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平成21年第1回定例会(第4号) 名簿 2009-03-18
平成21年第1回定例会(第4号) 本文 2009-03-18

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  1. 長洲町議会 2009-03-18
    平成21年第1回定例会(第4号) 本文 2009-03-18


    取得元: 長洲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                開議(午前10時01分) 議 長(松井一也) おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。  日程第1、議案第14号「平成21年度長洲町一般会計予算について」の質疑を行います。  まず、歳入から行います。歳入全般について質疑はありませんか。質疑はありませんか。 2 池上滿則 歳入でお尋ねします。  歳入で、法人とか個人とかの歳入ですけど、特別徴収、これに係る特別徴収義務者は、20年度に比べてどのくらい指定の件数を見込まれておられるかお尋ねします。 3 税務課長 お答えいたします。  特徴事業所数ですね、これにつきましては、19年度が933、20年度が973ということで、ふえているところでございます。以上です。  (21年度は……。)  お答えします。  この21年度の見込みにつきましては、この試算をいたしますときには同数、この973、同数で推移するものと考えております。以上です。 4 池上滿則 この特別徴収義務に係る滞納が最近目立ち始めてきております。この特別徴収義務者は毎月納付ですね、これは。だから、この方たちが滞納がふえないように、今年度はどのように考えておられるかお願いします。 5 税務課長 お答えをいたします。  この滞納がふえないような対策といいますと、やはりまず、その状況把握を早急にいたしまして、どうしても特徴ができないという状況を早期に判断をいたしまして、普通徴収のほうに切りかえを行うということが第一番だと思います。  過去の分で、その滞納等がありました分については、納付要求、そして、それでもできない場合には滞納整理、滞納処分と、そういった形になるだろうと思います。以上です。 6 池上滿則 同じく法人関係の固定資産税の滞納、これが発生した場合、どのような対応をされるか。固定資産につきましては年4回ですから、法人関係の固定資産は金額がかなり張りますので、これの法人関係の滞納が発生した場合の取り組み方をお尋ねします。 7 税務課長 お答えいたします。  この法人関係の固定資産の滞納の件でございますけども、非常に法人は業績が悪くなりますと、そういう休業したりとか、経営者が所在不明になったりとか、いろんな状況がございます。これにつきましては、どういった対応をするかというのは、先ほども申しましたとおり、やはり納付要求、これをですね、きちんと行いまして、それでどうしてもできないときには、滞納整理とか、そういった形に、これも同じような展開になるのではないかと思います。以上です。
    8 池上滿則 これからの質問、ちょっとすみません、予算説明資料でいたしますので、よろしくお願いします。  今年度初めて出てきたような感じがしますけど、4ページの九電、NTTの法定外使用料、これが予算化になった理由をお尋ねします。 9 建設農政課長 お答えいたします。  法定外財産、これは里道、水路あたりが国のほうから町のほうへ移管されました。これによる占用の使用料でございます。以上でございます。 10 池上滿則 それはわかりますけど、これは調査されたんですか、それともNTT、九電さんから申告があったのですか。  それと、もう一つ。このような使用料の対象となるものは、ほかにはないんですか。NTTさんと九電のほかには、こういう使用料をいただく対象者はないのかお尋ねします。 11 建設農政課長 お答えいたします。  法定外財産につきましては、以前が県で管理、徴収しておりました。それをそっくりそのまま町のほうに移管して、現所有占用物件をそのまま引き継いで徴収しているところでございます。  それから、NTT、九電あたりはそういう状況でございます。個人さんについては、生活必需占用物件ということで、県のほうも無税化といいますか、占用料を徴収してないので、現在も生活に必要な道路、里道の占用物件についてはございません。以上でございます。 12 池上滿則 何ていいますかね、そういう物件が町内にどのくらいあるということは確認は今後、日ごろの仕事の関係で外出される場合は一応、件数の把握なんかは確認をお願いしておきます。  それから9ページですね、雑入に滞納処分費が計上してありますが、これについて説明をお願いいたします。 13 税務課長 失礼しました。この滞納処分費につきましては、今、滞納者に対しましては、いろんな状況によって、差し押さえとか、そういった滞納処分を実施をいたしております。その中で、車を差し押さえをしますと、車のレッカー車借り上げ料というのが発生するわけでございます。これは、業者のほうにはレッカー車借り上げ料についてはすぐ支払わなければいけませんので、歳出でそれを出しまして、そして、個人のほうからいただいたこの借り上げ料の分をですね、歳入の中に入れるということで、このレッカー車借り上げ料と不動産の鑑定料、これにつきましては、不動産について差し押さえをいたしますと、不動産の鑑定を行うわけでございます。これについても、町はすぐ支払わなければいけませんので、そういう差し押さえの中からですね、それをいただいて、それを歳入に入れるということで、この同額が歳出のほうに予算化しているところでございます。以上です。 14 池上滿則 雑入にですね、就園奨励金の返還金、これは幾らか計上してありますか。 15 学校教育課長 この予算計上につきましては、一応この当初予算では存目という形で設けております。以上です。 16 池上滿則 存目ではこれを徴収する意欲が我々には見えません。目標を立ててもらわなければ。目標があって、それに対して努力するわけで、仕事するわけでしょう。存目というのは余りにも失礼じゃないですかね。仕事はすべて目標があって、それに向かって仕事するわけですから、この存目では、もうこれには取り組みませんよというように見えますよ。 17 学校教育課長 決してそうではございません。この幼稚園就園奨励費の過払い額の取り組みについては、そもそも、12、13年度の過払い分の取り組みでございますけども、この性格から、この収入というのが具体的に見込めないのが現状でございます。そういった中で、20年度に引き継ぎをいたしました。これを早く、1年でも終わらせたいという気持ちで、1年間頑張ってまいりました。その結果、意欲と言われましたけども、学校教育課としては、昼間、夜間、電話、そういったことで、延べ30回ほど対応しております。  そういったことで、当初7名の対象者がございましたけども、現在4名、3名はもう終わっております。あと4名、また引き続き、強い決意で取り組む覚悟でいたしております。  予算計上は、そういうことで、一応、存目という形でとらせていただいております。以上です。 18 池上滿則 決意を言葉で言われても、それを数字にあらわしてもらわなければわからないわけですよ。これだけ今年度は返していただくという、何回でもその努力はされていますけど、目標がなければどうにもならんと思うわけですよ。この金額は、弁護士と相談したらば、町はいただいていいという答えになっとるわけでしょうが。だから、何なりと、ことしの目標はこれっちゅう目標に向かって一生懸命努力してもらわなければ、これから、予算上からは、言葉で言われても、見えません。  教育長はどう考えておられますか。 19 教育長 お答えをいたします。  ただいま課長が申しましたように、私も、職につきましてから、ずっと家庭訪問なりをさせていただきました。そして、本年度もそれぞれ参ったわけでございますけれども、現状としては、なかなか金額をあらわすことがしにくいところもございました。ただ、御理解をいただきながら、少しずつ返していただくということはできているところが現状でございます。以上でございます。 20 池上滿則 じゃあですよ、税務課か何かは滞納金額に対して幾らという目標設定してますよ。私は、これに対する取り組みには熱意がないとしか、この予算上では思えません。  以上で歳入、終わります。 21 議 長 ほかに質疑はありませんか。 22 市原一廣 今の関連になりますが、今現在幾ら残っているんですか。 23 学校教育課長 3月の11日現在で56万400円でございます。以上です。 24 市原一廣 これ、もうやがて10年になりますですよね。で、もう当時の教育長も担当課長もやめて、おられない。町長ももうこの4月で退職をされる。一体だれが責任をとるのか、明確にしてもらいたいと思います。 25 学校教育課長 私も事務引き継ぎを受けまして、この取り組みを早く解決しなければという思いで、昨年の7月に顧問弁護士のほうにお尋ねに行きました。こういった過払いの性格上、今までのような取り組みでいいのでしょうか、法的に問題はないのでしょうかという相談をいたしました。その結果としては、確かに町が積算の過程で誤ったこととはいえ、保護者に対してはそういった事情説明というのは町のほうで義務を負うということで、実情的にはやむを得ない対応であり、現在までの対応には法的に問題はないと考える、という御意見でございましたので、それ以降、それぞれ戸別訪問、電話訪問なりして、再度お願いをいたしているところでございます。  それで、私としては、あと1年間精いっぱい努力をしていきたいと考えております。で、このまま私も引きずってはいけないと思うわけでございます。ですから、精いっぱい努力して、どうしてもできないということであれば、また、この処理については検討していきたいと、私は考えております。以上です。 26 市原一廣 この際、町長、当時の教育長、当時の担当課長に払っていただくことはできないんでしょうか。そして、お金が回収次第、その3名の方にまた戻すという形をとられてはどうでしょうか。 27 総務課長 今、市原議員の御提案ですけども、これにつきましては、職員の賠償責任という自治法上の問題があります。重大な過失を犯した場合については、職員に賠償責任を負わすということでありますけども、今回の場合については、職員の賠償責任は発生しないという解釈でおります。 28 市原一廣 賠償ではありません。仮払いですけど。 29 総務課長 仮払いをさせるという根拠がございません。以上です。 30 市原一廣 じゃあ、その点に関して、町長はどういうお気持ちでいらっしゃいますか。56万、10年もたって残っている状況を見て。 31 町 長 どういうお気持ちですかという御質問でございますが、これは、職員が過払いしたということでありますので、職員が今しっかりですね、その分を住民の皆さん方にお願いをして、今、回収ですか、の作業をやっているところでありますので、これは、当面はですね、引き続き努力するということで、私も今、それを見守っているところであります。 32 市原一廣 町長としての責任も感じられておりますか。 33 町 長 それは、事務的にミスを犯したということで、職員を管理する立場からしたら、責任は感じているところであります。  (終わります。) 34 議 長 ほかに質疑はありませんか。 35 樋口エミ子 ごみ袋製作委託料についてですけども、ごみ袋、大と小、予算化してあります。 36 議 長 ページ数。 37 樋口エミ子 ページ数、説明資料の22ページ、歳出の件です。 38 議 長 歳入全般です。 39 樋口エミ子 失礼いたしました。 40 議 長 ほかに質疑ありませんか。 41 上野弓雄 ページは10ページになります。  町長におかれましては……。ちょっと質問の前に、町長はですね、今回、一応、5月をもって勇退されるということで、3期12年間、大変御苦労でございました。  それで、まずお尋ねいたしますけれども、ここで今回、税収が8,000万……、いや、失礼しました。減額しておりますけれども、交付税がまた減額されている。この交付税と税収の関係は、私たちは、私は、税収が多くなれば交付税が減額、税収が落ち込めば交付税のほうで補てんというふうな今までの対応だったと思いますが、今回はいろいろ厳しい財政状況から、国も我々もそういった制度になっておると思いますが、そのところについての説明をお願いしたいと思います。 42 総務課長 昨日の提案理由の説明で申し上げましたけども、地方交付税につきましては、地方財政計画において別枠で1兆円を出すと、増額するというふうになっております。それに伴い、0.8兆円の増額が見込まれるということでありましたが、きのうも御説明いたしましたように、本町におきましては、平成19年度に下水道平準化債の影響がございます。それによりまして、8,000万程度の減額になっておるところでございます。以上です。 43 議 長 よろしいですか。  (はい。)  ほかに質疑はありませんか。 44 杉本勝彦 歳入のたばこ税のことでございますけども、例年減になっております。本年度は1,300万。これはどういう状況と現状把握されておりますか。 45 税務課長 お答えをいたします。  このたばこ税の減収の要因といいますと、これはまず、喫煙場所の制限、いろいろ分煙とかそういったものがかなり広がっております。それと、それぞれの方が健康志向、たばこはそういういろんな弊害があるというような、そういう健康志向の高まり、そういったものによってですね、そういうたばこ消費量の減収を見込んでおります。  昨年まではtaspoの影響もあると、そういう答弁をいたしておりましたけど、これについては……。消費者のほうが購入場所を変更するとか、そういった対応でですね、コンビニに流れるとか、そういった形で、taspoの影響は今のところないんではないかと、そのような考えでおります。以上です。 46 杉本勝彦 今年度のたばこの売り上げ的には、前年度比べてもそう大して変わらないというような状況だと思うんですよ。というのは、なぜかというのは、小売店では、自動販売機でやっているところは、taspoというカードを使ってやります。これが面倒くさいかわりに、セブンイレブン、すなわちコンビニですね、そっちで買い求める人がかなり多い。ですから、現状からしますと、売り上げ的にはそんなに減になっていない。健康を害するといっても、そんなに減にはなってないはずです。  それに対して1,300万。これ、つまり、コンビニストアで税収が入らないということなんです。ですから、長洲にあるセブンイレブンとかココストアとか、こういうのは本部のほうの税収であって、町には落ちない税収だと思うんです。ですから、この分の減が生じているんじゃないかと思います。町としては、その落ちる部分をどうしたらいいかという対策を私は知りたいです。 47 税務課長 お答えいたします。  今、長洲町にコンビニと言われるところはかなりございます。ここの売り上げにつきましては、JT──日本たばこ産業、それから九州財務局、それと熊本県等に、きちんと所在の市町村に納税されているかという確認をいたしたところでございます。これについてはですね、コンビニの売り上げ、それについては、きちんと長洲町のほうに計上されていると、そういうことで確認をいたしております。  それでも、そういうたばこの消費量というのは、やはり分煙とか健康志向とか、そういったものが強くてですね、これは熊本県下全市町村での傾向でございます。以上です。  (終わります。) 48 議 長 ほかに質疑はありませんか。 49 川本幸昭 それでは、歳入のまず、今年度の一般会計の予算は、町長選挙のために骨格ということになっています。しかし、骨格であっても、49億何がしですよね。昨年は、一生懸命練りに練ってつくった予算案が52億。そんなに変わらないんですね。あと2億か3億まで行かないということなんですけど、これはどういう形で予算編成を町長はされたのか、まず町長に聞きましょう。 50 総務課長 昨日の説明でも申し上げましたように、今回につきましては、義務的経費を中心に編成したということで、説明したとおりでございます。以上です。 51 川本幸昭 義務的経費という形で今、答弁されましたけども、次になられる方がしても、どういう形になるかということで、歳入でこの義務的経費で、あと余計入ってくるようなやつは、何かあるんですか。6月にまた政策的なやつとか何とかされるでしょうっちゅうことでしょうけど。この後、入ってくるお金は。 52 総務課長 この骨格予算ですけども、事務方ベースでの6月補正につきましては、2億9,400万程度になろうかと思います。これについては、事務方ベースでの予測であります。この2億9,400万を見込まれますけども、基金からの繰入金は見込まずに、2億9,400万程度が事務方での補正予算額と考えております。以上です。 53 川本幸昭 そういうのをして、次の新しい人にそういう面をしていただくということですけども、私はですね、町長も12年されて、やはりこういうことは最後に自分としてやっておきたいなと、政策的な問題であってもですね、引き継ぎのときに、こういうことは私はどうしてもやりたかったからしましたよと、そういうのがこの予算の中に、私は貫かれる必要があるかなと思っているんですよ。交代だから、もう義務的な経費、いわゆる経常経費、必要なものだけしかしないよということになってますんでね、そういう点については、町長は、いや、今回はもう本当に事務的な経費で、自分のやりたいということはもう載せませんでしたというようなことでしょうか。 54 町 長 改選時期にもよるのかなというふうに思います。確かに私が新年度になったとしても、4月の一月だけですね、5月8日ですから。そういう中で、年度を通して私の思いを伝えられるかということになると、ちょっと私も遠慮せざるを得なかったというところであります。 55 川本幸昭 期間の問題等も確かにあるでしょうけどね。私はやっぱりそういう点、1本これは自分なりにやってきたんだというやつがですね、やっぱり町民もそういうのが欲しい形はあったんだろうと思いますけれども、残念ですね。そういうのがなかったということは、非常に残念ですけれども。  まず、この歳入の10ページから11ページ、12ページ、いわゆる町税の問題はあっていましたけども、町税で、町民税等につきましては、まず個人から行きますと、個人はこれ、減額になっているんですね、5億8,000万という形で。いわゆる不況なり、売り上げ不振なり、失業者の皆さんがたくさん出とる、非正規の労働者が職場を奪われた、いろいろ条件はあるでしょうけども、どういう形で今年度の減収を見ているんですか。 56 税務課長 お答えをいたします。  この個人町民税等の予測につきましては、昨年の10月までは、勤労所得というのは堅調な動向といいますか、そういったものでございました。全国のそういう調査でも、そういう結果が出ております。しかし、10月以降につきましては、マイナスを示すということでございました。しかし、全体的にはそういう個人の所得といいますか、そういったものはほぼ横ばいというような形で、いろいろ積算をしたわけでございます。  ただ、今回は団塊の世代と言われる方々が、100人ほど退職をされるというような予測をいたしております。そういう形で、そういう方の分が減収要因となったということで、そういう480万とか、そういう減額を予想したわけでございます。以上です。 57 川本幸昭 今、町民税、いわゆる長洲町の人口が1万7,200か少しですよね。そういう町民の中で、いわゆる所得割を払っている人が、この所得割の金額が5億8,000万近くの5億近くになるんだろうと思うんですよね。実際、所得割を納めている人は町民の何割になりますか。3割ですか、4割ですか。 58 税務課長 お答えします。  所得割を納めていただく方、これは6,710人でございます。これを人口で割りますと、ほぼ38%ぐらいの方が所得割を納めるということでございます。 59 川本幸昭 今、その人たちが、3月16日で確定申告が終わりました。それぞれ感覚というのは持っておられるだろうと思うんですね。ことしの確定申告、いわゆる町場、住民税の申告等がありましたけども、今言われたように、団塊の世代だけの減収なのか、もっとこれから住民税については、これはことしの申告状況を見ると、減額になるかなというような感じは持ってませんか。所得、収入が減ったというような感じは持ってませんか。 60 税務課長 お答えします。  この町民税、町県民税につきましては、昨年の1年間、1月から12月までの収入をもとに計算をいたしまして、6月に賦課を決定するということになるわけでございます。ことしの申告の状況につきましては、給与所得、農業所得、いろいろございます。これについては、今、申告を受けたばかりでございますので、まだ十分な分析はできておりません。そういう形で、今、整理をしておりますので、近いうちにはそういうのが判明するかと思います。  しかし、給与所得者がかなり占めておりますので、そういう極端な減り方といいますか、そういったものはですね、現時点では予測をしていないところでございます。以上です。 61 川本幸昭 そこで、住民税等も、町民の皆さんが納めます固定資産税、さっきのたばこ税も問題ありましたけども、そういう中で、やっぱり収入に非常に変動、いわゆる減額になる可能性ちゅうのが、ほとんどのところにあるんじゃないかなと思っているんですね。ことしの賃上げも、各企業は定昇までやらないというようなことになってますんでですね。  そこで、いわゆる滞納が、私は、町税の中で、一般会計の中でもですね、いろいろの形で出てくるんじゃないかなというような気がしてるんですよ。こういう社会的今の状況から見ればですね、まず生活を守るというのが主体ですから、やはり税金というのが、そういう一時的にですね、ちょっと支払いが困難だという人がふえやしないかなと思っているんですけども、そういう点についての、あなた方は何か特別な収納対策というのをもうしているんでしょう。 62 税務課長 お答えをいたします。  税額については、調定額はそんなに目減りはしないと、そう思っております。しかし、議員御指摘の徴収といいますか、納税をしていただく、その状況については、かなり厳しくなるということは予想をいたしております。そのために、従来の戸別訪問とかいろいろ対策をしておりますけど、やはり悪質な方等については、やはり滞納処分という差し押さえとか、捜索とか、そういったものがございます。そういったもの。  それから、どうしてもできない、本当に生活に困窮をされている方については、やはり分納とか、そういう御相談をしていただくというような形で、やはり誠意を持って対応していかなければいけないと、そう考えております。 63 川本幸昭 長洲町も昨年は、町税についてはちょっと明確でないかもしれませんけども、差し押さえ品を公売されていますよね。これは今までになかった。今までずっと私、ほかの町長にも議論してきました。橋本町長も、今までなかったんだな、かなと思っているんですよ。しかし、昨年からは収納、いわゆる滞納者に対する、これは町長、目が変わったんですか、今までと見る目が。えらいこの人は、今まではあったけど、去年からこれは悪質だ、差し押さえだ、競売で売って幾らかでもしましょうかということは、去年から急にあなたが、いわゆる高飛車に出たかなというふうな感じがします。何で変わったんですか。 64 税務課長 お答えをいたします。  これは、昨年急に変わったということではございません。この準備等については時間をかけてですね、そういう公売、これは公売会計をですね、これは各自治体、玉名郡内でもほとんどのところが公売会とかそういったものを開催したりとか、県の公売会に参加をするとか、そういう状況になっていたわけでございます。  ですから、長洲町もやはり、きちんと納税をされる方と滞納される方、そういった方についてはですね、やはりある程度、そういう町は差し押さえをして公売をしますよというような、やはり姿勢といいますか、そういったものを見せないと、5年間とかそういう滞納しとけば、もう不納欠損とかですね、そういうのになると、町は何もしないという状況をですね、このまま続けていってはいけないと、そういうことで、公売会、それからインターネットのネット公売、そういったものに手をつけたわけでございます。以上です。 65 川本幸昭 滞納整理については、それは努力をして、私はあくまでもこの話し合い等でやっていただくということでですね。いわゆる国家権力、いわゆる税務署等は、差し押さえする権限が非常にありますよね。長洲町は、地方自治体というのは、その住民の暮らしとか福祉を守るというのが大体主体でしょう。だから、そういう人たちが、仮にあなた方がこれは悪質だと思ってもですね、どのようにしてそういう人たちに対応するか、生活が苦しいなら、生活保護申請を奨励したり、いろいろ形があると思いますよ。だから、そういうことをしてやるのが行政、地方自治体。税務署とか国家権力そのものは、ただ差し押さえしますよ。そういう点は、私は地方自治体は違ってるんじゃないかなと思っていますけど、どうでしょうか、町長。 66 町 長 この公売に関して、何も権力をですね、行使しているというところではありません。今、課長が言ったのがすべてでありますが、私も、差し押さえして、公売にかけるときにですね、これは、私も疑ってですね、「これは本当に取り上げてきたの、強制的に」という聞き方で担当課に聞きます。いや、これは、その滞納者と話をして、これはもう使わなくなったからとかですね、これは生活に支障がないからということで、いわゆる税のかわりにですね、それを差し出していただいているということですので、そういう、こういった公売にかける物件に関しても、住民の方と話しながらですね、そういった対応をしているということであります。 67 川本幸昭 私はこの問題も、先ほど分納、いわゆる話し合いで分納制度、または、昨年も言いましたけど、納税猶予、いわゆる非常にことしは収入が落ちる可能性があるということで、納税猶予という制度もありますんでですね、こういうのもありますよというような、そういう徴収するのと、また、住民にはこういう制度もあるから、こういう制度も利用されたらどうですかというような方も、両面やっぱりしていくというのが地方自治体の職員だろうと思うんですね。だから、私は、余りにも昨年、広報に公売しましたということが出ましたんでですね、えらいことやるなというような感じを持ったんですよ。あくまでも話し合いを中心にした滞納整理ちゅうことでやっていただく。私はですね、そういうやり方には納得をしません。  次、行きますね。  もう一つ、国の問題として……。 68 議 長 質疑の途中ですが、ここでしばらく休憩いたします。                 (午前10時47分)
