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12月22日-06号

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  1. 合志市議会 2016-12-22
    12月22日-06号


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    平成28年12月 定例会(第4回)            平成28年第4回合志市議会定例会会議録 第6号平成28年12月22日(木曜日)              ―――――――――――――――――   議事日程 第6号  平成28年12月22日(木曜日)午前10時00分開議 第1 (議案第47号)合志市税条例の一部を改正する条例」から(陳情第1号)要望書」まで    15件について[各委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、表決]    ただし、15件の議案の番号は、    (1)議案第47号(2)議案第48号    (3)議案第49号(4)議案第50号    (5)議案第51号(6)議案第52号    (7)議案第53号(8)議案第54号    (9)議案第55号(10)議案第56号    (11)議案第57号(12)議案第58号    (13)議案第59号(14)議案第60号    (15)陳情第1号とする。 第2 (諮問第2号)人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること」について[討論、    表決] 第3 (議員提出議案第7号)地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書」の提出につ    いて[提案理由の説明、質疑、討論、表決] 第4 (議員提出議案第8号)防犯カメラ設置補助事業の県予算の復活を求める意見書」の提    出について[提案理由の説明、質疑、討論、表決] 第5 (議員提出議案第9号)地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書」    の提出について[提案理由の説明、質疑、討論、表決] 第6 (議員提出議案第10号)県道大津西合志線の整備改良を求める意見書」の提出について    [提案理由の説明、質疑、討論、表決] 第7 閉会中の所管事務継続調査の申し出について(総務、文教経済、健康福祉、議会運営の    各委員長) 第8 議員の派遣について               ――――――――――――――――本日の会議に付した事件 議案第47号 合志市税条例の一部を改正する条例 議案第48号 合志市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 議案第49号 合志市営住宅条例の一部を改正する条例 議案第50号 合志市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例 議案第51号 合志市議会議員及び合志市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の       一部を改正する条例 議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号) 議案第53号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第54号 平成28年度合志市介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第55号 平成28年度合志市下水道事業会計補正予算(第2号) 議案第56号 平成28年度合志市水道事業会計補正予算(第3号) 議案第57号 ふれあい館の指定管理者の指定 議案第58号 老人憩の家の指定管理者の指定 議案第59号 みどり館の指定管理者の指定 議案第60号 合志市立図書館の指定管理者の指定 陳情第1号 要望書 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること 議員提出議案第7号 「地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書」の提出 議員提出議案第8号 防犯カメラ設置補助事業の県予算の復活を求める意見書」の提出 議員提出議案第9号 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書」の提出 議員提出議案第10号 県道大津西合志線の整備改良を求める意見書」の提出 閉会中の継続調査申し出 議員の派遣                ――――――○――――――出席議員氏名(19人)         1番  澤 田 雄 二 君         2番  野 口 正 一 君         3番  齋 藤 正 昭 君         4番  青 山 隆 幸 君         5番  大 住 清 昭 君         6番  西 嶌 隆 博 君         7番  松 本 龍 一 君         8番  後 藤 修 一 君         9番  濱 元 幸一郎 君        10番  上 田 欣 也 君        11番  青 木 照 美 君        12番  坂 本 早 苗 君        13番  濱 口 正 曉 君        14番  神 田 公 司 君        15番  来 海 恵 子 君        16番  松 井 美津子 君        17番  池 永 幸 生 君        18番  坂 本 武 人 君        19番  吉 永 健 司 君                ――――――○――――――欠席議員氏名(なし)                ――――――○――――――説明のため出席した者の職氏名        市 長  荒 木 義 行 君        副市長  藤 井 勝 公 君      会計管理者  可 德 精 至 君        政策監  濵 田 善 也 君       総務部長  中 村 誓 丞 君       政策部長  坂 本 政 誠 君     健康福祉部長  水 野 孝 春 君  事業部長兼水道局長  冨加美 尚 悟 君        教育長  惠 濃 裕 司 君       教育部長  安 武 祐 次 君       財政課長  岩 田 建 一 君                ――――――○――――――事務局職員出席者     議会事務局長  内 田 秀一郎  議会事務局次長補佐  田 嵜  勝       議会班主幹  岡 本 貴 子      議会班主事  可 德  誠       議会班主事  中 村 考 智                ――――――○――――――                  午前10時00分 開議 ○議長(吉永健司君) これから会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。                ――――――○―――――― △日程第1 議案第47号から陳情第1号まで ○議長(吉永健司君) これから、日程第1、議案第47号 合志市税条例の一部を改正する条例から、陳情第1号 要望書まで、15件についてを一括して議題とします。               ―――――――――――――――― 議案第47号 合志市税条例の一部を改正する条例 議案第48号 合志市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 議案第49号 合志市営住宅条例の一部を改正する条例 議案第50号 合志市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例 議案第51号 合志市議会議員及び合志市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例 議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号) 議案第53号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第54号 平成28年度合志市介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第55号 平成28年度合志市下水道事業会計補正予算(第2号) 議案第56号 平成28年度合志市水道事業会計補正予算(第3号) 議案第57号 ふれあい館の指定管理者の指定 議案第58号 老人憩の家の指定管理者の指定 議案第59号 みどり館の指定管理者の指定 議案第60号 合志市立図書館の指定管理者の指定 陳情第1号 要望書               ―――――――――――――――― ○議長(吉永健司君) ただいま議題といたしました15件は、各常任委員会に付託した事件です。各常任委員会から、委員会審査報告書が提出されています。これから各常任委員会における審査、調査の経過及び結果について、各常任委員長の報告を求めます。 まず、来海総務常任委員長。 ◎総務常任委員長(来海恵子君) おはようございます。 平成28年12月12日(平成28年第4回定例会)において、総務常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「総務常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過としましては、12月13日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程において論議された主なものを報告いたします。 まず、審査結果につきましては、 議案第47号 合志市税条例の一部を改正する条例 議案第48号 合志市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 以上の2件につきましては、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 議案第51号 合志市議会議員及び合志市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例 議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)ただし、総務常任委員会に付託された事項に限る 以上2件につきましては、挙手による表決の結果、賛成多数で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、審査の過程で論議された主なものを報告いたします。 議案第51号 合志市議会議員及び合志市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例 委員より、「公費負担限度額の増は、消費税増税に沿ったものとなっているのか。それとも若干多いのか少ないのか。」との質疑に対して、執行部より、「公費負担限度額の増については、消費税が5%から8%に上がった分で、適正な金額になっている。」との答弁がありました。 反対討論として、「提案理由として消費税の増税に伴うものだが、この時点で上げる必要もないということと、今までの中で節約して選挙をやればいいという立場なので反対である。」との討論がありました。 賛成討論として、「本条例は、公職選挙法の改正により、また消費税が5%から8%に変更になったことにより、金額の変更改正するものであるので賛成する。」との討論がありました。 議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)ただし、総務常任委員会に付託された事項に限る 財政課関係 委員より、「ふるさと納税について、今年度の最終的な見込みと、実質的な収入増の見込みはどの程度か。」との質疑に対して、執行部より、「今回の補正予算を含め、現時点では最終的に1,700万円の歳入を見込んでいる。また、歳入のうち、記念品代や送料、事務手数料等を除いた5割強が実質的な収入増となる。」との答弁がありました。 環境衛生課関係 委員より、「一棟当たりの家屋解体処分費用について、公費解体と自費解体で差異があるのはなぜか。」