城陽市議会 > 2015-06-18 >
平成27年文教常任委員会( 6月18日)

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  1. 城陽市議会 2015-06-18
    平成27年文教常任委員会( 6月18日)


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    平成27年文教常任委員会( 6月18日)             文教常任委員会記録 〇日 時  平成27年6月18日(木曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(10名)        熊 谷 佐和美   委 員        上 原   敏   委 員        一 瀬 裕 子   委 員        小松原 一 哉   委 員        井 上 清 貴   委 員        西   良 倫   委 員        藤 城 光 雄   委 員        畑 中 完 仁   委 員        土 居 一 豊   委 員        語 堂 辰 文   委 員        相 原 佳代子   議 長
    〇欠席委員(0名) 〇議会事務局        角 田   勤   局長        谷 口 浩 一   次長                  庶務係長事務取扱        山 中 美 保   議事調査係長城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        中 村 範 通   教育長       教育委員会事務局        薮 内 孝 次   教育部長        下 岡 雅 昭   教育部次長                  学校教育課長事務取扱        谷 口 勝 重   教育部次長        長 村 和 則   教育総務課長        高 橋 一 直   教育総務課庶務係長        大 森 建 三   教育総務課施設管理係長        柴 田   敬   学校教育課主幹        奥 田   昇   学校教育課主幹        松 尾 貴 仁   学校教育課主幹        本 田 一 美   学校教育課学務係長        米 澤 尚 記   学校教育課教育係長        奥 田 豊 穂   学校給食センター所長        藤 本   隆   文化・スポーツ推進課長        今 田 浩 二   文化・スポーツ推進課主幹        植 村 政 則   図書館長                  図書係長事務取扱        村 田 照 久   歴史民俗資料館長                  資料館係長事務取扱 〇委員会日程        1.報告事項          (1)市立学校の耐震化の状況・学校別一覧について          (2)平成26年度(2014年度)の教職員の措置について          (3)生徒指導上の事象について          (4)学校給食審議会の答申について(アレルギー対応給食について)          (5)平成26年度 異物混入等まとめ 〇審査及び調査順序        報告事項         (教育委員会関係)           ◎報告事項           (1)市立学校の耐震化の状況・学校別一覧について           (2)平成26年度(2014年度)の教職員の措置について           (3)生徒指導上の事象について           (4)学校給食審議会の答申について(アレルギー対応給食              について)           (5)平成26年度 異物混入等まとめ       ────────────────────────────── ○語堂辰文委員長  おはようございます。  ただいまから文教常任委員会を開会をいたします。       ────────────────────────────── ○語堂辰文委員長  本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行ってまいります。       ────────────────────────────── ○語堂辰文委員長  それでは、理事者から挨拶をお受けいたします。 ○中村範通教育長  おはようございます。  委員各位におかれましては、何かとご多用なところ、ご出席を賜り、まことにありがとうございます。  本日は市よりの報告案件といたしまして、市立学校の耐震化の状況・学校別一覧についてなど、計5件についてご報告を予定をさせていただいているところでございます。  なお、この報告に先立ちまして担当部長より、教育委員会の所掌事務並びに課長級以上の職員の紹介をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  本日はどうぞよろしくお願いいたします。 ○薮内孝次教育部長  それでは、私のほうから、教育委員会の管理職職員につきまして紹介させていただきます。  お手元の資料がございますけれども、教育委員会の職員体制及び分掌事務につきましてお配りさせていただいてると思います。  教育委員会におきましては、3課1センター2館1園、小・中学校を除きまして、この7つの所属がございます。  それぞれ教育総務課につきましては、教育委員会の会議、事務局等の人事、奨学金、それから学校施設の建設計画・取得・処分等の事務を行っております。  学校教育課につきましては、府費負担教職員の人事、教職員の研修、児童生徒の就学、学校保健、それから学校・幼稚園の運営、教育計画の指導、就学援助・特別支援等を行っております。また、富野幼稚園は富野幼稚園の運営・管理を行っております。  学校給食センターにつきましては、学校給食に係る施設・設備の管理、物資の購入等でございます。  4月に組織改正をいたしましたけれども、文化・スポーツ推進課につきましては、社会教育委員の会議、公民館の管理・運営、生涯学習事業の実施、文化パルク城陽、それから公益財団法人城陽市民余暇活動センターの事務を行います。また、同じく市民のスポーツ・レクリエーション事業の実施、社会体育施設の管理、京都サンガF.C.の支援を行っております。また、文化財係につきましては、文化財の保護審議会、それから文化財の保護・活用、文化財調査を行っております。  歴史民俗資料館につきましては、文化パルクにございます歴史民俗資料館の管理・運営、市史の編さんを行っております。  図書館につきましては、同じく文化パルクの中で図書館資料の収集・整理・保存・貸し出し・返却等を行っております。  それでは、職員等につきまして紹介させていただきます。  まずは、教育部次長、谷口勝重でございます。  同じく教育部次長、下岡雅昭でございます。下岡は学校教育課長を兼務いたします。  続いて、各課の課長級の職員であります。  まず、教育総務課長の長村和則でございます。  次に、学校教育課でございます。学校教育課主幹の柴田敬でございます。柴田は主に学校の教育内容の充実と創造に係る教職員の指導助言に関する業務を担当いたします。  同じく学校教育課主幹の奥田昇でございます。奥田は主に府費負担教職員の人事、研修等に関する業務を担当いたします。  同じく学校教育課主幹の松尾貴仁でございます。松尾は主に市内の小・中学校の生徒指導に関する業務を担当いたします。  次に、学校給食センター所長の奥田豊穂でございます。  次に、文化・スポーツ推進課長の藤本隆でございます。  同じく文化・スポーツ推進課主幹の今田浩二でございます。今田は主に青少年健全育成、青少年問題及び子ども会等の事務に関する業務を担当いたします。  次に、歴史民俗資料館館長の村田照久でございます。  最後になりますが、図書館長の植村政則でございます。  なお、本日、富野幼稚園園長の早崎喜与美は幼稚園業務に関して欠席をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○語堂辰文委員長  説明員の一部交代に伴いまして、休憩をとりたいと思います。よろしくお願いします。           〔説明員交代〕           午前10時06分 休憩         ─────────────           午前10時07分 再開 ○語堂辰文委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○語堂辰文委員長  それでは、改めて審査に入ります。  報告事項に入ります。  (1)市立学校の耐震化の状況・学校別一覧についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○長村和則教育総務課長  それでは、市立学校の耐震化の状況・学校別一覧につきまして、資料に基づきまして説明をさせていただきます。  地震防災対策特別措置法では、耐震診断を実施した建物ごとにその結果を公表することが義務づけられております。これは資料1、趣旨のように、市立学校等の全ての建物についての耐震診断結果を公表いたしますことにより、公立学校施設耐震化整備計画に基づく耐震化の取り組みをさらに進めていくという趣旨のもとに公表いたしてきたものでございます。
     次に、2、市立学校施設等の耐震化率でございます。平成27年4月1日現在の耐震化率につきましては、小・中学校で全95棟中95棟の100%を達成いたしました。本市では第3次総合計画において耐震化の目標を平成23年度に70%とし、さらに平成28年度に耐震化率100%を目標といたしておりましたが、先ほどの趣旨にもございましたように、耐震化の取り組みをさらに進めていくものとして平成26年度末において100%を達成する計画とし、予定どおり平成26年度末において全95棟、耐震化率100%を達成いたしたところでございます。  次の2から4ページの市立学校の耐震化の状況・学校別一覧をごらんください。  校舎等の現状の欄において補強済み、第2次診断の結果で補強が不要判定、新耐震構造基準の建物であり、耐震補強の対象外と区分をいたしておるところでございます。  補強済みといたしている棟に関しましては、耐震補強工事を行ったことにより、全ての階、全ての方向において耐震性能に対する指標が基準を超えることとなったものをあらわしております。  第2次診断の結果で補強が不要判定につきましては、第2次診断の結果、全ての階、全ての方向で耐震性能に対する指標が基準を超えていたことにより、耐震補強工事が不要であったものをあらわしております。  この区分におきまして、右端、判定書の有無欄で有となっておりますのは、第2次診断の計算過程や結果を大学教授等の建築物の構造計算の専門家で組織されております判定委員会でご確認いただき、補強せずに現状のままで耐震性能に対する指標が目標基準値を超えており、計算過程や結果に間違いがないことを判定いただき、その判定書を受領いたしていることをあらわしているものでございます。  新耐震構造基準の建物であり、耐震補強の対象外と表示いたしているものにつきましては、こちら昭和56年6月の建築基準法施行令改正以降の建築物でございまして、耐震性能を有しますことから、耐震補強工事の必要がないものをあらわしているものでございます。  この資料、5ページ以降、学校別各棟配置図がございます。  各建物の表示の中で丸で囲った数字がございますが、これが2ページ、3ページに表示いたしております棟番号でございます。  ご報告は以上でございます。 ○語堂辰文委員長  それでは、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○熊谷佐和美委員  耐震化のほうが、これは国の大きな補助金を、国庫補助をいただきまして予定どおりに終了したことを本当にうれしく思っております。何年か前から耐震化と並行いたしまして、東日本大震災が起きて、その中で耐震だけでは学校施設は守れないという事象がたくさん起きたいうことで、非構造部材の耐震化の問題であるとか、また長寿命化、ここでの大規模改修と、これがまた大きな課題ということに浮かび上がってきまして、国のほうも非構造部材に対しましても、また長寿命化のほうに対しましても補助金を落としていくという方向に今なってきております。  城陽市におきましては、耐震化と並行してということではなくて、今日まで耐震化が終了してからの課題というふうに、今日までお聞きをしてまいりました。何年か前からこのことをずっと提案させていただいて、いよいよ実施をされる時期が来たっていうことだと思うんです、課題を検討するということが。そしてそれよりも先に空調設備のほうを大きなお金として、全小・中学校を完備をするという、こちらの計画が城陽市の場合は先行をしているわけであります。だから現時点の城陽市としての非構造部材の耐震であるとか、また大規模改造含めますね、校舎の。含めての、何ていいますか、長寿命化計画の策定が今現在、検討はされてるのかもわかりませんが、策定がされていない状況です。これは早急にやっぱりつくっていただきたいというのが要望で、長年ずっと並行してお願いしてきました要望でありますので、この課題についてはもう教育委員会のほうでは重々課題として上げていただいておりますので、この辺のことがいつから、今年度からもうきっちりと教育委員会としてお取り組み、検討されていく方向性を持っておられるのかっていうことと、それと特に非構造部材のほうにつきましては、学校設置者のほうでも点検をしていただいておりますので、点検をされてる中で早急に整備をしなければならなかった点とかあるのであれば教えてください。 ○長村和則教育総務課長  委員ご指摘の非構造部材の耐震でございます。ご指摘いただきましたように、非構造部材に関しまして、私どもといたしましては、耐震補強、空調工事終了後ということでお示しをしてまいったところでございます。