いの町議会 > 2018-12-03 >
12月03日-01号

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  1. いの町議会 2018-12-03
    12月03日-01号


    取得元: いの町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    いの町議会 平成30年第4回(12月)定例会          平成30年第4回いの町定例会会議録招集年月日  平成30年12月3日(月曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  東  尚  毅10番森  田  千 鶴 子2番久  武  啓  士11番岡  田  竜  平3番井  上  敏  雄12番山  崎  き  よ4番井  上  正  臣13番山  岡     勉5番藤  崎  憲  裕14番筒  井  公  二6番土  居  豊  榮15番浜  田  孝  男7番池  沢  紀  子16番森  本  節  子8番市  川  賢  仁17番筒  井  一  水9番森     幹  夫18番高  橋  幸 十 郎欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                事務局職員出席者事務局長山  崎  豊  久書記山  崎  康  正説明のため出席した者町長池  田  牧  子副町長久  松  隆  雄教育長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長門  脇  忠  久環境課長西  村  正  信本川総合支所長天  野  浩  志上下水道課長尾  崎  正  明会計管理者山  中  貴  恵町民課長別  役  理  佳吾北総合支所次長田  岡  重  雄ほけん福祉課長澁  谷  幸  代本川総合支所次長野  田  幸  稔森林政策課長野  村  考  宏総務課長土  居     浩国土調査課長岡  林  將  夫管財契約課長岡  村  寛  水総合政策課長筒  井  誠  人土木課長水  田  正  孝偕楽荘所長山  内  靖  之教育次長山  崎  泰  代仁淀病院事務長補佐池  田  俊  二産業経済課長森  田  里  香                平成30年第4回定例会議事日程(第1号)        平成30年12月3日(月曜日)午前10時開議        第1 会議録署名議員の指名        第2 会 期 の 決 定           (議会運営委員会委員長報告)        第3 公共施設等調査特別委員会中間報告        第4 議案第91号から議案第111号まで一括上程           (町長提案理由の説明)        第5 請願・陳情の付託      開会 10時3分 ○議長(高橋幸十郎君) ただいまから平成30年第4回いの町議会定例会を開会します。 本日の会議を開きます。 諸般の報告について、監査委員から出納検査の報告並びに議員より議員派遣の件の報告があり、それぞれお手元にお配りしてありますので、ご了承願います。 次に、多年にわたり地域の振興発展に寄与した功績により、四国町村議会議長会表彰を受けられました伊東尚毅君、土居豊榮君、山岡勉君の伝達式を行いたいと思います。 暫時休憩します。      休憩 10時4分      開議 10時6分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これで伝達式を終わります。 これより日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によって、4番、井上正臣君、16番、森本節子君を指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第2、会期決定の件を議題にします。 本件について委員長の報告を求めます。議会運営委員会委員長森幹夫君。      〔議会運営委員長 森 幹夫君登壇〕 ◎議会運営委員長森幹夫君) おはようございます。 それでは、今期定例会の運営に関する議会運営委員会の協議結果についてご報告を申し上げます。 まず、会期日程案でございます。今期12月定例会に上程された議案は、いの町行政組織条例の一部を改正する条例議案などの条例議案が9件、平成30年度一般会計特別会計企業会計補正予算議案が9件、そしてその他の議案として財産の取得に関する議案などの議案が3件と、報告案件が3件、それぞれ提案されているわけでございますが、従前の議会運営等を勘案いたしまして、お手元に配付されております会期日程案のとおり、本日12月3日月曜日から12月13日木曜日までの11日間と決定をいたしました。 会期中の日程につきましてご説明をいたします。本日開会日は会期の決定を行った後、本日配付された議案も含め、議案第91号から議案第111号までを一括上程し、町長より提案理由の説明を受け、請願・陳情の付託を行った後、開会日は休会といたします。 合同審査は、あす12月4日火曜日午前10時から終日の予定で行うことが確認されました。上程議案合同審査は、議案概要説明等を受けた後、各議員からのご質問を受ける従前の方法で行いますが、報告案件に関しましては、従前の例に倣い概要説明を省略し、案件ごと質疑応答を行う議事運営とする旨、議会運営委員会で確認、了承をされました。 なお、議会広報特別委員会委員長から、次期議会だより編集スケジュール等の協議のため、12月4日火曜日、合同審査が終了した後、特別委員会を開催する旨の連絡がございましたので、お知らせをいたします。 次に、一般質問通告書並び質疑メモに関する件でございますが、今議会の一般質問通告書質問メモ提出期限は12月4日火曜日午後5時までで、合同審査が5時を超える場合は、終了後10分以内までとなります。 12月6日木曜日は会議を再開し、議案に対する質疑を行います。今議会の場合は、合同審査の翌日12月5日水曜日を議案精査のため休会とした議事日程議案質疑を行うこととしております。 そして、一般質問通告要点の訂正、削除は、12月6日木曜日、質疑終了後5分以内まででお願いすることといたしましたので、議員各位にはあわせてご了承をお願いいたします。 さらに、12月6日質疑の日は、質疑終了後、一般質問発言順番決定等、事前にご提案申し上げております各案件について、調整協議のための議会運営委員会を開催いたしますので、議会運営委員の方、各会派控室皆さんは、事前にご提案申し上げております意見書集約のご確認をお願いをいたします。 