                    (午前11時04分) 69 議 長 休憩前に続き会議を開きます。 70 川本幸昭 それでは、入の12ページやったですね。地方譲与税、いわゆる昨年までの道路特定財源と違って、ことしは何か変化が起きているようですけども、金額的には昨年とどのようになっていますか。 71 総務課長 失礼しました。これにつきましては、丸々973万5,000円の増であります。失礼しました。 72 川本幸昭 いわゆる国も道路特定財源は一般化と言いながら、まだまだ残っていますよね。長洲町の予算の中に入っている、従来の道路特定財源と自動車重量税と自動車取得交付金ですか。この地方揮発油譲与税というのは新しく入ってきたということですけども、これは道路特定財源が一部変更になって、こういうことになっているんですか。 73 総務課長 そのとおりであります。 74 川本幸昭 そのとおりっていって、どうしてこうなったんですか、そんなら。どうしてこうなったんですか。 75 総務課長 一言で申し上げるなら、道路特定財源の一般財源化であります。 76 川本幸昭 いわゆる新しくことしから始まったのが、いわゆる揮発油譲与税ですよね。揮発油については、今までは自動車、軽油ですか、軽油が主だと思うんですけれども、農業者、漁業者等は道路を走りませんので、これは免除といいますか、減免制度がありますよね。それと、ガソリンなんかについても、農業者、漁業者、道路を走らないところは、これはこういうのは適用されるんですか、今度は。役場で庁舎内で使うのは道路は走りませんよね。ボイラーとか何とか。そういうのは安い方法で購入されるんですか。どうですか、これ。 77 総務課長 申しわけございませんけども、そこまでは調べておりません。 78 川本幸昭 実はですね、いわゆるこれは、農業者や漁業者が国に要望した点が非常にあるんですよね。だから、新しくできて、だから、従来のやつに比べれば、この地方に回ってくるのが、私は減額されておるんじゃないかなということを思っているんですよ。そういう減免になりますから。道路を走らない車ですよね、耕運機とか、船外機とか。漁船に使う、重油なんかも、軽油なんかも。だから、全体として下がっているから、この揮発油税というのが非常に、私は少ないんかなというような感じを持っているんですけど。それは調べてないなら、また調べておいてくださいね。これは、そういう地場産業、農業、漁業者たちの要求等で通っていますので、道路を通らない軽油とかガソリンについては、やっぱり減免制度を大いに利用するというのが、私が法律の趣旨からいっても当然だし、町も安いものを買えるんじゃないかなというふうに思っていますので、それはちょっと調べておってくださいね。  それと、ページ14ページ、交通安全対策交付金。ことしが174万ですね。前年に比べて17万8,000円ふえてますけども、私、一般質問でもやりましたけど、交通事故が多発している、死亡者がふえている、そういう割にしては、高度交通安全対策というのがちょっと少ないなと。どういうことでこれは予算を国に要求したのか。どういう形で計上になったのか。ただ従来どおりにぱっとしましたっちゅうことですか。 79 総務課長 交通安全対策特別交付金ですけども、説明書の2ページにありますように、決算見込み額の104.8%で計上いたしております。これの交付金の根拠法ですけども、道路交通法で交通安全対策特別交付金というのが16条にございます。附則にありますけども、これの17条に交付基準がございます。「都道府県及び市町村ごとの交付金の額は、当該都道府県及び市町村の区域における交通事故の発生件数、人口の集中度、その他の事情を考慮して、政令で定めるところに算定した額」という規定がございます。今回、説明書にありますように、104.8%で見込んでいるところであります。以上です。 80 川本幸昭 これは、交通事故対策ですからですね、いわゆる算定の基準がいつになるかということでしょうけども、昨年からことしにかけて、長洲町では死亡事故が多発をしておる。交通安全全体としては減少しつつあるけども、長洲町ではこういう死亡事故が多発しておるということを考えれば、1.4%ですか、1.04%の増でっちゅうことですけども、私はもう少しですね、県にでも、国にでも、安全対策上いろいろやるべきことがあるというのを出せば、交付金もふえてくる、そういう可能性はありますよね、これは。今の現状を見れば、こういう大変な状況になっている、命を落としている方が3名もおられるという実情を言えば、私は、これはふやせる要素というのはあるんじゃないかと思っているんですよ。  ただ、今までの流れでいったらですね、従来も170万、180万ぐらいですよ、ずっと、これは。統計上、10年ぐらい見ても。だから、こういう事態、非常事態だということになればですね、交付金も増額を要求すべきじゃないかなと思ってます。どうぞ。 81 総務課長 先ほど答弁いたしました法律の第18条に、交付時期及び交付時期ごとの交付額ということで定められております。交付時期につきましては、交付ごとに交付すべき額ということで、9月、3月という形で分けられて、政令で定める額となっておりますので、この附則第18条によって政令で定める額が交付されるものと思います。以上です。 82 川本幸昭 新たな交付申請のときはぜひですね、増額を要求してください。たくさん交通安全対策はするべきことが私はあると思いますんでね、それはひとつ要求しておきます。  それで、次、15ページ、土木使用料。住宅使用料で、住宅の使用料が1,701万ということで、昨年より若干収入が減っておるというのは何か事情がありますか。 83 建設農政課長 お答えいたします。  今回予算計上した分につきましては、20年度の実績見込みに基づいて計上したものでございます。それにより算定したものであって、特に変化はございません。以上でございます。 84 川本幸昭 特に変化ないということですけども、いわゆる公営住宅については、国の法律が若干手直しをされてるように聞きますけども、収入によっては家賃の値上げがなされておる、そういうのも既に、これは条例改正じゃないから、附則とか規約でされとる自治体がたくさんありますよね。それは、長洲町はどのようにしましたか。 85 建設農政課長 お答えいたします。  公営住宅の施行令の一部改正ということで、国交省から参っております。そこで家賃算定基準の改定となっております。収入区分の分類が、おおむね増減いたしております。現在、8ランクに分けてございます。そこで、新年度、試算しますれば、おおむね9万8,000円ぐらいの全体的に増になるかと思います。以上でございます。 86 川本幸昭 今、家賃が上がって、それは、それを含んだやつが、この1,700の1万ということで理解していいんでしょうね。 87 建設農政課長 お答えいたします。  この議案書策定時期には、まだ現行どおりの見込み額で計上いたしておりまして、4月1日から今回の改正に伴う通知をしたところであります。先ほど申しましたように、幾分かの増が出てくるところでございます。以上でございます。 88 川本幸昭 それでは、これは正確に言えば、九万何がしだから、2,710万にはもう前年並みとしてプラスになるということですよね。それで、予算をつくるとき……。これ、国の政令はいつできたんですか、いつ通知が来ましたか。 89 建設農政課長 お答えいたします。  平成20年の5月12日付で、都市整備部住宅担当のほうから参って、文書が来ております。以上でございます。 90 川本幸昭 去年ですよね。去年来て、ことしの予算に間に合わなかったっちゅうのは、それを見過ごしたっちゅうことですか。もう、いわゆるそれはもうまだ後からいいや、平成21年の4月だからという感じだったんでしょうか。 91 建設農政課長 お答えいたします。  これは、全国的な問題でありまして、町といたしましても、近隣市町と調整といいますか、あれをとりまして、20年度3月末の家賃に対して上がった分、ある一部の方になるかと思いますけども、それを5年間で割って、正当な価格、5年後に持っていく制度でございまして、ちょっと日程を要したところで、今回の予算のほうには反映していない状況でございます。以上でございます。 92 川本幸昭 前も何かありましたよね。だから、ことし4月1日でしょう、もうすぐ。実際入っている人たちは家賃の変更になる。幾らか上がっていくですね。それはもう通知したということでしょうけど、しかし、それだけの期間があるのに、何でそういうの議論して、こういうことになりました。ほかの市町村、どこの市町村とつり合いをとろうとしたんですか。  政令で決まっているでしょうが。家賃12万3,000円以下の人は、家賃がこれしこ、三万幾らということで。今度は10万以下になったら、どしこですよ、三万幾らかなりますよと、プラスになりますよと、低所得者は家賃の値上げになりますよということで、算定しているじゃないですか。どこと調整をしたんですか。そういう直接、長洲の町民、町営住宅に入っている人たちに影響を及ぼすような問題を、何でもう少し早目に議会なり常任委員会なり、そういうことをしてないんでしょう。私はちょっとおかしいんじゃないかなと思っていますよ。 93 建設農政課長 お答えいたします。  文書が昨年の5月12日に来ております。当然、そのときから対策なりしていかなければならなかったことかと思います。5年間の減免措置について、近隣の意向をちょっと調査するために日時を要しまして、今回、予算には反映していない状況でございます。以上でございます。 94 川本幸昭 私は、荒尾の資料をもらったんですけども、荒尾の場合はもう1月末ぐらいは、こういうことはありますということで、それぞれ常任委員会かな、委員がこういうことになっているでしょうと言えば、荒尾市ではこういう家賃の変更になりますという資料ばもう提出されたようですよね。だから、我々もほとんど知りません。どの、10万円台の収入の、15万円台の人がことしの新しい町営住宅の家賃になったかというのは、だれも知らないんですよね、議員は。それで、町営住宅のこの家賃収入を、町に入ってくるのをここで予算に書いてある。そういう中でしか議論ができないんですよね、これは。  どうですか、町長。いわゆる国に連絡の落ち度はあったのか。町としてはもう少し住民に負担を、少しであっても負担をお願いせないかん問題について、もっと機敏に対応して、お知らせしたりして、議会でもやると。私、保育料の問題も言いましたよね、この前。議会にかからんから。でも、町長は全協なり常任委員会にもしますよと言いましたよ。今回どうですか、町長。 95 町 長 私も今、川本議員からの御質問をお聞きして、私が一般質問で答えたのとちょっと違うなと思って、これはまずいなって実は思っておりました。私も報告受けたときには、まだ住民の皆さん方に、対象者に説明をすると、しているという段階ということでお聞きしたもんで、私も常任委員会とか議会には説明したのかというのを担当課に確認するのがですね、非常に私もそこまで気づかなくて、非常に皆さん方には大変申しわけないことをしたなと思っておりますので、また、これはこれとしてですね、またしっかり説明をいたさせますので、どうぞ御理解をお願いしたいと思います。 96 川本幸昭 町長はまだ任期が5月8日までありますので、しっかりそういう点はしとってくださいね。町民から聞かれて、知りませんということで議員は通りませんのでね。  次に、ページ16ページの衛生手数料。その中のし尿くみ取り手数料現年度分3,301万円、これは前年度から減っていますが、人口ではどのくらい減っていますか。世帯でどのくらい減った。いわゆる水洗化したり浄化槽を設置されてということでしょうけども、何名ということで把握していますか。世帯もわかれば言ってください。 97 住民環境課長 世帯について申し上げます。19年度3月については、世帯数は1,245軒でございます。それと、20年度の11月で1,218軒です。以上です。 98 川本幸昭 この予算の計上は、昨年の11月を基点として予算を組んでますということですね。そういうことで理解していいんですか。  (そうです。)  それで、この数字は、歳出のほうの問題も、この11月という数字で計算されておるということで理解していいんでしょうね。 99 住民環境課長 歳出といいますと、委託料のほうの。 100 川本幸昭 そうです。 101 住民環境課長 基本的にはそのような数字になります。 102 川本幸昭 歳入ではそれだけ確認したかったんです。11月ですね、基準はですね。この予算に上げたのはですね。それでは、そこだけわかれば、歳出でまたやりますので。  次、17ページ。いわゆる国庫支出金、国庫委託金の中で、総務費の国庫負担金ですよね。総務課長の説明では、この全体の中では、総選挙と国民投票の費用が入っていますということで、それはどういう形で国から来ましたか。 103 総務課長 15ページ、国庫支出金の国庫委託金、総務委託金の投票人名簿システム構築交付金、このことだろうと思います。これについては、憲法改正の国民投票、18歳以上だったですか、の国民投票に合わせてのシステム構築の交付金であります。以上です。 104 川本幸昭 いわゆる国で国民投票条例、法律が通ったちゅうこと。いわゆるこれは憲法改正を前提にしてる問題でしょう。だから、国民投票は今の中で、衆議院で3分の2以上持っていますから、いろいろつくれますよね。しかし、国民が憲法改正問題等について、こういう予算等をですね、国民は要求しませんよね。だから、どういう形でそういう動きが今までずっと来て、今回載せて、それで選挙人名簿18歳以上からということで、いつごろやりますというのは来ているんですか。国とか県から来たのか、どういう形でこれは来たんですか。 105 議 長 しばらく自席で休憩いたします。                 (午前11時29分)                 (午前11時31分) 106 議 長 休憩前に引き続き会議を開きます。  執行部の答弁を求めます。 107 総務課長 大変失礼しました。熊本の選管の書記長から20年の7月9日事務連絡で参っております。投票名簿に関連する事務に係る情報提供ということで、投票名簿システムの構築スケジュールということで、予定ということで通知が来ております。これによりますと、総務省につきましては、平成19年度からシステム構築方法の決定云々という流れになっております。  市町村ですけども、20年度において、システム構築に係る予算要求云々とあっておりますが、最終的には22年の5月、日本国憲法の改正手続に関する法律の施行ということで実施がなされるようになっております。以上です。 108 川本幸昭 いわゆる18歳以上の人たちが、国民投票がいつあってもできるようにということで、いわゆる実際やるのは憲法改正ですよね。憲法第9条を変更するかどうかというのが一番の争点だろうと思いますけども、中身は選管から来ているわけですよね、構築しなさいということで。これは、どうしても予算に計上しなければならない問題ですか。いや、うちはまだこういうのはやりませんよということにはなりませんか。いや、これは国の何々委任事務だから、そのための交付金だからっちゅうことになりますか。 109 総務課長 川本議員が推測されているとおりでございます。以上です。 110 川本幸昭 これから実際、住民の目にこれからこういうのが予算で上がってますよということに、これから触れられていきますので、どこの自治体でもあんまりこの問題、詳しく何か説明をしないような感じですよね。だから、これも説明文書には、国民投票を前提とした、こういうシステムですよぐらい説明してもらえばですね、この説明文書で、ああ、なるほどという感じになるんですけど、なかなか情報何とかかんとかということになると、実際やろうとしているのは国民投票のためだ、憲法改正のためだと、そういうのはなかなか表に出てきませんよね。もう少し、やるなら詳しく、国民に堂々と、本音はこれをやるんだよちゅうことはやっぱり載せるべきじゃないかな、これ。どうでしょう、こういう予算編成上の問題。 111 総務課長 隠すとかそういった思惑はなかったわけなんですけども、一応ここにありますように、交付金名称で入れたもんですから、そのような表示になりましたけども、特に憲法改正云々を表に出さないというような意図はございませんでした。以上です。 112 川本幸昭 しっかり説明資料をしてください。こういうのを私たちも探すのに大変なんですよ。だから、そうすると、何かまたほかに変わっているのをやっていないかなということになりますんでね、堂々とされたほうが私もいいと思うんですよ、すっきりして。ぜひ次から説明書を書いてくださいね。  それと、23ページに移ります。雑入の、中身いっぱいありますね。私、健康診断のことでお聞きします。581万ということで、これ前年度に比べてどうなっていますか。健康診断が昨年から、後期高齢者制度の導入でいろいろ変わってきていると思いますけども、ちょっと詳しく説明してください。 113 福祉保健介護課長 お答えします。  健康診査の一部負担金ですけど、検査項目が11あります。それで、肺がんが400円、喀たん検査が700円、肝炎ウイルス検診が600円、前立腺がん検診が1,600円、骨密度検診が1,000円、子宮がん検診が1,000円、乳がん検診が1,700円、胃がん検診が1,500円、大腸がん検診が500円、腹部超音波検査が2,000円、健康診査が2,000円となっております。以上です。 114 川本幸昭 これ、昨年からですか。私、昨年度の予算の比較を聞いたんですよ。昨年は800万近くが一部負担金として町民の皆さんが納めておるということで、これはもう、ことしは受診、いわゆる健診を受ける人が少ないだろうということの予算ですか。いや、部分的には受けるけども、こういう特別な項目が受けられない人が多いだろうというような感じの予算計上でしょうか。 115 福祉保健介護課長 20年度の実績見込みで出した関係上、こういった数字になっております。 116 川本幸昭 実績で出した。去年、予算はどしこなっていますか、去年の。 117 福祉保健介護課長 815万1,000円でございます。 118 川本幸昭 815万だったのが、この500万ぐらいの、平成20年度、まあ、3月いっぱい、もう少しありますけども、健診を受ける人が少なかった。だから、予算はもう受けた実績でいこうっちゅうことで、本当は800万ぐらいの一部負担金が入るということは、対象人員はどれぐらい見て、受けられなかったのがこんなにたくさんいるなら、どうしてその人たちに受けてもらうようにしようかということは考えないんですか。 119 福祉保健介護課長 がん検診等でございますので、これはもう本人さんの申し込みで検診をされますので、それ以上、町のほうからは受診は勧めておりませんでした。 120 川本幸昭 後は本人さん次第だということで今言われましたけども、以前の、昨年予算を計上して少なかった。何で皆さん、受けてもらえんのかなということじゃなくて、いや、本人さん次第ですよというような感じですか。本人さんが少なけりゃ少なくて、うちは一部負担金が減ってもいいんですよっちゅうことで。  これは、長洲町の健康とか国保とか、いわゆるその家庭が病気になれば大変ですよね。国保にも影響しますよね。介護にも影響してきますよね。後期高齢者にも75を過ぎたら影響してきますけども、そういう点を考えれば、やっぱりがん検診、早目のがん検診で受ければ、治る率が高いんですよというのが、今みんなの世論じゃないですか。だから、そういう指導といいますか、そういう方針にはなっていないような気がしますね、この予算計上。町長、どうでしょうか。 121 福祉保健介護課長 一応、昨年の実績がこういう状況でありましたものですから、歳入として見る場合、それに合わせたところで、歳入のほうの予算は立てておりますけど、ただ、議員おっしゃいますとおり、ぜひ住民の皆様には健診を受けていただくように、申し込みをまずとりますので、それにぜひ申し込みをしていただければと思っております。 122 川本幸昭 私、やっぱり健康診断、自分の健康とか命の問題ですけども、やはりそれが町にいろいろな形にやっぱり影響してきますんでね、やっぱり受ける人が少なかったっていうのは、やっぱり少し危機感を持つぐらいの担当課になってほしいなと思うんですよね。だから、あなた方、国保の特定健診は45%を目指すんだと目標を上げていますよね。これはペナルティーがあるから、皆さん、健診率上げるんだって。一般会計のやつは上げようという努力をしない。通常で、前年の実績でいいかという感じですよね。  やっぱり私は、今までミニドックという形で受けられておりました。ああいう制度であれば、一括してみんな受けますよね。だから、そういう点からすればですね、今のこの健康診断というのは、非常に私は町民にとっても受けにくい。金額的にも若干これは上がってくるだろうと思いますけど、今までのようなミニドック制度というのをですね、私はもう一回復活させて、皆さんが安心して受けられるような健康診断にすべきかなと思っていますけど、どうでしょうかね。 123 福祉保健介護課長 お答えします。  確かに議員おっしゃるとおり、以前のミニドック健診のときには、確かにがん検診等も一緒に受けられるということで、受診者の皆さんが多かったんですけど、どうしても今回、20年度から保険者が実施する特定健診という、ちょっとうちのほうでも、今、課内のほうでも検討はしているんですけど、だんだんこっちのがん検診等の検診が下がっておるもんですから、受診が。それで、今、検討している段階であるんですけど、確かにそれぞれ、基本健康診査と、それからこういうがん検診を別々にしたことにより受診者が減少したと思っております。 124 川本幸昭 よその自治体では、ミニドックを引き継いで独自でやっているところがあります。75歳以上の人も、それには検診受けていいですよという自治体もあります。今、このように国民を年齢で医療差別したり、健康診断も一般会計、国保、後期高齢者医療と三つありますよね、健康診断も。だから、健康診断、長洲町の町民はすべて一つの健康診断でいきましょうという、そういうのはちょっと検討してくださいよ、課内で。そして、みんなが元気で、本当に医療費も減った、介護も受けなくて元気に暮らしているよというような制度に、私、そういうのに取り組めばですね、私は、町民も理解できますけど、三つあるんですよ、健康診断が。一般会計、国保会計、後期高齢者特別会計。  どうですか、町長。町長、5月何日までですけど、やはり健康診断、今までにずっとやられてきたような感じのを検討して、担当課か新しい町長になられた人にもですね、引き継ぎの中で議論していただくかということになりますけど、どうでしょうか、この考えは。 125 町 長 私も、担当課と話すときは、健康づくりのためには何をするのということをいつも言っております。そこで今、いろいろ国のほうの制度もいろいろ変わるもので、当面はやはりメタボリック対策のですね、健診率を上げようということで、今、課内もそこに少し集中してきたのか、シフトを変更してきたのかなという面は確かにあります。  そこで、ほかの健診もですね、おろそかにしているわけではありませんが、実績どおりの予算を上げてきているわけですが、今おっしゃられるとおり、健康な住民をどうやってつくるかというのが、やっぱり基本だと思いますので、また引き続きそういった健診のあり方等についてはですね、いわゆる研究するように、またしっかり言っていきたいと思います。 126 川本幸昭 次に、入の最後になりますけれどもですね、これは第2表の債務負担行為、これは8ページですかね。債務負担行為で、工業等の振興奨励金というのが22年から23年まで、1,000万円ですよね、限度額が。工場に奨励金を出すのに、なぜ債務負担行為なんでしょうか。 127 まちづくり課長 日立造船株式会社が3月末に竣工するであろう建物の面積が、1万5,628.93平米あります。