水俣市議会 > 2021-03-11 >
令和 3年3月第1回定例会(第4号 3月11日)

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  1. 水俣市議会 2021-03-11
    令和 3年3月第1回定例会(第4号 3月11日)


    取得元: 水俣市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-01
    令和 3年3月第1回定例会(第4号 3月11日)      令和3年3月第1回水俣市議会定例会会議録(第4号) 令和3年3月11日(木曜日)                  午前9時30分 開議                  午後3時15分 散会  (出席議員) 16人 岩 阪 雅 文 君       田 中   睦 君       平 岡   朱 君 髙 岡 朱 美 君       渕 上 茂 樹 君       木 戸 理 江 君 小 路 貴 紀 君       桑 原 一 知 君       杉 迫 一 樹 君 藤 本 壽 子 君       岩 村 龍 男 君       田 口 憲 雄 君 谷 口 明 弘 君       真 野 頼 隆 君       牧 下 恭 之 君 松 本 和 幸 君  (欠席議員) なし  (職務のため出席した事務局職員) 5人 事 務 局 長 (坂 本 禎 一 君)  主     幹 (関   洋 一 君) 議 事 係 長 (中 村 亮 彦 君)  参     事 (前 垣 由 紀 君) 主     事 (岩 本 伊 代 君)  (説明のため出席した者) 16人
    市     長 (髙 岡 利 治 君)  副  市  長 (小 林 信 也 君) 総務企画部長  (堀 内 敏 彦 君)  福祉環境部長  (一期﨑   充 君) 産業建設部長  (城 山 浩 和 君)  教  育  長 (小 島 泰 治 君) 総合医療センター事務部長         (松 木 幸 蔵 君)  産業建設部次長 (本 田 聖 治 君) 教 育 次 長 (前 田 裕 美 君)  上下水道局長  (岩 井 昭 洋 君) 総務企画部市長公室長           総務企画部総務課長         (永 田 久美子 君)          (梅 下 俊 克 君) 総務企画部企画課長            総務企画部財政課長         (設 楽   聡 君)          (岡 本 夫美代 君) 教育委員会教育総務課長          教育委員会スポーツ振興課長         (赤 司 和 弘 君)          (緒 方 卓 也 君)         ────────────────────────── 〇議事日程 第4号 令和3年3月11日 午前9時30分開議 第1 一般質問 1 牧 下 恭 之 君  1 新型コロナワクチン接種事業について 2 田 中   睦 君  1 教育費の割合について              2 敬老祝い金について 3 桑 原 一 知 君  1 スポーツを活かしたまちづくりについて              2 地域公共交通網について                                      (付託委員会) 第2 議第3号 水俣市新型コロナウイルス感染症対策基金条例の制定について  (総務産業) 第3 議第4号 水俣市企業支援センターの設置等に関する条例の制定について  (総務産業) 第4 議第5号 水俣市社会福祉法人に対する助成に関する条例の制定について  (厚生文教) 第5 議第6号 水俣市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について                                       (総務産業) 第6 議第7号 教育に関する事務の職務権限の特例適用のための関係条例の整備等に関する条例         の制定について                       (総務産業) 第7 議第8号 水俣市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条         例の制定について                      (厚生文教) 第8 議第9号 水俣市ふるさと大好き寄附条例の一部を改正する条例の制定について                                       (総務産業) 第9 議第10号 水俣市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  (厚生文教) 第10 議第11号 水俣市国民健康保険事業財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部         を改正する条例の制定について                (厚生文教) 第11 議第12号 水俣市海洋牧場の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について                                       (総務産業) 第12 議第13号 新水俣駅東駐車場の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について                                       (総務産業) 第13 議第14号 水俣市駅前広場の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について                                       (総務産業) 第14 議第15号 水俣市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を         改正する条例の制定について                 (厚生文教) 第15 議第16号 水俣市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備         及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的         な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について                                       (厚生文教) 第16 議第17号 水俣市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係         る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正         する条例の制定について                   (厚生文教) 第17 議第18号 水俣市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営         に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  (厚生文教) 第18 議第19号 水俣市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例の制定について                                       (総務産業) 第19 議第20号 令和3年度水俣市一般会計予算                  (各委) 第20 議第21号 令和3年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算        (厚生文教) 第21 議第22号 令和3年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算         (厚生文教) 第22 議第23号 令和3年度水俣市介護保険特別会計予算            (厚生文教) 第23 議第24号 令和3年度水俣市病院事業会計予算              (厚生文教) 第24 議第25号 令和3年度水俣市水道事業会計予算              (総務産業) 第25 議第26号 令和3年度水俣市公共下水道事業会計予算           (総務産業) 第26 議第33号 指定管理者の指定について(一小ふれあい学童クラブ)     (厚生文教) 第27 議第34号 指定管理者の指定について(二小ふれあい学童クラブ)     (厚生文教) 第28 議第35号 指定管理者の指定について(ふくろふれあい学童クラブ)    (厚生文教) 第29 議第36号 指定管理者の指定について(みなまた観光物産館まつぼっくり) (総務産業) 第30 議第37号 指定管理者の指定について(水俣市久木野ふるさとセンター)  (総務産業) 第31 議第38号 指定管理者の指定について(水俣市東部センター)       (総務産業) 第32 議第39号 指定管理者の指定について(水俣市はぜのき館)        (総務産業) 第33 議第40号 指定管理者の指定について(水俣市立武道館)         (厚生文教) 第34 議第41号 水俣市敬老祝金条例を廃止する条例の制定について       (厚生文教) 第35 議第42号 水俣市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について    (厚生文教) 第36 議第43号 令和2年度水俣市一般会計補正予算(第17号)           (各委) 第37 議第44号 令和2年度水俣市病院事業会計補正予算(第2号)       (厚生文教) 第38 議第45号 令和2年度水俣市水道事業会計補正予算(第2号)       (総務産業) 第39 議第46号 指定管理者の指定について(水俣市立明水園)         (厚生文教)         ────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり         ──────────────────────────                                   午前9時30分 開議 ○議長(岩阪雅文君) ただいまから本日の会議を開きます。         ────────────────────────── ○議長(岩阪雅文君) 日程に先立ちまして諸般の報告をします。  本日、市長から、条例案2件、補正予算3件及び指定管理者の指定について1件の提出がありましたので、議席に配付しておきました。  次に、議第6号及び議第7号については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第2項の規定に基づき、「議会は議決する前に教育委員会の意見を求める」ことになっており、2月26日付で、教育長宛てに意見を求める旨の文書を提出し、回答がありましたので、議席に配布しておきました。  次に本日の会議に地方自治法第121条の規定により、赤司教育総務課長緒方スポーツ振興課長の出席を要求しました。  次に、本日の議事は、議席に配付の議事日程第4号をもって進めます。  以上で報告を終わります。         ────────────────────────── ◎日程第1 一般質問 ○議長(岩阪雅文君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。  順次、質問を許します。  なお、質問時間は、答弁を含め1人70分となっておりますので、そのように御承知願います。  初めに牧下恭之議員に許します。   (牧下恭之君登壇) ○(牧下恭之君) 皆様、おはようございます。公明党の牧下でございます。
