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平成24年 9月定例会−09月25日-06号

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  1. 八代市議会 2012-09-25
    平成24年 9月定例会−09月25日-06号


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    平成24年 9月定例会−09月25日-06号平成24年 9月定例会        ─────────────────────────────────                   主  要  目  次      1.議会運営委員会委員の補欠選任の件………………………………………………6      1.市長提出案件計14件、請願1件・委員長報告…………………………………7      1.市長追加提出案件12件・説明…………………………………………………18      1.決算審査特別委員会の設置及び同委員の選任の件……………………………23      1.市長追加提出人事案件4件………………………………………………………24      1.議員提出発議案1件………………………………………………………………27      1.閉会中継続審・調査の件17件…………………………………………………30        ─────────────────────────────────             平成24年9月八代市議会定例会会議録(第6号) ・平成24年9月25日(火曜日)            ───────────────────────── ・議事日程(第6号)                          平成24年9月25日(火曜日)午後2時開議  議長の諸報告  第 1 議会運営委員会委員の補欠選任
     第 2 議案第85号・平成23年度八代市水道事業会計決算(委員長報告)  第 3 議案第86号・平成23年度八代市病院事業会計決算(委員長報告)  第 4 議案第87号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第5号(委員長報告)  第 5 議案第88号・平成24年度八代市介護保険特別会計補正予算・第1号(委員長報告)  第 6 議案第89号・専決処分の報告及びその承認について(委員長報告)  第 7 議案第90号・専決処分の報告及びその承認について(委員長報告)  第 8 議案第91号・八代広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び規約の一部変更について(委員長報告)  第 9 議案第92号・八代広域行政事務組合規約の一部変更に伴う財産処分について(委員長報告)  第10 議案第93号・市道路線の廃止について(委員長報告)  第11 議案第94号・市道路線の認定について(委員長報告)  第12 議案第95号・財産の取得について(委員長報告)  第13 議案第96号・八代市防災会議条例の一部改正について(委員長報告)  第14 議案第97号・八代市災害対策本部条例の一部改正について(委員長報告)  第15 議案第98号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第6号(委員長報告)  第16 請願第4号・八代市教育委員会管轄の公立学校の敷地内禁煙について(委員長報告)  第17 議案第99号・平成23年度八代市一般会計決算  第18 議案第100号・平成23年度八代市国民健康保険特別会計決算  第19 議案第101号・平成23年度八代市後期高齢者医療特別会計決算  第20 議案第102号・平成23年度八代市介護保険特別会計決算  第21 議案第103号・平成23年度八代市公共下水道事業特別会計決算  第22 議案第104号・平成23年度八代市簡易水道事業特別会計決算  第23 議案第105号・平成23年度八代市農業集落排水処理施設事業特別会計決算  第24 議案第106号・平成23年度八代市浄化槽市町村整備推進事業特別会計決算  第25 議案第107号・平成23年度八代市ケーブルテレビ事業特別会計決算  第26 議案第108号・平成23年度八代市診療所特別会計決算  第27 議案第109号・平成23年度八代市久連子財産区特別会計決算  第28 議案第110号・平成23年度八代市椎原財産区特別会計決算  第29 議案第111号・人権擁護委員候補者の推薦について  第30 議案第112号・教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  第31 議案第113号・教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  第32 議案第114号・公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて  第33 発議案第4号・竹島・尖閣諸島をはじめとする我が国の領土・領海を守る処置を速やかに求める意見書案  第34 会議録署名議員の指名            ───────────────────────── ・会議に付した事件  1.日程第 1  1.日程第 2  1.日程第 3  1.日程第 4  1.日程第 5  1.日程第 6  1.日程第 7  1.日程第 8  1.日程第 9  1.日程第10  1.日程第11  1.日程第12  1.日程第13  1.日程第14  1.日程第15  1.日程第16  1.決算審査特別委員会の設置及び同委員の選任  1.日程第17  1.日程第18  1.日程第19  1.日程第20  1.日程第21  1.日程第22  1.日程第23  1.日程第24  1.日程第25  1.日程第26  1.日程第27  1.日程第28  1.日程第29  1.日程第30  1.日程第31  1.日程第32  1.日程第33  1.発議案第4号・竹島・尖閣諸島をはじめとする我が国の領土・領海を守る処置を速やかに求める意見書案(松浦輝幸君外2名提出)  1.閉会中継続審査の件(産業・経済の振興に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続審査の件(病院・水道事業に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第6号・八代市発注の競争入札参加資格者選任について・建設環境委員会)  1.閉会中継続審査の件(都市計画・建設工事に関する諸問題の調査・建設環境委員会)  1.閉会中継続審査の件(生活環境に関する諸問題の調査・建設環境委員会)  1.閉会中継続審査の件(平成22年請願第2号・八代市立白島ぎん保育園民営化反対について・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(平成23年請願第7号・八代市立保育所民営化等計画に基づく宮地さくら保育園の民営化中止について・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(平成23年陳情第11号・川俣保育園の存続について・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(教育に関する諸問題の調査・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(保健・福祉に関する諸問題の調査・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(請願第3号・尖閣諸島を初めとする我が国の領土領海を守る措置を速やかに求める意見書の提出方について・総務委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第7号・MV22オスプレイの普天間基地配備熊本県内低空飛行訓練に反対する決議方について・総務委員会)  1.閉会中継続審査の件(行財政の運営に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(総合計画の策定推進等に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(議会の運営に関する事項・議会運営委員会)  1.閉会中継続調査の件(議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項・議会運営委員会)  1.閉会中継続調査の件(議長の諮問に関する事項・議会運営委員会)  1.閉会中継続調査の件(議案第99号・平成23年度八代市一般会計決算)  1.閉会中継続調査の件(議案第100号・平成23年度八代市国民健康保険特別会計決算)  1.閉会中継続調査の件(議案第101号・平成23年度八代市後期高齢者医療特別会計決算)  1.閉会中継続調査の件(議案第102号・平成23年度八代市介護保険特別会計決算)  1.閉会中継続調査の件(議案第103号・平成23年度八代市公共下水道事業特別会計決算)  1.閉会中継続調査の件(議案第104号・平成23年度八代市簡易水道事業特別会計決算)  1.閉会中継続調査の件(議案第105号・平成23年度八代市農業集落排水処理施設事業特別会計決算)  1.閉会中継続調査の件(議案第106号・平成23年度八代市浄化槽市町村整備推進事業特別会計決算)  1.閉会中継続調査の件(議案第107号・平成23年度八代市ケーブルテレビ事業特別会計決算)  1.閉会中継続調査の件(議案第108号・平成23年度八代市診療所特別会計決算)  1.閉会中継続調査の件(議案第109号・平成23年度八代市久連子財産区特別会計決算)  1.閉会中継続調査の件(議案第110号・平成23年度八代市椎原財産区特別会計決算)  1.日程第34
