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  1. 湯河原町議会 2018-09-12
    平成30年第4回定例会(第2号) 本文 開催日:2018年09月12日


    取得元: 湯河原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)                            開 議  午前10時00分 ◯議長【露木寿雄君】 皆さん、おはようございます。定刻になりましたので、始めさせていただきます。  定例会2日目、お忙しい中、皆さんのご参集をいただき、誠にありがとうございます。本日も円滑な議事運営につきまして、特段のご協力をいただけますよう、お願い申し上げます。  ただいまの出席議員は、14名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。会議録署名議員は、会議規則第114条の規定により、議長において、1番 並木議員、2番 松井議員の2名を指名いたします。                   日程第1 ◯議長【露木寿雄君】 日程第1、議案第46号「湯河原町防災コミュニティセンター条例の制定について」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 おはようございます。議案第46号の提案理由を申し上げます。  平時においては、町民に自由活動の場を提供し、町民の文化及び福祉の向上に資すること、また、災害時においては、地域防災活動の拠点となる湯河原町防災コミュニティセンターを設置するに当たり、本センターの設置及び管理について必要な事項を規定するため、条例の制定を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の地域政策課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 内藤参事。 ◯参事地域政策課長事務取扱【内藤喜文君】 おはようございます。それでは、議案第46号 湯河原町防災コミュニティセンター条例の制定につきまして、ご説明いたします。  1枚おめくりいただきまして、1ページの条文をお開きください。  第1条 趣旨は、この条例は湯河原町防災コミュニティセンター(以下「センター」という。)の設置及び管理に関し必要な事項を定めるものでございます。  第2条の設置でございますが、センターの名称は湯河原町防災コミュニティセンター、位置は湯河原町中央二丁目21番地1でございます。  第3条 休館日及び開館時間では、第1項第1号 休館日におきまして、ア 月曜日(ただし、その日が国民の祝日に関する法律第3条に規定する休日に当たるときは、その翌日以降、最初の休日以外の日)、言い換えますと、月曜日が祝日の場合は休館せず、次の火曜日を休館する。また、火曜日におきましても、祝日の場合には、水曜日を休館するものでございます。  イにおきましては、12月29日から翌年の1月3日の年末年始は休館でございます。
     次の第2号 開館時間は、午前9時から午後9時まででございます。  次に第5条 利用の制限につきましては、町民体育館と同様に、第1号から第6号のいずれかに該当すると認められる場合は、施設の利用をさせないことができる規定でございます。  1枚おめくりいただき、2ページをお願いいたします。  第7条 使用料の徴収でございますが、利用者から別表第1及び別表第2に定める使用料を徴収するものでございます。  お手数でございますが、4枚おめくりいただきまして、最終の6ページ、参考資料2のセンターレイアウトをご覧いただきたいと存じます。こちらが1階、2階のレイアウトになります。レイアウトでは、図の右側が東側、図の上側が町民体育館側、左側が西側になります。  貸し出す部屋につきましては、2階のスクリーンをかけた図の右側、201から204会議室、図の下側、南側の約250席が設置できる205会議室、その205会議室をつなげて利用ができる206会議室と、楽屋代わりの控室となる207会議室の7部屋でございます。  3枚お戻りいただきまして、3ページ中段の別表第1をご覧ください。  201から204会議室では、午前9時から午後5時までは1時間300円、一番大きな205会議室は1時間2,700円、その205会議室をつなげて使用ができる206会議室は1時間800円、控室となる207会議室は1時間200円でございます。  また、午後5時から午後9時までは、地域福祉会館と同様、昼間時間帯の時間単価を、約1.4倍した単価を設定してございます。  また、表の右列につきましては、各部屋の冷暖房設備使用料でございます。  1枚おめくりいただき、4ページをお願いいたします。  別表第2でございますが、備品使用料になります。ステージ、こちらは組み立て式のステージになります。時間ではなく1台につき2,000円、移動式の映像設備、ポータブルのプロジェクターになります。1台500円の設定でございます。  なお、これ以外の備品、音響設備、演台、また備え付けのプロジェクター等は、会議室の使用料に含まれております。  お手数でございますが、2枚お戻りいただきまして、2ページの条文にお戻りください。  第8条 使用料の減免では、別に定める基準として、地域福祉会館にあわせ、公の施設の使用料等の減免の基準に関する規則で規定する減免団体は、使用料を減免することができるものでございます。  第9条では使用料の還付、第10条では賠償義務を規定し、第11条では指定管理者にセンターの管理を行わせることができることを規定したものでございます。  そして第12条では、指定管理者にセンターの管理を行わせる場合の業務範囲を、第1号から順にセンターの使用料の収受、利用の承認及び取消し、施設の維持管理、休館日及び開館時間の変更、センターの利用の向上を図り、町民の文化及び福祉の向上に資するための事業の企画及び実施に関する業務としております。  また、第13条では、第1項では、3ページの方に記載になりますが、利用料金を指定管理者の収入として収受させることができる。  第2項におきましては、利用料金は別表第1及び別表第2に掲げる使用料に、0.8を乗じて得た額から1.2を乗じて得た額までの範囲内の額で、指定管理者が町長の承認を得て定めるものとしてございます。  最後第14条では、この条例に定めるもののほか、センターの管理等に関し必要な事項は、規則で定めるものでございます。  附則でございますが、第1項では、この条例は公布の日から起算して1年を超えない範囲内において規則で定める日から施行する。  第2項では、関連いたしまして、湯河原町駐車場条例の一部改正を行うものでございます。 こちらの改正内容につきましては、2枚おめくりいただきまして、5ページの新旧対照条文をご覧ください。  湯河原町駐車場条例第3条の使用料につきまして、資料の中ほど、下線の前からでございますが、現行では、湯河原町民体育館駐車場の使用者が、湯河原町教育センター又は湯河原町民体育館を利用する場合、5行ほど下段のところの記載になりますが、無料とするものを、改正後、湯河原町民体育館駐車場の使用者が、湯河原町民体育館又は湯河原町防災コミュニティセンターを利用する場合、無料と改めるものでございます。  附則では、防災コミュニティセンター条例と同様、公布の日から起算して、1年を超えない範囲内において規則で定める日から施行するとしてございます。  簡単ではございますが、説明は以上になります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第46号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                   日程第2 ◯議長【露木寿雄君】 日程第2、議案第47号「学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第47号の提案理由を申し上げます。  学校教育法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、関係する条例を整備するため、条例の制定を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の庶務課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 涌井庶務課長◯庶務課長【涌井信明君】 おはようございます。議案第47号 学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、説明させていただきます。  学校教育法の一部を改正する法律が公布され、平成31年度から新たに、専門職大学等が創設されることに伴い、関係政令の整備に関する政令及び厚生労働省関係省令の整備等に関する省令が公布されたため、1つ目として、湯河原町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例、2つ目として、湯河原町職員の自己啓発等休業に関する条例、3つ目として、湯河原町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の3本の条例の一部改正を、整備条例として制定するものでございます。  第1条関係から、順に説明させていただきます。恐れ入りますが、3ページの参考資料、新旧対照条文をお願いいたします。  第1条関係、湯河原町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正でございます。  本条例におきましては、学校教育法の一部が改正されることに伴い、水道法施行令の一部改正により、第3条第3号につきましては、水道事業における布設工事監督者の資格について、学校教育法による専門職大学の前期課程を含むものを追加するものでございます。  第4条第2号におきましても、同様に、水道事業における水道技術管理者の資格につきまして、学校教育法による専門職大学の前期課程を含むものを追加するものでございます。  4ページをお願いいたします。  同条第4号につきましては、学校教育法の一部が改正されることに伴い、水道法施行規則の一部改正により、学校教育法による専門職大学の前期課程を含むものを追加するものでございます。  同条第5号につきましては、「の卒業者」を「に規定する卒業した者」に改めるものでございます。  5ページをお願いいたします。  附則でございますが、この条例は平成31年4月1日から施行するものでございます。  6ページをお願いいたします。  第2条関係、湯河原町職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正でございます。  本条例におきましては、学校教育法の一部改正により、項ずれが生じたため、第4条第2号において引用している、学校教育法第104条第4項第2号を、学校教育法第104条第7項第2号に改めるものでございます。  附則でございますが、この条例は平成31年4月1日から施行するものでございます。経過措置といたしまして、第2条の規定による改正後の湯河原町職員の自己啓発等休業に関する条例第4条第2号に規定する課程には、学校教育法の一部を改正する法律による改正前の学校教育法第104条第4項第2号の規定により、旧学校教育法第83条に規定する大学の課程に相当する教育を行う課程として認められていた課程を含むものとするものでございます。  8ページをお願いいたします。  第3条関係、湯河原町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正でございます。  本条例におきましては、学校教育法の一部が改正されることに伴いまして、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正により、第10条第3項第5号におきまして、放課後児童支援員の資格として、学校教育法による専門職大学の前期課程を含むものを追加するものでございます。  附則でございますが、この条例は平成31年4月1日から施行するものでございます。  以上で、説明を終わります。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第47号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                   日程第3 ◯議長【露木寿雄君】 日程第3、議案第48号「湯河原町営住宅条例の一部改正について」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第48号の提案理由を申し上げます。  丸山住宅の解体に伴い、当該住宅を用途廃止するため、条例に改正を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の社会福祉課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 石井社会福祉課長◯社会福祉課長石井あゆみ君】 それでは、議案第48号 湯河原町営住宅条例の一部改正について、ご説明いたします。  恐れ入ります、2ページの参考資料、新旧対照条文をお開きください。  別表(第3条関係)でございますが、丸山住宅の項、名称と位置を削るものでございます。  本条例の施行期日でございますが、この条例は公布の日から施行するとするものでございます。  以上で、説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第48号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。
