25番 仲 林 清 貴 君 26番 藤 井 節 子 君
〇
欠席議員
な し
〇
地方自治法第121条の
規定により
説明のため出席した者の
職氏名
市 長 中 村 稔 君 助 役 髙 日 音 彦 君
収入役 香 月 芳 雄 君
企画部長 田 中 定 行 君
総務部長 芦 田 昭 君
福祉部長 芦 田 典 夫 君
市民部長 塩 見 英 樹 君
環境対策室長 吉 田 俊 明 君
経済部長 谷 口 敏 郎 君
建設部長 杉 山 弘 君
福知山駅
周辺整備室長 下水道部長 竹 下 嗣 男 君
山 本 孝 雄 君
財政課長 塩 見 康 郎 君
消防長 山 内 孝 史 君
公営企業管理者 芦 田 勝 己 君
公営企業部(次長) 水 嶋 武 夫 君
市民病院事務部長 教育委員長 藤 林 稔 君
大 内 昌 男 君
教育長 大 西 重 喜 君
教育部長 竹 下 一 正 君
教育委員会(理事)
選挙管理委員長 加 藤 善一郎 君
大 嶋 正 徳 君
選挙管理委員会事務局長 監査委員 丸 田 孫 一 君
塩 見 誠 二 君
監査委員事務局長
芦 田 英 夫 君
〇
議会事務局職員出席者
局 長 塩 見 晃 君 次 長 浅 井 忠 司 君
〇
議事日程 第1号
平成12年2月7日(月曜日)午前10時開議
市会報第1号
例月出納検査の結果報告について
第 1 会期の決定について
第 2 議第67号
平成11年度
福知山市
一般会計補正予算(第5号)
議第68号
平成11年度
福知山市
簡易水道事業特別会計補正予算(第
3号)
議第69号
平成11年度
福知山市
下水道事業特別会計補正予算(第2
号)
議第70号
平成11年度
福知山市
農業集落排水施設事業特別会計補正
予算(第2号)
議第71号
平成11年度
福知山都市計画事業福知山駅
周辺土地区画整
理事業特別会計補正予算(第2号)
議第72号
福知山市
職員の
育児休業等に関する
条例の一部を
改正する
条例の制定について
議第73号
市立福知山市民病院の
企業職員の給与の種類及び基準を定
める
条例の一部を
改正する
条例の制定について
(
提案理由の
説明)
第 3 議第67号から議第73号まで
(
質疑から
委員会付託)
◎午前10時00分 開会
○
議長(
塩見 仁君) おはようございます。
定足数に達しておりますので、ただいまから、
平成12年第1回
福知山市議会臨時会を開会し、これより本日の会議を開きます。
本日、
市長より、議第67号、
平成11年度
福知山市
一般会計補正予算(第5号)ほか6件の
議事事件の送付がありました。
次に、
監査委員より、
例月出納検査の結果報告がまいっております。印刷の上、お手元に配付いたしておりますので、お目通しおき願います。
次に、
平成12年中における
議事説明員として通知がありました者の職、氏名を
一覧表としてお手元に配付いたしておりますので、ご承知おき願います。
本日の
議事日程は、印刷の上、お手元に配付いたしておりますので、それにてご了承願います。
次に、
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第128条の
規定により、15番、
田中泰治君、16番、
森田泰英君、以上の両君にお願いいたします。
◎
日程第1 会期の決定について
○
議長(
塩見 仁君) それでは、
日程第1に入ります。
会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本
臨時会の会期は、本日から来る2月9日までの3日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
塩見 仁君) ご異議なしと認めます。よって、本
臨時会の会期は、本日から3日間と決定いたしました。
◎
日程第2 議第67号から議第73号まで
○
議長(
塩見 仁君) 次に、
日程第2に入ります。
上程議案の件名を
職員に朗読いたさせます。
(
事務局職員朗読)
○
議長(
塩見 仁君) ただいま朗読いたしました議第67号から議第73号までの7
議案を
一括議題とし、これより
提案理由の
説明を求めます。
市長。
○
市長(中村 稔君) (登壇) 本日、
臨時市議会を招集させていただきましたところ、議員の
皆様方には
大変お忙しい中をご参集いただきまして、厚く御礼を申し上げます。
ただいま上程されました諸
議案につきまして、
提案理由の
説明を申し上げます。
今回提出いたしました
補正予算は、先般、低迷する景気を本格的な
回復軌道に乗せるために、
経済新生対策が講じられ、あわせて国の
