尋ねしたいと思います。
○
川上文化・
スポーツ振興室長 スポーツセンターにつきましては、備品の更新というよりか、
利用者の方に気持ちよく使っていただくために、
スポットクーラーを今回2台配備させていただきまして、
空調設備がないものですから、安全に使っていただくという1つの方法として配備します。
それと暗幕について、結構古いものがかかっておりますので、そちらのほうも改めまして、気持ちよく使っていただくということで、
サービスの質を維持していきたいと考えております。
○中
小路貴司委員 ありがとうございます。
やはり
受益者負担の部分があるんですけれども、上げる理由についてもしっかりと市民のほうに、このようによくなっていくとか、あるいはスムーズに利用していただけますということもしっかりと伝えていただきながら、
料金改定のほうを進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○
上村真造委員長 ほか、ございますか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 なければ、第14
号議案に対する質疑を閉じます。
次に、第15
号議案について、説明をお願いいたします。
○木村(靖)
教育部長 第15
号議案 長岡京市
総合交流センター設置条例の一部改正について御説明申し上げます。
使用料改定の方針など、
共通事項については省略させていただきます。
中央生涯
学習センターの
使用料については、平成16年度の
行財政健全化推進委員会の意見を踏まえて、施設運営に必要とされる経費から算出しており、そのランニングコストには当時の
消費税5%が転嫁されているため、今回の改正では5%相当額を
使用料に反映させ、
消費税等相当額を
外税方式で表記するものでございます。
議案書の
新旧対照表をごらんください。第27条では、
使用料は別表第2に定める額に
消費税等相当額を加えて得た額とし、第2項で
使用料の
前納規定について文言の整理等を行いました。
第27条の2では、改正前の別表第2に規定していた
特別使用料を条文規定し、土・日、祝日の利用や市外在住者、営利等を目的とした場合の
特別使用料の
加算規定及び第2項ではリハーサルや準備等に利用する場合の減額規定を整理いたしました。
消費税等相当額を加えた額となりますが、
加算割合に変更はございません。
改正後の別表第2では、これまでの基本
使用料を基本額に改めるとともに、区分外施設においては使用時間の全日区分を廃止し、午前・午後・夜間の3区分に改めました。
なお、この
改正条例は平成31年10月1日から施行し、本条例による改正後の規定は、同日以後の中央生涯
学習センターの使用に係る
使用料について適用し、同日前の中央生涯
学習センターの使用に係る
使用料については、なお従前の例によるものといたします。今後も引き続き、
施設利用者への
サービス維持・向上に努めながら、適正な
使用料の検討をしてまいりたいと存じます。
以上、
提案理由の説明といたします。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
○
上村真造委員長 説明は終わりました。
御質疑を受けたいと思います。ございますか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 なければ、第15議案に対する質疑を閉じます。
次に、第16
号議案について、説明をお願いいたします。
○木村(靖)
教育部長 第16
号議案 長岡京市立神足ふれあい町家設置条例の一部改正について御説明申し上げます。
使用料改定方針などの
共通事項については省略させていただきます。
神足ふれあい町家の
使用料については平成18年に大規模改修し、耐震性を高めた上で平成19年度に開設し、その後の料金の改定はせず運営してまいりました。
今回の改正では、
消費税及び
地方消費税を含めた受益と負担の適正化を図り、10%
消費税等相当額を改定し、
外税方式で表記するものでございます。
議案書の
新旧対照表をごらんください。第7条では、
使用料は別表に定める額に
消費税等相当額を加えて得た額とし、従前の
使用料の
前納規定を新たに第2項として設けました。
第8条では、改正前の別表に規定していた
特別使用料を条文規定し、土・日、祝日の利用や市外在住者の
特別使用料の
加算規定、及び第2項では附帯設備等について整理いたしました。
消費税等相当額を加えた額となりますが、負担割合に変更はございません。
改正後の別表では、これまでの基本
使用料を基本額に改めました。なお、この
改正条例は平成31年10月1日から施行し、本条例による改正後の規定は同日以後の神足ふれあい町家の使用に係る
使用料について適用し、同日前の神足ふれあい町家の使用に係る
使用料については、なお従前の例によるものといたします。今後も引き続き
施設利用者への
サービス維持・向上に努めながら、適正な
使用料の検討をしてまいりたいと存じます。
以上、
提案理由の説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
上村真造委員長 説明は終わりました。
御質疑を受けたいと思います。
○
住田初恵委員 神足ふれあい町家は、日・土、祝日は値上げになるということですか。
○荻久保生涯
学習課長兼
埋蔵文化財調査センター所長 休日加算につきましては、これまでと同じ率で踏襲させていただいております。
○
住田初恵委員 平日とは変わらない料金ということですか。
○荻久保生涯
学習課長兼
埋蔵文化財調査センター所長 休日につきましては、2割の金額を加算させていただいているという状況でございます。
○
住田初恵委員 さっきの
公共施設使用料の改定についての3ページのところでは、神足ふれあい町家に休日加算は書いてなかったんです。
○鈴木(忠)
公共施設再編推進室公共施設検討担当主幹 申しわけありません。こちらは共通の資料、3ページに書かせていただいております神足ふれあい町家の資料です。これは誤りがございます、抜けてありました。申しわけございません。
神足ふれあい町家のところで、こちら営利加算、休日加算、それぞれ表記がございませんけれども、こちら実際のところは神足ふれあい町家の休日加算のところが1.2が入る。そちらが正しいです、ごめんなさい。こちらは表記漏れということになります。
○
住田初恵委員 ここも、神足ふれあい町家も割と市民さんがよく利用されるところで、和室を借りるのは安い料金で借りられるということなんですけど、それぞれいろんなものを借りると、カーペットを借りたり机を借りたり、何やら借りると料金が上がっていくということで、やっぱりこれが
消費税分であったとしても、やっぱり借りる、そこでいろんな市民活動をしようと思っている方にとっては、やっぱりこれはすごい大きな負担になるんです。
やっぱりこの辺も、そして土・日、祝日、休日は高くなるということもそうなんですけれども、やっぱりこの辺は市民さんが利用しやすい、本当にほっとするいい場所でもありますので、こういう
消費税分は上げないで、
利用者さんが本当に利用しやすい、これまでどおり利用しやすい、そういう施設にしていくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○荻久保生涯
学習課長兼
埋蔵文化財調査センター所長 委員御指摘の部分は御理解する部分もございますけれども、今回はあくまでもその
消費税のかかる経費について、きちんと料金に転嫁させていただくという部分でございます。
施設の附帯設備の
使用料についても同様の取り扱いをさせていただきまして、こちらも指定管理で運営させていただいておりますので、当然に係る経費につきましては
