○
議長(
真田敦史君)
山本市長。
◎
市長(
山本正君) (
登壇)3問目について御
質問に
お答えしたいと
思います。
思いを語るのが
思いつきやということなんですが、私は
思いつきというようなことを一度も考えたことはありませんが、
思いを
記者の方の
質問に
お答えするということは
市民の
皆さんに
情報発信をすることでございます。
皆さん御案内のとおり、
トランプ大統領は毎日のように自分の
思いを語っておられますが、私は最も
思いを語るについて、より慎重にしてきたつもりでございます。 それから、
跡地を
駐車場にしたとかしないとかいうのは、もうここで御
説明申し上げませんけども、この太閤堤の論議の中で、私がマニフェストで示してきたことの上に立ってあそこを
駐車場ということになりましたので、途中でいろんな御意見がある中で、いわゆる
跡地についての
考え方というのが次のステップに来るのかなという
思いです。 それから、何も
跡地だけを考えて私が申し上げているのではなくて、
思いは、
中宇治の中で
宇治公民館の
跡地も含めていろいろな
公共施設がありますので、そこには検討の俎上に上がるんですよねということを申し上げたことでございます。
○
議長(
真田敦史君)
大河直幸議員。
◆(
大河直幸君) (
登壇)
議案第66号、
宇治市
大久保青少年センター条例の一部を改正する
条例を制定するについてに対して、付託前質疑を行います。付託前の質疑ですので、
条例案の基本的事項についてお聞きをしたいというふうに
思います。 まず初めに、青少年
センター事業についてであります。 教育
委員会は、青少年
センター事業そのものはどのように評価をされているのでありましょうか。また、大久保青少年
センターでは、こどもクラブが行われています。このこどもクラブの現状と事業に対する評価、同規模の事業を今後も継続するおつもりなのか、お聞かせいただきたいというふうに
思います。 次に、これらの事業を行っている大久保青少年
センターの移転が
計画をされているわけであります。移転を予定している大久保幼稚園については、
施設は昭和39年にできた
施設ですから、50年以上前に建設された建物でありまして、現在も利用されています。耐震化には問題がない、課題がないというふうにはお聞きをしていますが、
施設の
老朽化などは進んでいるというふうに思われます。大久保幼稚園の建物の状況について御
説明をいただきたいというふうに
思います。また、50年以上にわたって建物が利用されてきたわけでありますから、当然建物の
老朽化に伴う更新などが検討されるべきだというふうに
思います。 移転を予定している大久保幼稚園が廃園された後で、建物の更新を行うことも含めて青少年
センター事業を長期にわたって継続していく
計画であるのかどうか、
お答えいただきたいというふうに思うんです。これは
地域の
皆さん、ふれあい
センターの
廃止については私は異議がありますけれども、大久保青少年
センターを移転するということは、
地域の
皆さんがいろいろな
思いを語る中で、教育
委員会もいろいろ検討の中でこれは提案されるということで、一定評価すべきものではあるかというふうに私自身は思っています。 しかし、移転はしたけれども、今度は建物が55年たってるわけですから、
老朽化により青少年
センター、済みません、もうちょっとしたら
廃止しますというようなことが起これば、青少年
センターを利用されているお子さんも、また
地域の
皆さんも納得できない、保護者の
皆さんも納得できないわけですから、移転された地で事業を、これ長期的スパンで進めていく、続けていく意向なのかを確認しておきたいというふうに
思います。 次に、利用料金についてお聞きをしたいというふうに
思います。 文教福祉
常任委員会の答弁で、有料化を含めての検討があるという
お答えがございました。これまで無料で当然大人も子供も利用してきたのでありまして、
市民負担をふやす有料化は許されないと考えますが、なぜ今の段階で、無料で使えた
施設をわざわざ有料にする検討が必要なのか、
お答えいただきたいというふうに
思います。以上で1問目を終わります。
○
議長(
真田敦史君) 伊賀
教育部長。
◎
教育部長(
伊賀和彦君) (
登壇)大久保青少年
センターにつきましては、児童の文化
活動の促進及び青少年の健全な育成を図ることを目的として、
地域の青少年育成団体と協働した事業や市内の児童・生徒を対象としたこどもクラブの
活動等を通じて児童・生徒の健全育成に寄与しております。 また、こどもクラブは子供本人の意欲を引き出し、自主性を育むことを目的として、音楽やストリートダンス、茶道、料理、一輪車などの内容で、土曜日を中心に
活動を行っておりまして、平成30年度におきましては、10種類のクラブに市内各地の児童・生徒延べ245人を登録し、147回の
活動を実施いたしました。市教委といたしましては、子供が持っている可能性の発揮や、学年や
地域にとらわれない交流の場とすることができるなど、有意義な事業を実施しているものと評価しているところでございまして、今後も継続してまいりたいと考えております。 次に、大久保幼稚園につきましては、現在も幼稚園として使用している
施設であり、園児が安全かつ快適に過ごせるように、これまでからも必要に応じてメンテナンスを重ねております。大久保青少年