今定例会付託予定議案審査のための委員会審査日程でございますが、会期日程資料にもご提示してありますとおり、12月7日金曜日と12月10日月曜日の2日間といたしました。総務文教常任委員会民生環境常任委員会並び建設産経常任委員会付託予定議案がございますので、委員並びに説明員として出席していただく執行部の皆さんは、12月7日金曜日と12月10日月曜日に開催される常任委員会開始時間等のご確認をお願いいたします。 次に、今議会での一般質問については、12月11日火曜日に会議を再開し、12日、13日の3日間の予定で一般質問を行います。 以上のことから、12月13日最終日は、議案第91号から議案第111号までの上程議案のうち、まずは付託を受けた総務文教委員会民生環境常任委員会並び建設産経常任委員会から付託議案に係る委員長報告を受け、委員長報告に対する質疑、討論、採決の後、議案番号順上程議案につき討論、採決を行います。最後に、意見書議案のほかあらかじめ提案申し上げております諸議案、諸案件や議員派遣を議題とし、それぞれ討論、採決を行いまして、各常任委員会、各特別委員会並びに議会運営委員会の閉会中の審査、事務調査の件を議題とし、ご決定をいただき、閉会といたします。 以上が議会運営委員会での協議結果概要であります。いの町行政組織条例の一部を改正する条例議案等々数多くの重要案件を審議いたしますこの定例会が円滑に運営されますよう、特別のご協力を賜りますよう心からお願いをいたしまして報告といたします。 そして、事務局からの事務連絡事項でございますが、毎議会ごと会議録等申込書が各議員のお手元に配付されているところでありますので、期日までに議会事務局へのご提出をお願いを申し上げます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月13日までの11日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から12月13日までの11日間に決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第3、公共施設等調査特別委員会中間報告を議題とします。 公共施設等調査特別委員会から中間報告をしたいとの申し出がございました。 お諮りします。本件は、申し出のとおり、報告を受けることにしたいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、公共施設等調査特別委員会中間報告を受けることに決定いたしました。 公共施設等調査特別委員会委員長の発言を許します。公共施設等調査特別委員会委員長岡田竜平君。      〔公共施設等調査特別委員長 岡田竜平君登壇〕 ◎公共施設等調査特別委員長岡田竜平君) おはようございます。 公共施設等調査特別委員会より中間報告をさせていただきます。 当委員会の調査、審査の経過といたしましては、第1回目を平成29年6月12日より、計16回の委員会を開催いたしました。その調査、審査の結果を4ページに記させていただいております。 それでは、調査、審査の結果をお伝えさせていただきます。 初めに、いの町公共施設等総合管理計画における計画策定の趣旨を理解し、さらにいの町個別施設計画の実施に向け、将来にわたり適切な公共サービスの提供と持続可能な財政運営を両立するために、今後どのように本町の公共施設等の総合的かつ計画的な維持管理、修繕、更新を推進していくのか。町民の声が反映され、魅力ある公共施設へ再構築できる計画となるよう、ここに議会に設置された特別委員会の意見を中間報告とする。この中間報告は、施設視察時点の調査、審査の結果とさせていただいております。 指定管理施設等について。 監理・監督体制。 町内全域に配置された指定管理施設を監理・監督する立場にある町は、地理的な面から伊野地区本庁産業経済課吾北地区吾北総合支所産業課本川地区本川総合支所産業建設課が担当しているが、それぞれの課の監理・監督の内容を相互に把握していない状況は、本来、同一自治体内で好ましい状態と言えない。この点について早急な改善を求める。 指定管理者との関係。 指定管理施設では管理者から、直営施設では職員から、町の対応への不満が感じられる施設があった。 指定管理者直営施設職員とは自由に話し合える関係性を築くことを忘れず、二人三脚での運営の姿勢を求めたい。また、町は指定管理施設現場状況を十分に把握する必要がある。その上で、ハード、ソフト面管理者と密に情報共有をし、運営力向上、施設の効果的利用につなげていくべきだ。 取り組む姿勢。 指定管理制度のもとで運営をする施設は、監理・監督をする立場にある町の当事者意識が欠落していると思われる点も多く、本気で取り組んでいるとは到底思える状態ではない。直営施設に至ってはそれが顕著に表面化しており、施設継続をするのであれば、形式上だけでなく一歩踏み込んだ取り組みが求められるが、施設によっては設置目的を果たすのみ、惰性での運営と言わざるを得ないので、早急な改善を求める。 公共施設等総合管理計画個別施設計画実施に向け、公共施設等総合管理計画では施設規模適正化がうたわれているが、個別施設計画へは町民のニーズを聞き漏らすことがないよう慎重な実施が望まれる。 公共施設等調査特別委員会からは中間報告は以上となります。 ○議長(高橋幸十郎君) これから委員長中間報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 質問をいたします。 まず、この中間報告書の4ページから質問をさせていただきます。 大変熱心に調査をされた経過が報告をされました。それで、4ページの(2)指定管理施設等について、イ、指定管理者との関係の中で、指定管理施設では管理者から、直営施設では職員から、町の対応への不満が感じられる施設があったとありますが、この特別委員会が調査した直営施設、またこれから調査するかどうかわかりませんが、直営施設についてどういったところにどういった直営施設があるかという説明をお願いします。 次に、ウ、取り組む姿勢で、指定管理制度のもとで運営をする施設は、監理・監督をする立場にある町の当事者意識が欠落していると思われる点も多くと、大変厳しい書き方がされてあります。本気で取り組んでいるとは到底思える状態ではない、これも大変厳しいです。直営施設に至ってはそれが顕著に表面化しておりとあります。この直営施設に至ってはそれが顕著に表面化しており、これを具体に説明をお願いします。 そして、3番目に、施設継続をするのであれば、形式上だけでなく一歩踏み込んだ取り組みが求められるがとあります。この一歩踏み込んだ取り組みというのは、具体にどういったことであると委員会で話し合われたのかお尋ねします。 