宇城市議会 > 2021-03-02 >
03月02日-01号

ツイート シェア
  1. 宇城市議会 2021-03-02
    03月02日-01号


    取得元: 宇城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-22
    令和3年 3月 定例会(第1回)          令和3年第1回宇城市議会定例会(第1号)                          令和3年3月2日(火)                          午前10時00分 開議1 議事日程 日程第1         会議録署名議員の指名 日程第2         会期の決定 日程第3         諸報告 日程第4         所信表明演説 日程第5  報告第1号  専決処分の報告について 日程第6  承認第1号  専決処分の報告及び承認を求めることについて(専決第              26号) 日程第7  承認第2号  専決処分の報告及び承認を求めることについて(専決第              2号) 日程第8  議案第1号  令和2年度宇城市一般会計補正予算(第7号) 日程第9  議案第2号  令和2年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第3              号) 日程第10 議案第3号  令和2年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第              3号) 日程第11 議案第4号  令和2年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第12 議案第5号  令和2年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第2号) 日程第13 議案第6号  令和2年度宇城市水道事業会計補正予算(第3号) 日程第14 議案第7号  令和2年度宇城市下水道事業会計補正予算(第3号) 日程第15 議案第8号  令和2年度宇城市民病院事業会計補正予算(第4号) 日程第16 議案第9号  松橋駅地域交流センター条例の制定について 日程第17 議案第10号 宇城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第18 議案第11号 宇城市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正              する条例の制定について 日程第19 議案第12号 宇城市行政手続における特定の個人を識別するための番              号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特              定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の              制定について 日程第20 議案第13号 宇城市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第21 議案第14号 宇城市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び              運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例              の制定について 日程第22 議案第15号 宇城市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定につ              いて 日程第23 議案第16号 宇城市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定につい              て 日程第24 議案第17号 宇城市立学校給食センター条例の一部を改正する条例の              制定について 日程第25 議案第18号 宇城市立グラウンド条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第26 議案第19号 工事請負契約の締結についての議決の一部変更について              (長崎久具線交付金道路改良第2号工事) 日程第27 議案第20号 工事請負契約の締結についての議決の一部変更について              (三角センター解体工事) 日程第28 議案第21号 工事請負契約の締結についての議決の一部変更について              (不知火小学校校舎新築工事) 日程第29 議案第22号 工事請負契約の締結についての議決の一部変更について              (宇城市学校給食センター新築工事) 日程第30 議案第23号 財産の取得について(デジタル複合機) 日程第31 議案第24号 財産の取得についての議決の一部変更について(宇城市              学校給食センター厨房機器) 日程第32 議案第25号 権利の放棄について(市営住宅家賃等) 日程第33 議案第26号 権利の放棄について(水道料金) 日程第34 議案第27号 宇城市市道路線の廃止について 日程第35 議案第28号 宇城市市道路線の認定について 日程第36 議案第29号 指定管理者の指定について(宇城市不知火温泉ふるさと              交流センター) 日程第37 同意第1号  教育長の任命について(平岡 和徳氏) 日程第38 議案第30号 令和3年度宇城市一般会計予算 日程第39 議案第31号 令和3年度宇城市国民健康保険特別会計予算 日程第40 議案第32号 令和3年度宇城市後期高齢者医療特別会計予算 日程第41 議案第33号 令和3年度宇城市介護保険特別予算 日程第42 議案第34号 令和3年度宇城市奨学金特別会計予算 日程第43 議案第35号 令和3年度宇城市水道事業会計予算 日程第44 議案第36号 令和3年度宇城市下水道事業会計予算 日程第45 議案第37号 令和3年度宇城市民病院事業会計予算 日程第46        休会の件2 本日の会議に付した事件 議事日程のとおり3 出席議員は次のとおりである。(21人)  2番 永 木   誠 君          3番 山 森 悦 嗣 君  4番 三 角 隆 史 君          5番 坂 下   勲 君  6番 高 橋 佳 大 君          7番 髙 本 敬 義 君  8番 大 村   悟 君          9番 福 永 貴 充 君 10番 溝 見 友 一 君         11番 園 田 幸 雄 君 12番 五 嶋 映 司 君         13番 福 田 良 二 君 14番 河 野 正 明 君         15番 渡 邊 裕 生 君 16番 河 野 一 郎 君         17番 長 谷 誠 一 君 18番 入 江   学 君         19番 豊 田 紀代美 君 20番 中 山 弘 幸 君         21番 石 川 洋 一 君 22番 岡 本 泰 章 君4 欠席議員はなし5 職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名 議会事務局長    西 岡 澄 浩 君   書    記    小 川 康 明 君6 説明のため出席した者の職氏名 市長        守 田 憲 史 君   副市長       浅 井 正 文 君 教育長       平 岡 和 徳 君   総務部長      成 松 英 隆 君 企画部長      中 村 誠 一 君   市民環境部長    杉 浦 正 秀 君 健康福祉部長    那 須 聡 英 君   経済部長      稼   隆 弘 君 土木部長      原 田 文 章 君   教育部長      吉 田 勝 広 君 会計管理者     林 田 順 子 君   総務部次長     元 田 智 士 君 企画部次長     天 川 竜 治 君   市民環境部次長   浦 田 敬 介 君 健康福祉部次長   岩 井   智 君   経済部次長     黒 﨑 達 也 君 土木部次長     梅 本 正 直 君   上下水道局長    大 塚 和 博 君 教育部次長     豊 住   章 君   三角支所長     梅 田 徳 久 君 不知火支所長    濵 口 博 隆 君   小川支所長     中 村 義 宏 君 豊野支所長     園 田 郁 夫 君   市民病院事務長   坂 井 明 人 君 農業委員会事務局長 白 木 太実男 君   監査委員事務局長  松 川 弘 幸 君 財政課長      木見田 洋 一 君               開会 午前10時00分             -------○------- ○議長(石川洋一君) ただいまから、令和3年第1回宇城市議会定例会を開会します。 これから、本日の会議を開きます。             -------○------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(石川洋一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定によって、10番、溝見友一君及び11番、園田幸雄君の2人を指名します。             -------○------- △日程第2 会期の決定 ○議長(石川洋一君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日3月2日から3月23日までの22日間にしたいと思います。御異議ありませんか。            [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石川洋一君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から3月23日までの22日間に決定をいたしました。             -------○------- △日程第3 諸報告 ○議長(石川洋一君) 日程第3、諸報告を行います。 議長の諸般の報告として、1ページから8ページのとおり、監査委員から宇城市の例月現金出納検査の結果に関する報告について、令和2年10月分から令和3年1月分までが提出されております。 次に、陳情書等について申し上げます。去る2月19日の第2回議会運営委員会において、机上配布と決定した2件の陳情書につきましては、皆さまのお手元に配布のとおりであります。 以上で、議長の諸般の報告を終わります。次に、市長から行政報告の申出がありますので、これを許します。 ◎市長(守田憲史君) 発言のお許しをいただきましたので、行政報告をいたします。 はじめに、新型コロナウイルス感染症に関する宇城市の現状を御説明いたします。本日、現在における市内の累計感染者数は117人となっており、お一人が入院されています。また、2月10日以降の新規感染者は確認されておりません。2月18日に熊本県独自の緊急事態宣言が解除され、リスクレベルは「3(警報)」まで引き下げられましたが、国内を見渡しますと感染者数は減少しているものの、都市部では減少スピードの鈍化が懸念されています。感染力が強いとされる変異ウイルスのリスクも高まる中、感染の再拡大を防ぎ、今後のワクチン接種に向けて医療機関の負担を減らすためにも、対策の徹底が必要だと考えます。引き続き、感染予防対策の徹底を呼び掛けてまいります。 次に、市の対策についての報告です。 第1に、市内事業所に対して市の独自支援策として実施しております宇城市持続化対策特別支援金ですが、現在829件の交付決定を行っているところです。また、飲食店向けに、市の独自支援策として実施している宇城市飲食店等新型コロナウイルス感染症防止設備等導入補助金は、119件の交付決定を行っております。 第2に、低迷した市内経済の早期回復を目指すプレミアム率100%の宇城市プレミアム付商品券ですが、昨年10月31日をもって販売が終了した第1弾の使用率は98.6%であり、既に登録された取扱店で計約10億5,900万円分が利用されております。 次に、第2弾ですが、販売が2月26日をもって終了しました。