                      日程第4 ◯議長【露木寿雄君】 日程第4、議案第49号「湯河原町育英奨学基金条例及び湯河原町育英奨学金条例の一部改正について」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第49号の提案理由を申し上げます。  本町教育行政に対する寄附に伴い、湯河原町育英奨学基金の管理方法の変更及び奨学生を増員し、湯河原町育英奨学金を充実するほか、文言の整理をするため、条例に改正を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の学校教育課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 菅沼学校教育課長◯学校教育課長【菅沼浩行君】 議案第49号 湯河原町育英奨学基金条例及び湯河原町育英奨学金条例の一部改正について、ご説明いたします。  本町教育行政に対する寄附に伴いまして、湯河原町育英奨学金を充実させるため、育英奨学基金の一部を処分することを可能にし、かつ育英奨学金の交付を受けることができる人数を増員することを目的に、育英奨学基金条例及び育英奨学金条例を改正させていただくものでございます。  また、本改正にあわせまして、文言の整理をさせていただくものでございます。  恐れ入りますが、3枚おめくりいただき、3ページの参考資料、新旧対照条文をお開きください。  第1条関係として、湯河原町育英奨学基金条例の一部改正でございます。  改正後でございますが、第1条から第4条までは、文言の整理をさせていただくものでございます。  第7条、町長は奨学金条例に定める育英奨学金に要する費用に充てる場合に限り、その一部を予算に計上して処分することができるとし、ただし、処分することができる額は、規則で定める額として、処分することができる額を制限させていただくものでございます。  第8条は、第7条を加えたことに伴い、条を繰り下げるものでございます。  附則でございますが、この条例中第1条の規定は、公布の日から施行するものでございます。  4ページをお願いいたします。  第2条関係として、湯河原町育英奨学金条例の一部改正でございます。  改正後の第2条第3号は文言の整理を、第5号は第3号の規定による奨学生の人数を、さらに5人増員するための湯河原町育英奨学基金条例による基金の処分金として、奨学金の交付を受けることができる人数を、5人増員するものでございます。  第3条、第6条、第7条及び第11条につきましては、文言の整理をさせていただくものでございます。  附則でございますが、この条例中第2条の規定は、平成31年4月1日から施行するものでございます。よろしくお願いいたします。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 この提案理由にも書いてありますけれども、寄附、補正予算の中にも600万円というものが入っていたような気がしますが、奨学生をこの中にも書いてありますとおり、5人増やすということが載っています。これは、来年度から5人増えるということなんでしょうけども、いまの現時点では、この奨学生の人数は何人であるのか、それで、募集はどういう状況で、人数がどのくらいあったのか、その辺をちょっとお聞きしたいのですけれども。 ◯議長【露木寿雄君】 菅沼学校教育課長◯学校教育課長【菅沼浩行君】 現在の奨学金条例に基づきます奨学生の人数は、15名でございます。  次に、近年の応募状況といいますか、願書の提出されている状況でございますが、平成25年から29年の5年間の間につきましては、20名から34名の間で願書の提出をいただき、各年度15名の方に交付をさせていただいているものでございます。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 いま25年度から29年度の5か年については、20名から34名の間であったということで、いままでは15名であったので、応募者の方が多くて、オーバーしていたということだと思うのです。  ここで5名増やすし、20名になるということでございますけども、この予算を調べたところ、二百数十万円が出て、あと利子というように書いてありますけれども、まあ利子はいくらでもないでしょうが、それで15名を運営していたと思うのですけれども、その中でいきますと、1人当たり、だいたいどのくらいの額を1年間、奨学金としていただいていたのかわかりますか。 ◯議長【露木寿雄君】 菅沼学校教育課長◯学校教育課長【菅沼浩行君】 奨学金として交付しております内容ですが、学資と交通費と、高校生の1年生につきましては、入学調達金というものを交付しております。仮に奨学金を受ける方が高校1年生でございますと、年間でお一人17万4,660円となるものでございます。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 ちょっと雑駁だったのですけれども、いまの説明ですと、1人年間17万円ということであったと思います。  そうすると、来年度から5人増えるということですので、いまざっと計算すると、17万円を5人増やすと、85万円ぐらいになると思うのです。そうすると、600万円の寄附がこれに充てられると思うのですが、単純計算すると年間85万ですから、7年間はそれで何とかやっていけるのかなということで、それでよろしいのですね。 ◯議長【露木寿雄君】 菅沼学校教育課長◯学校教育課長【菅沼浩行君】 非常に難しい言い方ではございますが、600万円の金額を、87万3,000円ほどで単純に割りますと、7年間、平成31年度から7年間程度、5名増やす予算措置ができるのではないかということです。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 今後は人口がどうなるかわからないのですけども、現在は来年度からそのようにやっていくということで、承知しましたので、これでいいです。 ◯議長【露木寿雄君】 他に質疑はございますか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第49号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                   日程第5 ◯議長【露木寿雄君】 日程第5、議案第50号「平成30年度湯河原町一般会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第50号の提案理由を申し上げます。  一般会計補正予算(第2号)は、歳入では、交付額確定に伴う地方特例交付金及び普通交付税の増額、前年度繰越額確定に伴う繰越金の減額及び臨時財政対策債の発行可能額確定に伴う町債の減額などについて、歳出では、各事業の見直しを行ったことによる各事業費の減額、財政調整基金積立金の減額、定率負担金の変更に伴う後期高齢者医療費の減額、地域福祉会館の屋上防水工事等に伴う工事請負費の増額などについて、歳入歳出予算に補正を要するとともに、継続費の変更、債務負担行為の追加をするため、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の財政課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 青木財政課長。 ◯財政課長【青木高明君】 おはようございます。まず、説明に入らせていただく前に、今回の補正予算におきまして、平成29年度予算からの繰越金、こちらが1億5,544万3,000円、そして平成30年度における国からの普通交付税及び臨時財政対策債の総額が4,756万3,000円と、事業に対して大きく減じてしまいました。つきましては、すでに本議会におきましてもお認めいただいております当初予算につきまして、財源不足を補うために再度事業や計画の見直しを行うとともに、入札執行等による不用額の減額も図らざるを得なくなったことに対しまして、まずはご報告並びにお詫びを申し上げます。  今後は、このような財源不足等の事態を招かぬように、予算編成時におきましても、その積算根拠をしっかりと踏まえた上で、予算の執行状況、そして決算の見込み等を十分に考慮し、精査してまいりますので、よろしくお願いします。この度は、申し訳ございませんでした。  それでは、お手元の議案第50号の平成30年度湯河原町一般会計補正予算(第2号)について、ご説明いたします。  恐れ入ります、1ページをお開きください。  第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございます。9款1項 地方特例交付金では129万6,000円の増額を、10款1項 地方交付税では3,933万7,000円の増額を、12款1項 負担金では119万3,000円の増額を、14款2項 国庫補助金と3項 委託金をあわせまして299万3,000円の増額を、15款2項 県補助金と3項 委託金をあわせまして104万6,000円の減額を、17款1項 寄附金では1,000万円の増額を、18款1項 基金繰入金では1億2,733万2,000円の増額を、19款1項 繰越金では1億5,544万3,000円の減額を、20款4項 雑入では1,105万2,000円の増額を、21款1項 町債では1億1,450万円を減額し、歳入合計を7,778万6,000円減額いたしまして、97億4,929万円とするものでございます。  続きまして、3ページをお開きください。  歳出でございます。2款1項 総務管理費から5項 統計調査費までをあわせまして、5,475万2,000円の減額を、3款1項 社会福祉費から3項 住宅費までをあわせまして、482万4,000円の減額を、4款1項 保健衛生費と2項 清掃費をあわせまして、3,677万8,000円の減額を、5款1項 農業費と2項 林業費をあわせまして、13万8,000円の減額を、6款1項 観光費では199万7,000円の減額を、7款2項 道路橋梁費と4項 都市計画費をあわせまして、111万8,000円の増額を、8款2項 防災費では200万円の減額を、9款1項 教育総務費から8項 保健体育費までをあわせまして、1,094万1,000円の減額を、10款1項 農林水産施設災害復旧費では214万円の増額を、11款1項 公債費では1,045万9,000円の減額を、5ページをお願いいたします、12款1項 予備費では4,084万5,000円を増額し、歳出合計を7,778万6,000円減額いたしまして、97億4,929万円とするものでございます。  7ページをお願いいたします。  第2表 継続費補正でございます。8款2項 防災費の(仮称)防災コミュニティセンター整備事業では、総額を9億9,285万9,000円から9億9,085万9,000円に、平成30年度年割額4億5,954万7,000円を4億5,754万7,000円に変更し、3款2項 児童福祉費の八雲・まさご保育園統合事業では、総額を7億7,457万5,000円から7億6,615万1,000円に、平成30年度年割額2億3,317万2,000円を2億2,474万8,000円に変更するものでございます。  なお、平成31年度の年割額に変更はございません。  8ページをお願いいたします。  第3表 債務負担行為補正でございます。公用車借上料(平成30年度分)では、平成31年度・32年度、こちら2020年度になります、を継続して車両を借り上げるために、本年度中に契約を締結したいため、借上料の債務負担行為を追加するものでございます。  9ページをお願いいたします。  第4表 地方債補正でございます。保育所建設事業債では、限度額2億210万円を1億9,300万円に減額し、体育施設整備事業債では、限度額5,430万円を3,580万円に減額し、臨時財政対策債では、限度額4億9,400万円を4億710万円に減額するものでございます。  なお、表中の下段の計につきましては、他事業の地方債を含めた、本年度の補正前と補正後の限度額の合計でございます。  ページ飛びまして、15ページをお開きください。  事項別明細書の2 歳入でございます。9款1項1目 地方特例交付金の1節 地方特例交付金では、交付額が確定したことに伴い増額を、10款1項1目 地方交付税の1節 地方交付税では、交付額が確定したことに伴い増額を、12款1項5目 消防費負担金の1節 消防費負担金では、平成29年度救急事務受託にかかる熱海市からの負担金の精算に伴い増額を、14款2項2目 民生費国庫補助金の1節 社会福祉費補助金では、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金の決定に伴い増額を、続きまして、17ページをお開きください、17款1項7目 教育費寄附金の3節 教育総務費寄附金では、寄附者からの寄附の申出に伴い増額を、18款1項1目 まちづくり基金繰入金の1節 まちづくり基金繰入金では、充当事業の見直しによる減額を、2目 教育文化施設建設基金繰入金の1節 教育文化施設建設基金繰入金、3目 公共施設等総合管理計画推進基金繰入金の1節 公共施設等総合管理計画推進基金繰入金では、基金の目的に沿った事業に充当するための増額を、4目 財政調整基金繰入金の1節 財政調整基金繰入金では、歳入全般における財源調整のための増額を、5目 防災基金繰入金の1節 防災基金繰入金では、防災にかかる財源調整のための増額を、19款1項1目 繰越金の1節 繰越金では、繰越額確定に伴い前年度繰越金の減額を、20款4項3目 雑入の4節 雑入では、救急自動車の被災による自動車損害共済金に伴い、総務費雑入の増額を、5節 過年度収入では、障害児施設措置費の国庫負担金の確定に伴い精算分の増額を、19ページをお願いいたします、21款1項2目 民生債の1節 保育所建設事業債、6目 教育債の1節 体育施設整備事業債では、入札執行に伴い事業債の減額を、7目 臨時財政対策債の1節 臨時財政対策債では、町債の発行可能額の確定に伴い減額とするものでございます。  