との質疑に対して、執行部より、「公費解体に比べ、自費解体については納屋等の非住家の申請が多いと想定して、解体処分費用の予算計上を行っているため、差が生じている。」との答弁がありました。 税務課関係 委員より、「賦課徴収費の役務費の不足10万1,000円について、熊本地震による減免事務に伴うものとあったが、減免額の具体的な数字は。」との質疑に対して、執行部より、「12月までの固定資産税の減免実績は約630件であり、減免額の合計は5,300万円である。」との答弁がありました。 総務課関係 委員より、「野々島地区の防災拠点センターの予算について、計画に変更はないか。」との質疑に対して、執行部より、「基本的な部分では大きな変更はない。詳しく申し上げると、建築工事費のみで3億8,000万円、その他に自家発電機、ソーラー発電機、給湯設備、災害トイレ用汚水貯留槽の設備が検討されている。」との答弁がありました。 政策課関係 委員より、「熊本合志のMamaブランド交流構築事業委託について、具体的な内容や取組成果、実施後の活用法はどのようなものか。」との質疑に対して、執行部より、「今回の県補助金を有効に活用し、首都圏の子育て世代の女性を中心に、合志市の産品だけでなく、熊本の産品まで広く紹介したい。取組成果を図る手法として、重要業績評価指標を設け、商品サンプル数や商業施設来場者数300名に対し、応援者名簿100名を挙げている。得られた成果は、将来的にクラッシーノこうし等での販売促進へつなげたい。」との答弁がありました。 企画課関係 委員より、「社会保障・税番号制度に伴う電算システムの改修は、既に実施されたのか。」との質疑に対して、執行部より、「平成26年度から3カ年かけて改修を行っており、既に完了したものもあるが、今年度も実施中である。」との答弁がありました。 商工振興課関係 委員より、「商工振興課の職員数は。住宅リフォーム助成事業の休止は早くに決まっており、もう少し早い時期に減額補正ができたのではないか。」との質疑に対して、執行部より、「職員は7名。補正に関してはご指摘どおりもっと早い時期にすることができた。」との答弁がありました。 反対討論として、「マイナンバー制度については国の施策で自治体が従わざるを得ないような状況、あるいは、カードにおいては取得もいまだ達成されていない現状の中で、来年の7月から全国の自治体との情報連携が行われるということに対して、個人情報保護や個人情報の漏えいという観点からシステム上で大きな問題があるということに関して、この番号制度に反対するという立場から、社会保障・税番号制度システム整備費補助金については認めることはできない。さらに、夢チャレンジ推進補助金208万5,000円についても反対する。もっと具体的な説明としっかりしたコンセプトを委員会の中で提示していただかないと、説明としては成立してなかったと思うし、こうした形での補助金をどんどん取っていって、採択してやっていくということの多忙を極めるようなあり方についても、非常に危惧をするので反対する。」との討論がありました。 賛成討論として、「社会保障・税番号制度システム整備費補助金については、平成29年7月から開始される国・県・地方自治体を含む情報連携に向かってシステムを改修するということであり、すでに平成26年・27年・28年とシステム改修、あるいは情報を守るためのセーフティの取り組みが行われているところで、行政の効率化、経費の軽減といった目標を鑑みても、認められるものであると考える。また、地域づくり夢チャレンジ推進補助金については、Mamaブランド交流構築事業ということで、今年度末に向かって首都圏の子育て世代のお母様方と熊本合志のお母様方の交流を図り、あるいはそこで交流を持っていただくことによって、インバウンド効果、経済的効果を合志市にもたらすものと考えられるので賛成する。」との討論がありました。 以上で、平成28年第4回定例会において総務常任委員会に付託された、議案4件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、濱口文教経済常任委員長。 ◎文教経済常任委員長(濱口正曉君) おはようございます。文教経済常任委員長報告を行います。 平成28年12月12日(平成28年第4回定例会)において、文教経済常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「文教経済常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過としましては、12月13日、14日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、現地調査を実施し、慎重に審査いたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程において論議されました主なものを報告いたします。 まず、審査結果につきましては、 議案第49号 合志市営住宅条例の一部を改正する条例 議案第50号 合志市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例 議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)ただし、文教経済常任委員会に付託された事項に限る 議案第55号 平成28年度合志市下水道事業会計補正予算(第2号) 議案第56号 平成28年度合志市水道事業会計補正予算(第3号) 以上の5件につきましては、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 議案第60号 合志市立図書館の指定管理者の指定 本件は、挙手による表決の結果、賛成多数で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、審査の過程で論議されました主なものを報告いたします。 議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)ただし、文教経済常任委員会に付託された事項に限る 農政課関係 委員より、「経営体育成支援事業補助金3億6,000万円の補助率は。」との質疑に対して、執行部より、「経営体育成支援事業は通常10分の3だが、今回の熊本地震については、国が10分の5、県と市が10分の2ずつである。さらに、別事業で農地・施設が対象の災害復旧事業で、災害査定を受けて40万円以上であれば補助の対象となり、補助率割高によって、農地が95%以上、施設が97%以上になる可能性の事業がある。」との答弁がありました。 また、委員より、「経営体育成支援事業での申込件数及び自己負担を教えてほしい。」との質疑に対して、執行部より、「自己負担は1割で、12月19日が申込期限となっており、100件程度の申請を見込んでいる。」との答弁がありました。 建設課関係 委員より、「債務負担行為の小塚8号線の改良事業の件について、経費が圧縮できるという説明の詳しい内容について。」との質疑に対して、執行部より、「経費が圧縮できるというのは、事業費が高くなればなるほど、その事業にかかる間接的な経費率が下がるので、市が単独で小塚8号線を該当する部分の工事を発注する場合の経費率よりも、合志市竹迫土地区画整理組合が計画区域内の道路と小塚8号線をあわせて工事を発注した場合のほうが経費率が下がるため、結果として市が単独で発注するより経費が少なくなる。小塚8号線は元々市道だが、組合が開発によりつくる中の道路の完了後、帰属により市道になる。一般的に工事をしたほうが安くなること、また同時期に完成するということできれいな道路ができるため、別々に工事を発注するのではなく、小塚8号線部分については、負担金として組合に支払うとしたものである。」との答弁がありました。 都市計画課関係 委員より、「公園施設改修工事について、遊具を補修する公園の箇所数はどれだけか。」との質疑に対して、試行部より、「10カ所の公園が対象である。」との答弁がありました。 また、委員より、「弁天山公園の園路灯については何カ所設置するのか。」との質疑に対して、執行部より、「弁天山公園の中央階段の下から頂上までの4カ所程度である。」との答弁がありました。 学校教育課関係 委員より、「西合志第一小学校・合志中学校の大規模改修が延期となっているが、平成29年度で行うのか。」との質疑に対して、執行部より、「平成29年当初予算に計上、要求し計画どおり実施したい。」との答弁がありました。 また、委員より、「奨学金貸付事業について、借入者が減ってきている原因は何か。」との質疑に対して、執行部より、「高校授業料の無償化の影響も考えられる。」との答弁がありました。 さらに、委員より、「校務支援システムの減額補正の理由は何か。」との質疑に対して、執行部より、「教職員の事務負担の軽減を目的として、使いやすい合志市独自のシステムを開発するため、当初予算でカスタマイズ機能の費用を計上していたところですが、委託した事業者のシステムでは、カスタマイズが見込みより少なく済んだことによる減額である。」との答弁がありました。 生涯学習課関係 委員より、「社会教育施設災害復旧費の災害復旧工事(ヴィーブル)で15億円予算計上してあるが、全員協議会で11億円に圧縮できるということであった。その内訳は。」との質疑に対して、執行部より、「福祉会館を除いて、建築工事費で4億9,300万円、電気工事が1億9,200万円、給排水衛生空調等設備工事が1億8,850万円の設計金額が上がってきた。ただし、今回の工事は、天井や壁は開けてみないとわからない点があり、工事費が膨らむことが予想される。また、1億2,000万円程度で福祉会館及びレストラン部分の改修を行う計画である。それらを含めて、総額で11億円に圧縮したい。」との答弁がありました。 議案第55号 平成28年度合志市下水道事業会計補正予算(第2号) 委員より、「下水道事業資本的支出建設改良費の増額に関し、竹迫開発事業に伴う国庫補助対象事業費に対する一般単独費はどれぐらいになるのか。」との質疑に対して、執行部より、「全体工事費に対し、国庫補助金が50%、建設企業債が45%、一般単独費が5%になる。」との答弁がありました。 議案第60号 合志市立図書館の指定管理者の指定 委員より、「株式会社こうし未来研究所は、図書館の指定管理を任せられる企業なのか。また、司書の増員等は図られるのか。」との質疑に対して、執行部より、「3回にわたる合志市指定管理候補者選定委員会で審議され、最終的な面接審査により、1,000点満点中、803点となり、選定基準の600点を超えられた。また、NPO法人との連携を図られ、住民サービスが低下しないように事業展開を図られていく。また、民間での雇用となってくるので、司書等の勤務体制は個々で変わってくる。フルタイムでの勤務の方もいれば、今までどおりの方も出てくる。さらに、開館時間の延長等も出てくるので、その状況を見ながら、企業での雇用が図られると考えている。」との答弁がありました。 反対討論として、「図書館の指定管理者指定にあたり、市民への説明がほとんどされていない。市民の考えを聞くべきであり、検討のあり方に問題がある。次に、株式会社こうし未来研究所について、図書館運営に対するノウハウの確認は十分なのか。市民サービス向上を理由に司書さんへの負荷が増し、現状のサービスが維持できるのか懸念している。もっと十分な検討が必要ではないのか。」との討論がありました。 賛成討論として、「指定管理者への移行は、司書さんの雇用を守るということから出発している。司書の方々は、現在、NPO法人との連携を図られ、住民サービスに十分応えられるノウハウを持っておられる。雇用に対しても個々に対応していくということで、直営に近い管理運営ができるものと考え、指定管理者の指定に賛成である。」との討論がありました。 なお、12月14日に行いました現地調査は下記のとおりです。 1 合志市竹迫土地区画開発現場 2 白百合保育園建設地(須屋)の埋蔵文化財発掘現場 以上で、平成28年第4回定例会において、文教経済常任委員会に付託された議案6件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、松本健康福祉常任委員長。 ◎健康福祉常任委員長(松本龍一君) おはようございます。健康福祉常任委員長報告を行います。 平成28年12月12日(平成28年第4回定例会)において、健康福祉常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「健康福祉常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過としましては、12月13日、14日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、現地調査を実施し、慎重に審査をいたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程において論議された主なものを報告いたします。 