福知山市議会 2017-11-07
平成29年第6回臨時会(第1号11月 7日)
平成29年第6回臨時会(第1号11月 7日) 平成29年第6回
福知山市議会臨時会会議録(1)
平成29年11月7日(火曜日)
午前10時00分 開会
〇出席議員(25名)
2番 西 田 信 吾 3番 桐 村 一 彦
4番 井 上 修 5番 柴 田 実
6番 竹 本 和 也 7番 森 下 賢 司
8番 芦 田 眞 弘 9番 高 宮 辰 郎
10番 足 立 伸 一 11番 吉 見 茂 久
12番 吉 見 純 男 13番 金 澤 徹
14番 塩 見 聡 15番 中 嶋 守
16番 藤 田 守 17番 奥 藤 晃
18番 木 戸 正 隆 19番 田 中 法 男
20番 大 谷 洋 介 21番 大 槻 富美子
22番 紀 氏 百合子 23番 塩 見 卯太郎
24番 野 田 勝 康 25番 高 橋 正 樹
26番 田 渕 裕 二
〇欠席議員(1名)
1番 荒 川 浩 司
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市長 大 橋 一 夫 副市長 伊 東 尚 規
危機管理監 横 山 泰 昭 市長公室長 渡 辺 尚 生
市長公室理事 森 田 賢
地域振興部長 片 山 正 紀
総務部長 高 橋 和 章 財務部長 櫻 井 雅 康
福祉保健部長 岡 野 天 明
福祉保健部理事 土 家 孝 弘
市民人権環境部長 桐 村 正 典
人権推進室長 山 根 祥 和
農林商工部長 山 中 明 彦
土木建設部長 蘆 田 徹 二
会計管理者 中 見 幸 喜 消防長 鈴 木 秀 三
財政課長 前 田 剛
上下水道部長 大 柿 日出樹
病院事業管理者 香 川 惠 造
市民病院事務部長 山 口 誠
教育長 端 野 学 教育部長 田 中 悟
教育委員会理事 森 山 真
選挙管理委員長 松 本 良 彦
監査委員 長 坂 勉
監査委員事務局長 大 江 みどり
〇
議会事務局職員出席者
局長 池 田 聡 次長 菅 沼 由 香
〇議事日程 第1号 平成29年11月7日(火曜日)午前10時開議
第 1 会期の決定について
第 2 議第78号 平成29年度福知山市
一般会計補正予算(第5号)
議第79号 平成29年度福知山市
農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第
1号)
議第80号 平成29年度福知山市
下水道事業会計補正予算(第1号)
議第81号
財政調整基金の繰入れについて
議第82号
土地改良事業の施行について
(提案理由の説明)
第 3 議第78号から議第82号まで
(質疑から
委員会付託)
第 4 議第78号から議第82号まで
(
委員長報告から採決)
午前10時00分 開会
○(
大谷洋介議長) 皆さん、おはようございます。
会議に先立ち、去る10月22日から23日にかけての平成29年台風21号により、被害にあわれた市民の皆様に、
福知山市議会を代表して、謹んでお見舞いを申し上げます。
市内各所で、住宅の浸水、河川の氾濫、道路や
農林業関連の被害が相次ぎました。関係機関及びボランティアの皆様方のご協力のもと、市を挙げて、被災者の支援・被災施設の復旧に取り組んでいただいておりますことに、心から感謝を申し上げます。
市議会といたしましても、被災された皆様の心痛を思い、早期の復旧・復興にできる限りの支援と配慮をしてまいる所存であります。
大橋市長を初め、市当局の皆様におかれましては、引き続き大変なご苦労をおかけしますが、被災された皆様方に、一日も早く安らぎと笑顔が戻りますよう、なお一層のご尽力をよろしくお願い申し上げます。
それでは、定足数に達していますので、ただいまから、平成29年第6回
福知山市議会臨時会を開会し、これより本日の会議を開きます。
本日の会議に、
荒川浩司議員は、入院のため欠席する旨の届け出がありましたので、ご報告します。
本日、市長から、議第78号、平成29年度福知山市
一般会計補正予算(第5号)ほか4件の議事事件の送付がありました。
次に、監査委員から、
例月出納検査結果報告が参っています。その写しにつきましては、既に配付していますので、ご承知おき願います。
本日の議事日程は、印刷の上、お手元に配付していますので、それにてご了承願います。
次に、
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第128条の規定により、4番、井上修議員、5番、柴田実議員、以上の両議員にお願いします。
◎日程第1 会期の決定について
○(
大谷洋介議長) それでは、日程第1に入ります。
会期の決定についてを議題とします。
お諮りします。
