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平成30年第2回定例会(第2号) 本文 2018-06-19
平成30年第2回定例会(第2号) 名簿 2018-06-19

  • 大川小(/)
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  1. 長洲町議会 2018-06-19
    平成30年第2回定例会(第2号) 本文 2018-06-19


    取得元: 長洲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                開議(午前10時00分) ◯徳永範昭議長 おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ─────────────────────────────────────────── 日程第1 一般質問 浦邊朝章議員 2 ◯徳永範昭議長 日程第1、一般質問を行います。  それでは、順番に発言を許します。  8番、浦邊朝章議員の登壇を許します。                 (浦邊朝章議員登壇) 3 ◯浦邊朝章議員 皆さん、おはようございます。8番議員の浦邊です。  一般質問に先立ち、昨日発生しました大阪北部を震源とする震度6弱の地震によりまして、亡くなられました9歳の女児を初め、4名の方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、被災されました多くの人たちにお見舞いの言葉を申し上げたいと思います。  また、日本中ではですね、地震や津波、台風や豪雨といった大きな被害が、どこで起こっても不思議ではない環境の中に私たちは暮らしているということが改めて感じられました。  それでは、通告に従い、一般質問をさせていただきたいと思います。なお、答弁のいかんによりましては、議長の許可を得まして再質問をさせていただきたいと思います。  最初に、災害時の安全対策についてお尋ねします。  (1)梅雨、台風等被害の発生する時期を迎え、町はどのように防災対策をとっているのか。  (2)災害防止には、危険箇所の把握と事前の防災工事などにより、被害を最小限に食いとめることができると思うが、対策はとれているか。  (3)災害時の避難誘導等の周知や日頃の訓練は行っているか。  以上、3点をお尋ねします。 4 ◯町 長(中逸博光君) おはようございます。先ほど、浦邊議員から申されたように、昨日大阪を中心に震度6弱の地震が発生したわけであります。多くの方が災害に見舞われました。本当にお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方に対してお悔やみを申し上げさせていただきます。改めて、こういった災害のときの自治体の対応、本当に教訓として長洲町も取り組んでいかなくちゃならないと感じたわけでございます。  浦邊議員の3点の御質問にお答えさせていただきます。
     まず1点目の質問につきましては、町では毎年梅雨入り時期に、長洲町防災会議及び水防会議を開催しており、荒尾消防署や玉名地域振興局菊池川河川事務所や熊本気象台、三池海上保安部といった防災に携わる関係機関のほか、社会福祉協議会、駐在員会、婦人会や民生委員児童委員協議会等といった情報伝達や避難補助に欠かせない団体に集まっていただき、町の防災について協議の場を設けているところでございます。ことしは6月1日に開催し、防災計画の説明のほか、ことしの梅雨の特徴や気象情報の活用方法について、また災害発生時に二次災害を防ぐための対策など、町の防災体制に関して協議と情報交換を行ったところであります。  また、訓練等としましては、町では、風水害や地震災害を想定した発生時の情報伝達訓練を毎年行っているほか、消防団においては、6月3日に5年未満団員及び幹部団員研修を行い、経験の浅い若手団員の技術取得訓練と、発生時における幹部団員の指揮訓練を行うとともに、風水害に備えた土のうの作成、補充を行ったところでございます。  次に、2点目の御質問にお答えいたします。  危険箇所の把握と事前の対策についてですが、危険箇所については、急傾斜崩壊危険箇所のほか道路冠水など災害実績のあった箇所を把握し、防災マップに掲載して住民に周知を行っているほか、その区域を管轄する消防分団においては、災害が想定される区域へ迅速な対応ができるよう、土のうなどを格納庫に準備し、備えているところでございます。  最後に3点目の御質問にお答えいたします。  災害時の避難訓練等の周知や日ごろの訓練等についてですが、住民の避難訓練については、現在町内の全行政区に組織されている自主防災組織において、災害に備えた訓練を行っていただいております。その際、町からも消防団や女性消防団を派遣し、住民の皆様の訓練のお手伝いや指導をさせていただいているところでございます。避難誘導等の周知方法については、各自主防災組織に工夫していただいているところであります。  町職員の訓練としましては、先ほど述べました緊急時の情報伝達訓練のほか、Jアラート等を用いた情報伝達訓練緊急地震速報訓練を行っております。これらの訓練においては、防災メールを用いた住民の皆様への呼びかけも含まれますので、広報紙や実際に使用する防災行政無線による放送及び登録制防災メールにて訓練実施等を周知させていただいております。また、本庁舎において年一度行っております消火訓練においては、施設内の一般住民に対する誘導訓練を行っております。  さらに消防団では、年3回、全体での訓練や長洲分署での分団訓練を実施するほか、女性消防団により、学校や区の集会所へ出張し救急救命講習も行っているところでございます。 5 ◯浦邊朝章議員 防災計画の中でですね、風水害予防計画がありますが、治山治水対策はどのような状況を想定してあるか。また、土砂災害の危険がある場所は、町内で何カ所ありますか。 6 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  防災計画の中で、風水害予防計画につきましては、風水害を予防するために事業または施設の整備に努めるとしまして、その中で、治山治水対策としまして、雨水流出状況及び土砂の水流への流入状況を把握し、円滑な排水を行うべく町内河川の掘削、護岸等改修整備砂防事業の促進を図るとしております。  町の管理の河川につきましては、建設課のほうで管理しておりますが、宮崎川の宮野橋上流でありまして、計画的に堆積土のしゅんせつを行っております。  また、県管理河川につきましても、堆積土のしゅんせつや施設の補修の要望のほうを建設課のほうから行っておりまして、今年度は塩屋地区の菜切川のしゅんせつであったり、宮崎川の河川の堤防ののり面の補修のほうを今行っている状況でございます。  以上でございます。 7 ◯浦邊朝章議員 河川氾濫に関してですね、洪水土砂災害ハザードマップというのがつくってあって、その中で危険箇所の指摘をしてありますが、私もきのうですね、またこれをよく見直してみたんですけど、要するに浸水想定区域とされているところでですね、非常に広範囲にわたってその想定区域の中に入っております。特にですね、浦川上流は、葉山橋より上流のほうですね、内牟田地域とかその辺、梅田の下のほうのところですね。それから菜切川ではですね、菜切川の水門から上流はほとんどで、あと大川それから宮崎川に挟まれた区域ですね、このかなりの区域でですね、一応浸水想定区域の中に含まれております。これから見ればですね、これからの長洲町の都市計画の上で、住宅化を予定されている地域あたりも含まれております。その辺の対策というかですね、それを考慮して進めていかなければならないんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。 8 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  危険箇所として指摘されているような場所や、町が把握しているような場所ですね、そちらにつきましても、今後まちづくりを進める上では考慮に入れておくべきことと考えております。  以上です。 9 ◯浦邊朝章議員 これからの長洲町の一番住宅地として人口もふえていくんじゃないかと思われるような区域あたりもですね、この中に入っております。それで、やっぱり道路をつくるときあたりのですね、高さとかその辺は、将来のそこの地盤を盛土で上げてやるとかですね、そういうとも含めて計画をしていくべきじゃないかなと思いました。  それから、熊本県とか国交省では、土砂災害マップ市町村概況というか浸水想定区域などをですね、ネット上で発表しておりますが、その辺の活用はされているか。マップ上でのですね、警戒区域は町に何カ所ぐらいあるか、その辺を町で把握しているかどうか、その辺をお尋ねします。 10 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  土砂情報マップであったり、国や県で公開されております防災関連のネット情報につきましては、関係機関と情報の共有のほうを行っておりまして、連携して活用のほうは行っております。マップ上の町内の土砂災害警戒区域につきましては、11カ所となっております。  以上でございます。 11 ◯浦邊朝章議員 その11カ所というのは、一応、このハザードマップの中に土砂災害の危険がある区域として赤塗りしてあるこの場所と一致するわけですね。 12 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  防災マップについてるところと一致しております。  ただ議員から御案内ありました国の防災マップといいますか、土砂の災害警戒区域につきましては、国交省のホームページのほうが出されて制作された後に、2カ所追加されておりますので、町のハザードマップのほうが最新の情報を載せておりまして、それを各世帯に配布しているという状況になっております。  以上でございます。 13 ◯浦邊朝章議員 町のほうでもそれを考慮してハザードマップをつくってあるということですね。  それから、昨年7月か、北部九州で豪雨がありましたが、今、非常にですね、想定外というか、そういう雨量、同じところにずっと雨が降り続くとか、そういう従来では考えられないような雨量が降るゲリラ豪雨とかですね、長雨とかそういうことが起こった場合の道路冠水とかですね、住宅への浸水、土砂崩れ等考えられますが、その辺も対策はとってありますか。 14 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  冠水や浸水、土砂崩れ等につきましての対策についてのお尋ねですけれども、被害の区域がですね、そう広くないっていいますか、狭小な場合につきましては、道路の通行制限であったり、土のうを設置するとか、また、ポンプにより水を吐き出す等の対応で行っております。  また、しかしながらこれが甚大な被害が想定されるという場合につきましては、避難準備であったり、避難勧告等の適切な判断であったり、対応が必要になってくると考えております。  以上でございます。 15 ◯浦邊朝章議員 今、排水ポンプあたりに関してですね、ちょっと総務課長が発言されましたが、排水ポンプの能力というかですね、その辺はそういうゲリラ豪雨とかという想定外のが来ても十分排出できる能力を備えているんですか。 16 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  説明が足りずにすみませんでした。今、私のほうが伝えましたポンプの排出っていうものにつきましては、民家といいますか、住宅地のほうに入った場合に、部分的にその1軒、2軒のほうがつかった場合に、消防等のポンプによりまして排水等の対応で行っているということでお答えいたしました。失礼いたしました。 17 ◯浦邊朝章議員 住宅地に浸水した場合の排水ということですね。  先ほどちょっと聞きましたが、一応、菜切川の下流っていうか、水門にありますポンプその他は十分な能力を、余裕っていうか、そういうものは持っているということでよろしいんですか。 18 ◯農林水産課長(吉田泰滋君) 長洲町にある各河川にあります排水機場ですね、そちらのほうは、農業用の湛水防除施設として設置されております。こちらは防災機能っていう面ではなくてですね、24時間以内に排水できるというところで想定されておりますので、今求められている防災の排水基準というところは満たしていないのかなというところでは判断しております。  以上です。 19 ◯浦邊朝章議員 長洲町は非常に海に近くて、干満の影響というかですね、その辺にも左右されます。大潮で満潮時あたりのですね、排水能力とかそういうものは当然低くなってくると思いますし、それから、もう一つ心配されるのはですね、高潮とかそういうのも非常に心配されます。  条件が重なって、悪くなるほうに重なってくると、大潮の満潮時に台風が来て、低気圧で水位が上がってきたり、ちょうど風向きで長洲町の堤防を乗り越えてきたりとかですね、そういうことも想定されると思います。  そういうマップの中には、高潮マップとかですね、津波予測マップとかいろいろありますが、その辺のところの対策というか、それはもう最大限、一番条件の悪いことを想定してですね、その辺をつくっていかなければいけないと思うんです。結構、長洲町はそういう点ではですね、海岸地帯に面していますので、非常に高潮に対しても弱い、そういう部分があるかと思います。その辺のところをですね、やっぱり堤防とか何とかになってくると、県あたりの所有とかそういうところでありましょうけど、その辺のところをですね、県あたりに訴えて、少しでもかさ上げしていくとかですね、そういう必要があるんじゃないかと思っておりますけど、いかがでしょうか。 20 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  県のほうには要望等も行っております。危険箇所のそういった要望についても行っているところでございます。  以上です。 21 ◯浦邊朝章議員 これも毎年ですね、言われていることでもありますので、その辺のところ強くやっぱり県のほうに要望をしていただきたいと思います。  それでは、防火訓練に関してですね、町内各地で防火訓練等は活発に行われておるようです。ただ、活発に行われている地域とそうでない地区があり、日ごろの防災に対する意識もですね、差があると思います。校区ごとの訓練とか、いくつかの区での訓練とか、計画がされていないか、いざというときはですね、やっぱり自助、共助、公助の順でしか自分たちは助けられないと思います。災害に備える各自のですね、意識を持つことが大事だと思いますが、町の考えを伺います。 22 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  防災訓練に関しましては、各区により実施されておりまして、消火訓練であったり、救急救命訓練、防災講話などなどが多く実施されている状況でございます。  また、小中学校におきまして、校区の保護者の方たちとともに、高潮や津波災害を想定した児童の引き渡し訓練が行われていたりですね、特に腹赤小学校や長洲中学校では、地域であったり、幼稚園と合同での防災訓練のほうも行われ始めました。  今後とも訓練の継続であったりですね、広がりができますように、町としては支援協力のほうを行っていきたいと思いますし、災害の危険性であったり、防火訓練の必要性、そちらにつきましても周知しまして、自助、共助によります日ごろの備えであったり、防火訓練の必要性というのを説いていきたいと考えております。  以上でございます。 23 ◯浦邊朝章議員 今、防災訓練っていうのが、町の主導でいろんなところで行われておりますが、災害の種類というか、地震であったり、台風であったり、津波であったり、それぞれですね、やっぱり避難の方法が変わってくると思います。