そして、施設によっては設置目的を果たすのみ、惰性での運営と言わざるを得ないので、早急な改善を求める。これも惰性という言葉があり、大変きつい言い方ですが、この惰性というのを具体的な説明をお願いします。 次に、エ、公共施設等総合管理計画個別施設計画実施に向け、公共施設等総合管理計画では施設規模適正化がうたわれているが、個別施設計画へは町民のニーズを聞き漏らすことがないよう慎重な実施が望まれる。この個別施設計画へは町民のニーズを聞き漏らすことがないよう慎重な実施が望まれる、これは具体にどういったことを示しているのか。なぜこのような個別施設計画へは町民のニーズを聞き漏らすことがないよう慎重な実施が望まれると結んだのかお尋ねをいたします。 次に、同じく3ページの、具体的に特別委員会が調査したことを書かれておりますが、3ページの具体には山荘しらさの施設の今後のあり方ということで書かれてあります。中段から下についてですが、山荘しらさのここ5年間の決算書を見ると100から200万円の赤字状態が続いておりとあり、その下で、そして赤字補填ともとられかねない指定管理料が支払われている。今後はその点も踏まえ、指定管理者制度の趣旨を損なわないような形態にしなければならないと、こうあります。この、今後はその点も踏まえ、指定管理者制度の趣旨を損なわないような形態にしなければならない、これについて詳しい説明を求めます。どのように検討されて、このような言葉としてくくられたのかお尋ねします。 そして、その下に、そこで県の財産、町の財産であることを再認識した上で、適切な運営のために四国内の山岳観光宿泊施設への聞き取り等の調査努力もすべきだろうと、こう書かれてあります。ほかにおいてはすべきと考えるとこう断定的な文でくくってありますが、ここでは1か所、ここでは調査努力もすべきだろうと、こうやわらかく書かれてありますが、この意味は何か、どのようなものかお尋ねします。 そして、5ページ、大変熱心に調査特別委員会が調査をされております。その中で、グリーン・パークほどのについて、施設の今後のあり方が書かれてありますが、運営面では、町の補助金団体である一般社団法人い町観光協会が運営していることで、収支が赤字になっても町が補填してくれる体質が生まれてしまう。一般社団法人い町観光協会が、今後も指定管理者として希望するのであれば、経営のプロを雇用するなり自主独立運営お願いしてはどうかとありますが、この経営のプロを雇用するなり自主独立運営で、経営のプロを雇用するにはまた人件費がかかりますが、そういったところはまたこの補助金で補うのですか。この経営のプロを雇用するということについて、どのようなことなのかお尋ねをいたします。 また、道の駅「633美の里」物産館について6ページに、施設の今後のあり方で、上のほうですが、本来は町が購入すべき施設備品について、急ぎという理由で指定管理者が購入した事例があった。他指定管理施設との公平性を保つ必要があり、今後このようなことが起こらぬよう町と指定管理者やりとりを十分に行ってほしい。指定管理者で、この急ぎという理由で購入した事例ということは調査をしてわかった、判明したことだと考えますが、何をどのくらいの金額で購入していたのかお尋ねします。 そして、伊野地区のほうも大変熱心に調査をされたことがうかがわれます。 8ページに、13、土佐和紙工芸産地形成促進施設農林漁業体験実習館農産加工実習館)ですが、この施設の今後のあり方、特に意見なし。何か非常にさみしい感がしましたが、この施設では、直販所は地域利用者に欠かせない場所となっていると。食堂ではうどんとおでんの食事ができ、同施設内でうどんづくり体験もできる。ここはうどんづくりこんにゃくづくりとか体験ができるようになっておりましたが、ここも高齢化が進んでまして、なかなか体験ができないような現状にあるのではないでしょうか。そういったところの聞き取りはされなかったのですか。特に意見なしというのはどういうことですか。 次に、14の土佐和紙工芸滞在型農園施設薬湯風呂施設地域食材供給施設伝統家屋移築施設田植邸)・ふれあい農園・農林漁業体験実習館炭焼き体験実習館)ですが、これで施設の今後のあり方として、ふれあい農園、炭焼き体験実習館の継続については現状を鑑み検討する必要があるとくくられておりますが、現状はどのようなものであるということで、どのような聞き取りをされたのかお伺いします。 そして、長くなって申しわけないですが、9ページに続きまして行きますが、15の土佐和紙工芸和紙体験実習館和田邸高野邸大原邸、これについて施設の今後のあり方として、9ページに続きますが、和田邸高野邸大原邸と蔵3棟の賃貸借料金が月1万円と、周辺民間施設と比べても根拠に乏しい、再考する余地があると思われるとあります。それで、土佐和紙工芸村内には町直営施設指定管理施設が混在している、ゆえに敷地の境界がわかりにくくと、こうありますが、町直営施設指定管理施設、おのおのどういった施設かお尋ねをいたします。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 委員長。 ◎公共施設等調査特別委員長岡田竜平君) お答えします。 全部で12個、ご質問いただきましたので、1つ目からお答えさせていただきます。 まず、直営施設はどこかというご質問ですけども、まず木の根ふれあいの森、そして紙博の別館のコパ、土佐和紙工芸和紙体験実習館和田邸高野邸大原邸、以上になります。 2つ目が、当事者意識が欠落している等々の、それらが顕著に表面化しているというのを詳しくということですので、これを詳しく説明しないようにここにまとめてあります。それは別添資料で読み解いていただきたいと思います。 3つ目、一歩踏み込んだ、4つ目、惰性に関しても、同じ答弁とさせていただきます。 5つ目、町民のニーズが必要ということを記してるのかというようなことを聞かれたと思うんですけども、町民のニーズを聞き漏らすことがないようということで、当然のことと思って、それは含めさせていただいております。 あと、少し飛びまして、10個目の質問に先答えさせていただきたいと思います。 土佐和紙工芸産地形成促進施設についてなんですけども、うどん体験等利用者が減っているが聞き取りはしたのかということで、聞き取りした結果の調査、審査の結果を載せさせていただいております。 11番についても同様に、聞き取りは管理者から直接させていただいております。 その他詳細をお聞きする質問がありましたけども、余りにもちょっと細か過ぎまして、これは取りまとめたものとなっております。意見を全て、いろんな方向に意見は行きます。それを取りまとめたものがこれですので、一つ一つ委員の意見を私がこの場でお答えするというわけにはいきませんので、ご理解いただきたいと思います。 