本臨時会の会期は、本日1日としたいと思いますが、これにご異議はありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ご異議なしと認めます。
よって、本臨時会の会期は、本日1日と決定しました。
◎日程第2 議第78号から議第82号まで
○(
大谷洋介議長) 次に、日程第2に入ります。
お手元に届いています議案書の議第78号、平成29年度福知山市
一般会計補正予算(第5号)から、議第82号、
土地改良事業の施行についてまでの5議案を一括議題とし、これより提案理由の説明を求めます。
市長。
○(
大橋一夫市長)(登壇) 皆さん、おはようございます。
まず、本日の臨時会の開催につきまして、ご理解をいただき、ありがとうございます。
ただいま上程されました諸議案につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
過日の台風18号に引き続いて、10月22日から23日にかけて通過した台風21号の激しい暴風雨により、福知山市域は非常に大きな被害をこうむりました。被災をされました市民の方々に対しまして、衷心よりお見舞いを申し上げます。
福知山市では、10月21日に
災害警戒本部を立ち上げ、早期警戒に当たるとともに、事態の進行に応じて
災害対策本部に切りかえ、避難情報の発令など迅速な対応を行ったところでございます。また、台風の通過後は、被災された方々の救済と一日も早い復旧に努めるため、
総合相談窓口を設置するなど、全庁一丸となり取り組んでいるところでございます。
私自身も、発災直後の10月23日から被災をされた地域を回り、10月29日までに二巡し、被災地域の状況を直接確認するとともに、できるだけ速やかに通常の生活を取り戻していただけるよう、生活支援や
災害復旧等を進めていくため、補正予算の編成を進めてまいりました。
今臨時会におきましては、被災された方々の生活支援や公共施設の復旧経費、農業・中小企業の
経営再建支援など、緊急に予算措置が必要なものをお願いいたしております。
以下、歳出予算の主なものにつきまして、その概要をご説明申し上げます。
初めに、議第78号、
一般会計補正予算でございます。
被災された方々を支援し、暮らしの再建を応援します
生活支援関連予算といたしまして、
被災家屋調査の結果、被害の程度に応じて支給いたします
地域再建被災者住宅等支援事業補助金や被災された要介護者の方々に対する
負担軽減措置に要します経費のほか、
災害見舞金及びくらしの資金貸付金の予算が不足しますことから、所要の経費についてお願いいたしております。
次に、
施設等災害復旧関連予算といたしまして、農地・
農業用施設や林道施設及び
市道等土木施設などの復旧に要します経費、並びに環境パークや都市公園、消防詰所、小・中学校などの施設復旧に要します経費などをお願いしますほか、
福知山マラソン大会の開催に当たり、駐車場として利用が不能となった
由良川河川敷の
土砂撤去等に要する経費を同
実行委員会に支援いたします経費をお願いいたしております。
また、営農基盤の機能復旧を図るため、被災した
パイプハウスや
有害鳥獣進入防止施設、
茶生産施設の
機械施設等の復旧支援のほか、浸水等により利用不能となった
農業用機械等の更新経費や、野菜等の栽培の復旧に向けた
土づくり肥料や堆肥代の一部を助成します経費を計上いたしております。
さらに、被災された中小企業の方に対しましては、事業再建のための
設備更新等に必要となる経費の一部を助成しますとともに、災害復旧に必要となる融資を受けられた場合の融資支援も合わせてお願いいたしております。
以上が、一般会計の歳出予算の主な概要であり、補正総額は8億1,736万7,000円で、補正後の
一般会計予算額は408億9,709万2,000円となるものでございます。
議第79号、
農業集落排水施設事業特別会計補正予算、及び議第80号、
下水道事業会計補正予算につきましては、被害を受けました
マンホールポンプ制御盤の施設復旧に要します経費をそれぞれお願いいたしております。
議第81号、
財政調整基金の繰り入れにつきましては、災害により生じた経費の財源に充てるため、ご承認賜りたくお願い申し上げます。
議第82号、
土地改良事業の施行につきましては、
農地農業用施設災害復旧事業の執行をするため、お願いするものでございます。
以上、提案理由の概要につきまして申し述べましたが、細部につきましては財務部長が説明いたしますので、慎重にご審議をいただきまして、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○(
大谷洋介議長) 財務部長。
○(
櫻井雅康財務部長)(登壇) 失礼をいたします。
ただいま上程されました諸議案につきまして、細部の説明を申し上げます。