消費税相当というのもかかってまいりますので、そのところは一定御理解いただきますように、よろしくお願いいたします。
○
上村真造委員長 ほか、ございますか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 なければ、第16
号議案に対する質疑を閉じます。
次に、第17
号議案について、説明をお願いいたします。
○木村(靖)
教育部長 第17
号議案 長岡京市立中央公民館設置条例の一部改正について御説明申し上げます。
使用料改定の方針など、
共通事項については省略させていただきます。
中央公民館の
使用料については、平成14年に
料金改定を行って以来、約17年間料金を据え置き運営してまいりました。
今回の改正では、
消費税及び
地方消費税を含めた受益と負担の適正化を図り、10%
消費税等相当額を改定し、
外税方式で表記するものでございます。
議案書の
新旧対照表をごらんください。第12条では、
使用料は別表第1及び別表第2に定める額に
消費税等相当額を加えて得た額とし、改正前は同条で合わせて規定していた
使用料の
前納規定を新たに、次のページですが第14条で、また第2項で規定していた減免規定を第15条で新たに設けました。
第13条第1項では、改正前の別表第1に規定していた社会教育ホールの
特別使用料を条文規定し、市外在住者の
加算規定や陶芸用焼成炉の
使用料などの
特別使用料を規定し、第2項では市民ホールの入場料、営利等を目的とした場合及び市外在住者、冷暖房使用などの
特別使用料の
加算規定、またリハーサルや準備等に利用する場合の
特別使用料の減額規定を整理いたしました。
消費税等相当額を加えた額となりますが、
加算割合には変更はございません。
改正後の別表第1では、これまでの社会教育ホール基本
使用料を社会教育ホール基本額に改めるとともに、使用時間の全日区分を廃止し、午前・午後・夜間の3区分に改めました。また別表第2の市民ホールも別表第1と同様の改正を行っております。
なお、この
改正条例は平成31年10月1日から施行し、本条例による改正後の規定は同日以後の中央公民館の使用に係る
使用料について適用し、同日前の中央公民館の使用に係る
使用料については、なお従前の例によるものといたします。
今後も引き続き
施設利用者への
サービス維持・向上に努めながら、適正な
使用料の検討をしてまいりたいと存じます。
以上、
提案理由の説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
上村真造委員長 説明は終わりました。
御質疑を受けたいと思います。
○
住田初恵委員 同じ理由で反対するんですけれども、全ての部分についてですけれども、やはり
利用者さんの意向といいますか、
西條委員は浴場だけ
アンケートをとりなさいと言われましたけども、このいろいろ市民さんが利用される
公共施設については、やはり市民がどのように考えられるのか、そういう意見を聞くべきだと思うんです。
それで値上げは10月1日以降になるかと思うんですけれども、その辺をこれからも聞いていくことはされるんでしょうか。
○土家副市長 全体にかかわることになりますので私のほうからお答えさせていただきたいと思います。
今回の
使用料の改定につきましては、担当課長、担当者のほうから、るる説明させていただいておりますとおり
受益者負担の公平化、平たく言えば施設を利用される方と利用されない方の負担の公平化、これを図るために実施させていただくものでございます。
本来でしたら施設の運営をするに当たって必要な経費を
利用者の方の負担で賄うというのが原則でございますけども、公共の施設はそればかりもいっておられませんので、ある程度は低廉な価格で設定させていただいて、利用していただいております。
その中でもやっぱり利用される方と利用されない方の税負担ということを考えた場合、利用される方には
消費税の部分も含めて負担をいただこうというのが今回の趣旨でございますので、そういう提案をさせていただいているということをまず御理解いただきたいと思います。
その上で、この
使用料改定の検討に当たってこの1年間作業してまいりましたけども、本来の運営費をペイする形で設定するのは今よりも1.3倍、4倍、5倍という料金設定になるということでございます。そこまで負担を強いるのは大変申しわけないだろうということで、今回は
消費税相当額を御負担いただくということにとどめて、
使用料の改定を今回お願いするものでございます。
施設の利用に当たっては、利用促進を当然図ってまいります。それと同時に
利用者の方の御意見もいただきながら、より使いやすい施設にしていきたいと思いますし、運営上もそういう
サービスに努めていきたいと思っておりますので、そういう趣旨で今回の提案をさせていただいております。今後とも
利用者の方々の御意見を十分賜りながら、施設運営については努めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○
住田初恵委員 市の趣旨はわかりましたけれども、それを
利用者の方にそういう説明をしていく、それで
利用者の意見も聞いていく。そういう場を設けられるということでしょうか。
○土家副市長 今回の
使用料改定につきましては、事前に市民の方に周知を十分するということで、もう既に各施設の窓口では、こういうことになりますという御案内をさせていただいたりしておりますし、条例が4月1日施行、予約の始まる時期、6カ月前から周知をしっかりさせていただきたいと思っております。
その周知をする中で、御意見を十分承ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○
上村真造委員長 住田委員、よろしいですか。ほか、ございますでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 なければ、第17
号議案に対する質疑を閉じます。
次に、第39
号議案について、説明をお願いいたします。
○
池田健康福祉部長 第39
号議案 長岡京市国民健康保険条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。
今回の改正は、国民健康保険法施行令の一部改正等に伴い、国民健康保険事業の適正な運営を図るため、条例の一部を改正するものでございます。
表紙をおめくりいただきたいと存じます。改正の1点目は保険料賦課限度額の改定でございます。
第16条の6であります。保険料賦課限度額については国民健康保険法施行令において基準が定められております。
このたび本施行令の一部が改正され、平成31年度の基礎賦課額保険料医療分の限度基準額が58万円から61万円に引き上げられることとなりました。これを受けまして、本市においても高所得層に負担を求めることにより、中間所得層の保険料負担の軽減を図るという観点から、国の基準に合わせて基礎賦課限度額の引き上げを行うものであります。
後期
高齢者支援金等分保険料及び、介護保険第2号被保険者の介護納付金分保険料の限度額については、変更はございません。
この改正により、賦課限度額の合計は93万円が96万円に、介護保険第2号被保険者でない世帯の限度額の合計は77万円が80万円となります。
次に2点目は、国民健康保険料の軽減の所得判定基準を改正するものであります。第23条であります。
同じく施行令の一部改正により、平成31年度の被保険者均等割額及び世帯別平等割額を軽減する所得の判定基準が5割軽減と2割軽減についてそれぞれ引き上げられたことから、本市においても中間所得層の保険料負担の軽減を図る観点から、国の基準に合わせて軽減の所得判定基準の引き上げを行うものであります。
