宇治市議会 > 2019-09-19 >
09月19日-02号

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  1. 宇治市議会 2019-09-19
    09月19日-02号


    取得元: 宇治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    令和 1年  9月 定例会(1) 議事日程            議事日程(第2号)                          令和元年9月19日                          午前10時 開議第1.諸報告第2.議案第54号 職員の分限に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第55号 宇治職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第56号 宇治職員退職手当に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第57号 宇治消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第58号 宇治市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第59号 宇治印鑑条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第60号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第61号 宇治災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第62号 宇治保育所条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第63号 宇治特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第64号 宇治家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第65号 宇治市幼稚園の使用料等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第66号 宇治大久保青少年センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第67号 市道路線の認定について(2) 会議に付した事件   議事日程に同じ(3) 出席議員  議長    真田敦史君  副議長   渡辺俊三君  議員    金ヶ崎秀明君      佐々木真由美君        徳永未来君       池田輝彦君        鈴木崇義君       西川康史君        秋月新治君       山崎 匡君        大河直幸君       角谷陽平君        西川友康君       岡本里美君        鳥居 進君       稲吉道夫君        木本裕章君       浅井厚徳君        坂本優子君       服部 正君        今川美也君       長野恵津子君        中村麻伊子君      山崎恭一君        宮本繁夫君       松峯 茂君        関谷智子君       堀 明人君(4) 説明のため出席した者        市長          山本 正君        副市長         木村幸人君        副市長         宇野哲弥君        危機管理監       濱岡洋史君        市長公室長       脇坂英昭君        政策経営部長      貝 康規君        総務部長        本城洋一君        産業地域振興部長    松田敏幸君        人権環境部長      福井康晴君        福祉こども部長     星川 修君        健康長寿部長      藤田佳也君        理事          亀田裕晃君        建設部長        平野正人君        都市整備部長      木下健太郎君        上下水道部長      畑下茂生君        教育長         岸本文子君        教育部長        伊賀和彦君        消防長         伊庭邦夫君(5) 事務局職員出席者        局長          中上 彰        次長          藤井真由美        副課長         矢部昌宏        庶務係長        亀井明美        議事調査係主任     稲葉和広(6) 速記者                    西岳剛一     午前10時00分 開議 ○議長真田敦史君) これより本日の会議を開きます。