会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
4番議員 徳村登志郎君、5番議員 城戸 淳君、以上の両君を指名いたします。
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△日程第2 会期の決定
○議長(永野忠弘君) 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。
お諮りいたします。このたびの定例会の会期については、2月19日の
議会運営委員会の結論に基づき、本日から3月25日までの30日間にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日より3月25日までの30日間に決定いたしました。
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△日程第3 市長あいさつ
○議長(永野忠弘君) 日程第3、「市長あいさつ」を行ないます。
市長より発言の申し出があっておりますので、これを許可いたします。
市長 高嵜哲哉君。
[市長 高嵜哲哉君 登壇]
◎市長(高嵜哲哉君) 皆さん、おはようございます。
本日、平成28年第1回
玉名市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては御多忙の中、御出席を賜り厚くお礼を申し上げます。
今議会には、平成28年度予算案を初め、国の経済対策予算に伴う
本年度補正予算案等の議案を提案いたしております。御審議をお願いするに当たりまして、提案理由の説明と市政運営に関する基本的な考え方を述べますとともに、予算案に計上いたしております主要事業につきまして御説明を申し上げ、議員各位並びに市民の皆さまに対し、御理解と御協力をお願いするものでございます。
早いもので、平成28年も既に二月が過ぎようといたしております。今年は、元旦にNHKで「大俵まつり」の全国放送がございました。当日は若干霧がかかっておりましたが、天気もよく無事放送が行なわれ、全国に玉名市を紹介することができました。本市の知名度が上がり、今後、「大俵まつり」はもとより、本市への観光客の誘客が見込まれるのではないかと期待をいたしているところでございます。
今年は暖冬に始まった天候も、1月半ばより日本列島を寒波が包み込みました。雪に関係する悲惨な事故も発生をいたしております。長野県軽井沢町では、スキー客を乗せた大型バスがガードレールをなぎ倒し、道路脇に転落するという交通事故が発生をいたしました。乗員・乗客41名の中、15名が死亡し、助かった乗客も26名というふうに、負傷するという大参事でございました。亡くなられた15名の方々のうち、運転手2名を除いた残り13名は、これから人生を謳歌する将来を嘱望された大学生ばかりでございました。亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、負傷された方々、またとうとい命を奪われた御家族の方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。
この寒波は、24日から25日にかけて、この冬一番の寒波となり、記録的な大雪をもたらしました。本市でも、車の下につららが下がっているのを見かけましたが、私の記憶にもない光景でございました。この強烈な寒波の影響で、長崎県では記録的な積雪を観測したほか、沖縄県では39年ぶり、奄美大島では115年ぶりのみぞれが観測され、最低気温も北海道から九州まで氷点下となりました。県内においては、特に南部の降雪がひどく、あさぎり町では氷点下13.8度を記録するなど、最低気温も9カ所で観測史上最低となるなど猛烈に冷え込みました。この影響で水道管の破裂による断水や給水制限が相次ぎ、路面の凍結、交通機関の乱れや農作物への被害が発生したところでございます。この降雪により、本市では上水道管の破裂など約1,600件の給水修理が発生し、また、農作物では河内晩カンが、14ヘクタールにわたって果実の凍結などの被害が発生したとの報告があっております。幸い、雪の影響による交通事故など、人的な被害の発生は報告されておらず、一安心したところでございますが、自然の猛威をまざまざと見せつけられた思いがしたところでございます。
最近は、一時期の寒さも和らぎ、梅の花も咲き始め、だんだんと春の気配が感じらるようになってまいりました。この気候の中で、今週日曜日に行なわれる「玉名市横島町いちごマラソン」も39回を迎え、参加者も昨年より490名多い6,443名の方々がこの玉名の地へお集まりになられます。今年は台湾の
旅行会社ライオントラベル社の方も参加される予定であり、今後、海外からの「
いちごマラソン大会」のみならず、本市を含めた県北地域への観光客の誘客につながるよう活動を推進してゆく所存でございます。
さて、私は市民の負託を受け、2期目の市政運営を任され、現在3年目を迎えております。1期目は、「チェンジ玉名」をマニフェストとして市政運営を行ない、現在2期目に策定した6分野の44項目の施策を盛り込んだ「輝け玉名「戦略21」」の実現に向けて取り組んでおります。この根底にあるのは、市民の目線に沿った良質な市民サービスを低コストで提供しながらも「市民の満足度」を向上させるものであり、「市民の一人一人の思いが通じる、市民のための市政」を基本姿勢としているところでございます。これからも引き続き「市民が輝き、都市が輝き、夢がひろがる玉名」の実現を目指し、市政のかじ取りに全身全霊を傾注してまいります。
本市は、これまで行政改革大綱に基づき行財政改革の推進に取り組み、行財政体制の整備や財政健全化に努めてまいりました。しかしながら、少子高齢化・人口減少社会による社会保障経費の増加など市財政を取り巻く環境は厳しい状況にあり、改めて、普通交付税等の合併算定がえについて、しっかり認識しておく必要がございます。議員各位も御存じのとおり、合併算定がえは、普通交付税及び