     今日、東日本大震災から10年を迎えました。あの日、一瞬にして、多くのかけがえのない命と当たり前の日常が失われました。犠牲となった方々と、その御遺族に哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。  10年の節目を新たなスタートと捉え、人間の復興に取り組んでまいります。  3月末が設置期限とされていた復興庁は、さらに10年間延長されます。引き続き国が全面に立って、復興に総力を挙げて取り組むことになりました。  第2期復興・創生期間がスタートする2021年度本予算には、心のケアなど東日本大震災の被災者支援の充実に加え、帰還・移住を促す交付金などが盛り込まれています。  さらに全国で激甚化する風水害や切迫する大規模地震などへの対策として、防災・減災、国土強靱化のための5カ年加速化対策が始まります。大きく期待しているところであります。  さらに、7日に新阿蘇大橋が開通し、阿蘇地域の交流人口の増加や観光の活性化など地方創生の動きが大きく進むことになります。  水俣市においても被害者を出さないために災害対策に全力で取り組んでまいりたいと決意しております。  それでは、通告に従い順次質問いたします。  新型コロナウイルス感染の収束の鍵を握るワクチンについて、厚生労働省は米ファイザー社製を2月14日に正式承認し、医療従事者向けの先行接種が2月17日より始まりました。  現在までに国民全員分を確保する契約が実現した大きな契機となったのは、昨年7月16日の参院予算委員会での公明党の質問です。ワクチン確保の予算措置を政府に強く求め、当時の稲津厚労副大臣が政府として初めて予備費の活用も含めて対応すると表明をしました。  以降、遅れていた政府と海外製薬メーカーの交渉が一気に加速し、政府は同31日にファイザー、8月7日にアストラゼネカと基本合意に達し、その後、モデルナも含む3社との契約に至りました。  公明党が昨年5月、各党に先駆けてワクチンと治療薬の開発・実用化に特化したPTを立ち上げ、関係者への聞き取りを繰り返す中で浮かび上がってきたのは、政府が国内開発ワクチンの支援に偏るあまり、海外ワクチン確保の交渉が著しく滞っている状況でありました。  交渉停滞の最大の理由は、政府が海外ワクチンの確保に予備費を活用するという意思決定を行っていなかったことで、厚労省が財源確保の見通しもなく本格的な交渉に入れないでいたことでありました。  ある海外製薬メーカー日本法人の役員は、政府との交渉が全く進まなかったが、公明党の質問の直後から厚労省の対応ががらっと変わったと語っていました。  海外ワクチンの承認が欧米諸国と比べて遅いのは有効性や安全性に配慮した結果、時間がかかっています。  日本は外国のように緊急使用を認めることはありません。ワクチンの効果に人種差が想定されるため、日本人を対象とした一定の治験を必要としていることが理由に挙げられます。海外に遅れても安全性を重視しているのであります。新しいワクチンだけに、安全性の確保や副反応への対応が重要になります。海外での実際の接種では、重い副反応などはごくまれで、安全性に重大な懸念がないことが報告されています。  しかし、昨年の春から夏の段階では、安全性の情報が乏しい状況でありました。そうした中でも、海外ワクチンの確保を進めなければ、接種開始が大幅に遅れかねない現実がありました。公明党は、新しい製造法による海外ワクチンの確保に取り組む以上、健康被害が出た場合の対応に万全を期する必要があると考え、昨年7月16日の参院予算委員会で、国が責任を持った救済制度の創設を主張しました。  稲津副大臣は、どのような被害救済を行うかしっかり検討する旨の方針を表明しました。これは海外メーカーにも安心感を与え、交渉進展への後押しになったようです。  接種後に健康被害が生じた場合、医療費や障害年金などの給付を受けられます。副反応などの情報を迅速に集めて対応する重要性を専門家から聞いていたことから、公明党は国会で何度も体制強化の必要性を訴えました。  その結果、政府は先行的に接種を受けた人の健康状態を調査するとともに、副反応の評価を行う審議会を高頻度で開いたり、報告を受けるシステムを電子化するなど、副反応に迅速に対応する体制の強化を進めています。  日本が供給を受ける予定の3種のワクチンは、高い有効性が報告されていますが、副反応のリスクはゼロにはなりません。  一人一人が納得して判断できるよう、情報提供の強化も必要です。  そこで、ワクチン接種について7点質問いたします。  水俣市において28名の陽性者が確認できたが、後遺症等の状況はどうなっているかお尋ねします。  国においては、予防接種の対象者を16歳以上と設定されています。さらに、接種順位において、医療従事者等、高齢者、基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者、60歳から64歳、16歳以上となっています。それぞれの対象者数の把握はできているかお尋ねいたします。  水俣市の集団接種・個別接種計画はどうなっているのかお尋ねします。  クーポンの配布と時間短縮のために、新型コロナワクチン接種の予診票は同時に配布できるのかお尋ねいたします。  地域ごとに新型コロナワクチンの流通を担当する卸業者を設定するとなっているが、決まっているかお尋ねします。  新型コロナワクチン接種予約の体制はどうなっているかお尋ねいたします。  従来の予防接種事業と今回の新型コロナワクチン接種事業の相違点は、1億人が短期間に2回の接種を要し、管理が煩雑であること。ワクチンの性質と国民的関心の高さから、副反応等、多数の問い合わせが予想されること。住民の求めに応じて海外渡航等のために接種証明を出す必要も想定されることが挙げられており、ワクチン接種記録が重要な位置を占めます。接種状況を把握するための新たなワクチン接種記録システムへの取り組み状況についてお尋ねいたします。  以上で本壇からの質問を終わります。 ○議長(岩阪雅文君) 答弁を求めます。  髙岡市長。   (市長 髙岡利治君登壇) ○市長(髙岡利治君) 牧下議員の御質問に順次お答えします。  新型コロナワクチン接種事業について私から順次お答えします。  初めに、水俣市において28名の陽性者が確認できたが、後遺症等の状況はどうなっているかとの御質問にお答えします。  本市における新型コロナウイルス感染症陽性者の詳しい情報については、熊本県が把握し、県から市への情報提供はございませんので、熊本県の公表内容以外は把握しておりません。  次に、国においては予防接種の対象者を16歳以上と設定されている。さらに、接種順位において、医療従事者等、高齢者、基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者、60歳から64歳、16歳以上となっている。それぞれの対象者数の把握はできているのかとの御質問にお答えします。  令和3年2月時点で、本市にお住まいの65歳以上の方は約9,500人、60歳から64歳の方は約1,800人、16歳以上60歳未満の方は約12,500人となっております。医療従事者のワクチン接種については、県が実施主体となっており、対象者数等の情報が公表されていないため、把握できておりません。また、高齢者施設等の従事者については、現在、県が調査中で、後日、情報提供がある予定です。市民の基礎疾患の有無については、把握できませんので、その対象者数は不明です。  次に、水俣市の集団接種・個別接種計画はどうなっているかとの御質問にお答えします。  本市の新型コロナワクチン接種計画につきましては、初日の小路議員の御質問にお答えしましたように、国から配布されるワクチン数に応じ、4月下旬以降に接種順位に沿って進めてまいります。  次に、クーポンの配布と時間短縮のために、新型コロナワクチン接種の予診票は同時に配布できるかとの御質問にお答えします。  現在、65歳以上の方へのクーポン券の配布を3月下旬に予定していますが、医療機関からの要望で、予診票は4月中旬までに医療機関に配置することにしたいと考えております。なお、64歳以下の方へは、4月以降順次発送予定ですが、クーポン券と予診票の同時配布については、今後、医療機関と検討してまいります。  次に、地域ごとに新型コロナウイルスワクチンの流通を担当する卸業者を設定するとなっているが、決まっているかとの御質問にお答えします。  現在、薬事承認されているファイザー社のワクチンについては、ファイザー社から直接、超低温冷凍庫が設置されている保健センターに配送されることになっております。針、シリンジについては、県が地域ごとに担当卸業者を決定し、配送することになっております。  次に、新型コロナワクチン接種予約の体制はどうなっているかとの御質問にお答えします。  新型コロナワクチンの接種予約につきましては、インフルエンザの予防接種と同様に、接種を希望する医療機関へ事前に予約の連絡を入れていただくか、本市が今後設置を予定しているコールセンターへ予約をしていただくなどの体制を構築しております。  次に、接種状況を把握するための新たなワクチン接種記録システムへの取り組み状況についての御質問にお答えします。  内閣官房が開発を進めているワクチン接種記録システムについては、システム概要等の説明しか行われておらず、今後、運用状況等の詳細が示される予定です。 ○議長(岩阪雅文君) 牧下恭之議員。 ○(牧下恭之君) 2018年東京都主催世界発信コンペにおいて、働き方改革を実現できる自動コールセンターとして優秀賞を受賞したロボットコールセンターを利用してワクチン接種の予約受付を24時間無人稼働するクラウドサービスを無償で利用できます。  この企業は、音声自動応答「ロボットコール」を1日最大約1,500万件、架電・受電可能な設備を持ち、各自治体に10ないし1,000回線増設可能で24時間対応できます。  予約は自動コールセンターで、相談等については対人のコールセンターとすることで、予約電話がつながらないといったトラブル回避にも有効です。  コールセンターの人員不足を補完し、高齢者のLINE等スマホ操作ができない方への優しいアナログサービスです。  高齢者の方にとって、接種の入り口は予約です。スムーズに進むことが大事だと思います。費用も国が負担することになっています。利用する側に立ったサービスの提供のためにロボットコールを利用する考えがないかお尋ねをいたします。  重症化リスクの大きさ等を踏まえ、高齢者と高齢者施設の従事者の接種順位は異なっております。しかし、施設等内のクラスター対策の、より一層の推進のため、市町村及び施設等の双方の体制が整う場合、介護保険施設や一定の要件を満たす高齢者施設において、同じタイミングで従事者の接種を行うことも差し支えない。その際は、ワクチン流通単位の観点からの効率性に留意することとなっています。  この特例を実施する状況はないのかお尋ねをいたします。  ワクチン接種は御本人の意思のもとで接種するかどうか判断するとしていますが、本人の判断が難しい場合、例えば認知症の方や、障がいをお持ちの方など、御本人の意思確認が難しい場合もあると思います。特に高齢者施設などで認知症の方への接種については、意思確認が難しい場合が出てくると思いますが、どのような対応になるのかお尋ねをいたします。  接種体制の整備に必要な人員確保に関して、緊急雇用創出の観点から、コロナの影響で仕事を失った人を念頭に、求職者、休業者などの採用ができないかお尋ねをいたします。 ○議長(岩阪雅文君) 髙岡市長。 ○市長(髙岡利治君) 牧下議員の2回目の御質問にお答えをいたします。  4点ございました。  まず1点目が、ロボットコールセンターを利用してのワクチン接種の受付等ができるが、それを利用する考えはないかという御質問でございます。  