21ページをお願いいたします。  次に、3 歳出でございます。2款1項1目 一般管理費の一般管理経費では、事業の見直し、入札執行に伴い委託料の減額を、職員健康管理事業では、職員の風疹予防接種にかかる委託料の増額を、3目 財政管理費の財政事務経費では、財政推計を策定するための委託料の増額を、まちづくり寄附金推進事業では、事業の見直しに伴い委託料の減額を、5目 財産管理費の湯河原町土地開発公社補助金では、借入利子の確定に伴い補助交付金の減額を、財政調整基金積立金では、前年度繰越金の減に伴い積立金の減額を、6目 企画費の交通不便地域対策事業では、事業内における節の見直しを、(仮称)ゆがわら道の駅整備事業では、事業の進捗状況にあわせ委託料の減額を、8目 交通安全対策費のドライブレコーダー設置促進事業では、申請台数が大幅に増えたことから、200台分の補助交付金の増額を、9目 電子計算管理費の町村情報システム共同化事業では、運営費負担金の減に伴い、減額をするものでございます。  23ページをお開きください。  2款1項12目 諸費の諸費一般経費(税務課)では、申告による町県民税などの過年度還付金の増に伴い過年度支出金の増額を、諸費一般経費(こども支援課)では、各種負担金の確定に伴い過年度支出金の増額を、諸費一般経費(社会福祉課)では、国・県負担金の精算に伴い過年度支出金の増額を、防犯灯維持管理事業では、入札執行に伴い工事請負費の減額を、空き家対策推進事業では、入札執行に伴い、推進計画策定にかかる委託料の減額を、2款2項2目 賦課徴収費の賦課事務経費では、入札執行に伴い、納付促進コールセンター運営業務の委託料を減額するものです。  25ページをお願いいたします。  3款1項3目 老人福祉費の介護保険事業特別会計繰出金では、介護保険制度の改正に伴い、システム改修にかかる繰出金の増額を、既存施設のスプリンクラー設備等整備事業では、国庫補助金の増に伴う増額を、4目 後期高齢者医療費の後期高齢者医療費では、定率市町村負担金の確定に伴い減額を、6目 地域福祉会館費の地域福祉会館改修事業では、地域福祉会館の屋上防水工事に伴い工事請負費の増額を、3款2項1目 児童福祉総務費の児童福祉事務経費では、非常勤保育士の賃金の減額を、子育て支援センター事業では、子育て支援員の賃金の減額を、(仮称)多世代交流による若者の人口減少抑制事業では、国交付金の増に伴い委託料の増額を、2項2目 保育園費の八雲・まさご保育園統合事業では、設計施工一括発注に伴い設計委託料の減額を、3款3項1目 住宅管理費の町営丸山住宅敷地測量事業では、住宅の解体を受けて、土地境界の確定測量にかかる委託料の増額を、4款1項5目 美化活動費の不法投棄・散乱ごみ防止事業では、不法投棄監視カメラ設置個所の見直しに伴い工事請負費の減額を、4款2項1目 塵芥処理費の湯河原町真鶴町衛生組合負担金では、組合の運営費の見直しにより、負担金の減額をするものでございます。  27ページをお願いいたします。  7款2項1目 道路維持費の道路維持修繕事業では、転落柵の修繕等に伴い修繕料の増額を、道路改修事業では入札執行に伴い、オレンジライン管理棟解体にかかる工事請負費の減額を、2目 道路新設改良費の道路新設改良事業では、鍛冶屋16号線の拡幅に伴い、工事請負費を増額するものでございます。  29ページをお願いいたします。  7款4項2目 公園緑地費の防犯カメラ設置事業では、設置個所の変更に伴い工事請負費の減額を、3目 海浜公園費の海浜公園テニスコート補修事業では、入札執行に伴い工事請負費の減額を、8款2項3目 (仮称)防災コミュニティセンター費の(仮称)防災コミュニティセンター整備事業では、同施設の備品購入にかかる仕様に伴い備品購入費の減額を、9款1項2目 事務局費の事務局運営経費では、事務局移転方法見直しに伴い委託料の減額を、学校施設整備事業では、入札執行に伴いエアコン設置にかかる工事請負費の減額を、育英奨学基金積立金では、寄附者からの寄附の申出に伴い積立金の増額を、2項1目 学校管理費の校舎等整備事業では、倉庫設置の見直しにより工事請負費の減額をするものでございます。  続きまして、31ページをお願いいたします。  9款7項1目 社会教育総務費の社会教育総務事務経費では、寄附者の意向によるピアノの購入に伴い備品購入費の増額を、3目 図書館費の図書館施設整備事業では、3階集会室における放送設備等の回収に伴い工事請負費の増額を、9款8項3目 体育施設費の町民体育館施設整備事業では、施工監理の見直しに伴い委託料の減額、入札執行に伴い空調設備にかかる工事請負費の減額を、10款1項1目 農林水産施設災害復旧費の農林水産施設災害復旧事業では、台風12号における福浦漁港東側堤防先端部ケーソン潜水調査に伴い、委託料を増額するものでございます。  33ページをお願いいたします。  11款1項2目 利子の町債償還利子では、町債における償還金利子が確定したことに伴い、償還金の減額をするものです。  12款1項1目 予備費の予備費では、財源調整に伴い増額をするものでございます。  35ページ以降に、補正予算給与費明細書などを添付しておりますが、説明は省略させていただきます。  以上で、説明を終わらせていただきます。ご審議の方、よろしくお願いいたします。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。2番 松井議員。 ◯2番【松井一寿君】 数点お伺いをさせていただきたいと思います。  まず22ページになりますけれども、職員健康管理事業ですが、先ほど風疹が流行っているということで、職員の方の予防接種ですか、対象者はどのような方になるのか、ご説明をいただきたいと思います。 ◯議長【露木寿雄君】 涌井庶務課長◯庶務課長【涌井信明君】 対象者ですけれども、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日以前生まれの男性及び昭和54年4月2日から昭和62年10月1日生まれの男女ということになっておりまして、対象者は144名となっております。
    ◯議長【露木寿雄君】 2番 松井議員。 ◯2番【松井一寿君】 ありがとうございます。144名ということで、かなり多いのかなと思いますが、報道でも首都圏を中心に相当流行っているということなので、行政機能が失われないように、このようなことが必要なのかなということでお伺いしました。  同じページの交通安全対策費の中のドライブレコーダー設置促進事業について、お伺いをさせていただきたいと思います。ここでまたドライブレコーダー200台分ということで、200万円の補正となっておりますけれども、先の6月議会で、1号補正の中でも150万円の増額ということがあったかと思います。で、当初予算と合わせますと、450万円ほどになって、450台分というふうに考えたらいいのでしょうか。現状、これ2回目の補正ということで、どれぐらいの台数が申請されているのか、伺いたいと思います。 ◯議長【露木寿雄君】 小野まちづくり課長。 ◯まちづくり課長【小野章夫君】 申請件数でございますが、9月11日、昨日現在で293台、293件の申請がございました。 ◯議長【露木寿雄君】 2番 松井議員。 ◯2番【松井一寿君】 ありがとうございます。非常に注目度も高くて、いろいろ町民の方からも、我々も聞かれることが多い事業でございます。  当初予算でこれ100万円ということで、100台の想定だったと思います。委員会の中でも申し上げましたけれども、やはり初年度で非常に注目度も高いということで、現在293台ですか、これで450台分の予算が可決をされれば、予算上は措置されるということですけれども、当初のこの100万円というものが少し少ないのではないかということも、当初、委員会の方でも申し上げさせていただいたような気もします。ここで2回目の補正ということで、そのようなところの見積もりという部分ではどうだったのかということを、少し簡単に伺いたいと思いますが。 ◯議長【露木寿雄君】 小野まちづくり課長。 ◯まちづくり課長【小野章夫君】 まず当初予算につきましては、どのくらいの件数があるかということを推測するのが、正直、難しかったという状況でございます。  それで、当初、町内における自家用車両の5%に相当する台数、これ全体で700台ぐらいになるんですが、700台を目標にさせていただきました。その700台を5年間で補助をしていくという計画を立てまして、初年度につきましては100台、100万円でございます。それで2年度目から5年度目まで4年間については、150台ずつということで、計画を立てて、予算化させていただいたというものでございます。 ◯議長【露木寿雄君】 2番 松井議員。 ◯2番【松井一寿君】 ここでその予定というか、いろいろと考えていただいた計画ですが、5年間ということで、このような形で非常に多い台数が、現状で申請いただいている中で、以前にも、もしかしたら、お聞きをしたかもわかりませんが、この計画、いま5年ということですけれども、これが前倒しになっていくとか、そのようなことは現状どうなのでしょうか。 ◯議長【露木寿雄君】 小野まちづくり課長。 ◯まちづくり課長【小野章夫君】 当初は、先ほど申し上げましたように、700台ということで計画の方をさせていただきましたが、かなり関心もありますし、反響も高いということで、今後目標の台数につきましては、これから検討していきたいと思っております。 ◯議長【露木寿雄君】 2番 松井議員。 ◯2番【松井一寿君】 ありがとうございます。非常にこれ、いいことだと思うので、是非、その目標についても、上方修正をしていくのかどうかということも含めて、推し進めていただきたいという思いは、お伝えさせていただきたいと思います。  もう1点、最後に26ページになりますけれども、児童福祉総務費の中の委託料で、(仮称)多世代交流による若者の人口減少抑制事業がありますけども、この事業について、ちょっとご説明いただければと思います。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 この事業の趣旨でございますが、こちらは国の地方創生推進交付金の採択を受けまして、予算要求をさせていただいております。今年度は子育て環境の魅力の創出ということで、その分析調査、実施の内容やツール、考え方、それらを研究するための委託料として計上させていただきました。 ◯議長【露木寿雄君】 2番 松井議員。 ◯2番【松井一寿君】 分析ということで、どのようなことをされるのでしょうか。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 まずは、この「多世代の居場所づくり」というところがございまして、こちらに来所する子どもの具体的なニーズや動向の分析、そしてその際に、町の魅力や支援の掘り起こしなどもあわせて行います。それを子育て環境の魅力の分析につなげ、また発信をしていき、この事業を通じまして、子どもたちが育ち成長したのち、このサポーター側に回るというような、そのような循環型の仕組みも構築したいということで、分析をしたいと考えております。 ◯議長【露木寿雄君】 他に質疑はございますか。1番 並木議員。 ◯1番【並木まり子君】 22ページの風疹のところについては、予防接種を必要とする人数等の報告がされていましたけど、時期はいつぐらいの予定なのかということと、早い方がいいと思うのですが。  それから、26ページの児童福祉費。 ◯議長【露木寿雄君】 1つずつどうぞ。涌井庶務課長◯庶務課長【涌井信明君】 時期でございますが、補正予算が通りましたら、早急に実施したいと考えております。 ◯議長【露木寿雄君】 1番 並木議員。 ◯1番【並木まり子君】 26ページの児童福祉費のところが減額されていまして、これは賃金ということになっているのですが、この内容を詳しく教えてください。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 児童福祉事務経費の方の賃金でございますが、こちらは臨時保育士の賃金の減額でございます。 ◯議長【露木寿雄君】 1番 並木議員。 ◯1番【並木まり子君】 臨時保育士の賃金ということですが、減額になっているのはなぜでしょうか。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 非常勤保育士の賃金を減額させていただきましたのは、年度当初、産休の代替職員1名分を見込んでおりましたが、そちらが現時点におきまして、見込まれなくなったということで、減額をさせていただいております。 ◯議長【露木寿雄君】 他にございますか。11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 歳入の繰越金ですが。 ◯議長【露木寿雄君】 何ページになりますか。 ◯11番【室伏重孝君】 18ページかな。先ほど課長から最初に謝罪があったのですけれども、やはり繰越金を3億5,000万円見込んでおいて、この3月の当初予算を議会は、もう同意しているわけですが、これが1億5,000万円も減ったと。