町で今、想定されている訓練というのはですね、どういう想定でされておられますか。 24 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  町のほうからとしましては、防災マップを配布しておりまして、それにつきましては、日ごろの備えであったり、避難に対する基本的な考えであったり、避難所の掲載とかさまざまな情報のほうを載せてお届けしております。また、先ほど避難所の場所と言いましたけれども、災害の種類によりまして避難所の設定のほうも変えておりますし、また、そのほかに各区に対しましては、防災講話によりまして防災の意識づけ等々を行いまして、そういう形で情報提供であったり、注意事項の周知啓発等を行っている状況であります。中には図上訓練を行っていただいている団体もあります。  避難訓練自体につきましては、自主防災組織のほうで主体的にやっていただくという形になっております。そちらのほうにつきましては、それぞれの各区の状況、地理的な問題とか、海に近い、川がある、山がある、それぞれあると思いますけども、そういうところの条件に合わせて検討し、進めていただいているという状況でありまして、その際は消防団であったり、女性消防団のほうがお手伝いをする形で進めている状況でございます。  以上でございます。 25 ◯浦邊朝章議員 その辺のですね、やっぱり想定の内容というのをきめ細かく日ごろ決めておいてですね、避難が必要な場合の指示とかその辺は、どうしても長洲町の場合は海面下というか、高さが低いところが多いから、避難所にしてもですね、この場合は長洲小学校とか何とかはかえって危ないからとかですね、そういうところをきめ細かく決めとって、その都度指示していくというような方法をとってやらないと、避難途中に災害に巻き込まれたりとかですね、そういう事態も起こりかねないと思います。  これは熊本地震のときのちょっと私の経験というか、当時、津波警報が1メートルぐらいの津波が長洲町も来るかもしれないということで、テレビなりニュースなりで放送されました。で、ただそのニュースを聞いただけで、そのまま高台に避難しようということで動かれた人も結構多かったと思うんですよ。で、私はもう、すぐ港の近くに住んでおりますので、その時点で、すぐ2階から海というか川を見たらですね、干潮で潮がもう一番底のところにあって、道路までの高さが五、六メートルはあると、そういう状況だったのでですね、1メートルぐらいの津波って言われたけど、これは避難する必要もないなということで動かなかったんですけど、そういうところの細かい情報をですね、やっぱり与えてやらないと、本当にそういう津波とかいう一つのことだけで、動かれる方もおられると思うんです。だからそういうところをですね、今後、その細かい指示というか、そういう避難に際してですね、取り入れてもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。 26 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  まずは細かい情報の提供につきましてですけれども、一つにつきましては、大潮の満潮の時刻につきましては、広報で掲載をさせていただく形にしております。まだほかにどのような情報を発信できるかというのは、今後とも検討したいと思いますし、避難訓練につきましても、その状況設定等をですね、細かく決めた後の訓練の実施っていう形のほうを進めていただくように、町のほうとしてもしていきたいと思っております。  以上でございます。 27 ◯浦邊朝章議員 今後のそういう避難指示に関してですね、十分検討されてほしいと思います。  それでは、2番目の質問、通学路の安全対策について質問します。  (1)通学路における危険箇所の把握はできているか。また対策は進んでいるか。  (2)通学路の見回りは住民の協力のもとで行われているが、不審者対策など学校、警察、保護者、地域との協力が必要と思います。連携はとれているかどうか伺います。 28 ◯町 長(中逸博光君) 浦邊議員の通学路の安全対策についての質問に関して、私のほうからは(1)のほうをお答えさせていただきます。  危険箇所の把握につきましては、週2回実施しております青色回転灯パトロールカーによる行政パトロールのほか、地域の見守り隊の方々と連携し、通学路の危険箇所の把握を行っているところでございます。  また、そのほかにも一区一職員活動による状況報告により、危険箇所を把握しているところでございます。把握した危険箇所につきましては、防犯灯の設置やLED灯への交換により、通学路を明るくしたり、消えかけている横断歩道や区画線の修繕、整備、カーブミラーの設置により、車からの視認性を高めるといった方法で、随時安全対策を行っているところでございます。また、毎年春と秋に交通危険箇所を点検しまして、町内の交通上の危険箇所と思われる場所について、警察、交通安全協会、総務課、建設課を中心に、町全体に現地を見回り、改善のための協議及び対策を行っているところでございます。 29 ◯教育長(戸越政幸君) 浦邊議員の2点目の質問にお答えします。  議員が言われるとおり、子どもたちの通学路の安全は、地域のたくさんの方の御協力により見守られております。今年度の子ども見守り隊は、4小学校で約180人の方に御協力をいただいており、子どもたちが危険に遭遇したり、困ったときに安心して立ち寄れるこども110番の家は、町内に約160カ所となっております。また、PTA保護者や関係機関においては、青色防犯パトロール、青パトによる下校時の巡回活動などの連携を図っております。  以上です。 30 ◯浦邊朝章議員 通学路の安全性についてですね、何点かちょっとお尋ねしたいと思います。  まず通学路の狭い場所とか交通量の多い交差点などですね、車両や自転車などとの接触事故とか衝突事故等が懸念されます。これまでにそのような事故は発生していないか。近年でよろしいですけど。 31 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  ここ数年は、車両や自転車などとの接触事故というのは発生していないところでございます。 32 ◯浦邊朝章議員 その辺もですね、見回り隊の方とかですね、いろんな方の見守りとかそういうのもかなり効果が上がっているんじゃないかと思います。  それから、河川や水路に関してですね、ちょっとお尋ねします。  増水時の転落とかですね、路肩の崩落などを発生するような箇所はないか。また、側溝等でですね、ふた等がかかっていないような箇所はないか、その辺は把握されておりますか。 33 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  過去の増水時に路肩が崩壊したような場所、このような場所には速やかに何らかの対策をとっております。また、大雨等の後にはパトロール等を行いまして、危険箇所の把握に努めております。  側溝のふたのない箇所はないかとのことですけども、ふたがないところもございます。ふたのないような箇所で、危険な箇所でそういった箇所がございましたら、わかり次第、解消のほうを図っていきたいというふうに考えております。  以上です。 34 ◯浦邊朝章議員 増水時とかですね、そういうときは道路と水路の境あたりがわからなくなるとかですね、側溝と道路の境もわからなくなるとかそういうこともあります。そういうときにいろんな事故が発生するのではないかと思っております。特にその辺のところ、事前にチェックしてほしいと思います。  それから、今回の大阪地震では、ブロック塀が倒れてですね、9歳の児童が亡くなるという大変痛ましい事故が起こっております。ブロック塀はですね、大きな地震に対しては非常に倒れる可能性が高い、危険性があるということをですね、もっと認識していかなければならないかと思います。実際、ブロック塀の構造で8割以上はですね、安全性を欠いた構造になっているという報告もあります。熊本地震のときもですね、ブロック塀の倒壊で何人かの方が亡くなられております。今後、通学路にあるブロック塀も把握しておく必要があるのじゃないかなと今回の地震見て思いましたが、いかがでしょうか。 35 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  ブロック塀は、学校敷地内にはブロック塀というものはございませんが、通学路におきましては、個人で建ててらっしゃるブロック塀というものが存在いたします。通学路の点検に当たりましては、年度当初に学校とPTAと通学路を中心に点検をしておりますけども、昨日の痛ましい事案がございました。再度、点検を学校と保護者のほうと見直しが必要と思っておりますし、もう一回、見直し点検を行ってまいりたいと思っております。  以上でございます。 36 ◯浦邊朝章議員 地震はいつ起こるかわかりませんのでですね、その辺の事前のチェックというのがやっぱり必要じゃないかと思います。  それから、防犯灯のですね、未設置の箇所はないですか。そのような場合ですね、どういう手順で設置の申し込みというか、そういうのをするのか。またその場合の負担というのはどこがするのか。その辺をお尋ねします。 37 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  防犯灯につきましては、区であったり学校であったり、さまざまな御意見をお伺いしながら整備のほうを進めている状況でございます。特に区の中っていうものは、区のほうで整備のほうが結構進められておりますけれども、区と区の境といいますか、そこが民家が離れている場合等につきましては、なかなか整備がされていないところも多くあります。そちらにつきましても、いろいろお話を聞きながら、整備のほうは進めていきたいと考えております。そちらにつきましては、区というよりは町のほうで整備をしなければいけないなと考えております。  以上でございます。 38 ◯浦邊朝章議員 実際、離れたところにある家とかそういう場合はですね、非常にやっぱり暗いところが多くて、そういうところを子どもたちが通って帰らなければいけないというような箇所もあるかと思います。そのようなところのですね、有効的な防犯灯、その辺の設置が必要になってくるんじゃないかなと考えております。  それではですね、防犯カメラは、通学路の映る位置に設置してあるのか、今後、カメラをふやす予定があればですね、通学路を映す位置に設置できないかどうかお尋ねします。 39 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  防犯カメラにつきましては、町内で主要なところに設置しております。中には通学路のほうも映す形になっております。今後につきましても、必要なところ、通学路関係も含めまして、学校等の要望も聞きながら、検討のほうも進めていきたいと考えております。  以上でございます。
    40 ◯浦邊朝章議員 それでは、子どもの見守りに関して質問します。  地区の見回り隊による要所、要所のですね、見守りや各種団体や町職員による青色回転灯パトロールカー、いわゆる青パトによる登下校時の巡回は、児童生徒の安全確保にはですね、重要な役割を持っていると思います。  ただ、皆さんですね、朝夕の忙しい中ですね、見守りや青パトに乗っていただいております。私も一、二度ですね、同乗したことがありますが、通学時間帯はどこの学校もほぼ一緒で、効率よく回って行かなければですね、時間帯とかコースを考えていかなければ、重複とか、もう子どもがいない時間に見回っているとかですね、そういう可能性も出てきます。  各種団体のですね、一応善意によって青パトあたりは成り立っていると思いますが、町でその辺のですね、調整というか、どういうコースで回りなさいとか、そういう指導とかそういうのはないとですか。 41 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  コースの指定につきましては、特にしておりません。効率よいパトロールということで、御提言をいただいております。議員おっしゃいますように、ボランティアの方であったりPTAの方等々によって、協力をいただいて回っているものでありまして、日程とか時間帯とかなかなかそれぞれの団体の都合があるかと思います。調整につきましては、難しいところも多いかと思いますけれども、検討のほうはさせていただきたいと思います。  以上でございます。 42 ◯浦邊朝章議員 町の職員の方、それから各種団体の方、これからもですね、そういう協力をしていただかないといけないと思います。その辺のときに時間の割り振りとか、一応コースあたりも、この辺のコースで何通りかつくってですね、きょうはこのコースで行ってくれとかですね、そういうのがあれば、青パトの運転する人もその辺が楽じゃないかなと思います。  またですね、見回り隊の皆さんにはですね、朝、夕と大変御足労をかけております。そこで、通学路に当たる町民の皆様にもですね、通学時間帯に、自分の家の庭先とか玄関先にちょっと出てですね、通学する児童生徒にひと声、声をかけてもらうとかですね、ほんの数分ぐらいでもいいと思うんですけど、朝はちょっと掃除しながら、子どもたちが通っていくのに声をかける、そういうのでもですね、非常に子どもたちの見守りには役に立つと思います。そしてまた、見回り隊の皆さんの負担とかですね、そういうのも少しでも減らせるんじゃないかと思います。  地域でできる子育てだと思いますが、その辺をですね、広報あたりで通学路の声かけというか挨拶運動みたいなのを呼びかけられたらどうかと思いますが、いかがでしょうか。 43 ◯教育長(戸越政幸君) 議員の貴重な意見、ありがたく拝聴しておりました。  常日ごろから見回り隊の皆様方や駆け込み110番の家、それから青パト巡回、もう本当に御苦労をいただいて、感謝申し上げるところでございます。  併せまして、ここに庭先で、あるいは玄関先で、通学時間帯に合わせてちょっと外に出て見守る。そして、挨拶運動兼ね、あるいは環境美化に努める、ちょっとしたこの心がけが、私は非常に大きな、子どもを健全に事故のない安全を確保する、そういうものでは大きな力になるんではないかなというふうに私も思います。  私も老人会ですとか、各種関係団体あるいは機関の会合に出席した折には、このことをお伝えしていっているところでございます。定着していけたらいいなというふうに思っているところでございます。  つい先日、私のほうには、ある区の御婦人の方ですけれども、これだったら私もできるということで、早速登下校の時間帯に合わせて玄関先に出て、子どもたちの登下校を見守っている方が実際出てきている。この情報は本当にありがたいなと思って、今後一人の小さな力が、二人になり、三人になり、あるいは10人になり、100人になりと広がっていくことを併せて希望するところでございます。  以上です。 44 ◯浦邊朝章議員 私もそう思います。  それではですね、最後の質問をしたいと思います。  長洲港のですね、拡張工事も進んでいるようですが、漁業の現状と振興について。  (1)長洲町の漁獲高の把握はできているか、また、漁業に従事する人の内訳は把握されているか。  (2)近年、魚の魚種や水揚げが減少しているが、魚礁や稚魚放流等の整備計画はされているか。  (3)漁業への若手従事者を育てる支援はとれているか。  3点をお尋ねします。 45 ◯町 長(中逸博光君) 浦邊議員の3点の質問に対してお答えをさせていただきます。  まず1点目の御質問についてお答えいたします。  町の水産業における主要水産物であるアサリ貝、ノリの平成29年度の漁獲高につきましては、アサリ貝、出荷量35トン、出荷額1,410万円。ノリ、出荷量1,895万枚、出荷額2億4,000万円となっております。  また、熊本北部漁業協同組合の組合員数は188名、うち長洲町の組合員数は78名でございます。