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03月16日-05号

  • "高知西バイパス整備促進対策特別委員会"(/)
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  1. いの町議会 2018-03-16
    03月16日-05号


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    最終取得日: 2021-09-18
    いの町議会 平成30年第1回( 3月)定例会          平成30年第1回いの町定例会会議録招集年月日  平成30年3月16日(金曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  東  尚  毅10番森  田  千 鶴 子2番久  武  啓  士11番岡  田  竜  平3番井  上  敏  雄12番山  崎  き  よ4番井  上  正  臣13番山  岡     勉5番藤  崎  憲  裕14番筒  井  公  二6番土  居  豊  榮15番浜  田  孝  男7番池  沢  紀  子16番森  本  節  子8番市  川  賢  仁17番筒  井  一  水9番森     幹  夫18番高  橋  幸 十 郎欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                事務局職員出席者事務局長山  崎  豊  久書記山  崎  康  正説明のため出席した者町長池  田  牧  子副町長久  松  隆  雄教育長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長和  田  耕  明産業経済課長川  崎  信  一本川総合支所長天  野  浩  志環境課長田  岡  重  雄会計管理者山  中  貴  恵上下水道課長川  村  敏  之吾北総合支所次長門  脇  忠  久町民課長中  嶋  隆  司本川総合支所次長野  田  幸  稔ほけん福祉課長澁  谷  幸  代総務課長筒  井  誠  人森林政策課長野  村  考  宏管財契約課長岡  村  寛  水国土調査課長岡  林  將  夫土木課長水  田  正  孝偕楽荘所長吉  良  高  秀教育次長山  崎  泰  代仁淀病院事務長補佐池  田  俊  二        平成30年第1回定例会議事日程(第5号)        平成30年3月16日(金曜日)午前10時開議        第1 一般質問             11番  岡  田  竜  平             8番  市  川  賢  仁        第2 議案第1号から議案第41号まで               委員長報告               討   論               採   決        第3 発議第1号 いの町議会委員会条例の一部を改正する条例        第4 議員派遣の件        第5 各常任委員会、水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進対策特別委員会、仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会公共施設等調査特別委員会並びに議会運営委員会閉会中審査、事務調査の件      開議 9時58分 ○議長(高橋幸十郎君) おはようございます。 これから本日の会議を開きます。 日程に入ります前にお知らせします。 本日、議案第27号に係る修正動議の提出があり、その写しをそれぞれお手元にお配りしてありますので、議員各位にはご確認願います。 これより日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。11番、岡田竜平君。      〔11番 岡田竜平君登壇〕 ◆11番(岡田竜平君) おはようございます。 議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問に入りたいと思うのですが、その前に、皆様、平昌オリンピックはごらんになったでしょうか。さらに、1月に京都で開催されました都道府県対抗女子駅伝ごらんになったでしょうか。高知県チームは須崎市出身の鍋島選手を筆頭に全選手が活躍され、16位という好結果に興奮したのは私だけではないと思っております。やっぱりスポーツはええなと思ったことでした。そのレースをテレビで拝見していたのですが、その中でアナウンサーがこんなことをおっしゃっていました。47都道府県、登録611選手中、昭和生まれがことしは11人、こうおっしゃっていました。逆に言えば、選手611人中600人が平成生まれということになります。昭和生まれの私といたしましては、もうそんなに平成生まれに食い込まれているのかと、改めて愕然といたしました。そんな話も踏まえまして、質問に入りたいと思います。 通告主題1、町づくりを支える人材の育成、質問要点ア、若者会議の設置。 町づくりを支える人材育成として、将来いの町を担う若者らに、みずから事業を考え実施できる若者会議をいの町に設けてはどうでしょうか。このようなご提案です。会議は、町内若手有志と若手町職員で構成します。そして、その会に毎年町が一定の予算を準備し、使い道を若者会議に100%任せるというものです。使い道の条件は、公益性の一点のみ。現在の補助金制度では不可能なことです。 現在、町内には商工会や観光協会の中に各種部会があったり、その他町民活動の中では多くの部会があり、それぞれに活動をされています。その中には、既に補助金をもらいながら運営されているものもあります。補助金以外には、公募をかけて優秀な者に助成金を出すというものもあります。それらに対して違和感を感じる意見が寄せられました。それは、補助金であれば、どうしても最後は補助金の要綱に合うように活動が調整され、最終的には本来実施したかった内容とのずれが生じ、思い描いていたものと違うというものでした。助成金の場合でもほぼ同様のようです。 現在実際に開催されている町民主催の会では、役場職員は通常町民のサポート役に回っています。ですが、提案の若者会議では、全く同じ立場で取り組みます。町内有志も役場職員も彼らなりの視点でいの町の課題を見つけ、事業案を作成し、さらに実行に移します。 ここで冒頭の駅伝の話につながります。 ことしは平成30年になるのですが、例えば、30歳以下で会を構成する平成若者会議です。高校生が入ってもよいと思います。そんな若者たちが事業を直接町に提案し、即実行できるようにするのです。町内には、町のために行動したいがどうしたらよいかわからない若者がおります。それは役場職員でも同じでしょう。おととし、この場所で子ども議会が開催されました。これは町主催で、町内の子どもたちにいの町のことをより知ってほしい、そしてそのことについて発表をしてもらい、さらにいの町を好きになってもらいたい、そのような趣旨で実施されたとお聞きしております。今回の私からの提案は、その子ども議会のような、決して模擬議会ではありません。このような会議に実効力を持たせたものにしてはどうかとの提案です。 もう一つ実施されたものの例を挙げますと、今年2月(後段で「今年1月」との訂正あり)、昨年に引き続き伊野商業高校の生徒による、高校生が考えるいの町活性化案の発表が役場1階いのホールでありました。内容は子ども議会よりも具体的で、その中には町主催のイベントの発信力への指摘がありました。その対策としての提案は、若者の間での情報の拡散へはSNSが有効とし、例えば町主催のイベントに高校生のバンドを招待すれば、そのバンドのライブ告知の情報とともにイベント情報が爆発的に拡散され、周知することができる、そして集客が期待できるというものでした。町主催イベントの告知力の弱点分析もさることながら、とても説得力があり、発想が高校生そのまんま感が伝わり、大変好感が持てるものでした。これが飛躍した形として若者会議をご理解いただければと思います。 町全体の課題にしても、若者には若者ならではの考えがあります。そして、若者を取り巻くさまざまな課題は、若者にしかわからないものが多くあるのはご理解いただけるでしょう。そうであれば、当然解決方法も若者が考えたほうが理にかなっています。例えば、インターネットに関する新たな事業などは、私たちの考えは到底及ばないはずです。さらに、今まで諦められていた若者のニーズを実現することで新たな施策を充実させられれば、町民の満足度は上昇することが期待できます。そこには、人口流出を食いとめることも期待できます。そうすることで、今までの町の事業に新しい風が吹く予感がいたします。何となく若者会議のイメージは伝わったでしょうか。 町内のそれと似た取り組みとしては、町民祭やもみじまつり、氷室まつりなどがあります。これらの祭には、それぞれ実行委員会があります。そして、それぞれが、観光振興などの目的に対して毎年一定額の補助金が町から出されております。つまり、ここでもその補助金の使い道は、実行委員会に委ねられているわけです。このような補助金と同様にお考えいただければと思います。町活性化のための補助金を町が出し、若者会議が使い道を決める、こういうことです。 このように若者会議には予算が伴いますので、財源の話もさせていただきます。 いの町には、余り積極活用されていない基金がありまして、その中には、この提案に合う設置目的のものもあるように思います。それが将来的には数倍になって返ってくると考えれば、このような人材育成に町民の納得が得られないとは思えません。まずは、そのような基金を活用して始めてみることもできるのではないでしょうか。 ところで、この言葉をご存じの方もいらっしゃると思いますが、一樹百穫、数字の一に樹木の樹、数字の百に収穫の穫で一樹百穫です。人材を育成することは大きな利益につながる、または大計を成功させるには人材の育成が必要であると言われます。皆さん同様のお考えをお持ちと思うのですが、住み続けたいまちづくりには、地域の世話役や役場の職員にも優秀な人材が欲しいのは言うまでもなく、町議会議員にも若手のなり手が欲しいところです。そのためには、何より人材の育成が必要となります。そこで、若者会議が実現すれば、それぞれの人材育成道場、そういった感じになるわけです。そして、そこでの彼らは、自身の思い描くまちと現実のギャップに苦い思いをすることもあるでしょう。成功と失敗の経験を繰り返すことで、いの町の将来を考える力を養い、10年後、20年後にステップアップした立場で活躍してもらおうじゃありませんか。 とは言いましても、この提案は非常に冒険的な提案ですので、町としては不安な内容なのかもしれません。それは多分、若者たちの発想が想像できないからでしょう。ですが、物事は実行しなければ失敗はありません。失敗を回避するために実行しない町ではあってほしくありません。ぜひとも、挑戦する町であっていただきたい、ぜひとも前向きにご検討をいただきたいと思います。 続きまして、通告主題2、人工林の境界の明確化。主題では人工林としておりますが、先行すべきは人工林で、山全体のこととしてお話をさせていただくつもりですので、そのような形でお聞きいただければと思います。質問要点ア、林業振興、質問要点イ、災害復旧対策、質問要点ウ、国税の森林環境税の活用は関連いたしますので、あわせて質問をさせていただきます。 まず、森林環境の保全や整備の重要性は、改めて言うまでもなく、当然しなくてはならず、そしてその山の全てに所有者がおります。林業振興においても同様で、間違いのない整備のためには境界確認が必須となります。例えば、新規参入の林業者も、さあ施業をしようと思っても、地籍調査が済んでいないと地主との交渉がなかなかできず、境界確認でつまずいています。