議第78号から議第80号の議案につきましては、いずれも補正予算にかかわる議案でございますので、お手元に配付をいたしております
歳入歳出補正予算・
事項別明細書によりまして、ご説明を申し上げます。
議第78号、平成29年度福知山市
一般会計補正予算(第5号)でございます。恐れ入りますが
事項別明細書の4ページをお願いをいたします。
歳出でございますが、民生費、
社会福祉費、目、
社会福祉総務費180万円の補正につきましては、くらしの
資金等管理事業として、台風18号及び21号で被災されたことにより、生活が不安定になられた世帯に、「くらしの資金」の貸し付けを行う経費について補正をお願いをしております。
同じく、目、
老人福祉費25万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1には、
被災高齢者施設等利用料助成事業として、15万円の補正をお願いするもので、家屋の床上浸水などに伴い、自宅での生活ができなくなり、避難を目的に宿泊を伴う
介護サービス事業所を利用した場合、利用者の被災程度に応じて、その
居住費相当額を介護施設に対して支援する経費でございます。
第2には、
被災高齢者福祉用具購入助成事業として、10万円の補正をお願いするもので、床上浸水などにより、本年度中に購入された
特定福祉用具が滅失、棄損した場合、同じ種類の
特定福祉用具を再度購入する必要がある場合、被災程度に応じて、被災者を支援するものでございます。
5ページをお願いをいたします。
民生費、目、
災害救助費8,283万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1に、
災害見舞金事業として113万円の補正をお願いするもので、被災された市民の方々に、見舞金の交付要領に基づき支給するものでございます。
第2に、
地域再建被災者住宅等支援事業として、8,170万円の補正をお願いするもので、台風により住宅に被害を受けたことにより、早期に被災住宅の再建を行われる方に対して、被害程度に応じて、その費用の一部について、
地域再建被災者住宅等支援補助金を交付するものでございます。
6ページをお願いをいたします。
農林業費、農業費、目、
農業振興費3,922万5,000円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1には、
被災農地営農再開緊急支援事業として、480万円の補正をお願いするもので、台風により被災した農地の営農再開に向けて、新たに肥料や堆肥などを購入する経費の一部を助成するものでございます。
第2には、
農林業者生産設備再建支援事業として、1,000万円の補正をお願いするもので、
経営耕地面積が30アール以上または
農産物販売金額が50万円以上の農家が、台風により被災した耐用年数以内の
農業用機械等について、これと同程度の能力である
農業用機械等の更新にかかる経費について助成するものでございます。
第3には、
野菜生産施設災害復旧事業として、912万5,000円の補正をお願いするもので、台風により被災した
パイプハウス及びこれに附帯する施設の撤去・再建にかかる経費について助成するものでございます。
第4には、
茶生産施設災害復旧事業として、1,530万円の補正をお願いするもので、台風により被災した茶園の被覆棚や茶工場の
機械設備等の復旧にかかる経費について助成するものでございます。
7ページをお願いをいたします。
林業費、目、
林業振興費1,635万2,000円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1に、
林地保全事業として、1,500万円の補正をお願いするもので、台風により個人住宅などに隣接する林地に崩壊が発生し、人命や財産に直接被害を及ぼす恐れのある箇所において、再発防止となる抑止工事を実施される場合、自治会を申請者として、その経費を助成するものでございます。
第2に、
有害鳥獣防除事業として、135万2,000円の補正をお願いするもので、台風により被災した
有害鳥獣侵入防止施設の復旧にかかる経費について助成するものでございます。
8ページをお願いをいたします。
商工費、目、
商工業振興費2,800万円の補正でございますが、
中小企業者災害復旧緊急支援事業として、台風により被災された市内の個人事業主または法人に対し、事業再開を支援するため、店舗や設備の更新などに必要となる経費について助成するものでございます。
9ページをお願いをいたします。
教育費、
保健体育費、目、
保健体育総務費800万円の補正でございますが、
福知山マラソン大会支援事業としまして、大会の円滑な運営・実施のため、