-----------------------------------日程第1 諸報告 ○議長真田敦史君) 日程第1、諸報告を行います。 議長において受理いたしました請願は、お手元に配付しております請願文書表(第1号)のとおり、所管の常任委員会に付託いたしましたから、御報告いたします。-----------------------------------令和元年9月宇治市議会定例会            請願文書表(第1号)                          令和元年9月19日[総務常任委員会請願第1-6号 核兵器禁止条約日本政府署名批准を求める意見書採択についての請願市民環境常任委員会請願第1-5号 伊勢田ふれあいセンター存続を求める請願※(請願者の住所及び氏名、請願の要旨、紹介議員の氏名並びに受理年月日は、別添請願書の写しのとおり)-----------------------------------                          ┌-------┐                          |受理第1-5号|                          └-------┘               請願書件名 伊勢田ふれあいセンター存続を求める請願紹介議員   大河直幸宮本繁夫山崎恭一山崎 匡、徳永未来佐々木真由美請願の趣旨 伊勢田ふれあいセンター廃止につき、市民サークルなど集いの場として利用させていただいている私たちとして、何としても存続を願います。冷暖房があり、広くまた居住地からも近いところに集いの場が確保されているということは、ご近所や市民がわきあいあいと過ごせるという面からも意義深いものと考えています。請願項目1、伊勢田ふれあいセンターを耐震化して存続をしてください。令和元年9月13日宇治市議会議長真田敦史 様請願団体 伊勢田ふれあいセンター存続を求める会代表者 住所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    氏名 小林芳正-----------------------------------                          ┌-------┐                          |受理第1-6号|                          └-------┘               請願書件名 核兵器禁止条約日本政府署名批准を求める意見書採択についての請願紹介議員   山崎 匡、宮本繁夫山崎恭一坂本優子大河直幸徳永未来佐々木真由美請願趣旨 国際法史上初めて核兵器を違法なものとした核兵器禁止条約が、2017年7月7日の国連会議国連加盟国の約3分の2にあたる122カ国の賛成で採択されました。 核兵器禁止条約は第1条において、核兵器の「開発、実験、生産、製造」及び「保有、貯蔵」、さらにその「使用」と「使用の威嚇」を禁止し、条約締約国に対し「自国の領域または自国の管轄もしくは管理の下にあるいかなる場所においても、核兵器または核爆発装置を配置し、設置し、または配備すること」を禁止しています。 核兵器禁止条約への調印・批准が開始されてから2年がたち、調印国が70カ国、批准国が8月29日現在26カ国と、条約発効にむけ画期的な広がりとなっています。昨年の10月にも国連総会第1委員会で、核兵器禁止条約早期署名批准をよびかける新決議が、賛成122カ国、反対41カ国、棄権16カ国で採択されました。残念ながら日本政府は、反対票を投じました。 宇治市も加盟する平和首長会議は2017年8月の第9回総会で、「人類の悲願である核兵器廃絶への大きな一歩となる『核兵器禁止条約』の採択を心から歓迎する」「核兵器保有国を含む全ての国に対し、条約への加盟を要請し、条約の1日も早い発効を求める」とする「核兵器禁止条約早期発効を求める特別決議」を可決しました。 さらに、世界医師会WMA)は、2018年4月の第209回理事会で、「医師の使命として、WMAは、すべての国に対して速やかに署名批准、同意して、核兵器禁止条約の内容を忠実に実行するように呼びかけます」と決議しました。 核兵器のない世界を望む国内外の広範な世論に応えて、唯一の戦争被爆国である日本は率先して取り組むべきです。宇治市議会は、昭和62年10月に「核兵器廃絶平和都市宣言」を市民に宣言し、核兵器のない平和な世界を子々孫々に継承する活動を続けて来られました。先頭に立ち、日本政府に働きかけてください。請願項目 日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に調印することを求める意見書を提出されるよう請願します。