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平成30年第 2回定例会〔6月定例会〕(第1日 5月31日)

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  1. 宮津市議会 2018-05-31
    平成30年第 2回定例会〔6月定例会〕(第1日 5月31日)


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    平成30年第 2回定例会〔6月定例会〕(第1日 5月31日)        平成30年 宮津市議会定例会議事速記録 第1号        第2回         平成30年5月31日(木) 午前10時00分 開会 ◎出席議員(15名)    長 林 三 代     宇都宮   綾     福 井 康 喜    松 浦 登美義     松 本   隆     河 原 末 彦    北 仲   篤     城 﨑 雅 文     星 野 和 彦    谷 口 喜 弘     安 達   稔     德 本 良 孝    小 林 宣 明     坂 根 栄 六     嶋 田 茂 雄 ◎欠席議員    な  し ◎議会事務局    事務局長    髙 村 一 彦    議事調査課長  居 村   真    課長補佐議事調査係長
               河 原 亜紀子 ◎説明のため出席した者の職氏名    市長      井 上 正 嗣    副市長     上 田 清 和    理事兼企画部長 安 東 直 紀    総務部長    森 口 英 一    市民部長    宮 﨑 茂 樹    健康福祉部長  笠 井 裕 代    産業経済部長  松 崎 正 樹    建設部長    山 根 洋 行    会計管理者   尾 﨑 吉 晃    総務課長    大 井 良 竜    財政課長    辻 村 範 一    企画政策課長  松 島 義 孝    教育長     山 本 雅 弘    教育次長    永 濱 敏 之    監査委員    稲 岡   修 ◎議事日程(第1号) 平成30年5月31日(木) 午前10時 開会  日程第1 諸報告  日程第2 会議録署名議員の指名  日程第3 会期の決定  日程第4 報告第 7号 専決処分の承認を求めることについて(宮津市税条例の一部              を改正する条例)       報告第 8号 専決処分の承認を求めることについて(宮津国民健康保険税              条例の一部を改正する条例)       報告第 9号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度宮津市一              般会計補正予算(第17号))       報告第10号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度宮津市簡              易水道事業特別会計補正予算(第7号))       報告第11号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度宮津市下              水道事業特別会計補正予算(第6号))  日程第5 議第 41号 宮津漁師観光商業センター指定管理者指定について       議第 42号 宮津介護保険条例の一部改正について       議第 43号 平成30年度宮津土地建物造成事業特別会計補正予算(第1              号)  日程第6 所管事務調査報告  日程第7 市議第 5号 障害者福祉に関する提言書(案)  日程第8 議員辞職の件           ────────────────────               (開会 午前10時00分) ○議長松浦登美義)   おはようございます。  初めに、全員で宮津市歌を斉唱いたしたいと思います。皆さん、御起立を願います。                〔松浦議長 起 立〕                 (宮津市歌 斉唱) ○議長松浦登美義)   御着席ください。                〔松浦議長 着 席〕  ただいまから平成30年第2回6月宮津市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  日程に入るに先立ち、議会事務局人事異動について御報告申し上げます。  去る4月1日付で議会事務局長髙村一彦を任命いたしましたので、御報告申し上げます。  次に、市長から発言の申し出がありますので、これを受けることといたします。井上市長。                 〔井上市長 登壇〕 ○市長井上正嗣)   おはようございます。  本日から6月定例会お願いいたしましたところ、議員の皆様には、何かと御多用の中を御出席をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。  ここで、お許しをいただきまして、4月1日付の人事異動に伴いまして、議会出席職員の紹介をさせていただきたいと思います。  市民部長宮﨑茂樹でございます。  健康福祉部長笠井裕代でございます。  財政課長辻村範一でございます。  以上、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長松浦登美義)   日程第1「諸報告」であります。  去る5月30日、東京で開催されました第94回全国市議会議長会定期総会において、同会表彰規程により、議員在職15年以上として、北仲 篤さん、谷口喜弘さんが表彰を受けられましたので、御報告を申し上げます。  