なお、
北口委員におかれましては、欠席する旨の連絡があっております。
今回、当
分科会において
審査を分担します
議案は、
補正予算1件であります。
それでは、
審査の
方法についてお諮りいたします。
審査の
方法としては、
議案について
説明を聴取した後、
質疑を行いたいと思いますが、御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
寺本義勝 分科会長 御
異議なしと認め、そのようにとり行います。
これより
議案の
審査を行います。
議案第133号「
平成27年度
熊本市
一般会計補正予算」中、当
分科会関係分についての
説明を求めます。
◎
村上和美 政策企画課長 予算決算委員会説明資料の21ページをお願いいたします。
総務費、
総務管理費、
一般管理費で、
宇城広域連合関連の
負担金として2,706万4,000円を計上いたしております。これは、
宇城広域連合の
栗崎最終処分場の閉鎖に伴う
覆土工事経費について、昨年3月31日、
広域連合を
脱退する際締結いたしました
脱退後に発生する
経費に関する
協定書に基づく
熊本市
負担分でございます。
続きまして、
企画費、
庁用備品購入経費の60万円の減額でございます。これは、
機構改革に伴いまして、
市民局の
主管課であります
区政推進課に引き継ぐものでございます。
続きまして、
東京事務所費でございますが、
東京事務所管理費として1,650万円を計上いたしております。これは、
東京事務所の
機能拡充のための
機構改革に伴う
商工振興費、
観光費からの
予算の
組み替え、及び
事務所移転の諸
経費等でございます。
事務所移転につきましては、
職員増により、
執務室が手狭となったため、現在の建物の同じ階において
移転を行うものでございます。
◎
藤本眞一 財政局次長 財政局所管の
補正予算につきまして、御
説明させていただきます。
予算決算委員会説明資料25ページの
総括表をお願いいたします。
財政局関係の今回の
補正予算は、
機構改革に伴います
組み替えのみでございまして、
徴税費の
税務総務費52万5,000円を減額いたしまして、同額を
総務管理費の
財政管理費に移すものでございます。
補正額の合計としましては、
プラス・マイナス・ゼロとなっております。詳細は、29ページで
説明させていただきます。
29ページをお願いいたします。
債権管理の
あり方につきましては、昨年まで、
税務部門に設置しておりました
債権管理プロジェクトで
調査研究を進めてまいりましたが、
取り組みを強化いたしますため、本年度から、
債権管理推進室を設置したところでございます。このような
組織改編に伴いまして、
旅費や
需用費等の
関係経費を、
税務総務費から
財政管理費に
組み替えるものでございます。
よろしくお願いいたします。
◎
金子忠明 管理課長 説明資料の33ページをお願いいたします。
平成27年度6月
補正における
消防局所管分について御
説明いたします。
消防局におきましては、
補正前の
予算額95億7,614万3,000円から、
消防施設費の
補正としまして493万5,000円の
増額補正を計上いたしております。これによりまして、
補正後の額は95億8,107万8,000円となっております。
続きまして、
補正の
内容について御
説明いたします。
説明資料の37ページをお願いいたします。
消防施設費の
増額補正としまして、(仮称)
北消防署建設事業の
庁舎建設費にかかる
工事請負費の
増額分493万5,000円を計上しております。これは、
労務単価等の
増額に伴います
熊本市
公共工事請負契約約款第25条第6項の規定に基づきます
インフレスライド適用による
工事請負額の
増額によるものでございます。よろしくお願いいたします。
○
寺本義勝 分科会長 以上で
議案の
説明は終わりました。
これより
質疑を行います。
分担議案について
質疑をお願いいたします。
◆
藤永弘 委員 21ページの
東京事務所管理費についてお伺いします。
1人増員されたということで、主に何を
目的に1人ふやしたかというのを、
説明していただけますか。
◎
平井英虎 東京事務所長 何を
目的に増員したかということでございますけれども、これまで、
行政班と
企業立地の方がございまして、それに
プラスをいたしまして、今回、
シティセールスということで、観光、またMICEの
部門、その
部門を強化するということで、1名増員をしたところでございます。