2019年9月13日宇治市議会議長 真田敦史様          請願者 ・・・・・・・・・・              新日本婦人の会 宇治支部 支部長 水谷邦恵-----------------------------------日程第2 議案第54号から議案第67号まで ○議長真田敦史君) 次に日程第2、議案第54号から議案第67号までの14議案を一括して議題といたします。 ○議長真田敦史君) これより質疑を行います。山崎匡議員。 ◆(山崎匡君) (登壇)おはようございます。議案第58号、宇治市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例を制定するについて、付託前の質疑を行わせていただきたいと思います。 先日、このふれあいセンターを、中身として廃止をする条例改正案市長から提案をされました。この後に所管の市民環境常任委員会に付託をされる、こういう流れになりますが、議案提案説明で不明確な点がありましたので、付託をされる前にお聞きをしたいと思います。 まず、莵道・伊勢田・平盛のふれあいセンター廃止をする、こういう中身になっておりますが、その理由として、耐震性に問題があり危険だからと御説明をされていました。しかし、これまで所管の常任委員会などでは、公共施設等総合管理計画策定して、その考えに基づいて廃止をするということを明確に言っておられる、こういうところもありました。ふれあいセンター地域住民活動コミュニティーを支えるために重要な施設だと考えますが、必要のない施設なのでしょうか。まず、この点についてお聞きをします。 そして、耐震診断に問題があるとして廃止をと言っているわけでございますが、耐震診断を行ったのは平成25年度、2013年度であり、もう7年近くも前のことになります。これまで問題があったのにもかかわらず、一切対策は行われず、今になって危険だからと廃止をされる。危険だから対応が必要なのは私も否定をいたしませんが、住民皆さんが納得できるような理屈ではない、筋が通っていないのではないか、このことが大変気になります。なぜこれまで全く対応されてこなかったのでしょうか。そのことについてもお伺いしたいと思います。 次に、地方紙の報道では、市長記者会見でふれあいセンター廃止に当たって、中宇治地域公共施設が少ない、このような状況で複合施設を新設するというような考え方を述べておられました。これは市長記者会見ですから、市の方針だとも考えます。記者会見の報道のみしか、私、内容を知り得ないので、付託の前に市長にお伺いをしたいんですが、この定例会中に所管の常任委員会に対しては、市長のこういった記者会見の中身、市の方針というものを明確に御説明をされる用意はあるのでしょうか。そのことについてお伺いをしたいと思います。 また、中宇治だけでなく、伊勢田地域もふれあいセンター廃止をされれば周辺に公共施設がなくなり、市民活動に支障が出る、こういう声もたくさん出されております。市長は、この伊勢田についてはどのように考えているのか。中宇治の莵道ふれあいセンター中宇治地域だけでなく、伊勢田地域についても考え方をお聞かせをいただきたいと思います。 さらに、伊勢田に新たな施設は、中宇治と同様に整備をするのか、この点についてもお聞かせをいただきたいと思います。以上で1問目を終わります。 ○議長真田敦史君) 山本市長。 ◎市長山本正君) (登壇皆さん、おはようございます。さきの記者会見では、記者の方から公共施設廃止市民活動あり方について、市長としてどう思われるのかと見解を問われましたので、私としての思い記者の方に申し上げたものでございます。 いずれにいたしましても、市としての方針につきましては、今後検討していくことになると思いますが、しかるべき時期に議会に御報告することになるものと考えております。 ○議長真田敦史君) 松田産業地域振興部長。 ◎産業地域振興部長松田敏幸君) (登壇)ふれあいセンターにつきましては、建設から30年以上が経過をいたしており、施設老朽化とともに耐震性の課題があり、人口減少少子高齢化のさらなる進展が予測されます中、将来のまちづくりを見据え、子や孫の世代にできるだけ負担を残さないよう策定をした公共施設等総合管理計画においても、他の施設との統廃合を検討するとしておりますことを踏まえ、ふれあいセンターとしては廃止し、貸し館機能につきましては近隣の公共施設等機能移転することとしたところでございまして、伊勢田ふれあいセンターにつきましては、今年度末での廃止といたしているところでございます。 このふれあいセンターにつきましては、平成25年度に耐震診断結果が出たところでございますが、その後、本市の公共施設全体の将来を見据えた公共施設等総合管理計画策定を進め、個別計画として本年3月にふれあいセンターの今後のあり方をお示ししたところでございまして、公共施設全体についての総合管理計画策定及び個別計画策定に一定の期間を要しましたが、策定後は速やかに計画を推進しているところでございます。 