まず、審査の結果につきましては、 議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)ただし、健康福祉常任委員会に付託された事項に限る 議案第53号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第54号 平成28年度合志市介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第57号 ふれあい館の指定管理者の指定 議案第58号 老人憩の家の指定管理者の指定 議案第59号 みどり館の指定管理者の指定 陳情第1号 要望書 以上の7件につきましては、全会一致で「原案を可決すべきもの」及び「採択すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、審査の過程で論議された主なものを報告いたします。 議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)ただし、健康福祉常任委員会に付託された事項に限る 福祉課関係 委員より、「障害児通所施設等利用給付費が大幅に増えているが、これはどういう理由か。」との質疑に対して、執行部より、「発達障がいに対する理解の高まり等により、利用希望のニーズは増加しており、それに伴い新たな受け入れ施設も増加し、利用が増えたため。」との答弁がありました。 また、委員より、「障害児通所費給付事業費は、国・県からの補助はあるが、市も4分の1を負担している。他市町の子供が合志市内の施設を利用した場合は、合志市が負担をしているのか。」との質疑に対して、執行部より、「他市町の子供の分は、それぞれの自治体で負担している。合志市の子供が他市町の施設を利用した場合は、合志市が負担をしている。」との答弁がありました。 子育て支援課関係 委員より、「熊本地震による住宅損害の程度に応じた保育料の減免対象者の人数は。」との質疑に対して、執行部より、「今回の補正予算での減免対象者は26人を計上したが、罹災証明の発行により、少しずつ増加する傾向にあり、きょう現在においては30人を超えている。」との答弁がありました。 女性・子ども支援室関係 委員より、「女性・子ども支援に対するソーシャルワーカー派遣費が増額されているが、その理由は。」との質疑に対して、執行部より、「震災があったことなどから相談件数や困難ケースが増加しているため、派遣日数を増加して対応したい。」との答弁がありました。 議案第53号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 委員より、「退職被保険者等高額療養費が当初予算額の20%以上補正で計上されているが、対象者や1件当たりの金額が増えてきているのか。」との質疑に対して、執行部より、「退職被保険者等の療養給付費について、当初予算では年間平均を700人で見込んでいたが、実際は400人程度ということで、人数は減ってきている。しかし、当初一人当たりの医療費を月額1万8,000円で見込んでいたが、現在は3万3,000円ほどとなっている。人数は減ったが、医療費単価が大幅に増えたため予算不足が生じた。」との答弁がありました。 また、委員より、「出産育児一時金が増額となっているが、どういう理由か。」との質疑に対して、執行部より、「当初予算では月当たり6人で予算を計上していたが、10月までの実績を見ると月平均7人となっており、その分について補正を行っている。」との答弁がありました。 議案第54号 平成28年度合志市介護保険特別会計補正予算(第2号) 委員より、「介護予防給付ケアプラン作成委託料が不足する原因は。」との質疑に対して、執行部より、「平成28年度から総合事業を開始するため、総合事業のケアプラン作成委託と、介護予防給付のケアプラン作成委託に分けて予算計上したが、介護予防給付ケアプラン作成委託件数が見込みより増えたため。」との答弁がありました。 議案第57号 ふれあい館の指定管理者の指定 議案第58号 老人憩の家の指定管理者の指定 議案第59号 みどり館の指定管理者の指定 委員より、「ふれあい館と老人憩の家は指定期間5年、みどり館は2年の違いは。」との質疑に対して、執行部より、「みどり館については、今後、栄地区のコミュニティ事業の中心施設となると、管理の見直しが必要になってくるため2年とした。」との答弁がありました。 また、委員より、「指定管理者の選定はどのように行われたのか。」との質疑に対して、執行部より、「6人の委員をもって指定管理候補者選定委員会を構成し、選定を行った。対象となる候補者は非公募で行い、候補者に募集要項、仕様書等に基づいて書かれた申請書を提出してもらい、また面接を行い、それらを委員により採点集計した結果、選定基準を上回ったので選定した。」との答弁がありました。 陳情第1号 要望書 合志支部老人クラブ連合会から提出された要望書に対し、論議された採択に対する賛成討論として、「老人クラブはこれまで合志市の発展のため多大に尽力され、今日の合志市を築いてこられたとともに、今なお地域活動、地域づくり、活性化のため活躍されている。しかし、老人クラブへの加入者は減少する傾向にあり、現在その対策にも取り組んでおられる。そのため、できる限りの協力、支援を行う必要がある。」との討論があり、全会一致で採択されました。 なお、12月14日に行いました現地調査は下記のとおりです。  1 白鳩園地域生活支援センター さくら  2 るちぇーれ 子ども発達センター  3 ヒューマン・ケア こうしの杜 以上で、平成28年第4回定例会において健康福祉常任委員会に付託された議案6件、陳情1件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、委員長報告が終了しました。 これから、各委員長報告に対する質疑を行います。 各委員長報告に対する質疑の通告はありませんので、これで委員長報告に対する質疑を終了します。 これから討論を行います。 まず、議案第47号 合志市税条例の一部を改正する条例について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第47号の討論を終わります。 次に、議案第48号 合志市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第48号の討論を終わります。 次に、議案第49号 合志市営住宅条例の一部を改正する条例について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第49号の討論を終わります。 次に、議案第50号 合志市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第50号の討論を終わります。 次に、議案第51号 合志市議会議員及び合志市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。議案第51号 合志市議会議員及び合志市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論を行います。 今回の条例改正は消費税の税率改正、5%から8%の増税に伴うもので、いわゆる選挙カーの一日の使用への公的負担が1万5,300円から1万5,800円、燃料代が一日7,350円から7,650円に、市長選でのビラ作成に1枚あたり7円30銭から7円51銭に、選挙ポスター代が1枚510円48銭から525円6銭、総額で30万1,875円が31万500円に引き上げられるということです。消費税の増税を仮に認めるとしても、選挙カーの場合は、本来ならばこの8%を適用するとしたら、1万5,740円ないしは1万5,700円にすべきだというふうに思っています。この金額については消費税を上回っています。消費税の増税分以上になっています。私自身は選挙に際しては選挙カーも使用しませんし、お金のかからない選挙を実践する者として、新たな財政負担が増える、選挙運動への公的負担の増額については慎むべきではないかと思ってます。ましてや熊本地震での財政負担が増し、合志市の財政状況が厳しくなるというのは言うまでもなく、この条例が提案されること自体に、暗たんたる思いがしております。熊本地震により合志市の財政も厳しさを増してくるのは必至であり、これは何度も言いますが、財政負担が増すこの条例については反対をしたいというふうに思います。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。上田欣也議員。 ◆10番(上田欣也君) 議席番号10番、上田でございます。議案第51号 合志市議会議員及び合志市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場から討論いたします。 今回の改正は、公職選挙法施行令の一部を改正する政令が施行されたことにより、選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスター等の作成の公営に要する経費にかかる限度額が引き上げられたことに伴い、これに準じた所要の改正を行うものです。これは、平成26年4月に消費税が5%から8%に引き上げられたことに伴うものであり、あくまでこの経費は最高限度額ということです。よって、公営選挙の主旨に則り、この改正案に賛成するものです。 議員の皆様のご賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、議案第51号の討論を終わります。 次に、議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元です。私は、議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)につきまして、反対の立場から討論を行います。 反対の主な理由の一つは、マイナンバー制度関連の予算として、社会保障・税番号制度システム整備補助金が計上されていることに関してであります。日本に住民票を持つ人全員に12桁の番号を割り振り、税や社会保障の情報を国が管理するマイナンバー制度が施行されてから1年が過ぎました。昨年は全世帯への番号通知の郵送などを巡り世間を賑わせましたが、多くの人はマイナンバーを日常的に使う機会はほとんどなく、必要性を感じていません。むしろ、情報の漏えいなどへの懸念は強くて、個人番号カードの普及も広がりません。今年1月から、希望者に対してマイナンバーなどを記したプラスチック製の個人番号カードの交付が市区町村で始まりましたが、トラブルの連続であります。カード発行を全国的に管理するシステムがたびたび停止をし、発行に重大な支障が生じました。カードを受け取りに来た人に、発行できない事態が続出し、自治体窓口に混乱を引き起こしました。政府は、トラブルは解消していると言いますが、多くの税金を投じたシステムが開始早々不調に陥ったことは、個人情報を扱う制度の安全性と信頼性を根本から疑わせるものであります。国民にとって、不必要で危険な仕組みを続けることは問題です。私は制度を見直し、中止へ踏み出すことが必要だと考えますので、今回のマイナンバー関連の予算について反対をするものです。 二つ目の大きな理由は、今回、住宅リフォーム助成制度の予算600万円が減額補正をされていることであります。合志市では、熊本地震の住宅被害に対して、工事に50万円以上かかった世帯に、5万円の商品券による助成を行う災害復興商品券事業を6月から開始しました。この事業については一部損壊への支援制度がない中で、市独自での制度として評価のできるものであります。しかし一方で、これまで実施してきた住宅リフォーム助成制度を休止することを、私は認めることはできません。熊本地震を受けて、新たに耐震化を進めたり、リフォームをしたいとの要求はこれまで以上に増えています。災害復興商品券事業は災害復興商品券事業として、これまで実施してきた住宅リフォーム助成事業住宅リフォーム助成事業として、両方引き続き行うことが必要だと考えます。住宅リフォーム助成制度の早期再開を求めるものです。 よって、議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)について、反対をするものです。 皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。西嶌隆博議員。 ◆6番(西嶌隆博君) 議席番号6番、九思会、西嶌です。議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 最初に、社会保障・税番号制度システム補助金の歳入につきましては、マイナンバー制度の実施に伴い、システム改修が必要な各事業の事業費に対する補助金であります。来年度から始まる情報連帯事務の円滑なスタートに向け必要なものと考えます。よって、賛成するものであります。 内容につきましては、第2回の定例会におきましても、必要性においては討論のほうで述べたとおりでございます。 引き続きまして、住宅リフォーム助成制度の減額補正につきましては、一連の熊本地震を受け、市内の住宅または店舗の復旧工事費用の一部を助成する災害復興商品券事業の実施のため、平成25年度より行ってきた住宅リフォーム助成事業を一時的に終了するものであり、住宅リフォーム助成事業は市民の快適な住環境の整備、地域経済の活性化、雇用確保及び定住促進等を目的に実施されてきました。本市におきましても、一連の地震により住宅や店舗が被災し、復旧に多額の費用がかかる方が多数いらっしゃいます。この状況下、災害復興商品券事業により、復旧・復興を目指すことは仕方のないことと考えております。 以上のことより、復旧・復興された際には、改めて当初の目的に立ち返り、住宅リフォーム助成事業を行っていただくことをお願いし、総論賛成という立場で賛成討論とします。 議員各位のご賛同を承りますようお願い申し上げまして終わります。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に反対の討論を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)の決定について、反対の立場から討論を行います。 先ほどの反対討論にもありましたように、予算書、歳入の部分の民生費、国庫補助金の社会保障・税番号制度システム、いわゆるマイナンバー制度の整備費補助金568万9,000円について反対をいたします。これは来年度、2017年4月からの全国自治体との情報連携のものであるということですが、国からの補助金は60%にとどまっており、あとの40%は自治体が負担するということになっております。このマイナンバー制度については、個人情報の漏えいやなりすまし犯罪のリスクなど、国民には一切メリットはない、デメリットだらけのマイナンバー制度と言わざるを得ません。メリットを受けるのは、旗振り役の総務省や、あるいはそこに、そのシステムを納入するひと握りの企業であると言わざるを得ませんし、このマイナンバー制度の市場規模は1兆円と言われており、こうしたマインバー制度のあり方、あるいは利用されてない現状について、見るにつけ、この制度については一日も早く廃止されること。したがって、この歳入については認めることはできません。 さらに、歳入の13ページにありますように、県補助金の総務費県補助金、総務管理費補助金で、地域づくり夢チャレンジ推進補助金208万5,000円、同じく歳出、これは歳出の部分ですけれども、17ページのところの総務費、25のまち・ひと・しごと創生総合戦略事業費の委託料についても反対をいたします。これは、熊本合志のMamaブランド交流構築事業委託金ということになっております。総務常任委員会での担当職員からの説明は極めて抽象的であり、コンセプトがはっきりしません。県からの地域づくり夢チャレンジ推進補助金が採択されなければしないというような説明、補助金がつくなら事業をするという、こういう提案のあり方にも非常に問題がありますし、人的交流を図る中での地域づくりを進める事業として、いかに位置づけているのかも質問に対してまともに答えていません。しかも、この事業には一般財源も持ち出されるということになります。こうした事業のあり方に大いに疑問を持っておりますし、よって、この事業への委託金について反対をいたします。 以上、主に2点が反対の理由です。議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)については、改めて反対を表明し、議員各位のご賛同をお願いするものです。
    ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。澤田雄二議員。 ◆1番(澤田雄二君) 1番、九思会、澤田雄二でございます。議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)について、賛成の立場から討論いたします。 社会保障・税番号制度システム整備費補助金につきましては、来年、平成29年7月より開始されます国・県・市町村との情報連携に向け、システムを改修するものでありまして、既に平成26年度から順次改修が進められており、同時に情報漏えいに対するセキュリティ対策も進められておるところでございます。本格運用にあたりまして、行政におきましては事務の効率化、経費の削減、市民生活におきましては申請手続きの簡略化など、市民サービスを向上させるものでございます。 続きまして、地域づくり夢チャレンジ推進補助金につきましては、現在、熊本県全体の人口減少に加え、熊本地震の影響により熊本県への観光客が減少しておるため、交流人口の増加に取り組むもので、その中で合志市では、熊本合志のMamaブランド交流構築事業として、首都圏へ打って出る戦略的施策でございます。首都圏の子育て世代のお母さん方をターゲットに、合志市のお母さん方と交流を図り、合志市の自然、農業、食、歴史、文化などのPR、あるいは合志市をはじめとする熊本県の商品に関心をもってもらう取り組みでございます。現在、現代社会ではSNSなどにより、短時間で大量の情報を入手できる社会となっておる中で、合志市を選択していただくためには、ネットとリアルを効果的に発信することが必要であり、今回の取り組みは今後の合志市における交流人口の増加を期待できる施策と言えます。この他に熊本地震により被害を受けた総合センターヴィーブルの災害復旧費約15億円、家屋等解体処分業務委託、自費家屋等撤去費の災害救助費約6億円など、熊本地震からの復旧復興関連経費を中心に、約30億円を追加するものであります。被害を受けた市民生活を復旧・復興に向け、前進させることは議員として当然の責務であり、市民生活の安心のためにも本補正予算は必要であると認められます。 よって、議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)について、賛成いたします。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に反対の討論を許します。大住清昭議員。 ◆5番(大住清昭君) 5番、大住です。議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)について、反対の立場から討論を行います。 補正予算書の17ページの工事請負費に、合志庁舎増築工事1,400万円が計上されておりますが、このことにつきましては、合併時の旧合志町・西合志町の合併協議で、庁舎については分庁方式とするという基本合意後の実質上の変更であります。私は今までこの場で、合志庁舎を増築し、市役所の業務のほとんどを合志庁舎に集中することに反対の立場を表明してきました。ただ、合併協議で決めたことを金科玉条として盾に取る気は毛頭ありません。時期や状況によって、市民の理解が得られるものは変更していくことは当然であります。しかし、市民の理解が不十分のまま変更することは、現に慎まなければならないと思います。皆さん、この庁舎の1階に合志市の大きな全図が掲げられてありますが、ご覧になったと思います。この庁舎の位置は、合志市の東の端に位置しております。この地に業務を集約することは、一般論としては理解できないことで、分庁方式の継続が市民に定着をしております。私は合志庁舎の増築に反対ですので、議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)に反対します。 議員の皆さんのご賛同をお願いし、討論といたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。松井美津子議員。 ◆16番(松井美津子君) こんにちは。16番、公明党の松井美津子でございます。議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)ただし、総務常任委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。 合志庁舎増築事業につきましては、防災機能を兼ね備え庁舎として整備するところで、国交省と協議を行い、社会保障整備総合交付金の都市防災総合推進事業を活用し、事業を進めているとの説明がございました。合志庁舎の増築に伴いまして、本庁方式を採用するにしても、西合志庁舎において市民サービスの低下を招かないように、総合窓口業務や健診関係業務を行っていく必要があると検討をされております。今回の地震で危機管理の面におきましても、市民の安全・安心のためにも、庁舎の一本化が絶対に必要であることが再確認をされました。合志増築庁舎には、災害弱者の避難所や備蓄倉庫等も配備をされ、災害拠点ともなります。その時の状況変化に対応していくことは、個人の人生においても、企業も自治体も必要です。どんなにすばらしい事業も、市民の理解を100%得られることは不可能です。例えば、車もガソリン車からハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車に変わっていき、将来は無人の自動車やバスが走ります。市民課の窓口もロボットが対応する時がくるかもしれません。既に実用化されているところもあります。何よりも、市民の皆様の血税で自治体は運営されております。最少の経費で、最大の効果を上げることは、市民の皆様にも納得と理解が得られると思っております。したがいまして、賛成でございます。 議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉永健司君) 以上で、議案第52号の討論を終わります。 次に、議案第53号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第53号の討論を終わります。 次に、議案第54号 平成28年度合志市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第54号の討論を終わります。 次に、議案第55号 平成28年度合志市下水道事業会計補正予算(第2号)について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第55号の討論を終わります。 次に、議案第56号 平成28年度合志市水道事業会計補正予算(第3号)について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第56号の討論を終わります。 次に、議案第57号 ふれあい館の指定管理者の指定について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第57号の討論を終わります。 次に、議案第58号 老人憩の家の指定管理者の指定について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第58号の討論を終わります。 次に、議案第59号 みどり館の指定管理者の指定について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第59号の討論を終わります。 次に、議案第60号 合志市立図書館の指定管理者の指定について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は、議案第60号 合志市立図書館の指定管理者の指定について、反対の立場から討論を行います。 今回の議案は、株式会社こうし未来研究所を市立図書館の指定管理者にしようとするものです。反対の主な理由の一つは、今後の図書館のあり方について、市民への説明が不足しているということであります。合志市の図書館の貸出冊数は、年間61万冊以上に及びます。多くの市民が利用している施設の今後のあり方については、市民を交えた慎重な検討が行われるべきですが、この市民の説明がなされなかったことは大変重大と言わなければなりません。