本市のコールセンターの設置及び運営につきましては、外部委託を予定をしておりまして、既に業者選定が済んでいる状況です。御紹介をいただきましたロボットコールセンターの利用につきましては、今後、ほかの事業でのコールセンターの設置及び運営についての参考とさせていただきたいと思っております。  次に、2点目の高齢者と高齢者施設従事者の接種順位が違っているんだが、それを同時にすることもできるんだけれども、その予定はないかという御質問でございます。  現在、高齢者施設の入所者と従事者が同じタイミングで接種をすることができるように、熊本県が県内の高齢者施設従事者を対象といたしまして、接種希望者の調査を行っております。市に対してその情報提供がある予定です。接種を希望する高齢者施設従事者には、県内の各自治体からクーポン券を配布する予定となっております。  次に、3点目の御本人の判断が難しい、例えば認知症の方であったり、障がいをお持ちの方、こういった意思の確認が難しい場合は、どういう対応ができるのかという御質問でございました。  新型コロナワクチンの接種に係る本人の意思確認につきましては、認知症等による意思確認が難しい場合は、インフルエンザの予防接種と同様に、家族や成年後見人等の同意を得ることになります。  4点目の緊急雇用の観点から、コロナで職を失った方々の採用ができないかという御質問でございます。  新型コロナワクチン接種体制の確保に必要な人員確保といたしまして、令和3年4月から新たに3名の会計年度任用職員の公募を本市でも予定をしております。求職者、休業者の方にも応募をしていただけますけれども、採用につきましては、面接の上、判断することになります。  以上でございます。 ○議長(岩阪雅文君) 牧下恭之議員。 ○(牧下恭之君) 現行の取り組みの課題として、現行の自治体ごとに保有する予防接種台帳に入力という手法では、データ化されるまで二、三カ月かかるとされております。  また、迅速なデータ化できない場合、複数回接種のタイミングなどに対する市民からの問い合わせ、引っ越ししてきた市民への問い合わせへの対応が困難になります。  さらに、住所地外の施設に入所する高齢者への巡回接種や職域接種を今後検討するに当たり、住所地の自治体が住民の接種状況を把握することが困難と想定されています。  ワクチン接種体制の整備について、3月3日、厚労省からワクチン接種体制確保事業費国庫補助金の上限額が上積みされ、新たな上限額が示されました。今回の積み増しは、各自治体の所要見込額を踏まえて行われたものです。  全体として約2,800億円が500億円追加され3,400億円程度とされました。水俣市においては1,723万6,000円となっております。  政府は3月5日付でワクチン接種記録システムへの御協力のお願いと題する文書を各自治体に発出されました。  それは、ワクチン接種記録システム(通称VRS)で、登録内容とセキュリティの関係上、配布されたタブレット使用について、費用関係、今後のスケジュール等々が書いてあります。  接種記録システムの導入は、法的根拠はありません。あくまでも、国からのお願いベースです。  ただし、自治体にとって大きなメリットがあると考えています。前向きに検討されることをお願いしたいと思います。  ワクチン供給量と時期が不透明の中での体制を整える準備は大変に御苦労があると思います。  しかし、市民の命と健康を守り、社会経済活動の安定のために、市民の安全・安心を築くためにも、ここは踏ん張って最後の1人がワクチン接種終了まで頑張っていただきたいことをお願いしまして質問を終わります。 ○議長(岩阪雅文君) 以上で牧下恭之議員の質問は終わりました。  この際、15分間休憩します。                                   午前9時54分 休憩                                   ─────────                                   午前10時03分 開議 ○議長(岩阪雅文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、田中睦議員に許します。   (田中睦君登壇) ○(田中 睦君) おはようございます。無限21の田中睦です。大変厳しい財政状況の中での予算編成には御苦労をされたことと思います。  市長は、2019年、令和元年の6月議会で、全ての事務事業に対して、費用対効果の観点から徹底して見直すと述べておられます。翌年の6月議会でも、全ての事業の見直しを繰り返し述べて、事業費カットの必要性を強調しておられます。昨年12月議会で20%のカット、80%で編成中だと、具体的な数字を挙げられました。財政状況悪化を打開するためには、歳入増加が望めない今、事業費カットはやむを得ないとは思うものの、どこをどう切るかについては、まだまだ議論が必要ではないかというふうに思います。  そこで、今回は予算に関することで2点に絞って、以下質問いたします。  1、教育費の割合についてお尋ねします。  ①、本市の一般会計における教育費の割合は、最近5年間でどう推移しているのでしょうか。  ②、熊本県下の他市や、津奈木町、芦北町と比べて教育費の割合はどうなっているか。高いのか、低いのかお尋ねをします。  ③、2015年(平成27年)に民間の研究所が行った教育施策の課題の調査によると、自治体が持つ課題意識の1位、2位が、「予算が不足している」、「人材が不足している」でした。これは本市の教育行政にも当てはまることだと思いますが、それに対してどう対処するつもりですか。  次に、敬老祝い金についてお尋ねします。
     ①、この敬老祝い金は何に基づいて支給されているのかお尋ねします。  ②、敬老祝い金が支給されるのはどのような人か、支給対象者をお尋ねします。また、来年度の支給該当者は何人でしょうか。  ③、今回、この敬老祝い金をどのように変えようとしているのですか。また、その理由は何ですか。  ④、変更するに当たって、予備調査等はどうしたのかをお尋ねします。  以上、本壇からの質問を終わります。 ○議長(岩阪雅文君) 答弁を求めます。  髙岡市長。   (市長 髙岡利治君登壇) ○市長(髙岡利治君) 田中議員の御質問に順次お答えします。  まず、教育費の割合については教育長から、敬老祝い金については私から、それぞれお答えします。 ○議長(岩阪雅文君) 教育費の割合について、答弁を求めます。  小島教育長。   (教育長 小島泰治君登壇) ○教育長(小島泰治君) 初めに、教育費の割合について、順次お答えします。  まず、一般会計における教育費の割合は、最近5年間でどう推移しているかとの御質問にお答えします。  水俣市一般会計当初予算の歳出に占める教育費の割合は、平成29年度6.54%、平成30年度8.22%、令和元年度8.92%、令和2年度6.55%、令和3年度5.3%となっております。なお、水俣市一般会計決算の歳出に占める教育費の割合は、平成29年度5.73%、平成30年度6.4%、令和元年度8.2%となっております。  次に、県下の他市や津奈木町、芦北町と比べてどうなっているのかとの御質問にお答えします。  県内他市の令和2年度一般会計当初予算の歳出に占める教育費の割合は、熊本市18.44%、八代市7.73%、人吉市6.1%、荒尾市7.16%、玉名市9.52%、天草市6.53%、山鹿市11.22%、菊池市10.37%、宇土市11.68%、上天草市14.26%、宇城市14.06%、阿蘇市5.85%、合志市21.18%となっております。津奈木町、芦北町につきましては、市と町では福祉事務所の取り扱いなど、処理する事務に違いがあり、単純な比較はできませんが、令和2年度一般会計当初予算の歳出に占める教育費の割合は、津奈木町8.2%、芦北町11.32%となっております。  次に、2015年の民間の教育施策の課題に関する調査で、自治体が持つ課題意識の1・2位が「予算が不足している」、「人材が不足している」であった。本市の教育行政にも当てはまると思うが、どう対処するのかとの御質問にお答えします。  本市におきましても、同様の課題があると認識しておりますが、限られた予算や人材の中で、より効果的に教育施策が図られるよう努めてまいりたいと考えております。 ○議長(岩阪雅文君) 田中睦議員。 ○(田中 睦君) ただいまお答えいただいた水俣市の教育費の割合の数字ですが、平成30年度と31年度がほかの年よりも2%ほど割合が高くなっています。これは、30年度が文化会館の空調設備費、それから31年度が学校の空調設備費、それが入っていて予算額が膨らんで教育費の割合も高くなっているものだと思っています。  また、答弁にあった本市の平成29年度から来年度まで5年間を私も調べてみました。そして、その平均を出したら、7.1%でした。もっとさかのぼって2009年(平成21年)まで調べてみました。すると、この間の平均も7.1%で、ここ13年間の平均が、教育費の割合は7.1%になっています。ただ、2011年(平成23年)は10.2%と高くなっていました。この年は学校施設の耐震化工事、エコ改修などで予算が膨らんだものだと思われます。決算での割合も示していただきましたが、平均は7%を切る数字になるかと思われます。先ほど示したここ13年間の平均の7.1%よりもさらに低くなってると。  次に、県下、ほかの市の状況ですが、私も全市財政担当に尋ねて調べました。熊本市は政令市で、大変数字が高くなっていますが、熊本市の場合は、政令市で教職員の給与が含まれているということなので、大変割合が高くなっています。ですから、熊本市は除いて比較をしてみたいと思います。  ただいま報告されたうちの、熊本市を除いた他12市の今年度の一般会計当初予算の歳出に占める割合の平均は10.5%という高さです。その前の2019年度も他市の平均は9.6%となっています。昨年度と今年度にエアコン設置をしたところが2市、それから給食センターの建設が1市ありました。その他の工事やタブレット購入などがあって、教育費の割合が高くなっているということが分かりました。  それで、水俣市と同様に平成29年度までの教育費の割合を調べたところ、熊本市を除いた他12市の平均は8.8%でした。この数字を比較すると本市は先ほど申し上げました、ここ13年の平均が7.1%ですから、1.7%低いということが分かります。  今年度比較では6.5%と10.5%、実に4%も本市のほうが低いということが分かります。隣の津奈木町、芦北町と比べても、単純な比較はできないとしても、低いのは低いということが言えます。  教育施策の課題について、本市でも同様に予算が不足している、人材が不足しているとの認識があるというふうに言われました。答弁にあったように、教育委員会としては限られた予算の中で効果的な施策を展開するとしか言いようがないのではないかと思います。  予算編成に関わることなので、これについては、市長にお尋ねをしたいと思いますが、端的に申し上げます。教育長が示された数字、そして今私が示した数字をお聞きになって教育費の割合が他市と比べて低いと感じられませんでしたか。本市のここ5年間の平均値7.1%を、今年度の他市10.5%までとは言いませんが、5年間の平均の8.8%には近づけてほしいというふうに考えています。教育予算の増額を求めますが、どうでしょうか。 ○議長(岩阪雅文君) 髙岡市長。 ○市長(髙岡利治君) 議員2回目の御質問にお答えいたします。  全体の予算からして、教育費の割合が低いのではないかと、それについてどう考えるか、また増額が必要と考えるかどうかという御質問でございました。  令和3年度の当初予算の割合が5.3%となっておりますのは、市の庁舎建て替え事業の実施によりまして、歳出の予算総額が史上最大規模となっておりまして、分母が大きくなっていることが1つは影響していると考えております。