宮津市議会 > 2012-02-20 >
平成24年第 1回臨時会(第1日 2月20日)

ツイート シェア
  1. 宮津市議会 2012-02-20
    平成24年第 1回臨時会(第1日 2月20日)


    取得元: 宮津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成24年第 1回臨時会(第1日 2月20日)        平成24年 宮津市議会臨時会議事速記録 第1号       第1回        平成24年2月20日(月) 午前10時00分 開会出席議員(16名)    小 林 宣 明     嶋 田 茂 雄     松 原   護    河 原 末 彦     北 仲   篤     木 内 利 明    橋 本 俊 次     安 達   稔     小 田 彰 彦    宇都宮 和 子     長 林 三 代     坂 根 栄 六    松 浦 登美義     松 本   隆     德 本 良 孝    谷 口 喜 弘 ◎欠席議員    な  し ◎議会事務局    局長      和田野 喜 一    議事調査係長  木 村 裕 志    主任      河 原 亜紀子
    説明のため出席した者の職氏名    市長      井 上 正 嗣    副市長     松 田 文 彦    企画総務室長  森   和 宏    自立循環型経済社会推進室長                               小 西   肇    市民室長    髙 村 一 彦    健康福祉室長  河 嶋   学    産業振興室長  山 口 孝 幸    建設室長    前 田 良 二    上下水道室長  小 林 弘 明    出納管理室長  植 松 伸 八    教育委員長   生 駒 正 子    教育長     横 山 光 彦    教育委員会事務局総括室長       監査委員    岡 﨑 正 美            尾 﨑 吉 晃    財務室予算係長 橋 本 一 郎 ◎議事日程(第1号) 平成24年2月20日(月) 午前10時 開会  日程第1 諸報告  日程第2 会議録署名議員の指名  日程第3 会期決定  日程第4 報告第1号 専決処分承認を求めることについて(平成23年度宮津一般             会計補正予算(第6号))       報告第2号 専決処分承認を求めることについて(平成23年度宮津一般             会計補正予算(第7号))  日程第5 議第 1号 平成23年度宮津一般会計補正予算(第8号)           ────────────────────              (開会 午前10時00分) ○議長木内利明)   おはようございます。  ただいまから平成24年第1回2月宮津市議会臨時会開会し、直ちに本日の会議を開きます。  日程第1「諸報告」であります。  監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく平成23年度10月分及び11月分の一般会計特別会計基金等並びに11月分及び12月分の水道事業会計例月出納検査結果報告書が提出されており、原文は議会事務局に保管しておりますので、随時ごらんおきを願います。           ──────────────────── ○議長木内利明)   日程第2「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、           松 原   護 さん   河 原 末 彦 さん を指名いたします。  以上のお二人に差し支えのある場合は、次の議席の方にお願いをいたします。           ──────────────────── ○議長木内利明)   日程第3「会期決定」を議題といたします。  お諮りいたします。今臨時会会期は、本日から2月22日までの3日間といたしたいと思います。御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長木内利明)   異議なしと認めます。会期は本日から2月22日までの3日間と決定をいたしました。           ──────────────────── ○議長木内利明)   日程第4 報告第1号及び報告第2号の2件を一括して議題といたします。  提案理由説明を願います。井上市長。                〔井上市長 登壇〕 ○市長井上正嗣)   おはようございます。  本日、臨時議会お願いいたしましたところ議員の皆様には何かと御多用の中を御出席をいただき、厚くお礼を申し上げます。  本会議への提出議案でございますが、報告案件2件と予算議案1件を提案させていただきます。よろしくお願いを申し上げます。  それでは、報告第1号 平成23年度一般会計補正予算(第6号)及び報告第2号 平成23年度一般会計補正予算(第7号)の専決処分承認を求めることについてでございます。  この冬は年末から断続的な積雪に見舞われ、全国各地大雪による被害が発生しました。幸い本市においては大災害に至ることはなく済みそうですが、山間部を初め、市街地においてもかなりの積雪があり、道路交通等市民生活に支障を来しているところでございます。この大雪対策としまして、一般会計補正予算(第6号)で不足することになった除雪経費について3,000万円の追加と高齢者等の住宅や自治会集会施設除雪支援補助金150万円を1月24日付で専決処分させていただいたところでございます。その後、さらに予想を上回る積雪があったことから、一般会計補正予算(第7号)で除雪経費4,000万円の追加と排雪のための交通整理の経費25万円を2月3日付で専決処分させていただいたところでございます。これらにつきましては、いずれも特別交付税に財源を求めているところであります。  