施業エリア拡大を目指す林業事業体にも同じことが言えます。 そこで、何より気になるのが、その地籍調査の進捗具合と、その計画が長引くことによる高齢化問題です。現在、国土調査課では林地を先行して調査をいただいているとお聞きしております。そして、その地籍調査のお手伝いをしてくれている国土調査推進員の平均年齢が68歳。この点をもっと問題視していただきたいと、そう思っています。 現在の計画では、平成46年まで地籍調査は続きます。この68歳の方々より若い方が、山の境界をわかるのでしょうか。地主の方がわかるのでしょうか。地主の方や国土調査推進員の世代交代が難しいことを考えると、平成46年にはこの68歳の方々は84歳。このままで構わないはずはないのはおわかりのことと思います。15年あれば、地主側ではさらに相続も進み、地主の数はさらにとんでもないことになるでしょう。そのことを考えると、本当にぞっとします。地主の方、推進員、そして役場職員のご苦労は雲泥の差になるでしょう。この15年でさらに大きく状況が変わるんです。しかも、地籍調査の終了年度は計画の平成46年よりも遅くなりそうと既にお聞きしておりますので、最悪です。国土調査課長も以前の答弁で、地籍調査が完了していない山林で間伐などの森林整備活動などに時間がかかるとおっしゃっているように、地籍調査が進まないと、林業振興にも影響します。森林率90%、1次産業総生産額の約8割を占める当町の林業において、人工林の地籍調査は、林業振興を考えるに当たっても、スピードアップさせる必要があります。 地籍調査の進捗の問題は、災害復旧対策への影響も考えられます。昨年、台風21号での風倒木の被害は記憶に新しいと思います。町内では町道への被害も多発していたようで、竹や雑木だけならまだしも、復旧処理が容易でない杉、ヒノキが町道を塞ぐケースもあったようです。 ここで被災時の境界の明確に関するお話なのですが、お聞きをしますと、今回のような風倒木では、面で被害を受ける場合が多く、目印となるものも一緒に倒れたり流れたりして、境界がわからなくなる場合が多いようです。そこで、復旧には、まず境界の確認からスタートすることになります。ここで、隣接する地主同士でお互いに境界がわからず、誰が対応するかで対応がおくれることがあるのです。 これは町内に実際にあったお話なのですが、地域住民の車が行き交う道路への風倒木があったのですが、道にかかった木は緊急として道路管理者により撤去が速やかに行われました。ですが、民地であるのり面に残った今にも滑り出しそうな杉、ヒノキの残骸は、そのまま放置されました。なぜなら、地籍調査が済んでおらず、土地を相続した当人同士は境界がわからず、ご本人たちもすぐに手をつけられなかったからです。この話を民と民の話として済ませてよいものでしょうか。 このような問題は、町全体として頻繁にあり得る話です。いの町の課題であるはずです。もし地籍調査が済んでいれば、復旧は迅速に進むでしょう。事実、東日本大震災で津波にのみ込まれ、目印がなくなったエリアでは、地籍調査済みかそうでないかで復旧速度が大きく変わったとお聞きしております。地籍調査が済んでいないことで2次的、3次的な影響が出てくるのは、よくご存じのはずです。全ての出発点にあるのが地籍調査なのです。人工林の整備、山の整備という角度からだけでなく、災害復旧を迅速に進めるためにも必要と考えます。 そうなってくると、やはり問題は予算。国土調査課からの以前のご答弁では、国は津波の被害が想定される沿岸部に対し重点的に補助金を配分する傾向にある。だから、いの町の地籍調査の予算が少なくなり、スピードアップできないということでした。このことについて、国交省に確認をいたしました。すると、津波対策を優先させて中山間エリアの地籍調査への補助金の配分を減らすことは絶対にあり得ない、こういうお返事をいただきました。その点についても確認をしておきたいところですが、ここではどちらの言い分が合ってるにせよ、わかっていることは、いの町としては地籍調査に関して国の補助金を待つ、さらにその予算は少ないようですから、現状では地籍調査事業社会資本整備円滑化地籍整備事業でのスピードアップの期待はできないということです。 次に、森林政策課から当初予算での説明がありました、林地の集約化事業での境界確認の手段があります。この事業での境界の明確化には、不在村地主の問題や、相続時に未登記の地主の問題などの課題が含まれています。そんな問題多発の人工林の境界の明確化を林業事業者に積極的に進めさせることは、少々無理を言わなければならない事業になります。そこで私が言いたいのは、境界の明確化を加速化させるためには、集約化事業のような林業施業者を主体としてではなく、山の持ち主である地主を主体とした人工林の境界、山全体の境界の明確化に着手する必要があるということです。 地籍調査の完了していない山の境界の明確化を今やっておくことでの波及効果を考えますと、町単独補助でやっても十分に元が取れるとも考えていたのですが、ここへ来て、国のほうで森林整備を促すために森林環境税を平成36年スタートさせるとの報道を耳にしました。さらに、森林管理を前倒しで進める必要があるということで、特別会計からの借り入れで、平成31年度から先行して市町村への配分をされるともお聞きをいたしました。しかも、この新税は、地方譲与税として市町村に配分されます。森林整備に使うのであれば、使い道に関して非常に自由度のあるお金となります。となれば、使い道は町に委ねられるわけですが、そこで私が言いたいのは、ぜひともこの森林環境税を本当に必要とされる部分に賢く使っていただきたい。 新税の目的は、現在の税金で手が届かない今ある課題の解決をするために創設されるとの説明が林野庁よりなされております。ここで言う今ある課題とは、山の境界の明確化ではないでしょうか。山に関する最初の一歩は、境界の明確化です。林業振興において、もうかる林業を目指し、雇用のサポートや間伐、そして作業道への補助も並行してやる必要があります。ですが、まずは境界確認を先行する必要があるんです。そこで私からの提案は、地籍調査のサポートとして国の森林環境税を活用し、まずは人工林の境界の明確化、次にそれ以外の山の境界の明確化を進めることです。ぜひご理解いただき、ご答弁をお願いいたします。 これで1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 11番、岡田議員より、通告主題1、町づくりを支える人材の育成、質問要点ア、(仮称)若者会議の設置のご質問についてお答えいたします。 議員おっしゃられました若者会議につきましては、私もかねてより長野県小布施町や熊本などの活動を大変興味深く捉えておりました。私からも地域で活発に活動されている方に、若者会議というものがあるということをお話しさせていただいたことがございます。 全国では、先ほど申しました長野県小布施町、札幌、名古屋、熊本などでこの会議は開催されているようで、大学生が中心となり開催しているものもあれば、その地域に住んでいる方やかかわりのある方が開催しているものをあるようでございます。会議では、未来について語り合い、さまざまなアイデアを出して、提案者が有志を募り、責任を持って実行しているようでございます。 この若者会議は人材育成や町の活性化につながると、私も考えております。先進的に行っている若者会議の実施状況、目的や活動の持続性、意見集約や成果などの課題にも注視し、今後いの町に合った実施方法などについて議論を重ねてまいりたいと考えているところでございます。 私からは以上でございます。その他の項目につきましては、森林政策課より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 野村森林政策課長。      〔森林政策課長 野村考宏君登壇〕 ◎森林政策課長(野村考宏君) 11番、岡田議員からの通告主題2、人工林の境界の明確化、質問要点アからウまでのご質問に対しまして、一括してご答弁させていただきます。 議員ご指摘のように、小規模零細な所有構造にあります町内私有林につきましては、森林所有者の高齢化、あと相続による世代交代が進んでおりまして、森林所有者及び境界の明確化に多大な労力を要することがボトルネックとなっておりまして森林整備が進まない、また議員おっしゃってましたように、風倒木の処理など、森林災害への迅速な対応に支障が生じるおそれがあるといった、さまざまな問題が顕在化しているところでございます。 このような状況のもとで、一昨日の4番、井上議員の一般質問でも答弁させていただきましたが、国においては、森林経営管理法案が本通常国会で審議されることとされております。この森林経営管理法案が根拠となる新たな森林管理システムにおきましては、この仕組みのもとで市町村が行う公的な管理としての森林整備に加えまして、森林所有者の意向調査、そして境界確定、人材育成、担い手育成、担い手の確保などのシステムを円滑に機能させるための取り組みに必要な財源といたしまして、これは仮称でございますが、森林環境譲与税が位置づけられるようになると考えております。なお、これ仮称でございますが、森林環境税につきましては、国民の皆様からの新たな負担をいただくものでございますから、譲与を受ける側の市町村にとりましては、税を活用して適正な森林整備等を行い、その成果を明らかにしていくことが求められると考えております。森林環境譲与税の使途につきましては一定市町村の裁量に任せられるものと考えておりますが、先ほど申しましたように、目的財源でございますので、法令で定める使途で適切に執行する必要があるものと考えておりますし、今後国のほうから実施に当たってのガイドラインなども示されるものと聞いておりますので、これを踏まえながら、議員ご提案の境界の明確化はもちろん、森林環境譲与税を有効に活用しながら森林整備と林業振興につなげてまいりたいと考えております。 なお、現在の森林整備、森林施業の集約化に対する国の補助金といたしましては、森林整備活動支援交付金というものもございまして、その中で不在村の森林所有者の意向とか、あと境界の明確化、そういったメニューもあることはあります。そういったことも踏まえまして、森林環境譲与税の有効活用、そして実際現地で機能するのか、ワークしていくのか、そういったことも確実なものになりますよう、国及び県との連携強化を図るとともに、地域の林業関係者などの皆様のご理解とご協力を賜ることはもちろんでございますが、まず町といたしましても、国土調査課、そして森林政策課、そういった2つの課、連携を密にしながら、なおかつ町の人的体制もしっかり整えていく必要があるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 11番、岡田竜平君。      〔11番 岡田竜平君登壇〕 ◆11番(岡田竜平君) それでは、2回目の質問をさせていただきます。 まずは、通告主題1、町づくりを支える人材の育成、これについては、町長がこの場で、若者会議という言葉を使われたのを知りませんでした。使われたんですよね。      (町長池田牧子君「はい」の声) 失礼しました。もう思いがばっちり合ったということで、言うことはございません。 これには限りませんが、町長の判断で町民の2万4,000の住民の幸、不幸が左右されるということだと思いますので、期待をしております。 通告主題2、人工林の境界の明確化、これに関してですが、まだまだ思いが伝わってないなということで、実情が伝わってないということで、もう一度質問をさせていただきます。 実際問題として考えれば、地籍調査で国の補助金を待つ、その他の交付金を待つ、そして森林環境譲与税はほかの森林整備に使うほうが有効というような考え方もあると思います。