また、伊勢田ふれあいセンターにつきましては、サークル活動等で御利用されていることは把握をいたしておりまして、近隣の公共施設を活用いただくことにより活動が継続できるよう貸し館機能機能移転を進めてまいりたいと考えております。 ○議長真田敦史君) 山崎匡議員。 ◆(山崎匡君) (登壇)まず、市長が御答弁された方針がまだ決定したものではないと、見解を述べたものだというお話でした。今後検討していって、しかるべきときに報告をされるということなんですけれども、市長のそういった見解、これではなかなか市民皆さん、じゃ、どうなるんだというのが実際にわからないということで、いろいろ困られることもありますし、問い合わせもあります。ですので、そのことについては、もう少し丁寧に御説明をされたらいいと思いますし、記者会見だけで述べられるのでなくて、いろんな場面で市長は丁寧に説明するということはこれまでいろいろ、るるおっしゃっていますので、されたらいいと思います。 この間、市は公共施設について、先ほど御答弁いただきましたけども、市の内部の方針決定を行った、その後は住民皆さん市民皆さんに十分な説明理解を得ることもなく、例えば宇治公民館市民会館であれば一旦閉館をすると、こういうことをおっしゃって、いつの間にか解体をするという話になっている。今回でも、まだまだ市民皆さん十分に御理解をされていない中で、丁寧な説明と言いながら廃止をされる。速やかに実行していると、計画実行しているんだとおっしゃるんですが、市民皆さんにとってはやはり理解を得られていないのではないかということが大変気になります。もちろん市民皆さんだけでなく、議会にも丁寧な説明と十分な理解をいただくということ、市長を初め当局の皆さんおっしゃるんですけれども、なかなかそうはなっていないんじゃないかという懸念があります。 このふれあいセンター廃止に関して、丁寧な説明も十分な御理解もいただいていないのではないか。現に9月定例会伊勢田ふれあいセンター存続を求める請願が、皆さんもよく御存じですし、本日も議題に上がっておりましたが、1,962筆の署名とともに提出をされている。地域住民皆さん利用者の方の十分な御理解、これは本当に得られているんでしょうか。 さらに、市長は報道で公民館跡地について、このことも言及されていました。公民館は今後方針も示されないまま、先ほども話しましたが、一旦閉館をして、その後すぐに解体をされるということになりました。跡地を利用するとはいつ決まったのでしょうか。また、来年度、何らかの予算をつけたいともおっしゃっていました。施設の新設は決まったことなんでしょうか、お答えをいただきたいと思います。 伊勢田についても、先ほどの質問にはお答えいただいてないんですが、新たな施設を整備する、そういう考えはあるのか、明確に御答弁をいただきたいと思います。 そして、先ほどの質問部長御答弁いただけなかったんですが、なぜこれまで全く対応してこなかったのかについては説明がなく、計画ができた段階で計画つくったからすぐに実行したということしかおっしゃっていません。放置をしてきて7年もたっていながら対策してないのに、計画ができたら速やかにやりますよというのでは、これは住民皆さん納得されないのではないかと思いますので、改めてそのことについてもきっちりと御答弁をいただきたいと思います。以上で2問目を終わります。 ○議長真田敦史君) 木村副市長。 ◎副市長木村幸人君) (登壇)私のほうからは、公民館跡地の御質問と、それから計画がいつ決まったのかという御質問お答えをしたいと思います。 まず、公民館跡地の問題につきましては、現在検討中でございますので、具体的な計画を持ち合わしているわけではございません。さまざまな角度から検討をいたしておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 また、施設計画がいつ決まったのかということでございますが、過日の記者会見で、先ほど市長が御答弁されましたように、思いを語られたということでございますので、市として決まったという認識は私はしておりませんので、市として、もちろん市長思いということを受けとめながらしっかりと検討して、必要な時期に、また適切な時期に議会のほうにも御説明するという形になろうかと思っておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長真田敦史君) 松田産業地域振興部長。 ◎産業地域振興部長松田敏幸君) (登壇)まず、施設についてでございますけれども、伊勢田ふれあいセンターにつきましては、本年3月にお示しをさせていただきました今後のあり方にもございますとおり、施設老朽化とともに耐震性の課題があり、公共施設等総合管理計画におきましても、他の施設との統廃合を検討するとしておりますことを踏まえ、伊勢田ふれあいセンター廃止をさせていただき、その貸し館機能につきましては近隣の公共施設等機能移転するとしているところでございます。 