以上、まことに簡単ではございますが、御報告を申し上げます。よろしく御承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長木内利明)   これより、2件に対し、一括して質疑に入ります。御質疑はありませんか。宇都宮和子さん。 ○議員宇都宮和子)   大変な大雪で、どこもかしこも雪だらけ状況の中で皆さん本当に生活大変だと思うんですけども、私どもの住んでる木子地域というところもこの上世屋以上に積雪が多いところなんですね。それで連日のように府道のほうをずっと除雪を丁寧にしていただいて、本当に助かっているんですけれども、そこから先の話なんですけれども、例えば消防施設があるわけなんですけれども、それが非常にもう雪がたまってしまって、とってもその消防補助金自衛消防におりてくる補助金だけでは何ともならない状況が今起きてるわけなんです。自助努力をするといっても、やった途端にまた大雪が降るということなんですけども、そうした消防施設確保というのは今後ともどのように考えていっていただけるのかということを1点お伺いしたいと思います。 ○議長木内利明)   森企画総務室長。 ○企画総務室長(森 和宏)   消防施設確保関係でございます。本当にことしの雪、解けかけたと思ったらまた降り、また解けかけたと思ったらまた降りというような状況の中で、特に山間部においてはもう1メートルを超す雪の中でございました。そうした中で、本市内においても2月に1件火災がございました。消防施設の水利の確保というのは非常にこの雪の中で重要なことだと思っております。具体的には消火栓防火水槽ということになるわけでございますけれども、基本的には、道路除雪の際に、例えば防火水槽の近くまで行ける状況にある場合は、道路除雪の際にできるだけ防火水槽の近くまで除雪をしていただくようにお願いをしております。それと消火栓、それでもなおかつ消防車両がポンプとして使いにくい状況の場合は、消防団のほうに今回何とかその消防水利防火水槽消火栓確保についてお願いをいたしております。  せんだって島陰で月曜日の朝に火災があったんですけれども、その前々日ぐらいで本当にたくさんの雪が積もりましたけれども、日曜日の日に消防団のほうで防火水槽消火栓確保作業を行っていただいたところでございまして、月曜日の朝の火災に際しましては、その消防水利がすぐに活用できたということで、類焼に至らず済んだというような状況もございました。そうした中で除雪作業消防団の皆様へのお願いの中で確保に努めているということでございます。 ○議長木内利明)   宇都宮和子さん。 ○議員宇都宮和子)   いろいろ努力されていただいてるのはわかりました。最初に除雪車両にできるだけ消防施設までやっていただくようにしてあるというふうにおっしゃったんですけども、それは除雪作業をする人たちにどの辺にそういう施設があるかということは事前に知らされているわけなんですね。その辺が確認できないと、果たしてわかってんのかなというのと、それから非常に狭い市道に入ってきますと、大きな除雪車が来てもなかなかそこまでは到達しないということがあります。今おっしゃった消防団方たち確保をされているということは、これは市に要請すれば消防団のほうが協力していただける、それとも私たちが消防団のほうにお願いするという形になるのか、その辺の手続、教えていただきたい。 ○議長木内利明)   前田建設室長。 ○建設室長前田良二)   消防施設について委託業者事前にお知らせをしているのかということについてでございますが、できるだけ消火栓につきましては、ポールとか旗とかああいうもんを立てていただきまして、除雪の際に壊す支障ないような形でお願いをさせていただいております。それと、どうしてもその消火栓等ところには、業者のほうには雪の塊というのは、除雪した雪を持っていかないようにということはお願いはしておるんですけど、なかなか難しい面もございまして、そういった消火栓ところなり、またホースの格納庫等に雪が堆積した場合は、先ほど森室長が言いましたように、消防団なり自治会の近所の方にその消火栓確保除雪をしていただくというのもお願いをしております。また、消防のほうから事前に、ここは消防水路として必要であるとして除雪機械が入るところでございますが、そういったところにつきましては、早朝路線に位置づけまして除雪を行っている、道路市道以外でも除雪を行っているというところもございます。以上でございます。 ○議長木内利明)   森企画総務室長。 ○企画総務室長(森 和宏)   消防団へのお願い関係でございますけれども、基本的には市のほうから団長団本部にこうした、これまでからしていただいておるんですけれども、再確認ということで、各分団、各部において、自分とこのエリア内の消火栓防火水槽確保についてあたってもらうように指揮命令系統の中で伝達が行き渡っていると思っております。例えば上世屋世屋地区の場合は、支援隊という中で非常に支援隊員の団員さんの人数が少のうございます。そうした中で、日置分団のほうから応援もしていただけておるんかなと思っております。市民皆さんから直接消防団というのでなしに、まだちょっと防火水槽水利がここがあいていないということがありましたら、市のほう、消防防災のほうに御連絡いただいて、それが除雪の際にやったほうがいいのか、それが無理であれば消防団に改めて場所を特定してお願いをするのか、その辺は私どもで判断してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長木内利明)   他に御質疑はありませんか。松原 護さん。 ○議員松原 護)   宮津市の積雪基準、それと府道市道関係で、積雪基準で多分宮津市は15センとかそれから京都府の場合は10センとか、それで由良地区の場合は市道府道と混在しておるところであって、当然通学路があるわけなんですけど、市道がかいてあって府道がかいてない、府道がかいてなかって市道がかいてある、そういうまちまちなことがあったりして、ことしなんかは府道のほうが通学路とかその駅の通りなんかは少し遅かったんですが、市道のほうはかけておったんですが、現実にその市の基準と府の基準が違って、そこで府市協調的な、同じ1本の道路的なものでそういったことがあるのか、そこの辺のとこをちょっと教えてやってください。 ○議長木内利明)   前田建設室長。 ○建設室長前田良二)   積雪除雪の入る基準でございますが、今、議員がお述べになりましたように、宮津市は15セン京都府については10セン除雪に入るという形をとっております。今回の雪につきましては、もうすべてが、入った日はもう15セン以上の降雪がございましたので、10セン、15センというところの大きな差はなかったんかなと思います。  それと今、由良地区ところ除雪状況についてお触れになりましたが、府道京都府がかいてます駅からの停車場線、そこのところにつきましては、あの国府道を入っております機械が入りますので、少しいうか、大型除雪機械になります。そういった場合に、駅前の通り、桜の木等がございまして、きれいにかけないというところがございますので、それにつきましては、今年度、京都府と調整を行いまして、府道でありながら、市道除雪機は小さいので、駅前通りについては市が入る。ただし、市の機械は小さいから、今度は脇へ行っております、由良駅脇線。これにつきましては、大型機械を持っております京都府に入っていただくというような、雪の積雪状況に応じてその辺の対応は京都府と協議しながら除雪を行っているというものでございます。  なお、時間につきましては、京都府と宮津市も同じだと思いますが、相当の除雪路線延長、1業者あたり除雪の延長を持っておりますので、時間的な差、朝早くからやってますが、遅いものについては夜にまで除雪がまたがるということがございます。そのあたりは御理解をお願いしたいというふうに思います。以上でございます。 ○議長木内利明)   松原 護さん。 ○議員松原 護)   そこで問題になるのが、同じ通学路で8時ぐらいに子供たちが行くので、除雪のできておる府道、それから除雪のできてない市道、そういったまちまちにならないような調整は今後してやっていただきたいと思っておりますので、これは要望ですので、よろしくお願いいたします。 ○議長木内利明)   他に御質疑はありませんか。長林三代さん。 ○議員長林三代)   本当に大雪ところで、業者の方、除雪業者の方は大変だと思うんですけども、交通の面から申しますけども、例えば四差路とかの、市道から府道に出る四差路の辺とかいうところ除雪が山のように道の両わきにありまして、わき道市道から府道に出るところは、左右が全く見えない状況がぽつぽつあるんです。市民の方からも指摘されてるんですけども、左右が見えないので、そろそろと府道のほうに入っていって左右を確認するんだけれども、非常に危険だと。府道のほうは道があいてるので車がさあっと通っていると。それに府道のほうが歩きやすいので、人も歩いているというところで、わき道市道のほうから府道に出るときに、除雪の山ですね、その山がある程度低ければ左右が確認できるということなんですけども、本当に例えば上宮津の元にしがきがあった辺、百合が丘から出てくるところなどはすごい雪山で、左右が見えないという状況がありました。業者の方もなかなか、夜もずっと除雪されてて大変だろうとは思うんですけれども、交通の面を考えましたら、その交差点あたり雪山というか、雪をがあっと寄せた部分ですね、雪山をなるべくなしにしてくれというのはなかなか無理でしょうけれども、低く、車に乗っていると結構目の位置というのは低いですので、雪山が高いと本当に危険な場合があると思いますので、除雪業者の方に交差点あたり雪山をなるべく低くしてもらいたいというようなことは可能なんでしょうか、お聞きします。 ○議長木内利明)   前田建設室長。 ○建設室長前田良二)   交差点除雪なんですが、どうしても国道は大型機械であれば真っすぐかいて横へ持っていくという作業になります。市のほうはバケットである程度臨機応変になると。それと時間的にも国道のほうが早く、後のほうが市道になってくる。ただ、あの道路をふさいだ状況については、市の委託業者があの交差点ところの出入りを確保できるように除雪を行っております。また、いつも問題になるんですが、今御指摘のとおり、交差点から出るときにある程度車が、前へ出さないと車が来るかどうか確保できないいうところがございます。これにつきましては、毎年、期間に入る前に委託業者を集めまして、交差点の処理という、できるだけ見やすい形というところお願いをしておりますが、なかなかそれを持っていくと個人の土地に入るというところもございまして、難しい面がございます。市街地の中でそういったところがある場合は、1トンダンプで交差点の雪を排出するということもやっておりますが、すべての交差点が見通しよく確保するというのは難しいかなと思うんですが、今の除雪体制のできる範囲の中で業者お願いしながらやっているという状況でございます。御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長木内利明)   長林三代さん。 ○議員長林三代)   なかなか本当に除雪業者の方も大変だろうと思いますけれども、その交差点ところ除雪というものは市の委託先業者がするということですね、先ほどのおっしゃり方では。ということで、またその業者の方にも喚起するということですので、今後とも交通事故のないようによろしくお願いしたいと思います。 ○議長木内利明)   前田建設室長。 ○建設室長前田良二)   市の業務というんじゃなしに、物理的、時間的なタイムラグから京都府の車、排土板ですね、ばあっと押していく、どうしても市道交差点だけ、市道ところを皆ふさいでいきますので、その後に市の業者除雪に入る、そしたら車が通れるようにその雪を隅に排雪するというのが現状であるということでございます。