その中で、非構造部材の耐震補強に関しましては、先ほどお話にもございましたですけれど、学校におきます点検等につきましては、一定実施をさせていただいているところでございます。今後につきましては、それらを踏まえまして次のステップを踏ませていただく時期に参っておるということは重々承知をいたしておるところでございます。  また、先ほどお話にございました問題点等につきましては、学校の状況で調査をいたしているところでは、大きな問題いう形では出てきていないのが実情でございます。その中で若干固定がなされていないものが見受けられるといったような形での問題点が指摘されている部分もございますが、こちらにつきましては、そちらの固定をさせていただくという形での対策につきましては、実施をいたしているところでございます。 ○語堂辰文委員長  答弁追加、長寿命計画の件についての。 ○谷口勝重教育部次長  計画策定の予定ですけれども、現実まず施設の設置者としての調査を今年度からかかっていきたいということで考えております。非構造部材の学校での点検は、先ほど課長のほうからも言いましたけれども、それについては終わっておりまして、今年度から教育委員会で設置者としての点検を、チェック項目に沿った点検を、かかっていきたいということで考えております。 ○熊谷佐和美委員  長寿命化に対しての答えがいただいてないです。長寿命化について。 ○谷口勝重教育部次長  計画につきましては、設置者としての点検をして、全体、長寿命化のリストっていいますか、点検の結果をもとにして計画を策定していきたいと。先ほどからもありますように、空調機の設置工事を先行して今、現在進めておりますんで、その期間の中で設計を含めて対応していきたいと。空調機の工事が終わった段階で長寿命化と老朽化と非構造部材の耐震補強工事、そういう工事についてかかっていきたいということで今検討しております。 ○熊谷佐和美委員  ということは、まず今、予算化されてますのは、この空調設備のみでありますので、もちろんこれを終わるまでは本格的な工事がいかないというふうな、予算としてですよ。予算の中身としてはそう見てとれるわけであるんですけども、実際に南城陽中学校でもコンクリート破片がやっぱり老朽化で落ちてきたということで、そのときも全小・中学校も全て点検には入っていただいたわけですけども、これから、耐震化はできましたけども、実際の城陽市の小・中学校というのが同じ時期ぐらいにたくさんの小・中学校がたくさん建ってきているということで、もうこの耐震化を進めていく中でも分母がすごく大きかったと思うんですね。そういう意味ではかなりしんどい中をやっていただいたということだと思います。  今回は老朽化であるとか非構造部材であるとか、もっと細かい点検になってくるいうことで、もっともっと日ごろのっていうんですかね、点検っていうことが大事になってくるということで、まだ学校設置者のほうがまだ点検をしていないということは、これは人手の問題なのか、専門的な方を入れたいと思ってらっしゃるのかわからないんですけども、学校の学校長なりが見る範囲っていうのは、私たちと同じ素人目といいますか、チェックリストがあったとしても、テレビが固定されてないとか、棚が固定されてないとか、自分が我が家を点検するような目線はできるんですが、壁をたたいてこの音を見てどうこうっていうことは、とても素人ではわかり得ない話でもありますので、やはりこれはもう日々の点検を怠らないっていう意味ですよね。安全対策ですよね、日々の。ここをどうするかということが、まだこれからやっていくっていうことですが、空調設備終わるまではまだやらないよっていうふうにも聞こえるんです。並行してやるのか、並行しながらこれをやるっていうふうに最後のほうの答弁はなってたと思うんですけどね、実質本当に学校設置者だけで、ここが老朽化であるとか、ここが非構造部材、もう窓ガラスをどうこうしなくてはいけないとか、もう何かあったときにはこのガラスは落ちるとか、そういうことが実質的に、技術的には可能なことなのかどうかというのと、あと今回、空調設備をやる、全部、全校やっていただくわけですけども、その後にここはもう大規模改造が必要であるという判断が起きたときに、そのときに現在やっているこの空調設備がまたやり直しをしなければならないような事態はまず避けていただきたいなというのを思うんです。ということであれば、将来的な学校、施設、これから子どもたちが減っていくであろう小学校の範囲であるとか、そういうことも含めて、子どもたちの生徒数、児童数ですか、その推移とかも含めて、何もかも含めてのやはり長寿命化計画っていうのは策定をいただきたいと思うんですが、もうやったわ、また大規模改修でまたやり直さなということは避けられるのかどうか、ちょっとお聞かせください。 ○谷口勝重教育部次長  今現状の各建物、学校施設の建物の点検等につきましては、年に1度、保全計画の中で、壁にクラックがあるとか、塗装がめくれかけているとか、モルタルが落ちかけているとか、そういう部分につきましては、年に1度点検をしております。今言います非構造部材の長寿命化っていいますのは、それ以外の部分の、例えば天井が、今現状のある天井がどんな状況であるのか、天井裏がどうであるのか。例えば地震が起きたときに天井が壁と接触することによって落ちる可能性があるのかないのか。またはぶら下がっている照明器具が天井裏の中で補強がされてるのか。そういう部分の専門的な点検をしていくというのが設置者としての点検になっております。先ほどおっしゃいましたモルタルが落ちるであるとか、そういう部分につきましては日々の点検の中で対応しておりますんで、そこについては済んでるという状況で答えさせていただけると思います。これは1年に1回、夏休みの期間の前に各学校に、まず学校としての目視検査をしていただいて、それで何か大きな問題がありそうなところにつきましては、営繕課の建築の専門家の中でそれを見ていただいてると。それの報告書を毎年いただいております。だからそこの部分については問題がないという形になってくると思います。  それと今現状の構造としての耐震補強が終わって、今空調機の工事をかかろうとしております。次に、大規模改造、老朽化の対策の中で対応していくということになってきます。そうしたときにそれら、つけてるその機器がどうなるんだということでお問い合わせでございますけれども、もしかすれば今現状の器具を一時外して何かをせないかんということはあり得ます。得ますけれども、その機器そのものを取りかえるということはまずございませんので、そこの部分については何とか今の現状の中で対応していきたい。といいますのも、構造部材としての耐震補強が本当にもう喫緊の課題としてどうしてもやらなくてはいけないことでした。続きまして、空調機というのもほかにも差しおいてしなくてはならない状況であります。そんな中で次に老朽化というものが出てきておりますんで、これが一度に全部対応できれば一番よかったんですけれども、そうしますと1棟当たり何億というお金がかかって、この91棟を全部やり上げてしまうまでには期間的にすごい長い時間がかかってしまいます。そうなると最後になった構造部材としての耐震補強がもう本当に遅くなってしまいますんで、それができませんでした。そんな結果の中で先に構造部材としての耐震補強をしました。これはもう第一番でした。次に、今の言っております空調機をやっていくと。その次に、老朽化対策をということで、老朽化対策が一番最後になったいうふうな事情がございます。 ○熊谷佐和美委員  わかりました。城陽市の場合、先ほども言いましたように、人口が急増したときに、いっときにたくさんの学校が建ったという事情が一番の大きな、一遍にできないという1つだというふうに理解をしております。そういう意味におきましては、老朽化いうのは耐震補強よりももっと細かく点検をやっていくということを思えば、それ以上のやはり細かい計画っていうんですか、ここの部分が教育委員会だけでなくてもちろん専門的な部分でやって、お金をまた、予算が要ることをこれからまた何年間かかけてやっていく。それとまた含めて、施設いうのはずっと新しく建ててもまたそこから次の維持管理の部分が1年1年乗っかってくる、これの繰り返しをやるわけですから、幾ら100年、200年たってもこのまま、今耐震したからこのまま、将来の子どもたちのために100年後も安心ですよと言い切れるとは、今の時代言えませんので、それの繰り返しの中で今できることなんですけども、せめてやはりこの10年間はこのままの小・中学校でいくんだということを、決定をもしされるんであればですよ、されるんであれば、その方向性も含めてやはりこれから5年後、10年後、まだここの城陽市の小・中学校が今の教育財産として今の状況のままで学校が存在していくんだというのか、それとも大きくいろんな状況が変わりつつあるから、そこの部分も含めてこれから計画しようってするのかという、その根本的な部分もなかなか私たちのほうには見えて、今の段階ではですよ。まず議論をしていただかなければいけないのと違うかなっていうふうに感じるんです。ただ建物を補強していく。これはもうそのときそのときの予算で充てていくようなことになっていきますし、最後に残る資産として次の時代の子どもたちにも使っていただける、これは大きな資産に、教育の環境っていうか、安心・安全のものになってきますし、どこよりもやはり安心・安全な場所であっていただきたいっていう、その場所ですので、しっかりしたやっぱり教育の場所でどうするかということをさらに突き詰めてつくっていただきたいんです。だからこれは時間はかかるとは思うんですが、どこを優先するとか、今回の前のあれと一緒ですね。優先度順位とか、そういうことも含めますと、すぐできますよと、計画づくりそのものも、いうふうにはちょっと感じないんです。ですから、いつから本当にこれやってくれはるのかっていうのが心配なので、これもまた要望になりますが、今年度からどういう方向性でこれから老朽化に対して、また城陽市の小・中学校15校ある中、これから小中一貫校とか、そういうことも出てくるわけですので、そういうことも含めて全て計画づくりをしていただきたいというのが要望でありますので、またよろしくお願いいたします。 ○畑中完仁委員  この耐震化の部分なんですけど、地道な問題でよく私は取り組まれたなと思うんです、まず。私も何年か前からこの委員会、文教の委員会で一番初めのときも、どういう基準でこの耐震化の中で順番決めて直されるんですかっていう問いかけをしたときに、いろんな部分の中でええ意味で答えていただいたんですけど、一番議会として根本としては、ようなったなということをもっと強調しやなあかんと思うんです、これ。それで青谷にしてもあれだけ体育館をよくしてもうて、使いやすうして、だからこれ大きい地震がくればまたどうのこうのっていうのも、これもあると思うんですよ、1つは。ただ、今の中でもうちょっと教育委員会もアピールしてええのんちゃうかなと僕は思うんですよ。これトータルでどれぐらいの金額がここに、わかるかな小学校、5校の中学校でかかったのか。そして国の補助金はどれぐらいやったんか。そういう金額を子どもやらに、いうたらここの部分に突っ込んでるということが、もうひとつ一般の市民には見えないんですね、これ。全く何かやってんのみたいな話で、もうちょっとそういう、そんだけせっかく金かけた部分をもっとアピールしはったらええんちゃうかなと思うんですけど、そのあたりわかりますかね。 ○谷口勝重教育部次長  済みません。今ちょっとその全体の経費としてはまとめておりません。1棟当たり何ぼという部分も概算のレベルでは出るんですけれども、ただ年度が新しい建物については耐震補強の率合も変わってきますんで、そこについてはやっぱり積み上げたものを、集積したものを積算してお示ししなくてはならないということで思いますんで、今ちょっとそのデータを持ち合わせておりませんので、ちょっとご容赦願いたいと思います。 ○畑中完仁委員  いや、結局僕の発想としては、まあまあ金額もそうですけど、国の補助金も大分出て、市の市債も発行してますよね。だからそういう大きなお金をここに突っ込んでようなったのに、みんながようなったと思わんというとこが大きな問題ではないかということを言うてるんですよ。そやから、じゃあ、そんなん当たり前やないけとか、いろいろおっしゃる方もいると思うんですよ。ただ、そういう部分でやっぱり市もアピールして、そこにみんなで使い勝手よくしましたいう部分で税金の、有効やっていうことを、そっちからアピールしやな、やっぱりわからへんと思うんですよ。そういうことの質問の趣旨で、金額も入れて市のお金も大切にこっち側にいってますよという、そういう趣旨やったんですけどね。 ○薮内孝次教育部長  ただいまのご質問でかなり痛いとこを突かれたなと今思っております。やはりそういう形で、やはりやらせていただいたことについては、やはりアピールすることは大事だと思いますし、今ちょっと数字ではお示しできなかったので、これについてはちょっとおわびしますけれども、これまでからの経過、それから安全に避難もしていただけるというような状況についてもアピールするべきだと思いますので、ホームページであったりいろんな媒体を使いましてお示しするということをお約束させていただきます。 ○土居一豊委員  先日からほかの市で非構造物の耐震化っていうのが出てたので、気にはなってたんですよ。今、熊谷委員の質問に答弁にありましたように、天井が落ちるもの、電気設備が落ちる可能性あるというふうなことを受けて、資料は多分お持ちだと思うんですが、できましたら委員会にどの学校のどの教室は、これは非構造物がまだ終わってませんというふうなことをいただけないかなと。多分親御さんは耐震補強終わったっていったら学校全て安全と思われてると思いますよ。天井から落ちるものは一切ないと思っておられますよ。体育館があのようになったでしょう。そしたら皆あれを、大体父兄の方が行かれるっていったら入学式、修了式、何かの行事、教室に行かれるといったら参観日で子どもさん集中で上なんか見ませんよ。