◆
藤永弘 委員 それから、
うちの
鈴木代表が、
代表質問で、
UIJですか、いろんな人が
熊本から
東京の
大学に行きます。行っているような
大学で絞れば、大体わかると思いますので、その方たちが、戻れるように各
大学とタイ
アップした宣伝を、そういう
熊本から
大学に行っている人に呼びかけをということで、
代表質問でされましたけれども、この点については、どうでしょうか。
◎
平井英虎 東京事務所長 その点につきましては、本庁のほうの商工の
部門、または
熊本県と連携といいますか、検討を行いまして、その
部分、
UIJですか、強化をしていきたいというふうに思っているところでございます。
◆
藤永弘 委員 よろしくお願いしておきます。
それから、29ページの
債権管理の
あり方調査研究経費ということで、
園川議員が
予算決算委員会で
質問したと思うんですけれども、
一元化ということで、これ、今、どのくらい進んで、大体、将来目指すものということがあれば、お聞かせください。
◎
森正美 首席審議員兼
債権管理推進室長 今、2年間かけまして
プロジェクトをつくりまして、主に
政令指定都市の
取り組み状況、それと
本市の
債権を保有する課の
現状を、今、把握しておりまして、今年度につきましては、私が参りまして、全庁的に適正な
債権管理を行うためには、どういう
取り組みが必要なのかというのを、他
都市及び
本市の
状況を踏まえまして、まずは
適正化に関する
基本方針等を作成をしたいと思っております。
これは、まだ全庁的に
債権管理の
重要性というのが、なかなか
職員に認識されておりませんものですから、その分について策定をいたしまして、それを周知徹底した後に、できるだけ早い
段階で、
条例及び
組織を設置できればなということで、今、準備を進めているところでございます。
◆
山部洋史 委員 同じく、この
債権あり方調査研究経費についてですが、こちらに、
旅費44万、
需用費6万5,000円等々ありますが、こちら、少し漠然としておりますけれども、
内訳としては、どういった
内容になりますでしょうか。
◎
森正美 首席審議員兼
債権管理推進室長 内訳を御
説明します。まず、
旅費が44万円ということでございまして、これが8割から9割を占めております。この
内訳としましては、先ほど申し上げましたように、まだ
職員の方が
債権管理に関する認識、または
滞納整理に関する
ノウハウ等を、まだ十分に
技術取得をしていないということで、専門的に
滞納整理の
ノウハウ、または制度の理解を深めるために、
外部から
講師を招聘する、それと、
職員が、私も含めて3名おりますけれども、
うちの
職員につきましても、まだまだ
専門家ということではなくて、
素人集団でございますので、統括する室としましては、
うちの
職員の
スキルアップが必要ということで、
うちの
職員を
関係の
外部の団体が主催する
研修、または内閣府等が主催する
研修に派遣させたいというぐあいに思っております。
◆
山部洋史 委員 旅費と、
あと研修といいますと、例えば
外部からの
講師を招いた
学習会等々も検討されているわけでしょうか。
◎
森正美 首席審議員兼
債権管理推進室長 まず、
外部から
講師を招聘する
職員研修につきましては、
費用を少しかけざるを得ないかと思っております。かつ、内部の
研修体制としましては、
うちの
職員もかなり
研修で
滞納整理についての
ノウハウ等を、今学んでおりますものですから、できれば、
うちの
職員を主体として、先ほど申し上げました
適正化基本方針等ができたならば、その
趣旨説明、今後の
取り組みの具体的な
内容について、
うちの
職員を
中心に、また
関係部署の
職員の方にも御協力をいただきながら、お金をかけないで
研修を進めていきたいというように思っております。
◆
山部洋史 委員 御
説明、伺いまして、今度の
補正については、
取り立てのための
スキルアップのための
補正ということだろうとは思いますが、私も、先日の
一般質問で、
国保での
取り立てについて
質問いたしました。
国保については、全国的に、本当に過度な
取り立てが広がっていまして、
熊本県でも、業者さんの車が差し押さえられて、
一家心中があったというような悲惨な事例もありました。
必要以上の
取り立てが、実はそのまま
収納率の
アップにつながっていないという
現状が、
国保の場合にもございます。ですので、ぜひ、