また、伊勢田を初めふれあいセンターにつきましては、平成25年度に耐震診断結果が出たところでございまして、平成26年度を開始の時期といたします総合計画の第2期中期計画におきまして、今後のあり方を検討するといたしていたところでございます。その今後のあり方を検討するということを受けまして、本市の公共施設全体の将来を見据えた公共施設等総合管理計画策定に着手し、その結果、個別計画策定をいたし、本年3月にふれあいセンターの今後のあり方をお示ししたところでございます。 ○議長真田敦史君) 山崎匡議員。 ◆(山崎匡君) (登壇)あくまでも市の方針で決まったものはなく、市長会見市長思いをその場で語られたんだということだと受けとめをさせていただいていますが、これまでなんですけれども、歴史公園の問題などでも、市の魅力がずっと向上するということを歴史公園の整備がなされれば、こういうことを言い続けておられるわけなんですが、例えば市やその地域の魅力が向上するということであれば、地域コミュニティー活動が活発であったりといった中で市民皆さん活動される、そういうところに魅力を感じて、その町やその地域に住んでみたいというような要因を持たれるということも大変大きいんだと私は思っています。 だからこそ、地域コミュニティー施設があること、そして住民活動を支えられるということは、行政目的として本当に重要なことだと思います。だけれども、機能移転、先ほど部長もおっしゃっているんですが、貸し館としての機能、それは機能とは言わないんです。別の場所を借りて使うというだけであって、何も機能移転にはなってないと私思うんですね。機能移転という言葉もおかしい言葉だと思うんですが、機能というのは、今まで利用していたその施設、同じように使えるというのが機能ですよ。だけれども、場所だけ変わるんであれば、別に機能が移転をするんじゃなくて、場所移動してもらったということにしかなりません。機能を保障すると、住民活動をするためにはその機能が必要なんだということであれば、今までと同じような使い方、また同じような場所で使えるということは大変重要なことだと思いますんで、そのことについてはきっちりと考えていただきたいと思います。これは意見にしておきます。 伊勢田ふれあいセンターなんですが、今後のものが全く見えてこない。ただ単にもう廃止で、ほかの場所に移ってもらったらいいということ。だけども、中宇治、莵道のところの跡、または中宇治地域では一応複合施設を新設しようかというふうに思いも持っておられると、本腰で検討していくんだということなんで、これは余りにも私は差があり過ぎるんではないかと思いますし、単に廃止住民皆さん存続を願っておられるにもかかわらず、理解も私は十分に得られたとは思いませんが、その中でこういった市長会見で述べられた中宇治地域のことも踏まえて、伊勢田のことも示されるべきではないかと思うんですが、最後に市長のお考えが何かあればお聞きをしておきたいと思います。 また、市長は過去これまでさまざま記者会見されておられますが、公民館跡地については駐車場にしたいということをおっしゃっていたときもあるし、また今回は公共施設、少し検討してみようかということもおっしゃって、市民皆さんとしては、市政をあずかっておられる市長の発言というのはやっぱり市の方針、市で決まったことなんだという受けとめをされると思うんですね、公式の会見ですから。やはりそういうことも考えていただいて、記者会見市長思いを語られるということを私否定するものではないんです。だけれども、市民皆さんの受けとめということも十分に考慮をしていただいて、やはり記者の方からの質問などに対しても、その場の思いつき市長思いだけというように捉えられるようなことではなくて、しっかりと御説明を丁寧にできるような中身を語られるべきなんじゃないかということも思います。その中で市民皆さんがそういった市長の都度の発言で右往左往するようなことのない、丁寧な説明を尽くされるべきなんだと私は考えますが、そのことについてもあわせてお考えがあればお伺いをしておきたいと思います。以上で3問目を終わります。
    議長真田敦史君) 山本市長。 ◎市長山本正君) (登壇)3問目について御質問お答えしたいと思います。 思いを語るのが思いつきやということなんですが、私は思いつきというようなことを一度も考えたことはありませんが、思い記者の方の質問お答えするということは市民皆さん情報発信をすることでございます。皆さん御案内のとおり、トランプ大統領は毎日のように自分の思いを語っておられますが、私は最も思いを語るについて、より慎重にしてきたつもりでございます。 それから、跡地駐車場にしたとかしないとかいうのは、もうここで御説明申し上げませんけども、この太閤堤の論議の中で、私がマニフェストで示してきたことの上に立ってあそこを駐車場ということになりましたので、途中でいろんな御意見がある中で、いわゆる跡地についての考え方というのが次のステップに来るのかなという思いです。 