実行委員会に対して交付金を追加交付するものでございます。
具体的には、台風21号の大雨により冠水をいたしました
由良川河川敷を
福知山マラソン大会の駐車場として利用できるよう、堆積した土砂を撤去し、駐車可能な状態に復旧するため、交付金の追加をお願いするものであります。
10ページをお願いをいたします。
災害復旧費、目、
農林施設等災害復旧費2億1,331万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1には、農地・
農業用施設災害復旧事業として、1億7,196万円の補正をお願いするもので、被災しました農地や
農業用施設について、その
災害復旧工事にかかります経費や、
災害復旧事業を実施する団体に、その経費に対して助成するものでございます。
第2には、
林道施設災害復旧事業として、4,135万円の補正をお願いするもので、補助採択を受けるための測量設計の実施や、被災した林道施設の復旧工事にかかる経費でございます。
11ページをお願いをいたします。
目、
土木施設災害復旧費4億1,250万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1には、
土木施設災害復旧事業として、4億1,000万円の補正をお願いするもので、道路清掃やごみの収集、処分、また、被害を受けました道路の緊急的な復旧経費や、補助採択を受けるための測量設計の実施、また
災害復旧工事にかかる経費でございます。
第2には、
都市公園災害復旧事業として、250万円の補正をお願いするもので、問屋町公園ほか5つの都市公園での倒木の処理やごみの撤去、処分並びに修繕にかかる経費をお願いをしております。
12ページをお願いをいたします。
目、
衛生施設災害復旧費450万円の補正につきましては、
環境パーク災害復旧事業として、台風により被災いたしました
外周フェンスや焼却棟ほか2棟の軒天の修繕にかかる経費でございます。
13ページをお願いをいたします。
目、
公立学校施設災害復旧費550万円の補正につきましては、
公立学校施設災害復旧事業として、台風により被災した下六人部小学校のフェンスほか、7小学校の修繕にかかる経費でございます。
14ページをお願いをいたします。
目、その他公共施設・
公用施設災害復旧費510万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1には、
消防施設災害復旧事業として、110万円の補正をお願いするもので、台風により被災いたしました消防本部、
消防署東分署及び庵我分団ほか4分団の
消防団施設の復旧、並びに防火水槽2カ所の修繕などにかかる経費の補正でございます。
第2には、
市有地法面災害復旧事業として、400万円の補正をお願いするもので、台風により被災した桔梗が丘地内の市有地法面の復旧にかかる経費でございます。
15ページをお願いをいたします。
債務負担行為の設定に伴う支出予定額に関する調書でございます。
第1に、
地域再建被災者住宅融資利子補給にかかる設定でございまして、限度額は、福知山市大
規模自然災害に係る
地域再建被災者住宅等支援事業補助金交付要綱に規定する額であり、期間は、平成29年度から平成36年度までとしております。
第2に、
災害復旧融資特別支援事業にかかる設定でございまして、限度額は、福知山市平成29年度
災害復旧融資特別支援事業要領に規定する額で、期間は、平成29年度から平成35年度までであります。
以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、恐れ入りますが、3ページにお戻りをお願いしたいと思います。
歳出にかかわります歳入でございます。
まず、分担金及び負担金、分担金、目、
農林業費分担金658万3,000円の補正につきましては、右の説明欄にございますように、第1に、
農業費分担金439万8,000円は、農地・
農業用施設災害復旧事業にかかるもので、第2に、
林業費分担金218万5,000円は、
林道施設災害復旧事業にかかるものでございます。
次に、
国庫支出金、
国庫負担金、目、
災害復旧費国庫負担金2億5,066万7,000円の補正につきましては、道路や河川、橋梁など、
公共土木施設災害復旧事業にかかるものでございます。
次の府支出金、府補助金、目、民生費府補助金5,453万3,000円の補正につきましては、
災害救助費補助金として、
地域再建被災者住宅等支援事業にかかるものでございます。
同じく、目、農林業費府補助金2,050万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1に