次に、市長から地方自治法第180条第2項の規定に基づく専決処分報告が参っており、写しを配付しておりますので、ごらんおきを願います。  次に、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づく平成29年度の一般会計予算下水道事業特別会計予算及び上宮津財産特別会計予算繰越明許費に係る繰越計算書が配付されておりますので、ごらんおきを願います。  次に、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく平成29年度2月分及び3月分の一般会計特別会計基金等並びに水道事業会計の2月分及び3月分の例月出納検査結果報告書が提出されており、写しを配付しておりますので、ごらんおきを願います。           ──────────────────── ○議長松浦登美義)   日程第2「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、           嶋 田 茂 雄 さん   長 林 三 代 さん を指名いたします。  以上のお二人に差し支えのある場合は、次の議席の方にお願いいたします。           ──────────────────── ○議長松浦登美義)   日程第3「会期の決定」を議題といたします。  お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から6月8日までの9日間といたしたいと思います。御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長松浦登美義)   異議なしと認めます。会期は、本日から6月8日までの9日間と決定いたしました。           ──────────────────── ○議長松浦登美義)   日程第4 報告第7号から報告第11号までの5件を一括して議題といたします。  提案理由説明を願います。宮﨑市民部長。                〔宮﨑市民部長 登壇〕 ○市民部長宮﨑茂樹)   私から、報告第7号 宮津市税条例及び報告第8号 宮津国民健康保険税条例の一部を改正する条例専決処分の承認を求める件につきまして御説明を申し上げます。  今回の専決処分はいずれも、この3月31日付で地方税法等の一部を改正する法律等が公布されたことから、先般3月の全員協議会で御説明を申し上げたとおり、両条例の一部を同日付で改正し、公布をさせていただいたものでございます。  初めに、市税条例の改正につきまして御説明をいたします。議案参考資料の1ページをごらんおきいただきたいと存じます。  主な改正は、法人市民税固定資産税に関するものでございます。1点目の法人市民税につきましては、1つには、外国子会社合算税制、いわゆるタックスヘイブン対策税制でございますが、におきまして生じる控除すべき税額相当分について、法人市民税から控除する規定を創設したこと、2つには、法人における納期限延長の場合の延滞金計算期間について、その一部を変更したものでございます。  2点目の固定資産税等につきまして、今年度、評価がえを行いましたが、これまでも評価がえ年度ごとに設定をしてきた特例を引き続き延長するもので、1つには、後年度において土地の価格が下落した場合の補正措置、2つには、宅地等に係る課税標準額の段階的な負担調整措置について、それぞれ延長したものでございます。  次に、国民健康保険税条例の改正につきまして御説明申し上げます。議案参考資料15ページをごらんおきいただきたいと存じます。  改正は2点、1点目は、課税限度額の見直しでございます。いわゆる医療費分基礎課税額について、課税限度額を58万円に引き上げ、負担の適正化を図ったものでございます。2点目は、低所得者に係る軽減で、経済動向等を踏まえ、世帯の所得算定の基準のうち、被保険者数に乗ずる控除額を5割軽減にありましては27万5,000円に、2割軽減にありましては50万円にそれぞれ引き上げをし、措置を拡充したものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、御報告とさせていただきます。よろしく御承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長松浦登美義)   井上市長。                 〔井上市長 登壇〕 ○市長井上正嗣)   私から、報告第9号から第11号までの3件の専決処分の承認を求めることにつきまして御説明を申し上げます。  いずれも、平成30年3月31日付で、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分による予算措置を行ったもので、別紙の平成29年度宮津市3月(専決)補正予算の概要もあわせてごらんいただきたいと存じます。  内容は、一般会計簡易水道事業特別会計及び下水道事業特別会計の3つの会計について、平成29年度起債にかかわる最終的な発行見通しを得たことに伴うもので、起債の目的に沿った地方債補正を行うとともに、歳出予算につきましては、関係する費目の財源調整を行ったものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、御報告を申し上げます。御承認賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長松浦登美義)   一括して質疑に入ります。御質疑はありませんか。長林三代さん。 ○議員長林三代)   済みません、報告第8号についてお伺いをしたいと思います。  