仮に、この市庁舎建設の建て替えの事業予算を除いて算定をいたしますと6.2%という数字になっております。したがいまして、他の自治体と比べて本市の一般会計の当初予算の歳出に占める教育費の割合が他市よりも突出して低いという状況にあるとは考えておりません。  また、こういう厳しい財政状況の中ではありますけれども、ハード面、ソフト面については、必要と判断される予算につきましては、可能な限り確実に措置をしておりますので、今のところ増額は考えておりません。  以上です。 ○議長(岩阪雅文君) 田中睦議員。 ○(田中 睦君) 確かに突出して低くはなっていませんが、相対的にやはり低いと言わざるを得ないのではないかというふうに思います。  私は議員になってからずっと、この一般質問の場で教育現場の問題を取り上げてきました。教職員の働き方に関することを中心に教育委員会に対して質問をしてきました。子どもたちの教育を支える先生方の働き方に余裕がないといけないと思うからです。時間的余裕が心に余裕を持たせます。教師にとって最も必要な教材研究の時間を確保しなければなりません。子どもたちが理解しやすいように教具、いろんな道具をつくることもあります。理科では予備実験もします。道徳の授業では挿絵を描いたこともあります。そういう時間を確保する必要があります。また、授業だけでなく、子どもたちと話をする、子どもたちの話を聞くことも授業と同じように大切な仕事です。そのような時間の確保も必要です。  市長は、施政方針の中で、児童・生徒の抱える様々な課題の解決を図るため、人材を確保・配置して課題解決に努めると述べておられます。また、教職員の働き方改革にも取り組んでいくと述べられております。  私は、教育予算というのは市の教育に対する姿勢の表れではないかというふうに考えています。市長が言われるように、人材の確保と配置が必要なのです。ところが、現実はそれができていないというふうに思います。  具体的に言います。臨時的任用教員、いわゆる臨採がここ3年間補充できていない状況があります。幸い学級担任不在ということにはなっていませんが、ある特別支援学級の女性の先生は4学年にわたって、つまり4つの学年にまたがって、8人の子どもさんを1人で受け持っていたという、そういう時期があります。夏、水泳の授業が1日に3時間あったということも聞いています。続けて2時間というのは、私も経験したことがありますが、休み時間の10分というのが、大変寒かったというのを覚えています。女性の先生ですから、余計、それはこたえたのではないかということも感じます。午前、午後と水泳の授業があった場合は、もちろん、ぬれた水着を着替えて、また午後からは別の水着を、乾いているのを着て指導に当たったというふうに聞いています。よく体を壊さなかったものだというふうに思っています。  それから、そういう4学年にわたって1人で担任するというのは、子どもの側からすると、学びの保障という観点からも大変問題があるというふうに思います。  臨採の確保ができていれば、こんなことにもならなかったと思うわけです。来年度予算では、特別支援教育支援員が3人減らされるということです。これも施政方針の人材の確保と配置に逆行する措置ではないでしょうか。県費の臨採が確保できていない状況が続く現状では、国や県に強く働きかけるというのが筋ではありますが、それでは間に合わないので、市の財源で支援員を増やすことが今こそ必要ではないでしょうか。特別支援学級在籍の子どもさんだけでなく、通常学級にも配慮を要する子どもさんがいます。私の経験でも教室から出ていく子がいました。中には学校から出ていく子もいました。支援員の方がその子の横についておれば、教室で落ち着いて学習ができることが多かったように思います。誰もついていないときには、担任がほかの子を、待っとってねと言って、外に出ていった子を追いかけるということもあったわけです。全ての子の学習を保障する大事な役割が支援員にはあるのです。  また、学校の事務職員の方からもお話を聞きました。今回の2割カットについては、前から説明があっていたので準備はしていたということです。備品や消耗品は何とか工夫して予算の枠内でやっていくしかないと思います。でも、修繕費や工事が必要なところができなくなることを大変心配していると。例えば、恐らく毎月遊具の点検というのをしておられると思いますが、何か不具合が見つかったときに、すぐに修繕をしないと、子どもたちの安全に関わるということで、もし修繕ができないということが出てきたりすればという心配をしておられました。  いろいろと学校現場の状況を紹介しましたが、教育委員会も、現場も、限られた予算の中で工夫をしています。でも創意工夫だけではどうにもならない状況が生まれています。教員の超過勤務について、これまで何度も言ってきましたが、教員の業務が減らせないのなら、人を増やすべきだと。そのためには予算が必要です。急に10%に増やすことはできないと、それはもう重々分かります。でも、これから徐々に教育費の割合を高くするという方向性を示していただき、水俣の未来をつくり、担っていく子どもたちの教育に力を注ぐという姿勢を、ぜひ数字の上でもあらわしてほしいと強く思っているところです。再度、市長のお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(岩阪雅文君) 髙岡市長。 ○市長(髙岡利治君) 田中議員、3回目の御質問にお答えをいたします。  教育費の割合を少しずつでもいいから増やしていくことは考えてないのかという御質問でございました。  先ほど申し上げましたとおり、本市の教育費予算の割合は、県内他市と比較をしても極端に低いということはないと私は認識しております。また、予算編成というのは、あらかじめ割合を定めて措置をするようなものではなく、個々の事業の必要性と効果を一つ一つ詳細に査定して編成をしております。また、限られた予算の中で、できる限りの対応はしているというふうに考えております。これからも、個々の事業を精査いたしまして、必要と判断をする予算は可能な限り、確実に措置をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(岩阪雅文君) 次に、敬老祝い金について答弁を求めます。  髙岡市長。   (市長 髙岡利治君登壇) ○市長(髙岡利治君) 次に、敬老祝い金について、順次お答えします。  まず、敬老祝い金は何に基づいて支給されているのかとの御質問にお答えします。  敬老祝い金は、水俣市敬老祝金条例に基づき、対象者に2万円を支給するものです。  次に、敬老祝い金が支給されるのはどのような人か。また、来年度の該当者は何人かとの御質問にお答えします。  敬老祝金条例では、祝い金の対象者は、毎年9月15日において引き続き1年以上本市の住民基本台帳に記録されている者で、満88歳の者と定めています。つまり、基準日である9月15日の時点で、88歳になっていて、水俣市に、この日までに1年以上、住民票がある人が対象となります。また、現時点で、来年度の該当者は242人です。  次に、今回どのように変えようとしているのか。またその理由は何かとの御質問にお答えします。  来年度は、この敬老祝い金につきましては廃止したいと考えております。その理由といたしましては、特定の年齢の方に現金を支給するのではなく、広く高齢者の介護予防や認知症施策等に活用していきたいと考えたためです。  次に、変更するに当たって、予備調査等はどうしたのかとの御質問にお答えします。  敬老祝い金につきましては、ここ数年にわたり、制度のあり方について庁内でも協議を続けており、他自治体への調査を実施しました結果、県内14市のうち、9つの市が、祝い金の現金支給を行っておらず、市の厳しい財政状況において、限られた予算を、介護予防や認知症施策等、必要とされる高齢者施策に充てたいと判断をいたしましたので、今回の変更となりました。なお、祝い金の支給対象となられる方へのアンケート調査等は行っておりません。 ○議長(岩阪雅文君) 田中睦議員。 ○(田中 睦君) 敬老祝い金は条例に基づいて支給されるものという答弁でした。そうであるならば、敬老祝い金廃止の提案は条例改正と同時にするべきではないですか。これが1点。  次に、今回提案されることは、該当される方にとっては不利益になることです。そういう場合、特に関係団体、例えば今回の場合でしたら、老人クラブ連合会等に対して、事前に説明をして、理解を求めるなどの配慮が必要ではなかったかというふうに思います。そういう手だては取られたのかどうかお尋ねをします。2点です。 ○議長(岩阪雅文君) 髙岡市長。 ○市長(髙岡利治君) 2回目の御質問にお答えをいたします。  まず、廃止するのであれば、条例廃止も同時にすべきじゃないかという御質問でございます。  議員御指摘のとおり、条例の廃止につきましても、この3月議会中に提案をさせていただきます。  2つ目の御質問ですが、対象者となる、例えば関係団体、老人クラブ連合会等に説明をして理解を求める必要があるのではないかという御質問でもございましたが、この敬老祝い金の趣旨が個人へ支給をされるものでありまして、特定の団体等へ支給をされるものではないものでありますので、そういった説明を要するものではないというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩阪雅文君) 田中睦議員。 ○(田中 睦君) 3月議会に同時にということの答弁だったように思いますが、これは同時ではないというふうに私は思いますよ。追加提案で出されるということで、これを同時というのは、ちょっとおかしいんじゃないかと。なぜ、最初から出されなかったのか、条例改正を行った上で祝い金をカットすべきではないか。カットのほうが先に提案された後に、条例改正を追加提案するというのは、どうも何かつじつま合わせのような感じがして納得いきません。手続上、おかしいのではないかと思いますので、もう1回、納得できるような説明をお願いしたいというふうに思います。  次に、敬老祝い金は個人へ支給されるものでということでした。ですから、そういう特定の団体に支給されるものではないので、特に説明はしなかったということだったかと思いますが、確かに、今回の場合、対象者は個人ですね。ですが、その個人が、全員ではないにしても、所属しておられるような団体組織、今回は老人会などには、やはり理由を説明をしておくという、そういう配慮が必要だったのではないかと思います。祝い金をカットするということですから、丁寧な説明が必要ではなかったか。今後も、ぜひもっと温かみのある行政でやってほしいというふうに思って、この件については指摘だけしておきたいというふうに思います。  ある方から、敬老祝い金についてお尋ねがありました。今年の2月です。自分は、去年88歳になったけれども、祝い金が来なかった。同級生はもらったと言っていたのに、なぜ自分にはなかったのかということでした。そこで、私もいきいき健康課に行って尋ねました。そしたら、基準日の9月15日以前に満88歳になった方が対象で、その後生まれた人はその年度の対象ではないという説明がありました。この基準日についても、9月15日というのは、以前の敬老の日で、2003年(平成15年)以降は敬老の日が9月の第3日曜日に変わっていますので、ですから、本来は敬老の日が変わった時点で条例の一部改正をしておいてもよかったのではないかと思いますが、その基準日の9月15日というのは、現在まで条例に残ったままになっています。この件は、ちょっと置いときますが、先ほどの電話の件に戻りますが、私に電話をされた方も、いきいき健康課に行って、尋ねられたようです。でも、なかなか理解されなかったようで、それで私のところに電話をして、またお尋ねになったという経緯があります。  私も、その方に電話で同じような説明をしましたが、なかなか理解していただけず、もう私には、もうお金は来んとですねと、繰り返しおっしゃって、理解をもらえませんでした。  