農林業者生産設備再建支援事業にかかります1,000万円と、第2には、
茶生産施設災害復旧事業にかかります1,050万円でございます。
同じく、目、
災害復旧費府補助金1億5,343万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1に、農地・
農業用施設災害復旧事業にかかります1億2,454万円と、第2に、
林道施設災害復旧事業にかかります2,889万円でございます。
次の繰入金、目、基金繰入金1億8,000万円の補正につきましては、
財政調整基金を台風により生じた災害の経費の財源に充てるため、繰り入れを行うものでございます。
次の市債、
災害復旧債1億4,540万円の補正につきましては、右の説明欄のとおり、第1には、
農林施設等災害復旧事業債として、農地・
農業用施設災害復旧事業にかかります1,640万円と、
林道施設災害復旧事業にかかる160万円でございます。
第2には、
公共土木施設災害復旧事業にかかる1億2,740万円であり、合計1億4,540万円でございます。
繰越金625万4,000円は、繰越金を補正財源とするものでございます。
以上によりまして、一般会計は、1ページから2ページかけましての総括のとおり、総額に、
歳入歳出ともに8億1,736万7,000円を追加し、予算の総額を
歳入歳出ともに、408億9,709万2,000円とするものでございます。
恐れ入りますが、議案書の6ページをお願いをいたします。
第2表、
債務負担行為補正(追加)でございます。
先ほど説明をいたしました、
地域再建被災者住宅融資利子補給と
災害復旧融資特別支援事業にかかるものであります。お目通しを賜りたいと思います。
次に議案書の7ページをお願いをいたします。
第3表、
地方債補正(変更)として、限度額の変更をお願いをしております。
同じく、
先ほど説明をいたしました
災害復旧債につきまして、
農林施設等災害復旧事業債と
土木施設災害復旧事業債について、それぞれの限度額の変更をお願いをしております。
以上で一般会計の説明を終わらせていただきまして、続いて、議第79号、平成29年度福知山市
農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第1号)でございます。
恐れ入りますが、再度、
歳入歳出補正予算・
事項別明細書の20ページをお願いをいたします。
事業費、施設費、目、
農業集落排水施設災害復旧費5,580万円の補正につきましては、
農業集落排水施設災害復旧事業として、大江町北有路処理区及び有路処理区の
マンホールポンプ18カ所で、制御盤水没に伴います復旧経費としてお願いをするものであります。
恐れ入りますが、19ページにお戻りをください。
歳出にかかります歳入でございますけれども、市債、目、
集落排水事業債3,690万円の補正につきましては、災害復旧にかかる経費について、この起債を財源とするものでございます。
次の
国庫支出金、
国庫補助金、目、
集落排水国庫補助金1,890万円の補正につきましては、
災害復旧費補助金として受け入れるものでございます。
以上によりまして、
農業集落排水施設事業特別会計は、17ページから18ページにかけての総括のとおり、総額に
歳入歳出ともに5,580万円を追加し、予算の総額を
歳入歳出ともに10億2,860万円とするものでございます。
続きまして、議第80号、平成29年度福知山市
下水道事業会計補正予算(第1号)であります。
22ページをお願いしたいと思います。
資本的支出の欄でございますけれども、
管渠施設災害復旧事業費で、水没をいたしました
マンホールポンプ制御盤の復旧に要する経費2,790万円をお願いするものでございます。
これに要する財源としましては、21ページにお戻りをいただきますと、資本的収入の企業債並びに補助金の備考欄に記載のとおり、企業債並びに
国庫補助金を充てることとしております。
以上で
補正予算関係の説明を終わらせていただきまして、恐れ入りますが、議案書の15ページをお願いしたいと思います。
議第81号、
財政調整基金の繰り入れについてであります。
福知山市
財政調整基金条例第4条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。
繰り入れ金額は、1億8,000万円以内とするもので、繰り入れの事由は、災害により生じた経費の財源に充てるものでございます。
17ページをお願いをいたします。
議第82号、
土地改良事業の施行についてであります。
土地改良法第96条の2の規定により、議会の議決をお願いするものであります。
次の内1ページから2ページにかけてのとおり、いずれも台風18号の豪雨により被災いたしました農地・