補正予算が成立したことに伴い、
一般公共事業に
補助金等の
追加内示がありましたものについてお願いいたしております。
まず、議第67号、
一般会計補正予算でありますが、
農林業費につきましては、
広域営農団地、
農道整備事業、並びに
農業集落排水事業特別会計への
繰出金に所要の
補正をお願いいたしております。
土木費につきましては、
市道等の雨水、
排水対策事業のほか、
街路事業並びに
福知山駅
周辺土地区画整理事業公共施設管理者負担金に
追加補助の見通しを得ましたので、
補正をお願いいたしております。また、
公園事業に
債務負担行為の
追加内示がありましたので、所要の
補正をお願いいたしております。
議第68号、
簡易水道事業特別会計につきましては、安全で良質な
安定給水を行うために、
集中監視システムを
整備するとともに、
下水道事業に伴う
配水管布設に要する
経費の
補正をお願いいたしております。
議第69号、
下水道事業特別会計につきましては、
管渠布設工事に要します
経費のほか、
終末処理場に
債務負担行為の
追加内示がありましたので、所要の
補正をお願いいたしております。
議第70号、
農業集落排水施設事業特別会計につきましては、
福知山北部地区の
処理場建設に要する
経費の
補正をお願いいたしております。
議第71号、
駅周辺土地区画整理事業特別会計につきましては、
公共施設管理者負担金の増額により、
鉄道高架敷の整地に所要の
補正をお願いいたしております。
次に、
条例について申し上げます。
議第72号、
福知山市
職員の
育児休業等に関する
条例の一部
改正、並びに議第73号、
市立福知山市民病院の
企業職員の給与の種類及び基準を定める
条例の一部
改正につきましては、いずれも
地方公務員の
育児休業等に関する法律の一部
改正により、
育児休業をしている
職員で一定の基準を満たす者に、
期末手当及び
勤勉手当を支給することができる新たな
規定の
整備を行うものであります。
以上、
提案理由の概要につきまして申し述べましたが、細部につきましては
総務部長が
説明をいたしますので、慎重にご審議いただき、速やかにご協賛賜りますようお願い申し上げます。
○
議長(
塩見 仁君)
総務部長。
○
総務部長(芦田 昭君)(登壇) 本
臨時会に上程されました議第67号から議第73号までの7
議案につきまして、細部のご
説明を申し上げます。
議第67号から議71号につきましては、いずれも
補正予算に関する
議案でございますので、
事項別明細書によりまして
説明をさせていただきます。恐れ入りますが、
事項別明細書をお願いいたします。
初めに、議第67号、
平成11年度
福知山市
一般会計補正予算(第5号)でありますが、5頁をお願いいたします。
歳出でございますが、
農林業費の
農地費1,875万円の
補正は、中
丹広域営農団地農道整備事業の京都府への
事業負担金であります。
集落排水費5万円は、
農業集落排水施設事業特別会計への
繰出金であります。
道路新設改良費1,250万円の
補正は、
市道正明寺1号線、並びに篠尾7号線に
排水路を設置いたします所要の
経費であります。
6
ページをお願いいたします。
河川総務費400万円の
補正は、持原
池放流調整施設整備に要する
経費であります。
街路事業費2億19万4,000円の
補正は、
都市計画街路厚水内線第3工区
築造事業に要する
経費、並びに
福知山駅
周辺土地区画整理事業公共施設管理者負担金であります。
7
ページの
債務負担行為の設定につきましては、
都市公園事業の三段
池公園多目的グランドにつきまして、
国庫債務負担行為の内示に伴い、設定をするものであります。
戻っていただきまして、3
ページをお願いいたします。
歳入でございますが、
地方交付税169万7,000円は、
補正財源といたしまして、
特別交付税を充てるものでございます。
土木費国庫負担金8,209万7,000円は、
都市計画街路厚水内線第3工区築造、並びに
福知山駅
周辺土地区画整理事業公共施設管理者負担金にかかるものであり、
土木費府
補助金2,030万円につきましても、
福知山駅
周辺土地区画整理事業公共施設管理者負担金にかかるものであります。
4
ページをお願いいたします。
農林業債1,870万円は、中
丹広域営農団地農道整備事業にかかるものであります。
土木債1億1,270万円は、
市道改良事業、
河川管理施設整備事業、
都市計画街路事業及び
土地区画整理事業にかかるものであります。
以上によりまして、1
ページから2
ページにかけましての総括の