ですが、私が言いたいのはそういうことではなくて、地籍調査を待つことで、それによる町民への不利益を考えていただきたいということです。 山は全町民にかかわることです。森林整備や災害復旧だけではありません、2次的、3次的な部分もございます。現実的な実務としても、地主の方や国土調査推進員がわからんわからんと言いながら山をさまよう姿、国土調査課職員による15年後の莫大な数の地主とのやりとりも想像してみてください。森林環境税という新税の始まる、このようなタイミングというのも重要なのではないでしょうか。ぜひ次の世代のことも考えた内容のご答弁をお願いいたします。 以上で2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 野村森林政策課長。      〔森林政策課長 野村考宏君登壇〕 ◎森林政策課長(野村考宏君) 岡田議員の2回目のご質問にお答えいたします。 2回目でありましたように、ご質問に対して、何ていいますか、やはり境界の明確化というのは必要だということは重々承知してございまして、そういった中で1回目のご答弁をさせていただいたと私は認識しております。岡田議員おっしゃったように、やはり境界の確定がないと森林整備が進まないっていうことは、私も重々承知しております。森林環境譲与税の使途といたしまして、新たな森林管理システムの中でも、森林の境界の明確化、確定というのは非常に重要な位置づけであるということで、それも進めていくべきではないかというふうに私も認識しております。 そういった中で、森林環境譲与税の使い道として、さまざまな用途がある。その中で、森林の境界の明確化も進めていかなければならないというふうには感じております。もちろんそれも進めていく。ただ、そういった森林環境譲与税の額、パイもありますので、その中でまた地域の方、林業事業体の方、林業従事者の方の意向等も踏まえまして、また森林環境譲与税を使い道につきましては、平成31年度から開始されるわけでございますので、そういった中で来年度、平成30年度、そこでまた使い道、そこら辺は協議しながら固めていきたいと考えております。 岡田議員おっしゃったように、森林の境界の確定、それは非常に重要なものであるという認識には変わりはございません。そういった中で、森林環境譲与税を使って、当課の進める、進めていくであろう森林の境界の明確化でございますが、それと、それが結局、国土調査、地籍調査の先鞭をつけるというか、そういったものに結びついていけばよろしいかなと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 11番、岡田竜平君。 ◆11番(岡田竜平君) 終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で11番、岡田竜平君の一般質問を終わります。 次に、8番、市川賢仁君の一般質問の発言を許可します。8番、市川賢仁君。      〔8番 市川賢仁君登壇〕 ◆8番(市川賢仁君) 今議会、最後の一般質問の場を与えていただきました。中山間地域での暮らしを守るために、1点だけ質問をさせていただきます。簡潔に前向きなご答弁をお願いいたします。 通告主題1、生活用水確保支援について、質問要点ア、地元負担金に上限を。 水道は、私たちが生活を続けていく上で最も重要なライフラインの一つでもあります。いの町の水道普及率は90.6%とお伺いをしています。言いかえれば、約1割は整備ができていないと言えます。広いいの町の中山間地域には集落が点在し、昔からの谷の水を引いて生活を営んできています。大雨が降れば、谷の水が濁り、お風呂に水をためると底が見えなくなるくらい濁ることもたびたびあるとお聞きをしているところです。 高知県の未整備地域、地区は中山間地域が大半を占めていることから、県では中山間地域で地域住民が安心して暮らすことができる生活環境を緊急に整えるため、飲料水等の生活用水を確保できるよう、平成20年度に高知県中山間地域生活支援総合補助金交付要綱が制定をされました。いの町でも、その補助事業を活用し、生活用水に困窮している地域の改善に取り組んできたとお伺いをしています。しかし、県のこの補助要綱は平成30年5月31日限りでその効力を失うとなっていますので、平成30年度に事業を実施するためには、新しく要綱を制定する必要があります。 現在の町の補助金交付要綱では受益者負担額は事業費の6分の1となっていますが、世帯の少ない地域では、1軒当たりの負担金が大きくなり過ぎて、困っていても要望することができない地域があるのではないでしょうか。この事業を担当している県の中山間地域対策課に問い合わせてみますと、平成26年度、27年度にこの補助事業を利用した市町村は18市町村あり、その中で6市町村は地元負担金を取っておらず、5市町が地元負担金に上限を構えています。残った7市町でも、いの町より低い負担率は3市。この補助事業については、多くの市町村において地元負担金を少なくするような施策がとられているのが現状です。 いの町として新しく補助金交付要綱を制定する際には、こういった現状を踏まえ、地元負担金を取らないようにするか、負担金に上限を設けて、世帯の少ない地域でも利用しやすいことや、高齢化が進む中、台風等の異常気象の後で水源地の掃除等、維持管理が難しくなってきたところから、小規模水道施設費補助金交付要綱の事業緩和を行うことはできないのかお伺いをして、1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 川村上下水道課長。      〔上下水道課長 川村敏之君登壇〕 ◎上下水道課長(川村敏之君) 8番、市川議員よりご質問のありました通告主題1、生活用水確保支援について、質問要点ア、地元負担金に上限をにつきましてお答えをいたします。 現在、生活用水確保支援につきましては、平成28年度に高知県に提出をしました生活用水確保支援事業整備計画に基づき、平成29年度から平成33年度の5カ年の計画で実施をしております。現在の町の補助金交付要綱につきましては、高知県中山間地域生活支援総合補助金に基づき実施をしております。3戸以上で給水施設等管理運営をします団体に対しまして、6分の5以内で補助を行うものでございます。 地元負担金は6分の1となっておりますが、改良等により事業費が大きく、世帯数が少ない中山間地域では、各世帯への負担が大きくなる場合がございます。議員が言われましたように、他市町村の要綱では地元負担金の上限を決めている市町村もあります。町としましては、地元負担金の軽減を図るべく、前向きに検討を行ってまいりたいと考えております。 また、いの町小規模水道施設費補助金では、小規模水道の改良などに対して、現在は2分の1の補助を行っているところでございます。 高齢化や災害等を理由に維持管理を、集落、少ない世帯で行っている地域からは維持管理に不安があるとお聞きをしております。今後、その要綱等改定に当たりましては、維持管理に対しましても地元負担の軽減を図るべく、いの町小規模水道施設費補助金の要綱を精査し、検討を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 8番、市川賢仁君。      〔8番 市川賢仁君登壇〕 ◆8番(市川賢仁君) 課長よりご答弁をいただきました。内容をお聞きしてみますと、上限を設けるように検討していただけるとのことでございました。 ただ、最初から上限ありきの検討をされるのでしょうか。地元負担金をなくするような検討はされないのでしょうか。これは、町長にお聞きをいたします。 2回目の質問を終わります。
    ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 8番、市川議員よりご質問のありました、地元負担金に上限をについてでございます。 町といたしましては、少しでも地元の負担を下げる方向として、町の財政状況を考慮し、平成30年度の要綱を制定するまでに前向きに検討したいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で8番、市川賢仁君の一般質問を終わります。 これで一般質問を終わります。 暫時休憩します。11時10分に再開します。      休憩 10時52分      開議 11時10分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 11番、岡田竜平君。 ◆11番(岡田竜平君) 先ほど、私の一般質問の中での発言で訂正をお願いいたします。 高校生が考えるいの町活性化案の実施月を、私、今年2月と申しましたが、今年1月に訂正をお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 先ほどの11番、岡田竜平君の発言の訂正については、議長において、これを許可します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第2、議案第1号から議案第。      (3番井上敏雄君「議長、議事進行」の声) 3番、井上敏雄君。 ◆3番(井上敏雄君) 現在、議案第27号について修正動議が出てます。議事の流れにおいて、そこで休憩をとるよりは、現在、午前中に休憩をとっていただきたいと思います。      (「賛成」「賛成」「賛成」の声) ○議長(高橋幸十郎君) ただいまの動議は賛成者がおりますので成立しました。 12時まで休憩をいたします。      休憩 11時12分      開議 12時58分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第2、議案第1号から議案第41号までを議題とします。 議案第1号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第7号、議案第9号、議案第14号について委員長の報告を求めます。総務文教常任委員会委員長、久武啓士君。      〔総務文教常任委員長 久武啓士君登壇〕 ◎総務文教常任委員長(久武啓士君) 総務文教常任委員会の委員長報告を行います。 平成30年第1回いの町定例議会において総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過につきましてご報告いたします。 当常任委員会に付託されました議案は、議案第1号いの町防災対策基金条例議案の外7議案でございまして、3月12日月曜日午前10時より、議案の説明員として議案に係る所轄課長並びに担当職員の出席を求め、付託議案に対する委員会審査を行いました。 また、今回の委員会審査におきまして付託された議案は、各委員会付託までに議案に対する趣旨説明は十分執行部から行われたものと出席全委員が判断し、議案趣旨説明を省略し、直ちに委員会質疑に入りました。 それでは、審査経過並びに結果を報告させていただきます。 まず、付託議案1件目、議案第1号いの町防災対策基金条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、県からの交付金の使途、第3条第1項のその他最も確実かつ有利な方法、第2項の最も確実かつ有利な有価証券などの具体内容や、ほかの会計には該当がないかなどがただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案の内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、付託議案2件目、議案第3号いの町職員特殊勤務手当の支給等に関する条例及びいの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案、議案番号が飛びますが、付託議案7件目、議案第14号いの町地方公営企業法適用施設整備基金条例を廃止する条例議案の2議案でございます。 