これを今の奨励金の条例に当てはめてみますと、1,562万8,000円ということで、単年度で、これはすべて単費になりますので、単年度での支出が非常に厳しいということで、端数の562万8,000円を平成21年度で計上し、1,000万円を2カ年で分割するということでございます。以上でございます。 128 川本幸昭 会社に、長洲町の工場誘致条例か、奨励条例、いろいろそれに合致するということでされているんですけども、私、今までこういう工場等に対する奨励金も、単年度、単年度で計上されたと思うんですよね。ことしも592万ですか、日立造船に奨励金を出します。それで、こういう債務負担行為をしてまでですね、私は企業にそれだけ、あと2年分を払わないかんと。これは条例に基づいて、町が財政的な問題があるならば支払わなくてもいいんじゃないですか。私は、今の社会情勢の中でもですね、工場では非正規労働者が人員整理をされて、路頭に迷う、その人たちに対する債務負担行為ならわかりますけども、日立造船にですよ、工場が建てたから、出しますよ、それも債務負担行為しますよと、こういうような町はあまりないんじゃないですか。将来、来年か再来年、町が財政が厳しくなるから、今のうちに確約とっとこうちゅうて。これ、あなたの考えですか、日立造船の考えですか、これ。 129 まちづくり課長 平成21年度、それはそっくり、議員おっしゃるように、1,562万8,000円奨励金をお支払いするのが一番よかったんでございますが、やはり先ほども申しましたように、単費で1,500万程度の金額は厳しいものがございます。  それと、この支払いの根拠でございますが、長洲町工場等振興奨励条例施行規則の第4条第2項に、町の財政事情その他諸般の事情を考慮して必要と認めるときは、3年以内の期間に分割して交付することができる、ということになっておりますので、私どものほうから日立造船のほうにお願いして、分割をお願いしているわけでございます。以上でございます。 130 川本幸昭 条例でそういうことです。  もう一つ、財政状況にかんがみて奨励金を支払わないときもあるというのは書いてありませんか。 131 まちづくり課長 予算の範囲内というような表現だったかと思います。  それと、もう一点でございます。先般の熊日の新聞に載っておりましたけれど、平成20年度で熊本市への企業立地が非常に多かったと。その大きな要因は、この奨励金関係を4倍にふやしたということが載っておりました。以前は限度額が5億でございましたけれど、それを20億に熊本市はふやしております。そういうことを考えますと、今ここで財政が厳しいから、この予算の範囲でお支払いしますということはいかがなものかと考えております。以上でございます。 132 川本幸昭 今、いわゆる非正規の労働者が、2月の段階で12万5,000円、3月末になったらもっとひどくなりますね。ある統計では40万ぐらいの人がということになります。やがてその時期が来ますよ。そういうことになって、いわゆる県や地方自治体、市町村はですね、誘致を企業に来てくださいということでします。奨励金を出します。どこでもいっぱい出しているんですよ。ソニーだろうが、シャープだろうが、どこにでも。大分だろうが、菊陽だろうが、もうどこも。そして、非正規をばっさり切って、地方自治体の町長や市長が行ってですね、労働者を首切るな、何とか雇用しなさいと言っても、聞く耳は持たないんですよ、企業というのは。  だから、熊本市の場合を言われましたけども、今ですね、やるべきことは企業に対する奨励金じゃないんですよ。首を切られた労働者に対する、そういうのを援助してやるという方向に行かないと。日立造船がなかったから、つぶれるという問題じゃないでしょう。1年目はもう予算に計上してあるじゃないですか、590万。あと1,000万については、財政事情が厳しい、長洲町民にもこういう負担をかけてますから、1,000万については勘弁願いますと。町長、それをあなた、最後の仕事として日立に申し入れに行きなさい。 133 町 長 川本議員のおっしゃることはわからないでもないですが、私どもとしては、やっぱり企業誘致の面に対しての優遇と奨励は、これはしっかりやっていかなくてはいけない。また、職を離職する方の対策は対策としてやっていかなくてはいけないというような姿勢で臨んでおりますから、この件については、企業誘致の一つの策だということで御理解いただきたいと思います。 134 川本幸昭 町としたら、そういう雇用不安、契約も解除された人にも何とかという、そのあなたの気持ちはわかりますけども、大体そういう大企業ですよね。日立造船にしても、富士サッシも大きい企業ですよ。だから、そういうところが、派遣の労働者が職を失ってもですね、余り責任を持たない。それは、日立造船も多分そうなりますよ。あと何年か後にこういう経済状況で、輸出がうまくいかないということになればですね。だから、奨励金をやって、本当に町の意見がその企業に通るかというと、通っていないんですよ、どこも、全国で。  だから、今はですね、これだけの、長洲町はもういっぱい有利な条件があります。上下水道から、道路から、港湾からですね。熊本県はどうしたか私も知りませんけども。あとないのが高速道路だけでしょう、長洲にないの。JRも港も国道もですよ、いろいろありますよ。そういうのが立地条件として、私はですね、反映されるべきであって、お金を出すから来なさいというような企業はですね、後から何かありますよ。
     私は、今の状況のもとで、債務負担行為までつくってですね、日立造船に奨励金を保証する。これは私は間違っているということを申し上げて、歳入についての質問を終わります。 135 議 長 質疑の途中ですが、ここで昼食のため、休憩いたします。                 (午前11時55分)                 (午後 1時03分) 136 議 長 休憩前に続き会議を開きます。  ほかに質疑はありませんか。 137 宮本哲太郎 先ほどから問題になっております滞納についてお尋ねいたします。  町税の滞納、それから使用料、ほかに分担金、負担金の滞納、もろもろ滞納があると思いますけども、これについては、ここに予算計上してありますが、これは滞納の分は、本当にこれだけの金額が入ってくることになっているんですか。 138 税務課長 お答えいたします。  この予算計上につきましては、3年間の徴収実績をもとに計上しているところでございます。以上です。 139 宮本哲太郎 滞納といったら、大体5年間で時効が成立するわけですか。 140 議 長 税務課長。 141 税務課長 お答えします。  滞納につきましては、今、時効のことを議員、申されましたけど、例えば納付の一部納付とか、そういったものも、全く町がほったらかしにして、5年間放置した場合には、それは時効が成立するわけでございます。その中には、一部納付をお願いしたり、それと分納ですね、分納のお願いをしたり、そういう分納とか一部納付、そして納付誓約書をですね、その間にとったりとかいたします。そうしますと、その時効の5年というのがですね、長くなってまいります。ですから、そういう形の取り扱いで、そういう不納欠損処分とか、そういったところの判断にしているところでございます。以上です。 142 宮本哲太郎 わかりました。  この滞納がある自体が、町としても厳しいと思いますけどね、これは担当課で、滞納がないように一生懸命努力をされていると思います。でも、これだけ滞納があるということは、ある程度ですね、滞納者をリストアップして、そして情報公開なんかは、これはできないのですか。結局、課だけでは恐らく滞納がゼロに戻るということは、私は非常に難しいと。で、滞納している人をリストアップされて、情報公開で町民に見せる、見てもらう。そして、町民全体で滞納をなくすという方法なんかはとられないのか、考えていないのか。 143 税務課長 お答えいたします。  この滞納者の情報等をですね、これを町民に公開とか、提供するということは、これは個人情報保護、それから公務員としての守秘義務とか、いろいろなものが絡み合ってきますので、これは住民の方に滞納の総額とか、件数とか、そういったもについてはもちろん情報は提供できると思いますけど、個人名とかそういう個別の滞納については公開はできないところでございます。以上です。 144 宮本哲太郎 ここに軽自動車の税金の滞納とか、負担金、保育料とか使用料、町営住宅の使用料の滞納がうたってありますけけれども、やっぱり金を払わんでですね、決められた金を払わなくて、軽自動車も町を悠々と走っています。こういうちょっとしたことですけども、これは、軽自動車なんか特に、町条例で税金が決まっておると思いますから、こういうやつは、税金を払わない人は、町条例で車は長洲町の町内の道路は走っちゃいけませんよという、そういう条例なんか別につくられないんですか。かなり滞納がなくなると私は思いますけど。 145 税務課長 お答えをいたします。  滞納があるから、そういう軽自動車の使用の制限を加えるということは、これは法制化はできないと思います。ただ、私たちが納期限を過ぎた方に督促状を出します。そして、いろいろその後も請求はないということで、納付要求をいたしまして、どうしても納めていただけない方には、滞納整理というのを行います。その後、滞納処分という中に差し押さえというのがございます。これについては、車を持っていらっしゃる方のタイヤロックをして、そして、それでも払わないときにはそれを押収をいたしまして、公売すると。そういう形の場合はですね、国税徴収法に基づいて、そういうのができますけど、実際、公道を走ることの制限というのは、これはできないということでございます。以上です。 146 宮本哲太郎 町民からよく言われることはですね、滞納してあるけれども、自分たちの生活はぜいたくをされておる、ということをよく私は耳にします。それで、今、課長がおっしゃいました、現物差し押さえになれば、もう1年滞納したら、もうすぐその翌年は自動車を役場に引き上げるとか、そういう差し押さえはできるんですか。できれば、もうすぐやってもらわんことには、滞納がますますふえるだけと私は思いますけど、いかがですか。 147 税務課長 お答えをいたします。  先ほども申し上げましたとおり、税金を納めていただかなきゃいけない方についてはですね、いろんな督促状を出したり、そして滞納整理をしたり、そして最終段階として、そういう滞納処分ということで、差し押さえとかそういうのがあるわけでございまして、これにはかなりの労力と、それから年数といいますか、そういったものも関係してまいります。ですから、即そういうことをやるということはですね、これは現時点では不可能ではないかと、そう考えております。 148 宮本哲太郎 今、答弁にもありましたように、いろいろ手を打って、差し押さえという形という、今、答弁がありました。これは、いろいろ手を打つ。これはやっぱり速やかにですね。税金は5月ですかね、5月払わんだったら、もう6月はわかりますよね。だから、6月に督促状を出されて、それでだめなら、もう7月は差し押さえという、そういう形で今、町の行政は進まれているんですか。 149 税務課長 お答えします。  いろいろ税目はあります。これには納期限というのが設定をされております。この納期限を過ぎて20日以内に督促状を発送いたします。そして、もちろん延滞金もその一定の率、これが1カ月以内は4.5です。その後は高くなります。そういった形で、そういう徴収をするわけでございます。これは、どうしてそういうことをするかといいますと、やはり納期限内に納めている方とのバランス、やはり公平性といいますか、そういったものを考えた上での、そういう法に基づいた措置でございます。ですから、そういった手順を踏んで、最終的にそういう車等を差し押さえるとか、家財道具といいますか、そういったものを差し押さえると。これはもう本当に最終の段階でございます。  中には、善良な滞納者というのはちょっと言い方が悪いですけども、悪質でない方等については、分納とかそういったものを誠意を持って対応していると、そういうことでございます。以上です。 150 宮本哲太郎 今、説明がありましたけども、そういう担当課、行政はそういう形をとられて、滞納者を少なくするということでありますけども、やっぱりそうされてもですよ、この予算書にありますように、滞納金額というのはやっぱりかなり大きいです。で、担当課でやられておるけども、これだけの滞納があるということは、やっぱりある程度行政も強くですね、町民、町民っちゅうか、滞納者についてはやっぱり督促をやっぱりせないかんのじゃなかろうかと私は思います。  それで、また別ですけども、分担金、負担金のところで、保育料の滞納がありますけども、これは滞納されておっても、子供さんは保育所にやってあるんでしょう。滞納したから、もう子供の保育はもうやめますということで、そういう形なんですか。 151 子育て支援課長 保育園の入所につきましては、滞納の方も一応、入所されています。児童福祉法の中に、第24条ですけど、保育の実施という条文があります。その中で、保育に欠ける子供の保護者から申し込みがあった場合、それらの児童の保育所における保育をしなければならないという文言があります。そういう意味合いで、滞納者の方についても辞退とか退所ということはできないということでございます。滞納者につきましては、納付相談とか、そういう部分で今、対応しているところでございます。以上です。 152 宮本哲太郎 今のは法的にはそういう滞納されとっても拒まりませんということで、子供さんを受け入れておられるわけですね。で、やっぱりこういう取り決めをですね、確実にやっておられる方は、何かこういう滞納者がおって、保育所に子供さんをやられて、何かばかみたいな感じが、やっぱり一般の町民はすると思うんですよ。だから、今後はやっぱり頑張って、この滞納なんかは今どうやってされているのか知りませんけど、これはもう今の説明で、受けておるということで。  と、学校給食なんかはですね、ちょっと学校教育課にお尋ねしますけど、給食費を払わなくても同じ給食を食べているんですよね、子供さんは。これについてはどう思われます。 153 学校教育課長 子供に対しての、未納者の子供に対する考えですけども、確かにまじめに納めていらっしゃることを考えれば、不公平なことだと思っております。一応、そういった認識は学校教育課としても強く持っておりますので、現在そういった学校と、またPTA関係と一緒にそういった取り組みはいたしております。以上です。 154 宮本哲太郎 例えば生徒が100人おって、10人が給食費の滞納をやっておる。そうすると、90人分で100人分の賄いをやるわけでしょう。子供たちにも栄養的な障害、そういう障害っていうですかね、そういうやつは発生しないんですか。例えば金が10人分は足らんので、素食にしようとか。ごちそうはできないと思いますけど、その分は引かれて当然、献立をするはずですから、その辺はどがんですか。 155 学校教育課長 確かに、そういったしわ寄せはあるかもしれませんけど、そこは栄養士のほうで、それぞれの子供たちのカロリーを考えて、努力してつくっておられます。以上です。 156 宮本哲太郎 給食費もやっぱり5年ぐらいが時効なんですかね。あれは、PTAとか学校に問い合わせんとわからんのですか、学校教育課では。ちょっとお願いします。 157 学校教育課長 給食費につきましては、時効は2年という認識でございます。 158 宮本哲太郎 すると、学校を卒業したら、もう2年で時効ですよね。今、答弁あったように。本当ですか。払ってないで、学校卒業して2年間知らん振りしとけば、それで終わりなんですか、払ってない人は。そんな不公平はできんと思うんですけど。 159 学校教育課長 今、対応しているのは、そういった時効にならないように、それぞれ未納者宅を訪問して、対応しているところでございます。 160 宮本哲太郎 給食費は何百万滞納があるのか、ちょっと私は定かでありませんけど、2年間で対応するということ、余り期間がですね、短過ぎて、それではもう払わん、食べ逃げがやっぱりもうけとう私は思います。こういうことじゃやっぱり、社会はやっぱり絶対いかんと思うんですよ。やっぱり食い逃げはこれはやっぱりいかんですよね、皆さん。そう思われます。2年間金を払わんなら、もう食い逃げと変わらん。  だから、学校とPTA関係が努力して、こういうやつもやられておるなら、かなり給食費の滞納というのは、もうほとんどゼロに近い。六栄小学校なんか、もう去年あたりから、給食費の滞納はゼロということで聞いておりますけど、やっぱりそういうゼロのところを見習ってですね、やっぱりやれば、この予算のなんかの未納の欄には、こういうやつは滞納の欄には出ないと思うんですけど、やっぱりいいところを見習ってやるように、学校教育課としても父兄を指導する立場、学校を指導する立場でありますので、十分この辺をやっぱり学校、PTAの方々にはやっぱり指導してほしいと思います。終わります。 161 議 長 ほかに質疑はありませんか。 162 福永栄助 お尋ねをいたします。  本年度の長洲町の財政規模は幾らでしょうか。 163 総務課長 19年度決算におきましては、37億7,500万程度でございます。以上です。 164 福永栄助 当初予算で組まれますよね。それで、財政規模がどのくらいっちゅうことは、把握できると思うんですよ。 165 総務課長 標準財政規模におきましては、基準財政収入額から地方譲与税云々を引きまして、100分の25を掛け、さらに75分の100プラス地方譲与税云々とありますので、当初予算では基準財政標財規模は出しかねます。以上です。 166 福永栄助 そういった地方譲与税なんかも計上されているんだから、それを引けばいいわけですから、私は出ると思いますけどですね。決算で出るもんじゃないと思いますけどね。  それで、それでは、この今年度の52億1,000万ですか、52億1,000万の収支の中で、一般財源、経常一般財源の総額は、この財源対策債を入れて幾らになるんですか。 167 総務課長 21年度予算につきましては、49億5,000万ですので、骨格でありますので、そういった財政指標数値ですか、それは出しかねるかと思います。 168 福永栄助 だけど、歳入予算が出とるわけでしょう。地方税があって、交付税があって、さまざまな経常的に収入できる額があるから、予算が組めるわけでしょう。経常一般財源が、これ、自由に使われる金がどれだけあるかわからないで、どうして予算ができますか。だから、そのあたりから人件費に入れたり何かするんでしょう。公債費に入れたりするわけでしょう。 169 総務課長 一般会計予算につきましては、歳入に合わせた歳出をいたしますので、それで不足する場合は基金等を取り崩しをいたします。ですから、もろもろの今、決算状況を見ながら、そういった割り当てをするということでなく、歳入に合わせた歳出を計上するという、独立の原則に従っているわけであります。 170 福永栄助 基金から繰り入れするのは、一般財源に入るんですか。経常一般財源ですよ。普通どおりに活動して入ってくる財源でしょう。だから、これだけ財源が入ってきました、人件費があります、公債費があります、それに当てはめていくんでしょう。そこで経常収支比率が出るんでしょう。だから、この時点で経常収支比率はどのくらいと出るんでしょう。 171 総務課長 福永議員が言われていることはわかりますけども、そういった数値については、決算数値で市町村の状況を見るというような数値比率であると思います。ですから、財政指標云々についての取り決めがなされておりますけども、当初予算、特に骨格予算でその数値を出して、何になるかという私たちの疑問もございますけども、確かにその数値を合わせて、計算式に合せれば出ないことはありませんけども、骨格予算でそれを出してどうなるかという疑問は持っております。 172 福永栄助 じゃあですよ、財政が豊かならいいですよ。財政再建を目指すわけでしょう。だから、決算が21年度骨格予算を組んだ、新しい首長ができた、そして運用していって、決算に入って、それで出していたんじゃですよ、目標設定が何もないじゃないですか。だから、大体財政規模がどれだけだから、起債がどれだけあってもいいんじゃなかろうかという考えが浮かぶでしょう。財政規模があって、第2の夕張って一生懸命言われたけども、夕張が40億の財政規模で、600何十億の借金でしょう。ここは、19年度で37億ちゅうけども、今年度の起債残高を見れば、もう50何億でしょう。財政規模から見たら少ないじゃないですか。  だから、予算の、じゃあ、以前言われたと思いますけど、町政も経営と。ほとんど企業はもう例月決算ですよ。決算をしながら見ていくんでしょう。決算に基づいてやっていくんでしょう。1年間通してから、さらに期間を置いて決算認定をするんでしょうが。だから、途中途中で決算をしていけば、どのくらいの数字っちゅうのは出ると思いますよ。今までの前例のとおりおっしゃるじゃないですか、それだったら。  だから、財政が厳しいから、いろんなところに投資ができない状況なんでしょう。だから、それを補うために、経常収支の比率を下げて、自由になる財源をつくるのが本来のあれでしょう。そこに行政改革があるんでしょう。それを把握しとかなければ、私は、ただ1年間過ぎたから、決算に入ります、決算がこうでしたっちゅう報告だけで、議会のあれは要らないっちゅう形ですから、決算は。承認はなくても、報告をすればいいっちゅう形ですから。だから、何かあれがなければ、目的がなければ、財政運営もですよ。財政が、税収があって、経常収支が低くて、自由になる財源があればいいですよ。予算の策定するのに、そこがあれじゃないですか、認識じゃないですか。  だから、財政規模があって、この今年度の起債残高を見れば、どう感じるかちゅうことでしょう。もっと起債してもいいんじゃなかろうかと。ただ、その支払いをどうするかっちゅうと、それは経常収支を下げなきゃいかんと。だから、経常一般財源が入ってきた、これをそれぞれ義務経費に充てた、していけば、どのくらいが自由になる財源かできた、できなければ、そこの部分を削減しようとか、方法論が出てくるんじゃないんですか。1年間過ぎなければわかりませんっちゅうんじゃ、おかしいんじゃないですかね。 173 総務課長 月々の現金……、出納検査等を言われましたけども、確かに今、そういう考え方で、言葉的にはキャッシュフローというようなところでの考え方をしていくべきだというのがあります。  先ほど起債が、地方債残高が50数億と言われましたけども、20年度末で57億6,100万程度になります。これが基準財政需要額算入見込み額をしますと、49億9,100万程度になります。ですから、実際の起債残につきましては、10億600万程度が今現在というようなことの議論を前、福永議員もなさいましたけども、決算数値については最終的な数値で、こういった状況にあるということでありますけども、当初予算、特に骨格予算でその数字を出して何になるのかな、という疑問は持っているということだけであります。  ですから、確かに言われますように、数値は大変大事かと思いますけども、それぞれ財政のほうについても、こういった地方債についても、後々について算入される交付税については、額を確認しているということで、それをもって26年までの緊急行財政行動計画をつくっておりますので、全く行き当たりばったりの計画はしてないということだけは御理解いただきたいと思います。 174 福永栄助 緊急行動計画ちゅうのは、要するに健全化法がスタートするから、その前に何とかしなきゃならないちゅう形で、緊急行動計画をつくったんでしょうが。だから、その前に、これ以上あれしたら夕張になる、夕張になるて。夕張と比べたら違うと言いよるでしょうが、私は。40億の財政規模で、630何億かの起債でしょう、残高でしょう。そやけんが、それを返すのには18年かかるちゅうことでしょう、あそこの場合は。  ここは、だけん、38億か7億ぐらいの財政規模の中で、本年度、当該年度の残高見込みが57億でしょう。これ、違うんですか、これは。85ページは違うと。 175 議 長 ここでしばらく休憩いたします。                 (午後 1時34分)                 (午後 1時55分) 176 議 長 休憩前に続き会議を開きます。  執行部の答弁を求めます。 177 総務課長 大変失礼しました。今、福永議員から質疑いただきました数値等については、財政を預かる担当としては必要な情報であり、また、それによって町の財政を運営していくということであります。確かに時間をいただければ、今言われますような数値は出すことができますけども、今回については、まだ出しておりませんので、今後、6月、最短では6月の補正以後についてはですね、前もって試算し、議員各位からの質疑に答えるような数字を持って、予算の議案を提出するようにいたしたいと思いますので、本日は御理解いただきたいと思います。  (終わります。) 178 議 長 ほかに質疑はありませんか。  (なしの声あり) 179 議 長 これで歳入についての質疑を終わります。  これから歳出についての質疑を行います。  まず、第1款議会費、第2款総務費について質疑を行います。  予算書の歳出25ページから39ページまで、質疑はありませんか。 180 上野弓雄 それでは、交際費の計上の仕方についてお尋ねします。ページは27ページでございます。  私は、今まで一般質問等で、何回か町長の交際費については質問してまいりました。