去年の暮れにかけて、この当初予算を作成していると思うのですけれども、それで1月からあと、この町税が思ったほど徴収ができなかったことが、やはり原因ではないかと思うのです。これについては、何というか、繰越金の見方が、いままでは確かに、前年度、その前も4億円ぐらいの繰越金があったような気がします。だから、今年度も当初に3億5,000万円を見込んだのだと思います。何か少し、この歳入に対して、見方が甘いのではないのかなと思うのです。それについては、どうなのですか。 ◯議長【露木寿雄君】 青木財政課長。 ◯財政課長【青木高明君】 いま室伏重孝議員が言われるように、過去3年間が4億円を超える繰越があったから、では今年が3億5,000万円なのかというと、そうではないと考えるところもあるかとは思うのですが、やはり現行の予算は、歳入にあわせて歳出も同額という形で計上する中で、平成29年度の歳入に対して大きな減額補正もなかったものですから、前年度並みに繰越金が発生するという判断をし、3億5,000万円を見込ませていただいたというのが現状でございます。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 いまの説明だと、ちょっと私は納得いかないような気がするんです。やはり、前年度に繰越金が4億円近くあったから、今年度は3億円にあわせたというわけではないと言っていますけれども、それにしてもやはり、今年の1月から3月までの間の、入ってくる町税の見込みが、甘かったということではないのですか。 ◯議長【露木寿雄君】 梨子本税務課長。 ◯税務課長【梨子本隆志君】 平成29年度の町税の収入済額が、予算額よりも約1億円少なかった大きな要因といたしましては、平成29年度当初予算を積算するに当たりまして、個人町民税で平成28年度、大口で入った譲渡所得を、入ることを前提に見込んでしまったことにより、予算額と調定額に乖離が生じてしまった状況でございます。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 29年度に大口の個人町民税を予定していたが、それが入らなかったから、こうなったと、そういうことでいいのですか。 ◯議長【露木寿雄君】 梨子本税務課長。 ◯税務課長【梨子本隆志君】 予算の組み方として、現年課税分・滞納繰越分をあわせた形での予算措置になっております。そのため、現年課税分の予算額に不足が生じた場合は、滞納繰越分で補うというようなことを考えておりました。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 現年度を納め、さらに過年度分を徴収するということをしなければだめです。そうではないですか。現年度分が、もし徴収できなかったら、過年度分が増えていってしまうのです。そうでしょう。だから、私がさっきから言っているように、見方が甘かったのではないですか。どうなのですか。 ◯議長【露木寿雄君】 梨子本税務課長。 ◯税務課長【梨子本隆志君】 確かに、平成29年度当初予算を積算するに当たりまして、町税を過大に見込んだことが原因と考えております。8月30日の総務文教・福祉常任委員会でもありましたように、一般会計の財源不足というようなことで、今後の対応につきましては、次年度の予算編成において、特殊的な要因における増額分については、見込まないことが示されておりますので、予算編成の際はこのことを忠実に実行しまして、適正な積算に努めてまいりたいと思っております。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 謝るばかりですが、次年度は、今年度こういうふうになってしまったのですけど、やはりこれからまた暮れにかけて、予算編成するわけです。そのときには歳入の方も、やはりきちっとやってもらわないと、町民に説明できないと思いますので、その辺はしっかりとやっていただきたいと思います。 ◯議長【露木寿雄君】 露木副町長。 ◯副町長【露木高信君】 今回の補正につきましては、全体を見て、繰越額の見方も、私は間違いじゃなかったと思っています。3年間、約4億円近くありまして。そうすると、どういう形で見るかというと、過去3年間で、ですからその3年間のうちに1年分でも、1億とか2億とかになってれば、見方を変えたと思うのです。  ですから、その中でやっぱりいま室伏重孝議員が指摘されるように、徴収の問題が出てくるのかなと思います。そうすると、要は平成29年度の徴収期間は5月までの出納閉鎖までですから、普通3月・4月・5月というのは、もう相当動いていなければいけないはずなのですが、今年に限って、ちょっと怠慢なところがあったのかなというような感じもいたします。  ですから、今後また新たな体制を考えるような形で、今年の場合は、また10月から12月に徴収体制を強化するという、いつもやってることなのですが、それをより強化し、今後こういうことがないようにしていきたいと考えています。  それとあと、9月補正につきましては、全体的に各担当課長の協力もありまして、最終的には財調の取り崩しが5,500万円ということになりました。実際には予備費が2,000万円ちょっとですか、そういう形になりまして、そうすると、予備費が少ないということで、予備費対応で5,500万をということで、これはまた職員の協力もあって、そういう形になったというとことです。  ですから、徴収もこれから、たぶんがんばると思いますので、またその結果については、10月には町税等の委員会があると思いますので、いろいろとご審議していただければと思います。よろしくお願いします。 ◯議長【露木寿雄君】 その他に質疑はございますか。6番 室伏寿美夫議員。 ◯6番【室伏寿美夫君】 1点だけお伺いしたいのですけれども、先ほど松井議員がご質問されていましたが、26ページの多世代交流による若者の人口減少抑制事業なのですけども、これは地方創生交付金ということだったと思うのですが、補助率は何分の何でしょうか。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 補助率は2分の1でございます。 ◯議長【露木寿雄君】 6番 室伏寿美夫議員。 ◯6番【室伏寿美夫君】 2分の1の補助率で、国からくるということなのですけども、ニーズですとか、あと動向の分析をされてくという中で、多世代の居場所づくりに委託をかけるということなのですが、この委託の方法というのは、そちらの委託先にお任せをするのか、それとも、行政で、ある程度主導されて調査をかけていくのか、その辺の考え方というのはいかがでしょうか。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 町の魅力を最大限に生かしながら、子育て環境を整備していきたいということで、もちろん町も一緒になって考えていきたいと考えております。 ◯議長【露木寿雄君】 6番 室伏寿美夫議員。 ◯6番【室伏寿美夫君】 あとニーズですとか動向を調査していく中で、お子さんの生活環境というのですか、いろいろな部分を調査されていくと思うのですけども、この委託をかける部分というのは、本当に子育て支援の一部でしかないと思うのですが、このデータを使ってというか、正しい表現なのかちょっと定かではないのですが、いろんなニーズですとか動向を把握された中で、町の子育て支援というのは多面的に行っていけなければいけないですし、いまも行っていただいていると思いますので、その辺に関しては、今後新たなニーズ動向調査をされた中で、新たな施策につながったりですとか、また新たな、継続的に支援をしていただけるように、要望としてお伝えをさせていただきます。  以上でございます。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 子育て世代の皆様方につきましては、今年度、子ども子育て支援事業計画の第2期計画を策定するに当たりまして、まずアンケート調査、ニーズ調査を行う予定でございます。そのような中でも把握をしていきたいと考えております。 ◯議長【露木寿雄君】 他にございますか。5番 佐藤議員。 ◯5番【佐藤 恵君】 1点だけ、ご説明ください。  28ページの道路新設改良費の道路新設改良事業で626万円、これ場所はどこと、どういうものかを教えてください。 ◯議長【露木寿雄君】 吉野土木課長。 ◯土木課長【吉野保之君】 道路新設改良事業でございますけども、場所につきましては、幕山公園通り線のJR鍛冶屋ガードから幕山方面に約60m進みまして、左にあります町道鍛冶屋16号線でございます。こちらにつきましては、現在、道路幅員が狭いことと、横に水路があるのですが、安全施設がないこともございまして、近年では台風以外に、瞬間的に大雨が頻繁に起こりますので、水路内の水位が高くなるということもございまして、水路をカルバート化にするという工事でございます。それに伴いまして、道路幅員も広がるということで、延長としてはだいたい21mを施工する予定でございます。全体の延長のだいたい半分ぐらいでございます。 ◯議長【露木寿雄君】 その他に質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第50号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                   日程第6 ◯議長【露木寿雄君】 日程第6、議案第51号「平成30年度湯河原町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第51号の提案理由を申し上げます。  国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入では、前年度繰越額確定に伴う繰越金の増額について、歳出では、運営準備基金積立金及び過年度償還金の増額について、歳入歳出予算に補正を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の住民課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 力石参事。 ◯参事住民課長事務取扱【力石浩一君】 議案第51号 平成30年度湯河原町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明をさせていただきます。
     恐れ入ります、1枚おめくりいただきまして、1ページ・2ページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございます。8款1項 繰越金につきまして、2億8,891万5,000円を増額し、補正後の歳入合計を40億7,591万5,000円とするものでございます。  次に、3ページ・4ページをお願いいたします。  歳出でございます。6款1項 基金積立金では2億8,839万2,000円の増額を、8款1項 償還金及び還付加算金では2,117万6,000円の増額を、9款1項 予備費では2,065万3,000円の減額をいたしまして、総額2億8,891万5,000円を増額補正し、補正後の歳出合計を40億7,591万5,000円とするものでございます。  次に、9ページ・10ページをお願いしたいと思います。  事項別明細書の2 歳入でございます。8款1項1目 繰越金では、平成29年度の歳入歳出の額の確定に伴いまして、繰越金の増額をするものでございます。  次に、11ページ・12ページをお願いいたします。  事項別明細書の3 歳出でございます。6款1項1目 運営準備基金積立金では、前年度繰越額の確定を受けまして、増額するものでございます。  8款1項5目の過年度償還金では、平成29年度の療養給付費等負担金などの額が確定したことに伴いまして、超過交付分を返還するため、増額するものでございます。  9款1項1目 予備費では、歳入歳出差引額の2,065万3,000円を減額するものでございます。  以上、簡単ですが、説明を終了させていただきます。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第51号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                   日程第7 ◯議長【露木寿雄君】 日程第7、議案第52号「平成30年度湯河原町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第52号の提案理由を申し上げます。  介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、保険事業勘定において、歳入では、介護保険事業費国庫補助金及び前年度繰越額確定に伴う繰越金などの増額並びに介護給付費県負担金の減額について、歳出では、一般管理経費負担金及び過年度返還金の増額について、また、介護サービス事業勘定において、歳入では、前年度繰越額確定に伴う繰越金の増額について、歳入歳出予算に補正を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の介護課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 大野介護課長。 ◯介護課長【大野真伸君】 議案第52号 平成30年度湯河原町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、説明させていただきます。  恐れ入りますが、1ページ・2ページをお願いいたします。  第1表は、保険事業勘定における歳入歳出予算補正の歳入でございます。