この2議案につきましては、議案審査では、いずれも委員からは特段の質疑もなく、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、付託議案3件目、議案第4号いの町男女共同参画推進条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、男女共同参画推進委員会の庶務の具体的な業務内容がただされ、関連質問として、計画の期間、委員会のメンバー構成や活動内容がただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、付託議案4件目、議案第5号いの町振興計画審議会条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、関連質問として、今後の審議会の考え方や計画の進捗状況管理についてただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、付託議案5件目、議案第7号いの町国民健康保険税条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、県への納付金が毎年変更されることに伴い、税額の見直しや期間についてただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、付託議案6件目、議案第9号いの町立都市公園条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、第1条の6の100分の50の内容や、国の参酌基準がただされ、関連質問として、該当する町の2施設の今後の整備計画についてただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 以上、総務文教常任委員会に付託されました議案は、いずれの議案もお手元に配付されております報告書のとおり、原案内容のとおり可決すべきものと決しましたことを申し添えまして、総務文教常任委員会委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議のほどお願いをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 議案第1号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第1号の討論を終わります。 議案第1号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第1号を委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしを認めます。したがって、議案第1号いの町防災対策基金条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第3号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第3号の討論を終わります。 議案第3号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第3号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第3号いの町職員特殊勤務手当の支給等に関する条例及びいの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第4号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第4号の討論を終わります。 議案第4号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第4号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第4号いの町男女共同参画推進条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第5号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第5号の討論を終わります。 議案第5号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第5号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第5号いの町振興計画審議会条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第7号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論がありますので、まず原案に反対者の発言を許します。      〔「なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。15番、浜田孝男君。      〔15番 浜田孝男君登壇〕 ◆15番(浜田孝男君) 議案第7号いの町国民健康保険税条例の一部を改正する条例議案に賛成の立場から討論いたします。 本議案は平成30年度からの国保県一化に向けての改正であり、改正後の税率は高知県が示した標準保険料率に基づき、固定資産割を除いた所得割、均等割、平等割の3方式を採用するものでございます。固定資産割に関しましては、今までも二重課税感があり、廃止の議論もされてきたところでありますが、今回の改正内容では廃止となっており、応能、応益割合は43対57で、国の基準にのっとった割合となっております。税率の決定に関して、歳入及び歳出の予想は全て客観的数値に基づくものであり、適切であると考えます。結果、1世帯当たりの税額は1万2,692円の減額、減少率は8.7%となっております。税率が引き下げられた原因は、激変緩和措置による納付金が減額されたことや、保険者努力支援による特別調整交付金の交付など、町が保険者の特定健診率の向上等の保健事業に積極的に取り組み、医療費水準を下げる努力をしてきた成果も大きな要因の一つだと考えます。 現状からすると、今後、被保険者の方々の高齢化が続き、将来的に医療費が上がれば、県に納める納付金額も増加することにより、税率を引き上げなければならない時期も来ると予想されます。私は、今後においても、今まで同様に一般会計からの法定外の繰り入れをすることなく、単年度収支がプラス・マイナス・ゼロであることが基本だと考えております。その上で、客観的数値に基づき税率を改正することにより、被保険者の方々に適切な費用負担を求めていくのが本来の国保財政運営のあるべき姿であると考え、本議案に賛成する立場での発言といたします。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第7号の討論を終わります。 議案第7号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第7号いの町国民健康保険税条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第9号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第9号の討論を終わります。 議案第9号を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決です。議案第9号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第9号いの町立都市公園条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第14号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第14号の討論を終わります。 議案第14号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第14号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第14号いの町地方公営企業法適用施設整備基金条例を廃止する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第2号、議案第6号、議案第8号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号について委員長の報告を求めます。民生環境常任委員会委員長、市川賢仁君。      〔民生環境常任委員長、市川賢仁君登壇〕 ◎民生環境常任委員長(市川賢仁君) 民生環境常任委員会委員長報告を行います。 平成30年第1回いの町議会定例会において民生環境常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過についてご報告いたします。 民生環境常任委員会に付託されました議案第2号いの町指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例議案など7議案につきまして、3月12日月曜日午後1時30分より、執行部から議案の説明員として所管課長並びに担当職員にご出席をいただき、審査を行いました。 なお、付託議案に係る概要説明につきましては、今議会、民生環境常任委員会に付託されました議案に係る趣旨説明が合同審査、質疑で執行部から十分行われたものと全委員が判断し、これを省略し、質疑に入ったものでございます。 それでは、ご報告させていただきます。 まず、付託議案1件目、議案第2号いの町指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例議案でございます。 本議案の委員会審査では、委員からは、国の介護保険法の改正によるものか、第3条の条文は自立を促す内容で問題はないかがただされ、説明員からの答弁を了とし、全委員確認、了承の上、採択を行った結果、全委員一致で執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、付託議案2件目、議案第6号いの町本川国民健康保険診療所勤務医師給与支給条例の一部を改正する条例議案、議案番号が飛びますが、付託議案4件目、議案第10号いの町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例議案、付託議案6件目、議案第12号いの町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案の3議案でございます。 