合志市議会 > 2018-03-02 >
03月02日-06号

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  1. 合志市議会 2018-03-02
    03月02日-06号


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    平成30年 2月 定例会(第1回)            平成30年第1回合志市議会定例会会議録 第6号平成30年3月2日(金曜日)              ―――――――――――――――――   議事日程 第6号  平成30年3月2日(金曜日)午前10時00分開議 第1 議会運営委員会所管事務継続調査報告について(議会運営委員長) 第2 議会広報調査特別委員会所管事務研修報告について(議会広報調査特別委員長) 第3 (議案第3号)機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例」から(議案第29号)平    成29年度合志市一般会計補正予算(第7号)」まで25件について[各委員長報告、委員    長報告に対する質疑、討論、表決]    ただし、25件の議案等の番号は、    (1)議案第3号(2)議案第4号    (3)議案第5号(4)議案第6号    (5)議案第7号(6)議案第8号    (7)議案第9号(8)議案第10号    (9)議案第11号(10)議案第12号    (11)議案第13号(12)議案第14号    (13)議案第15号(14)議案第16号    (15)議案第17号(16)議案第18号    (17)議案第19号(18)議案第21号    (19)議案第22号(20)議案第23号    (21)議案第24号(22)議案第25号    (23)議案第26号(24)議案第27号    (25)議案第29号    とする。 第4 閉会中の継続審査申し出について    ・健康福祉常任委員長「議案第20号、議案第28号」 第5 (議員提出議案第1号)合志市議会委員会条例の一部を改正する条例」について[提案    理由の説明、質疑、討論、表決] 第6 (議員提出議案第2号)所有者不明の土地利用を求める意見書」の提出について[提案    理由の説明、質疑、討論、表決] 第7 (議員提出議案第3号)日本政府がすみやかに核兵器禁止条例に署名し、国会が批准す    ることを求める意見書」の提出について[提案理由の説明、質疑、討論、表決] 第8 (議員提出議案第4号)自衛隊機墜落事故の原因究明と再発防止を求める意見書」の提    出について[提案理由の説明、質疑、討論、表決] 第9 閉会中の所管事務継続調査の申し出について(総務、文教経済、健康福祉、予算決算、    議会運営の各委員長) 第10 議員の派遣について               ――――――――――――――――本日の会議に付した事件 議案第3号 機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例 議案第4号 合志市職員定数条例の一部を改正する条例 議案第5号 合志市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 議案第6号 災害による被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例 議案第7号 合志市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例 議案第8号 合志市国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案第9号 合志市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例 議案第10号 合志市福祉会館条例を廃止する条例 議案第11号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第6号) 議案第12号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第13号 平成29年度合志市介護保険特別会計補正予算(第3号) 議案第14号 平成29年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第15号 平成29年度合志市下水道事業会計補正予算(第3号) 議案第16号 平成29年度合志市水道事業会計補正予算(第3号) 議案第17号 平成29年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第2号) 議案第18号 平成30年度合志市一般会計予算 議案第19号 平成30年度合志市国民健康保険特別会計予算 議案第21号 平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算 議案第22号 平成30年度合志市下水道事業会計予算 議案第23号 平成30年度合志市水道事業会計予算 議案第24号 平成30年度合志市工業用水道事業会計予算 議案第25号 合志市道路線の認定 議案第26号 権利の放棄 議案第27号 合志市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例 議案第29号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第7号) 議員提出議案第1号 合志市議会委員会条例の一部を改正する条例 議員提出議案第2号 「所有者不明の土地利用を求める意見書」の提出 議員提出議案第3号 「日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准すること           を求める意見書」の提出 議員提出議案第4号 「自衛隊機墜落事故の原因究明と再発防止を求める意見書」の提出 閉会中の継続調査申し出 議員の派遣                ――――――○――――――出席議員氏名(19人)         1番  澤 田 雄 二 君         2番  野 口 正 一 君         3番  齋 藤 正 昭 君         4番  青 山 隆 幸 君         5番  大 住 清 昭 君         6番  西 嶌 隆 博 君         7番  松 本 龍 一 君         8番  後 藤 修 一 君         9番  濱 元 幸一郎 君        10番  上 田 欣 也 君        11番  青 木 照 美 君        12番  坂 本 早 苗 君        13番  濱 口 正 曉 君        14番  神 田 公 司 君        15番  来 海 恵 子 君        16番  松 井 美津子 君        17番  池 永 幸 生 君        18番  坂 本 武 人 君        19番  吉 永 健 司 君                ――――――○――――――欠席議員氏名(なし)                ――――――○――――――説明のため出席した者の職氏名        市 長  荒 木 義 行 君        副市長  濵 田 善 也 君      会計管理者  中 村 誓 丞 君       総務部長  安 武 祐 次 君       政策部長  坂 本 政 誠 君     健康福祉部長  水 野 孝 春 君       事業部長  冨加美 尚 悟 君        教育長  惠 濃 裕 司 君       教育部長  鍬 野 文 昭 君                ――――――○――――――事務局職員出席者     議会事務局長  財 津 公 正  議会事務局次長補佐  村 上 浩 昭       議会班長  岡 本 貴 子      議会班主事  可 德  誠       議会班主事  中 村 考 智                ――――――○――――――                  午前10時00分 開議 ○議長(吉永健司君) これから会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。                ――――――○―――――― △日程第1 議会運営委員会所管事務継続調査報告について(議会運営委員長) ○議長(吉永健司君) これから、日程第1、議会運営委員会所管事務継続調査報告についてを議題とします。 本件については、去る12月定例会で議会運営委員会に付託した事件です。 したがって、これから議会運営委員長の報告を求めます。池永議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(池永幸生君) おはようございます。議会運営委員会所管事務継続調査報告を行います。 調査の日にち、また場所については記載のとおりでございます。 調査の概要、吹田市では議会運営に係ることとして、議会運営委員会小協議会の取り組み、委員会からの市への提言、長期欠席議員に対する報酬の減額について研修を行いました。議会運営委員会小協議会は、議会運営委員会で決定された所管事項について、調査、検討を行うもので、議員の任期、委員会のインターネット放映、配付資料のぺーパーレス化など、多岐にわたる課題として協議がなされ、議会改革に大きく寄与していると感じられました。委員会から市への提言は、テーマが具体的で、協議結果が議会だよりにも掲載されており、市民の行政及び議会に対する理解も進むものと思われました。長期欠席議員の報酬減額については、病気等により長期間議員活動が行えない場合は、気兼ねなく治療に専念できるようにという配慮から定められたもので、本市においても今後調査、研究を進めていく必要性を感じました。 大阪府堺市では、議会力向上会議並びに議会報告会について研修を行いました。議会力向上会議は、地方分権時代にふさわしい議会のあり方について協議する場として平成23年6月に設置、これまで30回開催されています。この会議では、平成25年4月1日施行した議会基本条例の制定作業のほか、議決事件の追加、議員研修の充実、委員間討議の導入などについて協議され、議会機能の強化や議会の活性化が図られていると感じられました。議会報告会についても議会力向上委員会において検証し、トークカフェを取り入れるなど、内容の充実が図られておりました。 兵庫県神戸市、人と防災未来センター。本市議会でも昨年6月に合志市議会災害対策支援本部設置要綱を定め、市議会としての非常時の支援及び議会運営体制を整備したところであります。防災センター視察により、改めて地震と災害に対する防災と減災への取り組みへの思いを強くするとともに、災害時の議会運営についてさらに研究を重ねていく必要があると感じられました。 所感として、吹田市議会では、議会運営委員会で決定された所管事項を調査、検討を行うための小協議会で多岐にわたり協議がなされ、議会改革に大きく寄与されていました。堺市議会では地方分権時代にふさわしい議会のあり方を協議する場として、議会力向上会議を設置され、議決事件の追加、研修の充実、また委員間討議が導入され、別席での意見を述べる場を設けられるなど活性化が進められておりました。合志市議会としても議会改革に取り組むために機能の充実を図り、市民の方々にわかってもらえるような活動を行い、今後さらに研鑽を重ねるべきと感じられました。 以上です。 ○議長(吉永健司君) 議会運営委員会の調査結果は、ただいま委員長から報告があったとおりです。 お諮りします。本件は議会運営委員長報告のとおり、これを承認することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、委員長報告は承認されました。                ――――――○―――――― △日程第2 議会広報調査特別委員会所管事務研修報告について(議会広報調査特別委員長) ○議長(吉永健司君) これから、日程第2、議会広報調査特別委員会所管事務研修報告についてを議題とします。 議会広報調査特別委員長の報告を求めます。坂本武人議会広報調査特別委員長。 ◎議会広報調査特別委員長(坂本武人君) おはようございます。議会広報調査特別委員会所管事務調査研修報告を行います。 先に実施しました議会広報調査特別委員会の所管事務研修結果を、会議規則第112条の規定により報告をいたします。 1、事件名 議会広報編集方針等について 2、研修の日時及び場所 (1)平成30年2月1日午後2時より、東京都多摩市議会 (2)平成30年2月2日金曜日午前10時、東京都東久留米市議会 3、研修の概要 (1)多摩市議会 市の概要。多摩市は人口約14万8,000人、面積約21平方キロメートルで、多摩川中流右岸に位置している。多摩市の前身である多磨町は、戦後、首都圏中心部への人口集中と深刻な住宅難に加え、戦前からの鉄道で結ばれていたという好条件も重なり、都心への通勤者のベッドタウンとして注目された。市南部から八王子市、町田市、稲城市にまたがる約2,900ヘクタールの多摩ニュータウンは現在も人口増の傾向にあり、伴う交通・経済・教育・文化の施策整備により、東洋経済住み良さランキングでは、都内3位の良好な田園都市である。 編集・発行について。市議会報「たま市議会だより」の編集に関しては、議会運営委員会の中から、各会派より選出された6名によって構成される編集会議がこれにあたる。発行は、各定例会ごとの年4回、宅配業者に委託して、市広報と一緒に市内全戸約5万部を配布する。以前はタブロイド版で製作していたが、議会基本条例の制定に伴い、議会だよりプロジェクトチームを立ち上げ、議論の末、印象を変えたいと同時に保管性の向上を優先することを決め、昨年よりA4版オールカラー冊子に規格変更している。予算については、印刷製本費として約260万円、配付委託料は市広報からの支出につき、議会費充当なし。内容に関しては、定例会の議決結果やその過程等の記事掲載にこだわらず、議会や委員会の活動レポートを柱に、市民の関心事における各会派の意見表示と、潤沢な紙面量を生かし、会期外の議員の仕事も意図的に市民に報告している。あまり議会報に関して積極的に関与する文化のない東京の議会において、議会基本条例に依拠するところにつき、計画的に市議会だよりをA4冊子版にまでイメージチェンジさせることは容易ではないことに加え、編集委員会も設けず、議運の中の任意組織で今日作業にあたっていることにも驚かされたが、一般質問等会期中に原稿を提出することをルール化するなど、議員全員が編集・発行に協力する体制が議会報の改革改善を目指す場合、不可欠であるという結論は全員が認識したところである。 (2)東久留米市議会 市の概要。東久留米市は人口約11万6,000人、面積約13平方キロメートルで、武蔵野台地の中央部に位置しており、環境省の平成の名水百選に都内唯一選定された落合川や、南沢湧水群等豊かな水環境に恵まれた都市である。昭和30年代半ば~40年代にかけて、急激な人口増により、当時7万8,000人の日本一人口の多い町であったが、昭和45年、東京の22番目の市として施行された。その際、福岡県久留米市と行政混同を避けるため、名称を東久留米市とされている。 編集・発行について、市議会報東久留米市議会だよりの議会報編集委員会も多摩市同様、各会派から一人ずつ選出された6名及び副議長の任意による会議体で作業にあたっている。発行は各定例会ごとの年4回、シルバー人材センターに委託して、市内全戸約5万3,000部を市広報と同時配布する。