歳入歳出のとおり、議第67号は、
歳入歳出予算の
総額に、
歳入歳出ともに2億3,549万4,000円を
追加をいたしまして、
歳入歳出予算の
総額を、
歳入歳出ともに301億3,994万7,000円とするものでございます。
9
ページをお願いいたします。
議第68号、
平成11年度
福知山市
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、ご
説明を申し上げます。11
ページをお願いいたします。
歳出で、
簡易水道改良事業費5,965万円の
補正は、
豊富簡易水道集中監視システム導入に要します
経費のほか、
公共下水道事業施工に伴う
配水管移設経費でございます。
10
ページの
歳入につきましては、これに要する
財源といたしまして、
簡易水道施設費国庫補助金1,250万円、
給水施設改良工事受託収入965万円、及び
簡易水道事業債3,750万円をそれぞれ計上いたしております。
以上によりまして、議第68号は、
歳入歳出予算の
総額に、
歳入歳出ともに5,965万円を
追加をいたしまして、
歳入歳出予算の
総額を、
歳入歳出ともに12億8,347万円とするものでございます。
13
ページをお願いいたします。
議第69号、
平成11年度
福知山市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、ご
説明を申し上げます。16
ページをお願いいたします。
歳出で、
下水道築造費1億9,840万円の
補正は、下川口の
牧地区、並びに上六人部の堀越、生野、
正坂地区の
管路布設に要する
経費でございます。
17
ページの
債務負担行為の設定につきましては、
国庫債務負担行為の内示に伴いまして、
公共下水道事業の
終末処理場水処理施設につきまして、設定を行うものであります。
15
ページをお願いいたします。
歳入につきましては、先ほど申し上げました
歳出に要する
財源といたしまして、
下水道事業費国庫補助金9,920万円、
下水道事業債8,720万円、並びに繰越金1,200万円をそれぞれ充てるものであります。
以上によりまして、議第69号は、
歳入歳出予算の
総額に、
歳入歳出ともに1億9,840万円を
追加をいたしまして、
歳入歳出予算の
総額を、
歳入歳出ともに40億3,357万7,000円とするものでございます。
19
ページをお願いいたします。
議第70号、
平成11年度
福知山市
農業集落排水施設事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、ご
説明を申し上げます。23
ページをお願いいたします。
歳出で、
築造費5,050万円の
補正は、
福知山北部地区の
処理場建設等に要する
経費であります。
21
ページをお願いいたします。
歳入でございますが、
処理場建設事業等に要します
財源を、
集落排水分担金500万円、
集落排水府
補助金2,525万円、他
会計繰入金5万円、及び次の
ページの
集落排水事業債2,020万円をそれぞれ充てるものであります。
以上によりまして、議第70号は、
歳入歳出予算の
総額に、
歳入歳出ともに5,050万円を
追加をいたしまして、
歳入歳出予算の
総額を、
歳入歳出ともに12億6,590万円とするものでございます。
25
ページをお願いいたします。
議第71号、
平成11年度
福知山都市計画事業、
福知山駅
周辺土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、ご
説明を申し上げます。27
ページをお願いいたします。
歳出の
事業費6,419万4,000円の
補正は、
連続立体交差事業用地等の
整地負担金であります。
26
ページをお願いいたします。
歳入で、
公共施設管理者負担金といたしまして、6,419万4,000円を計上いたしております。
以上によりまして、議第71号は、
歳入歳出予算の
総額に
歳入歳出ともに6,419万4,000円を
追加をし、
歳入歳出予算の
総額を
歳入歳出ともに6億7,129万4,000円とするものでございます。
以上で、
補正予算関係の
説明を終わらせていただきまして、次に、
条例改正につきましてご
説明を申し上げます。
議案書の23
ページをお願いいたします。
議第72号、
福知山市
職員の
育児休業等に関する
条例の一部を
改正する
条例の制定につきましては、
地方公務員の
育児休業等に関する法律の
改正に伴い、
育児休業をしている
職員で、一定の基準を満たす者に