特に企業誘致を有する長洲町は、企業誘致によって若者が定住するまちづくりを重点目標に掲げておりますが、企業誘致は、何といっても町長がみずからトップセールスマンとして誘致をすべきだということを私は主張してまいりました。そしてまた、交際費をもっともっと増額して、積極的に取り組んでいただきたい、というようなことを一般質問の中でもお願いしておりましたが、交際費につきましては、その私の願いとは逆に、年々減額されています。  しかし、いよいよ町長も3期で勇退されるということで、今度5月には勇退されますけれども、残り一月ちょっとと思います。それで今回は、そのあと一月ぐらいしかない期間にですね、年間の交際費、20年度の場合は190万、今回は一月で60万というふうにされております。私の願いと全く逆にですね、もう今から要らんとやなかろうかと思うとき、思い切って組んでおられます。何ばされるとやろうかなと思いますけれども、最後の粘りで、恐らく企業を二つ、三つ呼んでこられるとかなというふうな期待もしておりますが、そのことについてはどういうふうな考えのもとに計上されたのか、ちょっとお知らせ願いたいと思います。 181 総務課長 ただいまの交際費についての御質疑ですけども、これにつきましては、今、首長の交際費については、各市町村、また住民等からの意見といいますか、そういった形でだんだん交際費の意味合いについても改善なり対応なりがされております。  今回、平成20年度につきましては、年額190万の町長交際費でありました。今回につきましては、骨格ということで、3カ月間の、橋本町長が3期12年間における4、5、6月分までの平均をとりまして、6月は補正かけますので、6月までの3カ月の平均をとりましたところでの計上でいたしております。ですから、ここ数年の3カ月の平均をとると、60万ぐらいは必要であろうということで、3カ月分の計上をいたしております。以上です。 182 上野弓雄 昨年の予算から基礎にしますと190万。月額の15万ちょっと、16万ぐらいですね。これはもう、3カ月といえば月20万と。これは今の橋本町長だけじゃなくして、6月まで補正予算がありますので、一応4、5、6ということで組んであるということで、わかりました。  町長はなかなか遠慮深い方で、交際費は余り組まなくて、今回だけ思いきって組んだもんでびっくりしましてですね、最後、頑張るばいなて思っとたら、そがんわけじゃなかわけですね。わかりました。  それからですね、同じく交際費の計上の仕方でございますけれども、従来から経常費というのはですね、予算は1,000円単位。特に交際費については万円単位というようなことが今までの計上の仕方であります。今回、どうしたことか、町長が任期で、もう5月まででなくなるということで、その後のですね、次の町長ができるまで、それもまたいろいろ問題で、議長には責任が相当かかってくるということかどうか知らんが、議長の交際費は60万から63万6,000円というふうに計上されておりますが、議長もですね、7カ月しかないわけですね。新しい議長が出るから、その議長も、今の松井議長だけじゃなくして、結局1年間の議長の交際費ということで計上されてあると思いますが、この今までの慣例として、万円単位の予算計上を、今回1,000円単位に議長だけ計上されたというのは、どんな含みがあるのかお尋ねしたいと思います。 183 総務課長 交際費につきまして、万円単位ということですけども、今回、63万6,000円の計上ですけども、これにつきましては、定期監査においてですね、議会費につきましては、議会のほうから町長に予算要求あるということで、議会内部での協議等、議運等を開かれて協議されて、議長が町長に予算の要求をされるという形になっております。  ただ、交際費の端数ですけども、これにつきましては、20年度までについては、調査事件における視察がございます。この視察における相手方に対する手土産ですか、それについてを需用費等で組んでおりましたけども、定期監査のほうで、監査指摘で交際費についてはこういった意味合いがあるということで、交際費で組むべきだという御意見なり御指摘をいただきましたので、今回の議会費については、議長交際費に百条調査権における常任委員会、それから議会運営委員会等の視察研修についての手土産代を計上したところであります。以上です。 184 上野弓雄 今までの答弁から推測しますと、今度、議長が大変、町長が5月で一応、勇退しますのでですね、次の新しい町長を補佐する議会の代表者として頑張るということで、これは町長がお土産に組んでいただいたと思いますけれども、今までですね、町長、議長はですね、いろいろ研修にも行かれます。職員、また議員よりも、何十倍という情報を持っております。  しかし、私たちには、ただどこに行きましたという報告だけでですね、なかなか中身を見せてもらえないんですね。せっかくですね、これだけ交際費を使って勉強され、またいろいろ見聞を広めてこられた町長、議長がですね、何で教えんとか。これは、隠しても何もためにならんとやないですか。もう少し情報をうんと公開してですね、私たち議員もレベルが上がるように、これからひとつ町長、後輩の町長に対しても、議長にもこのことについては、くれぐれも議員には、せっかく東京、海外まで行ってですね、勉強されてきているので、自分だけじっと持っとらずにですね、どうぞ出してください。  (答弁、答弁。)  これ、どうですか。議長でも結構ですから、答弁を。このことについて何か答弁をお願いしたいと思いますけれども。町長、何か言い残すことなかですか。 185 町 長 私、町長交際費の今年度分については御理解いただいたと思います。これからの町長交際費の使い方については、今の御意見等をですね、しっかりと総務課長が次の町長さんに伝えるだろうと思いますので、そういう意味で御理解お願いしたいと思います。 186 上野弓雄 長い間御苦労でございました。  今、そのことについては、後輩の町長にも、議長にもくれぐれもそういうことを伝えるようにお願いして終わります。 187 議 長 ほかに質疑ありませんか。 188 樋口エミ子 説明資料の22ページです。先ほども申し上げましたけれども、ごみ袋回収委託料についてですけど……。まだですか。25ページまでじゃなかったんですかね。
    189 議 長 議案書です。  (大変。謝ります。失礼しました。)  ほかに質疑はありませんか。 190 川本幸昭 それでは、39ページまで、総務ですね。まず、歳出の最初で、今回は4月から賃金等のカットの特例がなくなりますからですね、もとに戻ります。三役も議員も職員もということになりますけども、そこで、ことしは職員の数は4名か5名採用されましたね。4月1日から職員が何名、それに、いわゆる非正規の人はどのくらいの雇用をして、行政運営をしようとしているのか、まずそこから聞きましょう。 191 総務課長 まず、職員ですけども、147名でスタートいたします。それから、臨時、非常勤につきましては、総計で94名であります。以上です。 192 川本幸昭 そこで、最初に言いました、非正規の人、非常勤、臨時、そのほかいろいろありますけども、この人たちも長洲町の財政問題等で賃金が下がりましたよね。一番安い人は5,000ちょっとじゃないですか。今、熊本県の最低賃金も1時間当たり620円になりまして、8時間で計算すると5,000円ぐらいですかね。この人たちはもとには戻らないんですか。下がったままですか。緊急行財政行動計画のまま、低い、下げたままでやろうとしているんですか。 193 総務課長 熊本県の最低賃金につきましては、620円と言われましたけども、628円だったと思います。  で、長洲町の臨時職員さんですけども、平成18年に3.1%の人勧絡みでのカットがございました。それ以降、5,200円であります。時間給にするならば650円であります。21年度についても、非常勤の臨時さんについては5,200円ということでお願いするつもりでおります。 194 川本幸昭 私は、働く人たち、いわゆるその人たちが非正規で、臨時、非常勤で来ます。しかし、仕事が職員から、そのくらいの仕事じゃないちゅうことじゃないでしょう。仮に長洲の保育所等を見てみますと、保育士さんは正職員と何ら変わらないように保育をされております。しかし、賃金とかほかの面では大変な差がありますよね。だから、あなた方はそういう人たちを下げたまんまやりますということが、今のほかの人はみんな特例がなくなって、もとに戻るんですよ。その人たちだけ低く抑えたままというと、これは当たり前の行政なんですか。やっぱり同じような労働をするなら、同じような賃金というのが今、社会の常識でしょう。しかし、財政的に問題が、非常に大変だということで、ある程度の格差というのはありますけども、余りにも格差があり過ぎやしませんか。 195 総務課長 今、保育所を例にとって言われましたけども、保育所の場合につきまして、説明いたします。  保育所につきましては、臨時の職員と、それから一般職員の非常勤の職員の方がおられます。これについては適用が違いますので、御説明いたしますけども、まず、一般職の非常勤の職員であります。ここに保育士の資格を持っている方というのが出てまいります。それから、臨時、特別職の非常勤職員というのもございます。これについては、保健師とか栄養士とか介護云々であります。さらに臨時職員ということと、それから嘱託職員という要綱もございます。それに合わせてありますので、すべて5,200円ということではありません。保育所の場合、有資格者については6,200円であります。以上です。 196 川本幸昭 5,200円の人は、事務補助というような感じでしょうけども、ほかの市町村に比べてもですね、非常に安いんですよ、長洲は。だから、今まではこういう、第2の夕張になったら困るということで、財政的に大変だということで、みんなそれに耐えてきておるんですけど、今回もう、たがが外れましたよね。みんなが本則に戻るんですから、これは。カットがなくなるんですよ。だから、そういう人たちに対する財政面、やっぱり働く以上は、その人たちも生活をやっていかなきゃならないんですよ。だから、今、いわゆる民間でも、非正規の人たちとの格差が非常にあるけども、いわゆる公務員、国家公務員も地方公務員も、このような非正規とこんなにあるんですね。職員は1時間当たり、総合的にすれば1時間2,000円になるだろうということでしょう。この人たちは1時間650円、それから高くて700円ですよ。だから、いわゆる官製ワーキングプアと言われるのが、今の地方公務員とか、非常にそういう現場で働く臨時の人たちじゃないかなと思っているんですけどもですね。これは町長、あなたの決断ですよね。この人たちも毎日の生活をしていかなきゃならんのですよ。だから、あなた方がもとに戻るんだったら、この人たちももとの5,400円か5,500円か、戻してあげて、あなたは役場を退職するというような形をとらないとですね、下げたままですよ。どうです。 197 町 長 確かに川本議員のおっしゃるとおりだと、私も今、質問を聞いて、感じたところであります。職員が戻るからいいなというようなところだけ、私にあったような感じがいたします。非常勤の皆さん方に対してですね、ちょっと配慮が足らなかったかなというふうなことも反省いたしておりますので、このことを総務課長がしっかり今、聞いておりますので、また次の段階でいろいろ検討させていただきたいと思います。 198 川本幸昭 ぜひですね、みんなで今まで耐えてきてますんで、ひとつ、総務課長はしっかりひとつお願いしておきます。  それでは、次、27ページですね、総務の総務管理費。先ほど交際費は上野議員が言われましたので、もう質問いたしません。  それと、負担金の問題。町村会の負担金159万円ありますね。これについて町村会、これはどういう形で159万円になっておるのか。 199 総務課長 これは、町村会から参りますけども、たしか同額であったかと思っております。  (内訳を言ってください、内訳。)  この159万8,000円の内訳については、参っておりません。  失礼しました。内訳と言われましたので、均等割、それから何とか割とかということで思っておりましたけどれも、説明資料の3ページにありますように、郡の町村会、県の町村会、それから全国町村会の三つに分かれて、合計が159万8,000円でございます。 200 川本幸昭 説明資料に書いてあって、前年と同額ですよっちゅうことですよね。そこで、県の町村会、これはずっと去年から問題になってきましたね。4万何がししか出してませんという形で、ベトナムへの海外研修は800万か900万使うわ、ロアッソの支援に1,000万使うわということで、こういう町村会の負担金だけでは、これは運営できないと思ったら、いろいろな事業をされて、共済事業をされて、そういうお金があるわけですね、県の町村会には。だから、この負担金の意味というのは何ですか。大体、共済のいわゆる収入で、1,000万も2,000万も上がるような町村会、県の町村会ですけど、なぜ33の町村にこんなに負担をさせるんですか、意味が何かあるんですか。 201 総務課長 今、県の町村会に限っての話ですけども、以前、昨年の第3回の定例会での一般質問の中で、町村会の役割等はお伝えしたかと思いますけども、そういった当時の、構成する町村の集まりの中でのお金を出し合ってという形での負担金だったろうかと思います。  ただ、県の町村会につきましては、共済事業等、また県の振興協会ですか、そのあたりからの資金が入ってくるということで、1億を超える予算額になっております。そういったところに各町村からの負担金が必要になってくるのかという御質疑かと思いますけども、以前からの負担金、構成するためには、各町村が負担するという原則に基づいての負担金だろうと思います。 202 川本幸昭 負担金は負担金を各町や村が出します。それを受け入れる側、それを基本としてその運営をするということですけれども、全体で何百万でしょう、今、言われたように。それで、予算は1億ぐらい持っていますと。ほかにそがん、いろいろ共済で事業しているので、別にこの負担金をしなければ運営ができないという問題じゃないでしょうが。だから、最初はそういう形でスタートしておっても、この負担金はずっと今までして、もらえるならもらいましょうということで、いや、実はこういう共済のお金で何でもやってます、視察も行ってますと。だから、こういうのはもう、そんなにお金があるとこならば、負担金はなくしなさいというのが私の論理ですよ。昨年、ずっとこういう問題を議論してきましたけども。お金がないから負担金をくださいというなら話はわかりますよ。お金はあるけども、今までの流れだからくださいということで、全然話、違いますよ。これは町長、町長に聞きましょう。そうでしょう。別にこの負担金出さなくても、町村会、運営できるんでしょう。 203 総務課長 運営はできないかと思います。といいますのが、共済事業とかほかの事業をしております、町村会においてですね。ただ、職員の例えば自動車の共済とか火災の共済とかいう事務がございます。それについては、人を雇って行っておりますので、その人件費が必要になってまいります。ということで、町村会には七つほどの事業があったかと思いますけども、それに絡む人件費も必要になってまいりますので、県町村会、町村だけの事務じゃなくても、やはりこういった負担金が必要になってくるかと思います。 204 川本幸昭 いや、私は、今までこういう予算とか決算の報告がほとんどありませんのでね、どういう状況で予算を執行されるのかということで、非常に興味があるんですけども、やはりあれだけ海外研修に行ったり、ロアッソに1,000万も支援するということが、これは負担する長洲の町民から見てもですね、何でそんなにお金を町村会は持っているのかて、町からは幾ら出してあるのかということで、やっぱり町民から質問来ますよ。  いや、実は町の予算からじゃないよ、という形でいろいろやっていますけども、いわゆるそれだけの財政力があるところに、わざわざ負担金を出す必要はない。出すべきは、本当に困っている人たちに、私はお金は支出をすべきであってですね、町村会は、私は、財政力といいますか、そういうのはたっぷりある。だから、私は、これはもう即中止すべきだと。町長、あなた、実際行かれて、そう思うでしょう。 205 町 長 歴史的なところは私、わかりませんが、やっぱりこういう組織体になりますと、そこに負担金を出すことによって、組織としての一員としての自覚を持つという大きい意味があるんじゃないかなと思います。もし負担金がないということになってくると、町村会の組織が崩れたりとかということも、ある意味では考えられます。この町村会の負担金、今、総務課長が申しましたように、いろんな事務を県の町村会が担っている部分もありますので、それからしますと、トータルで150万ぐらいが町村が負担金として出しているわけですが、約ですけど。そういうことによって組織を存続させるという意味からしますと、私は、これは妥当じゃないかなと思っております。 206 川本幸昭 出して、その一員であるという自覚が薄れるという。だったらもう、各町村、平等割で1万なら1万という形で、どうでもできるんですよ。そういう、ゼロということは認識が薄れますということだったらですね。お金があり余っているところに、そういう負担金を出すべきじゃない。負担金はそういうものでしょう。金がないから負担金をお願いしますいうなら、話はわかりますよ。そうでしょう。組織の一員として自覚が薄れるから金を出すと、それはまた別問題ですよね。これは、やっぱり今の町村会のやり方を見ているとですね、これ、だれでも腑に落ちませんよ。やめますと言えませんか。はい、どっちでもいいです。 207 町 長 ちょっと先ほど少し答弁で不足してた分がありますが、この町村会の負担金の中でですね、細かいところはまだあると思いますが、例えば防衛協会あたりにもですね、いわゆるこの町村会が一括して県に納める、そういう協議体が何個かありまして、その分を県のこの負担金の中で納めていると。それが、もしこの負担金をなくすということになりますと、それぞれの町村で、県のいろんな協会あたりに負担してくださいということになりますと、私は、この4万円以上の負担費をそういったところに出さなくてはいけなくなるというふうに思いますので、そういう意味からも、これは、4万円ですか、は妥当じゃないですかということで、ちょっとつけ加えて答弁させていただきました。 208 川本幸昭 これは負担金ですから、この各地方議会の議決があった後に、町村会としては受け入れる、その町村会の会議をやるんですか。もう事前に受け入れを決めてますか、町村会は。 209 総務課長 次年度については、これだけの負担金をお願いしたいということでありますので、次年度については、町村会については、それを当てにしていると思っております。  (いや、もう決めましたかっちゅうことです、受け入れを。総会か何かで。)  総会で決まるようになっております。 210 川本幸昭 もう各市町村の定例会前に、受け入れ決めた総会をしたんですか。これが終わってから、これから受け入れの総会をやるんですかって聞いているんですよ。 211 総務課長 町村会については、各町の定例会が終わります3月の25日に予定されているそうです。 212 川本幸昭 負担金で運営するところはそれが本当だと思います。いろいろ中身については、私と意見が違いますけれども、負担金で運営するところは、各市町村が議決をした後に受け入れの議会なり総会なりをして、正式にするということ、これが当たり前の負担金で運営するやり方だと思います。それはそうですね。ふんならふんでよかですよ。町長、どうぞ。そうでしょう。はい。  それでは、次。 213 町 長 川本議員は次、広域行政のことにつながるんだろうと思いますので、そうですちゅうわけにはいきませんが、それぞれの協議体がですね、運営するところによって、それは違ってくると、現実は違っているということです。 214 川本幸昭 私は、先ほど言いましたように、負担金組合ちゅうのは本来そうあるべきなんですよ、これは。だから、私は、そこで、次のページの30ページの負担金、いわゆる諸費、総務費の諸費の中の有明広域の負担金5億2,500万について、じっくりやろうと思ったんですね。  私は、一つは町長が提起されましたけども、もう有明広域はこれを、長洲町から5億2,000何がしという受け入れを決定しているんですよね、もう2月に。町長も理事者で参加されて、あなたの、まず感想を聞きましょう。どこも決まってないのに、受け入れだけ決めた、その理事者としての感想。 215 町 長 毎回、この3月議会になると、川本議員から御質問がありますが、歴史的に議会が、各構成市町の議会が終わった後、広域の議会で決めたときも、また、その前は、ちょっと私、わかりませんが、その前はわかりませんが、私になったときは、少なくとも町が議決して、それから広域でありました。  しかし、そういうふうな流れになって、非常に広域としての運営ができないということで、それぞれ議会から、各構成の議会からそういった疑問の声が上がり、そして、議会の中で議運、いわゆる議会ということは議会運営委員会でありますが、その中で日程を決められて、そして、今は、この構成市町の前に議決をして、そして、しかるべき4月に向けての準備をしているということでありますが、私としましては、やはり広域行政をやっている事務からしますと、ほとんど住民生活に密着しているものが主であります。消防にしろ、介護保険にしろ、それから、いわゆる衛生関係、清掃関係、こういった事業をやるには、すごく時間が、事務的に時間が、私、かかると思います、4月からのスタートにしては。  そうしますと、各構成議会が終わるのがすべて3月の20日ぐらいとかですね、20日過ぎとか、そこから、じゃあ、また広域の議会をするとなりますと、4月にとても間に合わないということになりますと、私は、住民の生活に直接密接しているそういった行政をやっておりますから、私はこれでいいんじゃないかなと思います。  しかし、ここに至るまでには、それぞれ関係する財政課とか、総務課とか、いろんな、衛生関係はうちは住民環境課ですが、その所管課とですね、煮詰めながら、協議しながら、この負担金を設定をしてきておりますので、そのこともつけ加えさせていただきます。 216 川本幸昭 3月の議会、いわゆる20日過ぎに閉会するとこもあるでしょうけども、予算全体は50億弱ぐらいですよね、広域の予算というのは。それで、それを議論するのに3日も4日も1週間もかかるというなら、3月末になるかなという気がいたしますけども、仮に20日に終わったとしても、その予算ば決める議会は何日間開かれたんですか。 217 町 長 1日ですけど、それまでにはいろいろ準備がかかるという意味であります。もしもその予算が、各構成市町で認めなかった場合は、広域行政の予算のすべて組み替えなくてはいけない。そうなると議会への説明が要るとかになってきますと、議会の日程がなかなか組めないと。議会が終わったとしても、次の4月からの業務に支障を来すという意味からですね、早目にしてほしいという、これも各構成からのですね、要望があって、そうなったということであります。  ただし、皆さん方、いわゆる議会を軽視してという意味じゃなくて、いわゆるそういった住民生活にすごく密接に関係しておる行政になっておりますので、支障を来さないためということでありますので、その点、御了解をしていただきたいと思います。  また、この後につきましては、こういったことがあっていると、私も今までの議会の中で、私のほうからは、構成市町の議会が終わってからという意見もありますよということで、理事会のほうに私は伝えておりますが、そういった声はまた総務課長も聞いておりますから、当然、また伝えていくだろうと思います。 218 川本幸昭 私は、筋としたらそうでもありますし、2市4町の中で、その広域の負担金の修正額が出ないから今までよかったですけど、これ、修正額が出たら、もう一回やらないけませんよね、予算のあれを。だから、そういう問題がこれから出る可能性があるんじゃないかちゅうことで、当たり前の広域の組合の運営をしていただきたいということで、町長は理事者の立場ですけども、非常に私、納得いきませんね。  それで、一つはこの中身ですよ。負担金が今回出ますね。長洲町は5億2,524万。昨年に比べて非常にふえております。何が何でこんなに大きくふえたんでしょうか。 219 総務課長 それでは、説明いたします。  11項目ございます。予算説明書の5ページをお願いいたします。その項目に従って増減を申し上げます。  総務共通経費ですけども、10万4,000円の減、それから業務共通経費ですけども、71万の増、企画費39万4,000円の減、介護経費79万3,000円の減、自立支援費33万2,000円の増、衛生費238万5,000円の減、それから1市3町以降については増であります。1市3町については3,245万2,000円。クリーンパークファイブ費1,525万9,000円、パークファイブ費200万3,000円、消防費41万3,000円、設置町負担金、これがかなり大きくなっております、8,100万の増であります。総額1億2,849万3,000円の増になっております。以上です。  設置町負担金については、建設費の起債償還が始まるということであります。 220 川本幸昭 いわゆる負担金、組合ですから、事業をやって、不足する場合は、またそれぞれの各市町に負担をお願いしますというのが、こういう広域なり、負担金の組合だと思うんですけども、この有明広域は、平成19年は、これ、黒字ですよね。