販売率は93.6%で、約10億9,300万円分販売したもののうち、使用率は72.2%であり、取扱店で計約7億9,000万円分が利用されております。販売率、使用率を見ても分かるとおり、多くの方々に購入・使用していただき、市内経済の活性化に貢献できたと思います。今後も市内事業所に対する支援を継続してまいります。 第3に、ワクチン接種の準備状況についての報告です。現在、国の準備状況に応じて下益城郡医師会及び宇土地区医師会と協議を重ねながら、市の体制を整えているところです。県内では医療従事者向けに副反応の確認や接種体制試行のため、既に4か所の医療機関で医療従事者を対象とした先行接種が始まっており、他の医療従事者への接種は県に配分されるワクチンの供給量に応じて3月上旬から順次開始される見込みとなっています。 なお、住民向け接種については、県に配分される65歳以上の高齢者向けワクチン配分量が国から示されたところですが、極めて限られた分配量となっているため、本市における具体的な接種時期については、不透明な状況であります。 そのような中でも、今後の動向に即応できるよう、関係予算を専決させていただいたところですので、本市における接種体制の具体的な手順やスケジュールが判明次第、追って御報告させていただきます。 次に、不知火温泉ふるさと交流センター指定管理者撤退について報告いたします。不知火温泉ふるさと交流センターは、健康や福祉の増進、地域活性化のため、平成8年にオープンしました。開業当時は温泉、物産館、レストランともに多くの人でにぎわっていました。しかし、時代の変遷により客足は減少を続け、さらに熊本地震や新型コロナウイルス感染症の影響により、指定管理者であった第3セクターの不知火温泉有限会社が撤退したことにより閉館となりました。このような事態となり、多くの方々に御心配と御迷惑をおかけしました。 なお、物産館は2月5日に同じ第3セクターであるアグリパーク豊野の不知火店として営業を再開しており、順調な滑り出しを見せています。 また、令和4年度中には、リニューアルオープンを計画しており、コロナ禍に求められる新しい観光スタイルに適応した道の駅を提供できるよう進めております。 次に、熊本天草幹線道路宇土~三角間整備ルートについて報告します。従来から、国会議員の皆様、県議会議員のお二人、そして市議会議員の皆様の「チーム宇城」としての要望活動を実施しておりましたが、熊本天草幹線道路の宇土~三角間について、2月18日、その整備ルートが宇土半島南側に新設されることが妥当と判断されました。また、ルート内には、宇城市内に3つのインターチェンジが設置される予定となっております。今、三角の天城橋の下にインターチェンジがありますが、あのインターチェンジは天草方面に対しての入口と出口でございます。今後熊本方面に行く分は別途つくらないといけません。これをすぐ、そこの場所につくるとなりますと、三角小学校とごっちゃになりますのでつくることができません。ですから、済生会病院の近くに熊本方面の入口・出口をつくって、これをもって1つのインターチェンジとなります。今回は、三角中学校の北側、波多インターチェンジ、そして郡浦にもインターチェンジ、これも4つの出入口がある完結型のインターチェンジでございまして、今後われわれの要望を満たすような形で3つのインターチェンジが三角町にできることになります。この3つのインターチェンジを今後三角町の発展の起爆剤にしたいと考えているところでございます。個人的な意見ですが、チーム宇城の勝利であると考えるところでございます。 事業費700億円を超える巨額の国費が投入されるこの大型事業は、今後国土交通省内で正式決定された上で、事業化の妥当性について第三者委員会に諮られることとなります。開通時期は未定ですが、三角の観光・定住の起爆剤となるべく、開通までの間に準備を進めてまいります。 次に、公共施設予約システムの導入について報告します。現在、公共施設を利用するには、窓口に出向き、申請書を記入することが必要でした。また、使用料の支払いも納付書や券売機で行う必要がありました。このような手続きの煩雑さと不便さの解消のため、また事務処理のデジタル化のため、インターネットを活用した施設空き状況の照会や予約に加え、クレジットカードによる使用料の支払いをすることができる公共施設予約システムを導入し、4月から45施設で運用を開始します。 本年度宇城市は、国からキャッシュレス決済を推進するモニター自治体に選定されており、既に実施している市税・保育料のQRコード決済というキャッシュレス決済の適用範囲を拡大するものでもあります。 このシステムの導入により、市民サービスの向上だけでなく、窓口業務の負担軽減による経費節減や施設の利用促進につなげ、全国のモデルとなるような更なる行政改革を行ってまいります。 次に、松合小学校不知火小学校の統合について報告します。老朽化の上、熊本地震で被災した不知火小学校の建て替えに呼応する形で行います両小学校の統合を、来る4月1日から予定しています。既に、松合小学校の閉校式が2月13日に行われ、不知火小学校の閉校式は3月6日に予定されています。 それぞれの歴史の幕は一旦閉じることとなりますが、4月からは松合地区の風を帆にはらんだ、新たな不知火小学校の歩みを見守っていただければと思います。 次に、小川支所の移転について報告します。昨年12月7日から小川支所がイオンモール宇城内へ移転しました。小川支所は、平成26年から小川総合文化センター・ラポート内で業務を行っておりましたが、来庁者の待合スペース相談スペースが確保できず、また執務室内が狭いなどの課題を抱えていました。これら課題の解決と利便性向上や機能充実を目的に、全国で初めて支所の全機能が商業施設に移転しました。 移転に合わせ、業務改革の一環で総合窓口課は机を固定しないフリーアドレス性を導入し、また、障がい者の就労支援を目的としたカフェや子育て世代の憩いの場を設けました。 支所に用事のない方でも気軽に利用いただけるよう、市民の皆様が親しみやすい支所づくりを続けてまいります。 次に、防災拠点センターの供用開始について報告します。災害が発生した場合に指定避難所として機能する施設として、また平時には防災に関する行事をはじめ、公民館事業や福祉事業などで利用できる施設として、旧5町ごとに計6か所の整備を進めてまいりました防災拠点センターについて、5か所目の松橋東防災拠点センターが12月14日に、6か所目となる小川防災拠点センターが1月4日に供用を開始しました。 6施設全てが機能することに大変な喜びを感じており、これからは防災拠点センターを大いに活用し、防災に関する学習の機会や啓発活動を充実させ、災害に強いまちづくりに弾みをつけてまいります。 次に、松橋中学校の屋内運動場について報告します。 松橋中学校屋内運動場及び武道場は、熊本地震により被災し、さらに豪雨災害による重複被害が発生したことにより建て替えを行っておりました。耐震性が高く、災害時の避難所としても機能するよう、屋内運動場と武道場を別棟とし、施設の低層化を行った新施設は、この度無事しゅん工し、2月1日に供用を開始しました。これにより、本年度の卒業証書授与式は新しい屋内運動場で行われると伺っております。学校教育のみならず、社会教育においても充実した活用を期待しております。 次に、松橋中学校選抜駅伝チームの九州大会への出場について報告します。昨年11月12日に熊本県民総合運動公園で行われました熊本県中学校駅伝大会にて、男子優勝、女子2位の成績を収めた松橋中学校選抜駅伝チームが12月5日、熊本県民総合運動公園で行われた九州中学駅伝大会に出場しました。結果、男子は優勝し、うち3人は区間賞をとるすばらしい結果でした。女子は8位でしたが、選手の皆様の健闘を称えたいと思います。 最後に、郡市対抗熊日駅伝の結果について報告します。2月23日に熊本県民総合運動公園内の周回コースで行われました郡市対抗熊日駅伝の結果、宇城市は男子2位、女子12位という成績でした。男子のうち2人の選手は区間賞を取る快走を見せてくれましたが、1位の熊本市には惜しくも及びませんでした。選手の皆様の健闘を称え、関係者の皆様の御苦労に心から御礼を申し上げます。 以上、行政報告といたします。 ○議長(石川洋一君) 市長の行政報告が終わりました。 これで、諸報告を終わります。             -------○------- △日程第4 所信表明演説 ○議長(石川洋一君) 日程第4、所信表明演説を議題とします。市長から所信表明の申出がありますので、これを許します。 ◎市長(守田憲史君) 令和3年第1回宇城市議会定例会の開会にあたり、4年間の所信の一端を申し述べさせていただく機会をいただき、大変ありがとうございます。石川議長はじめ市議会議員の皆様には厚く御礼申し上げます。 私は、前の市長選挙におきまして、市民の皆様から厳粛なる御信託を受けて、引き続き市長として3期目のかじ取りを任せていただくこととなりましたことを大変光栄に思っております。 その課せられた使命と責任の重さを痛感するとともに、市民の皆様の大きな期待と信頼に応えられるよう、ふるさと宇城市の再生と発展のために全力を傾注していく所存であります。 改めまして、市民の皆様並びに市議会議員各位の御支援と御協力をよろしくお願い申し上げます。 平成25年2月27日、初めて宇城市長に就任させていただき、早いもので2期8年が経過いたしました。この間、皆様方からの多大なるお力添えをいただきながら、市政運営に取り組んでまいりました。ここに改めて、衷心より感謝を申し上げます。 さて、これまでを振り返りますと、まずは継続事業として取り組んでまいりました、豊野小・中一貫校の建設の開校、宇城氷川スマートインターチェンジの開通、松橋駅の整備、戸馳大橋の架け替え、長崎久具線の開通という宇城市の五大プロジェクトの全てを着実に実施、完遂できたことを述べさせていただきます。 そして何より、平成28年に起きました熊本地震と集中豪雨からの早期復旧・復興を第2次宇城市総合計画に基づいた宇城市復興まちづくり計画により実施するとともに、復旧・復興と併せて実施する今後の観光地域づくりや新都市形成等を目指した宇城市復興グランドデザインを策定し、中・長期的視点に立った重点プロジェクトの将来像を具体化しました。 この間、「いざ、復興へ。市民の生活、最優先」という公約を合言葉に全身全霊を傾けて取り組み、目に見える復興を成し遂げてまいりました。 また、合併後16年が経過し、地方交付税の減少や少子高齢化に伴う人口減少、大規模自然災害の多発、さらには新型コロナウイルス感染症など、行政を取り巻く環境は幅広く多様な課題が山積している中、スクラップ・アンド・ビルドによる公共施設の統廃合や民間活力の導入、事務事業の見直しなどの行財政改革により、市の財務状況は確実に改善しています。 その結果、昨年来の新型コロナウイルス感染症対策のための大型財政出動が可能となりました。今日の熊日に財政調整基金の記事が出ておりますが、宇城市は94億5,700万円から80億5,300万円の基金となりまして、しっかりと宇城市の基金は健全なものであります。選挙戦では財政破綻の危機とまで言われましたが、宇城市民の方々にいたずらに不安を与えることはいかがなものかと考えます。宇城市の財政はいたって健全でございます。 新型コロナウイルス感染症の脅威は、まだまだ沈静化することはありませんが、そのような中であっても、市民の皆様がこの先もずっと安心して快適な暮らしができる「住みやすさを実感できるまち・宇城」実現のため、これまでの多くの成果を礎として、さらに厳しさを増す行政経営に対して、地方都市のパイオニアとなるべく覚悟をもって誠心誠意、全力で市政運営に取り組んでまいります。 国全体を見渡しますと、わが国の経済は2012年11月を景気の谷として、それ以降緩やかな回復を続けてきました。就業や雇用の状況は、人口減少の影響もあり、64歳以下の男性就業者数はほぼ横ばいとなっている一方で、労働参加率は上昇しており、64歳以下の女性就業者数の継続的増加が見て取れます。また、65歳以上では、男女ともに就業者数は増加が続いています。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響は深刻化を増し、景気は急速に悪化していることから、当面は感染拡大防止と経済の支援に力点を置いた政策が求められているところです。 また、年金・介護・医療などの社会保障制度改革は、急速な人口減少と超少子高齢化を抱えるわが国が、今後も安心して暮らせる国であるために、全世代で支える制度構築が望まれています。 さらに、全国各地でこれまでの想定を超える大規模な自然災害が相次いで発生しており、かつ首都直下型地震や南海トラフ地震など、今後30年以内の発生確率が70%を超え、大きな被害が予想される地震が想定される中、防災・減災対策が急務です。 