内訳は重複もありますが、ノリが4名、アサリ44名、その他32名でございます。  次に、2点目の御質問についてですが、町では、漁礁や稚魚放流事業等の整備計画は策定しておりませんが、有明海の水産資源回復の取り組みとしまして、熊本県、福岡県、佐賀県、長崎県が連携し、ガザミやヒラメなどの共同放流事業が実施されております。  長洲町におきましては、クルマエビ放流やえべっさん海祭りでのタイの稚魚の放流が実施されているところでございます。  次に、3点目の御質問についてですが、水産振興における後継者育成事業といたしましては、平成29年度に長洲町海苔養殖支援事業を創設しております。この事業では、4名が新たな後継者として参加されており、熊本北部漁業協同組合と連携して、人材育成に取り組んでいるところでございます。 46 ◯浦邊朝章議員 アサリやノリのですね、一応生産量というのを今聞かせてもらいました。  数字的にはですね、わかったんですけど、ここ数年の傾向としてですね、減少しているのか、増加しているのか、その辺のところをちょっとお聞かせください。また、原因がわかっていたらその辺もお知らせください。 47 ◯農林水産課長(吉田泰滋君) お答えいたします。  まず、アサリについてでございますけれども、大体、過去5年間ぐらいの推移で申し上げますと、平成24年アサリについては、出荷量が25トンの817万円、25年が92トン、4,053万円、26年81トンの3,661万円、27年25トンの1,143万円、平成28年、こちらの年がちょっと不漁でですね、3トン、218万円、平成29年度が35トンの1,410万円となっております。  以前アサリにつきましては、御存じのとおり、一時期全くとれないという時期があっております。今のところですね、25年、26年がピークということではございますが、最近の長洲町のいろんなフルボ酸鉄シリカ等の取り組みによってですね、干潟の改善等がなされており、今、現在の状況といたしましては、稚貝、まだ漁獲サイズまではいきませんが、かなりの稚貝のほうが、今までついてなかったところについているというような状態にはなってございます。  続きまして、ノリについてでございますが、こちらも5年間を申し上げますと、平成24年が1,732万枚、金額にしますと1億6,000万円、25年度が1,403万枚、金額にすると1億4,000万円、26年度につきましては、1,822万枚、2億2,000万円、27年が1,788万枚、こちらも2億2,000万円です。それと平成28年1,860万枚、2億9,000万円、平成29年度が1,895万枚、2億4,000万円です。  金額につきましてですね、若干微増傾向で、横ばいというような状況かなと思っておりますが、ここ最近の動向といたしましては、今、企業参入等によりまして、ARC等もノリの乾燥施設っていうのができました。こちらで海の作業がふえてきているというような状況は聞いております。そういったところで、今後は、こちらのほうが進んでいくんではないか、増加していくんではないかなというところで見込んでおります。  以上です。 48 ◯浦邊朝章議員 少しだけ延長してもらいたいと思います。 49 ◯徳永範昭議長 30分以内で許可します。 50 ◯浦邊朝章議員 アサリに関しては、非常に生産に波があるというか、その辺があるんじゃないかなと思います。それと、フルボ酸を利用した底質の改善とかですね、そういうので、その辺の効果が少しずつ出てきているのかなとは思います。  ノリに関しては、大体ほぼ横ばいか少し伸びていくぐらいかなと思います。生産量それから売り上げからして、やっぱりノリっていうのは、非常に長洲町に産業としてですね、非常に大きいものであるというのがわかります。  それからですね、組合員数に関してですけど、これもかなり減少しているんじゃないかなと思います。ノリ業者というのも非常に減少していると思いますが、その辺の原因がどこにあるか、それから、あと、漁業その他というのがありますけど、その他というのもちょっと内訳がわからない。漁業というか魚だけをとられて生計をされている方は、果たして何人ぐらいおられるのか、そういうのがわかりませんが、わかったら、それを教えてください。 51 ◯農林水産課長(吉田泰滋君) お答えいたします。  組合員数が減っているがというところのものですが、一次産業においては、今、減ってきているところの状況も踏まえてですね、ちょっと昔の数字で申しますと、例えば昭和50年代ですね、ノリの生産者等は200名、長洲町におられというところで伺っております。当時は生産方法等も恐らく今の機械のような形ではなかったと思いますし、ノリの生産につきましてもですね、機械導入に伴って費用がかかるでありますとか、あるいは、御子息等が後継につかないとかっていろんな状況があるんだろうとは思います。そういったものの流れの中で、今はノリについては町内で4名というような形になってきていると。こちらはアサリについても一時期不漁の時期等もございましたので、そういったものも減少の要因ではないかなというところで推測をいたしております。  それと、今、2点目の質問の中で、どういったものがノリ、アサリ以外でっていうところですが、漁獲等につきましてはですね、熊本北部漁協等に確認したんですが、それぞれ魚をとられている方につきましては、共販ではございません。そのため、それぞれがですね、近隣の例えば熊本市でありますとか、大牟田市、久留米のほうの魚市場に出されていると。柳川ですね、すみません。柳川のほうの魚市場に出されているという状況です。ただ、漁を行う上で、いろんな許可、漁協とか県に対する許可が必要な魚種というものがございますので、そちらのほうで把握しておりますものでいきますと、例えば、網を張る、網張りとかですね、そういったものにつきましては、例えば、クチゾコとかガザミとかそういったものをとられていると。ちょっと量まではわかりませんが、そういった許可が必要な魚種についてはそういったものもとられているというところです。それと、それを専門に、それだけでされているかっていうところにつきましてはですね、それだけを許可をとっていらっしゃる方もいらっしゃいますが、その例えば、ノリとそういった許可を複数で併せてとられているというところをお聞きしております。  以上です。 52 ◯浦邊朝章議員 なかなかその辺が、数字がつかめないというところも確かにあるかと思います。  ただ、ノリ業者4名ですか、非常に少ない人数で、その生産量が大きいというか、大型化しているということがよくわかります。  それからですね、長洲町のノリ養殖の事業についてですね、今、町のほうで、4名かの人たちを対象にやられているということですけど、これについて少し詳しく教えてください。事業の年数と補助金、それからこの人たちがですね、このあと長洲町のノリ生産にかかわっていくのかどうか。その辺についてわかれば教えてください。 53 ◯農林水産課長(吉田泰滋君) お答えいたします。  こちらの事業につきましては、地方創生事業の一環としてですね、荒尾市と水産振興へ向けた広域連携事業ということで、平成29年度から31年度までの3カ年で取り組みの採択を受けております。この中で、今言われた後継者育成事業といたしまして、4名の方がですね、各長洲町内のノリの生産をされている方のところに入ってですね、手法等、運営方法等を教えていただくという形でしております。  事業費につきましては、500万円、これを漁協のほうに補助として出してですね、実施をしているという状況でございます。  以上です。 54 ◯浦邊朝章議員 3年ということはことしぐらいで終わるんですか。 55 ◯農林水産課長(吉田泰滋君) 31年度までの予定でございます。 56 ◯浦邊朝章議員 来年までの事業ということですが、せっかくですね、長洲町にそういう研修とう形で事業に入られておられるのですから、ぜひそれを卒業した後をですね、長洲町でノリの生産に当たってほしいと思います。それが後継者づくりとかですね、ノリの長洲町のそういう生産者の増加につながっていくものと思います。ぜひそのところをですね、強く要望しております。  以上で、私の一般質問を終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。 57 ◯徳永範昭議長 ここでしばらく休憩します。                休憩(午前11時04分)                再開(午前11時13分) 58 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 福永栄助議員 59 ◯徳永範昭議長 11番、福永栄助議員の登壇を許します。                 (福永栄助議員登壇) 60 ◯福永栄助議員 議席番号11番福永でございます。早速質問に入ります。  初めに、第5次長洲町総合振興計画の進捗状況についてお伺いします。  平成23年度を始まりとした第5次長洲町総合振興計画、5年間の前期基本計画が終わり、その成果指標、目標値の達成が約60%、未達成が約40%という経過を踏まえ、新たな成果指標を設け、残り5年の後期基本計画が始まり、既に2年が過ぎ、あと3年の実施計画期間に入った。感覚的に感じとるべきものが多いせいか、どうしても見えにくく、まだ感じにくい。  そこで、次の4点を質問し、進捗状況を伺います。  まず第1番目、新たな施策立案されたが、いかなる理由か。  2、完了した施策はあるか。  3、施策の予算化されなかった事業はあるか、あればその理由を。  4、町長は、この計画を実行するに当たり、以前、任期4年間の行政運営を起承転結、漢詩の構成法の一つを言われたと思うが、その構成法に当てはめれば、この計画はどのあたりまで来ているか。  以上。 61 ◯町 長(中逸博光君) 福永議員の4点に質問に対してお答えいたします。  まず、1点目の総合振興計画は、長洲町が目指すまちづくりの方向性やそれを実現するための政策方針を定めた指針であり、住民の皆さんの生活を支える施策の基本となるものであります。  計画は、基本構想、基本計画、実施計画の三つで構成しており、その中の基本計画に、施策としまして目指すべき町の姿を示し、その中に主な取り組みを掲載しております。議員御質問の新たな施策につきましては、前期基本計画を見直し、後期基本計画に新しく位置づけた主な取り組みの項目としまして、子どもの貧困対策、ライフステージに合わせた子育て支援、新産業、新技術の育成、魅力ある中心市街地の創出、適切な居住環境の確保、PFI事業による地域優良賃貸住宅の整備の六つの項目を追加しております。  これらにつきましては、子どもの貧困対策や空家対策、地方創生に関する新たな法律の制定といった国県等の動きや社会情勢の変化を踏まえて、新たに施策を打ち出したものであります。  次に、2点目の完了した施策はあるのかについてお答えいたします。  後期基本計画を見直すに当たりまして、施策の内容を表現等の見直しを行った施策はありますが、完了した施策はありません。  次に、3点目の施策の予算化されなかった事業はあるか。あればその理由はについてお答えいたします。  まず、にぎわいのあるまちづくりにつきまして、新たな交流拠点として海の駅の整備を計画したところでありますが、関係者との協議により、事業の見直しを行ったため、事業の実施に至っておりません。  また、新産業、新技術の育成につきましては、研究機関等の誘致として、水産関連施設に関する国の研究機関の誘致を目指しましたが、国の機関の移転等につきましては厳しい状況であり、現実には至っておりません。  そのほか、魅力ある中心市街地の創出につきまして、利便性の高い土地利用を推進するとしておりますが、一ノ割地区の整備につきましては、地権者などの理解が得られず、事業を中止し、予算化しておりません。また、出町区の整備につきましては、関係者との協議を踏まえ、事業内容を見直し、町有地を活用した宅地開発を推進する事業への見直しを行っているところであります。  最後に、4点目の町長はこの計画を実行するに当たり、起承転結、漢詩の構成法の一つを言われたが、この計画はどのあたりまでできているのかについてですが、起承転結につきましては、私が町長に初めて就任した平成21年度当時、今後の1期4年の町政運営の基本として位置づけ、施策方針で示させていただきました。計画を進める上で、取り組んだ経過等をどう整理するか、そして成果としてどのようなものが生まれ、どのように変わったか評価し、それらの結果を得て次のステップへつなげていくことは重要なことであると考えております。そこで、第5次長洲町総合振興計画につきましては、平成23年度から32年までの10年間の計画として策定し、計画期間終了まで残り2年9カ月となっておりますが、町の将来像の実現に向け、六つの基本目標として定めた各種政策、それぞれどのように取り組んできたか、その成果を生み出しているのか、指標ごとに整理し、町民の皆さんの満足度をどのように高めているか等を検証していく必要があると考えております。  計画の進捗につきましては、先ほど答弁しましたように、事業の実施ができていない事業もありますが、第5次総合振興計画に掲げた事業は、ほぼ実施できており、計画どおり進んでいるものと考えているところでございます。 62 ◯福永栄助議員 まず第一点目からお伺いしますが、新たな施策を立案されたがいかなる理由かでですね、まず第1番で、「未来を拓く人づくりを目指す夢のあるまち」で子どもの貧困対策を新たな施策として上げられておりますが、これは法律が定められて、その貧困対策を取り組むという形でされたと思いますが、これはその理由だろうと思いますが、これに対する予算措置ちゅうのは、先日ありました県のそういった子ども貧困対策に対する調査とか何とかを踏まえたところで、長洲町も取り組むちゅう形で、今年度の補正予算に組まれたというけども、ずっと28年度の予算編成方針を見れば、子どもの貧困に対する予算措置をするべきって書いてあるんですよね。そこはどのようになってるんですか。  28年、29年、30年とも同じような形の計上なんですよ。そもそも計画も立ててないんでしょう。この町が、自治体として何を貧困と捉えて、教育の貧困か経済的な貧困か、さまざまな貧困の要因があるから、それをどう、町はどこに取り組むかちゅうことで、本来は予算がくると思うんですよ。それが一つの政策課題だろうと思うんですよ。国を含めたところの全ての自治体で、貧困対策を解消していかなきゃならないちゅう、これはもうちょっと言うなら、今の政権のあれですもんね。これに対して、計画がないのに、どういった形の貧困対策をとるかて、前日に述べられていましたけども、いわゆる教育の貧困で寺子屋学習塾を開いたとかおっしゃいましたけれども、児童手当を支給したとか、それは違うだろうと。自治体の貧困対策は何かちゅうことを問われてるわけでしょう。28年度から予算計上すべきって書いてあるけども、一つもそれがのってきませんよね。施策として上げたけども、予算化できてないんでしょう。この部分については。これはどういったあれですか。 63 ◯子育て支援課長(山本明子君) 現在、貧困対策ということでの事業というものは行っておりません。貧困対策では、国の大綱にも示されておりますが、経済的支援を初めとする四つの指標があるところでございます。  その中で、学校をプラットフォームとした総合的な対策の展開が示され、貧困の連鎖解消には、教育は極めて重要なものであると思っております。そのため、平成28年度から幼児英語教育の実施や長洲寺子屋塾、ふるさと塾などを通して教育の充実を図っており、これらの事業が貧困対策の一助として寄与するものと考えているところでございます。  また、親支援といたしましては、昨年度、長洲町子育て世代総合支援センターはぐくみ館を開設し、子育て期における相談体制を構築し、順調な運営ができているところでございます。  今後は、昨年県が行った子どもの生活実態調査をもとに、今年度さらに長洲町の実態把握に向けた事業を考えているところでございます。 