               ───────────────────────── ・出席議員及び欠席議員の氏名  (1)出席議員(32人)       1番 古 嶋 津 義 君        2番 増 田 一 喜 君       3番 松 浦 輝 幸 君        4番 前 川 祥 子 君       5番 友 枝 和 明 君        6番 福 嶋 安 徳 君       7番 松 永 純 一 君        8番 鈴木田 幸 一 君       9番 橋 本 幸 一 君       10番 山 本 幸 廣 君      11番 成 松 由紀夫 君       12番 田 方 芳 信 君      13番 上 村 哲 三 君       14番 中 村 和 美 君      15番 笹 本 サエ子 君       17番 田 中   安 君      18番 植 原   勉 君       19番 百 田   隆 君      20番 藤 井 次 男 君       21番 前 垣 信 三 君      22番 庄 野 末 藏 君       23番 村 上 光 則 君      24番 小 薗 純 一 君       25番 幸 村 香代子 君      26番 堀 口   晃 君       27番 亀 田 英 雄 君      28番 矢 本 善 彦 君       29番 野 崎 伸 也 君      30番 大 倉 裕 一 君       31番 田 中   茂 君      32番 西 濱 和 博 君       34番 太 田 広 則 君  (2)欠席議員(2名)      16番 太江田   茂 君       33番 飛 石 順 子 君           ───────────────────────── ・説明のために出席した者の職氏名  (1) 長                   (2) 教育委員会    市長         福島和敏君         委員長        高植利邦君     副市長        上野美麿君          教育長職務代理者教育部長     企画戦略部長    永原辰秋君                   北岡 博君      秘書課長     桑原真澄君          教育部次長    釜 道治君     総務部長      木本博明君      (3) 農業委員会      財政課長     岩本博文君         会長         濱 計一君     市民協働部長    坂本正治君      (4) 選挙管理委員会     環境部長      福田 晃君         委員長        上村正勝君     健康福祉部長兼福祉事務所長        (5) 公平委員会員会               上田淑哉君         委員長        宮崎浩二君     商工観光部長    山本道弘君      (6) 監査委員会     農林水産部長    橋口尚登君         委員         小嶋宣雄君     建設部長      船藏満彦君           ───────────────────────── ・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名    事務局長       田上高広君        首席審議員兼次長   桑崎雅介君    次長補佐兼総務係長  澤井光郁君        次長補佐兼議事調査係長嶋田和博君    参事         竹岡雅治君        参事         松村よしえ君    主任         増田智郁君        主任         寺原哲也君    主任         小川孝浩君           ─────────────────────────                 (午後2時10分 開議) ○議長(古嶋津義君) これより本日の会議を開きます。            ───────────────────────── △議長の諸報告 ○議長(古嶋津義君) 諸般の報告をいたします。  本日、松永純一君から議会運営委員会委員の辞任願が提出されましたので、委員会条例第14条の規定に基づき、これを許可いたしました。  本日市長から議案16件が送付され、受理いたしました。  去る9月21日、松浦輝幸君外2名から発議案第4号・竹島・尖閣諸島をはじめとする我が国領土・領海を守る処置を速やかに求める意見書案が提出され、受理いたしました。  その余の報告は、朗読を省略いたします。            ───────────────────────── △日程第1 ○議長(古嶋津義君) 日程第1・議会運営委員会委員の補欠選任を行います。 ○議長(古嶋津義君) お諮りいたします。  委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定に基づき、議会運営委員会委員に堀口晃君を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 御異議なしと認め、そのように決しました。            ───────────────────────── △日程第2〜16 ○議長(古嶋津義君) 日程第2から日程第16まで、すなわち議案第85号から同第98号までの議案14件並びに請願第4号の請願1件、計15件を一括議題とし、これより各委員長の報告を求めます。  経済企業委員会委員長百田隆君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)              (経済企業委員会委員長百田隆君 登壇) ◎百田隆君 皆さんこんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  経済企業委員会に付託されました予算案2件、事件2件及び決算2件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第87号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第5号中、当委員会関係分についてでありますが、第6款・商工費、第1項・商工費、観光費の日奈久温泉活性化事業200万円について、執行部から、本事業は、今回県の地域づくりチャレンジ推進補助金事業の採択を受け、当初予算200万円と県からの補助金200万円を合わせた400万円で事業を実施するものであり、本事業の具体的な内容は、一つに、日奈久地域の温泉旅館5軒に対し、温泉旅館再生などの実績を有するアドバイザーを派遣し、各旅館の財務面、施設面及び接客面などにおける問題点を洗い出し、その提示と具体的な改善指導を行うこと。二つに、おもてなし研修とマニュアル本作成である。また、今回の事業実施により、日奈久地域の温泉旅館のスキルアップと市内全域の宿泊施設におけるおもてなし力の強化を図るものであるとの説明がありました。  そこで、委員から、アドバイザー派遣事業の実施期間について質疑があり、執行部から、まず、事業についての全体説明会及び各日奈久旅館への説明を9月中旬までに行い、10月下旬から11月中旬ぐらいまでの間、現地にアドバイザーを派遣する。その後事業計画書の作成、個別指導、フォローアップまで含め、来年2月末ぐらいまで実施する計画であるとの答弁がありました。  また、委員から、今回5軒の旅館に対してアドバイザーを派遣するとのことだが、日奈久全体で18軒ほど旅館がある中で、残りの旅館に対してはアドバイザーによる指導は何もなされないのかとの質疑があり、執行部から、今回の派遣事業については、各旅館への希望調査の中から、この取り組みにより積極的な旅館に対して派遣するものである。その他の旅館については、おもてなし研修会及びマニュアル本作成による効果を期待しているとの答弁がありました。  これを受けて委員から、おもてなし研修については、各旅館から参加があると思うが、アドバイザー派遣については、限られた旅館に対しての支援ということだが、本来は日奈久地域全体に対して支援すべきではないかとの質疑があり、執行部から、日奈久地域全体のスキルアップというのが一番望ましい形ではあるが、実態としては難しいと判断した。そこで、今回ヒアリングを通して、最終的に5軒の旅館に絞り込みを行い、事業を実施するが、このうちの1軒でも成果があらわれれば、他の旅館の追随といった波及効果も期待できるとの答弁がありました。  さらに、委員から、行政としては、今回の事業を契機に波及効果を期待しているようだが、実際日奈久旅館街の方々の盛り上がりというのが見えてこない中で、行政としての意気込みはどうなのかとの質疑があり、執行部から、日奈久地域のハード面の整備については、これまでまちづくり交付金等を活用し、おおむね完了している。一方ソフト面においては、これまで多岐にわたり実施してきたが、なかなか厳しい現状もあることから、今回県との連携により、ソフト面の事業を計画したところであり、行政と地元がともに危機感を持って本事業を実施していきたいと考えているとの答弁がありました。  これを受けて委員から、事業に取り組む姿勢は理解できるが、事業実施に当たっては、日奈久の旅館組合だけの問題とせず、日奈久地域の住民も巻き込んだ取り組みとなることを期待するとの意見がありました。  以上のほか、日奈久旅館の後継者育成について、アドバイザー派遣事業の実施に伴う当該旅館の自己負担について、商店街でイベントを実施することによる集客度合いと商店街活性化の主眼について、農業施設維持管理事業における、二見洲口樋門及び日奈久樋門の事業費の相違についてなどの質疑のほか、委員から、災害復旧費に伴う予算措置については、災害発生から補正予算上程までかなりの期間が経過しており、被災者への対応がおくれることも考えられることから、議会初日での先議や専決処分での対応ができるよう配慮願いたいなどの意見があっております。  以上、予算案1件につきましては、議案第98号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第6号中、当委員会関係分とともに、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決しております。  