これにより、第23条第1項の医療分基礎賦課額に係る減額措置について、第2号の5割軽減の基準で、被保険者数に乗ずる金額を27万5,000円から28万円に、また同項第3号の2割軽減の基準で被保険者数に乗ずる金額を50万円から51万円にそれぞれ引き上げとなります。
さらに、同条第3項及び第4項についても、後期
高齢者支援金等賦課額、介護納付金賦課額に係る減額措置について、準用規定により改正しております。
最後に3点目は、被用者保険の被保険者本人が75歳になり後期
高齢者医療制度に移行することに伴い、被用者保険の被扶養者から国民健康保険の被保険者となった65歳以上の方、旧非扶養者と言います、に係る国民健康保険料の減免実施機関の見直しでございます。
本則附則第6条であります。この旧被扶養者に係る保険料減免は、後期
高齢者医療制度の創設当初には、国民健康保険の資格取得日の属する月以降、2年を経過する月までの間に限り実施することとしていましたが、後期
高齢者医療制度における保険料軽減措置が当分の間、継続されることとなったことを踏まえ、特例として附則に規定を設けて当分の間、実施してまいりました。
このたび後期
高齢者医療制度における応益割に係る保険料軽減措置については、平成31年度以降見直しが行われることから、その内容に合わせて国民健康保険料の被保険者均等割額及び世帯別平等割りの減免期間を改正するものであります。旧被扶養者に係る所得割の減免実施期間については変更はございません。
なお、賦課限度額の引き上げ及び旧被扶養者減免の実施期間の見直しにつきましては、2月8日付で本市の国民健康保険運営協議会から答申をいただいております。
また、本条例は平成31年4月1日から施行するもので、平成30年度以前の保険料については経過措置を設け、従前の例によるものとしております。
以上、提案説明といたします。御審議賜りますようお願い申し上げます。
○
上村真造委員長 説明は終わりました。
御質疑を受けたいと思います。
○
住田初恵委員 中間所得層の2割から5割に上げられたということは、すごく評価いたします。だけど、基礎賦課限度額が最高で61万円に上げられて、その所得層はどの所得層なのか、もう一回お答えください。
○髙橋(む)
国民健康保険課長 限度額に達する世帯でございますが、2人世帯の場合は引き上げ後医療分で、所得額が763万円の所得がある方が限度額に達すると見込んでおります。
単身世帯の場合は、所得額で802万1,800円の所得がある方が限度額にかかってまいります。
○
住田初恵委員 単身であったら802万2,000円以上の方は61万円で、家族がいる人は763万円ということでよろしいですか。
○髙橋(む)
国民健康保険課長 763万円はお二人の世帯でございます。また3人、4人となりますと金額は変わってまいります。
○
住田初恵委員 ありがとうございます。
こういう2人で763万円で、お1人で802万2,000円ですか、そういう所得の方であっても、やっぱりその国民健康保険料が3万円も年間にです、それで今の93万円から96万円になるということは、かなりの負担だと思うんです。
やっぱり国からの変更でそうなったのかと思いますけれども、この高額と言われるそういう所得階層も、もっと分けて、本当にそれは1億からとってられる人と、この763万円ではえらい違うわけですから、そういう高額と言われる所得階層も、もっと細かく分けて、本当にそういう所得階層でも負担が少ないような、そういうものにするべきでないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○髙橋(む)
国民健康保険課長 賦課限度額につきましては、どこの所得で高額と考えるのかというのは、さまざまな考え方があろうかと思いますけれども、一定保険でございますので、所得が非常に高い方に対して、率を細かく区分して設定していきますと、保険に入っている理由といいますか、そういったものが見出しにくくなるというようなことがありまして、限度を設けて御負担をお願いしているというのが、この賦課限度額を設けている制度の趣旨でございます。
今回引き上げとなる世帯が、世帯数で言いますと大体14世帯の方に影響すると考えておりますけれども、その趣旨も含めて、広く御負担については御理解を求めてまいりたいと考えております。
○
上村真造委員長 ほか、ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 なければ、第39
号議案に対する質疑を閉じます。
以上で、本委員会に付託を受けております議案の質疑を終わります。
これより、討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 意見もないようですので、これをもって討論を終わります。
これより、採決を行います。
まず、第8
号議案 長岡京市営浴場設置条例の一部改正について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○
上村真造委員長 賛成多数。第8
号議案は、原案どおり可決されました。
次に、第9
号議案 長岡京市
保育所設置条例の一部改正について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○
上村真造委員長 全員賛成。したがって、第9
号議案は原案どおり可決されました。
次に、第14
号議案 長岡京市
スポーツセンター設置及び管理に関する条例の一部改正について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○
上村真造委員長 賛成多数。第14
号議案は、原案どおり可決されました。
次に、第15
号議案 長岡京市
総合交流センター設置条例の一部改正について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○
上村真造委員長 賛成多数。したがって、第15
号議案は原案どおり可決されました。
次に、第16
号議案 長岡京市神足ふれあい町家設置条例の一部改正について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○
上村真造委員長 賛成多数。したがって、第16
号議案は原案どおり可決されました。
次に、第17
号議案 長岡京市中央公民館設置条例の一部改正について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○
上村真造委員長 賛成多数。したがって、第17
号議案は原案どおり可決されました。
次に、第39
号議案 長岡京市国民健康保険条例の一部改正について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○
上村真造委員長 賛成多数。したがって、第39
号議案は原案どおり可決されました。
以上で、本委員会に付託を受けました議案の採決は終わりました。
続きまして、本委員会に付託を受けております陳情について、審査を行いたいと思います。
陳情1-3号について、何か御意見はございますか。
○中
小路貴司委員 陳情1-3に関係しまして、要旨2つ目の賃金を引き上げて他産業との月額10万円もの格差を無くし、福祉職員にも健康で文化的な生活を保障できるようにしてくださいということを書いていただいてるんですけども、この他産業との月額10万円という額面の書き方が、ちょっと私には理解できなくて、ここの判断をできないように思ってます。
例えば、時間給で最低賃金で言われている金額であるとかならわかるんですが、その賃金の計算の仕方が、ちょっと私は月額10万円という形だけでは難しいかと思っているので、そのようなことを、何て言ったらいいですかね。