予算については、印刷製本として67万円、配布委託料75万円の計142万円で、規格はタブロイド版モノクロ及びカラーで、8ページが基本となっている。内容に関しては、限られた紙面の中で、議会全般の情報は伝えにくいとの判断のもと、表決結果以外は1面において取捨選択した市民の生活にかかわりが強いであろう予算や、条例等の審議内容を2件~3件に絞って掲載するほか、2、3面で毎回20名近くになるという一般質問を掲載するのがパターンであるとのこと。表紙でのインパクトを最優先に考え、大見出し、小見出し及び写真には注意を払っているのが伺えた。もともと全ての情報を議会報で認識いただく意図もなく、それらは基本、議員個人で活動報告することが、東京や都市部の常識であるようだ。 所感、今回は東京西部の2市を視察するにあたり、A4冊子版とタブロイド版の比較をすることをあらかじめ目的として研修を行った。予算を増額しても、より詳しく見やすさを求めて、東京では珍らしいA4版に規格変更した多摩市、予算をできるだけかけずに情報よりも発行スピードを意識し、足らざるは議員個人が補完する、東京では平均的なタブロイド版を継続している東久留米市、両市の考え方や基本方針が明確なのは大変参考になったと感じている。全く違う方法ではあったが、正式な委員会でないにもかかわらず、編集作業に真剣にかつ意欲的に取り組む革新的な委員会の方々にはつくづく感心させられたと同時に、その他の議員も会期中からそれぞれの掲載原稿については、作成を完了させている等、議会報の方針をよく理解し協力的な姿勢が印象的であった。 今後、「きずな」についても予算面や発行配布に関して、一定の方向を出す時期にきているという認識は現委員会でも共有している中、大変有意義な研修になったことは間違いない。 来年の改選まで1年の間に、必要な議論を行い、次の時代に見合う「きずな」の新しいかたちを委員会として決定するつもりである。 以上で、議会広報調査特別委員会所管事務研修報告を終わります。 ○議長(吉永健司君) 議会広報調査特別委員会の研修結果は、ただいま委員長から報告があったとおりです。ご了承願います。                ――――――○―――――― △日程第3 議案第3号から議案第29号まで ○議長(吉永健司君) これから、日程第3、(議案第3号)機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例」から(議案第29号)平成29年度合志市一般会計補正予算(第7号)まで、25件についてを一括して議題とします。               ―――――――――――――――― 議案第3号 機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例 議案第4号 合志市職員定数条例の一部を改正する条例 議案第5号 合志市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 議案第6号 災害による被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例 議案第7号 合志市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例 議案第8号 合志市国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案第9号 合志市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例 議案第10号 合志市福祉会館条例を廃止する条例 議案第11号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第6号) 議案第12号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第13号 平成29年度合志市介護保険特別会計補正予算(第3号) 議案第14号 平成29年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第15号 平成29年度合志市下水道事業会計補正予算(第3号) 議案第16号 平成29年度合志市水道事業会計補正予算(第3号) 議案第17号 平成29年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第2号) 議案第18号 平成30年度合志市一般会計予算 議案第19号 平成30年度合志市国民健康保険特別会計予算 議案第21号 平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算 議案第22号 平成30年度合志市下水道事業会計予算 議案第23号 平成30年度合志市水道事業会計予算 議案第24号 平成30年度合志市工業用水道事業会計予算 議案第25号 合志市道路線の認定 議案第26号 権利の放棄 議案第27号 合志市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例 議案第29号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第7号)               ―――――――――――――――― ○議長(吉永健司君) ただいま議題といたしました25件は、各常任委員会に付託した事件です。各常任委員会から、委員会審査報告書が提出されています。これから各常任委員会における審査、調査の経過及び結果について、各常任委員長の報告を求めます。 まず、松井総務常任委員長。 ◎総務常任委員長(松井美津子君) 皆さん、おはようございます。平成30年第1回定例会総務常任委員長報告を行います。 平成30年2月14日、第1回定例会において、総務常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「総務常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過としましては、2月15、16、19日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程において論議された主なものを報告いたします。 まず、審査結果につきましては、 議案第3号 機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例 議案第4号 合志市職員定数条例の一部を改正する条例 議案第5号 合志市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 議案第6号 災害による被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例 以上4件につきましては、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、審査の過程で議論された主なものを報告いたします。 議案第4号 合志市職員定数条例の一部を改正する条例 委員より、「条例定数と実職員数に差があるが、今後の人員計画はどのように考えているか」との質疑に対して、執行部より、「今後の人口の伸びに対する事務や権限移譲などによる事務量の増加などにより、条例定数の総数である347名の範囲内で人員計画を立てていくことになる」との答弁がありました。 議案第5号 合志市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例 委員より、「今回の条例改正後、新年度以降はどのようになるのか。また、国・県の人事院勧告の趣旨はどのようなものか」との質疑に対して、執行部より、「配偶者の扶養手当額を引き下げ、その財源により、子育て支援の観点で子供の扶養手当を引き上げるもの。また、給料表については民間の調査結果により、その差が勧告となり800円から2,500円の幅で改定する」との答弁がありました。 議案第6号 災害による被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例 委員より、「法律の名前が変わったことで、減免の内容に影響があるのか」との質疑に対して、執行部より、「減免の内容に影響はない」との答弁がありました。 以上をもちまして、平成30年第1回定例会において総務常任委員会に付託された議案4件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりにご賛同いただきますようよろしくお願い申し上げます。 以上で終わります。 ○議長(吉永健司君) 次に、後藤文教経済常任委員長。 ◎文教経済常任委員長(後藤修一君) おはようございます。平成30年第1回定例会文教経済常任委員長報告をいたします。 平成30年2月14日(平成30年第1回定例会)において、文教経済常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「文教経済常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過としまして、2月15、16、19日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程において論議されました主なものをご報告いたします。 まず、審査結果につきましては、 議案第15号 平成29年度合志市下水道事業会計補正予算(第3号) 議案第16号 平成29年度合志市水道事業会計補正予算(第3号) 議案第17号 平成29年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第2号) 議案第22号 平成30年度合志市下水道事業会計予算 議案第23号 平成30年度合志市水道事業会計予算 議案第24号 平成30年度合志市工業用水道事業会計予算 議案第25号 合志市道路線の認定 議案第26号 権利の放棄 以上の8件につきましては、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、審査の過程で論議されました主なものを報告いたします。 議案第15号 平成29年度合志市下水道事業会計補正予算(第3号) 委員より、「款1資本的支出、目1施設建設費の委託料及び工事請負費の減額に関し、詳細は」との質疑に対して、執行部より、「委託料はストックマネジメント基本計画策定業務を次年度に施行することによる減額である。工事請負費はすずかけ台汚水管渠築造工事でガス管工事を施行する業者と同時施行することにより、工事費が削減されたことによる減額である」との答弁がありました。 議案第16号 平成29年度合志市水道事業会計補正予算(第3号) 委員より、「款1資本的支出、目1営業設備費の委託料及び工事請負費の減額に関し、詳細は」との質疑に対して、執行部より、「木原野配水池施設整備事業の委託料及び工事請負費を精査したことによる減額と、御代志木原野配水管布設整備事業の工事請負費を見直したことなどによる減額である」との答弁がありました。 議案第17号 平成29年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第2号) 委員より、「款1資本的収入、目1負担金の減額に関し、精算時期などはいつなのか」との質疑に対して、執行部より、「年度内精算から次年度精算する方法に変更している」との答弁がありました。 議案第22号 平成30年度合志市下水道事業会計予算 委員より、「款1資本的収入、目1受益者負担金の計上に関し、前年度より倍増しているがその要因は」との質疑に対して、執行部より、「竹迫地区開発及び自衛隊演習場付近の開発により増額している」との答弁がありました。 議案第23号 平成30年度合志市水道事業会計予算 委員より、「款1水道事業収益、目2負担金の児童手当に要する経費分の計上に関し、内容は」との質疑に対して、執行部より、「児童手当を受給している職員への手当で、一般会計からの繰入金にあたる」との答弁がありました。 議案第24号 平成30年度合志市工業用水道事業会計予算 委員より、「款1資本的支出、目1営業設備費の工事請負費は、平成29年度の工事請負費の精算なのか」との質疑に対して、執行部より、「平成29年度の工事請負費の精算ではなく、平成30年度の工事請負費である」との答弁がありました。 議案第25号 合志市道路線の認定 執行部より、「いずれも開発に伴う路線の認定で、大摩原14号線と大摩原15号線は、笹原区内の開発に伴うものであり、若原42号線は若原区にある南原住宅東側の開発に伴うものである」との説明がありました。 議案第26号 権利の放棄 委員より、「権利の放棄対象者に関し、最大債権の金額と最少債権の金額は。また、処理する時期はいつなのか」との質疑に対して、執行部より、「最大債権額は7万3,360円、最少債権額は840円である。年度末の3月31日に処理している」との答弁がありました。 以上で、平成30年第1回定例会において、文教経済常任委員会に付託された議案8件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようお願いいたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(吉永健司君) 次に、西嶌健康福祉常任委員長。 ◎健康福祉常任委員長(西嶌隆博君) おはようございます。平成30年第1回定例会、健康福祉常任委員会委員長報告をさせていただきます。 平成30年2月14日において、健康福祉常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定によりご報告します。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「健康福祉常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過としましては、2月15日、16日、19日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました。 付託された事件の審査結果と審査の経過において議論された主なものをご報告させていただきます。 まず、審査の結果につきましては、 議案第7号 合志市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例 議案第8号 合志市国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案第9号 合志市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例 議案第13号 平成29年度合志市介護保険特別会計補正予算(第3号) 議案第14号 平成29年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第27号 合志市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例 以上の6件につきましては、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定しました。 議案第10号 合志市福祉会館条例を廃止する条例 議案第12号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第19号 平成30年度合志市国民健康保険特別会計予算 議案第21号 平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算 以上の4件につきましては、挙手による表決の結果、賛成多数で「原案を可決すべきもの」と決定しました。 