お答えは以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) それで、2回目なんですけれども、6ページ目の、いろいろ細かいことを載せる必要はないということだったんですけれども、そうでなくて、6ページのこの道の駅「633美の里」の物産館で、施設の今後のあり方で、本来は町が購入すべき施設備品において急ぎという理由で指定管理者が購入した事例があった、他指定管理施設との公平性を保つ必要があり、今後このようなことが行われぬよう町と指定管理者やりとりを十分に行ってほしい。これは大変重要なことがわかったということですよね、調査して。ということでしたら、せっかく中間報告があるんですから、具体に急ぎという理由でどういったものがどういった金額で購入されたかと純粋に聞いております。お尋ねをいたします。 それと、2回目。7ページの、1回目では聞きませんでしたが、委員長がそういうふうにお答えられるんで、ちょっと別の角度から。7ページ、11の吾北デイサービスセンター施設の今後のあり方として、介護難民ができたらいけませんので、ケアマネ等につきましても町が今独自の対応を行っておりますが、そういったことについて特別委員会は今後どのようにすべきかという議論はされましたか。お尋ねをいたします。 それと、8ページの13から14、15ですけれども、13においては施設の今後のあり方で特に意見なしということでお尋ねをしましたが、提供しているもの、農家が中心になって、この工芸村というところができてから中山間の農家の方たちが、そこでできるその産物といいますか、農産物なんかを含めて、加工して販売しているということがありましたが、それが高齢化によって、じゃあその高齢化、そういったことをしている方たちの聞き取りはしましたか。指定管理者の担当の方にのみ聞き取りを行ったような答弁でしたが、どのようなものだったのか。また、改めて13、14、15についてどうだったかお尋ねをいたします。 細かいことではないですよ。施設の今後のあり方で、土佐和紙工芸村には直営施設指定管理施設があるということですので、これ、委員長が答えたかどうかわかりませんが、答えてなかったら、町直営施設指定管理施設、おのおのどういったところか再度お尋ねをいたします。 そして、中間報告がありましたが、この公共施設等調査特別委員会は今後どういった調査をしていくのか、活動予定はどのようになっているのか、どういった協議をされたのかお尋ねします。 ○議長(高橋幸十郎君) 委員長。 ◎公共施設等調査特別委員長岡田竜平君) まず1点目、道の駅「633美の里」物産館の急ぎで購入したものと金額、済いません、1回目でお答えしそびれてました。 これは冷蔵機能のあるショーケースですね。私の記憶では200万円ほどだったと記憶しております。詳細については、済みません、すぐにお答えしかねますので、これでご理解いただければと思います。 2点目、吾北デイサービスセンターについて、介護難民についての検討もしたのかということですが、そのような意見も出ながらの視察、検討させていただきました。 3点目につきまして、土佐和紙工芸産地形成促進施設についてのご質問で、管理者だけに質問したのかということですが、管理者だけに視察の際に説明をいただきまして、ご意見をいただきました。多分高齢者というのは従業員の方のことだと思うんですが、まず私の記憶では高齢者という認識も余りなかったので、ひょっとそこが抜かってたのかもしれませんので、そこ、今後従業員の方が高齢者という認識のもとに聞いていけばよかったのだなと、今後の視察の際の検討材料にさせていただきたいと思います。 4点目、直営と指定管理施設がどれかということですけども、ここに幾つか①、②で別添資料で載せさせていただいているものの中で、直営施設のみお答えさせていただいて、それ以外が指定管理施設とお考えいただければと思います。その中で、先ほどお答えさせていただいたのと同様になりますが、6番の木の根ふれあいの森、そして15番、土佐和紙工芸和紙体験実習館和田邸高野邸大原邸。済みません、16番が抜かっておりました。土佐和紙伝統産業会館及びいの町紙業総合センター、続いて17番がその別館となります。以上です。 そして、5つ目といたしまして、当委員会の今後どのような検討、何を検討していくのかということですが、何を検討するというのは多分次回の委員会の中で決められるのではないかと思っております。 以上です。
    ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) ちょっと気になったのが、委員長の答弁を聞いて、全体的に大変吾北地区本川地区の今の指定管理者指定管理制度で対応している施設については熱心に聞き取りもされているのかなというのがありますが、特に気になったのはこの伊野地区の、13、土佐和紙工芸村とか柳瀬の直販所とか、そういったところでの聞き取り、それと調査に対して、委員長ないし委員会が内容の実態把握がまだまだ不十分と言ったら失礼になるかもしれませんが、十分でないところがあるんじゃなかろうかと考えます。伊野地区におきましても、そういった中山間地域の活性化と土佐和紙の振興というのは大変重要なことでもあります。それで、施設の今後のあり方が特に意見なし、ここがものすごいショックなんですよね。それで、高齢化っていうのが、委員長は従業員と言われましたが、違います。うどんづくりも体験できる。こんにゃくもできたりします。その体験をするには、地元の方たちの農業を営んでいる人たちとかそういった方が、そこの中山間の産地の、実は紫黒米というお米を使って紫黒うどんというのも有名です。そういったところももう少し踏み込んで調査されていたらと大変残念に思います。そうしたら、ここでまた吾北・本川中山間、伊野地区の中山間についてもより詳しい調査ができる、そしてまたいの町の未来を見据えた特別委員会としての方向性も見出せるのではないかと思い、質問をさせていただきました。 3回ですので、以上で終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに。委員長、答弁。 ◎公共施設等調査特別委員長岡田竜平君) ちょっと前後しますが、まず地元の高齢者、13番施設についてですけども、うどんの体験、こんにゃくのことも言っていただきましたけども、地元のということで紫黒米ということもお話しいただきましたが、おっしゃるとおりで、地域の高齢者の方もいらっしゃいますので、そういう方のご協力があってこそだと思っております。ご指摘いただいた内容については、今後の委員会の中では十分そういうことも参考にさせていただいて議論していくようにさせていただきたいと思います。 