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  1. 熊本市議会 2021-12-09
    令和 3年第 4回経済委員会-12月09日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年第 4回経済委員会-12月09日-01号令和 3年第 4回経済委員会                経済委員会会議録 開催年月日   令和3年12月9日(木) 開催場所    経済委員会室 出席委員    7名         光 永 邦 保 委員長    井 本 正 広 副委員長         荒 川 慎太郎 委員     吉 村 健 治 委員         大 石 浩 文 委員     津 田 征士郎 委員         白河部 貞 志 委員 欠席委員    1名         緒 方 夕 佳 委員 議題・協議事項   (1)議案の審査(3件)      議第 356号「指定管理者の指定について」      議第 357号「指定管理者の指定について」      議第 358号「指定管理者の指定について」
      (2)所管事務調査                             午前10時29分 開会 ○光永邦保 委員長  ただいまから経済委員会を開会いたします。  今回、当委員会に付託を受け審査いたします議案は、指定管理者の指定3件であります。  それでは、審査の方法及び日程についてお諮りいたします。  今定例会におきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のための議事運営として、審査の日程を局ごとに設定し、審査を行うこととしております。  よって、当委員会の審査の日程については、本日これより経済観光局について、休憩を挟んで農水局・農業委員会事務局についての審査を行い、審査の方法としては、まず、付託議案について説明を聴取した後、議案についての質疑を行い、次に、所管事務の調査として、執行部より申出のあっております報告4件について説明を聴取し、所管事務について質疑を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○光永邦保 委員長  御異議なしと認め、そのように執り行います。  これより経済観光局に関する議案の審査を行います。  議第356号ないし議第358号「指定管理者の指定について」、以上3件について、順次説明を求めます。 ◎西山茂宏 経済政策課長  第4回定例会議案の49ページをお願いいたします。  議第356号「指定管理者の指定について」でございます。  こちら、施設の名称は、熊本市勤労者福祉センターでございます。こちらにつきましては、本年7月21日~9月10日まで公募を行い、審査の結果、一般財団法人熊本勤労者福祉センター指定管理者候補者として選定いたしましたことから、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第6項の規定に基づき、市議会の議決を求めるものでございます。  なお、指定期間につきましては、令和4年4月1日~令和9年3月31日までの5年間でございます。よろしくお願いいたします。 ◎前田剛 産業振興課長  同じく議案の51ページをお願いいたします。  議第357号「指定管理者の指定について」でございます。  くまもと森都心プラザにつきましては、本年7月21日~9月10日まで公募を行いました。今回、くまもと森都心プラザ管理運営共同企業体指定管理者候補者として選定しましたことから、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第6項の規定に基づきまして、市議会の議決を求めるものでございます。  なお、指定期間につきましては、令和4年4月1日~令和9年3月31日までの5年間でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎村上和博 スポーツ振興課長  同じく議案の53ページをお願いいたします。  議第358号「指定管理者の指定について」、熊本市城南BG海洋センターにつきまして御説明させていただきます。  熊本市城南BG海洋センターにつきましては、令和4年3月からの供用開始に伴いまして、公の施設の指定管理者制度に関する指針に基づき、特定の者に委ねる方が効果的かつ効率的な管理運営を行うことができる施設としまして、非公募で選定を行い、一般財団法人熊本文化スポーツ財団指定管理者候補者として選定をしたところでございます。このことから、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第6項の規定に基づきまして、議会の議決を求めるものでございます。  なお、指定期間は令和4年3月1日~令和6年3月31日までの2年1か月でございます。  以上でございます。 ○光永邦保 委員長  以上で議案の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  付託議案について質疑及び意見をお願いいたします。 ◆荒川慎太郎 委員  議第357号、くまもと森都心プラザ指定管理についてお尋ねいたします。  くまもと森都心プラザの機能としましては、ビジネスサポートの部分の強化が強くなるということで、恐らくこの企業体の構成なり、また業務内容等も変わってきているのかと思いますが、どの点が変わったのか。また、どういう業務をそれぞれ担務されるのかというところが分かれば、教えていただきたいと思います。 ◎野口信太朗 産業振興課審議員起業・新産業支援室長  今お尋ねの、どの点が変わったかという点ですけれども、現在の指定管理者から1者、スタートアップ等の支援をする企業といたしまして、(株)熊本日日新聞社公募指定管理者候補者として入っているものでございます。  以上です。 ◆荒川慎太郎 委員  ありがとうございます。  議第356号、議第358号については、それぞれある程度決まった管理者ということだと思うんですけれども、このくまもと森都心プラザ指定管理者については、ほかに応募というのはあったんでしょうか。 ◎野口信太朗 産業振興課審議員起業・新産業支援室長  今回の応募に関しましては、1者のみでございました。  以上です。 ◆荒川慎太郎 委員  ありがとうございます。  指定管理というと、どうしてももうある程度決まったところというふうになるかと思いますけれども、特に新しい事業を始める、幅が広がるというところでありますので、できれば競争していただけるような形が望ましいかなと思っております。