臨時財政対策債の算定において、合併した新玉名市の算定による額と1市3町が合併しなかったと仮定して算定した場合の合算額を比較し、大きいほうの額を普通交付税の額とするものです。これにより、本市は平成27年度で約14億円が上乗せして交付されているところでございます。しかしながら、この上乗せ分は平成27年度までで、平成28年度から5年にかけて段階的に削減をされます。平成33年度にはなくなってしまいます。国におきましては、平成26年度から合併団体の支所に係る経費や行政区域の広域化に係る経費等の見直しが実施されているところでございます。しかしながら、交付税が減少する中、老朽化した公共施設の維持・更新に多額の経費が必要となり、今後の財政運営が憂慮される状況でございます。
また、合併した市町村に有利な恩恵が受けられる合併特例債につきましては、これまで横島複合施設、天水中学校、新庁舎などの建物や岱明玉名線の整備などに活用してきましたが、この使用期限が平成32年度までとなっております。この期限を過ぎますと有利な恩恵が受けられなくなり、自主財源で賄わなければなりません。建築後、50年を経て耐震化に問題があり、そして老朽化が進んだ市民会館ホールの建てかえ、市民でも特に人気が高く、以前から要望が多い
市民サッカー場の建設や天水支所周辺の老朽化した公共施設を集約する
天水市民センターの建設などの事業は、この期限がくるまでに確実に進めなければなりません。
私は、職員一人一人がこの状況を認識し、危機意識を持つことが重要であり、同時に、将来にわたって持続可能な行財政運営体制の構築と適切な行政サービスを提供するために、行政改革大綱や
公共施設適正配置計画などを確実に実施していく必要があると考えます。
さて、本議会に提案いたしております予算案といたしましては、「平成27年度一般会計及び
特別会計補正予算案」など10件、「平成28年度一般会計及び
特別会計予算案」など9件、条例案件といたしまして、「玉名市
行政不服審査法施行条例の制定について」など20件、その他、「普通財産の無償貸付けについて」など4件、合わせて43件と報告2件でございます。
それでは平成28年度当初予算案について説明をいたします。まず、国における地方財政の見通しですが、企業収益の回復等により、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が増加する一方、社会保障経費の自然増や公債費が高い水準で推移するなどにより、地方は依然として大幅な財源不足が生じると見込まれております。このため、国は、地方財政対策として、地方公共団体が自主性・主体性を最大限発揮して地方創生に取り組み、地域の実情に応じたきめ細かな施策を可能にする観点から、平成27年度に創設された「まち・ひと・し
ごと創生事業費」を平成28年度においても引き続き1兆円を計上しているところでございます。また、
臨時財政対策債を含めた実質的な
地方交付税総額を対前年度当初予算比で3.7%減の20兆4,883億円としていますが、地方が地方創生等の重要課題に取り組みつつ、安定的な財政運営に必要となる一般財源総額については、前年度の水準を上回る額を確保し、地方財政への対応を行なうこととしております。
このような中、本市の平成28年度の当初予算は、先ほど申しました「輝け玉名「戦略21」」に掲げた取り組みを着実に推進するため、「輝け玉名「戦略21」実行予算」として予算編成を行なっております。「行政経営」、「暮らし」、「経済産業」、「人づくり」、「安心安全」、「まちづくり」の6つの分野の中で、特に早急に取り組むべきものとして、
空家等対策推進事業、第2次
定住促進補助事業、
サッカー場建設事業などに新たに取り組むとともに、
市民会館建設事業や小中一貫教育の推進など「輝け21」の具体化に向けた事業と市民に直結した事業へ重点配分を行なったところです。この結果、平成28年度玉名市
一般会計予算案は、対前年度比で9.7%増の総額331億2,900万円となり、これは4年連続のプラス編成で、過去最大の予算編成となりました。
それでは、当初予算の主な内容につきまして、「輝け玉名「戦略21」」のスローガンである「市民が輝き、都市が輝き、夢がひろがる玉名」の実現に向け、重点化した事業を中心に御説明をいたします。
まず、「市民の暮らし」の分野についてでございます。
子ども医療費助成事業につきましては、子どもの健康保持と疾病の早期治療を促進するため、平成26年度から中学生までの医療費無料化を実施しているところでございます。新年度も子どもたちが安心して必要な医療が受けられるように予算を計上し、子育てしやすい環境整備を図ってまいります。また、空家等対策といたしまして、適切な管理が行なわれていない空家等が防災、衛生、景観など地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしており、市民の生命・身体・財産の保護を図るため、国において、空家等対策の推進に関する特別措置法が平成26年度に成立・施行されたところでございます。本市におきましても、昨年の12月議会におきまして条例の整備を図ったところであり、新年度は、市内の空き家の実態把握とデータベースを構築し、空き家の所有者に対して利活用や除却を促すことで、安心で安全な地域社会を実現してまいります。
次に、「経済産業」の分野でございますが、6次産業推進でございますが、農林漁業を取り巻く状況は、従事者の高齢化、耕作放棄地の拡大や所得の減少、またTPPなどさまざまな問題が山積みしております。本市としましても、引き続き
推進事業補助金による商品開発を行なうとともに、東京の銀座熊本館で6次産品フェアを開催するなど、新年度は販売促進に重点を置き、玉名市6次産業を確立することで、農林漁業者の所得向上と地域活性化を図ってまいります。また、農業インフラの整備として、老朽化等により機能低下を生じている農道、用排水路、ため池などの施設の補修や更新を計画的に実施し、農地、農業用水の資源の安全管理と農村環境の保全向上を図ってまいります。
次に、「人づくり」の分野でございますが、サッカー場の競技人口はスポーツの中でもトップクラスであり、本市でも多くの市民がサッカーを楽しんでおります。しかし、本市は県下で公共のサッカー場を唯一保有してない市であるため、公的なサッカー施設の建設について、以前から市民の皆さまからの強い要望があっているところでございます。新年度は、多機能施設としてラグビー等の他種目にも対応できる人工芝や照明設備を完備したメインとサブグラウンド2面の整備を図るため、建設基本計画の予算を計上いたしております。早期にサッカー場を建設し、軽スポーツの複合利用により幅広い利用者層を確保し、地域活性化と競技スポーツの振興を図ってまいります。また、玉名市民会館の建設につきましては、昨年度から着手をしてまいりました基本設計が終了し、その概要につきまして、先般の広報たまなの2月号で市民の皆さまにお知らせしたところでございます。基本設計の策定に当たっては、平成23年度に策定した