64 ◯福永栄助議員 今、何点かおっしゃられたけども、それが、子どもの貧困対策推進に関する法律に基づいてされたのか、私はそうじゃないと思いますよ。これは。この話は。いわゆる子どもが問題とかいろいろあったときに、そこに駆け込むちゅうか、相談の窓口をつくっただけでしょう。寺子屋学習塾も全てじゃないですか、小学校4年生のあれでしょう。教育の支援ちゅうか、いわゆるこの子はちょっと経済的に問題があるちゅう家庭で、これはちょっとあれしたら伸びるよと、学問的に指導したら伸びるよと。そういったことに対するあれが、教育の支援だろうと私は思うんですよ。今やられているのは、寺子屋学習塾にしろ、英語教育にしろ、そら違うでしょう。グローバルな人材を育てるために、英語を小さいときから親しませて、学校が特例校と指定されたから、それをつないでいく話でしょう。  だから、あなた方が施策に上げていながら、それを予算化しなかったっちゅう話でしょう。それで、ようやく県からの調査が出てきましたと。これに基づいて、今から計画を立てますと。何に重きを置くのかちゅう話でしょう。だから、予算の計上がこの後期基本計画の中でものってないでしょうが。これ見るとき、この1の4でいいんでしょう。これは、そんな予算の計上はないですもんね。  もともとに、相当早くに町長、言われたんですよ。子どもの貧困対策は町として解決すべきと思うとると言われたでしょ。今度、ようやく誰に委託するかは知らんけども、子どもの貧困に対する調査を委託事業で50万か知らんけども、予算補正で組んどるっちゅう話でしょう。で、何でこれを上げたのかってなるわけですよ。総合振興計画の「未来を拓く人づくりを目指す夢のあるまち」を目指すとに、これの基本目標があって、これが最後の姿ですよね。最後の姿で、施策としてこれを実現するためには、こういった取り組みが施策として上げられると。そして新たにつけ加えられる。つけ加えた理由があったからつけ加えたんでしょう。これをやれば「未来を拓く人づくりを目指す夢のあるまちづくり」が実現するという希望的にあれがありますけれども、考慮されたんだろうと思うんですよ。  で、もうこれが31年までかな、2年までか、2年までの計画の中で、今年度の予算が、30年度で終わって、31年、32年度しかないんですよ、これ。本来であれば、この総合振興計画中のこの目的に対して施策を打つわけでしょう。施策を実現するために事業をするわけでしょう。全ての事業をされたち、もうね、前期が60%達成ですよね、姿を見ればね、チェックしていったけども、それもわからないんですよね。私たちには。本当に達成したのかって、どういった形で達成されたのかっていうのが。だったらそういった60%達成したんなら、事業をして達成したんであれば、私は施策の一つは完了したんじゃなかろうかと思うとですよ。施策の完了はないっちゅうんでしょ。事業やりましたよ、60%が達成しましたよ、で、施策の完了はありませんよっちゅう話でしょう。自分たちで事業を評価して、これはこの施策に対してどれだけ貢献したか、有効性があったかというとは、自分たちでして達成したっちゅう話ばしてるでしょう。だから、どうしてもね、納得……、見えないから、とにかく形にして見えないし、感覚的にも見えないし、8年もこの計画をしてから長洲町が一つも変わってないような気がします。申しわけないけど。ずっと同じような形ですよ。
     で、町長は以前ですね、こうおっしゃられたんですよ。やっぱり議会に、委員会でそういう評価について、我々が評価表をお出しして、それに対する意見を求めて、そういった形をつくり上げていかなきゃならないと思っているっちゅう話なんです。その事業評価とか何とか、議会には来ませんよね。事業は終了して、この施策に対しては、この事業がどれだけ有効性があったっていう評価をあなた方がしたんでしょう。で、達成しましたっちゅう話でしょう。ところが、住んでるほうとしては、こういったことをされたけども、達成したっちゅうけども、あんまり変わってないよねって。中には、学校の施設の整備とか何とかの話ものせてるんでしょう、事業にね。そういうのは終われば、もうそれで終わりなんですよ。それがどうして「未来を拓く人づくりを目指す夢のあるまち」になるんですかと。その事業が、だから、施策と事業がリンクしてないんじゃないかと私は思うんですよ。本来であれば。この事業してこの施策は達成されたっちゅう話が、今までなかったっちゅうことでしょう。だから、その事業そのものと、その施策が事業と合ってるのかどうか、進めていいのかどうかっちゅう話なんですよ。だから第三者の評価が必要だったろと思うとですよ、私は。できたのはいいんですよ。計画も基本目標があって、この現況と課題も見つけて、さあ施策を立てて事業をします、この施策の持って行き方、事業の打ち方、それがちょっとリンクしてなかったんじゃなかろうかちゅう思いがあっとですよね。8年たつんですよ、これ。この計画やられて。本来であれば、その実施計画が3年ごとに来ますよね。そこに集中するんですよね。これを先に優先して集中してやるという形でするんでしょう。だから、できてるはずって思うんですよね。このままですね、あと2年しかないんですけれども、その中で、施策が完了しなければ、いわゆる政策に対する関係性も疑われますよ、これ。どう変わりましたか、町が。いろいろやっておられますよ、わかりますよ。なかなかこれは、つかないんですよね、目に見えてこないんですよ、具体的に。もう早い話がどっかの企業誘致して、そこで開業してですよ、そこに雇用が発生していう形ならよかけど、それもできないでしょう。まだ今のところはできないですよね。  で、その先ほど言われた部分も何か知らんけども、総合計画なのか戦略計画なのかちゅう、あれが、今、町長おっしゃられた中でもあったと思いますよね。明確じゃないんですよ。本来であればですね、町長、私はですね、この事業評価を議会にさせれば、委員会にされば、そこに担当の職員が出ますから、議会が何を求めてこの事業をしたのか、あなたはこの事業をこれだけ達成しなさいよ、この1年間でっちゅう形でやれば、この職員も動くと思うんですよ。これは勉強になるんですよ。議会とのコミュニケーションもとれるようになるんですよ。  どうぞ、町長。 65 ◯町 長(中逸博光君) 福永議員言われることはもっともなことだと思います。しかし、この事業がゴーイングコンサーンの事業でもあります。そこで、なかなか、福永議員が言ったように、じゃあ、どこで完了したのか。これではなかなか英語教育にしたってどこで終わるのか。ふるさと塾にしたってどこで終わるのか。なかなかこの終わる時点での評価、これをいつするかと。で、今福永議員が提案があった議会とこれをやっていく、まさしくそのとおりだと私も考えております。  だから第三者評価あるいは議会とのやりとり、こういうので評価してもらう以外ないんじゃないかなと思っております。だから、そういう点をちょっと検討させていただきたいと思います。 66 ◯福永栄助議員 町長、あと2年しかないんですね。副町長に聞きますけどね、熊本市で人事評価をされたっちゅう話ですけども、この事業を担当課がこの事業をしますよね、一番原課の人間がですよ。この評価をするの、この事業をあなたはこれだけ達成しなさいよっちゅうこの人が、その事業をやれたときに人事評価が出てくるんじゃないですか。そこで勤勉手当、ああいうのの割合が変わってくるじゃないんですか。それが人事評価でしょう。ここでやってるのは、課長が評価するんですよね。ほいで、以前あったけど、OJTでしょう。その職場の研修ですよね。職場がそういう雰囲気じゃなかったら……。それが何ちゅうかな、私たちも議会も議決してるじゃないですか、予算の執行を。だからその執行でどれだけの、誰をどのようにしたとか、何をどのようにしたとかっちゅうので、姿が見えると思うんですよ、その人と対話すれば。あなた方もそうでしょう、担当の職員がおればこの予算でこういうことをやりなさいよというあれでしょう。ところが、今のところ何か知らんけどもね、異動があったりなんかするでしょう、新規に入ってくるでしょう。そうするとね、その人がその事業をね、何ちゅうか、こういった事業なんよ、ここの目的果たさなきゃならないよ、この予算ではという、そういった事務の引き継ぎはないと思うんですよ。だから前例踏襲の形で前の人がやったとおり、私もやりましょうと。目的がないから。目的を達成するための予算なんですよ、これ。で、そのやれるとやってくださいよ、やってくださいちゅうけども、もう以前町長おっしゃられてんです。おっしゃられてんですよ。それが、今までそのままして5年間が過ぎて、評価をして、達成が60%ちゅう。先が見えないよと私は言いたいんですよ。だけん、こちらが、予算執行を認めた側としては、この予算はどのように使われて、どのような結果が出てきたかちゅうとは、本来なら確認したかってですよ。大体は。  あなた方は何とかオータムレビューとか何とかっちゅう、以前おっしゃってますけども、レビューちゅうのは、する人の評価なんですよ。あれ。宝塚がやるあのレビューじゃないんですよ。ちょっとつづりが違うんですよ。それをオータムレビューをしていますと。そら、中の話でしょう。レビューちゅうのは、外部からの目を入れるちゅうことなんですよ。あれ。そこまで議員をばかにしちゃいかん。  それでですね、これはですね、別に法律でも何でもないんですよ、一番最初に議会がしたのは、この基本構想だけを議決したんでしょう。中には、これを達成できなかったからちゅうて、罰則も何でもないんです。これ。だけどもやり方なんですよ。これだけ将来のまちづくりを考えたら、こういった方向でやったらどうかちゅうのは、あなた方は事業を組んだんだから、施策を打ったんだから、これを達成するためにどういった形でやるかちゅうて、やった結果がこれだけできましたっちゅう話ですよ。全てが完成するっちゅうのはないんです。  だから、自治法ではもう消えたでしょう。これ。議決はなしでしょう。でも、今動きがあるのは、これを議決じゃないけども、議会のほうでこれを、この事業とこの事業を遂行するに当たって議会が関与して、どうも全然なっていないよとか何とかちゅうのは、この総合振興計画何とか条例ちゅう形でつくってですね、議会が監視するような形だったんですよね。  で、そういった形でいったけれども、やっぱりこれは、あと2年間の中で実現ちゅうか、ある程度の形でしていかなければ、これは町民との約束事ですからね。だからもう、先ほど起承転結を言うたけども、もう結びの大体時期なんですよ。いろんなことやられたじゃないですか。この総合振興計画にのってないエアコンの設置とかね。それも不完全ですよ。普通教室ちゅうか、特別教室に入ってないんでしょう。特別教室に入っていないんですよね。特別支援学級に入ってるけど、特別教室に入ってないんでしょう。これが総合振興計画にのってなかったんですよ、町長。だからこれが、いわゆる起承転結でいうちょっとほかに飛んだかなと。学校施設の環境を結んで、納めるとかなちゅう、私はそう思って……。だから起承転結を入れたんですね。  そういうやっていく中でですよ、何か知らんけども、きのうの話、読書日本一を中身を変えて。それはね、その計画にのっとる以上は、どういった形で読書日本一をやるかちゅうと、相手方に知らせなきゃ。で、それを変えたいというならね、後期計画にのせるぐらいなかなきゃ。1回立てた計画はね、いわゆる数値目標を達成できなかったから変えたちゅう形になるですけんね。いいですか。  もう全て、予算化されなかった事業はあるかちゅうけど、全てされましたかね。これ、してなかでしょう。その理由は何ですかね。先ほどおっしゃられましたか、町長。予算化されなかった事業、あるはずなんですよ。なければ全部のりますもん。1の何の何ちゅう形でこの事業をするっちゅうことで。ありますか。あったらその理由を言ってください。 67 ◯まちづくり課長(田成修一君) 例えば、先ほども町長の答弁でございましたが、にぎわいのあるまちづくり等につきまして、新たな交流拠点施設として海の駅整備を考えたところでございます。それにつきましては、関係者との協議等により、事業の見直しを行ったということで、予算の計上等はしておりません。  また、新産業・新技術の育成というようなところで、研究機関等の誘致を地方創生に絡めまして目指したことで、計画に位置づけました。ただ、国との協議において、なかなか実現に、国の機関等の移転ついては厳しい状況ということで、事業化できておりません。  また、魅力ある中心市街地の創出等につきまして、利便性の高い土地利用を推進するということで、一ノ割地区についての事業を考えておりましたが、これにつきましても地権者との協議の中で事業化を見送ったというところでございます。  主な点につきましては、こういったところが挙げられます。  以上でございます。 68 ◯福永栄助議員 それで、最後の実施計画が始まって、29年の8月に長洲町中期財政計画ってこう持ってこられたんですよね、中期財政計画って、中期といえば、中長期ちゅうたら5年から10年をいうんですよね。これ4年間ちゅうでしょう。4年間だけども、29年の8月なんですよね。これ。だけん、最後の実施計画の財源の裏づけとしてこれを持ってくればわかるんですけども、何か中途半端ですよね、これもね。で、あなた方が、この中で上げてるんでしょう。経常収支をいくつまで抑えるとか何とかちゅう話をされるでしょう。これの実現のために、私はこの計画をね、立てられてね、これに合わせる形でこれを持ってこられたんじゃなかろうかと思うとですよ。  予算編成方針の中ではですね、この考えを実直に実現するという形でしょう。この基本的な考えを予算編成方針ではしよるって言うけども、何をするんですか、この予算編成で。この中期財政計画に示した財政運営の基本方針に実直に取り組む必要があると言うけども、これを守りながら予算の要求をしなさいっちゅう話ですよね。だけん、何をその誠実で正直なところが実直ちゅうならば、これの財政計画、何を実直に取り組む必要があると、こうおっしゃられたんですか。そういった中で、さまざまな予算要求はこの部分については、しなさいよちゅう形でやっておられるじゃないですか。何かね、整合性がね、とれないような形がするんですよね。  本当であれば、10年間のいわゆる総合振興計画をつくって、中長期の財政計画もつくって、それからスタートしなければ、今まで一切なかったでしょう、やっとこれが出てきたんですよ。中期財政計画ちゅうて。ほいで、もう計画の最終段階でこの数字に合わせるために出てきたような形なんですよ。中期財政計画4年間ですけども、もうスタートしてるんですよ、28年度は。スタートしてたんですよ。何月ですか、9月でしょう。出されたのが。ほいで、スピーディにそのあれすると町長おっしゃるけども、町長、これ、命令でいいんですよ、これ。つくれって言うだけでいいんですよ。そうでしょう。何かこれに合わせたような形の、いわゆるこれを実現するために、この中のあれを実現するために、何かこれに合わせてしなさいよちゅう話だけども、もともとですね、これもあれなんですよ。健全に財政を運営するまちちゅうとが目指すべき姿ですけれども、健全に財政を運営するまちが実現できてないんですよ。これは。申しわけないけども。町長が一番最初になられたとき、何ておっしゃられましたか、町長、経営に当たって、できるだけ金を残すような形の経営をしたいとおっしゃられたじゃないですか。だから、実際、実質の単年度収支は3年連続でマイナスできたっちゅうことは、健全な財政運営じゃないでしょう。  あと2年ですけどですね、やっぱりちょっと納得できるような姿をですね、お示し願いたいと思いますよ。  次行きます。  次、長洲町まち・ひと・しごと創生総合戦略の進捗状況についてお伺いします。  平成27年度に作成され、平成27年から31年度を実施期間として実行されている一つ一つの施策に重要業績評価指標KPIが設定されて、進捗管理されていると思うが、中間年を過ぎ、残り2年あまりとなった。