3款2項 国庫補助金では104万2,000円を、4款1項 支払基金交付金では43万8,000円をそれぞれ増額し、5款1項 県負担金では157万9,000円の減額を、7款1項 他会計繰入金では104万3,000円を、8款1項 繰越金では5,421万2,000円をそれぞれ増額し、歳入合計を5,515万6,000円増額いたしまして、25億7,215万6,000円とするものでございます。  3ページ・4ページをお願いいたします。  次に、歳出でございます。1款1項 総務管理費では208万5,000円の増額を、2款1項 介護サービス等諸費から6項 特定入所者介護サービス等費では財源の変更を、5款1項 償還金及び還付加算金では540万4,000円を、6款1項 予備費では4,766万7,000円をそれぞれ増額し、歳出合計を5,515万6,000円増額いたしまして、25億7,215万6,000円とするものでございます。  5ページ・6ページをお願いいたします。  第2表は、介護サービス事業勘定における歳入歳出予算補正の歳入でございます。  3款1項 繰越金では229万3,000円を増額し、補正後の歳入合計を1,509万3,000円とするものでございます。  7ページ・8ページをお願いいたします。  次に、歳出でございます。2款1項 予備費では229万3,000円を増額し、補正後の歳出合計を1,509万3,000円とするものでございます。  恐れ入りますが、13ページ・14ページをお願いいたします。  保険事業勘定における事項別明細書の2 歳入でございます。3款2項4目 介護保険事業費補助金では、介護保険制度改正に伴うシステム改修に対する補助金を増額するものでございます。  4款1項1目 介護給付費交付金では、前年度交付金の精算に伴う追加交付額を増額するものでございます。  5款1項1目 介護給付費負担金では、前年度負担金の超過交付額を減額するものでございます。  7款1項1目 一般会計繰入金では、介護保険制度改正に伴うシステム改修に対する事務費繰入金を増額するものでございます。  8款1項1目 繰越金では、繰越額の確定に伴い増額するものでございます。  15ページ・16ページをお願いいたします。  次に、3 歳出でございます。1款1項1目 一般管理費では、介護保険制度改正に伴い、システム改修を要することから、町村情報システム共同化事業にかかる負担金を増額するものでございます。  2款1項1目 介護サービス等給付費から、同じページの一番下の2款6項1目 特定入所者介護サービス等費までにつきましては、歳入での県負担金の減額に伴う財源の変更を行うものでございます。  17ページ・18ページをお願いいたします。  5款1項3目 償還金では、前年度介護給付費及び地域支援事業費の確定に伴い、国庫支出金等の超過交付額を返還するものでございます。  6款1項1目 予備費では、4,766万7,000円を増額するものでございます。  恐れ入りますが、23ページ・24ページをお願いいたします。  介護サービス事業勘定における事項別明細書の2 歳入でございます。  3款1項1目 繰越金では、繰越額の確定に伴い増額するものでございます。  25ページ・26ページをお願いいたします。  次に、3 歳出でございます。2款1項1目 予備費では、歳入における同額を増額するものでございます。  以上で、説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第52号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                   日程第8 ◯議長【露木寿雄君】 日程第8、議案第53号「平成30年度湯河原町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第53号の提案理由を申し上げます。  後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、歳入では、前年度繰越額確定に伴う繰越金及び高齢者医療制度円滑運営事業費国庫補助金の増額について、歳出では、一般管理費負担金の増額について、歳入歳出予算に補正を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の住民課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 力石参事。 ◯参事住民課長事務取扱【力石浩一君】 議案第53号 平成30年度湯河原町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明をさせていただきます。  恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、1ページ・2ページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございます。4款1項 繰越金では811万3,000円の増額を、6款1項 国庫補助金では73万5,000円を増額いたしまして、総額884万8,000円を増額補正し、補正後の歳入合計を4億4,184万8,000円とするものでございます。  次に、3ページ・4ページをお願いいたします。  歳出でございますが、1款1項 総務管理費では73万5,000円の増額を、4款1項 予備費では811万3,000円の増額をいたしまして、総額884万8,000円を増額補正し、補正後の歳出合計を4億4,184万8,000円とするものでございます。  次に、9ページ・10ページをお願いいたします。  事項別明細書の2 歳入でございます。4款1項1目 繰越金では、平成29年度の歳入歳出の額の確定に伴いまして、繰越金の増額をするものでございます。  6款1項1目 高齢者医療制度円滑運営事業費補助金では、保険料の軽減特例の見直しにかかるシステム改修費といたしまして、補助率10分の10の国庫補助金が交付されるものでございます。  次に、11ページ・12ページをお願いいたします。  事項別明細書の3 歳出でございます。1款1項1目 一般管理費では、歳入で受けましたシステム改修費と同額を、町村情報システム共同事業組合に運営費負担金として支出するものでございます。  4款1項1目 予備費では、歳入歳出差引額の811万3,000円を増額するものでございます。  以上、簡単ですが、説明を終了させていただきます。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第53号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。
                      日程第9 ◯議長【露木寿雄君】 日程第9、議案第54号「平成30年度湯河原町温泉事業会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第54号の提案理由を申し上げます。  温泉事業会計補正予算(第1号)は、収益的収入の営業外収益では、施設負担金の増額について、収益的支出の営業費用では、委託料及び修繕料の増額について、資本的収入の企業債では、建設改良事業債の増額について、資本的支出の建設改良費では、流入設備工事費、固定資産購入費の増額について、予算に補正を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の温泉課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 杉崎温泉課長。 ◯温泉課長【杉崎憲正君】 議案第54号 平成30年度湯河原町温泉事業会計補正予算(第1号)の説明をさせていただきます。  恐れ入りますが、7ページ・8ページをお開きください。  実施計画内訳書(参考資料)により、説明させていただきます。収益的収入及び支出の収入では、1款2項4目 負担金では、施設負担金として、新規配湯分250万円を増額させていただくものです。  支出では、1款1項1目 源泉費では、町営源泉の稼働日数の増により、掃除・浚渫が必要なため、修繕費及び委託料の増額により、1款1項 営業費用では、250万円を増額させていただくものでございます。  資本的収入及び支出の収入では、1款1項1目 企業債では、建設改良事業の支出増加による財源といたしまして、1款1項 企業債において、1,000万円を増額させていただくものです。  支出では、1款1項2目 流入設備工事費では、温度・流量測定データ箇所増設のために、送信機器設置に伴う工事請負費の増額を、4目 固定資産購入費では、構築物購入費は断湯弁・排泥弁購入費を、機械及び装置購入費は空冷式コンプレッサー一式購入費を、工具、器具及び備品購入費は源泉用ワイヤー購入費を、施設用地購入費は新たな源泉用地等施設購入費を、ソフトウェア購入費は温泉料金システム購入費といたしまして、1款1項 建設改良費において、3,580万円を増額させていただくものでございます。  以上で、説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第54号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで、暫時休憩いたします。午後1時に再開いたします。                            休 憩  午前11時26分                            再 開  午後 1時00分 ◯議長【露木寿雄君】 休憩中の議会を再開いたします。                  日程第10 ◯議長【露木寿雄君】 日程第10、議案第55号「決算の認定について(平成29年度湯河原町一般会計)」、議案第56号「決算の認定について(平成29年度湯河原町国民健康保険事業特別会計)」、議案第57号「決算の認定について(平成29年度湯河原町介護保険事業特別会計)」、議案第58号「決算の認定について(平成29年度湯河原町後期高齢者医療特別会計)」、議案第59号「利益の処分及び決算の認定について(平成29年度湯河原町水道事業会計)」、議案第60号「利益の処分及び決算の認定について(平成29年度湯河原町温泉事業会計)」、議案第61号「決算の認定について(平成29年度湯河原町下水道事業会計)」、以上、7会計決算を一括議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第55号から議案第61号までの平成29年度湯河原町一般会計ほか各会計の決算についてご審議いただくに当たり、その提案理由を申し上げます。  本町の財政状況は、首都圏を中心とした、ふるさと納税による寄附金が大幅に増加したものの、町税や諸収入などにより自主財源が減額となり、一方で依存財源では、国・県支出金が減額となったものの、町債や地方交付税の増額などにより、全体では増額となったところです。自主財源において寄附金は増となりましたが、根幹となる町税が減じたことなど、はっきりと景気回復を実感するには至っていないところです。  そのような状況の中で、国の交付金を活用しながら、「湯河原町まち・ひと・しごと創生総合戦略プラン」の基本目標に向けた事業や施策を実施し、地方創生を推進する一方、事務事業評価の実施などにより、さらなる効率的な行財政運営を行い、保健・医療・福祉・介護などの各種サービスの水準を維持しつつ、本町の経済をけん引する観光産業施策を積極的に実施し、町政運営の指針となる「ゆがわら2011プラン」で掲げた町の将来像である、「湯けむりと笑顔あふれる四季彩のまち 湯河原」の実現を目指して、各種事業を展開してまいりました。  このような事業が円滑に遂行できましたのも、議員の皆様をはじめ町民の皆様、関係各位のご理解とご尽力の賜物と深く感謝申し上げます。  各会計別決算につきまして、会計管理者及び公営企業管理者から提出されましたので、監査委員の審査をお願いしたところ、この内容が適正なものであると審査意見をいただきました。  各会計の決算内容につきましては、お手元にお届けしてあります決算書のとおりでございますが、細部につきましては、決算施策成果説明書により、一般会計及び3特別会計につきましては内藤参事が、企業会計につきましては、公営企業管理者が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 内藤参事。 ◯参事地域政策課長事務取扱【内藤喜文君】 それでは、平成29年度決算施策成果説明書の方をお開きください。  1ページの1 決算の概要でございますが、こちらは、町長からの提案理由でございます。  それでは、5ページをお願いいたします。  2 一般会計  (1) 概 要  平成29年度の一般会計の決算は、歳入総額104億8,677万円、歳出総額102億3,468万円で、歳入歳出差引額は2億5,209万円となり、繰越明許費等に係る翌年度繰越額を除いた実質収支は、1億9,456万円となりました。  また、前年度繰越金を除く単年度収支では、2億2,787万円の赤字(前年度は4,363万円の赤字)となり、財政調整基金の積立てを考慮した実質単年度収支は、1,870万円の赤字となりました。  ア 歳入の状況  歳入決算額は、前年度に対し1億4,017万円(1.4%)の増額となりました。  主な内訳は、町税が36億9,400万円、地方交付税が14億5,117万円、町債が10億4,540万円、国庫支出金が8億7,080万円などであります。前年度に比べ増額となった主なものは、繰入金が5億4,700万円(590.3%)、町債が3億8,680万円(58.7%)、寄附金が1億7,633万円(52.9%)、地方交付税が4,701万円(3.3%)となっております。  