体育館に行ったらきれいになったと思ったら、父兄の方は全て学校で子どもはけがすることないと思ってますよ。ところが、大きな地震が起きて天井からものが落ちる。そうなれば先生にしてみれば大きな揺れが起きたときに、この天井は落ちるかもわからないといったら、子どもを早く机の下に入れさせるとか、そういうことを意識させなきゃならないし、ご父兄の方にもわかっとってもらう必要があるんじゃないか。と思えば、非構造物の耐震化でまだ終わってないところについては、できれば委員会に資料として出していただけないかな。あわせて学校はそういうことをやはりご父兄の方にも、耐震補強は全部終わったけど、天井はまだ終わってないんです。普通の小さな地震では落ちることはないと思いますけど、大きな地震、震度6強くらいになったらひょっとしたら落ちるかもわからないというふうなことくらいやっぱり意識しとってもらわな。そうすれば頭巾をつくることが必要というふうなことも父兄の方、自分でわかるんじゃないですか。そういうことを思うんですけど、まず、そういう資料データを整理されて、終わってる思うんですけど。整理して終わってますかということと、資料として出せますか。 ○中村範通教育長  今、土居委員のほうからありました視点、非常に大事なことだと思います。まず、口頭で申しわけございませんけれども、体育館ですとか教室等の天井等については大丈夫でございます。いわゆるつり天井ではございませんので、ああいう事故が起こっているものは全てつり天井、いわゆる屋根の下につって天井を設けている構造のものが落ちています。したがって、城陽市の、これは市町村の体育館、高校もそうだと思いますけれども、屋根イコール天井というになっておりますし、教室もそういう、教室は若干違いますけれども、基本的に落ちるという心配はございません。ただ、そこについている、例えばスポットライトですとか、教室でいえば、ここも含めてですけれども、蛍光灯ですとか、そういうものは非構造部材に当たりますので、そういうことについては今、学校では点検をし、これから教育委員会として専門的な調査をし、もっと具体的な調査をしていくということの中で、いわゆる計画を立てていくという段取りになっております。したがいまして、今申し上げましたように中身についてはもちろん公にし、啓発することはできますけれども、まだ具体的な部分ではそこまでいきかねてますので、もう少し時間を経た段階で徐々にそういう内容も含めて公表するということは可能でございます。もちろんするべきだというふうに思っております。 ○土居一豊委員  その件はわかりました。  もう1点、確認とお願いをします。建物の耐震化はできて、少々の揺れがあっても、壁の剥離はあっても建物が壊れることはないっていうのは前に聞きました。6強くらいで壁が落ちることはあるというふうなことありましたね。ただし、生徒がけがするようなことはあり得ないっていうのは過去の報告で受けましたが、職員室であったり校長室であったり、に置いてあるキャビネット、書庫、これの転倒防止がほとんどできてないんではないか。一時期、神戸の地震以降、壁のほうに寄せることはありましたが、最近また使いやすいように真ん中に持ってきてる現状が、皆さん回ってみてわかると思うんです。パソコンもそのまま机の上にぽっと置いてあるだけ。もう神戸の地震、皆さん忘れとる思いますが、キャビネットは倒れる、机の上にあるパソコンはそのまま机の上から飛び出て落ちる。机の下にころがある机はそのままどこかに集まる。やはりこういう教訓を踏まえて、教育現場というのは直ちに教育できる体制に復帰しなきゃならない。にもかかわらず、職員室がそういう状態になれば先生がまず、職員室が使える状態にならない、校長室も。ということを考えれば、そんなに経費のかかることじゃないと思うんですよ、壁にドリルで穴あけてとめるのは。これはイコール市役所の庁舎も言えること。うちの議会事務局も言えること。私はこれ繰り返し言ってますけどね、ぜひこの件はそんなに経費のかかることじゃありませんので、今回の空調設備考えるときに一緒に考えて、各学校、重要なキャビネットについては壁に必ず固定してしまいなさい。もしくはそれは教育委員会として主体的にやるから、校長に言ってやるから、どの壁にとめますか。もしくはコンクリートのL形工具入れて天井に固定して動かないように。どうしても真ん中に置かなきゃならないものだったら前後左右に動かないようにとめてあげるとか、こういうことをやっぱりやって、教育の継続性をやっぱり考えとってほしいなと。特に教室の中に最近電子黒板等ありますけど、あれそのまま倒れますよね。ああいうものについてもやっぱり倒れないように。パソコンはもう落として壊れたら20万とかそのままかかりますよね。ということでやっぱりものを安全に置いておくっていうことは非常に重要なことですので、ぜひ空調とあわせてこれは考えてほしい。ご検討いただけますか。 ○谷口勝重教育部次長  おっしゃられるとおり、本当に各学校にそういう状況になっている状況は、私どもも把握しております。これにつきましては、なるべく早い段階で手だてを打っていかなくてはいけないということも考えていきたいということで考えております。 ○藤城光雄委員  先ほど畑中委員おっしゃったように、やっぱし耐震化に要した費用、これは出せるわけですから、後日資料で委員会にきちっと出してください。それをちょっとお願いしときますわ。それだけで私はもうそんでええですけど。 ○語堂辰文委員長  要望ですね。 ○藤城光雄委員  要望で。先ほどはまだもうひとつ出せるやら出せんやらはっきり言うてはらへんから。 ○語堂辰文委員長  よろしいですか、資料を。では出していただくという要望ということで。  ほかにありますか。           (「なし」と言う者あり) ○語堂辰文委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○語堂辰文委員長  それでは、次に(2)ですが、平成26年度(2014年度)の教職員の措置について、議題に入りたいと思います。  説明を求めます。 ○奥田昇学校教育課主幹  それでは、平成26年度における市立小・中学校教職員に係る措置の状況について、ご報告いたします。  資料にありますとおり、平成26年度は交通事故に係る措置が5件ございました。教職員の交通事故につきましては、公務上または通勤途上の事故のみならず、私用上、すなわち私的な事故につきましても関係教職員は速やかに報告することとしております。また、加害事故だけではなく、完全な被害事故まで、加害、被害を問わず全て報告することとしております。それぞれの事故につきましては、当該事故にかかわる示談等が終了した後に、本市教育委員会と京都府教育委員会が処分や措置についての協議を行い、最終的に京都府教育委員会がその内容を決しております。  平成26年度につきましては、懲戒処分となるような重大な交通事故はございませんでしたが、指導と注意喚起の意味合いとしてのいわゆる事実上の措置が5件あり、その内容は教育長からの文書訓告が2件、教育長からの口頭訓告が3件でございました。また、小・中学校別におきましては、小学校教職員が2件、中学校教職員が3件となっております。  なお、交通事故以外の事象についての処分や措置はございませんでした。  最後に、直近で発生をいたしました学校教職員の不適切な指導にかかわる措置について報告させていただきます。  事象の概要につきましては、中学校で授業中に指導者や他の生徒の発言に対して茶化すような言動をとった生徒に対して注意を行い、その後、学習内容にかかわる該当生徒への個別指導を行う中で、指導者のほうを向かせて話をしっかり聞かせようという目的から、結果として生徒の頭を軽く押すという行為がございました。この行為に対しまして学校から報告を受け、その報告内容や該当者及び学校長への事情聴取の内容をもとにして、京都府教育委員会と協議を行い、不適切な指導として当該教員に対する教育長からの文書訓告及び学校長に対する教育長からの口頭訓告の措置を行いましたので、ご報告いたします。  なお、事実上の措置につきましては、先ほどもご説明いたしましたように、当該教員等への指導と注意喚起の意味合いのものでございますので、懲戒処分ではございません。  平成26年度における市立小・中学校教職員に係る措置の状況についての報告は以上でございます。よろしくお願いします。 ○語堂辰文委員長  それでは、質問を受けたいと思います。 ○藤城光雄委員  5件も事象事件が報告されたんですが、内容についてそれぞれ措置種別で5件、校種別、小・中学校の内訳ですが、それぞれちょっと内容について個別にどのような事象であったのか、事案であったのか、ちょっと報告してもらうことはできるんですか。 ○奥田昇学校教育課主幹  先ほども言いましたけども、いわゆる措置ということで懲戒処分でございませんので、公に詳細についてのご報告はいたしませんというふうになっておりますが、この5件につきましては、おおむね全ての事象が人身及び物損にかかわる事象でございます。加害事象でございます。車両運転中の事故で、ものは全て統一ではございませんが、対自動車、対二輪車、対自転車にかかわる事故でございます。示談につきましては、全て本人が100%、相手方がゼロ%という示談における事象となっております。当然該当される相手の方が入院等はしておられませんけども、通院という状況でしばらく病院のほうにも通っておられるという報告も聞いております。そのような中身を受けまして、先ほども言いましたが、一定の協議を行い、このような措置に至ったという経緯でございます。 ○藤城光雄委員  こういうのはつきものだと思ったらつきものなんですよ。私もずうっと注意してやっぱり運転には気をつけて、ここずっとゴールドいうんですか、免許は更新をずっとしておりまして、何かにつけてやっぱしこういう物損、人身の程度は軽いというだけで済まされる事案でありますが、やはりひとつ間違えばとんでもない事案になりますので、生徒に交通指導とか、いろいろと言わなあかん立場の方が先生でございますので、ぜひともみずからきょうは絶対事故は起こさんと、そういうことを注意されてると思うんですが、できたらよく交通事故ゼロとか、よう表示していろいろと取り組んでおられる事業所もありますし、何か注意喚起をもっと、こういう場で報告は受けんでもいいようにしていただけるように何か対策と工夫を講じていただきたいと。これはもう要望しておきますので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 ○薮内孝次教育部長  今、藤城委員さんからおっしゃいましたように、交通事故、今回の場合は入院をされずに通院ということだけで人身事故ですけれども、済んでおりますけれども、本当に交通事故、一歩間違えば死亡事故につながるというような重要なものもございますので、私たちは通常、教育委員会としましては年2回程度、交通安全も含めまして服務規律の確保につきましては、教育長から常々校長会を通じまして各学校、教職員には指導をしているところでございますし、先日、議会のほうでも議決いただきました学校教員の起こしました事故の賠償金の生じる事故がございましたけれども、この事故が起きた翌日についても各学校に対しまして教育長名で交通安全を徹底するようにという通知を行ってもおります。常々交通事故については、校長会が開かれるたびに交通事故は起こさないようにと。ちょっとした原因で起こってる事故ばかりが我々の事象として上がってまいりますので、気の緩みといいますか、それでも事故は起こりますので、常々事故については注意喚起をしなさいということで指導させていただいてますので、今後につきましても、交通安全に努めるよう指導してまいりたいというふうに思います。 ○土居一豊委員  5件のうち、朝の通勤のときに起きた件数は何件でございますか。 ○奥田昇学校教育課主幹  通勤途中に起こった事象につきましては、5件中3件ございます。 ○土居一豊委員  朝見守りしてて横を通り抜ける先生の車を見て思うことがあるんですよ。事故起きそうだなと思うんですよ。あと10分どうして早く出ないのかな。本当に思うんですよ。だから今3件、だからやっぱりなと思ったんですよ。ひょっとしたら5件全部かなと思ったんですよ。やはり学校の授業に子どもの指導に間に合うように学校に早く行きたい、時間守って行きたいと思えば、ついつい急ぎますよね。そうすれば左右の安全確認もおろそかになるだろうし、一時停止のところもおろそかになるだろう。結果として全部100・ゼロという事故ですよね。運転者が全部悪い事故。この100・ゼロの事故の状態と通勤途上3件ということを考えれば、事故を起こしなさんなじゃなくて、あと10分、20分早く出なさい。そうすれば私はこの事故は防げる事故だと、この3件は。これをぜひ徹底してほしい。特に子どもが一番集中して通学する時間帯に登校しなさんな。もう具体的にですよ。そしたら10分早く来ればいいんですよ。時間はほとんど決まってるじゃないですか。子どもが一番集中する時間帯。一番集中する時間帯に先生が横を抜けて行っとるんですよ。挨拶もしないで行くんですよ、わかってるにもかかわらず。同じルート、私が立ってる時間帯わかってるにもかかわらず、挨拶もしないで。民間の人が挨拶してくれますよ、もう友達になって、仲よくなって。私その人、名前も知りませんよ。しかし、必ずガラスおろして、ご苦労さんです、おはようございますって言ってくれますよ。先生はガラスを上げたままで、私が声かけようと思っても知らん顔してびゅっと曲がっていきますよ。子どもに当たらないでくれよねと思って見てるんですよ。ぜひこのことをもう一度先生に具体的に言ってほしい。5分、10分ですよ、本当。このことをお願いしときます。  もう一つ、口頭で不適切な指導と出ましたが、どうしてこの文書の中に2項めに不適切指導の現状と文章がここに書かれてないんですか。 ○奥田昇学校教育課主幹  まず、1点、済みません、訂正をさせていただきます。