それで、おたくの場合は誕生日が9月15日より後なので、今年度ではなく、来年度、つまり今年の秋にもらえるはずですよと、3回ぐらいやり取りを重ねて、やっと理解されたようで、それなら長生きしとかんといかんですねと言って電話を切られました。  緊縮財政で予算を切り詰めないといけないということはよく理解できます。来年度の該当者が242人ということですから、単純に500万円近くがほかの事業に回せるということになるわけでしょう。でも、直接不利益をこうむる人の気持ちを想像すること、そのことはとても大事なことではないかというふうに思います。特に、該当者は戦中戦後の激動期を生き抜いてこられた方々です。水俣の今を支えてこられた方々です。  そこで1つ提案があります。今回、どうしても敬老祝い金を廃止したいというのであれば、基準日の9月15日以降に生まれた今年度中に88歳になる人まで、最終年度となる今年度に限って対象とすることはできないものでしょうか。そうすれば、同級生はもろうた、でも、私はもらえんかったという思いをずっと、このまま持ったまま生きていかれるということもないのではないかと思います。今年度中に88歳になる人まで対象にすることはできないかということをお尋ねして、質問を終わります。 ○議長(岩阪雅文君) 髙岡市長。 ○市長(髙岡利治君) 議員3回目の御質問にお答えをいたします。  基準日を、要するに同級生、その年に生まれた人に、今回に限ってそれを支給できないかという御質問でありましたけれども、先ほど申し上げましたように、以前からこの制度のあり方については協議を続けてきております。その結果、限られた予算をまちかど健康塾を代表とする様々な介護予防など、必要とされる高齢者の施策に活用したいと判断をいたしました。  また、来年度は市全体の事業を見直しと工夫をしながら力を入れていくところでございます。議員申されるように、88歳の方々、今まで頑張ってこられた方々というのも十分私も理解をしておりますし、またそういった方々の高齢者の方の、そういった施策を廃止をするということではなく、またそれ以外の方々にも広く適用できるような施策として、高齢者の方々に喜んでいただける施策に展開をしていかなければいけないということでの判断で、今回の判断になっているところでございます。そのため、基準日以降にお生まれになった方、また今年度中に満88歳になられる方を対象に支給することは考えておりません。  条例と同時というのは、何かちょっとおかしいという御意見でしたけれども、今議会に提出をしておりますので、例えば、当初で、開会日であって、追加提案であっても、同時に出さなければいけないという規定はございませんので、ただ、今議会に、3月議会に提出をしておりますので、私は内容としては同時に提案をしているということで理解をしております。  以上です。 ○議長(岩阪雅文君) 以上で田中睦議員の質問は終わりました。  この際、午後1時30分まで休憩します。                                   午前10時44分 休憩                                   ─────────                                   午後1時30分 開議 ○議長(岩阪雅文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、桑原一知議員に許します。   (桑原一知君登壇) ○(桑原一知君) 皆さん、こんにちは。真志会の桑原一知です。通算6回目のトリを務めさせていただきます。今回は短時間で要点を絞り質問いたしますので、簡潔明瞭な答弁をお願いします。  さて、本日3月11日は、東日本大震災から10年という節目を迎えます。熊本県でも2016年に発生した熊本地震や令和2年7月豪雨など、この10年の間に2回も自然の驚異にさらされました。「災害は忘れた頃にやってくる」もうこの言葉ではなく「災害は忘れる前にやってくる」が当たり前となり、改めて災害に対しての備えや平時の訓練の重要性を感じます。大切な方や財産を失いつつも、懸命に前を向き歩んでいる方々に心を寄せ、一日も早い復興を願います。  また、今年は日本でオリンピックが開催されます。東日本大震災からの復興を世界に発信する機会として、コロナ禍の中、万全の感染予防を徹底し、無事に開催されることを期待し、以下通告に従い質問いたします。  1、スポーツを生かしたまちづくりについて。  ①、水俣市におけるスポーツによるまちづくりの現状と取り組みはどのようになっているのかお尋ねします。  ②、スポーツ推進の部門を市長部局に設置する狙いと、どのような取り組みに挑戦していくのかお尋ねします。  ③、スポーツキッズサポーター基金の寄附状況はどのようになっているのかお尋ねします。
     ④、スポーツキッズサポーター基金から奨励金を交付された方や寄附者からは、どのような声が寄せられているのかお尋ねします。  ⑤、東京2020オリンピック聖火リレー実施に向けた進捗はどのようになっているのかお尋ねします。  大きい2番、地域公共交通網について。  ①、第2期水俣市地域公共交通網形成計画に基づき、どのように改善し、新たな取り組みはどのようになっているのかお尋ねします。  ②、地域公共交通を維持するために、水俣市が負担する地方バス路線維持費補助金の推移はどのようになっているのかお尋ねします。  ③、新型コロナウイルスワクチン接種に向けて、公共交通網の活用をどのように考えているかお尋ねします。  以上、本壇からの質問を終わります。 ○議長(岩阪雅文君) 答弁を求めます。  髙岡市長。   (市長 髙岡利治君登壇) ○市長(髙岡利治君) 桑原議員の御質問に順次お答えします。  まず、スポーツを生かしたまちづくりについては私から、地域公共交通網については総務企画部長から、それぞれお答えします。  初めに、スポーツを生かしたまちづくりについて、順次お答えします。  まず、水俣市におけるスポーツによるまちづくりの現状と取り組みはどのようになっているかとの御質問にお答えします。  本市のスポーツによるまちづくりは、総合計画の施策に掲げたスポーツを通した人材育成に基づき、スポーツで明るい豊かなまちづくりと人づくりを目指して進めております。  その現状と取り組みといたしましては、競り舟大会などの伝統的なスポーツイベントの開催に加え、スポーツキッズサポーター基金を活用したトップアスリートと子どもたちの交流事業、SUPなどの全国規模の大会誘致を行っています。特に、東京2020オリンピックに関しては、一生に一度あるかないかのビッグイベントでありますので、私が先頭に立ち、聖火リレーの誘致に努めました。  次に、スポーツ推進の部門を市長部局に設置する狙いと、どのような取り組みに挑戦していくのか、との御質問にお答えします。  令和3年度からスポーツ推進の部門を市長部局に設置する狙いは、スポーツイベントをはじめとするスポーツ関連事業を効果的に展開し、より強く地域振興につなげるため、庁内で総合的に事業を推進する体制を築くことを目的としています。  これから挑戦する取り組みといたしましては、春のローズフェスタ開催期間中の5月に聖火リレーを実施しますので、お互いのイベントを連携して、交流人口の拡大に努めます。また、令和4年度には、11年ぶりに水俣・芦北地域で県民体育祭が開催されますので、地域資源を大いにアピールしたいと考えています。それ以外にも、地域振興に向けて、市民が笑顔で元気になるスポーツイベントの開催やスポーツ大会や合宿の誘致などを予定しています。  次に、スポーツキッズサポーター基金の寄附状況はどのようになっているのかとの御質問にお答えします。  スポーツキッズサポーター基金への寄附につきましては、地元企業や市民の皆様に基金の趣旨を御理解いただいて御協力を賜り、心から感謝しております。令和3年2月末日までの寄附状況ですが、平成30年10月から開始した地元企業等からの寄附が延べ195件、約689万円で、平成30年12月から開始したふるさと納税による寄附が延べ686件、約1,089万円です。  次に、スポーツキッズサポーター基金から奨励金を交付された方や寄附者からはどのような声が寄せられているのかとの御質問にお答えします。  奨励金を交付された方からは、地元企業に支えられた奨励金が励みになる。手続が簡単で大会前に交付されるので経済的にも助かるなどの声が寄せられており、寄附者からは、寄附金の使い道が、子どもたちのスポーツ支援に明確化されており、寄附の気持ちが届くところがよい。水俣の子どもたちが活躍してくれることがうれしいなどの声が寄せられています。  次に、東京2020オリンピック聖火リレー実施に向けた進捗はどのようになっているのか、との御質問にお答えします。  本市での聖火リレーは、ゴールデンウイークの最終日となる5月5日に実施します。県内最長区間となる2.8キロメートルで、全国でも珍しい船でのリレーを最終区間で予定しています。聖火リレー実施まで2カ月を切った現在の進捗状況ですが、昨年12月から募集を開始したボランティアスタッフも目標の100名に達し、関係団体との調整も順調に進んでおります。新型コロナウイルスの感染対策を踏まえながら準備を進めていますが、オリンピック組織委員会も住んでいる場所での観覧を推奨していますので、市民の皆様にも、ぜひ地元の水俣で御観覧いただき、市民の記憶に残る聖火リレーにしたいと考えています。 ○議長(岩阪雅文君) 桑原一知議員。 ○(桑原一知君) ありがとうございました。総合計画の施策に基づき、スポーツで明るい豊かなまちづくりと人づくりについては、私も着々と進んでいると感じています。例えば、SUPの全国規模の大会誘致やスポーツキッズサポーター基金事業、また聖火リレー誘致など、成功事例であると確信しています。このよい流れの中で、スポーツで明るい豊かなまちづくりを維持し、さらに発展させていくために、スポーツ推進の部局を市長部局に設置されるのではと、私なりに考え、質問をさせていただきました。  狙いは、答弁をいただいたように、スポーツイベントやスポーツ関連事業を効果的に展開することや、より強く地域振興につなげるため、庁内で総合的に事業を推進できる体制を築くためであるということでした。  また、これからの挑戦する取り組みとしては、春のローズフェスタと聖火リレーを連携させ、交流人口の拡大、令和4年に開催される県民体育祭での、地域資源のアピール。地域振興ではスポーツイベントの開催やスポーツ大会と合宿の誘致ということでした。  ここで2回目の質問をさせていただきます。  様々なスポーツ資源を活用し、合宿やスポーツ大会、イベント等を誘致し、その開催を通じて新たな観光交流人口の拡大が見込まれると考えます。そこで、スポーツ振興と地域活性化を図る組織づくりとしてスポーツコミッション設立に取り組むべきと考えますが見解をお尋ねします。  様々なスポーツがありますが、自転車もスポーツの1つであると私は思います。また、最近はサイクルツーリズムという観光資源との活用も秘めており、今や自転車は単なる移動手段だけでなく、スポーツや観光・健康・環境など、様々な面での活用に注目がされています。  水俣市も、自転車のまちづくり推進事業に取り組んでいますが、年々利用者の減少と自転車の老朽化などで修繕経費なども増えています。自転車のまちづくり推進事業を単なる環境に配慮した交通手段だけではなく、スポーツや観光・健康・環境などを主眼に置き、抜本的な事業の練り直しが必要ではないでしょうか。また、水俣市にはエコパークや美しい海や山など、スポーツ資源が多く存在します。日本一長い運動場もスポーツ資源の1つと考えていますので、自転車のまちづくりなどにも生かすことができないかお尋ねします。  スポーツキッズサポーター基金の寄附状況ですが、多くの地元企業や個人、そしてふるさと納税という全国から、水俣の子どもたちに向け御支援をいただいているということで、私も大変感謝しております。  奨励金を交付された方から、「ありがたい」「地域や地元に応援されているので、よい結果を報告したい」など、多くの言葉を私も聞いております。