思ったところでどうなるかというところもあるんですけれども、何かそういう働きかけができれば、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◎野口信太朗 産業振興課審議員起業・新産業支援室長  おっしゃったとおり競争性が働くようにということで、今回、事前の説明会や現地の現場確認をいただくとともに、前回の公募と比べまして応募期間を30日~51日間と、21日間大幅に増やしたわけではございますけれども、結果として、中小企業診断士でございますとか、司書、また保育士などの専門の人材の配置が必要ということで、1者の応募となったところだと考えております。ただ、今後も競争性の担保をするために様々な工夫をしていきたいと考えております。  以上です。 ○光永邦保 委員長  その方向で頑張ってください。  ほかにありませんか。         (発言する者なし) ○光永邦保 委員長  ほかになければ、以上で付託議案に関する審査を終了いたします。  これより所管事務調査を行います。  執行部より申出のあっております報告2件について順次説明を聴取いたします。 ◎西山茂宏 経済政策課長  議案の79ページをお願いいたします。  報第52号「中小企業の振興に関する施策の実施状況並びに熊本市中小企業活性化会議における審議の経過及び結果について」でございます。  こちらは熊本市中小企業小規模企業振興基本条例(平成24年条例第128号)第12条の規定に基づきまして、市議会に報告するものでございます。  それでは、議案の83ページをお願いいたします。  第1、中小企業の振興に関する施策の実施状況でございます。  こちらは熊本市中小企業小規模企業振興基本計画の中でお示ししております5つの方向性項目ごとに、令和2年度の取組結果及び令和3年度の取組内容をまとめたものでございます。このうち、新型コロナウイルス感染症対策に係る支援につきましては、各項目の備考欄に新型コロナウイルス感染症対応分として記載をしております。ここの事業につきましては、時間の都合上、説明を割愛させていただきます。  次に、113ページをお願いいたします。  第2、熊本市中小企業活性化会議における審議の経過及び結果でございます。  1の会議の経過にございますとおり、今年度は8月23日、それと10月4日の2回開催したところでございます。会議の開催に当たりまして、本会議に諮問した内容は大きく分けて2点ございます。1点目は、同条例第9条に掲げる施策の基本方針に基づく中小企業小規模企業の振興に関する施策について、2点目は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地域経済早期回復に係る必要な支援等についてでございます。これを踏まえまして、第1回及び第2回の会議の審議内容を記載のとおりまとめたところでございます。  各委員の皆様からいただいた意見は、2の会議の結果以降にございます。特に、主な意見といたしましては、113ページの下段~114ページの上段に主な意見としてまとめさせていただいております。また、各委員の皆様から具体的にいただきました意見につきましては、条例の第9条に掲げます基本方針に基づく中小企業小規模企業の振興に関する意見については、114ページ~116ページの上段にかけまして、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地域経済早期回復に係る必要な支援等に関する意見につきましては、116ページの上段~117ページにかけて記載をさせていただいております。個別の内容につきましては、時間の都合上、説明を割愛させていただきたいと存じます。  今回いただきました御意見につきましては、今後の感染症流行状況行動制限の緩和、あるいは今般、国から示されました新たな経済対策などを注視しつつ、事業者のニーズや御意見等をいただきながら、適時的確に対応し、今後の取組に生かしてまいりたいと考えているところでございます。  なお、配付資料といたしまして、毎定例会ごとに「経済再建プラン」5つの課題毎のコロナ対策事業一覧をお配りしておりますが、こちらは11月末時点の実績をまとめておりますので、御確認いただきたいと存じます。説明は以上でございます。 ◎上島雄二 商業金融課長  続きまして、資料①、新型コロナウイルス感染症緊急空き店舗対策事業につきまして御説明をさせていただきます。  本事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により増加傾向にございます空き店舗の解消を図りますため、10月の臨時議会で予算の議決をいただいた補助事業でございます。11月16日から募集を開始したところでございます。  今回2つの補助メニューを設けておりまして、2の事業概要を御覧いただきたいと思いますが、左側が新規出店者向けの支援でございまして、商店街空き店舗に出店する際に、家賃や改装費等初期費用の半額、最大150万円を補助するものでございます。また、右側はオーナー向けの支援でございまして、店舗規模が広過ぎて借手がつかない状態にある空き店舗を、需要が高い小規模店舗に分割する際に、改装費の半額、最大300万円を補助するものでございます。いずれも市内の商店街で3か月以上、空き状態となっている1階の路面店舗を対象としておりまして、今年度いっぱい申込みの受付を行ってまいります。  そのほか詳細につきましては、資料の方を御確認いただけたらと思います。  説明は以上でございます。 ◎村上和博 スポーツ振興課長  すみません、報告案件として御案内しておりませんでしたが、本日、机上に報道資料を置いております。アクアドームくまもと第3駐車場スケートボード場等で利用開始するというものでございます。このたびのスケートボード熱盛り上がり等に伴いまして、アクアドームのいろんな場所で利用されるというような状況もございまして、議会等でも御案内をしたところでございますが、このたび12月18日、来週の土曜日となりますけれども、正式に開放するということで取決めを行いました。これに向けまして、準備が整い次第開放してまいりますので、その御案内ということでございます。  現在、地元の自治会を含め、関係者の方々への御説明等々、それと施設自体の区切るための設備とか、そういったものを整備しておりまして、特に予算をかけるものではございませんけれども、正式に第3駐車場を区切って一般の方々に開放するということで、これまでいろんな場所でされていた方をこちらに誘導して、開放しようということで御案内したいと思っています。18日からの開設にあたり周知期間が必要でございますので、委員会で御報告した後に、報道投げ込みをしたいと考えているところでございます。よろしくお願いいたします。 ○光永邦保 委員長  以上で説明は終わりました。  これより質疑を行います。  所管事務について質疑及び意見をお願いいたします。 ◆大石浩文 委員  私からは今、御報告がありました熊本市中小企業活性化会議の報告についてなんですけれども、今年度は2回、8月と10月に開催されたということなんですけれども、まずこの条例が2012年ぐらいですか、9年前ぐらいにできまして、御存じと思いますが、これは議員提案で議会の方から提案をさせていただいた。ただこの制定に当たっては、中小企業者の方、そして、もちろん市当局に入っていただいて、そして議会から、これは全会派からだったと思いますが、検討委員が全会派から出て、検討を重ねてきたという経緯でできた条例だと思います。  そういう経緯があって、当時、中小企業者からは、中小企業家同友会さんだったと思うんですけれども、条例を制定してほしいという強い要望があって、それを受けての形だったんですが、その中でこの条例のモデルになったのが帯広市で、中小企業者の方、議会、そして行政が一緒になって帯広市まで視察にも行ったという経緯があったと思います。田上局長もそのとき御一緒していただいたというふうに記憶していますが、そういった制定の経緯があって、熊本市の条例には、これは帯広市にはなかったんですが、中小企業活性化会議というものをつくろうと。  これはいわゆる中小企業者の方に、単なる理念条例で終わることなく、条例施行後もしっかりと一緒に条例を見守っていくというか、やはりより実効性を高めようということで、この会議をつくったと。そして、加えて第12条で議会への報告というのも、これは必要ですよということで、いわゆる制定に関わった中小企業者と、そして行政、議会、これが三位一体というか、一緒になってこの条例を理念条例ではなく、実効性をみんなで高めて、どういう施策が必要かということを検討していこうという趣旨でこういった会議がつくられたと。そして、今日報告を受けたということになったと思います。  そういう意味で、執行部にはこの会議にこれまで9年間ずっと真摯に取り組んでいただいて、報告を議会にもしていただいたということについては、改めて敬意を表したいと思いますし、大事な機会だと思いますので、中小企業者の方といろんな形で接することはあっても、いろいろ議論をしていくということの機会がなかなかないと思いますので、ぜひこの機会を、2回と言わず回数を増やしていただいてもいいと思いますし、ぜひ活用していただきたいなと思います。  それで、今回についてはいろいろ意見があったようですけれども、その中で特にやはり新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地域経済早期回復に係る必要な支援等に関する意見というのが幾つも出されていまして、現時点では熊本市でも収束しつつあるというか、ただ今後どうなっていくか分かりませんけれども、そういう中で出口戦略を早く見いだしてほしいというような意見が多かったと思います。  あと、やはり失業者への再雇用策等も意見としては出されているようですし、特に女性がこのコロナ禍で非常に失業等の影響を大きく受けたということをよく報道等でもお聞きするところですけれども、1回目の会議でそういった意見を受けて、2回目の会議でそれに対する対応状況と今後の方向性を示されたということになっているんですが、それについてはちょっとこの報告では記述がないものですから、ぜひそういった意見について、どういった対応策とか、今後の方向性を示されたのかということをちょっと教えていただきたい。  特に、この委員会でもこれまで議論してきた、例えば影響が大きいと言われる飲食業であったり、宿泊、いわゆる観光に関わる方々、そういった方々に対する対応について、これは今後、国でも補正でいろんな議論がされているというか、これからされていくだろうと期待をしているところですけれども、この会議の中でどういった対応、その方向性を示されたのかをちょっと教えてください。 ○光永邦保 委員長  どなたに答えてもらいますか。対応できているところから……。 ◆大石浩文 委員  できれば飲食関係とか、あとそれぞれに。 ○光永邦保 委員長  部門別にということでいいですか。 ◎上島雄二 商業金融課長  まず、私の方から飲食業界につきましての対応ということで、お答えをさせていただきたいと思います。  飲食業界におきましては、これまでもコロナ禍でなかなか通常営業ができない状況が続きまして、大変厳しい状況にあると我々も認識しております。最近では、委員がおっしゃいましたように感染状況は落ち着きつつあるものの、やはりコロナ前の経営状況にまでは戻り切れていないものと認識しております。これまで本市としましても、事業継続に向けた利子補給であったり、時短営業への協力家賃支援感染防止経済活動の両立を図りますための飲食店認証制度、それから感染防止対策への支援、また、消費喚起策としてプレミアム付商品券事業などを実施してきたところでございます。  今後とも、感染防止対策を行いつつ、特に出口戦略ということございましたけれども、感染収束後の立ち上がりを支援していく必要があると考えております。予算を伴うものでございますので、現時点でちょっと明確なお答えはできないんですが、今後とも国の交付金の状況等も見ながら、引き続き消費喚起であったり、効果的な支援が行き届くように全力で取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎前田剛 産業振興課長  熊本市中小企業活性化会議の方で、委員の皆様からいろんな御意見をいただきまして、御紹介いたしますと、非接触型の需要が進むため、今後デジタル化の支援が必要ではないかとか、ウェブ通販が今後当たり前のような状態になってくる中、長期的な取組が必要ではないかといった御意見をいただいているところでございます。  そういった中で、経済として取り組むべきことは、新産業の支援ということで、具体的に言えばクラウドやIoT、AIなどのデジタル技術の活用、DX化推進というのが重要と考えているところでございます。令和4年度の当初予算でも、今後ここら辺を議論していきたいと思っておりますけれども、具体的にはやはりIT人材の育成、また、経営層のDXへの取組への進化等々を進めていくことで、地場企業を含めた経済の活性化に取り組んでまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◎住谷憲昭 観光政策課長  同じく宿泊旅行業も大変疲弊しておりまして、この業界の方々が今GoToトラベル事業の再開を熱に希望されていると思います。このような中、政府は1月下旬から2月上旬にかけまして、事業の再開を目指しているところだということで、そのような中でも、需要が見込める春休みの期間中や連休については、対象外とするような方針も出されているところでございまして、このような情報収集に努めるとともに、熊本県と連携を図りながら旅行需要喚起策LOOKUP Kumamotoキャンペーン事業について、事業者の方々の支援につながる効果的な施策となるよう対応していきたいと考えているところでございます。