続きまして、審査の過程で論議された主なものを報告させていただきます。 議案第7号 合志市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例 委員より、「福祉事務所が合志庁舎に移転することに伴い、今まで西合志庁舎で相談されていた方への対応は考えているのか」との質疑に対して、執行部より、「西合志庁舎には総合窓口課が残るので、しっかりと連携を取り対応したい。また社会福祉協議会とも連携を取り、相談者を福祉事務所へつなぐ等の方法を検討していきたい」との答弁がありました。 議案第8号 合志市国民健康保険条例の一部を改正する条例 委員より、「被保険者資格の適用除外について、児童養護施設に入所されている扶養義務者がいない児童は、児童福祉法により医療にかかる費用が全額負担されるということでいいのか」との質疑に対して、執行部より、「現在も児童福祉法により全額負担されているが、4月より県が運営主体になるため、その取り扱いについて県内で統一する必要があり、条例で明確化されたものである」との答弁がありました。 議案第10号 合志市福祉会館条例を廃止する条例 委員より、「これまで福祉会館では多くの方が利用されていたが、廃止されることにより今後の受け皿をどのように考えているのか」との質疑に対して、執行部より、「福祉会館が熊本地震により被災し、使用不可能となった以降は、みどり館や人権ふれあいセンター等を利用されている」との答弁がありました。 反対討論として、「利用者の不便になるため」との討論がありました。 賛成討論として、「利用団体から了承を得ているため」との討論がありました。 議案第12号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 委員より、「訪問指導事業で、訪問看護師及び訪問栄養士の報酬が減額補正されており、募集をしても応募がないとのことだが、労働条件の見直しや報酬の引き上げなどは検討できないか」との質疑に対して、執行部より、「報酬については、近隣の状況を見ながら人事部局と協議をしていきたい。また、労働条件については今後検討を行いたい」との答弁がありました。 反対討論として、「マイナンバー制度そのものに反対のため」との討論がありました。 賛成討論として、「マイナンバー制度を推進するため」との討論がありました。 議案第19号 平成30年度合志市国民健康保険特別会計予算 委員より、「都道府県化により制度改正に伴い、一般会計からの法定外繰入金について計上されておらず、財政調整基金により補填を行うようだが、引き続き法定外繰入を行うことはできないか」との質疑に対して、執行部より、「これまで一般会計から法定外繰入により補填を行ってきたが、財政調整基金の積み立てがあるため、しばらくは基金にて補填を行いたい。法定外繰入や税率の改正については、制度改正後の状況を見極めた上で検討していきたい」との答弁がありました。 反対討論として、「一般会計からの法定外繰入を廃止しているため」との討論がありました。 賛成討論として、「市民の負担を抑えるため、基金繰入であるため」との討論がありました。 議案第21号 平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算 委員より、「後期高齢者医療保険料における普通徴収と特別徴収の割合はどれくらいか」との質疑に対して、執行部より、「平成29年度の実績では、普通徴収が36.7%、特別徴収が63.3%である」との答弁がありました。 反対討論として、「保険料の引き上げを含むものであるため」との討論がありました。 賛成討論として、「応分の負担をいただき、健康増進の施策を進めているため」との討論がありました。 議案第27号 合志市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例 委員より、「どのような目的で条例を制定することになったのか。人員に関する基準等はこれからどう変わるのか」との質疑に対して、執行部より、「今まで県が所管してきたが、権限委譲により制定することになった。制度内容は特に変わりない」との答弁がありました。 以上で、平成30年第1回定例会において健康福祉常任委員会に付託された議案10件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようにお願いし終わらせていただきます。 ○議長(吉永健司君) 次に、坂本武人予算決算常任委員長。
    ◎予算決算常任委員長(坂本武人君) 平成30年2月14日(第1回定例会)において、予算決算常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「予算決算常任委員会審査報告書」のとおりであります。 付託された事件の審査経過や審査結果などについて報告いたします。 まず、付託された事件は次の3件です。 議案第11号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第6号) 議案第18号 平成30年度合志市一般会計予算 議案第29号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第7号) 続きまして、審査経過及び総括質疑などについて、主なものを報告いたします。 平成30年2月14日水曜日 予算決算常任委員会(全体会) 質疑及び分科会を設置し、付託事件の審査を行うこととした。 平成30年2月15日木曜、16日金曜、19日月曜予算決算常任委員会(各分科会) 3分科会による審査を行った。 平成30年2月22日木曜 予算決算常任委員会(全体会) 分科会長報告、自由討議により分科会長報告に対する質疑及び総括質疑事項の選定を行った。 平成30年2月28日水曜 予算決算常任委員会(全体会) 執行部に対して行った総括質疑の内容については次のとおりです。 (1)新環境工場建設負担金の負担割合について 質疑内容 ①新環境工場・最終処分場の建設総事業費及び、償還計画の確認 ②現行管理運営費負担割合による、償還完了時における本市負担分総額の予測確認 ③組合立による大規模施設新設費用の公平分担のあり方に関する、合志市の基本方針の有無及び組合議会における本体建設費負担割合の決定プロセスの確認 ④「ごみ減量化計画」とごみ負担割合の見直しによる、ごみ処理費用軽減対策の必要性及び有効性の有無の確認 答弁要旨 建設事業費の総額見込みは約247億円、財源としては、国庫補助(補助率3分の1)が約58億円で23%、起債が約158億円で64%、構成市町の一般財源が約31億円で13%となっており、償還開始後、自治体負担金は年間約10億円程度の増額が予測される。 償還計画についても、15年の償還期間で管理運営もあわせ、総額約320億円の見込み。現行の負担割合で、各市町の人口ビジョンをもとに算出すると、合志市が約95億円(29.7%)、菊池市が約82億円(25.6%)、菊陽町が約76億円(23.9%)、大津町が約67億円(20.8%)との負担が予測される。 負担割合軽減に関しては、「ごみ減量化計画」に基づき、総量軽減に努める上で、ごみ袋の料金改定も考慮する時期にあることに加え、構成市町負担割合基準についても、もちろん現行のルールを尊重する中で、関係各市町と慎重な協議を重ねるべきと考えている。その際、必要なパターンシミュレーションも担当課に財政課を交えて、庁内において今後検討していきたい。 (2)ユーパレス弁天に関しての今後の取り組みについて 質疑内容 ①合併後のユーパレス弁天の本市における存在意義及び運営維持に係る経費推移の確認 ②前述を踏まえ、今後の運営計画及び次期指定管理期間中の優先的検討項目の認識の確認 答弁要旨 ユーパレス弁天は、設立当初の目的である「市民のふれあいと健康維持及び増進、福祉の向上、生涯学習の推進並びに産業の振興及び活性化」を図る事業を展開し、健康と地域の活性化に今日も貢献しており、その存在意義は、合併後も本市の掲げる「健康都市こうし」と合致していると考える。 現在の指定管理、平成26年度~30年度の5カ年についての運営維持管理経費の総額は1億587万円に及ぶが、熊本地震復旧の費用もこれに含まれる。 今後の運営計画については、公益性と収益性のバランスを考え、「直営方式」「指定管理方式」「譲渡方式」の3パターンの比較検討を中心に、北熊本スマートインターチェンジ開通で期待される環境変化や経済効果等も十分想像しながら、財政負担の軽減かつ地域の理解を得られる計画を提示したいと考えている。 (3)女性・子ども支援室の相談体制の充実について 質疑内容 ①女性・子ども支援室の相談実績の維持及び、次年度相談体制の適正認識の有無の確認 ②想定される重篤ケースに対応可能な専門的知見を有する職員配置の必要性の有無の確認 ③本庁方式移行後の西合志総合窓口課における、同相談体制の維持または新設の必要性の有無の確認 答弁要旨 相談件数については、女性相談、児童相談ともに急増傾向にあり、DVや虐待に関する相談が約半数を占めている。相談体制も実績にあわせ毎年増強しており、次年度も警察官OBを配置することでさらなる体制強化を目指したいと考えている。 相談内容の多様化、重篤化に対応すべく、一定の組織体制と連携体制は敷いているものの、希少な困難事例も増えることが予想されるため、配置職員の研修会参加等、より専門的な知識の習得にも努めていきたい。また、5月からの庁舎の一本化に伴う西合志総合窓口課における同相談の対応については、2名の職員増員を予定しており、各部署との連携強化を図ることとしているので、地域対象者の相談窓口は確保されていると認識している。完璧はなかなか難しいが、不断の検討を重ねながら体制の万全に努めたいと考えている。 (4)新設校の開校時期の確認及び施行管理体制について 質疑内容 ①設計施工一括発注(デザインビルド)方式の一般的特性及び、採用理由の再確認 ②社会情勢またはDB方式の特性が不利に作用した場合における補完策の有無の確認 答弁要旨 設計施工一括発注(デザインビルド)方式は、施工者のノウハウを反映した現場条件に適した設計や、施工者の固有技術を活用した合理的な設計を図る方式とされており、メリットとして、工期短縮やコスト削減効果等がある一方、デメリットとして、入札、契約時の透明性の確保が困難なことや、業者間の認識齟齬による増額リスクが考えられる。新設校に関しては、児童生徒数の増加に対する既存校の校舎面積に鑑みれば、平成33年4月の開校時期の死守は必至なことから、本方式採用の判断に至った。 補正予算計上どおり、事業の執行、管理については細心の注意を払う所存だが、仮に想定しにくい事象等による債務負担行為額のオーバーが発生した場合に対しても、6月議会において増額した債務負担行為を設定し、DB方式の再募集でこれにあたりたいと考えている。 議会にも臨機応変な対応をお願いする可能性もあると思うが、とにかく開校時期を最優先に進める決意に変わりはない。情報共有を密にしながら、ご協力願いたいと考えている。 審査結果につきましては、 議案第11号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第6号) 議案第29号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第7号) 以上2件は内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 議案第18号 平成30年度合志市一般会計予算 本件は、反対討論及び賛成討論がそれぞれ行われ、起立による表決の結果、賛成多数で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 以上で、平成30年第1回定例会において予算決算常任委員会に付託された議案3件についての委員会審査報告を終わります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおりご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、委員長報告が終了しました。 これから、各委員長報告に対する質疑を行いますが、予算決算常任委員会の審査議案に関する質疑は、同委員会の総括質疑で終結しておりますのでご了承願います。 各委員長報告に対する質疑の通告はありませんので、これで委員長報告に対する質疑を終了します。 これから討論を行います。 まず、議案第3号 機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第3号の討論を終わります。 次に、議案第4号 合志市職員定数条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第4号の討論を終わります。 次に、議案第5号 合志市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第5号の討論を終わります。 次に、議案第6号 災害による被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第6号の討論を終わります。 次に、議案第7号 合志市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第7号の討論を終わります。 次に、議案第8号 合志市国民健康保険条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第8号の討論を終わります。 次に、議案第9号 合志市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第9号の討論を終わります。 次に、議案第10号 合志市福祉会館条例を廃止する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議案10号 合志市福祉会館条例を廃止する条例について、反対の立場から討論を行います。 今回の条例は、庁舎統合でヴィーブル内の現福祉会館のスペースに、健康づくり推進課、女性・子ども支援室をはじめ、包括支援センターや安心サポートこうしを配置するために福祉会館を廃止するという内容であります。庁舎統合については、事前に住民に理解を得るための説明会も開かれませんでした。委員会審議の中で、今回の福祉会館の廃止についても、住民や利用者への説明がなされていなかったということがわかりました。福祉会館は、熊本地震前に年間1万人が利用し、高齢者の皆さんをはじめ、交流の場に使用されてきたと聞いております。この福祉会館を利用していた人たちにとって、廃止となれば不便となります。  熊本地震後は福祉会館を利用してきた人たちは、みどり館や人権ふれあいセンターなどを利用してきたので不便になることはないと、このような説明でしたけれども、私は廃止を決定をする過程で、住民や利用者の皆さんの意見をよく聞いて検討すべきではなかったのかと考えます。庁舎統合を既成事実にして、住民への説明もせずに福祉会館を廃止することは、到底市民の理解は得られないと考えます。 よって、議案第10号 合志市福祉会館を廃止する条例に反対をするものです。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。来海恵子議員。 ◆15番(来海恵子君) 15番、九思会、来海恵子です。議案第10号 合志市福祉会館条例を廃止する条例について、賛成の立場から討論を行います。 ヴィーブル及び福祉会館が地震で被害に遭い、改修することについては、これまでも各議員の一般質問や全員協議会でもその都度詳細な説明を受けました。改修にあたっての担当は、健康づくり推進課や福祉課ではなく政策課であります。