この3議案につきましては、議案審査では、いずれも委員からは特段の質疑もなく、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、付託議案3件目、議案第8号いの町介護保険条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案の委員会審査では、委員からは、介護保険料の減額の確認、調整交付金の内容や所得段階の改正についての確認がただされたほかは質疑もなく、説明員からの答弁を了とし、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致で執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、付託議案5件目、議案第11号いの町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案の委員会審査では、委員からは、第8条第6項に関し、介護保険法の改正により利用者にとってサービスの継続性というか保険の合理性ではないか、介護療養型病床の受け皿として、介護医療院の今後の見通しについてがただされたほかは質疑もなく、説明員からの答弁を了とし、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致で執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、付託議案7件目、議案第13号いの町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案の委員会審査では、委員からは、第6条第2項に関し、緩和サービスの浸透、推進を目的としているのではないかがただされたほかは質疑もなく、説明員からの答弁を了とし、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致で執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 以上、民生環境常任委員会に付託されました議案は、いずれもお手元に配付されております報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決しましたことを申し添えまして、民生環境常任委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 議案第2号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第2号の討論を終わります。 議案第2号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第2号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第2号いの町指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第6号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第6号の討論を終わります。 議案第6号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第6号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第6号いの町本川国民健康保険診療所勤務医師給与支給条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第8号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第8号の討論を終わります。 議案第8号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第8号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第8号いの町介護保険条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第10号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第10号の討論を終わります。 議案第10号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第10号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第10号いの町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第11号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第11号の討論を終わります。 議案第11号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第11号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第11号いの町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第12号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第12号の討論を終わります。 議案第12号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第12号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第12号いの町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第13号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第13号の討論を終わります。 議案第13号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第13号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第13号いの町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第15号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第15号の討論を終わります。 議案第15号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第15号平成29年度いの町一般会計補正予算(第6号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第16号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第16号の討論を終わります。 議案第16号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第16号平成29年度いの町水資源対策特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第17号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第17号の討論を終わります。 議案第17号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第17号平成29年度いの町墓地公園事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第18号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第18号の討論を終わります。 議案第18号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第18号平成29年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第19号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第19号の討論を終わります。 議案第19号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第19号平成29年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第20号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第20号の討論を終わります。 議案第20号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第20号平成29年度いの町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第21号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第21号の討論を終わります。 議案第21号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第21号平成29年度いの町介護保険特別会計補正予算(第4号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第22号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第22号の討論を終わります。 議案第22号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第22号平成29年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第23号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第23号の討論を終わります。 議案第23号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第23号平成29年度いの町下水道事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第24号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第24号の討論を終わります。 議案第24号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第24号平成29年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第25号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第25号の討論を終わります。 議案第25号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第25号平成29年度いの町水道事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第26号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第26号の討論を終わります。 議案第26号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第26号平成29年度いの町病院事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 次の議案第27号に対しましては、市川賢仁君外7人からお手元にお配りしました修正の動議が本日所定の要件を整えて議長に提出されております。したがって、これを本件とあわせて議題とし、まずは提出者の説明を求めます。8番、市川賢仁君。      〔8番 市川賢仁君登壇〕 ◆8番(市川賢仁君) 議案第27号平成30年度いの町一般会計予算議定に関する議案に対する修正動議。 上記の動議を地方自治法第115条の3及び会議規則第17条第2項の規定により、別紙の修正案を添えて提出をいたします。 それでは、修正動議の提案理由について述べさせていただきます。 