もう一つの理由は、この間、執行部はこの指定管理によってサービスの向上と効率が図られるとしてきましたが、今回の委員会の論議でも、サービスの向上について具体的に質疑をしても、図書館の夜間利用もできるようになるかなという程度のものでした。夜間利用は、指定管理をしなくてもやろうと思えば直営でも十分できるではありませんか。サービスの向上が図られるという根拠は、今回の委員会の論議でも一切示されることはありませんでした。むしろ、指定管理を行うことによって委託料が減らされ、厳しい運営に追い込まれる、職員の継続性が補償できないとの理由から、指定管理から直営に戻した自治体も全国では多数に上っています。ましてや、今回指定管理者になるであろう株式会社こうし未来研究所は、図書館運営の経験もノウハウもありません。図書館運営を任せられる企業とは私は思いません。現在の図書館司書や司書補の皆さんの雇用が、この指定管理によって安定したものになるかも現在はまだ不明であります。指定管理の最大の目的は、経費の削減にあります。私は、市民の思料の要求に応える上でも、利用しやすい図書館を、安定的に運営をする上でも、公立図書館は直営で運営するべきだと考えておりますので、議案第60号 合志市立図書館の指定管理者の指定について、反対をするものです。 皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。青山隆幸議員。 ◆4番(青山隆幸君) 4番、九思会、青山でございます。議案第60号 合志市立図書館の指定管理者の指定について、賛成の立場から討論いたします。 この案件は、平成29年4月から図書館において指定管理制度を実施するため、地方自治法第244条の2第6条の規定により、議会の決議を必要とするものであります。指定管理者を指定するにあたり、指定管理者は図書館運営を行っていくために、市教育委員会との連携を図る必要があります。指定管理者候補の株式会社こうし未来研究所は、市の出資団体であるため、図書館を運営する上で市の意向を十分に反映でき、市民のニーズに迅速に対応ができます。また現在、合志市の図書館に勤務しておられる非常勤職員の皆さん、司書や司書補の皆さんを中心に結成されたNPO法人は、合志市図書館を運営するためのノウハウをあわせ持っておられ、また市民の要望に十分に応えられるだけの高い知識と能力を兼ね備えておられます。さらに、新たな事業についても、市民に身近な存在であるため、市民の要望に沿った事業展開が期待できます。株式会社こうし未来研究所は、このNPO法人と綿密な連携が図られるものと思われます。さらに、これまで3回開催されました指定管理候補者選定委員会においても、書類審査、面接審査で合格基準を大幅に上回って選定されたものであり、よって、議案第60号 合志市立図書館の指定管理者の指定については、賛成するものであります。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に反対の討論を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。議案第60号 合志市立図書館の指定管理者の指定について、反対の立場から討論を行います。 先ほどの反対討論、あるいは賛成討論の中にも出てきましたように、仮にこれを100歩譲った形で、指定管理についてを前提とするとして、なぜ株式会社こうし未来研究所が出てくるのか、さっぱりわかりません。結局、NPO法人、そういうノウハウを持っている司書さんを中心としたNPO法人ができたならば、そこにきちんと、しっかりと指定管理をする。あるいはそういうノウハウを持った団体が委託契約を結ぶということが本来のあり方であり、なぜここにこうし未来研究所が登場しているのか、さっぱりわかりません。さらに、本来こうした、いわゆる図書館や、あるいは学校といった、やはり市が利益を追求できないというか、税金を投入して市民サービスをする施設には、指定管理制度っていうのは似合わないというふうに言っていいというふうに思っております。こうした形で市と連携をする、あるいは市の出資がある未来研究所だからいいんだということであれば、あるいはノウハウを連携するというNPO法人等の存在があるならば、やはりNPO法人との契約に指定管理にすべきでしょうし、あるいはそれが無理であるならば、引き続き直営の図書館等の公的な住民サービスをする、公的な施設としての維持管理を引き続きしていくべきだというふうに考えますので、議案第60号 合志市立図書館の指定管理者の指定について、反対をしたいと思います。 議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、議案第60号の討論を終わります。 次に、陳情第1号 要望書について、討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで陳情第1号の討論を終わります。 これで討論を終了します。 これから採決を行います。 反対討論のありました、議案第51号、議案第52号、議案第60号の3件を除き、議案第47号、議案第48号、議案第49号、議案第50号、議案第53号、議案第54号、議案第55号、議案第56号、議案第57号、議案第58号、議案第59号、陳情第1号、以上の12件を一括して採決します。 お諮りします。本12件に対する各委員長報告は、可決及び採択です。 本12件は各委員長報告のとおり、決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。したがって、議案第47号、議案第48号、議案第49号、議案第50号、議案第53号、議案第54号、議案第55号、議案第56号、議案第57号、議案第58号、議案第59号、陳情第1号、以上の12件は、各委員長報告のとおり可決及び採択されました。 これから、反対討論がありました議案第51号 合志市議会議員及び合志市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は可決です。本件は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、議案第51号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、反対討論がありました議案第52号 平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は可決です。本件は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、議案第52号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、反対討論がありました議案第60号 合志市立図書館の指定管理者の指定についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は可決です。本件は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、議案第60号は委員長報告のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第2 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること」について ○議長(吉永健司君) これから、日程第2、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。 本件に関する提案理由の説明及び質疑は既に終了しておりますので、これから討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで諮問第2号の討論を終わります。 これから、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決します。 お諮りします。本件は、山田千代美さんを適任とすることに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、諮問第2号については、山田千代美さんを適任とすることに決定しました。                ――――――○―――――― △日程第3 議員提出議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書」の提出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第3、議員提出議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。青木照美議員。 ◆11番(青木照美君) 議員提出議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について、上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。提出日は本日、平成28年12月22日でございます。提出者は、私、青木、議運の委員長で、賛成者はここに書いてありますように、松井副委員長はじめ議会運営委員会委員の皆さん方でございます。 提案理由は、本件は、国民の幅広い層からの政治参加や地方議会における人材確保の観点から、地方議会議員の厚生年金加入のための法整備を国に求めるため、会議規則第14条の規定により提出するものであります。 意見書の主な内容としましては、次の2ページにありますけども、地方議会議員は、議会活動のほか地域における住民ニーズの把握等さまざまな議員活動を行っております。 一方で、地方選挙あたりの結果を見ると、投票率が低下傾向にあったり、あるいは無投票当選者の割合が高くなるなどのことも起こっております。 よって、国民の幅広い層からの政治参加や地方議会における人材確保の観点から、地方議会議員の厚生年金加入のための法整備を早急に実現するよう関係機関に要望するものであります。 以上でございます。 議員の皆様のご賛同をよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(吉永健司君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。本件については質疑の通告がありますので、発言を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) まず、議員提出議案の地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書について、ちょっと質疑を行わせていただきたいと思います。 要旨として書いてありますけども、厚生年金に加入した場合の、いわゆる自治体の負担とか、厚生年金については企業とかさまざまな、一律ではありませんが、どの程度、例えば、こういう意見書が全国的にも今出ているわけですけど、例えば、どれぐらいの負担額があるのかっていうのを、自治体としてですね。加入者ももちろんですけども、そのことを試算されているなら試算されているというところでお示しください。 それと、法整備というふうになっております。非常に、非常勤の特別職の議員ということですので、法律には根本的な改正が必要だと思うんですが、具体的にここの意見書では、法整備をしてほしいと一般的に言われてますけども、何と何とどのようなものを整備する、改正していくのかっていうことを、当然ご提案されているわけですから、具体的にお持ちだと思いますので、お考えをお示しください。 ○議長(吉永健司君) 青木議員。 ◆11番(青木照美君) お答えいたします。 自治体の負担額は試算されているかということですけども、これにつきましては、当議会運営委員会では試算はしておりません。全国市議会の議長会からの要望があったと、依頼があったということで取り上げておる次第であります。 二つ目の法の整備というのは、具体的に何を指すかということですけども、二つの法の整備が必要であります。一つは、地方公務員等の共済組合法、これを改正すると。同じく、厚生年金保険法の一部改正ですね。両方とも一部改正をするということで、具体的には地方議員への年金、あるいは医療保険の適用に関する規定を盛り込んでありませんので、その規定を盛り込むという法の整備であります。 以上でございます。 ○議長(吉永健司君) 以上で、通告による質疑は終わりました。 ここでお諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第7号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、委員会付託を省略することに決定しました。 