27年度後半での策定であったため、28年度から始まった総合振興計画の後期基本計画との関連を確認し、具体的に四つの基本目標に対して進捗状況を伺います。  このときに基本計画の中で、町長がおっしゃられた言葉は、このたび策定しました第5次長洲町総合振興計画後期計画、平成28年度から平成32年度におきましては、この長洲町まち・ひと・しごと創生総合戦略を優先的な事業として位置づけ、今後5年間の新たな目標を定めたところであります。という形で書いてあるんですよ。今後、この後期計画を指針として、町民の皆様が住みたい、住んでよかったと思えるまちづくりに取り組んで行きます。  これは、私から言わせれば、何をどうしたいんですかと。このときに、まち・ひと・しごと創生総合戦略計画をつくった。で、つくったけども、これが後期の基本計画とちょっとダブるとこもあった。で、これを読めば、まち・ひと・しごと創生総合戦略を優先的な事業として、後期の計画にのせますちゅう話なんですね。解釈の仕方としては。それを、別個の話でしょうと思うんですよ。そこをまず関連を確認して、5点を伺いたいと思います。  まず、1点目は、先ほどの総合振興計画と後期基本計画との関係について。  2つ目、「しごとをつくり、夢を持って働けるまち」の現在の状況は。  3つ目、「ひとを呼び込み、魅力溢れる活力あるまち」の現在の状況は。  4つ目、「夢と希望を持って、結婚、出産、子育て、教育ができるまち」の現在の状況は。  5つ目、「安全・安心に暮らせる、快適なまち」の現在の状況は。  以上お伺いします。 69 ◯町 長(中逸博光君) 福永議員の5点の質問にお答えいたします。  まず1点目につきましては、町におきましては、少子高齢化や人口減少の克服を初め、首都圏への一極集中を是正し、地方に活力を創出することを目的として、平成26年に国において施行されましたまち・ひと・しごと創生法に基づき、平成27年10月に長洲町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定したところであります。この総合戦略は、まち・ひと・しごとに関し特化した各種政策を計画に位置づけたものであり、第5次総合振興計画後期基本計画には優先的に位置づけて、事業の推進を図っているところでございます。  次に、2点目の質問についてお答えします。  「しごとをつくり、夢を持って働けるまち」の現状としましては、町内企業や商工業者への支援を初め、ノリやアサリ貝、ミニトマトなどの農水産物の生産性の向上、金魚養殖業の活性化などにおいて重点的に取り組んできたところであり、有明海の干潟の改善やノリ養殖業への異業種の進出、金魚の新品種の開発など、各分野において成果が出てきているところであります。  次に、3点目の「ひとを呼び込み、魅力溢れる活力あるまち」の現状といたしましては、平成28年度に空家対策計画を策定し、平成29年度から空家バンクの運用を開始するなど、町への移住・定住の推進を図っておりますとともに、町の観光施設であります金魚と鯉の郷広場のトイレや駐車場を初め、修景池の噴水など、施設の整備を図りつつ、さまざまなイベントを展開することで交流人口の拡大が図られ、町に多くの人を呼び込むことできております。  次に、4点目の「夢と希望を持って結婚、出産、子育て、教育ができるまち」の現状といたしましては、子育て等における切れ目のない支援の充実を図るため、子育て世代総合支援センターはぐくみ館を整備し、きめ細やかな相談体制を確保しておりますとともに、各幼稚園、保育所、小学校における英語教育を実施するなど、安心して結婚し、子どもを産み育てる環境を整えることで、長洲町に住みたい、住んでよかったと思える事業の推進を図ることができております。  最後に、5点目の「安全・安心に暮らせる、快適なまち」の現状といたしましては、快適に生活できる町の実現として、町内への防犯灯や防犯カメラの整備を初め、自主防災組織の整備による地域防災力の強化など、災害や防犯に対する安全面の確保を図っておりますとともに、げんきの館を初め、町内32カ所の介護予防拠点を活用した高齢者等の健康づくり事業を実施するなど、高齢者が活躍し、健康で暮らせるまちづくりの推進を図ることができております。  また、宮野地区における有料賃貸住宅の整備や、長洲駅南側の開発を初め、町内の道路整備など基盤整備を図ることで、安全・安心に暮らせる快適なまちづくりを推進しているところであります。  今後も今御説明しました総合戦略における四つの基本目標をさらに達成するため、さまざまな事業の展開を図り、平成31年度を目標としたさらなる事業の充実を図ってまいりたいと考えております。 70 ◯福永栄助議員 で、先ほど言いましたけども、この文言ですよね。第5次長洲町総合振興計画の後期、いわゆる長洲町の総合戦略は、第5次長洲町総合振興計画を基本として、この総合戦略で取り組む各施策は、27年に作成する長洲町総合振興後期計画に優先的に位置づけて実施しますでしょう。で、総合振興計画の事業計画を後期の基本計画に優先的に位置づけて実施しますならば、二つダブってするんですか。一つの予算で両方得るような形をとるんですか。  先ほどもおっしゃられたけども、どうですか、その先ほど言われたときに……、今、言われたのは総合戦略ですよね、計画ですよね。私が質問した総合振興計画の中ですよね。そこに子育て支援センターをつくったちゅうとは、総合振興計画でおっしゃったですよね。子どもの貧困に対するあれは総合振興計画、町長がおっしゃってるのは、総合戦略計画の中でちゅう話でしょう。だけん、どのように関連しとるのか、わからないんですよね。受け取るほうとしては、色がついてないから。これは、総合振興計画ですよ、これは総合戦略ですよちゅう話やないんでしょう。  具体的にあなた方が示すならば、この総合振興計画の中で、戦略計画のまち・ひと・しごとの部分については、戦略計画に基づいてやります、要するに、総合振興計画でしてたけども、このまち・ひと・しごとについては、こちらに引き出して、こちらでバージョンアップして取り組みますちゅうのはわかるんですけども、こういった書き方をされるなら、要するに総合振興計画にのせて、総合戦略計画を実現するちゅうような形ならば、一つの予算で二つを得るのかと。  で、これも、私も法律的に罰則はないと思いますよ。ないと思うんやけども、あなた方がやってることは、それだけでしたけども、全て企業がすること。相手頼みのことが多過ぎる、これはね。研究機関の移動でお願いしたけども、国が実現しなかったと。平成17年の話は何ですか、これは。研究機関の移動ちゅうと、国が方向性を示したけど、あなた方もこれのせとる。で、来なかったらっちゅう話でしょう。日立が物づくりの研究をしょうと、それあなたたちがお願いしたかもしれんけども、こら企業の話。企業が、ここをちょっと重点的に整備しますから、ここに持って行きますというのは、そら、企業の経営活動の、経済活動の一環としてそれをするわけだから。あなた方がそれを目標値に上げる必要もないです。そうじゃなくて、まち・ひと・しごとだから、仕事をどうつくるか、その仕事をつくって人を呼び込み、人がまた仕事をつくる。そこに、結婚、出産、子育て、そして予算をつけて、長洲町はこういったことをやりますよとアピールすればいい話であって。  だから、先ほど言われた高齢者は、げんきの館をつくって、こういったことをやりますと。高齢者計画はこういったことですよと。やっておりますよと。だから、言葉がわかるじゃない、まち・ひと・しごとだから。仕事をつくると。仕事をつくって人を呼び込むと。呼び込んだ人がまた新たな仕事をつくると。そういった、だから、人口設定が2040年が1万3,500人でしょう。何にもしなけりゃ、これがずっと下がる。しかしながら、1万3,500人でとどめるために、いろんな施策を打ちましょうちゅうのが国の話なんですよ。  で、遅い。何でも。要するに今度でもその、何か地域商社じゃなくて、その前の人を入れますよね、地域資源をあれするために。何かその、入れますよね。それは、この地方戦略会議がスタートした時点で入れとかなきゃ。いろいろおっしゃったけどもですよ、地域商社でですよ、販路拡大していくような本当に品物ができてるのか。簡単に言うよね、あなた方もね。いずれ民間企業としていくという話ですよね。どれだけ金ば入れとるかい。どれだけ入れとりますか。  いろいろ言ってきましたけどですね、それぞれその進行管理していかなんけんが、あなたがしっかりハンドル握っとっと思うけども、やっぱりこれもね、ある程度の姿が見えんことには、国も予算をつけたあれもないですよ。そこにさまざまな問題がまた発生して、交流人口の交流の中でカフェテラスとか何とかって話でしょう。それもちょっと実現が伸びたわけでしょう。ちょっとこれがおくれるわけですよ。だけん、これも本当言えば、あともう1年とちょっとですよね。これは、そのいわゆる終わっても私はまた新たに総合振興計画を立てて、この中に形を入れていけば、継続せんことにはだめだもん。これだけここで切ってしもうたら、それは終わってしまうもん。あなた方が必要な施策と思ったら、それに予算をつけて、ずーっと続けていかんことには、全てのことは実現しませんちゅうことですよ。どうですか、最終的に質問にはなりませんけども、私は質問したつまりばってんが、質問ちゅう形にはならんかもしれんばってん、あなた方の心構えちゅうか、それをちょっと伺って終わりにします。 71 ◯町 長(中逸博光君) 福永議員のるる私たちに対するアドバイス、また御指摘いただきました。今後とも、私たちもこのような福永議員のそういうお考えと愛、やっぱり我々も考えて今後も取り組んでまいりたいと考えております。ありがとうございました。 72 ◯徳永範昭議長 ここで昼食のため休憩します。  午後の会議は1時15分から再開します。                休憩(午後 0時04分)                再開(午後 1時12分) 73 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 濱崎 久議員 74 ◯徳永範昭議長 13番、濱崎久議員の登壇を許します。  濱崎議員から、一般質問席への飲み物の持ち込みの申し出がありましたので、許可しております。                 (濱崎 久議員登壇) 75 ◯濱崎 久議員 まず第1点、金魚と鯉の郷金魚村の使用と管理について伺います。  使用と管理はどのようにしておるか、お伺いいたすものでございます。このことはたびたび質問し、指摘しているところです。この4年間指摘してまいりました。町の財産である金魚村を放置しているのではないか。利用方法を検討委員会で協議していると町長は答弁がありましたが、戸締り状況など、日報の管理についてもお伺いいたします。 76 ◯町 長(中逸博光君) 濱崎議員の御質問にお答えいたします。  金魚村の使用につきましては、平成29年度において有識者等に参加していただき、金魚村活用検討委員会を開催し、今後の活用の方向性について検討をいただきました。平成29年度末にその検討結果を提案していただきましたので、今後、その提案を参考に活用方法について検討していきたいと考えております。  現在の金魚村の管理につきましては、熊本地震で被災した熊本市内の中学校より預かっている鯉、一時的に管理が必要な金魚等を飼育管理するため、金魚村のモデル池を活用しているところでございます。そのため、平日は毎日、町職員が飼育作業と併せて施設の異変が生じていないかを確認するために施設へ行っております。また、戸締り、施錠及び日報につきましては、金魚と鯉の郷広場の管理業務委託において総合的に行っているところでございます。 77 ◯濱崎 久議員 それでは、お伺いいたします。  まず日報の5月21日から22日の門の開閉時刻をお知らせください。 78 ◯徳永範昭議長 しばらく自席で休憩します。                休憩(午後 1時18分)                再開(午後 1時25分) 79 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 80 ◯まちづくり課長(田成修一君) 申しわけありませんでした。5月の21日につきましては、管理業務をお願いしておりますしシルバー人材センターのシルバーさんのほうが休みということで、日報、業務日誌はございませんでした。業務ついては、金魚と鯉の郷広場全体の開閉、また金魚村に入る際の橋の門の開閉等をこの業務には記しているものでございます。 (「22日は。」と呼ぶ者あり)  22日の日につきましては、朝の開閉については、今、金魚と鯉の郷広場内でカフェテリアの工事を行っておりますので、カフェテリアの業者が開閉を行っております。閉門は16時50分に閉門ということで記載されております。 81 ◯濱崎 久議員 執行部に資料の提示をしますので、時計をとめてください。 82 ◯徳永範昭議長 しばらく休憩します。                休憩(午後 1時29分)                再開(午後 1時40分) 83 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 84 ◯濱崎 久議員 資料の配付方お願いします。 85 ◯徳永範昭議長 配付してください。 86 ◯まちづくり課長(田成修一君) 金魚と鯉の郷広場の裏口門の管理等につきましては、まちづくり課のほうで行っておりまして、今議員から提出されました資料等につきましては、5月21日18時から19時ごろにつきまして、あいてるということになっております。これにつきましては、現在のところ、事実関係等認識しておりませんので、今後、なぜこういう状況になっていたかっていうのにつきまして、調査していきたいと思います。 87 ◯濱崎 久議員 日報は資料ですよね。いわゆる公文書でしょう。公文書は住民のためになくちゃなりませんよね。その公文書が錯誤されておる。あるいは虚偽の申告がされておるというようなことはですね、あっちゃならないことです。よく調べていただきます。  私がですね、4年間かけて、この金魚と鯉の郷のことについては、いろいろと指摘してまいりました。しかし今日もこういう状態であります。言うならば、昨夜、きのう議会が済んでから見に行ったら、きのうもあいてるんですよ。何かというと、長洲町は金魚の町。金魚、金魚という割には、実態はこんなもんなんです。よく調べて議会に報告をいただきます。  次は、長洲中学校の教育現場の実態について、お尋ねをいたします。  ──<60字削除>──ことしの2月、校長が気になる生徒に関しては、水曜日を中心に定期的に生徒を見つめる会ということで、気になる生徒についての情報交換を云々と発言されています。そこで私は、長洲中学校の生徒で、気になる生徒についての情報交換や校内研修などはどうしているかと質問通告をしたのであります。──<61字削除>──  情報の発信元は、諸情報を集約し、校長より全職員に情報伝達並びに情報交換されるのでありましょうが、全職員に確実に伝達並びに理解を求める方法として、どのようにされているのかお伺いします。  第2点といたしましては、危機管理マニュアルについて伺います。  まず存在しますか。2点は概要、どんなものですか。──<68字削除>── 88 ◯教育長(戸越政幸君) 濱崎議員の1点目の御質問にお答えします。  長洲中学校の校内研修につきましては、年度当初に校内研修計画を策定し、この中で研究テーマを立て、課題を抽出し、改善のための工夫や取り組みを行っております。  具体的には、今年度は確かな学力を持った生徒の育成を研究テーマとして、これまで各教科における生徒の学習面の取り組みの実態を調査し、授業改善の方策を校長以下、全職員で構成する校内研修会で検討し、解決のため実践していくこととしております。  次に、2点目の御質問にお答えします。  長洲中学校の危機管理マニュアルにつきましては、存在しております。マニュアルの内容としましては、外部侵入者への対応と学校内での事故発生の対応について明記しております。  事故発生時における校長や教頭などへの連絡網や現状の確認、応急処置、必要に応じて警察や病院等への通報、事後の指導などをマニュアル化しております。