本議案は、平成29年10月19日から平成30年3月31日までの委託業務にて行われている総合案内所の予算が平成30年度は賃金として予算化されている。その内容については、現在の内容の委託料では維持ができないとの委託業者の申し入れから、賃金214万8,048円と被服費9万円として計上したとの説明であった。十分な検証結果、必要性の説明もなく、形を変えての予算計上は当然認められるものではなく、本予算の修正を提案する。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) これで提出者の説明を終わります。 これより修正案に対する質疑を行います。質疑はありませんか。2番、久武啓士君。 ◆2番(久武啓士君) 提案者に説明を求めます。 本議案は平成29年10月19日から平成30年3月31日までの委託業務にて行っている総合案内所の予算とありますが、これの根拠をご説明ください。 ○議長(高橋幸十郎君) 8番、市川賢仁君。 ◆8番(市川賢仁君) 2番、久武議員のご質問にお答えをいたします。 この委託料は10月19日から31日まで行われているものという根拠でございます。 業務委託契約書におきましては、10月18日契約、履行期限を10月19日から3月31日までとされてますので、この契約自体は10月19日から3月31日までのものということでここに提案させていただいております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 2番、久武啓士君。 ◆2番(久武啓士君) 10月19日からと申されましたけれども、12月1日ではないですか。十分確認とられましたか。 ○議長(高橋幸十郎君) 8番、市川賢仁君。 ◆8番(市川賢仁君) 2番、久武議員のご質問にお答えします。 委託契約書、平成29年度いの町役場本庁舎総合案内委託業務におきましては、その履行期限を平成29年10月19日から平成30年3月31日、委託料を95万400円とされて契約されているものでございます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。9番、森幹夫君。 ◆9番(森幹夫君) 提案理由を見てみますと、十分な検証結果、必要性の説明もなくとの提案理由でございますが、その提案理由は合同審査や質疑の中で十分質問をして説明を求める時間はあったと思われますが、その必要性の説明もなくとは、私は言いがたいと思われますが、その点をどのように捉えておるのかお聞きをします。 また、いま一つ、形を変えての予算計上は認められないと言われておりますが、委託料、つまり委託金額によって委託契約に至らなかったということでございます。この方法が、賃金による方法がより安価で、より効果が上がり、まして臨時職員としての勤務条件も社会保障等の保障もあることから、町といたしましても、雇用される方も、このような方法がいいのではないかというふうに思われますが、その点についていかがでしょうか。 ○議長(高橋幸十郎君) 8番、市川賢仁君。 ◆8番(市川賢仁君) 9番、森議員のご質問にお答えをいたします。 まず、1点目、合同審査、質疑等で十分検討ができたのではないかとのご質問だったと思います。 当然、合同審査、質疑等で議論もできたと思います。中で同僚議員からの質疑もあったと思いますが、この提案理由として、まずなぜ必要かというはたが十分議論されていなかった。昨年9月議会でも同じように討論があったと思いますが、来庁された方にわかりやすい看板、誘導サインで十分だと思っておりますので、こういった形での提案とさせていただいております。 そして、形を変えての予算計上は当然認められるものではないというふうなご質問であったと思います。 本来看板、誘導サインで十分だと思っている中で、形を変える、委託で出しても賃金で出してもやることは同じ総合案内所でございます。私たちは十分に誘導サイン等で対応ができるとのことから、こういった提案をさせていただいているものでございます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。3番、井上敏雄君。 ◆3番(井上敏雄君) 提案理由の中で、本議案は平成29年10月19日から平成30年3月31日までの委託料となっておりますけれども、契約日と委託業務の開始という、この時期に対してどのように考えておるのか。 そしてまた、十分な検証結果、必要性の説明もなくということですが、予算を削減するというならば、あなたたちは利用者に対しての聞き取り調査等は行われましたか。 そしてまた、高齢化社会がどんどん進んでいく中で、非常に心細く役場に訪れる方が31.4人も日々おるわけなんですが、その人たちの心情も考慮しての予算の削減でありますか。その点をお聞きをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 8番、市川賢仁君。 ◆8番(市川賢仁君) 3番、井上議員からのご質問がございました。 まず、委託の期間でございます。どのようにとらわれてるのかということですけども、この委託契約書の中では、もう既に履行期限が10月19日から3月31となっていることから、委託期間については被服を構えるのであれ、検証するのであれ、19日からスタートしてよいとなってますので、この委託は19から動いているものと認識をしているものでございます。 そして、この中で31.4人が1日平均ご利用されているということです。昨年9月の段階でも30.3人、1人ぐらいではありますがふえていることも事実であります。そういったことを例えば我々がそれを検証したかというのは、地域の方からの声は、あれが要るのかとかというような声も上がっております。中で、町として、来庁される方以外、住民の声も酌み取るべきだとの思いもございますので、今回提案をさせていただいたものでございます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 3番、井上敏雄君。 ◆3番(井上敏雄君) 来庁者以外の声をお聞きしたということなんですけれども、我々は発言能力もあります。役場の状況もよく知っております。ただ、案内板があるからといって、果たしてそれが理解をできて、その訪ねる部署に簡単に行ける者もおれば、行けない人もおるわけです。それだけ利用しておるということはわからないから利用していると、そういう人たちの心情も酌まないまま、来庁の健全、健全と言ったら失礼ですけれども、よく理解できる者にお聞きしたら必要ないということにはなろうと思いますけれども、非常にわからない、悩む、そしてどこへ行ったらいいのかと惑う人に対しては、非常にそれはありがたい行為であろうし、安心の行為でもあろうと思いますけれども、そういうふうな心情もお聞きをした上でございますか、その点を重ねてお聞きします。 ○議長(高橋幸十郎君) 8番、市川賢仁君。 ◆8番(市川賢仁君) 3番、井上議員のご質問にお答えします。 そういった皆さん、住民、利用されてる皆さんの心情をお聞きしたかということになりますと、そこまでは確認はできておりません。ただ、サイン等で2階まで行けば、職員は2階に来たら声をかけてくれるはずです。そうすれば、目的地まで行けるのではないかと、そういうふうにたしか指導されたというふうに聞いております。2階まで誘導さえできれば、誰かが声をかけて、目的のはたまで到達できるのではないかという思いでございます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 3番、井上敏雄君。 ◆3番(井上敏雄君) 高齢者の中にも、1人に対してはお聞きをすることができても、役場の2階へ上がっていって職員が大勢の中で発言をするということに対しては、人によれば非常に苦痛という方がおいでます。私も案内を利用している方にお聞きを、ただ機会のあるごとにしておりますけれども、そういうお答えも返ってきます。人それぞれ心のあり方が違うわけです。だからそういう方たちのために心情を配して総合案内所ができているわけです。これが安心・安全のまちづくり、そして利用者に心安らかに役場に来ていただくということの魂胆が総合案内の設置であろうと考えますが、やはり弱者に対して心優しい行政であるべきと考えておりますが、そういう配慮した発言は今なかったと思います。利用者に対しての質問はしてないということですが、そういう人たちにも心配りをし、お聞きをし、そして必要ないということになれば修正動議を出して結構だと思いますけれども、弱者に対し配慮が見えないように感じますが、その点についてお聞きをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 8番、市川賢仁君。 ◆8番(市川賢仁君) 3番、井上議員のご質問にお答えします。 弱者に対して配慮が見えない。例えば、総合案内に来庁された、何課はどこですか、そこを上がって右です、左です、そこはできると思う。しかし、上がっていけば、あとは職員の対応次第だと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで修正案に対する質疑を終わります。 暫時休憩します。      休憩 13時54分      開議 14時14分
    ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第27号及びこれに対する修正案の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) まず、原案に賛成者の発言を許します。9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) それでは、議案第27号平成30年度いの町一般会計予算議定に関する原案に賛成し、修正動議に対する反対の立場から討論に参加させていただきます。 修正動議提案理由を見てみますと、十分な検証結果、必要性の説明もなくと言われておりますが、私はこの4カ月間、総合案内所については、昨年9月議会で修正動議まで出され、採決の結果が均衡をしておりましたので、関心を持って見守ってきました。正門から入ってこられるお客さんには高齢者が大変多く来庁し、その高齢者のほとんどは真っすぐに総合案内所に直行をしています。私は何回か案内をされている方の対応も注目をしていましたが、それよりも、来庁される高齢者への窓口案内は、役場用務ならず、JAやすこやかセンターから来た封書なども差し出して相談を受けたり、中には用件すらわかりにくい用件にも相談的にお話をしながら総合案内を果たしているという結果が出ていると思います。 また、形を変えての予算計上は認められないというふうに言われておりますが、委託業務から賃金、いわゆる臨時職員に形を変えたということは、私は当初から委託業務でなく賃金として支出すればいいのではないかなというふうに思ってはおりましたが、委託業務での実施を参考にして、この4カ月間を見守ってきました。その結果、今回は委託料によることで委託契約には至らなかったと思われますが、より安価でより効果を上げるためにも、そして臨時職員としての勤務条件に社会保険等での身分保障もされております。町としましても、雇用される方にも、このような形のほうがいいというふうに思われます。 以上の点から原案に賛成し、修正動議に反対することにご理解をいただきまして、賛同していただきますようにお願いを申し上げまして終わります。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。      〔「なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。4番、井上正臣君。      