引き続き、議員提出議案第7号について審議します。 これから討論を行います。本件については討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、原案に反対者の発言を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は、議員提出議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について、反対の立場から討論を行います。 今回の意見書案は、国民の幅広い層からの政治参加や地方議会における人材確保の観点から、地方議会議員の厚生年金加入のための法整備を早急に実現するように強く要望するものとなっております。皆さん、今の国民年金受給額の低さは、そもそも大変深刻です。しかし、これは議会議員だけの話ではありません。この問題の本質にあるのは、社会保障年金制度そのものの矛盾だと私は思います。年金だけでは生活保護基準を下回るお年寄りが数多く存在するという問題に見られるように、年金制度が解約され続けたために、そもそも基礎年金が安すぎて、それでは生活できなくなっているということです。国会では、年金カット法案が、自民、公明、維新の賛成で可決をされ、物価が上がっても賃金が下がれば年金も下がるという大改悪が行われました。私たち合志市議会が真っ先にやるべきことは、こうした年金改悪に反対をする、低過ぎる受給額の底上げ、最低保証年金の導入など、頼れる年金を実現するよう、国に働きかけることではないかと思います。この年金制度のあり方、そのものを議論しないままに、地方議会議員だけ厚生年金加入を認めるよう求めるような議論は、現状ではなぜ議員だけと、国民そして市民の皆さんの理解を得ることができないのではないでしょうか。 よって、私は議員提出議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出については、厳しく反対をするものです。 皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。松井美津子議員。 ◆16番(松井美津子君) 16番、公明党の松井美津子でございます。議員提出議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について、賛成の立場で討論をいたします。 意見書の内容にありますように、地方創生に向けて地方議会の果たすべき役割は、ますます重要になっております。地方議員は少子高齢化が進む中、住民の皆様の複雑で多様なニーズを受けとめ、専業で議会活動を行うことが重要になってまいります。ところが、合志市議会も平成22年の市議会選挙におきましては無投票でございました。大きな要因となりましたのは、なり手不足のためということも入っております。全国的に見ても、無投票当選者の割合が高くなっております。専業で議会活動をするには、厚生年金加入を検討していかなければ、次世代を担う議員のためにも安心があると思います。年金法案は、将来にわたっての年金制度を持続するための法整備であったと思っております。市民の理解が得られないとの意見もあるかとも思います。議員の待遇ばかり要望していいのかという意見もあるかもしれませんが、市議会議員の報酬がアップした時も、反対、反対、これでもか、これでもかとチラシが撒かれました。個人的にも多くの批判を浴びましたが、応援してくださった方もおられます。最近、報酬に批判をしてくださった市民の方から、あれだけ反対しても市議会で議決されて報酬を受け取っているなら、きちんとチラシを配布してほしいとの声を聞いております。反対するのも一つの意見ですから尊重いたします。けれども、結果報告は大事なことではないでしょうか。この意見書につきましては、全国市議会議長会の中で、被用者年金制度加入推進会議におきまして、関係機関に要望することが決定しておりますし、次世代の合志市を担っていく幅広い年代層の方に、安心して政治参加ができるように、厚生年金加入への法整備が必要であるとの内容でございます。 したがいまして、賛成でございます。 議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉永健司君) 次に、原案に反対者の発言を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。議員提出議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書について、反対の立場から討論を行います。 先ほどの質疑でも明らかなように、非常勤の特別職の地方公務員である議員を厚生年金に加えるということは、制度の根本をやはり変えることとなり、さらに自治体の財政負担を求めることになります。したがって、全国の地方議会でも、この意見書そのものを見送る議会も出ております。とりわけ東京都の私が知る限りでは、三多摩地域のほとんどの議会ではこの提出を見送る。あるいは議論をするというところが出てきております。政務活動費の不正請求など、地方議会議員に対する厳しい目が向けられている今日、議員の厚生年金加入での自治体の財政負担が増すということについては、到底市民の理解を得ることはできません。 よって、議員提出議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書については心から反対を表明して、反対討論としたいと思います。 議員各位のご賛同よろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。来海恵子議員。 ◆15番(来海恵子君) 15番、九思会、来海です。議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書について、賛成の立場から討論を行います。 地方創生が日本の将来にとって重要な政治課題となっており、その実現に向けて大きな責任を有するのが地方議会の果たすべき役割、ますます重要となっています。このような状況の中、地方議会議員はこれまで以上に、地方行政の広範囲、かつ専門的な問題について住民のニーズをくみ取り、的確に執行機関の監視や政策提言などを行うことが求められています。あわせて、地方議員は議会活動のほか、地域における住民ニーズの把握など、さまざまな議員活動を行っており、近年においては専業化が進んでいます。一方で、統一地方選挙の結果を見ると、投票率が低下傾向にあるとともに、無投票が高くなるなど、住民の関心の低さや地方議員のなり手不足が深刻になっています。合志市においても、平成22年度の市議会議員選挙は無投票でした。また、投票率の低下も顕著に表れております。私の周りでも、30代、40代の優秀な会社員の方が、市議会に立候補したいけれどと相談に来られる方がいます。私は立候補していただきたいと思うんですが、その方に言うときには、やっぱり老後のこと、国民年金しかありませんよ、それで老後は大丈夫ですか。よく考えられてくださいということを、きちんとお知らせすることにしています。やはりそこが一番のネックになって、なり手が少ない、優秀な人材がなり手が少ないのではないかと思われます。このままでいくと、責任性は増してきますが、偏った階層の人しか地方議員になり手はなくなるのではないかと危惧されます。 以上のようなことを考えまして、私は厚生年金の加入が必要と思います。 議員の皆様の賛同をお願いして、賛成討論を終わります。 ○議長(吉永健司君) 次に、原案に反対者の発言を許します。大住清昭議員。 ◆5番(大住清昭君) 5番、大住です。議員提出議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について、反対の立場から討論を行います。 地方議会の果たすべき役割の重要性は全く同感ですが、まちづくりや政策立案には、市長を筆頭に有能な三百数十名の市役所職員がそれぞれの分野に配置され、市民の福祉向上のために積極的に取り組んでおり、膨大な人件費を使っています。議員の報酬を引き上げたり、年金支給を行ったり、専業化することは、財政負担を強いるもので、行政の二重構造をつくり出すことになり、予算の不合理な執行になります。外国の地方議員は、活動の実費弁償がほとんどであります。地方選挙の低投票率や市民の関心の低さ、なり手不足などは、議員年金が廃止されたからではなく、日頃の市民の政治離れ、社会問題に対する無関心、悪い意味での個人主義、公民教育の欠如等々、複雑な要素が絡んでのことであります。現実問題といたしましても、非常勤の拘束時間の短い議員に、厚生年金の適用を受けるのは無理があり不合理なので、議員提出議案第7号に反対をいたします。 議員の皆さんのご賛同をお願いし、反対討論といたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。坂本武人議員。 ◆18番(坂本武人君) 議席18番、九思会、坂本でございます。議員提出議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について、賛成の立場から討論を行いたいと思います。 まず、議員は個人事業であって被用者ではないという認識を多くの方がお持ちだというふうに思いますが、報酬は一定額であるため、税務上は給与所得者に分類されているのが現実であります。したがいまして、給与所得者控除以外の経費が認められていない状況下で、個々の活動報告、広報費用及び政策立案に必要な日常の政務に係る活動費等々に関しては、報酬の中から支出しておりますので、課税される割合が少し高くなっているという、矛盾した立場が常態化しているというふうになっております。この矛盾を解消するために、多くの地方議会では、政務活動費を支給してその経費に充てるというケースといいますか、システムが常識となっておりますが、ご承知のとおり、本市議会では昨期の議会活性化調査研究特別委員会において導入しない旨の決定がなされているところであります。こういった状況に鑑み、地方議員の厚生年金加入に関する法整備は、先ほど来、賛成討論の中でありますように、被用者の立場を放棄して地方政治に参画する、あるいは今後そういう意識を持っている方にとりましては、大変フェアな発想だというふうに考えております。あわせまして、討論の中で一つの論点になっております公費負担の懸念に関しましても、現状でも厚生年金受給資格を有する議員は少なからずいらっしゃることから、厚生年金受給資格を持たず、兼業の中でも厚生年金に加入していない議員に限定するなどの工夫を制度設計の過程で講じていけば、自治体の負担も相当減額できることに加え、国庫負担の増額を市議会として求めていく努力をしていくことで、一定の理解は求められるというふうに思われますことから、本意見書の提出に賛成するものであります。 最後になりますが、一定の資産もないご家庭の方、とりわけ少子高齢化でその負担を一身に背負う世代の方々が、政治参加できないという今回の問題提起も、そんな生活のことを言う議員は、候補者は出なくてよいと、一刀両断するだけではなくて、思考停止にならず、ぜひ、そういった方々の環境も整備する。現役の議員、我々の問題で誤解されるということもありますが、今後の世代、将来の市議会の活躍、活性、発展のためにも、ぜひこの際、しっかり真剣に検討いただいて、改めてご賛同賜りますようにお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 よろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉永健司君) 以上で、通告による討論は終わりました。 これで、議員提出議案第7号の討論を終わります。 これから、議員提出議案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出についてを起立により採決します。 本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、議員提出議案第7号は、原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第4 議員提出議案第8号 防犯カメラ設置補助事業の県予算の復活を求める意見書」の提出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第4 議員提出議案第8号 防犯カメラ設置補助事業の県予算の復活を求める意見書の提出についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。