水俣市議会 2020-06-19
令和 2年6月第3回定例会(第3号 6月19日)
令和 2年6月第3回
定例会(第3号 6月19日)
令和2年6月第3回
水俣市議会定例会会議録(第3号)
令和2年6月19日(金曜日)
午前10時6分 開議
午前10時58分 閉会
(
出席議員) 16人
岩 阪 雅 文 君 田 中 睦 君 平 岡 朱 君
髙 岡 朱 美 君 渕 上 茂 樹 君 木 戸 理 江 君
小 路 貴 紀 君 桑 原 一 知 君 杉 迫 一 樹 君
藤 本 壽 子 君 岩 村 龍 男 君 田 口 憲 雄 君
谷 口 明 弘 君 真 野 頼 隆 君 牧 下 恭 之 君
松 本 和 幸 君
(
欠席議員) なし
(職務のため出席した
事務局職員) 5人
事 務 局 長 (坂 本 禎 一 君) 主 幹 (関 洋 一 君)
議 事 係 長 (中 村 亮 彦 君) 参 事 (前 垣 由 紀 君)
主 事 (岩 本 伊 代 君)
(説明のため出席した者) 14人
質疑の中で、本条例の改正について、これまで20年間を限度としていた背景と、
入居者の居住の安定を図るためという趣旨は十分理解できるが、
入居者が長くおられることで、
市営住宅回転の弊害につながらないかとただしたのに対し、条例については、当時、
国土交通省の
標準条例に従い、20年という設定で制定したものである。また、入居が長期になる一方、空き家を生じさせず、
家賃収入で運営している団地の
運営方法としては安定した収入が図れるという面もあり、市としては、適切に家賃を払っていただき、入居していただくということを優先的に考えているとの答弁がありました。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第54
号水俣市湯の
鶴温泉保健センターの
設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本案は、
維持管理費の高騰並びに
消費税及び
地方消費税の税率の改定による料金の
見直しのため、本案のように制定しようとするものであるとの説明を受けました。
特に質疑、討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第56
号水俣市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本案は、
情報通信技術の活用による
行政手続等に係る
関係者の利便性の向上並びに
行政運営の
簡素化及び
効率化を図るための
行政手続等における
情報通信の技術の利用に関する
法律等の一部を改正する法律の施行に伴い、
通知カードが廃止されたため、本案のように制定しようとするものであるとの説明を受けました。
特に質疑、討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第57
号水俣市
税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本案は、
新型コロナウイルス感染症対策として、
地方税法が改正されたことに伴い、本案のように制定しようとするものであるとの説明を受け、質疑を行いました。
質疑の中で、
中小企業等が所有する
償却資産及び
事業用家屋に係る
固定資産税等の
軽減措置について、国が実施している
持続化給付金や県や市が行っている
給付金に申請し、許可されている方については、申請なしで、自動的に軽減されることにはならないのかとただしたのに対し、水俣市
税条例に基づく
減免申請の手続きが必要であるとの答弁がありました。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第58
号令和2
年度水俣市
一般会計補正予算第4号中
付託分について申し上げます。
補正の主な内容としては、
人事異動等に伴う
人件費の調整のほか、第5
款農林水産業費に、
新型コロナウイルス感染症経営安定化緊急支援事業、第6
款商工費に、
観光産業緊急対策支援事業などを計上している。
これらの財源としては、第13
款国庫支出金、第14
款県支出金、第17
款繰入金、第19
款諸収入、第20款市債、第21款法人事業税交付金をもって調整しているとの説明を受け、質疑を行いました。
質疑の中で、新型
コロナウイルス感染症の広がりの影響による農林漁業者の
被害状況等についてただしたのに対し、サラダ玉ねぎ生産者のうち、3割以上落ち込んでいる農家が8割、さらに、半分以上落ち込んでいる農家が4割強であり、事業収入が大きく落ち込んでいる。また、お茶については、二番茶の入札が中止となり、出荷できない等の影響が出ている。肉用牛、水産業、林業等も含め、農林漁業全体として、事業収入が落ち込むなどの影響が出ている。
そのため、今回、対象となる農林漁業事業者に対し、支援金の交付を行うものであるが、今後も引き続き、国の動向等を見ながら、支援について検討を行っていきたいとの答弁がありました。
また、みなまた観光応援券発行事業について、実施主体となるみなまた観光キャンペーン実行
委員会の事務局は、市
経済観光課となっているが、水俣商工会議所、みなまた観光物産協会の担う役割についてただしたのに対し、当実行
委員会の構成団体である、みなまた観光物産協会については、事業実施に向け事業周知等への協力などを考えており、水俣商工会議所については、商工会議所の会員に対して、このキャンペーンに参加していただけるように、協力をお願いしたいとの答弁がありました。
さらに、観光応援券の管理方法等についてただしたのに対し、実行
委員会で発行した応援券は、金券になるため、ホテル、旅館と密に連携をとりながら、管理ができるよう、今後、お願いをしていきたいとの答弁がありました。