京都府もできるだけ交差点にたまらないような形で注意を払っていただいて除雪はしていただいておるんですが、機械が大きいので、その辺のところのいわば汎用性いいますか、使い勝手がそういったところは悪いというのがございますので、そういったところ交差点市道道路がふさがれるケースが多いんですが、そういった場合は除雪説明会で視距の確保等、また交差点除雪排雪の仕方というのはお願いしております。今後もそういったところを徹底してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長木内利明)   他に御質疑はありませんか。小林宣明さん。 ○議員小林宣明)   除雪支援関係なんですけど、今までどのぐらい利用されてるかという点が1点と、それと時間当たり1,000円という支援なんですけども、実質、業者さんのほうから来ていただくと日当が1万4,000円以上かかるということで、半分は身出しをしてこんなんということなんですけども、回数が多くなると身出しのお金がすごく多くなり過ぎて、なかなか業者に頼めないということで聞いてるんですけども、その辺、今後その支援金額自体を上げるとかいうようなお考えはないのかお尋ねします。 ○議長木内利明)   河嶋健康福祉室長。 ○健康福祉室長河嶋 学)   初めに、支援のどれぐらい利用があるかということでございます。今年度につきましては、現在のところ申請件数としましては12件、今のところ参っております。申請の額としましてはまだ12万4,500円でございますが、また今後、申請は出てくるものというふうに思っております。  それと、支援の額についての御質問でございました。1人1時間当たり補助単価ということで1,000円というのを今までずっと踏襲をしておるわけでございますが、その除雪の量によりましては、今おっしゃいましたような、それだけでは済まないということにつきましては、以前より伺っております。これについては全額という、一部の補助というようなことで、支援ということで今まで考えさせていただいておりますので、できるだけ今の額で何とかお願いしたいというふうに思っております。額を上げるというところまでは現在のところ考えてございませんので、ひとつよろしくお願いをいたします。 ○議長木内利明)   森企画総務室長。 ○企画総務室長(森 和宏)   済みません。除雪支援関係で、山間部での自治会集会施設に対しての屋根雪おろし費用助成支援要請というのが強く出ておりまして、今年度につきましては、自治会集会施設屋根雪おろし緊急支援ということも設けさせていただきました。そんな中で、高齢化率が50%以上あるいは25世帯未満の小自治会の方で、自分たち自治会員の協働でできにくい、外注しなければできないというようなところ自治会を対象にしまして、2分の1以内、1回の除雪作業につき5万円以内ということで緊急の支援制度を設けさせていただきました。そうした中で、現在、4自治会のほうからお話を受けております。 ○議長木内利明)   小林宣明さん。 ○議員小林宣明)   去年もだったんですけども、上世屋や畑とかいう地区なんですけども、確かに量がいうたらもう雪がすごいんですよね。3メーター超えたらもう、要は一番下の屋根から雪ずりしてきた分がもう完全につながって、排雪せんかったらできないというような状況の中で、そこを実質やってくる中でいうたら、1日に5人も6人も人手を入れてこんなんということでしたら、実質、業者さんが1万4,000円で5人来られたということなら7万かかると。3万5,000円は身出しが出てくると。それが1日では済まないんですよね。それがことしみたいに何回も降った場合においては、なかなかその個人の負担というのが大きくなり過ぎて、ほんで大分私も回らせてもらったんですけど、聞くのは、頼みたいんやけど、身出しがきつ過ぎてしんどいと、何回もできへんのやということを言われてますので、難しいという話だったんですけど、今後は考えていただけるようなことでお願いいたします。 ○議長木内利明)   河嶋健康福祉室長。 ○健康福祉室長河嶋 学)   1人当たりということで、1時間ということで1,000円ということにしております。量によっては人数が多くなります。現在のところはその中で何とかお願いしたいというふうに思っておりますが、また各個人さんからの御意見も今後いろいろと出てこようかと思っております。それらもちょっとお聞きして、そういった状況も踏まえて検討させていただきたいと、こういうふうに思います。よろしくお願いをいたします。 ○議長木内利明)   他に御質疑はありませんか。坂根栄六さん。 ○議員坂根栄六)   ちょっと除雪関係で御質問させていただきます。1点確認なんですけれども、業者委託関係で、各地域ごと業者の方にお願いしている、担当というのが決められてやっとられるとは思うんですけれども、1日当たりずっとその地域を回ってもらえるような契約になっているのか、1回だけ道路に入ってもらうような契約になっているのか、そのあたりをちょっとお聞かせください。 ○議長木内利明)   前田建設室長。 ○建設室長前田良二)   契約の中身につきましては、各業者ごと路線を決めまして、それに基づいて契約して業者が委託していく、除雪をしていただくということになっております。また、その1日当たり1回とかいうのじゃなしに、先ほども申しましたが、早朝で15センあって除雪に入ったと、また夕方になって、その日に入ったけど、15セン以上ある、またそれ以上見込まれるというのがある場合は、2回目、夕方にも入れるということがございます。また早朝にはなかったけど、昼からになったら15センを超えた、そういった場合についても除雪業者に出動を指示するということがございますので、一応基本は15センあって今後も降り続く見込みがあるというときに除雪業者除雪を指示するというものでございます。以上でございます。 ○議長木内利明)   坂根栄六さん。 ○議員坂根栄六)   ありがとうございます。状況にもよると思うんですけれども、ことしの場合は日中にもすごく積もってきたというところもありましたんで、早目に、早朝だけじゃなしに日中も回っていただければ住民の方の負担も少なくて済んだのかなと思います。  それと、今回の大雪の被害状況などを何か大きなものがあれば聞かせてください。 ○議長木内利明)   森企画総務室長。 ○企画総務室長(森 和宏)   雪による人的な被害はないと思っております。家屋の関係では、無住の廃屋といいますか、が1軒つぶれたのと、それと養老地区のお寺の屋根が崩れたいうようなことは承知をいたしておりますけれども、人的な大きな被害はなかったものと思っております。 ○議長木内利明)   山口産業振興室長。 ○産業振興室長(山口孝幸)   農業のほうで雪害によるパイプハウスの倒壊ということで、この3月補正予算のほうでそのパイプハウスの被害の復興支援を、助成のほうを計上させていただいておるということでございます。ちょっと今資料を持っておりませんが、十数棟倒壊して、その中で該当するものが、ちょっと手元に持っておりませんが、私のほうでは状況を把握しておるということでございます。 ○議長木内利明)   坂根栄六さん。 ○議員坂根栄六)   今の被害の関係なんですけれども、須津の場合なんですけども、対応していただいたんで結構なんですけれども、ブルドーザーで除雪をして、それが水路のほうに、川のほうに入るんですね。それで須津のほうでは5軒ほど床下というか、軒先まで浸水がありました。それで今回対応していただいて、極力川に入らないようにはしていただいたんですけれども、早朝に水路のほうに除雪されて、それが川からあふれて家のほうに入ってきた、知らん間に入ってきたとかそういったような状況になりますので、その辺の御注意をいただきたいというところと、入ってきた場合にまず川をとめなきゃいけないんですけれども、その水路、小さい水路とかの切りかえ、角落としみたいなのが、そういうことができないのかどうかというのをちょっと確認したいんですけれども、それと踏切のところですね、須津の場合も1件車が立ち往生したというようなところもあります。幸い電車がその日はとまってたと思うんで、大丈夫やったと思うんですけれども、踏切はもうすごく圧雪されたりとかしてすごくでこぼこになってますんで、車がそういったような状況になりますんで、何らかの対応を、対応いうてもあれですかね、何か、KTRさんのほうに連絡させていただいたらいいのかちょっとよくわからないんですけれども、そういったような状況もあるというところを覚えといていただければと思います。ちょっと水路の関係の切りかえやその角落としみたいなそういうようなんができるのかどうかちょっと教えてください。
    議長木内利明)   前田建設室長。 ○建設室長前田良二)   まず、その水路、河川的な要素がある場合のその堰落としですね、いうのは、ちょっとその状況を見ての判断が必要かなと思うんですが、川から道路側溝なりを使っての水を取水して湧水につかっていくというような場合、これについてもよく浸水で問題になるんですが、どうしても除雪した場合に側溝なり雪が入ります。その場合に、それがせきとめて道路を伝って雪が、融雪の効果はあるんですが、道路より低い宅地のところは床下浸水がございます。だから、よくやっとられるケースでは、そういう早朝の除雪の早い間はそれが、水が入らないようにストップしとくと。ほいで、落ちついた状況でその水を通して、道路より低い宅地に水が入らないような範囲の中で融雪をしていただいているというところもございますので、これ、水を回す効果は、融雪の効果はあるんですが、ただ、道路より低いというところの浸水のおそれもあるというところがございますので、このあたりにつきましては、また具体的な中身で協議をさせていただきたいなと思いますし、こういった起きる場所については、そこの、私どもがつかんでる情報の範囲内で除雪業者にもここへ捨てると浸水するから気をつけてよというような指導も行っております。以上でございます。 ○議長木内利明)   他に御質疑はありませんか。橋本俊次さん。 ○議員(橋本俊次)   単純なことをお尋ねいたしますが、きのうちょっと近所の方と会合がございまして、要望がありました。細い路地裏でどうしても除雪ができないと。そして前後主要道路でありますので、雪のほかす場所がないと。そして車も入れないし、今は海も川も廃棄物は捨てたらだめだということで、雪もだめなんでしょうが、以前はマンホールのふたをあけて、そこへ捨てたら大変助かったというて市民の方が言われるんですが、いまだに下水路のマンホールのふたをあけての雪の排雪はだめなんでしょうか。何とかしてほしいなという強い要望があるんですが、いかがでしょうか。 ○議長木内利明)   前田建設室長。 ○建設室長前田良二)   都市下水路のマンホールのふたでございますね、市街地の中には都市下水路のマンホールのふたがございますので、ただ、ここにつきましては、まず先ほどと一緒なんですが、そのマンホールに捨てた水が、下水がせきとめされることによってその上流のどこかで噴くと、あふれるということもございます。それと一番大きな問題が、マンホールのふたが雪捨てたために浮いておる、そこにいろんな事故の発生のおそれもあるということから、それと、そこに雪を捨てるとごみが下水路の中に入ってしまうというような問題等がございますので、マンホールの中には雪を捨てないというようなお願いをさせていただいておるというものでございます。以上でございます。 ○議長木内利明)   他に御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結をいたします。  お諮りいたします。2件については、委員会付託を省略することにいたしたいと思います。