委員がおっしゃいますコロナ出口戦略に向けましては、感染防止対策需要喚起を両立し、コロナに対応した新しい観光スタイルの確立が必要だと考えておりまして、現在国が進めておりますワクチン検査パッケージ実証実験の結果でございますとか、これに基づきます観光庁が策定するガイドライン、こういったものを踏まえまして、本市の事業活用について検討を進めてまいりたいと考えております。  進めるに当たりましては、観光施設宿泊施設など、観光産業事業者の方々の御意見を反映させるなど、より一層連携を図りながら進めていきたいと考えておりまして、地域資源を活用した観光客誘客対策といたしまして、新たなターゲットの開拓と魅力あるコンテンツの造成も必要だと考えております。コロナ禍前は、首都圏、新幹線沿線等ターゲットとしておりましたが、コロナ禍のこのような状況によりまして、本市のLOOKUP Kumamotoキャンペーン事業も県内を対象としているような状況でございます。  今後は、感染状況を踏まえながら、九州内の隣県へと段階的に広げていきたいと考えているところでございまして、現在、海外旅行への規制もあり、高額な旅行消費、こういった機会がなくなっている旅好きな方々の旅行消費を喚起するような高付加価値をつけた旅行商品の造成にも取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆大石浩文 委員  ありがとうございました。  一つ一つ、それぞれに、まだいろんな注文を出す段階じゃないとは思いますので、今後、次の3月議会に向けて補正なり、また当初でどういった事業を上げてこられるかということで、この意見を受けていただいた中でしっかり取り組んでいただきたいと思います。  一つあえて申し上げたいのは、やはり観光ですね。飲食、宿泊が大きく関わる部分ですし、コロナから回復に向かう中で、日本中の都市がそこを目指して、やはりいろんな対策を練ってくるということで、GoToトラベル等の再開に向けてということだと思います。  先日、ちょっとネット等を見ていたときに、沖縄県の那覇市では11月に、コロナ期観光回復戦略というような形で既に出口戦略を明確に観光の中で打ち立てているのを拝見しました。沖縄県のように観光資源が非常に豊富なところでも、やはりそこを見据えてしっかり取り組んでいるんだなということを改めて感じましたし、そういう意味では熊本市も、やはり先んじてそういった取組を始めていただきたいなと思っていたんですが、今、住谷課長の方からも具体的にいろいろと、新しい観光スタイルをつくり上げていくとか、いろんな話が出ましたので、ぜひそれを那覇市みたいに回復観光戦略というような形で、今おっしゃられたようなことをしっかりまとめていただいて、そして、新年度に向けて会派の政調会でもおっしゃったデータを新年度は活用してというようなお話もありましたので、ぜひそういうデータ、いろんなビッグデータ等も活用した中で、戦略的に取り組んでいただいて、やはり少しでも多くの人に熊本市に来ていただくような、そういった方向を目指していただきたいと思います。これはもう要望です。  それと、あえてもう一つ申し上げますのは、今回の報告ですが、2回目の会議にあった対応状況とか方向性、今後の対策案について、そこも含めてで議会への報告じゃないかなと思うんですね。ですので、ぜひ今後の報告については、このいろんな意見が出たのと併せて、示された方向性であったり、対応状況というんですか、それについても併せて御報告をしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○光永邦保 委員長  今、大石委員のおっしゃるとおりですね。熊本市中小企業活性化会議でこういうのが出ましたというだけじゃなくて、今3人の課長にお答えいただきましたけれども、決まらないこともひっくるめて、このことはまだ国の対応がありますがということで、柔らかい段階で対応状況をぜひ所管事務ですから、この中で御報告いただくと、私たちも意見が言いやすい。これは委員会としてのお願いということでやりたいと思います。 ◎田上聖子 経済観光局長  おっしゃるとおり、しっかり議論をさせていただいている内容でございますので、実はホームページの方には対応状況等を公表させていただいている状況でございます。そういう議事の一般的な内容だけではなくて、対応状況等についてもしっかり議会の方に御報告できるように検討してまいりたいと思います。ぜひやらせていただきたいと思います。 ○光永邦保 委員長  ほかに質疑、御意見ありませんか。 ◆荒川慎太郎 委員  関連ですみません。今、総論の話がありましたけれども、ちょっと気になった点が2点ほどございましたので、実際の審議内容についてお尋ねします。
     88ページの企業誘致戦略事業ということで、企業立地専用ホームページ「熊本市企業立地ガイド」による情報発信ということで68万9,000円の計上をされておりますけれども、恐らく熊本市中小企業活性化会議の中でもお尋ね等あって、重複する可能性もありますけれども、このまずホームページのアクセス数の解析はどうなっておりますでしょうか。 ◎船津真理亜 企業立地推進室長  お尋ねのありました企業立地専用のホームページのアクセス数なんですが、こちらにつきましては本年11月より、アクセスをカウントするような機能を設けさせていただいておりまして、それ以前の件数についてはちょっとこちらも把握できておらず、申し訳ないところではあるんですが、11月にそういった機能を設置した以降のアクセス数としましては、12月7日現在までで、129件のアクセスをいただいているところでございます。  以上でございます。 ◆荒川慎太郎 委員  11月にアクセス解析の機能がついたということなんですけれども、このホームページそのものの運用はいつからされているんでしょうか。 ◎船津真理亜 企業立地推進室長  ホームページの運用開始につきましては、平成23年11月19日の開設を行っております。 ◆荒川慎太郎 委員  ちょっと確認なんですけれども、この68万9,000円というのは、このホームページの運用費用と別の予算という認識でよろしいですか。 ◎船津真理亜 企業立地推進室長  企業誘致戦略事業につきましては、今御質問のありましたホームページの運用にかかる経費、それ以外にも複数の経費によって構成されておりまして、例えば企業誘致に係りますいろいろなノベルティグッズの作成、それとコロナ禍になりまして、どうしても対面式での誘致活動が難しくなりましたので、ウェブを活用した企業誘致を行うためのタブレットの使用でありますとか、こういった費用を含めまして、経費として成り立っているものでございます。  以上でございます。 ◆荒川慎太郎 委員  ということは、平成23年からこの「熊本市企業立地ガイド」のホームページが運用されているということなんですが、これが要は10年間、アクセス解析すらされずに運用されてきたということなんですよね。