専決内容の概要のところにありますように、保険税軽減の拡充ということなんですけれども、これによって、対象被保険者数というのはどのくらいふえたのかというのは教えていただけますでしょうか。 ○議長松浦登美義)   宮﨑市民部長。 ○市民部長宮﨑茂樹)   議案参考資料の15ページの表の右側、政策等の効果及び費用と書いてございます。ここに参考として記載をしておりますが、丸の2つ目、低所得者軽減の拡充に伴う影響ということで、18世帯、全国保被保険者世帯3,100世帯のうち18世帯がこの軽減措置によって拡充をさせていただいたということでございます。以上でございます。 ○議長松浦登美義)   他に御質疑はありませんか。‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。  お諮りいたします。5件については、委員会付託を省略することにいたしたいと思います。御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長松浦登美義)   異議なしと認めます。5件については、委員会付託を省略することに決しました。  一括して討論に入ります。5件に対し、反対その他の御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。  報告第7号から報告第11号までの5件を一括して採決いたします。5件は、原案のとおり承認することに賛成の皆さんは起立を願います。                 〔起 立 全 員〕 ○議長松浦登美義)   起立全員であります。5件は、承認することに決しました。
              ──────────────────── ○議長松浦登美義)   日程第5 議第41号から議第43号までの3件を一括して議題といたします。  提案理由説明を願います。松崎産業経済部長。               〔松崎産業経済部長 登壇〕 ○産業経済部長松崎正樹)   私から、議第41号 宮津漁師観光商業センター指定管理者指定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。議案参考資料19ページもあわせてごらんいただきたいと存じます。  本施設の管理運営につきましては、昨年12月議会で可決いただきました宮津漁師観光商業センター条例第3条の規定により、その業務を指定管理者に負わせることとしており、今回、本施設の10月オープンに向けて出店予定事業者等で設立されました宮津フードファクトリー合同会社指定管理者として指定することにつきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  指定期間につきましては、管理運営において、新規開業に係る投資回収期間等を考慮し、4年6カ月としております。  以上、まことに簡単ではございますが、提案理由説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長松浦登美義)   笠井健康福祉部長。               〔笠井健康福祉部長 登壇〕 ○健康福祉部長笠井裕代)   私から、議第42号 宮津介護保険条例の一部改正につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。議案参考資料20ページをごらんください。  介護保険法施行令が改正をされ、本条例が引用する条項に変更が生じたため、所要の改正を行うものでございます。  施行日は、平成30年8月1日といたしております。  以上、まことに簡単でございますが、提案理由説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長松浦登美義)   井上市長。                 〔井上市長 登壇〕 ○市長井上正嗣)   私から、議第43号 平成30年度宮津土地建物造成事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  今回お願いをしております補正予算は、土地建物造成事業特別会計平成29年度収支に赤字が見込まれることから、地方自治法施行令第166条の2の規定により、30年度の歳入を29年度の歳入に繰り上げ充用しようとするもので、別紙の平成30年度宮津市6月補正予算(案)の概要もあわせてごらんいただきたいと存じます。  その内容は、前年度までの累積赤字8,120万9,000円に、29年度単年度収支赤字見込み3,804万2,000円を加えた1億1,925万1,000円を繰り上げ充用するため、歳入歳出予算にそれぞれ1億2,537万9,000円を追加し、予算の総額を1億6,874万9,000円とするものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、御審議の上、可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長松浦登美義)   ここで、議案熟読のため、約15分間休憩いたします。               (休憩 午前10時20分)           ────────────────────               (再開 午前10時32分) ○議長松浦登美義)   休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑に入ります。  まず、議第41号及び議第42号の2件について一括して質疑に入ります。御質疑はありませんか。德本良孝さん。 ○議員德本良孝)   議第41号のほうなんですけれども、一応これ確認なんですが、指定期間については、平成30年10月1日から35年3月31日ということで、この30年の10月1日からということについては、この商業センターそのものの、このそのもの設置条例のほうが、これ、去年の11月29日に提出されて、12月議会で承認というか、議決したものですけど、これによると、期間は、施行期日は、この条例は規則で定める日から施行するということで、確定期日になってないわけですよね。一方、設置する建物そのものが期日がこういう期日になっておる、期日が指定されていないという状況の中で、まずは、指定管理というのは、指定管理するべき公の施設が存在することがまず最初で、その設置条例等を含めて、それが期日が決まってから、当然次の指定管理についての記述が決まってくると、そういうふうに私は認識しておるんですけれども、規則で定める日というのは、もう定められているのか、どういうふうになっておるのか、ちょっと説明を願います。 ○議長松浦登美義)   松崎産業経済部長。 ○産業経済部長松崎正樹)   この設置条例指定日についての御質問をいただきました。  この条例につきましては、議員もお触れになりましたけども、12月議会におきまして可決いただきました、この観光商業センター設置条例については、その施行日については規則に委ねているものでございます。この規則につきましては、この前の議案送付の日の5月24日にあわせまして、施行日を10月1日とする規則を公布をさせていただいたということでございます。したがいまして、この条例の施行にあわせまして、指定管理者指定開始日につきましても、同日付でお願いをしていくものでございます。以上でございます。 ○議長松浦登美義)   他に御質疑はありませんか。‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。  2件は、産業建設福祉委員会に付託いたします。  次に、議第43号について質疑に入ります。御質疑はありませんか。‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については、委員会付託を省略することにいたしたいと思います。御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長松浦登美義)   異議なしと認めます。本件については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。本件に対し、反対その他の御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。  議第43号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。                 〔起 立 全 員〕 ○議長松浦登美義)   起立全員であります。本件は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────── ○議長松浦登美義)   日程第6「所管事務調査報告」を議題といたします。  総務文教委員会及び産業建設福祉委員会の各常任委員会から所管事務調査報告申し出がありますので、これを受けることといたします。  委員長報告を願います。総務文教委員長 城﨑雅文さん。              〔城﨑総務文教委員長 登壇〕 ○総務文教委員長城﨑雅文)   それでは、私から、総務文教委員会所管事務調査報告をさせていただきます。お手元に配付しております報告書を読み上げさせていただき、報告とさせていただきます。  本委員会は、去る平成29年8月30日の委員会において、所管事務調査テーマシティープロモーションについてと決定いたしました。シティープロモーションとは、定住人口をふやすために本市の魅力を市内外に積極的に発信する取り組みでございます。このたび、テーマについて、委員会として取りまとめを行ったため、最終報告を行います。  調査概要については、次のとおりであります。  1番、調査日でございます。平成29年8月30日、所管事務調査事項の議決、10月3日、調査研究、11月1日、執行部総務部企画部との意見交換、11月8日、神奈川県逗子市へ先進地視察調査平成30年1月16日、視察報告執行部との意見交換、3月13日、調査研究、5月17日、所管事務調査報告書の議決。  2、調査内容宮津市の情報発信力宣伝力の弱さについては、以前からさまざまな場面で多くの市民の方から指摘をされております。一例を挙げると、宮津市が行った地域創生懇談会では、栗田地区からは、養殖業、漁業の知名度向上を、上宮津地区からは、子育て支援が充実していることの発信強化を、府中地区からは、宮津の住みよさや魅力の積極PRを、その他団体からは、市民の目にとまるような情報発信の工夫を、また、子育て支援情報発信強化をなど、広報や情報発信に関する意見が多数寄せられている。また、宮津市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中でも、定住につながるシティープロモーションの実施の項目で、選ばれるまちになるための情報発信重点施策として上げている。こういった問題意識のもと、宮津市の魅力を内外に発信し、選ばれるまちになるためにはどうすればいいかを重点に置き、シティープロモーションについて調査を行った。  まず、本市の総務部企画部意見交換を行った。本市のシティープロモーションの現状について、シティープロモーション専属のセクションはないが、企画部企画政策課関係部署と連携して定住につながるシティープロモーションの戦略を練り、その情報を総務部秘書広報係があらゆる媒体を活用して発信することとしているとの説明を受けた。  