もう一つご質問いただきました、この別添資料を見て伊野地区の議論が足りんがやないかというようなご指摘やったと思うんですけども、その点に関しましても、そこができれば吾北、本川もさらに深く議論、視察もより深くできるんじゃないかというようなご指摘をいただいたと思いますので、そういう点も含めて、今後委員みんなでそういう点を留意しまして十分に議論するよう努めさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで質疑を終わります。 以上で公共施設等調査特別委員会中間報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第4、議案第91号から議案第111号までを一括議題とします。職員に議案を朗読させます。 ◎書記(山崎康正君)   議案第 91号  いの町行政組織条例の一部を改正する条例議案  議案第 92号  いの町一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例議案  議案第 93号  いの町本川国民健康保険診療所勤務医師給与支給条例の一部を改正する条例議案  議案第 94号  いの町本川農林業会館の設置及び管理に関する条例を廃止する条例議案  議案第 95号  木の根ふれあいの森施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案  議案第 96号  桑瀬寒風茶屋の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案  議案第 97号  いの町水道事業給水条例の一部を改正する条例議案  議案第 98号  いの町職員特殊勤務手当の支給等に関する条例の一部を改正する条例議案  議案第 99号  いの町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案  議案第100号  平成30年度いの町一般会計補正予算(第4号)議定に関する議案  議案第101号  平成30年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)議定に関する議案  議案第102号  平成30年度いの町介護保険特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第103号  平成30年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第104号  平成30年度いの町下水道事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第105号  平成30年度いの町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第106号  平成30年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案  議案第107号  平成30年度いの町水道事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案  議案第108号  平成30年度いの町病院事業会計補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第109号  財産の取得に関する議案  議案第110号  町道の路線廃止に関する議案  議案第111号  町道の路線認定に関する議案 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 議案について提案理由の説明を求めます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) おはようございます。 本日は平成30年第4回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方におかれましては、何かとご多用の中ご出席を賜り、本定例会が開催できますことを厚く御礼申し上げます。 今議会は、いの町行政組織条例の一部を改正する条例議案など21議案と報告3件についてご提案させていただいております。 議案説明の前に行政報告をさせていただきます。 まず、水道料金の改定についてでございます。 水道事業を取り巻く環境は、人口減少や節水機器の普及などにより水需要は減少傾向にあり、収入の大部分を占める水道料金収入の増加が見込めない中で、南海トラフ地震対策として管路、施設の耐震化や老朽管の布設がえなどさまざまな課題が顕著となっております。こうした状況において、平成29年度に策定しました今後10年間の投資、財政計画を踏まえた経営戦略では、計画期間中の収支見通しは赤字が継続し、現状の料金水準では健全な経営の確保が困難となり、現状の給水サービスを維持できない状況が明らかになったことから、経営健全化に向け、独立採算の事業収益の確立の実現に向けた水道事業の経営のあり方について、いの町水道事業経営審議会に諮問を行い、適正な料金水準などについて慎重にご審議いただいておりました。 その結果、11月2日に料金改定について改定時期や改定幅などが盛り込まれた答申をいただいたことから、答申内容を十分尊重するとともに、今後の財政状況や事業計画などを勘案し、独立採算、受益者負担の原則からも今回水道料金の改定を考え、関係条例の改正につきまして今定例会に上程させていただいております。 なお、改定の時期は平成31年5月検針分からを予定しております。 次に、機構改革についてでございます。このたびの機構改革についてご報告いたします。 今定例会の行政組織条例の一部を改正する条例議案を提出させていただいておりますが、今回の機構改革につきましては、これまでの町民課の徴収係を独立させ、他の所属の主管に属する公債権と私債権の一部を一元化し、債権管理に係る業務の効率化や生活再建型滞納整理を推進したいとの考えで、債権管理課の新設をご提案させていただきました。 公平、公正な負担とともに、いかに生活困窮者を支援できるかという視点を持って、関係所属と連携して取り組んでまいりたいと考えております。 次に、危機管理室の設置についてでございます。 地震など大規模災害に備えた防災・減災対策や自主防災活動など地域防災力の向上に一層取り組んでいくため、平成31年4月1日から新たに危機管理室を総務課内に設置し、住民の生命に直結する危機管理体制の強化を図ってまいりたいと考えております。 次に、地域再生計画、四国西部エリア戦略型観光サービス創出事業に係る山岳観光についてでございます。 