期末手当及び
勤勉手当を支給することができる
規定を、新たに設けるものでありまして、下から5行目以下、次の
ページにかけまして、第5条の2を新たに加え、
期末手当等の
支給規定を
整備するものであります。この
条例は、公布の日より施行することといたしております。
25
ページをお願いいたします。
議第73号、
市立福知山市民病院の
企業職員の給与の種類及び基準を定める
条例の一部
改正につきましても、
提案理由並びに
改正内容とも、議第72号と同じでございまして、下から7行目のとおり、第24条にただし書きを加えることによりまして、
育児休業中の
職員のうち、一定の基準を満たす者に対し、
期末手当等の
支給規定を
整備するものであります。
以上で、細部の
説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようにお願い申し上げます。
○
議長(
塩見 仁君) 以上で、
提案理由の
説明が終わりました。
この際、
議案熟読のため、休憩といたします。
再開は、午前11時といたします。
午前10時19分 休憩
午前11時00分 再開
◎
日程第3 議第67号から議第73号まで
○
議長(
塩見 仁君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、
日程第3に入ります。
議第67号から議第73号までの7
議案を
一括議題とし、これより
質疑を行います。
質疑はありませんか。
4番、穐田君。
○4番(
穐田司正君) (登壇)
皆さんおはようございます。
新政会の穐田です。
平成12年第1回
市議会臨時会に提案されました
議事事件につきまして、質問させていただきます。
議第67号、
平成11年度
一般会計補正予算(第5号)のうち、
雨水排水対策事業、(款)
土木費(項)
道路橋りょう費1,250万円、及び(款)
土木費(項)
河川費400万円について、既に
工事内容等につきましては
新聞紙上で発表されており、多くの
市民の
皆さん方は既にご承知のことでありますけども、
正明寺1号線及び篠尾7号線の
排水路設置事業、並びに
正明寺地内の持原
池放流調整施設整備事業につきまして、ご承知のとおり、
正明寺、篠尾、
厚中問屋町等へ雨水が集まってくる、いわゆる
集水地域が非常に広く、特に
上流域の市寺、
正明寺では、
圃場整備も完了しております。またそれに伴いまして、
農道舗装もでき上がっておりますし、近年休耕田の
拡大等とも重なり、また
正明寺地内では、
住宅地の造成も進んでおります。こういう現状からして、一
たん豪雨が来ますと、想像を超える水量の水が自然流下してまいっております。
このようなことで、近年予想しなかった場所で
浸水被害が出ているわけでございますが、
平成8年ごろより、
正明寺、
上篠尾自治会長連名のもとに、改善を望む
要望書が毎年のごとく
市長の方へ提出されていると聞いております。上流からの雨水を途中でカットして弘法川へ流したり、一時的にせよ、
貯水量を増やして、下流の
市民の
皆さん方の被害の減少を図る今回の
事業を行っていただけるということについては、感謝しておりますが、この
事業は誰かの
申し出、あるいはある団体の
申し出による、そういうことが理由になって
事業執行されるということではなく、
地域住民の
安全確保のために、市が積極的に取り組んでいただいたものと私は理解しておりますが、この点について、
市長の見解をお聞かせいただきたいと思います。
なお、
市民の
安全確保のために、今後とも積極的に
事業を進めていただくようお願いしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○
議長(
塩見 仁君) ただいまの
穐田議員の
質疑につきましては、
質疑の枠をちょっと超えておるように思えまして、
一般質問の範疇に入るんじゃないかなという、その思いがあります。
市長の答弁については、ここで答弁を求めないというふうに進めさせてもろたらいけませんやろかな。
市長の答弁をということだったんで。
次に、
質疑はありませんか。
25番、仲林君。
○25番(
仲林清貴君) (登壇)
日本共産党市会議員団を代表して、先ほど提案されました議第67号をはじめ7
議案に対する
質疑を行います。
今回提案されました
議案のうち、
一般会計並びに
特別会計の
補正予算については、国の
経済対策にかかわっての本市の
補正予算を計上するものであります。詳細については、各
委員会で伺うものでありますが、今回の
補正予算に対する全体的な