次に、議案第89号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第4号、当委員会関係分に係る専決処分の報告及びその承認について、並びに議案第90号・平成24年度八代市簡易水道事業特別会計補正予算・第1号に係る専決処分の報告及びその承認についてでありますが、執行部から、今回の専決処分2件は、本年7月の梅雨前線豪雨により被災した農業施設、林道施設、商工施設及び簡易水道施設の修繕等に要した経費などであるとの説明がありました。  以上、本事件2件については、慎重に審査いたしました結果、全会一致で承認してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第86号・平成23年度八代市病院事業会計決算でありますが、執行部から、平成23年度の入院・外来患者数や病床利用状況、また診療収入を含めた経営状況など本市病院事業に係る決算内容について説明がありました。  そこで、委員から、本決算において約4400万円の純損失を生じており、累計すれば4億円余りの欠損金が出ている。このことに対する改善策について質疑があり、執行部から、収入を伸ばすための医師確保とともに、支出を抑えるための人件費削減やジェネリック医薬品の積極的な導入等に努めていきたいと考えているとの答弁がありました。  以上のほか、ジェネリック医薬品の導入実績と患者からの処方希望状況について、看護師の適正人員数についてなどの質疑のほか、委員から、病院事業管理においては、事務方が医師と一体となり、経営健全化に向けて努力してほしいとの意見、また、平成21年度から黒字化を目指すとしながらも、残念ながら目標に達していない。今後は、一般会計からの繰り入れを行った経営ではなく、あくまでも特別会計による独立運営ということも念頭に置き、黒字化に向けて努力するとともに、病院経営において、次なるステップにつながるよう内部で議論を重ねていただきたいなどの意見があっております。  以上、決算1件については、議案第85号・平成23年度八代市水道事業会計決算とともに、慎重に審査いたしました結果、全会一致で認定してしかるべきものと決しております。  以上で、報告を終わります。 ○議長(古嶋津義君) 建設環境委員会委員長田方芳信君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)             (建設環境委員会委員長田方芳信君 登壇) ◎田方芳信君 皆さんこんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  建設環境委員会に付託されました予算案1件、事件3件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第87号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第5号中、当委員会関係分でありますが、執行部から、歳出の第10款・災害復旧費、第2項・公共土木施設災害復旧費道路橋梁施設災害復旧費6637万5000円は、梅雨前線豪雨で被災した坂本地区の市ノ俣線など9路線、11カ所、河川施設災害復旧費8121万5000円は、被災した坂本地区の山神川など14河川、16カ所の災害復旧工事を行うものである。予算確定後に工事に着手し、早期に現地復旧ができるよう取り組んでまいりたいとの説明がありました。  そこで、委員から、今回の災害復旧費については、先議での対応は考えなかったのかとの質疑があり、執行部から、災害については、早く復旧することが原則であるが、本復旧については、国の補助事業で行うため、災害査定を受ける必要があり、この査定においては、復旧方法、着工延長等が決定した後に発注を行うこととなるので、ある程度の期間が必要ということもあり、最終日の議決でも期間的に十分に対応できると考え、先議としなかったものである。ただし、早急に復旧が必要なところについては、専決処分により仮復旧を行っているとの答弁がありました。  以上、予算案1件については、慎重に審査いたしました結果、全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第89号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第4号、当委員会関係分に係る専決処分の報告及びその承認についてでありますが、執行部から、7月12日の梅雨前線豪雨で被災した公共土木施設の災害復旧に関する経費であり、第10款・災害復旧費、第2項・公共土木施設災害復旧費道路橋梁施設災害復旧費4497万5000円、河川施設災害復旧費3720万円及び都市計画施設災害復旧費76万円は、いずれも修繕工事や測量設計に要した経費である。なお、今回の災害は、道路、河川、公園のいずれにおいても坂本を中心に被災しているとの説明がありました。  そこで、委員から、今回専決処分した災害復旧工事の発注方法及び費用の積算方法についての質疑があり、執行部から、専決処分した災害復旧工事については、直ちに土砂の撤去を行うなど急を要するため、本市に指名登録のある業者のうち施工能力があり、かつその地域に最も近い業者に緊急施工という形で、随意契約で発注している。費用の積算については、まず、工事を依頼するときに市のほうで概算見積もりを行い、施工後に実際の土砂の処分量、施工期間等を考慮して、実質的な費用を積算し、入札形式を経て契約しているとの答弁がありました。  これを受けて委員から、災害があった地域の近くに業者がいない場合はどのようにするのかとの質疑があり、執行部から、すぐに対応するためには、なるべく被災地近辺で、すぐに人員や機械等をそろえることができる業者が一番理想的と考えているが、見つからない場合には、市と災害協定を結んでいる八代地区土木災害協力会に打診し、依頼する場合もあるとの答弁がありました。  これを受けて、さらに委員から、緊急の場合については、近くの業者のほうが迅速に対応できると思うが、一つの業者に工事依頼が偏ることなく、市内業者が何らかの仕事に携われるよう配慮をお願いしたいとの意見がありました。  以上、事件1件については、議案第108号・市道路線の廃止について、議案第109号・市道路線の認定についてとともに、慎重に審査いたしました結果、全会一致で承認並びに可決してしかるべきものと決した次第であります。  以上で、御報告を終わります。 ○議長(古嶋津義君) 文教福祉委員会委員長松永純一君。             (文教福祉委員会委員長松永純一君 登壇)
    ◎松永純一君 皆さんこんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  文教福祉委員会に付託されました予算案2件、事件2件及び請願1件について、審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  議案第87号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第5号中、当委員会関係分についてでありますが、まず、第3款・民生費、第1項・社会福祉費、介護基盤緊急整備特別対策事業の3億2200万円について、執行部から、平成24年度からの3年間、第5期介護保険事業計画において、介護老人福祉施設入所待機者解消のため、本年度は地域密着型介護老人福祉施設、小規模特別養護老人ホーム2カ所と、認知症対応型共同生活介護グループホーム施設3カ所、合計5カ所の整備を行うものであるとの説明がありました。  そこで、委員から、現在14カ所あるグループホームに、今回3カ所が追加されるが、待機者はどの程度解消できるかとの質疑があり、執行部から、グループホーム1カ所につき入居定員が9名であり、3カ所で27名の方が利用できることになるが、現在市内には介護認定を受けておられる約8000名のうち、認知機能低下が見られる方が約4500名、その中で、どうしてもグループホームに入らなければならない方はごくわずかではあるものの、まだまだ不足している状況にあるため、第6期の介護保険事業計画以降に検討していきたいとの答弁がありました。  次に、第9款・教育費、第3項・中学校費、第一中学校校舎耐震改修事業に係る工事請負費1億768万7000円について、執行部から、国の特定財源が本年度中に確保されることとなったことから、喫緊の課題である学校耐震化を進めるもので、国・県からの積極的な要請も受け、平成25年度に改修工事を計画している事業の中から、前倒しで耐震補強を行うものであるとの説明がありました。  そこで、委員から、第一中学校を除く耐震改修の必要な物件数とその完了時期について質疑があり、執行部から、69棟の計画のうち工事中のものが12棟で、今回の工事分を除くと残りの物件は56棟となる。これらの完了時期は、学校耐震化計画の期間満了となる平成27年度を予定しているとの答弁がありました。  以上のほか、介護施設におけるスプリンクラーの整備状況等の質疑、また、報道にある昨今の教育現場での問題を踏まえ、道徳教育の重要性とその実践を求める意見などがあっております。  次に、議案第88号・平成24年度八代市介護保険特別会計補正予算・第1号についてでありますが、第5款・諸支出金、第1項・償還金及び還付加算金、介護従事者処遇改善臨時特例基金返納金681万6000円について、執行部から、この基金は平成21年度の介護報酬改定で、介護従事者の処遇改善分が介護報酬に上乗せされたことに伴い、影響する介護保険料の上昇を抑制するため、国の交付金を財源として創設されたものであるが、平成23年度末までに基金を解散するものとされており、その残金は規定により国庫に返納しなければならないものであるとの説明がありました。  そこで、委員から、基金が解散となると、介護従事者の処遇改善はどのようになるのかとの質疑があり、執行部から、今後事業者はあらかじめ県からの認定を受ける必要があるものの、引き続き処遇改善分は介護報酬の中で上乗せされて交付されることになるとの答弁がありました。  以上、予算案2件につきましては、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決しております。  