〔4番 井上正臣君登壇〕 ◆4番(井上正臣君) 今回提案されました原案に対しまして賛成の立場で述べさせていただきます。 今回の議案第27号平成30年度いの町一般会計予算の上程案に対してでありますけども、この2月、3月ちょうど町内におきましては納税に関する用件で、当町にはたくさんの住民の方がおいでておりますし、私もたくさんの方に出会ってまいりました。皆様も知ってのとおり、本庁舎の1階はさんさんとした光景であります。その1階本庁舎に住民が来られて、立ち尽くして、惑われている光景を私は幾度か拝見いたしました。具体例として、住民課はどこですか、あるいは納税申告の場所はどこですか、またどの道を、どのコースを、どの階段を上がっていけばそこに行きますか、このようなことを尋ねられたことであります。 先ほど修正動議の説明にもありましたけども、案内板を見ればわかります、住民の方が2階に上がれば職員の方が詳しく場所も説明していただける。しかし、先ほど私の経験からしますと、それ以前の課題をいかにスムーズに解決するか、ここが私は住民サービスとして大変重要ではないかと考えるわけです。 また、受付の方にもお伺いしましたところ、住民の行き先を尋ねるだけではなく、町外からもいの町あるいはその周辺を観光を目的として本庁舎に立ち寄り、いの町の観光地や、あるいは観光スポットをたびたび尋ねられたとお聞きしております。 住民サービスとは何か。町内外の住民がそれぞれの目的で本庁舎に来られたとき、安心して、スムーズに住民に対応し、それに答える庁舎であることは、住民サービスの原点ではないかと思います。 よって、現在のような窓口案内サービスの継続は必要と考えることから賛成いたします。どうかご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。17番、筒井一水君。      〔17番 筒井一水君登壇〕 ◆17番(筒井一水君) 議案第27号平成30年いの町一般会計予算議定に関する議案に対する修正動議に賛成の立場から討論させていただきます。 いの町新庁舎において、平成27年5月より業務が開始されており、約3年が経過をしました。町民の方には2階において業務が行われていることは一定周知されており、目的のフロアに到達すると、職員の皆様が今でもしっかりと案内をしてくれているので、現在はスムーズな状態で業務が遂行されていると感じております。また、町民の多くからも、総合案内の必要性はないのではないかといった意見も聞かれております。 そして、29年度当初予算ですが、この当初予算で250万円で本庁舎に対してのわかりやすい本庁サイン設置の工事を行うと、あしたより行い、本年中には完成するとお聞きしております。今までの案内板よりまだ一層わかりやすい案内板をあしたより設置をするとお聞きをしております。もし、さらに案内サインを必要とするならば、西、東双方の入り口よりエレベーターや階段への誘導サインを引き、2階、3階からは各課への誘導サインを引くことにより、安価でスムーズに誘導できるのではないかと考えております。 よって、費用対効果を考慮し、今回の予算の修正動議に賛成するものであります。皆様のご賛同をよろしくお願いします。終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) まず、原案に賛成者の発言を許します。3番、井上敏雄君。      〔3番 井上敏雄君登壇〕 ◆3番(井上敏雄君) 議案第27号平成30年度いの町一般会計予算議定に関する議案の賛成の立場から討論をいたします。 提案理由といたしまして、十分な検証結果や必要性の説明もなく、形を変えての予算計上は当然認められるものではなく、本予算の修正を提案するとあります。しかし、私は検証結果は、いまだに毎日平均31.4人も利用しているとの説明もございましたので、検証結果並びに必要性は十分説明をされていると思います。また、形を変えての予算計上と言われますけれども、現在委託している業者の30年度の見積もりでは、町の予算との比較で費用対効果を考慮したとき、業者委託ではなくって臨時的な職員で対応を行うとのことであり、何ら形を変えての表現には当たらないと思います。 昨年の修正動議に関しまして賛成の立場で討論をいたしました関係から、総合案内所を利用している人に機会を持って、たびたびお聞きをしております。そうしますと、次のような声をたくさん聞いております。私は高齢のため、何回役場に来ても行ったところを忘れます。しかし、今、案内人がおいでますので、安心をして役場に来ることができます。また、正面玄関から入ればにこやかな笑顔をもって迎えていただき、どちらへ行かれますか、わかりますかと優しく声をかけていただき、ほっとしますと言われる方もおいでになります。案内所ができるまでは玄関を入ると殺風景であったのが、本当に明るくなって安心できるという声も聞きます。また、役場に入ると緊張を強いられ、あたふたすることが今までありましたが、これで安心をして役場に来られますと声もございます。私は役場に来て大勢の職員がいる前では言葉がうまく出ず、嫌な思いになることも今までございましたが、案内人の優しい対応、そしてまた電話でこれからわからない方がお伺いするのでエレベーターの前まで迎えに来てくださいとかというふうな対応もしていただきましたということもありますし、この用件が済みましたらどこまで帰りますのでバスの時間がわかりますかとか、あるいは役場の帰りにどこそこに寄りたいんですが、どう行ったらいいでしょうかと、そういうふうなことをたくさん聞きました。そして、その案内人にもお聞きしましたけれども、褒められてもいろいろと抗議を受けたことは全くありませんというお話も聞いています。 提案者はその総合案内所を利用した方たちに聞き取りをしないでこの修正動議を提案したことに対しては、本当に悲しい思いがいたします。住民の皆さんの心に寄り添った案内所でなければならないと思いますし、またそうした役場でなければならないと考えます。そういう観点から賛成討論をいたします。どうぞ皆さんよろしくお願いを申し上げまして、賛成討論を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。      〔「なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。      〔「なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。7番、池沢紀子君。      〔7番 池沢紀子君登壇〕 ◆7番(池沢紀子君) 修正案に賛成の立場で討論を行います。 まず初めに、来庁者に、本庁に来庁された方たちの聞き取りをせずに提案した8人に対してということがありましたが、今回提出した市川議員は初めてここへ上がってこういった修正動議を出して、大変緊張しておりました。私も発議者の一人として、聞き取りは行っております。それで、その中の、時間もありますので、二、三の方のお声を届けさせていただきたいと思います。 来庁者が来られて、電話がかかってきました。池沢さん、1階に総合の案内があったと。いらっしゃったんで、ちょっとわからなかったんで声もかけたと。そしたら、受付の人がおったき聞いてみたけど、受付の人はわからんかって電話で誰かに聞きよったき、時間がかかるので2階に上がったと。2階に上がることはその方はできました。そしたら、職員の方が大変親切に教えてくださって、おかげで助かりましたと。こういった声も上がっておりました。そして、総合受付があって、来庁する方がほかにもいらっしゃいます。私の周りにはいまして、それでなんかおるからちょっとその前を通りにくいとか、そういった方たちの声も私に届いたこともあります。 決して、私たちは、無慈悲に弱い立場の弱者の方たちの本庁への来庁に対して、本庁の住民対応を弱者に対して優しくあるべきやということを否定しての修正動議の提出ではありません。重ねて言いますが、ほかの8人以外の議員の方が言われてるように、弱者に対する思いやり、心細く来庁された方、その心情も思いやって、トータル的にいの町行政の、言われましたね、住民サービスとは何か。本庁に来られる方、そしてまた広くいの町行政サービス全般を見て、予算は限られております。その中で、どういったことが、優先順位があります。その中で優先順位をつけ、いの町の住民福祉の向上を第一と考え、決してこの8人が心細い弱者の方に対して無慈悲なことをするための修正動議の提案ではないことをお伝えしておきます。 町長におかれましては、私たち8人の心情も、それこそ町議会におきましては9対8という大変弱い立場ではありますが、それでも私たちの声は8人、いえそれ以上の声だということをどうかお忘れをなさらないように、心からお願いを申し上げます。 そして、あしたから本庁サインの設置が始まるということをきょう初めて知りました。平成29年の当初予算に、確かに予算説明書の29年36ページ総務費、13委託料として、本庁舎サイン設置250万円がありました。このときに議論をされて、250万円という多額の金額に驚いたことを記憶しております。このときに、29年度予算ですので、当初予算では総合案内受付の業務の委託料とか、そういうものが上がってませんでした。そして、9月に上がってきました。町長は公約の一つだということでありましたが、きのう私が一般質問で、町長が所信表明されたときの文章がありまして、その中には第2子以降の保育料の無料化、保育時間の延長、ファミリー・サポート・センターや病児保育など、きめやかな子育て支援とか、いろいろありますが、この中に総合案内受け付け業務のことは全然書かれてませんでした。公約とは一体何だろうかということの確認もお願いをしたいと思います。 それで、心細いということで言いますと、地域の中で中山間の中、あるいは市街化区域の中でも、心細く1人で、あるいは複数で過ごされる方たちもいらっしゃいます。町の予算は限られてます。この心細いということに対して、私たち8人は何か誤解を受けているんじゃないかと思いますので、ここであえて言わさせていただきます。 そういった全体的な住民サービス、今いの町において必要な最優先されるべきは、少子化であったり、人口をふやすことじゃなかろうかとか思っております。そして、地域でも心細く暮らされる方がいらっしゃることに対しましても予算を立てていってるわけなんですけれども、この本庁舎、総合支所があと2つとすこやかと、いろいろありますが、この本庁舎、規模的に言って、1階に総合案内受け付け業務を置く必要は私たち8人はないと思ってます。いろんなことを心情的にも考えて、そしていの町全体の住民サービスを考えて、考え考え考え抜いてのこの修正動議であります。二百何十万円、また250万円もかかって本庁舎サイン設置を置きます。 済いません、だらだらと、ごめんなさい。 ということですので、本当に今何をどういったことが優先されるのか。この250万円とさらに平成30年度232万円ぐらいを使うということ、合わせて四百何十万円を1階の総合案内受け付け業務に使うということに対して、真に本当に理解が町民がしてもらえるかどうか。四百何十万円あったら、ほかの住民サービスのほうに使いたいといったときにも、住民は理解していただけるじゃなかろうかと思います。本当に住民サービスというのはどういうものか。これを置くということも理解ができます。ただ、全体のことも考えていただきたいと思っての修正動議です。どうか私たちの心情も酌み取っていただきますように、よろしくお願いをいたします。長くなって申しわけございません。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第27号及び修正案の討論を終わります。 これから議案第27号を採決します。 まず、本案に対する市川賢仁君外7人から提出された修正案について起立によって採決します。