考え方、提案に対する
考え方について伺っておきます。
それは、国の財政、また
地方財政も大変な中で、本市も来年度の
予算を策定をしているわけでありますが、今回の
補正では、
一般会計においては、
財源として、国や府の
補助金が約1億円、また起債が1億3,000万円余り、残り160万ほどが
一般財源となっています。また、
特別会計の
補正予算においても、国や府の
補助金と起債で、そのほとんどの
財源を確保されているわけでありますが、これらの
関係を見て、本市の財政への影響はないのかどうか、来年度
予算との
関係で、どのように整理されて、今回の
補正予算の計上となったのか、その基本的な
考え方を伺っておきます。
また、これらの
事業は、あくまでも国の
経済対策が
出発点でありますが、その
事業執行に当たり、仕事の発注など、
中小業者対策など特別の
手だてを盛り込まれているのかどうか、伺っておきます。
次に伺いますのは、提案されている
一般会計の
補正予算で、
雨水排水対策事業として、
市道排水路の
整備並びに持原池の
放流調整施設の
整備が含まれています。これらについては、昨年6月及び9月の大雨による
上篠尾地域の
冠水対策、また持原池については、
西川流域の
冠水対策への
手だてと思われますが、
冠水対策の全体的な
計画や方向がある中で、今回その一部の
計画として提案されたものなのかどうなのか、伺っておきます。また、全体的な
計画があるのであれば、これらの
事業が今回早めに提案された理由は何か、伺っておきます。さらにこれらの
事業が、今年の出水時期までに間に合うのかどうか、伺っておきます。
最後に、
条例改正についてでありますが、今回提案されている
条例改正は、本来であれば、昨年12月議会で
人事院勧告に基づいて提案され、議決された
給与改定などと一緒に提案されるべき性質ではなかったのかどうか、伺います。また時期的なずれから、不利益をこうむる人が出てくることはないのかどうかを伺って、1回目の
質疑を終わります。
○
議長(
塩見 仁君)
市長。
○
市長(中村 稔君)
穐田議員さんの質問もあわせまして、関連をいたしますので、今回の
補正予算に関するものとして、
関係のあるところだけを答弁させていただきたいと思いますが、この今回の
補正は、いわゆるこのゼロ国あるいは国の
経済対策ということで、非常に
補正予算が通り、その
関係で自治体の方へおりてきたというふうに理解をするものでございまして、例えばその持原池にいたしましても、これは
自衛隊関係に該当をいたすわけでございますので、この
工事の内容といたしましては、底樋の部分、あるいはまたこの余水吐の部分を改良を加えまして、その
帯水面積といいますか、その帯水の量を幾分でも増やすということで、
工事を進めるわけでございまして、これは言うなれば、災害の未然の
防止策だというふうに理解をいたしておるわけでございまして、防衛庁の助成もございますので、それで今回上げさせていただいたというわけであります。
それから、この
出水期に間に合うのかどうかというふうなご質問、これは恐らくこういった大きな公設ということになれば、なかなかまだ
工事も着手中であれば、これはそういう期待はしにくいというふうに思っておるわけでございますが、それと同時に、この浚渫といいますか、持原池からずっと流れて出ている西川の浚渫なんかを早めることによって、これは何とかこの防げるということもあり得るのではないか、これはその時の情勢の判断でございますので、一概に言えないと思いますけれども、手のつけられるところは早くやっていこうというふうに思っておるわけであります。ご承知のように、この西川の部分は逆流をするということもありますので、今、
工事は浚渫を基本にずっとやってきている、そしていずれこの
立体交差が形づくられるということになりますと、あの狭い陸橋の部分を、陸橋といいますか、鉄橋のかかっているあの部分をずっと改良することも可能になってくるのではないかなというふうな感じはしておるわけでございまして、とりあえずのところは、いま現在の何と申しますか、対策ということに追われておるわけでございまして、今後の推移によって、おっしゃいますその卸団地の問題、あるいはまた万助荘の前のあたりに堰のように鉄の堰みたいなものがあるわけでございますので、ああいった改良だとか、そういうふうなことを通じまして、流通の疎通をよくしていくということも、今後の対策としては考えられるのではないかというふうに思っておるところであります。
仲林議員のご質問に答えられたかどうかはわかりませんけれども、