また、福祉会館を使用されている団体と政策課は、何度も何度も協議をされております。また、みどり館は知名度は低く、知らない人も現在でもいる現状でありますし、駐車場の問題もありますので、合志庁舎内の会議室も使用してよいとの回答を得たと、利用者団体から伺っております。市民の心に添ってしっかりと利用する団体や、その団体の市民の方々には、その都度一般質問の経過なども広報こうしなどでもお知らせしております。一方的に福祉会館を廃止しているのではなく、使用する側に寄り添った上での廃止条例なので、議案第10号 合志市福祉会館条例を廃止する条例については、賛成します。 議員の皆様の賛同をお願いして、討論を終わります。 ○議長(吉永健司君) 以上で、議案第10号の討論を終わります。 次に、議案第11号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第6号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第11号の討論を終わります。 次に、議案第12号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議案12号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、反対の立場から討論を行います。 反対の主な理由は、予算書10ページ、番号制度システム改修委託への支出であります。このマイナンバー制度は、スタートから2年がたちましたが、全国でさまざまな問題が発生をしています。もともとマイナンバーは、国民の税、社会保障情報を管理し、社会保障費を削減するための道具にしたい財界の要求から出発したものであります。マイナンバー関連の情報が警察捜査に利用されたことなども判明し、共謀罪法を強行した安倍政権下で、マイナンバーを通じた監視社会づくりに拍車がかかることを警戒する声も強まっています。国民の利益にならない制度は廃止にすることが必要です。 よって、議案第12号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして反対をするものです。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。大住清昭議員。 ◆5番(大住清昭君) 5番、大住です。議案第12号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の決定について、賛成の立場から討論を行います。 給付費及び番号制度対応システム改修の補正予算であり、社会保障に係る費用が増大している中、税と社会保障についての情報を正確に把握し、公平、公正な社会の実現を図ること、及び個人の権利、利益を保護し、行政事務の適正かつ円滑な運営を図るという観点から、私は賛成討論といたします。 議員の皆さんの賛同を賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、議案第12号の討論を終わります。 次に、議案第13号 平成29年度合志市介護保険特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第13号の討論を終わります。 次に、議案第14号 平成29年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第14号の討論を終わります。 次に、議案第15号 平成29年度合志市下水道事業会計補正予算(第3号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第15号の討論を終わります。 次に、議案第16号 平成29年度合志市水道事業会計補正予算(第3号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第16号の討論を終わります。 次に、議案第17号 平成29年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第2号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第17号の討論を終わります。 次に、議案第18号 平成30年度合志市一般会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議案18号 平成30年度合志市一般会計予算につきまして、反対の立場から討論を行います。 今回の予算は骨格予算ということですけれども、問題を含んだものとなっており反対といたします。 反対の主な理由の一つは、引き続きマイナンバー関連の予算が計上されていることです。政府が11月から本格的な運用を開始した情報提供(NWS)は、47都道府県と約1,700市区町村、日本年金機構、税務署などの公的機関をつなぐ巨大なネットワークをつくり、マイナンバーを通じて住民の情報をやり取りするというのが目的です。昨年7月から試運転を行ってきたものの、この間、多くの行政機関で対応に不備があることが指摘をされ、連携をさらに先延ばしする組織も生まれるなど、情報の管理や運用に対する不安は、依然として払拭はされておりません。政府は児童手当などの手続きに、住民票がいらなくなることなどを盛んに宣伝しますが、他人に知らせてはならないマイナンバーを管理する手間や面倒を考えれば、果たして便利かどうかは不透明であります。日本に暮らす住民全員に12桁の番号を割り振り、行政や金融機関の手続きに使わせるという、マイナンバーはスタートから2年ですが、国民は利便性は実感できず、手続きの煩わしさや情報管理などへの不安を強めています。こうした国民、市民が求めていない制度を無理に推し進めるのはあまりに乱暴であり、今回の予算計上にも厳しく反対をいたします。 反対の主な理由の二つ目は、部落解放同盟合志市支部に513万9,000円、全日本同和会合志支部に108万2,000円の多額な補助金が引き続き支出をされていることです。これまでも指摘をしてきましたが、民間の運動団体の役員報酬、組織内の会議、集会、研修に参加した際の日当まで、なぜ市民の税金が原資である補助金で支払わなければならないのかと、甚だ疑問であります。従来どおりの同和行政を続けていては、いつまでたっても同和問題は解決されないと考えます。このような税金の支出は直ちに改めるべきであります。 また、今回、小中一貫教育推進委員の費用や、相生住宅建て替えPFI事業者選定委員の費用が計上されております。小中一貫教育の推進につきましても、PFI事業につきましても、これまで一般質問などでたびたび厳しく批判をしてきたこともあり、今回の計上についても反対をいたします。 皆さん、今回の予算案の審議を通じて、私は合志市の市民の暮らし、福祉を守る姿勢に大変疑問を感じました。就学援助の入学前準備金が、来年から入学前に支給されることになったことは前進でありますが、菊池市や菊陽町、山鹿市など、近隣自治体では今年の入学式前から支給がされることとなっております。また、ひとり親家庭の医療費助成制度におきましても、菊池市が現物給付化を図っている中で、合志市は未だに償還払いのままであります。また、これまで国保会計に一般会計からの法定外繰入を行ってきましたが、都道府県化に伴い、国・県の言いなりとなって、この一般会計からの法定外繰入を廃止しております。委員会の審議を通じても、本当に今の暮らしが厳しくなっている市民の暮らしを守るという姿勢が果たして合志市にあるのかと、痛切に感じました。年々市民の暮らしが厳しくなる中、子供の貧困も社会問題となっている中で、市民の暮らし、福祉を守るという一番の自治体の仕事に取り組む姿勢が非常に弱い。この問題に真剣に向き合う姿勢が非常に弱いと感じたところであります。もっと意欲的に、市民の暮らしを守る仕事に取り組むべきであります。合志市が市民の暮らし、福祉、子育て第一の市政へと転換することを求め、反対討論を終わります。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。澤田雄二議員。 ◆1番(澤田雄二君) 1番、九思会、澤田でございます。議案第18号 平成30年度合志市一般会計予算の決定につきまして、賛成の立場から討論いたします。 先ほどございました同和行政についてでございますが、人間がやはり人間らしく生きる権利は、我々は生まれながらに持っている権利でございます。しかし、人権は最初から守られているわけではなく、長い年月をかけて、多くの試練を乗り越えて守り続けていくものではないかと考えております。同和問題につきましては、過去の同和対策審議会の答申でも示されておるとおり、その解決は国民的な課題であり、国の責務でございます。また、一昨年、平成28年12月には、部落差別解消推進法が制定されております。その中で、第1条には、現在もなお部落差別が存在するとともに、情報化の進展に伴って、部落差別に関する状況の変化が生じているとうたわれております。行政は問題解決のために長年取り組んできております。そして私たち一人ひとりも、真剣に取り組んでいかなければなりません。この問題は、今後社会がどのように変化していくかわかりませんが、社会の変化の中で、この問題を放置していれば自然と解決するというようなことは考えられません。人類普遍の原理である人間の自由と平等、基本的人権にかかわる課題を、このまま、未解決のまま放置するということは許されることではございません。また、子供たちに正しい知識、あるいは差別を許さない心、差別に立ち向かう姿勢を育てることは、今後の全ての子供たちの明るい未来を築いていくということにつながります。問題解決のために、こういった運動団体と我々市民、行政が連携して支援していくということは必要であり、その予算は妥当であると考えます。 よって、議案第18号 平成30年度合志市一般会計予算について賛成するものでございます。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に反対の討論を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。反対討論を行います。議案第18号 平成30年度合志市一般会計予算の決定について、反対の立場から討論を行います。 まず、歳入からですが、予算書の19ページ、款15、項2国庫補助金、1総務費国庫補助金中の通知カード個人番号カード関連事務の委任に係る交付金1,203万9,000円と、個人番号カード交付事務費補助金1,000円、さらに社会保障・税番号制度システム整備補助金289万8,000円に反対をいたします。 次に、歳出です。予算書の49ページの戸籍住民基本台帳中の委託料、番号制度システム改修委託289万9,000円、及び19負担金補助及び交付金の通知カード・個人番号カード関連事務の委託に係る交付金、先ほどの歳入と同額の金額です。1,203万9,000円に反対をいたします。 これについては、国民の個人情報の一元化に伴うさまざまな社会保障・税番号制度に対するシステムの中でのカードの一元管理というのは、極めて危険が伴うものであります。さらに、このシステムが順調に推移している、あるいは推進されているとは言い難いさまざまなトラブルが起こっておりますし、これからこれが、さらに本格的な運用になりますと、アメリカをはじめ韓国など、番号の漏えいによる、なりすましのさまざまな犯罪が起こってくる。この危惧はますますこの制度が進むにつれて明らかになり、危惧したとおりの状況が生まれていると認識せざるを得ません。 次に、予算書の62ページにあります後期高齢者医療制度の関連の予算に反対をいたします。これについては、後期高齢者医療特別会計等の739万9,000円、後期高齢者広域連合の負担金5億136万6,000円、あるいは繰り出し金の後期高齢者医療特別会計1億2,682万円に反対します。この制度も県による一元的な管理によって、この合志市議会において、ほとんどこの後期高齢者医療制度の中身すらわからない状況に及んでおります。この制度については、廃止すべきという立場から、これに強く反対したいと思います。 そして、予算書、歳出の予算書の85ページです。委託料の総合健康センター指定管理委託632万4,000円、工事請負費、総合センター改修工事費として350万円、それと19の負担金補助及び交付金の中の総合健康センター修繕費負担金150万円について反対をいたします。これまでもこの討論の中でも、一貫してこの予算審議、あるいは決算審議等を通じても述べておりますように、この総合センター、いわゆるユーパレス弁天、先ほどの予算決算の委員会の報告にもありましたように、このあり方については、この施設については撤退、この事業からは撤退すべきという立場は一貫して変わりません。その立場から、この予算に反対をいたします。 さらに、予算書94ページの住宅費、住宅建設費の報償費としての合生住宅建替PFI事業者選定委員費としての24万円に反対いたします。既にこのPFIについては、小中学校建設において不成立、あるいは挫折をした状況にあり、この不成立をこの失敗を、十分総括した上でやり直すべきということであり、このPFI事業については反対を表明いたします。 さらに、予算書の99ページと110ページ、款10教育費、項1教育総務費の学校教育の報酬の中の、フッ化物洗口実施補助委員434万4,000円と需用費のフッ化物洗口実施のための医薬材料費32万6,000円に関しては、学校現場の多忙化をさらに進めるこのフッ化洗口について、これに反対を表明し、この予算に反対をいたします。 それと、つけ加えて、100ページのところに、教育費、教育総務費の中の報償費として、小中一貫教育推進委員の3万円についても反対をいたします。小中一貫の政策が今教育委員会によって取られておりますけども、さらに小中間の多忙化が進められ、とりわけ中学校の教員の負担が大きくなるというのは、既に全国各地でも表れており、これ以上の教職員への負担についても反対する立場から、この小中一貫教育の推進費の費用についても反対をいたします。 以上が、平成30年度合志市一般会計の予算について反対する理由です。 したがいまして、議案第18号 平成30年度合志市一般会計予算の決定について、心から反対を表明したいと思います。 議員各位のご賛同、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。齋藤正昭議員。 ◆3番(齋藤正昭君) 3番、齋藤正昭です。議案第18号 平成30年度合志市一般会計予算の決定について、賛成の立場から討論を行います。 最初に、個人番号システム、すなわちマイナンバー関係の歳入歳出予算について賛成討論を行います。 この制度につきましては、国の全額補助によりまして、既に本格的な運用が始まっております。毎年のように制度充実のためのシステム改修等が行われているところでありますが、平成30年度におきましては、通常のシステム運用経費とあわせまして、住民基本台帳法の改正に伴い、希望する者に対して住民票等の証明書、及びマインナンバーカードに旧姓表記を行うと。そのために住民基本台帳電算システムの改修費用が歳出予算に計上されているところであります。これは市民サービスの向上につながるものであり、妥当であると認められるところであります。 次に、総合センターの関連予算でございますが、ユーパレス弁天におきましては、健康、福祉、生涯学習、産業の振興といった施設の本来の目的に沿って、指定管理者制度を利用して運営がなされているところであります。計上された予算につきましては、指定管理者との協定に基づくものであり、適正であると認められます。