なお、委員から、本事業の趣旨は理解できるが、まずは、多くの方に利用してもらえるように、情報が行き渡ることが大事である。今後、水俣商工会議所をはじめ関係機関と連携しながら、PR活動を行い、地元経済の活性化のため、確実に事業を実行していただきたいとの要望がありました。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第62
号令和2
年度水俣市
公共下水道事業会計補正予算第1号について申し上げます。
今回の補正は、令和2
年度水俣市公共下水道事業会計予算第3条に定める収益的収入及び支出の額をそれぞれ107万6,000円減額して、補正後の収益的収入及び支出の額をそれぞれ11億6,829万9,000円に、第4条に定める資本的収入及び支出の額をそれぞれ47万円減額して、補正後の資本的収入の額を1億7,364万2,000円、資本的支出の額を5億5,595万5,000円とするものである。
補正の内容としては、収益的収入及び資本的収入において、
人件費に係る繰入金の減額、収益的支出及び資本的支出において職員の人事異動に伴う
人件費の調整を行っているとの説明を受けました。
特に質疑、討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第63
号工事請負契約の締結について申し上げます。
本案は、生態系に配慮した渚造成整備(護岸その2)
工事請負契約の締結について、水俣
市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本案のように提案するものである。
令和2年4月16日に条件付一般競争入札を実施し、契約金額2億9,810万円で、坂田・永吉・古里特定建設工事共同企業体と工事請負の仮契約を締結しているとの説明を受け、質疑を行いました。
質疑の中で、鋼矢板の設置工事は、何回にわけて行うのかとただしたのに対し、今回の工事は、2回目であり、全部で3回に分かれているとの答弁がありました。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第64号市道の
路線廃止について申し上げます。
本案は、古賀町7号線に接続する道路用地が寄附され、市道として追加認定しようとすることにより、本路線の終点位置に変更が生じることに伴い、本路線を廃止する必要があるため、道路法第10条第3項の規定に基づき提案するものであるとの説明を受けました。
特に質疑、討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第65号市道の
路線認定について申し上げます。
本案は、古賀町7号線に接続する道路用地の追加により、本路線の終点位置に変更が生じることに伴い、新たに本路線を認定するため、道路法第8条第2項の規定に基づき提案するものであるとの説明を受け、質疑を行いました。
質疑の中で、今後、本路線が他の路線とつながる見通しはあるかとただしたのに対し、現時点では、つながる見通しはないとの答弁がありました。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
最後に、議第66
号令和2
年度水俣市
一般会計補正予算第5号中
付託分について申し上げます。
補正の内容としては、第1款議会費に、
新型コロナウイルス感染症対策に充てるため、
議会運営委員会視察に係る費用弁償及び政務活動費交付金の返納分を計上しているとの説明を受けました。
特に質疑、討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上で、
総務産業委員会の審査報告を終わります。
○議長(
岩阪雅文君) 次に、厚生文教
委員長谷口明弘議員。
(厚生文教
委員長 谷口明弘君登壇)
○厚生文教
委員長(谷口明弘君) ただいま議題となりました議案のうち、
厚生文教委員会に付託されました議案について、
委員会での審査の経過並びに結果について、ご報告いたします。
まず、
専決処分されました議第44
号水俣市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本案は、介護保険法施行令の
改正等に伴い、条例の施行に急施を要したため、
専決処分を行ったものである。
改正の内容としては、低
所得者に対する保険料
軽減措置及び保険料減免対象者の拡充であるとの説明を受け、質疑を行いました。
質疑の中で、低
所得者の介護保険料は毎年見直すことになるのかとただしたのに対し、
消費税増税の関係で令和元年度と令和2年度は
見直しをしているが、現時点では、
見直しは今回が最後になるとの答弁がありました。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく承認すべきものと決定しました。
次に、
専決処分されました議第45
号令和元
年度水俣市
一般会計補正予算第10号中
付託分について申し上げます。
本案は、年度末における
地方債発行額の確定に伴う
限度額の
変更等のため、
予算措置に急施を要したため、
専決処分を行ったものである。
補正の内容としては、
歳出予算において
事業費の確定に伴い、
予算額の調整を行っている。
その財源として、第14
款国庫支出金、第15
款県支出金、第18
款繰入金、第21款市債をもって調整している。
このほか、繰越明許費の補正として、子育て短期支援事業ほか3件の追加を計上している。
地方債の補正として、
過疎対策事業等の
限度額の変更を計上しているとの説明を受け、質疑を行いました。
質疑の中で、休校中における給食センターの状況についてただしたのに対し、調理職員へはマスクの作成を行うなど雇用対策を行った。
納入業者への対応としては国庫補助金を利用した補填金を今回の補正予算で計上したとの答弁がありました。
また、市環境クリーンセンターの煙突解体工事設計業務委託料他が488万円減額になっているが、その減額理由についてただしたのに対し、入札により金額が下がったことと併せ、計上していたストックヤード設計委託料分が減額になったためとの答弁がありました。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく承認すべきものと決定しました。