市民会館整備基本計画をベースとして、
市議会公共施設等建設特別委員会にも逐次進捗状況等の報告を行ない、御意見を伺いながら進めてまいりました。新しい市民会館は、826席の大ホールに300席の小ホールを併設したもので、延べ床面積が約4,500平方メートル、総事業費は約30億円を見込んでおります。これまで以上に、市民の皆さまがさまざまな芸術文化に親しめる機会がふえるものと期待するところであります。新年度は、実施設計の委託料を計上しており、平成30年12月の完成を予定しているところでございます。
次に、「まちづくり」の分野でございます。国道501号と県道長洲玉名線を経て、国道208号を南北に結ぶ
岱明玉名線道路新設改良事業、繁根木からJR砂天神踏切を経て松木に抜ける
小浜繁根木線道路改良事業、また、松木と小浜繁根木線を結ぶ松木14号線道路改良事業、さらに天水の
県道熊本玉名線と県道玉名植木線を東西に結ぶ竹崎1号線道路改良事業につきましても、安心・安全かつ円滑な通行を確保するため、早期の供用開始に向け、引き続き事業を推進してまいります。また、平成23年度から
定住促進補助事業として、本市へ転入される方に対し、住宅取得、住宅リフォーム、
新幹線通勤定期券を補助することで定住人口の増加を図ってまいりました。新年度は、空き家バンクに登録した物件の取得や市内企業の活性化のため住宅の新築等の施工を市内業者が行なうことを補助要件に追加した第2次
定住促進補助事業を創設し、本市への定住化を推進してまいります。
次に、「行政経営」の分野でございますが、岱明支所庁舎の改修工事でございますが、市有財産利活用及び集約化の観点から、新年度から改修工事に着手し、2階を岱明町図書館、3階を
有明広域行政事務組合として整備いたします。また、
天水支所周辺公共施設の集約化事業につきましては、
公共施設適正配置計画の
マネジメント方針を踏まえた集約化による複合施設を整備することとし、新年度に基本設計及び実施設計、
公民館解体工事等を計上いたしております。老朽化や耐震性の面で問題のある岱明町図書館や天水支所周辺の公共施設を支所以外の機能を集約化した複合施設として整備することで、更なる市民の安全性の確保と利便性の向上を図ってまいります。また、学校規模適正化事業につきましては、少子化により児童・生徒数が減少し、学校規模の小規模化が顕著になってきている中、教育機会の均等や子どもたちにとって望ましい教育環境を創出することが重要であります。先月から、玉陵中校区の6小学校の学校再編による新小学校の建設予定地の造成工事に着手したところでございますが、これを6月中に終え、7月から小学校新築工事及び玉陵中学校の大規模改修工事に着手する予定であり、平成30年4月開校に向け進めてまいります。
以上、平成28年度当初予算案につきまして御説明申し上げましたが、あわせて平成27年度補正予算案も提案しております。平成27年度補正予算案は、本年度予算の決算見込みによる調整が大部分でございますが、国の「一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策」及び「総合的なTPP関連政策大綱」に基づき、「一億総活躍社会の実現」、「TPP対策」、「災害・防災・減災事業」など平成27年度補正予算に対応した予算を計上いたしております。国においては、経済対策を柱とする総額3兆3,213億円の補正予算を成立させ、国・地方を挙げて経済対策の迅速かつ円滑な実施を図る必要があるとしております。また、地方創生につきましては、地方公共団体の地方創生の推進に向けた自主的・主体的な取り組みを支援するため「地方創生加速化交付金」が創設されたところでございます。本市におきましても、国の補正予算成立後の今月2日に65歳以上の所得の低い方へ1人当たり3万円を給付する年金生活者等支援臨時福祉給付金事業など4事業、総額で10億3,573万7,000円を追加提案し、議決いただいたところでございます。
また、本議会に予算計上いたしております地方創生加速化交付金事業につきましては、菊池川流域の菊池市、山鹿市、和水町との3市1町合同による台湾の旅行業者へのプロモーション活動や旅行業者やメデイアを招請するモニターツアーの開催、さらに市内の旅館やタクシー関係等の受け入れ側に対する「おもてなしセミナー」を開催するなどインバウンド事業に特化した事業を展開をいたしております。また、観光客のニーズの多様化に対応するためには、受け入れ側の「人や組織」の主導による旅行商品を提供することが必要ですが、本市にその窓口はなく、さらに、地域が自立するための旅行商品提供者と市場をつなぐワンストップ窓口となる事業体も組織を担う人材も乏しい状況にあります。そこで、本市の観光事業を推進する上で課題である観光プラットフォームを構築し、地域観光のマネジメントを一本化する玉名版DMOを構築し、これまで以上に広域連携の関係強化を行なうとともに、本市に数多く点在する地域資源や観光資源を活用した魅力的な商品づくり、観光地づくりを行なうことで誘客につなげてまいります。
さらに、経済的な理由で結婚に踏み出せない所得の低い方の新居の住居費や引っ越し費用に対し、1世帯当たり18万円を補助する結婚新生活支援事業費補助金など7事業、総額で1億8,536万9,000円を計上し、経済対策に基づく事業の着実かつ早期の執行に取り組んでまいります。
以上、市政運営の所信と平成28年度予算の主なもの、本年度の補正予算について述べさせていただきました。詳細につきましては、副市長、総務部長から提案理由の説明の中で申し上げますので、よろしく御審議を賜り、いずれも原案どおり御承認賜りますよう、お願い申し上げましてあいさつといたします。お世話になります。
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△日程第4
市長提出議案上程(議第3号から議第45号まで)
○議長(永野忠弘君) 日程第4、「
市長提出議案上程」を行ないます。
これより、市長提出議案を上程いたします。