○大伴雅章副委員長 この請願に賛成か反対か。
○
上村真造委員長 主旨を了とするかということやから。
○中
小路貴司委員 ということで、ちょっとこの部分につきましては疑問に思いますので、難しいかと思っております。
以上です。
○
住田初恵委員 他産業との賃金格差が10万円あるということは、もうデータで出てるんです。
それでそういう福祉職場の人の、なかなかなり手がない、それから定着率も悪い、こういうことはやはりそういう処遇が、労働に対しての賃金が安いとか、そういうことから来ていますので、やはりこの福祉職員をやっぱり大幅に増員するためには、そして定着していただいてずっと仕事を続けていただくためには、こういう他産業との格差がある、そういうところを引き上げていくべきだと思いますので、この趣旨には賛同いたします。
○
上村真造委員長 ほか、ございますか。
○大伴雅章委員 この陳情について、おおむね中身を読ませていただきました。読むしかございませんので。
特に今、社会的に言われていることが羅列しておりますので、内容はよくわかります。ただ、要旨の3、意見書を上げてください。私はこの団体に、これは電話すればいいんですけれど、どういう団体か、これに書いてある以外のことがよくわかりません。
それで実際に電話で聞くというのも、電話番号が書いてますので、電話してくれということなんでしょうけれど、多分、郵送で送ってきた陳情だと思います。長岡京市だけなのかもわかりませんが、想像ですと、多くの市町村に出してはるん違うかなというふうな手続論で、それで国にあんたとこの議会が意見書を出してくれというのは、中身は、それは細かい話で議論していったらいろいろありますけれど、おおむね社会的には100%納得できひんでも、まあまあそうかという程度で理解します。
ただ、私は国に我が議会として意見書を上げるほどのものではないということで了としません。
以上です。
○
上村真造委員長 ほか、ございますか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 それでは、審議を終わり採決してもよろしいですか。
(「はい」と言う者あり)
○
上村真造委員長 陳情1-3号、国に対して福祉職員の大幅な増員と賃金引き上げを求める陳情について、趣旨を了とすることに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○
上村真造委員長 賛成少数。陳情1-3号については、趣旨を了としないとなりました。
次に、閉会中継続調査事件に移りたいと思います。
まず、教育行政について、委員の皆様から何かございますか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 理事者から何かございませんか。
○木村(靖)
教育部長 特にございません。
○
上村真造委員長 次に、福祉・保健・医療行政について、委員の皆さんから何かございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 理事者から何かございませんか。
○
池田健康福祉部長 特にございません。
○
上村真造委員長 次に、環境行政について、理事者から何かございませんか。
○
井ノ上環境経済部長 環境経済部から本委員会への提出資料につきまして、御報告申し上げます。
資料1の指定ごみ袋制度の導入についてでございます。昨年8月に長岡京市廃棄物減量等推進審議会からいただきました、ごみ減量を推進するためのごみ袋のあり方についての答申を踏まえ、制度導入の検討を進めてまいりました。このたび、その制度設計の素案を資料として提出させていただき、御報告申し上げます。
制度の概要といたしまして、まず手数料を付加しない半透明のごみ袋で、その色や大きさの種類、形状や素材、厚みなどの規格を定め、製造者を認定し流通させるもので、市が販売価格を定めるものではございません。
次に、対象となるごみは、家庭ごみの燃えるごみを対象といたします。資料の次面をお願いいたします。販売方法は市販のごみ袋を取り扱っている店舗で購入できるよう、協力を求めてまいります。
また、制度の周知と今後につきましては、広報・ホームページへの掲載やパブリックコメントを実施し、自治会などでの説明会や街頭啓発を行い、制度導入についての御理解を深めていただくために丁寧な周知に努め、移行期間を経て2021年2月の本格導入、完全実施に向けて進めてまいりたいと考えております。
以上、御報告とさせていただきます。
○
上村真造委員長 委員の皆様から何かございませんか。
○
住田初恵委員 このごみ袋を変える目的をもう一回言ってください。
○山本(達)
環境経済部次長兼
環境業務課長 今回、ごみ袋の変更ということで、排出していただく袋の変更ということの目的ですが、ごみを減らすということが第1の目標になります。
以上です。
○
住田初恵委員 ごみを減らすことが目的であるとするならば、もっといろいろな方法があると思うんです。
例えば、今資源ごみは別に分別するということが、長岡京市は先進的に取り組まれてやっておられますけれども、今転入者も年間3,000人ぐらいいらっしゃるということで、またずっといる市民の中でも、なかなかこれが資源ごみなのか、燃えるごみなのかというのが徹底されてないと思うんです。私の身の周りを見てもそうですし、やっぱりその辺をまず徹底して、ごみの減量をしていくことが必要じゃないかと思うんです。
ただ半透明にして中身をチェック、何か市民さんを疑っているかのような、中身をチェックしていくというのはいかがなものかと思いますので、もっとごみを本当に減量するためには、資源ごみは資源ごみとして出していただくように市民さんへもっと啓発していくこと、それがまずごみを減らすためには必要ではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○山本(達)
環境経済部次長兼
環境業務課長 おっしゃるとおり、そのとおりでございます。まずやっぱりその資源ごみとかも排出のルールとかマナーとか、そういったものについてはあわせて啓発のほうは、当然していくべきだと思います。
ただ、これまでいろいろと研究、審議会のほう等でも御審議いただいてまして、まだやはり可燃ごみの中にそういった資源化が可能なもの、紙であるとか、長岡京市の場合は非常に分別の意識も進んでおると自負もしておりますが、残念ながらそういった可燃ごみの中に資源化が可能なものが混入しているという調査結果もございますので、今回そこをターゲットとして、よりごみを減らすと、そういう取り組みを進めてまいるところでございます。
○
住田初恵委員 それは透明化にしたところで、知らなかったらまじるわけです、紙でも。知らないから、わざと入れてるわけじゃなくて、そういうこれが資源ごみなのかどうなのか知らないから燃やすごみの中にまじっているわけで、それを徹底するためにということは、決してこれでなるとは思いません。
それでこういう一般家庭から出るごみとか、それから企業から出るごみとかがありますよね。その一般家庭から出るごみが、かなりふえてきているわけですか。
○山本(達)
環境経済部次長兼
環境業務課長 かなりふえているということではございません。横ばい状態であるか、そういった状態ではあります。
ただ、今委員がおっしゃってましたように、その事業所からのごみも家庭ごみの中に混入しているという実態がございます。それで、そういった本来なら事業所は事業所のごみとして処理をしていただかなければならないものが、そういった家庭のごみ置き場に混入もしておりますので、今回、そういった指定袋制にしますと、そういった事業所からのごみについては家庭ごみの中に混入しないということができますので、それをあわせてごみの減量の1つの施策として取り組みを進めると、そういった計画でございます。