先ほど5件中3件が朝の通勤途上と言いましたけども、済みません、朝に関しましては2件でございます。1件は下校時でございましたので、訂正をさせていただきます。  なお、後半の不適切な指導にかかわる事象につきましては、冒頭にも申し上げましたが、本件で報告をさせていただいておりますのは平成26年度中における措置の状況ということでございます。当然先ほど口頭で言わせてもらった件数につきましては、次年度の報告に件数としては計上させていただきますので、確認をよろしくお願いいたします。 ○中村範通教育長  まず、ご指摘いただきました教職員のいわゆる服務に関する、かた苦しく言ったら服務に関する問題です。厳密に言えば勤務時間までに来ればいいんですけれども、そういうわけにはもちろんいきません。今、土居委員がおっしゃってるように、やはり仕事に向かう本人の姿勢、また環境の状況等も含めて、やはり自分が持つ姿勢はこうあるべきだということはやはり教職員一人一人社会人として認識すべきだというふうに思っております。私は一昨日、月曜、火曜日と若い教員の勉強会の会がありまして、その場に2回とも挨拶をしに、ちょっと指導っていいますか、簡単な講話をしに行ったんですけれども、そこで同じことを言いました。遅刻はするなと。必ず物事が始まる前の30分前には来るもんやと。それが普通の社会人としての問題、いわゆる認識の問題やと。したがって、みんなも子どもが遅刻をしてきたら指導するやろうと。それと同じように、やはり社会人としての認識をもっと君たちは持ちなさい。そういう意味から遅刻っていうのはもう許されることじゃないよということで、30分前には行動を起こせるような、そういう準備をしてほしいという指導も具体的にしております。もちろん全体的にも、それは限定的な場面ですけれども、たまたま月曜日と火曜日にそういう場面がありましたので、そういう具体的な指導をしました。もちろん誰も反論する者はおりません。もちろん当たり前のことです。校長会等についても私は毎回、先ほども部長の紹介にもありましたけれども、服務規律については指示をしておりますし、そういう旨のものもしております。今後ももちろん緩めることなく引き締めて、ご指摘のあったような中身、私も同感でございますので、強化をしていきたいなというふうに思っております。  2番目のことについては、先ほど主幹が申し上げましたので、ご理解をいただきたいと思います。 ○土居一豊委員  ありがとうございます。なお、2番目の報告ですけど、先生は多分決してたたこうと思ってたたいたんじゃないと思うんですよね。子どもとのやりとりの中、私は事実はわかりませんけど。いろいろなことがあってのことだと思うんですよ。しかし、多分、今現在、社会的な指導としたらたたいたらだめ。私なんかどれだけ頭たたかれたか、バケツ持って立たされたか、そろばんの上に座らされたか。これはわからない。しかし、その中で私は育ってきたと思うけど、今の子どもに、今の社会にそれを言ってはならない、これも私は理解してます。しかし、今回の件、漏れ聞こえるところによると、やはり子どもさんのほうにもある。そうなれば家庭との連携、家庭の子どものしつけということが非常に大事になってきてるんじゃないかと思うんです。あとでちょっとはぐくみで出てくると思いますので、多くは触れませんけど。だからこの先生に関して、あとやっぱりこの先生に対する指導とともに、やっぱり子どもに対する指導、家庭に対する指導、これされてると思うんですよ。ぜひこれは配慮していただきたい。答弁もう結構でございます。お願いします。 ○上原敏委員  せっかくですので、先ほどの3件以外の2件が公務中だったかどうかだけ教えていただけますか。プライベートか公務だったかだけ。 ○奥田昇学校教育課主幹  先ほどの件にかかわり、ですけども、通勤途上に関してが先ほども申し上げましたが、3件ということでございます。その他の2件につきましては私用中の事故が1件でございます。済みません。私用中の事故が2件という状況になってございます。 ○語堂辰文委員長  そのほかご質問ございますか。           (「なし」と言う者あり) ○語堂辰文委員長  ほかになければ、この程度にとどめさせていただきます。  それでは、11時10分まで休憩にします。           午前10時58分 休憩         ─────────────           午前11時10分 再開 ○語堂辰文委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○語堂辰文委員長  報告(3)の生徒指導上の事象についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  平成26年度2月から平成27年度4月までの生徒指導上の事象について、はぐくみ第345号、第346号、第347号をもとに報告をさせていただきます。  それでは、はぐくみ第345号をごらんください。昨年度2月の状況です。小学校では1月に比べ指導件数、人数ともに減少しています。逆に中学校では指導件数、人数ともに増加しました。問題事象の特徴につきましては、小学校では万引きや火遊びが発生しています。また、女子児童間でのメールによるトラブルも発生しています。中学校では生徒間暴力やいじめ、喫煙等が起こっており、その他の事象に関しましてはけんかや教師反抗、エスケープなどが主な内容です。友達の間で遊びの延長から、からかいや、いたずら等につながる事象も発生しています。  続きまして、不登校児童生徒数ですが、1月からの若干の増減ではありますが、2月は年間の中で最も人数が多くなる傾向にあります。本年度も人数が最も多い月になっており、特に中学校においてはこのことが顕著にあらわれております。  1枚開いていただきまして、はぐくみ第346号をごらんください。昨年度の3月の状況です。小学校、中学校とも全体の指導件数、人数が減少しました。問題事象の特徴につきましては、小学校においては自分の感情が抑えられず、物を投げてガラスを割ったなど、器物損壊が起こっています。中学校ではいじめや悪質ないたずらが起こっており、その他の事象に関しましては生徒間トラブルや教師反抗、テストの改ざんなどが起こっています。  不登校児童生徒数は2月に比べると小・中学校ともに減少しました。3月は卒業を控えた小学校6年生や中学校3年生の頑張りが見られました。  昨年度1年間を振り返りますと、小学校、中学校とも全体の指導件数は一昨年度に比べ減少しました。ただ、指導人数については余り減っていない状況もあり、特に小学校では特定の児童が集団で問題行動を起こすことが多くあったこともあり、指導人数に大きな減少は見られませんでした。いじめに関しては少し減少しています。しかし、いたずらや、からかいの件数は減っていない状況もあり、早期発見、早期対応の指導が必要だと考えております。  年間30日以上欠席した児童生徒数は、小学校で17人、中学校では54人でした。人数の上では前年度と比べ変化は余りありませんが、特別支援を要する児童生徒が多く、状況把握をしっかりし、より丁寧な指導が必要だと感じています。  1枚開いていただきまして、はぐくみ第347号をごらんください。本年度4月の状況です。小学校、中学校とも指導件数、人数につきましては、昨年度の4月より減少しています。特に小学校では大きく減少し、いいスタートが切れました。小学校の問題事象の特徴につきましては、注意されたことや自分の思うとおりにならなかったりすると気持ちを抑えられず、物や人に当たるといった事象が起こっています。中学校では生徒間トラブル、登校時の喫煙、ふざけてる中からのプロレスごっこ等でのけが等が起こっています。  4月の不登校児童生徒の状況につきましてですが、小学校月別不登校人数のグラフのほうが間違っております。申しわけありません。グラフを見てもらいますと、25年度、26年度の人数の棒グラフが24年度、25年度のままになっております。申しわけありません。次回から間違いのないようにします。申しわけありませんでした。  訂正箇所ですが、済みません、小学校の月別不登校人数のところをごらんください。グラフのほうです。下の4つあるうちの左側のやつなんですが、25年度、26年度、27年度となっております。グラフのほうです、済みません。グラフが27年度が8人になっています。その横の9人、7人と4月のほうになっておるんですが、25年度が7人、26年度が9人とそのグラフではなっておりますが、その7人、9人というやつが、済みません、24年度、25年度のやつになります。ですので、そこの棒グラフにある25年度、26年度の4月から3月までのグラフというのが平成24年度、25年度のグラフになってしまっています。  済みません。訂正した数字を言わせてもらいます。申しわけありません。4月から、25年の左側から数字が9、7、そして平成27年度がそこの8です。次、5月です。5月は左側が12、ずれます。12、13になります、5月が。申しわけありません。(発言する者あり) ○中村範通教育長  申しわけございません。箇所が多いようですので、訂正して改めて後日提出をいたしますので、お許しをいただきたいと思います。修正して再度提出をいたします。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  済みません。続きを、申しわけありません。  4月の不登校児童生徒数は昨年度の同時期に比べ余り変わっておりません。そのほとんどが昨年度からの継続したものですが、新年度になり頑張って登校できるようになった児童生徒もいます。それぞれの課題に応じて家庭とともに支援を継続していくことが大切だと考えています。  また、今年度より京都府教育委員会の生徒指導上の事象報告の集約の仕方が変わりました。そのため平成26年度までありました、いじめの集計の欄が平成27年度よりなくなっています。いじめについてはいじめ調査を行うために、毎月の事象報告では指導したものをその他の欄で集約することとなっておりますが、城陽市としましては、いじめの欄は必要であり、集約するべきと考えますので、次回からいじめについての欄を設け、集約したいと考えています。よろしくお願いします。  本年度の生徒指導の重点として、規範意識や人を思いやり、尊重する心など、豊かな人間性を育むことを重点目標とするとともに、家庭、学校、地域が互いに連携し、協力し、つながり合うことを大切にしていきたいと考えています。  以上で生徒指導上の事象について報告を終わります。 ○語堂辰文委員長  これより質疑に入ります。質疑はございますか。 ○藤城光雄委員  生徒指導上の事象、これ毎回、委員会に報告される中で、減らない事象、それはもう当然ここに出されてるもんが、もうずうっと引きずっていってるわけですよね。その中で、市の、私のほうもちょっと過日、担当課にもお話ししたんですが、城陽市ではいじめ防止基本方針を既に昨年の12月10日に、福祉文教常任委員会の当時資料に市のいじめ防止基本方針として示されておりますことで、これずっと私もきのう読みまして、なかなかこれが、特にいじめの問題で減らないと。私のもとにも過日伝えましたように、いじめのことで大変悩んでおいでになる、学校にも行きたくないとおっしゃるようなとこまでこられてる女子生徒、中学3年生がおいでになると。進学に向けてもう今非常に家族が、一族いうたら怒られますけど、それほどナイーブになっておられまして、これがずうっと続いてるんですと。これは学校にもちゃんと諮ってお願いをして言っているにも、なかなか改善ができない。いっとき全体をちょっとやっていただいたときは非常に一定そういうことの内容がおさまったようなことがあったんですけど、またあるんですと。ただ、そのことでいじめは何か被害者になるわけですよね。いじめてる人といじめられる人とおられる。いじめは絶対許したらあかんとここにも書いてあるわけですよね。でもこのことがどの市町にもだんだん滞留してきて、大津にあったように、最終的に自殺事象になって、市長はやっぱり市の取り組みとして大きく教育改革にも乗り出されるとか、他市でもこういうことがあるわけですので、この事象、ここで見ると、人数的にこれ少ないような報告もあるんですけど、学校当局としての受けとめ方と教育委員会としての受けとめ方と指導方針、指導方法、この辺についてもうちょっと親身に対応をしていただく必要が私はあるなと、このように思いまして、ちょっとここで述べさせていただいております。  まあ言ってはいけない、やっぱり学校の先生の発言が本当にそうであるならば、これはほんまにちょっと言うてなんですけど、ここではちょっと私言いません。言うたらややこしい問題になったらいかんので、言いませんので、あんたがおかしいんじゃないかというような方向をいうようなことにあっては、絶対私は父兄は学校に子どもはやっぱし安心して通わせないと。子どもも行きたくないと、こういうことになって、一つのトラウマになってました、私もお会いしたら。このことはぜひとも早いこと双方と、人数が多いんですよ。報告をちょっとこの子の書かれた報告を見ると、10何人もいるね。もう聞いたら小学校から引きずってはる。このことを見逃していったらえらい事象になるんじゃないかなということで、あえてここで私、個別の事象について、いじめ対策に対する市のもう一遍基本的な考えと今後そういうことを市は知っておいでになると思いますので、その対策についてどう図っていただけるか。もう一度ちょっとこの場で聞かせていただいて、市の重要な課題として認識していただきたいと思いまして、ちょっと発言しておりますので、その辺の考えを伺っておきたいと思いますんで、もう資料を渡してますので、それ以上ここでは述べません。以上、ちょっと見解と方向性をお伺いしときます。 ○中村範通教育長  先ほどご指摘、ご意見いただいている点につきましては、私どももケースとして承知をしておりますし、私もいろいろ指示を出しているほうでございます。ただ、1つだけ申し上げておきたいのは、こういうさまざまないろんな子どもたちがかかわるケースというのは、本当にいろんな状況、環境があります。したがって、一方的というか、片一方だけの思いと、そしていわゆるもう一つの思いとの必ず相違が出てきます。そういう相違を整理していくことがまず1つ大事なことです。それともう一つ、事実的なものが発生していることについてはすぐさま消しとめるという2つ構えが当面の課題として必要でございます。発生している事象にかかわっての2つ目の部分、つまり少なくとも今あるものについては対症療法ででも火を消してしまういうことについては、学校でかなりいろんな取り組みをしてもらっています、するよう私も指示を出しております。対応方針についても全学校でどういう形で取り組むかということについても指示を既に出しております、キャッチした段階で。ただ、双方の思いをどう整理し、どう同じ視点で問題解決に当たろうとするかという部分についての整理は、やはり若干時間がかかります。いろいろな思い、いろいろな感情がございますので。したがって、そのことについて改めて着手をするようにということで、教育委員会としても力を入れて、いわゆる中に入りながら対応していこうという手はずを今整えているところでございます。  今のケースを想定した答弁とすれば、そういう答弁を申し上げておきたいと思います。したがって、私どもは決して見逃すことはしたくないし、もちろんしてはいけないということは前提でございます。見逃すことは絶対に許されません。そのことを前提としておりますので、改めて申し上げますけれども、今おっしゃったいじめ防止基本方針、これを私どものバイブルとして対応していく、これが私どもの基本的なスタンスでございます。