議第3号平成27年度玉名市
一般会計補正予算(第6号)から、議第45号普通財産の無償貸付けについてまでの議案43件を一括議題といたします。
お手元に配付しております議案の朗読は、これを省略いたします。
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△日程第5 提案理由の説明
○議長(永野忠弘君) 日程第5、「提案理由の説明」を行ないます。
ただいまの各議案について、提案理由の説明を求めます。
総務部長 西田美徳君。
[総務部長 西田美徳君 登壇]
◎総務部長(西田美徳君) おはようございます。
ただいまから、議第3号から議第12号までの補正予算及び議第13号から議第21号までの当初予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
お手元に配付いたしております資料ですが、資料1が補正予算関係、資料2が当初予算関係となっております。
今回提案いたします補正予算は、現計予算計上後の事情の変化と平成28年度国の補正予算に関連する取り組みに対応するため、補正を行なう必要が生じましたので提案いたすものでございます。なお、一般会計及び特別会計の共通事項といたしまして、昨年の人事院勧告に基づく職員給与等の調整を行なっております。
それでは、資料1の2ページをお願いいたします。
議第3号平成27年度玉名市
一般会計補正予算(第6号)について説明いたします。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ10億7,505万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を312億5,096万4,000円とするものでございます。
まず、歳入の主なものを申し上げますと、10款地方交付税は2億3,260万5,000円の追加で、普通交付税の決定によるものでございます。14款国庫支出金は5,216万5,000円の追加で、地方創生加速化交付金の追加、15款県支出金は12億3,975万4,000円の減額で、強い農業づくり交付金の減などでございます。19款繰越金は2億4,295万1,000円の追加、21款市債は4億8,180万円の減額で、土地改良施設整備事業債の減額などでございます。
歳出につきましては、国の補正予算の一億総括役社会の実現に向けた対策の関連事業を計上しております。
まず、地方創生加速化交付金につきましては、県北観光協議会負担金及び玉名版DMO構築事業、そのほか関連事業といたしまして、2ページ下段から3ページにかけまして、定住促進事業が4件、総事業費1億8,536万9,000円を計上し、経済対策に基づく事業の着実かつ早期の執行に取り組んでまいります。
2款総務費は4,573万5,000円の追加で、人事院勧告に基づく職員給与の調整などでございます。3款民生費は7億6,845万6,000円の追加で、国民健康保険事業特別会計繰出金の増、4款衛生費は6,462万9,000円の減額で、住宅用太陽光発電システム設置費補助金の決算見込みによる減などでございます。6款農林水産業費は12億8,203万6,000円の減額で、生産総合事業及び団体営農業農村整備事業の決算見込みによる減などでございます。7款商工費は2,849万4,000円の追加で、
着地型観光のプラットホーム構築による観光マネジメントの一本化を図る玉名版DMO構築事業の増、8款土木費は5億1,152万1,000円の減額で、岱明玉名線道路新設改良費の決算見込みによる減などでございます。10款教育費は4,188万9,000円の減額、11款災害復旧費は1,208万5,000円の減額でございます。10款の教育費につきましては、国の補正による玉陵小新築工事及び玉陵中大規模改修工事の増、小中学校耐震化事業の決算見込みによる減などでございます。
第2表繰越明許費補正につきましては、玉名版DMO構築事業ほか11件を追加するもので、繰越設定金額の増額は4億3,911万6,000円でございます。
4ページをお願いいたします。
第3表債務負担行為補正につきましては、玉陵小学校(仮称)でございますが、新築工事と玉陵中学校大規模改修工事の残及び限度額を設定するものでございます。
第4表地方債補正につきましては、新たに情報セキュリティー対策事業の限度額を設定し、土地改良施設整備事業ほか13件の限度額を変更するとともに、公営住宅建設事業を廃止するものでございます。
次に、議第4号平成27年度玉名市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)について御説明いたします。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ1億940万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を111億3,870万7,000円とするものでございます。主な内容につきましては、歳出の決算見込みによる2款保険給付費の減額及び6款介護給金の増額とこれに伴います歳入の調整ですが、平成26年度の赤字分及び平成27年度の赤字見込み分につきまして、一般会計から繰り入れを行なっているところです。
5ページをお願いいたします。
議第5号平成27年度玉名市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ1,799万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を7億9,564万7,000円とするものでございます。主な内容につきましては、歳入の1款後期高齢者医療保険料の決算見込みによる減額とこれに伴います歳出の調整となっております。
次に、議第6号平成27年度玉名市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ1億8,456万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を73億5,319万6,000円とするものでございます。主な内容につきましては、歳出の2款保険給付費の決算見込みによる減額とこれに伴います歳入の調整でございます。
6ページをお願いいたします。