次に、先進地視察を行った逗子市では、まだ取り組んでない事業や道半ばの事業もあったが、シティープロモーション戦略を自前で策定し、全職員のシティープロモーションに対する意識統一を図られており、全庁体制で取り組むことの大切さを学ぶことができた。  その後、執行部に対して先進地視察報告を行い、再度意見交換を行った。  3、委員会で一致した意見調査テーマについて、委員会として一致した意見は以下のとおりでございます。1つ、本市のシティープロモーションの具体的な内容や方向性を示し、全庁で意識統一を図るためのシティープロモーション戦略を策定されたい。2つ、シティープロモーションを推進するため、担当部署を明確にされたい。  以上でございます。 ○議長松浦登美義)   産業建設福祉委員長 長林三代さん。             〔長林産業建設福祉委員長 登壇〕 ○産業建設福祉委員長長林三代)   それでは、御報告を申し上げます。  本委員会は、去る平成29年8月30日の委員会において、所管事務調査テーマ障害者福祉についてと決定をいたしました。このたびテーマについて委員会として取りまとめを行いましたので、御報告をさせていただきます。  初めに、調査日につきましては、委員会を7回、視察調査を5回行いました。  次に、調査内容についてであります。昨年7月18日の市民議会懇談会社会福祉法人宮津社会福祉協議会さんと行いました。その中で、精神疾患等障害者に対する支援が弱いことや、支援を誰がどう対応するのかなどの諸課題が判明し、調査をすることにいたしました。調査に当たり、社会福祉課から関係資料の提出と現状説明を受けました。  管外調査におきましては、先進地事例として、障害者雇用対策として、愛知県大府市の就労継続支援B型事業所ワーキングスペースおおぶの宅急便やクリーニングといった積極的な仕事探しと社会復帰しやすい体制について、また、農福連携として、豊明市のワークハピネス農園、あいち豊明ファームにおいては、事業所法定雇用義務の達成と障害者経済的自立、それを促進する行政といった3者の関係について、また、ユニバーサルデザインの活用として、NPO法人まちづくりかりやのバリアフリープロジェクトでは、障害者への配慮として積極的な声かけと歩道や店舗のバリアフリーについて視察を実施いたしました。  また、管内調査におきましては、本市の身体、視覚、聴覚等に障害のある身体障害者団体連合会精神障害のある人の親や関係者でつながる松のみどり会知的障害等のある子供の保護者でつながる宮津障害児者を守る親の会と懇談を行いました。障害者やその親は、安心できる環境での生活を望んでおりますが、歩道は段差や傾斜が多く危険であること、また、災害は家族といる夜に来るとは限らない。誰が避難させてくれるのかといった災害避難時の移動手段も不明瞭なままであること。また、小さい子の親は制度を知らないことが多く、重度の方は相談に行くからわかるけれども、大きくなってから作業所に来て教えてもらって初めてわかるといったように、情報伝達が不足しており、必要な支援が受けられない場合もあること。また、専門の医療機関が市内にはなく、受診の負担が大きいこと。グループホームやショートステイ等施設の拡充をしてほしいといった意見や要望を聴取いたしました。  次に、委員会で一致した意見であります。1、災害時における障害児・者等要配慮者の避難、誘導等が迅速に対応できるよう、災害時要配慮者の登録を促進し、実効性のある体制を整え、安心・安全の確保に努められたい。2、障害者への理解と配慮が進むよう、段差解消等ユニバーサルデザインのまちづくりを進めるとともに、店舗等事業者が障害者に声かけをしてサポートする、例えばシェイクハンドステッカーなどを作成するなど、心の安心の普及にも努め、ノーマライゼーションのまちづくりを推進されたい。3、障害者団体からの要望については、予算編成期までに要望書の提出をサポートするとともに、しっかりとした懇談と制度等の情報提供に努められたい。4、障害のある人は、約1,500人ほどおられるが、身障連加入の会員数はおよそ70人ほどである。高齢化や個人情報の問題もあり、障害者手帳を取得した人がわからない状態である。したがって、障害者団体の組織強化の支援に努められたい。5、国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進に関する法律、いわゆる優先調達法に基づき、積極的な物資の発注に努められたい。6、精神障害者が発作を起こしたとき、ショートステイなど、身近に入院できる精神科病院の整備の検討と、通院できない精神障害者のために精神科医による訪問診療の実施を京都府に要望されたい。7、障害のある人が安心して入院できるよう、付き添い者が入浴や休憩できる設備整備を京都府に要望されたい。8、京都府と北部5市2町で連携し開設された福知山市の障害者歯科診療所について、宮津市民にとって遠方で不便なため、利用が少ないことから、歯科診療移動車や訪問診療など、周辺部の利用者への対策を講じることができないか、京都府及び北部5市2町で研究されたい。9、親の高齢化及び親亡き後の障害者の生活の場として、グループホーム等の必要に応じた将来的な整備や施策の検討と、また、15歳以下でも利用できるショートステイの拡充に努められたい。  以上で報告を終わります。           ──────────────────── ○議長松浦登美義)   日程第7 市議第5号を議題といたします。         ------------------------  市議第5号  平成30年5月31日提出                         宮津議会産業建設福祉委員会                             委員長 長 林 三 代              障害者福祉に関する提言書(案)  障害者やその親は安心できる環境での生活を望んでいる。