取り立てはもちろん大原則でありますけれども、どうして納付できないのかといった、そういった
納付者一人一人の実情に即した
取り組みといいますか、なぜ納付できないのかといった、そういった
実態把握、そういう方面にも
費用を、
予算を使って、やっていただきたいというふうに思っております。
◆
原口亮二 委員 今、
山部委員の方からも
質問がありましたけれども、大体、2年ぐらい前から、
債権管理の
一元化に向けた
セクションをつくっていただいて、これがまた1名ということで、機能するのかなと、本当に私は心配しておりました。そして、2年たって、またこのような状態で、これは、厳しく
取り立てるための
債権管理の
一元化では、全くないわけで、
多重債務者にさせないために、そして効率的に税収の
収納アップをするための
債権管理の
一元化でありますので、非常に
作業スキームとしてのろいのではないかというふうに思いますが、今後の
スケジュール、
研修等々で、
職員の
勉強会を含めてという
お話だったですけれども、もう少し
スピード感を持って、勉強していただかないと、何のための
債権管理の
一元化か、今、
山部委員がおっしゃったように、厳しい
取り立てのためというようなことも、
誤解を招くわけだから、きちんとした成果が出せるような今後の
スケジュールを持っていただきたいと思いますが、答弁いただけますか。
◎
森正美 首席審議員兼
債権管理推進室長 今、
委員御指摘のとおり、2年間の
プロジェクトにつきましては、他
都市とか
本市の
情報収集に重きを置いておりまして、今年度につきましては、一応、私が参りまして、冒頭申し上げましたように、適正な
管理をするに当たっては何が必要かということで、まず全庁的な
基本方針を策定して、全
職員が認識していただいて、その方向に向かって一丸となって取り組んでいくということが、一番大事だと思っております。
その次に、その
実効性等を高めるためには、やはり
一元化組織、または
条例を、できるだけ早い
段階で策定して、その適正な、
委員がおっしゃったように、過度な
取り立てということではなくて、払う財力があるにもかかわらず払わないというような意思の方については、適正な手段を講じて、
滞納処分を行っていく、または、実際、現課の方でやっておりますけれども、一人一人の対応はなかなか難しいんですけれども、やはり
滞納者の
生活状況等の把握が、まずは重要かと思っていますので、当然、
債権保有課については、その辺をきちんとやっていただいておりますし、今後もその辺の
滞納整理の手法を、
うちを
中心としまして、
債権保有課さんの方にも徹底していただきたいというぐあいには思っております。
◆
原口亮二 委員 いま一つ伝わってこなかったですけれども、やはり
一元化というと、全体の
債権が52か53ぐらい、
熊本市の中でもあると思うんですけれども、その
債権の、
国保だけではないんですが、全てをきちんと把握した
セクションをつくるための
一元化なんですよね。ですから、そういった
誤解が出ないようなことも、
誤解も生じるわけでして、そういった
セクションをきちっと構築して、また
条例化に向けてという
お話もあったけれども、
作業工程が非常にのろい、そこは、真摯に受けとめていただいて、他
都市も実践してどんどんやっているところもありますので、厳しい
取り立て屋というふうに勘違いされないことをしっかり念頭に置いて、やっていただきたいと思います。答弁要りません。
◆
田尻清輝 委員 21ページの
宇城広域連合脱退と書いてありますけれども、
宇城広域連合というのは、どういう中身ですか。
◎
村上和美 政策企画課長 宇城広域連合につきましては、旧
城南町、旧富合町が所属しておりました、
ごみ処理や
し尿処理、また
消防施設、
消防管理等を行っておりました
広域連合の
組織でございます。
◆
田尻清輝 委員 2,700万円というのは、
ごみ処理の
覆土の
負担金とかという話は、聞いたんですけれども、これは、
ごみというのは、どんな
ごみを
処理していたんですか。
熊本市は、分別してあるけれども、
宇城広域の
ごみは一緒に
埋め立てをしていたんですか。その辺は。
◎
村上和美 政策企画課長 栗崎最終処分場には、
宇城クリーンセンターで処分いたしました
飛灰を持ち込んでおりましたものでございます。
◆
田尻清輝 委員 これは、どのくらいの面積で、2,700万円というのは、どのくらいの
割合になるんですか。
◎
村上和美 政策企画課長 この