黒字になるということは、負担金で運営しながら黒字になるということは、これは何か事業をされたから黒字ですか。負担金を余計に取ったからですか。何かほかにありますか。黒字になっていますよね、19年度の決算は。 221 総務課長 平成21年度の有明広域の予算についての説明会がございました。1月の28日にあっております。昨年、平成19年から、私も広域の組合のほうでの予算説明を聞いておりますけども、今回、広域行政組合の決算書について、18年度、19年度を調べてから行きました。  今、川本議員が言われますように、確かに黒字決算になっております。特に長洲町の負担が大きいクリーンパークファイブですね、このあたりについての中身を見て行ったわけですけども、黒字決算になっておりました。1月28日については、21年度についてはもう言いませんが、22年度について、決算についての考え方を少し検討していただきたいということで、今後また幹事会がございますので、その折にははっきり伝えようかと思いますけども、年度精算というような意味合いで幹事会ではお伝えしたところであります。以上です。 222 川本幸昭 いわゆる負担金組合でお金が残った場合は、精算をするという考えに立って、今からやるということで理解していいんですか。 223 総務課長 市町村の会計が新公会計制度、公の会計制度に移行がなされるようになります。その折については、財務指標とか貸借対照表等の4指標について公開しなければなりません。そうなった場合の有明広域の今の現状を見ますと、長洲町における公会計制度に移行した折にですね、その部分が明白にならないということで、公開制度に伴う事務説明会の折にもですね、担当のほうに、そういった広域事務組合についても、新公会計制度に移行するに当たっては、そういったところを明白にすべきだというようなことも言われておりますので、年度精算をお願いするような形で言っていきたいと思っております。 224 川本幸昭 総務課長はそういう形ですね。しかし、実際それに今まで携わってきた橋本町長は、今までもこういうことは、あなたが有明広域の理事として行かれて12年間の間にはなかったんですか。19年度に初めて黒字が出たんですか。 225 町 長 まず、先ほどの質問の中で、精算するのはやっております。で、翌年度を調整して、負担金を減にするとかですね、そういうのはやっておりますし、年度で黒字になるのは、それは、例えば入札残だとか、内部的に努力をして、いわゆる予算よりも少ない契約をするとか、そしてまた、無駄とかを省いて予算を残すとか、そういう努力は広域の行政の中でもですね、やっております。  また、ある意味では、消防がいろんな施設更新するときには、設置町負担金に負担が余りかからないということで、基金を設置をしておりますので、そういった分にですね、持っていったりとかいうことになりますと、当然、決算的に赤字じゃなくて、黒字の決算にはなってきております。 226 川本幸昭 今、消防のことを言われましたけど、これはやっぱり、お金が不足する場合は、それぞれ各市町村も4回の定例会があって、臨時もありますので、不足する分について追加分ということであれば、私は、これは当然だと思いますよ。  でも、今言われたように、負担金で運営するところが、将来に備えて基金をつくりますというのは、それは広域のそういうのに適正な方法なのかですね。私は、負担金組合はそういう基金などはする余裕などないと思いますよ。いっぱいいっぱいでみんな負担金をお願いしとっとやろうから。だから、その基金をつくるという自体が、私はちょっとおかしいんじゃないかなと思っています。それはどうでしょう。 227 総務課長 有明広域事務組合での基金条例ですけども、これについては、自治法で準じていいという形にはなっております。ただ、基金が必要かという御質疑ですけども、消防車とか救急車とか、起債等にもつきますけども、一時的に高額な負担金になるということを考えられて、計画的に年度年度で基金を積み立てていくという意味合いの基金条例の設置だと思っております。以上です。 228 川本幸昭 いや、私はですね、いろいろ重要な仕事をされてますよね。消防にしても、介護の認定にしてもされています。だから、それに応じて各市町村も負担金を出しております。私、言いましたように、定例会の持ち方、予算関連の会議の持ち方ですね。それと今の、黒字になるように努力されて黒字になるのはいいですけども、ほかに何か事業をされておるというなら、負担金を減らすとか、いろいろな方法はあると思いますよ。だから、基金についてはですね、私は、そういう必要はない。負担金組合が基金を認めると、どれだけでも、わからない間に支出をしますよ。  だから、各2市4町の中でもですね、こういう問題をやっぱりしっかり議論をするようにということでですね、私たちも2市4町の議員に呼びかけて、もっと議会の中で広域について議論をやるべきだということで、今、みんなにやっているんですけどですね、こういう問題も本当にしていかないと、大きな仕事をしてます。  それと、2月に定例会をしてますので、いわゆる人口比率とか、いろいろ負担金を決める場合の比率、有明広域はいつを基点にしてその予算の査定に入るんですか。 229 住民環境課長 算定の時期につきましては、まず、衛生費が19年度の11月から20年の10月までであります。ほかは、17年の国勢調査だと思います。ほかはですね。衛生費だけが違っております。以上です。 230 川本幸昭 もう一点確認しましょう。  ほかのは国勢調査に基づいての人口負担割合。ごみはごみの量に基づいて、いろいろあるでしょうけども、私、いつも言っておるのは、長洲町との兼ね合いで、衛生費ですよね。水洗化をしてますので、くみ取りはずっと減ってます。くみ取りが、玉名郡、広域の衛生のほうにお願いをするということですけど、それは10月ですよね。前のは何か11月でしたかね、長洲町の。いろいろ基準があると思いますけども、これは総務課としては、いろんな人口割の負担金ということがいろいろ出てきますよね。その基準というのは予算の何カ月前とか、そういうのは決まってないんですか。それぞれの広域なり、そういうのを受け入れるところで、おのおの決まっているんですか。 231 総務課長 先ほど住民環境課長が申し上げましたように、国勢調査の人口とか、基準日は決まっております。有明広域の条例でそういった取り決めをしてありますので、その条例規定に基づく負担金の算出方法になっております。23年度から負担金改正がありまして、今年度まで、20年度までいろんな議論をしてきたわけなんですけども、21年度までは据え置きと、22年度が2分の1増額、増額というか2分の1実施、それから23年度完全実施と。いうようなことで、幹事会でも打ち合わせ、理事会でも決定しておりますけども、負担金の割合、それから基準日等については決められてあります。以上です。 232 川本幸昭 予算の資料なり、そういう基準日が決まっているということなので、そういう抜粋をですね、資料として提出を求めて、終わります。 233 議 長 ほかに質疑はありませんか。 234 池上滿則 お手数かけますけど、予算説明資料で質問させていただきます。5ページのですね、緊急雇用創生事業で、町内一円環境整備事業とありますが、どんな事業をされるのかお尋ねします。 235 まちづくり課長 この町内一円の環境整備事業でございますが、委託先はシルバー人材センターを予定しております。雇用者人数は6名で、委託の内容といたしまして、公共施設周辺の草刈り、それと樹木の剪定、あるいは清掃等でございます。以上でございます。 236 池上滿則 次にですね、6ページの県北部拠点都市整備推進協議会負担金とありますが、この事業、協議会がどういうことをするのか説明をお願いします。  それから、この負担金が昨年度より減額になっております。その理由も一緒に説明をお願いします。 237 まちづくり課長 この熊本県北部拠点都市整備推進協議会負担金でございますが、これは、全国の地方都市、地方拠点都市地域整備推進協議会負担金というところへ、そのままトンネルという形で、広域を通して流れていっております。金額の負担割合は、市が2万円、町村が1万円、合計8万円でございます。事業の内容といたしましては、いろんな国の施策とか、そういうようなものを本庁のほうから説明に参られております。以上でございます。  それと、前年の増減の理由でございますけれど、今年度の予算措置はこの分だけでよろしかったということでございます。 238 池上滿則 そうすると、この文言からですね、県北部拠点都市ということになってますが、この協議会で予想しているところのこの県北部拠点都市というのは、どういう想定をされているんでしょうか、この都市そのものは。 239 まちづくり課長 名称は熊本県北部拠点都市整備というようなことになっております。ただ、具体的な地方拠点都市の地域名では、荒尾玉名地方拠点都市地域ということで、抽象的な表現が北部拠点になっております。  これは、もともと地方拠点法の設置に基づきまして、これができた。で、これがまたそのまま残っておりますので、金額はわずかでございますけれど、こういう負担金が続いております。 240 池上滿則 この協議会でですね、県北部拠点都市ちゅうのは、どういうところを将来的に想定してあるのか、それはわかりませんか。 241 まちづくり課長 これは、拠点都市はやはり両市、荒尾市、玉名市を想定されると思います。そのほかに、やはり周辺都市の4町、玉東町、南関町、長洲と和水、ここが想定されております。 242 池上滿則 それはわかりましたけど、そのエリアの中で、拠点はどこに置きたいかという、そういう構想はないんでしょうか。 243 まちづくり課長 そういう点でのものは今のところ正式にはわかっておりません。やはり今では荒尾市さん、玉名市さん、この両市ではなかろうかと思います。 244 池上滿則 はい、わかりました。  同じく6ページのですね、国土利用計画法関係事務用品となっておりますが、これ、昨年もこういう金額が計上してありますが、どんな仕事を実際、町としてはされるのでしょうか。 245 まちづくり課長 事務用品とはなっておりますけれど、これは花の苗を配布しております。ちょっと説明内容の表現が好ましくはなかったと思います。以上でございます。 246 池上滿則 この国土利用計画法に基づいて、長洲町の国土はどういう利用をしたいか、そういう構想的な研究をするのじゃないわけで、今おっしゃったようなことをされるわけですか。 247 まちづくり課長 ここの説明資料の内容に書いてあります、国土利用計画法に関しての議論には使っておりません。先ほどの答弁どおり、花の苗を配布しております。 248 池上滿則 次にですね、もう一つ、6ページでふるさと雇用再生特別基金事業とありますが、この事業の説明をお願いします。 249 まちづくり課長 事業名は、地域情報化推進委託事業でございます。事業内容は、小・中学校におけるパソコン指導、それと、未来館にありますパソコン教室を活用いたしました、町内の高齢者や初心者向けの教室を開催する予定でございます。 250 池上滿則 同じく6ページでですね、町民研修センター使用許可申請書、これを作成されるようですが、この100冊、どのくらいの期間の分か。それと、この申請書をつくられるんですが、申請書のこの様式はいつごろつくられたのか、今回作成されるならば改善点はないか、そこをお願いします。 251 総務課長 前回の作成年月日についてはちょっとわかりませんけども、不足というか、今後必要だから印刷製本を組むわけですけども、中身の改善についてはですね、複写ですので、若干改善の余地といいますか、掲載の中で必要な部分はございます。そのあたりについては改善したいと思いますけども、今ちょっと事務のほから聞きまして、2年ごとに作成しているようです。以上です。 252 池上滿則 ここの窓口を対応される方は、大体シルバー人材で高齢者の方ですね。だから、あれを見ていても、なかなかですね、書き出す、申請に来なさる人もなかなかわかりにくいから、できるだけ簡易に、これは様式を見直してもらいたいということで質問しましたので、よろしくお願いします。 253 総務課長 私も決裁を打ちながらですね、そう思っておりましたので、今回作成する場合については、改善を入れたいと思います。以上です。 254 池上滿則 7ページに、新地方公会計制度対応改修分とありますが、今、官庁式でやっていますけど、この新しい方式をいつまでに導入しなければならないという、そういう何か決まりっていうですかね、そういうのがあるならば説明をお願いします。
    255 総務課長 これにつきましては、総務省の新地方公会計制度研究会が、平成18年5月18日ですか、に研究の報告書を出しております。これにつきましては、貸借対照表、それから行政コスト計算書、賃金収支計算書、純資産変動計算書の四つの表を整備し、公表するというものであります。  都道府県と3万人以上の都市については、取り組みが進んでいる自治体については3年をめどに、ですから平成18年5月以降、3年をめどに取り組むと。それから、人口3万人未満の都市、町村ですね、については、3年程度を準備期間としてというような報告内容になっております。長洲町におきましては、平成21年度中をめどに取り組み、平成23年秋には公表できる体制に持っていこうかと思っております。以上です。  (はい、終わります。) 256 議 長 質疑の途中ですが、ここでしばらく休憩いたします。                 (午後 3時01分)                 (午後 3時17分) 257 議 長 休憩前に続き会議を開きます。  ほかに質疑はありませんか。  (なしの声あり)  これで第1款議会費、第2款総務費についての質疑を終わります。  これから第3款民生費、第4款衛生費について質疑を行います。  予算書の歳出39ページから52ページまで、質疑はありませんか。 258 上野弓雄 それでは、後半の質問をいたします。  50ページになりますかね、衛生費の火葬場費ということですね。これは、20年度予算の中ではですね、火葬場の委託料ということで、火葬業務斎苑管理ですか、いうことで492万計上されておりまして、ことし52年度になりましてですね、ここが報酬、それから非常勤職員の報酬になっておりますけれども、この変わった理由というのはどういったわけか、まずその辺からお尋ねいたします。 259 住民環境課長 火葬業務ですが、平成14年度からシルバー人材センターのほうに委託をしておりました。昨年、シルバーセンターに県の監査が入りまして、火葬業務というものが、シルバー人材センターの定款の中の臨時的かつ短期的な業務または軽易な業務には適さないということで、今年度から特別職の非常勤職員として斎苑業務管理員を雇用しまして、報酬と共済費を計上しております。以上です。 260 上野弓雄 この非常勤職員って出ておるわけですね。で、非常勤職員というのはですね、地方自治法の203条ですか、報酬だけしかできないとようになっております。その点はどういうふうな解釈されておるわけでしょうか。 261 住民環境課長 長洲町特別職の非常勤の任用等に関する要綱というのがありまして、その中で、保健師さんとか看護師さん、それとレセプト点検専門員という方がいらっしゃいますけども、その職と同じ職に要綱を変更しまして、再編業務管理員というのを加えております。以上です。 262 上野弓雄 それでは、自治法のですね、203条の中に、非常勤職員には原則として報酬しか支給できないとなっておりますけれども、今、そちらのほうでは運用か何か、規則か何かを設けて、共済費を支給されたというような解釈でいいわけですか。 263 住民環境課長 報酬と社会保険、雇用保険や労災保険を加えて雇用する形となっております。  (それは、何でですか。) 264 上野弓雄 私が聞いたのは、今の組んであるのはわかりますけれども、それはどういう……。自治法にはそう書いてありますけれども、町のほうで何か規則か何かをつくってされておるかどうかというとことをお尋ねしてるわけです。そういう点では、どうでしょうか。 265 総務課長 住民環境課長が申し上げた、長洲町特別職の非常勤職員の任用に関する要綱をお伝えしましたけども、ここにおいて、身分につきましては、地方自治法ではなく、地方公務員法第3条第3項第3号に規定する特別職の身分を有しますので、社会保険等の支給もいたすわけでございます。以上です。 266 上野弓雄 特別職は報酬だけじゃありませんか。そういうとが特別職についてもそういうのがつくわけですね。わかりました。  それではですね、せっかく立ちましたのでですね、これちょっと、私、前々から気にしておりましたけれどもですね、大変、予算編成については慎重にされて、今回はまた、骨格予算ということでされておりますが、内容ではありませんけれどもですね、どうもですね、この款項目というのは変わってくることはありますけれども、節というのはですね、28節は、ずっとまだ、今現在生きていると思いますね。  その中で、職員の皆さんに一番関係のある職員給というがある。これ、「等」というのがなぜ入っとらんかというのが不思議でありますから。今大変、防犯上危ない中に「等」が外してあるというは、どういうわけでしょうか。  質問が、ちょっととんちんでわからんと思いますけど、節の28節ですね、予算の中には目節というのまで、一応、説明資料として出てますけれども、その節の中のですね、職員給料。3番ですかね。ここへ出てきますですね、職員手当。失礼しました、職員手当です。職員給料と言いましたが、職員手当というのが目節の中でございますですね。1報酬、2給料、3職員手当。ここがですね、等がなくなっとると。「等」がないというのは、これは大変危険じゃないかと思いますが、そういう点では、なぜ「等」としないかと、「等」を外したのはどういうわけかというのが、お尋ねしたかったわけですね。これは、印刷ミスかもしれませんけれども、全部外れとるから、無防備やないかと思いますが、この件についてはどうでしょうか。 267 議 長 上野弓雄君に申し上げます。はっきりと大きい声でお願いいたします。 268 上野弓雄 大変失礼しました。もう私も何回も言いよると忘れてしまいますけれど、もう1回、大きな声で申し上げますけれども、目節の中でですね、3が職員手当等というふうに、これは予算、節の解説に載っております。これ、前々から感じておりましたが、なかなか発言する機会がございませんでしたが、もう町長が最後でございますのでですね、これ町長がおらんでもどうぞ、等をなぜ外したかというのをお尋ねしたかった。それだけです。  (など。)  はい。  議長、これで聞こえたですか。 269 総務課長 大変、申しわけございません。等が必要であります。3節の職員手当等、たけかんむりですね、必要になっております。今まで、ずっとこれできておりましたので、大変、申しわけございません。 270 上野弓雄 了解し、終わります。 271 議 長 ほかに質疑はありませんか。 272 杉本勝彦 ただいま、上野議員の関連でございます。  まず、この非常勤職員になってから、火葬場の管理委託料というのが、非常勤職員になったわけですよね。それで、7,900円掛ける2名の242日。この7,900円というのは、どういう試算で出てきたんでしょうか。 273 住民環境課長 先ほど申しましたように、今回、特別職の非常勤の任用等に関する要綱をですね、そこに職種として、斎苑業務管理員というのを新たに設けまして、そこで7,900円と決まっております。以上です。 274 杉本勝彦 それと同じようなことですが、2名ということは、今まで1名だったんですよね。ですから、この2名が要るのか。それと242日というのは何でしょうか。 275 住民環境課長 先ほどの要綱の中で、非常勤職員は1週間で30時間以内の勤務となっております。ですから、1週間で火葬が多い日などは30時間をオーバーすることがありますので、もう1人補助員として雇用するものでございます。  それと、242日というのは、大体1カ月間の雇用日数が20日ぐらいを想定しておりまして、その1年分ということでございます。以上です。 276 杉本勝彦 そうしますと、前年度が492万円だったですね。そして、この7,900掛ける2掛ける242掛けると382万円ぐらいなんですね。と、110万の差額が出ます。これはやっぱり行革の一つの効果額と言えるんでしょうか。 277 住民環境課長 昨年まで、シルバーセンターに委託をしておりまして、今年度から、新たな非常勤職員として雇用する形をとりまして、減額となったということは、そういうことだと思います。以上です。  (はい、終わります。) 278 議 長 ほかに質疑ありませんか。 279 樋口エミ子 説明資料でお願いいたします。22ページです。ごみ袋作成委託料についてです。このごみ袋、大と小2袋計上されてありますが、前にも一般質問で申し上げましたけど、特小袋が必要だと申し上げました。その点は検討をしていただけなかったのかどうか、お尋ねいたします。 280 住民環境課長 特小袋の検討ということでございますけども、現在、ごみ袋には長洲町、和水町、南関町と印刷してあると思います。そういうことで、3町で1枚当たりの単価を削減するために、共同発注しておりまして、できますならば、特小袋の導入については、3町同時での導入がいいのかなと思っております。  また、大袋が25円、小で15円。特小袋を導入するとなりますと、やはり10円ぐらいかかるかと思います。特小袋をつくるとなりますと、やはりレジ袋タイプになりまして、作成料も6円以上かかるかと思います。その6円に販売委託料の4円を加えますと、10円ぐらいになってしまいますんで、損得抜きの導入になるかと思いますが、そういうことと、昨年、環境衛生推進委員会を開きまして、委員さんに特小袋の導入について、御意見を伺いました。あれば大変便利ということでございましたが、いろいろ作成面とか財政的な面を考えますと、少しずつたまったのをレジ袋にため置きしまして、たまったら小袋で出したらどうかという御意見もありました。近い将来、導入することになるかと思いますが、今後の課題として検討してまいりたいと思います。以上です。 281 樋口エミ子 高齢者の方は大変困られております。いつできるのかという声もたくさん上がっております。  特小袋、原価が今6円ほどかかるっておっしゃってましたけど、町のほうでは利益は、2袋の部分で少しは収入増があると思います。特小袋にまで利益をかけなくてもいいんじゃないかとも思っております。  で、小さい袋に集めて、何日か分、2週間に1回とか出す。真夏はとてもそれでは困ります。これから先、もう既に3月から夏、10月、半年以上はやはり生ものの分というのは、そうそうためることはできません。一部では段ボール・コンポストのごみ処理で堆肥とかづくりでやっております。  ほかの和水町さんとか南関町さんは、やはり山手のほうでたくさん土地を持ってらっしゃいますので、そちらのほうで、自分たちのほうで処理をされている。長洲町では、そうそうやはり借家と申しますか、団地とかそういった部分もあり、町全体で土地が狭いんですから、土地はそうそうたくさんはありません。やはり、出さないといけない。そういった形で、長洲町独自ででもやらなければと思っておりますが、もう一度お答えお願いします。 282 住民環境課長 財政的な面を考えるか、住民の皆様方の利便性を考えるか、今後検討してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 283 樋口エミ子 ことし計上されてないということは、この21年度はもうできないというふうに考えなければいけませんでしょうか。 284 住民環境課長 新年度では予定しておりません。 285 樋口エミ子 早く町独自での検討をお願いしたいと思います。  もう1点、質問いたします。母子保健対策費についてです。訪問謝礼の分で、母子保健推進員の訪問謝礼400円掛ける340件が計上されてあります。この内訳と申しますか、400円の根拠というのを御説明お願いいたします。 286 福祉保健介護課長 すみません。今のは説明資料の何ページになりますか。  (23です。議案書の51ページです。)  失礼いたしました。母子保健推進員訪問謝礼ということで、400円掛ける340件の、件数は340件ですけど、この400円の基礎数値ということでしょうか。  (はい。)  これは前年並ということで、今年度も計上いたしておりますけど。 287 樋口エミ子 1件400円というのは、交通費にも満たないというような金額と思いますけど、前年どおりという部分ではちょっと納得いかないんですけども。すぐには調べることできませんか。 288 福祉保健介護課長 母子保健推進員の管内のをですね、大体調べてみまして、どこも400円で計上されてるということで、長洲町も400円ということで計上いたしております。 289 樋口エミ子 この母子保健推進員さんなんですけども、7名のようですけども、この推進員さんに対しての謝礼というのは、すべて金額が低いように思われますけども、これは町独自で金額を決めた額じゃないわけなんでしょうか。 290 福祉保健介護課長 大体、年間7人の方で340件ということで、先ほども申しましたように、玉名管内で統一しての400円ということで予算計上いたしております。 