そのホームページの運用について、当然経費がかかるはずですので、それに対する効果測定というものはどういう視点からされていらっしゃったんでしょうか。 ◎船津真理亜 企業立地推進室長  今までは、ホームページにこういった解析ツールの方は導入されていなかったところではありますが、ホームページ上に熊本市のいろんな補助制度について掲載しており、関心のある方々から、こちらの企業立地の方に直接お問合せ等いただけるような、そういった仕組みの方を設定させていただいておりますので、企業誘致に関心があるような企業様につきましては、私どもの方に御連絡いただけるような、そういった誘導の方をさせていただいたところではございました。ただ荒川委員がおっしゃいますように、やはりどういったところからアクセスがあっているのか、そういったことも今後の戦略をつくっていくに当たって有効な情報だと思いますので、今年の11月、ちょっと遅くはなりましたが、どういった地方から熊本市に対して興味をいただいているか、そういったところもきちんと把握しながら、今後の誘致活動にも生かしていきたいと考えております。  以上でございます。 ◆荒川慎太郎 委員  これまでは連絡が入るというところが指針だったのかもしれませんけれども、そもそも10年間、アクセス解析もせずに放置されていたというのは、民間ではあり得ない話だと思います。まず、ホームページを開設したのであれば、当然アクセス数、また、どこからアクセス、どういった層というところまで計るのが当然であるかと思いますので、そこが放置されていたというところは非常に問題があると指摘をさせていただきます。  もう1点よろしいですか。 ○光永邦保 委員長  どうぞ。 ◆荒川慎太郎 委員  89ページになります。民間コワーキングスペース連携事業というところで、66万4,000円計上されておりますけれども、これは補助件数1件ということで、事業環境把握に企業さんがいらっしゃったということなんですが、この利用された期間はどれくらいだったんでしょうか。 ◎船津真理亜 企業立地推進室長  今お尋ねの民間コワーキングスペース連携事業につきましては、昨年4月より開始した制度でございます。昨年度の利用件数は1企業のみでございまして、実際にこちらの利用期間としましては、令和2年9月~令和3年3月までという利用期間となっております。  以上でございます。 ◆荒川慎太郎 委員  半年間、事業環境の調査をされたということで、非常に念の入った調査だったと思うんですけれども、その半年間という期間の妥当性、また、その長いこと来られた企業さんは、何かしら立地に向かったと思うんですけれども、その結果あたりを併せてお示しください。 ◎船津真理亜 企業立地推進室長  昨年度の利用企業様につきましては、もともと県内に事業所を設置されております企業様でございまして、熊本市内中心部でどうしても取引業者の方とのやり取りを行う中で、利便性的にどうかということを検証したいということで、今回コワーキングスペースの利用をいただいたところでございます。  ただ昨年、コロナ禍ということもございまして、なかなか対面でのやり取りがちょっと難しい状況もございまして、その中でオンラインも活用しながら事業の在り方について御検証されたということで、利用期間につきましては、一応3月までの御利用とはなっておりますが、今後につきましては、市内への事業所の設置についても御検討をいただいているということでお聞きしておりますので、今後もしっかりとフォローアップの方はさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 ◆荒川慎太郎 委員  コロナ禍とおっしゃいましたけれども、令和2年9月といえばもうコロナ真っただ中の状況であったかと思います。ということであれば、オンラインのことも含めて、十分検討に入れたところかと思います。1社に対してこれだけ手厚い支援をしているということですので、ぜひそれが今後の市内への進出につながるような形で協力をしていただきたいと思います。  以上です。 ○光永邦保 委員長  ほかによろしいですか。 ◆吉村健治 委員  すみません、先ほど御案内いただいたスケートボード等の利用で開放しますアクアドームくまもと第3駐車場のことでちょっと質問させてもらいますけれども、前は街なか、辛島公園でよく連れだっている子たちがいまして、菊陽とかそういうところでやっていることが多かったんですけれども、こういう場所を提供してあげるのはすごくいいことだろうと思います。  その上で、何点か御質問したいんですけれども、私もよくアクアドームを利用するので、ここの駐車場もよく分かるんですけれども、隣に力合西小学校がございます。距離的には50メーターぐらいですけれども、間に畑があって音が筒抜けの状況なんですよね。スケートボードは結構騒音がすると思うんです。午前10時から午後5時まで、水曜日と年末年始以外はオープンするということで、騒音の問題とか、そういうのを事前に考えられているのか、力合西小学校の校長、教頭あたりに対しての御案内とか、そういうのをされているのか。  それと、土日の水泳の大会等においては駐車場が満車になっていますので、第3駐車場も大体ふだんから多いところだと思うんですけれども、それに対しての対策は大丈夫なのかということと、市がお墨つきで、ここでスケートボードをしていいですよということなので、万が一のけが等の場合の賠償責任とか、ここ普通の駐車場をそのまま貸し出すと思うので、何か特別バンクを作ったりとかというわけじゃないんですよね。そこら辺はちゃんと御案内というか、テレビでのイメージではヘルメットをかぶってやっていますけれども、通常街なかでやっている子たちを見ると、ノーヘルでやっていたりとかということが多分多いと思うので、そこら辺の注意喚起というか、自己責任で完全にやってくれと、あらかじめ御案内を、例えば立て看板等でするのか。そこら辺を併せてお聞きしたいと思います。 ◎村上和博 スポーツ振興課長  お尋ねの3点につきましてお答えをしたいと思います。  まず、近隣への騒音対応でございますけれども、こちらの場所につきましては、第3駐車場といいまして、港湾線から入りまして、左奥の位置になるところでございます。通常は、臨時駐車場というような形で閉鎖をしているところでございまして、大会等があった場合には優先的にそちらの方を利用するということで、大会等があった場合には、使用を中止させていただくというような条件の下に開放するということで考えております。  騒音につきましては、第3駐車場がちょうど緩衝帯を兼ねた樹木が生えておりまして、一番近い飲食店が入り口のところにございますが、そことの距離もございますし、一番近い住居といいますと、港湾線を挟んだ対面の地域ということになります。近くに力合小学校もありますけれども、幼稚園がございまして、そちらの園児の方々が散歩がてらにお見えになるというふうなこともございまして、注意喚起ということで園の方には御案内に行っているところでございます。