青山隆幸議員。 ◆4番(青山隆幸君) 4番、九思会、青山でございます。議員提出議案第8号 防犯カメラ設置補助事業の県予算の復活を求める意見書の提出について申し上げます。上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。提出者は、私、九思会、青山、賛成者は、九思会、池永代表はじめ、また公明党、松井議員でございます。 提案理由は、本件は、平成27年度まで2年間継続されていた防犯カメラの設置補助(熊本県分)が中止になったため、合志市独自の単独補助が継続されているものの、防犯カメラを設置希望する自治会にとってはかなりの負担増となっております。27年度まで続いた県の補助の復活を求めるため、会議規則第14条の規定により提出するものでございます。 意見書の抜粋を読み上げますと、この防犯カメラは、26年度から2年間継続されたものでございますが、合志市内では約7件のカメラが設置されたと聞いております。これは初年度分では合志市だけでございまして、その後、県内各地にその防犯カメラを設置する動きが始まりました。その動きが始まった矢先に、県は中止を決定したわけでございます。合志市は先般の議会の一般質問で、荒木市長は、合志市は独自の防犯カメラの補助を続けるということで、現在10万円の補助を続けておられます。それに基づいて、現在は、今年度は補正予算が上がってきておりまして、合志市は10件の防犯カメラがつくということになっておりますけれども、それにしましても、この合志市の10万円だけの補助では、実質、防犯カメラ及び設置補助を含めまして55万円かかりますので、45万円の手出しが自治会にはかかってまいります。合志市の場合は、非常に防犯意識が高いものですから、それでもつけようという自治会が10件あるということでございますけども、やはり、この手出し分を考えてみますと、二の足を踏むと言いますか、やはり躊躇する自治会が多いものと考えられます。 よって、ぜひ20万円の県の補助を復活、あるいは増額させて復活させていただきたいと思いまして、この提案に至ったわけでございます。 議員各位のご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。本件については質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 ここでお諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第8号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、委員会付託を省略することに決定しました。 引き続き、議員提出議案第8号について審議します。 これから討論を行います。本件については討論の通告がありませんので、これで議員提出議案第8号の討論を終わります。 これから議員提出議案第8号 防犯カメラ設置補助事業の県予算の復活を求める意見書の提出についてを採決します。 お諮りします。本件は、原案のとおり決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、議員提出議案第8号については原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第5 議員提出議案第9号 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書」の提出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第5 議員提出議案第9号 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書の提出についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。松井美津子議員。 ◆16番(松井美津子君) 16番、公明党の松井美津子でございます。議員提出議案第9号 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書の提出について、上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。提出者は、以下のとおりです。 提案理由といたしまして、本件は、想定を超える大規模な自然災害からの迅速な復旧・復興とともに、安全・安心な国づくりに資する防災・減災対策は喫緊の課題であることから、地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を図るよう国に求めるため、会議規則第14条の規定により提出するものでございます。 意見書の内容につきましては、次ページに掲載をしております。 議員の皆様のご賛同をよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(吉永健司君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。本件については質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 ここでお諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第9号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、委員会付託を省略することに決定しました。 引き続き、議員提出議案第9号について審議します。 これから討論を行います。本件については討論の通告がありませんので、これで議員提出議案第9号の討論を終わります。 これから議員提出議案第9号 地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める意見書の提出についてを採決します。 お諮りします。本件は、原案のとおり決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、議員提出議案第9号については原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第6 議員提出議案第10号 県道大津西合志線の整備改良を求める意見書」の提出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第6 議員提出議案第10号 県道大津西合志線の整備改良を求める意見書の提出についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。坂本武人議員。 ◆18番(坂本武人君) 議席18番、九思会、坂本でございます。議員提出議案第10号 県道大津西合志線の整備改良を求める意見書の提出について、上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。賛同者は、九思会及び公明党会派の議員さん、11名でございます。 提案理由、本件は、県道大津西合志線利用者の増加による交通渋滞、さらに「竹迫土地区画整理事業」に伴う交通量増加が懸念される中、今後県が目指す「九州を支える広域防災拠点構想」にも大きく寄与する県道の整備改良を県に求めるため、会議規則第14条の規定により提出するものであります。 内容につきましては、次のページにあるとおりです。要望事項は2点。1 県道大津西合志線全線の4車線化と交差点改良に関する事業計画を早急に確立すること。2 県道大津西合志線(合志市区間)の4車線化及び交差点改良事業に関して、次年度予算化をすること。 2点であります。 議員各位のご賛同よろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉永健司君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。本件については質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 ここでお諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第10号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、委員会付託を省略することに決定しました。 引き続き、議員提出議案第10号について審議します。 これから討論を行います。本件については討論の通告がありませんので、これで議員提出議案第10号の討論を終わります。 これから、議員提出議案第10号 県道大津西合志線の整備改良を求める意見書の提出についてを採決します。 お諮りします。本件は、原案のとおり決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、議員提出議案第10号については原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第7 閉会中の所管事務継続調査の申し出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第7、閉会中の所管事務継続調査の申し出についてを議題といたします。 本件につきましては、来海総務常任委員長濱口文教経済常任委員長松本健康福祉常任委員長、青木議会運営委員長から、会議規則第113条の規定により先に配付したとおり、所管事務について継続調査の申し出があります。これを承認することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、本件は承認されました。                ――――――○―――――― △日程第8 議員の派遣について ○議長(吉永健司君) これから、日程第8、議員の派遣についてを議題といたします。 本件については、お手元に配付しておりますとおり、熊本県市議会議員研修会の開催が計画されております。会議規則第170条第1項の規定により関係議員を派遣したいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、熊本県市議会議員研修会に関係議員を派遣することに決定しました。 なお、新たに議員派遣が生じたときや、議員派遣する場合において諸事情により期間や派遣場所、または派遣議員等の変更が生じる場合は、その変更にあたっては議長に一任をいただきたいと思います。これに意義ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、新たに議員派遣が生じたときや議員派遣する場合において諸事情により期間や派遣場所、または派遣議員等の変更が生じる場合は、その変更にあたっては議長に一任することに決定しました。                ――――――○―――――― ○議長(吉永健司君) これで、日程の全てが終了しましたので、議事を閉じます。 閉会するにあたり、荒木市長から発言を求められております。これを許します。荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 本年、最後の定例会の閉会にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 今回、提出いたしました議案に対しまして、全議案とも可決、承認を賜り、また改めて市民の安全、または市の発展のための意見書の提出も同時に行っていただきました。心から感謝を申し上げます。こういった皆様方のご要望に応えるためにも、しっかりと予算執行にあたりましては円滑な事業の推進に努め、最大の効果が発揮できるよう、知恵と工夫に努めてまいりたいと考えております。 また、今回の熊本地震の対応に際しましては、多くの問題、課題がありました。防災対応の考え方を真摯に反省をするとともに、災害への対応の考え方を改めて、質の向上に向けた努力をしてまいりたいというふうに考えております。そのためにも、来年早々に開く市民会議において、多くの方からの意見をしっかりとお聞きし、復興計画に反映させ、一日も早い復興を成し遂げ、元気な活力ある合志市づくりにまい進をしてまいりたいと考えております。 また、今回、本日議論がありました議員の地位、または議員の将来、いろんな角度から議論をいただいたようでもあります。私は、議員の仕事は何ぞやということが、いつも県議会の時には考えておりました。議会の、いうなら行政のチェックというのが当然ありますけれども、それだけで本当にいいのかということがあります。