それから、何も跡地だけを考えて私が申し上げているのではなくて、思いは、中宇治の中で宇治公民館跡地も含めていろいろな公共施設がありますので、そこには検討の俎上に上がるんですよねということを申し上げたことでございます。 ○議長真田敦史君) 大河直幸議員。 ◆(大河直幸君) (登壇議案第66号、宇治大久保青少年センター条例の一部を改正する条例を制定するについてに対して、付託前質疑を行います。付託前の質疑ですので、条例案の基本的事項についてお聞きをしたいというふうに思います。 まず初めに、青少年センター事業についてであります。 教育委員会は、青少年センター事業そのものはどのように評価をされているのでありましょうか。また、大久保青少年センターでは、こどもクラブが行われています。このこどもクラブの現状と事業に対する評価、同規模の事業を今後も継続するおつもりなのか、お聞かせいただきたいというふうに思います。 次に、これらの事業を行っている大久保青少年センターの移転が計画をされているわけであります。移転を予定している大久保幼稚園については、施設は昭和39年にできた施設ですから、50年以上前に建設された建物でありまして、現在も利用されています。耐震化には問題がない、課題がないというふうにはお聞きをしていますが、施設老朽化などは進んでいるというふうに思われます。大久保幼稚園の建物の状況について御説明をいただきたいというふうに思います。また、50年以上にわたって建物が利用されてきたわけでありますから、当然建物の老朽化に伴う更新などが検討されるべきだというふうに思います。 移転を予定している大久保幼稚園が廃園された後で、建物の更新を行うことも含めて青少年センター事業を長期にわたって継続していく計画であるのかどうか、お答えいただきたいというふうに思うんです。これは地域皆さん、ふれあいセンター廃止については私は異議がありますけれども、大久保青少年センターを移転するということは、地域皆さんがいろいろな思いを語る中で、教育委員会もいろいろ検討の中でこれは提案されるということで、一定評価すべきものではあるかというふうに私自身は思っています。 しかし、移転はしたけれども、今度は建物が55年たってるわけですから、老朽化により青少年センター、済みません、もうちょっとしたら廃止しますというようなことが起これば、青少年センターを利用されているお子さんも、また地域皆さんも納得できない、保護者の皆さんも納得できないわけですから、移転された地で事業を、これ長期的スパンで進めていく、続けていく意向なのかを確認しておきたいというふうに思います。 次に、利用料金についてお聞きをしたいというふうに思います。 文教福祉常任委員会の答弁で、有料化を含めての検討があるというお答えがございました。これまで無料で当然大人も子供も利用してきたのでありまして、市民負担をふやす有料化は許されないと考えますが、なぜ今の段階で、無料で使えた施設をわざわざ有料にする検討が必要なのか、お答えいただきたいというふうに思います。以上で1問目を終わります。 ○議長真田敦史君) 伊賀教育部長。 ◎教育部長伊賀和彦君) (登壇)大久保青少年センターにつきましては、児童の文化活動の促進及び青少年の健全な育成を図ることを目的として、地域の青少年育成団体と協働した事業や市内の児童・生徒を対象としたこどもクラブの活動等を通じて児童・生徒の健全育成に寄与しております。 また、こどもクラブは子供本人の意欲を引き出し、自主性を育むことを目的として、音楽やストリートダンス、茶道、料理、一輪車などの内容で、土曜日を中心に活動を行っておりまして、平成30年度におきましては、10種類のクラブに市内各地の児童・生徒延べ245人を登録し、147回の活動を実施いたしました。市教委といたしましては、子供が持っている可能性の発揮や、学年や地域にとらわれない交流の場とすることができるなど、有意義な事業を実施しているものと評価しているところでございまして、今後も継続してまいりたいと考えております。 次に、大久保幼稚園につきましては、現在も幼稚園として使用している施設であり、園児が安全かつ快適に過ごせるように、これまでからも必要に応じてメンテナンスを重ねております。大久保青少年センターの移転につきましては、耐震性能に課題があることから、できるだけ早期に実施できる対応を検討した中で、大久保幼稚園跡に移転をすることを決定したところでございます。 なお、先ほどもお答えさせていただきましたが、現在も幼稚園として利用している施設であり、今後も十分活用できる施設であると認識をしております。 有料化の検討につきましては、本市公共施設の使用料は財政健全化推進プランに基づいて維持管理コスト等を考慮し、受益と負担の公平性の観点から見直しを実施しておりまして、本施設につきましても、市全体の施設の有料化の検討にあわせて考えていくことになろうかと思っております。 ○議長真田敦史君) 大河直幸議員。 ◆(大河直幸君) (登壇)現在の大久保幼稚園の施設についても、今後も十分に活用できるというお答えが今ございました。