今までにない斬新なアイデアで子どもたちの夢を応援するスポーツキッズサポーター基金を今まで以上に安定した施策にするために、継続的な寄附をお願いしていくことが重要であると思いますが、どのような取り組みを考えているのかお尋ねします。  聖火リレーについてですけれども、水俣市では県内最長区間であり、全国でも珍しい船でのリレーということで、市民の方々にとっても、思い出に残る聖火リレーになると思います。水俣も1964年の前回の東京オリンピックのときには、聖火リレーが開催されたということで、私の義理の母がそのときに走ったそうで、写真とか見せて、昔は走ったんだよというのをお聞きしました。そういった、今70代の方にとっても、80代の方にとっても、また生きている間に聖火リレーが見れるということで楽しみにされているということもお聞きしました。  ボランティアも目標に達成し、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえながら、本番を迎えるということでした。2カ月を切りまして、今後も準備等大変でしょうが成功を願っておりますし、私も協力したいと思います。質問は以上です。 ○議長(岩阪雅文君) 髙岡市長。 ○市長(髙岡利治君) 桑原議員2回目の御質問にお答えいたします。  3点ございまして、まず1点目のスポーツの振興と地域の活性化を図る組織づくりと仕組みづくりとして、スポーツコミッションの設立に取り組んだらどうかという御質問でございました。  このスポーツコミッションは、スポーツを通じた地域振興を目指す組織でありまして、スポーツ庁も活動支援を行っておりますので、スポーツ協会や観光物産協会などの関係する団体と協議をしながら取り組んでいきたいと考えています。  2点目の自転車のまちづくりということで、この自転車のまちづくりの推進事業を単なる環境に配慮した交通手段だけではなく、スポーツや観光、それから健康、環境などを主眼に置いた、その抜本的な事業の練り直しが必要ではないかと。また、水俣の持つ自然や、日本一長い運動場、こういったものもこの自転車のまちづくりに生かすことができるのではないかという御提案でございました。  この自転車のまちづくり推進事業につきましては、桑原議員御指摘のとおり、幅広い観点からの取り組みも大切であると思っております。現在、熊本県において、熊本県自転車活用推進計画に基づいて、サイクルツーリズムが進められており、日本一長い運動場をサイクリングコースに入れていただくよう、県と調整をしております。水俣駅から久木野愛林館までつながる日本一長い運動場がサイクリングコースとなれば、肥薩おれんじ鉄道のサイクルトレインともつながり、観光や健康などに大きく波及をしていくことが期待されます。  また、この日本一長い運動場は、以前、ふれあいマラソンや水俣高校の校内マラソンなどにも利用された実績もありますので、スポーツ資源としても生かしていきたいと考えております。  最後、3点目でございますけれども、スポーツキッズサポーターの基金、これを継続的な寄附をして、安定的にしていったほうがいいということで、その取り組みをどう考えているかという御質問でございました。  継続的な寄附をお願いするため、御寄附をいただいた地元企業の皆様を広報みなまたや、市のホームページで紹介し、子どもたちや指導者との交流会なども開催をしております。  今後も、スポーツキッズサポーター基金事業を支える地元企業の皆様を多くの方々に知っていただく機会をつくっていきたいと考えております。  また、ふるさと納税の寄附項目にスポーツキッズサポーター基金事業を追加したことで、広く寄附を募ることができるようになりましたので、今後も継続していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(岩阪雅文君) 桑原一知議員。 ○(桑原一知君) このスポーツコミッションは、県内でも現在4つの自治体で実施されています。ほかの自治体も現在検討されているということで、ぜひ今、答弁いただいたように、本市も取り組んでいきたいということで、前向きな答弁をいただきましたので、期待をしたいと思います。  自転車のまちづくり推進事業も幅広い観点から検討をお願いします。熊本県でも、先ほど答弁でありましたように、サイクルツーリズムが推進されており、おれんじ鉄道のサイクルトレイン実施ということで、本当によいタイミングではないかと私も思います。  日本一長い運動場もサイクリングコースにと、県との調整を行っていただいているということで、久木野、そして東部、そっちのほうの地区にもぜひ交流人口の増加、また地域振興のためにぜひ実現に向けて進めていただきたいと思います。現在、久木野-芦北線というのは、県のほうは工事整備を進められているということもお聞きしているので、ぜひよろしくお願いします。  また、日本一長い運動場なんですけれども、熊本県で全国の高校駅伝に出場した選手たちも、数回走りに来ております。数回走るということは、素人ながらですけれども、走りやすい環境ではないかと感じています。ですので、スポーツ資源として、今後も活用を探っていただきたいと思います。  スポーツキッズサポーター基金ですが、多くの地元企業・個人の方々との交流、そして広報みなまた、市のホームページで紹介していただくなど、今後も実施していただくということでした。1つ、ふるさと納税で寄附された方々には、交流という形は難しいと思いますけれども、応援した水俣の子どもたちの成果や結果など、報告ができるような何か仕組みがあればと思いますので、ぜひ提案をしておいて、質問を終わります。 ○議長(岩阪雅文君) 次に、地域公共交通網について、答弁を求めます。  堀内総務企画部長。   (総務企画部長 堀内敏彦君登壇) ○総務企画部長(堀内敏彦君) 次に、地域公共交通網について、順次、お答えします。  まず、第2期水俣市地域公共交通網形成計画に基づき、どのように改善し、新たな取り組みはどのようになっているのかとの御質問にお答えします。  改善を図ったこととしましては、令和2年3月に策定しました第2期水俣市地域公共交通網形成計画に基づき、令和3年2月に乗合タクシー8路線のうち、1便の平均利用者数が1.0人未満となっていた4つの路線を電話予約型に移行しております。  また、新たな取り組みとしては、令和3年8月頃をめどに、誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指し、75歳以上の高齢者や障がいをお持ちの方々などを対象とする、みなくるバスの運賃無償化を実施することとしております。  次に、地域公共交通を維持するために、水俣市が負担する地方バス路線維持費補助金の推移はどのようになっているのかとの御質問にお答えします。  本市が負担する地方バス路線維持費補助金は、バス事業者の経常費用と経常収益の差額を補填するものですが、平成30年度は7,909万3,000円、令和元年度は8,123万2,000円、令和2年度は8,817万4,000円となっております。  次に、新型コロナウイルスワクチン接種に向けて、公共交通網の活用をどのように考えているかとの御質問にお答えします。  新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、基本的には個別接種で受けていただくこととしており、勤務等で医療機関へ行くことができない方のために集団接種の実施を予定しております。ふだん、医療機関への受診や通勤、買物などに利用されている公共交通機関を含めた交通手段を活用いただきたいと考えております。 ○議長(岩阪雅文君) 桑原一知議員。 ○(桑原一知君) 地域公共交通網の質問は、平成30年以来ですけれども、その際、デマンド型の必要性を質問しておりました。今回、利用者が少ない乗合タクシー路線を一部デマンド化に移行されましたけれども、財政負担の抑制見込みはどのようになるか、1点お尋ねします。  また、新たな取り組みとして、75歳以上の高齢者や、障がいをお持ちの方などを対象に、みなくるバスの運賃無償化を8月頃をめどに実施されるということでありました。  これは外出を促す支援でもあり、地域コミュニティとのつながりも拡大するものと期待しているところです。この取り組み自体は、髙岡市長の幾つかある公約の1つでもあり、一つ一つ着実に実現されていることは、大変評価に値するものだと思っております。  さて、日常生活に欠かせない地域公共交通ですが、維持していくためには多額の経費が必要です。令和2年度は約8,817万円であり、今年度、予算ではありますけれども、約1億円というふうな形で計上をされております。路線バス維持の負担金が毎年増えていく中、県内の自治体も同じ状況下に置かれていると推察します。  そこで、水俣市がリーダーシップを発揮し、ほかの自治体と連携し、県を交えてバス事業者と負担金について協議を実施することはできないかお尋ねします。  新型コロナウイルスワクチン接種に向けての公共交通網の活用ですけれども、接種方法をどのようにするのかという協議の際に、このみなくるバスの活用ということも議論をしていただいたと思います。基本的には個別接種を受け、医療機関に行くことができない方は集団接種ということでありました。要は、インフルエンザの予防接種とか、そういったのと同じ考え、もしくは今までどおりの、普通の通院とか、そういった形で公共交通網を利用することが一番市民にとっては安心であり、安全であるということの判断であったと思います。  今、テレビなどでワクチンの接種に向けて、いろんな情報があふれて、高齢者の方々も心配になるような報道がいろいろあってます。そういった中で、最近はワクチン接種、本来は無料であるけれども、有料とか、予約とか、そういった詐欺まがいの電話等も発生しておりますので、市として確実な、確かな情報というのをきめ細かく発信していくことも重要ではないかなと思っております。  以上、質問は2点です。 ○議長(岩阪雅文君) 堀内総務企画部長。 ○総務企画部長(堀内敏彦君) 桑原議員の2回目の御質問にお答えいたします。  1点目の、利用者が少ない乗合タクシー路線を一部デマンド型に移行したと。これによる財政負担の抑制見込みはどのようになっているか。  この点につきましては、今回、新型コロナウイルス感染拡大前の平成30年10月から令和元年9月までの乗合タクシー各路線の年間利用者数に基づき、令和3年度予算を計上しております。  前年度予算額1,046万5,000円に対しまして、今年度予算額873万4,000円となっており、173万1,000円の財政負担の抑制を見込んでおります。  次に、2点目の路線バス維持の負担金が毎年増えているということで、水俣市が県内の自治体も同じような状況であろうという、こういった状況の中で、水俣市がリーダーシップを発揮して、他の自治体と連携し、県を交えてバス事業者と負担金について協議を実施してはどうかという質問だったかと思います。  住民が安心して日常生活を送る上で、必要不可欠な地域公共交通ではありますが、その運行維持のために、本市が支出する補助金は増加し続けており、これは他の自治体も同様でございます。議員御指摘のとおり、他の自治体と連携し、県を交え、協議を行うことは重要であると考えております。  このような状況を踏まえ、今月24日に開催される令和3年春季熊本県都市財政課長会議に本市から持続可能な公共交通バス路線を維持していくための公的負担の増大抑止の必要性について提案しているところでございます。このほか、熊本県地域公共交通協議会の場においても、公的負担の増大について、問題提起をしております。  今後も、他の自治体と問題を共有し、連携を図ってまいることとします。  以上です。 ○議長(岩阪雅文君) 桑原一知議員。 ○(桑原一知君) ありがとうございます。一部デマンド移行して、約170万円の財政負担の抑制が見込まれるということでありました。  