農業用施設の災害復旧にかかるものでございます。お目通しを賜りますようお願いをいたします。
以上で、上程されました諸議案につきまして、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますよう、お願いを申し上げます。
○(
大谷洋介議長) これにて、提案理由の説明は終わりました。
この際、議案熟読のため、休憩とします。
再開は、午前11時45分とします。
午前10時28分 休憩
午前11時45分 再開
○(
大谷洋介議長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
◎日程第3 議第78号から議第82号まで
○(
大谷洋介議長) 次に、日程第3に入ります。
議第78号から議第82号までの5議案を一括議題とし、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ないようですから、質疑を終結します。
これより、
委員会付託を行います。
お手元に配付しています議案付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託をします。
この際、委員会審査のため、暫時休憩します。
再開時間は、追ってお知らせします。
なお、本日の会議は議事の都合により、定刻午後5時を過ぎましても、これを延長しますので、あらかじめご了承願います。
平成29年第6回
福知山市議会臨時会
議案付託表 議第78号〜議第82号
平成29年11月7日
┌───────┬─────┬──────────────────────────────────┐
│付託委員会 │議案番号 │付 託 議 案 │
├───────┼─────┼──────────────────────────────────┤
│産業建設 │82 │
土地改良事業の施行について │
│委 員 会 │ │ │
│ │ │ │
├───────┼─────┼──────────────────────────────────┤
│予算審査 │78 │平成29年度福知山市
一般会計補正予算(第5号) │
│委 員 会 │79 │平成29年度福知山市
農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第1号) │
│ │ │平成29年度福知山市
下水道事業会計補正予算(第1号) │
│ │80 │
財政調整基金の繰入れについて │
│ │81 │ │
└───────┴─────┴──────────────────────────────────┘
午前11時46分 休憩
午後 5時30分 再開
○(
大谷洋介議長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
◎日程第4 議第78号から議第82号まで
○(
大谷洋介議長) 次に、日程第4に入ります。
議第78号から議第82号までの5議案を一括議題とします。
審議に先立ち、各委員長から、委員会における審議の経過並びに結果の報告を求めます。
初めに、産業建設委員長から報告願います。
産業建設委員長。
○(藤田 守産業建設委員会委員長)(登壇) 失礼します。
委員会審査報告を行います。
本委員会に付託されました議案について、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第80条の規定により報告します。
1
委員会付託議案
・議第82号
土地改良事業の施行について
2 審査の概要
11月7日に委員会を開催し、農林商工部から付託議案について詳細な説明を受け、議案審査を行いました。
議第82号の
土地改良事業の施行について、議決後のスケジュール、工期などを問う質疑があり、まずは災害査定を受検し認定を受けた後、工事を発注していくことになる。災害査定の実施は11月27日以降と聞いており、その後、実施設計などを行う必要がある。このため、全ての箇所を年度内に完成できるかは不確定であるが、できる限り早期の完成に向け、取り組んでいきたいとの答弁がありました。
また、実際に被害の報告を受けた件数と、今回上がっている事業数の関係性を問う質疑があり、実際に被害の報告を受けた件数は、台風18号関係で278件であった。その中で、災害査定の基準で対応できるであろう27カ所を今回選定したものであるとの答弁がありました。
3 審査結果
議第82号 全員賛成で原案可決
以上で審査報告を終わります。
○(
大谷洋介議長) 次に、予算審査委員長から報告願います。
予算審査委員長。
○(桐村一彦予算審査委員会委員長)(登壇) それでは、予算審査委員会の報告をさせていただきます。