291 樋口エミ子 この7人の方で340件訪問する、お一人で年間50件訪問するという形で、大変な訪問事業だと思っておりますけども、玉名管内でのそういった決まりという部分、執行部の方も納得いかれてない形での、この金額の設定、どういった形で設定されているのかなと、担当課の部分できっちりわかられて設定をお願いしたいと思うんですけども。 292 福祉保健介護課長 今年度、玉名管内統一ということで、400円で計上いたしております。それでまた、仕事量だとか、そういうのを勘案しまして、検討をさせていただきたいと思います。 293 樋口エミ子 それではまた、個々にでも説明をお願いしたいと思います。終わります。 294 議 長 ほかに質疑はありませんか。 295 池上滿則 予算説明資料でお願いします。  17ページのですね、次世代育成支援行動計画書ですかね、これをつくられるんでしょうね、100部。これの100部はどんな活用をされますか。 296 子育て支援課長 印刷の100部につきましては、前回、16年度につきましても、100部つくりました。で、子育てするところの団体とか、県とか、そういう部分で配布、また諸議会のときに配布をいたしました。で、実際二、三年前にそういう部分、100部がなくなってますので、今回、一応100部を予定しておるところでございます。以上です。 297 池上滿則 この計画書は、つくるたびに内容が新しくなっていくシステムというんですか、そういう方法になってるんでしょうか。 298 子育て支援課長 この行動計画につきましては、次世代育成支援対策推進法ですか、の第8条第1項に基づきまして、平成16年度に作成しました。それは17年から22年度までの5年分ですか、これが一応前期ということでございます。で、今回は22年度から26年度分の後期分を新しく作成するということでございます。以上です。 299 池上滿則 それから、22ページのですね、四王寺宮トイレ管理委託の月1万2,000円、これの積算はどんなふうになっておりますか。 300 住民環境課長 失礼しました。1カ月15日間で、1日当たり800円でございます。 301 池上滿則 そういう業務をされておるわけですね。  で、その毎月のそういう成果というですか。どういうことをしたという、そういう報告書はとっておられますか。業務委託して、その後。その1万2,000円、15日、800円ですか。どういう業務をしたという、その受託された方が報告はされてありますか。とっておられますか。 302 住民環境課長 報告はもらっておりませんが、我々が現場に行く際に、トイレのほうは観察してまいります。 303 池上滿則 いえいえ、私言っとるのは書類でとってますかっちゅうことです。  (とってないです。)  今後とるなら、提出するようにお願いいたします。  それから、斎苑管理業務、22ページですが、ここの中に、あれがあるですね。植栽管理委託とか、斎苑清掃委託とか。清掃委託は専門的なことがあると思いますが、この2名の方の業務は、当然、火葬の業務とほうにいろいろあると思います。で、そういう方たちにあそこの植栽は、そう木は大きくないですね。だから、しょっちゅう火葬業務があるわけじゃないし、240日間も出られるのだから、ここまでの、そういう管理業務をされる方には、委託はこれもしてくださいということで、こちらの費用の削減に努めることはできないでしょうか。 304 住民環境課長 1カ月で火葬が大体15体ぐらいですから、火葬のない日には施設内の簡単な清掃とか、機械の点検、それと除草とか、簡単な剪定あたりをやってもらうことになっておりますが、大きな木については、業務の中に入っておりません。 305 池上滿則 だから、この方たちができる範囲での、今、植栽の管理とか清掃はしていただくということでしょう。 306 住民環境課長 斎苑管理員さんができる限りのことは、やってもらいたいと思っております。  (はい、終わります。) 307 議 長 ほかに質疑はありませんか。 308 福永栄助 52ページ、妊婦健診委託料。これは14回の妊婦健診を委託するわけですが、きょうの新聞によると、この補助額が100%ちゅうのが少なくてという新聞報道がありますが、この委託料は140名分ですが、100%補助ですか。 309 福祉保健介護課長 国の補助は2分の1でございます。 310 福永栄助 で、県から補助金が来るでしょう、また。で、国からの補助金じゃなくで、交付税で見とるわけでしょう。だから、交付税で見るのには100%の補助ができるような交付をしとるということですから、本来は100%であるべきなんですけれども、これは自由財源ですから、ほかにも使える可能性があるから、長洲町は100%なのかどうか。 311 福祉保健介護課長 健診を受けられる方は無料となっております。 312 福永栄助 国が想定する健診費用は、1人当たり11万8,000円となるが、長洲町の計算では9万5,000円ぐらいしかならんとですよね。やっぱり、平均よりも長洲町のほうが、この周辺のほうが健診の料が安いのかどうかですね。 313 福祉保健介護課長 長洲町のほうは、今回の委託料ですけど、1人当たり約13万の14回分、1人当たり13万円ぐらいで計上いたしております。  (どうして。1,380万でしょう。1,380万の140人ですよ。9万8,571円じゃなか。) 314 議 長 自席でしばらく休憩いたします。                 (午後 3時50分)
                    (午後 3時50分) 315 議 長 休憩前に引き続き会議を開きます。 316 福祉保健介護課長 大変、申しわけござませんでした。9万4,000円でございます。  (9万4,000……。) 317 福永栄助 説明資料は、1,380万なんですよ。で、140件分ですよ。これを割れば9万5,700幾らになるんじゃないですか。 318 福祉保健介護課長 事務費が入っておりますので、140で割れば9万5,000円ぐらいになりますけど、健診の委託料だけであれば、9万4,090円でございます。 319 福永栄助 だから、国が想定する健診費用は、1人当たり11万8,000円でしょう。で、長洲町が1回当たり9,400円ちゅう計算でしょう。だったら、国が想定するよりも少ないっちゅうことは、補助が低いんじゃなかろうかという疑念が出てくるとですよね。100%は100%でいいですよ。 320 福祉保健介護課長 新聞等でも取りざたされましたけど、それぞれ県で、1回から14回までの健診料が違うということが、新聞等で発表されております。この委託料というのは、熊本県の医師会のほうにお願いいたしておりますので、医師会のほうで決められた金額での計上をしております。 321 福永栄助 だから、県の補助金が526万7,000円でしょう。県の補助金が526万7,000円入って、それに交付税で入ってきて、国が言うには交付税で全部見れるように措置したちゅうことでしょう。交付したちゅうことでしょう。  だから、この日本産婦人科医会の調査で、それが出たっちゅう……。100%が関東地域は一つの町のみで、補助率が80%の自治体が全体のほぼ4割、70%が4割、60%が2割だったっちゅうから、長洲町は100%補助しとりますというならよかですよ、もうそれで。100%なのかどうかですよ。 322 福祉保健介護課長 これは、受診者に対しての補助という意味ですか、今の質問は。受診者に対して100%補助してるという意味でしょうか。 323 福永栄助 妊婦さんが健診を受ける、その費用でしょう。それに対する医療費の助成ですよ。それが、助成が国が想定するのが11万8,000円という、そう考えておるわけでしょう、国は。それを、交付税で見とるから、本来は100%であるべきと。それで、今9万4,000幾らというのは、県の医師会の試算によってそうしたと。やけん、それだったら11万4,000円分の140名ちゅうとが、本来は交付税できとるはずと、私は思うわけです。 324 福祉保健介護課長 本来、前年度まで、1回から5回まで、これは交付税措置がされております。それから、今回追加分の9回分ですけど、これは2分の1が国庫補助で、残りの部分は交付税措置ということでございます。 325 福永栄助 だから、交付税措置をしとるちゅう、2年間の限定でしょう。限定で、今年度交付税措置をしとるから、14回の健診を受けても、本来は無料ちゅうことなんですよね。だから、長洲町がこの1,380万で140名分を、14回健診が無料でできるのかどうかちゅうことですよ。 326 福祉保健介護課長 議員おっしゃるとおり、全国で11万ということですけど、これは県の医師会では9万4,000円でということで、健診費14回分が9万4,090円ということで、前回、代表市長等と医師会との話し合いで決定したところでございます。 327 福永栄助 それじゃあ、地方交付税の中では、11万8,000円というのは交付税の中に入っとるちゅうことはわかるわけですか。国が想定した11万8,000円でそれぞれの自治体に交付税の中で措置したちゅう形だから。町は9万4,000円でもできるちゅうことでしょう。11万8,000円を交付されたのかどうか。9万4,000円の11万8,000円だから、交付されたのは9万4,000円の分が交付されたのか、県の補助金を除いてですね。 328 福祉保健介護課長 先ほども言いましたように、熊本県の医師会では9万4,090円ということで、その中で19年度までしておりました1回から5回、これは今まで交付税措置があっておりました。それから、追加の9回分は、一応、県の医師会のほうでは、1回当たり7,000円の9回分で6万3,000円の140件、そうしますと、このうちの2分の1が補助金で入ってまいります。残りの部分が交付税措置ということで、交付税の金額については、幾ら入ってくるかということはちょっとわかりません。 329 福永栄助 これには一般財源は入ってないですよね。入ってないちゅうことは、一般財源は持ち出さんちゅうことでしょう。交付税の中身はわからんとですかって。あなた交付税担当じゃなかろうもん。 330 福祉保健介護課長 今の時点では、交付税で入ってくる金額はわかっておりません。 331 福永栄助 交付税で入ってくる金がわからんで、一般財源を入れんで、予算が組まるるか。県から補助金が入ってくるでしょう。残りの分は交付税措置された分だろうって。要するに、その交付税の額は本当にその額が来たのかどうかちゅうのが確認できとるから一般財源を入れんで済むわけでしょう。一般財源は入っとらんと、だから。入っとらんとだろう。 332 福祉保健介護課長 一般財源は入っております。 333 福永栄助 だから、一般財源が入っとるというんなら、これは100%じゃないちゅうことでしょう。国のあれじゃないちゅうことだろう。町も入れて100%ちゅうことだろう。国からの措置が100%、健診を受けられるように交付税措置をしたちゅうことだろう。だったら、町の一般財源を入れる必要はないじゃん。(100%じゃなかっじゃろう。)100%じゃないから町も負担をするわけでしょう。で、100%にするわけやから。 334 福祉保健介護課長 まだ今の時点では、この委託料の予算は1,338万の妊婦健診委託料の中に、先ほども申しましたように、このうちの882万円が今回追加された分の9回分でございます。そのうちの2分の1が県の補助金で入ってまいります。そして、全体的に見ますと、国庫補助を除いた部分は交付税措置がされるということでございます。 335 福永栄助 これは国の補正に基づいたものですか。21年度の交付税措置じゃなくて補正に基づいた支出、新年度の予算の中で、今年度から2年間限定して妊婦健診を14回はただでやりますよちゅうことでしょう。それが、補正の分が入ってきとるわけ。これは新年度予算だろう。 336 福祉保健介護課長 これは新年度予算でございます。 337 議 長 ここでしばらく休憩いたします。                 (午後 4時03分)                 (午後 4時18分) 338 議 長 休憩前に続き会議を開きます。  執行部の答弁を求めます。 339 福祉保健介護課長 大変申しわけございませんでした。  今回の健診の委託料でございますが、国の2次補正で、県のほうの基金で賄われる予算でございます。その賄われる部分は、追加分の9回分が県の補助金として賄われる分となっております。以上です。 340 福永栄助 終わります。 341 議 長 ほかに質疑はありませんか。 342 川本幸昭 それでは予算書の49ページ、環境衛生費の中の13番の委託料、し尿収集・運搬委託料の4,480万ということで、昨年より若干減少していますけども、根拠をひとつ答弁してください。 343 住民環境課長 し尿くみ取り委託料につきましては、平成18年から20年まで激減策をとりまして、1,500万ほど削減しております。新年度はその翌年ということもありまして、余り思うような削減ができませんでしたけども、予算額の4,480万に対しまして、契約の段階で200万程度減額して契約する予定となっております。  この根拠につきましては、町が直営として行った場合の積算額と業者の見積額を比較しまして、相当開きがございました。そこで、業者のほうに町の積算額に合わせてもらうということで、今回の予算計上になったところでございます。 344 川本幸昭 毎回くみ取り料金と委託の間に格差がありますよね。ことしは3,300万のくみ取り料に4,400万ですよね。昨年から若干しか減っていないんですけども、私は昨年はバキュームカーのジョイントについてどういう契約をしたかということで言いましたけれども、今回はどういう形での業者からのそういう見積もりをとって、どのくらい時間をかけてこの金額になったんですか。 345 住民環境課長 積算に対しましては、私もちょっと不審なところがございましたので、昨年の11月の初めごろだったと思いますが、実際にバキューム車に乗車してみました。そこで、1件当たりくみ取るのにどのくらいかかるか、1台当たり満タンにするのに何件ぐらい必要なのか、また乗車人員は何名必要なのかという状況を調査しまして、また、荒尾市の積算書もお借りしまして、実際に私が積み上げた金額が、今度契約を予定しております予算よりも200万程度下がった金額と大体同じような額となっております。 346 川本幸昭 ことしの場合は明確にそういう規定どおり、決まったとおりにしていただくという形でしょうけども、やはり私は余りにも格差がある。  いわゆる合特法の絡みでずっと来ていますけども、町長が最後の覚書と言われましたけど、18年から20年までですよね、覚書になっていますが、橋本町長になる前に委託料が決まりましたけれども、それからずっと格差が、非常に大きい開きがあります。委託にならなければ、許可ならば、くみ取り料金の3,300万という形なんですよね、業者が。町は滞納も心配することなく、収集も料金回収も業者がするということなんですけども、委託になったために多額の出費をしてきています。  そこで、町長に聞きましょうか。12年間の中で、この問題というのは、私は大変大きいのかなと。18年から20年の覚書、その前に10年間のまたいろいろなことをされたと思いますけれども、どうでしょうか、このし尿については、橋本町長は自分なりにどのようなお考えをお持ちですか。 347 町 長 この問題につきましては、川本議員がいつも議会で御指摘のとおり、もともと許可であったのを委託になったということ、これは議会の総意でありますので、私どもはそれに従って粛々とですね、業務をしなくてはいけないということでやってきたわけですが、そこで、御指摘のとおり、かなり差額も出ておりましたので私としては特に……。私も業者と話をしたこともあります。それで、私の立場と業者の立場も全然開きがありますので、それを何とか議会の意向を伝えたりとか、そしてまた、町も予算的には少ないほうがいいわけですので、当然折衝をしてきましたが、いかんせん、そこにまた合特法というのもあってですね、思うようにいかなかったのが今日までです。  しかし、それぞれ担当課が本当に努力をしましてですね、現在では、この21年度予算では約980万ぐらいの差に詰まってきたということでありますので、この間、じゃあ、何で早くそんなことをしなかったのかとおしかりの意見もあろうかと思いますが、相手があるということでですね、なかなか思うようにいかなかったわけですが、半面、業者の言い分からしますと、住民の生活を守っているんだと、我々がいなければどうなるんだとか、そんな言葉も相手から出るぐらいな厳しい折衝をやったつもりであります。  まだ議員も不服であると思いますが、しっかりその辺の差を詰めてきたということだけは、どうぞ御理解をしていただきたいと思います。 348 川本幸昭 私はずっと以前から不服なんです。業者の人は、それは町民になくてはならない、町がしなくてはならないそういうくみ取りを自分たちがやっているんだという自負もあるでしょう。それはそれで認めてやらなあきませんけれども、それは単価が非常に適正であればみんないいと思いますよ。しかし、私は適正じゃないということでこれはずっと質問をしてきたんです。  だから、あなたがなられたときはもう既に委託になっていましたけれども、そういう10年契約とか3年覚書とか、それは我々議会には後から判明したというのが最初にありましたよね。だから、この問題はオープンにされてきていなかった。ここに私はですね、いろいろな問題点があると思います。合特法ですから、これだけじゃなくてほかのごみの収集、下水道処理場の委託とかですね、いろいろな形で町も公平さを保ちながらもですね、そういう業者に合特法絡みで仕事をしていただいたのか、させたのかですね、そういう違いはあると思いますけれども、それにしても、やはりこういうのは今の長洲町の財政状況から見れば、町民の皆さんはやっぱりこれはおかしいと、私もおかしいと思うしですね。くみ取り料金と委託がこれだけ差があるということは、九百何十万ということで差が縮まったということですので、前は余りにもひどかったということですよね。  そこで、私は一つはですね、正確さということで、住民環境課長は19年度が1,245世帯、20年度が1,218世帯ですか、27世帯ということですけども、下水道課に聞きますけども、わかる範囲でいいですが、1年間で大体世帯でどのくらい、人口ではどのくらい水洗化がされていますか。 349 下水道課長 昨年20年の3月から昨年20年の10月までの資料でよろしかったら報告いたします。  水洗化でいきますと、53戸の水洗化ができております。以上です。 350 川本幸昭 下水道は下水道でやっぱり促進もしていますので、減っていきますよね。それと、浄化槽も19年度の決算資料では155人が浄化槽、いわゆる水洗化をされておるということですよね。  そういう形で見てみますと、毎年水洗化を促進されて、くみ取りから水洗のほうに行っていると。そういう中で、昨年の予算の計上が4,559万ですからですね、20万と60万ばかりしか差がないという形ですよね。一人60万、27件ちゅうことは2万ぐらいですよね。1件2万ということは、世帯か1万2,000どしこですから、1件2万というのは2万4,000円ぐらいに逆算して計算すればそうなりますけど、これはどうですか。 351 住民環境課長 すみません、質問の内容がちょっとよくわかりませんでした。 352 川本幸昭 住民環境課長が平成19年度と20年度のくみ取り世帯を発表しましたよね。19年度が1,245世帯、20年度が1,218世帯、その差は27世帯ですよね。27世帯減って、くみ取り委託料金は80万ばかりですね、減額は。27世帯で80万ばかり、2.何倍ですよね。1件当たり2万二、三千円の減額になっています。1件当たり2万二、三千円なら1,218世帯だから、4,400円には計算上なりませんねと私は言っているんですよ。わかりますか。減ったのは1件当たり2万ちょっとでしょう。だから、1件当たり費用が大体2万ちょっとかかりますよという感じで受けとっていいのか。1,200なら2,500万か3,000万で済むじゃないですか。 353 住民環境課長 委託料の積算につきましては、現在の業務体系からいきますと、件数あるいはくみ取り量が少々減ったとしましても委託料の契約変更には至らないと思います。 354 川本幸昭 積算の根拠が、この前説明されましたけども、くみ取りする場合の費用とやめる場合の費用は違いますよという答弁ならわかります。1件当たりこれだけ人間が減れば、くみ取り量は減りますよね、委託料も減りますよね、これは。それを言っているんですよ。だから、あなたは、いや、それは違いますよと。くみ取りの場合と減る場合の1人当たりの費用というのは差がありますよと。そこの根拠を言われれば納得しますよ。 355 住民環境課長 先ほどと同じ回答になるかと思いますけれども、先ほどおっしゃった許可の場合でしたら量とかが大いに影響しますけれども、委託の場合の積算でいきますと、戸数やくみ取り量が減りましても、あくまで何台の車で1日何回運べるかという効率性の問題ですから、契約内容は変わらないということでございます。 356 川本幸昭 この契約は何台ですか、2台ですか3台ですか。 357 住民環境課長 契約は2台でございます。 358 川本幸昭 私がいつも荒尾に調べに行ったとき、荒尾の場合も以前から1台2,000万弱ぐらいですよね。だから、いろいろ勘案しても、2台ならば4,000万弱かというのが、この地域のバキューム車1台に対するそういう費用じゃないかなと思っていますけれども。それにしてもちょっとまだまだ高過ぎる。課長もそういう委託の根拠というか、この地域の問題もちょっと調べてしてほしいんですよ。長洲のくみ取り量との差額が九百何十万と言われましたけども、前は長洲はくみ取り料金が本当に低かったんですよね、7円とか8円ぐらいで。今は2市4町の中で一番、断トツで料金が高いでしょう。それで縮まってきたんですよ。下がったんじゃないんですよ。くみ取り料金を上げたために縮まってきているんですよ。そういう点もしっかり見ていかないと、料金が縮まったから適正だよじゃなくて、これよりうんと低かったんですから。ただ、下水道料金を上げるのと同時にくみ取り料金も上げましたから差が縮まったという、それだけの問題ですから。実際、委託料が適正に下がっておるということはあり得ませんので、しっかりそういう面を、もう少し全体の地域を見て、次回から十分に答弁できるようにしてください。  次、もう1点この款項で伺います。  予算書の52ページ、扶助費、乳幼児医療費助成2,340万となっています。前年度より若干額が変動しているように思えますけども、どうでしょうか。 359 子育て支援課長 扶助費につきましては、今年度2,340万計上していまして、20年度につきましては2,460万円が当初予算でしたけど、今回の議会中に20年度につきましては不足が生じるということで補正をお願いして、議決をいただいているところでございます。以上です。 360 川本幸昭 そこで、乳幼児、子供さんの教育とか医療というのは、財政状況もいろいろありますけれども、今どこの市町村も頑張っておられますよね。この荒尾・玉名管内でも15歳までというのが、ことしの4月から玉東町と和水町でスタートします。今、熊本県全体も15歳まで拡大するというのをことし4月からスタートするのは11市町村ですかね。この3月議会に四つか五つぐらい提案されて、やがて可決されるだろうと思いますけど、長洲町は就学前まで。窓口負担については、通院が窓口負担なしと一歩前進はしておりますけれども、少なくとも、小学校3年以上というのが、47の市町村のうちもう半数ぐらいですよね。就学前が半数ぐらい、小学生3年以上、6年生、中学校までというのが23か4ということで、大体半々ぐらいになっています。  これは、今の6歳までと小学3年の9歳までにした場合、どのくらい費用がかかるか、これは検討されたことはありますか。 361 子育て支援課長 乳幼児医療は一応6歳までということで、小学校1年、2年、3年生につきましては国民健康保険とか社会保険とか、そういう方がかかられて、社会保険というか一般の保険組合、共済、協会健保とかそういう分について、1年生から3年生までの病院にかかった費用ちゅうとがちょっと把握はできませんでした。  長洲町は国民健康保険がありますので、国民健康保険の資料をいただきまして、これは20年度じゃなくて19年度が一応決定ということで、国民健康保険の方の小学校1年生から3年生までで19年度にかかった費用及び負担を一応積算しました。それで、1人当たりの負担額を出しまして、今度の新1年生ですか、1年生、2年生、3年生に1人当たりの負担額を掛けましたところ、これはあくまでも本当に推測でございますけど、3年生までで約866万程度の費用がかかるということでございます。これはあくまでも推測でございます。 362 川本幸昭 そこで町長に、今回は骨格という形でこういう点も予算に計上されていないんですけど、やはり子供たちのために、いわゆる今は少子化、また非常に不景気ということになっていますのでですね、医療とか福祉に力を入れるということで、今度の予算の中にもですね、思い切って小学3年ぐらいまでは乳幼児の医療費の助成をするんだと、完全に自己負担のないようにするんだというのが、私はぜひともですね、そういう予算計上をしてほしかったんですけど、これについて町長自身の考えはどうでしょうか。 363 町 長 この乳幼児の医療費助成につきましては、3歳未満まで無料にしたのは、この管内あたりでも長洲町が早かったと思います。