次に、
専決処分されました議第47
号水俣市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本案は、新型
コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金の支給に急施を要したため、
専決処分を行ったものである。
改正の内容としては、新型
コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金支給の規定追加であるとの説明を受け、質疑を行いました。
質疑の中で、会社が休業補償を受けている場合、傷病手当金の併用は可能であるかとただしたのに対し、会社が休業補償を受けていても、給与を受けている方が新型
コロナウイルス感染症に感染した、又は感染が疑われるのであれば対象になるとの答弁がありました。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく承認すべきものと決定しました。
次に、
専決処分されました議第48
号令和2
年度水俣市
一般会計補正予算第3号中
付託分について申し上げます。
本案は、
新型コロナウイルス感染症対策のため、
予算措置に急施を要したため、
専決処分を行ったものである。
補正の主な内容としては、第3款民生費に、子育て世帯への臨時特別
給付金給付事業、第4款衛生費に、新型コロナウイルス対策事業、第9款教育費に、小学校運営事業(教育振興費)、中学校運営事業(教育振興費)などを計上している。
これらの財源としては、第13
款国庫支出金をもって調整しているとの説明を受け、質疑を行いました。
質疑の中で、学校や施設再開に向けた消毒液等の購入量について、十分足りるような量で見積もりをしたのかとただしたのに対し、学校再開に向けて取り急ぎ準備した量であるが、消費量については今後把握し、対応していくとの答弁がありました。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく承認すべきものと決定しました。
次に、
専決処分されました議第49
号令和2
年度水俣市
国民健康保険事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。
本案は、
新型コロナウイルス感染症対策のため、
予算措置に急施を要したため、
専決処分を行ったものである。
今回の補正は、
歳入歳出それぞれ1,581万9,000円を増額し、補正後の
予算総額を
歳入歳出それぞれ36億9,078万7,000円とするものである。
補正の内容としては、第2款保険給付費に傷病手当金を計上している。
この財源としては、第4
款県支出金をもって調整しているとの説明を受けました。
特に質疑、討論もなく、採決の結果、
全員異議なく承認すべきものと決定しました。
次に、
専決処分されました議第50
号水俣市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本案は、熊本県
後期高齢者医療広域連合条例の改正に伴い、新型
コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金の支給に急施を要したため、
専決処分を行ったものである。
改正の内容としては、新型
コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金申請受付の規定追加であるとの説明を受けました。
特に質疑、討論もなく、採決の結果、
全員異議なく承認すべきものと決定しました。
次に、議第55
号水俣市
病院事業使用料及び
手数料条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本案は、保険医療機関及び保険医療養担当規則等の一部を改正する省令の施行に伴い、本案のように制定しようとするものであるとの説明を受け、質疑を行いました。
質疑の中で、令和2年10月1日から紹介状なしで受診する場合に、保険適用の診療費とは別に国が定める選定療養費を患者様に負担いただくことになるとの説明があり、選定療養費の周知方法についてただしたのに対し、市報や院内の看板等で周知するとの答弁がありました。
また、ある診療科を受診中で別の診療科を受診した時の初診時選定療養費の負担についてただしたのに対し、同じ医科の診療科であれば負担はないが、医科を受診中で歯科を受診する場合は初診時選定療養費の3,300円を負担いただくことになるとの答弁がありました。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第58
号令和2
年度水俣市
一般会計補正予算第4号中
付託分について申し上げます。
補正の主な内容としては、
人事異動等に伴う
人件費の調整のほか、第3款民生費に、介護保険特別会計繰出金、介護予防地域づくり事業、第9款教育費に図書館管理運営費などを計上している。
これらの財源としては、第13
款国庫支出金、第14
款県支出金、第17
款繰入金、第19
款諸収入、第20款市債をもって調整しているとの説明を受け、質疑を行いました。
質疑の中で、アウトリーチ支援員について、社会福祉協議会が行っている事業とは別の新規の事業であるかとただしたのに対し、現在、ひきこもりに対して社会福祉協議会に対応してもらっているが、今回正式にアウトリーチ支援員を1人設置することができるようになったとの答弁がありました。
また、移動図書館車「そほう号」の購入費について、特殊な車を購入するのかとただしたのに対し、普通の車を地元のディーラーに依頼して改造するとの答弁がありました。
また、豊臣秀吉の朱印状の公開方法についてただしたのに対し、公民館4階の会議室に展示をするとの答弁がありました。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第59