センターの移転につきましては、
耐震性能に課題があることから、できるだけ早期に実施できる対応を検討した中で、大久保幼稚園跡に移転をすることを決定したところでございます。 なお、先ほども
お答えさせていただきましたが、現在も幼稚園として利用している
施設であり、今後も十分活用できる
施設であると認識をしております。 有料化の検討につきましては、本市
公共施設の使用料は財政健全化推進プランに基づいて維持
管理コスト等を考慮し、受益と負担の公平性の観点から見直しを実施しておりまして、本
施設につきましても、市全体の
施設の有料化の検討にあわせて考えていくことになろうかと思っております。
○
議長(
真田敦史君)
大河直幸議員。
◆(
大河直幸君) (
登壇)現在の大久保幼稚園の
施設についても、今後も十分に活用できるという
お答えが今ございました。市が
策定した
公共施設等総合管理計画では、青少年
センターを含むその他の社会教育
施設、ここにおいてはどうなっているか。現状と課題のところにつきましては、竣工から30年以上経過している
施設は、今後、
施設の長寿命化や
施設の
あり方が課題となっていますというふうに記載をされています。これ竣工から30年を超えた
施設は、長寿命化や
施設の
あり方を課題とすると、検討するということは、市が示されたラインなんですよ。ですから、この
公共施設等総合管理計画を
施設を
廃止するときだけいいような都合に使う、そして
施設を移転した後は、いやいや、大久保幼稚園は大丈夫ですよというような、そんな扱いにされるというのは、少し市の
方針として無責任かなというふうに思うんです。 大久保青少年
センターは、移転した
施設が竣工からもう55年です。市の
方針に従えば、今後
施設の長寿命化や
施設の
あり方が課題にすぐさまなってくると。どのようにこの課題を捉えておられるのかということについては
お答えいただきたいというふうに
思います。 大久保幼稚園を廃園にして公立幼稚園を4園から3園にすると議会に報告いただいたときは、伊賀
部長、なぜ大久保幼稚園を廃園の対象にしたのかという
質問に対して、近隣の就学前
施設、
地域的なバランス、そして
施設の状況と、これ上げておられます。そういうことを4園で見せていただいて、大久保幼稚園という判断をさせていただいた。
施設の状況を上げて大久保幼稚園を廃園にするという検討項目に入れたというふうに言っておられるんですよ。これ、大久保幼稚園を廃園するときには、保護者向けにも
地域向けにも
施設の状況を上げて、
老朽化が進んでいるから4園中でこれ該当したんだというふうに言っておられて、いよいよ大久保青少年
センターが移転するということが決まった際には、これ使い続けられる
施設だよというふうに言われると。ここには大きな矛盾があるんじゃないかというふうに思うんですが、市教委の見解をお聞かせいただきたいと
思います。 その上で、これ移転後の大久保青少年
センターについては、移転後に
施設の長寿命化、
施設の更新の
あり方など、
施設の
あり方の検討を行うのかどうか
お答えいただきたい。今後も市教委が継続するという意向の事業について、当該
施設の
老朽化の現状については検討する必要があるというふうに
思います。場合によっては
施設の更新、建てかえなどを行うべきだと考えますが、市の見解をお聞かせいただきたいと
思います。 次に、
施設の有料化については、大久保青少年
センターを利用する子供たちも使用料負担の対象となってくるんですか。子供たちも使用料負担の対象になってくるのはちょっとかなんわけですよ。せっかく子供たちが集まって
活動してる
施設なわけですから、ここまで
宇治市の財政健全化推進プランのために子供たちからも利用料取るなんていうことがあったら、もうこれ、大人も当然ですけれども、どうしようもないわけでありまして、検討の対象となってくるのかどうか、
お答えいただきたいというふうに
思います。以上で2問目を終わります。
○
議長(
真田敦史君) 伊賀
教育部長。
◎
教育部長(
伊賀和彦君) (
登壇)先ほども答弁いたしましたが、大久保青少年
センターの移転につきましては、
耐震性能に課題があることから、できるだけ早期に実施できる対応を検討した中で、大久保幼稚園跡に移転をすることを決定したところでございます。当該の大久保幼稚園につきましては、鉄筋コンクリート造であり、一般的に耐用年数としては60年と言われておりますが、今後何らかの対応が必要となった場合は、本市の
公共施設等総合管理計画に基づき検討すべきものと考えております。 また、使用料に関しましては、対象者や利用状況等を総合的に勘案し、他の
公共施設との整合を図る中で検討していくべきものと考えております。
○
議長(
真田敦史君)
大河直幸議員。
◆(
大河直幸君) (
登壇)これはやっぱり都合のいいように
公共施設等総合管理計画を使ってはいけないと。
施設を
廃止するときには
老朽化や耐震強度不足を持ち出して、いざ今回のような耐震年数がたっている
施設を移転する際には、今後の長寿命化に対して責任持った答弁されないということについては非常に遺憾だというふうに
思います。 さらに、これ大久保幼稚園を廃園した経過があるんですよ。大久保幼稚園廃園されたときには保護者の
皆さんも
地域の