今後の施設の維持管理につきましては、いろいろな課題がありますが、平成29年3月に策定されました市の公共施設等総合管理計画にも位置づけられた施設でありますし、執行部としましても平成31年度から始まります新しい5年間の次期指定管理期間の早い時期に、財政負担の軽減を考えた運営計画を検討するということでございますので、管理運営につきましては、その時点で議会としても十分チェックができるものというふうに考えております。 以上をもちまして、賛成討論を終わります。 議員各位におかれましては、予算決算常任委員会決定を尊重いただきまして、ご賛同方よろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、反対討論の通告はありませんので、続けて委員長報告に賛成の立場から討論を許します。上田欣也議員。 ◆10番(上田欣也君) 議席番号10番、上田欣也でございます。議案第18号 平成30年度合志市一般会計予算に賛成の立場から討論いたします。 款8土木費、項5住宅費、目2住宅建設費における報償費、合生住宅建替PFI事業者選定委員の報償費24万円については、平成29年度予算で執行されております合生住宅建替PPP/PFI事業導入調査結果を受けて、その事業者を選定するための委員会を開催するために必要な経費でございます。分離新設校におけるPFI事業計画の反省を踏まえて、効率的であるだけではなく、市民の居住環境の向上に貢献できるような事業を推進することを求めて賛成討論といたします。 ○議長(吉永健司君) 同じく、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。松本龍一議員。 ◆7番(松本龍一君) 7番、九思会、松本です。私は議案第18号 合志市一般会計予算の学校教育費、小中一貫教育推進委員報償費につきまして、賛成の立場で討論をいたします。 小中一貫教育は、小学校、中学校、それぞれ別々だった教育方針や生徒指導等を、小学校、中学校を通して一本化し、発達段階で一番敏感で不安定な思春期において、子供たちがより安心して安定的に学校生活が送れるような取り組みをしやすくするものであります。これにより、小学校から中学校への環境の変化を少なくし、いわゆる中1ギャップの軽減、解消、また小学校、中学校それぞれの先生方の交流、情報交換が密になることで、より綿密で適切な生徒指導、学習指導が行われることが期待されます。今回の予算は、小中一貫教育について、教育の現場経験者や有識者を4名募り、2回程度の会議を行い、さまざまな問題や課題について検討するものであります。これにより、小中一貫教育への円滑な移行が行われるものと思います。 よって、議案第18号中の学校教育費、小中一貫教育推進委員の報償費につきまして賛成するものであります。 議員の皆様方のご賛同をよろしくお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、議案第18号の討論を終わります。 次に、議案第19号 平成30年度合志市国民健康保険特別会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議案第19号 平成30年度合志市国民健康保険特別会計予算につきまして、反対の立場から討論を行います。 平成30年度から国保は都道府県化となります。保険税につきましては、県から示された納付金をもとに、自治体の判断で決定することになっています。県が示した試算では、増税となる可能性が高かった合志市の国民健康保険税、今年度合志市では、税率を据え置くという決定をしましたが、これは当然のことであると思います。私が今回問題にしたいのは、不足分を国保基金からの繰り入れで行い、これまでの一般会計からの法定外繰入を廃止したことであります。私は現在の国保税の負担は市民にとって過酷であり、負担能力を超えたものになっていると考えます。引き続き、一般会計からの法定外繰入を行い、今度は負担の軽減を図るべきだったのではないでしょうか。それを市民に最も身近な合志市が実施をせずに、国や県の言いなりになって、一般会計からの法定外繰入を廃止したことは許されることではありません。市民の暮らしは厳しさを増しております。今こそ住民にもっとも身近な合志市が、市民の暮らしを応援し、負担軽減に踏み出すべきであります。引き続き、一般会計からの法定外繰入を行い、市民の負担軽減に踏み出すべきことを求め、反対討論とさせていただきます。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。来海恵子議員。 ◆15番(来海恵子君) 15番、九思会、来海です。議案第19号 平成30年度合志市国民健康保険特別会計予算について賛成の立場から討論をします。 今まで一般会計からの法定外繰入を行いながら、国民健康保険を運営してきました。その中から基金の積み立てをされてきました。30年度から都道府県に運営が移りますが、国保の金額が上がるのを、国保財政調整基金で補填し現状維持にすることは、濱元幸一郎議員の一般質問でも何度も担当課と議論をされております。また、国保運営審議会でも市民の負担を軽減するために、しっかりと話し合い、現状維持で了承されております。基金がある自治体自体が少なく、市民に負担をこれ以上かけないために、当面の間基金を使うのは理にかなっております。この段階での一般会計からの法定外繰入は、財政が潤沢に潤っているのなら別ですが、財政が厳しい中での繰り入れは、かえって住民サービスの低下にもつながります。 よって、議案第19号は妥当と思います。 議員皆様の賛同をお願いして、賛成討論を終わります。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に反対の討論を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。議案第19号 平成30年度合志市国民健康保険特別会計予算に対して、反対の立場から討論を行います。 持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律というのが、3年前、2015年の5月27日に成立しました。この法律によって、国民健康保険というのは平成30年度、来年度2018年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、政府の説明では安定的な財政運営や、効率的な事業の確保等の国保運営に中心的な役割を県が担うことになったというふうになっております。しかしながら、この国保事業というのは、各自治体単位で取り組まれておりました。これが県単位になるということで、明らかにこの間の政府の社会保障等々の見直しの中の流れの中で、医療費の削減が意図されているばかりでなく、後期高齢者医療制度同様、合志市議会でのチェックというのがほとんどできなくなるという状況が危惧されます。予算書を見ていきますと、予算書の中の16ページから17ページにありますように、新たに国民健康保険事業費納付金という項目が設けられ、この中に一般保険者被保険者の医療給付、退職被保険者の医療給付、さらには一般被保険者等の後期高齢者の支援金等が組み込まれています。後期高齢者の制度的な問題については、既に制度そのものに反対ということで申し上げましたが、これらこうした県単位のあり方、国保のあり方というのが非常に危惧をされますので、国保保険事業の県単位の制度化に反対する立場から、本予算に反対をいたします。 以上、議案第19号 平成30年度合志市国民健康保険特別会計予算に反対をいたします。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、議案第19号の討論を終わります。 次に、議案第21号 平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議案第21号 平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算につきまして、反対の立場から討論を行います。 この後期高齢者医療制度は、そもそも高齢者を年齢で医療の差別をする許されない制度であり、廃止をすべきであると考えます。今回の予算では、これまで保険料を軽減するための特例措置がさらに縮小されており、75歳以上の高齢者の方々の保険料がますます値上げとなってしまいます。戦前戦後、日本の発展のために尽力されてきた高齢者の皆さんに、安心して老後を送っていただくように、長い間本当にお疲れさまでしたと。これからはゆっくり安心して老後を過ごしてくださいと、手厚い支援をすることこそ政治には求められていると思います。その高齢者の皆さんの医療を年齢で差別し、重い負担まで課す。許されるものではありません。 よって、議案第21号 平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算につきまして反対をするものです。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。濱口正曉議員。 ◆13番(濱口正曉君) 13番、九思会、濱口正曉です。議案第21号 平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算の決定について、賛成の立場から討論を行います。 平成20年4月から、老人保健制度が廃止され、かわりに始まったのが後期高齢者医療制度であり、制度開始後9年が経過しています。財政的には、原則として公費約5割、現世代からの支援金約4割のほかに、被保険者の方から納めていただく保険料約1割で運営しています。現在、医療制度として全国的にも定着しており、高齢者が安心して医療を受けることができる仕組みを、国民全体で支えている制度であります。後期高齢者特別会計は、この医療制度の基づく適切な運営を図るため、また持続可能な医療保険制度を維持していくためにも必要なものと認められます。 したがいまして、議案第21号 平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算に賛成するものであります。 議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に反対の討論を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。議案第21号 平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場から討論を行います。 議案第18号、19号の反対討論でも申し上げましたように、この医療制度そのものについての制度設計、制度のあり方について反対です。また、議案書を見ていただいてもわかりますように、予算書10ページには、5億6,341万9,000円が後期高齢者医療広域連合の納付金でありまして、歳出のそのほとんどを占めています。こうした簡単な予算でのこの医療制度の実態が、合志市議会の中でもつかめないという現状があるというふうに思います。あくまでもこの制度については廃止をし、新たな制度を求めていきたいというふうに思います。 したがいまして、議案第21号 平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算については反対をいたします。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、議案第21号の討論を終わります。 次に、議案第22号 平成30年度合志市下水道事業会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第22号の討論を終わります。 次に、議案第23号 平成30年度合志市水道事業会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第23号の討論を終わります。 次に、議案第24号 平成30年度合志市工業用水道事業会計予算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第24号の討論を終わります。 次に、議案第25号 合志市道路線の認定について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第25号の討論を終わります。 次に、議案第26号 権利の放棄について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第26号の討論を終わります。 次に、議案第27号 合志市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第27号の討論を終わります。 次に、議案第29号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第7号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第29号の討論を終わります。 これで討論を終了します。 これから採決を行います。反対討論のありました議案第10号、議案第12号、議案第18号、議案第19号、議案第21号を除き、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第11号、議案第13号、議案第14号、議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第29号、以上の20件を一括して採決します。 お諮りします。本20件に対する各委員長報告は可決です。本20件は各委員長報告のとおり、決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第11号、議案第13号、議案第14号、議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第29号、以上の20件は各委員長報告のとおり可決されました。 これから、反対討論がありました議案第10号 合志市福祉会館条例を廃止する条例についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は可決です。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、議案第10号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、反対討論がありました議案第12号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は可決です。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、議案第12号は委員長報告のとおり可決されました。 次に反対討論がありました議案第18号 平成30年度合志市一般会計予算についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は可決です。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、議案第18号は委員長報告のとおり可決されました。 次に反対討論がありました議案第19号 平成30年度合志市国民健康保険特別会計予算についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は可決です。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、議案第19号は委員長報告のとおり可決されました。 次に反対討論がありました議案第21号 平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は可決です。