それだけに少子化対策だとか子供への、いわゆる補助だとかは、姿勢的には町としては持っていると思います。  ただ、それ以降、御案内のとおり非常に財政状況もですね、逼迫してきまして、また、目の前に財政健全化法があって、どちらかというと、そういったほうに重きをかけてきたと。これは将来的に長洲町をしっかり、やっぱり財政健全化をして、そして将来子供のために助成するところは助成する、そういう思いで財政の健全化に向けてきたわけですので、財政の健全化をなし得たときにはですね、これはまた議会からも御提案があるでしょうし、町としてもその辺は時代の趨勢として考えるんじゃないかなと思います。 364 川本幸昭 やっぱり最初スタートしたけども、やっぱり全体的に熊本県内でもそういう面で各自治体、議会でいろいろ議論をされて、執行部もそれにこたえている自治体が多くなっていますよね。だから、あなたの最後の花道に、これをやったらよかったかなと私はひとつ思っていたんですけど、今の答弁では時代の流れはその後の問題ですからね。やっぱり常にこういう問題提起をしておかないと財政が800万から900万、それを捻出すれば小学3年の子供たちまでできるわけですから、900万をどうするかということになっていけばですね、そんなに深刻に考える問題じゃなかったかなというふうに思っています。以上、申し上げてこの項を終わります。 365 議 長 ほかに質疑はありませんか。  (なしの声あり) 366 議 長 これで第3款民生費、第4款衛生費について質疑を終わります。  これから第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費について質疑を行います。予算書の歳出53ページから58ページまでです。質疑はありませんか。  (なしの声あり) 367 議 長 これで第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費についての質疑を終わります。  これから第8款土木費、第9款消防費について質疑を行います。予算書の歳出59ページから65ページまで。質疑はありませんか。 368 池上滿則 予算説明資料で、すみません、お願いします。 369 議 長 大きい声でお願いします。 370 池上滿則 はい。これは31ページのですね……。 371 議 長 説明資料ですか。 372 池上滿則 はい。説明書、すみません、31ページです。  街路等樹木管理、これは毎年計上されておりまして、今年度は100万増ということになっております。今年度1工区、2工区、名石浜、これの100万増はどういうことでしょうか。 373 建設農政課長 お答えいたします。  当初といいますか、4年前までは年4回の除草、剪定を行っておりました。それから、財政状況の理由などにより年2回の作業といたしました。現在、20年度もその方向で行きまして、今度21年度に対しては、ちょっと手が届かないということで、年2回から年3回の除草作業、剪定作業などを行うための増額となった次第でございます。以上でございます。 374 池上滿則 3回にふえたということですけど、毎年ここに1,000万近くの費用を使われるわけですね、税金を。管理をしたいということで、仕様書なんかをつくっておられるわけですか。 375 建設農政課長 仕様書は作成しております。以上でございます。 376 池上滿則 私はひとつこの業務を委託されるに当たってですね、足を運んで目で確認して、そして、後でここはどうしたらいいかという、そういう検討をされた結果ですか。そこそこでですよ、ここはこうしたらいいだろうという管理の仕方があると思うわけですよ。だから、ずっと毎年ここをされてきて、本当に毎年必要なのか、そこが私は気になるわけですよ。毎年されているから。そこそこでここはどういう管理の状態でしていいか、現場に行って、目で見てですよ、そして課の中で、ここはこうしたがいいんじゃないかと、そういう検討の結果、ことしもやっぱりしなければならないのか。そこをお尋ねします。 377 建設農政課長 お答えいたします。  街路につきましては、枝落としが満足にできておりませんでした。現地を確認いたしまして、そっちも手入れするようにしまして、次年度、3年に1回ぐらい強力な枝落としが必要になるということで、今回計上したものでございます。現場は確認しております。以上でございます。 378 池上滿則 ことしは3年に1回の事業ということですね。ほかにいろいろな、こんな樹木管理というか、公園管理があるわけですよ。だから、毎年同じじゃなくて、そこそこでどうしたらいいかという、そういう判断を下してですよ、そして、ここはこうしたような作業をしたいから、その仕様書をこちらでつくって、その業者さんに出して、そういう積算をしてもらいたいと思うわけですよ。  次に、公園が6カ所ありますでしょう。一先宮がありますですね。一先宮は私が18年に質問したときは80万、これを10年近く投入されておるわけですよ。ところが27万減額された。この27万だってほかの6カ所、7万でしょうが。ほかの公園管理に比べて4倍ですよ。減額になった分が28万ですから、4カ所分に相当するわけですよ、減額した分が。今度はまた53万でしょう。だから、その53万、以前80万投入されていてどんな効果が出ているのか、ちょっと私には見えません。目に見える効果と目に見えない効果があるかもしれませんけど。だから、私は一先宮のこの53万の積算については、どんな積算をされているか見せていただきたいんですが、きょうは時間がありませんのでそれはちょっとやめておきますけど、歳出の中でいろいろな委託業務があります。特にこの樹木管理については再度ですね、本当にそこが必要なのか、毎年しなければならないのか、そこを検討していただきたいと思います。  それから、次の公園遊具点検業務、これは25万計上してあります。これは今年度もされるわけですか。 379 建設農政課長 はい。今年度も実施いたします。 380 池上滿則 それはおかしいと思いますよ。昨年の予算書を見ますと、隔年となっているわけですよ。ことしもされるということはどういうことでしょうかね。よっぽど何かあったわけですか。 381 建設農政課長 お答えいたします。
     都市公園における遊具の安全確保に関する方針ということで、国交省から改訂版が出されております。これが平成20年8月に作成されたものでございます。  そこで、定期点検といたしまして、点検の頻度は年1回以上とすると定めた文書を受けて、今回から毎年度点検するという方向を決めたものでございます。以上でございます。 382 池上滿則 だから、私、昨年もこれをお尋ねしましたけれども、本当にこれは業者がする必要があるのか。私はそういうことで、ある程度自分で点検っていうんですかね、素人なりにしたんですけど、別にそういう資格も何もない業者がしていいという答弁があっていましたけど、職員でもできると思いますよ。腐食とかいろいろなそういうのを見ればいいことですし、すべり台だったらどこか欠げとるところはないかと、そういうことで今年度もされるということなら理解できます。  そうしますと、前年は赤崎公園の管理が上がっていました。今年度はされないのは。 383 議 長 質疑の途中ですが、本日の会議は議事日程に従い、あらかじめ延長します。 384 建設農政課長 お答えいたします。  今年度、20年度からは赤崎区の区長さんから申し出が来まして、赤崎区の公園といいますか、あそこの管理については、地域も高齢化したということで、お断りを受けたところでございます。以上でございます。 385 池上滿則 でですね、この公園管理が必要かどうか、来年の予算編成からはとにかく足を運んでください。  それから、町営住宅の除草作業があっていますけど、これは本当に町でしなければならないでしょうか。 386 建設農政課長 お答えいたします。  本来ならそこの行政区といいますか、そっちのほうでお願いしているところですが、有料の賃貸といいますか、町営住宅という理由もありまして、町のほうで管理、除草作業をせざるを得ない状況でございます。以上でございます。 387 池上滿則 それは町で建てとる代物だからそうおっしゃいますけど、これは住民が自分が住んでいる建物の付近の除草でしょう。それは町からお願いできないんですかね。ただそういうことだから予算に計上しますということじゃなくて、足を運んで、「どうですか、これ、取っていただけませんか。おたく様たちの住んでいる住宅の付近の除草ですから」と、そういうお願いはできませんか。 388 建設農政課長 お答えいたします。  区長さんあてに、もしくはその管理棟の代表者あたりと調整をとりまして、またお願いということで参って検討していきたいと思っております。以上でございます。 389 池上滿則 はい。終わります。 390 議 長 ほかに質疑はありませんか。  (なしの声あり) 391 議 長 これで第8款土木費、第9款消防費について質疑を終わります。  これから、第10款教育費から第14款予備費についての質疑を行います。予算書の歳出65ページから80ページまで、質疑はありませんか。 392 川本幸昭 教育問題で質疑をいたします。  一つは教育全般、いわゆる学力テストについて、長洲町の教育委員会は、ことしはどのように対応しようとされておるのか、まずそこから。 393 教育長 町内の児童生徒の学習、あるいは学習状況を細やかに把握してまいりたいと思います。そして、教育あるいは教育施策の成果、課題を検証して学力向上に努めたいと思っております。  以上でございます。 394 川本幸昭 参加をされるということですが、今まで全国では愛知県の犬山市が不参加ということになりましたけれど、昨年公表に踏み切ったところがありますよね。基本的には、最初に実施するときにはどのような形で国は説明されたんですか、自治体に。公表については、どのような形でされるのが望ましいということになっておったんでしょうか。 395 教育長 市町村教育委員会は、学校の状況につきまして、個々の学校名を明らかにした公表は行わないこと、それから、序列化につながるような取り組みはしないことということがございます。  以上でございます。 396 川本幸昭 今、それの方針が崩れつつあるようにいろいろ報道されていますね、秋田県も。大阪府の知事も公表しなさいということで、発表するよということを言われてますよね。そうした場合は、今教育長が言われたように学校間競争、いわゆる子供たちや先生たちを競争の中に陥れるというような感じですよね。学校の格差、先生の格差、いわゆる成績が悪いとそういう目で見られる。学校を移ろうか、こういう先生のところでは嫌だということになりますと、今こういう問題をただ国がやるからという形にしていたら、県知事次第では公表しますよということになった場合、大変な状況になるんじゃないかと思っています。長洲町は、そういう圧力がかかってもこういうのは発表しませんよという形になりますか。 397 教育長 長洲町におきましては、そのようなことは一切現在まであっておりませんし、これからもないと思っております。  また、学校におきましては、保護者の方々にもそれぞれ、その取り組みについては御理解をいただいております。  以上でございます。 398 川本幸昭 来年、県立玉名中が生まれますんでね、ことしの4月に小学6年生になった子は、もう受験の準備だということになりますと、義務教育の中でまだ小学生の時代からいろいろな形が生まれる可能性もあるし、ちょっと今の教育状況にとっては、子供たちに無理かなと。この点についても、見解をお聞かせください。 399 教育長 お答えをいたします。  このことにつきましては、県南のほうでその取り組みが既に行われております。県北におきましては、これからその県南の様子をそれぞれ見ながら取り組むという体制をとっていくと思いますので、それを見つめながら本町においても取り組みをしたいと、このように思っております。  以上でございます。 400 川本幸昭 教育委員会の仕事というのは、これからいろいろな面が降りかかってくると思うんですね。常に、小中学生とか教育振興に努められると同時に、子供たちがこれから進むべき進路の問題等も教育委員会でしっかり議論をしていただくというのが大事ですよね。高校再編の問題もあるし、中学3年になってからも大変な状況が起こりかねない。そういう問題もお聞きしておりますんで、十分な教育委員会の審議をしていただくことをお願いします。私は、学力テストについては、明確にですね、中止すべきだということを申し上げています。  それと、79ページで、学校の給食費。4,594万5,000円がことしの負担金ですけれども、どうですか、1年間されてこられて。小学生があと何日間かありますかね。されて、どうですか。学校給食を荒尾に委託して、ああ、おいしい御飯で子供たちが喜んでいるという感じでしょうか。 401 学校教育課長 学校給食を今年度から荒尾市に委託して、子供たちの状況でございますけれども、当初はいろいろ、給食量が少ないとか、味が薄い、濃い、そういった話を聞いておりました。一応そういったことを聞いておりましたので、学校教育課としても7月の夏季休業前に状況についてのアンケートをとりました。その結果としては、私たちが心配するほどの子供たちの状況ではございませんでした。給食量につきましても、中学校は確かに4割ぐらいの子供が少ないということでございましたけれども、小学校につきましては9割方がちょうどよい、多いというような状況でございました。また、味についても心配するような状況ではございませんでした。それが、給食の状況でございます。  以上でございます。 402 川本幸昭 そのほかにも、いろいろ問題点があったように思いますけれども教育委員会として、うーん、これはちょっと改善しなきゃいけないなというのは何か感じておられますか。 403 学校教育課長 川本議員が言われます問題点で、大きな問題点の一つは、今年度は異物混入でございました。この異物混入につきましては、10月に荒尾と長洲で異物混入防止対策委員会を立ち上げまして、その対策を来年度に向けて取り組んでいるところでございます。具体的には、調理の仕方のマニュアルづくり、そして混入しないような網戸の設置、また、防犯カメラの設置、そういったことを来年度に予算措置をして異物混入が起きないように荒尾市と一緒に対策を講じている計画でございます。  以上です。 404 川本幸昭 最初の混入があったときもそう言われました。この前入ったときもそう言われました。ということで、もう5回ですよね、異物が。長洲で行われていたときは、そういうことは私たちも報告を聞いてないんですけれど、ちょっと問題点がありはしないかなと思っているんですけれど、これらについて、これはまだまだいろいろ問題点がありますけれど、町長はこれらの問題について向こうの市長とこういうことがないようにという話し合いか何か持ちましたか。いろいろ対策会議か何かあるんでしょう。実際、持たれましたか。 405 学校教育課長 この委託に伴って、荒尾市と長洲町の組織として町長あたりが入られています学校給食連絡会議というのがございます。これは両首長、学校教育関係、そしてその中に教育長も入ってらっしゃいます。その中で、さっき申し上げました異物混入の具体的な来年度の予算について提示しています。そういった内容を町長は御存じでございます。  以上です。 406 町 長 その会議の中で、当然異物混入がないようにということは、私のほうからも言っておりますし、そして、対策委員会ができているということがありましたので、これはいわゆる絵にかいたもちにならないようにしっかりと対策を立てて、またチェックするだとかですね、書いたものは着実に実行して、そして、またそれをチェックするといったことのお願いはいたしております。 407 川本幸昭 こういうことが、たびたびですからね。やっぱりあってはいけないし、次にあった場合は、これは大問題になると思いますよ。我々もこういう異物まで委託した覚えはありませんのでね。これは、しっかりとこれから私たちも次にこういうことがあったら、今のままじゃなかなか、「はい」って言うわけにはいかんのじゃないですか。子供たちが余りにもかわいそうですよ。  それと、ことしはボルトが欠けたから機械の部品を入れますという感じですけれど、そういう予算の計上はここの中にあるんですか。それは、荒尾市が負担して購入するんでしょうか。 408 学校教育課長 この学校給食に係る予算として、事務の委託金というのがございます。この事務の委託金を積算するときに、そういった異物混入がありますと、備品関係、これは積算の中の共通経費として入っております。この委託金の中に反映しておるわけございます。  以上です。 409 川本幸昭 入っているということですよね。説明資料にも入ってると書いてありますかね。書いてないですか。書いてないなら書いてないでいいですよ。 410 学校教育課長 説明書には書いてありません。 411 川本幸昭 書いとらんとやろ。ちょっと大きい声で。 412 学校教育課長 はい、書いておりません。 413 川本幸昭 書いてないんですね。しっかりですね、この4月1日からしていただくということですね。  それと、この項の最後になると思いますけれど、私は予算書の89ページですね、課目別分析表とかありますけれど、備品購入についてお伺いいたします。  ことしが892万円、備品購入。いわゆる今、全国的に不正経理や裏金やということになってます。熊本県も過去5年か6年さかのぼって、熊本市もありました。御船町もありましたね。だから、調べればどこでも出てくるのかなという感じがいたしておりますけれど、この点については長洲町はどういう対応をされておりますか。 414 総務課長 これまでに会計検査院とか、それから定期監査等の報告にもそういったことは載っておりませんけれども、長洲町ではありません。  ただ、そういった問題が出ておりますので、財務担当のほうでのチェック体制、また、各教育委員会に委任して決裁いたしておりますので、そういう部署でのチェック体制の強化には努めているところであります。  以上です。 415 川本幸昭 この問題、いわゆる備品というのは今、どこでも財産に載らないですよね。それが、年度末に集中する、お金を使い切るんだというようなことが報道されておりますけれども、毎年700万から800万の備品を長洲町も買っておるわけです。それは、どこがチェックしてどこが確認してオーケーになるんですか、品物は。 416 総務課長 備品につきましては、見積徴収から始まりますけれども、まず、見積徴収をしていいかという伺い、決裁が回ります。その後に見積もり、随契、それから入札、随契での契約云々が出てきます。  その後ですけれども、備品については備品台帳がございます。これは、会計管理者が保管する管轄になりますので、会計管理者への報告をいたします。また、備品の取り扱い責任者が各課長等になっておりますので、そちらのほうで備品台帳写しを整備しております。  で、ことしの定期監査の折に監査員から指摘がございました。備品台帳等の整備がなされていないということで、備品の台帳整備については指摘がありましたけれども、備品購入については今報道されているようなことは長洲町では発生しない体制にはなっております。  以上です。 417 川本幸昭 発生しないということで、しっかり監査をしていただくということが一つですけれども、よそは何年もわからないちゅうのは、また問題ですよね。だから、こういう備品、何万前後だと思いますけれど、そのチェック体制といいますか、やっぱり私たちは町民の大事な税金であるという意識があれば、無駄に使ったりしないと思いますけども、何か気薄になればですね、そういうことはどこでも今起きていますからね、ないと明確に言われましたけれども、本当にもう一度確認をして、こういうことが絶対あってはなりませんので、再確認をしていただくことが大事だと思います。  町長、これについて町長の姿勢といいますか、町の姿勢を伺います。 418 町 長 備品購入につきましては、いつも予算の査定の時期には、各課ともあれも買いたい、これも買いたい、古いから買いかえたいと、そういう意識であります。その中で、こういう財政状況ですから予算を絞って備品購入するわけですので、その金を残してほかに回すとか、そういうことは私は絶対ないと確信をいたしております。  今後もしっかりそういった備品管理等、またそういったことがないようにですね、してくれるものと思っております。終わります。 419 議 長 ほかに質疑ありませんか。 420 市原一廣 一点だけお伺いします。  教育費の中に、子供たちの学力向上のための予算計上が何かなされていますでしょうか。お尋ねします。 421 学校教育課長 今回の教育費の中での学力向上のための新たな予算措置ということとして、学習指導要領が平成23年度、24年度にかけて改訂されて、実施されるわけでございますが、その21、22が経過措置として、事前準備として取り組みが開始されるわけでございます。その対応として、小学校のほうで外国語活動の教材費を一応予算化しております。  それと、小中学校のほうで道徳教育の充実ということで、道徳の副読本を一応計上しております。  それと、情報化教育をさらに推進するということで、小学校の六栄小、清里小にパソコンを20台ずつ更新するという予算措置、それと、特別支援教育というのが、平成19年の改正で推進をするということになっております。これに対応したところの支援員の配置、これを2名増という予算計上です。主なものはそういったことかと思います。 422 市原一廣 わかりました。というのも、せんだって、長洲駅で汽車を待ってますと、町内の子供が一人来ました。「どこへ行くの」と声をかけますと、「塾に行ってます」と。小学校6年生の子供でした。お父さんお母さんは両方とも学校の先生をされています。私は、一瞬不安になりました。学校だけじゃだめなのかと。  で、今後先ほど川本議員が言われたように玉名中の中高一貫教育がもう目の前に来ていると。子供たちは、今学校で一生懸命勉強している。中には、やはり親次第で塾でもう一つ上のランクに行く。しかし、保護者とすれば学校でしっかり教えてもらいたいという気があるわけですね。  教育長のことし1年間、21年度の教育方針なり、その見解をですね、聞かせていただければと思います。 423 教育長 議員にお答えをいたします。  平成21年度は、今学校教育課長が申し上げましたように、新しい学習指導要領を受けまして、その移行期間に小学校は入ってまいります。  まず、授業時数の増加を上げることができます。本町におきましても、その取り組みを2学期制等を取り入れながら、既に入っているわけですけれども、国語、社会、算数、理科、体育等の授業を増加をする傾向で今取り組みをしておるところでございます。  また、中学校におきましても、週当たりのコマ数をふやしていきたいということで、いろんな面で時間を生み出すことを教務主任の先生方と学力向上対策委員会というのを小中学校に立ち上げて、取り組まさせていただいているところでございます。  身近なところでは、春休み期間中も腹栄中学校、長洲中学校の両校の先生方が小学校のほうに行かれまして、新しく1年生に入られる学年あたりの指導をこの春休み前にして、取り組みをしているところでございます。小学校から中学校に移行するときにおきましても、その中で次のステップにスムーズに入りやすいようにきめ細やかな段階もとらせていただいております。それぞれの中学校区の中で、また新しい取り組みを21年度は考えていきたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 424 市原一廣 今後ですね、ますます子供たちにとっては競争が激しくなる時代を迎えますが、本来ならば、現在はもう1学級30人前後の少人数の学級になっていますし、先生も前と比べたら随分その点で目が行き届くというような状況が今生まれていますが、できれば、もう本当に学校の授業を一生懸命聞いて、その予習復習さえしておけば全員が授業についていけるような体制をぜひとっていただきたいと思うわけですね。塾に行く行かんはそこの家庭の勝手ですが、ぜひそのような取り組みを今後行ってほしいなというふうに思います。終わります。 425 議 長 ほかに質疑はありませんか。 426 池上滿則 予算書の75ページですけれど、説明資料は42ページです。ちょっとお尋ねします。遭難碑維持管理謝礼となっておりますが、これはどういう維持管理をお願いされているのかと、それと、これがどこにある遭難碑なのか、まずそこをお尋ねします。 427 生涯学習課長 その遭難碑につきましては、天草の串地区と白涛地区の2地区にございます。その維持管理費でございます。 428 池上滿則 その維持管理の内容は、どんなことですかということも尋ねましたけど。 429 生涯学習課長 そこの遭難碑の管理と、周りの除草等でございます。 430 池上滿則 天草にあるということですけれど、現物といいますか、現地を見られたことはありますか。それとも、この碑の写真なんかはありますか、現地の。 431 生涯学習課長 現地に行ったことは、私はございます。写真につきましては、ちょっと今持っておりません。 432 池上滿則 そうしますと、その管理委託を払われるけど、どういう碑か、それは確認されていないわけですね。写真でもわからない。 433 生涯学習課長 そこには、現地に行って確認はしております。 434 池上滿則 現地に行ったことはないという最初の答弁だったと私は聞きましたけれども。 435 生涯学習課長 現地行きましたって言いました。 436 池上滿則 あ、そうですか。 437 生涯学習課長 現地で確認しましたって。 438 池上滿則 それじゃあわかりました。そうしますと、現地には行かれて委託はされる、そうすると請求がくるわけでしょう、大方。その請求には、何ていいますか、お金を当然支払わなければならないから、その確認事項としては、除草など、いろんな手入れをする前と後を確認できる書類なんかは請求書に添付されていますか。 439 生涯学習課長 請求といいますか、串区と白涛地区ですけれども、そこの区にお願いをして管理をしてもらっていまして、それの謝礼金という形ですか、そういう形で持って行っているところでございます。だから、請求等はございません。 440 池上滿則 それでは、支払い、この謝礼は持参されているということですね。