     以上です。 89 ◯濱崎 久議員 個別に説明いただきたいんですが、全職員による確認とか、水曜日を中心に定期的にしているとか、生徒を見つめる会でマル秘でプリントを配るとか、欠席者にはプリントを配ってるというようなことがあっているんですか。どうですか。 90 ◯教育長(戸越政幸君) 学校によっては異なるかもしれませんけども、曜日を決めて、例えば私の経験では、毎週月曜日の1校時に、校長、教頭、それから教務主任、各学年主任、生徒指導あるいは保健主事、重立ったこういう職員と1時間ほど、例えば1週間の現状を共通理解する、それから、今週1週間の日程その他を確認し合う、情報を共有する、そういう会を行っております。  それから、気になる生徒の情報交換は絶えずやっております。  どういうことかというと、例えば、どうも今週はA君は元気がないと。家庭でもどうも学校から家庭に帰ってからでもどうも寂しい思いをしているようだ。担任からどうもそういう危惧する声がある。ですから、中学校の場合には、教科担任制ですので、それぞれ教科によって担任が入れかわりますので、みんなでその子を温かく見守り、それから育てていこうと、そういう意味での気になる生徒の情報共有とそれと今後の取り組む方策を共通理解する、そういう時間帯にしておりました。  以上です。 (「欠席の職員は。」と呼ぶ者あり)  欠席職員につきましてはですね、特段文書で知らせるというようなことは、私の場合はしておりませんでした。例えば、2年生に欠席職員がいたとするならば、2年生の学年主任から学年会の折にほかの職員に周知徹底し、それから欠席については、日を改めて、学年主任を通して、あるいは、教頭を通して、重要な案件でしたら、個別に校長、教頭で対応していくと、そういうようなことは、現場でも今でもあっているではないかというふうに思っております。 91 ◯濱崎 久議員 欠席している職員にも伝達はしているということでいいんですね。  ──<1025字削除>── 92 ◯徳永範昭議長 しばらく休憩します。                休憩(午後 1時55分)                再開(午後 2時22分) 93 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 94 ◯教育長(戸越政幸君) 私が先ほど述べたことは、私が現職、学校に在職をしていたことを述べました。──<276字削除>── 95 ◯濱崎 久議員 裁判に関係があることは控えるということでありますので、了解します。  それでは、裁判に関係があるかどうかわかりませんが、教育委員会はこの傍聴の後、どう協議されましたか。したんですか、しないんですか。 96 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。教育委員会のほうでは裁判の内容につきましては、教育委員さんのほうと情報を共有しておりますので、説明のほうを行っております。  以上でございます。 97 ◯濱崎 久議員 その議事録は見せてもらっていいですか。 98 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  裁判中の内容でございますし、個人情報が含まれておりますので、会議の中では非公開として説明をさせていただいております。  以上でございます。 99 ◯濱崎 久議員 それじゃあ、教育長にお尋ねしますが、新教育長はどのように引き継ぎを受けておられますか。また、広く一般にこうした事実があったことを教育委員会としてどう捉えておるか、──<41字削除>──2点お伺いします。 100 ◯教育長(戸越政幸君) 私もここに入りまして、文書つづり等々の引き継ぎをさせていただきました。そこで私が思うのは、二度とこういう裁判を起こさないために、どうこの文書を私なりに引き継いでいくか。その辺のところを重きを置いて、今後の学校教育に、あるいは校長を中心とした学校運営体制をきちんとしていくものにしていくための、そういうものに私はしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ──<3012字削除>── 101 ◯徳永範昭議長 休憩しようか、ほんなら。しばらく休憩します。                休憩(午後 2時41分)                再開(午後 2時53分) 102 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 103 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  ──<1854字削除>── 104 ◯濱崎 久議員 ──<102字削除>──  街路計画下の墓地売却について。  静かに眠れる仏様は、慎重に大切に考慮して、最善を尽くすことが行政の最大の務めではないか、お伺いいたします。  昭和47年、長洲町墓地整理対策審議会が設置されました。翌48年、新山墓地整備基本計画が作成されました。当初は、住民が墓地を納骨堂に移し、その後には雑草が生い茂り、環境の悪さを議会で指摘され、50万円を予算計上されましたが、執行率ゼロを監査委員から指摘されたものでした。当時の議案はガリ版刷りで、監査報告として、行政怠慢のそしりを免れないと、町は忠告を受けました。今日、いつの間にか、その文言は表に出ずじまいになっております。当時の町長は、「法を熟知していればよかったですけど、法律を熟知していなかったばかりにこんな大失敗を起こしてしまった」という類いのことを議事録に残されております。  町はそれから46年、今日、その墓地の一部を都市計画道路の用地として売却の運びです。無縁仏として町の霊堂に安置されている仏様もおられますが、諸般の事情で、今なお全くの無縁仏として、ひっそりこの墓地に眠っておられる仏様はおられないか、いま一度調査する必要がないか伺います。 105 ◯町 長(中逸博光君) 濱崎議員の御質問にお答えいたします。  新山上墓のことについての御質問かと思いますが、その墓地売却につきましては、道路整備に伴う用地取得のため、事業主である県と町とで事前協議を行いまして、その後、墓石管理者の方へ事業説明及び同意取得を行った後、県から改葬費用が墓石の管理者に支払われ、墓地改葬をみずから行っていただき、その後、県が町から当該用地を買収して工事着手に至ったという流れでございます。  私も、お墓につきましては、大切にすることが行政の務めであると考えているところでございます。 106 ◯濱崎 久議員 昭和53年、無断墓地改葬事件が発生しました。新聞報道からテレビ放映まで、不名誉な出来事でした。最終的には、莫大な町の税金をもって償ったという歴史が残されています。  平成11年ごろ、新山下墓環境整備として擁壁工事や雨水排水工事中、2体の人骨が発掘されたことは町も承知のとおりです。火葬の習慣がなかった過去には、死体はそのまま土葬にした歴史が残されています。この工事に立ち会った当時建設課の職員は、びっくりして食事が喉を通らなかったと語っていました。また、火葬場建設のとき、人体が発掘されたのは、そのまま土中に埋め戻したとも聞いています。髪の毛が異様に伸び放題だったとも聞き、ぞっとしたものです。  とわの安住の地として安らかに眠られる仏が、いつの間にか無縁仏となり、土中に埋もれたまま放置されていた仏が、町の足を引っ張ったのではないでしょうか。  町は、墓地埋葬等の法律により、使用者の氏名、住所などの帳簿や図面を備えておられますか。施行規則6条、7条によって、お伺いいたします。 107 ◯住民環境課長(山隈 司君) ただいまの御質問にお答えいたします。  新山墓地の整理につきましては、特に無縁墓地の改葬については、昭和53年、当時の墓地埋葬法施行規則第3条に基づきまして、2社の新聞等で広告を行いまして縁故者等に呼びかけを行ったところでございます。それに基づきまして申し入れがない墓につきましては、最終町のほうで全て無縁墓ということで、墓地改葬を行っております。  また、現在残っております墓につきましても、そういった意味では記録等を残しております。  以上でございます。 108 ◯濱崎 久議員 お尋ねいたしましたことについてはお答えありませんが、どうですか。 109 ◯住民環境課長(山隈 司君) 当時の名簿ということでございますが、そういったものについては、記録等はございません。 110 ◯濱崎 久議員 あるんですか、ないんですか。ない。 111 ◯住民環境課長(山隈 司君) 基本的に町のほうで控えておりますのは、当時、上墓についての調査を行っておりますので、その調査に基づいて、その墓についてわかるものについては、墓石の名前とか、そういったものは記録としては残っておりますが、それ以外のものというのはわかっておりません。  以上です。 112 ◯濱崎 久議員 施行規則の6条と7条に記載されておるのはそういうことじゃないでしょう。使用者の氏名、住所等の帳簿や図面を備えなさい。6条、7条、なっとるでしょう。なぜしないんですか。 113 ◯住民環境課長(山隈 司君) お答えいたします。  当時の墓につきましては、町の土地に自然発生的にお墓を建てられておりますので、その当時、町としては、その墓に対して誰がどういったところで使われているかというふうな名簿等というものは、記録としては残っておりません。 114 ◯濱崎 久議員 施行規則にはあるけど、町は備えていないということですよね。  そこでお尋ねいたします。  昭和53年には、環境整備事業により墓地整理が行われました。熊日新聞、朝日新聞にも広告されています。ところが今般、平成19年、都市計画街路整備に伴う墓地改葬時、墓地として使用ができなくなる旨の広告は、町は、回覧や広報などで知らせることができなかったのかと悔やむものです。環境整備による墓地整理でなく、墓地としての使用を禁ずる街路計画であり、今後、将来にわたって墓地がなくなる事業であります。  諸般の都合で長洲霊堂にお移りできなかった仏様は、その都市計画道路の下に埋もれたままになっておられる可能性があるのです。その道路用地の地下を掘削、調査されたのなら、残された仏様はないだろうと安心もするものです。しかし、とわに安住の地としてお休みの仏様が、ある日突然運悪くそのまま埋もれ、道路の下敷きになっておられないでしょうか。  今回は法律に従い、諸般の手続を怠りなく事業を進めてこられましたでしょうが、事は法律制定の前から、いわば長洲誕生のとき以来、この墓地に静かに眠っておられる先人の方々の眠りを破り、お休みの場所を移ってもらう大事業なのです。元気なときならお話しもできましょう、希望も聞けましょう。しかし、今や仏様として静かに存在されている仏様のことは、慎重に、そして大切に考慮して、最善を尽くすことが行政の最大の務めではありませんか。お伺いいたします。 115 ◯住民環境課長(山隈 司君) お答えいたします。  新山上墓の墓地改葬につきましては、町といたしましては、法に基づきまして告示等の手続を行いまして、適正に処理を行ったというふうに思っております。今、議員のほうから、郷土長洲に貢献された祖先の方を祭られた墓についての思いというものについてはどうかというところでございます。町としては、当時、告示等あるいは広報等で、町民の方にも墓地改葬についての呼びかけはしたところではございますが、墓地に対する、そういった先祖の方々の思いに心を寄せますならば、さらに深い対応といいますか、そういったものもよかったのではないかというふうに感じるところはございます。 116 ◯濱崎 久議員 一部、町としても反省されておるところも伺えますけどね、法律によって規定されているものについては、備えておくべきだと思うんですよ。いわゆる、今、担当課長が認識しておるのは、寄せ墓であるとか、石の墓であるとか、木の墓であるとか、丸石の墓、いわゆる地上に出ている何らかの印があるものだけは、無縁墓地として整理をされたということでしょう。  しかし、その以前、いわゆる、私が先ほど申しましたように、長洲町始まって以来、亡くなってこられて、累々と長洲町のために今日まで、今日このような生活ができるようになったのは先祖のおかげだと思うんですよね。その方々が、歴史の中において、雑草に埋もれ、そして、その標木も朽ち果てなくなってしまって、そして、無縁仏として地表に何らかの印も出なくなってしまった、そういったものを、町が清掃のために雑木、雑草の整地をし、ついにはその墓地の形跡がなくなってしまった。そういった人も無縁墓地なんですよね。  先ほどの法律で、6条、7条で附則がされておりますのは、そういったものを防ぐために、図面であるとか、墓地であるとか、中の状態であるとかというものを備えなさいとなっておるわけなんですよね。ですから、そういったことを、そこまで本来ならば、今回、墓地として売却するならですよ、もうその都市計画街路の道路の下は、もう墓地としてなくなってしまうんですから、その配慮をですね、何らかすべきではなかったろうかと私は思うんです。累々と長洲町の歴史をですよ、今日まで命をつないできたその先祖をですよ、いわゆる都市計画街路が通りますからということで、表に何も見えないからということで、地下にお休みになっている仏様のことを考えずにですよ、道路をつくってしまう。それが法律だとは思いますけどね、施行規則では、6条、7条でそうじゃないんだということを規定してるんですよ。  ですからね、何らかの心温まるようなことを、もう一方、何かすべきでなかったのかと、私はそれを思うんですよね。皆さん、その道路の中をですよ、全部土中を掘り返して、そして、無縁仏としてお住まいの仏様がいらっしゃらないかという調査も本当はすべきではなかったろうかと思いますし、また、そこまでしなくても何らかの方法をですね、何らかの仏事を弔うとか、そういったことでですよ、すべきではなかったろうかと思うんですが、その点、せっかく反省の言葉を聞きましたので、どうです。 117 ◯住民環境課長(山隈 司君) まず1点。墓地埋葬法に関する法律の施行規則に基づく6条、7条によっての名簿ですが、これが、昭和23年7月13日に施行されております。新山上墓は、それ以前から、地域の方々が町有地に墓をつくられたものでございますので、そういった意味では、この施行規則以前からあるということで、当時から、そういった名簿等はこの規則には適応されずに、名簿等はつくられてなかったのかと思っております。  ただ、今、議員言われましたように、そうは言っても、そこに昔から埋葬されている先祖の方がいらっしゃるということにつきましては、当時、法に基づいて告示等行いまして、縁故者の方がどうしても見当たらない墓については、町のほうで、無縁墓ということで墓地改葬をさせてもらいました。その遺骨につきましては、町の納骨堂におさめさせてもらいまして、春と秋に、町によって供養させてもらっているというところでございます。  そういった意味では、今回、501の道路用地につきましても、それ以前に町のほうで全体、墓地改葬をして、無縁墓についても改葬しておりますので、そういった意味では、上墓に祭られている無縁仏の方につきましては、現在、無縁墓ということで、霊堂におきまして町のほうで供養させてもらっているというところでございます。 118 ◯濱崎 久議員 今、町が言うところの無縁墓地、これも2種類あるんですよね。地上に何らかの形があった人たちの無縁墓地、そして、地下にまだ、何らかの形もなく埋葬されておる無縁墓地。私はですね、二つのまぶたを閉じるときにですね、こういう地下にそのまま残された仏がですね、「濱崎、長洲の議会で言ってくれ」というような、悲痛な叫びを聞くんですね。  少なくとも、無縁仏として長洲霊堂に眠れる無縁仏様はいいでしょう。