小学校につきましては、今、委員御指摘がございましたので、改めてお話にまいりたいと思います。  あともう1点、賠償につきましては注意書きを設けまして、基本的には自己責任ということで考えております。  以上でございます。 ◆吉村健治 委員  ありがとうございました。  利用時間に関して、毎週水曜日、年末年始を除くと書いていますけれども、今言われたように、土日で大きな大会があったときには、臨時駐車場駐車場として開放するという理解でよろしいですか。 ◎村上和博 スポーツ振興課長  はい。 ◆吉村健治 委員  それはやはり案内しておかないと、九州大会とか全国大会も含めて割と大会あっていますよね。行ったはいいけれども、大会があってできなかったとか、割と市内中心部ではないので、そこら辺の案内は徹底しなきゃいけないんじゃないかなと思います。  それと、ここはあくまでもテンポラリーというか、ここでずっとスケートボードをしていいということではないんですか。例えば期間を決めて、5年間は利用するとか、その後は別の場所を考えているとかというわけじゃないんですか。 ◎村上和博 スポーツ振興課長  現状では、この後の予定というのは具体的にまだ決めてはございません。ただ、先ほどちょっと御説明で申し上げましたけれども、アクアドームの中で、本来やるべきようなところではないところでスケートボードをされるような方がおいでになりまして、ウォーキングにおいでになる方とかとのトラブルも少々ですけれども発生しているような状況がございますので、公設の施設の中にこういった公然とやるところがございませんので、アクアドームのこの部分を今回御案内することで、スケートボード利用者の皆様方を取りあえずこちらの方に誘導したいとようなところで開放を考えているところでございます。 ◆吉村健治 委員  ちょっと細かいんですけれども、第3駐車場をここからここまではスケートボードで遊んでいいですよというのをくくったりするんですか、枠をつくったりして。午前10時から午後5時までということですけれども、その場合、アクアドームのふだんいらっしゃる職員の方々が、もうこの時間で終わりですよとか、そういう管理までされるんですか。 ◎村上和博 スポーツ振興課長  委員がおっしゃったとおりでございまして、場所を区切ります。そこにつきましては、スケートボードがいわゆるローラーがついてございますので、駐車場の方にぴゅっと行かないようなバリケードといいましょうか、そういったものを設けて、分かるような形で、こちらが場所ですというのを御案内したいと思います。  それから、利用時間につきましては午前10時から午後5時までで、管理をしています一般財団法人熊本文化スポーツ財団の方で、定時見回りも含めてやるということで想定しております。 ◆吉村健治 委員  すみません、最後に、さっきの土日の試合等に関しては、駐車場はスケートボードをやめて、駐車場として開放するという話でしたけれども、その周知はどうするんですか。 ◎村上和博 スポーツ振興課長  失礼しました。そちらにつきましては、財団のホームページあたりを通じまして、御案内するのと併せて、現地でも何がしか、その表示を考えていきたいと思っております。 ○光永邦保 委員長  ほかにありませんか。 ◆津田征士郎 委員  では、今の吉村委員に関連して、このスケートボードについて要望を申し上げさせていただきたいと思います。  機材関係、これは持込みは自分たちで持ち込んで、練習をされて、また持って帰られることも考えられますか。 ◎村上和博 スポーツ振興課長  今回の開放につきましては、スケートボード競技をされています協会の方ともいろいろ意見交換をやっております。その中で、まずは初心者の方々が気軽にできるような場所というようなことで、津田委員がおっしゃったような専門的な器具を置くことの想定も私どもの方からもさしあげたんですが、取りあえずはそういったものはまず要りませんよというようなことで、協会の方からもアドバイスをいただいたところでございますので、まずは場所の確保ということで御案内をしたいと思っております。 ◆津田征士郎 委員  分かりました。  私自身も水泳の関係で、福岡、鹿児島、大分の会場に行ってみたんですが、とにかくこのアクアドームくまもとは、恐らく九州一、日本でも指折りの施設だろうと思います。そうした中に、このようなことに利用されるということで、結構なことだろうと思いますけれども、このアクアドームでのスケートボードの使用については、市長の会見をテレビで見て知ったというようなことで、地元議員も知らなかったというようなことですが、できればこのような委員会を通して、一回諮って、できればこのような同意を得た上でやってほしいなというようなことで、要望ですが、お願いをしておきたいと思います。  以上です。 ○光永邦保 委員長  よろしくお願いします。  ほかにありませんか。よろしいですか。         (「はい」と呼ぶ者あり) ○光永邦保 委員長  ほかになければ、以上で経済観光局に関する所管事務調査を終了いたします。  これより採決を行います。  議第356号ないし議第358号、以上3件を一括して採決いたします。  以上3件を可決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○光永邦保 委員長  御異議なしと認めます。  よって、以上3件はいずれも可決すべきものと決定いたしました。  この際、議事の都合により暫時休憩いたします。                             午前11時18分 休憩                             ───────────                             午後 1時05分 再開 ○光永邦保 委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  これより農水局・農業委員会事務局に関する所管事務調査を行います。  執行部より申出のあっております報告2件について、一括して説明を聴取いたします。 ◎宮本明大 農業政策課長  資料につきましては、経済委員会資料をお願いいたします。  3ページでございます。  まず、「世界かんがい施設遺産サミット in Kumamoto」の開催について御説明をいたします。  まず、1の開催目的ですが、かんがい施設は水を農地に供給するだけでなく、地域社会・文化の形成、それから地域住民の豊かな生活に密接に関わってきた重要な施設でございます。本県では古くからかんがい施設が数多く築造され、現在に至るまで受け継がれております。これまでに4つの地区が「世界かんがい施設遺産」の登録を受けております。全国で、現時点で44の登録施設がありますけれども、熊本県が全国都道府県で第1位の登録数を誇っております。このような中で、かんがい施設の持続的な保全・活用を進めるための機運を高めていくことと、第4回アジア・太平洋水サミットを契機として開催するものでございます。  