また、多くの議員の方から、教育、福祉の向上、当然の事業として提案が数多くあります。私もそれに反対するものではありません。しかしながら、継続的にやはり予算というものを支出していくその土台というものは、しっかりと行政と議会でつくっていかなければなりません。私も福祉団体、または障がい団体の顧問を長くやっております。そのことから考えても、予算が足りない、本当に嘆いておられる方々も多く、私の仲間にもおります。そういったものにも一歩でも応えていきたいというのが、政治家の本来の考え方であろうと思っています。そういったことも考えて、現在、数多くの合志市議会の議員の方々からも、企業誘致の情報の収集や、または雇用の拡大、または税収において、確保できるようないろんな提案をいただいております。中には、非常勤だとか、議会の時しか議員ではないんだというような議論が少し聞きましたけども、それでは困ります。市民の方々からの信頼を得るためには、議員といえどもやはりそういった情報を365日、やはりしっかりとキャッチをして行政につないでいく。そのことによって、私は儲けてくださいと言っているわけではありません。議員はチェックと、そして財政、その基礎づくりというのが議会の本来の業務でもあろうと思っておりますので、なお一層のご協力とご支援をお願いをしたいと考えております。議員は市長と一緒です。公職の立場を持っておられます。その立場をしっかりと最大限利用していただいて、私どもにもそのような前向きな情報等もご協力いただければ、大変ありがたいと思っております。 改めて、この今年一年、議員各位の皆様方には、心からご協力いただいたことに感謝を申し上げ、災害時、多くの市民の皆様のご協力もいただきました。さらには、職員の普段の努力に対しても深く感謝を申し上げるものでございます。来るべく平成29年が災害のない、穏やかな年であることを希望し、さらに議員各位のさらなるご健勝、ご活躍を心から祈念するとともに、合志市の未来に向けてのさらなる発展を、私の誓い、挨拶とさせていただきたいと思います。 ご苦労さまでございました。 ○議長(吉永健司君) 平成28年第4回合志市議会定例会を閉会するにあたり一言ご挨拶を申し上げます。 今定例会は12月2日から本日12月22日までの21日間での開催でございましたが、各議員におかれましては、熱心なご審議を賜り、また、荒木市長をはじめとする執行部の皆様には議案審議にご協力いただき改めて厚くお礼申し上げます。 執行部の皆様におかれましては、今定例会における議会からの意見、要望を十分に尊重され市政に反映されますようお願い申し上げます。また、これから3月にかけては、新年度の予算編成時期となります。厳しさを増す地方財政のなかで、限られた財源の有効かつ効率的な運用が図られるような予算編成となることを要望しておきます。 さて、本年も余すところあとわずかとなりました。年の瀬を控え、皆様方は公私ともにご多忙のことと存じます。また、寒さも一段と厳しくなってまいりますが、ご健勝にて新しい年をお迎えになられますようご祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。 誠にありがとうございました。                  午前11時50分 閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 合志市議会議長   吉 永 健 司 合志市議会議員   大 住 清 昭 合志市議会議員   西 嶌 隆 博             平成28年第4回定例会議案議決事件名一覧表(市長提出)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬────────┐│一連│       │                          │         │        ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │  議決の結果  ││番号│       │                          │         │        │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 1 │ 議案第47号 │合志市税条例の一部を改正する条例          │ 平成28年12月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 2 │ 議案第48号 │合志市国民健康保険税条例の一部を改正する条例    │ 平成28年12月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 3 │ 議案第49号 │合志市営住宅条例の一部を改正する条例        │ 平成28年12月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 4 │ 議案第50号 │合志市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例   │ 平成28年12月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│  │       │合志市議会議員及び合志市長の選挙における選挙運動の │         │        ││ 5 │ 議案第51号 │                          │ 平成28年12月22日 │  原案可決  ││  │       │公費負担に関する条例の一部を改正する条例      │         │        │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 6 │ 議案第52号 │平成28年度合志市一般会計補正予算(第6号)    │ 平成28年12月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│  │       │平成28年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第2│         │        ││ 7 │ 議案第53号 │                          │ 平成28年12月22日 │  原案可決  ││  │       │号)                        │         │        │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 8 │ 議案第54号 │平成28年度合志市介護保険特別会計補正予算(第2号)│ 平成28年12月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 9 │ 議案第55号 │平成28年度合志市下水道事業会計補正予算(第2号) │ 平成28年12月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 10 │議案第56号 │平成28年度合志市水道事業会計補正予算(第3号)  │ 平成28年12月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 11 │議案第57号 │ふれあい館の指定管理者の指定            │ 平成28年12月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 12 │議案第58号 │老人憩の家の指定管理者の指定            │ 平成28年12月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 13 │議案第59号 │みどり館の指定管理者の指定             │ 平成28年12月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 14 │議案第60号 │合志市立図書館の指定管理者の指定          │ 平成28年12月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 15 │諮問第 2号 │人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること   │ 平成28年12月22日 │  適任とする  │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴────────┘(請願・陳情)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬────────┐│一連│       │                          │         │        ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │  議決の結果  ││番号│       │                          │         │        │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│ 16 │陳情第 1号 │要望書                       │ 平成28年12月22日 │   採択   │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴────────┘ (議員提出)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬────────┐│一連│       │                          │         │        ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │  議決の結果  ││番号│       │                          │         │        │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│  │  議員提出  │「地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書」の提│         │        ││ 17 │       │                          │ 平成28年12月22日 │  原案可決  ││  │ 議案第 7号 │出                         │         │        │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│  │  議員提出  │「防犯カメラ設置補助事業の県予算の復活を求める意見 │         │        ││ 18 │       │                          │ 平成28年12月22日 │  原案可決  ││  │ 議案第 8号 │書」の提出                     │         │        │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│  │  議員提出  │「地域防災力の向上と災害に強い防災拠点の整備を求める│         │        ││ 19 │       │                          │ 平成28年12月22日 │  原案可決  ││  │ 議案第 9号 │意見書」の提出                   │         │        │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼────────┤│  │  議員提出  │                          │         │        ││ 20 │       │「県道大津西合志線の整備改良を求める意見書」の提出 │ 平成28年12月22日 │  原案可決  ││  │ 議案第10号 │                          │         │        │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴────────┘...