議第7号平成27年度玉名市
簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ479万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を1億4,948万2,000円とするものでございます。主な内容につきましては、歳出の2款衛生費の決算見込みによる減額とこれに伴います歳入の調整となっております。
第2表地方債補正につきましては、簡易水道事業の限度額を変更するものでございます。
次に、議第8号平成27年度玉名市
浄化槽整備事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ369万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を2,977万1,000円とするものでございます。主な内容につきましては、歳出の2款事業費の決算見込みによる減額とこれに伴います歳入の調整となっております。
第2表地方債補正につきましては、7ページの浄化槽整備事業の限度額を変更するものでございます。
議第9号平成27年度玉名市
九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ2,279万円を減額し、歳入歳出予算の総額を7億8,212万円とするものでございます。主な内容につきましては、歳出の2款事業費の決算見込みによる減額とこれに伴います歳入の調整となっております。
次に、議第10号平成27年度玉名市
水道事業会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。
第2条の(収益的収入及び支出の補正)につきましては、収入について175万円を減額し、総額を8億7,765万2,000円とし、支出について2,656万4,000円を減額し、総額を7億4,274万8,000円とするものでございます。主な内容につきましては、収入が委託工事収益の減額、支出は原水配水費の減額などでございます。
8ページをお願いいたします。
第3条の(資本的支出の補正)につきましては、100万円を減額し、総額を3億3,494万6,000円とするもので、建設改良費を減額でございます。
次に、議第11号平成27年度玉名市
公共下水道事業会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。
第2条の(収益的支出の補正)につきましては4,094万8,000円を追加し、総額を15億3,383万7,000円とするもので、過年度損益修正損の増額などでございます。
第3条の(資本的収入及び支出の補正)につきましては、収入について4億370万円を減額し、総額を8億7,172万6,000円とし、支出について4億3,687万3,000円を減額し、総額を13億3,177万6,000円とするものでございます。主な内容につきましては、支出の施設建設費について国庫補助金の交付決定に伴う事業費の減額でございます。
9ページをお願いいたします。
次に、第4条(事業債の補正)につきましては、公共下水道事業の限度額を変更するものでございます。
議第12号平成27年度玉名市
農業集落排水事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
第2条の(収益的支出の補正)につきましては166万6,000円を追加し、総額を4億6,893万5,000円とするもので、資産減耗費の増額などでございます。
第3条の(資本的収入及び支出の補正)につきましては、収入について340万円を減額し、総額を1億8,511万1,000円とし、支出について269万円を減額し、総額を3億769万1,000円とするものでございます。主な内容につきましては、支出の施設建設費の決算見込みによる減額とそれに伴う歳入の調整でございます。
次に、第4条事業債の補正につきましては、農業集落排水事業の限度額を変更するものでございます。
続きまして、当初予算について御説明申し上げます。資料2の2ページをお願いいたします。
議第13号平成28年度玉名市一般会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出予算につきましては、総額を331億2,900万円とするもので、これは前年度に比べ9.7%、29億4,108万7,000円の増で、4年連続のプラスで過去最大の予算編成となっております。
まず、歳入につきまして1款市税は、ほぼ前年度並みの65億1,036万6,000円を計上しており、固定資産税は6,730万円増の28億4,296万4,000円、たばこ税は健康志向による本数の減少により2,000万円減の4億3,600万円などでございます。2款地方譲与税から3ページの10款地方交付税につきましては、国の地方財政計画と本市の27年度収入見込みを勘案して計上しており、合計いたしますと対前年度比で3億2,530万円の増でございます。11款交通安全対策特別交付金は、対前年度比9.1%減の1,000万円、12款分担金及び負担金は、対前年度比0.8%減の3億7,969万8,000円を計上しており、保育所運営費負担金3億1,245万7,000円などでございます。13款使用料及び手数料は、対前年度比0.7%増の3億1,047万5,000円を計上しており、住宅使用料1億7,633万2,000円、戸籍住民基本台帳手数料2,386万2,000円などでございます。14款国庫支出金は、対前年度比14%増の42億1,111万2,000円を計上しております。私立保育園及び認定こども園の施設型給付費負担金6億1,861万円、地方創生推進交付金4,000万円などでございます。15款県支出金は、対前年度比30.5%増の47億4,678万2,000円を計上しており、低コスト耐候性ハウス等を整備する強い農業づくり交付金12億676万円、農道、排水路整備工事や暗渠排水を整備する団体営農業農村整備事業8億1,977万円などでございます。16款財産収入は、対前年度比7.9%増の4,155万8,000円、18款繰入金は、対前年度比50.1%増の9億9,844万4,000円、これは本予算の財源調整として財政調整基金を繰り入れるものでございます。20款諸収入は、対前年度比4%減の3億109万1,000円を計上しており、4ページの中小企業振興預託金元金収入1億2,700万円などでございます。21款市債は、対前年度比17.6%増の40億8,640万円を計上しております。