地方としても、わが国が直面する様々な課題を土壌とし、今後取り組むべき課題や時代の求めに応じた施策を見定め、着実に実施することが求められています。 今回の選挙に際して、私は原点に立ち還り、「『可能性への追求』市民生活を最優先」を掲げました。 そこで、今後の市政運営に当たって、横断的なキーワードとなる6つの基本目標を述べさせていただきます。 1、再生・発展するまちづくり。平成28年4月に発生した熊本地震と、同年6月に発生した集中豪雨による被害は甚大なものであり、すぐさま被災者の生活再建支援や住宅確保を第一に取り組んでまいりました。その結果、災害公営住宅の建設により仮設住宅入居者は解消され、また防災の拠点施設として市民の皆様の心の拠り所となる6か所の防災拠点センターが供用開始となり、被災者の心のケアと生活再建支援の窓口である地域支え合いセンターも閉所となるなど、復旧・復興は一つの区切りを迎えることができました。 今後は、アフターコロナを見据えた生活基盤、社会基盤、産業基盤の再生と発展に取り組みます。 具体的には、本庁舎大規模改修に合わせた市民対話型窓口の設置とワンストップサービスの充実、宇城広域連合南消防署三角分署の人員体制の充実、光通信システム情報網の整備拡充と在宅勤務やネットワークビジネスによる地場産業の経営基盤整備、公共料金等のキャッシュレス化の推進、AIやIoTなどのロボットを活用したSociety5.0による未来都市の実現、行政手続のオンライン化に取り組みます。 特に、行政のデジタル化は、国が進める「自治体デジタル・トランスフォーメーション推進計画」に則り、情報システムの標準化、行政手続のオンライン化を進めるものであり、住民の皆さんの手続きに係る負担の軽減という面はもちろん、市役所の業務改革・働き方改革の側面も併せ持つものです。 基本目標2、育てるまちづくり。全国的な少子化の中、子どもは地域の宝であり、各地方公共団体が競って子育て世代への支援を行っております。このような中、宇城市の支援策は、他の自治体と比較しても遜色のないレベルの手厚いものとなっています。今後も3歳未満の保育料低額化と第3子以降の保育料の無償化、3歳以上の副食費の無償化や、待機児童対策に取り組むとともに、中学校3年生までの医療費負担を継続いたします。 また、次世代育成の拠点となり、幅広い世代が気軽に利用できる児童館や、子育てに関するワンストップサービスを提供するセンターなど、子育てに関する総合的な拠点整備に取り組みます。 一方、熊本地震により甚大な被害を受けた市内小中学校のうち、不知火小学校と小川中学校は建て替えを行います。また、建て替えを行わない学校も、現代の生活スタイルに合わせたトイレの洋式化を行います。さらに、新給食センターの供用を開始し、新衛生基準を満たしたセンター食を無料で提供します。 学習面では、特別支援教育支援員の充実、外国語指導助手の増員、民間活力による英語学習の強化、全児童生徒へのタブレット配付によるカリキュラムの充実と自宅学習環境の整備を行い、宇城市の将来を担う子どもたちの教育環境整備に取り組みます。 将来の宇城市を担う大切な財産である子どもたちのため、「子育てするなら宇城市」と思っていただけるようなまちづくりを進めます。 基本目標3、住み続けるまちづくり。少子高齢化や食の欧米化が進む中、宇城市においても医療費や介護費が年々増加しており、財政を大きく圧迫しています。このまま医療費や介護費が増加し続けることは、市政の他の分野に更なる影響を及ぼしていくことが懸念されます。 そこで、市民の皆様が健康で生きがいを持って暮らせるための予防・防止策に力を入れ、少しでも経費を縮減できるような取組を実施します。具体的には、従来型の対処療法ではなく、医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムを確立し、多角的な支援体制を整えます。加えて、生涯スポーツや文化活動を推進し、皆様が住み慣れた地域で生き生きと暮らすことができるよう支援します。 また、障がい者福祉の充実につきましては、社会福祉協議会等と連携し、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的にサポートするための自立支援事業を充実していきます。 さらに、市民の皆様の健康づくりについて、さしより野菜・たっぷり野菜事業を拡充し、成人病を未然に防ぐことによる医療費の縮減に取り組むとともに、病気の早期発見・早期治療につなげられるよう、各種検診の充実強化や受診しやすい環境の醸成と受診率の向上に努めながら、皆様の健康増進を推進してまいります。 特に、目下に迫っている新型コロナウイルスワクチンの接種については、市内2つの医師会と連携し、皆様に混乱を与えない予防接種を着実に実施し、感染リスクの減少に努めます。ワクチン接種の後もコロナ克服を目指し、国と連携した対策を実施してまいります。 ひとが住み続けるためには、生活環境も重要な要素です。宇城広域連合が行う新設クリーンセンター建設に合わせ、廃棄物減量化とリサイクルを今以上に推進し、住環境整備に取り組みます。 基本目標4、持続するまちづくり。まちが存続するためには、産業や経済、災害に強い都市構造が求められます。そして、まずは行政自身が持続可能なスタイルである必要があります。 地方交付税が一本算定により減少する現在、適正課税や未収金対策に取り組むとともに、維持管理費等の見直しによる経常経費の抑制に努めます。 さらに、行財政改革の大きな柱である公共施設の再編や民間委託を引き続き推進するとともに、市役所改革プランに基づく業務改革・意識改革に取り組み、行政の更なる効率化やスリム化を強力に進めてまいります。 また、産業振興についても課題が山積しており、若年層の流出を食い止める良質な雇用を創出するための抜本的な対策を行うことが必要です。企業の誘致はもちろんのこと、既存企業における雇用の機会拡大のため、市を挙げた支援を行い、地域全体で地場産業の稼ぐ力を高める施策を講じてまいります。 さて、宇城市の基幹産業であります農業に目を向けますと、農業従事者の高齢化が顕著であります。その結果、農業生産を行わない農地の荒廃が止まりません。農業を持続可能なものとするためには、農地の適正管理を行っていくための担い手の確保が課題となっています。そのためには、稼ぐ農業を推進し、農家所得の向上を図るため、地域を牽引する農家への重点的な支援を通じて、市の農業全体の底上げを進めてまいります。 農業基盤を整備することで農家の規模拡大につながり、農業所得の向上が期待されます。農地の大区画化や汎用化及び湛水被害の解消に必要な農業用排水施設の一体的な整備のため、また、担い手への農地集積・集約化のため引き続き国営及び県営ほ場整備事業に取り組みます。土地利用型作物と施設園芸団地等のゾーニング、施設野菜の高品質化と畑作物の導入促進による収益性の高い農業経営は、稼げる農業の実現につながると確信しております。 中でも国営ほ場整備事業については、昨年農林水産省の出先機関として宇城事業所が開所され、着々と事業が前進しているところです。 基盤の整備ということで考えると、都市機能の充実も急務であります。昨年開通した長崎久具線は、多くの方からその利便性の良さを評価いただきました。この後は、長崎久具線の効果をさらに積み増しをするため、また市内中心部の道路ネットワーク整備による機能強化のため、大野川リバーサイドロード線の整備に取り組みます。 なお、近年多発する豪雨災害に強い都市構造にするためには、国営ほ場整備事業による農業用排水施設だけではなく、市内の浸水被害を防ぐことができないため、市内3か所の雨水ポンプ場の整備などの冠水対策事業を実施します。 基本目標5、「選ばれる」まちづくり。宇城市は地理的・社会的な環境に恵まれ、他の自治体と比べ生活の利便性が整っているにもかかわらず、残念ながら人口は減少しています。自然減を除けば、市内中心部は微増もしくは微減である一方で、その周辺部は市外への流出が多くなっており、市全体として人口流出を抑制するためには、中心部がダム機能を果たすことが必要となります。 市内人口の偏在については、どこでも住み続けられる仕組みづくりが急務だと考えています。いわゆる過疎地でも持続可能な仕組みができれば、宇城市が先例となり、全国に発信できるような中心的役割を担うこととなり、移住者の増加の一助となると思います。 市外からの移住・定住者から、住んでみたい、住んでよかったと評価されるような「ちょうどいい!住みやすさを実感できる都市(まち)」のため、宇城市の知名度・注目度を上げ、ブランド力向上のため、シティプロモーション事業を継続するとともに、市民と行政が一体となってまちづくりに取り組み、魅力ある未来都市を目指して環境整備を続けてまいります。 また、世界文化遺産である三角西港や昨年復活を果たした金桁温泉など、市内の豊富な観光資源を活用した交流人口の増加による地元の経済効果につながる施策を展開します。 特に、三角については従来から国会議員の皆様、県議会議員のお二人、そして市議会議員の皆様の「チーム宇城」として要望活動を実施しておりました熊本天草幹線道路、宇土~三角間について、2月18日、その整備ルートが宇土半島南側に新設されることとなりました。ルート内には、宇城市内に3つのインターチェンジの設置が予定されています。さらに、2月26日には国土交通省により令和3年度新規事業化に向けた手続きに着手する旨の発表がありました。 事業費700億円を超える巨額の国費が投入されるこの大型事業を、三角の観光・定住の起爆剤とすべく、開通までの間に準備を進めてまいります。 基本目標6、活躍するまちづくり。市民が活躍するまちの実現のためには、全ての男性と女性がお互いを対等なパートナーとして認め、人権を尊重し、ともに協力していくまちづくりが必要です。市、市民、事業者などがワーク・ライフ・バランスへの配慮・働き方改革に努め、みんなが子育てしやすい環境整備を推進し、女性が活躍し、より働きやすい環境づくりを目指してまいります。 また、ウイングまつばせの大規模改修やふれあいスポーツセンターの人工芝張り替えの事業、図書館・美術館の指定管理者制度活用による民間活力の導入により、文化・スポーツ活動の振興・充実を行います。 さらに、公共施設予約システムを導入し、施設利用を促進するとともに利便性を向上させ、施設整備との相乗効果を狙います。 他方、新たな活躍の場として、通信制高等学校を誘致し、高等教育の充実とスポーツ環境の充実を狙います。 おわりに、心機一転、新しいスタートではありますが、私の市政に対する情熱は、8年前に市長に就任したときといささかも変わるものではございません。 市民の皆様の暮らしを守り、「住んでよかった」「子育てするなら宇城市」と皆様が実感でき、宇城市の次代を担う子どもたちが「ふるさと宇城市に住み続けたい」と思えるような笑顔あふれるまちを理想とし、市民の皆様の声にしっかりと耳を傾け、開かれた市政と市民のための市役所を推進してまいります。 向こう4年間、今まで以上の覚悟を持って、市政という潮流を止めることなく必ず目的を達成してまいります。 先ほど、6つの基本目標を述べさせていただきましたが、中でも「コロナの克服」「教育のまちづくり」「Society5.0社会の実現」は、特に注力して取り組みたいと思っております。 改めて、市民の皆様並びに市議会議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げて、私の所信表明といたします。 ○議長(石川洋一君) これで、所信表明演説を終わります。 ここで、しばらく休憩します。             -------○-------               休憩 午前10時40分               再開 午前10時50分             -------○------- ○議長(石川洋一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。             -------○------- △日程第5 報告第1号 専決処分の報告について ○議長(石川洋一君) 日程第5、報告第1号専決処分の報告について、執行部に報告を求めます。 ◎土木部長(原田文章君) 議案集は、8ページから10ページをお願いします。 報告第1号専決処分の報告について訴えの提起の詳細を説明します。 本件は、市からの再三の納付指導を行ったにもかかわらず、滞納が解消せず、納入相談にも応じないものに対する市営住宅の家賃等の請求及び明渡しの請求に係る地方自治法の規定に基づく訴えの提起です。 令和3年2月10日付けで、163万8,894円について専決処分をしましたので、地方自治法の規定により議会へ報告するものです。 以上で、報告第1号専決処分の報告について訴えの提起の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) これで、報告第1号を終わります。             -------○-------