地域再生計画、四国西部エリア戦略型観光サービス創出事業において、11月1日に第三セクター方式の地域集客サービス統括会社、株式会社ソラヤマいしづちを設立いたしました。 本事業では、インバウンド客や国内の富裕層をターゲットに定め、ターゲット層に訴求力を発揮するストーリー性のあるプロモーションや参画する専門家の持つ最新のマーケティングデータをもとに、ツアー商品の造成、営業活動に注力し、個人客への直接販売や国内外エージェント等を通じた販売を促進してまいります。また、人材も重要な地域資源であることから、域内外から有能な人材を集め、将来、この地域の観光サービスを牽引していくようなクリエーティブな人材の発掘、育成に取り組んでまいります。 今後の取り組みとしましては、1月から3月にかけて、連携4自治体と参画企業及び観光協会、オブザーバーとして四国経済産業局、愛媛県、高知県、両県の観光協会をメンバーとした経営戦略策定委員会を開催し、経営理念、事業領域、経営戦略を策定することとしております。 次に、山荘しらさの改修に係る進捗状況につきまして、現在、設計委託業務の完了を目前にしておりますことから、地方創生推進交付金を活用し、平成31年度から改修工事に着手することを計画しております。 今後の取り組みといたしましては、平成31年度、32年度の2カ年で改修工事を行い、平成33年度からの再開を目指し、整備に努めてまいります。 続きまして、超高速ブロードバンド未整備地域への対応についてでございます。 これまで関係機関との協議や他の自治体への聞き取りなど、超高速ブロードバンド整備運営方法の検討を行ってまいりました。また、本年10月には、陳情書をいただいた陳情者の代表の方々に対しまして、これまでの取り組み状況の説明を行いました。 昨年11月には、ブロードバンド整備につきまして、民設方式に対する補助制度の創設や補助率のかさ上げなどにつきまして総務省に要望いたしましたが、このたび総務省より他の未整備市町村からの要望も踏まえまして、詳細は現在調整中とのことですが、平成31年度から民設方式に対しましても補助対象となる事業が新たに創設される見込みであるとの通知がございました。この通知を受けまして、本年11月に総務省に対しまして、創設予定の補助事業の対象となる条件不利地域の採択要件の緩和や補助率のかさ上げなどにつきまして改めて要望を行ったところでございます。 ブロードバンドの整備につきましては、振興計画でお示ししておりますよう、他の事業との調整により、平成32年度から整備を開始する計画となっております。計画では、後年度の負担が少ない民設民営方式を中心に検討しておりますが、創設予定の補助事業の内容も踏まえまして慎重に判断していく所存でございます。 次に、れんけいこうち広域都市圏についてご報告いたします。 平成30年3月に連携協定を締結し、4月より取り組みがスタートしたれんけいこうち広域都市圏でございますが、11月には県内の首長が集まり、取り組み状況の共有や連絡調整を行う推進会議が開かれたほか、有識者によるビジョン推進懇談会も開催されるなど、今後の推進体制も整い、圏域の活性化に向けて、圏域全体として取り組んでいるところでございます。 事業につきましてはおおむね順調に進んでおり、いの町にとりましても、日曜市への出店や2段階移住などで連携が構築されてきたほか、今後は特に観光、情報システム分野におきましても連携が進むと期待いたしております。 高知市に隣接するという地理的メリットを生かし、れんけいこうち広域都市圏の取り組みを着実に進めてまいりたいと考えております。 次に、町立保育園耐震事業につきまして、現在、川内保育園の改築工事を本年9月18日から平成31年7月31日を工期として実施しており、12月上旬には旧園舎の解体作業が完了する予定となっております。 また、八田保育園の耐震改築事業につきましては、現在、年度末を期限に実施設計を委託しており、平成31年度には家屋事前調査及び改築工事に取りかかってまいります。事業実施に当たりましては、八田保育園改築工事検討委員会委員の皆様にご意見をいただきながら設計を進めてまいります。保護者の皆様へのご説明につきましては、去る11月29日に説明会を開催させていただき、ご理解をいただいたところですが、今後も園と協議しながら、保護者、地域の皆様に丁寧な説明を行うことに努め、ご理解、ご協力をいただきながら、工事を安全かつ円滑に進めてまいりたいと考えております。 次に、清水公民館に付随するコスモスホール清水の寄附についてでございます。 清水公民館は、新耐震基準以前の建物であり、耐震化を進めていくに当たり、本施設に付随するコスモス農業協同組合所有のコスモスホール清水の取り扱いについて双方で協議を重ねてきましたところ、本年11月1日、コスモス農業協同組合から寄附の申し出があり、このたび町への所有権移転登記手続が完了いたしました。 今後は、施設の耐震診断を実施し、診断基準に基づき、来年度には耐震補強設計、再来年度には耐震補強工事を順次行うこととしております。 次に、いの上水道北山・大国山配水池統合事業についてでございます。 平成26年度より進めておりました、いの上水道北山・大国山配水池統合事業におきまして、送配水管の布設と配水池設置工事が完成し、配水を行う準備が整いました。新たに設置した配水池は耐震性ステンレス構造となっており、地震時に一定以上の揺れを感知すると自動的に配水を遮断し、水道水を貯留することができる緊急遮断弁を整備しております。 今後の予定といたしまして、電装機器の総合試験、水質試験を経まして、1月16日に新配水池からの配水を開始する予定といたしております。配水池切りかえに際しましては、配水方向がこれまでと逆になる箇所があるため、切りかえ作業と同時に配水管の洗浄を行い、濁り等を極力生じないように作業を行ってまいります。 次、損害賠償請求控訴審についてでございます。 いの町が平成30年4月24日付で高松高等裁判所に控訴いたしました固定資産税に係る損害賠償請求事件につきまして、去る平成30年10月22日、当裁判所による和解勧告に基づき、当事者双方合意の上、和解が成立いたしましたことをご報告申し上げます。 なお、本来でございましたら、その詳細についてご報告すべきところでございますが、相手方である住民の方より、個人の財産上の問題に加え、既に訴訟も終了していることから、詳細については公表を差し控えてもらいたいとの申し出がございました。いの町といたしましても、当事者である住民の方のご意向を最大限尊重し、詳細につきましては差し控えさせていただきます。 次、平成30年7月豪雨等に係る職員派遣についてでございます。 