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、議案第21号は委員長報告のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第4 閉会中の継続審査申し出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第4、閉会中の継続審査申し出についてを議題とします。 本件については、健康福祉常任委員会に付託した事件のうち、議案第20号及び議案第28号について、会議規則第113条の規定に基づき、先に配付しています申し出書のとおり、委員長から閉会中の継続審査の申し出が出されています。 お諮ります。健康福祉常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、健康福祉常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。 ここで10分程度休憩をいたします。                  午前11時38分 休憩                  午前11時47分 再開 ○議長(吉永健司君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。                ――――――○―――――― △日程第5 (議員提出議案第1号)合志市議会委員会条例の一部を改正する条例」について ○議長(吉永健司君) これから、日程第5、議員提出議案第1号 合志市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。池永幸生議員。 ◆17番(池永幸生君) 議員提出議案第1号 合志市議会委員会条例の一部を改正する条例の提出について、提案理由の説明をいたします。 本件は、平成29年第4回定例会において、「合志市部設置条例の一部を改正する条例」が可決されたことに伴い、常任委員会の所管部を変更する必要があり、合志市議会委員会条例の一部を改正するために、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議決を経る必要があります。 議員の皆様にはご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(吉永健司君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。 本件については、質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 ここでお諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第1号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。 これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、委員会付託を省略にすることに決定しました。 引き続き、議員提出議案第1号について審議します。 これから討論を行います。本件については討論の通告がありませんので、これで議員提出議案第1号の討論を終わります。 これから議員提出議案第1号 合志市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを採決します。 お諮りします。本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、議員提出議案第1号については原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第6 (議員提出議案第2号)所有者不明の土地利用を求める意見書」の提出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第6、議員提出議案第2号 所有者不明の土地利用を求める意見書の提出についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。松井美津子議員。 ◆16番(松井美津子君) 16番、公明党の松井美津子でございます。議員提出議案第2号 所有者不明の土地利用を求める意見書の提出について、上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 提案理由といたしまして、本件は所有者の探索の円滑化と所有者不明土地の利用促進を図るため、制度の構築を国に求めるため、会議規則第14条の規定により提出をいたします。 内容につきましては、次ページに掲載をしております。 議員の皆様のご賛同、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(吉永健司君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。 本件については、質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 ここでお諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第2号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。 これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、委員会付託を省略にすることに決定しました。 引き続き、議員提出議案第2号について審議します。 これから討論を行います。本件については討論の通告がありませんので、これで議員提出議案第2号の討論を終わります。 これから議員提出議案第2号 所有者不明の土地利用を求める意見書の提出についてを採決します。 お諮りします。本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、議員提出議案第2号については原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第7 (議員提出議案第3号)日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書」の提出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第7、議員提出議案第3号 日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書の提出についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 議員提出議案第3号 日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書の提出をご提案したいというふうに思っております。 提案理由は、本件は核兵器廃絶のため、日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求めるため、会議規則第14条の規定により提出するものです。 核兵器禁止条約については、正式には核兵器の開発、実験、製造、備蓄、移譲、使用及び威嚇としての使用の禁止並びにその廃絶に関する条約です。今まで日本政府が求めてきた中身が全て網羅されている条約ですので、これを日本政府が署名し、国会で批准することを強く求める意見書です。全国各地の議会でも意見書が出されております。合志市議会でもぜひとも、この意見書を出していきたいと思いますので、ご賛同よろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。 本件については、質疑の通告がありますので発言を許します。青山隆幸議員。 ◆4番(青山隆幸君) この核兵器禁止条約につきましては、参加しますと即、核兵器を持つことは違法となりますけども、その場合ですね、日米安全保障条約との整合性というのはどのように考えておられますか。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) 日米安全保障条約との整合性ということですが、まず最初に、戦時国として、いわゆる戦争の当事者であった国として、唯一の被爆国である日本が、核兵器の禁止っていうのは長年戦後からずっと求めておりました。そして、歴代の自民党の政権も非核三原則をずっと維持して、日米安全保障条約の今、評価をするために私が意見を言うわけではありませんが、この核兵器禁止条約の中で、日本がやはり当然それをやっていければ、それに対して相手のアメリカに対しての禁止を求めていくという立場になりますので、当然、安全保障条約の中身については当然変わっていくのではないかというふうに思いますが、ただ、核兵器禁止条約の中身については、非常に日本政府が今まで言ってきたことであって、極端に新たなことを持ち出しているわけではありませんので、これについては批准されるべきだし、その中で署名し批准された中で、日米安全保障条約というのを当然、中身的に見直していくということが生じるのではないかというふうに私は思います。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) 中身が少し変わってくると、安保条約の中身が変わってくるとおっしゃいましたけども、当然アメリカもこの条約には参加しておりません、反対しておりますけども、その際、日本がもしこの条約に参加した場合、アメリカを違法国として扱う、宣言するわけですね。その際、核抑止力に頼っているアメリカが日本を核で抑止してくれるか、守ってくれるかと、そういうこと考えられますでしょうか。どうでしょうか。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) 核兵器禁止条約で、その興味深いことがあります。つまり、この条約に対して北朝鮮は参加しておりません。つまり、核の絶対悪というところでの、核の基本的なスタンス、核に対するやはり私たちの考え方っていうのを持つことで、今焦点はアメリカではありません。やはり北朝鮮の核兵器の開発、ICBMも開発したのではないか、アメリカ本土まで届くのではないかと、さまざまな国連の決議に違反することが繰り返しているわけです。その中で、やはり核兵器を全面的に禁止していくというところの中で言えば、アメリカとの関係ではなくて、今やはり核兵器の条約の中で、その核兵器そのものの絶対的な悪であると、絶対開発してはならないというのを、強くやはり北朝鮮に要求する。そのことがひいては日米との関係の中で、当然抑止力ということ、抑止力になっているというふうには思いますが、今の核の体制の中で、核開発がどんどんあちこちで行われている中でいえば、この核抑止論というのは私はくみしませんし、その中でやはり絶対悪としての核の開発、核兵器を持つということに対してこの条約の中でどんどん進めていき、最終的に北朝鮮の核開発、及び核を持っている各国の核兵器については、最終的にやめさせていくということが目的だということですので、抑止論云々ということについては、私は別に抑止が効いているという事実はないというふうに思いますし、昨年ですね、ICANがノーベル平和賞を受賞しましたけども、その中の議論の中でも、今のNPT体制、核拡散条約の体制の中でも核兵器がやはりどんどんいろんな国で開発され、そのことによるバランスが崩れているので、核抑止論というのはあり得ないというふうに思っています。 ○議長(吉永健司君) 青山議員。 ◆4番(青山隆幸君) 今、私が聞いたのはですね、アメリカを違法国として宣言したところで、アメリカが日本を守ってくれますかということですよ。もう一度お伺いします。 ○議長(吉永健司君) 神田議員。 ◆14番(神田公司君) それはわかりません。 ◆4番(青山隆幸君) はい、わかりました。 ○議長(吉永健司君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ここでお諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第3号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。 これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、委員会付託を省略にすることに決定しました。 引き続き、議員提出議案第3号について審議します。 これから討論を行います。本件については討論の通告がありますので発言を許します。 まず、原案に反対の討論を許します。青山隆幸議員。 ◆4番(青山隆幸君) 4番、九思会、青山でございます。議員提出議案第3号 日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書について、次の三つの観点から反対の立場で討論をいたします。 1番目に、アメリカの核の傘に、我が国の安全保障を委ねている以上、日米安保条約を毀損する行動は重大な危険があるということでございます。近年、我が国周辺の極東アジアにおいて、中国、ロシアの核兵器国、及び北朝鮮の核実験やミサイル発射等により、日本の安全保障環境は重大かつ差し迫った脅威となっております。中国の尖閣諸島周辺での行動や、またロシアは、極東を中心に戦術核兵器の配備を急速に強化しております。さらに、両国の軍用機への航空自衛隊の緊急発進の回数は、平成28年度は過去最高となっているなどからしても、我が国の安全保障が脅かされているのは自明の理でございます。しかし、何よりも緊迫しておりますのは、北朝鮮の行動でございます。今まで6回の核実験をはじめ、日本上空を何度もミサイルが飛び越えていっております。朝鮮中央通信は、去年9月14日、日本列島は核爆弾により海に沈めなければならない。日本はもはや我が国の近くに存在する必要はないとする北朝鮮の、朝鮮アジア太平洋平和委員会による報道官声明を伝えております。河野外務大臣は、「戦後ここまで明確なかたちで、我が国の安全を脅かす言動を取ったのは、北朝鮮が唯一かつ初めてである」と言っておられます。このような北朝鮮に対して、通常兵器だけでは抑止を効かせることは困難でございます。核兵器による抑止がどうしても必要であります。しかし、我が国は非核三原則があり、日本が自ら核抑止力を保有することはできません。であるからして、日米同盟のもとで核兵器を有するアメリカの抑止力に頼る以外はないのでございます。しかし、アメリカとて自国が核攻撃されるかもしれないというリスクを背負って、核の傘を提供するわけで、日本が核兵器禁止条約に参加して、核兵器は違法であると宣言しているのに、いざとなったらアメリカの核の傘で守ってくれというのは、あまりにも虫のいい話でございます。核兵器禁止条約は、こうした厳しい安全保障環境を十分考慮することなく、核兵器の存在自体を直ちに違法化するものです。 したがって、この条約に参加すれば、アメリカによる抑止力を毀損することになり、結果として、日本国民の生命、財産が危険にさらされても構わないと言っているのと同じことでございます。これでは北朝鮮のような相手に対して、誤ったメッセージを送ることになりかねません。 そして2番目に、同条約には核兵器国の参加がなければ、実効性が皆無であるということでございます。この条約には、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国といった核兵器国が反対をしております。現実的に、核軍縮、核廃絶を実現するためには、核兵器国の同意を取りつける必要があります。しかし、この条約ではそれができません。 