    △日程第6  承認第1号  専決処分の報告及び承認を求めることについて(専決第26号) △日程第7  承認第2号  専決処分の報告及び承認を求めることについて(専決第2号) △日程第8  議案第1号  令和2年度宇城市一般会計補正予算(第7号) △日程第9  議案第2号  令和2年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) △日程第10 議案第3号  令和2年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) △日程第11 議案第4号  令和2年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号) △日程第12 議案第5号  令和2年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第2号) △日程第13 議案第6号  令和2年度宇城市水道事業会計補正予算(第3号) △日程第14 議案第7号  令和2年度宇城市下水道事業会計補正予算(第3号) △日程第15 議案第8号  令和2年度宇城市民病院事業会計補正予算(第4号) △日程第16 議案第9号  松橋駅地域交流センター条例の制定について △日程第17 議案第10号 宇城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について △日程第18 議案第11号 宇城市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第19 議案第12号 宇城市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第20 議案第13号 宇城市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について △日程第21 議案第14号 宇城市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について △日程第22 議案第15号 宇城市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について △日程第23 議案第16号 宇城市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定について △日程第24 議案第17号 宇城市立学校給食センター条例の一部を改正する条例の制定について △日程第25 議案第18号 宇城市立グラウンド条例の一部を改正する条例の制定について △日程第26 議案第19号 工事請負契約の締結についての議決の一部変更について(長崎久具線交付金道路改良第2号工事) △日程第27 議案第20号 工事請負契約の締結についての議決の一部変更について(三角センター解体工事) △日程第28 議案第21号 工事請負契約の締結についての議決の一部変更について(不知火小学校校舎新築工事) △日程第29 議案第22号 工事請負契約の締結についての議決の一部変更について(宇城市学校給食センター新築工事) △日程第30 議案第23号 財産の取得について(デジタル複合機) △日程第31 議案第24号 財産の取得についての議決の一部変更について(宇城市学校給食センター厨房機器) △日程第32 議案第25号 権利の放棄について(市営住宅家賃等) △日程第33 議案第26号 権利の放棄について(水道料金) △日程第34 議案第27号 宇城市市道路線の廃止について △日程第35 議案第28号 宇城市市道路線の認定について △日程第36 議案第29号 指定管理者の指定について(宇城市不知火温泉ふるさと交流センター) △日程第37 同意第1号  教育長の任命について(平岡 和徳氏) △日程第38 議案第30号 令和3年度宇城市一般会計予算 △日程第39 議案第31号 令和3年度宇城市国民健康保険特別会計予算 △日程第40 議案第32号 令和3年度宇城市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第41 議案第33号 令和3年度宇城市介護保険特別予算 △日程第42 議案第34号 令和3年度宇城市奨学金特別会計予算 △日程第43 議案第35号 令和3年度宇城市水道事業会計予算 △日程第44 議案第36号 令和3年度宇城市下水道事業会計予算 △日程第45 議案第37号 令和3年度宇城市民病院事業会計予算 ○議長(石川洋一君) 日程第6、承認第1号専決処分の報告及び承認を求めることについて(専決第26号)から、日程第45、議案第37号令和3年度宇城市民病院事業会計予算までを議題とします。 市長から一括して提案理由の説明を求めます。 ◎市長(守田憲史君) 本日から、令和3年第1回市議会定例会では、大変お世話になります。 今回提出しますのは、承認案件としまして、専決処分の報告及び承認2件、議案としまして、条例では、松橋駅地域交流センター条例の制定についてなど10件、予算では、令和2年度宇城市一般会計及び特別会計の補正予算案件が8件、令和3年度宇城市一般会計及び特別会計の当初予算が8件、合計16件です。その他では、工事請負契約関係4件、財産の取得2件、権利の放棄2件、市道路線の認定・廃止2件、指定管理者の指定1件の合計11件、議案の合計37件です。同意案件としまして、教育長の任命1件です。合わせて40件をお願いするものでございます。 なお、教育長の任命については、先議をお願いするものです。 令和3年度一般会計当初予算につきましては、歳入歳出それぞれ297億8,507万6千円としています。令和3年度一般会計当初予算については、市長選挙の関係上、政策的経費を除いた骨格予算として編成しており、前年度比42億227万7千円の減額となっています。 詳細につきましては、それぞれ関係部局長が説明いたします。これらの案件につきまして、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 市長からの提案理由の説明が終わりました。 これから、議案ごとに詳細説明を求めます。 まず、承認第1号専決処分の報告及び承認を求めることについて(専決第26号)及び承認第2号専決処分の報告及び承認を求めることについて(専決第2号)の詳細説明を求めます。 ◎総務部長(成松英隆君) それでは、議案集の11ページから12ページでございます。 承認第1号、専決処分の報告及び承認を求めることについて(専決第26号)です。令和2年度宇城市一般会計補正予算(専決第5号)について詳細説明いたします。 資料は別冊の「令和2年度宇城市各会計補正予算 宇城市一般会計補正予算(専決第5号)」になります。令和2年12月と書いてございますものでございます。 令和2年12月15日付け、市長において専決処分をしたため、議会に報告し承認を求めるものです。 補正予算の内容につきましては、国の施策に応じて、子育てと仕事を一人で担う低所得のひとり親世帯、いわゆる児童扶養手当支給世帯等に対しまして、1世帯5万円、第2子以降1人当たりに3万円を支給するひとり親世帯臨時特別給付金の追加給付を年末までに迅速に行うため、また、新型コロナウイルスワクチンの供給が可能となった場合には、速やかに住民に対する接種を行うことができるよう準備体制を整えておくため、早急な予算措置の必要性が生じたため、市長において専決処分にして対応したものでございます。 それでは、補正予算書(専決第5号)の1ページをお願いします。 まずはじめに、予算の総額について説明いたします。 第1条です。歳入歳出予算の総額に、それぞれ4,331万7千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ463億9,912万3千円としています。 2ページに移ります。歳入費目では、款14国庫支出金、項2国庫補助金で4,331万7千円の追加となります。 3ページに移ります。歳出費目では、款3民生費、項5母子福祉費で2,135万2千円を追加。款4衛生費、項1保健衛生費で2,196万5千円の追加を行っております。 続きまして、歳出の主な内容とその特定財源について説明いたします。 7ページをお願いします。款3民生費、項5母子福祉費、目1母子福祉費、節18負担金補助及び交付金で、ひとり親世帯臨時特別給付金2,117万円を追加しております。児童扶養手当支給世帯等のひとり親世帯に対して交付するものでございます。その他、交付に係る事務費を含め、財源は全て国庫補助金となります。 続いて、款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費で、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業として、2,196万5千円を追加しております。人的体制の整備として、節1報酬、節4共済費、また節8旅費で、会計年度任用職員の任用に係る人件費等を計上しています。その他の準備体制としまして、ワクチン接種券の作成費用や郵送料、健康管理システム改修費、またワクチン接種に必要不可欠とされるディープフリーザー等の購入についても、各費目において計上しており、全ての経費について国庫補助金で賄われる予定です。 次に、承認第2号、専決処分の報告及び承認を求めることについて(専決第2号)について説明いたします。 議案集は13ページから14ページですが、こちらも別冊の資料のほうで説明していきたいと思います。資料は、別冊「令和2年度宇城市各会計補正予算 宇城市一般会計補正予算(専決第6号)」になります。令和3年2月と表に書いてあるものでございます。 令和3年2月4日付け、市長において専決処分をしたため、議会に報告し承認を求めるものです。 補正予算の内容につきましては、国の施策に応じて新型コロナウイルスワクチンの供給が可能となった場合には速やかに住民に対する接種を行うことができるよう、またワクチン接種のために必要な体制を実際の接種より前に着実に整備しておくため、歳入歳出予算等の補正を講じる必要性が生じたため、市長の専決処分にて対応したものでございます。 それでは、補正予算書(専決第6号)の1ページをお願いします。 まずはじめに、予算の総額について説明します。 第1条、歳入歳出の総額にそれぞれ2億435万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ466億347万3千円としています。 2ページに移ります。歳入費目では、款14国庫支出金、項1国庫負担金で、1億3,103万3千円の追加、同じく項2国庫補助金で7,331万7千円を追加しております。 3ページに移ります。歳出費目では、款4衛生費、項1保健衛生費で、2億435万円の追加を行っております。 4ページに移ります。第2表繰越明許費補正です。款4衛生費、項1保健衛生費で、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業9,115万8千円、同じく新型コロナウイルスワクチン接種対策事業1億3,103万3千円を設定しております。 続いて、歳出の主な内容とその特定財源について御説明します。 8ページをお願いします。款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費で、2億435万円を追加しています。ワクチン接種のために必要な体制を実際の接種より前に着実に整備するための経費、また予防接種法等に基づき実施するワクチンの接種事業経費となります。 具体的には、節1報酬から節8旅費までは人的体制整備となる会計年度任用職員の任用に係る人件費等となっております。 節12委託料では、1億9,481万7千円を追加しております。このうち大きな割合を占めておりますのが、ワクチン接種業務委託料1億3,522万3千円となり、実際のワクチン接種費用となります。また、ワクチン接種体制構築運営業務委託料として、5,513万2千円を追加しております。