しかし、歩道は段差や傾斜が多く危険であり、災害避難時の移動手段も不明瞭のままである。また、情報伝達が不足しており必要な支援が受けられない場合もある。障害者にやさしいまちを目指して、以下の提言を行うものである。  なお、本提言に対する取り組みについては、適宜、議会報告を行うよう求める。 1 災害時要配慮者の登録を促進し、実効性のある体制を整え、安心安全を確保すること。 2 障害者への理解と配慮が進むよう、段差解消等ユニバーサルデザインのまちづくりを進めるとともに、店舗等事業者が障害者に声掛けをしてサポートする(例えば、シェイクハンドステッカー等を作成)など、心の安心の普及にも努めること。 3 障害者団体からの要望については、予算編成期までに要望書の提出をサポートするとともに、しっかりとした懇談と制度等の情報提供に努めること。 4 障害者団体の組織強化の支援に努めること。 5 「国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律」に基づき、積極的な物資の発注に努めること。 6 親の高齢化及び親亡き後の障害者の生活の場として、グループホーム等の必要に応じた将来的な整備や施策の検討と、15歳以下でも利用できるショートステイを拡充すること。   平成30年5月31日  宮津市長 井 上 正 嗣 様                          宮津議会議長 松 浦 登美義         ------------------------ ○議長松浦登美義)   発議者から提案理由説明を願います。産業建設福祉委員長 長林三代さん。             〔長林産業建設福祉委員長 登壇〕
    産業建設福祉委員長長林三代)   市議第5号 障害者福祉に関する提言書(案)につきまして、提案理由説明をさせていただきます。  障害者やその親は安心できる環境での生活を望んでおられます。しかし、歩道は段差や傾斜が多く危険であり、災害避難時の移動手段も不明瞭のままです。また、情報伝達が不足しており、必要な支援が受けられない場合もあります。本市では、第5期障害者福祉計画におきまして、「障害のある人もない人も生き生きと暮らせるまち みやづ」を基本理念とし、障害者に優しいまちの推進を目指しています。そこで、以下の提言を行い、安心・安全な共生社会を目指すものであります。  なお、本提言に対する取り組みについては、適宜議会報告を行うよう求めます。  1、災害時要配慮者の登録を促進し、実効性のある体制を整え、安心・安全を確保すること。  2、障害者への理解と配慮が進むよう、段差解消等ユニバーサルデザインのまちづくりを進めるとともに、店舗等事業者が障害者に声かけをしてサポートする、例えばシェイクハンドステッカー等を作成するなど、心の安心の普及にも努めること。  3、障害者団体からの要望については、予算編成期までに要望書の提出をサポートするとともに、しっかりとした懇談と制度等の情報提供に努めること。  4、障害者団体の組織強化の支援に努めること。  5、国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律に基づき、積極的な物資の発注に努めること。  6、親の高齢化及び親亡き後の障害者の生活の場として、グループホーム等の必要に応じた将来的な整備や施策の検討と、15歳以下でも利用できるショートステイを拡充すること。  以上で提案理由説明を終わらせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長松浦登美義)   これより質疑に入ります。御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。本件に対し、反対その他の御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結いたします。  市議第5号を採決いたします。本件は、原案のとおり決することに賛成の皆さんは起立を願います。                 〔起 立 全 員〕 ○議長松浦登美義)   起立全員であります。本件は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────── ○議長松浦登美義)   日程第8「議員辞職の件」を議題といたします。  城﨑雅文さんから議員の辞職願が提出されております。地方自治法第117条の規定により、城﨑雅文さんの退席を願います。                〔城﨑議員 退席退場〕 ○議長松浦登美義)   議員の辞職願を事務局長に朗読させます。               〔髙村議会事務局長 登壇〕 ○議会事務局長髙村一彦)   命によりまして朗読いたします。  平成30年5月24日。宮津議会議長松浦登美義様。宮津議会議員城﨑雅文。  辞職願。今般、一身上の都合により、平成30年5月31日付をもって議員を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。  以上でございます。 ○議長松浦登美義)   お諮りいたします。城﨑雅文さんの議員辞職を許可することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長松浦登美義)   異議なしと認めます。城﨑雅文さんの議員の辞職を許可することに決しました。                〔城﨑議員 入場着席〕 ○議長松浦登美義)   以上で本日の日程は全て終了いたしました。  次回本会議は、6月7日午前10時に開きます。  本日はこれで散会いたします。               (散会 午前10時55分)...