市が策定した公共施設等総合管理計画では、青少年センターを含むその他の社会教育施設、ここにおいてはどうなっているか。現状と課題のところにつきましては、竣工から30年以上経過している施設は、今後、施設の長寿命化や施設あり方が課題となっていますというふうに記載をされています。これ竣工から30年を超えた施設は、長寿命化や施設あり方を課題とすると、検討するということは、市が示されたラインなんですよ。ですから、この公共施設等総合管理計画施設廃止するときだけいいような都合に使う、そして施設を移転した後は、いやいや、大久保幼稚園は大丈夫ですよというような、そんな扱いにされるというのは、少し市の方針として無責任かなというふうに思うんです。 大久保青少年センターは、移転した施設が竣工からもう55年です。市の方針に従えば、今後施設の長寿命化や施設あり方が課題にすぐさまなってくると。どのようにこの課題を捉えておられるのかということについてはお答えいただきたいというふうに思います。 大久保幼稚園を廃園にして公立幼稚園を4園から3園にすると議会に報告いただいたときは、伊賀部長、なぜ大久保幼稚園を廃園の対象にしたのかという質問に対して、近隣の就学前施設地域的なバランス、そして施設の状況と、これ上げておられます。そういうことを4園で見せていただいて、大久保幼稚園という判断をさせていただいた。施設の状況を上げて大久保幼稚園を廃園にするという検討項目に入れたというふうに言っておられるんですよ。これ、大久保幼稚園を廃園するときには、保護者向けにも地域向けにも施設の状況を上げて、老朽化が進んでいるから4園中でこれ該当したんだというふうに言っておられて、いよいよ大久保青少年センターが移転するということが決まった際には、これ使い続けられる施設だよというふうに言われると。ここには大きな矛盾があるんじゃないかというふうに思うんですが、市教委の見解をお聞かせいただきたいと思います。 その上で、これ移転後の大久保青少年センターについては、移転後に施設の長寿命化、施設の更新のあり方など、施設あり方の検討を行うのかどうかお答えいただきたい。今後も市教委が継続するという意向の事業について、当該施設老朽化の現状については検討する必要があるというふうに思います。場合によっては施設の更新、建てかえなどを行うべきだと考えますが、市の見解をお聞かせいただきたいと思います。 次に、施設の有料化については、大久保青少年センターを利用する子供たちも使用料負担の対象となってくるんですか。子供たちも使用料負担の対象になってくるのはちょっとかなんわけですよ。せっかく子供たちが集まって活動してる施設なわけですから、ここまで宇治市の財政健全化推進プランのために子供たちからも利用料取るなんていうことがあったら、もうこれ、大人も当然ですけれども、どうしようもないわけでありまして、検討の対象となってくるのかどうか、お答えいただきたいというふうに思います。以上で2問目を終わります。 ○議長真田敦史君) 伊賀教育部長。 ◎教育部長伊賀和彦君) (登壇)先ほども答弁いたしましたが、大久保青少年センターの移転につきましては、耐震性能に課題があることから、できるだけ早期に実施できる対応を検討した中で、大久保幼稚園跡に移転をすることを決定したところでございます。当該の大久保幼稚園につきましては、鉄筋コンクリート造であり、一般的に耐用年数としては60年と言われておりますが、今後何らかの対応が必要となった場合は、本市の公共施設等総合管理計画に基づき検討すべきものと考えております。 また、使用料に関しましては、対象者や利用状況等を総合的に勘案し、他の公共施設との整合を図る中で検討していくべきものと考えております。 ○議長真田敦史君) 大河直幸議員。 ◆(大河直幸君) (登壇)これはやっぱり都合のいいように公共施設等総合管理計画を使ってはいけないと。施設廃止するときには老朽化や耐震強度不足を持ち出して、いざ今回のような耐震年数がたっている施設を移転する際には、今後の長寿命化に対して責任持った答弁されないということについては非常に遺憾だというふうに思います。 さらに、これ大久保幼稚園を廃園した経過があるんですよ。大久保幼稚園廃園されたときには保護者の皆さん地域皆さんも本当に反対の声を上げられたと。老朽化、市内全体の公立幼稚園のあり方も含めて検討した結果だと。しかし、大久保幼稚園を選んだのは施設の状況もあるからだと。一番古い幼稚園だからだと施設が、ということも理由として上げられてたわけですよ。そうならば、この前、保護者の方言っておられましたよ。トイレ直してほしいというふうに大久保幼稚園お願いしたら、いやいや廃止するから直せませんと言われたけれども、大久保青少年センター移転するのが決まったらトイレ改修が急に決まると。私らの思いは一体何やったんやというふうにおっしゃってました。 私は、今回、誤解のないように繰り返し言うときますけれども、大久保青少年センター移転するということは別にあり得る話やと思うんですよ。