問われるのは、地表に形がなくなったばかりに、今もなお地下にひっそり眠っておられる本当の意味での無縁仏が、道路の下にそのまま埋まったままになっていはしないかと。この都市計画街路のですね、路線の下に、まだ今でもひっそりと。しかし、悲痛な叫びで、私はまだここに埋まっているんだと。その証拠に、火葬場の建設をしたときはですよ、御遺体が出てこられたわけですよ。髪の毛が異様に伸びて、その工事の人たちはびっくりしてまた土中に埋めてしまった。これは事実、まだ今そこにも御遺体があるということなんですよ。  時間ですからね、私は質問時間30分ですから、これで終わります。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 前田美和子議員 119 ◯徳永範昭議長 1番、前田美和子議員の登壇を許します。                 (前田美和子議員登壇) 120 ◯前田美和子議員 1番議員の前田美和子です。今回も、トリをとらせていただきます。  皆さん、大変お疲れでございましょうが、どうぞよろしくお願いいたします。ちょっと声が大きいでしょうか。すみません。  それでは、通告に従いまして一般質問を行います。  答弁いかんに伴いましては、再質問をさせていただきますので、議長、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは一般質問を始めます。  安心安全の見守り体制について。  報道によりますと、新潟市では、下校時に小学生女子の痛ましい誘拐事件が発生し、胸が痛みます。本町におきましても、児童生徒に声かけなど不審情報があり、いつ事件につながりかねないかと思うと、不安を覚えるところでございます。未来の長洲を背負う子どもたちは、安全でなければいけません。  また、最近では、高齢者の行方不明も多発しております。  これに伴いまして、1、高齢者の見守り体制の現状、続きまして2、児童生徒の見守り体制の現状について、お伺いいたします。 121 ◯町 長(中逸博光君) 前田議員の2点の質問のうち、1点目の質問にお答えをいたします。  まず、1点目の高齢者の見守り体制の現状につきましては、現在、地域における見守りとして、民生委員、児童委員による見守りや老人会のシルバーヘルパーによる見守り、地区社協による福祉協力委員などによる見守りが実施されております。  また、民間事業者による見守りとして、ことし4月には株式会社ユーマートトクナガと、ことし3月には郵便、電気、ガス、新聞配達業者、介護事業者といった民間事業者と協定を締結し、高齢者等の見守りに対する協力体制を構築したところでございます。さらに、昨年9月からは、県内初の取り組みとして、荒尾警察署と徘徊高齢者の情報共有化を実施しており、実際の高齢者の徘徊を想定した声かけ模擬訓練についても実施しているところでございます。また、昨年10月からは、町内各所に防犯カメラを設置し、行方不明者の足取りが追えるよう、体制を整備したところでございます。  高齢者の見守りに関しましては、地域全体で見守る体制が構築されつつあるところですが、今後は、徘徊等が発生した際にいかにスムーズな対応ができるか、徘徊声かけ模擬訓練等を踏まえながら、よりよい体制の整備に努めてまいりたいと考えております。 122 ◯教育長(戸越政幸君) 前田議員の2点目の御質問にお答えします。  児童生徒の見守り体制の現状につきましては、浦邊議員に対する答弁と重複する部分もございますが、今年度の子ども見守り隊は、4小学校で約180人の方に御協力をいただいており、子どもたちが危険に遭遇したり困ったときに、安心して立ち寄れる子ども110番の家は、町内に約160カ所となっております。また、児童生徒の登下校時間に合わせて、町職員による行政パトロールのほか、PTA保護者や関係機関の協力による青パトの巡回により、子どもたちの安全確保に努めております。なお、不審者による声かけ事案発生時などにおいては、警察によるゆっぴー安心メールや行政からの愛情ねっとのほか、学校から保護者へのメール連絡などの情報提供の体制が整っております。  以上です。 123 ◯前田美和子議員 それでは再質問をさせていただきます。  先ほど町長の答弁の中にございましたが、昨年の10月より防犯カメラを設置しているということでございました。防犯カメラの設置に関しましては、地域を調査し、危険なところにより多く設置したほうが効果的だと聞いておりますけども、この防犯カメラの設置におきましては、どのような基準で行われているのかをお尋ねいたします。
    124 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  防犯カメラの設置基準ということですけれども、平成29年の10月に設置しました12台の防犯カメラにつきましては、行方不明者の捜索を主な目的としまして、玉名市、荒尾市との町の境のほうの主要箇所を中心として設置しております。  また、今年度に設置しております24台の防犯カメラにつきましては、防犯効果を高めるべく、人通りの多い町内の主要箇所及び各小中学校周辺に設置をしております。また、長洲校区につきましては、3月に声かけ事案が発生したこともありまして、そのところに3台のカメラを設置しております。  設置の箇所につきましては、荒尾警察署との協議を行い、その後に安心安全まちづくり協議会の参加団体の御意見を伺って、場所のほうを決定し設置をしている状況であります。  以上でございます。 125 ◯前田美和子議員 それでは、事件の発生時におきまして、防犯カメラの運用におきまして、いろんな事案が出てくると思いますけども、そのマニュアル化みたいなのはございますでしょうか。お尋ねします。 126 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  画像の情報につきましては、個人情報保護の問題もありまして、その扱いについては慎重を期さなければならないと考えております。画像の確認であったり、データの提供につきましては、迅速かつ確実に行うことも必要となるということも認識しております。事件であったり事案が発生した場合におきましては、担当課によりまして速やかな記録媒体の回収と中の画像の確認、または警察への提供ができるように、管理の責任者であったり担当者のほうを選任し、目的外の利用がないような防止策など、取り扱いについて決まり事を設けてやっている状況でございます。  以上でございます。 127 ◯前田美和子議員 防犯カメラというのは、不特定多数の方を映し出すものでありまして、防犯カメラの設置に関しては、同時にプライバシーの保護がとても必要だと思います。セキュリティー対策については、万全を期してらっしゃいますか。 128 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  カメラの画像情報の記録媒体につきましては、専用工具でしかあけられないボックスの中に、さらにまた施錠された器具内にセットされているという状況であります。二重で施錠されているということであります。  また、万一、画像情報が保存されています記録媒体のほうがカメラから引き出されそうになりますと、警報音等が鳴りまして異常を知らせるようになっているという形で、セキュリティーについては万全を期しております。  以上でございます。 129 ◯前田美和子議員 セキュリティー対策については、万全を期しているということなので安心しました。  防犯カメラの管理・運用要綱によりますと、防犯カメラの設置台数とその撮影範囲は必要最小限にとどめておくということがございますが、この意図すべきところを教えてください。 130 ◯総務課長濱村満成君) お答えします。  先ほども議員のほうから御案内もありましたように、プライバシーの保護という観点になります。防犯カメラにつきましては、犯罪行為に対しまして高い効果を発揮する反面、住民のプライバシーに関しましては不安を与えてしまうという懸念もあります。設置台数と撮影範囲を必要最小限としているのにつきましては、町民の皆さんのプライバシーの侵害が生じないように、不必要な設置や撮影を行わないように規定をしているものでございます。  以上でございます。 131 ◯前田美和子議員 安心安全のまちづくりのためには、この見守り体制を強化していかなくてはいけませんが、先ほど同僚議員のほうから質問もありまして、今後も増設するということを検討していただくということでございますので、私からもどうぞよろしくお願いいたします。  さて、新潟市で起きました事件ですけども、この犯人捜査のために防犯カメラやドライブレコーダーの確認が行われたと聞いております。ドライブレコーダーは運転中の前方の映像を録画、保存しており、事故やトラブル発生時、正確な状況把握ができ、その映像は捜査の手助けとなり、動く防犯カメラと考えられています。最近起こりました、群馬でのスーパーマーケットに車が突入する事故がございましたけども、このときも、駐車場にとめられていた車のドライブレコーダーから、その状況が鮮明に映し出されておりました。  このようなことから、ドライブレコーダーは安全なまちづくりを進めるためにとても有益なものだと考えます。まずは、職員が乗っていらっしゃいます公用車にこれを設置して、職員の安全を図るとともに、職員のみずからの見守り体制の構築につなげていただきたいと考えますけども、公用車にドライブレコーダーをつけるということに関しては、どのようにお考えになりますでしょうか。 132 ◯総務課長濱村満成君) お答えいたします。  公用車へのドライブレコーダーの設置ということでありますけど、ドライブレコーダーの設置につきましては、職員が公務中に自動車運転をした場合、交通事故に巻き込まれた場合などに、事故現場を記録することによって自己防衛──職員を守るためにする有効な手段の一つだと考えております。そういうところで認識しております。  また、議員が御提案をされたように、ドライブレコーダーを設置することによりまして、安全なまちづくりのための有益な一つの手段ということでも認識しております。  現在は、青色の回転灯のパトロールカー、こちらにつきましては、見守り活動を含めました町内行政パトロールであったり、職員によりまして週2回ほど行っておりますけれども、そのほかにですね、PTA等の見守り活動等にも御活用のほうをいただいている状態であります。  こういったパトロールの活動に生かせるように、まずは青色回転灯のパトロールカーを含めまして、公用車へのドライブレコーダーの設置につきましては、計画的にですね、一度にということではないですけども、計画的に数年で整備していきたいというところで検討を進めたいと考えております。  以上でございます。 133 ◯前田美和子議員 とても公用車への設置は有益だと思いますので、一気にはやっぱり無理だとは思いますけども、徐々に進めていただいて、見守り体制の強化を図っていただきたいと思います。どうぞ前向きに御検討お願いいたします。  そしてまた、行く行くはですね、多くの町民の皆さんに設置をしていただき、町全体で見守り体制をつくるということが、この先、事故や犯罪を未然に防ぐことにつながるのではないかと考えます。  安心安全な町長洲、そのためには──これは私の考えなんですけど、希望なんですけど、ドライブレコーダーの設置に、一部補助金などを出すという仕組みが将来的にあればいいかなと思います。御検討ください、先々ですけども。  さて、こういうのに合わせてですね、重要なのが、人の目による見守りだと思います。全国では、登下校時に事件や事故が発生しています。子どもたちは、常に危険と隣り合わせにあるといっても過言ではないと思います。PTAや、先ほど教育長からも御案内がありましたけども、行政パトロールの見守りも行われておりますが、やはり地区の方の目による見守りが必要だと感じます。  見守り隊はボランティア活動でございますので、地区によっていろいろさまざまです。地区によっては、高齢者のために見守り隊がないという地区もございます。また、90歳の方も参加されてますし、高齢者を逆に見守らなくてはいけないという声も聞かれています。  しかし、見守りは必要です。人の目はとても抑止になりますので、継続していってほしいとは考えています。先ほど、教育長の答弁にございましたけども、庭の草をとるとかですね、下校時間に合わせて地域の方が水やりをするとかいうお話もございまして、地域の方々の生活の中に自然に見守りができていければ、その継続がつながっていくのかと考えます。  しかしながら、そのためには、やっぱり学校と地域が連携を結ばなくてはいけないと考えています。この学校と地域の連携について、どのようにお考えかをお伺いいたします。 134 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほども見守り隊のことにつきましては、御説明をいたしました。現在、御存じのとおり、ボランティアという形で、見守り隊の方、御協力をいただいております。これから、やはり子どもたちを見る目というのは、地域の方々の協力が必ず必要であるというふうに思っております。  そこで、現在、教育委員会のほうでは、コミュニティースクールの導入に向けて、現在準備をしているところであります。このコミュニティースクールというのは、地域が子どもたちをどのように育てるのか、学校と協力してどのように子どもたちを育てていくのか、地域と協働した取り組みというものでございます。そういう中で、地域と学校、また保護者が連携して、子どもたちの安全を図る上でですね、何かできないかということを、今後、コミュニティースクールの中でもその取り組みについて考えていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 135 ◯前田美和子議員 今、課長のほうから、コミュニティースクールが将来的にできていくということを聞きまして、とてもうれしく思います。学校と地域とPTAがですね、連携していく中で、この取り組みはとてもいいことだと思います。地域のその中に、続く中において、地域の子は地域で守る、これが一番いいということなので、この体制づくりが広がることを希望します。  それでは、高齢化に向かい、核家族化も進み、ひとり暮らしの方がふえています。町長の御答弁からもございましたけども、本町では、民生委員の方の訪問に加えて株式会社ユーマートトクナガや郵便局、その他各事業者との高齢者の見守り協定を締結しています。これは、見守り体制についてとても安心をもたらすものであり、私は高く評価できるものだと思います。  まだ町には多くの事業者がございますので、これから先もこういう事業者との提携が広がっていくことを繰り広がっていけば、また見守り体制も強化されるのだと考えています。ぜひお願いいたします。  それから、これらの事業者との情報の共有化が必要だと考えますが、この情報の共有化はできておりますでしょうか。お尋ねします。 136 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  1月と3月に、町のほうは、高齢者等の見守りに関して協定を結ばせていただきました。今後の運用につきまして、どうしても高齢者の方の個人情報の取り扱いになってきます。現状としましては、区長さんや民生委員さんとの情報の共有は図っております。ただ、議員のお尋ねにありますように、民間事業者との情報の共有化は、現段階では図っておりません。  以上でございます。 137 ◯前田美和子議員 今のところは共有化を図ってらっしゃらないということです。でも、個人情報を共有するということは、やっぱり個人情報の保護の面からすればなかなか難しいのではないかと思いますけども、見守り体制を構築していくためには、各事業者とのネットワークをつくっていくことはとても大切なことだと思います。  各事業者との情報の共有化を今後、進めていただきたいと希望しますけど、いかがでしょうか。 