    ○藤城光雄委員  出された書面は、これはもう非常に社会的に宣言したもんでありますので、私たちも議会もこれはやっぱりこういうことがあってはいけないんで、ないようにやらないかん。ただ、くだりをちょっと読んでいくと、学校もそうやけど、地域社会もいろいろとそういうことに助言をということも入っております。ただ、やっぱし直視していかなあかんのは、先ほど教育長がおっしゃったように、きょうのいろんなこと、子どもはやっぱり報告してくると思います、ああやった、こうやったと。それを適正に受けて大所高所、双方呼んで、やっぱり早くそういう火種を消していく、これも当然やっていただかなあかん。ただ、この私が今申し上げてるのもあるちょっと1つの事象から、この子は足が速いということで、あるときからそういう学校でのでして、クラブ活動ではなかったんだけど、そういうことに出てくれということでいい成績を上げた。そしたら中学行ったらまた駅伝や何か出たら、またええ成績を上げたりした。そしたらそれで廊下歩いてたら足かけられてこかされるとか、そういうことが何度か、おっ、ていうこともご存じやと思うんですが、そういうことまでやっぱし膨らんでいきますと、一生懸命していることがこの女子においては、もうとてつもない負担。ほんでささいなことと、いろんなことを思われるが、言った言わんの話じゃないけど、この受けた側は克明に覚えとるわけですね。だからこの先生の発言をかいま見ると、そんなんもうその場で言うたら終わりやんっていうような格好の指導とか、こういうことは絶対なされんように。これはもうしていかんと、この子にとっては1人を守るということは本当に必要な学校の教育現場での私は先生の対応が求められると思いますので、ぜひとも教育長が今おっしゃったように、ぜひともこの児童生徒が学校教育の現場、中学校のこの期間、楽しかったと、卒業するときに、あれ以来もうなくなったと、こう言ってもらえるような、やっぱり必要やったら双方、ほんでまた双方の家族、ぎょうさんいはるからね、どこまでかわからへんけど。学校教育とご本人、家族といろいろと会うてお話も当然さらに取り組んでいただいて、安心して学校に行きたいと、こういうようにしてあげてほしいなと。このことだけは、私はちょっと様子を見る以外にございません。だからお願いですから、ぜひともこれ以上発展しないように取り組みだけを切にお願いを申し上げておきたいと思いますんで、もうここでこの件は終わっておきます。よろしくお願いします。 ○上原敏委員  済みません。重い話の後に言いにくいんですが、表の見方の話を教えてください。全月共通なんですけど、生徒指導上の事象のところの小学校、中学校別、件数と男、女っていうところの数え方を教えてください。初め、男と女の合計が件数なのかなと思って見てたんですけど、不登校のところ以外は合計値になってないので、件数っていうのはどういう数え方をされて、男、女っていうところはどういう数え方をされてるかっていうところをまず教えていただけますか。 ○奥田昇学校教育課主幹  集計上の方法でございますけども、1件の事象につきまして例えばかかわる児童生徒が複数いる場合には、1件につき生徒、児童の数が2人とか3人という、ましてや男子、女子が両方かかわる場合には両方ともに人数が計上されますので、件数と児童生徒数が一致しないという状況が生まれるという集計になっております。 ○上原敏委員  ということは、1で4っていう場合は1件のことに4人の生徒さんがかかわっておられるっていう意味ですか。わかりました。  その前提で、先ほど京都府の項目のとり方が変わったということで、いじめはその他のところに数えるということですけども、城陽市の場合は必要と考えるので、次の号からまたいじめの欄が出てくるということですね。大変必要なことだと思いますので、ぜひお願いします。今お話しいただいたとおり、大事な話だと思いますので。とりあえず今月の話といたしましては、その他のところにカウントされているということだと思うんですけども、ここに載ってないだけで内部的には通常されてるんでしたら、差しさわりなければ件数を教えていただけたらありがたいです。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  済みません。4月については、いじめの指導はないです。今のところはゼロです。それ以降のことはまた5月以降ですけど、今4月の段階では報告を受けてません。 ○上原敏委員  最後もちょっと事務的なことで申しわけないんですけども、事象の概要のところ、4月のとこだけ学校よりっていう言葉が入ってるんですが、一番右の5年男1名とかいうところに学校より、学校より、学校よりって入ってるんですけども、これは前月とは何か違うから書かれているのか、もしくは書き方を変えられただけなのか。意味合いを教えていただけますでしょうか。 ○奥田昇学校教育課主幹  その事象がどのよう経緯から本教育委員会が把握ができたかということを示すということで、この4月からこのような提示の仕方をさせていただいております。状況によっては保護者、地域からということが起こり得るということも含めて、ご報告させていただきます。 ○小松原一哉委員  済みません。このデータの見方というか、集計の仕方でちょっとお尋ねしたいと思います。中ほどの問題行動指導延べ人数というところで、顕著に多い月、10月、12月、例えば24年度の10月、25年度の12月ですか、棒グラフで描いてます、そこだけ突出して件数が多いということで、これ延べ人数と書かれてますので、例えばある1人問題行動を起こす生徒さんがいるとして、その生徒さんが一月に何回も指導を受けるというようなことがあれば、恐らくこの棒グラフの数値っていうのはどんと上がってくると思うんですね。多分そういうあらわれではないかなというふうに私は見えるんですけれども、そしたら逆に延べ人数ですから、じゃあ、少ないところは本当に少ないのかという分析ができるかというと、そうではなくて、例えば10に数字が減ってたとしても、そこにかかわった指導する人数からいったら10人おったということになれば、先ほど言いました突出してる数字と少ない数字との比較っていうのは一概には、少ないからいいっていうことは言えないんではないかと。そういうこのグラフの中だけでは読み取れないデータをどのように解析されてるのかなっていうところをまずはちょっとお聞きしたいと思います。 ○奥田昇学校教育課主幹  この棒グラフに関しましては、先ほども申し上げましたけども、指導人数ということで指導件数となっておりませんので、おおむね人数の棒グラフが高いところは1件の事象に複数の児童生徒がかかわるということから起こっている状況というふうに判断していただいて間違いないと思います。ただ、ご指摘をいただいたとおり、件数と人数、両方ともがこのグラフに計上されておりませんので、人数プラスやはり件数ということも、我々は資料としては把握はさせていただきますけども、この表だけを見ていただくとなかなか件数と人数を両方とも把握をするということになり切らないというものであるというふうに、今改めて私たちも感じております。今後この表記をすぐに変えるということはなかなか難しいことではございますけども、それを逆に言葉の説明で丁寧な説明をさせていただくとか、そのような形で対応はさせていただきたいと思います。 ○小松原一哉委員  ありがとうございます。大体統計学的にいろんなグラフとかいろんな数値計算をして表にあらわす場合、どういう視点でもって、どういう狙いでもってまとめていくかっていうことによって、かなり見方の違うデータといいますか、表とか、そういうものになってくるので、さらに細かい分析をしたデータをお示しくださいということは、そこまでは申し上げませんけれども、ざっくり何となく見ててこの3年間比較したら件数は減ってるなというのは、遠目に見たら右肩下がりになってる部分があるので。特に中学校における問題行動指導延べ人数っていうの、そういう見方をしたらいいのかなというのは理解しております。できましたら、今後こういうデータで出てくる部分ではない部分でどういう分析をされてるか、またどういう事例があるのかということをしっかりとまた分析していただいて、今後の教育に生かしていただきたいと思いますし、また私たちもそういうことを知りたいですので、いろいろな、方向性を持った分析というのをひとつまたデータでお示しいただければありがたいかなと思いますので、そういう要望でとどめておきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○井上清貴委員  質問なんですけども、いじめの問題で結構件数があるかと思うんですけども、これはいじめというのは暴力的ないじめなのか、表現的ないじめなのかっていう部分が1つなんですけどね。もう一つ、氷山の一角としてしか出てないかと思うんですけども、実際に私、昨年度この場にいるまでは京都府警のサイバー犯罪の対策課のほうで、城陽市ほかも含め、南部のいじめの講演をさせていただいた部分で、この城陽の高校も寄せていただいたんですけども、実際にいじめというのがもう結構最近、悪質化してる部分が現状になっておりまして、もうインターネットとか携帯電話所持でSNSの中でいじめを対象とするという部分、学校の先生が把握できない部分っていうのがさまざまふえてきてるっていうのが、学校の校長先生や生徒指導部の方々からよくお聞きさせていただいた部分が多くありましたけども、そういった小学生とか中学生の携帯所持率とか、そういったものの把握をしているのか。また、携帯電話等々でここ最近問題となってるLINEとか、そういったものの対象に対していじめが本当に頻繁にふえてきてるという部分で、警察のほうでも問題となってるんですけども、そういった聞き取り調査とか、そういったもの、学校の生徒に対してしておられるのかなという部分がすごく気になりまして、実際に多分いじめというのはそういった部分を除くいじめなのかなと思うんですけども、そういった部分はどうなんでしょうか。 ○奥田昇学校教育課主幹  ご指摘のとおり、このはぐくみに計上されておりますいじめというのは事象があり、当然それにかかわる加害児童生徒がわかった状況で、加害者としての集計の表になっておりますので、被害という立場からいいますと、まだまだこの数字であらわせるものではないというのは当然把握もしておりますし、事象が起こります、誰がしたかわからないというものはこの集計には上がってこないという状況、今のサイバー的なメールとか携帯電話に絡んだような状況もまさにそのとおりで、事象としてはありますけども、これを誰がしたかわからないというものに関しては、実際件数としては上がらないんですけども、当然大きな問題になってるということは我々も感じております。  府のほうに委託しまして、各学校にかかわるネットにかかわるような犯罪、そういう投稿についての状況は調査をし、それについて把握のできたものは本市にも情報を提供していただき、そこからさらにかかわった学校にも情報提供し、でき得る指導は行ってはおりますけども、まだまだ全てのものが把握できているものではないというふうに感じておりますし、何らかの方法で指導のほうは継続はしておりますが、なかなか改善に至っていないという現状がございます。  それから先ほどもありました携帯電話、それからスマートフォン等の所持率に関しましては、以前もご質問をいただいておりますけども、正確な数字として把握をしてるものは、済みませんが、ございませんので、今ここで申し上げることはできないという状況でございます。 ○井上清貴委員  今後、各小学校、中学校において携帯電話の所持率のアンケート等々っていうのはとれるかと思うんですね。実際に多分ことしの4月から運用が京都府警のほうも変わりまして、サイバー犯罪においては対象が今までは高校生のみの対象になってるかと思うんですけども、一部運用として一部中学等々も運用サービス開始になるというふうに聞いておりますので、そういった啓発活動をやはり子どもたちにおいても実際にこういう犯罪があるよと。実際にこういった犯罪は未成年でも捕まるんだよっていうような啓発活動をしていただくのも1つの手だと思うんですけども、実際にもう携帯電話等々の使用率が現在、全国的に小学校4年生以降がスマートフォンの所持率が非常にふえている。というのは、実際の4年生以上になってくると、私も昨年、結構勉強させていただいたんですけども、親御さんのほうが共働きになったりとかということで、連絡をとったりというGPSの関係でそういったものがふえてきてるというふうに聞いております。  