コールセンターやワクチン接種会場の運営、関係機関との調整など一体的な接種体制の構築を行うものです。 その他、必要な費用についても各費目に計上しておりますが、ワクチン接種体制事業分は国庫負担金として、またワクチン接種体制確保事業分は国庫補助金として、全額国庫支出金で賄われる予定です。 以上で、承認第1号、承認第2号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 承認第1号及び承認第2号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第1号令和2年度宇城市一般会計補正予算(第7号)の詳細説明を求めます。 ◎総務部長(成松英隆君) それでは、議案第1号令和2年度宇城市一般会計補正予算(第7号)について説明します。お配りしております令和2年度宇城市各会計補正予算書1ページをお願いします。各会計補正予算書は、令和3年3月と書いてあるものでございます。 まずはじめに、予算の総額について説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額から、それぞれ13億6,987万6千円減額し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ452億3,359万7千円としています。 内容につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、中止や次年度に延期した事務事業費の減額や、入札等による執行不用額の減及び国の補正予算の成立等により、新たに発生した財政需要に対し早急な予算対応を行うものでございます。 また、やむを得ず年度内に支出を終えることが難しい建設事業等についての繰越明許費の追加や、年度当初から履行開始が必要なもの、また年度をまたがる契約が必要なものについての債務負担行為の追加などを併せて行っています。 その他、基本的には本年度最終補正予算となりますので、歳入歳出全般にわたり、収入・支出見込みを精査した上で、予算増減の調整を行っております。 2ページをお願いします。主な歳入費目では、款6地方消費税交付金、項1地方消費税交付金で、1億5,800万円余を追加しています。 続いて、款18繰入金です。3ページに移りまして、一番上でございます。項2基金繰入金では、8億100万円余を減額しております。 また、款21市債、項1市債では、3億7,700万円余の減額を行っています。 4ページに移ります。主な歳出費目では、款3民生費、項2障害者福祉費で、1億2,900万円余を追加、款5農林推進業費、項1農業費では、1億6,100万円余を減額しております。 5ページに移ります。款7土木費、項2道路橋りょう費で1億8,900万円余を減額、款9教育費、項1教育総務費では1億2,500万円余を減額しています。 次に、6ページをお願いします。第2表繰越明許費補正です。1追加で、6ページから7ページにかけまして、款2総務費、項1総務管理費、小川駅西開発事業、ほか28件を追加しております。 また、7ページに移ります。7ページの2変更で、款7土木費、項5都市計画費、駅周辺開発推進事業、ほか1件について、金額変更を行っています。 8ページをお願いします。第3表債務負担行為補正です。1追加で、不知火小学校消防設備保守点検業務委託、他15件を追加しております。 9ページをお願いします。同じく、2廃止で、学校教育インターネット回線利用料、ほか2件を廃止、3変更では、個人番号カード専用プリンタ保守業務委託、ほか5件について、期間及び限度額を紙面のとおり変更しております。 10ページをお願いします。第4表地方債補正です。1追加で減収補てん債、限度額1億5,320万円を追加しています。新型コロナ感染症対策として、地方消費税交付金等の対象税目の減収相当額について、地方債の発行が可能となったもので、償還額に対し、各費目に応じて交付税措置が行われるものです。 また、2変更では、10ページから11ページにかけまして、庁舎等施設整備事業費、ほか20件の起債限度額について、紙面のとおり変更しております。 続いて、歳出の主なものとその特定財源について説明します。少し飛びます、27ページをお願いします。 款2総務費、項1総務管理費、目3財政管理費、節24積立金で、減債基金への元金積立金6,000万円を追加しています。金桁温泉施設整備に係る地方債の元利償還金の軽減を図るもので、特定財源としまして地域振興基金繰入金で6,000万円を予定しております。 29ページに移ります。こちらは、同じく、ここは目6企画費になります。節12委託料で、小川駅西口改札新設工事業務委託料1,211万6千円、節16公有財産購入費で、土地購入費400万円を追加しております。いずれも小川駅西口整備に係るもので、設計に基づく概算工事費の増加及び土地購入面積の増加によるものでございます。特定財源は、地方債1,530万円を予定しております。 続きまして、37ページをお願いします。款3民生費、項2障害者福祉費、目2障害者自立支援費、節19扶助費で、1億4,900万円余を追加しております。各福祉サービスの利用者及び申請の増によるもので、障害者福祉サービス等事業で1億3,000万円余、児童発達支援事業で1,577万6千円、補装具給付事業で318万円を追加しています。特定財源として、事業の内容に応じて国庫負担金、県負担金をそれぞれ見込んでおります。 続いて、51ページをお願いします。款6商工費、項1商工費、目4観光費で、5,540万1千円を減額しております。 52ページに移りまして、節12委託料で、誘客多角化等滞在コンテンツ造成業務委託料で2,000万円を減額しています。官公庁実証事業の公募において、不採択となったための減額でございます。特定財源として見込んでおりました国庫補助金についても同額を減額しております。 そこの下段になります。節14工事請負費で、1,874万6千円を減額しています。 53ページに移りまして、一番上でございます。不知火温泉ふるさと交流センター補修工事費1,758万2千円を減額しております。ポンプ取替え工事など、当初予定しておりました事業費全額の減額となります。 続きまして、54ページをお願いします。款7土木費、項2道路橋りょう費、目3道路新設改良費、節14工事請負費で、1億4,000万円余を減額しています。戸馳大橋撤去工事費1億1,000万円余の減額が主な要因で、事業費確定に伴うものです。事業の減額に合わせまして、特定財源である国庫補助金及び地方債を減額しております。 55ページに移ります。同じく、目4橋りょう維持費では3,740万円を追加しています。節12委託料で、測量設計業務委託料1,550万円、節14工事請負費で、橋りょう維持工事費2,200万円をそれぞれ追加しています。国庫補助対象である戸馳大橋撤去工事費等の道路改良事業の減額に伴い、橋りょう維持へ補助対象事業の組替えを行うための増額でございます。事業費の増額に合わせまして、特定財源として国庫補助金1,465万1千円、地方債1,180万円を充当しております。 続いて、61ページをお願いします。款9教育費、項1教育総務費、目3教育振興費で、1億1,300万円余を減額しております。 62ページに移ります。減額の大きな割合を占めておりますのが、節13使用料及び賃借料で2,566万8千円の減額、節14工事請負費で1,672万円の減額、節17備品購入費で3,405万2千円の減額となっております。いずれの経費につきましても、小・中学校におけるインターネット環境整備に係るものですが、設計見直し等に伴う入札残額などの不用見込額の減額となり、特定財源である国庫補助金、地方債についても事業費に合わせて減額しております。 続いて、72ページをお願いします。中段でございます。款10災害復旧費、項1農林水産施設災害復旧費、目1農業用施設災害復旧費、節18負担金補助及び交付金で、県営農地等災害復旧事業負担金130万円を追加しております。 令和2年7月の豪雨で被災した三角ふるさと農道災害復旧事業に係る県営事業負担金となります。 同じく、項2公共土木施設災害復旧費、目1公共土木施設災害復旧費で、1億2,200万円余を減額しております。本年度発生した道路、河川など公共土木施設災害復旧事業費の確定による減額でございます。事業費の減額に合わせて、特定財源である国庫負担金及び地方債を減額しています。 以上で、歳出予算の説明を終わります。 次に、歳入予算の説明をいたします。特定財源につきましては、歳出予算の説明の中で一部説明しておりますので、一般財源の主なものを説明します。 ページ戻ります、14ページです。款6地方消費税交付金、項1地方消費税交付金、目1地方消費税交付金で、1億5,800万円余を追加しております。県の試算結果に基づく増額になっております。 次に、21ページをお願いします。款18繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金で、9億5,300万円余の減額です。今回の補正予算による歳出事業費の減額や、先ほど説明しました地方消費税交付金などの歳入増により、財源不足額が減少したことによるものでございます。 以上で、議案第1号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第1号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第2号令和2年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)及び議案第3号令和2年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の詳細説明を求めます。 ◎市民環境部長(杉浦正秀君) 議案第2号令和2年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について説明します。 補正予算書の101ページをお願いします。 今回の補正は、第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億5,273万9千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ79億71万5千円とするものです。 106ページに移ります。まず、歳入を説明します。 款3国庫支出金は、災害臨時特例補助金として、新たに694万円を増額するものです。これは、新型コロナ感染症に伴う国民健康保険税減免の特例措置として、国民健康保険税の減免額1,156万円の10分の6の金額が国から補助されるものです。 款4県支出金は、コロナ禍における医療機関受診控えによる保険給付費の減額が主なもので、2億3,700万円余を減額するものです。 款6繰入金、項1他会計繰入金は、県が12月に保険税軽減世帯の減少や病床数に応じた算定の方法を見直したことにより、保険基盤安定繰入金及び財政安定化支援事業繰入金の算定額が減額となり、一般会計からの繰入額を3,669万7千円減額するものです。 同じく、項2基金繰入金は、他会計繰入金の減額の影響を受け、一部不足額が生じることになったため、国民健康保険財政調整基金から1,460万4千円を取り崩し補填するものです。 107ページに移ります。次に、歳出を説明します。 款1総務費、項1総務管理費は、12月までの人件費やシステム改修、レセプト点検業務委託料の支払実績を基に、194万3千円を減額するものです。 款2保険給付費、項1療養諸費は、市が負担する保険給付費が医療機関受診控えの影響により、昨年度と比較すると、毎月2千万円程度少なくなっていることから、2億2,700万円余を減額するものです。 108ページに移ります。 同じく、項2高額療養費は、療養諸費と同様の要因により889万4千円を減額するものです。 同じく、項4出産育児諸費は、12月までの支払い実績を基に、1,063万2千円を減額するものです。 款5保険事業費、項1保険事業費は、コロナ禍の影響により人間ドック受診者数が減少したことにより、225万6千円を減額するものです。 以上で、議案第2号の詳細説明を終わります。 引き続き、議案第3号令和2年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、説明いたします。 補正予算書の201ページをお願いします。 