    441 生涯学習課長 はい、そうでございます。今年度につきましても、文化財保護員さんと町の職員でお礼方々持参して行ったところでございます。 442 池上滿則 それでは、町外の分はわかりましたけど、町内にある町が管理している有形文化財の維持管理費は予算化はなされておりますか。 443 生涯学習課長 維持管理として、今年度につきましては、新山の遭難碑等の除草作業代として3万計上しております。 444 池上滿則 すみません。3万はどの節に入っておりますでしょうか。 445 生涯学習課長 文化振興費の役務費でございます。役務の中の手数料のところでございます。 446 池上滿則 そうしますと、こういう碑がだんだん傷んできてますですね。除草以外に、傷む部分が大きくならないうちに、早目に補修をする必要があると思うんですけど、その補修費用は今回は計上はどうでしょうか。 447 生涯学習課長 今回は計上はしておりません。 448 池上滿則 その傷みがひどくならないうちに早目に修理するほうが、文化財の維持管理上、重要かと思いますのでこの予算化はぜひしていただきたいと思います。教育長、いかがでしょうか。 449 教育長 はい。お答えをいたします。  今議員さんのおっしゃったとおりでございます。私も先日お墓参りに行きましたときに、そのことを感じておりますし、ぜひ文化財委員の皆様方とお諮りをしながら、そして、生涯学習課長さんと話し合いをしながら、そのような形で今後取り組みをしたいと、努力をしたいと思っております。  以上でございます。 450 議 長 ほかに質疑はありませんか。  (なしの声あり) 451 議 長 これで、第10款教育費から第14款予備費について質疑を終わります。  以上で、議案第14号の質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。 452 川本幸昭 それでは、私、平成21年度長洲町一般会計予算について反対討論をいたします。  本年度の一般会計は、骨格予算ということでありますけれども、どういう予算であっても町民の暮らしや福祉を大事にする姿勢がなければなりません。私は、こういう姿勢がないのは大変問題ではないかと思っております。  今、県下では少子化に対するいろいろな手厚い援助の手が差し伸べられております。医療費の問題もそうであります。47市町村のうち、半数近くが小学校3年以上が無料化されております。長洲町も財政問題ではなくて行政の姿勢として、私は子供たちを本当に大事にする町政であるならば、これらの施策に取り組むべきだと思っております。  逆に、長洲町では骨格予算と言いながら、大企業への工場奨励金の支出などは、今の社会情勢から見ても直ちに中止すべきであります。し尿くみ取りの委託料の問題も、県事業負担金のこの負担率の問題も、今までもこれからも長洲町に大きな問題としてのしかかってまいります。  私は、町民の暮らしや福祉を守ると同時に、このような町民の本当に願いにこたえない、そういう予算編成ではだめだと思っております。  また、教育問題でも学力テストの中止を直ちに求めると同時に、学校給食が本当に豊かで、子供たちのためになる、そういうものにしていかなければならない、異物の混入は今後は絶対あってはならないことを私はここに強く求めます。  本年度の予算が、町民の願い、子供たちの願いにこたえていない点を指摘して反対討論を終わります。 453 議 長 ほかに討論はありませんか。 454 徳永範昭 議案第14号平成21年度長洲町一般会計予算案について、賛成の立場で討論を申し上げます。  100年に一度といわれる経済危機の中、住民生活の不安の解消と地域の雇用を維持するために、町は国や県と連携し、地域の実情に応じた適切な対策を講じていく必要があります。  国は、生活対策及び生活防衛のための緊急対策等に基づき、平成20年度から平成21年度にかけてさまざまな施策を打ち出しており、本町議会においても先の臨時会において補正予算を可決し、町執行部においては事業実施を進められているところでありますが、中でも定額給付金事業については、一日も早い住民への支給に向け全国的に見ても早期の対応がなされており、評価すべきものであります。  このような中、平成21年度一般会計当初予算は、4月の町長選挙を控え、骨格予算として編成されています。しかし、骨格予算においても県の基金事業を利用した緊急雇用創出事業等が盛り込まれ、現下の厳しい経済情勢や雇用情勢への対応がなされております。  また、妊婦健診の助成拡大措置や計画的な教育用パソコンの更新事業といった子育て支援、子供たちの学校教育に係る予算措置もなされております。  さらに、下水道事業への繰出金は財政計画に基づき実施されており、下水道事業の財政健全化が着実に進められているものであります。  このように、本予算案は骨格予算という制約の中で、できる限りの配慮がなされた予算であると判断するものです。選挙後の補正予算において、新町長のもと新たな施策が盛り込まれ、活力ある長洲町へ向けた取り組みがなされることを期待し、私の賛成討論といたします。 455 議 長 ほかに討論はありませんか。  (なしの声あり) 456 議 長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第14号を採決します。  この採決は、起立によって行います。  お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。  (起立多数) 457 議 長 起立多数です。したがって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。  ここで、しばらく休憩いたします。                 (午後 5時37分)                 (午後 5時49分) 458 議 長 休憩前に続き会議を開きます。  日程第2、議案第15号平成21年度長洲町国民健康保険特別会計予算についての質疑を行います。  質疑はありませんか。 459 川本幸昭 それでは、私が質疑いたします。  一つは、国保の場合は税の問題、それとあとは町民の健康をどのようにして守っていくかという問題がありますけれど、まず、税の問題から入ります。  昨年、19%の国保税の値上げがありましたけれども、収入としては、19年度からはどれくらい国保税がアップしてきていますか。また、当初予定をされておったような1人当たりとか1世帯当たりがどれくらいの算定になって、今年度はどういう状況で予算を計上しているか、まずそこからお答えください。 460 税務課長 お答えをいたします。  税の収入につきましては、去年の4月から75歳以上の方が後期高齢者のほうに異動をされましたので、税額としては6,000万ほどの減額となっているところでございます。  それと、1人当たりの税額といいますと、7万5,000円ぐらいが1人当たりの税額、1世帯当たりの税額といたしましては13万5,000円程度でございます。  以上です。 461 川本幸昭 昨年、住民説明会でしたか、予算の審議のときでしたか、条例改正のときでしたかね。1人当たりについては世帯で2万3,500円、1人当たりが1万2,000円ぐらいだろうという感じですけれども、今の答弁によると、どうですか。それよりは低くなったという感じの答弁のようですけれども、いわゆる後期高齢者制度が始まって、その人たちが国保から抜けてそちらの医療制度に入るということで、全体としては下がっているという感じですけれども、そうした場合、昨年度国保税を払った人たちの所得というのはどのくらいになっていますか。 462 税務課長 お答えします。  昨年の、といいますと、これは20年度の所得ということでよろしいですね。 463 川本幸昭 はい。 464 税務課長 お答えします。  1人当たりの所得金額、これが86万1,000円でございます。1世帯当たりが155万円程度でございます。  以上です。 465 川本幸昭 これは、町長にお聞きいたします。  私は、常に高過ぎるという感じで申し上げているんですけれども、昨年3,800万ほど不足するということで19%値上げしましたよね。決算等の見通し等がどのくらいになっているか、町長わかってますか。まず、町長に1人当たり、1世帯当たり、所得から見て高いと思うか安いと思うか、まずそこからお聞きいたします。 466 町 長 高いか安いかの御質問でありますが、安いに越したことはないわけですが、今の実態としては、低所得者の方は非常に負担に感じているんじゃないかなというふうに思いますが、この国保事業を運営するに当たっては、現在のところ、財政基盤もしっかりしておかなければいけないというところからすると、これはやむを得ないと思っております。 467 川本幸昭 やはり、19%上げずによかったんじゃないかなということで、これはもう町民の皆さんの声ですよね。私は、やはり今税金の中で一番高いのが国保じゃないかなと。住民税も所得による率が変わりましたから、住民税も高い人が大分ふえていますけれども、全体としてみれば、やはり国保が一番高いというふうな感じを持ってます。  所得から見ても当然そうなりますけれども、その中で19年度も最終的には黒字になりましたよね、不足するんだと言いながら。20年度も今のような状態で行けば、どうですか、黒字ですか、赤字ですか。 468 福祉保健介護課長 剰余金が出る状況でございます。 469 川本幸昭 それに、今まで値上げを抑えるために国保の基金を取り崩して町民の暮らしを守ろう、国保の値上げを何とか抑えようという努力をされてきたように思いますけれど、基金についてはどのようになっていますか。 470 福祉保健介護課長 きょうの時点で、3,000万円の基金を所有しております。 471 川本幸昭 3,800万円不足するんだということで値上げをして、もう既に3,000万は基金として積み立ててる。平成20年度もあと10日余りですけれども、黒字決算の見込みだということになれば、私は今の状況等から見ても、歳出のほうでいろいろ対策をとれば引き下げることができるんじゃないかと思っておりますけれども、そういう点については、町長は担当課から情報を聞かれてそういう立場には、今回は立たれなかったということですよね。 472 福祉保健介護課長 平成21年度に医療制度の改正がございましたときにも説明を申し上げましたが、また後期高齢者医療制度は、21年度に22年度に向けた改正をしなくてはならない時期が参ります。  それで、今現在3,000万円の基金を所有いたしておりますが、ただ、まだ3,000万円の基金しかございませんので、私たちが一番心配するのが、いつも冬の時期にインフルエンザ等が流行したときの医療費でございます。それで、ぜひ、できれば五、六千万円の基金を持って国保会計を運営していきたいと思っております。 473 川本幸昭 担当課としたらそういう思いはあるでしょうけれども、納めるほうは、今の状況ではそういうわけにはいきませんというのが実態じゃないかと思ってます。  そこでですね、国保については滞納の問題も、いろいろやっぱり高過ぎるということでありました。長洲は資格証明書じゃなくて、短期をされておりますけれども、こういう運用面においての被保険者に対する手だてといいますか、そういうのも私は必要になってくるだろうと思います。  一つはですね、特別徴収になりましたよね、去年から65歳以上は。そうした場合は、これは、どちらかに負担が軽減されたということになるんですかね。みんな、年金天引きか、口座振替という形になっていますけれど、町としてはどういうところに職員がほかの方向でいろいろされますよという形になっていますか。 474 税務課長 お答えをいたします。  年金天引き、それから口座振り込み、それと納付書で納めていただくということで、納税される方については、いろいろと選択の幅が広がったわけでございますけれど、私たち税務課としては、やはり業務がそれで軽減されたかといいますと、必ずしもそうではないという状況でございます。 475 川本幸昭 20年度しかわかりませんよね。どれくらいの方が年金天引きとかになっておるのか。65歳以上の方がどれだけ該当しておりますか。 476 税務課長 お答えをいたします。  国保の世帯は2,300世帯ほどございます。その中で特徴になっている方は420世帯、これは世帯主を数えてございますので、420世帯が特徴扱いでございます。  以上です。 477 川本幸昭 420世帯の方が年金天引き、そうした場合は、年金天引きということになれば、社会保険庁に手数料か何か納める必要があるんでしょう。 478 議 長 自席でしばらく休憩いたします。                 (午後 5時49分)                 (午後 6時02分) 479 税務課長 失礼いたしました。お答えいたします。  社会保険庁への手数料の支払いはございません。 480 川本幸昭 ほかのもついでに聞きますけれど、年金天引きにいろいろなってますよね。すべてが年金天引きの場合はそういう手数料は払ってないちゅうことで、ほかの担当課の方がおればお答えください。 481 福祉保健介護課長 後期高齢者医療保険料、それから、介護保険料とも手数料は払っておりません。 482 川本幸昭 本当ですね。もう一回念を押しておきますよ。  次に移ります。  いわゆる税金を納めます。健康で文化的な生活をする、そういう元気な形で毎日を過ごしていただける、そういう取り組みについては、どのように町はしてますか。 483 福祉保健介護課長 町の取り組みといたしましては、皆様も御存じのように、特定健康診査は今回目標を45%と定め、大体1,600人くらいの方の健診率を上げたいと思っております。 484 川本幸昭 私が一般会計の中でも言いましたように、健康診断が三つあります。それぞれ、それを受けていただいて、早期の対策をとっていただくということになりますけれども、今、病院等についても、非常にお医者さんが減少していまして、たらい回しといいますか、なかなか救急で行かれた場合も、全国でいろいろな実例が報道されておりますけれども、この荒尾、玉名管内の病院、お医者さん不足、または、救急病棟等において何回も拒否されたという経験というのはありませんか。まず、病院のお医者さんの状況を聞きましょう。 485 福祉保健介護課長 有明管内では和水町立病院、それから荒尾市民病院、玉名公立病院が2次医療圏となっております。それで、拒否されたという内容については私たちのほうには入っておりません。 486 川本幸昭 長洲の人たちが多く入院されるのが荒尾市民病院かなと思っているんですけれども、診療科目が先生の関係で非常に少ないというような感じも聞いておりますけれども、そういう点について取り組み、荒尾市との話し合いといいますか、そういうのは何か、患者さんに迷惑をかけないという立場で話をされておるのか、その点どうでしょう。 487 福祉保健介護課長 私のほうの担当でいきますと、乳幼児の医師不足というのが問題になっております。それで構想として、今の段階では構想ですけれども、有明圏域の中に拠点、先ほど申しました3公立病院のどこかを拠点にしたような、特に熊大の医学部を中心とした先生方を確保するような検討が現在行われております。
    488 川本幸昭 今はやっぱり、ようよう国もお医者さんをふやすという形で、ことしから医学部の定員をふやすということで、10年から15年先ですよね、実際にそういう人が現場に出てくるのは。一つはそういう地域の医療を守るということで、いろいろ相談をされておるんでしょうけれども、お医者さんが少ないというのはもう決定的ですよね。特に子供さん、妊婦さんですね。どうですか、町長もそういう状況の中で職を離れるということは非常につらいだろうと思いますけれども、最後に、やっぱりお医者さんとか医療の充実についてはどのようにお考えでしょうか。 489 町 長 医療、福祉、保健等の会議になりますと、いつもこの問題が上がってまいります。それぞれの各機関も何とかこの医師不足等を解決しなくてはいけないということで、努力されておりますし、また、お隣の荒尾市長さんもしっかり医師を熊大のほうにお願いに行ったりとか言われておりますので、私のほうからも長洲がお世話になっておりますので、しっかり頑張ってくださいというお願いはいたしているところですが、そのほか熊本県も、あれは何講座やったっけ……、県も熊大と連携をして医師を確保するために、新聞紙上に載っていたと思いますが、各市町村がそこにお金を拠出してですね、いわゆる医師を二人そこに確保して、熊大と各自治体の橋わたし的なことをしながら、医師不足のところに医師を、先生を配置しようといった取り組みをこの21年度の4月から、ちょっと事業名は忘れましたが、そういった取り組みをされておりますので、今少しそれぞれ体制が整うまで本当に辛抱だと思いますが、必ずや医師不足は解決できるものと、もちろん、国もしっかり頑張っておりますので、信じているところであります。 490 川本幸昭 それで、最後に滞納と短期保険証についてお伺いいたします。  全国的に問題になったのは、やっぱり滞納ですよね。今、滞納が、長洲町でも大分おられるようですけれども、全国的には453万世帯、長洲町でも230世帯ぐらいありますよね。そこで、長洲町では資格証明書は出してません。短期保険証ということですけれども、やはり、この短期保険証もですね、皆さん方で滞納のぐあいによって判定されているんでしょうけれども、子供さんですよね、資格証明書の問題も18歳以下の子供さんのいるところは保険証を出しますよということで、短期保険証か普通の保険証かいろいろあると思いますけれども、長洲町も短期保険証を発行してますね。やっぱり、子供さんのいるところには通常の保険証を出すように努めるべきじゃないかなと思ってるんですよ。お金がないからと、子供がおるところに、来月までしかこの保険証は使えんのだよというような感じを私は植えつけちゃいかんのじゃないかなと思ってます。どうでしょうかね、これは。子供さんのいる場合は短期保険証じゃなくて、滞納は滞納で整理のためにいろいろ努力はしていただきますけれども、やはり当たり前の保険証をその人たちには渡すという、それくらいの決断はできませんか。これは、町長か担当課長でもいいですけれど。 491 福祉保健介護課長 滞納されているところに関しましては、納税相談を受け、保険証につきましては、3カ月、6カ月と短期保険証を発行いたしております。 492 川本幸昭 それは知ってるから私は言っているんですよ。だから、国も、いわゆる悪質という形ですよね、資格証明書は。そういうところでも、子供さんのいるところでは保険証を出しなさいと、これは命にかかわる問題だからということで。長洲町は資格証明書は出していない。その点は私も評価いたします。しかし、短期保険証でも18歳以下の子供がいるところには、普通の保険証を出したらどうですかと言っているんです。これは、課長では答弁が荷が重過ぎます。はい、町長。 493 町 長 私の立場からしても、無保険状態ではないということでありますので、私は短期保険証でもいいんじゃないかなと思います。その背景にはやはり、滞納とは別に分けてくれというような、川本議員さんの御意見でございましたが、どうしてもそこには滞納という問題が一つありますので、やっぱり滞納を、いわゆる収納していただくためには、行政としてはやっぱり短期をやらざるを得ないと。ただし、無保険状態ではありませんので、それはしっかり対応はしているというふうに思います。 494 川本幸昭 もうちょっと前向きの答弁が聞けるかなと思ったんですけれども。私はすべての人にということは言ってないんです。子供さんのいる世帯には通常の、やはり正常の保険証を渡すような町政にしたらどうですかということを言ったんですけれども、町長はそこまで考えない、滞納は滞納だという感じですけど。それ以上は言っても町長もそれ以上の答弁は変えられないんでしょうけれども、非常に残念に思いますね。国保というのは長洲町町民の健康と命を守る、そういう立場に立つ必要がある制度ですからですね。いわゆる保険給付費も十数億円かかりますけれども、やっぱり薬代の問題も国はいわゆるジェネリックの促進をするような対策をいろいろしています。私たちもそういう形で、何とかして医療費を安くして、皆さんが納められると。無理して納められない人、どうしても生活のほうに金が要るんだということで、滞納になっている人たちにももっと温かい言葉といいますか、答弁が欲しかったなと思いますね。非常に残念であるということを申し上げて終わります。 495 議 長 ほかに質疑はありませんか。  (なしの声あり) 496 議 長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 497 川本幸昭 それでは、私、反対討論をいたします。  議案第15号平成21年度長洲町国民健康保険特別会計予算についての反対討論をいたします。  昨年の19%の値上げ、大変な町民の暮らしへの直撃であります。こういう中でも、私は町民の暮らしを守るべき立場に立てば、今回高過ぎる国保税を引き下げる、そういう姿勢があってもいい予算だと思っておりましたが、残念であります。  19年度も黒字、20年度も黒字の予定。基金も今まではゼロでしたが、3,000万円あります。私は、健康を維持しながら、健康診断や早期発見、早期治療を促進しながら、医療費の抑制に努めると同時に、その成果として国保税の引き下げを何としてでも実現しなければならないと思っております。  橋本町長の姿勢がこの点に欠けていること、まことに残念であります。今年度の予算が、こういう町民の願いに反していること、その点を申し上げて反対討論を終わります。 498 議 長 ほかに討論はありませんか。 499 宮本哲太郎 平成21年度長洲町国民保険特別会計予算についての賛成討論をいたします。  私は、議案第15号平成21年度長洲町国民保険特別会計予算について、賛成の立場で討論を行います。  国民健康保険制度は、我が国の国民皆保険制度の基盤として、国保被保険者の医療の確保と健康増進に大きく寄与しております。しかしながら、国民健康保険を取り巻く現状はまことに厳しく、急速な高齢化の進展や医療技術の高度化により、医療費の伸びは毎年増加するばかりです。  このような中で、平成21年度予算は、保険税の収納率の向上を目的とした保険税適正賦課及び収納率向上特別対策事業、レセプト点検により、医療費の適正化を目的とした医療費適正化特別対策事業、平成20年度から実施の生活習慣病に着目した特定健康診断により、医療保険者として、医療費の分析、対象者の把握に努め、特定保健指導を行うなど、国保財政の安定化に資することを目的とした事業費等を予算計上しています。  このような姿勢を評価し、よって私は平成21年度国民健康保険特別会計予算について賛成するものです。  議員各位の御賛同をお願いし、賛成討論を終わります。 500 議 長 ほかに討論はありませんか。  (なしの声あり) 501 議 長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第15号を採決します。  この採決は、起立によって行います。  お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。  (起立多数) 502 議 長 起立多数です。したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。  日程第3、議案第16号平成21年度長洲町老人保険特別会計予算についての質疑を行います。  質疑はありませんか。  (なしの声あり) 503 議 長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) 504 議 長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第16号を採決します。  この採決は起立によって行います。  お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。  (全員起立) 505 議 長 全員起立です。したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。                散会(午後 6時21分) Copyright © Nagasu Town Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...