○
住田初恵委員 その半透明化にして、その事業所からのごみが減るんですか、まじることが。
○山本(達)
環境経済部次長兼
環境業務課長 そういったごみが減る効果が高いということが考えられます。
例えば、本来ならそれはルール違反になりますので、今多くの黒い袋で排出されているものにつきましては、外からそういったものが見えませんので、実際、小売店であるとか小さいお店になってくると思うんですけれども、そういったところから出されて、近隣の住民の方から苦情も入ったりとかしておりますので、効果が非常に高いと考えております。
○
住田初恵委員 そういうルール違反をされる方がいらっしゃるとしても、誰かがそこに立って見張らないと、ごみ袋を変えてもそういうことはされるんじゃないんですか。
○山本(達)
環境経済部次長兼
環境業務課長 やはりそういったルールというものを本来守っていただくというのが大前提になってくると思うんですが、そういった中身が見えるような袋であれば、そういった排出の抑制にもつながりますので、随時そこに立っているということが現実的には難しいと思うんですが、近隣の方の、より目も働きますので、適正な処理につながっていくと考えております。
○
上村真造委員長 よろしいですか。
○石井啓子委員 私はこの半透明のごみ袋の導入に本当に期待しておりまして、他市ででも、ちょっとどの市かうっかり忘れましたけれども、かなりのごみの量が半減できたと。半分かに減ったというところで大変効果がある。
何で減ったかといえば、やはりそれは一人一人の市民の方のマナーが向上した。やはり半透明であれば何を出したかということが一目瞭然にわかるわけですから、缶であるとか新聞であるとか、本当に余計なものを出さないというところでは、一軒一軒の出すマナーが向上すれば大きな結果が出ると思います。
ごみを焼却するに関しては税金を投入するわけですから、そういうところでは税金の削減、マナーの向上、当たり前のことが実行されるという、本意のある期待ができますので。それもあんまり混乱しない、他市ではあんまり混乱しなかった。半年ぐらいで定着したというような話も漏れ伺ったことがございますので、今回、これは本当に導入することに対しては大いに期待しておりますので、どうかよろしくお願いいたします。要望です。
○
上村真造委員長 ほか、ございますか。
(「なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 ないようですので、以上で閉会中継続調査事件を終わります。
なお、本委員会の閉会中継続調査事件として、この3件の項目とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 ないようですので、それでは、そのように決定します。
この後、所管事務調査については、休憩後、予算審査常任委員会第3分科会終了後に調査を行いたいと思いますが、よろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 議事の都合により、暫時休憩します。
(午前11時09分 休憩)
(午後 1時18分 再開)
○
上村真造委員長 休憩を閉じ再開します。
それでは、所管事務調査に入ります。
初めに、前回の所管事務調査で各地域で実施されている健康づくり活動について調査していただくようお願いしておりましたので、調査の結果を発表していただきたいと思います。
○中
小路貴司委員 私は下海印寺地区の民生委員さんからヒアリングをさせていただきました。
まず一番大きなものは、下海印寺地区におきまして西条公園で毎朝ラジオ
体操をされているということが一番大きなことだと思っています。
本当に休みなく朝の9時からラジオ
体操をされてまして、土曜日や日曜日の多いときには30名以上、もっと多いかもしれませんが、たくさんの方が下海印寺地区だけではなく、高台地区や広域にわたって参加されている様子が見られまして、本当にすばらしいと思っております。
またあと民生児童委員さんのほうには、いろんな形で活動されてまして、先日は長岡第五小学校区のほうで
高齢者向けのいろんな活動をされているというお話を聞きましたので、詳細についてはちょっとこの場ではなかなかうまく説明できませんが、活発に活動されていることを聞いて、安心しています。
以上です。
○寺嶋智美委員 私は長岡第九小学校のほうで健康フェスティバルのほうを初めて開催されまして、それで高齢の方を中心に多くの方が参加されている様子を拝見させていただきました。
そのときに何人かの市民の方にお話を伺ったんですけれども、ここに来られているような元気な方については、もう内容がないんだと。ただ、ここに来られない方について、どういうふうに手を伸ばしていったらいいのかということについては、まだまだこれからの課題であると。それで、その中にふだんから
体操をやっている、それからラジオ
体操もやっていらっしゃる方もいらっしゃったんですけれども、近所の方に呼びかけて、そういう方に声をかけてもらってるんですけれども、なかなか反応が薄いと。これからはそういう方についての、どういうふうにアウトリーチしていくのかが課題であるとおっしゃっておられました。
以上です。
○石井啓子委員 私は長十小校区なんですけれども、本当に各自治会が熱心にさまざまな取り組みをされておられまして、日常的にも
グラウンドゴルフ、またペタンク、常日ごろから週に1回自治会館に寄って運動したりとか、また料理教室を開いたりとか、また市の出前授業を用いて健康セミナーとかさまざまな取り組みをされていまして、今寺嶋委員さんもおっしゃったように、お元気な
高齢者の方は本当にさまざまな参加をされています。
それ以外にもヨガとか太極拳とか、歩こう会とかさまざまな取り組みをされてるんですけど、一番やっぱり課題は、出てこられない
高齢者の方が一番課題かと思っています。
以上です。
○
上村真造委員長 ありがとうございます。
○
住田初恵委員 私は誰に相談したらわかるのかということを考えて、長九小校区にはきりしま苑もあります。それで自治会の老人会の人に聞いたらよくわかるのかと思って、そういう方々を中心に聞いていこうと思いました。
それできりしま苑では、あそこは施設を使うのは無料ですので、60歳以上の登録をしている団体が43団体ありまして、430人以上の方が利用されていると。一番多いのはカラオケが一番人気があって、そこに参加される方が多いですけれども、それ以外にもピンポンだとか
体操だとか、生け花、絵手紙、合唱、囲碁、漢詩サークル、フラダンス、社交ダンス、水彩画、折り紙、書道、大正琴、ウエルネスダーツとか、いろんなことを取り組まれて、それにそういう方々が参加しておられて、なかなか介護予防のためにはいい取り組みをされていると思いました。
それで地域の老人会はなかなか、老人会の代表者の方に連絡をとろうと思ったんですけども、教えたくないと。電話番号を教えたくないというところもありまして、全ての老人会に聞くことはできませんでしたけれども、私は古市(在)に住んでおりますのでそこでお聞きしたところ、民生児童委員さんがよくやっておられるということで、民生児童委員さんにもお聞きしましたが、古市(在)でやっているのは、毎月1回公民館で独居老人のふれあい会をしていて、それでカラオケとかランチとか、そういうこともしていると。それで社協から来ていただいて話をしていただいたり、運動したり、そういうこともしているということでした。
それでこの古市(在)の老人会、福寿会というんですけれども、ここは年に1回だけ行事を行っていて、
体操をやったり社協から講演に来てもらったり、そういうことをしているということでした。