その中で携帯電話を使えるということになってくると、自由にいろんなもの調べたりっていうことがメリットになるんですけども、それ以外にとってデメリットとしてはそういった言葉の表現以外でのいじめっていうのが非常にふえてきてるのも現状になっておりますので、そういった小学生、中学生、特に中学生は高校に入るまでに実際に受験までに各受験で知り合った方々と実際にグループを組んで、もう1学年になるときには既にそのグループができ上がって、その中でそういったいじめに近いものの表現をしたり、一部の人間を外してグループを組んで、その対象者に対していじめをするというのが非常にふえてるということを、南部の高校では報告として上がってる部分がございますので、やはりいじめはなくならないかと思いますけども、やはり小さなころから皆さん、先ほどの質問等にもあったと思うんですけども、楽しく学校に行きたいっていうのがもともと勉学の中では学校だと思いますので、そういったものの対応っていうのを、アナログだけのいじめのものではなく、やはりデジタル的ないじめの部分っていうのを対応をできないものかなと思いますので、そういったものの対応ができる範囲内で結構なんですけども、まずは使用率、携帯電話の所持率とか、そういったものから調べていただくなりしていただいて、各学校で把握をしていただいて、どういったことに使用しているかっていうようなものを把握していただくことによって、少しでも悪質ないじめっていうのがなくなると思います。そして不登校もなくなると思いますので、そういったものの対応をしていただけたらなと思います。 ○中村範通教育長  総論で申しわけございませんけれども、いわゆる携帯電話、またスマホ等の所持率については、我々としては所持率を調査するという計画はありません。なぜかといいますと、これはこれまでの議会の中でもさまざまな議員の方々からご質問、また意見を頂戴しておりますが、その都度申し上げていますのは、まず家庭のポリシーで持たせないというおうちもございます。持たせたいけれども、財政的に不可能だというところもあります。また、今ご紹介のありましたように、持たせなければ家庭生活がうまくいかないという状況もあります。さまざまな背景がある中で、その所持率を把握することでどれだけの意味があるかということになると、余り意味がないだろうと。むしろ持ってない子どもに対する配慮ですとか、またそういう部分でのさまざまな背景も考えていかなければならないということを前提に、する予定はございません。  市のPTA連絡協議会等の中でもそういう話題もしましたけれども、やはりいろんな形で親御さんは悩んでおられます。思いも持ってらっしゃいます。したがって、そういう思いといわゆる学校、また教育行政との思いをつなげていきながら、今ご指摘のありましたようなさまざまないわゆる弊害、そういうものをいかに発信していくのかいうことが、今我々に課せられた使命ではないかなというふうに理解をしておりますので、そういう部分には力を注いでいきたいというふうに思います。  ちなみにですけれども、ただ、全国学力状況調査の中でそういう、学力テストはいわゆる該当学年が限られてますので、全体的な傾向とは言えませんけれども、かなりの高い確率で所持をしているということについては把握をいたしております。 ○土居一豊委員  2点お願いします。2月のデータを見てください。小学校の合計で件数、6、8、6という件数が出てます。この中で学校内で起きたことと学校外、結局学校外ですね。この件数はどう比較になりますか、教えてください。もう1件、薬物乱用、事象がないのは極めていいことなんですが、薬物乱用に対する教育は何学年のときにどのような形で教育されてますか。例えば教師が教育してるとか専門家の方にお願いしてるとか、その件を教えてください。以上、2件です。 ○柴田敬学校教育課主幹  薬物乱用に関するお問い合わせについてですけれども、小学校におきましては主に高学年、5年生、6年生、一般に6年生が多いかというふうに理解はしておりますが、対象に実施をしております。中学校においても同じく薬物乱用には取り組んでおりまして、割と活用させていただいてるのが警察OBの方による指導ですね。キャラバンカーっていう取り組みもありまして、そちらのほうを活用させていただいて取り組んでるということが多いです。取り組み率は城陽市内は100%、小学校も中学校も取り組んでおります。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  先ほどの質問ですが、2月の6件、8人、6人ですが、全て校内であります。 ○土居一豊委員  わかりました。薬物乱用について。実は城陽市内に麻薬取締官の経験のある方がいらっしゃる。この方、城陽以外の近くの教育委員会から依頼を受けて教育に行ってるんですよね。もし活用されておられなかったらぜひ、ご検討いただいたら、ご紹介いたします。ご本人から言われたんですよ。暗に城陽から依頼がないことを言われたんじゃないかなと、こう思ったんです。どちらに行かれとるんですかって言ったら、宇治の中学校は全部行ってますと。もう依頼を受けて行ってますと。話を聞けばやはりリアルなことよくご存じですよ。だからやっぱり麻薬取締官された方、もう専門ですから、警察OBの方、確かに一緒ですけど、やっぱり警察OBの方の専門性と麻薬取り締まる専門性、ちょっと違いますよね。だからもし必要であればご紹介いたしますので、ぜひ活用していただければ。ご本人そういう意味で非常に積極的に言われましたので、多分気持ちは城陽でも使っていただきたい私の持っとる経験を生かしたいということを思われたんかな、そう思いますので、ちょっと申し上げますので、またお話ください。 ○中村範通教育長  先ほど警察という言い方をしましたけれども、実は私どもが活用しているキャラバンカー、厚労省かな、のいわゆるキャラバンカーといってバスを改造したものを持ってきていただいて、そこで薬物乱用教育をします。そこの指導者は、私も経験あるんですけれども、いわゆる麻薬取締官の方です。いわゆるGメンの方です、のOBの方です。だから恐らくそういう乗る場所、行かれる、派遣される場所がたまたま宇治だったのかもしれません。でも認識をいたしております。 ○西良倫委員  済みません。4月の問題行動のところでお願いします。僕も現場にいたので、子どもがものを投げたりというところの事象で、僕の場合だと子どもがはさみを投げて、たまたま先っぽと違って持ち手のところ、手で持つところが当たったんで、それも鼻のところ、目のあたりのところに当たったんでね。この場合だと器物損壊だとか対教師暴力だとか、そこのところだったらまだしも、これが子どもに当たったりとかいうことになると大変なことになるので、これ何年生ぐらいの子がこういったことがあったのかとか。特別支援の視点を含めたっていうあたりがあるので、非常に大変だと思うんだけども、どういうことだったかというのをちょっと概略でいいので、詳しいの、言えれば教えてください。 ○松尾貴仁学校教育課主幹  事象は5年生です。それで特別支援学級の子でして、石を投げたということで先生に当たったということの事象報告を受けております。 ○藤城光雄委員  端的に。ちょっとこの報告書を、345から6、7の下段の、ちょっと私表現がどうも、ちょっとええのと他人事のように受けとめる文言がありまして、これからちょっと指摘させてもらうとこをぜひ検討していただけたらと思います。2月の分では真ん中に、中学校へとつなぐことが大切だと考えます、これは文章的にいいと思います。その2段下がって、その事象からずっとその下の段、丁寧な指導が求められますって、何か表現は他人事のように聞こえるんですね、求められるって。これちょっと何か他力的じゃないのかなと。指導が求められますっていう表現が適正なんかどうか。を求めますとか、求めていきますとか、何か前向きなちょっと表現になってないような気がします、私個人ですよ。それでええのかどうか。それでその下段のとこに、次年度への見通しを持ったつなぎをよろしくお願いします、何ですか、このつなぎをよろしくお願いしますっていう、表現が違うのかな。個人的にですよ、何かこう、思うのと。346号にもそのように、求められますとか、求められていますとか。それで一番下段には、登校に向けて頑張った様子がうかがえます、やったら、見てとれますとか、何かどっちがええかちょっとわからんけど、もうちょっと前向きな表現にしてあげたらいいかなと私は思いまして、あとの最後のほうも、考えられますとか、真ん中あたりでは、トラブルが発生していると考えられます、発生していますでしょう。考えられます、はちょっとおかしいんじゃないかとか。その次の段に、よりよい集団づくりを目指して対応をお願いします、どこにお願いするんですか、これ。どういう意味ですか。 ○中村範通教育長  このはぐくみにつきましては、従前からその趣旨、これがどういうものかっていうことは、議会で必要あるごとに申し上げていることでございます。このはぐくみというのは、この議会の報告のために作成した資料ではございません。学校との連携、学校に対して我々の、報告あったものを学校と情報を共有し、そのことを学校とともに語り合う場面の1つとしての資料としてつくっているもので、それをこの議会に提供させていただいて、資料を提出させているという状況でございますので、こういう語り口調、こういう問題提起という型になっておりますので、ご理解をお願いいたします。再度申し上げます。 ○藤城光雄委員  それはわかりました。じゃあ、教育長がそのようにおっしゃるということは全体の、了解ですよ。関係者の資料ということで受けとめますので。ちょっと文言的にいくとどうも緩い、何か違う感覚を持ちましたんで、述べました。 ○語堂辰文委員長  ほかにございますか。           (「なし」と言う者あり) ○語堂辰文委員長  ほかになければこの程度にとどめます。  1時10分まで休憩といたします。           午前12時00分 休憩         ─────────────           午後1時10分 再開 ○語堂辰文委員長  では、休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○語堂辰文委員長  (4)学校給食審議会の答申について(アレルギー対応給食について)を議題といたします。  市の説明を求めます。 ○奥田豊穂学校給食センター所長  それでは、学校給食審議会の答申について、アレルギー対応給食についての報告をさせていただきます。  1の経過でございますが、平成21年10月に学校給食費などの4項目を諮問させていただいたうち、継続審議となっていたアレルギー対応給食についての答申を、平成27年3月31日にいただいたものでございます。  2の答申の概要でございますが、城陽市では平成20年1月からアレルギー対応給食として卵の除去食を実施しておりますが、審議会でご審議いただいた結果、対象品目にエビを加えることが望まれるという答申をいただきました。その他、審議の過程で対象品目にエビを加える際には、シラスなどに混入するエビは除去できないことから、保護者等に対し除去できる範囲を十分に周知すること、洗浄後に残る微量の原因物質によりアレルギー症状を引き起こすおそれもあるため、調理に使う鍋などに十分注意することという附帯意見をいただいております。  3番目の今後の取り組みについてでございますが、現在、保護者への意向調査中で、アレルギー除去食を申請された保護者の方とは順次保護者・学校・給食センターで面談を行ってまいりたいと考えております。また、現在、専用の鍋やポットの手配、調理員の配置などについて、委託会社との協議も進めているところでございます。  このような準備を整えた上、早ければ2学期からの開始を予定しております。  報告は以上でございます。よろしくお願いします。 ○語堂辰文委員長  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○藤城光雄委員  アレルギーの除去は卵にされておりますが、カニでしたか、今度は。(「エビ」と言う者あり)エビか、済みません。エビがアレルギーの人いうのは私は、いろんなアレルギーの症状というのはそれぞれのものによって変わるんですが、エビを食べたらどんな症状になるんですか。 ○奥田豊穂学校給食センター所長  食物によって発症されるアレルギーの種類というよりも、それは個人個人でかゆみが出る方、じんま疹が出る方、呼吸がぜいぜいとなる方、いろいろございまして、それは個人がこの品目を食べるとそうなりますよ、だからエビを食べるとこうなりますよ、卵を食べるとこうなりますよと、そういう性質のものではございません。 ○藤城光雄委員  じゃあ、今このアレルギー、卵を含めて、父兄が申し出のある児童生徒いうのの人数掌握はどんな状態か掌握されてますか。 ○奥田豊穂学校給食センター所長  今、学校に対して照会をしておりまして、きょう時点ではまだ全て回答に至っておりません。全体数という意味でアレルゲンの調査ということで昨年にしたものが、全小学校を網羅したものとしては最新のものになっております。それでその部分につきましては。 ○下岡雅昭教育部次長  今、所長、途中まで申し上げましたけど、今調査を行っておりまして、エビのアレルギーを持つ児童生徒が何人いるのかということで今集約してる時点でございますけれども、16名でございます。 ○藤城光雄委員  アレルギーはいろんな、今特化してエビになってますが、今後拡大を必要やということの附帯意見もされてますので、一度全児童に及ぶアレルギーの実態というのは、これは今回の調査の中にエビだけじゃなしに、ほかのものも何か調査の事項に入ってるんですかね。そこら辺はどうですか。 ○奥田豊穂学校給食センター所長  学校への調査につきましては、どういう物質が児童のアレルギーの原因になってるかということで、卵を初め、牛乳、そば、米、種実、木の実ですね。