開催日程でございますけれども、令和4年4月11日~12日の2日間で開催いたします。  主催でございますけれども、県、土地改良事業団体連合会、県内の関係市町村・土地改良区で構成しております世界かんがい施設遺産サミット in Kumamoto実行委員会が主催となります。  次に、サミットの内容でございます。まず、1日目でございますけれども、熊本城ホールで基調講演、パネルディスカッション、大会宣言を行います。基調講演につきましては、講演者は東京大学名誉教授、国際かんがい排水委員会の日本国内委員会委員長の佐藤洋平氏に御講演をいただくことといたしております。そのほか、パネルディスカッションといたしまして、お二人のコーディネーターと大学研究者等の6名のパネリストにかんがい施設の保全と利活用について討論をいただく予定でございます。  次の4ページをお願いいたします。  2日目は流域別現地検討会でございます。菊池川、白川、緑川、球磨川、それぞれのコースに分かれまして、かんがい施設等の視察研修を予定いたしております。次に、参加者でございますけれども、今回の世界かんがい施設遺産登録地区の土地改良区等の施設管理者、それから市町村、都道府県、土地改良事業団体連合会、農林水産省、学識経験者などの国内関係者に御参加をいただくこととしております。なお、一般の方も視聴できますように、1日目の講演会等のウェブ配信、それから、サミット終了後も内容を編集いたしまして、SNS等で配信する予定でございます。  続きまして、5ページをお願いいたします。  令和3年度くまもと春の植木市について御説明いたします。  今年度におきましても、熊本の春の風物詩として多くの市民に親しまれている恒例の「くまもと春の植木市」を、新型コロナウイルス感染症対策を行い、開催いたします。まず、開催の期間でございますが、令和4年2月1日~3月11日までの39日間となります。開催場所につきましては、前回と同様、熊本駅前の白川橋左岸緑地(白川河川敷)でございます。出展者数は約90業者で、出展品目については例年どおりの内容となっております。  次に、5の主催、6の協賛、7の後援につきましては、記載のとおりでございます。  その下8の新型コロナウイルス感染拡大防止対策でございますけれども、密接、密集を避けるため、大型テントでのステージイベントの中止、それから入場ゲートの検温、手指消毒等を実施することといたしております。  その下9に、参考といたしまして令和2年度の開催実績を記載しております。昨年はコロナ禍の影響で来場者数が8万5,000人で、前年度比39%、売上額は約1億円で、前年度比51%となっております。  最後に、下の方の写真を御覧いただきたいと思いますけれども、特に一番右の写真でございますが、今年度におきましても車椅子やベビーカー、高齢者の方が通行しやすいよう通路全域にマットを敷くなど、たくさんの皆様に御来場いただけるよう準備を進めてまいります。  説明は以上でございます。 ○光永邦保 委員長  以上で説明は終わりました。  これより質疑を行います。  所管事務について質疑及び意見をお願いいたします。 ◆白河部貞志 委員  所管事務の方で、施設電源のところの重油の漏れというのが毎年発生するわけですけれども、今年もありました。施設電源のタンクの老朽化について危惧しているわけですが、あれは園芸の組合とかと定期的に検査するとか、耐用年数がどのくらいたっているのかとか調べることはできないのでしょうか。そのことについてちょっとお伺いしたい。 ◎岡本岬 西南部農業振興センター所長  本市はトマト、ナス、ウリ類などの施設電源が非常に盛んな地域でございます。多くの施設で加温施設が整備されております。そういった産地化が進んで、もう随分たつものですから、中には委員がおっしゃるように老朽化した施設があるということでございます。農家の方には、JA、県と一緒になりながら毎年点検をしていただきたいと。そういった施設の更新が必要であれば、施設の点検を加温する前の時期に、そういった話をさせていただきますとともに、特に昨年、今年度につきましては、重油流出の事故が発生したものですから、そういった啓発資料を合わせて、いろんな機会をつうじながらチェックリストを農家さんに配布し、自ら点検していただいてチェックリストを回収するというようなことに今取り組んでおり、事故の再発防止に努めているところでございます。 ◆白河部貞志 委員  ありがとうございます。  今ノリの養殖がシーズンでございまして、流出事故が発生すると、それに対する被害も甚大なものになると思いますので、そういった面での対応をぜひよろしくお願いいたしたい。 ○光永邦保 委員長  よろしくお願いします。  ほかにありませんか。 ◆津田征士郎 委員  ちょっと確認です。質問というよりも確認になりますが、この春の植木市、この中で出展品目が載っております。苗木関係が載っていませんけれども、苗木関係の出展もありますか。 ◎本山和彦 農水ブランド戦略室長  苗木関係もございます。 ◆津田征士郎 委員  載ってなかったものですから、確認です。分かりました。 ○光永邦保 委員長  ほかにありませんか。 ◆大石浩文 委員  今のに関連しまして、植木市が2月1日から開催ということで、令和2年度実績で来場者数が8万5,000人、売上げが1億円ということで書いてあって、令和元年度と比較してかなり減少したということで、これはコロナ禍の中でということかと思いますが、今年度の開催については、今どのような想定というか、入場者についてはどういう想定で御準備をされているのか、よければ教えていただけますか。 ◎本山和彦 農水ブランド戦略室長  コロナ禍の中での開催を想定して、今準備をしておりますので、前回どおり周囲を囲んで、出入口を固定するとか、その出入口のときに検温、消毒。前回は連絡先まで記入していただいたんですが、状況次第ではそこまでやらないといけないかなと思っています。  あと、なるべく密を避けるために、いつも設置していましたイベント用のステージとか大型テントはやっぱり人が集まってしまうので、それをやむなく前回からやっておりません。その代わり、園芸教室をやったり、協賛企業に物販をしていただいたりとか、ちょっと変化をつけた小さいイベントをやって、お客様を楽しませていきたいなと考えております。集客の方は、何とか前回の落ち込みを取り戻すぐらいの人が来ていただければと思って、いろいろと工夫を凝らしていきたいなと思っております。