号令和2
年度水俣市
国民健康保険事業特別会計補正予算第2号について申し上げます。
今回の補正は、
歳入歳出それぞれ347万6,000円を減額し、補正後の
予算総額を
歳入歳出それぞれ36億8,731万1,000円とするものである。
補正の内容としては、第1
款総務費に人事異動による
人件費の減額等を計上している。
これらの財源としては、第6
款繰入金をもって調整しているとの説明を受けました。
特に質疑、討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第60
号令和2
年度水俣市
後期高齢者医療特別会計補正予算第1号について申し上げます。
今回の補正は、
歳入歳出それぞれ1,291万3,000円を増額し、補正後の
予算総額を
歳入歳出それぞれ4億5,064万1,000円とするものである。
補正の内容としては、第1
款総務費に、
人事異動等に伴う
人件費の増額並びに令和2年度保険料等負担金及び保険基盤安定負担金の確定に伴う
後期高齢者医療広域連合納付金の増額を計上している。
これらの財源としては、第1款保険料、第3
款繰入金をもって調整しているとの説明を受けました。
特に質疑、討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第61
号令和2
年度水俣市
介護保険特別会計補正予算第1号について申し上げます。
今回の補正は、
歳入歳出それぞれ115万3,000円を減額し、補正後の
予算総額を、
歳入歳出それぞれ37億1,646万5,000円とするものである。
補正の主な内容としては、第1
款総務費において、人事異動に伴う
人件費の調整等を計上している。
これらの財源としては、第1款保険料、第7
款繰入金をもって調整しているとの説明を受けました。
特に質疑、討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議第66
号令和2
年度水俣市
一般会計補正予算第5号中
付託分について申し上げます。
補正の主な内容としては、第3款民生費に、
ひとり親世帯臨時特別
給付金給付事業を、第9款教育費に、公立小中学校ICT整備事業などを計上している。
これらの財源としては、第13
款国庫支出金、第18款繰越金をもって調整しているとの説明を受け、質疑を行いました。
質疑の中で、学校ごとに
情報通信技術の専門員を配置するのかとただしたのに対し、市には学校におけるICT機器の保守業務を委託している業者がおり、業務内容にICT機器の使い方の指導や授業支援等のサポートが入っているため、その業者に専門的なサポートをしていただくとの答弁がありました。
また、タブレット端末導入後に使用する授業支援ソフトの内容についてただしたのに対し、先生と児童・生徒、児童・生徒間で資料や意見を簡単に共有できるようなソフトを近隣自治体にも調査しながら検討していくとの答弁がありました。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
最後に、議第67
号工事請負契約の締結について申し上げます。
本案は、水俣市文化会館外壁等改修
工事請負契約の締結について、水俣
市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本案のように提案するものである。
令和2年6月2日に条件付一般競争入札を実施し、契約金額1億6,500万円で坂口・坂田特定建設工事共同企業体と工事請負の仮契約を締結しているとの説明を受け、質疑を行いました。
質疑の中で、文化会館1階の洋式トイレの数をただしたのに対し、23個中11個が洋式であるとの答弁がありました。なお、委員から洋式化を進めるべきとの要望があったことを付け加えておきます。
特に討論もなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上で
厚生文教委員会の審査報告を終わります。
──────────────────────────
○議長(
岩阪雅文君) 以上で
委員長の審査報告は終わりました。
これから
委員長の審査報告に対する質疑に入ります。
ただいまの
委員長の審査報告について質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 質疑なしと認め、これで
委員長報告に対する質疑を終わります。
これから討論に入ります。
藤本壽子議員から、議第63号について討論の通告があります。
発言を許します。
(「議長」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君)
藤本壽子議員
○(
藤本壽子君) 無限21の
藤本壽子です。
私は、議第63
号工事請負契約の締結についてを反対の立場で討論いたします。今議会において、水俣市の財政調整基金の現状について質問致しました。平成27年度の24億円をピークに引き続きの大型事業により、財政調整基金は現在、約5億5,000万円まで取り崩している。令和2年度には、市債の償還が続き、更に厳しい状況となるとの答弁でありました。市財政は、今後、新型コロナウイルス対策の不安定な状況のなか、ますます、厳しくなってくると思われる。
御存じのとおり、水俣川河口臨海部事業の総
事業費は、34億円と見込まれ、更に、24億円が、水俣市財政からの持ち出しである。
今回のこの工事契約は、事業の埋め立て部分に及んでくるということでありますが、私は、現在の水俣市の財政状況や今後の事業にかかる費用対効果からみても、水銀の眠る八幡プール周辺を強固にする。つまり、日奈久活断層が動き、大きな地震があった場合に備える。そのことが、今、水俣市民に緊急且つ不要でない事業ではないかと思う。