本委員会に付託された議案について、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第80条の規定により報告します。
1
委員会付託議案
・議第78号 平成29年度福知山市
一般会計補正予算(第5号)
・議第79号 平成29年度福知山市
農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第1号)
・議第80号 平成29年度福知山市
下水道事業会計補正予算(第1号)
・議第81号
財政調整基金の繰入れについて
2 審査の概要
11月7日に委員会を開催し、付託議案の審査を行いました。
各所管部署より詳細な説明を受け、議案審査を行いました。
初めに、総務防災関係では、議第78号の
市有地法面災害復旧事業について、平成26年8月豪雨で
災害復旧工事を行った同じ箇所であり、前回の復旧工事との関係を問う質疑があり、前回は、市有地上部の民地の斜面が崩れた勢いで、下部の市有地法面が引きずられて崩壊したが、今回は、地下水の流入が法面崩壊の主な原因と推測されるため、暗渠排水管の設置等にて法面の安定対策を講じるとの答弁がありました。
次に、市民地域関係では、
福知山マラソン大会支援事業について、猪崎河川敷運動広場グラウンドの復旧後の利用を問う質疑があり、今回はマラソン大会の臨時駐車場として利用が可能な状態にするものであり、スポーツ施設として利用ができるよう復旧することについては、今後検討していくとの答弁がありました。
次に、教育厚生委員会では、
災害見舞金事業について、床下浸水被害への対応の見通しを問う質疑があり、
災害見舞金制度は床上浸水以上の被害を対象としており、過去の災害では、床下浸水被害に対しては義援金の配分を行った。今回の災害については、今後募集する義援金の額に応じて配分が可能か、配分委員会において対応を検討するとの答弁がありました。
次に、
被災高齢者福祉用具購入助成事業について、対象用具を本年度購入分としている考え方を問う質疑があり、介護保険の対象が同一年度において1回に限定されているため、再度の購入が必要な場合を対象としているとの答弁がありました。
次に、産業建設委員会では、
林地保全事業について、補助要件となる対象事業の規模を問う質疑があり、地元自治会等が主体で施工される100万円以上の抑止工事を対象とし、補助率は2分の1以内で、補助金額の上限は1件につき100万円であるとの答弁がありました。
次に、
中小企業者災害復旧緊急支援事業について、補助金額の算定根拠を問う質疑があり、平成26年8月豪雨時における申請内容を参考に、1件当たりの補助金額が70万円と試算している。現在判明している被災事業者は34件であるが、今後も増加することを考慮し40件と想定し、計2,800万円を計上しているとの答弁がありました。
次に、
地域再建被災者住宅融資利子補給にかかる限度額の見込みを問う質疑があり、金利変動等を伴うため、交付要綱に規定する額としているが、現時点の利率で年間の限度額を20万円程度と見込んでいるとの答弁がありました。
次に、議第79号の
農業集落排水施設事業特別会計について、
マンホールポンプ制御盤復旧工事の再度災害防止の内容を問う質疑があり、今回の被災内容はポンプの制御盤が水没したことによるものであり、再度災害を防止するため、制御盤のかさ上げや設置位置の変更を行うものであるとの答弁がありました。
なお、議第80号及び議第81号については質疑はありませんでした。
また、討議はありませんでした。
3 審査結果
・議第78号 全員賛成で原案可決
・議第79号 全員賛成で原案可決
・議第80号 全員賛成で原案可決
・議第81号 全員賛成で原案可決
以上、報告を終わります。
○(
大谷洋介議長) 以上で、委員長の報告は終わりました。
これより、
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) 質疑がないようでございますので、質疑を終結します。
これより、討論に入ります。
初めに、
委員長報告に対する反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長)
委員長報告に対する賛成の討論はありませんか。
野田勝康議員。
○24番(野田勝康議員)(登壇) 蒼士会の野田でございます。
会派を代表し、平成29年度第6回
福知山市議会臨時会に上程されました議第78号、平成29年度福知山市
一般会計補正予算(第5号)から、議第82号、
土地改良事業の施行についてまでの全5議案につきまして、賛成の立場で討論を行います。
特に、主立った事業内容について、述べます。