また、議案第89号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第4号中、当委員会関係分に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第95号・財産の取得については、いずれも慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって承認並びに可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、請願第4号・八代市教育委員会管轄の公立学校の敷地内禁煙についてでありますが、執行部から、本市の現状として、学校敷地内全面禁煙を実施している学校と、そうでない学校があること、現在1047名の教職員のうち8.1%に当たる85名が喫煙者であること、平成25年度末をめどに全ての学校の敷地内全面禁煙を目標に行っていきたいとの説明があり、委員から、喫煙者への配慮について質疑があり、執行部から、喫煙される先生方に対しては、禁煙セミナーの開催や禁煙外来実施の医療機関の紹介、治療についての情報提供などを実施していきたいと思うが、これはあくまでも禁煙を強制するものではないとの答弁がありました。  これを受け委員から、愛煙家の受ける苦痛やたばこ税の落ち込み、たばこ耕作者のことなどを考えると、拙速な進め方をせず、喫煙者へもう少し配慮すべきとの慎重意見のほか、他市ができていて八代市ができないわけはないと思うとの賛成意見がありました。  以上、本請願1件については、慎重に審査いたしました結果、賛成多数をもって採択と決した次第であります。  以上で、報告を終わります。 ○議長(古嶋津義君) 総務委員会委員長亀田英雄君。              (総務委員会委員長亀田英雄君 登壇) ◎亀田英雄君 皆さんこんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  総務委員会に付託されました予算案2件、条例案2件及び事件3件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第87号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第5号中、当委員会関係分でありますが、歳入の補正合計8億6940万円に関連して、委員から、本年度の特例公債法案の成立のめどが立っていない中、本市の財政に与える影響とその対応について質疑があり、執行部から、特例公債法案の未成立により、地方自治体としては、まず、地方交付税の配分に大きな影響が生じることになるが、都道府県レベルでは地方交付税の支払い遅延があっているものの、比較的に財政基盤の小さい市町村レベルでは予定どおりの額が交付されている。また、そのほかの補助金についても、基本的に年度末に交付されるものがほとんどであり、現時点で同法案の未成立による影響は想定していないが、年度末までその推移を見守っていきたいと考えているとの答弁がありました。  次に、議案第98号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第6号中、当委員会関係分でありますが、歳入の第15款・県支出金、第2項・県補助金、農林水産業費県補助金の施設園芸緊急再生対策事業補助金3842万8000円に関連して、委員から、本補助金の緊急性について質疑があり、執行部から、本事業は、県が緊急に6月補正で計上し、成立した新規事業で、現在の燃料経費を30%以上低減することを目的とする3年間のモデル事業であるとの答弁がありました。  これを受けて委員から、本補助金について、県では6月補正予算で計上されたとのことであるが、本市では、本定例会初日に上程の一般会計補正予算・第5号ではなく、追加提案として、本補正予算に計上することになった理由について質疑があり、執行部から、今回の追加補正予算を提案するまでの経緯について、7月13日に県から新規事業の要望調査を受けて、本市の対象となる各団体に対して直ちに調査を実施し、同月24日に本市分を取りまとめたところ、県の6月補正予算の枠を超えたため、八代地域振興局のヒアリングを経て、8月23日に県から本市の2団体に3842万8000円が交付されるとの内報があった。その時点で、定例会直前の議会運営委員会までに間に合わなかったため、初日に提案できなかったものである。しかしながら、本事業の緊急性と県の強い要望もあり、最終的に9月6日の県内示を受け、追加提案したものであるとの答弁がありました。  そこで、委員から、事業担当部局と財政サイドはそれぞれの事情を相互に理解し、緊密に連携して、補正予算を計上するに当たっては、迅速に対応できる体制をとっていただきたいとの意見があっております。  以上、予算案2件については、議案第96号・八代市防災会議条例の一部改正について、議案第97号・八代市災害対策本部条例の一部改正についてとともに、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第89号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第4号中、当委員会関係分に係る専決処分の報告及びその承認についてでありますが、歳入の第10款・地方交付税で9440万円、並びに第21款、第1項・市債、災害復旧債の農林水産業施設災害復旧債で2050万円及び公共土木施設災害復旧費で3510万円を計上しているが、これは本年7月中旬の梅雨前線豪雨で被災した箇所の応急復旧の必要性から、本年8月2日、緊急に専決処分したものであるとの説明がありました。  そこで、委員から、今回歳入として地方交付税と市債が計上してあるが、一般会計補正予算・第5号においては、同じ災害復旧経費の財源として、分担金や負担金なども計上されていることから、今回専決処分した補正予算にそれらの費目を計上できないのかとの質疑があり、執行部から、今回専決処分した災害復旧事業については、施設などの復旧ではなく、流出土砂の撤去など応急的な処置であり、国の補助金などの対象にならないものである。一方、一般会計補正予算・第5号で計上している災害復旧事業は、施設の壊れた部分を完全に直す本格的な復旧工事であり、一定金額以上については国の補助対象となり、また、農業施設については分担金の対象となるものであるとの答弁がありました。  以上のほか、枳ノ俣消防用ポンプ格納庫改修費の内訳について、今回専決処分した災害復旧費の執行状況について、質疑があっております。  次に、議案第91号・八代広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び規約の一部変更について、及び議案第92号・八代広域行政事務組合規約の一部変更に伴う財産処分についてでありますが、以上の事件2件については関連があるため、一括議題として審査いたしました。  執行部から、広域行政事務組合規約に規定している共同事務の変更及び財産処分について、関係市町間で協議を行うため、地方自治法第290条の規定により議会の議決をお願いするものである。規約変更の理由としては、国が市町村合併の進展などにより、広域行政圏施策が当初の役割を終えたとして、平成21年3月末で、ふるさと市町村圏推進要綱などが廃止されたこと、また、八代圏域内においても、市町村合併により構成が2自治体となっていることなどを踏まえ、本年度をもって同組合の共同処理事務としての地域活性化事業を廃止し、それに伴い、ふるさと市町村圏基金を廃止しようとするものである。一方、財産処分についてですが、平成25年3月29日をもって同基金が廃止になることから、出資金総額9億円のうち、本市の出資金額7億9012万8000円は本市に、また、氷川町の出資金額1億987万2000円は氷川町に帰属させるものである。また、県補助金1億円については、今回ふるさと市町村圏基金と同種の基金を積み立てる場合は返還不要との県の見解が示されたことから、両市町とも地域振興に係る基金の造成を検討しており、それが認められると、出資割合に応じて構成市町に帰属される見込みであるとの説明がありました。  そこで、委員から、これまで実施されてきたスリーデーマーチを本市が引き受ける場合について質疑があり、執行部から、組織体制としては、現在の体制下では厳しいと認識している。そこで、スリーデーマーチについては、来年度の事業実施に向けて実行委員会などの活動が既に始まっており、それらを引き継ぐため、本年度から観光振興課を1名増員している。また、事業が移管される来年度からの体制強化については、現在人事サイドと協議を進めているところである。一方、財源となる本市に帰属予定の約8億円の基金について、総務省通達により、基金を取り崩して活用することができるとの方針が新たに示されたことから、今後はそのような形で活用していきたいと考えている。なお、今後基金条例を提案することになるが、スリーデーマーチだけの財源としては非常に大きな金額であるので、スリーデーマーチだけではなく、本市全体のイベントなどにも活用できるよう現在検討しているところであるとの答弁がありました。  以上のほか、県補助金の返還を求めないとする県知事承認の有無について質疑があっております。  以上、本事件3件については、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって承認並びに可決してしかるべきものと決した次第であります。  以上で、報告を終わります。 ○議長(古嶋津義君) 以上で委員長の報告を終わり、これよりただいまの報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 以上で質疑を終わり、これより討論を行います。討論ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 以上で討論を終わります。  これより採決いたします。  