でも、あり得るんやけれども、やっぱりこれ施設55年以上たってるものやから、青少年センター活動を継続していくというんやったら、今後の活動にも責任持ってくださいよということは約束いただきたいというふうに思うんです。これ施工から30年を優に超えている施設に大久保青少年センターは移転するわけですから、当然、今後の施設あり方を検討しなければいけないと。移転はしたものの、次は老朽化廃止するという対象にされたらたまったもんじゃないというのが大久保青少年センターを利用している子供の保護者、地域思いでありますから、当然老朽化が進んで現在の施設利用が難しくなったら、施設の更新を行って、建てかえて、青少年センター事業を引き続き行うんだというふうに決意を持っていただきたいというふうに思いますが、その点については御見解ありますでしょうか、最後にお聞きしておきたいと思います。 また、有料化問題でありますが、検討中とのことであります。今まで無料で利用してきたものが、子供を含めて有料になるということは絶対あってはならないと。市民サービスの後退の最たるものでありますから、無料で使えていた大久保青少年センターは、今後も子供たちも大人も憩いの場として気軽に使える無料の施設として存続することを要望したい。そのことを要望して終わりたいというふうに思います。 ○議長真田敦史君) 伊賀教育部長。 ◎教育部長伊賀和彦君) (登壇)先ほども答弁いたしましたが、大久保幼稚園につきましては、今後何らかの対応が必要となった場合、本市の公共施設等総合管理計画に基づいて検討はさせていただきたいというふうに考えております。 大久保幼稚園につきましても、施設そのものというような状態は十分見ながら、今後の青少年センター活動というものは考えていきたいというふうに考えております。 ○議長真田敦史君) これにて質疑を終結いたします。 ○議長真田敦史君) ただいま議題となっております議案第54号から議案第67号までの14議案は、お手元に配付いたしております議案付託表(第1号)のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。-----------------------------------令和元年9月宇治市議会定例会            議案付託表(第1号)                          令和元年9月19日[総務常任委員会議案第54号 職員の分限に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて議案第55号 宇治職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて議案第56号 宇治職員退職手当に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて議案第57号 宇治消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて[市民環境常任委員会議案第58号 宇治市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例を制定するについて議案第59号 宇治印鑑条例の一部を改正する条例を制定するについて[建設水道常任委員会議案第60号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて議案第67号 市道路線の認定について[文教福祉常任委員会議案第61号 宇治災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて議案第62号 宇治保育所条例の一部を改正する条例を制定するについて議案第63号 宇治特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて議案第64号 宇治家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて議案第65号 宇治市幼稚園の使用料等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて議案第66号 宇治大久保青少年センター条例の一部を改正する条例を制定するについて-----------------------------------議長真田敦史君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。     午前10時35分 散会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                宇治市議会議長  真田敦史                宇治市議会議長 渡辺俊三                宇治市議会議員  鈴木崇義                宇治市議会議員  西川康史...