138 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  議員御質問の事業所との見守りに関しましては、4月より事業を開始しているところでございます。約1年ほどが経過すれば、どういった状況で高齢者の徘徊があっているのかという状況等もですね、集計がまとまりますので、今後ですね、そういった町の状況というところの情報をですね、共有するための会議について、前向きに進める方向で検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 139 ◯前田美和子議員 ぜひ、開催を進めていただきたいと思います。そして、見守りネットワークの構築を進めていただきたいと思います。  それから、私の通告の1番と2番がちょっと前後したということで御指摘を受けましたので、今後、気をつけていきたいと思います。  安心安全のまちづくりは、一夜にできるものではなく、地道な活動が必要だと思います。日々継続していくことが大事です。これからの活動を期待して、私の一般質問を終わります。 140 ◯徳永範昭議長 以上で一般質問を終了します。 ─────────────────────────────────────────── 日程第2 承認第1号 長洲町税条例等の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることに            ついて 141 ◯徳永範昭議長 日程第2、承認第1号「長洲町税条例等の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについて」を議題とします。  提案理由の説明を求めます。 142 ◯税務課長(中村敏郎君) ただいま議題となりました承認第1号、長洲町税条例等の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについて御説明いたします。  地方自治法第179条第1項の規定により、別紙とおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求める。  平成30年6月18日提出、長洲町長、中逸博光でございます。  次のページをお願いします。  専決処分書。地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分する。  平成30年3月31日、長洲町長、中逸博光でございます。  続きまして、この条例を専決処分とした経緯及び理由を御説明いたします。  今回の専決処分は、地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令等の一部を改正する政令、地方税法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令、地方税法施行令の一部を改正する政令、地方税法施行規則の一部を改正する省令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が、平成30年3月31日にそれぞれ公布され、原則として同年4月1日から施行されたことに伴い、条例の改正を行う必要があり、長洲町税条例等の一部を改正する条例の専決処分を行い、条例の公布を行ったところでございます。  なお、条例の施行日が、原則平成30年4月1日となっており、平成30年度から直ちに適用するといった内容が含まれておりますので、やむを得ず専決処分とさせていただいたところでございます。  主な改正点といたしまして、個人住民税における所得控除及び基礎控除の見直し、固定資産税における土地税制、家屋税制における現行制度の延長、償却資産税制における特例措置の創設、たばこ税の引き上げなどとなっております。  次ページの条例の改正文をお願いいたします。  長洲町条例第11号、長洲町税条例等の一部を改正する条例。長洲町税条例の一部を次のように改正する。  これからは、議案説明資料の新旧対照表のほうで御説明させていただきますので、説明資料1ページをお願いいたします。なお、新旧対照表は左側が改正前、右側が改正後となっております。  条例第20条の改正につきましては、第48条及び第52条の改正に伴う所要の規定の整備を行うものであります。  第24条につきましては、法律及び政令改正に合わせて、障がい者、未成年者、寡婦、寡夫に対する非課税措置の所得要件の引き上げ、控除対象配偶者の定義変更に伴う規定の整備、均等割非課税限度額の10万円引き上げの改正を行うものでございます。  2ページの第34条の2の改正につきましては、法律改正に合わせて、基礎控除額に所得要件を創設する改正でございます。  34条の6の改正につきましては、法律改正に合わせまして、調整控除額に所得要件を創設するものであります。  3ページの第36条の2の改正につきましては、法律改正及び省令改正に合わせまして、規定の整備を行うものでございます。  5ページの第47条の3、第47条の5の改正につきましては、法律改正に合わせまして、規定の整備を行うための改正でございます。  6ページの48条の改正につきましては、大法人に対する申告書の電子申告処理組織による提出義務について規定し、その他所要の規定の整備を行うため、法律改正に合わせて改正するものでございます。  続きまして、9ページの第52条の改正につきましては、納期限の延長の場合、延滞金の計算について、法律改正に合わせて改正するものでございます。  続きまして、12ページの第54条の改正につきましては、償却資産について、省令改正に合わせて改正するものでございます。  第92条の改正につきましては、法律改正に合わせて、製造たばこの区分を新たに創設するための改正でございます。  13ページの第93条の2の改正につきましては、法規定の新設に合わせて、加熱式たばこを製造たばことみなす場合の規定を新設するものでございます。  第94条の改正につきましては、法律改正に合わせて、加熱式たばこに係る紙巻きたばこの本数への換算方法について、重量と価格を紙巻きたばこに換算する方式とするなどの規定の整備を行うための改正でございます。  16ページの第95条の改正につきましては、法律改正に合わせてのたばこ税の税率を改正するための改正でございます。  第96条及び第98条の改正につきましては、改正に伴う条ずれ及び規定の整備を行うための改正でございます。  17ページの附則第3条の2、次ページの第4条の改正につきましては、改正に伴う規定の整備を行うための改正でございます。  19ページの附則第5条の改正につきましては、法律改正に合わせて、所得非課税限度額を10万円引き上げる改正でございます。  附則第10条の2第1項の改正につきましては、法律改正に合わせて、水質汚濁防止法に規定する特定施設の課税標準の特例について、現行の3分の1を2分の1に改正するものであります。  第5項から第9項の改正につきましては、法律改正に合わせて、津波避難施設に係る課税標準の特例措置について改正を行うものでございます。  第12項から第19項の改正につきましては、法律改正に合わせて、特定再生可能エネルギー発電設備に係る課税標準の特例についての改正でございます。  第22項の改正につきましては、法律改正に合わせて、生産性向上を目的とし、中小事業者等による町が作成した計画に基づき行われた一定の設備投資について、課税標準額を3年間ゼロとする改正でございます。  21ページの附則第10条の3の第11項までの改正につきましては、新築住宅に係る税額の現行の減額措置が2年間延長されたことに伴い、固定資産税の減額の適用を受けようとする者がすべき申告について、政令等の改正に合わせて改正するものでございます。  24ページの第12項の改正につきましては、規定の新設に合わせて、バリアフリー改修が行われた劇場や音楽堂に係る税額の減額措置を受けようとする者がすべき申告について規定する改正でございます。  附則第11条の2、第12条、第13条、第15条の改正につきましては、現行の土地税制が3年間延長されたことにより、法律改正に合わせて改正するものでございます。  28ページの附則第17条の2の改正につきましては、租税特別措置法の改正に伴う条ずれによる改正でございます。  30ページの第2条関係の改正につきましては、加熱式たばこが5段階に分けて課税方式が見直されることに伴い、第2段階の見直しのための改正をするものでございます。  31ページの第3条関係の改正につきましては、加熱式たばこの第3段階の見直し及びたばこ税率が3段階で引き上げられることに伴う第2段階の税率の改正のための改正でございます。  32ページの第4条関係につきましては、加熱式たばこの第4段階の見直し及びたばこ税率が3段階に引き上げられることに伴う第3段階の税率の改正のための改正でございます。
     34ページの第5条関係につきましては、加熱式たばこの第5段階の見直しの改正のための改正でございます。  37ページの第6条関係につきましては、平成27年改正で旧3級品たばこの税率を4段階で改正してきており、4段階目の改正については平成31年4月1日となっておりましたが、今回のたばこの税率改正に合わせて、平成31年10月1日と延長されたことにより、改正をするものでございます。  議案書に戻りまして12ページ、附則としまして第1条、「この条例は、平成30年4月1日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する」としております。  第2条は町民税に関する経過措置を、第3条、第4条は固定資産税に関する経過措置を、第5条以降は町たばこ税に関する経過措置及び手持品課税に係る町たばこ税について規定させていただいております。  以上が、承認第1号、長洲町税条例等の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについての御説明とさせていただきます。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 143 ◯徳永範昭議長 説明が終わりました。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。                  (なしの声あり) 144 ◯徳永範昭議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。                  (なしの声あり) 145 ◯徳永範昭議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから承認第1号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。                 (異議なしの声あり) 146 ◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、承認第1号は原案のとおり承認することに決定しました。 ─────────────────────────────────────────── 日程第3 承認第2号 長洲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求            めることについて 147 ◯徳永範昭議長 日程第3、承認第2号「長洲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについて」を議題とします。  提案理由の説明を求めます。 148 ◯税務課長(中村敏郎君) ただいま議題となりました承認第2号、長洲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについて御説明いたします。  地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求める。  平成30年6月18日提出、長洲町長、中逸博光でございます。  次のページをお願いします。  専決処分書。地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分する。  平成30年3月31日、長洲町長、中逸博光でございます。  続きまして、この条例を専決処分とした経緯及び理由を御説明いたします。  今回の専決処分は、地方税法施行令の一部を改正する政令が平成30年3月31日に公布され、平成30年4月1日から施行とされたことに伴い、長洲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分を行い、条例の公布を行ったところでございます。なお、条例の施行日が平成30年4月1日となっており、やむを得ず専決処分とさせていただいたところでございます。  改正点としましては、課税限度額引き上げ、それと5割軽減、2割軽減の基準額の見直しであります。  次のページ、条例の改正文をお願いします。  長洲町条例第12号、長洲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例。長洲町国民健康保険税条例の一部を次のように改正する。  ここからにつきましては、議案説明資料の新旧対照表のほうで御説明させていただきますので、説明資料40ページをお願いいたします。なお、新旧対照表は、左側が改正前、右側が改正後となっております。  第2条第2項中、基礎課税額の限度額の54万円を58万円に改正するものです。  第23条中、54万円を58万円に改め、同条第2号中、5割軽減判定の際の1人当たりの加算額の27万円を27万5,000円に改め、同条第3号中、2割軽減判定の際の1人当たりの加算額の49万円を50万円に改めるものであります。  議案書のほうに戻りまして、21ページをお願いします。  附則第1項、この条例は平成30年4月1日から施行する。第2項、この条例による改正後の長洲町国民健康保険税条例の規定は、平成30年度以降の年度の国民健康保険税について適用し、平成29年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例による。  以上が承認第2号、長洲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについての御説明とさせていただきます。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 149 ◯徳永範昭議長 説明が終わりました。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。                  (なしの声あり) 150 ◯徳永範昭議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。                  (なしの声あり) 151 ◯徳永範昭議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから承認第2号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。                 (異議なしの声あり) 152 ◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、承認第2号は原案のとおり承認することに決定しました。  以上で、本日の日程は全部終了しました。本日はこれで散会します。                散会(午後 4時04分) Copyright © Nagasu Town Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...