それで、あとの自治会にはちょっとお話が聞けなかったんですけれども、東和苑は直接その民生児童委員さんに聞いたわけではないですけれども、そこに暮らしておられる方に、どんなことをされてますかと言いましたら、ひとり暮らしの方に昼食会をされているということでした。
それで長九小校区の中に、サ高住のnext洛楽というところがあるんですけども、そこがわりといろんな取り組みをされておりまして、あの頃の風コンサートと言って、フォーク、昔はやったフォークを歌うとか、そういうのが地域の方も一緒にしてもらったりとか、ウエルネスダーツ、ダーツも人気があるそうです。それで運動教室も毎週水曜日にやっていて、ストレッチ
体操とか有酸素運動とかをしているそうです。
それでおもしろいと思ったのは、ワコール下着セミナーをされていて、高齢になると体形が崩れてくるから、下着で補整しましょうみたいな、そういうユニークな取り組みもされていて、いろいろ民間の施設ですけれども、やっぱり地域の方にも来ていただいて、そういう取り組みをしているというところがあるんだというのがわかりました。
それと社協ではどんなことをしてるのですかと聞いたところ、きりしま苑の2階で健康
体操を月1回やってまして、デイ
サービスを1階でしてますので、その職員さんが2階に上がって指導したりとか、呼ばれた自治会に、例えばババサロンというのがあるそうですけども、そこに出向いていって、
体操の指導を月1回ぐらいしているということで、いろんな社協の方も地域に出かけて、そういう指導とかをされているんだというのがわかりました。
○
上村真造委員長 ありがとうございます。
○
二階堂恵子委員 私が聞いてきましたのは、太鼓山の自治会館で、元気クラブという老人会のサロン活動の一部として指導しておられる方にお聞きしました。
6年前に発足して1週間に1回、毎週木曜日に開催しておられるそうです。1時半から4時半までなんですけれども、2時間ほど
体操をして、あと1時間はおしゃべりをするということで、会員制で22名の方が登録されているそうなんですが、参加者は今のところ大体15人ぐらい。悩みとしては、最初参加されていた方が高齢になって、だんだんその
体操に参加できなくなっている方がふえているということをおっしゃっていました。
それともう1カ所は、高台の集会所で健康
体操を火曜日9時から12時まで、参加者20名ぐらいで、場所が狭いので、それ以上来てもらったら場所がないんですとおっしゃられましたけど、自治会からの援助で会場費は無料ですということで、この太鼓山の自治会館も高台の集会所も会場費の心配がないということで、1週間に1回とか
体操されているということなんですけれども、もう1カ所行きましたのが、けやきカフェという認知症カフェとして4年目、近所の方を集めてやっておられるんですけれども、月に2回開催して、元開業医をしておられた病院で開催しているということで、お茶代・お菓子代として200円ぐらいを徴収していますとおっしゃっていました。ただ会場が個人の家なので、掃除が必要であったり、光熱費の問題とかも含めて個人の持ち出しが多いので、公的な支援があるといいと感じてきました。
それで社協とかの援助金とかも、カフェなのでもらってたり、それから赤い羽根の援助金なんかももらってるけれども、先ほど言われたみたいなちょっと大型でみんなでやりたい、ダーツとかいろんな道具を買うところまでのお金もちょっとないのでとおっしゃってたので、やっぱり場所があって、それできちっと会場費、心配がないということが、本当に介護予防にも大事なことなんだと感じました。
○
上村真造委員長 ありがとうございます。
○
西條利洋委員 私は長法寺校区で
高齢者の方の活動とかいろいろ聞いて回りました。
同好会とかそういう活動が結構いろいろたくさんありまして、実際に拝見して参加させていただいたのが卓球・
グラウンドゴルフ、あと詩吟というのをちょっと参加させていただきまして、印象としては皆さん元気ですし、70歳でもすごい体が動く方も、声の大きい方もたくさんいらっしゃって、それであと運営費とかも、皆さん自分で1人幾らか負担して、それで運営しているというので、なのでそれぞれ皆さんで運営されていて、それはすごい私は大変すばらしい形だと思っております。
ただ寺嶋委員も石井委員もおっしゃってたんですけれども、やっぱりこういうところに来る方は健康なんですけども、来ない方についてのアプローチがすごい難しいというので、そこについて、まだいろんな方に聞いててもまだ答えが出てないというのが実情です。
私からは以上です。
○
上村真造委員長 ありがとうございます。
○大伴雅章委員 私の地域は、住民票は今、八条が丘でありまして、現住所は御存じのとおり、そこの踏切を渡ったところのマンションですので、1つ地域という部分では天神ハイツの話を先に、八条が丘をさせていただきたいと思います。
たまたま引っ越してきたのが、私は昭和62年でして、自治会活動に非常に興味があって、いろんなことでかかわりを持ちました。
平成15年から21年まで、たまたま自治会長をやりまして、そこでやはり自治会の大切さみたいなのを実感しました。まずやっぱり基本的な考え方として、親しいからこそ無理が頼める関係。いわゆる若い方はあんまり御存じないんですけど、私なんかが生きてた時代というのは、やっぱり向かい3軒、両隣、遠い親戚より近くの他人みたいな話が、ことわざがあったように、やっぱり助け合わないとなかなか生きていけへん世代やったんです。そういうことで、御近所のありがたさというのが非常にわかった世代でもありましたので、やっぱり自治会活動というのはその典型ですので、そこで何か取り組まれへんかということでやってきたんですが、特に健康づくりという部分で焦点を当てて考えますと、やっぱりこの間のここの委員会でも申し上げたんですが、健康というのは体だけじゃなくて、いわゆる心身ともに、心と体のバランスがあると思います。
それで皆さんがおっしゃいましたように、参加してはる人はいいんやけど、参加してへん人というのも、もちろん民生児童委員さんと一緒によく把握というか、そういう立場におりましたので存じ上げておりましたので、やっぱり押しなべて、生きる意欲みたいな、どっちかといったら精神的な部分。体は、もちろん体が悪い方、病弱な方を初め病気をなさっている方も多いんですけれども、いわゆる見た目は健康やのに、出てきはらへんという方も結構いはる実態が今もあります。
そういう方というのは、押しなべてやっぱり生きる意欲というんですか、モチベーションというか、人生の目標を失ったみたいな、極端にいったら、それに近いような方が結構おられる実態がございましたので、何とかそれをその方々を引き出す取り組みというのは、さまざま考えたんですが、成功例だけを申し上げますと、1つ長六小の西側の文化会館通りというんですか、あそこに花壇があるんです。市が設置してくれた、歩道に花壇、あそこに市といろいろ交渉した中で、我々がまず定期的に花に水をやると、守りをするよということを取りつけて、これは10年かかったんですが、その中でリーダーを見つけてきて、それでそのリーダーが中心になってやってくれはる。仕掛けたのは自治会が仕掛けたんですが、いまやもうリーダーがちゃんと全体を把握して、いわゆるマイ花壇にしてはるんです、募集して。自分の花壇、1つがこのぐらいの大きさですか、ちょうど。それで年に3回くらい新しい花を植えてはるんです。ガラシャ祭のメーンストリートになりますので、あの前とか、春の時期とか、それぞれの時期に合わせて花を。