これに対し、減額となった主なものは、財産収入が9億499万円(△95.4%)、町税が8,853万円(△2.3%)、国庫支出金が4,039万円(△4.4%)、県支出金が2,247万円(△3.8%)となっております。  なお、町税等の自主財源は、59億7,407万円で、前年度に比べ2億3,692万円の減額となりました。これは、財産収入などの減額によるものです。  また、自主財源比率は、57.0%と前年度と比べ3.0ポイントの減となっております。  イ 歳出の状況  歳出決算額は、前年度に対し3億8,555万円(3.9%)の増額となりました。  主な性質別内訳は、人件費が22億9,337万円、物件費が15億182万円、補助費等が14億6,539万円、普通建設事業費が11億7,825万円、扶助費が10億4,968万円などであります。  前年度に比べ増額となった主なものは、補助費等が5億508万円(52.6%)、普通建設事業費が3億9,935万円(51.3%)、公債費が1億4,554万円(20.3%)となっております。  これに対し、減額となったものは、積立金が4億2,224万円(△33.7%)、繰出金が2億3,527万円(△19.2%)、扶助費が5,423万円(△4.9%)、貸付金が400万円(△40.0%)となっております。  目的別の主な内訳では、民生費が26億5,647万円、総務費が22億7,309万円、土木費が11億6,215万円、衛生費が10億7,891万円、教育費が9億3,155万円などとなっております。  ウ 財政状況の推移  経常収支比率は、人件費、公債費などの経常経費充当一般財源(55億2,100万円)が2,280万円の減額(△0.4%)に対し、町税、普通交付税などの経常一般財源の総額(56億6,382万円)は1,043万円(△0.2%)の減額となったため、97.5%(臨時財政対策債を経常一般財源から除いた場合105.6%)となり、前年度の97.7%に比べ0.2ポイント減少しました。  本町の経常収支比率は、県内平均を下回りますが(前年度県内市町村平均98.4%)、臨時財政対策債を除いた場合においては、同平均102.7%を上回り、依然として財政は硬直化し、非常に厳しい状況であります。  公債費比率は4.6%で、前年度の5.8%に比べ1.2ポイント減少し、改善が図られております。  また、起債制限比率(3か年平均)は5.2%で、前年度の6.0%に比べ0.8ポイント減少しました。  このほか、公債費に準ずる債務負担行為、一部事務組合負担金、公営企業会計への繰出金(公債費分)、一時借入金利子等の準元利償還金も加味して算出される実質公債費比率(3か年平均)は1.6%となり、前年度の0.7%に比べ0.9ポイント増加しました。  なお、町債残高は、借入額(10億4,540万円)が元金償還額(5億9,804万円)を上回り、4億4,736万円増の87億1,645万円となり、地方債残高比率(標準財政規模との比較)は、158.4%と前年度の149.7%に比べ8.7ポイント増加しました。  財政調整基金は、18万円の利子分を積み立てたほか、財源調整分として2億900万円を積み立てたことにより、年度末残高は10億1,015万円となりました。残高比率は18.4%と前年度の14.5%に比べ3.9ポイント増加しました。  また、町債管理基金の年度末残高は243万円となっております。  次の8ページから14ページまでは、目的別にその大要について記載しておりますので、のちほどご覧いただきたいと存じます。  15ページをお願いいたします。  3 特別会計  (1) 国民健康保険事業特別会計  歳入総額は、44億3,997万円(前年度47億1,222万円)で、前年度に比べ5.8%の減額となりました。  歳入総額に占める割合は、保険料収入が20.5%(前年度21.9%)、国庫支出金が15.8%(前年度14.3%)、前期高齢者交付金が24.7%(前年度23.7%)、共同事業交付金が18.0%(前年度17.4%)、県支出金、療養給付費等交付金、繰入金等が21.0%(前年度22.7%)となっております。  保険料につきましては、歳出超過のおそれのあった平成24年度には、神奈川県から広域化等支援基金支出金1億5,000万円を借入れ、今後も見込まれる保険給付費の伸びに対応する財源を確保するため、やむを得ず平成25年度は、平成24年度と比較して、一人当たり平均で18.9%の引上げをさせていただき、以降は据置いておりましたが、平成29年度は一人当たり約6%の引き下げを行いました。  歳出総額は、39億6,205万円(前年度42億9,623万円)で、歳入が歳出を上回ったことから翌年度へ4億7,792万円の繰越金が生じました。  保険給付費は、被保険者が減少していることもあり、23億7,990万円(前年度24億6,606万円)で前年度に比べ3.5%の減額となりました。  歳出総額の59.7%(前年度57.0%)は、医療費(療養給付費+療養費+高額療養費)で占められ、被保険者一人当たり(年報の平均被保険者数)の医療費支出額は、30万6,261円(前年度29万4,319円)となり、年々増加しております。  また、被保険者一人当たりの後期高齢者支援金等支出額は、5万4,874円(前年度5万2,526円)となりました。  (2) 介護保険事業特別会計  (保険事業勘定)  歳入総額は、24億589万円(前年度23億6,242万円)で、前年度に比べ1.8%の増額となりました。  歳入総額に占める割合は、支払基金交付金26.1%(前年度26.3%)、国庫支出金22.2%(前年度22.1%)、保険料収入21.0%(前年度21.3%)、繰入金14.5%(前年度14.7%)、県支出金13.8%(前年度13.7%)、繰越金等2.4%(前年度1.9%)となっております。  歳出総額は、23億4,752万円(前年度23億631万円)で、前年度と比べ、1.8%の増額となりました。  歳出総額に占める割合は、保険給付費94.1%(前年度94.3%)、人件費や介護認定に係る経費等の総務費2.6%(前年度2.7%)、地域支援事業費2.4%(前年度1.5%)、諸支出金0.9%(前年度1.1%)となっております。  一人当たりの平均保険給付月額は、居宅サービス費が9万9,125円(前年度9万4,722円)、地域密着型サービス費が18万7,750円(前年度18万3,822円)、施設サービス費が25万1,893円(前年度25万682円)となりました。  介護サービスの受給者は、1,517人の要支援・要介護認定者のうち、在宅、施設合わせて84.0%に当たる1,274人の方々が、何らかの介護サービスを利用しております。  (介護サービス事業勘定)  介護サービス事業勘定は、町直営の地域包括支援センターが実施する、介護予防ケアマネジメント業務による介護報酬を、保険事業勘定と区分して経理するためのものです。  歳入総額は、1,394万円(前年度1,562万円)で、前年度に比べ10.8%の減額となりました。内訳は、介護予防ケアマネジメント業務の対価としてのサービス収入1,222万円(前年度1,262万円)と、前年度繰越金172万円(前年度300万円)です。  歳出総額は、1,116万円(前年度1,391万円)で、前年度に比べ19.8%の減額となりました。内容は、介護予防ケアマネジメント業務に携わる保健師と非常勤職員(介護支援専門員)の人件費等を介護予防支援事業等費として支出したものです。  (3) 後期高齢者医療特別会計  後期高齢者医療制度の運営については、保険料の徴収、被保険者証の引き渡し、申請・届出の受付及び神奈川県後期高齢者医療広域連合への保険料の納付等を行っております。年々、被保険者数が増加しており、後期高齢者医療特別会計の決算総額も増加しております。  歳入総額は、4億40万円(前年度3億7,828万円)で、前年度に比べ5.8%の増額となりました。  歳入総額に占める割合は、保険料が78.1%(前年度77.3%)、一般会計繰入金が20.2%(前年度20.8%)、繰越金等で1.7%(前年度1.9%)となっております。  歳出総額は、3億9,229万円(前年度3億7,230万円)で、前年度に比べ5.4%の増額となりました。  歳出総額に占める割合は、総務費が0.5%(前年度0.6%)、広域連合納付金が99.3%(前年度99.3%)、保険料還付金等が0.2%(前年度0.1%)となっています。 私からは以上でございます。次の18ページ、4 企業会計につきましては、北村公営企業管理者から説明いたします。  また、21ページ以降でございますが、各種決算の状況及び会計別主要事業の概要でございますので、説明の方は省略させていただきます。
    ◯議長【露木寿雄君】 北村公営企業管理者。 ◯公営企業管理者【北村 満君】 続きまして、公営企業会計の水道事業会計、温泉事業会計及び下水道事業会計について、ご説明いたします。  (1) 水道事業会計  水道事業収益(税抜き)は、大型宿泊施設の開業により、給水収益が前年度に比べ、2,865万円の増収となり、全体では4億3,599万円(前年度4億2,138万円)で、前年度に比べ3.5%の増額となりました。  水道事業費用(税抜き)は、3億4,435万円(前年度3億5,952万円)で、前年度に比べ4.2%の減額となりました。  水道事業収益から水道事業費用を差し引いた収益的収支は、9,164万円の純利益となりました。  本年度の工事としまして、浄水場整備工事費においては、3か年計画の最終年として、幕山浄水場整備(電気・機械)工事及びそれに伴う施工監理業務委託を実施し、10月には完成した新たな浄水場施設の運転を開始しました。配水管整備工事費においては、老朽管の布設替え等5工事を実施しました。  また、固定資産購入費においては、5か年計画の4年目として自動遠方監視装置の整備を実施しました。  (2) 温泉事業会計  温泉事業収益(税抜き)は、1億8,940万円(前年度1億7,900万円)で、前年度に比べ5.8%の増額となりました。  温泉事業費用(税抜き)は、1億8,466万円(前年度1億8,262万円)で、前年度に比べ1.1%の増額となりました。  温泉事業収益から温泉事業費用を差し引いた収益的収支は、474万円の純利益となりました。  本年度の工事としまして、源泉設備工事費においては、湯河原第128号泉(町営1号源泉)コンプレッサー布設替工事、送湯及び給湯設備工事費においては、湯河原第179号泉(町営6号源泉)送湯管布設工事、広河原送湯管(水管橋)改修工事、町営温泉配湯管(断湯弁・排泥弁)改修工事を実施しました。  また、固定資産購入費においては、温泉資源安定供給装置監視システム等を購入しました。  (3) 下水道事業会計  下水道事業収益(税抜き)は、下水道使用料が4億3,784万円で、全体では、9億2,321万円となりました。  下水道事業費用(税抜き)は、9億4,013万円となりました。  下水道事業収益から下水道事業費用を差し引いた収益的収支は、不納欠損金140万円及び賞与引当金移行処理分512万円を処理後、1,692万円の純損失となりました。  本年度の工事としまして、管渠建設改良費においては、公共下水道単独事業東部第2906工区工事ほか13工事、処理場建設改良費においては、5か年計画の5年目として汚泥焼却施設更新工事委託(撤去工事)、5か年計画の4年目として汚泥処理設備等更新工事委託(汚泥濃縮・脱水設備、自家発電設備)を実施しました。  また、固定資産購入費においては、滅菌器等を購入しました。  以上で、説明を終わらせていただきます。 ◯議長【露木寿雄君】 以上をもって、議案第55号から議案第61号まで、決算の認定について 平成29年度湯河原町一般会計ほか6会計の歳入歳出決算の説明を終わります。  議会選出の監査委員から、監査の報告を求めます。7番 山本議員、ご登壇願います。              (7番 山本俊明議員 登壇) ◯7番【山本俊明君】 平成29年度各会計決算につきまして、監査委員の審査意見を述べさせていただきます。  水道事業会計、温泉事業会計及び下水道事業会計につきましては、6月27日に、また、一般会計ほか3特別会計につきましては、7月23日、24日、25日及び27日の4日間にわたり、審査を行いました。  審査は、各会計の決算書類、附属書類等の提出を求め、関係職員から説明を受けた上、熊谷代表監査委員とともに慎重に行い、併せて工事施工箇所等の現地調査も実施いたしました。  なお、審査の結果につきましては、水道事業会計、温泉事業会計及び下水道事業会計につきましては8月28日に、また、一般会計ほか3特別会計につきましては8月30日に、それぞれお手元の「決算審査意見書」のとおり、町長に提出いたしました。  この「審査意見書」につきましては、決算書とともにすでに送付させていただいておりますので、決算の状況等、細部につきましては省略させていただき、ここでは要点のみ述べさせていただきます。  まず、審査結果でございますが、各会計の決算書をはじめ、証書類も法令の規定に基づき調製されており、計数にも誤りはなく、執行状況を適正に表示しているものと認めました。 また、決算時における各会計の収支残高は、現金預金残高と一致していることを確認いたしました。  次に、決算全般における審査意見を述べさせていただきます。  平成28年度に後期基本計画がスタートした、湯河原町新総合計画(ゆがわら2011プラン)の5つのまちづくりの基本目標、1)「魅力と活力にあふれるにぎわいのあるまちづくり」、2)「ともに支えあい笑顔で暮らせるまちづくり」、3)「四季彩と暮らしが調和した安全・安心のまちづくり」、4)「生涯を通じて学び豊かな心を育むまちづくり」、5)「みんなでつくる自立と協働のまちづくり」を達成するためには、限られた財源を創意工夫により有効に配分して、活用することが重要であります。  