最終処分場の
覆土工事には、1億1,200万円ほどかかっておりまして、この
工事の
負担割合は、人口の
均等割り、
プラス搬入しておりました
飛灰の量に応じて、
協定書に基づきまして、
負担割合は決まっておりまして、それに基づいて算定されました2,700万円を
負担するものでございます。
◆
田尻清輝 委員 飛灰というのは、どこから出た
飛灰を持っていっていたのですか。
◎
村上和美 政策企画課長 宇城クリーンセンターで、旧
城南町と宇城市と美里町の分を搬入しておりまして、処分した
飛灰を搬入しておりましたものでございます。
◆
田尻清輝 委員 宇城クリーンセンター、松橋か何かにある
焼却場かな。
それで、
飛灰というのは、昔はただ
埋め立て処分場で、
熊本市も
戸島辺にずっと穴を掘って、これはもう
一般家庭ごみを
埋め立てしていたけれども、
飛灰というのが、やはり大分、ダイオキシンとか
何とかが非常に多いらしいんですよね。それで、これでもう
宇城広域とは完全に手が切れるというか、
熊本市は
熊本市独自でするということだけれども、将来、いろいろなそういう
被害が出て、
負担とか、
何とかということは、起こるということはないわけですね。
◎
村上和美 政策企画課長 脱退時に締結いたしました
協定書につきましては、そういった将来的な
部分につきましても、
協定の中に定めておりまして、今後、発生しました場合には、協議の上、
負担をしていくことになるかと思います。
◆
田尻清輝 委員 やはり、今後もいろいろな
被害とか
何とかが出たら、
熊本市も
負担はしていくということで、これは
ごみ、
消防は
消防でわかるけれども、し尿、
くみ取り等は、恐らく
し尿処理も出てくるでしょうけれども、
ごみの
飛灰の問題は、ずっと長引くから、
熊本市は
防護膜をして、
処理はしようということだけれども、この
宇城クリーンセンターも、そういう形で
浸出水の
処理とか
何とかはきちんとしてあるわけですね。
◎
村上和美 政策企画課長 最終処分に関しましては、きちんとした
処理がなされているところでございまして、基本的には、そういった
被害はないものと考えておりますが、もし発生した場合には、
協定書に基づきまして、対応していくという形になります。
◆
田尻清輝 委員 やはり、
熊本市もある程度して、今度も2カ所、大きいのをつくっておりますけれども、そういうことが起こり得るかもしれませんので、十分、注意はしていただきたいと思います。あとは、
熊本市で
処理するということですので、よろしくお願いします。
○
寺本義勝 分科会長 ほかに
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
寺本義勝 分科会長 ほかに
質疑もなければ、これをもちまして
総務分科会を閉会いたします。
午前10時55分 閉会
出席説明員
理事 田 雜 隆 昌
総括審議員 村 上 徹
〔
市長政策総室〕
室長 古 庄 修 治
秘書課長 中 村 毅
政策企画課長 村 上 和 美
政策企画課副
課長 岩 崎 高 児
〔
東京事務所〕
所長 平 井 英 虎
〔総 務 局〕
局長 多 野 春 光
契約検査監兼次長 西 川 公 祐
次長 白 石 三千治
首席審議員兼
総務厚生課長
田 中 陽 礼
総務厚生課副
課長 廣 岡 泰 章
法制課長 下 川 哲 生
行政経営課長 井 芹 和 哉
人事課長 星 子 和 徳
人事課副
課長 高 本 修 三
審議員兼
コンプライアンス推進室長
緒 方 宏 行
人材育成センター所長 契約検査総室長 平 田 実
津 留 一 郎
首席審議員兼
契約検査総室副
室長 契約検査総室副
室長今 坂 直 人
市 川 稔
危機管理監 守 田 誠 治
危機管理防災総室長小 原 祐 治
危機管理防災総室首席審議員 危機管理防災総室首席審議員
池 野 秀 博 宮 原 道 也
危機管理防災総室副
室長
紫 垣 正 刀
〔財 政 局〕
局長 木 下 修 一
次長 藤 本 眞 一
財政課長 中 西 則 文
財政課課長補佐 土 屋 裕 樹
管財課長 秋 吉 宏 二
車両管理課長 橋 本 秋 生
税務長 松 本 覚
税制課長 白 石 義 晴
税制課審議員 瀬 野 博 正
課税管理課長 堤 國 隆
納税課長 松 崎 太 成
中央税務課長 小 原 勝 也
東税務課長 松 倉 裕 二
西税務課長 大 関 司
南税務課長 弓 掛 博 親
北税務課長 池 田 賀 一
次長 原 田 吉 雄
資産マネジメント推進室長