議案第85号から同第86号、すなわち  平成23年度八代市水道事業会計決算、及び  同 病院事業会計決算、  以上2件については、委員長の報告どおり、これを認定するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(古嶋津義君) 挙手全員、よって本2件は認定することに決定いたしました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 議案第87号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第5号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(古嶋津義君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 議案第88号・平成24年度八代市介護保険特別会計補正予算・第1号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(古嶋津義君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 議案第89号から同第90号、すなわち  平成24年度八代市一般会計補正予算・第4号、及び  同 八代市簡易水道事業特別会計補正予算・第1号に係る専決処分の報告の、  以上2件については、委員長の報告どおり、これを承認するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(古嶋津義君) 挙手全員、よって本2件は承認することに決しました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 議案第91号から同第92号、すなわち  八代広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び規約の一部変更について、及び  八代広域行政事務組合規約の一部変更に伴う財産処分についての、  以上2件については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(古嶋津義君) 挙手全員、よって本2件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 次に、議案第93号から同第94号、すなわち  市道永碇町古閑中町線に係る市道路線の廃止について及び  市道永碇町古閑中町1号線外4路線に係る市道路線の認定について、  以上2件については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(古嶋津義君) 挙手全員、よって本2件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 議案第95号・財産の取得については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(古嶋津義君) 挙手全員、よって本件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 議案第96号から同第97号、すなわち  八代市防災会議条例の一部改正について、及び  八代市災害対策本部条例の一部改正についての、  以上2件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(古嶋津義君) 挙手全員、よって本2件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 議案第98号・平成24年度八代市一般会計補正予算・第6号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(古嶋津義君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 次に、請願の採決を行います。  請願第4号・八代市教育委員会管轄の公立学校の敷地内禁煙については、委員長の報告どおり、これを採択し、教育委員長に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(古嶋津義君) 挙手多数、よって本件は採択することに決しました。            ───────────────────────── △日程第17〜28 ○議長(古嶋津義君) 日程第17から同第28まで、すなわち議案第99号から同第110号までの議案12件を一括議題とし、これより提出者の説明を求めます。  市長福島和敏君。
                    (市長福島和敏君 登壇) ◎市長(福島和敏君) ただいま上程されました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案第99号から議案第110号までは、平成23年度一般会計及び特別会計の決算議案12件です。一般会計及び特別会計につきましては、それぞれの決算事務が完了し、監査委員による決算審査も終了いたしましたので、これからの決算の認定をお願いをするものです。  概要につきましては、総務部長が説明をいたします。  よろしく御審議の上、何とぞ御賛同いただきますようにお願い申し上げます。 ○議長(古嶋津義君) 総務部長木本博明君。                (総務部長木本博明君 登壇) ◎総務部長(木本博明君) こんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  議案第99号から議案第110号までの、平成23年度一般会計及び特別会計の決算議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。A3横長の資料をお願いいたします。  本来は、一般会計・特別会計について、決算書に基づき、個々に説明をすべきところでございますが、12件と多くにわたりますので、配付をいたしております資料、平成23年度決算の概要により説明をさせていただきたいと思いますので、御了承をお願いいたします。  それでは、資料1ページをお願いいたします。  議案第99号の平成23年度一般会計歳入歳出決算でございます。  歳入総額は552億4075万7000円で、前年度に比べ0.2%、1億3234万8000円の減少でございます。予算現額に対する割合であります収入率は94.0%となっております。  歳出総額は533億2747万8000円で、前年度に比べ0.5%、2億4658万2000円の減少でございます。予算現額に対する割合であります執行率は90.7%となっております。  歳入歳出ともに、わずかに減少しておりますが、ほぼ横ばいの状況でございます。  また、収入率及び執行率が低い原因は、平成23年度末に予算化いたしました学校施設耐震化事業や農業体質強化基盤整備促進事業など、国の全国防災対策に伴う事業や食と農林漁業の再生に必要な経費としての事業の補正予算などが繰り越し事業となったためでございます。  歳入総額から歳出総額を差し引きました額は19億1327万9000円で、この額から翌年度へ繰り越すべき財源、1億7442万6000円を差し引きしました実質収支額は17億3885万3000円の黒字で、翌年度への繰越金となります。  次に、下の左の表でございますが、平成23年度末の一般会計の基金現在高を申し上げます。  総計は、105億1579万3000円でございます。  主なものは、財政調整基金が35億1215万1000円で、前年度に比べ186万2000円の増加となっております。また、減債基金が7億2114万4000円で、前年度に比べ1387万4000円の増加、市有施設整備基金が35億659万6000円で、前年度に比べ6億315万円の増加となっておりますが、これは環境センター建設など将来の大型建設事業に備え、6億円の元金積み立てを行ったことにより増加したものでございます。  これら3つの基金を合わせました金額は77億3989万1000円で、前年度に比べ6億1888万6000円の増加となっております。  その他、教育文化センター建設基金が6億2648万6000円、土地開発基金が、現金、土地、貸付金を合わせまして15億6410万4000円となっております。  次に、右の表でございますが、平成23年度末の一般会計の地方債残高を申し上げます。  合計額は625億1400万3000円で、前年度に比べ12億8892万円の減少となっております。これは国の施策によります臨時財政対策債など赤字補てん債が9億950万3000円増加しましたものの、建設事業などの事業債が20億8542万3000円減少したことによるものでございます。  また、平成23年度末の債務負担行為額は27億4587万6000円で、前年度に比べ9321万3000円の減でございます。これは土地改良融資償還補助金などの減少によるものでございます。  次に、2ページをお願いします。  一般会計決算の歳入の状況でございます。  まず、左の表の款別の主なものを申し上げます。  1の市税の決算額は136億6436万1000円で、前年度に比べ1.2%、1億6816万円の増加でございます。これは税制改正による市民税1億4369万5000円の増加が主な要因でございます。なお、調定対比、つまり徴収率は91.3%で、構成比率は24.7%でございます。  10の地方交付税の決算額は180億6182万7000円で、前年度に比べ2.8%、4億9833万円の増加でございます。これは国において、平成22年度の地域活性化・雇用等臨時特例費9850億円に、平成23年度には、さらに2150億円を上乗せした地域活性化・雇用等対策費が創設されまして、当面の地方単独事業等の実施に必要な歳出として1兆2000億円が計上されたことが主な要因でございます。構成比率は32.7%でございます。  14の国庫支出金の決算額は79億8173万7000円で、前年度に比べ7.8%、6億7171万円の減少でございます。これは、国の経済対策に伴う学校施設耐震改修改築事業の補助金などの減が主な要因でございます。なお、構成比率は14.4%でございます。  15の県支出金の決算額は39億761万5000円で、前年度に比べ0.1%の増でございます。  20の諸収入の決算額は13億613万3000円で、前年度に比べ10.5%の増加でございますが、これは熊本県市町村振興協会から市町村への交付金が交付されたことなどによるものでございます。  21の市債の決算額は44億6130万円で、前年度に比べ14.5%、7億5590万円の減少でございますが、国の施策に基づく赤字補填債である臨時財政対策債が減少したことによるものでございます。構成比率は8.1%でございます。  また、翌年度への繰り越し事業に対します未収入の特定財源は37億6630万5000円でございますが、国の補正予算による国庫支出金や市債が、その多くを占めております。  