当年度の決算審査を終了するに当たり、各会計決算全般にわたる監査委員の意見として、次の3点について、要望することといたします。  まず、第1点目は、「収入未済額及び不納欠損額の縮減について」でございます。  当年度は、介護保険料及び後期高齢者医療保険料を除き、そのほかの科目におきましては、収入未済額が前年度より減少しております。  また、収納率につきましては、国民健康保険料及び後期高齢者医療保険料を除き、前年度を上回っております。不納欠損額は、すべての科目におきまして、前年度を下回っております。  これらの収入は、各会計における財政上の根幹をなすものであり、公平な負担及び自主財源の確保の見地から、引き続き、収入未済額及び不納欠損額の縮減を全職員の課題として捉え、特に少額の滞納が膨らまないよう注視し、口座振替による納付の一層の促進や、コンビニ収納・クレジット収納の周知を徹底するなど、新たな未納額の抑制に努めていただきたいと思います。  また、差押え等の滞納処分をしても配当が望めないケースや、実態調査等の結果、財産なし、所在不明等の理由により、徴収困難な事例がますます多くなることが想定されますが、インターネット公売などの滞納処分対策を引き続き講じ、未納の実態に応じた、適正な債権管理に一層努力されることを望みます。  当年度は、まちづくり寄附金、いわゆる「ふるさと納税」が前年度に比べ大幅に増加し、全国から4,100件を超える寄附があり、これはクレジットカードによる納付方法の導入や、インターネットサイトを活用した周知によるものといえると思います。  まちづくり寄附金が、継続的かつ安定的な財源となるように取り組んでいただきたいと思います。そのためには、まちづくり寄附金が町の実情を踏まえた課題解決に利用され、その経過及び結果を寄附者に対し、フィードバックする等により、寄附者にとって、単に返礼品を目的とするだけではない、意義を感じてもらうことが必要であると考えます。  なお、返礼品である宿泊ギフト券を精算方式としたことから、寄附者が実際に利用しなければ、町の支出が確定しないこととなりますので、翌年度以降に予測しにくい支出の存在が残ることは、町として留意しておく必要があるかと思われます。  また、平成30年からふるさと納税の返礼率を、5割から3割に見直したことにより、寄附金額が減少しないよう、引き続きインターネット等を活用し、周知に努めていただきたいと思います。  次に、第2点目として、「簡素で効率的・効果的な事業の実施について」でございます。  平成27年10月1日に施行した湯河原町監査基準は、監査基準を明文化することで、各課等内における内部統制を機能させ、より適切かつ合理的に事務事業の執行が行われることを目指すものであります。  監査基準では内部統制の整備を求めており、内部統制の目的は、単に不正防止のみならず、業務の有効性、効率性を含んでいます。内部統制の整備は、簡素で効率的・効果的な事業の実施に資するものであると考えます。  より一層、組織の縦割りの区分に捕らわれることなく、各課等内、各課等間での調整の中で、行政の公益性をさらに追及していただきたいと思います。  事業やサービスの実施におきましては、町民や事業所の反応をヒアリングするなど、事業終了後におきましても、評価指標の収集を忘れずに行い、事業目的の達成度の把握や意見のフィードバックに努めていただくよう、要請いたします。  財政状況の厳しい中にあって、事務事業の実施に当たっては、優先度、緊急度を十分考慮するとともに、最少の経費で最大の効果が得られるよう、競争原理の徹底を図り、職員一人一人が常にコスト意識を持つなど、事務事業や補助制度などの必要性、費用対効果や成果等を十分に検証しながら、効率的かつ効果的な事業の執行に、引き続き努めていただきたいと思います。  次に、第3点目として、「中長期の財政事情を見据えた町政運営について」でございます。  地域主権改革で、町の権限、裁量が拡大し、自主・自立のまちづくりを推進していかなければならない状況がある一方、少子高齢化がますます進む当町におきましても、町税収入の大きな伸びを期待することは難しいのが現状です。  経常収支比率は前年度に比べて改善となっていますが、依然として硬直化が進んでいます。  当年度は、公債費の減少に伴い、公債費比率等の財政指標は改善傾向となりましたが、今後は医療費や介護給付費といった社会保障費の増に伴い、扶助費が恒常的に伸びることが予測されます。さらに、湯河原町真鶴町衛生組合の最終処分場の整備に伴う、公債費の費用負担等が見込まれることから、再び公債費比率や経常収支比率等の指標の悪化が予測されます。  こうした状況の中、事業効果が即座に見込めるものではありませんが、引き続き、神奈川県の推進する「未病」への取り組みを推進し、町民の健康づくりを継続的に呼びかけることで、将来の医療費の抑制につなげ、また、公債費の上昇を踏まえた長期的な施設整備計画により、起債額を抑制・管理していくといった、今後の財政状況を見据えた町政運営を求めます。  最後に、8月の月例経済報告では、景気の基調を「緩やかに回復している。」とし、先行きを「雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響等に留意する必要がある。」と判断されています。  当町におきましては、個人町民税の収入済額の減収や、地価の下落による固定資産税の減収が続くなど、景気回復を実感するには至っておりません。  地方分権が進む中で、「最も近い行政」である市町村の判断や対応は、町民が特に意識するものになっていくでしょう。前例踏襲で続いているような事務事業に関しましては、予算状況及び行政コストを見直すとともに、場合によっては、統廃合・再構築し、町民が納得できるものにしなければなりません。そのためにも、庁内における内部統制を機能させ、より適切かつ合理的な体制を自ら構築していくことが重要となります。  湯河原町新総合計画(ゆがわら2011プラン)の5つの基本目標を建て前だけにせず、また、解決努力のみに留まらない、自立した町民と、財政面でも自立できる町政が求められ、それらの協働の実現を促進した「実行成果」を、向こう数年内に共有する必要性が、いま求められています。より一層、職員一人一人が最少の経費で最良のサービスを提供するよう、高い意識を持って臨み、町民ともども諸課題の解決等に、引き続き鋭意努力をしていただくことを望みます。  以上で、平成29年度一般会計及び3特別会計並びに3公営企業会計の決算審査についての意見報告を終わります。                  日程第11 ◯議長【露木寿雄君】 日程第11、議案第62号「和解及び損害賠償の額の決定について」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第62号の提案理由を申し上げます。  事故に伴う損害賠償について、和解すること、損害賠償の額を決定することについて、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の庶務課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 涌井庶務課長◯庶務課長【涌井信明君】 議案第62号 和解及び損害賠償の額の決定について、説明させていただきます。  損害賠償の額でございますが、118万8,626円で、車両の修理費及び代車費用の全額でございます。相手方でございますが、千葉県在住の個人、事故の概要でございますが、平成30年6月20日、午後1時50分頃、小田原市江之浦109番地付近の国道135号におきまして、学校教育課職員の運転する公用車が、減速した相手方車両の左後方に追突し、これを破損させたものでございます。運転者にけがはございませんでしたが、車両に損害を与えましたので、和解し、損害賠償するものでございます。  以上で、説明を終わります。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第62号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                  日程第12 ◯議長【露木寿雄君】 日程第12、議案第63号「工事請負契約の締結について」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第63号の提案理由を申し上げます。  災害から園児等の安全を確保するとともに、少子化により保育施設を合理化するため、八雲保育園、まさご保育園の2園を統合し、新築する整備工事について、平成30年度及び平成31年度の継続工事として、設計施工一括発注による公募型プロポーザル方式で事業者を選定した結果、6億円で大和リース株式会社横浜支店が選定されましたので、消費税及び地方消費税を加え、6億4,800万円で工事請負契約を締結しようとするものです。  契約の締結につきましては、湯河原町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の庶務課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 涌井庶務課長◯庶務課長【涌井信明君】 議案第63号 工事請負契約の締結について、説明させていただきます。  契約金額は税込みで6億4,800万円、契約の相手方は神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目6番1号、大和リース株式会社横浜支店 支店長 嶋田 豊氏でございます。  1枚おめくりいただき、参考資料1ページをお願いいたします。  工事場所は湯河原町中央地内でございます。工事概要でございますが、八雲・まさご保育園統合事業整備工事は、敷地面積2,007.58m2、建築構造は鉄骨造で、地上2階、最高高さは11.55mとなっております。建築面積は776.72m2で、延床面積は1階から塔屋まであわせまして1,289.79m2でございます。  履行期限は、2020年2月20日でございます。  裏面の2ページ、選定結果をお願いいたします。  選定方法でございますが、公募型プロポーザル方式により行いました。また、プロポーザル選定委員会を設置し、7名による委員で構成し、一次審査として、書類審査を実施し、二次審査として、プレゼンテーション及びヒアリングを実施し、最優秀提案及び優秀提案を選定いたしました。  選定結果につきましては、公募があった8社の中から、最優秀提案として、大和リース株式会社が選定されました。  なお、設計施工一括発注のため、本契約後に詳細設計を実施し、建設工事を行う予定でございます。  また、たとえばでございますが、基礎工事などで予測不可能な事象等が発生した場合でございますが、変更契約が必要となる可能性があります。
     3ページに参考資料といたしまして、配置図を添付しております。  以上で、説明を終わります。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 今回、このデザインビルド方式による公募型のプロポーザル方式で、決まったということは、よかったなと思っているところでございますが、2ページのところでちょっとお聞きしたいところがあるのですけれども、先ほどこの選定は7名の委員で行ったということがございましたけども、この個々の点数は、何点であったのか。また何点満点であったのか、ちょっとお聞きしたいのです。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 本事業に関します、公募型プロポーザル方式実施要綱に基づきまして、選定委員会を組織させていただいております。その選定委員会に審査をしていただきまして、評価点は150点満点ということで実施させていただきました。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 いま150点満点ということですが、この選定結果のところで、最優秀提案の大和リース(株)、また、優秀提案の(株)エス・ケイ・ディの、それぞれの点数は公表できるのでしょうか。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 点数でございますが、こちら技術提案内容評価点が100点で、価格評価点が50点ということで、150点満点ということでございます。この最優秀提案の大和リース株式会社は、評価点は122.4点でございました。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 最優秀と、さっき私、その下の優秀提案のエス・ケイ・ディについても、ちょっとお聞きしたかったんです。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 失礼いたしました。次順位者の優秀提案者の方、(株)エス・ケイ・ディは116.98点でございます。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 ここに書いてなかったので、ちょっとお聞きしたんですけど、150点満点、技術と価格の中で122.4点が大和リース、エス・ケイ・ディが116.98点ということで、あまり大きな開きはなかったのかなというところでございますが、大和リースが今回はとられたということですね。  