御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長木内利明)   異議なしと認めます。  2件については、委員会付託を省略することに決しました。  一括して討論に入ります。2件に対し、反対その他の御意見はありませんか‥‥‥意見なしと認めます。これで討論を終結をいたします。  報告第1号及び報告第2号を一括して採決をいたします。2件は、原案のとおり承認することに賛成の皆さんは起立を願います。                〔起 立 全 員〕 ○議長木内利明)   起立全員であります。  2件は、承認することに決しました。           ──────────────────── ○議長木内利明)   日程第5 議第1号を議題といたします。  提案理由説明を願います。井上市長。                〔井上市長 登壇〕 ○市長井上正嗣)   ただいま議題となりました議第1号 平成23年度宮津一般会計補正予算(第8号)につきまして、私から提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正では、ICT利活用推進事業に係る国庫返還金及び国の第3次補正予算により措置された全国防災対策にかかわる2事業の予算計上をお願いすることとし、歳入歳出ともに1,316万3,000円を追加いたしまして、予算の総額を112億2,492万2,000円とするものでございます。  それでは、先に歳出につきまして、その主なものを御説明申し上げます。別紙の2月補正予算の概要もあわせてごらんいただきたいと存じます。  まず、国府支出金等返還金についてであります。これは平成21年度から繰り越し事業として、平成22年度に総務省の交付金を受けて実施したICT利活用推進事業につきまして、過大交付があったとして、616万3,000円を国に返還するものであります。  返還にいたりました経緯は、これまでから御説明してきておりますが、事業期間内にパッド端末等の情報端末機器が利用者に配備されていなかったこと、また開発されたシステムがこの間に稼働していなかったことから、システム保守等を交付金対象とすることは適切でないとして、これらの費用を合わせた7,103万9,000円の交付金が不当であると会計検査院から指摘をされました。本市におきましては、平成23年9月末までのパッド端末等の機器の配備にかかわる取り組みを総務省に報告し、その時点で未配備となったICカードと保守業務が発生する環境になかった保守料を合わせた相当額の616万3,000円の返還としていただくよう、11月に申し入れを行いました。そして最終的に同省から616万3,000円を減額した交付金の額の再確定通知が平成23年12月にあったものでございます。今回は、この通知に基づき、国への返還金の補正をお願いするものであります。  なお、この財源につきましては、国へ返還していくこととした経緯等を保守契約の相手方に説明し、契約金相当額を市に納付していただくようお願いをしており、ICT利活用推進事業協力金として560万円を計上いたしております。また、ICカード残存枚数見合いの返還金に係る財源は、所期の目的に沿ったカードの活用を考えており、一般財源での対応といたしております。  次に、災害に強いまちづくりについてであります。国の第3次補正予算において全国防災対策費が計上され、安全・安心な生活を確保するための防災・減災事業の実施に有利な起債が発行できるよう、支援措置が講じられたところでございます。本市におきましては、こうした支援を活用し、平成24年度以降に予定している市民の安心・安全を守る事業を今年度に前倒しして実施しようと考えております。今回、予算計上をお願いしておりますのは、制度上繰り越しができないものについてでありまして、その他の事業については3月議会において上程することといたしております。災害に強いまちづくりを進めるため、災害時の備蓄物資と小型除雪機を購入する経費400万円を計上いたしましたほか、自然エネルギーの利用促進に向けて、ペレットストーブを学校施設と市役所庁舎へ設置する経費、300万円を計上いたしております。これらの財源につきましては、先ほど御説明いたしました緊急防災・減災のための市債700万円を計上いたしております。以上まことに簡単ではございますが、提案理由説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長木内利明)   ここで議案熟読のため、約15分間休憩をいたします。              (休憩 午前10時46分)           ────────────────────              (再開 午前10時55分) ○議長木内利明)   休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議第1号の質疑に入ります。御質疑はありませんか。北仲 篤さん。 ○議員(北仲 篤)   失礼します。国府支出金と返還金についてお尋ねをいたします。議運の席でも確認をさせていただいたことと重なりますが、改めて御答弁をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  今回、補正予算、財源をICT利活用推進事業協力金ということで、事業者から提供を受けてということで予算提案をいただいております。この分について、まだ確約書等の書面等でその業者からの協力金の支出について確約をしているものではないという御説明を議運のときはいただきました。その前提でお尋ねをするんですが、年度内精いっぱいここは努力していただいて、協力金が入るようにはしていただけるものと思っておりますが、万が一そのお金が入らないとき、どのような対応をされるのかということで、もう一度御答弁をいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長木内利明)   井上市長。 ○市長井上正嗣)   ICT利活用推進事業にかかわるこの返還金につきましては、国から昨年9月末時点で未配備となりましたあのICカードの購入費の70万円と、それから保守費546万円を合わせた616万余りの返還を、3月9日までに返還をするようにというふうに求められているものでございます。このうちICカードの分の財源につきましては、今後も目的に合った活用をしていくというふうにいたしておりまして、一般財源でお願いしていきたいというふうに考えております。また、保守費相当分につきましては、契約のほうの相手方2社に相当額を市に納付していただくように理解を求めているところでございまして、財源は特定財源、協力金という形でお願いをしたいというふうに思っております。  2社のうち1社のほうにつきましては、十分に理解をしていただいておりますけども、残る1社のほうにつきましては、現時点では完全な理解とまでは至ってない状況にございます。けれども、私としましては、先般のこの議会の議決を真摯に受けとめさせていただきまして、今年度の末までには市のほうに納付がなされるように、責任を持って対応していく覚悟でいるところでございます。いずれにしましても、3月9日の国への納付期限が迫っているところでございますので、この国への納付期限を十分に考慮していただきまして、ぜひとも御可決いただきますようによろしくお願いしたいと思っております。年度末までに全力を挙げて納付していただきますようにお願いをしていきたいと思ってますけども、また、そういったことがあった場合、またいろんなことを考えさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長木内利明)   他に御質疑はありませんか。小田彰彦さん。 ○議員(小田彰彦)   この提案に関しては、議会のほうで一応これ以上市民の税金を使わないようにという決議がなされておるわけでありまして、それに基づいて市長のほうの提案は、一応特定財源という格好で提案をされておるわけであります。そこで1点確認をいたしたいんですが、事業者からのICT利活用推進事業協力金というこの名目についての、そのどういう内容のものなのかというのが1点お聞きをしたいと思っております。  それからもう1点は、これは特別委員会の中でも再三室長のほうから説明があったんでありますが、この保守料については一応正当な支払いであるというのが、市といいますか、担当室の見解でありました。ところが、国のほうは要するにシステムが稼働してない以上は保守料というのは発生をしないという、その辺の解釈の違いといいますか、それによってこういう問題が発生をしてきておると思いますし、その根底には虚偽の報告という事実があるわけでありますが、これについてどのように現時点でお考えなのか、この2点についてお聞きをしたいと思います。 ○議長木内利明)   小西自立循環室長。 ○自立循環型経済社会推進室長(小西 肇)   2点についてでございますけれども、ちょっと全体的なお答えになろうかと思います。まず保守契約の正当性と、それから国庫返還金の関係についてでございます。  今回、市のほうでは22年の12月に機器とそれから開発システムが市のほうに納品をされまして、その時点で所有権が市のほうに移ったというぐあいに理解をいたしました。その理解に基づきまして、これは今回勉強した点もあるんですが、これまではその機器なりシステムが納品されまして、すぐにそのシステムが稼働しておるというようなことが過去の通例でございますけれども、そういったところが、その所有権が移転したことに伴いまして、保守契約が要るといった考えで、今回その相手方2社とこの保険的な保守契約を結んだというのが経緯でございます。  この保険保守というのは、当然その保険保守委託期間に何かがあれば、その保険保守的な委託料で修繕をしてもらうというのが内容でございます。この形で契約期間が満了をいたしました。私の記憶というか覚えでは、この国庫契約期間に個別のものを直さんなんといった事象は生じていなかったというぐあいに思いますけれども、保険保守の形で相手方と契約をしたものについては、契約期間の満了をもちまして履行されたということで検収を行い、契約金額相当額を相手方に支払ったという経緯がございます。  このことにつきましては、総務省のほうにおかれましても、先ほど議員触れられた虚偽報告というところもあるんですが、実績報告の中で機器が配備されていたという認識のもとで、この保守料を含めて国の交付金の確定通知が当時来ておったということで、この点も含めまして、その正当な契約であったというぐあいに思っておりました。しかしながら、その5月に会計検査院の実地会計検査が行われまして、これも以前申し上げましたが、最終的にその国への22年度の国のいわゆる検査報告の中で、今回、宮津市の案件につきましては、一つは機器が配備をされていなかったと、国庫期間満了までに機器が配備をされていなかったということと、この今回の保守契約というのが、機器が配備されていない以上、その保守契約を結ぶ環境下になかったということで、保守契約が交付金の対象としてそぐわないという指摘がありまして、その国への報告がなされたと。その間、総務省のほうでも国の会計検査院のいわゆる検査結果をもとに実地検査が行われまして、末端ユーザーに利用される形でシステムが動いていなかったということから、同省におかれましても、こういったもとでの保守契約は発生はしないという指摘を受けたということでございまして、市といたしましては、この総務省からの指摘の時点で当該保守契約は不要であったという認識に立ち返ったという経過がございます。この経過に基づきまして、国への返還に応じていこうという考えに立ったということでございます。  こういう経過のもとで、今回、560万円の特財を相手方2社に市への納付としてお願いをしておるということでございます。