また、負担金の協議については、熊本県都市財政課長会議や熊本県地域公共交通協議会において、問題提起をしていただいているということで、ありがとうございます。財政課長には大変お世話になりますが、よろしくお願いします。  私は、この地域公共交通を維持するためには、利便性と維持費の抑制が重要であると思います。ただ、利便性だけを考えると、維持費もやっぱり上がってきますので、バランスも重要だと思いますけれども、例えば、利便性だと、一部路線でフリー乗降制を検討してみるということや、維持費の抑制ですと、バス事業者が走る利用者が少ない路線を廃止し、自治会にミニバン運行を委託するという考えもあります。実際、秋田県横手市の狙半内地区における共助運営体ミニバン運行事業というものを会派で視察してまいりました。運転者は自治会や老人会の方々で、大体8人ほどで構成されています。週に4回、1日4往復されておりますけれども、このほかにも、ハブ方式というか、例えば、東部でいうと、葛彩館に集まってきて、そこから南国バスさんで268号線を通ってくるとか、各地点を決めて、そこにミニバンぐらいの小さいサイズのバスを運行させて、そこに集めていくという、そういう方法だとか、いろいろと、担当課の方は、結構この話はいろいろ考えていらっしゃるところがありましたので、そういう知恵を出しながら、利便性も向上しつつ、負担も抑えていくというふうな考え方をもう少し検討していただければと思いますので、これは提案して、また次回、質問したいと思いますので、よろしくお願いします。  以上で終わります。 ○議長(岩阪雅文君) 以上で桑原一知議員の質問は終わりました。  これで本日の一般質問の日程を終わり、今期定例会の一般質問を終結します。  この際、午後2時45分まで休憩します。                                   午後2時2分 休憩                                   ─────────                                   午後2時47分 開議 ○議長(岩阪雅文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これから提出議案の質疑に入ります。  日程第2 議第3号 水俣市新型コロナウイルス感染症対策基金条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第2、議第3号水俣市新型コロナウイルス感染症対策基金条例の制定についてを議題とします。
     本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第3 議第4号 水俣市企業支援センターの設置等に関する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第3、議第4号水俣市企業支援センターの設置等に関する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第4 議第5号 水俣市社会福祉法人に対する助成に関する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第4、議第5号水俣市社会福祉法人に対する助成に関する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第5 議第6号 水俣市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第5、議第6号水俣市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第6 議第7号 教育に関する事務の職務権限の特例適用のための関係条例の整備等に関する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第6、議第7号教育に関する事務の職務権限の特例適用のための関係条例の整備等に関する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第7 議第8号 水俣市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第7、議第8号水俣市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第8 議第9号 水俣市ふるさと大好き寄附条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第8、議第9号水俣市ふるさと大好き寄附条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第9 議第10号 水俣市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第9、議第10号水俣市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第10 議第11号 水俣市国民健康保険事業財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第10、議第11号水俣市国民健康保険事業財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第11 議第12号 水俣市海洋牧場の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第11、議第12号水俣市海洋牧場の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第12 議第13号 新水俣駅東駐車場の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第12、議第13号新水俣駅東駐車場の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第13 議第14号 水俣市駅前広場の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第13、議第14号水俣市駅前広場の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第14 議第15号 水俣市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第14、議第15号水俣市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ──────────────────────────
    ◎日程第15 議第16号 水俣市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第15、議第16号水俣市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第16 議第17号 水俣市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第16、議第17号水俣市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第17 議第18号 水俣市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第17、議第18号水俣市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第18 議第19号 水俣市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(岩阪雅文君) 日程第18、議第19号水俣市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第19 議第20号 令和3年度水俣市一般会計予算 ○議長(岩阪雅文君) 日程第19、議第20号令和3年度水俣市一般会計予算を議題とします。  まず、歳出から款ごとに行いますので、質疑にあたっては、一般会計予算書のページを明示し、具体的にお願いします。  それでは予算書47ページから49ページ、第1款議会費について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  49ページから77ページまで、第2款総務費について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  78ページから92ページまで、第3款民生費について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  93ページから110ページまで、第4款衛生費について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  110ページから123ページまで、第5款農林水産業費について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  124ページから130ページまで、第6款商工費について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  130ページから144ページまで、第7款土木費について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  145ページから148ページまで、第8款消防費について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  148ページから175ページまで、第9款教育費について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  175ページから177ページまで、第10款災害復旧費、第11款公債費、第12款予備費について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、以上で歳出に対する質疑を終わり、次に、歳入について質疑を行います。  12ページから16ページまで、第1款市税、第2款地方譲与税、第3款利子割交付金、第4款配当割交付金、第5款株式等譲渡所得割交付金、第6款法人事業税交付金、第7款地方消費税交付金、第8款環境性能割交付金について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  17ページから19ページまで、第9款地方特例交付金、第10款地方交付税、第11款交通安全対策特別交付金、第12款分担金及び負担金について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  19ページから33ページまで、第13款使用料及び手数料、第14款国庫支出金、第15款県支出金について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  33ページから46ページまで、第16款財産収入、第17款寄附金、第18款繰入金、第19款繰越金、第20款諸収入、第21款市債について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) ないようですので、次に移ります。  ただいま質疑を終わりました歳入歳出予算を除く、その他の事項について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。  これで議第20号、令和3年度水俣市一般会計予算の質疑を終わります。         ────────────────────────── ◎日程第20 議第21号 令和3年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算 ○議長(岩阪雅文君) 日程第20、議第21号令和3年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算を議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第21 議第22号 令和3年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(岩阪雅文君) 日程第21、議第22号令和3年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ──────────────────────────