今回の補正は、第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ405万3千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億7,986万1千円とするものです。 206ページに移ります。まず、歳入を説明します。 款1後期高齢者医療保険料、項1後期高齢者医療保険料400万円の減額は、軽減税率対象者数の増により、現年度保険料納入見込額を減額したものです。 207ページに移ります。次に、歳出を説明します。 款1総務費、項1総務管理費5万3千円の減額は、人事異動に伴う職員の通勤手当の21万1千円の減額、時間外手当の15万8千円の増額の合計額となっております。 款2後期高齢者医療広域連合納付金、項1後期高齢者医療広域連合納付金400万円の減額は、歳入で申し上げました納入見込みの保険料が減となったため、県広域連合への納付額を減額するものです。 以上で、議案第3号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第2号及び議案第3号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第4号令和2年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号)の詳細説明を求めます。 ◎健康福祉部長(那須聡英君) 議案第4号令和2年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号)について説明します。 宇城市各会計補正予算書の301ページをお願いします。 第1条、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額からそれぞれ3億3,515万8千円を減額し、総額を歳入歳出それぞれ73億6,452万8千円とするものです。 まず、歳入の主なものについて説明をします。306ページをお願いします。 款1保険料では、実績に合わせて6,964万7千円の減額です。款3国庫支出金の項1国庫負担金と項2国庫補助金及び款4支払基金交付金、それと307ページの款5県支出金、款8繰入金までは、歳出に応じて法定の割合で減額を行うものです。 次に、歳出の主なものを説明します。309ページから311ページの款2保険給付費、項1保険給付費及び項2地域支援事業費までは、それぞれの事業における給付実績見込みに応じて増減を行っているものです。 以上で、議案第4号令和2年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号)の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第4号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第5号令和2年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第2号)の詳細説明を求めます。 ◎教育部長(吉田勝広君) では、補正予算書の401ページをお願いいたします。 議案第5号令和2年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第2号)について詳細説明を申し上げます。 今回の補正は、第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ20万7千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ2,635万6千円とするものでございます。 まず、歳入を説明します。406ページをお開きください。 款5諸収入、項1貸付金元利収入、目1奨学資金貸付収入で291万2千円を減額しています。今年度の当初予算と貸付収入見込額との差額を減額したものでございます。項2雑入、目1弁償金については、支払督促申立に伴う遅延損害金として、11万9千円を増額するものです。 款6寄附金、項1寄附金、目1指定寄付金300万円の増額は、令和2年12月に奨学金事業運営資金として寄附をいただいたことによるものでございます。 次に、歳出を説明いたします。407ページに移ります。 款1育英事業費の節20貸付金において、家計急変対応分を除いた不用額430万円を減額しています。節24積立金については、歳入と歳出の差引額450万7千円を奨学基金に積み立てるものです。 以上で、議案第5号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第5号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第6号令和2年度宇城市水道事業会計補正予算(第3号)及び議案第7号令和2年度宇城市下水道事業会計補正予算(第3号)の詳細説明を求めます。 ◎上下水道局長(大塚和博君) 議案第6号令和2年度宇城市水道事業会計補正予算(第3号)について、詳細説明をいたします。 補正予算書の501ページをお願いします。 第2条、収益的収入及び支出です。収入の第1款水道事業収益の既決予定額から補正予定額3,311万7千円を減額し、11億8,100万円余としております。 主な理由は、県の大野橋改修工事発注が来年度以降に延期されたことに伴いまして、当局が行います支障水道管布設替え工事発注を来年度以降に延期したことにより、受託工事収益を減とするものです。 支出の第1款水道事業費用の既決予定額から補正予定額4,019万4千円を減額し、13億8,800万円余としております。 主な理由は、先ほどと同様に、県の大野橋改修工事発注が来年度以降に延期されたことに伴いまして、当局が行います支障水道管布設替え工事発注を来年度以降に延期したことにより、受託工事費を減とするものです。 次に、第3条、資本的収入及び支出です。502ページをお願いいたします。 支出の第1款資本的支出の既決予定額から補正予定額600万円を減額し、5億6,200万円余としております。 主な理由は、量水器購入時の入札差額による機械及び装置購入費の減と、施設改良工事測量設計業務を直営で行ったことによる委託料の減によるものです。 次に、第4条、他会計からの補助金です。 これは、予算第10条中、「補助を受ける金額は、5,023万4千円(うち出資金として3,986万円)」を「補助を受ける金額は、3億8,836万3千円(うち出資金として3億7,986万円)」に改めるものです。 以上で、詳細説明を終わります。 続きまして、議案第7号令和2年度宇城市下水道事業会計補正予算(第3号)について、詳細説明をいたします。 補正予算書の601ページをお願いいたします。 第2条、収益的収入及び支出です。収入の第1款下水道事業収益の既決予定額から補正予定額237万2千円を減額し、14億6,600万円余としております。 主な理由は、事業実施に伴う国庫補助金の減によるものです。 支出の第1款下水道事業費用の既決予定額から補正予定額5,085万1千円を減額し、14億5,400万円余としております。 主な理由は、公共下水道処理場等維持管理業務委託等の入札差額による減額によるものです。 次に、602ページをお願いいたします。 第3条、資本的収入及び支出です。収入の第1款資本的収入の既決予定額に補正予定額570万円を増額し、8億1,600万円余としております。 主な理由は、一般会計からの繰入金である他会計出資金の増によるものです。 支出の第1款資本的支出の既決予定額に補正予定額221万9,000円を増額し、13億4,800万円余としております。 主な理由は、国の3次補正に伴い、雨水対策事業の測量設計等業務委託料を増とするものです。 次に、603ページをお願いいたします。 第4条、企業債です。起債の目的、公共下水道の補正前限度額に110万円を増額し、3億9,200万円余とするものです。 以上で、詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第6号及び議案第7号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第8号令和2年度宇城市民病院事業会計補正予算(第4号)の詳細説明を求めます。 ◎市民病院事務長(坂井明人君) 議案第8号令和2年度宇城市民病院事業会計補正予算(第4号)について、詳細説明をいたします。 各会計補正予算書、701ページをお願いします。 第2条は、収益的収入及び支出です。収入の第1款病院事業収益の第1項医業収益を補正予定額7,106万4千円減額し、第2項医業外収益を補正予定額129万8千円減額し、病院事業収益総額を3億6,700万円余とするものです。 主な理由は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、入院・外来の患者の減少によるものです。 支出の第1款病院事業費用、第1項医業費用を補正予定額3,726万2千円減額し、病院事業費用総額を5億450万円余とするものです。 主な理由は、患者数の減少により、薬品費や委託料が見込みより少なくなったためです。 702ページに移ります。 第3条は、資本的収入及び支出の補正になります。収入の第1款資本的収入の第1項企業債を補正予定額600万円減額し、第4項補助金を補正予定額77万4千円減額し、資本的収入総額を1,421万3千円とするものです。 主な理由は、購入医療機器の金額が見込みより少なくなったためです。 支出の第1款資本的支出の第1項建設改良費を補正予定額650万円減額し、資本的支出総額を1,877万円とするものです。 主な理由は、貯水槽工事の見直しや、入札により医療機器の購入金額が当初の見込みより少なくなったためです。 703ページに移ります。 第4条は、起債の限度額を980万円に補正するものです。 第5条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費で、職員給与費の変更で補正予定額924万円減額し、3億4,700万円余とするものです。 以上で、詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第8号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第9号松橋駅地域交流センター条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎土木部長(原田文章君) 議案集は、15ページから19ページです。 議案第9号松橋駅地域交流センター条例の制定について、詳細を説明します。 松橋駅地域交流センターは、松橋駅利用者の利便を図り、快適な都市環境の実現に資するために計画しました。 建築については2期に分けて行い、平成29年度には地域交流センターの外郭工事が完了し、令和元年度に内装工事が完了しましたので、令和2年1月より暫定供用を行ったところです。 令和3年度には東側広場の工事も完了しますので、本条例の制定により、地域交流センターの管理などに関する必要な事項を定め、適切に管理することを図り、隣接する駐輪場や駐車場、公園を含めた総合的な活用を目指すものです。 以上で、議案第9号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第9号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第10号宇城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第12号宇城市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまで、詳細説明を求めます。 ◎市民環境部長(杉浦正秀君) 議案集は20ページ、説明資料は3ページをお願いします。 議案第10号宇城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について説明いたします。 新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律が、令和3年2月3日に成立し、その中で新型コロナウイルス感染症の定義改正が行われました。 宇城市国民健康保険条例においても新型インフルエンザ等対策特別措置法を引用しており、国の法改正に伴い、条例の一部改正を行うものです。 以上で、説明を終わります。 引き続き、議案第11号宇城市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明します。 