業者へのお願いの仕方といたしまして、その22年度のいわゆる国庫契約期間中の委託契約の経緯、それからその後の会計検査院なり総務省の指摘の経緯、こういったものを業者のほうに細かく御説明をして、今回、市の返還金について協力を願いたいということでお願いをしておるということでございます。  2つまとめたような答弁になりましたけれども、以上でございます。 ○議長木内利明)   他に御質疑はありませんか。德本良孝さん。 ○議員(德本良孝)   先ほどの答弁でちょっと気になるのが、平成22年度中に発生した事象ですよね、これは。で、当初は正当なもんであると認識しておったと。ところが、後ほどのいわゆる総務省から、また会計検査院からの指摘等を踏まえていくと適正ではなかったというような判断に至ったということだと思うんですが、そうすると、私これ、監査委員さんに大変申しわけないんやけども、会計監査委員さんの報告は、虚偽報告については若干問題があるということであったけども、監査報告としては適正であったという報告を議会でも受けたと思っておりますし、その辺はどのような整理を考えられておるのか、うやむやにしておくわけにもいかんので、これはちょっと議長にも前一度相談したこともありましたけど、最終的にこういう形が決まった以上は、こうして予算計上された以上は、これはだから適切ではなかったということを認めて返還をするということが正式に決まったわけなんでね、きょう。ですから、その辺はどのように調整をされるのか、また監査委員さんの御意見等を踏まえてお聞かせ願いたいなと思います。 ○議長木内利明)   暫時休憩いたします。              (休憩 午前11時10分)           ────────────────────              (再開 午前11時18分) ○議長木内利明)   休憩前に引き続き会議を開きます。  小西自立循環室長。 ○自立循環型経済社会推進室長(小西 肇)   先ほど德本議員の御質問で、市の会計監査、いわゆる22年度決算とそれから今回の保守料の返還ということについて、その辺の整理はという御質問でした。ちょっと改めて御答弁させてもらいます。  まず、22年度に結びました宮津市とそれから事業者との間のこのシステム等の保守委託契約につきまして、先ほど小田議員の御質問で、保険保守契約を結んだというぐあいに申し上げました。この22年度のいわゆる保守委託契約に基づきまして、市のほうの決算というか、そういう審査に臨んだときの考え方ですが、保守契約をまず3本結びました。その3本の保守契約について、保険保守契約で結びましたということで、国庫補助期間終了をもちましてその保険保守期間が終了したということで、担当室のほうで検収行為を行いまして、それから財務処理、いわゆる公金の支出を行ったということにつきまして監査を受けたということでございます。この点につきましては、契約、それから財政出動まで一連の財務処理につきまして財務規則どおり事務を行ったということで、監査報告がなされておるというぐあいに思っております。  その後です、そういう監査報告が出た後、会計検査院の実地検査は5月でしたけれども、最終的に会計検査院なりそれから総務省のほうからのその今回の事件についてのいわゆる考え方というのが出たのが23年の12月です。この間に、一つは、保守契約につきまして、システムが動いてなかった、こういう前提で、会計検査院のほうからはそのシステム保守契約に対する交付金の交付が適切でないということがありましたのと、総務省のほうからもそのシステムが動いてない環境下で保守契約を結ぶ必要はないと、この見解がいずれも12月に出てきたということになってます。この見解を受けまして、市のほう、今回、保守契約相当額につきまして、国のほうに返還をすべき事案だというぐあいに認識を改めたというものでございます。  なお、ICカードにつきましては、会計検査院のほうは備品購入契約すべて不適切だというお話でしたけれども、9月末までの市のほうの備品等の配備状況を総務省のほうに報告、そして返還金もその残存見合いのICカード分だけでお願いをしたいというお願いをしまして、総務省のほうがその辺を理解してくれたということになっております。以上でございます。 ○議長木内利明)   德本良孝さん。 ○議員(德本良孝)   どうもありがとうございました。  それから一つ確認なんですが、先ほど来話を聞いておりますと、いまだにその事業者からの協力金というのはまだ入っていないと。この今回の予算、補正ですけれども、一応特定財源で560万ですか、上がってますよね。でも、実際問題としては、これは財政のほうに聞くんですけれども、まずは宮津市の財源のほうから立てかえ払いという格好で払って、その後、雑入で受けるんですかな、何かで受けて、そこで中で振りかえをしてもとへ戻すという作業になるんですか。それでよろしいですか。 ○議長木内利明)   橋本財務室予算係長。 ○財務室予算係長(橋本一郎)   済みません、失礼します。予算上は一般財源へ56万3,000円と、特定財源のほうを計上させていただいております。こちらは決算を見ますと、特定財源が入るまでの間というのは、どういいますか、一般財源等のそのお金を使っている形にはなるんですけれども、決算上は入りましたとおり特定財源は特定財源、一般財源は一般財源として決算を打つ形になります。以上でございます。 ○議長木内利明)   他に御質疑はありませんか‥‥‥質疑なしと認めます。これで質疑を終結をいたします。  本件の第1条第2項については、委員会条例の規定により、各常任委員会の所管ごとに分割付託し、他の条項については総務文教委員会に付託をいたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次回本会議は、2月22日午前10時に開きます。  本日はこれで散会をいたします。御苦労さまでした。              (散会 午後11時25分)...