平成30年7月豪雨、台風21号、台風22号による公共土木施設災害復旧等業務に関し、11月12日の第9次災害査定から12月21日の第11次災害査定にかけての約100件にも及ぶ大量の受検に係る業務のため、安芸市長から10月24日付職員派遣の依頼がございました。そうしたことから、町では、業務支援として11月1日から12月21日までの期間、技術職員1名を安芸市に派遣し、安芸市職員と共同で災害査定に向けた準備並びに災害査定受検などの業務を行っております。 次、本川総合支所耐震改修工事についてでございます。 平成29年12月より実施しておりました本川総合支所の耐震改修工事が完了し、11月26日より庁舎での業務を開始いたしました。このたびの耐震改修工事では、耐震ブレース等の設置により耐震性を確保するとともに、南海トラフ地震等の大規模災害に備え自家発電設備を整備するなど、防災力の向上を図りました。また、あわせて庁舎入り口に車椅子用スロープを、1階にはユニバーサルトイレを設置するなど、来庁された皆様に優しい施設となりました。改修後は、本川教育事務所も支所に移転することで住民サービスの向上を図りました。なお、工事に際し、来庁の皆様並びに近隣の皆様、関係の皆様のご理解とご協力に対しまして厚く御礼申し上げます。 行政報告最後に、第26回全国消防操法大会の結果についてでございます。 第26回全国消防操法大会は、10月19日に富山県広域消防防災センターで開催され、同大会のポンプ車の部におきまして、いの町消防団枝川分団が、これまでの訓練の成果を遺憾なく発揮し、5位優良賞を受賞いたしました。また、3番員の川上敬司団員が各番員において特にすぐれた選手に贈られる優秀選手賞を受賞するというすばらしい結果となりました。 以上が行政報告でございます。 次に、本日提案いたしております議案第91号から議案第111号につきまして提案理由の説明をさせていただきます。 まず、議案第91号いの町行政組織条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、平成31年度からの機構改革として、債権管理課を新設すること及び事務分掌を変更する改正を行おうとするものでございます。 議案第92号いの町一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、平成30年人事院勧告に準ずる職員の給与についての改正及び平成31年度から一般会計に計上される給食費を職員給与から控除するための改正並びに病院事業に従事する職員の職名についての改正を行おうとするものでございます。 内容は、給料表額の400円から1,700円の範囲での引き上げ、勤勉手当の年間0.05カ月分引き上げ及び宿日直手当の引き上げを行い、これらを本年4月1日に遡及して適用しようとするものでございます。 議案第93号いの町本川国民健康保険診療所勤務医師給与支給条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、平成30年人事院勧告に準じ、医師の給料表の改正を行おうとするものでございます。 内容は、給料表額の400円から1,500円の範囲での引き上げを行い、これらを本年4月1日に遡及して適用しようとするものでございます。 議案第94号いの町本川農林業会館の設置及び管理に関する条例を廃止する条例議案でございます。 本議案は、本川農林業会館解体撤去に伴い、当該条例を廃止しようとするものでございます。 議案第95号木の根ふれあいの森施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、木の根ふれあいの森の管理を指定管理者による管理とし、多様化する利用者ニーズに対応するため、民間事業者の有するノウハウを活用し、より効果的な地域活性化に寄与することを目的として改めるものでございます。 議案第96号桑瀬寒風茶屋の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、桑瀬寒風茶屋の管理を指定管理者による管理とし、多様化する利用者ニーズに対応するため、民間事業者の有するノウハウを活用し、より効果的な地域活性化に寄与することを目的として改めるものでございます。 議案第97号いの町水道事業給水条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、水道事業の経営の健全化を図り、将来にわたり安定的に事業を継続し、安心・安全な水道水の安定した供給及び老朽化施設の更新や耐震化等の取り組みを進めるために必要な財源を確保するため、水道料金の改定を行おうとするものでございます。 議案第98号いの町職員特殊勤務手当の支給等に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、病院事業に従事する職員の職名について改正を行おうとするものでございます。 議案第99号いの町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、学校教育法の改正に伴い、平成31年4月1日より、新たな高等教育機関として専門職大学の制度が設けられることによる専門職大学の前期課程修了者の放課後児童支援員資格基準への追加のために、所要の改正を行おうとするものです。 議案第100号平成30年度いの町一般会計補正予算(第4号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ1億4,720万円を減額し、累計予算総額を146億4,750万円とするものでございます。 歳入の主なものは、後期高齢者医療給付費負担金過年度戻入金等の諸収入を3,382万6,000円、財産収入を1,600万円、財政調整基金繰入金等の繰入金を1,570万円それぞれ増額し、社会資本整備総合交付金等の国庫支出金を1億1,229万8,000円、過疎対策事業債等の町債を1億1,110万円それぞれ減額するものでございます。 歳出では、義務的経費は、人件費を1,437万8,000円、私立保育園運営費などの扶助費を162万2,000円それぞれ増額し、公債費を525万6,000円減額、投資的経費は、社会資本整備総合交付金事業等の普通建設事業費を2億2,414万6,000円減額し、農道及び林道の災害復旧事業費を6,876万円増額、その他の経費は、道路維持管理等の維持修繕費を923万円、災害補償費等の補助費等を894万3,000円それぞれ増額し、地籍調査事業等の物件費を1,367万8,000円、下水道事業特別会計等への繰出金を705万3,000円それぞれ減額するものでございます。 