次に、右の表は、歳入を自主財源、依存財源に区分したものでございます。  自主財源は、地方自治体が自主的に収入いたします財源であり、また、依存財源は、国・県からの補助金や交付金でございます。  市税や使用料、手数料、繰入金、繰越金などの自主財源の決算額は186億9680万7000円で、前年度に比べ5.1%、9億1210万9000円の増加でございます。なお、自主財源の構成比率は33.9%で、前年度に比べ1.8ポイント増加いたしております。  また、地方交付税、国県支出金、市債などの依存財源の決算額は365億4395万円で、前年度に比べ2.8%、10億4445万7000円の減少となっていますが、国の施策に基づく赤字補填債である臨時財政対策債の減少が主な要因でございます。なお、依存財源の構成比率は66.1%と、前年度に比べ1.8ポイント減少しておりますが、依然として依存財源の構成比率が高い状況でございます。  次に、3ページをお願いいたします。  一般会計の目的別歳出決算でございます。  2の総務費の決算額は46億3225万4000円で、前年度に比べ11.6%、6億719万1000円の減少でございます。これは八代東高校第3グラウンドの用地購入経費や職員給与経費の減が主な要因でございます。なお、構成比率は8.7%でございます。  3の民生費の決算額は189億8393万3000円で、前年度に比べ4.0%、7億2986万7000円の増加となり、これは子ども手当や生活保護費の増加などによるものでございます。なお、構成比率は35.6%でございます。  7の土木費の決算額は60億6392万円で、前年度に比べ5.1%、3億2742万4000円の減少でございます。これはまちづくり交付金事業による日奈久地区道路整備事業などが減少となったことによるものでございまして、構成比率は11.4%でございます。  9の教育費の決算額は55億3456万9000円で、前年度に比べ5.1%、2億9575万1000円の減少でございます。第二中学校校舎や郡築小学校体育館などの学校施設耐震化事業費の減少などによるものでございます。なお、構成比率は10.4%でございます。  11の公債費の決算額は67億6704万8000円で、前年度に比べ0.2%、1195万2000円の減少でございまして、構成比率は12.7%となっております。  また、次年度への繰越額は39億4073万1000円で、30の事業がございまして、その多くに国の補正予算によるものを含んでおります。  4ページからは、平成23年度特別会計の決算でございます。  主なものを申し上げますと、まず、議案第100号の国民健康保険特別会計歳入歳出の決算でございます。歳入総額は178億7305万4000円で、前年度に比べ1.5%の増加、歳出総額は177億302万3000円で、前年度に比べ2.1%の増加、歳入歳出差引額、実質収支額ともに1億7003万1000円の黒字となっております。一般会計からの繰入金は11億5345万9000円でございます。  次の議案第101号は、75歳以上の高齢者を対象とした後期高齢者医療特別会計歳入歳出の決算で、歳入総額は15億6501万4000円、前年度に比べ1.6%の増加、歳出総額は15億3951万8000円で、前年度に比べ1.6%の増加、歳入歳出差引額、実質収支額ともに2549万6000円の黒字でございます。一般会計からの繰入金は4億9677万6000円となっております。  次に、議案第102号の介護保険特別会計歳入歳出の決算では、歳入総額は122億3094万5000円で、前年度に比べ2.7%の増加、歳出総額は122億396万8000円で、前年度に比べ2.8%の増加、歳入歳出差引額、実質収支額ともに2697万7000円の黒字となっております。なお、一般会計からの繰入金は18億1724万1000円でございます。  次に、議案第103号は、公共下水道事業特別会計歳入歳出の決算で、歳入総額は47億9307万5000円で、前年度に比べて4.4%の減少、歳出総額は47億9283万7000円で、前年度に比べ4.3%の減少となっております。歳入歳出差引額は23万8000円ですが、これは翌年度への繰り越し財源となりますので、実質収支額はゼロ円となっております。一般会計からの繰入金は17億1466万5000円、市債は14億6750万円でございます。歳出では、建設費が16億1132万2000円で、幹線工事や水処理センター、ポンプ場の改築工事などが主なものでございます。また、公債費は25億7921万6000円で、前年度に比べ1.6%、4151万4000円の減少でございます。  続きまして、議案第104号の簡易水道事業特別会計歳入歳出の決算では、歳入歳出総額ともに2億6887万1000円で、歳入歳出差引額、実質収支額ともにゼロ円となっております。一般会計からの繰入金は1億1125万8000円でございます。  次に、下の表の中央、議案第107号のケーブルテレビ事業特別会計歳入歳出の決算では、歳入歳出総額ともに、2億9277万3000円で、歳入歳出差引額、実質収支額ともにゼロ円となっております。一般会計からの繰入金は2億1473万4000円でございます。  次に、5ページをお願いいたします。  下の左の表で、平成23年度末の特別会計の基金現在高を申し上げます。  合計額は15億404万1000円で、主なものは、国民健康保険財政調整基金が14億8358万2000円でございます。  次に、右の表でございますが、平成23年度末の特別会計の地方債残高を申し上げます。  合計額は310億7865万7000円で、前年度に比べ6億4175万5000円の減少となっております。  主なものは、公共下水道事業が280億8561万6000円で、前年度に比べ5億5153万7000円の減、ケーブルテレビ事業が8億5710万円で、前年度に比べ1億8629万7000円の減となっております。  次に、6ページをお願いいたします。  健全化判断比率等について申し上げます。  平成20年度決算から、財政の健全度で黄色信号であります早期健全化基準や赤信号であります財政再生基準が適用されることとなりまして、いずれかが基準値以上になりますと、議会の議決を経て、財政健全化計画や財政再生計画を定めることが義務づけられております。  平成23年度の健全化判断比率の指標について申し上げますと、実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、黒字決算であるために比率はございません。  次に、実質公債費比率は、一般財源の規模に対する公債費の割合を示すもので、一般会計の公債費に加え、公営事業に対する公債費の繰出金、一部事務組合に対する負担金のうち公債費に対するものも含めた指標で、平成23年度は前年度に比べて0.6ポイントの減、15.4%となっております。なお、早期健全化基準は25%でございます。この比率が25%以上になると、地方債の発行が一部制限されることになります。  次に、将来負担比率でございますが、将来負担比率は、一般会計、特別会計、公営企業会計、地方公社及び第三セクター等について、一般会計が将来負担する可能性のある負債総額、いわゆる将来負担額の一般財源の規模に対する割合を示すものでございます。将来負担額には、一般会計の地方債現在高、債務負担行為に基づく支出予定額、特別会計、公営企業会計や一部事務組合の公債費に充てるために一般会計から繰り出す見込み額、退職手当支給予定額のうち一般会計の負担見込み額などが含まれます。平成23年度の将来負担比率は、前年度に比べ14.8ポイントの減の100.3%となっております。なお、早期健全化基準は350%でございます。  次に、資金不足比率でございますが、資金不足比率は、公営企業における資金不足額の事業規模に対する割合を示すものでございますが、それぞれ資金不足がないために比率はございません。  次に、その他の財政指標について申し上げます。  まず、標準財政規模でございます。  標準財政規模は、地方自治体における地方税、普通交付税、地方譲与税など、標準的な一般財源の規模を示すものでございまして、その額は337億7997万3000円で、前年度に比べ1.1%、約4億円の減額となっております。  次に、財政力指数でございます。  財政力指数は、地方自治体の財政基盤の強さをあらわす指数でございまして、標準的な行政活動を行うのに必要な財源をどれだけ自力で調達できるかをあらわしております。この財政力指数が1に近いほど財政力が強いと言われ、1を超える団体には普通交付税は交付されません。なお、平成23年度の指数は、前年度に比べ0.02ポイントの減で、0.47でございます。  次に、財政構造の弾力性、健全性を見ます経常収支比率で、この比率が低いほど新たな行政需要に弾力的に対応でき、市の場合は80%を超える場合には財政構造の弾力性が失われつつあると言われております。平成23年度の比率は87.2%で、前年度に比べ1.6ポイントの増となり、依然として財政構造の硬直化は進んでいる状況でございます。  以上、平成23年度の八代市一般会計並びに特別会計決算の概要説明とさせていただきます。 ○議長(古嶋津義君) 以上で提出者の説明を終わり、これより質疑を行います。質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 以上で質疑を終わります。            ───────────────────────── △決算審査特別委員会の設置及び同委員の選任 ○議長(古嶋津義君) この際、お諮りいたします。  決算審査特別委員会の設置及び同委員の選任についてを、日程に追加し、直ちに議題といたしたいが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  決算審査特別委員会の設置及び同委員の選任についてを議題といたします。 ○議長(古嶋津義君) お諮りいたします。  ただいま質疑を終えました議案第99号から同第110号までの平成23年度の八代市一般会計決算及び特別会計決算の12件については、11人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 ○議長(古嶋津義君) お諮りいたします。  ただいま設置されました決算審査特別委員会の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、鈴木田幸一君、田方芳信君、田中茂君、田中安君、友枝和明君、中村和美君、前垣信三君、前川祥子君、松永純一君、矢本善彦君、幸村香代子君、以上11人の諸君を指名いたしたいが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました11名の諸君が、決算審査特別委員会委員に選任されました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 議案第99号から同第110号までの平成23年度の八代市一般会計決算及び特別会計決算の12件については、ただいま設置されました決算審査特別委員会にその審査を付託いたします。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 委員会開催のため、しばらく休憩いたします。                 (午後3時21分 休憩)           ─────────────────────────                 (午後4時15分 開議)