それは市というか外郭団体の緑の協会が指導していただいたり、あるいは種をちょっと提供していただいたりという御協力を得た中で、それでやるのは自分らで土起こしをして、花植えをして、それで水やり、夏なんか。これは初めバケツで運んでたんです。あの団地、御想像いただいたらわかるんですが、下に水道栓、その栓も常時あかない。その栓も管理事務所が持っている。その栓も最終的には、そのマイ花壇の人に責任を持って与える。だからそれでいける。あるいは長いホースを届くところは行けるような設備を投資したりとか、自治会費でということで、つまり自分が1人で管理できるような条件を整えられた中で、いまや自分の花壇として、その生きがいを持ってやってるという活動が定着してます、日常的に。
それでもう1つは似たような類いなんですが、消防署の北側にちょっとした公園がございます。長中の昔プールがあったところの東側ですけれど、あの公園を市が、これもまた公園清掃の補助金というのを出しておられるんです。一定額をくれるんです、何ぼか。二、三万円ですか、ちょっと額は不確かですが、そのぐらいの、何十万もくれないですけど、いわゆるそのぐらいの額が出るということで、受託しようやないかということは、初めは自治会で受託したんですが、結果において、実体において老人会がやってくれてます。
その途中で、本当に毎日時間がおありですので、生きがいを持ってやってくれてる。これはもうちょっとちゃんと整備したら、もっときれいになると。一番目立つところですからということで、市が芝生化をしてくれました。芝生化といっても水道をつけていただいたのと、初めに苗をいただいた、表現は悪いですが、だけですけれど、あとの管理をしております。年に定期的に4回。御存じのようにたくさん草が生えてきます。特に春から秋にかけて、これは3回ぐらいやって、冬は落ち葉拾いという格好でやっていると。
それでそういう芝生ができたときに、向こうは桜がきれいですから、これは自治会全員で花見大会をやろうやないかということで、これを多くの方を引き出す材料にしているとか、そういう延長線上でやっておられます。
それはそれで、全部リーダーが今はいます。やっぱりリーダーがなかったらできないということで、これは成功例、主な成功例だけなんですが、それでさまざまな、皆さん御紹介のあるように、いわゆるテーマ型のやつを老人会を中心にやってます。テーマ型というのは、いわゆる趣味の部分です。皆さんがおっしゃったみたいに
グラウンドゴルフであるとか下着の補整であるとか、これはテーマ型ですよね。わかりやすいです、テーマ型。
それでそれと、僕は2つ種類があると思うんです。いわゆる地域というところに焦点を当てた、この2つが人が集いやすいです。これをやっぱりうまくバランスをとって、今やっておられます。
ですから、老人会がテーマ型を主に中心にやっていく。それで自治会全体で地域型、それも老人会と協催でやっていく。より多くの人をまとまってという、非常に自治会長さんも、すごいリーダーですし、それで民生委員さんもすごい方で、そういう人材に恵まれているというのがありまして、やっぱりいろんな活動をやっていくのはリーダーの質が問われると。全てですけど、やっぱりその辺をどううまいこと条件整備していくかというあたりを私は学びました。
そしてより多くの、まだまだ課題がございます。皆さんおっしゃいますように、出てくる人はいないけど、出てきてへん人をどうしようかみたいな。ここは全国共通の課題かと思います。
以上です。
○
上村真造委員長 ありがとうございます。
最終の着地点ということになると思うんですけれども、今それぞれの委員さんに大変いいお話をいただいたと思うんですけれども、前回の議論を参考にした結果、健康づくりは地域からとなって、調査は地域に焦点を当ててやっていただいたと思うんですけれども、今委員の皆さんのすばらしい発表も含めて、最終の着地点についてでありますけれども、何か御意見ございますか。
なかなか唐突に言っても難しいと思うんですけども、やはり今いろんなお話がそれぞれやっぱり地域、皆お住まいの地域があるんですから、最後も地域というテーマで、中心にやっぱり調査を進めていきたいという形でよろしいでしょうか。
いろんなお話がある中で、出てこられない方をどうしたらいいんやとか、それで今やっておられるいろんな発表の中で参考にしていただかないとあかんこととかも、最終目標は地域ということで。
多分、6月にはある一定のまとめに入って、9月に出さないとだめということになるんですけれども、地域という焦点でよろしいですか。
○寺嶋智美委員 この前に竹の台で、高齢のひとり暮らしの方を集めて研修会が開かれたんです。それで1つの活動の一環としてなんですけど、それが認知症カフェだったんです。それでおひとり暮らしの方は何が心配かというと、やっぱり1人でいて認知症になったときにどうしよう。だから、そういうことに対してのニーズ、隠れたニーズだと思うんですが、そのニーズに関して応える形で、研修をする、そこにお茶とかお菓子を用意して、それでお互いに話をできるようにする。こういうのもいいんやなと、民生児童委員さんが仕掛けてくれはった、そういう集まりでしたけれども、こういうことがあるんやと。
それで地域も竹の台だけじゃなくて、緑が丘のおひとり暮らしの方々とか、地域がちょっと離れているんですけども、小さい集まりじゃなくて、それを合体しはったんです。だから人数が少なかったら、どこかとどこかを合わせて、こういうふうにできるんやと思ったんがあったんですけど、この地域が隣とまとまってとか、そういうようなのもありなのかと、この前に聞いていて思いました。
○
上村真造委員長 ありがとうございます。
ただ、今おっしゃってることは、各地域で民生さんがやられてると思うんです。それで今、寺嶋委員がおっしゃるように竹の台であるとか緑が丘、私の住まいしている友岡でも、友岡と調子の独居の方を集められて、どこかに遠足に行くとか、公民館で何かをするとか、それも基本からいえば地域ということに落ちつくんではないかと思うんです。
ただそれが校区であるのか自治会単体であるのかということも含めて、基本は地域、長四小は私のことで申しわけないですけど、長四小校区も竹の台も含まれてますし、友岡もあれば花山もあるしということでやるのか、やっぱりそれはちょっと難しいと、やっぱりそのエリア、どうしても自治会単位で何でも事は進んでると思うんです。だからそれを例えば、竹の台の自治会が少ないから、例えばそれなら隣の緑が丘と一緒にやる。そこは地域同士の話で、民生さん同士の話で、それがどこまでその行政と民生とのかかわりで地域が離れて、一緒にやっていいのかどうか私はわからないですけれども、それも全て地域というとこに焦点を当ててやっていかなあかんという話かと思うんですけども。
これはいいことだと思うんですよ、それは少ないとこを集めて、ちょっと規模を大きくしてやるということも。ですがそこにまた、言葉は悪いですけど、お金が発生してきたときに、今おっしゃってたように例えばダーツが買えないとか、やりたいけどダーツが買えない。それなら持ってるところとやって、そんなん、おまえのとこはただでやるのかみたいなことも出てこないとは限らないんで、地域という中で、それが全て丸になればいいけど、その校区とか、難しいところです、そこは。
私が言っていいのかどうかわからへんけど、そこは皆さんで最終最後の着地点として、地域でいいとなれば、まとめていきたいと思いますので。
○
住田初恵委員 何か進んでいく方向がわからない。
○大伴雅章委員 要は委員長がおっしゃってるのは、例えば当面で視察もございますので、地域で何をやってはるんやという実態を我々は出したわけです。そこからやっぱり学んでいって、だからもう既に委員長は言っておられること、この間の命を受けて地域で調べてきたわけです。それが全てではないにしても、さまざまな実態が出されたわけです。それをより地域という焦点を当てて、もう少し深めたらどうかと。それで最終的には着地点といったら、我々はいわゆる議会の所管事務調査ですから、その中でこういう実態がある、それでこういう課題が見えたと。それでこういうことをしていかなあかんのちゃうかと。