まず、地域再生被災者住宅等事業でありますが、住宅助成費は3年前と同様の支援事業ですが、地域再生被災者住宅融資対策費は、今回初めての事業であり、二重ローンで苦しむ市民の方々がある中、京都府の財源と住宅金融支援機構の協力を得て、建設費では、借入限度額1,650万円、償還期限25年以内、改良資金では730万円、償還期間20年以内を5年間無利子で貸し付けるもので、前回被災された方々の身になった予算編成になっているものと、評価をいたします。
その他、
災害見舞金事業、くらしの
資金等管理事業などは、被災されました市民の皆様への、身近で重要な事業と思います。また、被災高齢者施設等利用料助成や、被災高齢者福祉用具購入事業など、高齢者の方にも配慮した事業が組まれています。ほかにも、農林商工部、財務部資産活用課、市民人権環境部、土木建設部、消防本部、教育委員会、地域振興部等、ほぼ福知山市の全所管にわたる補正予算となっています。つまり、ある特定の事業に偏らず、市民の方々の全ての生活にかかわる予算編成と言えると思います。
一方、私は、本補正予算は早くても12月定例会に予算化されるのではないかと、このように考えていました。事実、この19年間でありますが、これほど短期間の間に災害予算の編成がなされた経験をしたことを、私はございません。また、今回の財源構成を見た場合に、国の
国庫負担金、京都府の府補助金で、合計4億7,000万円程度、また、起債も
災害復旧債ということで、起債の充当率が90%から100%、交付税の算入率も事業費の95%であり、
財政調整基金の取り崩しはあったものの、一般財源への負担はごくわずかであると言えます。
さらに、近隣自治体では、12月定例会で今回の災害対策予算が組まれていると聞いております。そういった意味では、今回の補正予算は、市長を初め全職員一丸となって、速やかに現地を見て回り、予算査定が行われたものであると思います。特に、国、京都府に理解を求められ、調整をする中で、しっかりした協力関係ができているからこそ、このような財源の手当てができたものと思います。
さらに、改めてその他議案について申し上げますが、先ほども申し上げましたように、今回、
財政調整基金の繰り入れが上がっています。
財政調整基金は、まさに今回のような不測の災害等の財源として活用されるべきもので、適切な財源措置と言えると思います。
以上、多くの評価すべき事業や財源について申し述べましたが、今回の災害対策予算につきましては、大いに評価すべきものであることを申し上げ、私の賛成討論とします。失礼しました。
○(
大谷洋介議長) 次に、反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ないようでございますので、討論を終結します。
これより、1議案ずつ、起立により採決します。
議第78号から議第82号までの5議案に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決です。
初めに、議第78号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第78号は原案のとおり決しました。
次に、議第79号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第79号は原案のとおり決しました。
次に、議第80号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第80号は原案のとおり決しました。
次に、議第81号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第81号は原案のとおり決しました。
次に、議第82号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○(
大谷洋介議長) 起立全員です。
よって、議第82号は原案のとおり決しました。
以上で、本日の議事日程は終了しました。
お諮りします。
本臨時会に付議されました案件の審議は、全て終了しました。
よって、平成29年第6回
福知山市議会臨時会は、これをもって閉会をしたいと思いますが、これにご異議はありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○(
大谷洋介議長) ご異議なしと認めます。
よって、本日はこれをもって散会し、平成29年第6回
福知山市議会臨時会は、本日をもって閉会とします。
それでは、大変にお疲れさまでございました。
午後 5時48分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
福知山市議会議長 大 谷 洋 介
福知山市議会議員 井 上 修
福知山市議会議員 柴 田 実...