3番目に、核兵器国の参加がなければ、同条約は現実的なものではなく、核兵器国と非核兵器国との間の対話の断絶を生み、NPT体制が大きく後退することにもなるのであります。国際社会はこれまで、1970年に発効しました核拡散防止条約(NPT)のもとで核軍縮を進めてきました。このNPTには三つの柱がございます。一つが、核保有国による核軍縮、二つ目が非保有国への不拡散、三つ目が原子力の平和利用です。この平和利用については、IAEA(国際原子力機関)による厳しい査察によって担保されております。1番目で申し上げたとおり、核兵器禁止条約は現実の安全保障の観点を無視していることから、日本や韓国、ドイツをはじめとしたNATO諸国といった核兵器の脅威にさらされている非核兵器国からの支持も得られていません。この条約の交渉に参加し、条約の採択に賛成した国は、核兵器の直接の脅威にさらされていない国がほとんどでございます。このままでは核兵器国と非核兵器国との間のみならず、核兵器国、非核兵器国同士の間ですら隔たりを深めることとなりません。つまり、現状を無視して、一足飛びに理想だけを追い求めることは、NPT体制の瓦解につながり、核兵器国と非核兵器国との断裂を生み、国際社会は核兵器国へ核軍縮を迫る手段さえも失うことになります。ましては、北朝鮮と同様の国や地域に、核兵器が広がっていく、歯どめがかからなく最悪の世界を想像するのは私だけでしょうか。我が国は、核拡散防止条約、NPT体制を強化するために、国連に日本主導で核兵器廃絶決議を提出しております。これは、23年連続して決議、採択されております。去年の同決議案には、アメリカ、イギリス、フランスの3カ国の核兵器国が、棄権から初めて賛成に回っております。NPT体制は少しずつですが、前進しているのであります。我が国が唯一の被爆国として、一貫して核廃絶を世界へ訴えているのは明らかでございます。しかるに、地球上から核兵器を無くすという、崇高な目的を達成するためには、日本が推進しているNPT体制を、地道に強化していくことが肝要なのであります。 よって、この議員提出議案第3号 日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書については、反対するものであります。 議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 次に、原案に賛成の立場から討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議員提出議案第3号 日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書案につきまして、賛成の立場から討論を行います。 広島、長崎にアメリカの原子爆弾が投下されてから72年を経て、昨年7月7日、国連会議で核兵器禁止条約が122カ国という国連加盟国の3分の2の国々が賛成し採択をされました。国連本部での条約への署名が始まり、既に56カ国が署名をしております。人類史上、初の核兵器禁止条約の採択は、日本の被爆者の皆さんの長年にわたる核兵器のない世界を求める運動をはじめ、世界各国と市民社会の悲願であり、共同の取り組みが結実した文字通り、歴史的な壮挙であります。法的拘束力のある国際協定としては、初めて核兵器を違法化し禁止をいたしました。核兵器完全廃絶には、核保有国とその同盟国の条約参加がもとより不可欠ですが、条約はそれに門戸を広く開いております。条約批准が核兵器廃絶へのスタートです。ところが、安倍政権はこの条約に背を向け、署名を拒んでおります。こうした情勢のもとで、条約への参加を日本政府に働きかけることこそ、今緊急に求められていることであります。本意見書案の提案は、誠に時期にかなったものであると考えます。核保有国などは、核兵器を必要とする今日の情勢を無視することはできないなどと、禁止条約に敵対をいたしました。北朝鮮の核開発は断じて許されるものではありません。しかし、核をめぐる緊張が高まっている今だからこそ、核兵器の全世界的な禁止と廃絶が求められています。核保有国が核を持つなといくら言っても、本当に聞いてもらえるでしょうか。核保有国の道理のない主張は、道義的、政治的に追い詰められた姿を示していると思います。従来の立場を見直して、核兵器廃絶に決断をすべきです。こうした中で、禁止条約に背を向ける安倍政権の態度に、少なくない国から公然と批判が表明をされました。先ほど賛成討論の中でもありましたが、日本政府が国連で提案した決議案には、核兵器禁止条約への言及がなく、核不使用の表現を後退させたことなどが理由で、少なくない国から公然と批判が表明をされております。日本政府は対立する非核保有国と核保有国の橋渡しをするなどと主張しますが、それは核保有国に追従することへの言い訳です。アメリカの核の傘に依存し、核兵器の使用とその威嚇は欠かせないとする日本の姿勢には、全く大義がないと考えます。日本政府が唯一の戦争被爆国の政府であるにもかかわらず、アメリカなど核保有国に追随し、歴史的な核兵器禁止条約に背を向ける態度を取っていることは、内外の強い失望と批判を招いていると思います。 私が先ほどの賛成討論者の発言を聞いて、本当に驚きました、びっくりしました。核の傘下を体験し、戦争放棄を定めた憲法を持つ日本は、核兵器の禁止に賛同し、推進の先頭に立つことが求められております。よって、唯一の被爆国である日本政府が速やかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを認める意見書案に賛成するものです。 皆さんのご賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(吉永健司君) 以上で通告による討論は終わりました。これで議員提出第3号の討論を終わります。 これから、議員提出議案第3号 日本政府が速やかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める意見書の提出についてを起立により採決します。 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立少数です。 したがって、本件は否決されました。                ――――――○―――――― △日程第8 (議員提出議案第4号)「自衛隊機墜落事故の原因究明と再発防止を求める意見書」の提出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第8、議員提出議案第4号 自衛隊機墜落事故の原因究明と再発防止を求める意見書の提出についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。坂本武人議員。 ◆18番(坂本武人君) 議員提出議案第4号 自衛隊機墜落事故の原因究明と再発防止を求める意見書の提出について、上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 提出者、私坂本、賛成者は、九思会10名、及び公明党、松井議員の11名でございます。 提案理由、本件は先般、佐賀県神埼市で発生した自衛隊ヘリの墜落事故原因の究明及び再発防止策の構築と、関係自治体への飛行訓練の日程及びルートの事前連絡の徹底を国に求めるため、会議規則第14条の規定により提出するものであります。 内容は、別紙のお手元に配付のとおりであります。 議員各位の賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(吉永健司君) 提案理由の説明が終了しましたのでこれから質疑を行います。 本件については質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 ここでお諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第4号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。 これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、委員会付託を省略にすることに決定しました。 引き続き、議員提出議案第4号について審議します。 これから討論を行います。本件については討論の通告がありませんので、これで議員提出議案第4号の討論を終わります。 これから、議員提出議案第4号 自衛隊機墜落事故の原因究明と再発防止を求める意見書の提出についてを採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、議員提出第4号については原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第9 閉会中の所管事務継続調査の申し出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第9、閉会中の所管事務継続調査の申し出についてを議題とします。 本件につきましては、松井総務常任委員長後藤文教経済常任委員長、西嶌健康福祉常任委員長、坂本武人予算決算常任委員長、池永議会運営委員長から、会議規則第113条の規定により先に配付したとおり、所管事務について継続調査の申し出があります。 お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、各委員長から提出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。                ――――――○―――――― △日程第10 議員の派遣について ○議長(吉永健司君) これから、日程第10、議員の派遣についてを議題といたします。 本件については、会議規則第170条第1項の規定による議員の派遣について、現在予定はありませんが、新たに議員派遣が生じたときや議員派遣をする場合において、諸事情により期間や派遣場所、または派遣議員等の変更が生じる場合は、その変更にあたっては議長に一任をいただきたいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、新たに議員派遣が生じたときや議員派遣する場合において、諸事情により期間や派遣場所、または派遣議員等の変更が生じる場合は、その変更にあたっては議長に一任することに決定しました。                ――――――○―――――― ○議長(吉永健司君) 先ほど濱元幸一郎議員から討論の中で、一部訂正したいとの申し出ありますので許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 済みません。先ほどの議員提出議案第3号の討論の中で、本来、反対討論者、反対討論と述べなければいけないところを、賛成討論者と述べましたので、反対討論者に訂正をさせていただきたいと思います。本当に済みません。 ○議長(吉永健司君) ただいま濱元幸一郎議員から訂正がありました点につきましては、ご了承願います。 これで、日程の全てが終了しましたので、議事を閉じます。 閉会するにあたり、荒木市長から発言を求められております。これを許します。荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 平成30年第1回市議会定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。 まず、議員各位におかれましては、ご提案を申し上げました議案に対し、それぞれに適切なご決定をいただき、誠にありがとうございました。今議会におきまして議員各位からいただきましたご意見、ご指摘等につきましては、その対応に十分に留意しながら市政運営に取り組んでまいります。 さて、私の市長としての現任期も残り1カ月を切りました。平成22年3月に市民との協同、議会との協同、国・県・他市町村との連携を政治理念に、負担や課題を次代に先送りしない未来に誇れる合志市づくりを掲げ、市長選挙に立候補し、市民の皆様方から信託を受け、合志市長に就任以降、8年間にわたり本市の発展のために全身全霊を捧げてまいりました。幸いにも議員各位をはじめ、市民の皆様から深いご理解と、温かいご支援をいただききょうを迎えることができましたこと、この場をお借りまして深く感謝を申し上げます。 この2期、8年間を振り返りますと、1期目には選挙時に掲げた市長マニフェストの具現化と、合併時に提示された市民との約束、新市建設計画に描かれた事業の実現を目指し、また市のまちづくりの青写真となる重点区域土地利用計画を策定をいたしました。2期目には、マニフェストを同化させ、平成28年度から向こう8年間を見据えた、市総合計画第2次基本構想を策定し、将来都市像である「元気・活力・創造のまち」の実現に向け、本市の持つ個性とポテンシャルを存分に活用し、本市の発展と市民生活の向上に向け、スピード感を持って多くの施策を推進してまいりました。 このような中、一昨年の熊本地震による未曽有の災害が発生しましたことは痛恨の極みでありました。初めて経験することの大災害に対し、市長として無我夢中で指揮を取り、現場復旧に努め、市復興まちづくり計画を策定し、一日も早い災害からの復旧そして復興を目指して全力で取り組んでまいりました。 また、市長就任から今日まで、市民の健康と財政の健康の大きな二本の柱を掲げ、健康都市こうしをつくることを目標に夢中に走ってまいりました。市民の健康には、待機児童の解消に向けた保育園や学童保育の整備、中学校までの子ども医療費の無料化、小中学校へのエアコン設置、分離新設小中学校の整備方針、決定など、教育、保育に関する支援施策や環境整備に努めてまいりました。 財政の健康においては、地方交付税の減少や扶助費が合併時から2.6倍に急激に増加するなどの、多様な財政的課題が山積する中、行財政改革を行い、就任時にあった臨財債を除く市債は約22億円削減し、一方、効率的な財政運営と将来の公共投資に備えるための基金については、約26億円を拡充することができました。 また、就任時に「稼げる市」というものを掲げて、仕事、いろんな事業をしてまいりましたが、その評価に対してはいい評判を得なかったというのが、その当時の私の気持ちであります。しかし、なぜこの「稼げる市」というものを大きな課題として掲げたのは、今後とも福祉や教育、子育て、高齢者対策などの予算の増加、さらに議員の皆様方から重なるサービスに対する充実、こういったものに対するためには、確固たる財源が必要になってまいります。また、この事業というのは継続性を問われることにもなります。財源の根拠のない議論は不毛の議論であると、私はそのようなことから、やはり福祉充実、教育の充実、そのためには、やはり財政というものをしっかりと基盤に据えて議論をしていかなきゃならないというのが、政治的な課題として私に、自分自身に言い聞かせている課題でもございます。 また、市民の皆様が日常生活に必要な食料品や日用品の買い物、そして病院に不自由なく通院できるなど、当たり前の生活を送ることのできるように、コミュニティ生活拠点を市内全域で、バランスよく配置するなどの都市基盤の整備も取り組んでまいりました。 また、新しく合志市に転入をしてこられた方々、さらには合志市に今後とも住み続けたいと考えてる方々の期待や、また子供たちから夢を奪うことのないような市にはしてはならない。そういった私自身の理念を掲げ、今日まで仕事をさせていただいたものだというふうに考えております。 しかし、まだまだ志半ばであります。道遠しであります。本市の輝かしい未来と、持続可能なまちづくりの基礎をつくるため、さらなる発展につなげていかなければならないと考えています。