次に、歳出でございます。地方創生につきましては、国において地方公共団体の地方創生の推進に向けた自主的、主体的な取り組みを支援する地方創生推進交付金が創設されたところでございます。本市におきましても、定住促進事業など5事業、総額8,150万9,000円を計上しているところです。
1款議会費は、対前年度比7.9%減の2億5,507万3,000円、2款総務費は、対前年度比4%増の30億3,033万1,000円を計上しており、旧庁舎解体工事及び跡地等活用基本設計業務委託1億7,475万2,000円、岱明支所改修事業1億1,540万円、
市民会館建設事業7,130万円などでございます。3款民生費は、対前年度比11.1%増の120億4,478万8,000円を計上しており、介護基盤緊急整備特別対策事業補助金1億4,600万円、5ページの臨時福祉給付金及び年金生活者等支援臨時福祉給付金事業8,730万円、子ども医療費2億1,300万円などでございます。4款衛生費は、対前年度比2.8%減の22億2,892万6,000円を計上しており、主なものは公立玉名中央病院事業負担金4億6,182万1,000円で、これは玉名地域医療体制づくり推進協議会への派遣職員3名分の人件費及び運営費補助でございます。ほかに住宅用太陽光発電システム設置費補助金2,000万円などでございます。6款農林水産業費は、対前年度比33.6%増の43億47万3,000円を計上しており、6次産業推進事業費1,431万8,000円、生産総合事業補助金12億676万円、大正開漁港の港内のしゅんせつを行なう、水産物供給基盤機能保全事業1億7,000万円などでございます。7款商工費は、対前年度比11.3%減の4億563万円を計上しており、夏目漱石記念年事業261万円、玉(魂)フェス実行委員会補助金300万円などで、これは「音楽の都玉名」を全国へ発信する音楽フェスティバル開催の補助でございます。8款土木費は、対前年度比3.8%減の27億9,884万4,000円を計上しております。
岱明玉名線道路新設改良事業3億1,915万1,000円、道路の舗装を行なう防災安全交付金事業1億830万円、新玉名駅駐車場整備事業1億2,003万5,000円などでございます。9款消防費は、対前年度比9.4%増の10億3,273万7,000円を計上しており、
有明広域行政事務組合消防費負担金7億6,865万3,000円、防災対策費として市防災訓練や防災行政無線デジタル化実施設計業務委託費4,085万8,000円などでございます。10款教育費は、対前年度比25.7%増の36億4,469万8,000円を計上しております。学校規模適正化事業10億100万7,000円、6ページの玉名町小学校校舎改築事業7億531万5,000円、総合体育館空調設備の実施設計業務委託で407万円、そのほか
サッカー場建設事業の基本設計等で2,836万3,000円を計上しております。12款公債費は、対前年度比1.2%減の33億5,549万8,000円を計上しております。
次に、第2表債務負担行為につきましては、横島総合保健福祉センター「ゆとりーむ」空調設備改修工事ほか5件について、期間及び限度額を設定するものでございます。
次に、第3表地方債につきましては、道路橋りょう整備事業など全17事業について起債の目的、限度額などを定めるものでございます。
次に、議第14号平成28年度玉名市
国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を109億6,209万5,000円とするもので、これは前年度に比べ2億2,748万9,000円の増、率にいたしまして2.1%の増となっております。
まず、歳入につきまして、1款国民健康保険税は、対前年度比9.2%減の16億8,571万5,000円、7ページの3款国庫支出金は、対前年度比9.1%増の25億8,170万5,000円で、療養給付費等負担金18億4,358万2,000円などを計上しております。また、9款繰入金は、対前年度比69.1%増の10億5,326万2,000円で、赤字補てん分として2億9,361万1,000円を繰り入れるものです。
歳出につきましては、2款保険給付費は、対前年度比1.3%減の65億6,887万7,000円を計上しており、これは平成27年度の欠損見込みを勘案し、8,606万2,000円の減としております。
8ページをお願いいたします。
議第15号平成28年度玉名市
後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を8億2,686万5,000円とするもので、これは前年度に比べ1,322万4,000円の増、率にいたしまして1.6%増となっております。
まず、歳入につきましては、1款後期高齢者医療保険料が、対前年度比0.4%増の5億1,783万1,000円、これに関連しまして、歳出の2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、7億9,023万2,000円を計上しているところです。
9ページをお願いいたします。
議第16号平成28年度玉名市
介護保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を77億8,509万9,000円とするものでございます。前年度に比べ3億72万5,000円の増、率にいたしまして4%の増となっております。
歳入につきましては、1款保険料が、対前年度比4.2%減の13億6,084万9,000円、7款繰入金は、一般会計からの繰入金など12億7,342万5,000円を計上しております。
歳出につきましては、2款保険給付費におきまして、介護サービスの利用状況などを勘案しまして、前年度に比べ2億7,588万5,000円増の74億7,027万5,000円を計上しております。
10ページをお願いいたします。
議第17号平成28年度玉名市
浄化槽整備事業特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を3,991万2,000円とするもので、これは前年度に比べ653万5,000円の増、率にいたしまして19.6%の増となっております。