つまり私は行政の果たすべき役割。それでもっと結論的なことに近いことを言えば、さまざまな活動というのは、基本的には自主的で主体的な活動であるのが一番理想なんです。なかなかそれができない方のためには何やと。あるいはできる人は、先ほどの
受益者負担の問題も含めて、自分の好きなことをやるんやったら、基本的に私は自己負担やなというのはもう大原則だと思いますので、ただそれが出せない方、どうしても出せない方とか、あるいは物理的に困難な方とか、その方への手だてというあたりで、さまざま焦点もできるやろうし、それで行政の果たすべき役割、それでその根拠は何やといったら、やっぱりそれはいつも一番大事な、それは憲法で、25条ですし、当然の話がそうやし、それで各論として法律があるわけでしょう。社会福祉法もある、民生委員法もあるし、社会福祉法その他もろもろの
スポーツ振興法も含めていろんな法律に根拠が書いてあるわけです、それぞれ、恐らく第3条ぐらいに書いてあるでしょう目的は。それで行政の果たすべき役割というのは書いてあるわけです。
それがほんまにきちんとできてるんかどうかということを我々が意図して調査・研究した結果、この面では良好です、マルはマルとして認めようと。しかし課題として、これは全て行政の責任じゃないよという部分で、これは両方努力しんなんならこの辺ですよとか、これはもうちょっと行政に何とかしてもらわなあかんのとちゃうかというのは、この辺やとか。そういうまとめ方が私は方向じゃないかと思う。それが我々の所管事務調査のテーマである、テーマに沿った格好で結論づけたら着地点になるん違うかと、ばくっと私は思ってますが。多分、委員長さんもそういうことを地域という括りの中で思っておられるのを表現されたんやと、私は理解してます。
○
上村真造委員長 おっしゃるとおりです。
○石井啓子委員 地域といいましても自治体組織がしっかりしているところ、また全く未組織のところとか、さまざまあります。
ですから行政がやるにしても限界がありますし、やっぱりそこは市民力というか地域力というか、いろんな災害もあるので、地域力を高めようというのは全国的に言われてますし、それで私は思うんですけど、元気な
高齢者の方はどこでも、あっちでも見かけ、こっちでも見かけ、それでまたどこの地域も大体が似たり寄ったりのこと、似たり寄ったりと言ったらあれですけど、ばくっと言えば同じように盛んにやっておられるわけです。やっぱり一番の課題というのは、出てこられない方への、そのボランティア活動、
高齢者が
高齢者を見守るみたいな、それが全てに通じるんじゃないかと思うんです。
ばくっとして申しわけないんですけど、元気な人が出てこられない方へのそういう見守り活動、何かそれが成功しているのは大阪の寝屋川か千里ニュータウンか何かあったんですけど、そこでひとりにしないという、孤独死とか孤独に陥らせないという活動をされているのをテレビでちょっと見たことがあるんですけれども。人が人を助けることで余計に元気になっていくという、何か人のお役に立てるという。
私もちょっと話が違いますけど、空き缶の缶踏みのボランティアをやってたんですけど、結局高齢化がし過ぎて、体を悪くする方が続出して、去年の12月でもう終わってしまったんですけど、そこで80代の、かがむのも大変やなというけど、一生懸命つえをついて来られるんです。危ないなと思いながら、でもその方の生きがいになる、自分はボランティアで元気なんやと、友達にもそう言ってるという、そういう生きがい活動にもなっているので、何かそういうボランティアというのは、すごく私は、日本人にはなかなか根づいてあります。外国はあれしますけど、なかなかそういう意味では精神的にやっておられる、
高齢者が
高齢者を元気にしていくというような見守り活動のようなことが、全てにまたプラスになっていくと。災害にしかり、何かにつけて思うんですけど。済みません、漠然とした言い方で申しわけないです。
引っ込んでいる人を引っ張ってくるという。放っておかないという。
○
上村真造委員長 ほか、何かございますか。
○大伴雅章副委員長 一定、我々、この調査、所管事務調査ですから、結論を出さなあかんわけですね。あくあかんはともかくとして。やっぱり調査報告書というのは、きちんと議会として、委員会として出さんならんわけですよ。最低限度は一致させておかなあかんのは、どこに着地点を持っていくかというあたりですよね。
それで私、先ほどちょっと委員長の考えにプラス自分の考えを言わせてもらったんですけれど、その辺の了解だけをとりあえず、そのことに関して異論があるというんやったら、意見だけ出していただきたいんですが、そのことは了解していただくならば、もう後は残念ながら、もっとやってもいいんですが物理的な事情もありますので、こうやって会議を持つのは公には2回ですよね。それであと1回視察に行ける。どうしてもということやったらもっと、いわゆる管内調査やったら行けるわけですから、いいとは思うんですが、いずれにしても限られた時間内ですので、ああでもない、こうでもないと言っていたら時間だけがたちますので、ある程度、先ほど私が提案させてもらった格好で了解いただけるなら、その方向でもう少し調査を深めて、それで最終また委員長がまとめられるという方向づけは了解いただけますでしょうか。
○
西條利洋委員 私も委員長と副委員長がおっしゃいました内容に大変共感しますので、私はその方向性でお願いしたいと思います。
○
上村真造委員長 そしたら6月にはある一定お示しできるような、持ってこられるようにしたいと思います。
それで今副委員長がおっしゃってるように、最終着地点に地域的なものというのを今おっしゃっていただいてる部分をまとめて持っていきたいと思いますので、よろしいですか。
(「はい」と言う者あり)
○
上村真造委員長 それでは今後も地域を中心に調査を進めていきたいと思います。
次に、最終日に委員会の視察の調整がありますけれども、参考までに日程・行き先等の御希望があればお聞きしたいと思いますが、何かございますか。
ただお聞きしても、なかなか相手さんもありますし、日程の調整等、他の委員会との調整等もありますので、そこは御容赦いただきたいと思いますけれども、何か御希望があれば。
○大伴雅章副委員長 おおむね慣例によりますと、破ってもいいんですけど、連休明け、今度は連休が長いですけど、連休明けから大体6月議会までの間に、各委員会、今まで行ってたという例が多いです。もちろん最低限度、9月までには絶対、何とかせんならん。ただ、6月議会までに行っておいて、6月議会にさらに深めるというのがいいので、連休明け6月議会までという日程の間で、委員長と御相談の中ではそうしたいと思っておるんですけど。
○
住田初恵委員 乙福の議会で行かなきゃいけない日があるので、これはまた後日、外していただければ。
○大伴雅章副委員長 そうですね。個々にまた委員長なり私になり、そういう条件は言っていただくということで。
○
上村真造委員長 そしたら正副委員長に一任ということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 それでは、所管事務調査につきましては、きょうはこの程度とさせていただいてもよろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
上村真造委員長 以上で、所管事務調査を終わります。
以上で、
文教厚生常任委員会を閉会します。
御苦労さまでした。
(午後1時55分 閉会)
長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。
文教厚生常任委員会
委 員 長 上 村 真 造...