本修正案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 起立少数です。したがって、修正案は否決されました。 次に、原案について起立によって採決します。原案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 起立多数です。したがって、議案第27号平成30年度いの町一般会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第28号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第28号の討論を終わります。 議案第28号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第28号平成30年度いの町水資源対策特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第29号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第29号の討論を終わります。 議案第29号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第29号平成30年度いの町墓地公園事業特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第30号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第30号の討論を終わります。 議案第30号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第30号平成30年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第31号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第31号の討論を終わります。 議案第31号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第31号平成30年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第32号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第32号の討論を終わります。 議案第32号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第32号平成30年度いの町後期高齢者医療特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第33号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第33号の討論を終わります。 議案第33号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第33号平成30年度いの町介護保険特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第34号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第34号の討論を終わります。 議案第34号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第34号平成30年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第35号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第35号の討論を終わります。 議案第35号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第35号平成30年度いの町下水道事業特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第36号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第36号の討論を終わります。 議案第36号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第36号平成30年度いの町農業集落排水事業特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第37号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第37号の討論を終わります。 議案第37号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第37号平成30年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第38号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第38号の討論を終わります。 議案第38号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第38号平成30年度いの町水道事業会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第39号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第39号の討論を終わります。 議案第39号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第39号平成30年度いの町病院事業会計予算議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第40号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第40号の討論を終わります。 議案第40号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第40号平成29年度西浦ポンプ場建設工事(建築)の請負契約の締結に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第41号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第41号の討論を終わります。 議案第41号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第41号町道の路線認定に関する議案は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第3、発議第1号を議題とします。 お諮りします。発議第1号については、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第1号については、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから発議第1号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第1号いの町議会委員会条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第4、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。議員派遣の件については、会議規則第128条第1項の規定によって、お手元に配付のとおり、議員を派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、お手元に配付のとおり、議員を派遣することに決定しました。 お諮りします。ただいまの議員派遣の件に関し変更がありました場合の措置については、議長に委任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、ただいまの議員派遣の件に関し変更がありました場合の措置については、議長に委任することに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第5、各常任委員会、各特別委員会の閉会中審査、事務調査の件並びに議会運営委員会の次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項の件を議題とします。 お諮りします。各常任委員会は閉会中もそれぞれの所管部門の事務調査を、各特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項についての審査を行うことにしたいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、各常任委員会は閉会中もそれぞれの所管部門についての事務調査を、水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進対策特別委員会、仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会公共施設等調査特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 町長より挨拶を受けます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 平成30年第1回定例会を閉会するに当たり、一言ご挨拶申し上げます。 去る3月5日に開会されました今定例会は、いの町防災対策基金条例議案、平成30年度いの町一般会計予算議定に関する議案など41議案の重要案件につきまして開会以来慎重にご審議を賜り、いずれも原案のとおりご決定いただき、本日閉会となりましたことに改めまして感謝申し上げます。 今議会では、一般質問に12名の議員が登壇し、町長の政治姿勢、中心市街地も含めた町活性化策、健全財政運営、防災・浸水対策、森林政策、子育て支援や教育行政、その他、地域で抱える諸問題などについて幅広くご意見を賜りました。議員の皆様から賜りました町政に対しますご意見、ご提言等につきましては、十分これを尊重し、今後の町政の運営に生かしてまいる所存でございます。 また、議員の皆様には町政に対し、なお一層のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。まことにありがとうございました。 ○議長(高橋幸十郎君) ご挨拶を申し上げます。 本議会に提出されました議案は、全て可決されました。これで、平成30年度のいの町の進む方向は決定されました。会議中にいろいろ審議されました事柄を執行部はしっかりと受けとめて、30年度がよりよいいの町となりますように頑張っていただきたいと思います。 議員の皆様には、12日間本当にご苦労さまでした。季節の変わり目ですので、健康には十分留意されて、ご活躍されますようご祈念いたしまして、閉会の挨拶とさせていただきます。どうもご苦労さまでございました。 会議を閉じます。 平成30年第1回いの町議会定例会を閉会します。どうもご苦労さまでした。      閉会 14時58分 上記会議の顛末を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。        議  長        署名議員        署名議員...