歳入につきましては、3款国庫支出金を641万7,000円、6款繰入金1,272万5,000円など計上しております。
歳出につきましては、1款総務費1,758万9,000円、2款事業費は浄化槽20基分の整備費等で1,925万2,000円を計上しております。
11ページをお願いいたします。
第2表地方債につきましては、浄化槽整備事業について起債の目的、限度額などを定めるものでございます。
次に、議第18号平成28年度玉名市
九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を8億707万9,000円とするもので、これは前年度に比べ256万2,000円の増、率にしまして0.3%の増となっております。
歳入につきましては、1款財産収入2,662万3,000円、2款繰入金は基金繰入金7億8,045万5,000円を計上しております。
歳出につきましては、1款総務費6,132万9,000円、2款事業費として、石貫・三ツ川地区の配水池管理用道路改良工事及び配水池新設工事費等で7億4,575万円を計上しております。
以上、平成27年度補正予算及び平成28年度当初予算について御説明申し上げましたが、平成28年度当初予算の企業会計分につきましては、企業局長のほうから提案理由の御説明を申し上げます。
詳細につきましては、所管の各委員会において御説明いたしますので、御審議の上、原案どおり御承認賜りますよう、よろしくお願いをいたします。
○議長(永野忠弘君) 企業局長 宮田辰也君。
[企業局長 宮田辰也君 登壇]
◎企業局長(宮田辰也君) おはようございます。
企業局企業会計関連の議第19号から議第21号までの当初予算について提案理由の御説明を申し上げます。
議第19号平成28年度玉名市
水道事業会計予算の提案理由を御説明申し上げます。
資料の11ページをお願いします。
まず、第2条(業務の予定量)につきましては、給水戸数2万587戸、年間総給水量489万2,807立方メートル、1日の平均給水量1万3,405立方メートルを予定し、主な建設事業といたしましては、松木地区配水管布設工事等及び伊倉配水管布設がえ工事等を予定しております。
第3条(収益的収入及び支出)の予定額につきましては、収入といたしまして水道事業収益8億8,606万6,000円で、支出といたしまして水道事業費用8億7,367万7,000円でございます。
第4条(資本的収入及び支出)の予定額につきましては、資本的収入といたしまして1,172万9,000円で、支出といたしまして3億7,862万7,000円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額は、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金並びに当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補てんするものでございます。
第5条(一時借入金)の限度額は3億5,000万円と定めるものでございます。
第6条(議会の議決を経なければ流用することのできない経費)といたしまして、職員給与費9,219万円と定めるものでございます。
第7条(他会計からの補助金)といたしまして、一般会計から6,071万4,000円の補助を受けるものでございます。
第8条(棚卸資産購入限度額)を382万2,000円と定めるものでございます。
次に、議第20号平成28年度玉名市
公共下水道事業会計予算の提案理由を御説明いたします。
資料の12ページをお願いします。
まず、第2条(業務の予定量)につきましては、排水件数1万3,095件、年間総排水量363万5,000立方メートルを予定し、主な公共下水道事業といたしましては、管渠・ポンプ場及び下水道処理場等の修繕及び建設改良工事等で12億5,852万円を予定しております。
第3条(収益的収入及び支出)の予定額につきましては、収入といたしまして公共下水道事業収益15億3,149万1,000円で、支出といたしましては、公共下水道事業費用15億1,455万5,000円でございます。
第4条(資本的収入及び支出)の予定額につきましては、資本的収入といたしまして11億3,837万4,000円で、支出といたしましては17億4,396万8,000円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、当年度分損益勘定留保資金等で補てんするものでございます。
第5条(債務負担行為)は、浄化センター長寿命化支援事業を定めるものでございます。
第6条(企業債)につきましては、補助・単独事業に伴う起債の限度額を6億1,390万円に定めるものでございます。
第7条(一時借入金)の限度額は10億円と定めるものでございます。
第8条(予定支出の各項の経費の金額の流用)につきましては、収益的支出内の各項間における経費の流用をするものと定めるものでございます。
第9条(議会の議決を経なければ流用することのできない経費)といたしまして、職員給与費1億90万9,000円と定めるものでございます。
次に、第10条(他会計からの補助金)といたしまして、一般会計から4億4,213万6,000円の補助を受けるものでございます。
次に、議第21号平成28年度玉名市
農業集落排水事業会計予算の提案理由を御説明申し上げます。
資料の14ページをお願いします。
まず、第2条(業務の予定量)につきましては、排水件数1,605件、年間総排水量57万7,000立方メートルを予定し、主な農業集落排水事業といたしましては、農業集落排水施設整備費等で1億653万円を予定しております。
第3条(収益的収入及び支出)の予定額につきましては、収入といたしまして農集事業収益4億4,774万8,000円で、支出といたしましては農集事業費用4億5,256万3,000円でございます。
第4条(資本的収入及び支出)の予定額につきましては、資本的収入といたしまして1億9,306万円で、支出といたしましては2億9,967万8,000円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、当年度分損益勘定留保資金等で補てんするものでございます。