    ○議長(古嶋津義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 報告いたします。  決算審査特別委員会の正副委員長互選の結果、委員長に中村和美君、同副委員長に矢本善彦君が互選されました。            ───────────────────────── △日程第29〜32 ○議長(古嶋津義君) 日程第29から日程第32まで、すなわち議案第111号から同第114号までの議案4件を一括議題とし、これより提出者の説明を求めます。  市長福島和敏君。                 (市長福島和敏君 登壇) ◎市長(福島和敏君) ただいま上程されました4件の議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第111号の人権擁護委員候補者の推薦については、人権擁護委員の本田京子氏が、本年12月31日をもって任期満了となりますので、本田氏を再任の候補者として、人権擁護委員法の規定に基づき、議会の意見を聞いて法務大臣に推薦するものです。  本田氏は、八代市文化協会副会長などを歴任され、また、人権擁護委員を平成12年11月から引き受けていただいています。  次に、議案第112号の、──失礼しました。次に、議案第112号及び議案第113号の教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、先月31日をもって退職をされた委員1名の残任期間を務める補欠の委員として丁畑ひで子氏を、また、今月30日に任期満了となる委員1名にかわり、新任の委員として広崎史子氏を、それぞれ任命するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、議会の同意を求めるものです。  丁畑氏は、平成23年3月に本市を退職された方で、在職中は市民課長、教育総務課長、市民環境部次長、教育委員会総括教育審議員などを務められています。  また、広崎氏は、平成23年3月に熊本県を退職をされた方で、在職中は男女共同参画課長、私学文書課長、八代地域振興局長などを務められています。  続いて、議案第114号の公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては、来月1日から新たな委員として、水本和人氏を選任するため、地方公務員法の規定に基づき、議会の同意を求めるものです。  今月6日に、公平委員の米村恒夫委員長が亡くなられましたので、厳密に言えば、米村委員の任期を引き継ぎ、今月30日までとする補欠の委員を選任すべきところでございますが、その任期が余りにも短いことから、今回は補欠の委員の選任は行わず、新たな委員を選任するものです。  水本氏は平成17年3月に鏡中学校校長を退職され、その後、平成19年3月まで八代市教育委員会社会教育指導員を務めていただいています。  いずれの方も、その職にふさわしい見識を有する方であり、それぞれ適任であると考え、提案するものです。  以上が、各議案の提案理由の説明です。よろしく御審議の上、何とぞ御賛同いただきますようにお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(古嶋津義君) 以上で、提出者の説明を終わり、これより質疑を行います。質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(古嶋津義君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案4件については、委員会付託を省略いたしたいが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論を行います。討論ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  議案第111号・本田京子君を人権擁護委員候補者に推薦するにつき、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(古嶋津義君) 起立全員、よって本件は同意することに決しました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 議案第112号・丁畑ひで子君を教育委員会委員に任命するにつき、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(古嶋津義君) 起立全員、よって本件は同意することに決しました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 議案第113号・広崎史子君を教育委員会委員に任命するにつき、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(古嶋津義君) 起立全員、よって本件は同意することに決しました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 議案第114号・水本和人君を公平委員会委員に選任するにつき、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(古嶋津義君) 起立全員、よって本件は同意することに決しました。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) しばらく時間の延長をいたします。            ───────────────────────── △日程第33 ○議長(古嶋津義君) 日程第33・発議案第4号を議題とし、これより提出者の趣旨弁明を求めます。  松浦輝幸君。(「頑張れ」「ぱっといけよ、ぱっと」と呼ぶ者あり) ◎松浦輝幸君 発議者を代表して、趣旨弁明を申し上げます。  我が国は、戦後これまでにない、経験したことのない領土・領海問題の危機に直面をしています。8月10日には、韓国の李明博大統領が島根県竹島に不法上陸し、信頼関係を根本から覆すものであると思わざるを得ない。  一方、尖閣諸島においては、8月15日、中国の漁船に乗り込んだ中国人活動家が、我が国の領海に侵入し、乗組員の一部が尖閣諸島の魚釣島に上陸、──不法上陸した。それを機に、東京都の尖閣諸島の購入の機運が一気に盛り上がり、結果、日本政府が国有化した。中国国内ではそれに抗議し、デモが激化し、日本政府が国有化した、──失礼しました。デモが激化し、日系企業への破壊、略奪などの非道徳的、非人道的行為が連日続いている。我が国の領土・領海を実効支配せんがための力の圧力と言わざるを得ない。  竹島、尖閣諸島は、国際法上も我が国の領土と認められているにもかかわらず、このような行為が平然と行われている。このままでは竹島、尖閣諸島周辺の豊かな漁場が失われるばかりでなく、海底資源などの国民の貴重な財産が失われることになりかねません。  この状況下、8月29日に領海警備法案が成立し、海上保安庁が、保安法が改正されたことで、海上保安庁が動きやすい環境に改善されたが、これでは問題が解決されたこととは言えない。一刻も早く、政府はこのような挑発に屈することなく、海洋国家日本の領土・領海を守るため、きちんとした態度で早期に関係法案の強化や体制の整備を行うよう強く要望するものです。  どうか、この趣旨を御理解いただき、満場一致で決定いただきますようお願い申し上げます。趣旨弁明といたします。よろしくお願いします。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 以上で趣旨弁明を終わり、これより質疑を行います。質疑ありませんか。  笹本サエ子君。 ◆笹本サエ子君 今、(「マイク」「聞こえぬ」と呼ぶ者あり)ありがとうございます。  今、発議案が読み上げられましたけれども、5項目にわたって小項目が書いてございます。その中で、3項目め、対韓国外交の総合的見直しを進めること。どのような見直しを求めておられますか。  4項目め、平時においての海域の警備体制、方針を抜本的に見直すとともに、領土・領海を守るために必要な法制度の整備、関係機関との連携、装備人員の手当てなどの拡充を急ぐこと。ここでございますが、どのような法制度の整備を考えておられますか。  また、関係機関との連携、装備とございますが、どのような関係機関、そして、装備を考えておられますでしょうか。  以上、質問いたします。 ◎松浦輝幸君 今の笹本君の質問に対して、まずですね、最初、我々がどんな気持ちで、この発議案を提出したか、ちょっと申し述べてみたいと思います。  日本国民の皆さん、誰も、誰もがですね、やはり、愛国心というものを持っておられると思っております。そして、やっぱ、安心・安全で、そして、財産、生命、そうしたものを守ってもらって、その中で豊かな生活をしていきたい、このことも思っておられると思っております。そうしたことから考えればですね、右手では、やはり各国と握手をしていかねばいけない。左手にはですね、やはり拳を握っとらんと、そうした財産、生命、安心・安全、そして、自分の領土は守ることができない。