また、この事業に更なる説明を求める市民があること。更に、本年1月には、国交省に対し、市民より、広域水面埋立て許可の取り消しを求める行政不服審査請求が提出されているさなかでございます。
このような状況のなかでの、
工事請負契約締結には、同意できず、この議案を認めることはできません。
議員各位の御理解と御賛同をよろしくお願い致します。以上です。
○議長(
岩阪雅文君) ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから採決します。
議第41
号専決処分の報告及び承認についてから、議第50
号専決処分の報告及び承認についてまで、10件を一括して採決します。
本10件に対する
委員会の審査報告はいずれも承認であります。
本10件は、
委員会の審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本10件は、いずれも
委員会の審査報告のとおり承認しました。
次に、議第51
号水俣市
地域振興基金条例を廃止する条例の制定についてから、議第62
号令和2
年度水俣市
公共下水道事業会計補正予算第1号まで、12件を一括して採決します。
本12件に対する
委員会の審査報告はいずれも可決であります。
本12件は、
委員会の審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本12件は、いずれも
委員会の審査報告のとおり可決しました。
次に、議第63
号工事請負契約の締結についてを採決します。
本件に対しては、先ほど討論がありましたように御異議がありますので、挙手により採決します。
本件に対する
委員会の審査報告は可決であります。
本件を
委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○議長(
岩阪雅文君) 挙手多数であります。
したがって本件は、
委員長報告のとおり可決しました。
次に、議第64号市道の
路線廃止についてから、議第67
号工事請負契約の締結についてまで、4件を一括して採決します。
本4件に対する
委員会の審査報告はいずれも可決であります。
本4件は、
委員会の審査報告のとおり、決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本4件は、いずれも
委員会の審査報告のとおり可決しました。
──────────────────────────
◎日程第28 議第68号
農業委員会委員の少なくとも4分の1を
認定農業者等又はこれらに準ずる者とすることに関する同意について
○議長(
岩阪雅文君) 日程第28、議第68号
農業委員会委員の少なくとも4分の1を
認定農業者等 又はこれらに準ずる者とすることに関する同意についてを議題とします。
これから討論に入ります。
議第68号について討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから採決します。
議第68号
農業委員会委員の少なくとも4分の1を
認定農業者等又はこれらに準ずる者とすることに関する同意については、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、同意することに決定しました。
──────────────────────────
◎日程第29 議第69号
農業委員会委員の任命について
日程第30 議第70号
農業委員会委員の任命について
日程第31 議第71号
農業委員会委員の任命について
日程第32 議第72号
農業委員会委員の任命について
日程第33 議第73号
農業委員会委員の任命について
日程第34 議第74号
農業委員会委員の任命について
日程第35 議第75号
農業委員会委員の任命について
日程第36 議第76号
農業委員会委員の任命について
日程第37 議第77号
農業委員会委員の任命について
日程第38 議第78号
農業委員会委員の任命について
日程第39 議第79号
農業委員会委員の任命について
日程第40 議第80号
農業委員会委員の任命について
日程第41 議第81号
農業委員会委員の任命について
日程第42 議第82号
農業委員会委員の任命について
○議長(
岩阪雅文君) 日程第29、議第69号
農業委員会委員の任命についてから、日程第42、議第82号
農業委員会委員の任命についてまで14件を一括して議題とします。
これから討論に入ります。
本14件について討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから採決します。
議第69号から議第82号は人事案件ですので、これより1件ずつ採決します。
まず、議第69号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第70号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第71号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第72号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第73号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第74号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第75号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第76号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第77号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第78号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第79号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第80号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第81号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