出水期に間に合うということは、ちょっと今のところは言えないというふうに思っておりますので、ご了承をお願いを申し上げます。
○
議長(
塩見 仁君)
総務部長。
○
総務部長(芦田 昭君) 失礼をいたします。
条例改正の
関係で2点お尋ねがございました。
条例改正の提案時期の
関係と、この提案時期による不利益をこうむる者はいないのかどうかというお尋ねであったように思っております。
まず最初の、提案時期の
関係でございますが、議員さんご指摘いただきましたように、この
改正内容につきましては、昨年の
人事院勧告を受けましての法
改正がされたものでございまして、昨年12月に、給与
関係の関連
議案を提案をいたしまして、ご承認をいただきました。その
関係の中で、関連
議案とともに提案するのも一方法であったというふうに考えております。昨年提案する段階で、鋭意研究、検討いたしました段階では、
条例改正でなく規則
改正でも対応できるのではないかといったようなことで考えておりまして、あえて提案をいたさなかったという経緯がございます。その後、さらに研究を重ねます中で、やはり給与
条例主義の原則に基づいて、
条例改正をするのが至当であろうという観点に立ちまして、今回ご提案をさせていただいたということでございまして、提案時期の
関係につきましては、若干機を逸したということも否めない事実でございますが、今回ご提案をさせていただいておるということでございます。
さらに、この提案により不利益をこうむる者というお尋ねでございますが、ご承知のとおり、この適用につきましては、3月の
期末手当が最初の適用時期になります。したがいまして、この
臨時会でご承認をいただき、その後速やかに公布をすることができましたならば、3月の
期末手当には十分間に合うということでございます。参考までに、この
条例改正によりまして、3月
期末手当で該当する
職員といたしましては、病院の
職員に1名存在しておるというふうに把握をいたしております。
以上でございます。
○
議長(
塩見 仁君) 25番、仲林君。
○25番(
仲林清貴君) 自席から失礼します。
個々具体的な
議案の内容につきましては、
委員会でお伺いをさせていただきますし、ただいま
市長の方からも答弁いただいた内容で、雰囲気というのはつかませていただきましたので、雨水の
関係についてはもう結構です。
条例改正についても丁寧に
説明をしていただきまして、わかりました。
ただ、1点目の質問で、これ各
委員会でそれぞれ
議案審査をする内容について、こと細かにここで伺うつもりはないんですけれども、
市長も国の
経済対策で自治体の方におりてきたということだったんですが、先ほども1回目お伺いしましたように、なかなか
地方財政、
福知山市も同様で大変な財政の状況なんですが、今回
総額で
一般会計、
特別会計入れて6億を超えると、そのほとんどが、ほとんどというか、半分ほどが起債という状況になってるんですが、そういう点での
考え方ですね、今回これだけの、もちろん国や府の補助も得ながら、一方で市の将来的な負担になる起債で行っている、計上してきたその経過というか、
考え方だけもう1回
説明いただけたらありがたいんですが、以上で終わります。
○
議長(
塩見 仁君)
市長。
○
市長(中村 稔君) ちょっとなかなか難しい質問でございますのであれなんですが、国もやはりこの
経済対策ということで、非常に熱心に地方自治体のことを考えまして、こういった措置を講じてきているんだと、今、理解をしておるわけでございまして、本市といたしましては、できるだけそういった線に添って、受けられるものにつきましては、十分に検討を加えて、そして受けていこうというこの積極的な姿勢というものは、持っておるつもりでございます。したがいまして、これが何と申しますか、そういった方向に進めるということになれば、この
補正の趣旨というものは生かされてくるというふうに思っておりますので、その点、ご理解を賜りたいと存じます。
○
議長(
塩見 仁君) 他に
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
塩見 仁君) ないようでありますから、
質疑を終結いたします。
これより、
委員会付託を行います。
お手元に配付いたしております
議案付託表のとおり、それぞれの
委員会に付託いたします。
○
議長(
塩見 仁君) 以上で、本日の
議事日程は終了いたしました。
次回は、明2月8日、午前10時から本会議を開きます。
それでは、本日はこれをもって散会といたします。
ご苦労様でした。
午前11時22分 散会...