     以上です。 ◆大石浩文 委員  分かりました。大体想定している数字をお聞きしたかったんですが、例えば、今、結構収束した状況にあるので、例えば思った以上に多かったときに、入場制限とか、そういった可能性も出てくるのか、その辺も含めてちょっと教えてください。 ◎本山和彦 農水ブランド戦略室長  失礼しました。想定としては、コロナ前が22万人と、大体20万人から30万人の間を推移していましたので、それぐらい、せめて20万人台には回復させたいなと思っております。  あと、今、委員の御質問の密集を避けるための措置としては、前回もやりましたけれども、一方の出入口を閉鎖して、人が一気に流入しないような取組をやっております。今回につきましても、そのような取組をやると。場内の様子を常に監視して、ちょっと人が増えてきたとか、カウントもやりますし、そういうのを見ながら密集を避けるような取組を進めていきたいと思っております。 ◆大石浩文 委員  分かりました。ありがとうございます。  例年並みの入場者に来ていただけるような、市民の中には楽しみにしている方もたくさんいらっしゃいますので、ただコロナについては、今いろいろと対策をおっしゃいましたけれども、万全の対応で実施をしていただければと思います。 ○光永邦保 委員長  ほかにありませんか。 ◆津田征士郎 委員  東郷水産振興センター所長にちょっとお尋ねをしたいと思いますが、現在、有明海、秋芽ノリのピークに入っているだろうと思います。現在の出来具合、例えば川口漁港とか海路口、河内、ノリの生産者が多いところですが、今年の出来具合はどうでしょうか。 ◎東郷雅 水産振興センター所長  令和3年度のノリの養殖の状況のお尋ねでございますけれども、10月21日からノリの種つけが行われております。もともと育成も順調だったんですけれども、赤潮や栄養塩低下もございまして、一部ノリの色落ちとかも見られておりました。12月3日にノリの初入札がございまして、生産量は1,377万枚で前年比の51%、産出額は2億1,863万円で前年比の57%、平均単価は1枚、15.87円です。前年比113%ということでございました。生産量は、漁場の栄養塩量の低下の影響で前年の半分程度であったんですけれども、単価につきましては、比較的品質の良い製品が多かったということで、前年よりもちょっと高めであったというような状況でございます。  今後も、県や県漁連と連携しながら、海況等の情報を漁業者に迅速に発信するとともに、環境に適したノリの養殖スケジュールやノリの色調とか病害診断のような指導を実施してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆津田征士郎 委員  今お話を伺いましたが、色落ちが若干出ておるというようなことですが、今のところ心配要りませんか。 ◎東郷雅 水産振興センター所長  一応今のところは、この前の入札のところではよかったんですけれども、やっぱり今後、栄養塩の出入りが激しいので、ちょっと予断は許さないかなというふうには思っております。  以上でございます。 ◆津田征士郎 委員  はい。分かりました。 ○光永邦保 委員長  ほかにありませんか。         (発言する者なし) ○光永邦保 委員長  ほかになければ、以上で農水局・農業委員会事務局に関する所管事務調査を終了いたします。  以上で当委員会に付託を受けた議案の審査は全て終了いたしました。  これより、当委員会の行政視察について御協議願います。  委員会の行政視察につきましては、委員派遣の手続が必要でありますことから、調査事項及び日程につきまして、御相談させていただきます。令和3年度の行政視察につきましては、正副委員長案として、令和4年1月12日(水曜)~14日(金曜)までの2泊3日の日程で、岡山市における「就農サポートセンターにおける新規就農対策について」、広島市における「広島競輪場の現状と包括委託導入後の成果と課題について」、「公益財団法人広島市農林水産振興センターの取組について」を調査事項として実施したいと考えておりますが、いかがでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○光永邦保 委員長  ありがとうございました。  それでは、そのように決定いたします。  協議事項は以上でございます。  これをもちまして、経済委員会を閉会いたします。                             午後 1時22分 閉会 出席説明員  〔経済観光局〕    局長       田 上 聖 子    総括審議員    村 上 和 美    産業部長     潮 永   誠    経済政策課長   西 山 茂 宏    しごとづくり推進室長          計量検査所長   岩 坂 隆 幸             杉 山 泰 弘    商業金融課長   上 島 雄 二    産業振興課長   前 田   剛    産業振興課審議員起業・新産業     企業立地推進室長 船 津 真理亜    支援室長     野 口 信太朗    観光交流部長   永 田 賢 正    観光政策課長   住 谷 憲 昭    誘致戦略課長   杉 本 幸 生    誘致戦略課副課長 吉 岡 秀 一    動植物園長    外 山   誠    動植物園副園長  松 本 充 史    スポーツ・イベント部長             士 野 公 史    スポーツ振興課長 村 上 和 博    スポーツ振興課副課長          イベント推進課長兼商業金融課審議員             古 上 藤 治             藤 田 裕一郎    競輪事務所長兼経済政策課審議員     競輪事務所副所長 上 村 和 也             土 屋 裕 樹  〔農 水 局〕    局長       岩 瀬 勝 二    総括審議員兼農政部長                                 大 塚 裕 一    農業政策課長   宮 本 明 大    農水ブランド戦略室長                                 本 山 和 彦    森づくり推進室長 牧 野 真 次    農業支援課長   宮 本 政 司    農業支援課審議員兼鳥獣対策室長     農政部首席審議員兼農地整備課長             大 塚 一 徳             平 見   磨    北東部農業振興センター所長       西南部農業振興センター所長             廣 岡 泰 章             岡 本   岬    水産振興センター所長             東 郷   雅  〔農業委員会事務局〕    事務局長     森 田 一 孝    副事務局長    森 元 博 之    西南分室長    田 上 孝 一    富合・城南分室長 西 原 博 文    北区分室長    村 上 隆 弘 〔議案の審査結果〕   議第 356号 「指定管理者の指定について」……………………………(可  決)   議第 357号 「指定管理者の指定について」……………………………(可  決)   議第 358号 「指定管理者の指定について」……………………………(可  決)...