野菜、豆腐、キノコ、果物、魚介類、牛肉という多様な食べ物の部分について照会をして、回答をいただいております。 ○藤城光雄委員  米があるわけですか、米アレルギーが。 ○奥田豊穂学校給食センター所長  米・麦という形で集約をしておりますので、米だけか小麦にあるのか、そこまではちょっと判別、今回してません。 ○下岡雅昭教育部次長  済みません。今ちょっと説明を補足させていただきますと、米・麦いう区分に入れてるんですけれども、実際今、米食べられへんかというようなご質問、私もちょっとそういうとこ疑問持ちましたので、確認しましたら麦でございました。 ○藤城光雄委員  わかりました。中にピーナツ系も含めて果物、特にメロンがあかんとかキウイがあかんとか、それぞれのやっぱりフルーツ系でも結構出る人もおられますし、カシューナッツとか、こういうなんもだめだとか、いろんな今、最近アレルギーに過剰に反応する方が多いと。特に鼻炎とか花粉とか、こういうことからつながっていくんかなと思うたりもしますねんけど、ぜひちょっと全部そういう個々の状況というのを調査されまして、よりよいアレルギー除去対策を講じていただくことをひとつ求めておきたいと思いますので、よろしくお願いしときます。結構です。 ○畑中完仁委員  今回はエビっていうのが追加されたんですが、ここで単純に考えて、小学校1年から6年、あと中学っていう形で義務教育あるんですけど、その中で変わっていくものなんですかね。こういうアレルギーは訓練によって解消されていくものなのか、そしてそれが例えば小学校1年では出えへんけど、小学校3年で出るものなのか、そういう部分でその場、その場でしかわからんとこもあんのか、どういうものかちょっと教えてもらえますかね。 ○奥田豊穂学校給食センター所長  おっしゃるとおり、卵につきましては乳児のころから発症がありまして、小学校入学される際にはその対応はできるようになってる方がたくさんいらっしゃるように書類なんかでは書いてございます。一方、エビとかにつきましては中学校ぐらいから、人にもよるんでしょうけども、そういうふうに出てくることがあるようなことが書類には書いてございました。 ○畑中完仁委員  いや、結局そういう話も1つは含まれてるんですけど、結局小麦とか例えば命にかかわるようなやつありますよね、何か。だから、それはただあかんという前提で全く排除する論理なのか、体力がだんだんふえますやん、例えば小学校低学年から高学年、中学生になったら。そういう分の中でちょっとずつクリアしていく問題なのか、それは当然医者の先生やらと相談しながらそういう部分を伸ばすのか、その辺の考え方はどういう考え方で捉まえたらいいんですかね。 ○中村範通教育長  非常に難しい整理だと思います。今申し上げましたように、小さいときから出るアレルギーとか突然アレルギーが出るとかいうような食物もあるようですので、一概にどうこうとはやっぱり言えないみたいです。  先ほどお米の話が出ましたけれども、お米のアレルギーもあります。米を一切食べられないという人もいらっしゃいます。たまたま城陽市には今子どもはいないようですけれども、米アレルギーもあるようです。  先ほどのご質問ですけれども、そのいわゆる対応策について、いわば治療方法というんですか、それについては、やはり主治医さんと保護者がきちっと連携をとって、治療方針を立ててそれぞれの、小さなものから大きなものまでありますので、立てて対応されているようです。我々はそこまでには実は立ち入ることはできないです。したがって、保護者の判断によって例えばエビアレルギーがあるとします。そうしたら、エビはもう学校では食べさせません、または食べさせます、その結論だけをいただいてます。そうしないと、いわゆる中途の、真ん中の状況を対応するということは我々にとっては不可能でございますので、マルかバツか、それの対応を私どもはするということになります。 ○畑中完仁委員  わかりました。それで、これが例えばこの状況の中で学校現場では苦労なされてると思うんですけど、それが一般的には見えないとこありますよね、そんなに大変なのみたいな雰囲気があると思うんですけど。例えば学校の先生方の部分の中でそういう神経の使い方というのはどういうもんなんですかね。 ○中村範通教育長  特に昨今、このアレルギー問題、命にもかかわる状況が発生したりもしておりますので、かなりシビアに対応しているのが状況です。したがって、例えば卵除去の子どもがいるとします。ところが、子どもたちもやはりきちっと自分の体のこと認識してますので、絶対食べようとはしないです。やはりそれは訓練されてますね、自分の命との問題がありますので。間違って食べるということはあったにしても、卵ちょっと入ってるけどちょっと食べてみようかなという子どもは今のところありません。やっぱりそれほど自分たちでもコントロールをしてるようです。  ただ、いわゆる間違って食べさせたり、1度こういう実はケースがあったんですけれども、キスの空揚げを出したんです。普通卵アレルギーといいましたら、皆様方の観念ひょっとしたら鶏卵だけを想定されると思いますけど、そうじゃないんですね、魚卵もあるんです。したがって、魚卵だけに反応する子もいますし鶏卵だけに反応する子も、もういろいろなんです。鶏卵の黄身には反応するけれども白身には反応しない子、もうさまざまなんですね。1回キスの空揚げを出したときに、親御さんも気づかなかったし、実は我々も気づかなかった。魚卵を持っているそういう魚類はシシャモしか想定してなかったんです。ところが、つくって出して、当然こっちのほうで先に試食をしますので、検食というんですけれども、そのときに栄養士がキスにも卵があるということに気がついたんです。キスも卵を持ってるもんがいるんですね。そしたら早速それを全部流して、セーフの子もいましたし、実はアウトの子もいたんです。食べてしまったという子。ここまで入れた子がストップがかかった子もいます。そういう場面もありました。したがって、非常に学校としてはそういう部分はナイーブになっています。  担任にしたらすごく気を使って対応してるのが現状です。もちろん親御さんとの連携も常に密にとってますし、連携も図っています。 ○土居一豊委員  済みません、1点。  今、城陽でアレルギーで給食食べれなくて弁当持ってきてるという生徒がございますか。調べましたら20何名やったかな。 ○奥田豊穂学校給食センター所長  先ほど申しましたように、今年度の分につきましては集計中ですので、26年度中の数字としまして9人の方が。 ○小松原一哉委員  食物アレルギーということでここ近年、増加傾向にあるということも書かれてますけれども、確かにいろいろな物質がアレルゲンとして新たに出てくるということもあるんですけど、例えばここにも書かれてますように、食べるものだけではなくて調理に使う調理器具、それを起因とする例えば微量な金属成分とかも、学校給食の場合でしたら可能性があるということだと思うんですけれども、こういうふうにしてどんどんどんどん原因物質というんですか、アレルゲンが明らかになってきて、この先、城陽の場合でしたらセンター方式ですよね、学校給食を提供するということがだんだん困難になってくるんではないかというような心配までしてしまうんですけども、そこら辺はどういう見通しを持っていらっしゃるか、まずお尋ねしたいと思います。 ○中村範通教育長  先ほど親と学校との連携というご説明をいたしましたけれども、常にやはり私どもは子どもたちにどういうものを提供しているかというものはオープンにしています。細かいところでオープンにしています。1つが、まず端的に言えばいわゆる献立表ですね、その日のうちに何をどう食べるかということと、希望者、希望者というのはアレルギーを持っている子どもさんの保護者に対しては、給食のそれぞれに使っているものにどういうものが使われているか、特に加工食品ですとか調味料ですとかいうものについては、配合されている割合をきちっと明記したものを、いわゆるこの給食にはこういうものが使われていて、こういうものは配合されていますよという配合割合表もお届けしています。したがって、あとはそういうものを照らし合わせてみながら、きょうの給食のこの献立は食べてはだめよというような指示も保護者のほうでしていただいてます。それを受けて子どもたちはきちっと対応してきているというような状況でございます。とにかく工夫はしているということですね。  今ご質問にありました今後のセンター方式で給食を提供していく上で、言葉をかえればどこまで教育委員会、いわゆるアレルギー対応給食しようと思ってんのというような言葉で置きかえてもいいと思いますけれども、限界があります。かなりの限界があります。したがって、当初卵アレルギーだけに対応してきました。やはりもう少し拡大していこうということで、結構時間かかったんです、ここまで来るのに。2年半ほどかかりました。そしてやっと我々が安全に提供していけるものでエビに限定して2回目拡大していこうと。次、審議会では拡大をする方向も考えてちょうだいねという答申をもらってますけれども、どういうことができるのかということは、またこれからです。結論的に言いまして、それができるかどうかというのも含めては、これからの検討次第だというふうに思っています。したがって、限界があるということでご理解をいただいたらありがたいです。 ○小松原一哉委員  ありがとうございます。  今、教育長がおっしゃられたように、かなりこの問題はしっかりと将来的に向け、対応していかないとすぐに、言葉は正しくないかもしれないですけど、行き詰まってしまうような問題になる可能性があると思うんですね。ですから、今、城陽市でとっていらっしゃる給食システム自体を根本から見直さんならんようなことになるような気がするんです、よりきめ細かな対応をしていこうと思えば。そういう選択肢もありますし、また逆に、もうそうじゃないんだと、極端な言い方をすれば給食やめて各個人の責任でもって弁当持ってきてくださいというようなことにまで考えないといけないことになり得る問題やと思うんですね。そういうところから、今後しっかりと、どういうところまでやったらできるのか、どういう方向性を持ってどこまで対応するのかということは、ちょっと早急に考えていただいて、今現在とっている給食センター方式、これが果たして一番いい選択なんかどうかというとこも含めまして、1度ご検討いただくように前向きに考えていただければ結構かなと思います。 ○語堂辰文委員長  それでは、ほかにこの件でご質問ございますか。           (「なし」と言う者あり) ○語堂辰文委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。       ────────────────────────────── ○語堂辰文委員長  続いて、平成26年度異物混入等まとめを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○奥田豊穂学校給食センター所長  平成26年度異物混入のまとめについてご報告いたします。  平成26年4月16日に古川小学校で発生しました牛乳の異物混入の事象については、大変ご迷惑と心配をおかけしましたので本来なら今回報告の含むべきなのですが、これにつきましては、昨年5月26日に臨時の福祉文教常任委員会を開催していただき、ご報告申し上げたところでございます。このため、今回の報告からは省略をさせていただいております。  さて、資料のほうをごらんください。平成26年度は7件の異物混入がございました。ナンバーを振っておりますが、1番と5番は給食センターで調理する過程で混入したものであり、器具の点検を強化し、失礼いたしました。1番と6番でございます。大変申しわけございません。6番は給食センターで器具の点検の強化と、劣化した器具については交換することを委託業者のほうに指示しております。  2番目と7番目につきましては個別包装されているパンに混入していたもので、これにつきましては、加工業者に対し作業開始前の段階で衣服の点検、それと包装後も目視による検査を徹底するように指示しております。  次に、3番目と4番目と5番目でございますが、これにつきましては、材料に付着していたごみや虫が原因となっております。下処理の際には3つの水槽で順次洗っていくことになるわけなんですが、葉物の場合、特に洗浄前に虫がついていた場合とかは特に入念に洗浄するように、委託業者のほうに指示をしているところでございます。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○語堂辰文委員長  それでは、これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○熊谷佐和美委員  最初に、雪印のメグミルクの異物混入については、昨年の臨時委員会のほうでご報告したので省略させていただきましたということでございましたが、この点についてちょっとお尋ねしたいんですけども、それから後、臨時委員会のときにこのように改善要望出して、このようにしていただくとか、教育長のほうからも話も頂戴いたしました。連日のようにファクスで、きょうは何々小学校、何々中学校という、小学校で何件とかいう形が報告がありました。今現在ここに報告がないということは、あれから以降、業者のほうの改善等もされて、メグミルクの混入について、混入がなかったということなのか、改善がされたということでこちらは受け取っていいのかを教えていただきたいのと、その当時、毎日のように異物混入が、同じ場所ではないんですけども起きていたということで、児童生徒の中にも牛乳を飲みたくないという理由で牛乳をやめられた児童生徒がいたというご報告もいただきましたが、その状況は今も変わりがないのか、改善されたのか、ちょっとわかればでいいですので教えてください。 ○中村範通教育長  先ほどセンター長のほうからメグミルクの件について報告いたしました。これについては、臨時委員会を設けていただいた以降も毎週、状況等についてはご報告をさせていただいているとおりでございます。