議案第101号平成30年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ6,399万6,000円を追加し、累計予算総額を31億7,661万8,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、県支出金380万4,000円、繰入金627万4,000円を減額し、繰越金7,458万3,000円を増額するものでございます。 歳出の主なものは、国民健康保険事業費納付金50万3,000円を減額し、基金積立金4,837万2,000円、諸支出金1,612万7,000円を増額するものでございます。 議案第102号平成30年度いの町介護保険特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ25万円を追加し、累計予算総額を28億6,863万7,000円とするものでございます。 歳入は、支払基金交付金3万4,000円を減額し、国庫支出金1万4,000円、県支出金6,000円、繰入金26万4,000円を増額するものでございます。 歳出は、地域支援事業費8,000円を減額し、指定介護予防支援事業費25万8,000円を増額するものでございます。 議案第103号平成30年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ35万円を減額し、累計予算総額を4億1,539万9,000円とするものでございます。 歳入は、サービス収入25万6,000円、諸収入9万4,000円を減額するものでございます。 歳出は、総務費225万5,000円を増額し、事業費260万5,000円を減額するものでございます。 議案第104号平成30年度いの町下水道事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ93万7,000円を減額し、累計予算総額を3億9,121万8,000円とするものでございます。 歳入は、一般会計からの繰入金を762万2,000円減額し、消費税還付金を668万5,000円増額するものでございます。 歳出は、人件費を6万3,000円増額し、消費税納付金を100万円減額するものでございます。 議案第105号平成30年度いの町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ157万9,000円を追加し、累計予算総額を4,989万8,000円とするものでございます。 歳入は、一般会計繰入金157万9,000円を増額するものでございます。 歳出の主なものは、施設管理費修繕料を61万7,000円、し尿処理費を90万円増額するものでございます。 議案第106号平成30年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ6万1,000円を減額し、累計予算総額を1億2,498万5,000円とするものでございます。 歳入は、基金繰入金を161万4,000円減額し、繰越金を155万3,000円増額するものでございます。 歳出は、人件費を16万5,000円増額し、消費税納付金を22万6,000円減額するものでございます。 議案第107号平成30年度いの町水道事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案でございます。 本議案は、水道事業運営に係る収益的支出について補正するものでございます。 収益的収支(税抜)の費用額では、動力費185万3,000円、職員給与費17万8,000円、企業債利益を42万9,000円増額し、事業費用総額を4億4万9,000円とするものであり、4,354万2,000円の当年度純損失となる見込みでございます。 議案第108号平成30年度いの町病院事業会計補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、病院事業運営に係る収益的収支及び資本的収支について補正するものでございます。 収益的収支では、給与改定による職員給与費の補正で、税込みで支出額を360万3,000円増額し、21億3,272万2,000円とするものでございます。 資本的収支では、医療機器の入札結果の確定により収入額を73万1,000円減額し、収入総額を1億2,393万3,000円、支出額を75万9,000円減額し、1億7,640万7,000円とするものでございます。 資本的収支が支出に対して不足する額5,250万2,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。 議案第109号財産の取得に関する議案でございます。 本議案は、国民健康保険長沢診療所のエックス線撮影システムの更新、電子カルテシステムの新規導入に当たり、購入契約を締結しようとするものでございます。 入札に当たりましては、株式会社シーメックほか4者を指名し、11月22日に入札を実施した結果、株式会社シーメックが1,286万2,800円で落札したため、平成31年2月28日を納期限として購入契約を締結するに当たり、いの町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 議案第110号町道の路線廃止に関する議案でございます。 本議案は、高知県が維持管理している橋梁部分の廃止に伴い、起点の変更をしようとするものでございます。 議案第111号町道の路線認定に関する議案でございます。 本議案は、公共性が高い道路を町道として管理するための新規路線認定、及び高知県が維持管理している橋梁部分の廃止に伴う起点の変更により、路線認定を受けようとするものでございます。 以上でございますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高橋幸十郎君) これで提案理由の説明を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第5、請願・陳情の付託を行います。 本日までに受理した請願並びに陳情は、お手元に配付いたしました請願・陳情文書表のとおりであり、議会での取り扱いは、全議員に陳情の写しを配付することにとどめることといたしましたので、ご了承願います。 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。12月4日は合同審査のため、12月5日は議案精査研究のため休会とし、12月6日再開したいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、12月4日から12月5日まで休会とし、12月6日午前10時に再開することに決定しました。 本日はこれで散会します。ご苦労さまでした。      散会 11時26分...