議案集21ページ、説明資料集4ページをお願いします。 宇城広域連合浄化センターの新設に伴い、施設の名称が変更され、宇城広域連合廃棄物処理施設条例第2条の一部が、令和2年12月広域連合議会にて条例改正が議決されたため、それに合わせ、宇城市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正するものです。 以上で、説明を終わります。 引き続き、議案第12号宇城市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について説明いたします。 議案集22ページから26ページ、説明資料集5ページから13ページをお願いします。 本条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法に基づき、マイナンバーによる業務上の情報連携が可能である事務を規定しているものです。 今回の改正は、番号法に基づく宇城市独自のマイナンバー利用事務として、福祉や市営住宅に関する事務を追加するものです。 以上で、説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第10号から議案第12号までの詳細説明が終わりました。 次に、議案第13号宇城市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第14号宇城市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎健康福祉部長(那須聡英君) 議案第13号宇城市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について、詳細説明をします。 議案書は27ページ、説明資料は14ページを御覧ください。 今回の改正は、成年後見制度の利用の促進に関する法律(平成28年4月15日法律第29号)第14条第1項に基づく宇城市成年後見制度利用促進計画書の策定、及び同法同条第2項に基づき実施する成年後見制度の利用に関する基本的な事項を調査・審議する宇城市成年後見制度利用促進審議会を設置するにあたり、附属機関として位置付ける必要があることから、宇城市附属機関設置条例の一部改正を提案するものです。 以上で、議案第13号の詳細説明を終わります。 続いて、議案第14号宇城市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例等の制定について、詳細説明をします。 議案集は28ページから56ページ、説明資料では15ページから84ページをお願いします。 今回の条例改正は、まず1つ目に指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準、2つ目に指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準、3つ目に指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準、4つ目に指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準、以上の4つの省令が改正されたことに伴い、1つ目に宇城市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例、2つ目に宇城市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例、3つ目に宇城市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例、4つ目に宇城市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例、これら4つの条例の一部改正を行うものです。 主な改正点は、感染症対策の強化、過疎地域等への対応、ハラスメント対策の強化、厚生労働省が進めているCHACE・VISIT情報の収集・活用とPDCAサイクルの推進、高齢者虐待防止の推進などを行うことにより、1つ目に感染症や災害への対応力の強化、2つ目に地域包括ケアシステムの推進、3つ目に自立支援・重度化防止の取組の推進、4つ目に介護人材の確保・介護現場の革新、最後に制度の安定性・持続可能性の確保を図るものとなっております。 以上で、議案第14号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第13号及び議案第14号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第15号宇城市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第16号宇城市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎土木部長(原田文章君) 議案集は5ページ、説明資料は85ページです。 議案第15号宇城市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について、詳細を説明します。 市営住宅曲野南田団地は、昭和38年度に建設され、老朽化に伴い、市営住宅建て替え計画の一環として補充入居の停止を行い、入居者の退去を進めてきました。令和元年度末までに退去、その後用途廃止及び解体が完了しました。 また、同時期に建設された市単住宅古氷住宅3号においても、同様に退去、用途廃止、解体が完了したことから、宇城市営住宅管理条例の一部を改正するものです。 以上で、議案第15号の詳細説明を終わります。 次に、議案集は58ページ、59ページ、説明資料は86ページから88ページです。 議案第16号宇城市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定について、詳細を説明します。 宇城市営駐車場の管理につきましては、より効率的かつ経済的な運営を促し、快適な利用環境を実現する必要性が高まっています。 この条例の制定により、指定管理者による宇城市営駐車場の管理などに関する必要な事項を定め、効率的かつ経済的に管理することを図るものです。 以上で、議案第16号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第15号及び議案第16号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第17号宇城市立学校給食センター条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第18号宇城市立グラウンド条例の一部を改正する条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎教育部長(吉田勝広君) 議案集の60ページをお願いいたします。 それでは、議案第17号宇城市立学校給食センター条例の一部を改正する条例の制定について、詳細説明を申し上げます。 説明資料は89ページになります。 本条例は、宇城市学校給食センターの新設並びに、宇城市立不知火学校給食センター、宇城市立松橋学校給食センター及び宇城市立豊野学校給食センターの施設統合による用途廃止に伴い、名称及び位置を変更する必要が生じたため改正を行うものです。 以上で、議案第17号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案集は61ページ、62ページ、説明資料は90ページになります。 議案第18号宇城市立グラウンド条例の一部を改正する条例の制定について、詳細説明を申し上げます。 本条例は、令和2年12月末をもって小川総合福祉センターを閉鎖いたしましたが、福祉センターの旧屋内機能訓練室を「宇城市立小川屋内グラウンド」として、教育部管理のもと継続利用していくため、宇城市立グラウンド条例の一部を改正するものです。 以上で、議案第18号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第17号及び議案第18号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第19号工事請負契約の締結についての議決の一部変更について(長崎久具線交付金道路改良第2号工事)の詳細説明を求めます。 ◎土木部長(原田文章君) 議案集は63ページ、説明資料は91ページから92ページです。 議案第19号工事請負契約の締結についての議決の一部変更について、詳細を説明します。 長崎久具線交付金道路改良第2号工事の工事請負変更契約でございます。 主な変更内容は、24時間稼働している工場入口に面した工事において、当初は夜間交通規制を開放する計画でありましたが、掘削のり面に亀裂が発生したことで、夜間交通解放時の安全を確保できなくなったことから、交通誘導員を24時間配置し、終日片側交互通行を行ったことによる増額です。 説明資料は、公共工事請負変更仮契約書と計画平面図です。 工事名、長崎久具線交付金道路改良第2号工事。今回変更増額、180万8,437円。現請負金額、1億7,094万円。変更請負金額、1億7,274万8,437円。いずれも税込です。契約の相手方、住所、熊本県宇城市不知火町松合842番地。商号又は名称、株式会社中内土木、代表者氏名、代表取締役、福原弘次。 以上で、議案第19号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第19号の詳細説明が終わりました。 ここで、しばらく休憩します。             -------○-------               休憩 午前11時54分               再開 午後 1時00分             -------○------- ○議長(石川洋一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 次に、議案第20号工事請負契約の締結についての議決の一部変更について(三角センター解体工事)から、議案第22号工事請負契約の締結についての議決の一部変更について(宇城市学校給食センター新築工事)までの詳細説明を求めます。 ◎教育部長(吉田勝広君) それでは、議案集の64ページをお願いいたします。 議案第20号工事請負契約の締結についての議決の一部変更について、詳細説明を申し上げます。説明資料は93ページになります。 今回、三角センター解体工事に係る変更契約につきましては、令和3年1月22日に契約の相手方と仮契約を締結しております。 主な変更内容は、屋根と天井裏アスベストの間、また2階一部の外壁の中に木毛セメント板が使用されていることが判明したため、この木毛セメント板の撤去及び処分費の追加によるものです。 工事名、三角センター解体工事。今回変更増額、939万8,597円。現請負金額、1億8,095万円。変更請負金額、1億9,034万8,597円。いずれも税込額となっております。契約の相手方、住所、宇城市三角町波多2886番地9。商号又は名称、三洲建設株式会社、代表者氏名、代表取締役、吉田洋平。 以上で、議案第20号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案集の65ページをお願いいたします。 議案第21号工事請負契約の締結についての議決の一部変更について、詳細説明を申し上げます。説明資料は94ページ、公共工事請負変更仮契約書です。 今回の不知火小学校校舎新築工事に係る工事請負契約の変更につきましては、令和3年1月25日に契約の相手方と仮契約を締結しています。 主な変更内容は、当初計画では、普通教室のエアコン設置を、既設校舎から本年10月ごろ移設する予定としておりましたが、しゅん工が早まり、本年第1四半期内となることが確実となり、1月からの早期対応が必要となったため、工事の進捗と児童や先生方の健康面を配慮し、新設へと変更いたしました。 また、学校の水道メーターが、隣接する保育園敷地内に設置してあったことに伴う水道管移設工事の追加及びフェンスを設置する境界のり面に崩落のおそれがあったことによるL型擁壁工事の追加、並びに低圧及び高圧電線の経路変更に伴う施工延長の増加などによるものでございます。 工事名、不知火小学校校舎新築工事。今回変更増額、3,663万円。現請負金額、15億1,866万円、変更請負金額、15億5,529万円。