皆さんも本当に反対の声を上げられたと。
老朽化、市内全体の公立幼稚園の
あり方も含めて検討した結果だと。しかし、大久保幼稚園を選んだのは
施設の状況もあるからだと。一番古い幼稚園だからだと
施設が、ということも理由として上げられてたわけですよ。そうならば、この前、保護者の方言っておられましたよ。トイレ直してほしいというふうに大久保幼稚園お願いしたら、いやいや
廃止するから直せませんと言われたけれども、大久保青少年
センター移転するのが決まったらトイレ改修が急に決まると。私らの
思いは一体何やったんやというふうにおっしゃってました。 私は、今回、誤解のないように繰り返し言うときますけれども、大久保青少年
センター移転するということは別にあり得る話やと思うんですよ。でも、あり得るんやけれども、やっぱりこれ
施設55年以上たってるものやから、青少年
センターの
活動を継続していくというんやったら、今後の
活動にも責任持ってくださいよということは約束いただきたいというふうに思うんです。これ施工から30年を優に超えている
施設に大久保青少年
センターは移転するわけですから、当然、今後の
施設の
あり方を検討しなければいけないと。移転はしたものの、次は
老朽化で
廃止するという対象にされたらたまったもんじゃないというのが大久保青少年
センターを利用している子供の保護者、
地域の
思いでありますから、当然
老朽化が進んで現在の
施設利用が難しくなったら、
施設の更新を行って、建てかえて、青少年
センター事業を引き続き行うんだというふうに決意を持っていただきたいというふうに
思いますが、その点については御見解ありますでしょうか、最後にお聞きしておきたいと
思います。 また、有料化問題でありますが、検討中とのことであります。今まで無料で利用してきたものが、子供を含めて有料になるということは絶対あってはならないと。
市民サービスの後退の最たるものでありますから、無料で使えていた大久保青少年
センターは、今後も子供たちも大人も憩いの場として気軽に使える無料の
施設として
存続することを要望したい。そのことを要望して終わりたいというふうに
思います。
○
議長(
真田敦史君) 伊賀
教育部長。
◎
教育部長(
伊賀和彦君) (
登壇)先ほども答弁いたしましたが、大久保幼稚園につきましては、今後何らかの対応が必要となった場合、本市の
公共施設等総合管理計画に基づいて検討はさせていただきたいというふうに考えております。 大久保幼稚園につきましても、
施設そのものというような状態は十分見ながら、今後の青少年
センター活動というものは考えていきたいというふうに考えております。
○
議長(
真田敦史君) これにて質疑を終結いたします。
○
議長(
真田敦史君) ただいま議題となっております
議案第54号から
議案第67号までの14
議案は、お手元に配付いたしております
議案付託表(第1号)のとおり、それぞれの所管の
常任委員会に付託いたします。
-----------------------------------令和元年9月
宇治市議会定例会 議案付託表(第1号)
令和元年9月19日[
総務常任委員会]
議案第54号
職員の分限に関する
条例の一部を改正する
条例を制定するについて
議案第55号
宇治市
職員の給与に関する
条例の一部を改正する
条例を制定するについて
議案第56号
宇治市
職員の
退職手当に関する
条例の一部を改正する
条例を制定するについて
議案第57号
宇治市
消防団員の定員、任免、給与、
服務等に関する
条例の一部を改正する
条例を制定するについて[
市民環境常任委員会]
議案第58号
宇治市ふれあい
センター条例の一部を改正する
条例を制定するについて
議案第59号
宇治市
印鑑条例の一部を改正する
条例を制定するについて[建設水道
常任委員会]
議案第60号
企業職員の給与の種類及び基準に関する
条例の一部を改正する
条例を制定するについて
議案第67号
市道路線の認定について[文教福祉
常任委員会]
議案第61号
宇治市
災害弔慰金の
支給等に関する
条例の一部を改正する
条例を制定するについて
議案第62号
宇治市
保育所条例の一部を改正する
条例を制定するについて
議案第63号
宇治市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例を制定するについて
議案第64号
宇治市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例を制定するについて
議案第65号
宇治市幼稚園の
使用料等に関する
条例の一部を改正する
条例を制定するについて
議案第66号
宇治市
大久保青少年センター条例の一部を改正する
条例を制定するについて
-----------------------------------
○
議長(
真田敦史君) 以上で本日の
日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午前10時35分 散会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに
署名する。
宇治市議会議長 真田敦史 宇治市議会副
議長 渡辺俊三 宇治市議会議員
鈴木崇義 宇治市議会議員
西川康史...