次に、議第82号
農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、これに同意することに決定しました。
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◎日程第43
委員会の閉会中の
継続審査並びに調査について
総務産業委員会
1
一般行財政並びに
経済観光、
農林水産、
都市計画、
上下水道等に関する諸問題の調査について
厚生文教委員会
1 陳第3号 国、熊本県へ「不知火海
沿岸住民(山間部含む)の
健康調査の実施を求める」
意見書提出の陳情について
1 陳第5号 安全・安心の医療・介護の実現のため
夜勤改善と
大幅増員を求める陳情について
1 環境、福祉、
総合医療センター並びに
教育等に関する諸問題の調査について
議会運営委員会
1
議会運営等に関する諸問題の調査について
1 議会の
情報公開に関する調査について
○議長(
岩阪雅文君) 日程第43、
委員会の閉会中の
継続審査並びに調査についてを議題とします。
各
常任委員会及び
議会運営委員会から、目下
委員会において審査中の事件並びに所管事務の調査について、閉会中の
継続審査・調査の申し出があります。
お諮りします。
各
常任委員会及び
議会運営委員会から申し出のとおり、閉会中の
継続審査並びに調査に付することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがってそのように決定しました。
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◎日程第44 意見第3号
新型コロナウイルス感染症対策に関する
意見書について
○議長(
岩阪雅文君) 日程第44、意見第3号
新型コロナウイルス感染症対策に関する
意見書についてを議題とします。
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○議長(
岩阪雅文君) 提案理由の説明を求めます。
提出者代表、真野頼隆議員。
(真野頼隆君登壇)
○(真野頼隆君)
新型コロナウイルス感染症対策に関する
意見書について、案文を読み上げ、提案理由の説明といたします。
国におかれては、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために、関係省庁及び専門家会議等の連携により日夜全力を注いで対応されていることに対して、敬意を表するところである。
全国に発令された緊急事態宣言が解除され、これからの経済浮揚策が大いに期待されると同時に、未だ日常生活を取り戻すことができない飲食業を始めとする個人事業者への継続的な支援は必要不可欠であり、国の積極的かつ遅滞のない力強い支援策を望むところである。
本市においては、幸いにも感染者は発生していないが、一部地域では次の感染拡大の危機に晒されている実情もある中、国内で懸念されている第2波・第3波への備えと、新たな生活様式への順応は感染者が発生した、しないに関わらず、国民全体の共感と共有が大事である。
国においては、引き続き感染拡大の防止と重症化の予防に必要な措置を講じられ、厳しい経済環境下にある国民生活の回復に傾注されるとともに、不測の事態にも対処できる環境の整備を図られるよう、次の事項について要望をするものである。
1 地方自治体におけるリモートワークの環境整備を、民間並みとするための財政支援を行うこと。
2 小中学校へのタブレット等の導入における地方自治体のさらなる負担軽減と、恒久的な財政支援を行うこと。
3 医療機関の減収補填のための財政支援策を拡充すること。
4 感染症対策が考慮されていない地域医療構想は、十分な議論と時間を確保して進めること。
以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
全会一致の御賛同、よろしくお願いします。
○議長(
岩阪雅文君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
これから質疑に入ります。
ただいま、真野頼隆議員から提案理由の説明がありました本件について、質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
ただいま質疑を終わりました本件については、
委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、
委員会の付託を省略することに決定しました。
これから討論に入ります。
本件について討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから採決します。
意見第3号、
新型コロナウイルス感染症対策に関する
意見書についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
岩阪雅文君) 異議なしと認めます。
したがって本件は、原案のとおり可決しました。
──────────────────────────
○議長(
岩阪雅文君) 以上で本日の日程は全部終わり、今期
定例会の全日程を終了しました。
これで令和2年第3回水俣
市議会定例会を閉会します。
午前10時58分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
水俣
市議会 議 長 岩 阪 雅 文
署名議員 桑 原 一 知
署名議員 藤 本 壽 子...