こちらもいずれも税込額であります。契約の相手方、住所、熊本市東区健軍本町23番5号。商号又は名称、三津野・竹内建設工事共同企業体、代表者氏名、代表取締役、藤吉一真。 以上で、議案第21号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案集の66ページをお願いします。 議案第22号工事請負契約の締結についての議決の一部変更について、詳細説明を申し上げます。説明資料は95ページになります。 今回、宇城市学校給食センターの新築工事の変更契約につきましては、令和3年2月5日に契約の相手方と仮契約を締結しています。 主な変更内容は、本契約における基礎杭工事の施工において、計画地盤より25㍍下にある支持地盤に定着させることとして、全148か所に既製のコンクリート杭を建て込むこととしておりました。しかし、この杭建込作業に伴う地中掘削において、固く締め固まった地層が確認され、通常の掘削機械では施工できない箇所が6か所出てまいりました。 支持地盤とはならない層であったことから、より硬い地盤の掘削が可能な機械により施工を行い、計画どおりの支持地盤層に基礎杭を定着させたことにより、増額変更となったものです。 工事名、宇城市学校給食センター新築工事。今回変更増額、109万7,193円。現請負金額、21億1,140万円。変更請負金額、21億1,249万7,193円。いずれも税込額です。契約の相手方、住所、宇城市松橋町松橋1028。商号又は名称、髙橋・和久田建設工事共同企業体、代表者氏名、代表取締役、堀本利好。 以上で、議案第22号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第20号から議案第22号までの詳細説明が終わりました。 次に、議案第23号財産の取得について(デジタル複合機)の詳細説明を求めます。 ◎企画部長(中村誠一君) それでは、議案集の67ページです。それから、説明資料は96ページ、97ページになります。 議案第23号財産の取得について、説明いたします。 今回のデジタル複合機備品購入につきましては、印刷業務の集約化が目的であり、また、国が推し進めるペーパーレス化に対応するための事務機器類の購入を行うものです。令和3年2月17日に相手方と仮契約を締結しております。 本契約で取得する財産及び契約の内容につきましては、財産、デジタル複合機26台。取得価格、税込1,449万300円。相手方、住所、宇城市松橋町松橋923番地3。商号又は名称、有限会社八木、代表者氏名、代表取締役、八木智博になります。 今回、購入を予定する備品の内容につきましては、市役所本庁舎に大型デジタル複合機を各部1台の計8台、中型デジタル複合機を2つの課で1台の計18台を購入・設置し、プリンタ中心の印刷業務をデジタル複合機に集約するものであります。 納入期限につきましては、令和3年4月30日までとしております。 以上で、議案第23号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第23号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第24号財産の取得についての議決の一部変更について(宇城市学校給食センター厨房機器)の詳細説明を求めます。 ◎教育部長(吉田勝広君) 議案集の68ページをお願いします。説明資料は98ページ、99ページになります。 議案第24号財産の取得についての議決の一部変更について、詳細説明を申し上げます。 今回、宇城市学校給食センター整備事業に係る厨房機器購入の変更契約につきましては、令和3年1月15日に契約の相手方と仮契約を締結しています。 主な変更内容は、本契約における厨房機器の購入は、既存の共同調理場3施設を統合し新設する「宇城市学校給食センター」での使用を目的とした厨房用機器具類の購入として、冷蔵庫をはじめ、材料裁断機や連続式フライヤー、連続炊飯器、食器洗浄機などの給食調理に必要な全238種、606品目を購入する予定となっておりましたが、建築工事の仕様確定による調理上寸法の変更により、機器種や品数に変更が生じたものであります。 また、アレルギー対応食の少量調理の作業効率向上と使用電力の削減を目的とした電子レンジの導入や、鶏卵使用における食味の向上をはじめ地産地消の推進を目的とした自動割卵機の導入により、全244種、618品目を購入することとして増額変更を行うものです。 財産、宇城市学校給食センター厨房用機器具類。今回変更による増額、125万9,959円。現取得価格、4億5,210万円。変更取得価格、4億5,335万9,959円。いずれも税込額であります。相手方、住所、熊本市東区錦ケ丘9―26。商号又は名称、株式会社中西製作所熊本営業所、代表者氏名、所長、福田広。 以上で、議案第24号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第24号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第25号権利の放棄について(市営住宅家賃等)の詳細説明を求めます。 ◎土木部長(原田文章君) それでは、議案集は69ページ、説明資料は100ページをお願いします。 議案第25号市営住宅使用料の権利の放棄について、詳細を説明します。 本件は、市営住宅使用料等を滞納したまま、転居や死亡し、生活困窮状態になった債権回収の見込みのない元入居者に係る6件の金銭債権を放棄するものです。 債権額は、住宅使用料、駐車場料金、督促手数料を含めまして156万8,500円です。 なお、今回、権利の放棄をお願いします対象者は、現在市営住宅には居住しておらず、民法による消滅時効も到来しています。 以上で、議案第25号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第25号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第26号権利の放棄について(水道料金)の詳細説明を求めます。 ◎上下水道局長(大塚和博君) 議案第26号宇城市水道料金の権利の放棄について、詳細説明を申し上げます。 議案集の70ページと議案等説明資料101ページをお願いします。 本案は、水道料金を滞納したまま自己破産をして、債券の免責許可が決定した水道使用者に係る2件、債権額24万1,270円の金銭債権を放棄するため、議決を求めるものです。 以上で詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第26号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第27号宇城市市道路線の廃止について及び議案第28号宇城市市道路線の認定についての詳細説明を求めます。 ◎土木部長(原田文章君) それでは、議案集は71ページ、説明資料は102ページをお願いします。 議案第27号宇城市市道路線の廃止について、詳細説明を申し上げます。 道路法の規定に基づく宇城市市道路線の廃止は、不知火町の松崎区内4号線1路線です。 松崎区内4号線につきましては、長崎久具線開通に伴い、終点を変更する必要が生じたため、一旦廃止し、再認定するものです。 以上で、議案第27号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案集の72ページと説明資料の103ページから105ページをお願いします。 議案第28号宇城市市道路線の認定について、詳細説明を申し上げます。 道路法の規定に基づき、宇城市市道として認定する路線は、不知火・松橋・豊野地区の3路線です。 不知火地区の松崎区内4号線は、先ほど申しましたとおり長崎久具線の開通により、終点を変更して認定するものです。松橋地区の深迫線は、国道266号と国道3号の接続道路です。豊野地区の小畑前線は、農業基盤整備事業で整備された道路ですが、宇城市道北小畑内線1号と寺村古賀線の接続道となっております。2路線とも一般車両が往来する地域の生活道路となっていることから、市道として管理するため認定するものです。 以上で、議案第28号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第27号及び議案第28号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第29号指定管理者の指定について(宇城市不知火温泉ふるさと交流センター)の詳細説明を求めます。 ◎経済部長(稼隆弘君) 議案集の73ページです。 議案第29号指定管理者の指定について(宇城市不知火温泉ふるさと交流センター)を詳細説明します。 宇城市不知火温泉ふるさと交流センターの管理について、有限会社アグリパーク豊野指定管理者として指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の承認を求めるものです。指定期間は、令和3年4月1日から令和5年3月31日までの2年間です。 宇城市不知火温泉ふるさと交流センターは、平成8年に旧不知火町が市民の健康及び福祉の増進を図り、憩いと交流を促進し、地域の活性化に寄与するための交流拠点施設として整備しました。 設立からこれまでは、市の第3セクターである不知火温泉有限会社が維持管理を行ってまいりましたが、令和3年1月13日に事業停止、同月20日には破産申立てを行い倒産したことで、指定管理者が不在となりました。現在は、物産館のみを有限会社アグリパーク豊野が賃貸により使用しています。 今後、市としましては、施設の維持管理のため、早急に休館となっている建物を含めた施設全体の指定管理者を指定する必要があります。 そこで、現在、道の駅不知火の物産館を使用している有限会社アグリパーク豊野に着目しました。同社が指定管理者として運営している豊野町の物産館アグリパーク豊野の経営実績があり、かつ販売実績も近年好調であること、さらには、同社は市の第3セクターでもあることなどを考慮し、指定管理者として指定することが適当と考え、宇城市指定管理審査会を設置し、外部の委員も含めて慎重に審査をお願いしました。 その結果、指定管理者として妥当との判定を受け、宇城市公の施設の指定管理者の手続きに関する条例第5条第1項第4号の規定により、有限会社アグリパーク豊野指定管理者として指定するものです。 なお、有限会社アグリパーク豊野は、平成16年1月に、宇城市、熊本宇城農業協同組合、宇城市商工会、生産者出荷組合の出資による第3セクターであります。資本金は1,370万円で、宇城市の出資額はそのうち220株1,100万円です。 以上で、議案第29号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 議案第29号の詳細説明が終わりました。 次に、同意第1号教育長の任命について(平岡和徳氏)の詳細説明を求めます。 ◎総務部長(成松英隆君) 議案集は74ページ、説明資料集は106ページになります。 同意第1号教育長の任命について、詳細説明いたします。 本案は、現教育長の任期が令和3年3月31日をもって満了することに伴いまして、引き続き平岡和徳氏の任命をお願いするものです。 現教育長は、人格高潔で教育行政に関し識見を有しておられ、経験や熱意においても優れた方でございます。 教育長の任命につきましては、議会の同意を得る必要がございますので本案を提案するもので、併せまして先議をお願いするものです。 以上で、同意第1号の詳細説明を終わります。 ○議長(石川洋一君) 同意第1号の詳細説明が終わりました。 本日の詳細説明はこれまでとし、残余の議案の詳細説明は5日金曜日に求めることといたします。             -------○------- △日程第46 休会の件 ○議長(石川洋一君) 日程第46、休会の件を議題とします。 お諮りします。明日3月3日水曜日、及び4日木曜日は、議事整理のため休会にしたいと思います。これに御異議ございませんか。            [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石川洋一君) 異議なしと認めます。したがって、明日3月3日及び4日は休会とすることに決定をいたしました。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。             -------○-------               散会 午後1時20分...