第5条(企業債)につきましては、補助事業に伴う起債の限度額を4,270万円に定めるものでございます。
第6条(一時借入金)の限度額は1億円と定めるものでございます。
第7条(予定支出の各項の経費の金額の流用)につきましては、収益的支出内の各項間におきまして経費の流用がすることができると定めるものでございます。
第8条(議会の議決を経なければ流用することのできない経費)といたしまして、職員給与費3,124万4,000円と定めるものでございます。
第9条(他会計からの補助金)といたしまして、一般会計から3億6,149万6,000円の補助を受けるものでございます。
以上、平成28年度当初予算について御説明を申し上げましたが、詳細につきましては、各所管の委員会において御説明をいたしますので、御審議いただきまして、議案のとおり御承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
以上です。
○議長(永野忠弘君) 提案理由の説明の途中ですが、議事の都合により、暫時休憩いたします。
午前11時11分 休憩
───────────
午前11時26分 開議
○議長(永野忠弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
副市長 斉藤 誠君。
[副市長 斉藤 誠君 登壇]
◎副市長(斉藤誠君) おはようございます。
私のほうからは、議第22号から議第45号までの提案理由について御説明を申し上げます。
議案書の1ページをお願いいたします。
議第22号玉名市
行政不服審査法施行条例の制定についてでございますが、これは
行政不服審査法の施行に伴い、条例を制定するものでございます。
内容といたしましては、行政庁の処分又は不作為に対して審査請求がなされた場合の審理手続きを担う審理員専門職員、諮問機関である行政不服審査会の設置等について定めるものでございます。
附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行するものでございます。
4ページをお願いいたします。
議第23号玉名市
消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定についてでございますが、これは消費者安全法の一部改正に伴い、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、
消費生活センターの組織及び運営に関する事項として、
消費生活センターを設置等したときの公示義務、職員及び消費生活相談員の設置、情報の安全管理等について定めるものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行するものでございます。
6ページをお願いいたします。
議第24号玉名市景観条例の制定についてでございますが、これは景観法の規定に基づく景観計画の策定及び行為の規制等に関し必要な事項並びに景観形成のための活動の促進に関する事項を定めるため条例の制定をするものでございます。
内容といたしましては、本市における良好な景観の形成に関する市、事業者及び市民の責務を明らかにするとともに、景観法に基づく建築物等の行為の規制等、景観重要建造物及び景観重要樹木の指定手続き等のほか、市民の景観形成活動、表彰・助成制度等について定めるものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は景観法第98条第3項の規定による公示の日から起算して30日を経過した日から施行するものでございます。
15ページをお願いいたします。
議第25号
行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでございますが、これは
行政不服審査法の施行に伴い、条例の整備を図るものでございます。
改正の内容といたしましては、玉名市情報公開条例、玉名市固定資産評価審査委員会条例、玉名市税条例及び玉名市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例が
行政不服審査法に準じた手続きを規定していることから、不服申し立ての手続きとして審査請求又は異議申し立ての方法であったものを審査請求に一元化すること等に伴う規定の整備を行なうとともに、一部の条例において審理員による審理手続きを行なわないための規定の整備を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行するものでございます。
20ページをお願いいたします。
議第26号玉名市
個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは災害対策基本法及び
行政不服審査法の施行に伴い、条例の整備を図るものでございます。
改正の内容といたしましては、避難行動要支援者の円滑かつ迅速な避難の確保を図るため、避難行動要支援者の登録の推進を行なう民生委員に対して、避難行動要支援者の対象となる名簿を提供できるよう規定するものでございます。
また、議第25号議案と同様に、審理員による審理手続きを行なわないこととする適用除外、その他不服申し立てを審査請求に一元化すること等に伴う規定の整備を図るものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行するものでございます。
23ページをお願いいたします。
議第27号玉名市地域自治区の設置等に関する条例を廃止する条例の制定についてでございますが、これは地域自治区の設置期間の満了に伴い、条例を廃止するものでございます。
附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行するものでございます。
24ページをお願いいたします。
議第28号玉名市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは地方公務員法の一部改正及び
行政不服審査法の施行に伴い、条例の整備を図るものでございます。
改正の内容といたしましては、任命権者の報告事項のうち、勤務成績の評定の状況にかえて、職員の人事評価の状況を追加するものでございます。