その左の拳というものは、まずは愛国心であって、そして、財産、生命も守ってもらう、それと、豊かな生活も守る、その拳でなくてはいけない、そういうふうに思っております。  そうしたことでですね、こうした我が国は、我が領土は、我々で守る、自分たちで守る、そうした気持ちを政府に懇願しているわけでありまして、いろいろの施策なり、あるいは方向性なり、法整備、いろいろはですね、政府に任せたい、それを見守りたいと思っております。  以上です。 ○議長(古嶋津義君) ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(古嶋津義君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議案1件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論を行います。討論ありませんか。  笹本サエ子君。                  (笹本サエ子君 登壇) ◆笹本サエ子君 お疲れさまです。  日本共産党の笹本サエ子でございます。  竹島・尖閣諸島をはじめとする我が国の領土・領海を守る処置を速やかに求める意見書案について、今発議がされました。  私は、このことについて、反対の立場で討論したいと思います。  尖閣諸島は歴史的にも、国際法上も日本が領有しているのであって、中国は1970年以降、突然領有権を主張し始めましたが、これは成り立ちません。中国は日本が閣議決定した1895年以来、75年間一度も日本の領有に異議の表明も、抗議もしていません。問題は、尖閣諸島をめぐる紛争を解決するためにどうするかということであり、日本政府が領有権を正々堂々と主張し、外交努力を尽くすことです。この点では、歴代の日本政府の責任が問われます。以下述べます。  1972年、日中国交正常化の際、当時田中角栄首相が、尖閣諸島についてどう思いますかと問い、周恩来首相は、今、これを話すのはよくないと答えています。それ以上のことはありません。  1978年、日中平和友好条約の交渉では、当時とう小平副首相が、尖閣領有問題の一時棚上げを唱えたのに対し、園田直外務大臣は、明確な主張をされていません。  一方、1992年、中国が国内法で自国領に含めたことに対し、日本は抗議にとどめています。  また、民主党政権においても、2010年9月の中国漁船衝突事件以来、30回以上にわたって日中韓の首脳会談、懇談、外相会談が行われましたが、これらの機会に突っ込んだやりとりをされた形跡もなく、国際社会に主張した例も見当たりません。  このように、領土問題を棚上げにし、領土問題はないとの態度をとり続けたことが、中国に対して日本の領有であることを堂々と主張できなかったということではないでしょうか。(発言する者あり)この点で、意見書案は領有の正当性を国際社会に訴え、外交努力を積み重ねる努力というものが欠落していると、私は思っています。  まず、次に4項目め、領土・領海を守るために必要な制度の整備を求めています。ここで言う法整備とは、自衛隊の領域警備のための法整備ととらえざるを得ません。今、私が発議者に対して質疑いたしましたけれども、この点については答弁がございませんでした。(「出しとらんもん」と呼ぶ者あり)それは尖閣諸島を守る全国国民集会、あるいは尖閣を守れ、領海警備の強化を求める国民集会で、自衛隊の領域警備のための法整備が繰り返し決議されていることからも明らかです。  沖縄県議会は決議で、感情的な対立、緊張のエスカレートを自制し、歴史的事実と国際法上のとおりにのっとり、──道理にのっとり、冷静かつ平和的な外交交渉で解決を図ることを求めています。  自衛隊を配備し、尖閣諸島周辺で軍事的緊張を高めていくことは、外交努力と話し合いによる解決を妨げるもので、同意できません。  なお、竹島問題については、日本が植民地推進過程で、1905年に日本領土への編入をしているものです。韓国はそのときに異議を申し立てることができませんでした。  私は、この竹島問題は、侵略戦争のことについて、植民地化をした、このことをきっちりと認め、そして謝罪すること、また、従軍慰安婦問題についても、きっちりと認め、謝罪することが、まず大切かと思います。(発言する者あり)  以上、申し上げまして、私の反対討論といたします。ありがとうございます。 ○議長(古嶋津義君) ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  発議案第4号・竹島・尖閣諸島をはじめとする我が国の領土・領海を守る処置を速やかに求める意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手)
    ○議長(古嶋津義君) 挙手多数、よって本件は原案のとおり可決されました。(拍手)            ───────────────────────── △閉会中継続審査・調査の件 ○議長(古嶋津義君) 次に、閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  別紙、閉会中の継続審査・調査申し出のあった案件のとおり、  経済企業委員会委員長から、  所管事務調査2件、  建設環境委員会委員長から、  陳情1件、所管事務調査2件、  文教福祉委員会委員長から、  請願2件、陳情1件、所管事務調査2件、  総務委員会委員長から、  請願1件、陳情1件、所管事務調査2件、  議会運営委員会委員長から、  議会の運営に関する事項、  議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、  議長の諮問に関する事項、  以上の17件、  並びに決算審査特別委員会委員長から、  議案第99号から同第110号までの平成23年度八代市一般会計決算及び特別会計決算の12件について、  それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。  本申し出のとおり決するに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(古嶋津義君) 御異議なしと認め、そのように決しました。            ───────────────────────── △日程第34 ○議長(古嶋津義君) 日程第34・会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第81条の規定により、会議録署名議員に友枝和明君、田中茂君を指名いたします。            ───────────────────────── ○議長(古嶋津義君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 ○議長(古嶋津義君) 閉会に当たり、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  市長福島和敏君。                 (市長福島和敏君 登壇) ◎市長(福島和敏君) 閉会の御挨拶の前に、市政の動向について報告を申し上げます。  まず、15日、16日の2日間にわたり、菊池市、合志市などを初めとする菊池郡市で行われました県民体育祭には、八代市から24種目、424名の選手と役員が参加をいたしました。ことしも残念ながら、熊本の壁が破れず、総合成績で2位だったものの、13年ぶりに女子が総合優勝いたしました。点数も40点を切るという大健闘でございました。選手及び関係者の皆様方の健闘に感謝を申し上げます。  次に、東京神田の熊本やつしろ食堂がオープン1周年を迎えました。18日と19日に、その記念イベントを開催いたしましたところ、5大工場関係者、また、八代出身者の皆さんがたくさん集い、大変にぎわいを見せました。今後も首都圏でふるさと八代を思い、身近に感じられる空間として、八代の豊かな食材を味わいながら、八代弁で語り合える出会いと情報交換の拠点として支援してまいりたいと思います。  次に、妙見祭のPR大型看板が、日本製紙八代工場のボイラー棟の壁面に姿をあらわしました。現在約8割の完成度のようでございますが、来月10日には照明施設の工事も完了し、15日に完成式を行います。多くの皆様から寄附も集まりまして、市民の熱き思いが詰まった妙見さんが、八代のシンボルとして新たな魅力を発信することを期待しております。  さて、今月3日から始まりました市議会9月定例会におきましては、(「3日」と呼ぶ者あり)提案しました全議案につきまして、原案どおり御賛同をいただき、まことにありがとうございました。  また、本日追加提案いたしました議案につきましても御同意をいただき、心から御礼を申し上げます。  本会議や委員会を通じまして議員の皆様方から賜りました御意見、御提案につきましては、十分尊重いたしまして、市政に生かしてまいります。  朝夕は随分涼しくなってまいりました。季節の変わり目でございますので、議員の皆様方におかれましては、健康に十分留意をされ、今後とも市政の運営に御協力を賜りますようにお願いを申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。  ありがとうございました。 ○議長(古嶋津義君) これをもって平成24年9月定例会を閉会いたします。                 (午後4時44分 閉会) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。     平成24年9月25日             八 代 市 議 会 議 長  ________________                          ( 古  嶋  津  義 )             同  副  議  長  ________________                          ( 増  田  一  喜 )             同    議    員  ________________                          ( 友  枝  和  明 )             同    議    員  ________________                          ( 田  中     茂 )...