そのためにも、これまで展開してきた市の施策と、国・県事業との継続性や整合性を図りつつ、長期的な視点を持って、市政運営に邁進すべく、3期目の市長選に挑戦し、頑張ってまいりたいと決意をした次第であります。よろしくお願いを申し上げます。 終わりに、議員各位におかれましては、新年度にかけ公私ともに何かとお忙しい時期かと存じますが、健康に十分ご留意いただき、引き続き本市の発展のため、ご活躍いただきますよう祈念申し上げ、閉会にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。 ○議長(吉永健司君) 平成30年第1回合志市議会定例会を閉会するにあたり一言ご挨拶を申し上げます。 今定例会は2月5日から、本日までの26日間にわたり開かれましたが、議員各位におかれましては、骨格予算として編成されました平成30年度当初予算をはじめ、多数の案件につきまして終始熱心にご審議を賜り、また市長並びに執行部の皆様には、議案審議にご協力を賜りましたこと、厚くお礼申し上げます。 議案審議の過程で表明されました議員の意見、要望等につきましては、十分尊重され、市政に反映されますよう執行部には希望いたします。 また、1カ月後には新年度を迎えます。厳しさを増す地方財政の中で、限られた財源の有効かつ効率的な運用が図られるよう、適切な行政運営がなされることを要望しておきます。 最後に、おかげさまで本日ここに全日程を終了し、閉会できますことは皆様のご理解とご協力の賜物であり、深甚なる敬意を表したいと思います。 市政の益々の発展と、皆様のご活躍を御記念申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。誠にご苦労さまでした。                  午後0時27分 閉会                       地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 合志市議会議長   吉 永 健 司 合志市議会議員   齋 藤 正 昭 合志市議会議員   大 住 清 昭            平成30年第1回定例会議案議決事件名一覧表 (市長提出)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬───────┐│一連│       │                          │         │       ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │ 議決の結果 ││番号│       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │合志市総合センター災害復旧建築主体工事請負変更   │         │       ││ 1 │ 議案第 1号 │                          │ 平成30年2月5日 │  原案可決  ││  │       │契約の締結                     │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │合志市総合センター災害復旧機械設備工事請負変更   │         │       ││ 2 │ 議案第 2号 │                          │ 平成30年2月5日 │  原案可決  ││  │       │契約の締結                     │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 3 │ 議案第 3号 │機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例      │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 4 │ 議案第 4号 │合志市職員定数条例の一部を改正する条例       │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │合志市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を   │         │       ││ 5 │ 議案第 5号 │                          │ 平成30年3月2日 │  原案可決  ││  │       │改正する条例                    │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │災害による被害者に対する市税の減免に関する条例の  │         │       ││ 6 │ 議案第 6号 │                          │ 平成30年3月2日 │  原案可決  ││  │       │一部を改正する条例                 │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 7 │ 議案第 7号 │合志市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例    │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 8 │ 議案第 8号 │合志市国民健康保険条例の一部を改正する条例     │ 平成26年3月3日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │合志市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正す   │         │       ││ 9 │ 議案第 9号 │                          │ 平成30年3月2日 │  原案可決  ││  │       │る条例                       │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 10 │ 議案第10号 │合志市福祉会館条例を廃止する条例          │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 11 │ 議案第11号 │平成29年度合志市一般会計補正予算(第6号)    │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算   │         │       ││ 12 │ 議案第12号 │                          │ 平成30年3月2日 │  原案可決  ││  │       │(第2号)                     │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 13 │ 議案第13号 │平成29年度合志市介護保険特別会計補正予算(第3号)│ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │平成29年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予   │         │       ││ 14 │ 議案第14号 │                          │ 平成30年3月2日 │  原案可決  ││  │       │算(第2号)                    │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 15 │ 議案第15号 │平成29年度合志市下水道事業会計補正予算(第3号) │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 16 │ 議案第16号 │平成29年度合志市水道事業会計補正予算(第3号)  │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │平成29年度合志市工業用水道事業会計補正予算    │         │       ││ 17 │ 議案第17号 │                          │ 平成30年3月2日 │  原案可決  ││  │       │(第2号)                     │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 18 │ 議案第18号 │平成30年度合志市一般会計予算           │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 19 │ 議案第19号 │平成30年度合志市国民健康保険特別会計予算     │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 20 │ 議案第20号 │平成30年度合志市介護保険特別会計予算       │    ―    │  継続審査  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 21 │ 議案第21号 │平成30年度合志市後期高齢者医療特別会計予算    │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴───────┘┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬───────┐│一連│       │                          │         │       ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │ 議決の結果 ││番号│       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 22 │ 議案第22号 │平成30年度合志市下水道事業会計予算        │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 23 │ 議案第23号 │平成30年度合志市水道事業会計予算         │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 24 │ 議案第24号 │平成30年度合志市工業用水道事業会計予算      │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 25 │ 議案第25号 │合志市道路線の認定                 │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 26 │ 議案第26号 │権利の放棄                     │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 27 │ 報告第 1号 │専決処分(損害賠償に係る額の決定)の報告      │ 平成30年2月14日 │  報告終了  │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴───────┘ (追加提出)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬───────┐│一連│       │                          │         │       ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │ 議決の結果 ││番号│       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │合志市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に   │         │       ││ 28 │ 議案第27号 │                          │ 平成30年3月2日 │  原案可決  ││  │       │関する基準等を定める条例              │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 29 │ 議案第28号 │合志市介護保険条例の一部を改正する条例       │    ―    │  継続審査  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 30 │ 議案第29号 │平成29年度合志市一般会計補正予算(第7号)    │ 平成30年3月2日 │  原案可決  │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴───────┘ (議員提出)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬───────┐│一連│       │                          │         │       ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │ 議決の結果 ││番号│       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │  議員提出  │                          │         │       ││ 31 │       │合志市議会委員会条例の一部を改正する条例      │ 平成30年3月2日 │  原案可決  ││  │ 議案第 1号 │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │  議員提出  │                          │         │       ││ 32 │       │「所有者不明の土地利用を求める意見書」の提出    │ 平成30年3月2日 │  原案可決  ││  │ 議案第 2号 │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │  議員提出  │「日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、   │         │       ││ 33 │       │                          │ 平成30年3月2日 │ 否   決 ││  │ 議案第 3号 │国会が批准することを求める意見書」の提出      │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │  議員提出  │「自衛隊機墜落事故の原因究明と再発防止を求める   │         │       ││ 34 │       │                          │ 平成30年3月2日 │  原案可決  ││  │ 議案第 4号 │意見書」の提出                   │         │       │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴───────┘...