そこでも、ご承知いただいてますように、メグミルクのいわゆる牛乳成分に由来する異物はそれ以降は出ておりません。これはご承知のとおりだと思います。つまり、子どもたちが一定期間シビアになった時期がございまして、その間、例えば出てきた異物というのはほとんどが消しゴム成分のものですとか、例えば髪の毛ですとか、いわゆる牛乳ができるときに入ったものではなくて、それ以降、給食が開始されて、そこで教室で入ったものとしか考えられないものが検出をされていました。したがって、その時点でメグミルクのいわゆる乳成分由来の異物は皆無になったというぐあいに判断をいたしておりますし、それ以降の報告も異物の混入もありません。  これは実は城陽市だけではないですので、当方から基本的に強く申し入れをしました牛乳パックの生成、いわゆる牛乳を入れて封印をして提供する、その工程の中で工夫はできないのかと。つまり、焦げができるに当たるその過程がはっきりしていましたので、それをなくして別の方法でパッキングする方法をという提案をしました。そのことについては、会社のほうでもその提案を受け取っていただいて、大きな機械でございますので入れかえをされて、この2学期からその機械で生成、いわゆる商品化されたものが給食として改めて提供されるということになります。したがって、牛乳のパックの形が若干変わってきます。通常、議員の皆様方が自動販売機等で例えばお買いになられるジュースですとかいうような、ああいう長方形の形になります。今まではちょうど子どもたちのおもちゃのお屋根がついたようなパックの形になってましたけれども、それで封印するために乳成分が焦げるという状況でしたので、そうじゃない方法を取り入れる機械を導入されて、この2学期から開始ということになります。 ○熊谷佐和美委員  子どもさんの牛乳はどうなのか。 ○語堂辰文委員長  わかりますか、生徒で牛乳を拒否してるという。 ○下岡雅昭教育部次長  牛乳事件によりまして、牛乳を飲まなくなった子どもさんというようなご質問がございましたですけれども、ちょっと今、細かい数は把握してないんですけども、その当時は10人超えておりました。ただ、今教育長が説明しましたけど、やっぱり大分業者さんのほうも改善してくれましたので、私は希望される保護者に対しましては個別に学校まで出向きまして保護者の方にご説明をさせていただいて、こういうので安全ですよというような説明もさせていただいて、それで数が、7人か8人ぐらいになった。それでもまだ飲まないという方がおられますので、そういう方がちょっと今、現実にまだいるということでございます。ちょっときっちりした数、今押さえておりませんけども、そんな状況でございます。  ちょっと所長に答えてもらえたらよかったんですけど、今年度はもういないということです。当時はまだいた、26年度はいたんですけれども、もうゼロになってるいうことでございます。失礼しました。済みません。 ○熊谷佐和美委員  業者のほうも改善、これ機械のほうを改善をしていただいたということで、2学期から変わっていくということで、このことも強く教育長のほうも要望していただいた、これがようやく形となって改善されるということもわかりましたし、懸念してました、このことによって牛乳をやめたという児童生徒のことがすごくちょっと気になってたんですが、これもことしになってようやくゼロになって、それは1件1件、お一人お一人に対して、こういう安全な方向に異物混入については究明をして、改善策もこういうふうになっていくということを提示をしていただいた結果であったと思いますし、もしそこの部分が抜け落ちておったならば、そのまま10名のままだったかもしれないということを思えば、そこの1件1件丁寧に対応していただいたということはよかったなと思いますし、ぱっと見てこれ牛乳のことが入ってなかったので、終止符が打たれたんだなということは思ったんですが、いつから業者が機械を改善するということはお聞きしてましたけども、どういうふうになってるとかいうことがちょっとわからなかったのでお聞きをいたしました。ありがとうございます。 ○畑中完仁委員  ここで多いのか少ないのか、これ入ってはいけないものは基本的にそうなんですけど、ここで虫っていう部分が気になるんですけど、これどれぐらいの大きさで、自然界にいるものの中で洗い落とすのができひんだという部分やと思うんですけど、このあたりが完璧な部分で可能なのか可能でないのか。こういう、そら基本的にはこういう異物になんのか、それは異物なんでしょうけど。そのあたりは現場ではどうなんですかね。ほんでどれぐらいの大きさなんですかね、虫っていうのは。その2件確認された。 ○下岡雅昭教育部次長  大きさということでございますけれども、例えばイメージしてもろうたら、ハエみたいなちょっと、ハエの大きさぐらいの大きさとか、そして青虫、5ミリぐらいの青虫とか、そういうのを確認いたしております。
    ○畑中完仁委員  いや、そやからこういう部分の中で自然界に当然いるもんじゃないですか。人工的な部分でいえばナイロンとか髪の毛とか、防げるような部分はあると思うんですよ。そやから、それがそういう部分で、要するに野菜をどれだけ洗ってるかという部分が僕らには見えないんですけど、そこまで当然だめという前提なんですかね、異物という前提なんですけど。えらい現場は大変やなというものを持ってるんですけど、そのあたりの部分で防ぎようはあるんですかね。全くこのあたりが、今の話で虫は、それは誰だってそんなん入ってたら嫌ですけど。 ○中村範通教育長  きれいごとを言ってしまいますけれども、やっぱり入ってはいけないものだと、これは我々の仕事だというふうに思ってます。これはきれいごとのように言いますけども、きれいごとではございません。やはり提供する側として、子どもたちの側に提供する側としては絶対に入れてはいけないものだというふうに理解をしています。  ただ、私どもも物資の選定をしていく中では、やはり野菜等につきましては、先ほどの所長のほうからの報告にもありましたように、いわゆる葉っぱ物でいわゆる無農薬ということを限定していけば、どうしてもあるんですね。したがって、そのものについては、そういうときの野菜については3度、いわゆる下処理をするんですけども、洗って。そのときにも業者のほうには十分注意をして、今回はこういうことが想定されるのでということを前提として下処理もするんですけれども、それでもこういう形で入ってしまったという経過がございます。でも、これは言いわけにしかなりませんので、改めてやはり我々としてはきちっとしたものを提供するというポリシーを持って対応しなければならないというふうに考えています。 ○土居一豊委員  また起きますね、これは。また起きる、言っとく。  まず、器具については、幾ら業者に注意しなさいと言ったって、古いものを使っておれば何度でもブラシの毛は抜ける。調理器具の6番目、プラスチックの分、劣化したものは、これは器具は剥がれる。業者に言っただけじゃあ、これ対策はできませんよ。一定期間来たら変えなきゃなりませんよ。使える使えない関係ない。1年来たら変えなさい。そうすれば、劣化する前に変えることはできる。そうしないと、またブラシの毛は落ちるし、プラスチック片は入る。というのは、同じざるを、プラスチック使ってた。見た目は、これは新しいと思っても、これ使い始めは2年前かもわからない。太陽光にちょっと当たって、見た目は古いけれども1年前かもしれない。見た目で今やってますよね、交換を。起きますよ。ブラシも一緒ですよ。続けて使ったブラシは減っていく。しかし、もとはしっかりしとるから抜けない。私たちの歯ブラシと一緒じゃないですか。ただし、使ってそのまま放置しておいてまた使えば、特に1年2年もし、そのまま使わずにおいたら、形は新しい、しかしもとは劣化してるから抜ける可能性ある。私たちも歯ブラシしとって抜けることがあるでしょう、口の中で。何でだと思ったら、これは古い歯ブラシだった。新しい歯ブラシは抜けませんよ。そういうことを思えば、1番と6番をもしこれを本当にやろうと思うんだったら、業者さんにナイロンのブラシは大体どのぐらいしたら毛は抜けるか、データ出るはずですよ。その前に必ずいつから使い始めたというのを書かせて、所長が点検して、これ交換しなさいと。下の6番の分も一緒。そうすることによって、私、1番と6番は防ぐことができると思います。本当にやろうと思うんだったら、そうすれば私はこれが防げる。  次に、物の洗い方。葉物は1枚1枚ばらばらにして洗ってると思うんですけど、丸のまま洗ったら、中のものは洗えませんよ。私、料理するのが好きで野菜物を切るんですけど、中に入った虫は1枚1枚とらないととれませんよ。それと、洗ったときに洗ったものをざるでそのままぐっと上げたら、虫はそのまま残ってますよ。1枚1枚、極端なこと言ったら取り出さないと。そして、ためた水で洗って取り出したら、虫は残りますよ。流水で洗っていけば虫は流れるかもわからない。洗い方工夫しないと、私は洗浄の分についてはまた起きると思うんですよ。いかに洗浄する段階で虫が残らないようにするのかを工夫しないと、私はこの状況はまた起きる。  一番私、不思議に思うのは、赤カブ。どうして赤カブの虫が洗浄で落ちないのかなと。サラダは、私は可能性は、ここで確かに洗うことであるかもわかりませんけど、赤カブについて、どうしてあの丸いものの分がそのまま残るのかなと。よっぽどこれは洗浄の方法が悪いんだろう。だから、この方法を私見る限りにおいたら、また来年も同じような件数が起きるな。そしたらやっぱりもうちょっと教育長言われたように、やっぱり入っては困るというもんであれば、本当にこれどうしたら防げるかということを考えないと、起きますよ。所長、ご見解ください。 ○奥田豊穂学校給食センター所長  ざるとかにつきましては、ざるって、こう網の目の部分と、プラスチックのものなんですけども、補強している部分ございますよね。それで、規模がセンターで使っておりますのでこれぐらいの大きなざるになってるんですけど、高さがこれぐらいの。その底の部分がすり減りまして、けば立つみたいなイメージになりますので、その部分は、やすりがけとかをして、底からぽろりと剥げ落ちることがないような対応を現在ではしております。  ちょっとブラシについては、申しわけございません、今この場でお答えできる状況にありません。  それと、洗浄の部分ですけども、野菜の。タンクが3つございまして、要は水をかえないとだめですよと、そんなん落ちっこないですよというお話いただいたような形で、量が多いので全て流水というわけにはいかないんですけども、そこで洗い落としたものが次の野菜にくっつかないような、そういう工程はとらせていただいております。  ただ、赤カブにつきましては、赤カブのちょっとメニューというんですか、調理の部分が今ちょっとそこまで存じておりませんので、それについても、こういう丸っこいもんにどうして虫がついていたんやというお話だと思うんですけども、ちょっとその部分、今申しわけございません、わかりません。 ○土居一豊委員  赤カブは、察するところ、私は中に虫が入ってたんじゃないかなと。洗ったとき落ちないよ。中に虫が入っとって、切っていってそのまま残ったんじゃないかと。洗うのはきれいに洗えた。しかし、どこかに虫が、ちっさい虫がカブの中に入ってた。考えられる。  起こり得る可能性ですけど、ゼロにしようと思ったらいろいろやっぱり工夫してもらわないと起きますよ。少なくとも1番と6番については防ぐことできると思いますので、これは業者とよく決めて、1と6は起こらないようにしてくださいよ。あとの分については幾ら洗っても、それはたくさんの材料の中から入るかもしれない。しかし、やはり洗い方の工夫というのはぜひやっていただきたい。食べた子どもにしてみたら嫌な思いですよ、虫が入ってたら。大人だったら仕方ないかと思って我慢するかもわかりませんけど。申し上げておきます。 ○語堂辰文委員長  ほかにご質問はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○語堂辰文委員長  ほかになければ、この程度にとどめたいと思います。  それでは、暫時休憩をいたします。  説明員の方は退席を願います。           〔説明員退室〕           午後1時51分 休憩         ─────────────           午後1時55分 再開 ○語堂辰文委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────────────────────── ○語堂辰文委員長  閉会中の委員派遣、管外行政視察についてお諮りをいたします。  実施日、視察先、視察目的等は正副委員長にご一任をいただき、議長に対し委員派遣承認要求の手続を行います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○語堂辰文委員長  ご異議なしと認め、そのように決定をいたします。       ────────────────────────────── ○語堂辰文委員長  次に、閉会中の継続審査及び調査についてお諮りをいたします。  お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたします。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○語堂辰文委員長  ご異議なしと認め、そのように決定をいたします。       ────────────────────────────── ○語堂辰文委員長  本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会といたします。ご苦労さんでした。           午後1時56分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            文教常任委員長                                語 堂 辰 文...