    ◎日程第22 議第23号 令和3年度水俣市介護保険特別会計予算 ○議長(岩阪雅文君) 日程第22、議第23号令和3年度水俣市介護保険特別会計予算を議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第23 議第24号 令和3年度水俣市病院事業会計予算 ○議長(岩阪雅文君) 日程第23、議第24号令和3年度水俣市病院事業会計予算を議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第24 議第25号 令和3年度水俣市水道事業会計予算 ○議長(岩阪雅文君) 日程第24、議第25号令和3年度水俣市水道事業会計予算を議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第25 議第26号 令和3年度水俣市公共下水道事業会計予算 ○議長(岩阪雅文君) 日程第25、議第26号令和3年度水俣市公共下水道事業会計予算を議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第26 議第33号 指定管理者の指定について(一小ふれあい学童クラブ)  日程第27 議第34号 指定管理者の指定について(二小ふれあい学童クラブ)  日程第28 議第35号 指定管理者の指定について(ふくろふれあい学童クラブ)  日程第29 議第36号 指定管理者の指定について(みなまた観光物産館まつぼっくり)  日程第30 議第37号 指定管理者の指定について(水俣市久木野ふるさとセンター)  日程第31 議第38号 指定管理者の指定について(水俣市東部センター)  日程第32 議第39号 指定管理者の指定について(水俣市はぜのき館)  日程第33 議第40号 指定管理者の指定について(水俣市立武道館) ○議長(岩阪雅文君) 日程第26、議第33号指定管理者の指定についてから、日程第33、議第40号指定管理者の指定についてまで、8件を一括して議題とします。  本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第34 議第41号 水俣市敬老祝金条例を廃止する条例の制定について  日程第35 議第42号 水俣市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について  日程第36 議第43号 令和2年度水俣市一般会計補正予算(第17号)  日程第37 議第44号 令和2年度水俣市病院事業会計補正予算(第2号)  日程第38 議第45号 令和2年度水俣市水道事業会計補正予算(第2号)  日程第39 議第46号 指定管理者の指定について(水俣市立明水園) ○議長(岩阪雅文君) 日程第34、議第41号水俣市敬老祝金条例を廃止する条例の制定についてから、日程第39、議第46号指定管理者の指定についてまで、以上6件を一括して議題とします。         ────────────────────────── ○議長(岩阪雅文君) 提案理由の説明を求めます。  髙岡市長。   (市長 髙岡利治君登壇) ○市長(髙岡利治君) 本定例市議会に追加提案いたしました議案につきまして、順次、提案理由を御説明申し上げます。  まず、議第41号水俣市敬老祝金条例を廃止する条例の制定について申し上げます。  本案は、敬老祝金事業を終了するため、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第42号水俣市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、介護保険法施行規則及び介護保険の医療保険者の納付金の算定等に関する省令の一部を改正する省令が公布されたこと等に伴い、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第43号令和2年度水俣市一般会計補正予算第17号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ4,012万2,000円を増額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ223億7,682万8,000円とするものであります。  補正の主な内容といたしましては、第4款衛生費に、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業、第7款土木費に、中屋敷・吐合線落石対策事業、第9款教育費に、小学校運営事業、中学校運営事業などを計上いたしております。  この財源といたしましては、第13款国庫支出金、第17款繰入金、第20款市債をもって調整いたしております。  このほか、繰越明許費の補正として、水俣観光PR事業外7件の追加を計上、地方債の補正として、防災・減災・国土強靱化緊急対策事業の追加を計上いたしております。  次に、議第44号令和2年度水俣市病院事業会計補正予算第2号について申し上げます。  今回の補正は、令和2年度水俣市病院事業会計予算第3条に定める収益的収入の額を668万8,000円減額し、補正後の収益的収入の額を78億9,273万円とするものであります。  また、予算第4条に定める資本的収入の額を3,299万1,000円減額し、補正後の資本的収入の額を11億7,212万5,000円とするものであります。  補正の内容といたしましては、収益的収入及び資本的収入に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に係る一般会計繰入金について、実績額にあわせて減額するものであります。  次に、議第45号令和2年度水俣市水道事業会計補正予算第2号について申し上げます。  今回の補正は、令和2年度水俣市水道事業会計予算第4条に定める資本的支出の額を3,713万6,000円増額して、補正後の資本的支出の額を4億6,756万8,000円とするものであります。  補正の内容といたしましては、国道3号線を横断する水道管の推進工法の変更に伴い、建設改良費の管路整備費の増額を計上いたしております。  次に、議第46号指定管理者の指定について申し上げます。  本案は、水俣市立明水園の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、本案のように提案するものであります。  以上、本定例市議会に追加提案いたしました議第41号から議第46号までについて、順次提案理由を御説明申し上げましたが、慎重審議を賜り、速やかに御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(岩阪雅文君) 提案理由の説明は終わりました。  この際、提出議案調査のためしばらく休憩します。                                   午後3時4分 休憩                                   ─────────                                   午後3時4分 開議 ○議長(岩阪雅文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これから、先ほど市長から提案理由の説明がありました議案の質疑に入ります。  議第41号水俣市敬老祝金条例を廃止する条例の制定についてから、議第46号指定管理者の指定についてまで、以上6件について、質疑はありませんか。   (「なし」「議長」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 髙岡朱美議員。 ○(髙岡朱美君) ただいま提案のありました第41号の敬老祝い金のことについてお伺いいたします。  本日の一般質問で、田中睦議員が質問された際に、この敬老祝い金は条例に基づいて支給されていますという答弁があっております。その条例に基づいて支給されているということは、支給額が変わる場合、又は、なくなる場合は条例の改正があって当然だというふうに理解するんですが、今朝の議会運営委員会での総務企画部長の説明では、必ずしも同時に条例改正しなくてもいいというふうな説明がありました。これは整合性が取れないんですが、必ずしも同時でなくてもよいという根拠について説明をしてくださいというふうにお尋ねをしたんですけど、明確な回答がございませんでしたので、ここで説明をお願いいたします。 ○議長(岩阪雅文君) 暫時休憩します。                                   午後3時6分 休憩                                   ─────────                                   午後3時12分 開議 ○議長(岩阪雅文君) 再開します。  堀内総務企画部長。 ○総務企画部長(堀内敏彦君) 髙岡議員の質問にお答えします。  敬老祝い金を廃止する条例案と当初予算の提案が一緒でなくてもいいという根拠はという御質問だったかと思います。具体的に必ずしも一緒にしなければいけないというような規定はまずないということです。今回、当初予算案も廃止条例案も同じ同一の議会。それも、広義の議決対象ということで提案しております。これは、同時に一括しての審議が可能であります。よって、特段これにより議案の審議に支障は認められないと思っておりますので、これについて問題はないと考えております。以上です。
    ○議長(岩阪雅文君) 髙岡議員。 ○(髙岡朱美君) 必ずしも同時に変えなくてもいいという規定がなければ、例えば、6月議会で条例を改正するということも可能になるということですか。 ○議長(岩阪雅文君) 堀内総務企画部長。 ○総務企画部長(堀内敏彦君) ただ今お答えしましたように、一括しての審議が可能であるから支障がないということであって、これが例えば、廃止条例案が6月ということであれば、一括審議はできないので、それは問題があると思っております。以上です。 ○議長(岩阪雅文君) ほかにありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩阪雅文君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。  ただいま質疑を終わりました議第3号から議第46号までの議案38件は、議席に配付の議事日程記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。         ────────────────────────── ○議長(岩阪雅文君) 以上で本日の日程は全部終了しました。  次の本会議は、18日午前10時から開き、議案の採決を行います。  討論の通告は、17日正午までに通告願います。  本日はこれで散会します。                                   午後3時15分 散会...