それで、いま説明の中で、150点の中で、技術評価点と価格評価点ということで、50点ということを言われていましたけども、建設費が6億円ということに今回なっているのですけども、たとえば、建設費についてAとBがあった場合、Aの建設費が高かったと。それでBの建設費が低かったとします。でも、総合でいくと、今回の場合は、あったかどうか知りませんけれども、122.4点の業者が最高点でとれたということになっているのですけれども、価格は高かったのだけど、総合点でこの業者が入ると。こういうことは点数の中ではあり得るのでしょうか。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 技術提案内容評価点と価格評価点、双方あわせましての合算で点数を決めてまいりますので、価格が高い方が選定されるということもあり得るかと思います。  ただ、技術評価点が100点に対しまして、価格評価点は50点でございます。2対1でございます。こちら150点満点で、技術評価点は10項目ございまして、その中で委員の皆様に評価をしていただく。評価の視点は18項目ございます。その中での評価でございますので、技術の評価の方が優先されると考えますが、価格の評価と言いますのは、最高価格、上限価格を決めさせていただき、仕様書等を出しておりますので、そこまで大きな開きはないかというふうに考えております。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 私もこの点数を見たときにそうだったんですけど、技術評価点、価格評価点のところもそうなのですけど、価格もそんな大きな差はないかも知れないけれども、今回ではなくても、今後あるときに、そういう可能性があるかなということでちょっとお聞きしました。それがあるということですから。  次に、これは今回の場合ではないのでしょうけれども、もし、7人の選定委員の中でやったときに、同点だった場合はどのようにするのですか。そういうことは考えられないのでしょうか。私は、そういう可能性はあり得ると思うのですが、そういうときにはどうするのですか。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 確率的には、非常に少ないことかと思いますが、同点の場合は、本事業の優先交渉権者等選定基準において決めさせていただいておりまして、価格評価点の高い提案を行った者ということで、要するに、価格提案が高いということは、価格が安い方を選定するというような取り決めをしております。  さらに、そこでもまた同点であった場合は、委員会の決するところということで、委員会の皆様に、また選定方法を判断していただくという流れになってくるかと思います。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 もう1つなのですけど、今回あったかどうかはここではわからないのですが、点数でいって失格ですね、他のところでも辞退とか失格というのがよくあるのですが、こういう点については、点数の場合、失格というのは決められているのかどうか、これについても教えてください。 ◯議長【露木寿雄君】 大木こども支援課長。 ◯こども支援課長【大木裕恵君】 先ほど申し上げました選定基準におきまして、提案の内容評価点、技術評価点が60点未満の場合は、優先交渉権者には選定しないという取り決めをさせていただいております。ですので、優先交渉権者のうち、一番点数の高かった方が60点未満の場合は、該当者がないというような結果になり、もう一度プロポーザルを実施するかどうか検討することになるかと思います。 ◯議長【露木寿雄君】 他にございますか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第63号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                  日程第13 ◯議長【露木寿雄君】 日程第13、議案第64号「工事請負契約の締結について」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第64号の提案理由を申し上げます。  利用者の利便性の向上を図るため、町民体育館施設整備工事について、6社による指名競争入札を行った結果、4,450万円でケーユー電機株式会社が落札いたしましたので、消費税及び地方消費税を加え、4,806万円で工事請負契約を締結しようとするものです。  契約の締結につきましては、湯河原町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の庶務課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 涌井庶務課長◯庶務課長【涌井信明君】 議案第64号 工事請負契約の締結について、説明させていただきます。  契約金額は税込みで4,806万円、契約の相手方は神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋535番地の5、ケーユー電機株式会社 代表取締役 柏木祐二氏でございます。  1枚おめくりいただき、参考資料1ページをお願いします。  工事場所は、湯河原町中央地内(町民体育館)でございます。工事の概要でございますが、建築工事は空調屋内機防球ガード16か所、電気設備工事は高圧引込用負荷開閉器1台、変圧器1台を、機械設備工事は空調屋内機を16台、空調屋外機4台、防火設備工事は地階建具改修4か所、1階建具改修4か所、2階建具改修6か所を施工するものでございます。  履行期限は、平成31年3月15日でございます。  裏面の2ページをお願いいたします。  入札結果でございます。税抜きの工事価格は5,477万円で、税抜きの最低制限価格は4,298万1,840円で、入札執行日は平成30年8月8日でございました。  入札経緯は、6社による指名競争入札の結果、4,450万円でケーユー電機株式会社が落札したものでございます。  なお、(株)聖幸電設及び大栄電気(株)は、最低制限価格未満でしたので、失格となりました。  3ページをお願いします。  3ページには、平面図を添付してあります。赤色の部分16か所が空調屋内機及び空調屋内機防球ガードを設置する部分でございます。  また、黄色の部分4か所が、空調屋外機を設置する部分でございます。  4ページをお願いいたします。  4ページには、断面図及び立面図を添付しております。空調屋内機設置側面詳細図をご覧ください。赤色の部分が空調屋内機で、緑色の部分が空調屋内機をボールなどから守る、空調屋内機防球ガードとなっております。  また、図面右側の立面図の青色の部分の建具改修を、14か所施工するものでございます。  以上で、説明を終わります。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。7番 山本議員。 ◯7番【山本俊明君】 少し図面のことでお伺いしたいんですけども、3ページをお願いします。  屋外機についてなのですけども、この図面に4つ出ておりまして、この上側が道路側の方だと思うのですけれども、こちらに関しては特に問題はないのかなと思うのですけど、こちらの何て言ったらいいのですか、駐車場側と言うんですか、駐車場側のこの屋外機、この位置じゃないとうまくないのですかね。少し何か邪魔じゃないかと思うのですが、控室側でしたら、外に出る扉の側の方にとか、若しくは玄関側の方でしたら、水道場の裏だとか、若しくは女子更衣室の右側って言ったらいいのですか、図面で言えば。何かちょっとできたときに、邪魔になってしまうような気がしなくもないのですけど、その辺はいかがでしょうか。 ◯議長【露木寿雄君】 冨士川社会教育課長。 ◯社会教育課長【冨士川 貢君】 この屋内機4台を屋外機1台で見るというような形でございまして、いま図面の下側の部分でございますけども、左側の4台が、左の下の屋外機で、右側の4台が右下の屋外機ということで、効率で考えますと、どうしてもここなのかなというところで、邪魔にならないよう施設の方には寄っておりますので、ここで置かせていただいて、一番効率がいいというところに置いているというものでございます。 ◯議長【露木寿雄君】 7番 山本議員。 ◯7番【山本俊明君】 4台、4台ということなので、ここに付いていなければいけないのかなというのはわかるのですけれど、そうすると、この水道場のあたりとかにもってこれなかったのかなとか思うのですが、その辺はいかがなのでしょうか。 ◯議長【露木寿雄君】 露木副町長。 ◯副町長【露木高信君】 ただ、これ1つの案でございまして、実際に施工のときは、また現地を見て、設置をするというようなことになりますので、そういう形で考えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◯議長【露木寿雄君】 他にございますか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第64号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                  日程第14 ◯議長【露木寿雄君】 日程第14、議案第65号「動産の取得について」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 議案第65号の提案理由を申し上げます。  平成29・30年度(仮称)防災コミュニティセンター整備工事により、建設中の(仮称)防災コミュニティセンターの備品の購入について、7社による指名競争入札を行った結果、3,179万円で株式会社文昭堂好文の木が落札いたしましたので、消費税及び地方消費税を加え、3,433万3,200円で購入契約を締結しようとするものです。  動産の取得につきましては、湯河原町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の庶務課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。 ◯議長【露木寿雄君】 涌井庶務課長◯庶務課長【涌井信明君】 議案第65号 動産の取得について、説明させていただきます。  購入する品名は、(仮称)防災コミュニティセンター備品でございますが、購入金額は税込みで3,433万3,200円、購入先は神奈川県足柄下郡湯河原町土肥五丁目18番地の28、株式会社文昭堂好文の木、代表取締役 杉山 忠氏でございます。  1枚おめくりいただき、参考資料の1ページをお願いいたします。
     備品の概要でございますが、折りたたみテーブル120台ほか記載の備品を購入するものでございます。  納入期限は、平成31年3月29日でございます。  裏面の2ページをお願いいたします。  入札結果でございます。税抜きの物品価格は3,346万5,380円で、入札執行日は平成30年8月8日でございました。  入札経緯は、7社による指名競争入札の結果、3,179万円で株式会社文昭堂好文の木が落札したものでございます。  以上で、説明を終わります。 ◯議長【露木寿雄君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 2ページの入札経緯のところで、ちょっとわからないのでお聞きするのですけど、この1番から7番までの7社を、指名委員会で指名したということでよろしいのでしょうか。 ◯議長【露木寿雄君】 涌井庶務課長◯庶務課長【涌井信明君】 指名委員会で指名させていただいたものでございます。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 それで第1回入札の6番と7番の業者、これ入札書不着って書いてあるんですけど、これについてはどういうことなのでしょうか。説明をお願いしたいと思います。 ◯議長【露木寿雄君】 涌井庶務課長◯庶務課長【涌井信明君】 入札書不着と言いますのは、入札締切日時までに、辞退届も提出せずに入札書も提出しない状態のことを言います。 ◯議長【露木寿雄君】 11番 室伏重孝議員。 ◯11番【室伏重孝君】 その入札日までに何の音沙汰もなかったということだと思うのですが、こういうのはあまり見たことがないのですけれども、このようなことをした業者に対して、何かペナルティというのはあるのですか。 ◯議長【露木寿雄君】 涌井庶務課長◯庶務課長【涌井信明君】 指名委員会で決定することでございますが、指名を回避するということになります。 ◯議長【露木寿雄君】 他に質疑はございますか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【露木寿雄君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第65号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【露木寿雄君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。  9月21日は午前10時から本会議を開きますので、ご参集願います。  なお、決算認定案に対する質疑の締切は、本日9月12日の午後5時です。  本日は、これにて散会いたします。皆さん、大変ご苦労様でございました。                             散 会  午後2時04分 当サイトのあらゆるコンテンツは、日本国における著作権法および国際条約によって保護されています。 Copyright(c) YUGAWARA TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...